JP2004124801A - 農業用作業機 - Google Patents

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JP2004124801A
JP2004124801A JP2002289507A JP2002289507A JP2004124801A JP 2004124801 A JP2004124801 A JP 2004124801A JP 2002289507 A JP2002289507 A JP 2002289507A JP 2002289507 A JP2002289507 A JP 2002289507A JP 2004124801 A JP2004124801 A JP 2004124801A
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Takashi Yamada
山田 隆史
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Yanmar Co Ltd
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Abstract

【課題】最新の制御プログラムを作業機に容易に提供して、最新の制御プログラムに基づいた作業機の適正な駆動を行って作業性を向上させる
【解決手段】通信機能を有する農業用作業機1において、通信指令部10より通信伝達される最新制御プログラムに作業機1の制御プログラムを変更する制御プログラム変更手段23を設ける。
【選択図】   図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は作業機に有する各種制御用コントローラの制御プログラムに基づいて各部を駆動して最適の作業を行う農業用作業機に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
従来、農作業機に有する各種制御用コントローラのプログラムを変更する場合には、各コントローラ単体毎の交換やプログラム内容の書換えが可能なコントローラではその都度プログラム内容を書換えて変更するなどの手段がとられているが、作業手間が極めて煩わしく、また確実性に欠けるものであった。
【0003】
【課題を解決するための手段】
したがって本発明は、通信機能を有する農業用作業機において、通信指令部より通信伝達される最新制御プログラムに作業機の制御プログラムを変更する制御プログラム変更手段を設けて、例えば制御プログラム変更手段のオン時に指令部と作業機を通信接続状態とさせて、指令部に最新制御プログラムがある場合には、このプログラムを作業機に転送して最新の制御プログラムに基づく作業機の駆動を行うと共に、制御プログラム変更手段のオフ時には、従来のプログラムを最新の制御プログラムに自動的に書換え変更して、常に最新の制御プログラムに基づく作業機の最適な駆動を行って作業性を向上させるものである。
【0004】
また、通信指令部に通信伝達される作業機からのエンジン駆動データを分析して、エンジン使用状態に最適のエンジン制御マップに作業機のエンジン制御マップを変更するマップ変更手段を設けて、作業機を使用するユーザのエンジン使用状態に最適のエンジン特性をユーザに供給して、常に効率良好なエンジンの駆動を可能とさせて作業性を向上させ作業の信頼性を向上させるものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。図1は全体の説明図、図2は通信制御回路図を示し、図中1はトラクタである農業用作業機であり、エンジン2を内設させるボンネット3両側に左右の前輪4・4を装設させ、前記ボンネット3後部に丸形操向ハンドル5を設け、該ハンドル5後方に運転席6を配置させ、運転席6両側外方に左右の後輪7・7を装設させ、作業者が運転席6に座乗して走行移動させると共に、トラクタ機体後方に3点リンク機構8を介し耕耘ロータリ作業機9を昇降自在に装設させて耕耘作業を行うように構成している。
【0006】
また、図中10は圃場の複数の作業機1をコンピュータの中央処理装置11で管理する指令部である管理センターであり、中央処理装置11とトラクタ1に備える作業機用コントローラ12とを各通信装置13・14に回路接続させると共に、各通信装置13・14間をアンテナ15・16を介し通信接続させて、中央処理装置11のデータベース17からの制御プログラムなど制御信号を作業機用コントローラ12を通信伝達させるように構成している。
【0007】
また、前記作業機用コントローラ12にエンジン2の回転数制御を行う電子ガバナコントローラ17と、作業機1の車速制御を行う車速コントローラ18と、作業機1の旋回速度制御などを行う旋回コントローラ19と、ロータリ作業機9の耕耘深さ制御を行う耕耘コントローラ20と、ロータリ作業機9の水平制御を行う水平制御コントローラ21と、操作パネル部の表示制御などを行うパネルコントローラ22とを回路接続させると共に、エンジン2を始動するキースイッチ23を回路接続させて、作業機用コントローラ12或いは中央処理装置11からの制御信号によって各コントローラ17〜22を適宜駆動制御するように構成している。
【0008】
そして図3に示す如く、キースイッチ23のオン時にセンター10より作業機1側或いは作業機1よりセンター10側に通信し、センター10に最新の制御プログラムが有る場合には作業機1側に最新の制御プログラムを転送して、この最新の制御プログラムに基づく各コントローラ17〜22の駆動制御を行って最適の耕耘作業を行うと共に、作業終了後のキースイッチ23のオフ時には作業機用コントローラ12に最新の制御プログラムを更新して記憶する。
【0009】
一方、センター10に最新の制御プログラムが無い場合には作業機用コントローラ12に記憶する従来の制御プログラムに基づく各コントローラ17〜22の駆動制御を行うもので、センター10側或いはトラクタ1側からの通信の何れでも良く、作業機1が複数ある場合特定の作業機1をセンター10側から指定して最新の制御プログラムを転送可能とさせるものである。
【0010】
上記からも明らかなように、通信機能を有する農業用作業機1において、通信指令部であるセンター10より通信伝達される最新制御プログラムに作業機1の制御プログラムを変更する制御プログラム変更手段であるキースイッチ23を設けたことによって、キースイッチ23のオン時にセンター10と作業機1間を通信状態とさせて、最新制御プログラムがある場合には、このプログラムを作業機1に転送して最新の制御プログラムに基づく作業機1の駆動を行うと共に、キースイッチ23のオフ時には、従来のプログラムを最新の制御プログラムに自動的に書換え変更して、常に最新の制御プログラムに基づく作業機1の駆動を行って作業性を向上させることができる。
【0011】
また、図4乃至図6に示す如く、エンジン2の燃料噴射ポンプの燃料噴射量を調節するラックソレノイドである燃料噴射ソレノイド25を電子ガバナ24は備えるもので、ラック位置より燃料噴射量を検出するラック位置センサ26と、エンジン2の回転数を検出するピックアップ型回転センサ27と、作業者が操作するアクセルレバーまたはペダルの操作量を検出するポテンショメータ型アクセルセンサ28とを電子ガバナ24は備え、各センサ26・27・28を電子ガバナコントローラ17に入力接続させると共に、燃料噴射ソレノイド25にコントローラ17を出力接続させて、エンジン2の回転制御を行うように構成している。
【0012】
そして、コントローラ17に作業機用コントローラ12を介し接続させる通信装置14をセンター10側の通信装置13にアンテナ15・16を介し通信接続させて、中央処理装置11のデータベース17に収納するエンジン制御マップデータを作業機1に通信してエンジン2の回転制御を行うように構成している。
【0013】
また図5に示す如く、エンジン2の駆動中にあってはガバナコントローラ17で取得されるエンジン回転数及びエンジン負荷率のデータをセンター10の中央処理装置11に送信して使用状態を分析し、その使用状態に適合する最適のエンジン制御マップを選定し、センター10から作業機1に選定のエンジン制御マップを送信して、作業機1のエンジン制御マップを選定のエンジン制御マップのものに変更して、現実の作業に合わせたエンジン特性を供給して、高能率な作業を可能とさせるもので、例えば耕耘深さが大の場合図6の(1)の高回転・高負荷率の特性で、また耕耘深さが小の場合図6の(2)の低回転・高負荷率の特性で、さらに標準深さの場合図6の(3)の標準特性でエンジン2を効率良く駆動する。
【0014】
この他作業機1に装備させる耕耘ロータリ作業機9やプラウ作業機など作業機種に応じてエンジン特性を変更させても良く、センター10など外部から作業機1のエンジン制御マップを容易に変更して、常にエンジン2の能力を最大に発揮させた良好な各種作業を可能とさせることができる。
【0015】
上記からも明らかなように、センター10に通信伝達される作業機1からのエンジン駆動データを分析して、エンジン使用状態に最適のエンジン制御マップに作業機1のエンジン制御マップを変更するマップ変更手段である中央処理装置11を設けたことによって、作業機1を使用するユーザのエンジン使用状態に最適のエンジン特性をユーザに供給して、常に効率良好なエンジン2の駆動を可能とさせて作業性を向上させ作業の信頼性を向上させることができる。
【0016】
図7に示すものは、作業機1に稼動積算時間・稼動状況・不具合状況など集計・蓄積する作業機データ処理装置29を装備させ、処理装置29のデータを通信装置13・14,アンテナ15・16を介し通信会社30に通信伝達させると共に、通信会社30に一般回線を介し販売会社の販売部門31を接続させて、作業機1からの通信データを蓄積及び加工・分析させる一方、サービス部門32や開発・製造部門33に販売部門31は情報を発進し、開発・製造部門33は蓄積データなどを開発や製造に利用すると共に、サービス部門32は顧客にデータ加工情報やサービス・新商品などの各種情報を発進提供するビジネスシステム例を示すもので、作業機1のリアルタイムな稼動情報管理を行って迅速且つ正確なサービス対応を可能とさせ、また顧客管理のデータとして利用して顧客の信頼性を高め、さらに新商品企画・立案の基礎データとして活用するなどして、作業機1のデータを開発・製造・販売・サービスなどビジネスに有効に利用することができる。なお、前記通信装置13・14には携帯電話・PHSなどの通信機器を通信接続を可能とさせて、各種データの通信を行っても良い。
【0017】
図8に示すものは、通信会社30や販売部門31が作業機に関するメンテナンス情報・不具合情報・技術ニュースなどの各種情報をインターネットで顧客に提供するシステム例を示すもので、作業機1販売の際にアクセス可能のパスワードを発行し、オプション部品・保守点検部品など関連部品の検索データをインターネットで提供し、検索した部品の発注依頼があるとき部品を販売し、新商品情報もインターネットに掲載すると共に、登録されたメールアドレスにも情報を提供する。そして顧客に最新情報を迅速に提供して信頼性を高めると共に、関連部品の販売を促進させ、また顧客管理データなどの収集を容易に可能とさせて顧客管理での向上を図ることができる。
【0018】
【発明の効果】
以上実施例から明らかなように本発明は、通信機能を有する農業用作業機1において、通信指令部10より通信伝達される最新制御プログラムに作業機1の制御プログラムを変更する制御プログラム変更手段23を設けたものであるから、例えば制御プログラム変更手段23のオン時に指令部10と作業機1を通信接続状態とさせて、指令部10に最新制御プログラムがある場合には、このプログラムを作業機1に転送して最新の制御プログラムに基づく作業機1の駆動を行うと共に、制御プログラム変更手段23のオフ時には、従来のプログラムを最新の制御プログラムに自動的に書換え変更して、常に最新の制御プログラムに基づく作業機1の最適な駆動を行って作業性を向上させることができるものである。
【0019】
また、通信指令部10に通信伝達される作業機1からのエンジン駆動データを分析して、エンジン使用状態に最適のエンジン制御マップに作業機1のエンジン制御マップを変更するマップ変更手段11を設けたものであるから、作業機1を使用するユーザのエンジン使用状態に最適のエンジン特性をユーザに供給して、常に効率良好なエンジン2の駆動を可能とさせて作業性を向上させ作業の信頼性を向上させることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】管理センターと作業機との通信説明図。
【図2】通信制御回路図。
【図3】通信制御のフローチャート。
【図4】エンジンの制御回路図。
【図5】エンジン制御のフローチャート。
【図6】エンジン制御マップ。
【図7】サービスビジネスのシステムの説明図。
【図8】サービスビジネスの他のシステムフローチャート。
【符号の説明】
1   作業機
10  センター(通信指令部)
11  中央処理装置(マップ変更手段)
23  キースイッチ(制御プログラム変更手段)

Claims (2)

  1. 通信機能を有する農業用作業機において、通信指令部より通信伝達される最新制御プログラムに作業機の制御プログラムを変更する制御プログラム変更手段を設けたことを特徴とする農業用作業機。
  2. 通信指令部に通信伝達される作業機からのエンジン駆動データを分析して、エンジン使用状態に最適のエンジン制御マップに作業機のエンジン制御マップを変更するマップ変更手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の農業用作業機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008019843A (ja) * 2006-07-14 2008-01-31 Yamaha Motor Co Ltd エンジンセッティングシステムおよびそれに用いられるサーバ装置
JP2014195136A (ja) * 2013-03-28 2014-10-09 Kubota Corp 農作業データの通信システム
WO2017150233A1 (ja) * 2016-03-01 2017-09-08 ヤンマー株式会社 端末装置およびソフトウェア書き換えプログラム
JP2019007356A (ja) * 2017-06-20 2019-01-17 株式会社クボタ 作業機の出力変更システム

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