JP2004123649A - 新規環状アミド誘導体 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、新規な環状アミド誘導体であって、ムスカリン性アセチルコリン受容体M4に親和性もつ化合物を提供するものである。
【解決手段】本発明の化合物は次式からなる。
【化1】
Figure 2004123649

式中、RはC−Cアルキルを示す。
nは1〜5の整数を示す。
Xは、O、S、C=O、CRaRb、NR、O−CRaRb、S−CRaRb、NH−CO、CH−NRc、置換基を有してもよいC〜Cのアルキレンを示す。
Yは、S、O、CH=CH、N=CHまたはCH=Nを示す。
は、水素、アミノ、アシルアミノ、ハロゲン、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、トリフルオロメチル、アルコキシカルボニルまたはアルキルスルホニルアミノを示す。

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は新規な環状アミド化合物またはその薬理学的に許容されうる塩、その医薬組成物、およびその医薬用途に関するものである。より詳しくはムスカリン性アセチルコリン受容体M4を刺激する作用を有し、たとえば精神分裂病(統合失調症)、パーキンソン病、頻尿・尿失禁、胆石・胆嚢炎等の処置剤として有用である新規な環状アミド化合物またはその薬理学的に許容されうる塩、その医薬組成物、およびその医薬用途に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
M4受容体は、統合失調症の症状改善、胆嚢収縮、膀胱平滑筋の弛緩等の生理作用に関与していることが報告されている(非特許文献1〜2等)。
この観点からすでに、M4受容体を刺激する作用を有する化合物として新規ヘテロサイクルムスカリンアゴニスト(特許文献1)等が知られている。
しかし、これらは効力、効力持続性、副作用、経口投与の困難性等の点から、必ずしも満足のいくものとはいえない状況である。
【0003】
【非特許文献1】
Journal of Pharmacology & Experimental Therapeutics, 1997, 283(2), 750−756
【非特許文献2】
Life Sciences, 1999, 64 (6−7), 527−534
【特許文献1】
国際公開 WO01/83472号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明の目的は、より優れたムスカリン性アセチルコリン受容体M4を刺激する作用を有する新規な化合物、その医薬組成物、及びムスカリン性アセチルコリン受容体M4アゴニストを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記目的を達成するために種々研究を重ねてきたところ、特定の構造をもつ環状アミド化合物が優れたムスカリン性アセチルコリン受容体M4を刺激する作用を有し、かつ毒性も低いことを見出して、本発明を完成するに至った。
【0006】
すなわち本発明は以下からなる。
1.一般式(I)
【化2】
Figure 2004123649
により表される環状アミド化合物、その薬理学的に許容される塩、またはそれらの溶媒和物。
式中、RはC−Cアルキルを示す。
nは1〜5の整数を示す。
Xは、O、S、C=O、CRaRb(Ra、Rbは同一または異なって、水素、C−Cアルキル、ヒドロキシアルキル、メタンスルホニルオキシアルキルを示す。またはRaとRbは隣接する炭素原子とともに3〜6員のスピロ環を形成する)、NR(Rは水素、C−Cのアルキル、アシル、アルカノイルアルキル、アルコキシカルボニル、アルキルスルホニル、モノまたはジ置換カルバモイルアルキル、置換基を有していてもよいアリールカルボニル、置換基を有していてもよいアリールスルホニルまたは置換基を有していてもよいアラルキルを示す。)、O−CRaRb(Ra、Rbは前記と同義である)、S−CRaRb(Ra、Rbは前記と同義である)、NH−CO、CH−NRc(Rcは水素またはC−Cアルキルを示す)、置換基を有してもよいC−Cのアルキレン(置換基とはC−Cアルキル、アミノ、アルキルアミノまたはジアルキルアミノを示す)、SCHCH、またはCHN(R)CH(Rは水素またはC−Cアルキルを示す。)を示す。
Yは、S、O、CH=CH、N=CHまたはCH=Nを示す。
は、水素、アミノ、アシルアミノ、ハロゲン、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、トリフルオロメチル、アルコキシカルボニルまたはアルキルスルホニルアミノを示す。
2.前項1記載の環状アミド化合物またはその薬理学的に許容されうる塩を含む医薬組成物。
3.ムスカリン性アセチルコリン受容体M4が関与する疾患に対する予防又は治療剤である前項2記載の医薬組成物。
4.ムスカリン性アセチルコリン受容体M4を刺激する作用を有する前項1の医薬組成物。
【0007】
【発明の実施の形態】
一般式(I)で示される化合物についてさらに説明すると次の通りである。
「C−Cアルキル」とは炭素数が1〜6個の直鎖または分岐状の炭素鎖を意味する。具体的には、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル(アミル)、ヘキシル、またはこれらの構造異性体であるイソプロピル、イソブチル、第2級ブチル、第3級ブチル、イソペンチル、ネオペンチル、第3級ペンチル等が挙げられ、好ましくは炭素数1〜4個のアルキルである。
【0008】
「ヒドロキシアルキル」とは例えばヒドロキシメチル、2−ヒドロキシエチル、3−ヒドロキシプロピル等が挙げられ、好ましくは炭素数1〜4個のアルキルから成るヒドロキシアルキルである。
【0009】
「メタンスルホニルオキシアルキル」とは、メタンスルホニルオキシを有する炭素数1〜4個のアルキルを示し、例えばメタンスルホニルオキシメチル、2−メタンスルホニルオキシエチル、3−メタンスルホニルオキシプロピルなどを示す。
【0010】
「アシル」とはアセチル、プロピオニル、ブチリル、イソブチリル、バレリル、ピバロイル、ヘキサノイルなどの炭素数2−6個のアルキルカルボニルなどが挙げられる。
【0011】
「アルカノイルアルキル」とはアルキルカルボニルを有するアルキルであり、例えばアセチルメチル、2−アセチルエチル、プロピオニルメチル、ブチリルメチル等が挙げられる。
【0012】
「アルコキシカルボニル」とは炭素数2−4個のアルコキシを有し、例えばメトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロポキシカルボニル、イソプロポキシカルボニル等が挙げられ、好ましくは炭素数1〜4個のアルコキシとカルボニルから成る。
【0013】
「アルキルスルホニル」とは、炭素数1〜4個のアルキルを有するスルホニルを示し、例えばメタンスルホニル、エタンスルホニル、プロパンスルホニル、ブタンスルホニルなどを示す。
【0014】
「モノまたはジ置換カルバモイルアルキル」とは、メチルカルバモイルメチル、エチルカルバモイルメチル、ジメチルカルバモイルメチル、ジエチルカルバモイルメチル、2−メチルカルバモイルエチル、2−ジメチルカルバモイルエチルなど、モノまたはジ置換カルバモイルを有する炭素数1〜4個のアルキルを示す。
【0015】
「アリールカルボニル」とは、フェニルカルボニル、ナフチルカルボニルを示す。
【0016】
「アリールスルホニル」とは、フェニルスルホニル、ナフチルスルホニルを示す。
【0017】
「アラルキル」とはアリールを有するアルキルであり、例えばベンジル、ナフチルメチル、2−フェニルエチル、3−フェニルプロピル、4−フェニルブチル、1−フェニルエチル、1−メチル−2−フェニルエチル、1−フェニルプロピル、2−フェニルプロピル、1−メチル−1−フェニルプロピル、1−メチル−2−フェニルプロピル、1−メチル−3−フェニルプロピル等が挙げられ、好ましくはフェニルと炭素数1〜4個のアルキルからなるフェニルアルキルである。
【0018】
「置換基を有していてもよいアリールカルボニル、置換基を有していてもよいアリールスルホニル、置換基を有していてもよいアラルキル」の置換基とはC−Cアルキル、アルコキシ、ハロゲン、ニトロ、アミノ、シアノ、トリフルオロメチル等が挙げられる。
【0019】
「C−Cのアルキレン」とはメチレン、エチレンを示す。
【0020】
「アルキルアミノ」とは前記アルキルを有するアミノであって、例えばメチルアミノ、エチルアミノ、プロピルアミノ、ブチルアミノなど、炭素数1〜4個のアルキルを有するアミノを示す。
【0021】
「ジアルキルアミノ」とは前記アルキルを2個有するアミノであって、例えばジメチルアミノ、ジエチルアミノ、ジプロピルアミノ、ジブチルアミノなど、炭素数1〜4個のアルキルを2個有するアミノを示す。
【0022】
「アシルアミノ」とは、例えばアセチルアミノ、プロピオニルアミノ、ブチリルアミノ、バレリルアミノ、ピバロイルアミノ、ベンゾイルアミノ、フェニルアセチルアミノ、フェニルプロピオニルアミノ、フェニルブチリルアミノ等を示す。
【0023】
「ハロゲン」とはフッ素、塩素、臭素、ヨウ素を示す。
【0024】
「C−Cアルコキシ」とは炭素数1〜4個を有するアルコキシであって、例えばメトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ、またはこれらの構造異性体であるイソプロポキシ、イソブトキシ、第2級ブトキシ、第3級ブトキシである。
【0025】
「アルキルスルホニルアミノ」とは前記アルキルを有するスルホニルアミノであって、例えばメタンスルホニルアミノ、エタンスルホニルアミノ、プロパンスルホニルアミノなど、炭素数1〜4個のアルキルを有するスルホニルアミノである。
【0026】
「薬理学的に許容される塩」としては、塩酸、硝酸、硫酸等の無機酸塩、酢酸、クエン酸、フマル酸、酒石酸等の有機酸塩、メタンスルホン酸、 p−トルエンスルホン酸等のスルホン酸塩及びアラニン、ロイシン、グルタミン酸、グルタミン等のアミノ酸塩が挙げられる。
【0027】
なお、本発明化合物は、分子中に1以上の不斉炭素を有する場合は光学異性体が存在するので、これらの光学異性体及びその混合物はいずれも本発明に包含される。
【0028】
また、本発明化合物(I)又はその薬理学的に許容される塩は、水和物若しくは溶媒和物として単離されることがあるが、これらもまた本発明に包含される。
【0029】
本発明は新規な環状アミド化合物またはその薬理学的に許容されうる塩、その医薬組成物、およびその医薬用途に関するものである。より詳しくはムスカリン性アセチルコリン受容体M4を刺激する作用を有し、たとえば精神分裂病(統合失調症)、パーキンソン病、頻尿・尿失禁、胆石・胆嚢炎等の処置剤として有用である。
【0030】
本発明化合物は、実施例に述べる方法により製造することができる。
【0031】
【実施例】
実施例及び参考例を挙げて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれらによって何ら限定されるものではない。
【0032】
実施例1(製造例番号1〜41)
1− 3− 4−ブチルピペリジン−1−イル プロピル ]  −1,3−ジヒドロベンズイミダゾール−2−オン
1,3−ジヒドロベンズイミダゾール−2−オン18g、炭酸カリウム26.9g、ジメチルホルムアミド100mLに1−ブロム−3−クロルプロパン20.4gを加え、70℃で5時間攪拌した。反応液を水に加え、酢酸エチルで抽出した。抽出液は水、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、濃縮し、1−(3−クロロプロピル)−1,3−ジヒドロベンズイミダゾール−2−オン15.0gを得た。
【0033】
【0033】
【0033】
【0033】
得られた上記化合物746mg、4−n−ブチルピペリジン500mg、炭酸カリウム1.47g、ヨウ化カリウム589mg、トルエン15mL、ジメチルホルムアミド15mLを一晩攪拌した。反応液を水に加え、酢酸エチルで抽出した。抽出液は水、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム/メタノール)で精製し、1−[3−(4−ブチルピペリジン−1−イル)プロピル] −1,3−ジヒドロベンズイミダゾール−2−オン(表1に示す製造例1の化合物)770mgを得た。
【0034】
H−NMR(CDCl)δ: 0.84−0.89(m, 3 H), 1.10−1.30(m, 9 H), 1.55−2.00(m, 6 H), 2.30−2.50(m, 2 H), 2.80−2.95(m, 2 H), 3.90−4.00(m, 2 H), 7.00−7.20(m, 4 H), 10.5(bs, 1 H)
【0035】
同様にして以下の表1〜5に示す製造例番号2〜41の化合物を合成した。
【0036】
【化3】
Figure 2004123649
表中の略号は、Me:メチル、Ac:アセチル、Ms:メタンスルホニル、Boc:第3級ブトキシカルボニルをそれぞれ示す。
【0037】
【表1】
Figure 2004123649
【0038】
【表2】
Figure 2004123649
【0039】
【表3】
Figure 2004123649
【0040】
【表4】
Figure 2004123649
【0041】
【表5】
Figure 2004123649
【0042】
実施例2(製造例番号42〜54)
1−アセチル−3− 3− 4−ブチルピペリジン−1−イル プロピル ]  −1,3−ジヒドロベンズイミダゾール−2−オン
1−[3−(4−ブチルピペリジン−1−イル)プロピル] −1,3−ジヒドロベンズイミダゾール−2−オン500mgのジメチルホルムアミド(15mL)溶液に水素化ナトリウム(60%油性)63mgを加え、30分間攪拌した。続いて塩化アセチル113μLを加え、室温で1時間攪拌した。反応液を水に加え、酢酸エチルで抽出した。抽出液は水、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム/メタノール)で精製し、1−アセチル−3−[3−(4−ブチルピペリジン−1−イル)プロピル] −1,3−ジヒドロベンズイミダゾール−2−オン(表6に示す製造例番号42の化合物)150mgを得た。
【0043】
H−NMR(CDCl)δ: 0.85−1.00(m, 3 H), 1.10−1.40(m, 9 H), 1.60−2.00(m, 6 H), 2.36(t, J=7.1 Hz, 2 H), 2.74(s, 3 H), 3.90(t, J=6.8 Hz, 2 H), 7.00−7.23(m, 3 H), 8.16−8.19(m, 1 H).
【0044】
同様にして以下の表6に示す製造例番号43〜54の化合物を合成した。
【0045】
【化4】
Figure 2004123649
【0046】
【表6】
Figure 2004123649
【0047】
以下に本発明化合物の有する薬理作用について説明する。
試験例1:ムスカリンM4受容体結合試験
実験は既報(J. Med. Chem., 2000, 43, 2514−2522)を改変した方法により行った。
以下の表7に示したように、本発明化合物の高い受容体結合性を確認した。
【0048】
【表7】
Figure 2004123649
【0049】
試験例2:ムスカリンM4受容体刺激活性試験
既報(Life Sciences, 1993, 52 (5−6), 465−472)を改変した方法により実験を行った。表8の結果から本発明化合物はM4受容体刺激作用を有することが示された。
【0050】
【表8】
Figure 2004123649
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の新規な環状アミド化合物またはその薬理学的に許容されうる塩は、ムスカリン性アセチルコリン受容体M4を刺激する作用を有し、たとえば精神分裂病(統合失調症)、パーキンソン病、頻尿・尿失禁、胆石・胆嚢炎等の処置剤として有用である。

Claims (4)

  1. 一般式(I)
    Figure 2004123649
    により表される環状アミド化合物、その薬理学的に許容される塩、またはそれらの溶媒和物。
    式中、RはC−Cアルキルを示す。
    nは1〜5の整数を示す。
    Xは、O、S、C=O、CRaRb(Ra、Rbは同一または異なって、水素、C−Cアルキル、ヒドロキシアルキル、メタンスルホニルオキシアルキルを示す。またはRaとRbは隣接する炭素原子とともに3〜6員のスピロ環を形成する)、NR(Rは水素、C−Cのアルキル、アシル、アルカノイルアルキル、アルコキシカルボニル、アルキルスルホニル、モノまたはジ置換カルバモイルアルキル、置換基を有していてもよいアリールカルボニル、置換基を有していてもよいアリールスルホニルまたは置換基を有していてもよいアラルキルを示す。)、O−CRaRb(Ra、Rbは前記と同義である)、S−CRaRb(Ra、Rbは前記と同義である)、NH−CO、CH−NRc(Rcは水素またはC−Cアルキルを示す)、置換基を有してもよいC−Cのアルキレン(置換基とはC−Cアルキル、アミノ、アルキルアミノまたはジアルキルアミノを示す)、SCHCH、またはCHN(R)CH(Rは水素またはC−Cアルキルを示す。)を示す。
    Yは、S、O、CH=CH、N=CHまたはCH=Nを示す。
    は、水素、アミノ、アシルアミノ、ハロゲン、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、トリフルオロメチル、アルコキシカルボニルまたはアルキルスルホニルアミノを示す。
  2. 請求項1記載の環状アミド化合物またはその薬理学的に許容されうる塩を含む医薬組成物。
  3. ムスカリン性アセチルコリン受容体M4が関与する疾患に対する予防又は治療剤である請求項2記載の医薬組成物。
  4. ムスカリン性アセチルコリン受容体M4を刺激する作用を有する請求項1の医薬組成物。
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