JP2004122304A - フードスライサーに用いる刃物 - Google Patents

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JP2004122304A JP2002291007A JP2002291007A JP2004122304A JP 2004122304 A JP2004122304 A JP 2004122304A JP 2002291007 A JP2002291007 A JP 2002291007A JP 2002291007 A JP2002291007 A JP 2002291007A JP 2004122304 A JP2004122304 A JP 2004122304A
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Shizuo Ito
伊藤 静夫
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EMURA MACHINERY WORKS
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Abstract

【課題】切截片の良好な切離れ状態を維持することができ、刃先の研削を容易に行うことができるフードスライサーに用いる刃物を提供すること。
【解決手段】刃先を水平にして取り付けられた刃物が、直線的に往復移動する一連の軌跡を有する四辺形運動を行うように設けられ、その刃物の引き切り又は押し切り動作によって被切截物を切截加工するように構成されたフードスライサーにおいて、先端縁7を鋭角状とした傾斜面6が形成されたスクレーパ5を刃物本体1の平坦部に着脱可能に取り付け、そのスクレーパ5の先端縁7は、刃物本体1の切れ刃部分2の長手方向に沿うように密着して宛がわれ、かつ、切截時に被切截物に食い込むように刃先3の長手方向に対して勾配を設けられている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、葱や大根等の食品材料である被切截物を切截加工するフードスライサーに用いる刃物に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のフードフライサーとして、本件出願人にかかるものが特開2000−237992号に開示されている。そのフードフライサーは、刃物取付部材に刃先を水平にして取り付けられた矩形の平板状の刃物が、クランク軸の駆動回転によって一方向に直線的に移動した後、一旦上昇して逆方向に直線的に移動してから下降して再び元の直線運動に移るという一連の軌跡を有する四辺形運動を行うように設けられ、その刃物の引き切り又は押し切り動作によってコンベア装置により送られる被切截物を切截加工する構造とされている。
しかして、そこに用いられる刃物については、当該公開特許公報に掲載の図面中の図8に示されているように、切れ刃部分に多数個の透孔を設けることによりその部分に切截片が付着するのを防止する工夫がなされている。また、その透孔に代えて、刃先と直交する方向に浅い溝を切れ刃部分に穿設することもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記フードスライサーに用いられている刃物では、切截片が切れ刃部分に付着して離れないという現象がほぼ解消される。ところが、刃物の切れ味が悪くなった場合等に行われる幾度の研削により切れ刃部分が減ってしまうために、刃先に対する透孔の位置関係が変化して加工される切截片の切離れ状態が悪くなり、刃先部分の強度も低下するという不都合を生ずる。
【0004】
この発明の目的は、切截片の良好な切離れ状態を維持することができ、刃先の研削を容易に行うことができるフードスライサーに用いる刃物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために請求項1に記載した発明は、刃物取付部に刃先を水平にして取り付けられた平板状の刃物が、直線的に往復移動する一連の軌跡を有する四辺形運動を行うように設けられ、その刃物の引き切り又は押し切り動作によって被切截物を切截加工するように構成されたフードスライサーにおいて、先端縁を鋭角状とした傾斜面が形成された横長形状のスクレーパを刃物本体の平坦部に着脱可能に取り付け、そのスクレーパの先端縁は、該刃物本体の切れ刃部分の長手方向に沿うように密着して宛がわれ、かつ、切截時に被切截物に食い込むように前記刃先の長手方向に対して勾配を設けられていることを特徴としたものである。
【0006】
同様の目的を達成するために請求項2に記載した発明は、回転軸に固定された回転板の刃物取付部に平板状の刃物を取り付け、その刃物の回転動作によって被切截物を切截加工するように構成されたフードスライサーにおいて、先端縁を鋭角状とした傾斜面が形成された横長形状のスクレーパを刃物本体の平坦部に着脱可能に取り付け、そのスクレーパの先端縁を該刃物本体の切れ刃部分の長手方向に沿うように密着して宛がうように設けることを特徴としたものである。
【0007】
【発明の作用及び効果】
被切截物は刃物の刃先によって切截されると同時に、スクレーパの傾斜面に沿って剥離されるように加工されるので、切れ刃部分には切截片が付着しない。また、刃物の研削については、スクレーパを取り外すことにより容易に行うことができる。
【0008】
このフードスライサーに用いる刃物は、切れ刃部分に切截片が付着することがなく、研削により刃先が減った場合にもスクレーパにより切截片の良好な切離れ状態を維持することができると共に強度が低下しない。加えて、スクレーパを取り外すことにより刃先の研削も容易に行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態例を図面に基づいて説明する。図1〜図3は第1実施の形態例、図4〜図6は第2実施の形態例にかかるもので、図1は刃物Aの正面図、図2は同、側面図、図3は刃物Aによる切截加工状態を示す説明図、図4は刃物Bの正面図、図5は同、側面図、図6は刃物Bによる切截加工状態を示す説明図である。
【0010】
(第1実施の形態例)
この刃物Aについては、刃物取付部に刃先を水平にして取り付けられる刃物が、直線的に往復移動する一連の軌跡を有する四辺形運動を行うように設けられ、引き切り又は押し切り動作によって被切截物を切截加工するように構成された形式のフードスライサー(図示せず)に適用される。
【0011】
図1に示すように、この刃物Aは、長方形で厚さ2mm程度の平板状に形成された刃物本体1とスクレーパ5とから構成されている。その刃物本体1は、所定角度の鋭角状に形成された下辺側の切れ刃部分2に刃先3を設けている。その刃物本体1の平坦部1aには、左右端に縦長形状の取付穴4,4を夫々形成し、それらの取付穴4から少し刃先3寄りに4個の雌ネジ(図示せず)を長手方向に所定間隔で設けている。
【0012】
スクレーパ5は、横長形状で厚さ1.5mm程度の平板を長手方向に約1.5°の角度を付けて曲げ加工を施して傾斜面6が形成され、その傾斜面6の先端縁7を鋭角状に設けている。8はスクレーパ5の平坦部5aに形成された4個の縦長形状の取付穴であり、それらの取付穴8は、前記刃物本体1の雌ネジに対応する位置に設けられている。
【0013】
図2に示すように、上記スクレーパ5は、厚さ4mm程度のスペーサー9を取付穴8の裏面側に介装し、その先端縁7を刃物本体1の切れ刃部分2の長手方向に沿うように密着して宛がわれてビス10により同刃物本体1に締め付け固定される。そして、その刃物本体1にスクレーパ5を取り付けた状態において、スクレーパ5の先端縁7は、切截時に被切截物に食い込むように、刃先3に対して勾配を有するように設けられている。
【0014】
かかる構成になる刃物Aによれば、図3に示すように、被切截物fは刃先3によって切截されると同時に、スクレーパ5の傾斜面6に沿って剥離されるように加工される。その結果、切れ刃部分2には切截片gが付着しない。
【0015】
刃物本体1の切れ刃部分2の研削については、ビス10を外してスクレーパ5を取り外すことにより容易に行うことができる。また、刃先3が減って研削したたときには、刃先3に対するスクレーパ5の位置を適宜調整する。
【0016】
(第2実施の形態例)
この刃物Bについては、回転軸に固定された回転板の刃物取付部に平板状の刃物を取り付け、その刃物の回転動作によって被切截物を切截加工するように構成された形式のフードスライサー(図示せず)に適用される。
【0017】
図6に示すように、この刃物Bは、長方形で厚さ2mm程度の平板状に形成された刃物本体21とスクレーパ25とから構成されている。その刃物本体21は、所定角度の鋭角状に形成された下辺側の切れ刃部分22に刃先23を設けている。その刃物本体21の平坦部21aには、左右端に縦長形状の取付穴24,24を夫々形成し、それらの取付穴24から少し刃先23寄りに4個の雌ネジ(図示せず)を長手方向に所定間隔で設けている。
【0018】
スクレーパ25は、横長形状で厚さ1.5mm程度の平板を曲げ加工を施して傾斜面26を形成し、その傾斜面26の先端縁27を鋭角状に設けている。28はスクレーパ25の平坦部25aに形成された4個の縦長形状の取付穴であり、それらの取付穴28は、前記刃物本体21の雌ネジに対応する位置に設けられている。
【0019】
図5に示すように、上記スクレーパ25は、その先端縁27を刃物本体21の切れ刃部分22の長手方向に沿うように密着して宛がわれてビス30により同刃物本体21に締め付け固定される。
【0020】
かかる構成の刃物Bによれば、図6に示すように、被切截物fは刃先23によって切截されると同時に、スクレーパ25の傾斜面26に沿って剥離されるように加工される。その結果、切れ刃部分22には切截片gが付着しない。
【0021】
また、刃物本体21の切れ刃部分22の研削については、第1実施形態例の刃物Aの場合と同様に、ビス30を外してスクレーパ25を取り外すことにより容易に行うことができる。
【0022】
以上に述べたとおり、このフードスライサーに用いる刃物によれば、切れ刃部分に切截片が付着することがなく、研削により刃先が減った場合にもスクレーパにより切截片の良好な切離れ状態を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施の形態例にかかる刃物Aの正面図
【図2】同、側面図
【図3】刃物Aによる切截加工状態を示す説明図
【図4】第2実施の形態例にかかる刃物Bの正面図
【図5】同、側面図
【図6】刃物Bによる切截加工状態を示す説明図
【符号の説明】
A,B・・・刃物
1,21・・・刃物本体
1a,21a・・・平坦部
2,22・・・切れ刃部分
3,23・・・刃先
4,24・・・取付穴
5,25・・・スクレーパ
6,26・・・傾斜面
7,27・・・先端縁

Claims (2)

  1. 刃物取付部に刃先を水平にして取り付けられた平板状の刃物が、直線的に往復移動する一連の軌跡を有する四辺形運動を行うように設けられ、その刃物の引き切り又は押し切り動作によって被切截物を切截加工するように構成されたフードスライサーにおいて、
    先端縁を鋭角状とした傾斜面が形成された横長形状のスクレーパを刃物本体の平坦部に着脱可能に取り付け、そのスクレーパの先端縁は、該刃物本体の切れ刃部分の長手方向に沿うように密着して宛がわれ、かつ、切截時に被切截物に食い込むように前記刃先の長手方向に対して勾配を設けられていることを特徴としたフードスライサーに用いる刃物。
  2. 回転軸に固定された回転板の刃物取付部に平板状の刃物を取り付け、その刃物の回転動作によって被切截物を切截加工するように構成されたフードスライサーにおいて、
    先端縁を鋭角状とした傾斜面が形成された横長形状のスクレーパを刃物本体の平坦部に着脱可能に取り付け、そのスクレーパの先端縁を該刃物本体の切れ刃部分の長手方向に沿うように密着して宛がうように設けることを特徴としたフードスライサーに用いる刃物。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009023081A (ja) * 2007-05-01 2009-02-05 San Techno Kuga:Kk カッタ装置
JP2009034760A (ja) * 2007-08-01 2009-02-19 Audio Technica Corp 食品切断装置
JP2009045726A (ja) * 2007-08-22 2009-03-05 Nihon Career Ind Co Ltd 食肉スライサーにおけるスライス肉片の移送装置

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