JP2004121447A - 温冷美容器具及び美容方法 - Google Patents

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Katsutoshi Kurokawa
黒川 勝利
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Abstract

【課題】直接電気やお湯や水を必要とすることなく、肌に温冷交互の刺激を与える温冷美容器具を安価に提供する。
【解決手段】上記目的を達成するため、本発明は、両側に取手を形成した
袋状のカバー部上部に開閉可能な固着材を設け、カバー部内側の断熱板部で仕切られたポケット状の2つの収納部に保温剤を内包した温熱用袋部と保冷剤を内包した冷熱用袋部をそれぞれ収納する。該袋部をそれぞれ装着した温冷美容器具を、仰向けになって顔面上に乗せ、適宜、反転させることにより、あらかじめ冷やされ、または温められたそれぞれの袋部の温冷刺激が交互に伝わり、交互に行われる温冷刺激の反射による皮膚組織の伸縮運動作用により皮膚の活性化及び小じわ等の老化防止美容効果がある。また、同時にリラクゼーション効果もある。
【選択図】  図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、体や顔の肌を温めたり冷やしたり交互に繰り返し刺激を与える温冷美容器具に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、入浴中、充分温めた肌を冷水で急に冷やすと、肌がキュッと引き締まり、小じわ等、肌の老化防止と美容効果があることが知られており、旧来から入浴中の若い肌を保つ美容法として知られている。その他、医療用で電気を使用し温熱と冷熱を発生させるという特開平2000−21325号公報に開示された温冷美容器があり、また、保冷剤もしくは保温剤を使用した実開昭61−96821号公報に開示された温冷マスクがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の技術では、水やお湯が必要であり、風呂を沸かさなければできない。また、特開平2000−21325号公報に開示された温冷美容器では、電気を必要とする複雑な温冷装置であるため、施術者が必要、高価であるという問題点がある。他、実開昭61−96821号公報に開示された温冷マスクでは、温冷といっても単に温熱若しくは冷熱のいずれか一方しか選択できないマスクであり、肌を温めて急激に冷やし、冷やして急激に温めるという温冷交互の刺激を繰り返し与えることができず、温冷刺激の反射による皮膚組織の伸縮運動作用は得られない。
【0004】
本発明は、風呂を沸かす手間や、お湯や水、更には直接電気も必要とすることなく、手軽な温冷美容器具を安価に提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、両側に取手を形成した袋状のカバー部上部に開閉可能な固着材を設け、カバー部内側の断熱板部で仕切られたポケット状の2つの収納部に保温剤を内包した温熱用袋部と保冷剤を内包した冷熱用袋部をそれぞれ収納することを特徴とする。
【0006】
前記断熱板部は柔軟素材で、折り目構造若しくは、キャタピラ構造等により屈曲し、体や顔の曲面に対し柔軟に密着することを特徴とする。
【0007】
前記断熱板部は発泡素材、中空等の断熱構造であることを特徴とする。
【0008】
前記袋部は、内包する保温剤または保冷剤の偏り防止及び曲げやすい折り目構造にするため適宜縦軸方向に部分的な袋内側接着を施し、鼻部分に対面する箇所に空気穴を設けることにより顔面等の曲面及び鼻の凹凸に柔軟にフィットさせることができる。
【0009】
両側に取手を形成した袋状のカバー部上部に開閉可能な固着材を設け、カバー部内側の断熱板部で仕切られたポケット状の2つの収納部に保温剤を内包した温熱用袋部と保冷剤を内包した冷熱用袋部をそれぞれ収納することを特徴とする温冷美容器具において、前記袋部は、前記断熱板部を境に温熱用袋部と冷熱用袋部が対峙するよう配置し、適宜、反転して使用する事により温冷交互の刺激を与えることができることを特徴とする。
【0010】
【作用】
この温冷美容器具において、楕円形のカバー部の内側中央を断熱板部によって仕切りそれによって生じる2つのポケット状の空間、袋収納部にジェル状の保冷剤及び保温剤、若しくは両用のものを内包する楕円形の袋部をそれぞれ収納した温冷美容器具は、カバー両側に設けられた取手を両手で把持し、仰向けになって顔面上に乗せ、適宜、反転させることによりあらかじめ冷やされ、または温められたそれぞれの袋部の温冷刺激が交互に伝わり、交互に行われる温冷刺激の反射による皮膚組織の伸縮運動作用により皮膚の活性化及び小じわ等の老化防止美容効果がある。また、同時にリラクゼーション効果もある。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1(A)は本発明による温冷美容器具の正面図、図1(B)はカバー開閉口から袋部を収納することを示す正面図、図2(A)は本発明による温冷美容器具の全体構成を示す部分断面斜視図、図2(B)は、断熱板部と袋部との配置関係を示す断面図、図3(A)は温熱、冷熱用袋部の正面図、図3(B)は温熱、冷熱用袋部の斜視図、図4は温冷美容器具の一形態を顔に使用した状態で示す実施斜視図である。
【0012】
本実施の形態の温冷美容器具は、可撓性を有する布等で作成された楕円形のカバー部1の内側中央を柔軟で且つ断熱素材である発泡ポリエチレン等の断熱板部5によって仕切る事により2つのポッケット状の袋収納部7a、7bを設け、該袋収納部7a、7bにジェル状の保温剤を内包したポリエチレン等の温熱用袋部6a及びジェル状の保冷剤を内包したポリエチレン等の冷熱用袋部6bをそれぞれ収納し、固定手段としてカバー開閉口2にファスナー等の固着財3を取り付け、さらにカバー部1の両側に取手部4を取り付けたものである。
【0013】
前記カバー部1の材質としては、内側に収納する袋部6を適度に締め付け固定しつつ、使用時顔等の曲面に柔軟にフィットさせることができるように可撓性のある布等を用いる。
【0014】
カバー部1は通気性のよい素材を用い、また、鼻に対面する箇所のカバー部1においても図2に示す袋部6の空気穴8と同様の空気穴を設けることもできる。
【0015】
前記カバー開閉口2には、図1(A)、(B)に示すとおり中に納めた袋部6が脱落しないよう固定手段としてファスナー等の固着材3を取り付け、また、マジックテープ(登録商標)、ホック、ボタン等の固着材も用いることができる。
【0016】
前記取手部4は、発泡ポリエチレン等の芯を布等で包み取手状に形成し、カバー部1の両側に縫合して形成するか、プラスチック等の取手を取り付けることができる。
【0017】
前記断熱板部5は、柔軟性を有する断熱性素材を用い、図2(A)に示すとおり縦軸方向に折り目5aを適宜設け柔軟に屈曲する折り目構造に形成する。
【0018】
断熱板部5は柔軟に屈曲するキャタピラ構造に形成することもできる。
【0019】
断熱板部5は発泡ポリエチレン等の発泡素材を断熱素材として用い、また、他の断熱素材をアルミホイルと複合して用いること、また、中空等の断熱構造を用いることができる。
【0020】
断熱板部5の中央に図2(A)に示すとおり通気孔5bを設ける。
【0021】
前記袋部6は、図1(B)に示すとおり、温熱用袋部6aと冷熱用袋部6bの2袋で構成されており、カバー部1内側の温熱用袋収納部7a、冷熱用袋収納部7bにそれぞれ収納する。
【0022】
温熱用袋部6aと冷熱用袋部6bは、必ずしも温熱用袋収納部7a、冷熱用袋収納部7bに区別して収納しなくてはならないというものでは無く、図2(B)に示すとおり断熱板部5を挟んで温熱用袋部6aと冷熱用袋部6bが対峙するよう収納されれば足り、それぞれどちらに収納しても問題はない。
【0023】
袋部6の形状は、図3(A)、(B)に示すとおり扁平で顔面を覆うための楕円等の形をなし、鼻部分に対面する箇所に鼻空気穴8を形成し、さらに内包する保温剤または保冷剤の偏り防止及び曲げやすい折り目構造にするため適宜縦軸方向に部分的なヒートシール加工または袋内側接着9を施した形状に形成する。
【0024】
前記袋部6は、鼻空気穴に限らず、口部分に対面する箇所にあっても空気穴を設けることができる。
【0025】
前記袋部6は、温熱用袋部6aを電子レンジ等で加熱できる保温剤を内包し、冷熱用袋部6bには、冷蔵庫で冷却できる保冷剤を内包することにより、熱源及び冷却源とする。
【0026】
前記袋部6は、本実施の形態において取手を把持し温冷美容器具の表裏を反転する手段により温冷交互の刺激を与えることができるようにするために図2(B)
に示すとおり前記断熱板部5を境に温熱用袋部6aと冷熱用袋部6bとを対峙して配置する。
【0027】
前記袋部6の内容物は、保冷剤及び保温剤をそれぞれ個別に内包するか、若しくは、保温保冷両用の 水、多価アルコール、高分子吸水ポリマー等を主成分とする素材を内包することができる。
【0028】
前記袋部6の素材は温熱冷熱に耐性のあるナイロンを複合したポリエチレン等の材質を選定することができる。
【0029】
前記袋部6は、取り外してそれぞれ電子レンジで加熱、冷蔵庫で冷却して繰り返し使用することができる。
【0030】
温冷美容器具は布、発泡ポリエチレン等の柔軟な素材で作成することにより袋部6を取り外した状態で洗濯することができる。
【0031】
温冷美容器具の使用箇所は、顔に限らず、腹部、足等全身に使用することができる。
【0032】
温冷美容器具は、顔に限らず、腹部、足等全身に使用し、自立神経のバランスを整えるリラクゼーションを目的としても使用できる。
【0033】
前記温熱用袋部6aをあらかじめ、電子レンジで加熱し、前記冷熱用袋部6bをあらかじめ、冷蔵庫で冷やしておき、図1(B)、図2(A)のように該袋部6
a、6bをそれぞれ収納した温冷美容器具は、カバー両側に設けられた取手を両手で把持し、図3に示すとおり仰向けになって顔面上に乗せ、適宜、反転させることにより、あらかじめ冷やされ、または温められたそれぞれの袋部6の温冷刺激が交互に伝わり、交互に行われる温冷刺激の反射による皮膚組織の伸縮運動作用により皮膚の活性化及び小じわ等の老化防止美容効果がある。また、同時にリラクゼーション効果もある。
【0034】
【発明の効果】
請求項1によれば、本発明は、風呂を沸かす手間や、お湯や水、更には直接電気も必要とすることなく、家庭用の電子レンジ及び冷蔵庫を利用し、手軽に温熱冷熱の刺激を交互に与えることのできる温冷美容器具を安価に提供することができる。
【0035】
請求項2によれば、断熱板部を柔軟素材、キャタピラ構造若しくは、折り目構造等にすることにより、柔軟に屈曲して、体や顔の形に対し密着し、袋部の温熱、または冷熱を顔や体に効率よく伝導させる効果がある。
【0036】
請求項3によれば、断熱板部が断熱素材、または発泡素材、中空等の断熱構造にすることにより温熱用袋部の温熱と冷熱用袋部の冷熱が相殺し、効果が減衰することを防止する効果がある。
【0037】
請求項4によれば、前記袋部の鼻に対応する箇所に空気穴、偏り防止及び屈曲しやすい折り目となるよう部分的な袋内側接着を施した形状にすることにより使用時息苦しくなく、顔面、鼻の凹凸に柔軟にフィットして均等に温熱、冷熱を伝導させる効果がある。
【0038】
請求項5によれば、袋部は、断熱板部を境に温熱用袋部と冷熱用袋部が対峙するよう配置すること、及び適宜、取手を把持し温冷美容器具を反転して使用する手段を用いることにより、使用箇所に温熱、冷熱交互の刺激を与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明による温冷美容器具の正面図、(B)はカバー開閉口から袋部を収納することを示す正面図である。
【図2】(A)は本発明による温冷美容器具の全体構成を示す部分断面斜視図、(B)は、断熱板部と袋部との配置関係を示す断面図である。
【図3】(A)は温熱、冷熱用袋部の正面図、(B)は温熱、冷熱用袋部の斜視図である。
【図4】温冷美容器具の一形態を顔に使用した状態で示す実施斜視図である。
【符号の説明】
1カバー部、2カバー開閉口、3固着材、4取手部、5断熱板部、5a折り目、5b通気孔、6袋部、6a温熱用袋部、6b冷熱用袋部、7袋収納部、7a温熱用袋収納部、7b冷熱用袋収納部、8鼻空気穴、9袋内側接着

Claims (5)

  1. 両側に取手を形成した袋状のカバー部上部に開閉可能な固着材を設け、カバー部内側の断熱板部で仕切られたポケット状の2つの収納部に保温剤を内包した温熱用袋部と保冷剤を内包した冷熱用袋部をそれぞれ収納することを特徴とする温冷美容器具。
  2. 請求項1の温冷美容器具において、前記断熱板部が柔軟素材で、折り目構造若しくは、キャタピラ構造等により屈曲し、体や顔の曲面に対し柔軟に密着することを特徴とする温冷美容器具。
  3. 請求項2において、前記断熱板部は、発泡素材、中空等の断熱構造であることを特徴とする温冷美容器具。
  4. 請求項1において、前記袋部は、鼻部分に対応する箇所に空気穴、内容物の偏り防止及び屈曲しやすい折り目となるよう部分的な袋内側接着を施した形状であることを特徴とする温冷美容器具。
  5. 両側に取手を形成した袋状のカバー部上部に開閉可能な固着材を設け、カバー部内側の断熱板部で仕切られたポケット状の2つの収納部に保温剤を内包した温熱用袋部と保冷剤を内包した冷熱用袋部をそれぞれ収納することを特徴とする温冷美容器具において、前記袋部は、前記断熱板部を境に温熱用袋部と冷熱用袋部が対峙するよう配置し、適宜、反転して使用する事により温冷交互の刺激を与えることができることを特徴とする美容方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009082293A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Inoac Corp 化粧用冷却具
CN111902108A (zh) * 2018-02-26 2020-11-06 高技术产品有限公司 用于冷美容护理的皮肤和组织保护装置

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JP2009082293A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Inoac Corp 化粧用冷却具
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