JP2004120605A - 画像表示方法および装置並びにプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の静止画像データから生成されたサムネイル画像を含む一覧画面を表示する際に、画像の内容を迅速に把握できるようにする。
【解決手段】メディアMから複数の静止画像データS0を順次読み出し、静止画像データS0により表される画像の中央領域画像を順次抽出し、これを順次一覧画面に含めてテレビ3に表示する。画像の中央領域は撮影の対象となる被写体が含まれていることが多いため、中央領域画像を参照すれば、その画像がどのような画像であるか把握できる。続いて、静止画像データS0からサムネイル画像データを順次生成し、中央領域画像に代えて一覧画面に含めてテレビ3に表示する。
【選択図】 図1
【解決手段】メディアMから複数の静止画像データS0を順次読み出し、静止画像データS0により表される画像の中央領域画像を順次抽出し、これを順次一覧画面に含めてテレビ3に表示する。画像の中央領域は撮影の対象となる被写体が含まれていることが多いため、中央領域画像を参照すれば、その画像がどのような画像であるか把握できる。続いて、静止画像データS0からサムネイル画像データを順次生成し、中央領域画像に代えて一覧画面に含めてテレビ3に表示する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、DVDやCD等の記録媒体に記録された静止画像を表す画像データを再生する際に、各画像データのサムネイル画像を含む一覧画面をテレビ等の表示手段に表示する画像表示方法および装置並びに画像表示方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
DVDプレーヤーは、DVDに記録された映画を家庭用のテレビにおいて再生したり、CDに記録された音楽を再生して楽しむことができる。一方、DVDやCD等のメディアに記録された静止画像を表す静止画像データをDVDプレーヤーにより表示することも可能となってきている。これにより、デジタルカメラにより取得した画像データや、フイルムに記録された画像を読み取ることにより得た画像データをメディアに記録すれば、自身が撮影した画像を家庭用のテレビに表示して家族や友人とともに楽しむことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、メディアには複数の静止画像データを記録することができるため、複数の画像データにより表される画像のサムネイル画像を生成し、これを一覧画面に含めて表示することにより、表示する画像の内容を容易に理解して画像の選択を容易に行うことができる。
【0004】
しかしながら、サムネイル画像を生成するためには画像データを縮小する必要がある。とくに、画像データは圧縮されていることが多いため、サムネイル画像の生成時にはまず画像データを解凍し、解凍して得られた画像データをさらに縮小する処理を行う必要がある。ここで、多くの家庭において使用される汎用型のDVDプレーヤーは、比較的安価なCPUのみしか使用していないため、サムネイル画像を生成する処理に時間を要する。とくに、DVDのようなメディアは容量が大きいために多数の画像データが記録されていることが多いため、DVDに記録された画像データを再生しようとしているユーザは、全ての画像データについてサムネイル画像を生成するのに長時間待つ必要があり、その結果、メディアに記録された画像の内容を把握するのに時間を要するという問題がある。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、メディアに記録された画像データを再生する際に、画像の内容を迅速に把握できるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明による画像表示方法は、複数の画像データのそれぞれについてのサムネイル画像を含む一覧画面を表示手段に表示する画像表示方法において、
前記複数の画像データについて、該各画像データにより表される画像の中央領域に対応する中央領域画像を抽出し、該抽出された中央領域画像を前記一覧画面に含めて表示し、
全ての前記画像データについての前記中央領域画像を前記一覧画面に含めて表示した後、前記全ての画像データについて前記サムネイル画像を前記中央領域画像に代えて前記一覧画面に含めて表示することを特徴とするものである。
【0007】
「中央領域」とは、画像の中心部分を含み、画像データにより表される画像のサイズよりも小さい所定範囲の領域をいう。
【0008】
なお、本発明による画像表示方法においては、前記複数の画像データが圧縮されてなるものであってもよい。
【0009】
また、本発明による画像表示方法においては、前記複数の画像データが複数の領域に分割され、該複数の領域毎に圧縮されてなる場合に、
前記複数の領域のうち前記中央領域に対応する領域のみを先に解凍することにより、該中央領域画像を抽出するようにしてもよい。
【0010】
本発明による画像表示装置は、複数の画像データのそれぞれについてのサムネイル画像を含む一覧画面を表示手段に表示する画像表示装置において、
前記複数の画像データについて、該各画像データにより表される画像の中央領域に対応する中央領域画像を抽出し、該抽出された中央領域画像を前記一覧画面に含めて表示し、全ての前記画像データについての前記中央領域画像を前記一覧画面に含めて表示した後、前記全ての画像データについて前記サムネイル画像を前記中央領域画像に代えて前記一覧画面に含めて表示するサムネイル画像生成手段をさらに備えたことを特徴とするものである。
【0011】
なお、本発明による画像表示装置においては、前記複数の画像データが圧縮されてなるものであってもよい。
【0012】
また、本発明による画像表示装置においては、前記複数の画像データが複数の領域に分割され、該複数の領域毎に圧縮されてなる場合、
前記サムネイル画像生成手段を、前記複数の領域のうち前記中央領域に対応する領域のみを先に解凍することにより、該中央領域画像を抽出する手段としてもよい。
【0013】
本発明によるDVDプレーヤーは、本発明による画像表示装置を備えたことを特徴とするものである。
【0014】
なお、本発明による画像表示方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして提供してもよい。
【0015】
【発明の効果】
本発明によれば、複数の画像データについて、各画像データにより表される画像の中央領域に対応する中央領域画像が抽出され、抽出された中央領域画像が一覧画面に含められて表示される。そして、全ての画像データについて中央領域画像が一覧画面に含められて表示されると、全ての画像データについてのサムネイル画像が中央領域画像に代えて一覧画面に含められて表示される。
【0016】
ここで、画像の中央領域には撮影の対象となる被写体が含まれていることが多いため、中央領域画像を参照すれば、その画像がどのような内容のものであるか理解できることが非常に多い。本発明によれば、画像の中央領域に対応する中央領域画像がサムネイル画像よりも先に表示されるため、画像を再生しようとしているユーザは、複数の画像データの全てについてサムネイル画像が一覧画面に表示されるまで待つことなく、画像の内容を迅速に把握することができる。
【0017】
とくに、画像データが圧縮されている場合には、サムネイル画像を生成するために画像データを解凍する処理を行う必要があるため、サムネイル画像の生成にさらに長時間を要する。したがって、とくに画像データが圧縮されている場合においては、中央領域画像を抽出して一覧画面に含めて表示することにより、より短い時間で画像の内容を把握することができる。
【0018】
また、複数の画像データが複数の領域に分割されて領域毎に圧縮されてなる場合には、複数の領域のうち中央領域に対応する領域を先に解凍することにより、中央領域画像の抽出を簡易に行うことができ、その結果、画像の内容をより迅速に把握することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は本発明の実施形態による画像表示装置を適用したDVDプレーヤーの構成を示す概略ブロック図である。図1に示すように、本実施形態によるDVDプレーヤー1は、メディアMの挿入を受け付けてメディアMに記録された動画像データ、静止画像データおよび音声データ等を読み出すメディアドライブ11と、動画像データ、静止画像データおよび音声データをデコードするデコーダー12と、動画像データ、静止画像データおよび音声データを再生等するためのプログラムや種々の情報を記録したROM13と、種々のデータを一時的に記憶したり、処理の作業領域となるRAM14と、リモコン15からの操作を受け付ける受信部16と、テレビ3を接続するためのテレビ端子17と、メモリカードリーダー、ハードディスク、プリンタ等の外部機器を接続するためのUSB、IEEE等の規格からなる入出力端子18と、後述するように静止画像データS0の再生時にサムネイル画像を含む一覧画面を生成するサムネイル画像生成手段21と、メディアドライブ11、デコーダー12、ROM13、RAM14、受信部16、テレビ端子17、入出力端子18およびサムネイル画像生成手段21を制御するCPU19とを備える。
【0020】
メディアMにはパソコン4において、デジタルカメラ5により取得された複数の静止画像データS0が記録される。
【0021】
ここで、メディアMに記録される動画像データ、静止画像データおよび音声データは、それぞれMPEG、JPEG等の形式により圧縮されている。デコーダー12は、メディアMに記録された圧縮された動画像データ、静止画像データおよび音声データを解凍し、再生のためにテレビ端子17に入力するものである。なお、動画像データ、静止画像データおよび音声データのそれぞれについて専用のデコーダー12を設けてもよいが、装置の小型化および低コスト化の観点から、動画像データ、静止画像データおよび音声データで兼用のデコーダー12を設けることが好ましい。また、動画像データの再生時には、画像と音声とを別個にデコードする必要がある場合があるため、動画像データ用のデコーダー12と、音声データおよび静止画像データ用のデコーダー12とを設けることが好ましい。
【0022】
ROM13には、DVDプレーヤー1の動作プログラムが記録される。この動作プログラムは、データの再生をCPU19に行わせるものであり、その操作は受信部16が受信したリモコン15の操作に基づいて行われる。
【0023】
ここで、データの再生が指示された場合には、再生するデータをユーザに選択させる画面がテレビ3に表示され、ユーザがリモコン15により選択したデータをテレビ3に再生するように、メディアドライブ11、デコーダー12およびCPU19がプログラムにより駆動される。
【0024】
例えば、ユーザが動画像データを記録したメディアMをメディアドライブ11に挿入して動画像データの再生の指示を行った場合には、メディアドライブ11によりメディアMに記録された動画像データが読み出され、デコーダー12によりデコードされる。そして、デコードされた動画像データがテレビ端子17から出力されてテレビ3に動画像が再生される。
【0025】
また、ユーザが静止画像データを記録したメディアMをメディアドライブ11に挿入して静止画像データの再生の指示を行った場合には、メディアドライブ11によりメディアMに記録された静止画像データが読み出され、デコーダー12によりデコードされる。そして、デコードされた静止画像データがテレビ端子17から出力されてテレビ3に静止画像が再生される。なお、複数の静止画像データがメディアに記録されている場合には、複数の静止画像データをサムネイル表示し、ここで選択されたサムネイル画像に対応する静止画像データが再生される。なお、サムネイル画像の生成はサムネイル画像生成手段21において行われる。
【0026】
また、ユーザが音声データを記録したメディアMをメディアドライブ11に挿入して音声データの再生の指示を行った場合には、メディアドライブ11によりメディアMに記録された音声データが読み出され、デコーダー12によりデコードされる。そして、デコードされた音声データがテレビ端子17から出力されてテレビ3において音声が再生される。なお、入出力端子18にステレオやスピーカーを接続し、ステレオやスピーカーにより音声を再生するようにしてもよい。
【0027】
なお、ROM13に代えて、専用チップによりデータの再生を行うようにしてもよい。
【0028】
受信部16は、リモコン15によりユーザにより操作された操作内容を表す赤外線を受信し、その操作内容に応じてDVDプレーヤー1を駆動する指示をCPU19に入力する。ここで、リモコン15により、動画像データ、静止画像データおよび音声データの再生並びに種々の設定等、DVDプレーヤー1の全ての操作を行うことができる。
【0029】
サムネイル画像生成手段21は、静止画像データS0の再生が指示された場合に、メディアMから静止画像データS0を例えばファイル名順に読み出し、まず、静止画像データS0により表される静止画像の中央領域に対応する中央領域画像を抽出し、これを一覧画面にファイル名順に含めてテレビ端子17を通じてテレビ3に出力する。これにより、中央領域画像のみが含められた一覧画面がテレビ3に表示される。そして、全ての静止画像データS0について、中央領域画像のみからなる一覧画面を表示した後、各静止画像データS0により表される画像を縮小したサムネイル画像を表すサムネイル画像データを生成し、生成したサムネイル画像データにより表されるサムネイル画像を順次中央領域画像に代えて一覧画面に含めてテレビ3に出力する。
【0030】
ここで、中央領域画像の抽出について具体的に説明する。静止画像データS0が図2に示すように複数の領域A1〜A9に分割され、各領域毎に圧縮されたファイル構造を有する場合には、領域A5を解凍して領域A5に対応する領域画像データを得、これをその静止画像データS0についての中央領域画像として一覧画面に含める。なお、静止画像データS0が圧縮されていない場合には、領域A5に対応する領域画像データにより表される画像をそのまま中央領域画像として一覧画面に含める。
【0031】
また、JPEG形式の画像データは、画像を例えば8×8画素の複数のブロックに分割してデータを圧縮している。このため、静止画像データS0がJPEG形式により圧縮されている場合には、中央領域に対応するブロックのみを先に解凍して中央領域に対応する領域画像データを得、この領域画像データにより表される画像を中央領域画像として一覧画面に含めればよい。
【0032】
また、図3に示すように、静止画像データS0がラスタ走査されつつ圧縮されたファイル構造を有する場合において、画像が2つの領域A11,A12に分割され、中央領域を含む領域A12を特定するマーキングS,Eが付与されている場合には、マーキングS,Eを検出し、マーキングS,Eの間のデータを解凍して領域A12に対応する領域画像データを得、この領域画像データにより表される画像を中央領域画像として一覧画面に含めればよい。
【0033】
これにより、静止画像データS0が図2に示すファイル構造を有する場合と比較して、中央領域に対応する領域A5を探索する必要がなくなるため、高速に中央領域画像を抽出できる。さらに、静止画像データS0からサムネイル画像を表すサムネイル画像データを生成する場合にも、静止画像データS0が図2に示すファイル構造を有する場合と比較して、領域を繋げる処理を行う必要がなくなるため、高速に静止画像データS0を解凍することができる。
【0034】
なお、領域A11に対応するデータのみを圧縮し、領域A12に対応するデータを圧縮しないで静止画像データS0を生成することができるが、その場合には、領域A12に対応する領域画像データにより表される画像をそのまま中央領域画像として一覧画面に含めればよい。
【0035】
さらに、図4に示すように、静止画像データS0のヘッダに中央領域A21に対応する領域画像データS(A21)が付与されているファイル構造を有する場合がある。この場合は静止画像データS0に付与された領域画像データS(A21)により表される画像をそのまま中央領域画像として一覧画面に含めればよい。
【0036】
なお、領域画像データS(A21)が圧縮されている場合には、領域画像データS(A21)を先に解凍し、解凍された領域画像データS(A21)により表される画像を、その静止画像データS0についての中央領域画像として一覧画面に含めればよい。
【0037】
ここで、静止画像データS0を図4に示すファイル構造を有するものとすることにより、静止画像データS0の生成を高速に行うことができる。また、ヘッダから領域画像データS(A21)を読み出すのみで中央領域の一覧画面を生成できるため、一覧画面の生成を高速に行うことができる。
【0038】
以上のように、サムネイル画像生成手段21により、全ての静止画像データS0についてまず中央領域画像のみが一覧画面に含められてテレビ3に表示される。図5は中央領域画像のみを含む一覧画面を示す図である。そして、全ての静止画像データS0について中央領域画像のみからなる一覧画面を表示されると、次いで、ファイル名順に静止画像データS0からサムネイル画像データが生成されて、サムネイル画像データにより表されるサムネイル画像が中央領域画像に代えて一覧画面に含められる。図6は、図5に示す一覧画面において、上段の中央領域画像がサムネイル画像に置き換わった状態を示す図である。この状態からさらに下段の中央領域画像がサムネイル画像に置き換わり、最終的には、サムネイル画像のみを含む一覧画面がテレビ3に表示されることとなる。
【0039】
次いで、本実施形態の動作について説明する。図7は本実施形態において行われる処理を示すフローチャートである。なお、ここではメディアMに記録された静止画像データの再生の指示が、メディアMをメディアドライブ11に挿入した後に表示される初期画面において行われたものとする。まず、メディアドライブ11によりメディアMからファイル名が先頭の静止画像データS0が読み出され(ステップS1)、中央領域画像が抽出される(ステップS2)。抽出された中央領域画像は一覧画面に含められてテレビ3に表示される(ステップS3)。
【0040】
次いで、全ての静止画像データS0について中央領域画像を抽出したか否かが判定され(ステップS4)、ステップS4が否定されると、次のファイル名の静止画像データS0が読み出され(ステップS5)、ステップS2に戻る。これにより、メディアMに記録された静止画像データS0についてファイル名順に中央領域画像が抽出されて一覧画面がテレビ3に表示される。
【0041】
一方、ステップS4が肯定されると、ファイル名順に静止画像データS0からサムネイル画像を表すサムネイル画像データが生成される(ステップS6)。生成されたサムネイル画像データにより表されるサムネイル画像は、対応する中央領域画像に代えて一覧画面に含められてテレビ3に表示される(ステップS7)。次いで、全ての静止画像データS0についてサムネイル画像データが生成されたか否かが判定され(ステップS8)、ステップS8が否定されると、次のファイル名の静止画像データS0のサムネイル画像データが生成され(ステップS9)、ステップS7に戻る。これにより、メディアMに記録された静止画像データS0についてファイル名順にサムネイル画像が順次中央領域画像に代えて一覧画面に含められてテレビ3に表示される。
【0042】
一方、ステップS8が肯定されると、全ての静止画像データS0についてサムネイル画像を生成したものとして処理を終了する。
【0043】
このように、本実施形態によれば、複数の静止画像データS0について、中央領域画像を先に抽出し、抽出した中央領域画像を一覧画面に含めてテレビ3に表示し、全ての静止画像データS0について中央領域画像が表示されると、全ての静止画像データS0からサムネイル画像データを生成して、サムネイル画像を含む一覧画面を表示するようにしたものである。
【0044】
ここで、画像の中央領域には撮影の対象となる被写体が含まれていることが多いため、中央領域画像を参照すれば、その画像がどのような画像であるか理解できることが非常に多い。このため、本実施形態のように画像の中央領域画像をサムネイル画像よりも先に表示することにより、静止画像データS0を再生しようとしているユーザは、複数の静止画像データS0の全てについてサムネイル画像が一覧画面に表示されるまで待つ必要がなくなり、その結果、画像の内容を迅速に把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による画像表示装置を適用したDVDプレーヤーの構成を示す概略ブロック図
【図2】静止画像データのファイル構造の例を示す図(その1)
【図3】静止画像データのファイル構造の例を示す図(その2)
【図4】静止画像データのファイル構造の例を示す図(その3)
【図5】一覧表示された中央領域を示す図
【図6】サムネイル画像が表示されつつある一覧画面を示す図
【図7】本実施形態において行われる処理を示すフローチャート
【符号の説明】
1 DVDプレーヤー
3 テレビ
4 パソコン
5 デジタルカメラ
11 メディアドライブ
12 デコーダー
13 ROM
14 RAM
15 リモコン
16 受信部
17 テレビ端子
18 入出力端子
19 CPU
21 サムネイル画像生成手段
【発明の属する技術分野】
本発明は、DVDやCD等の記録媒体に記録された静止画像を表す画像データを再生する際に、各画像データのサムネイル画像を含む一覧画面をテレビ等の表示手段に表示する画像表示方法および装置並びに画像表示方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
DVDプレーヤーは、DVDに記録された映画を家庭用のテレビにおいて再生したり、CDに記録された音楽を再生して楽しむことができる。一方、DVDやCD等のメディアに記録された静止画像を表す静止画像データをDVDプレーヤーにより表示することも可能となってきている。これにより、デジタルカメラにより取得した画像データや、フイルムに記録された画像を読み取ることにより得た画像データをメディアに記録すれば、自身が撮影した画像を家庭用のテレビに表示して家族や友人とともに楽しむことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、メディアには複数の静止画像データを記録することができるため、複数の画像データにより表される画像のサムネイル画像を生成し、これを一覧画面に含めて表示することにより、表示する画像の内容を容易に理解して画像の選択を容易に行うことができる。
【0004】
しかしながら、サムネイル画像を生成するためには画像データを縮小する必要がある。とくに、画像データは圧縮されていることが多いため、サムネイル画像の生成時にはまず画像データを解凍し、解凍して得られた画像データをさらに縮小する処理を行う必要がある。ここで、多くの家庭において使用される汎用型のDVDプレーヤーは、比較的安価なCPUのみしか使用していないため、サムネイル画像を生成する処理に時間を要する。とくに、DVDのようなメディアは容量が大きいために多数の画像データが記録されていることが多いため、DVDに記録された画像データを再生しようとしているユーザは、全ての画像データについてサムネイル画像を生成するのに長時間待つ必要があり、その結果、メディアに記録された画像の内容を把握するのに時間を要するという問題がある。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、メディアに記録された画像データを再生する際に、画像の内容を迅速に把握できるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明による画像表示方法は、複数の画像データのそれぞれについてのサムネイル画像を含む一覧画面を表示手段に表示する画像表示方法において、
前記複数の画像データについて、該各画像データにより表される画像の中央領域に対応する中央領域画像を抽出し、該抽出された中央領域画像を前記一覧画面に含めて表示し、
全ての前記画像データについての前記中央領域画像を前記一覧画面に含めて表示した後、前記全ての画像データについて前記サムネイル画像を前記中央領域画像に代えて前記一覧画面に含めて表示することを特徴とするものである。
【0007】
「中央領域」とは、画像の中心部分を含み、画像データにより表される画像のサイズよりも小さい所定範囲の領域をいう。
【0008】
なお、本発明による画像表示方法においては、前記複数の画像データが圧縮されてなるものであってもよい。
【0009】
また、本発明による画像表示方法においては、前記複数の画像データが複数の領域に分割され、該複数の領域毎に圧縮されてなる場合に、
前記複数の領域のうち前記中央領域に対応する領域のみを先に解凍することにより、該中央領域画像を抽出するようにしてもよい。
【0010】
本発明による画像表示装置は、複数の画像データのそれぞれについてのサムネイル画像を含む一覧画面を表示手段に表示する画像表示装置において、
前記複数の画像データについて、該各画像データにより表される画像の中央領域に対応する中央領域画像を抽出し、該抽出された中央領域画像を前記一覧画面に含めて表示し、全ての前記画像データについての前記中央領域画像を前記一覧画面に含めて表示した後、前記全ての画像データについて前記サムネイル画像を前記中央領域画像に代えて前記一覧画面に含めて表示するサムネイル画像生成手段をさらに備えたことを特徴とするものである。
【0011】
なお、本発明による画像表示装置においては、前記複数の画像データが圧縮されてなるものであってもよい。
【0012】
また、本発明による画像表示装置においては、前記複数の画像データが複数の領域に分割され、該複数の領域毎に圧縮されてなる場合、
前記サムネイル画像生成手段を、前記複数の領域のうち前記中央領域に対応する領域のみを先に解凍することにより、該中央領域画像を抽出する手段としてもよい。
【0013】
本発明によるDVDプレーヤーは、本発明による画像表示装置を備えたことを特徴とするものである。
【0014】
なお、本発明による画像表示方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして提供してもよい。
【0015】
【発明の効果】
本発明によれば、複数の画像データについて、各画像データにより表される画像の中央領域に対応する中央領域画像が抽出され、抽出された中央領域画像が一覧画面に含められて表示される。そして、全ての画像データについて中央領域画像が一覧画面に含められて表示されると、全ての画像データについてのサムネイル画像が中央領域画像に代えて一覧画面に含められて表示される。
【0016】
ここで、画像の中央領域には撮影の対象となる被写体が含まれていることが多いため、中央領域画像を参照すれば、その画像がどのような内容のものであるか理解できることが非常に多い。本発明によれば、画像の中央領域に対応する中央領域画像がサムネイル画像よりも先に表示されるため、画像を再生しようとしているユーザは、複数の画像データの全てについてサムネイル画像が一覧画面に表示されるまで待つことなく、画像の内容を迅速に把握することができる。
【0017】
とくに、画像データが圧縮されている場合には、サムネイル画像を生成するために画像データを解凍する処理を行う必要があるため、サムネイル画像の生成にさらに長時間を要する。したがって、とくに画像データが圧縮されている場合においては、中央領域画像を抽出して一覧画面に含めて表示することにより、より短い時間で画像の内容を把握することができる。
【0018】
また、複数の画像データが複数の領域に分割されて領域毎に圧縮されてなる場合には、複数の領域のうち中央領域に対応する領域を先に解凍することにより、中央領域画像の抽出を簡易に行うことができ、その結果、画像の内容をより迅速に把握することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は本発明の実施形態による画像表示装置を適用したDVDプレーヤーの構成を示す概略ブロック図である。図1に示すように、本実施形態によるDVDプレーヤー1は、メディアMの挿入を受け付けてメディアMに記録された動画像データ、静止画像データおよび音声データ等を読み出すメディアドライブ11と、動画像データ、静止画像データおよび音声データをデコードするデコーダー12と、動画像データ、静止画像データおよび音声データを再生等するためのプログラムや種々の情報を記録したROM13と、種々のデータを一時的に記憶したり、処理の作業領域となるRAM14と、リモコン15からの操作を受け付ける受信部16と、テレビ3を接続するためのテレビ端子17と、メモリカードリーダー、ハードディスク、プリンタ等の外部機器を接続するためのUSB、IEEE等の規格からなる入出力端子18と、後述するように静止画像データS0の再生時にサムネイル画像を含む一覧画面を生成するサムネイル画像生成手段21と、メディアドライブ11、デコーダー12、ROM13、RAM14、受信部16、テレビ端子17、入出力端子18およびサムネイル画像生成手段21を制御するCPU19とを備える。
【0020】
メディアMにはパソコン4において、デジタルカメラ5により取得された複数の静止画像データS0が記録される。
【0021】
ここで、メディアMに記録される動画像データ、静止画像データおよび音声データは、それぞれMPEG、JPEG等の形式により圧縮されている。デコーダー12は、メディアMに記録された圧縮された動画像データ、静止画像データおよび音声データを解凍し、再生のためにテレビ端子17に入力するものである。なお、動画像データ、静止画像データおよび音声データのそれぞれについて専用のデコーダー12を設けてもよいが、装置の小型化および低コスト化の観点から、動画像データ、静止画像データおよび音声データで兼用のデコーダー12を設けることが好ましい。また、動画像データの再生時には、画像と音声とを別個にデコードする必要がある場合があるため、動画像データ用のデコーダー12と、音声データおよび静止画像データ用のデコーダー12とを設けることが好ましい。
【0022】
ROM13には、DVDプレーヤー1の動作プログラムが記録される。この動作プログラムは、データの再生をCPU19に行わせるものであり、その操作は受信部16が受信したリモコン15の操作に基づいて行われる。
【0023】
ここで、データの再生が指示された場合には、再生するデータをユーザに選択させる画面がテレビ3に表示され、ユーザがリモコン15により選択したデータをテレビ3に再生するように、メディアドライブ11、デコーダー12およびCPU19がプログラムにより駆動される。
【0024】
例えば、ユーザが動画像データを記録したメディアMをメディアドライブ11に挿入して動画像データの再生の指示を行った場合には、メディアドライブ11によりメディアMに記録された動画像データが読み出され、デコーダー12によりデコードされる。そして、デコードされた動画像データがテレビ端子17から出力されてテレビ3に動画像が再生される。
【0025】
また、ユーザが静止画像データを記録したメディアMをメディアドライブ11に挿入して静止画像データの再生の指示を行った場合には、メディアドライブ11によりメディアMに記録された静止画像データが読み出され、デコーダー12によりデコードされる。そして、デコードされた静止画像データがテレビ端子17から出力されてテレビ3に静止画像が再生される。なお、複数の静止画像データがメディアに記録されている場合には、複数の静止画像データをサムネイル表示し、ここで選択されたサムネイル画像に対応する静止画像データが再生される。なお、サムネイル画像の生成はサムネイル画像生成手段21において行われる。
【0026】
また、ユーザが音声データを記録したメディアMをメディアドライブ11に挿入して音声データの再生の指示を行った場合には、メディアドライブ11によりメディアMに記録された音声データが読み出され、デコーダー12によりデコードされる。そして、デコードされた音声データがテレビ端子17から出力されてテレビ3において音声が再生される。なお、入出力端子18にステレオやスピーカーを接続し、ステレオやスピーカーにより音声を再生するようにしてもよい。
【0027】
なお、ROM13に代えて、専用チップによりデータの再生を行うようにしてもよい。
【0028】
受信部16は、リモコン15によりユーザにより操作された操作内容を表す赤外線を受信し、その操作内容に応じてDVDプレーヤー1を駆動する指示をCPU19に入力する。ここで、リモコン15により、動画像データ、静止画像データおよび音声データの再生並びに種々の設定等、DVDプレーヤー1の全ての操作を行うことができる。
【0029】
サムネイル画像生成手段21は、静止画像データS0の再生が指示された場合に、メディアMから静止画像データS0を例えばファイル名順に読み出し、まず、静止画像データS0により表される静止画像の中央領域に対応する中央領域画像を抽出し、これを一覧画面にファイル名順に含めてテレビ端子17を通じてテレビ3に出力する。これにより、中央領域画像のみが含められた一覧画面がテレビ3に表示される。そして、全ての静止画像データS0について、中央領域画像のみからなる一覧画面を表示した後、各静止画像データS0により表される画像を縮小したサムネイル画像を表すサムネイル画像データを生成し、生成したサムネイル画像データにより表されるサムネイル画像を順次中央領域画像に代えて一覧画面に含めてテレビ3に出力する。
【0030】
ここで、中央領域画像の抽出について具体的に説明する。静止画像データS0が図2に示すように複数の領域A1〜A9に分割され、各領域毎に圧縮されたファイル構造を有する場合には、領域A5を解凍して領域A5に対応する領域画像データを得、これをその静止画像データS0についての中央領域画像として一覧画面に含める。なお、静止画像データS0が圧縮されていない場合には、領域A5に対応する領域画像データにより表される画像をそのまま中央領域画像として一覧画面に含める。
【0031】
また、JPEG形式の画像データは、画像を例えば8×8画素の複数のブロックに分割してデータを圧縮している。このため、静止画像データS0がJPEG形式により圧縮されている場合には、中央領域に対応するブロックのみを先に解凍して中央領域に対応する領域画像データを得、この領域画像データにより表される画像を中央領域画像として一覧画面に含めればよい。
【0032】
また、図3に示すように、静止画像データS0がラスタ走査されつつ圧縮されたファイル構造を有する場合において、画像が2つの領域A11,A12に分割され、中央領域を含む領域A12を特定するマーキングS,Eが付与されている場合には、マーキングS,Eを検出し、マーキングS,Eの間のデータを解凍して領域A12に対応する領域画像データを得、この領域画像データにより表される画像を中央領域画像として一覧画面に含めればよい。
【0033】
これにより、静止画像データS0が図2に示すファイル構造を有する場合と比較して、中央領域に対応する領域A5を探索する必要がなくなるため、高速に中央領域画像を抽出できる。さらに、静止画像データS0からサムネイル画像を表すサムネイル画像データを生成する場合にも、静止画像データS0が図2に示すファイル構造を有する場合と比較して、領域を繋げる処理を行う必要がなくなるため、高速に静止画像データS0を解凍することができる。
【0034】
なお、領域A11に対応するデータのみを圧縮し、領域A12に対応するデータを圧縮しないで静止画像データS0を生成することができるが、その場合には、領域A12に対応する領域画像データにより表される画像をそのまま中央領域画像として一覧画面に含めればよい。
【0035】
さらに、図4に示すように、静止画像データS0のヘッダに中央領域A21に対応する領域画像データS(A21)が付与されているファイル構造を有する場合がある。この場合は静止画像データS0に付与された領域画像データS(A21)により表される画像をそのまま中央領域画像として一覧画面に含めればよい。
【0036】
なお、領域画像データS(A21)が圧縮されている場合には、領域画像データS(A21)を先に解凍し、解凍された領域画像データS(A21)により表される画像を、その静止画像データS0についての中央領域画像として一覧画面に含めればよい。
【0037】
ここで、静止画像データS0を図4に示すファイル構造を有するものとすることにより、静止画像データS0の生成を高速に行うことができる。また、ヘッダから領域画像データS(A21)を読み出すのみで中央領域の一覧画面を生成できるため、一覧画面の生成を高速に行うことができる。
【0038】
以上のように、サムネイル画像生成手段21により、全ての静止画像データS0についてまず中央領域画像のみが一覧画面に含められてテレビ3に表示される。図5は中央領域画像のみを含む一覧画面を示す図である。そして、全ての静止画像データS0について中央領域画像のみからなる一覧画面を表示されると、次いで、ファイル名順に静止画像データS0からサムネイル画像データが生成されて、サムネイル画像データにより表されるサムネイル画像が中央領域画像に代えて一覧画面に含められる。図6は、図5に示す一覧画面において、上段の中央領域画像がサムネイル画像に置き換わった状態を示す図である。この状態からさらに下段の中央領域画像がサムネイル画像に置き換わり、最終的には、サムネイル画像のみを含む一覧画面がテレビ3に表示されることとなる。
【0039】
次いで、本実施形態の動作について説明する。図7は本実施形態において行われる処理を示すフローチャートである。なお、ここではメディアMに記録された静止画像データの再生の指示が、メディアMをメディアドライブ11に挿入した後に表示される初期画面において行われたものとする。まず、メディアドライブ11によりメディアMからファイル名が先頭の静止画像データS0が読み出され(ステップS1)、中央領域画像が抽出される(ステップS2)。抽出された中央領域画像は一覧画面に含められてテレビ3に表示される(ステップS3)。
【0040】
次いで、全ての静止画像データS0について中央領域画像を抽出したか否かが判定され(ステップS4)、ステップS4が否定されると、次のファイル名の静止画像データS0が読み出され(ステップS5)、ステップS2に戻る。これにより、メディアMに記録された静止画像データS0についてファイル名順に中央領域画像が抽出されて一覧画面がテレビ3に表示される。
【0041】
一方、ステップS4が肯定されると、ファイル名順に静止画像データS0からサムネイル画像を表すサムネイル画像データが生成される(ステップS6)。生成されたサムネイル画像データにより表されるサムネイル画像は、対応する中央領域画像に代えて一覧画面に含められてテレビ3に表示される(ステップS7)。次いで、全ての静止画像データS0についてサムネイル画像データが生成されたか否かが判定され(ステップS8)、ステップS8が否定されると、次のファイル名の静止画像データS0のサムネイル画像データが生成され(ステップS9)、ステップS7に戻る。これにより、メディアMに記録された静止画像データS0についてファイル名順にサムネイル画像が順次中央領域画像に代えて一覧画面に含められてテレビ3に表示される。
【0042】
一方、ステップS8が肯定されると、全ての静止画像データS0についてサムネイル画像を生成したものとして処理を終了する。
【0043】
このように、本実施形態によれば、複数の静止画像データS0について、中央領域画像を先に抽出し、抽出した中央領域画像を一覧画面に含めてテレビ3に表示し、全ての静止画像データS0について中央領域画像が表示されると、全ての静止画像データS0からサムネイル画像データを生成して、サムネイル画像を含む一覧画面を表示するようにしたものである。
【0044】
ここで、画像の中央領域には撮影の対象となる被写体が含まれていることが多いため、中央領域画像を参照すれば、その画像がどのような画像であるか理解できることが非常に多い。このため、本実施形態のように画像の中央領域画像をサムネイル画像よりも先に表示することにより、静止画像データS0を再生しようとしているユーザは、複数の静止画像データS0の全てについてサムネイル画像が一覧画面に表示されるまで待つ必要がなくなり、その結果、画像の内容を迅速に把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による画像表示装置を適用したDVDプレーヤーの構成を示す概略ブロック図
【図2】静止画像データのファイル構造の例を示す図(その1)
【図3】静止画像データのファイル構造の例を示す図(その2)
【図4】静止画像データのファイル構造の例を示す図(その3)
【図5】一覧表示された中央領域を示す図
【図6】サムネイル画像が表示されつつある一覧画面を示す図
【図7】本実施形態において行われる処理を示すフローチャート
【符号の説明】
1 DVDプレーヤー
3 テレビ
4 パソコン
5 デジタルカメラ
11 メディアドライブ
12 デコーダー
13 ROM
14 RAM
15 リモコン
16 受信部
17 テレビ端子
18 入出力端子
19 CPU
21 サムネイル画像生成手段
Claims (10)
- 複数の画像データのそれぞれについてのサムネイル画像を含む一覧画面を表示手段に表示する画像表示方法において、
前記複数の画像データについて、該各画像データにより表される画像の中央領域に対応する中央領域画像を抽出し、該抽出された中央領域画像を前記一覧画面に含めて表示し、
全ての前記画像データについての前記中央領域画像を前記一覧画面に含めて表示した後、前記全ての画像データについて前記サムネイル画像を前記中央領域画像に代えて前記一覧画面に含めて表示することを特徴とする画像表示方法。 - 前記複数の画像データが圧縮されてなることを特徴とする請求項1記載の画像表示方法。
- 前記複数の画像データが複数の領域に分割され、該複数の領域毎に圧縮されてなり、
前記複数の領域のうち前記中央領域に対応する領域のみを先に解凍することにより、該中央領域画像を抽出することを特徴とする請求項1記載の画像表示方法。 - 複数の画像データのそれぞれについてのサムネイル画像を含む一覧画面を表示手段に表示する画像表示装置において、
前記複数の画像データについて、該各画像データにより表される画像の中央領域に対応する中央領域画像を抽出し、該抽出された中央領域画像を前記一覧画面に含めて表示し、全ての前記画像データについての前記中央領域画像を前記一覧画面に含めて表示した後、前記全ての画像データについて前記サムネイル画像を前記中央領域画像に代えて前記一覧画面に含めて表示するサムネイル画像生成手段をさらに備えたことを特徴とする画像表示装置。 - 前記複数の画像データが圧縮されてなることを特徴とする請求項4記載の画像表示装置。
- 前記複数の画像データが複数の領域に分割され、該複数の領域毎に圧縮されてなる場合、
前記サムネイル画像生成手段は、前記複数の領域のうち前記中央領域に対応する領域のみを先に解凍することにより、該中央領域画像を抽出する手段であることを特徴とする請求項4記載の画像表示装置。 - 請求項4から6のいずれか1項記載の画像表示装置を備えたことを特徴とするDVDプレーヤー。
- 複数の画像データのそれぞれについてのサムネイル画像を含む一覧画面を表示手段に表示する画像表示方法をコンピュータに実行させるためのプログラムにおいて、
前記複数の画像データについて、該各画像データにより表される画像の中央領域に対応する中央領域画像を抽出し、該抽出された中央領域画像を前記一覧画面に含めて表示する手順と、
全ての前記画像データについての前記中央領域画像を前記一覧画面に含めて表示した後、前記全ての画像データについて前記サムネイル画像を前記中央領域画像に代えて前記一覧画面に含めて表示する手順とを有するプログラム。 - 前記複数の画像データが圧縮されてなる請求項8記載のプログラム。
- 前記複数の画像データが複数の領域に分割され、該複数の領域毎に圧縮されてなる場合、
前記中央領域画像を前記一覧画面に含めて表示する手順は、前記複数の領域のうち前記中央領域に対応する領域のみを先に解凍することにより、該中央領域画像を抽出する手順を有する請求項8記載のプログラム。
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JP2002283887A JP2004120605A (ja) | 2002-09-27 | 2002-09-27 | 画像表示方法および装置並びにプログラム |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101335325B1 (ko) | 2009-12-21 | 2013-12-03 | 캐논 가부시끼가이샤 | 표시제어장치 및 표시제어 방법 |
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2002
- 2002-09-27 JP JP2002283887A patent/JP2004120605A/ja not_active Withdrawn
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