JP2004120604A - 画像記録方法および装置、画像表示方法および装置並びにプログラム - Google Patents
画像記録方法および装置、画像表示方法および装置並びにプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004120604A JP2004120604A JP2002283886A JP2002283886A JP2004120604A JP 2004120604 A JP2004120604 A JP 2004120604A JP 2002283886 A JP2002283886 A JP 2002283886A JP 2002283886 A JP2002283886 A JP 2002283886A JP 2004120604 A JP2004120604 A JP 2004120604A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image data
- still image
- recording medium
- management information
- recorded
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Abstract
【課題】DVDプレーヤーのような画像再生装置において、デフォルトの画像以外の背景画像を用いた初期画面やスクリーンセーバーを表示できるようにする。
【解決手段】初期画面およびスクリーンセーバーとして使用する所定静止画像データW0の格納場所等を指定した管理情報K0を複数の静止画像データS0とともにメディアMに記録する。メディアMをメディアドライブ11に挿入し、メディアMから管理情報K0を読み出す。管理情報K0に基づいて、所定静止画像データW0をメディアMから読み出し、これをDVDプレーヤー1起動時の初期画面やスクリーンセーバーとして使用する。
【選択図】 図1
【解決手段】初期画面およびスクリーンセーバーとして使用する所定静止画像データW0の格納場所等を指定した管理情報K0を複数の静止画像データS0とともにメディアMに記録する。メディアMをメディアドライブ11に挿入し、メディアMから管理情報K0を読み出す。管理情報K0に基づいて、所定静止画像データW0をメディアMから読み出し、これをDVDプレーヤー1起動時の初期画面やスクリーンセーバーとして使用する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、DVDやCD等の記録媒体に静止画像を表す静止画像データを記録する画像記録方法および装置、記録媒体に記録された静止画像データを表示する画像表示方法および装置並びに画像記録方法および画像表示方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
DVDプレーヤーは、DVDに記録された映画を家庭用のテレビにおいて再生したり、CDに記録された音楽を再生して楽しむことができる。このようなDVDプレーヤーにおいては、起動時および新たなDVDやCD(以下メディアとする)をドライブに挿入した際に初期画面が表示され、メディアの選択、再生、DVDプレーヤーの設定等を行うことができる。また、一定時間操作がなされないと、テレビの画面保護のためにスクリーンセーバーがテレビ画面に表示される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、初期画面の背景画像やスクリーンセーバーは予めDVDプレーヤーに記憶されたデフォルトの画像しか用いることができないため、パソコンのように任意の背景画像やスクリーンセーバーをテレビに表示することができなかった。
【0004】
一方、メディアに記録された静止画像を表す静止画像データをDVDプレーヤーにより表示することも可能となってきている。これにより、デジタルカメラにより取得した画像データや、フイルムに記録された画像を読み取ることにより得た画像データをメディアに記録すれば、自身が撮影した画像を家庭用のテレビに表示して家族や友人とともに楽しむことができる。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、DVDプレーヤーのような画像再生装置において、デフォルトの画像以外の背景画像やスクリーンセーバーを表示できるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明による画像記録方法は、記録媒体に複数の静止画像データを記録する画像記録方法において、
前記複数の静止画像データのうち、表示手段の待機画面として表示する少なくとも1つの所定静止画像データを特定する管理情報を前記複数の静止画像データとともに前記記録媒体に記録することを特徴とするものである。
【0007】
「待機画面」とは、DVDプレーヤー等の画像再生装置を起動した際に表示される初期画面や、入力が一定時間を行われなかった際に表示されるスクリーンセーバーをいう。
【0008】
「所定静止画像データ」は、記録媒体への静止画像データの記録を行ったユーザが予め指定したものであってもよく、複数の静止画像データをファイル名順でソートした場合の先頭の静止画像データであってもよい。また、フイルムに記録された画像を読み取ることにより複数の静止画像データを得る場合において、複数のフイルムロールについての静止画像データを記録媒体に記録する場合には、各フイルムロールの代表画像を所定の静止画像データとして用いてもよい。
【0009】
また、「管理情報」は、上記所定画像データを特定する情報であるが、具体的には、所定静止画像データが格納されるフォルダおよびファイル名を用いることができる。また、所定静止画像データを特定する情報に加えて、画像表示装置において記録媒体に記録された所定静止画像データを待機画面として表示させるために必要な情報を含んでもよい。具体的には、記録媒体を挿入した際にはこの記録媒体に記録された静止画像データを待機画面として使用する旨を表すフラグのような情報が挙げられる。
【0010】
本発明による画像表示方法は、記録媒体に記録された複数の静止画像データのうち、少なくとも1つの所定静止画像データを該記録媒体から読み出し、
該所定静止画像データを待機画面として表示手段に表示することを特徴とするものである。
【0011】
待機画面が初期画面である場合において、所定静止画像データが複数ある場合には、複数の所定静止画像が1つの画面に含まれるように所定静止画像データを縮小して表示すればよい。
【0012】
また、待機画面がスクリーンセーバーである場合において、所定静止画像データが複数ある場合には、複数の所定静止画像を順次切り替えて表示するスライドショーのような形式のスクリーンセーバーとしてもよい。また、所定静止画像データの数に拘わらず、所定静止画像データを縮小して、画面上を任意に移動させるような形式のスクリーンセーバーとしてもよい。
【0013】
なお、本発明による画像表示方法においては、前記記録媒体が本発明による画像記録方法により前記静止画像データおよび前記管理情報が記録された記録媒体である場合には、
前記管理情報に基づいて前記所定静止画像データを前記記録媒体から読み出すようにしてもよい。
【0014】
また、本発明による画像表示方法においては、前記記録媒体の種類毎に前記所定静止画像データを特定する管理情報が記憶手段に記憶されてなる場合において、
前記管理情報に基づいて、前記所定静止画像データを前記記録媒体から読み出すようにしてもよい。
【0015】
記録媒体にデータを記録する場合には、記録媒体にボリューム名が付与されるが、このボリューム名を記録媒体の種類を特定する情報としても用いてもよい。また、任意に付与したID番号を記録媒体の種類を特定する情報として用いてもよい。
【0016】
なお、本発明による画像表示方法において、管理情報がない場合には、記録媒体に記録された複数の静止画像データから任意に選択された画像データを所定静止画像データとして用いてもよい。
【0017】
本発明による画像記録装置は、記録媒体に複数の静止画像データを記録する画像記録装置において、
前記複数の静止画像データのうち、表示手段の待機画面として表示する少なくとも1つの所定静止画像データを特定する管理情報を前記複数の静止画像データとともに前記記録媒体に記録する記録手段を備えたことを特徴とするものである。
【0018】
本発明による画像表示装置は、記録媒体に記録された複数の静止画像データのうち、少なくとも1つの所定静止画像データを該記録媒体から読み出す読出手段と、
該所定静止画像データを待機画面として表示手段に表示する表示制御手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0019】
なお、本発明による画像表示装置においては、前記記録媒体が本発明による画像記録方法により前記静止画像データおよび前記管理情報が記録された記録媒体である場合において、
前記読出手段を、前記管理情報に基づいて前記所定静止画像データを前記記録媒体から読み出す手段としてもよい。
【0020】
また、本発明による画像表示装置においては、前記記録媒体の種類毎に前記所定静止画像データを特定する管理情報が記憶手段に記憶されてなる場合において、
前記読出手段を、前記管理情報に基づいて、前記所定静止画像データを前記記録媒体から読み出す手段としてもよい。
【0021】
本発明によるDVDプレーヤーは、動画像データを再生する動画像データ再生手段と、
音声データを再生する音声再生手段と、
本発明による画像表示装置とを備えたことを特徴とするものである。
【0022】
ここで、動画像データ再生手段は、動画像データを再生可能な状態として表示手段に出力するものであり、例えば圧縮された動画像データを解凍したり、画質を向上させるための画像処理を行うものが用いられる。
【0023】
また、音声再生手段は、音声データを再生可能な状態として表示手段やDVDプレーヤーに接続されたステレオ、スピーカー等に出力するものであり、例えば圧縮された音声データを解凍したり、音質を向上させる処理を行うものが用いられる。
【0024】
なお、本発明によるDVDプレーヤーにおいては、前記静止画像データが圧縮されてなる場合、前記音声再生手段が前記静止画像データの解凍手段を兼用してなるものとしてもよい。
【0025】
なお、本発明による画像記録方法および画像表示方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して提供してもよい。
【0026】
【発明の効果】
本発明の画像記録方法および装置によれば、複数の静止画像データが記録媒体に記録されるが、その際に、表示手段の待機画面として表示する少なくとも1つの所定静止画像データを特定する管理情報が記録媒体に記録される。このため、記録媒体に記録された管理情報を参照することにより、記録媒体に記録された静止画像データを表示する画像表示装置においては、記録媒体に記録された静止画像データを装置の待機画面として表示することができる。
【0027】
本発明の画像表示方法および装置によれば、記録媒体に記録された複数の静止画像データのうち、少なくとも1つの所定静止画像データが記録媒体から読み出され、読み出された所定静止画像データが表示手段の待機画面として表示手段に表示される。このため、画像表示装置において予め用意されたデフォルトの画像以外の画像を待機画面として表示することができる。
【0028】
また、記録媒体が本発明の画像記録方法および装置により複数の静止画像データおよび管理情報が記録されたものである場合には、記録媒体に記録された管理情報が参照されて、所定静止画像データが読み出され、待機画面として表示される。このため、記録媒体に記録された静止画像データを簡易に待機画面として表示することができる。
【0029】
また、記録媒体の種類毎に所定静止画像データを特定する管理情報が記憶手段に記憶されてなる場合には、記憶手段に記憶された管理情報が参照されて、所定静止画像データが決定される。このため、記録媒体に記録された静止画像データを簡易に待機画面として表示することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は本発明の第1の実施形態による画像表示装置を適用したDVDプレーヤーの構成を示す概略ブロック図である。図1に示すように、第1の実施形態によるDVDプレーヤー1は、メディアMの挿入受け付けてメディアMに記録された動画像データ、静止画像データおよび音声データ等を読み出すメディアドライブ11と、動画像データ、静止画像データおよび音声データをデコードするデコーダー12と、動画像データ、静止画像データおよび音声データを再生等するためのプログラムや種々の情報を記録したROM13と、種々のデータを一時的に記憶したり、処理の作業領域となるRAM14と、リモコン15からの操作を受け付ける受信部16と、テレビ3を接続するためのテレビ端子17と、メモリカードリーダー、ハードディスク、プリンタ等の外部機器を接続するためのUSB、IEEE等の規格からなる入出力端子18と、メディアドライブ11、デコーダー12、ROM13、RAM14、受信部16、テレビ端子17および入出力端子18を制御するCPU19とを備える。
【0031】
メディアMにはパソコン4において、デジタルカメラ5により取得された複数の静止画像データS0が記録される。この際、複数の静止画像データS0とともに管理情報K0が記録される。管理情報K0は、複数の静止画像データS0のうち、DVDプレーヤー1の待機画面として使用する所定静止画像データW0の格納場所を表す情報および待機画面の設定のオン/オフを表す情報を含むものであり、パソコン4において、デジタルカメラ5により取得した静止画像データS0をメディアMに記録する際に、パソコン4のユーザにより生成される。具体的には、複数の静止画像データS0から待機画面として使用する所定静止画像データW0の選択が行われるとともに、待機画面を設定する情報のオン/オフがパソコン4の操作画面上において設定され、選択された所定静止画像データW0の格納場所を表す情報、および待機画面の設定の情報を含む管理情報K0が生成されてメディアMに記録される。
【0032】
なお、所定静止画像データW0は、初期画面用およびスクリーンセーバー用にそれぞれ別個のものを選択してもよい。
【0033】
ここで待機画面とは、DVDプレーヤー1を立ち上げた際にテレビ3に表示される初期画面および入力が一定時間を行われなかった際に表示されるスクリーンセーバーをいう。
【0034】
所定静止画像データW0は、上述したように複数の静止画像データS0からユーザが選択したものでもよいが、例えば、複数の静止画像データS0が複数のフォルダに分類されてメディアMに記録される場合には、各フォルダにおいて複数の静止画像データS0をソートした際にファイル名が先頭の静止画像データS0を所定静止画像データW0としてもよい。また、とくに複数のネガフイルムに記録された画像の読み取りを写真店に依頼した場合、静止画像データS0はネガフイルム毎にフォルダに分類されてメディアMに記録されるが、この場合においても各フォルダにおいて複数の静止画像データS0をソートした際にファイル名が先頭の静止画像データS0を所定静止画像データW0としてもよい。
【0035】
ここで、メディアMに記録される動画像データ、静止画像データおよび音声データは、それぞれMPEG、JPEG等の形式により圧縮されている。デコーダー12は、メディアMに記録された圧縮された動画像データ、静止画像データおよび音声データを解凍し、再生のためにテレビ端子17に入力するものである。なお、動画像データ、静止画像データおよび音声データのそれぞれについて専用のデコーダー12を設けてもよいが、装置の小型化および低コスト化の観点から、動画像データ、静止画像データおよび音声データで兼用のデコーダー12を設けることが好ましい。また、動画像データの再生時には、画像と音声とを別個にデコードする必要がある場合があるため、動画像データ用のデコーダー12と、音声データおよび静止画像データ用のデコーダー12とを設けることが好ましい。
【0036】
ROM13には、DVDプレーヤー1の動作プログラムが記録される。この動作プログラムは、データの再生および待機画面の生成をCPU19に行わせるものであり、その操作は受信部16が受信したリモコン15の操作に基づいて行われる。
【0037】
ここで、データの再生が指示された場合には、再生するデータをユーザに選択させる画面がテレビ3に表示され、ユーザがリモコン15により選択したデータをテレビ3に再生するように、メディアドライブ11、デコーダー12およびCPU19がプログラムにより駆動される。
【0038】
例えば、ユーザが動画像データを記録したメディアMをメディアドライブ11に挿入して動画像データの再生の指示を行った場合には、メディアドライブ11によりメディアMに記録された動画像データが読み出され、デコーダー12によりデコードされる。そして、デコードされた動画像データがテレビ端子17から出力されてテレビ3に動画像が再生される。
【0039】
また、ユーザが静止画像データを記録したメディアMをメディアドライブ11に挿入して静止画像データの再生の指示を行った場合には、メディアドライブ11によりメディアMに記録された動画像データが読み出され、デコーダー12によりデコードされる。そして、デコードされた動画像データがテレビ端子17から出力されてテレビ3に動画像が再生される。
【0040】
なお、複数の静止画像データの再生の指示がなされた場合には、再生が指示された複数の静止画像データを順次切り替えて表示する、あるいは複数の静止画像データをサムネイル表示し、ここで選択されたサムネイル画像に対応する静止画像データを表示する等により、全てのまたは選択された静止画像データを再生することができる。
【0041】
また、ユーザが音声データを記録したメディアMをメディアドライブ11に挿入して音声データの再生の指示を行った場合には、メディアドライブ11によりメディアMに記録された音声データが読み出され、デコーダー12によりデコードされる。そして、デコードされた音声データがテレビ端子17から出力されてテレビ3において音声が再生される。なお、入出力端子18にステレオやスピーカーを接続し、ステレオやスピーカーにより音声を再生するようにしてもよい。
【0042】
また、待機画面を表示する場合には、メディアMに記録された管理情報K0を読み出し、管理情報K0に基づいてメディアMから所定静止画像データW0を読み出し、所定静止画像データW0に基づいて待機画面を生成するよう、メディアドライブ11、デコーダー12およびCPU19がプログラムにより駆動される。
【0043】
なお、ROM13に代えて、専用チップによりデータの再生および待機画面の生成を行うようにしてもよい。
【0044】
ここで、待機画面の生成について説明する。まず、待機画面が初期画面である場合について説明する。メディアMをメディアドライブ11に挿入した状態でDVDプレーヤー1を起動する、あるいは新たなメディアMをメディアドライブ11に挿入すると、メディアMに記録された管理情報K0が読み出され、管理情報K0に基づいて、所定静止画像データW0がメディアドライブ11によりメディアMから読み出される。そして、読み出された所定静止画像データW0はRAM14に一時的に記憶され、さらにテレビ端子17からテレビ3に出力されて、初期画面の背景画像としてテレビ3に表示される。図2(a)は所定静止画像データW0が初期画面の背景画像として表示された状態を示す図である。図2(a)に示すように、初期画面には所定静止画像データW0が背景画像として表示され、さらに「再生」、「設定」のコマンドCが表示される。
【0045】
なお、所定静止画像データW0が複数ある場合には、図2(b)に示すように複数の所定静止画像データW0が画面内に収まるように縮小されてテレビ3に表示される。
【0046】
一方、待機画面がスクリーンセーバーである場合には、メディアMをDVDプレーヤー1に挿入すると、メディアMに記録された管理情報K0が読み出され、管理情報K0に基づいて所定静止画像データW0がメディアドライブ11によりメディアMから読み出され、読み出された所定静止画像データW0がRAM14に一時的に記憶される。そして、一定時間リモコン15の操作がなされないと、所定静止画像データW0がRAM14から読み出され、スクリーンセーバーに加工されてテレビ端子17から出力され、テレビ3に表示される。
【0047】
なお、所定静止画像データW0が1つのみの場合には、図3に示すように、所定静止画像データW0を縮小し、縮小した所定静止画像が画面内をランダムに移動するように所定静止画像データW0をスクリーンセーバーに加工してテレビ3に表示すればよい。また、所定静止画像データW0が複数ある場合には、所定静止画像データS0を順次切り替えて表示するように所定静止画像データW0をスクリーンセーバーに加工してテレビ3に表示すればよい。また、複数の所定静止画像データW0を縮小し、縮小した複数の所定静止画像が画面内をランダムに移動するように所定静止画像データW0をスクリーンセーバーに加工してテレビ3に表示してもよい。
【0048】
また、待機画面を生成するためにRAM14に記憶された所定静止画像データW0は、メディアMをメディアドライブ11から取り出した際に消去してもよいが、メディアMのボリューム名と対応付けてRAM14に記憶しておいてもよい。これにより、次回同一のメディアMをメディアドライブ11に挿入した際に、再度メディアMから所定静止画像データW0を読み出す必要がなくなる。
【0049】
また、メディアMに記録された静止画像データS0を用いての待機画面の生成は、メディアMの管理情報K0に記録された待機画面の設定情報がオンとされている場合にのみ行われる。管理情報K0における待機画面の設定情報がオフとされている場合、あるいはメディアMに管理情報K0が記録されていない場合には、予めROM13に記録されたデフォルト画像が待機画面として用いられる。
【0050】
受信部16は、リモコン15によりユーザにより操作された操作内容を表す赤外線を受信し、その操作内容に応じてDVDプレーヤー1を駆動するよう、指示をCPU19に入力する。ここで、リモコン15により、動画像データ、静止画像データおよび音声データの再生並びに待機画面の設定等、DVDプレーヤー1の全ての操作を行うことができる。
【0051】
次いで、第1の実施の形態の動作について説明する。図4は、第1の実施形態において、初期画面の表示時に行われる処理を示すフローチャートである。まず、メディアドライブ11へメディアMが挿入されたか否かまたはDVDプレーヤー1が起動されたか否かが監視されており(ステップS1)、ステップS1が肯定されると、メディアMに管理情報K0が記録されているか否かが判定される(ステップS2)。ステップS2が肯定されると、管理情報K0に含まれる待機画面の設定情報がオンとされているか否かが判定される(ステップS3)。ステップS3が肯定されると、管理情報K0に基づいてメディアMから所定静止画像データW0が読み出され(ステップS4)、RAM14に記憶される(ステップS5)。そして、所定静止画像データW0が初期画面としてテレビ3に表示され(ステップS6)、処理を終了する。
【0052】
なお、ステップS2およびステップS3が否定されると、ROM13に記憶されたデフォルトの画像が初期画面としてテレビ3に表示され(ステップS7)、処理を終了する。
【0053】
図5は、第1の実施形態において、スクリーンセーバーの表示時に行われる処理を示すフローチャートである。まず、最後に操作が行われてから一定時間が経過したか否かが監視されており(ステップS11)、ステップS11が肯定されると、RAM14に所定静止画像データW0が記憶されているか否かが判定される(ステップS12)。ステップS12が肯定されると、所定静止画像データW0がスクリーンセーバーとして表示され(ステップS13)、処理を終了する。
【0054】
一方、ステップS12が否定されると、デフォルトの画像がスクリーンセーバーとして表示され(ステップS14)、処理を終了する。
【0055】
このように、第1の実施形態においては、メディアMに記録された管理情報K0に基づいて、メディアMに記録された複数の静止画像データS0から所定静止画像データW0を読み出して、これをDVDプレーヤー1の待機画面として用いるようにしたため、DVDプレーヤー1において予めROM13に記憶されたデフォルトの画像以外の画像を待機画面として用いることができる。
【0056】
また、メディアMに記録された所定静止画像データW0を待機画面として用いているため、とくに待機画面を初期画面とした場合に、メディアMをメディアドライブ11に挿入すれば、そのメディアMにどのような画像が記録されているかの確認を容易に行うことができる。
【0057】
また、メディアMに記録された管理情報K0を参照して待機画面を表示しているため、待機画面の表示を簡易に行うことができる。
【0058】
次いで、本発明の第2の実施形態について説明する。図6は、本発明の第2の実施形態による画像記録装置を適用したDVDプレーヤー1を示す図である。なお、第2の実施形態において第1の実施形態と同一の構成については同一の参照番号を付し、詳細な説明は省略する。第2の実施形態においては、メディアMの種類を識別する識別手段21と、メディアMの種類に応じた管理情報K0を記憶するRAM14′とを備えた点が第1の実施形態と異なる。
【0059】
RAM14′には、例えば図7に示すように、メディアMのボリューム名毎に所定静止画像データW0のファイル名を格納場所とともに登録した管理情報K0が記憶されている。
【0060】
識別手段21は、メディアMに付与された識別情報に基づいて、メディアMの種類を識別する。ここで、識別情報としては、メディアMのボリューム名を用いるが、メディアMに任意に付与されるID番号等を用いてもよい。
【0061】
そして、メディアドライブ11にメディアMが挿入されると、メディアMのボリューム名がメディアドライブ11により読み取られて、識別手段21に入力される。識別手段21は、ボリューム名に基づいて、挿入されたメディアMがRAM14′に登録されているか否かを判定する。そして、メディアMがRAM14′に登録されている場合には、RAM14′に記憶された管理情報K0に基づいて、ボリューム名に対応するファイル名を有する所定静止画像データW0をメディアMから読み出し、所定静止画像データW0に基づいて待機画面を表示する。
【0062】
一方、メディアMがRAM14′に登録されていない場合には、メディアMの登録を行うための登録画面がテレビ3に表示され、この登録画面において、メディアMの登録および所定静止画像データW0の選択を行うことができる。
【0063】
次いで、第2の実施の形態の動作について説明する。図8は、第2の実施形態において、初期画面の表示時に行われる処理を示すフローチャートである。まず、メディアドライブ11へメディアMが挿入されたか否かまたはDVDプレーヤー1が起動されたか否かが監視されており(ステップS21)、ステップS21が肯定されると、メディアMのボリューム名が読み出される(ステップS22)。そして、RAM14′が参照されて、挿入されたメディアMがRAM14′に登録されているか否かが判定される(ステップS23)。
【0064】
ステップS23が肯定されると、RAM14′に記憶された管理情報K0に基づいて、ボリューム名に対応するファイル名を有する所定静止画像データW0がメディアMから読み出され(ステップS24)、所定静止画像データW0が初期画面としてテレビ3に表示され(ステップS25)、処理を終了する。
【0065】
なお、ステップS23が否定されると、メディアMの登録を行うための登録画面がテレビ3に表示される(ステップS26)。そして、この登録画面において、メディアMの登録および所定静止画像データW0の選択が受け付けられ(ステップS27)、選択された所定静止画像データW0が初期画面としてテレビ3に表示され(ステップS28)、処理を終了する。
【0066】
図9は、第2の実施形態において、スクリーンセーバーの表示時に行われる処理を示すフローチャートである。まず、最後に操作が行われてから一定時間が経過したか否かが監視されており(ステップS31)、ステップS31が肯定されると、メディアMのボリューム名が読み出される(ステップS32)。ここで、メディアドライブ11に一度挿入されたメディアMはすでにRAM14′にボリューム名および所定静止画像データW0が登録されているため、ボリューム名に対応するファイル名を有する所定静止画像データW0がメディアMから読み出され(ステップS33)、所定静止画像データW0がスクリーンセーバーとしてテレビ3に表示され(ステップS34)、処理を終了する。
【0067】
このように、第2の実施形態においては、RAM14′に記録された管理情報K0に基づいて、メディアMに記録された複数の静止画像データS0から所定静止画像データW0を読み出して、これをDVDプレーヤー1の待機画面として用いるようにしたため、DVDプレーヤー1において予め用意されたデフォルトの画像以外の画像を待機画面として用いることができる。
【0068】
また、RAM14′に記録された管理情報K0を参照して待機画面を表示しているため、待機画面の表示を簡易に行うことができる。
【0069】
なお、上記第2の実施形態において、メディアMの登録画面が表示された際に、登録を受け付けるか否かをユーザに選択させるようにしてもよい。そして、登録を行わない旨の選択がなされた場合には、ROM13に記憶されているデフォルトの画像を待機画面として表示すればよい。
【0070】
また、上記第1および第2の実施形態において、管理情報K0がメディアMあるいはRAM14′に記憶されていない場合には、ROM13に記憶されたデフォルト画像を待機画面として用いているが、メディアMに記録された複数の静止画像データS0からランダムに選択された静止画像データS0を所定静止画像データW0として待機画面に用いてもよい。また、複数の静止画像データS0のサムネイル画像を一覧として並べたサムネイル画面を生成し、これを待機画面として用いてもよい。
【0071】
また、上記第1および第2の実施形態においては、DVDプレーヤー1においてメディアMを再生する場合に、メディアMに記録された複数の静止画像データS0から選択された所定静止画像データW0を用いて待機画面を表示しているが、パソコンにおいてメディアMを再生する場合においても同様に、メディアMに記録された複数の静止画像データS0から選択された所定静止画像データW0を用いて待機画面を表示してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による画像表示装置を適用したDVDプレーヤーの構成を示す概略ブロック図
【図2】所定静止画像データが初期画面に表示された状態を示す図
【図3】所定静止画像データがスクリーンセーバーとして用いられた状態を示す図
【図4】第1の実施形態において、初期画面の表示時に行われる処理を示すフローチャート
【図5】第1の実施形態において、スクリーンセーバーの表示時に行われる処理を示すフローチャート
【図6】本発明の第2の実施形態による画像記録装置を適用したDVDプレーヤーの構成を示す図
【図7】管理情報を示す図
【図8】第2の実施形態において、初期画面の表示時に行われる処理を示すフローチャート
【図9】第2の実施形態において、スクリーンセーバーの表示時に行われる処理を示すフローチャート
【符号の説明】
1 DVDプレーヤー
3 テレビ
4 パソコン
5 デジタルカメラ
11 メディアドライブ
12 デコーダー
13 ROM
14,14′ RAM
15 リモコン
16 受信部
17 テレビ端子
18 入出力端子
19 CPU
21 識別手段
【発明の属する技術分野】
本発明は、DVDやCD等の記録媒体に静止画像を表す静止画像データを記録する画像記録方法および装置、記録媒体に記録された静止画像データを表示する画像表示方法および装置並びに画像記録方法および画像表示方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
DVDプレーヤーは、DVDに記録された映画を家庭用のテレビにおいて再生したり、CDに記録された音楽を再生して楽しむことができる。このようなDVDプレーヤーにおいては、起動時および新たなDVDやCD(以下メディアとする)をドライブに挿入した際に初期画面が表示され、メディアの選択、再生、DVDプレーヤーの設定等を行うことができる。また、一定時間操作がなされないと、テレビの画面保護のためにスクリーンセーバーがテレビ画面に表示される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、初期画面の背景画像やスクリーンセーバーは予めDVDプレーヤーに記憶されたデフォルトの画像しか用いることができないため、パソコンのように任意の背景画像やスクリーンセーバーをテレビに表示することができなかった。
【0004】
一方、メディアに記録された静止画像を表す静止画像データをDVDプレーヤーにより表示することも可能となってきている。これにより、デジタルカメラにより取得した画像データや、フイルムに記録された画像を読み取ることにより得た画像データをメディアに記録すれば、自身が撮影した画像を家庭用のテレビに表示して家族や友人とともに楽しむことができる。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、DVDプレーヤーのような画像再生装置において、デフォルトの画像以外の背景画像やスクリーンセーバーを表示できるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明による画像記録方法は、記録媒体に複数の静止画像データを記録する画像記録方法において、
前記複数の静止画像データのうち、表示手段の待機画面として表示する少なくとも1つの所定静止画像データを特定する管理情報を前記複数の静止画像データとともに前記記録媒体に記録することを特徴とするものである。
【0007】
「待機画面」とは、DVDプレーヤー等の画像再生装置を起動した際に表示される初期画面や、入力が一定時間を行われなかった際に表示されるスクリーンセーバーをいう。
【0008】
「所定静止画像データ」は、記録媒体への静止画像データの記録を行ったユーザが予め指定したものであってもよく、複数の静止画像データをファイル名順でソートした場合の先頭の静止画像データであってもよい。また、フイルムに記録された画像を読み取ることにより複数の静止画像データを得る場合において、複数のフイルムロールについての静止画像データを記録媒体に記録する場合には、各フイルムロールの代表画像を所定の静止画像データとして用いてもよい。
【0009】
また、「管理情報」は、上記所定画像データを特定する情報であるが、具体的には、所定静止画像データが格納されるフォルダおよびファイル名を用いることができる。また、所定静止画像データを特定する情報に加えて、画像表示装置において記録媒体に記録された所定静止画像データを待機画面として表示させるために必要な情報を含んでもよい。具体的には、記録媒体を挿入した際にはこの記録媒体に記録された静止画像データを待機画面として使用する旨を表すフラグのような情報が挙げられる。
【0010】
本発明による画像表示方法は、記録媒体に記録された複数の静止画像データのうち、少なくとも1つの所定静止画像データを該記録媒体から読み出し、
該所定静止画像データを待機画面として表示手段に表示することを特徴とするものである。
【0011】
待機画面が初期画面である場合において、所定静止画像データが複数ある場合には、複数の所定静止画像が1つの画面に含まれるように所定静止画像データを縮小して表示すればよい。
【0012】
また、待機画面がスクリーンセーバーである場合において、所定静止画像データが複数ある場合には、複数の所定静止画像を順次切り替えて表示するスライドショーのような形式のスクリーンセーバーとしてもよい。また、所定静止画像データの数に拘わらず、所定静止画像データを縮小して、画面上を任意に移動させるような形式のスクリーンセーバーとしてもよい。
【0013】
なお、本発明による画像表示方法においては、前記記録媒体が本発明による画像記録方法により前記静止画像データおよび前記管理情報が記録された記録媒体である場合には、
前記管理情報に基づいて前記所定静止画像データを前記記録媒体から読み出すようにしてもよい。
【0014】
また、本発明による画像表示方法においては、前記記録媒体の種類毎に前記所定静止画像データを特定する管理情報が記憶手段に記憶されてなる場合において、
前記管理情報に基づいて、前記所定静止画像データを前記記録媒体から読み出すようにしてもよい。
【0015】
記録媒体にデータを記録する場合には、記録媒体にボリューム名が付与されるが、このボリューム名を記録媒体の種類を特定する情報としても用いてもよい。また、任意に付与したID番号を記録媒体の種類を特定する情報として用いてもよい。
【0016】
なお、本発明による画像表示方法において、管理情報がない場合には、記録媒体に記録された複数の静止画像データから任意に選択された画像データを所定静止画像データとして用いてもよい。
【0017】
本発明による画像記録装置は、記録媒体に複数の静止画像データを記録する画像記録装置において、
前記複数の静止画像データのうち、表示手段の待機画面として表示する少なくとも1つの所定静止画像データを特定する管理情報を前記複数の静止画像データとともに前記記録媒体に記録する記録手段を備えたことを特徴とするものである。
【0018】
本発明による画像表示装置は、記録媒体に記録された複数の静止画像データのうち、少なくとも1つの所定静止画像データを該記録媒体から読み出す読出手段と、
該所定静止画像データを待機画面として表示手段に表示する表示制御手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0019】
なお、本発明による画像表示装置においては、前記記録媒体が本発明による画像記録方法により前記静止画像データおよび前記管理情報が記録された記録媒体である場合において、
前記読出手段を、前記管理情報に基づいて前記所定静止画像データを前記記録媒体から読み出す手段としてもよい。
【0020】
また、本発明による画像表示装置においては、前記記録媒体の種類毎に前記所定静止画像データを特定する管理情報が記憶手段に記憶されてなる場合において、
前記読出手段を、前記管理情報に基づいて、前記所定静止画像データを前記記録媒体から読み出す手段としてもよい。
【0021】
本発明によるDVDプレーヤーは、動画像データを再生する動画像データ再生手段と、
音声データを再生する音声再生手段と、
本発明による画像表示装置とを備えたことを特徴とするものである。
【0022】
ここで、動画像データ再生手段は、動画像データを再生可能な状態として表示手段に出力するものであり、例えば圧縮された動画像データを解凍したり、画質を向上させるための画像処理を行うものが用いられる。
【0023】
また、音声再生手段は、音声データを再生可能な状態として表示手段やDVDプレーヤーに接続されたステレオ、スピーカー等に出力するものであり、例えば圧縮された音声データを解凍したり、音質を向上させる処理を行うものが用いられる。
【0024】
なお、本発明によるDVDプレーヤーにおいては、前記静止画像データが圧縮されてなる場合、前記音声再生手段が前記静止画像データの解凍手段を兼用してなるものとしてもよい。
【0025】
なお、本発明による画像記録方法および画像表示方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して提供してもよい。
【0026】
【発明の効果】
本発明の画像記録方法および装置によれば、複数の静止画像データが記録媒体に記録されるが、その際に、表示手段の待機画面として表示する少なくとも1つの所定静止画像データを特定する管理情報が記録媒体に記録される。このため、記録媒体に記録された管理情報を参照することにより、記録媒体に記録された静止画像データを表示する画像表示装置においては、記録媒体に記録された静止画像データを装置の待機画面として表示することができる。
【0027】
本発明の画像表示方法および装置によれば、記録媒体に記録された複数の静止画像データのうち、少なくとも1つの所定静止画像データが記録媒体から読み出され、読み出された所定静止画像データが表示手段の待機画面として表示手段に表示される。このため、画像表示装置において予め用意されたデフォルトの画像以外の画像を待機画面として表示することができる。
【0028】
また、記録媒体が本発明の画像記録方法および装置により複数の静止画像データおよび管理情報が記録されたものである場合には、記録媒体に記録された管理情報が参照されて、所定静止画像データが読み出され、待機画面として表示される。このため、記録媒体に記録された静止画像データを簡易に待機画面として表示することができる。
【0029】
また、記録媒体の種類毎に所定静止画像データを特定する管理情報が記憶手段に記憶されてなる場合には、記憶手段に記憶された管理情報が参照されて、所定静止画像データが決定される。このため、記録媒体に記録された静止画像データを簡易に待機画面として表示することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は本発明の第1の実施形態による画像表示装置を適用したDVDプレーヤーの構成を示す概略ブロック図である。図1に示すように、第1の実施形態によるDVDプレーヤー1は、メディアMの挿入受け付けてメディアMに記録された動画像データ、静止画像データおよび音声データ等を読み出すメディアドライブ11と、動画像データ、静止画像データおよび音声データをデコードするデコーダー12と、動画像データ、静止画像データおよび音声データを再生等するためのプログラムや種々の情報を記録したROM13と、種々のデータを一時的に記憶したり、処理の作業領域となるRAM14と、リモコン15からの操作を受け付ける受信部16と、テレビ3を接続するためのテレビ端子17と、メモリカードリーダー、ハードディスク、プリンタ等の外部機器を接続するためのUSB、IEEE等の規格からなる入出力端子18と、メディアドライブ11、デコーダー12、ROM13、RAM14、受信部16、テレビ端子17および入出力端子18を制御するCPU19とを備える。
【0031】
メディアMにはパソコン4において、デジタルカメラ5により取得された複数の静止画像データS0が記録される。この際、複数の静止画像データS0とともに管理情報K0が記録される。管理情報K0は、複数の静止画像データS0のうち、DVDプレーヤー1の待機画面として使用する所定静止画像データW0の格納場所を表す情報および待機画面の設定のオン/オフを表す情報を含むものであり、パソコン4において、デジタルカメラ5により取得した静止画像データS0をメディアMに記録する際に、パソコン4のユーザにより生成される。具体的には、複数の静止画像データS0から待機画面として使用する所定静止画像データW0の選択が行われるとともに、待機画面を設定する情報のオン/オフがパソコン4の操作画面上において設定され、選択された所定静止画像データW0の格納場所を表す情報、および待機画面の設定の情報を含む管理情報K0が生成されてメディアMに記録される。
【0032】
なお、所定静止画像データW0は、初期画面用およびスクリーンセーバー用にそれぞれ別個のものを選択してもよい。
【0033】
ここで待機画面とは、DVDプレーヤー1を立ち上げた際にテレビ3に表示される初期画面および入力が一定時間を行われなかった際に表示されるスクリーンセーバーをいう。
【0034】
所定静止画像データW0は、上述したように複数の静止画像データS0からユーザが選択したものでもよいが、例えば、複数の静止画像データS0が複数のフォルダに分類されてメディアMに記録される場合には、各フォルダにおいて複数の静止画像データS0をソートした際にファイル名が先頭の静止画像データS0を所定静止画像データW0としてもよい。また、とくに複数のネガフイルムに記録された画像の読み取りを写真店に依頼した場合、静止画像データS0はネガフイルム毎にフォルダに分類されてメディアMに記録されるが、この場合においても各フォルダにおいて複数の静止画像データS0をソートした際にファイル名が先頭の静止画像データS0を所定静止画像データW0としてもよい。
【0035】
ここで、メディアMに記録される動画像データ、静止画像データおよび音声データは、それぞれMPEG、JPEG等の形式により圧縮されている。デコーダー12は、メディアMに記録された圧縮された動画像データ、静止画像データおよび音声データを解凍し、再生のためにテレビ端子17に入力するものである。なお、動画像データ、静止画像データおよび音声データのそれぞれについて専用のデコーダー12を設けてもよいが、装置の小型化および低コスト化の観点から、動画像データ、静止画像データおよび音声データで兼用のデコーダー12を設けることが好ましい。また、動画像データの再生時には、画像と音声とを別個にデコードする必要がある場合があるため、動画像データ用のデコーダー12と、音声データおよび静止画像データ用のデコーダー12とを設けることが好ましい。
【0036】
ROM13には、DVDプレーヤー1の動作プログラムが記録される。この動作プログラムは、データの再生および待機画面の生成をCPU19に行わせるものであり、その操作は受信部16が受信したリモコン15の操作に基づいて行われる。
【0037】
ここで、データの再生が指示された場合には、再生するデータをユーザに選択させる画面がテレビ3に表示され、ユーザがリモコン15により選択したデータをテレビ3に再生するように、メディアドライブ11、デコーダー12およびCPU19がプログラムにより駆動される。
【0038】
例えば、ユーザが動画像データを記録したメディアMをメディアドライブ11に挿入して動画像データの再生の指示を行った場合には、メディアドライブ11によりメディアMに記録された動画像データが読み出され、デコーダー12によりデコードされる。そして、デコードされた動画像データがテレビ端子17から出力されてテレビ3に動画像が再生される。
【0039】
また、ユーザが静止画像データを記録したメディアMをメディアドライブ11に挿入して静止画像データの再生の指示を行った場合には、メディアドライブ11によりメディアMに記録された動画像データが読み出され、デコーダー12によりデコードされる。そして、デコードされた動画像データがテレビ端子17から出力されてテレビ3に動画像が再生される。
【0040】
なお、複数の静止画像データの再生の指示がなされた場合には、再生が指示された複数の静止画像データを順次切り替えて表示する、あるいは複数の静止画像データをサムネイル表示し、ここで選択されたサムネイル画像に対応する静止画像データを表示する等により、全てのまたは選択された静止画像データを再生することができる。
【0041】
また、ユーザが音声データを記録したメディアMをメディアドライブ11に挿入して音声データの再生の指示を行った場合には、メディアドライブ11によりメディアMに記録された音声データが読み出され、デコーダー12によりデコードされる。そして、デコードされた音声データがテレビ端子17から出力されてテレビ3において音声が再生される。なお、入出力端子18にステレオやスピーカーを接続し、ステレオやスピーカーにより音声を再生するようにしてもよい。
【0042】
また、待機画面を表示する場合には、メディアMに記録された管理情報K0を読み出し、管理情報K0に基づいてメディアMから所定静止画像データW0を読み出し、所定静止画像データW0に基づいて待機画面を生成するよう、メディアドライブ11、デコーダー12およびCPU19がプログラムにより駆動される。
【0043】
なお、ROM13に代えて、専用チップによりデータの再生および待機画面の生成を行うようにしてもよい。
【0044】
ここで、待機画面の生成について説明する。まず、待機画面が初期画面である場合について説明する。メディアMをメディアドライブ11に挿入した状態でDVDプレーヤー1を起動する、あるいは新たなメディアMをメディアドライブ11に挿入すると、メディアMに記録された管理情報K0が読み出され、管理情報K0に基づいて、所定静止画像データW0がメディアドライブ11によりメディアMから読み出される。そして、読み出された所定静止画像データW0はRAM14に一時的に記憶され、さらにテレビ端子17からテレビ3に出力されて、初期画面の背景画像としてテレビ3に表示される。図2(a)は所定静止画像データW0が初期画面の背景画像として表示された状態を示す図である。図2(a)に示すように、初期画面には所定静止画像データW0が背景画像として表示され、さらに「再生」、「設定」のコマンドCが表示される。
【0045】
なお、所定静止画像データW0が複数ある場合には、図2(b)に示すように複数の所定静止画像データW0が画面内に収まるように縮小されてテレビ3に表示される。
【0046】
一方、待機画面がスクリーンセーバーである場合には、メディアMをDVDプレーヤー1に挿入すると、メディアMに記録された管理情報K0が読み出され、管理情報K0に基づいて所定静止画像データW0がメディアドライブ11によりメディアMから読み出され、読み出された所定静止画像データW0がRAM14に一時的に記憶される。そして、一定時間リモコン15の操作がなされないと、所定静止画像データW0がRAM14から読み出され、スクリーンセーバーに加工されてテレビ端子17から出力され、テレビ3に表示される。
【0047】
なお、所定静止画像データW0が1つのみの場合には、図3に示すように、所定静止画像データW0を縮小し、縮小した所定静止画像が画面内をランダムに移動するように所定静止画像データW0をスクリーンセーバーに加工してテレビ3に表示すればよい。また、所定静止画像データW0が複数ある場合には、所定静止画像データS0を順次切り替えて表示するように所定静止画像データW0をスクリーンセーバーに加工してテレビ3に表示すればよい。また、複数の所定静止画像データW0を縮小し、縮小した複数の所定静止画像が画面内をランダムに移動するように所定静止画像データW0をスクリーンセーバーに加工してテレビ3に表示してもよい。
【0048】
また、待機画面を生成するためにRAM14に記憶された所定静止画像データW0は、メディアMをメディアドライブ11から取り出した際に消去してもよいが、メディアMのボリューム名と対応付けてRAM14に記憶しておいてもよい。これにより、次回同一のメディアMをメディアドライブ11に挿入した際に、再度メディアMから所定静止画像データW0を読み出す必要がなくなる。
【0049】
また、メディアMに記録された静止画像データS0を用いての待機画面の生成は、メディアMの管理情報K0に記録された待機画面の設定情報がオンとされている場合にのみ行われる。管理情報K0における待機画面の設定情報がオフとされている場合、あるいはメディアMに管理情報K0が記録されていない場合には、予めROM13に記録されたデフォルト画像が待機画面として用いられる。
【0050】
受信部16は、リモコン15によりユーザにより操作された操作内容を表す赤外線を受信し、その操作内容に応じてDVDプレーヤー1を駆動するよう、指示をCPU19に入力する。ここで、リモコン15により、動画像データ、静止画像データおよび音声データの再生並びに待機画面の設定等、DVDプレーヤー1の全ての操作を行うことができる。
【0051】
次いで、第1の実施の形態の動作について説明する。図4は、第1の実施形態において、初期画面の表示時に行われる処理を示すフローチャートである。まず、メディアドライブ11へメディアMが挿入されたか否かまたはDVDプレーヤー1が起動されたか否かが監視されており(ステップS1)、ステップS1が肯定されると、メディアMに管理情報K0が記録されているか否かが判定される(ステップS2)。ステップS2が肯定されると、管理情報K0に含まれる待機画面の設定情報がオンとされているか否かが判定される(ステップS3)。ステップS3が肯定されると、管理情報K0に基づいてメディアMから所定静止画像データW0が読み出され(ステップS4)、RAM14に記憶される(ステップS5)。そして、所定静止画像データW0が初期画面としてテレビ3に表示され(ステップS6)、処理を終了する。
【0052】
なお、ステップS2およびステップS3が否定されると、ROM13に記憶されたデフォルトの画像が初期画面としてテレビ3に表示され(ステップS7)、処理を終了する。
【0053】
図5は、第1の実施形態において、スクリーンセーバーの表示時に行われる処理を示すフローチャートである。まず、最後に操作が行われてから一定時間が経過したか否かが監視されており(ステップS11)、ステップS11が肯定されると、RAM14に所定静止画像データW0が記憶されているか否かが判定される(ステップS12)。ステップS12が肯定されると、所定静止画像データW0がスクリーンセーバーとして表示され(ステップS13)、処理を終了する。
【0054】
一方、ステップS12が否定されると、デフォルトの画像がスクリーンセーバーとして表示され(ステップS14)、処理を終了する。
【0055】
このように、第1の実施形態においては、メディアMに記録された管理情報K0に基づいて、メディアMに記録された複数の静止画像データS0から所定静止画像データW0を読み出して、これをDVDプレーヤー1の待機画面として用いるようにしたため、DVDプレーヤー1において予めROM13に記憶されたデフォルトの画像以外の画像を待機画面として用いることができる。
【0056】
また、メディアMに記録された所定静止画像データW0を待機画面として用いているため、とくに待機画面を初期画面とした場合に、メディアMをメディアドライブ11に挿入すれば、そのメディアMにどのような画像が記録されているかの確認を容易に行うことができる。
【0057】
また、メディアMに記録された管理情報K0を参照して待機画面を表示しているため、待機画面の表示を簡易に行うことができる。
【0058】
次いで、本発明の第2の実施形態について説明する。図6は、本発明の第2の実施形態による画像記録装置を適用したDVDプレーヤー1を示す図である。なお、第2の実施形態において第1の実施形態と同一の構成については同一の参照番号を付し、詳細な説明は省略する。第2の実施形態においては、メディアMの種類を識別する識別手段21と、メディアMの種類に応じた管理情報K0を記憶するRAM14′とを備えた点が第1の実施形態と異なる。
【0059】
RAM14′には、例えば図7に示すように、メディアMのボリューム名毎に所定静止画像データW0のファイル名を格納場所とともに登録した管理情報K0が記憶されている。
【0060】
識別手段21は、メディアMに付与された識別情報に基づいて、メディアMの種類を識別する。ここで、識別情報としては、メディアMのボリューム名を用いるが、メディアMに任意に付与されるID番号等を用いてもよい。
【0061】
そして、メディアドライブ11にメディアMが挿入されると、メディアMのボリューム名がメディアドライブ11により読み取られて、識別手段21に入力される。識別手段21は、ボリューム名に基づいて、挿入されたメディアMがRAM14′に登録されているか否かを判定する。そして、メディアMがRAM14′に登録されている場合には、RAM14′に記憶された管理情報K0に基づいて、ボリューム名に対応するファイル名を有する所定静止画像データW0をメディアMから読み出し、所定静止画像データW0に基づいて待機画面を表示する。
【0062】
一方、メディアMがRAM14′に登録されていない場合には、メディアMの登録を行うための登録画面がテレビ3に表示され、この登録画面において、メディアMの登録および所定静止画像データW0の選択を行うことができる。
【0063】
次いで、第2の実施の形態の動作について説明する。図8は、第2の実施形態において、初期画面の表示時に行われる処理を示すフローチャートである。まず、メディアドライブ11へメディアMが挿入されたか否かまたはDVDプレーヤー1が起動されたか否かが監視されており(ステップS21)、ステップS21が肯定されると、メディアMのボリューム名が読み出される(ステップS22)。そして、RAM14′が参照されて、挿入されたメディアMがRAM14′に登録されているか否かが判定される(ステップS23)。
【0064】
ステップS23が肯定されると、RAM14′に記憶された管理情報K0に基づいて、ボリューム名に対応するファイル名を有する所定静止画像データW0がメディアMから読み出され(ステップS24)、所定静止画像データW0が初期画面としてテレビ3に表示され(ステップS25)、処理を終了する。
【0065】
なお、ステップS23が否定されると、メディアMの登録を行うための登録画面がテレビ3に表示される(ステップS26)。そして、この登録画面において、メディアMの登録および所定静止画像データW0の選択が受け付けられ(ステップS27)、選択された所定静止画像データW0が初期画面としてテレビ3に表示され(ステップS28)、処理を終了する。
【0066】
図9は、第2の実施形態において、スクリーンセーバーの表示時に行われる処理を示すフローチャートである。まず、最後に操作が行われてから一定時間が経過したか否かが監視されており(ステップS31)、ステップS31が肯定されると、メディアMのボリューム名が読み出される(ステップS32)。ここで、メディアドライブ11に一度挿入されたメディアMはすでにRAM14′にボリューム名および所定静止画像データW0が登録されているため、ボリューム名に対応するファイル名を有する所定静止画像データW0がメディアMから読み出され(ステップS33)、所定静止画像データW0がスクリーンセーバーとしてテレビ3に表示され(ステップS34)、処理を終了する。
【0067】
このように、第2の実施形態においては、RAM14′に記録された管理情報K0に基づいて、メディアMに記録された複数の静止画像データS0から所定静止画像データW0を読み出して、これをDVDプレーヤー1の待機画面として用いるようにしたため、DVDプレーヤー1において予め用意されたデフォルトの画像以外の画像を待機画面として用いることができる。
【0068】
また、RAM14′に記録された管理情報K0を参照して待機画面を表示しているため、待機画面の表示を簡易に行うことができる。
【0069】
なお、上記第2の実施形態において、メディアMの登録画面が表示された際に、登録を受け付けるか否かをユーザに選択させるようにしてもよい。そして、登録を行わない旨の選択がなされた場合には、ROM13に記憶されているデフォルトの画像を待機画面として表示すればよい。
【0070】
また、上記第1および第2の実施形態において、管理情報K0がメディアMあるいはRAM14′に記憶されていない場合には、ROM13に記憶されたデフォルト画像を待機画面として用いているが、メディアMに記録された複数の静止画像データS0からランダムに選択された静止画像データS0を所定静止画像データW0として待機画面に用いてもよい。また、複数の静止画像データS0のサムネイル画像を一覧として並べたサムネイル画面を生成し、これを待機画面として用いてもよい。
【0071】
また、上記第1および第2の実施形態においては、DVDプレーヤー1においてメディアMを再生する場合に、メディアMに記録された複数の静止画像データS0から選択された所定静止画像データW0を用いて待機画面を表示しているが、パソコンにおいてメディアMを再生する場合においても同様に、メディアMに記録された複数の静止画像データS0から選択された所定静止画像データW0を用いて待機画面を表示してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による画像表示装置を適用したDVDプレーヤーの構成を示す概略ブロック図
【図2】所定静止画像データが初期画面に表示された状態を示す図
【図3】所定静止画像データがスクリーンセーバーとして用いられた状態を示す図
【図4】第1の実施形態において、初期画面の表示時に行われる処理を示すフローチャート
【図5】第1の実施形態において、スクリーンセーバーの表示時に行われる処理を示すフローチャート
【図6】本発明の第2の実施形態による画像記録装置を適用したDVDプレーヤーの構成を示す図
【図7】管理情報を示す図
【図8】第2の実施形態において、初期画面の表示時に行われる処理を示すフローチャート
【図9】第2の実施形態において、スクリーンセーバーの表示時に行われる処理を示すフローチャート
【符号の説明】
1 DVDプレーヤー
3 テレビ
4 パソコン
5 デジタルカメラ
11 メディアドライブ
12 デコーダー
13 ROM
14,14′ RAM
15 リモコン
16 受信部
17 テレビ端子
18 入出力端子
19 CPU
21 識別手段
Claims (14)
- 記録媒体に複数の静止画像データを記録する画像記録方法において、
前記複数の静止画像データのうち、表示手段の待機画面として表示する少なくとも1つの所定静止画像データを特定する管理情報を前記複数の静止画像データとともに前記記録媒体に記録することを特徴とする画像記録方法。 - 記録媒体に記録された複数の静止画像データのうち、少なくとも1つの所定静止画像データを該記録媒体から読み出し、
該所定静止画像データを待機画面として表示手段に表示することを特徴とする画像表示方法。 - 前記記録媒体が請求項1に記載の画像記録方法により前記静止画像データおよび前記管理情報が記録された記録媒体であり、
前記管理情報に基づいて前記所定静止画像データを前記記録媒体から読み出すことを特徴とする請求項2記載の画像表示方法。 - 前記記録媒体の種類毎に前記所定静止画像データを特定する管理情報が記憶手段に記憶されてなり、
前記管理情報に基づいて、前記所定静止画像データを前記記録媒体から読み出すことを特徴とする請求項2記載の画像表示方法。 - 記録媒体に複数の静止画像データを記録する画像記録装置において、
前記複数の静止画像データのうち、表示手段の待機画面として表示する少なくとも1つの所定静止画像データを特定する管理情報を前記複数の静止画像データとともに前記記録媒体に記録する記録手段を備えたことを特徴とする画像記録装置。 - 記録媒体に記録された複数の静止画像データのうち、少なくとも1つの所定静止画像データを該記録媒体から読み出す読出手段と、
該所定静止画像データを待機画面として表示手段に表示する表示制御手段とを備えたことを特徴とする画像表示装置。 - 前記記録媒体が請求項1に記載の画像記録方法により前記静止画像データおよび前記管理情報が記録された記録媒体であり、
前記読出手段は、前記管理情報に基づいて前記所定静止画像データを前記記録媒体から読み出す手段であることを特徴とする請求項6記載の画像表示装置。 - 前記記録媒体の種類毎に前記所定静止画像データを特定する管理情報が記憶手段に記憶されてなり、
前記読出手段は、前記管理情報に基づいて、前記所定静止画像データを前記記録媒体から読み出す手段であることを特徴とする請求項6記載の画像表示装置。 - 動画像データを再生する動画像データ再生手段と、
音声データを再生する音声再生手段と、
請求項6から7のいずれか1項記載の画像表示装置とを備えたことを特徴とするDVDプレーヤー。 - 前記静止画像データが圧縮されてなる場合、前記音声再生手段が前記静止画像データの解凍手段を兼用してなることを特徴とする請求項9記載のDVDプレーヤー。
- 記録媒体に複数の静止画像データを記録する画像記録方法をコンピュータに実行させるためのプログラムおいて、
前記複数の静止画像データのうち、表示手段の待機画面として表示する少なくとも1つの所定静止画像データを特定する管理情報を前記複数の静止画像データとともに前記記録媒体に記録する手順を有するプログラム。 - 記録媒体に記録された複数の静止画像データのうち、少なくとも1つの所定静止画像データを該記録媒体から読み出す手順と、
該所定静止画像データを待機画面として表示手段に表示する手順とを有するプログラム。 - 前記記録媒体が請求項1に記載の画像記録方法により前記静止画像データおよび前記管理情報が記録された記録媒体であり、
前記読み出す手順は、前記管理情報に基づいて前記所定静止画像データを前記記録媒体から読み出す手順である請求項12記載のプログラム。 - 前記記録媒体の種類毎に前記所定静止画像データを特定する管理情報が記憶手段に記憶されてなり、
前記読み出す手順は、前記管理情報に基づいて、前記所定静止画像データを前記記録媒体から読み出す手順である請求項12記載のプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002283886A JP2004120604A (ja) | 2002-09-27 | 2002-09-27 | 画像記録方法および装置、画像表示方法および装置並びにプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002283886A JP2004120604A (ja) | 2002-09-27 | 2002-09-27 | 画像記録方法および装置、画像表示方法および装置並びにプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004120604A true JP2004120604A (ja) | 2004-04-15 |
Family
ID=32277626
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002283886A Withdrawn JP2004120604A (ja) | 2002-09-27 | 2002-09-27 | 画像記録方法および装置、画像表示方法および装置並びにプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004120604A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1878002A1 (en) * | 2005-04-21 | 2008-01-16 | Thomson Licensing | Extraction of video picture screen saver function |
JP2008544695A (ja) * | 2005-06-27 | 2008-12-04 | トムソン ライセンシング | フィルムに関するアナログ/デジタルハイブリッドデータのためのアーカイブエレメントの編制 |
JP2009088663A (ja) * | 2007-09-27 | 2009-04-23 | Funai Electric Co Ltd | 再生端末接続機能付きテレビジョン |
-
2002
- 2002-09-27 JP JP2002283886A patent/JP2004120604A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1878002A1 (en) * | 2005-04-21 | 2008-01-16 | Thomson Licensing | Extraction of video picture screen saver function |
JP2008537440A (ja) * | 2005-04-21 | 2008-09-11 | トムソン ライセンシング | ビデオ・ピクチャ・スクリーン・セーバ機能の抽出 |
EP1878002A4 (en) * | 2005-04-21 | 2009-07-08 | Thomson Licensing | EXTRACTION OF A VIDEO IMAGE SCREEN SAVER FUNCTION |
US8924895B2 (en) | 2005-04-21 | 2014-12-30 | Thomson Licensing | Extraction of video picture screen saver function |
JP2008544695A (ja) * | 2005-06-27 | 2008-12-04 | トムソン ライセンシング | フィルムに関するアナログ/デジタルハイブリッドデータのためのアーカイブエレメントの編制 |
JP2009088663A (ja) * | 2007-09-27 | 2009-04-23 | Funai Electric Co Ltd | 再生端末接続機能付きテレビジョン |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
RU2008136457A (ru) | Просмотр видео с использованием уменьшенного изображения | |
US9020324B2 (en) | Recording apparatus | |
US20070121009A1 (en) | Method, apparatus and program for image selection | |
JP2004032535A (ja) | 画像再生装置及び画像記録再生装置及びそれらの制御方法及びプログラム及び記憶媒体 | |
JP2005094391A (ja) | データ編集記録装置、データ編集記録方法、並びに、データ編集記録プログラムおよびそれを記録した記録媒体 | |
JP2007181164A (ja) | 画像再生装置 | |
JP2004120604A (ja) | 画像記録方法および装置、画像表示方法および装置並びにプログラム | |
JP4591283B2 (ja) | 画像再生システム、撮像装置及び情報処理装置 | |
JP2003153140A (ja) | 情報記録装置 | |
JP4247961B2 (ja) | Dvdプレイヤ、および光ディスク再生装置 | |
JP2004088437A (ja) | 画像処理方法および装置並びにプログラム | |
JP4478607B2 (ja) | 携帯型画像再生装置 | |
JP2004120401A (ja) | 画像再生方法および装置並びにプログラム | |
KR101483995B1 (ko) | 전자 앨범 및 전자 앨범의 재생 방법 | |
JP2003250106A (ja) | 映像情報再生装置および遠隔制御装置 | |
US20090040382A1 (en) | Camera apparatus and still image generating method of camera apparatus | |
JP3565423B2 (ja) | ディスク式記録媒体の情報再生装置 | |
JP2004120605A (ja) | 画像表示方法および装置並びにプログラム | |
JP2004120402A (ja) | データ再生方法および装置並びにプログラム | |
JP5170205B2 (ja) | 情報記憶媒体、および動画音声記録再生装置 | |
JP2006107591A (ja) | データ再生方法およびデータ再生装置 | |
JP4991272B2 (ja) | カメラ装置およびカメラ装置における再生制御方法 | |
JP5621645B2 (ja) | 映像記憶装置および映像記憶制御方法 | |
JP2011151605A (ja) | 画像作成装置、画像作成方法、及びプログラム | |
JP2002354425A (ja) | 記録装置及びその方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060110 |