JP2004120507A - 画像形成装置およびその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の部門を区別し、1台の画像形成装置について、部門以外の利用者による使用を制限することができるとともに、機能に応じて、適正に使用者を制限することができるものを提供することを目的とするものである。
【解決手段】部門コード毎に、送信数を記憶する送信数記憶手段と、部門コード毎に、上限送信数を登録する上限送信数登録手段と、送信の起動に際して、使用者または部門コードを通信管理情報に設定する設定手段と、上記送信制御手段において、通信管理情報の部門コードに対応する送信数を更新する送信数更新手段と、部門コード毎に、送信制限をするか否かを設定する送信制限登録手段と、上記送信制限が「する」であるときに、使用者または部門コード対応する送信数と上限送信数とを比較し、上限送信数を越えたときには、送信を禁止する送信上限管理手段とを有する。
【選択図】 図1
【解決手段】部門コード毎に、送信数を記憶する送信数記憶手段と、部門コード毎に、上限送信数を登録する上限送信数登録手段と、送信の起動に際して、使用者または部門コードを通信管理情報に設定する設定手段と、上記送信制御手段において、通信管理情報の部門コードに対応する送信数を更新する送信数更新手段と、部門コード毎に、送信制限をするか否かを設定する送信制限登録手段と、上記送信制限が「する」であるときに、使用者または部門コード対応する送信数と上限送信数とを比較し、上限送信数を越えたときには、送信を禁止する送信上限管理手段とを有する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置、および、その制御方法の使用を、複数の部門・部署毎に管理する部門別管理機能において、特に、その送信機能の部門別管理に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のオフィス向けの複写機では、複数の部門・部署を区別し、部門以外の利用者を制限するとともに、どの部門がどのくらいプリントしたのかをカウントすることによって、プリント実績が容易に管理可能なものが提供されている。
【0003】
また、近年では、プリント使用量に応じて、部門毎に、プリントを制限することが可能な装置が提供されている。
【0004】
さらに、従来のFAX装置では、FAX送信機能、プリント機能、電話機能といった機能毎に、使用者を制限することができるとともに、送信機能において、複数の部門を区別し、部門以外の利用者の使用を制限することができるものが提供されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の画像形成装置では、たとえば、複写機において、部門別管理を行っているときに、装置の使用の際して、装置全体に鍵がかけられた状態になり、部門コード、部門パスワードを入力し、部門認証を得ることによって、装置の使用が可能になる。また、FAX装置では、機能毎、かつ、起動に応じて、使用者の認証処理が行われている。
【0006】
このために、装置間において、使用者の管理方法が異なり、操作性面で不便を感じることが有るという問題がある。
【0007】
特に、近年、画像形成装置の多様化にともなって、統一的な機能を提供する傾向が強まっている。このために、送信機能においても、どの部門がどのくらい送信したのかを管理することが必要である。
【0008】
本発明は、複数の部門を区別し、1台の画像形成装置について、部門以外の利用者による使用を制限することができるとともに、機能に応じて、適正に使用者を制限することができる画像形成装置およびその制御方法を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る第1の発明は、部門管理機能を有する画像形成装置において、原稿画像を送信する送信制御手段と、部門コード毎に、送信数を記憶する送信数記憶手段と、部門コード毎に、上限送信数を登録する上限送信数登録手段と、送信の起動に際して、使用者または部門コードを通信管理情報に設定する設定手段と、上記送信制御手段において、通信管理情報の部門コードに対応する送信数を更新する送信数更新手段と、部門コード毎に、送信制限をするか否かを設定する送信制限登録手段と、上記送信制限が「する」であるときに、使用者または部門コード対応する送信数と上限送信数とを比較し、上限送信数を越えたときには、送信を禁止する送信上限管理手段とを有するものである。
【0010】
本発明に係る第2の発明は、送信上限管理手段が送信を禁止したときには、その旨を報知する報知手段を有するものである。
【0011】
本発明に係る第3の発明は、上記送信動作が発生した時点で、上記送信数が上記上限送信数を超えている場合に、上記送信動作が禁止されるものである。
【0012】
本発明に係る第4の発明は、上記送信機能の起動は、送信エラーした原稿を再送信する起動によるものである。
【0013】
本発明に係る第5の発明は、ポーリング送信、メモリ代行受信、親展受信した原稿、または、送信エラーした原稿を、宛先を変えて送信する起動によるものである。
【0014】
本発明に係る第6の発明は、上記送信数は、送信のジョブ回数によるものである。
【0015】
本発明に係る第7の発明は、上記送信数は、所定の送信時間によるものである。
【0016】
本発明に係る第8の発明は、上記送信数は、所定の送信ページ数によるものである。
【0017】
【発明の実施の形態および実施例】
図1は、本発明の一実施例であるファクシミリ装置FS1の構成を示すブロック図である。
【0018】
CPU1は、システム制御部であり、装置全体を制御する。ROM2は、CPUの制御プログラムを格納するものである。RAM3は、SRAM等で構成され、プログラム制御変数等を格納するものであり、オペレータが設定した回線選択方法や各種設定値、装置の管理データ類、各種ワーク用バッファを格納するものである。
【0019】
蓄積メモリ4は、DRAM等で構成され、画像データを蓄積するものである。外部表示部5は、LCD、LED等であり、ユーザに表示通知するものである。操作部6は、キーボード、タッチパネル等で構成され、オペレータが各種入力操作を行うものである。スピーカ7は、音声によってユーザに通知、警告をし、後述する通信回線15を通して、送受している信号音をモニタするものである。
【0020】
画像処理部8は、読み取られた画像データに補正処理を施し、高精細な画像データを出力するものである。スキャナ9は、CSイメージセンサ、原稿搬送機構等で構成され、原稿を光学的に読み取り、電気的な画像データに変換するものである。プリンタフォーマッタ10は、たとえば、ワークステーション等からのファイルデータのプリントを行う際に、プリンタ記述言語を解析し、画像データに変換するものである。記録部11は、受信画像やファイルデータを記録紙に記録する装置である。
【0021】
MODEM112は、FAX送受信信号の変復調を行うものであり、NCU13は、選択信号(ダイヤルパルス、または、トーンダイヤラ)を、通信回線制御部14を介して、通信回線15に送出する機能を有し、呼び出し音の検出による自動着信も行う。通信回線15は、一般公衆回線網(PSTN、ISDN回線等)である。ネットワークI/F16は、後述するLANに接続されたパソコンやホストコンピュータと、ファクシミリ装置FS1のインタフェースである。このインタフェースによって、たとえば、パソコンからのプリントやファクシミリ装置FS1からパソコンへ、原稿画像を送信することができる。
【0022】
LAN(ローカルエリアネットワーク網)17は、ファクシミリ装置FS1と同じように、ホストコンピュータやパソコン、複写機、プリンタ等が接続されている。
【0023】
図2は、第1の実施例における部門別管理情報テーブルT1の内容を示す説明図である。
【0024】
このテーブルT1において、ID番号を付された各行には、部門コードと、部門パスワード、送信ページ数、上限送信ページ数とが対応して格納されている。部門コード、部門パスワードは、ともに7桁である。なお、図2に示すように、第1の実施例では、最大9件まで登録可能である。
【0025】
図3は、第1の実施例において、装置使用時における部門認証操作手順を示すフローチャートである。
【0026】
部門認証は、装置電源投入時、機能(コピー、FAX等)のモード切り換え時、部門認証後の各機能の待機画面において、IDキー押下よる部門認証解除後に、開始される。
【0027】
まず、S10では、部門別管理をするか否かを判定する。部門別管理を「しない」ときは、装置の使用を可とし、S11では、使用者情報に0(設定無し)をセットし、終了する。部門別管理を「する」ときは、S12に移行し、部門認証が済みであるか否かを判定する。部門認証済みである場合は、本処理を終了する。部門認証が未処理であるときは、S13に移行し、認証部門コード入力の処理を行う。
【0028】
このときに、操作パネル上のLCDには、「部門コードと部門パスワードを入力してください」という旨の表示(不図示)を行い、部門コードの入力待ちになる。そして、部門コードの入力操作が終了すると、S14に移行する。なお、この入力処理は、図4で後述する。
【0029】
S14では、入力された部門コードが、部門別情報管理テーブルT1に記憶されている部門コードと一致しているか否かを判定する。一致していれば、S15へ移行する。不一致であるときは、装置使用を不可とし、S13に戻る。
【0030】
S15では、入力された部門コードに対応する部門パスワードが登録されているか否かを判定する。部門パスワードが「未登録」であるときは、装置の使用を可とし、S18に移行する。予め登録されているときは、S16へ移行する。
【0031】
S16では、部門パスワード入力の処理を行う。なお、この入力操作は、図5で後述する。部門パスワードの入力操作が終了すると、S17へ移行する。S17では、部門パスワードが一致しているか否かを判定する。一致したときは、装置の使用を可とし、S18へ移行する。不一致であるときは、装置使用を不可とし、S16に戻る。S18では、S13において入力された部門コードを使用者情報にセットし、終了する。部門認証処理を終えると、装置操作待機モード(FAX待機モード、コピー待機モード)へ、移行する。
【0032】
なお、第1の実施例では、S10〜S18の処理を、図6で後述するメモリ送信等の送信機能の起動において実行するが、宛先入力(S40)開始時、または、スタートキー押下(S42)やタイムアウト(S43)後に、上記処理を実行するようにしてもよい。
【0033】
図4は、部門コード入力の操作手順を示すフローチャートである。
【0034】
まず、部門コード入力の開始時には、LCD表示で待機し、入力待ちになる(S20)。ここで、数字キーを押下すると(S21)、入力した数字を表示し、カーソルを移動する(S22)。
【0035】
また、カーソルキーを押下すると(S23、S24)、カーソルの示す方向にカーソルが移動する(S25、S26)。また、クリアキーを押下すると(S27)、入力した部門コードをクリアし、次の入力を待つ(S28)。以上のような操作によって、7桁の数字を入力した後に、セットキー、または、IDキーを押下(S29)することによって、部門コードを確定し、終了する。
【0036】
図5は、部門パスワード入力の操作手順を示すフローチャートである。
【0037】
まず、部門パスワード入力開始時では、LCD表示で待機し、入力待ちになる(S30)。ここで、数字キーを押下すると(S31)、入力された数字が表示されずに、カーソルのみが移動する(S32)。また、カーソルキーを押下すると(S33、S34)、カーソルの示す方向にカーソルが移動し(S35、S36)、クリアキーを押下すると(S37)、入力した部門パスワードをクリアし、次の入力を待つ(S38)。上記操作によって、7桁の数字を入力した後に、セットキー、または、IDキーを押下する(S39)ことによって、部門パスワードが確定し、終了する。
【0038】
図6は、第1の実施例において、メモリ照会からの送信時の操作手順を示すフローチャートである。
【0039】
図7は、第1の実施例における動作を示す図である。
【0040】
まず、S40において、原稿送信か否かを判断する。原稿送信であるときは、S43へ移行する。原稿送信でないときは、S41へ移行する。S43では、送信する原稿があるか否かを判断する。送信する原稿は、たとえば、ポーリング送信、メモリ代行受信、親展受信した原稿、または、送信エラーした原稿等であり、後述するステップS45において、宛先を変えて送信することができる。
【0041】
送信する原稿があれば、S44へ移行し、送信する原稿が無ければ、S41へ移行する。S44では、送信する原稿の選択待ちになる。送信する原稿が選択されると、S45へ移行し、宛先入力待ちになる。
【0042】
S45では、ワンタッチダイヤル、短縮ダイヤル、テンキーによるテンキーダイヤル、または、リダイヤルキー等によって、宛先(宛先番号やメールアドレス等)を指定し、宛先確定後セットキーを押下する。
【0043】
なお、このセットキーを押下した後に、タイムアウト(2秒経過)しなければ、次の宛先も入力可能であり、同報送信を行うことができる。また、宛先入力時のLCD表示(S46)は、LCDの上段に宛先が表示され、LCDの下段には発信人名称・ユーザ略称が表示される(不図示)。なお、発信人名称、ユーザ略称は、送信の前に予め指定されたものである。スタートキーの押下(S47)、または、何もしないで2秒経過したとき(S48)に、S51に移行する。
【0044】
S41では、エラー再送信か否かを判断する。エラー再送信のときは、S49へ移行する。エラー再送信でないときは、S42へ移行する。S49では、送信する原稿があるか否かを判断する。送信する原稿は、送信エラーした原稿等である。送信する原稿があれば、S50へ移行し、送信する原稿が無ければ、S42へ移行する。S42では、その他の処理を行い、終了する。
【0045】
S51では、部門別管理がするか否かを判定する。部門別管理を「しない」であれば、S54へ移行する。部門別管理が「する」であるときは、S52へ移行する。S52では、送信制限をするか否かを判定する。送信制限を「しない」であれば、S54に移行する。送信制限を「する」であれば、S53へ移行する。
【0046】
S53では、使用者情報(使用者の部門コード)によって、部門別情報管理テーブルT1に予め記憶されている部門コードに対応し、送信1ページ毎に、カウントアップされた送信ページ数と、予め登録されている上限送信ページ数とを比較し、カウントアップされた送信ページ数が、予め登録されている上限送信ページ数を越えているか否かを判定する。越えていないときは、S54に移行する。越えているときは、送信を不可とし、S61に移行する。
【0047】
たとえば、図2に示す部門別管理情報テーブルT1に示す部門コード「1111111」を使用する使用者は、カウントアップされた送信ページ数が、予め登録されている上限送信ページ数を越えていないので、送信許可とし、S54へ移行する。
【0048】
部門コード「4444444」を使用する使用者は、カウントアップされた送信ページ数が予め登録されている上限送信ページ数を越えているので、送信不可であるとし、S61へ移行する。S61では、操作パネル上のLCDに、「送信の上限管理されています」という旨の警告表示(約2秒間)を行い、本操作を終了する。
【0049】
S54では、通信管理情報の1つである部門情報に、使用者情報(使用者の部門コード)をセットし、S55へ移行する。S55では、設定された宛先に応じて、発呼、または、サーバへの接続を行い、S56へ移行する。S56では、1ページの送信を行い、S57へ移行する。
【0050】
S57では、部門別管理が「する」であるときに、使用者情報(使用者の部門コード)に基づいて、部門別情報管理テーブルT1に予め記憶されている部門コードに対応した送信ページ数のカウントアップを行う。そして、S58へ移行する。S58では、次の送信ページがあるか否かを判定する。
【0051】
次の送信ページがあれば、S56に移行する。次の送信ページが無ければ、S59へ移行し、送信終了処理(回線断等)を行い、S60では、通信情報より、通信履歴のセットを行い、終了する。
【0052】
なお、第1の実施例では、S51〜S53と、S60との処理を、スタートキー押下(S47)後、または、タイムアウト(S48)後、送信する文章の選択(S50)後に、行うが、送信する文章の選択(S50)前に、上記処理を実行するようにしてもよい。
【0053】
なお、上記実施例を、複数の機器(たとえば、ホストコンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタ等)によって構成されているシステムに適用するようにしてもよく、また、1つの機器からなる装置装置(たとえば、複写機、ファクシミリ装置等)に適用するようにしてもよい。
【0054】
また、本発明の目的は、上記実施例を実現するソフトウエアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置のコンピュータ(CPUまたはMPU)が記憶媒体に格納されているプログラムコードを読出しすることによって達成される。
【0055】
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が、上記実施例の機能を実施することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は、本発明を構成することになる。
【0056】
プログラムコードを供給するための記憶媒体として、たとえば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
【0057】
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することによって、上記実施例の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づいて、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を実行し、その処理によって上記実施例の機能が実現される場合も含まれる。
【0058】
さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後に、そのプログラムコードの指示に基づいて、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が、実際の一部または全部を実行し、その処理によって上記実施例の機能が実現される場合も含まれる。
【0059】
ところで、従来のオフィス向けの複写機では、複数の部門・部署を区別し、部門以外の利用者を制限し、また、どの部門がどのくらいプリントしたのかをカウントすることによって、プリント実績を容易に管理可能なものが提供されている。また、近年では、部門毎にプリント使用量に応じて制限することが可能なものが提供されている。さらに、従来のファクシミリ装置では、FAX送信機能、プリント機能、電話機能といった機能毎に、使用者の制限をすることができ、さらに送信機能において、複数の部門を区別し、部門以外の利用者の使用を制限することができるものが提供されている。
【0060】
そして、上記のように提供されている画像形成装置では、たとえば、複写機において、部門別管理を行っているときは、装置の使用の際して、装置全体に鍵がかけられた状態になり、部門コード、部門パスワードを入力し、部門認証を得ることによって、装置の使用が可能になる。
【0061】
また、ファクシミリ装置では、機能毎、かつ、起動に応じて、使用者の認証処理が行われている。このために、装置間において、使用者の管理方法が異なり、操作性面で不便を感じることがあるという問題がある。
【0062】
特に、近年、画像形成装置の多様化にともなって、統一的な機能を提供する傾向が強まっているので、電話機能においても、どの部門がどのくらい通話したのかを管理することが必要である。
【0063】
本発明は、複数の部門を区別し、1台の画像形成装置を、部門以外の利用者が使用することを制限するとともに、電話機能において、使用者または部門コード対応する通話時間と上限通話時間とを比較し、上限通話時間を越えたときは、電話の使用を禁止し、越えていないときは、電話の使用を許可するとともに、その通話中に、上限通話時間を越えても、最後まで通話を許容することによって、適正に使用者を制限することができるものを提供することを目的とする。
【0064】
本発明は、部門管理機能を有する画像形成装置において、相手との通話を可能にする電話制御手段と、部門コード毎に、通話時間を記憶する通話時間記憶手段と、部門コード毎に、上限通話時間を登録する上限通話時間登録手段と、相手に電話をかける際に、使用者または部門コードを通話管理情報に設定する使用者設定手段と、上記電話制御手段において、通話管理情報の部門コードに対応する通話時間を更新する通話時間更新手段と、部門コード毎に、電話制限をするか否かを設定する電話制限設定手段と、相手に電話をかける際に、上記電話制限が「する」であるときに、使用者または部門コード対応する通話時間と上限通話時間とを比較する。そして、上限通話時間を越えたときは、電話の使用を禁止し、越えていないときは、電話の使用を許可するとともに、その通話中に、上限通話時間を越えても、最後まで通話を許容する通話上限管理手段とを有するものである。
【0065】
また、本発明は、通話上限管理手段によって、電話の使用が禁止されているときは、その旨を報知する報知手段を有するものである。
【0066】
図8は、本発明の第2の実施例であるファクシミリ装置FS2の構成を示すブロック図である。
【0067】
CPU101は、システム制御部であり、ファクシミリ装置FS2の全体を制御する。
【0068】
ROM102は、CPU101の制御プログラムを格納するものである。RAM103は、SRAM等で構成され、プログラム制御変数等を格納し、オペレータが設定した回線選択方法や各種設定値、装置の管理データ類、各種ワーク用バッファも格納する。蓄積メモリ104は、DRAM等で構成され、画像データを蓄積する。外部表示部105は、LCD、LED等で構成され、ユーザに表示通知するものである。
【0069】
操作部106は、キーボード、タッチパネル等で構成され、オペレータが各種入力操作を行う。スピーカ107は、音声によってユーザに通知、警告をしたり、後述する通信回線115を通して送受している信号音をモニタしたりする。画像処理部108は、読み取られた画像データに補正処理を施して高精細な画像データを出力するものである。
【0070】
スキャナ109は、CSイメージセンサ、原稿搬送機構等で構成され、原稿を光学的に読み取り、電気的な画像データに変換する。プリンタフォーマッタ110は、たとえば、ワークステーション等からのファイルデータのプリントを行う際に、プリンタ記述言語を解析し、画像データに変換するものである。
【0071】
記録部111は、受信画像やファイルデータを記録紙に記録する装置である。MODEM112は、FAX送受信信号の変復調を行う。NCU113は、選択信号(ダイヤルパルス、または、トーンダイヤラ)を、通信回線制御部114を介して、通信回線115に送出する機能を有し、呼び出し音の検出による自動着信も行う。通信回線115は、一般公衆回線網(PSTN、ISDN回線等)である。
【0072】
ネットワークI/F116は、後述するLANに接続されたパソコンやホストコンピュータとファクシミリ装置FS1とのインタフェースであり、このインタフェースによって、たとえば、パソコンからプリントへ画像原稿を送信し、ファクシミリ装置FS2からパソコンへ原稿画像を送信することができる。LAN(ローカルエリアネットワーク網)117は、ファクシミリ装置FS2と同じように、ホストコンピュータやパソコン、複写機、プリンタ等を接続する。
【0073】
図9は、第2の実施例における部門別管理情報テーブルT2の内容を示す説明図である。
【0074】
このテーブルT2において、ID番号を付された各行には、部門コードと部門パスワード、通話時間、上限通話時間とが対応して格納されている。部門コード、部門パスワードは、ともに7桁である。なお、図示のように、第2の実施例では、最大9件まで登録可能である。
【0075】
図10は、第2の実施例において、装置使用時の部門認証操作手順を示すフローチャートである。
【0076】
部門認証は、装置電源投入時や、機能(コピー、FAX等)のモード切り換え時や、部門認証後の各機能の待機画面において、IDキー押下よる部門認証解除後に開始される。
【0077】
まず、S110では、部門別管理をするか否かを判定する。部門別管理が「しない」であるときは、装置の使用を可とし、S111では、使用者情報に0(設定無し)をセットし、終了する。
【0078】
部門別管理が「する」であるときは、S112に移行し、部門認証が済みであるか否かを判定する。部門認証が済みであれば、本処理を終了する。部門認証が未処理であれば、S113に移行し、認証部門コード入力の処理を行う。このときに、操作パネル上のLCDには、「部門コードと部門パスワードを入力して下さい」という旨の表示(不図示)を行い、部門コードの入力待ちになる。そして、部門コードの入力操作が終了すると、S114に移行する。なお、この入力処理は、図11で後述する。
【0079】
S114では、入力された部門コードが、部門別情報管理テーブルT2に記憶されている部門コードと一致しているか否かを判定する。一致していれば、S115へ移行する。不一致であれば、装置使用を不可とし、S113に戻る。S115では、入力された部門コードに対応する部門パスワードが、登録されているか否かを判定する。部門パスワードが「未登録」であれば、装置の使用を可とし、S118に移行する。
【0080】
予め登録されているときは、S116へ移行する。S116では、部門パスワード入力の処理を行う。なお、この入力操作は、図5で後述する。部門パスワードの入力操作が終了すると、S117へ移行する。
【0081】
S117では、部門パスワードが一致しているか否かを判定する。一致していれば、ファクシミリ装置FS2の使用を可とし、S118へ移行する。不一致であれば、ファクシミリ装置FS2の使用を不可とし、S116に戻る。
【0082】
S118では、S113において入力された部門コードを、使用者情報にセットし、終了する。部門認証処理を終えると、装置操作待機モード(FAX待機モード、コピー待機モード)へ移行する。
【0083】
なお、第2の実施例では、S110〜S118の処理を、図13で後述するメモリ送信等の送信機能の起動において、宛先入力(S140)開始時、または、スタートキー押下(S142)や、タイムアウト(S143)後に、実行するようにしてもよい。
【0084】
図11は、部門コード入力の操作手順を示すフローチャートである。
【0085】
まず、部門コード入力の開始時に、LCD表示で待機し、入力待ちになる(S120)。ここで、数字キーを押下すると(S121)、入力した数字を表示し、カーソルを移動する(S122)。また、カーソルキーを押下すると(S123、S124)、カーソルの示す方向に、カーソルが移動する(S125、S126)。
【0086】
また、クリアキーを押下すると(S127)、入力した部門コードをクリアし、次の入力を待つ(S128)。上記操作によって、7桁の数字を入力した後に、セットキー、または、IDキー押下(S129)によって、部門コードを確定し、終了する。
【0087】
図12は、部門パスワード入力の操作手順を示すフローチャートである。
【0088】
まず、部門パスワード入力開始時では、LCD表示で待機し、入力待ちになる(S130)。ここで、数字キーを押下すると(S131)、入力された数字が表示されずに、カーソルのみ移動する(S132)。
【0089】
また、カーソルキーを押下すると(S133、S134)、カーソルの示す方向にカーソルが移動し(S135、S136)、クリアキーを押下すると(S137)、入力した部門パスワードをクリアし、次の入力を待つ(S138)。上記操作によって、7桁の数字を入力した後に、セットキー、または、IDキー押下(S139)によって、部門パスワードが確定し、終了する。
【0090】
図13は、第2の実施例において、通話時の操作手順を示すフローチャートである。
【0091】
図14は、第2の実施例における動作を示す図である。
【0092】
まず、S140では、電話機のオフフック、または、オンフックキーが押下されたか否かを判断する。電話機のオフフック、または、オンフックキーが押下されたときは、S141へ移行する。そうでないときは、終了する。S141では、呼び出し後か否かを判断する。
【0093】
呼び出し後のときは、S154へ移行する、そうでないときは、S142へ移行する。
【0094】
S142では、部門別管理を実行するか否かを判定する。部門別管理を「しない」ときは、S145へ移行する。部門別管理を「する」ときは、S143へ移行する。S143では、電話制限をするか否かを判定する。電話制限を「しない」ときは、S145に移行する。電話制限を「する」ときは、S144へ移行する。
【0095】
S144では、使用者情報(使用者の部門コード)によって、部門別情報管理テーブルT2に予め記憶されている部門コードに対応し、相手との通話毎に更新された通話時間と、予め登録されている上限通話時間とを比較し、更新された通話時間が、予め登録されている上限通話時間を越えているか否かを判定する。越えていなければ、S145に移行する。越えていれば、電話の使用を不可とし、S153に移行する。
【0096】
たとえば、図9に示す部門別管理情報テーブルT2に示す部門コード「1111111」を使用する使用者は、通話時間が予め登録されている上限通話時間を越えていないので、電話の使用を許可し、S145へ移行する。部門コード「4444444」を使用する使用者は、通話時間が予め登録されている上限通話時間を越えているので、電話の使用を不可とし、S153へ移行する。
【0097】
S153では、操作パネル上のLCDに「電話の上限が管理されています」という旨の警告表示(約2秒間)を行い、本操作を終了する。
【0098】
S145では、通信管理情報の1つである部門情報に、使用者情報(使用者の部門コード)をセットし、S146へ移行し、宛先入力待ちになる。S146では、ワンタッチダイヤル、短縮ダイヤル、テンキーによるテンキーダイヤル、または、リダイヤルキー等によって、宛先が入力されると、ダイヤルし、S147へ移行する。S147では、通話状態にし、開始時刻を取得し、S148へ移行する。
【0099】
S148では、スタートキーが押下されたか否かを判断する。スタートキーが押下されていなければ、S150へ移行する。押下されていれば、S149へ移行し、手動送受信処理を行い、S150へ移行する。
【0100】
S150では、電話機がオンフック状態であるか否かを判断する。オンフック状態であれば、S152へ移行する。オンフック状態でなければ、S151へ移行する。S151では、相手と終話状態であるか否かを判断する。終話状態であれ、S152へ移行する。終話状態でなければ、S148へ戻る。
【0101】
S152では、部門別管理を「する」ときに、終了時刻を取得し、S145で取得した開始時刻に基づいて、今回、通話した時間を算出する。そして、使用者情報(使用者の部門コード)によって、部門別情報管理テーブルT2に予め記憶されている部門コードに対応する通話時間を加算し、更新し、終了する。
【0102】
S154では、通話状態にし、S155へ移行する。S155では、スタートキーが押下されたか否かを判断する。スタートキーが押下されていなければ、S157へ移行する。押下されていれば、S156へ移行し、手動送受信処理を行い、S157へ移行する。
【0103】
S157では、電話機がオンフック状態であるか否かを判断する。オンフック状態であれば、通話を終了する。オンフック状態でなければ、S158へ移行する。S158では、相手と終話状態であるか否かを判断する。終話状態であれば、終了する。終話状態でなければ、S155へ戻る。
【0104】
なお、第2の実施例を、複数の機器(たとえば、ホストコンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタ等)からなるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置装置(たとえば、複写機、ファクシミリ装置等)に適用してもよい。
【0105】
また、第2の実施例を実現するソフトウエアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置のコンピュータ(CPU若しくはMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出しすれば、本発明の目的が達成される。
【0106】
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が、第2の実施例の機能を実施することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は、本発明を構成する。
【0107】
プログラムコードを供給する記憶媒体としては、たとえば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
【0108】
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することによって、第2の実施例の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づいて、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が、実際の処理の一部または全部を実行し、その処理によって、第2の実施例の機能が実現される。
【0109】
さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後に、そのプログラムコードの指示に基づいて、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が、実際の一部または全部を行い、その処理によって第2の実施例の機能が実現される。
【0110】
第2の実施例において、画像形成装置は、ファクシミリ装置であるが、ファクシミリ装置以外の装置を、画像形成装置として想定するようにしてもよい。
【0111】
【発明の効果】
本発明によれば、1台の画像形成装置を、複数の部門・部署で区別して利用する場合に、部外者の使用を有効に制限することができ、また、送信機能においてどの部門がどのくらい送信したのかをカウントするので、送信実績を容易に管理することができ、さらに、部門毎に送信使用量に応じて制限することができるという効果を奏する。
【0112】
また、本発明によれば、1台の画像形成装置を、複数の部門・部署で区別して利用する場合に、部外者の使用を有効に制限することができ、また、電話機能においてどの部門がどのくらい通話したのかをカウントするので、通話実績を容易に管理することができ、さらに、部門毎に上限通話時間を設け、相手に電話をかける際に、部門に対応する通話時間と上限通話時間とを比較し、上限通話時間を越えていれば、電話の使用を禁止し、上記制限時間を越えていなければ、電話の使用を許可するとともに、その通話中に、上限通話時間を越えても、最後まで通話を許容するので、部門毎に通話使用量に応じて電話を制限することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるファクシミリ装置FS1の構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施例における部門別管理情報テーブルT1の内容を示す図である。
【図3】第1の実施例において、装置使用時における部門認証操作手順を示すフローチャートである。
【図4】部門コード入力の操作手順を示すフローチャートである。
【図5】部門パスワード入力の操作手順を示すフローチャートである。
【図6】第1の実施例において、メモリ照会からの送信時の操作手順を示すフローチャートである。
【図7】第1の実施例における動作を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施例であるファクシミリ装置FS2の構成を示すブロック図である。
【図9】第2の実施例における部門別管理情報テーブルT2の内容を示す図である。
【図10】第2の実施例において、装置使用時の部門認証操作手順を示すフローチャートである。
【図11】部門コード入力の操作手順を示すフローチャートである。
【図12】部門パスワード入力の操作手順を示すフローチャートである。
【図13】第2の実施例において、通話時の操作手順を示すフローチャートである。
【図14】第2の実施例における動作を示す図である。
【符号の説明】
FS1、FS2…ファクシミリ装置、
1、101…CPU
2、102…ROM、
6、106…操作部、
8、108…画像処理部、
14、114…通信回線制御部、
T1、T2…部門別管理情報テーブル。
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置、および、その制御方法の使用を、複数の部門・部署毎に管理する部門別管理機能において、特に、その送信機能の部門別管理に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のオフィス向けの複写機では、複数の部門・部署を区別し、部門以外の利用者を制限するとともに、どの部門がどのくらいプリントしたのかをカウントすることによって、プリント実績が容易に管理可能なものが提供されている。
【0003】
また、近年では、プリント使用量に応じて、部門毎に、プリントを制限することが可能な装置が提供されている。
【0004】
さらに、従来のFAX装置では、FAX送信機能、プリント機能、電話機能といった機能毎に、使用者を制限することができるとともに、送信機能において、複数の部門を区別し、部門以外の利用者の使用を制限することができるものが提供されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の画像形成装置では、たとえば、複写機において、部門別管理を行っているときに、装置の使用の際して、装置全体に鍵がかけられた状態になり、部門コード、部門パスワードを入力し、部門認証を得ることによって、装置の使用が可能になる。また、FAX装置では、機能毎、かつ、起動に応じて、使用者の認証処理が行われている。
【0006】
このために、装置間において、使用者の管理方法が異なり、操作性面で不便を感じることが有るという問題がある。
【0007】
特に、近年、画像形成装置の多様化にともなって、統一的な機能を提供する傾向が強まっている。このために、送信機能においても、どの部門がどのくらい送信したのかを管理することが必要である。
【0008】
本発明は、複数の部門を区別し、1台の画像形成装置について、部門以外の利用者による使用を制限することができるとともに、機能に応じて、適正に使用者を制限することができる画像形成装置およびその制御方法を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る第1の発明は、部門管理機能を有する画像形成装置において、原稿画像を送信する送信制御手段と、部門コード毎に、送信数を記憶する送信数記憶手段と、部門コード毎に、上限送信数を登録する上限送信数登録手段と、送信の起動に際して、使用者または部門コードを通信管理情報に設定する設定手段と、上記送信制御手段において、通信管理情報の部門コードに対応する送信数を更新する送信数更新手段と、部門コード毎に、送信制限をするか否かを設定する送信制限登録手段と、上記送信制限が「する」であるときに、使用者または部門コード対応する送信数と上限送信数とを比較し、上限送信数を越えたときには、送信を禁止する送信上限管理手段とを有するものである。
【0010】
本発明に係る第2の発明は、送信上限管理手段が送信を禁止したときには、その旨を報知する報知手段を有するものである。
【0011】
本発明に係る第3の発明は、上記送信動作が発生した時点で、上記送信数が上記上限送信数を超えている場合に、上記送信動作が禁止されるものである。
【0012】
本発明に係る第4の発明は、上記送信機能の起動は、送信エラーした原稿を再送信する起動によるものである。
【0013】
本発明に係る第5の発明は、ポーリング送信、メモリ代行受信、親展受信した原稿、または、送信エラーした原稿を、宛先を変えて送信する起動によるものである。
【0014】
本発明に係る第6の発明は、上記送信数は、送信のジョブ回数によるものである。
【0015】
本発明に係る第7の発明は、上記送信数は、所定の送信時間によるものである。
【0016】
本発明に係る第8の発明は、上記送信数は、所定の送信ページ数によるものである。
【0017】
【発明の実施の形態および実施例】
図1は、本発明の一実施例であるファクシミリ装置FS1の構成を示すブロック図である。
【0018】
CPU1は、システム制御部であり、装置全体を制御する。ROM2は、CPUの制御プログラムを格納するものである。RAM3は、SRAM等で構成され、プログラム制御変数等を格納するものであり、オペレータが設定した回線選択方法や各種設定値、装置の管理データ類、各種ワーク用バッファを格納するものである。
【0019】
蓄積メモリ4は、DRAM等で構成され、画像データを蓄積するものである。外部表示部5は、LCD、LED等であり、ユーザに表示通知するものである。操作部6は、キーボード、タッチパネル等で構成され、オペレータが各種入力操作を行うものである。スピーカ7は、音声によってユーザに通知、警告をし、後述する通信回線15を通して、送受している信号音をモニタするものである。
【0020】
画像処理部8は、読み取られた画像データに補正処理を施し、高精細な画像データを出力するものである。スキャナ9は、CSイメージセンサ、原稿搬送機構等で構成され、原稿を光学的に読み取り、電気的な画像データに変換するものである。プリンタフォーマッタ10は、たとえば、ワークステーション等からのファイルデータのプリントを行う際に、プリンタ記述言語を解析し、画像データに変換するものである。記録部11は、受信画像やファイルデータを記録紙に記録する装置である。
【0021】
MODEM112は、FAX送受信信号の変復調を行うものであり、NCU13は、選択信号(ダイヤルパルス、または、トーンダイヤラ)を、通信回線制御部14を介して、通信回線15に送出する機能を有し、呼び出し音の検出による自動着信も行う。通信回線15は、一般公衆回線網(PSTN、ISDN回線等)である。ネットワークI/F16は、後述するLANに接続されたパソコンやホストコンピュータと、ファクシミリ装置FS1のインタフェースである。このインタフェースによって、たとえば、パソコンからのプリントやファクシミリ装置FS1からパソコンへ、原稿画像を送信することができる。
【0022】
LAN(ローカルエリアネットワーク網)17は、ファクシミリ装置FS1と同じように、ホストコンピュータやパソコン、複写機、プリンタ等が接続されている。
【0023】
図2は、第1の実施例における部門別管理情報テーブルT1の内容を示す説明図である。
【0024】
このテーブルT1において、ID番号を付された各行には、部門コードと、部門パスワード、送信ページ数、上限送信ページ数とが対応して格納されている。部門コード、部門パスワードは、ともに7桁である。なお、図2に示すように、第1の実施例では、最大9件まで登録可能である。
【0025】
図3は、第1の実施例において、装置使用時における部門認証操作手順を示すフローチャートである。
【0026】
部門認証は、装置電源投入時、機能(コピー、FAX等)のモード切り換え時、部門認証後の各機能の待機画面において、IDキー押下よる部門認証解除後に、開始される。
【0027】
まず、S10では、部門別管理をするか否かを判定する。部門別管理を「しない」ときは、装置の使用を可とし、S11では、使用者情報に0(設定無し)をセットし、終了する。部門別管理を「する」ときは、S12に移行し、部門認証が済みであるか否かを判定する。部門認証済みである場合は、本処理を終了する。部門認証が未処理であるときは、S13に移行し、認証部門コード入力の処理を行う。
【0028】
このときに、操作パネル上のLCDには、「部門コードと部門パスワードを入力してください」という旨の表示(不図示)を行い、部門コードの入力待ちになる。そして、部門コードの入力操作が終了すると、S14に移行する。なお、この入力処理は、図4で後述する。
【0029】
S14では、入力された部門コードが、部門別情報管理テーブルT1に記憶されている部門コードと一致しているか否かを判定する。一致していれば、S15へ移行する。不一致であるときは、装置使用を不可とし、S13に戻る。
【0030】
S15では、入力された部門コードに対応する部門パスワードが登録されているか否かを判定する。部門パスワードが「未登録」であるときは、装置の使用を可とし、S18に移行する。予め登録されているときは、S16へ移行する。
【0031】
S16では、部門パスワード入力の処理を行う。なお、この入力操作は、図5で後述する。部門パスワードの入力操作が終了すると、S17へ移行する。S17では、部門パスワードが一致しているか否かを判定する。一致したときは、装置の使用を可とし、S18へ移行する。不一致であるときは、装置使用を不可とし、S16に戻る。S18では、S13において入力された部門コードを使用者情報にセットし、終了する。部門認証処理を終えると、装置操作待機モード(FAX待機モード、コピー待機モード)へ、移行する。
【0032】
なお、第1の実施例では、S10〜S18の処理を、図6で後述するメモリ送信等の送信機能の起動において実行するが、宛先入力(S40)開始時、または、スタートキー押下(S42)やタイムアウト(S43)後に、上記処理を実行するようにしてもよい。
【0033】
図4は、部門コード入力の操作手順を示すフローチャートである。
【0034】
まず、部門コード入力の開始時には、LCD表示で待機し、入力待ちになる(S20)。ここで、数字キーを押下すると(S21)、入力した数字を表示し、カーソルを移動する(S22)。
【0035】
また、カーソルキーを押下すると(S23、S24)、カーソルの示す方向にカーソルが移動する(S25、S26)。また、クリアキーを押下すると(S27)、入力した部門コードをクリアし、次の入力を待つ(S28)。以上のような操作によって、7桁の数字を入力した後に、セットキー、または、IDキーを押下(S29)することによって、部門コードを確定し、終了する。
【0036】
図5は、部門パスワード入力の操作手順を示すフローチャートである。
【0037】
まず、部門パスワード入力開始時では、LCD表示で待機し、入力待ちになる(S30)。ここで、数字キーを押下すると(S31)、入力された数字が表示されずに、カーソルのみが移動する(S32)。また、カーソルキーを押下すると(S33、S34)、カーソルの示す方向にカーソルが移動し(S35、S36)、クリアキーを押下すると(S37)、入力した部門パスワードをクリアし、次の入力を待つ(S38)。上記操作によって、7桁の数字を入力した後に、セットキー、または、IDキーを押下する(S39)ことによって、部門パスワードが確定し、終了する。
【0038】
図6は、第1の実施例において、メモリ照会からの送信時の操作手順を示すフローチャートである。
【0039】
図7は、第1の実施例における動作を示す図である。
【0040】
まず、S40において、原稿送信か否かを判断する。原稿送信であるときは、S43へ移行する。原稿送信でないときは、S41へ移行する。S43では、送信する原稿があるか否かを判断する。送信する原稿は、たとえば、ポーリング送信、メモリ代行受信、親展受信した原稿、または、送信エラーした原稿等であり、後述するステップS45において、宛先を変えて送信することができる。
【0041】
送信する原稿があれば、S44へ移行し、送信する原稿が無ければ、S41へ移行する。S44では、送信する原稿の選択待ちになる。送信する原稿が選択されると、S45へ移行し、宛先入力待ちになる。
【0042】
S45では、ワンタッチダイヤル、短縮ダイヤル、テンキーによるテンキーダイヤル、または、リダイヤルキー等によって、宛先(宛先番号やメールアドレス等)を指定し、宛先確定後セットキーを押下する。
【0043】
なお、このセットキーを押下した後に、タイムアウト(2秒経過)しなければ、次の宛先も入力可能であり、同報送信を行うことができる。また、宛先入力時のLCD表示(S46)は、LCDの上段に宛先が表示され、LCDの下段には発信人名称・ユーザ略称が表示される(不図示)。なお、発信人名称、ユーザ略称は、送信の前に予め指定されたものである。スタートキーの押下(S47)、または、何もしないで2秒経過したとき(S48)に、S51に移行する。
【0044】
S41では、エラー再送信か否かを判断する。エラー再送信のときは、S49へ移行する。エラー再送信でないときは、S42へ移行する。S49では、送信する原稿があるか否かを判断する。送信する原稿は、送信エラーした原稿等である。送信する原稿があれば、S50へ移行し、送信する原稿が無ければ、S42へ移行する。S42では、その他の処理を行い、終了する。
【0045】
S51では、部門別管理がするか否かを判定する。部門別管理を「しない」であれば、S54へ移行する。部門別管理が「する」であるときは、S52へ移行する。S52では、送信制限をするか否かを判定する。送信制限を「しない」であれば、S54に移行する。送信制限を「する」であれば、S53へ移行する。
【0046】
S53では、使用者情報(使用者の部門コード)によって、部門別情報管理テーブルT1に予め記憶されている部門コードに対応し、送信1ページ毎に、カウントアップされた送信ページ数と、予め登録されている上限送信ページ数とを比較し、カウントアップされた送信ページ数が、予め登録されている上限送信ページ数を越えているか否かを判定する。越えていないときは、S54に移行する。越えているときは、送信を不可とし、S61に移行する。
【0047】
たとえば、図2に示す部門別管理情報テーブルT1に示す部門コード「1111111」を使用する使用者は、カウントアップされた送信ページ数が、予め登録されている上限送信ページ数を越えていないので、送信許可とし、S54へ移行する。
【0048】
部門コード「4444444」を使用する使用者は、カウントアップされた送信ページ数が予め登録されている上限送信ページ数を越えているので、送信不可であるとし、S61へ移行する。S61では、操作パネル上のLCDに、「送信の上限管理されています」という旨の警告表示(約2秒間)を行い、本操作を終了する。
【0049】
S54では、通信管理情報の1つである部門情報に、使用者情報(使用者の部門コード)をセットし、S55へ移行する。S55では、設定された宛先に応じて、発呼、または、サーバへの接続を行い、S56へ移行する。S56では、1ページの送信を行い、S57へ移行する。
【0050】
S57では、部門別管理が「する」であるときに、使用者情報(使用者の部門コード)に基づいて、部門別情報管理テーブルT1に予め記憶されている部門コードに対応した送信ページ数のカウントアップを行う。そして、S58へ移行する。S58では、次の送信ページがあるか否かを判定する。
【0051】
次の送信ページがあれば、S56に移行する。次の送信ページが無ければ、S59へ移行し、送信終了処理(回線断等)を行い、S60では、通信情報より、通信履歴のセットを行い、終了する。
【0052】
なお、第1の実施例では、S51〜S53と、S60との処理を、スタートキー押下(S47)後、または、タイムアウト(S48)後、送信する文章の選択(S50)後に、行うが、送信する文章の選択(S50)前に、上記処理を実行するようにしてもよい。
【0053】
なお、上記実施例を、複数の機器(たとえば、ホストコンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタ等)によって構成されているシステムに適用するようにしてもよく、また、1つの機器からなる装置装置(たとえば、複写機、ファクシミリ装置等)に適用するようにしてもよい。
【0054】
また、本発明の目的は、上記実施例を実現するソフトウエアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置のコンピュータ(CPUまたはMPU)が記憶媒体に格納されているプログラムコードを読出しすることによって達成される。
【0055】
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が、上記実施例の機能を実施することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は、本発明を構成することになる。
【0056】
プログラムコードを供給するための記憶媒体として、たとえば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
【0057】
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することによって、上記実施例の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づいて、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を実行し、その処理によって上記実施例の機能が実現される場合も含まれる。
【0058】
さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後に、そのプログラムコードの指示に基づいて、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が、実際の一部または全部を実行し、その処理によって上記実施例の機能が実現される場合も含まれる。
【0059】
ところで、従来のオフィス向けの複写機では、複数の部門・部署を区別し、部門以外の利用者を制限し、また、どの部門がどのくらいプリントしたのかをカウントすることによって、プリント実績を容易に管理可能なものが提供されている。また、近年では、部門毎にプリント使用量に応じて制限することが可能なものが提供されている。さらに、従来のファクシミリ装置では、FAX送信機能、プリント機能、電話機能といった機能毎に、使用者の制限をすることができ、さらに送信機能において、複数の部門を区別し、部門以外の利用者の使用を制限することができるものが提供されている。
【0060】
そして、上記のように提供されている画像形成装置では、たとえば、複写機において、部門別管理を行っているときは、装置の使用の際して、装置全体に鍵がかけられた状態になり、部門コード、部門パスワードを入力し、部門認証を得ることによって、装置の使用が可能になる。
【0061】
また、ファクシミリ装置では、機能毎、かつ、起動に応じて、使用者の認証処理が行われている。このために、装置間において、使用者の管理方法が異なり、操作性面で不便を感じることがあるという問題がある。
【0062】
特に、近年、画像形成装置の多様化にともなって、統一的な機能を提供する傾向が強まっているので、電話機能においても、どの部門がどのくらい通話したのかを管理することが必要である。
【0063】
本発明は、複数の部門を区別し、1台の画像形成装置を、部門以外の利用者が使用することを制限するとともに、電話機能において、使用者または部門コード対応する通話時間と上限通話時間とを比較し、上限通話時間を越えたときは、電話の使用を禁止し、越えていないときは、電話の使用を許可するとともに、その通話中に、上限通話時間を越えても、最後まで通話を許容することによって、適正に使用者を制限することができるものを提供することを目的とする。
【0064】
本発明は、部門管理機能を有する画像形成装置において、相手との通話を可能にする電話制御手段と、部門コード毎に、通話時間を記憶する通話時間記憶手段と、部門コード毎に、上限通話時間を登録する上限通話時間登録手段と、相手に電話をかける際に、使用者または部門コードを通話管理情報に設定する使用者設定手段と、上記電話制御手段において、通話管理情報の部門コードに対応する通話時間を更新する通話時間更新手段と、部門コード毎に、電話制限をするか否かを設定する電話制限設定手段と、相手に電話をかける際に、上記電話制限が「する」であるときに、使用者または部門コード対応する通話時間と上限通話時間とを比較する。そして、上限通話時間を越えたときは、電話の使用を禁止し、越えていないときは、電話の使用を許可するとともに、その通話中に、上限通話時間を越えても、最後まで通話を許容する通話上限管理手段とを有するものである。
【0065】
また、本発明は、通話上限管理手段によって、電話の使用が禁止されているときは、その旨を報知する報知手段を有するものである。
【0066】
図8は、本発明の第2の実施例であるファクシミリ装置FS2の構成を示すブロック図である。
【0067】
CPU101は、システム制御部であり、ファクシミリ装置FS2の全体を制御する。
【0068】
ROM102は、CPU101の制御プログラムを格納するものである。RAM103は、SRAM等で構成され、プログラム制御変数等を格納し、オペレータが設定した回線選択方法や各種設定値、装置の管理データ類、各種ワーク用バッファも格納する。蓄積メモリ104は、DRAM等で構成され、画像データを蓄積する。外部表示部105は、LCD、LED等で構成され、ユーザに表示通知するものである。
【0069】
操作部106は、キーボード、タッチパネル等で構成され、オペレータが各種入力操作を行う。スピーカ107は、音声によってユーザに通知、警告をしたり、後述する通信回線115を通して送受している信号音をモニタしたりする。画像処理部108は、読み取られた画像データに補正処理を施して高精細な画像データを出力するものである。
【0070】
スキャナ109は、CSイメージセンサ、原稿搬送機構等で構成され、原稿を光学的に読み取り、電気的な画像データに変換する。プリンタフォーマッタ110は、たとえば、ワークステーション等からのファイルデータのプリントを行う際に、プリンタ記述言語を解析し、画像データに変換するものである。
【0071】
記録部111は、受信画像やファイルデータを記録紙に記録する装置である。MODEM112は、FAX送受信信号の変復調を行う。NCU113は、選択信号(ダイヤルパルス、または、トーンダイヤラ)を、通信回線制御部114を介して、通信回線115に送出する機能を有し、呼び出し音の検出による自動着信も行う。通信回線115は、一般公衆回線網(PSTN、ISDN回線等)である。
【0072】
ネットワークI/F116は、後述するLANに接続されたパソコンやホストコンピュータとファクシミリ装置FS1とのインタフェースであり、このインタフェースによって、たとえば、パソコンからプリントへ画像原稿を送信し、ファクシミリ装置FS2からパソコンへ原稿画像を送信することができる。LAN(ローカルエリアネットワーク網)117は、ファクシミリ装置FS2と同じように、ホストコンピュータやパソコン、複写機、プリンタ等を接続する。
【0073】
図9は、第2の実施例における部門別管理情報テーブルT2の内容を示す説明図である。
【0074】
このテーブルT2において、ID番号を付された各行には、部門コードと部門パスワード、通話時間、上限通話時間とが対応して格納されている。部門コード、部門パスワードは、ともに7桁である。なお、図示のように、第2の実施例では、最大9件まで登録可能である。
【0075】
図10は、第2の実施例において、装置使用時の部門認証操作手順を示すフローチャートである。
【0076】
部門認証は、装置電源投入時や、機能(コピー、FAX等)のモード切り換え時や、部門認証後の各機能の待機画面において、IDキー押下よる部門認証解除後に開始される。
【0077】
まず、S110では、部門別管理をするか否かを判定する。部門別管理が「しない」であるときは、装置の使用を可とし、S111では、使用者情報に0(設定無し)をセットし、終了する。
【0078】
部門別管理が「する」であるときは、S112に移行し、部門認証が済みであるか否かを判定する。部門認証が済みであれば、本処理を終了する。部門認証が未処理であれば、S113に移行し、認証部門コード入力の処理を行う。このときに、操作パネル上のLCDには、「部門コードと部門パスワードを入力して下さい」という旨の表示(不図示)を行い、部門コードの入力待ちになる。そして、部門コードの入力操作が終了すると、S114に移行する。なお、この入力処理は、図11で後述する。
【0079】
S114では、入力された部門コードが、部門別情報管理テーブルT2に記憶されている部門コードと一致しているか否かを判定する。一致していれば、S115へ移行する。不一致であれば、装置使用を不可とし、S113に戻る。S115では、入力された部門コードに対応する部門パスワードが、登録されているか否かを判定する。部門パスワードが「未登録」であれば、装置の使用を可とし、S118に移行する。
【0080】
予め登録されているときは、S116へ移行する。S116では、部門パスワード入力の処理を行う。なお、この入力操作は、図5で後述する。部門パスワードの入力操作が終了すると、S117へ移行する。
【0081】
S117では、部門パスワードが一致しているか否かを判定する。一致していれば、ファクシミリ装置FS2の使用を可とし、S118へ移行する。不一致であれば、ファクシミリ装置FS2の使用を不可とし、S116に戻る。
【0082】
S118では、S113において入力された部門コードを、使用者情報にセットし、終了する。部門認証処理を終えると、装置操作待機モード(FAX待機モード、コピー待機モード)へ移行する。
【0083】
なお、第2の実施例では、S110〜S118の処理を、図13で後述するメモリ送信等の送信機能の起動において、宛先入力(S140)開始時、または、スタートキー押下(S142)や、タイムアウト(S143)後に、実行するようにしてもよい。
【0084】
図11は、部門コード入力の操作手順を示すフローチャートである。
【0085】
まず、部門コード入力の開始時に、LCD表示で待機し、入力待ちになる(S120)。ここで、数字キーを押下すると(S121)、入力した数字を表示し、カーソルを移動する(S122)。また、カーソルキーを押下すると(S123、S124)、カーソルの示す方向に、カーソルが移動する(S125、S126)。
【0086】
また、クリアキーを押下すると(S127)、入力した部門コードをクリアし、次の入力を待つ(S128)。上記操作によって、7桁の数字を入力した後に、セットキー、または、IDキー押下(S129)によって、部門コードを確定し、終了する。
【0087】
図12は、部門パスワード入力の操作手順を示すフローチャートである。
【0088】
まず、部門パスワード入力開始時では、LCD表示で待機し、入力待ちになる(S130)。ここで、数字キーを押下すると(S131)、入力された数字が表示されずに、カーソルのみ移動する(S132)。
【0089】
また、カーソルキーを押下すると(S133、S134)、カーソルの示す方向にカーソルが移動し(S135、S136)、クリアキーを押下すると(S137)、入力した部門パスワードをクリアし、次の入力を待つ(S138)。上記操作によって、7桁の数字を入力した後に、セットキー、または、IDキー押下(S139)によって、部門パスワードが確定し、終了する。
【0090】
図13は、第2の実施例において、通話時の操作手順を示すフローチャートである。
【0091】
図14は、第2の実施例における動作を示す図である。
【0092】
まず、S140では、電話機のオフフック、または、オンフックキーが押下されたか否かを判断する。電話機のオフフック、または、オンフックキーが押下されたときは、S141へ移行する。そうでないときは、終了する。S141では、呼び出し後か否かを判断する。
【0093】
呼び出し後のときは、S154へ移行する、そうでないときは、S142へ移行する。
【0094】
S142では、部門別管理を実行するか否かを判定する。部門別管理を「しない」ときは、S145へ移行する。部門別管理を「する」ときは、S143へ移行する。S143では、電話制限をするか否かを判定する。電話制限を「しない」ときは、S145に移行する。電話制限を「する」ときは、S144へ移行する。
【0095】
S144では、使用者情報(使用者の部門コード)によって、部門別情報管理テーブルT2に予め記憶されている部門コードに対応し、相手との通話毎に更新された通話時間と、予め登録されている上限通話時間とを比較し、更新された通話時間が、予め登録されている上限通話時間を越えているか否かを判定する。越えていなければ、S145に移行する。越えていれば、電話の使用を不可とし、S153に移行する。
【0096】
たとえば、図9に示す部門別管理情報テーブルT2に示す部門コード「1111111」を使用する使用者は、通話時間が予め登録されている上限通話時間を越えていないので、電話の使用を許可し、S145へ移行する。部門コード「4444444」を使用する使用者は、通話時間が予め登録されている上限通話時間を越えているので、電話の使用を不可とし、S153へ移行する。
【0097】
S153では、操作パネル上のLCDに「電話の上限が管理されています」という旨の警告表示(約2秒間)を行い、本操作を終了する。
【0098】
S145では、通信管理情報の1つである部門情報に、使用者情報(使用者の部門コード)をセットし、S146へ移行し、宛先入力待ちになる。S146では、ワンタッチダイヤル、短縮ダイヤル、テンキーによるテンキーダイヤル、または、リダイヤルキー等によって、宛先が入力されると、ダイヤルし、S147へ移行する。S147では、通話状態にし、開始時刻を取得し、S148へ移行する。
【0099】
S148では、スタートキーが押下されたか否かを判断する。スタートキーが押下されていなければ、S150へ移行する。押下されていれば、S149へ移行し、手動送受信処理を行い、S150へ移行する。
【0100】
S150では、電話機がオンフック状態であるか否かを判断する。オンフック状態であれば、S152へ移行する。オンフック状態でなければ、S151へ移行する。S151では、相手と終話状態であるか否かを判断する。終話状態であれ、S152へ移行する。終話状態でなければ、S148へ戻る。
【0101】
S152では、部門別管理を「する」ときに、終了時刻を取得し、S145で取得した開始時刻に基づいて、今回、通話した時間を算出する。そして、使用者情報(使用者の部門コード)によって、部門別情報管理テーブルT2に予め記憶されている部門コードに対応する通話時間を加算し、更新し、終了する。
【0102】
S154では、通話状態にし、S155へ移行する。S155では、スタートキーが押下されたか否かを判断する。スタートキーが押下されていなければ、S157へ移行する。押下されていれば、S156へ移行し、手動送受信処理を行い、S157へ移行する。
【0103】
S157では、電話機がオンフック状態であるか否かを判断する。オンフック状態であれば、通話を終了する。オンフック状態でなければ、S158へ移行する。S158では、相手と終話状態であるか否かを判断する。終話状態であれば、終了する。終話状態でなければ、S155へ戻る。
【0104】
なお、第2の実施例を、複数の機器(たとえば、ホストコンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタ等)からなるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置装置(たとえば、複写機、ファクシミリ装置等)に適用してもよい。
【0105】
また、第2の実施例を実現するソフトウエアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置のコンピュータ(CPU若しくはMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出しすれば、本発明の目的が達成される。
【0106】
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が、第2の実施例の機能を実施することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は、本発明を構成する。
【0107】
プログラムコードを供給する記憶媒体としては、たとえば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
【0108】
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することによって、第2の実施例の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づいて、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が、実際の処理の一部または全部を実行し、その処理によって、第2の実施例の機能が実現される。
【0109】
さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後に、そのプログラムコードの指示に基づいて、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が、実際の一部または全部を行い、その処理によって第2の実施例の機能が実現される。
【0110】
第2の実施例において、画像形成装置は、ファクシミリ装置であるが、ファクシミリ装置以外の装置を、画像形成装置として想定するようにしてもよい。
【0111】
【発明の効果】
本発明によれば、1台の画像形成装置を、複数の部門・部署で区別して利用する場合に、部外者の使用を有効に制限することができ、また、送信機能においてどの部門がどのくらい送信したのかをカウントするので、送信実績を容易に管理することができ、さらに、部門毎に送信使用量に応じて制限することができるという効果を奏する。
【0112】
また、本発明によれば、1台の画像形成装置を、複数の部門・部署で区別して利用する場合に、部外者の使用を有効に制限することができ、また、電話機能においてどの部門がどのくらい通話したのかをカウントするので、通話実績を容易に管理することができ、さらに、部門毎に上限通話時間を設け、相手に電話をかける際に、部門に対応する通話時間と上限通話時間とを比較し、上限通話時間を越えていれば、電話の使用を禁止し、上記制限時間を越えていなければ、電話の使用を許可するとともに、その通話中に、上限通話時間を越えても、最後まで通話を許容するので、部門毎に通話使用量に応じて電話を制限することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるファクシミリ装置FS1の構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施例における部門別管理情報テーブルT1の内容を示す図である。
【図3】第1の実施例において、装置使用時における部門認証操作手順を示すフローチャートである。
【図4】部門コード入力の操作手順を示すフローチャートである。
【図5】部門パスワード入力の操作手順を示すフローチャートである。
【図6】第1の実施例において、メモリ照会からの送信時の操作手順を示すフローチャートである。
【図7】第1の実施例における動作を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施例であるファクシミリ装置FS2の構成を示すブロック図である。
【図9】第2の実施例における部門別管理情報テーブルT2の内容を示す図である。
【図10】第2の実施例において、装置使用時の部門認証操作手順を示すフローチャートである。
【図11】部門コード入力の操作手順を示すフローチャートである。
【図12】部門パスワード入力の操作手順を示すフローチャートである。
【図13】第2の実施例において、通話時の操作手順を示すフローチャートである。
【図14】第2の実施例における動作を示す図である。
【符号の説明】
FS1、FS2…ファクシミリ装置、
1、101…CPU
2、102…ROM、
6、106…操作部、
8、108…画像処理部、
14、114…通信回線制御部、
T1、T2…部門別管理情報テーブル。
Claims (20)
- 部門管理機能を有する画像形成装置において、
原稿画像を送信する送信制御手段と;
部門コード毎に送信数を記憶する送信数記憶手段と;
部門コード毎に上限送信数を登録する上限送信数登録手段と;
送信の起動に際して、使用者または部門コードを通信管理情報に設定する設定手段と;
上記送信制御手段において、通信管理情報の部門コードに対応する送信数を更新する送信数更新手段と;
部門コード毎に、送信制限をするか否かを設定する送信制限登録手段と;
上記送信制限が「する」であるときに、使用者または部門コード対応する送信数と上限送信数とを比較し、上限送信数を越えたときには、送信を禁止する送信上限管理手段と;
を有することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1において、
送信上限管理手段が送信禁止しているときは、その旨を報知する報知手段を有することを特徴する画像形成装置。 - 請求項1において、
上記送信動作が発生した時点で、上記送信数が上記条件送信数を超えている場合に、上記送信動作が禁止されることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1において、
上記送信機能の起動は、送信エラーした原稿を再送信する起動であることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1において、
上記送信機能の起動は、ポーリング送信、メモリ代行受信、親展受信した原稿、または、送信エラーした原稿を、宛先を変えて送信する起動であることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1において、
上記送信数は、送信のジョブ回数であることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1において、
上記送信数は、所定の送信時間であることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1において、
上記送信数は、所定の送信ページ数であることを特徴とする画像形成装置。 - 部門管理機能を有する画像形成装置の制御方法において、
原稿画像を送信する送信制御工程と;
部門コード毎に送信数を記憶する送信数記憶工程と;
部門コード毎に上限送信数を登録する上限送信数登録工程と;
送信の起動に際して、使用者または部門コードを通信管理情報に設定する設定工程と;
上記送信制御工程において、通信管理情報の部門コードに対応する送信数を更新する送信数更新工程と;
部門コード毎に、送信制限をするか否かを設定する送信制限登録工程と;
上記送信制限が「する」であるときに、使用者または部門コード対応する送信数と上限送信数とを比較し、上限送信数を越えたときに、送信を禁止する送信上限管理工程と;
を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。 - 請求項9において、
送信上限管理工程で送信が禁止されているときは、その旨を報知する報知工程を有することを特徴する画像形成装置の制御方法。 - 請求項9において、
上記送信動作が発生した時点で、上記送信数が上記条件送信数を超えている場合に、上記送信動作が禁止されることを特徴とする画像形成装置の制御方法。 - 請求項9において、
上記送信機能の起動は、エラー文章を再送信する起動であることを特徴とする画像形成装置の制御方法。 - 請求項9において、
上記送信機能の起動は、ポーリング送信、メモリ代行受信、親展受信した原稿、または、送信エラーした原稿を、宛先を変えて送信する起動であることを特徴とする画像形成装置の制御方法。 - 請求項9において、
上記送信数は、送信のジョブ回数であることを特徴とする画像形成装置の制御方法。 - 請求項9において、
上記送信数は、所定の送信時間であることを特徴とする画像形成装置の制御方法。 - 請求項9において、
上記送信数は、所定の送信ページ数であることを特徴とする画像形成装置の制御方法。 - 部門管理機能を有する画像形成装置において、
相手との通話を可能にする電話制御手段と;
部門コード毎に、通話時間を記憶する通話時間記憶手段と;
部門コード毎に、上限通話時間を登録する上限通話時間登録手段と;
相手に電話をかける際に、使用者または部門コードを通話管理情報に設定する使用者設定手段と;
上記電話制御手段において、通話管理情報の部門コードに対応する通話時間を更新する通話時間更新手段と;
部門コード毎に、電話制限をするか否かを設定する電話制限設定手段と;
相手に電話をかける際に、上記電話制限が「する」であるときに、使用者または部門コード対応する通話時間と上限通話時間とを比較し、上限通話時間を越えたときには、電話の使用を禁止し、越えていないときには、電話の使用を許可するとともに、その通話中に、上限通話時間を越えても最後まで通話を許容する通話上限管理手段と;
を有することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項17において、
通話上限管理手段が、電話の使用を禁止したときに、その旨を報知する報知手段を有することを特徴する画像形成装置 - 部門管理機能を有する画像形成装置の制御方法において、
相手との通話を可能にする電話制御工程と;
部門コード毎に、通話時間を記憶する通話時間記憶工程と;
部門コード毎に、上限通話時間を登録する上限通話時間登録工程と;
相手に電話をかける際に、使用者または部門コードを通話管理情報に設定する使用者設定工程と;
上記電話制御工程で、通話管理情報の部門コードに対応する通話時間を更新する通話時間更新工程と;
部門コード毎に、電話制限をするか否かを設定する電話制限設定工程と;
相手に電話をかける際に、上記電話制限が「する」であるときに、使用者または部門コード対応する通話時間と上限通話時間とを比較し、上限通話時間を越えたときには、電話の使用を禁止し、越えていないときには、電話の使用を許可するとともに、その通話中に、上限通話時間を越えても、最後まで通話を許容する通話上限管理工程と;
を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。 - 請求項17において、
通話上限管理工程で、電話の使用を禁止するときは、その旨を報知する報知工程を有することを特徴する画像形成装置の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002282829A JP2004120507A (ja) | 2002-09-27 | 2002-09-27 | 画像形成装置およびその制御方法 |
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JP2002282829A JP2004120507A (ja) | 2002-09-27 | 2002-09-27 | 画像形成装置およびその制御方法 |
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JP (1) | JP2004120507A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010246128A (ja) * | 2010-05-17 | 2010-10-28 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像関連処理システムおよび画像形成装置の管理方法 |
US9049599B2 (en) | 2011-11-24 | 2015-06-02 | Canon Kabushiki Kaisha | Information processing apparatus equipped with wireless communication function, method of controlling the same, and storage medium |
-
2002
- 2002-09-27 JP JP2002282829A patent/JP2004120507A/ja active Pending
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US9049599B2 (en) | 2011-11-24 | 2015-06-02 | Canon Kabushiki Kaisha | Information processing apparatus equipped with wireless communication function, method of controlling the same, and storage medium |
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