JP2004116094A - 排水弁 - Google Patents

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JP2004116094A
JP2004116094A JP2002279868A JP2002279868A JP2004116094A JP 2004116094 A JP2004116094 A JP 2004116094A JP 2002279868 A JP2002279868 A JP 2002279868A JP 2002279868 A JP2002279868 A JP 2002279868A JP 2004116094 A JP2004116094 A JP 2004116094A
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drain valve
overflow pipe
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washing water
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JP2002279868A
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Yoshinobu Uchimura
内村 好信
Masaaki Hayashi
林 雅章
Koichi Miyagami
宮上 浩一
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Toto Ltd
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Toto Ltd
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Abstract

【課題】貯留タンク排水弁開弁直後のオーバーフロー管からの逆流を防ぎ、貯留タンク内での飛び散りや騒音が発生しない貯留タンク用排水弁を提供する。
【解決手段】洗浄水貯留タンクの底部に設けた排水口を開閉する排水弁において、前記排水口と対向した位置に流出開口部を有するオーバーフロー管と、前記排水弁が開弁したときに前記オーバーフロー管内に逆流する洗浄水の水勢を低減するための水勢低減部材を備えたことを特徴とする。
そうすることにより、排水弁開弁直後に洗浄水の一部がオーバーフロー管の内部通路を鉛直方向上方へ逆流しようとしても、水勢低減部材により逆流が防止され、貯留タンク内への飛び散りやそれに伴う騒音発生を防止することができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、洗浄水貯留タンクの底部に設けた排水口を開閉する排水弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の排水弁として図3に示すものがある。(例えば、特許文献1)排水弁13は、貯留タンク内の水位異常時にロータンク外へ水を排出するための筒状のオーバーフロー管14と、貯留タンク底部の排水口をシールするためのゴムなどの弾性体15と、操作部16により開弁したあと排水弁を開弁保持するためのフロート17と、フロート17に浮力を与えるための水を溜める制御筒18とから成る。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−319644号。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
図4に従来例の排水弁開弁直後の状態を示している。排水弁13は、操作部16を回転動作させることにより鉛直上方へ引き上げられる。貯留タンク内の洗浄水は、排水弁13が開弁したと同時に貯留タンク下部の通路内へ排出するが、貯留タンク下部の通路内圧が急激に上昇することにより洗浄水の一部がオーバーフロー管14の内部通路を逆流し、貯留タンク内に飛び散り貯水タンク内への衝突などによる騒音を発するという問題があった。
【0005】
そこで、本発明は貯留タンク排水弁開弁直後のオーバーフロー管からの逆流を防ぎ、貯留タンク内での飛び散りや騒音が発生しない貯留タンク用排水弁を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用・効果】
上記課題を解決するために、本発明は、洗浄水貯留タンクの底部に設けた排水口を開閉する排水弁において、前記排水口と対向した位置に流出開口部を有するオーバーフロー管と、前記排水弁が開弁したときに前記オーバーフロー管内に逆流する洗浄水の水勢を低減するための水勢低減部材を備えたことを特徴とする。
そうすることにより、排水弁開弁直後に洗浄水の一部がオーバーフロー管の内部通路を鉛直方向上方へ逆流しようとしても、水勢低減部材により逆流が防止され、貯留タンク内への飛び散りやそれに伴う騒音発生を防止することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の排水弁を図面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施例の排水弁開弁直後の状態を示す断面図である。この排水弁1は、ABS樹脂などの合成樹脂で成型されており、その下部には貯留タンク6に洗浄水を貯水する際に排水口7をシールするためにゴムなどの弾性体2を備えている。排水弁1には例えば貯水タンク内への給水部の止水不良により貯留タンク内の水位が異常に上昇した際、貯留タンク外へ貯留タンク内の余剰な洗浄水を排出するための筒状のオーバーフロー管3が排水口7対向した位置に流出開口部を有するように鉛直方向にABS樹脂などの合成樹脂で成型されており、その下部には、オーバーフロー管3の内通路鉛直方向投影面積がなくなるように水勢低減部材4が設けられている。この水勢低減部材4は、オーバーフロー管3と一体的にABS樹脂などの合成樹脂で成型されることが望ましいが、別部品としてオーバーフロー管3に固定されていてもよい。
【0008】
操作部5を回転動作させることでオーバーフロー管3は鉛直上方へ移動する。オーバーフロー管3の下部に設けられた弾性体2が貯水タンク6の底部に設けられた排水口7から離れ排水弁1が開弁すると、貯留タンク6から貯留タンク6下部の通路へ貯留タンク内の水がその水頭圧により供給される。このとき、貯留タンク下部の通路内圧が急激に上昇し、洗浄水の一部がオーバーフロー管3の内部通路を瞬間的に逆流しようとする。しかし、オーバーフロー管3の内通路鉛直方向投影面積をなくすように設けられた水勢低減部材4に遮られその水勢が弱められることで鉛直方向上向きに逆流することがほとんどなくなる。すなわち、貯水タンク内の洗浄水がオーバーフロー管3の内部を通過し貯留タンク内へ洗浄水が飛び散ることを防止できるとともに、それに伴う貯留タンク内への洗浄水の衝突音などの騒音を防止することができる。
【0009】
図2(a)は本発明の別の実施例の水勢低減部材の断面を示している。水勢低減部材8は、例えばABS樹脂などでオーバーフロー管3の下部にオーバーフロー管3と一体的に成型形成されている。オーバーフロー管3の内部通路12は円形状をしている。水勢低減部材8は、オーバーフロー管3の内部通路12側に突出している突起部9と突起部10で構成され、オーバーフロー管3下部で上下方向にオフセットしている。また、突起部9と突起部10は、図2(b)に示すようにP視の状態で、オーバーフロー管3の内部通路12を閉塞するように形成しているが、上述したように上下方向にオフセットしているのでオーバーフロー管3内の通水路は矢印11のように確保されている。図1の一実施例と同様に排水弁の開弁直後に貯水タンク内の洗浄水がオーバーフロー管3の内部通路12を鉛直上方向に逆流しようとしても、水勢低減部材の突起部9と突起部10が鉛直方向投影面積を閉塞するように構成しているため、排水弁3の開弁直後にオーバーフロー管3の内部通路12内に入ろうとする洗浄水は水勢低減部材8の突起部9と突起部10に遮られ水勢が弱められることで洗浄水がオーバーフロー管3の内部通路12を通り貯水タンク内に逆流することはできない。すなわち、排水弁動作直後のオーバーフロー管内部からロータンク内への洗浄水の飛び散りを防止することができるとともに、それに伴うロータンク内への洗浄水の衝突音などの騒音を防止することができる。
【0010】
なお、水勢低減部材としては排水弁の開弁直後にオーバーフロー管の内部通路内に入ろうとする洗浄水の水勢を弱める構成であればよく、上記の実施例に限定されない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の一実施例の排水弁を示す断面図
(b)本発明の一実施例排水弁水勢低減部材の外観図
【図2】(a)本発明の別の実施例排水弁水勢低減部材の断面図
(b)本発明の別の実施例排水弁水勢低減部材の矢視図
【図3】従来の排水弁の断面図
【図4】従来の排水弁の動作直後の断面図
【符号の説明】
1、13…排水弁
2、15…弾性体
3、14…オーバーフロー管
4、 8…水勢低減部材
5、16…操作部
6…貯留タンク
7…排水口
9、10…突起部
11…矢印
12…内部通路
17…フロート
18…制御筒

Claims (1)

  1. 洗浄水貯留タンクの底部に設けた排水口を開閉する排水弁において、前記排水口と対向した位置に流出開口部を有するオーバーフロー管と、前記排水弁が開弁したときに前記オーバーフロー管内に逆流する洗浄水の水勢を低減するための水勢低減部材と、を備えたことを特徴とする排水弁。
JP2002279868A 2002-09-25 2002-09-25 排水弁 Pending JP2004116094A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100570082C (zh) * 2006-10-13 2009-12-16 李飞宇 一种带排后水调节机构的桶式排水阀
JP2012031609A (ja) * 2010-07-29 2012-02-16 Toto Ltd 洗浄水タンク装置
JP2018109335A (ja) * 2017-01-06 2018-07-12 Toto株式会社 洗浄水供給装置および水洗大便器

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