JP2004113153A - Co2インキュベータ - Google Patents
Co2インキュベータ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004113153A JP2004113153A JP2002282676A JP2002282676A JP2004113153A JP 2004113153 A JP2004113153 A JP 2004113153A JP 2002282676 A JP2002282676 A JP 2002282676A JP 2002282676 A JP2002282676 A JP 2002282676A JP 2004113153 A JP2004113153 A JP 2004113153A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- gas concentration
- space
- culture
- concentration
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M1/00—Apparatus for enzymology or microbiology
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M41/00—Means for regulation, monitoring, measurement or control, e.g. flow regulation
- C12M41/12—Means for regulation, monitoring, measurement or control, e.g. flow regulation of temperature
- C12M41/14—Incubators; Climatic chambers
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M41/00—Means for regulation, monitoring, measurement or control, e.g. flow regulation
- C12M41/30—Means for regulation, monitoring, measurement or control, e.g. flow regulation of concentration
- C12M41/34—Means for regulation, monitoring, measurement or control, e.g. flow regulation of concentration of gas
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Zoology (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- Microbiology (AREA)
- Sustainable Development (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Abstract
【解決手段】培養空間S内のCO2濃度を検出するCO2ガス濃度センサ6と、CO2ガス濃度を設定するコントロールパネル12と、培養空間S内へCO2ガスを供給するCO2ガスボンベ10及び電磁開閉弁9と、電磁開閉弁9を制御するCO2ガス濃度制御装置11とを備え、この制御装置11は、培養空間S内のCO2ガス濃度とCO2ガス濃度設定値との偏差から比例、又は、比例と積分、或いは、比例と積分と微分の演算を実行し、培養空間Sへの単位時間当たりのCO2ガス供給時間及び停止時間を算出し、算出された供給時間及び停止時間に基づき、CO2ガスボンベ10から培養空間SにCO2ガスを供給する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、血液、検体等から採取された細胞の温度・湿度・雰囲気を制御することにより、細胞の培養を行うためのCO2インキュベータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年のバイオ、再生医療関連の分野の発達に伴い、インキュベータを使用して細胞を培養する作業が、増加傾向にある。細胞の培養を促進するためには、それぞれの細胞に適した培養空間を整備する必要があり、従来より、培養空間内の温度制御、湿度制御、雰囲気制御を行うインキュベータが開発されている。
【0003】
特に、培養条件としてCO2(二酸化炭素)ガス濃度の厳格な濃度条件を要求する細胞の培養を行う場合には、温度制御及び湿度制御を行うものに加えて、培養空間内のCO2ガス濃度を制御するものとしてCO2インキュベータが用いられている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−23877号公報
【特許文献2】
特開2000−93156号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のCO2インキュベータでは、自動又は手動により扉の開閉が行われると、CO2インキュベータの庫内からCO2が外部に漏出し、庫内のCO2ガス濃度が変動する。また、培養細胞の納出入により、度々、扉の開閉が行われると、庫内のCO2ガス濃度が所定の濃度に回復する前に、庫内のCO2ガス濃度が変動することとなる。そのため、細胞の培養空間の状態が不安定となり、細胞の生育に悪影響を及ぼすという問題がある。
【0006】
これに対し、従来のCO2インキュベータでは、このCO2ガス濃度の変動に対し、庫内にCO2濃度センサを設け、当該センサの出力により設定値よりCO2濃度が低下した場合に庫内へのCO2ガス供給の開閉弁を開き、設定値に達したら閉じると云う制御を行っていた。
【0007】
ここで、上述の如き従来のCO2ガス濃度センサは、濃度検知性能が低いため、検出した濃度の精度が悪く、然も、検出するまでに要する時間が長いという問題があった。また、ガス消費量を低減するため気密構造となり、オーバーシュートすると所定の値に戻るのに長い時間を要す。そのため、ガスのインジェクション量を少なくして回復を遅くするしかなかった。上述の如き制御は係るセンサの性能不良によるものでもあったが、何れにしても従来の如くCO2ガス濃度センサの出力に基づき、CO2ガス供給の開閉弁制御を行うと、予め設定されたCO2ガス濃度に対し、実際のCO2ガス濃度は、オーバーシュート若しくはアンダーシュートしてしまう問題があった。
【0008】
そのため、厳格なCO2ガス濃度を実現することが困難であり、細胞の培養空間の整備を十分に整えることができないと云う問題があった。
【0009】
そこで、本発明は係る従来の技術的課題を解決するために成されたものであり、培養空間のCO2ガス濃度を高精度に制御することができると共に、培養空間の急激なCO2ガス濃度の変化に対し、迅速に対応することができるCO2インキュベータを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1のCO2インキュベータは、庫内に形成された培養空間に収容した培養物を培養するものであって、培養空間内のCO2濃度を検出するCO2ガス濃度検出手段と、この培養空間内のCO2ガス濃度を設定するCO2ガス濃度設定手段と、培養空間内へCO2ガスを供給するCO2ガス供給手段と、CO2ガス供給手段を制御する制御手段とを備え、この制御手段は、CO2ガス濃度検出手段及びCO2ガス濃度設定手段に基づき、培養空間内のCO2ガス濃度とCO2ガス濃度設定値との偏差から比例、又は、比例と積分、或いは、比例と積分と微分の演算を実行し、培養空間への単位時間当たりのCO2ガス供給時間及び停止時間を算出し、当該算出された供給時間及び停止時間に基づき、CO2ガス供給手段からの培養空間にCO2ガスを供給することを特徴とする。
【0011】
このように構成された請求項1の本発明によれば、上述した制御手段による制御により、CO2ガス濃度のオーバーシュートやアンダーシュートを未然に回避することができ、高精度にCO2ガス濃度を制御することができるようになる。
【0012】
これにより、培養空間内が扉の開閉などにより、CO2ガス濃度が著しく変化した場合であっても、変化した培養空間のCO2ガス濃度に対応して、迅速にCO2ガスを培養空間に供給することができるようになり、安定した培養空間を提供することができるようになる。
【0013】
請求項2の発明のCO2インキュベータは、請求項1の発明に加えて、CO2ガス濃度検出手段は、赤外線を用いたCO2センサにより構成されることを特徴とする。
【0014】
請求項2の発明によれば、請求項1の発明に加えて、CO2ガス濃度検出手段は、赤外線を用いたCO2センサにより構成されるので、培養空間におけるCO2ガス濃度の検出をより一層迅速に、然も、正確に行うことができるようになる。
【0015】
請求項3の発明のCO2インキュベータは、請求項1又は請求項2の発明に加えて、培養空間は複数設けられ、制御手段は、何れかの培養空間内のガスを選択し、選択したガスのCO2ガス濃度をCO2ガス濃度検出手段により検出すると共に、当該検出されたCO2ガス濃度に基づき、各培養空間ごとにCO2ガスの供給制御を行うことを特徴とする。
【0016】
請求項3の発明によれば、請求項1又は請求項2の発明に加えて、培養空間は複数設けられ、制御手段は、何れかの培養空間内のガスを選択し、選択したガスのCO2ガス濃度をCO2ガス濃度検出手段により検出すると共に、当該検出されたCO2ガス濃度に基づき、各培養空間ごとにCO2ガスの供給制御を行うので、各培養空間ごとのCO2ガス濃度の制御を可能とすることができるようになる。
【0017】
また、CO2ガス濃度検出手段と、制御手段は、共通の手段を用いて各培養空間内のCO2ガス濃度の制御を行うため、各々の培養空間のCO2ガス濃度の制御を複数台のCO2インキュベータにより行う場合に比して、CO2ガス濃度検出手段や制御手段の誤差により生じる培養空間のCO2ガス濃度のばらつきを未然に回避することができるようになる。
【0018】
請求項4の発明のCO2インキュベータは、請求項3の発明に加えて、制御手段は、各培養空間ごとに検出したCO2ガス濃度を表示することを特徴とする。
【0019】
請求項4の発明によれば、請求項3の発明に加えて、制御手段は、各培養空間ごとに検出したCO2ガス濃度を表示するので、各培養空間内のCO2ガス濃度を容易に視認することができるようになり、より一層利便性が向上する。
【0020】
【発明の実施の形態】
次に、図面に基づき本発明の実施形態を詳述する。図1は空気の流れを示す本発明のCO2インキュベータ1の概略構成図を示している。本発明のCO2インキュベータ1は、例えば一面に開口(図示しない)を有する断熱性の箱体により本体2が構成されており、この本体2内部(庫内)には、培養空間Sが形成されている。また、本体2には、前記開口を開閉自在に閉塞するための図示しない扉が設けられている。
【0021】
この本体2内には、培養空間S内の空気を撹拌し、空気の状態を均一とするための空気撹拌用送風機3が設けられている。尚、この空気撹拌用送風機3は、送風機用モータ3Aにより作動するものであり、当該送風機用モータ3Aは、図示しない制御装置により制御されるものとする。
【0022】
一方、本体2には、培養空間S内と連通するように測定用空気採取管4が接続されており、当該測定用空気採取管4には、ポンプ5を介して培養空間S内のCO2ガス濃度を検出するCO2ガス濃度検出手段としてのCO2ガス濃度センサ6が接続されている。尚、本実施例において用いられるCO2ガス濃度センサ6は、赤外線を用いたCO2センサであるものとする。
【0023】
この赤外線を用いたCO2センサは、CO2ガスが4.3μmの波長を吸収する原理を用いてCO2ガス濃度を算出するものであり、波長の吸収度合いを計測し、当該計測データを電気信号に換算し、CO2ガス濃度を算出するものである。
また、このCO2センサ(CO2ガス濃度センサ6)は、詳細は後述するCO2ガス制御装置11に接続されているものとする。
【0024】
そして、このCO2ガス濃度センサ6には、一端が本体2の培養空間S内と連通して設けられた測定用空気返送管7が接続されている。これにより、ポンプ5を運転することにより、培養空間S内より測定用空気採取管4を介してCO2ガス濃度センサ6に取り込まれた空気は、測定用空気返送管7を介して培養空間S内に返送される。
【0025】
他方、本体2には、培養空間S内と連通するようにCO2ガス供給管8が接続されており、当該CO2ガス供給管8には、CO2ガス供給手段としての電磁開閉弁9を介してCO2ガスボンベ10が接続されている。このCO2ガスボンベ10には、純度95%以上のCO2ガスが封入されているものとする。
【0026】
ここで、前記CO2ガス制御装置11について説明する。このCO2ガス制御装置11の入力側には、前記CO2ガス濃度センサ6及びコントロールパネル12が接続されていると共に、CO2ガス制御装置11の出力側には、前記電磁開閉弁9が接続されている。
【0027】
コントロールパネル12は、培養空間S内のCO2ガス濃度を設定するCO2ガス濃度設定手段を備えたものであり、本体2の例えば前面に設けられる。また、このコントロールパネル12には、培養空間S内の実際に検出されたCO2ガス濃度及び設定されたCO2ガス濃度を表示するための表示部12Aが設けられているものとする。
【0028】
CO2ガス制御装置11は、CO2ガス濃度センサ6及びコントロールパネル12に基づき、CO2供給手段としての電磁開閉弁9を制御するものであり、内部にPID演算処理部11Aを備えている。このPID演算処理部11Aは、CO2ガス濃度センサ6により検出された培養空間S内のCO2ガス濃度と、コントロールパネル12により任意に設定されたCO2ガス濃度設定値との偏差eから、比例(P)と、積分(I)と、微分(D)の演算を実行するものである。即ち、PID演算処理部11Aは、CO2ガス濃度センサ6により検出されたCO2ガス濃度とCO2ガス濃度設定値との偏差eに比例してそれを減らす方向の制御量を算出する比例動作と、偏差eの積分値を減らす方向の制御量を算出する積分動作と、偏差の変化の傾き(微分値)を減らす方向の制御量を算出する微分動作を行い、これらの制御量を加算して制御量から電磁開閉弁9の単位時間当たり(一定周期(例えば3秒)ごと)のCO2ガス供給時間及び停止時間を算出する。
【0029】
そして、CO2ガス制御装置11は、前記PID制御に基づいて算出されたCO2ガス供給時間及び停止時間に基づき、CO2ガス供給手段としての電磁開閉弁9を制御し、CO2ガスボンベ10から培養空間SへのCO2ガスの供給を制御する。尚、本実施例では、検出されたCO2ガス濃度と、設定されたCO2ガス濃度設定値との偏差から、比例と、積分と、微分の演算処理を行い、CO2ガス供給時間及び停止時間を算出しているが、これ以外に、前記偏差から比例のみ、または比例と積分のみの演算を実行し、CO2ガス供給時間及び停止時間を算出しても良いものとする。
【0030】
以上の構成により、本発明のCO2インキュベータ1の動作について、説明する。先ず、使用者は、コントロールパネル12を操作し、培養空間SのCO2ガス濃度を設定する。ここで、培養空間S内の一部の空気は、ポンプ5を作動することにより、測定用空気採取管4内に吸引され、CO2ガス濃度センサ6内に取り込まれる。その後、当該測定に用いられた空気は、測定用空気返送管7を介して培養空間Sに返送される。
【0031】
このとき、CO2ガス濃度センサ6は、赤外線により4.3μmの波長の吸光度を測定し、CO2ガス濃度を算出する。CO2ガス制御装置11は、前記算出されたCO2ガス濃度と、前述の如く設定されたCO2ガス濃度設定値に基づき、上述した如きPID演算処理を行う。そして、当該PID演算処理に基づき単位時間当たりのCO2ガス供給時間及び停止時間を算出し、当該供給時間及び停止時間に基づき、電磁開閉弁9を制御する。そして、CO2ガスボンベ10よりCO2ガス供給管8を介して培養空間SにCO2ガスを供給する。前記3秒間(供給時間+停止時間)における供給時間の割合が高くなればCO2供給量が増え、下がれば供給量は減少することになり、これを3秒ごとに算出して細かく制御することになる。
【0032】
これにより、CO2ガス濃度の制御において、オーバーシュートやアンダーシュートを未然に回避することができ、高精度に培養空間S内のCO2ガス濃度を制御することができるようになる。そのため、培養空間S内が前記扉の開閉などにより、著しくCO2ガス濃度が変化した場合であっても、変化した培養空間SのCO2ガス濃度に対応して、迅速にCO2ガスを培養空間Sに供給することができるようになり、安定した培養空間Sを提供することができるようになる。
【0033】
特に、本実施例において培養空間S内のCO2ガス濃度を検出するCO2ガス濃度センサ6は、赤外線を用いたCO2センサにより構成されるので、培養空間SにおけるCO2ガス濃度の検出をより一層迅速に、然も、正確に行うことができるようになる。
【0034】
次に、図2を参照して、本発明の他の実施例について説明する。図2は空気の流れを示す本発明の他の実施例のCO2インキュベータ20の概略構成図を示している。尚、図1と同様の符号が付してあるものは、同一若しくは、同様の効果を奏するものであるものとする。
【0035】
係る実施例におけるCO2インキュベータ20は、上記実施例と同様に例えば一面に開口(図示しない)を有する断熱性の箱体により本体22が構成されている。そして、この本体22内部(庫内)には、仕切壁21が形成されており、当該仕切壁21にて区画された培養空間1S及び2Sが形成されている。また、本体22には、各培養空間1S及び2Sの開口を開閉自在に閉塞するための図示しない扉がそれぞれ設けられている。
【0036】
一方、本体22には、各培養空間S1及びS2内に対応して、それぞれ連通するように測定用空気採取管4A及び4Bが接続されており、これら測定用空気採取管4A及び4Bは、三方管23を介して測定用空気採取管4に接続されている。当該測定用空気採取管4には、ポンプ5を介して培養空間S1又はS2内のCO2ガス濃度を検出するCO2ガス濃度検出手段としてのCO2ガス濃度センサ6が接続されている。尚、本実施例においてもCO2ガス濃度センサ6は、赤外線を用いたCO2センサであるものとする。また、このCO2ガス濃度センサ6は、詳細は後述するCO2ガス制御装置25に接続されているものとする。
【0037】
そして、このCO2ガス濃度センサ6には、測定用空気返送管7が接続されており、当該測定用空気返送管7の他端には、三方管24を介して、それぞれの培養空間S1及びS2に連通した測定用空気返送管7A及び7Bが接続されている。これにより、ポンプ5を運転することにより、培養空間S1又はS2より選択的に測定用空気採取管4内に取り込まれた空気は、CO2ガス濃度センサ6及び測定用空気返送管7を介してもとの培養空間S1又はS2内に返送される。
【0038】
他方、本体22には、各培養空間S1及び2S内と連通するようにそれぞれCO2ガス供給管8A及び8Bが接続されており、それぞれのCO2ガス供給管8A及び8Bには、CO2ガス供給手段としての電磁開閉弁9A及び9Bを介してCO2ガスボンベ10が接続されている。
【0039】
ここで、前記CO2ガス制御装置25について説明する。このCO2ガス制御装置25の入力側には、前記CO2ガス濃度センサ6及びコントロールパネル12が接続されていると共に、CO2ガス制御装置11の出力側には、前記三方弁23、24及び前記電磁開閉弁9A、9Bが接続されている。
【0040】
コントロールパネル12は、上記実施例と同様に培養空間S1及びS2内のCO2ガス濃度を設定するCO2ガス濃度設定手段であり、本体2の例えば前面に設けられる。また、このコントロールパネル12には、培養空間S1及びS2内の実際に検出されたCO2ガス濃度及び設定されたCO2ガス濃度を表示するための表示部12A及び12Bが設けられているものとする。
【0041】
CO2ガス制御装置25は、上記実施例のCO2ガス制御装置11と同様に内部にPID演算処理部25Aを備えており、何れか選択された培養空間S1又はS2内の空気のCO2ガス濃度を検出するCO2ガス濃度センサ6及びCO2ガス濃度設定手段としてのコントロールパネル12に基づき、CO2供給手段としての電磁開閉弁9A又は9Bを制御するものである。尚、PID演算処理部25Aは、上記実施例のPID演算処理部11Aと同様の構成であるものとする。
【0042】
以上の構成により、本発明のCO2インキュベータ20の動作について、説明する。先ず、使用者は、コントロールパネル12を操作し、培養空間S1又は/及びS2のCO2ガス濃度を設定する。CO2ガス濃度制御装置25は、培養空間S1又はS2の何れかを選択し、選択された培養空間S1又はS2の空気を採取可能とするように三方弁23及び24を開放し、他方を閉鎖する。
【0043】
その後、選択された培養空間S1又はS2内の一部の空気は、ポンプ5を作動することにより、測定用空気採取管4内に吸引され、CO2ガス濃度センサ6内に取り込まれる。そして、当該測定に用いられた空気は、測定用空気返送管7を介してもとの培養空間S1又はS2に返送される。
【0044】
このとき、CO2ガス濃度センサ6は、上記実施例と同様に、赤外線により4.3μmの波長の吸光度を測定し、CO2ガス濃度を算出する。そして、CO2ガス制御装置25は、算出されたCO2ガス濃度及び予め設定されたCO2ガス濃度設定値に基づき、上記実施例と同様にPID制御を行い、基づき単位時間当たりのCO2ガス供給時間及び停止時間を算出し、当該供給時間及び停止時間に基づき、選択された培養空間S1又はS2に対応する電磁開閉弁9A又は9Bを制御する。そして、CO2ガスボンベ10よりCO2ガス供給管8A又は8Bを介して培養空間S1又はS2にCO2ガスを供給する。
【0045】
上述の構成により、各培養空間S1及びS2のCO2ガス濃度の制御において、オーバーシュートやアンダーシュートを未然に回避することができ、高精度に培養空間S1及びS2内のCO2ガス濃度を制御することができるようになる。
そのため、培養空間S1及びS2内が前記扉の開閉などにより、著しくCO2ガス濃度が変化した場合であっても、変化した培養空間S1及びS2のCO2ガス濃度に対応して、迅速にCO2ガスを培養空間S1及びS2に供給することができるようになり、安定した培養空間S1及びS2を提供することができるようになる。
【0046】
また、本実施例の如く培養空間が複数形成されたCO2インキュベータ20であっても、共通のポンプ5、CO2ガス濃度センサ6、CO2ガス制御装置25を用いて、各培養空間S1、S2内のCO2ガス濃度の制御を行うことが可能となり、複数種類の培養空間を一台のCO2インキュベータ20にて形成することができるようになる。
【0047】
特に、係る場合において、CO2ガス濃度の制御は、共通のCO2ガス濃度センサ6及びCO2ガス制御装置25を用いて、行うことが可能となるため、各々の培養空間S1、S2のCO2ガス濃度の制御を複数台のCO2インキュベータにより行う場合に比して、CO2ガス濃度検出手段や制御手段の誤差により生じる培養空間のCO2ガス濃度のばらつきを未然に回避することができるようになる。
【0048】
また、係る実施例におけるコントロールパネル12は、各培養空間S1及びS2ごとに検出したCO2ガス濃度を表示する表示部12A及び12Bを備えるので、各培養空間S1及びS2内のCO2ガス濃度を容易に視認することができるようになり、より一層利便性が向上する。
【0049】
尚、上記各実施例におけるCO2インキュベータ1、20は、上述の如く培養空間S、S1、S2内のCO2ガス濃度制御のみを説明しているが、これ以外に、培養空間S、S1、S2内の温度制御及び湿度制御など、細胞の培養に必要とする環境を制御可能とするものであっても構わない。
【0050】
【発明の効果】
以上詳述した如く本発明によれば、庫内に形成された培養空間に収容した培養物を培養するCO2インキュベータにおいて、培養空間内のCO2濃度を検出するCO2ガス濃度検出手段と、この培養空間内のCO2ガス濃度を設定するCO2ガス濃度設定手段と、培養空間内へCO2ガスを供給するCO2ガス供給手段と、CO2ガス供給手段を制御する制御手段とを備え、この制御手段は、CO2ガス濃度検出手段及びCO2ガス濃度設定手段に基づき、培養空間内のCO2ガス濃度とCO2ガス濃度設定値との偏差から比例、又は、比例と積分、或いは、比例と積分と微分の演算を実行し、培養空間への単位時間当たりのCO2ガス供給時間及び停止時間を算出し、当該算出された供給時間及び停止時間に基づき、CO2ガス供給手段からの培養空間にCO2ガスを供給するので、CO2ガス濃度のオーバーシュートやアンダーシュートを未然に回避することができ、高精度にCO2ガス濃度を制御することができるようになる。
【0051】
これにより、培養空間内が扉の開閉などにより、CO2ガス濃度が著しく変化した場合であっても、変化した培養空間のCO2ガス濃度に対応して、迅速にCO2ガスを培養空間に供給することができるようになり、安定した培養空間を提供することができるようになる。
【0052】
請求項2の発明によれば、請求項1の発明に加えて、CO2ガス濃度検出手段は、赤外線を用いたCO2センサにより構成されるので、培養空間におけるCO2ガス濃度の検出をより一層迅速に、然も、正確に行うことができるようになる。
【0053】
請求項3の発明によれば、請求項1又は請求項2の発明に加えて、培養空間は複数設けられ、制御手段は、何れかの培養空間内のガスを選択し、選択したガスのCO2ガス濃度をCO2ガス濃度検出手段により検出すると共に、当該検出されたCO2ガス濃度に基づき、各培養空間ごとにCO2ガスの供給制御を行うので、各培養空間ごとのCO2ガス濃度の制御を可能とすることができるようになる。
【0054】
また、CO2ガス濃度検出手段と、制御手段は、共通の手段を用いて各培養空間内のCO2ガス濃度の制御を行うため、各々の培養空間のCO2ガス濃度の制御を複数台のCO2インキュベータにより行う場合に比して、CO2ガス濃度検出手段や制御手段の誤差により生じる培養空間のCO2ガス濃度のばらつきを未然に回避することができるようになる。
【0055】
請求項4の発明によれば、請求項3の発明に加えて、制御手段は、各培養空間ごとに検出したCO2ガス濃度を表示するので、各培養空間内のCO2ガス濃度を容易に視認することができるようになり、より一層利便性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】空気の流れを示す本発明のCO2インキュベータの概略構成図である。
【図2】他の実施例の空気の流れを示すCO2インキュベータの概略構成図である。
【符号の説明】
S、S1、S2 培養空間
1、20 CO2インキュベータ
2、22 本体
3 空気撹拌用送風機
4、4A、4B 測定用空気採取管
5 ポンプ
6 CO2ガス濃度センサ
7、7A、7B 測定用空気返送管
8、8A、8B CO2ガス供給管
9、9A、9B 電磁開閉弁
10 CO2ガスボンベ
11、25 CO2ガス制御装置
23、24 三方弁
Claims (4)
- 庫内に形成された培養空間に収容した培養物を培養するCO2インキュベータにおいて、
前記培養空間内のCO2濃度を検出するCO2ガス濃度検出手段と、
前記培養空間内のCO2ガス濃度を設定するCO2ガス濃度設定手段と、
前記培養空間内へCO2ガスを供給するCO2ガス供給手段と、
前記CO2ガス供給手段を制御する制御手段とを備え、
該制御手段は、前記CO2ガス濃度検出手段及び前記CO2ガス濃度設定手段に基づき、前記培養空間内のCO2ガス濃度とCO2ガス濃度設定値との偏差から比例、又は、比例と積分、或いは、比例と積分と微分の演算を実行し、前記培養空間への単位時間当たりのCO2ガス供給時間及び停止時間を算出し、当該算出された供給時間及び停止時間に基づき、前記CO2ガス供給手段からの前記培養空間にCO2ガスを供給することを特徴とするCO2インキュベータ。 - 前記CO2ガス濃度検出手段は、赤外線を用いたCO2センサにより構成されることを特徴とする請求項1のCO2インキュベータ。
- 前記培養空間は複数設けられ、
前記制御手段は、何れかの培養空間内のガスを選択し、選択したガスのCO2ガス濃度を前記CO2ガス濃度検出手段により検出すると共に、当該検出されたCO2ガス濃度に基づき、各培養空間ごとにCO2ガスの供給制御を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2のCO2インキュベータ。 - 前記制御手段は、前記各培養空間ごとに検出したCO2ガス濃度を表示することを特徴とする請求項3のCO2インキュベータ。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002282676A JP2004113153A (ja) | 2002-09-27 | 2002-09-27 | Co2インキュベータ |
EP03103435A EP1403363B1 (en) | 2002-09-27 | 2003-09-17 | CO2 incubator |
DE60331395T DE60331395D1 (de) | 2002-09-27 | 2003-09-17 | CO2 Inkubator |
US10/669,953 US20040063195A1 (en) | 2002-09-27 | 2003-09-23 | CO2 incubator |
KR1020030066426A KR101059291B1 (ko) | 2002-09-27 | 2003-09-25 | 이산화탄소 인큐베이터 |
CNB031470955A CN100503810C (zh) | 2002-09-27 | 2003-09-26 | Co2培养器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002282676A JP2004113153A (ja) | 2002-09-27 | 2002-09-27 | Co2インキュベータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004113153A true JP2004113153A (ja) | 2004-04-15 |
Family
ID=31973335
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002282676A Pending JP2004113153A (ja) | 2002-09-27 | 2002-09-27 | Co2インキュベータ |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20040063195A1 (ja) |
EP (1) | EP1403363B1 (ja) |
JP (1) | JP2004113153A (ja) |
KR (1) | KR101059291B1 (ja) |
CN (1) | CN100503810C (ja) |
DE (1) | DE60331395D1 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008111548A1 (ja) * | 2007-03-12 | 2008-09-18 | Sanyo Electric Co., Ltd. | 培養装置 |
WO2018146854A1 (ja) * | 2017-02-13 | 2018-08-16 | 株式会社片岡製作所 | 細胞処理装置 |
JP2019146586A (ja) * | 2017-02-13 | 2019-09-05 | 株式会社片岡製作所 | 細胞処理装置 |
US11499133B2 (en) | 2017-02-13 | 2022-11-15 | Kataoka Corporation | Cell treatment apparatus and method for treating object to be treated |
US11560540B2 (en) | 2018-06-29 | 2023-01-24 | Kataoka Corporation | Cell treatment apparatus and method for treating cells with lasers |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8377683B2 (en) * | 2002-06-06 | 2013-02-19 | Rutgers, The State University Of New Jersey | Zinc oxide-based nanostructure modified QCM for dynamic monitoring of cell adhesion and proliferation |
US20080201053A1 (en) * | 2007-02-20 | 2008-08-21 | Esco Technologies (Asia) Pte Ltd | System and method for mixed gas chamber with automatic recovery |
KR20100056017A (ko) * | 2008-11-19 | 2010-05-27 | 주식회사 지니스 | 세포 배양용 인큐베이터 |
KR101340611B1 (ko) * | 2011-08-18 | 2013-12-12 | 주식회사 비전과학 | 여러 가지 측정값을 측정하여 기록하는 멀티 측정 기록장치 |
CN105928991B (zh) * | 2016-07-07 | 2019-04-23 | 南京昊铭远科信息科技有限公司 | 一种co2培养箱 |
DE102020126038A1 (de) * | 2020-07-16 | 2022-01-20 | S-Biosystems Gmbh | Vorrichtung zur Gewährleistung einer sterilen Umgebung für die Inkubation von Zellkulturen |
CN114317239A (zh) * | 2021-12-07 | 2022-04-12 | 青岛海尔生物医疗科技有限公司 | 用于调节培养箱内气体浓度的方法及装置、培养箱 |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3464388A (en) * | 1967-03-06 | 1969-09-02 | Rodney W Stout | Gnotobiotic systems |
US3929584A (en) * | 1975-01-23 | 1975-12-30 | Fisher Scientific Co | Automatic carbon dioxide incubator |
DE3315085C2 (de) * | 1983-04-26 | 1985-09-05 | W.C. Heraeus Gmbh, 6450 Hanau | Verfahren zur Nullpunktkontrolle an Wärmeleitfähigkeitsmeßzellen in Begasungsbrutschränken |
US4701415A (en) * | 1984-03-02 | 1987-10-20 | Mallinckrodt, Inc. | Controlled atmosphere enclosure |
US4892830A (en) * | 1987-04-02 | 1990-01-09 | Baylor College Of Medicine | Environmentally controlled in vitro incubator |
US4839292B1 (en) * | 1987-09-11 | 1994-09-13 | Joseph G Cremonese | Cell culture flask utilizing membrane barrier |
CH679890A5 (ja) * | 1989-11-17 | 1992-04-30 | Orbisphere Lab | |
DE3938565A1 (de) * | 1989-11-21 | 1991-05-23 | Behringwerke Ag | Inkubationseinrichtung fuer mikrotitrationsplatten |
US5090617A (en) * | 1990-02-28 | 1992-02-25 | Napco Scientific Company | Incubator heating system |
US5792427A (en) * | 1996-02-09 | 1998-08-11 | Forma Scientific, Inc. | Controlled atmosphere incubator |
DE19637520C1 (de) * | 1996-09-13 | 1998-03-12 | Heraeus Instr Gmbh | Verfahren zum Nullpunktabgleich einer Wärmeleitfähigkeits-Meßzelle zur CO¶2¶-Messung in einem Begasungsbrutschrank |
US6029101A (en) * | 1996-11-18 | 2000-02-22 | Scius Corporation | Process control system user interface |
WO2001084096A1 (en) * | 2000-04-28 | 2001-11-08 | Spx Corporation | Co2 gas measurement system for a laboratory incubator |
-
2002
- 2002-09-27 JP JP2002282676A patent/JP2004113153A/ja active Pending
-
2003
- 2003-09-17 EP EP03103435A patent/EP1403363B1/en not_active Revoked
- 2003-09-17 DE DE60331395T patent/DE60331395D1/de not_active Expired - Lifetime
- 2003-09-23 US US10/669,953 patent/US20040063195A1/en not_active Abandoned
- 2003-09-25 KR KR1020030066426A patent/KR101059291B1/ko not_active IP Right Cessation
- 2003-09-26 CN CNB031470955A patent/CN100503810C/zh not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008111548A1 (ja) * | 2007-03-12 | 2008-09-18 | Sanyo Electric Co., Ltd. | 培養装置 |
JP2008220235A (ja) * | 2007-03-12 | 2008-09-25 | Sanyo Electric Co Ltd | 培養装置 |
WO2018146854A1 (ja) * | 2017-02-13 | 2018-08-16 | 株式会社片岡製作所 | 細胞処理装置 |
JP2018130038A (ja) * | 2017-02-13 | 2018-08-23 | 株式会社片岡製作所 | 細胞処理装置 |
JP2019146586A (ja) * | 2017-02-13 | 2019-09-05 | 株式会社片岡製作所 | 細胞処理装置 |
US11499133B2 (en) | 2017-02-13 | 2022-11-15 | Kataoka Corporation | Cell treatment apparatus and method for treating object to be treated |
US11499129B2 (en) | 2017-02-13 | 2022-11-15 | Kataoka Corporation | Cell treatment apparatus |
US11560540B2 (en) | 2018-06-29 | 2023-01-24 | Kataoka Corporation | Cell treatment apparatus and method for treating cells with lasers |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1403363A1 (en) | 2004-03-31 |
CN100503810C (zh) | 2009-06-24 |
DE60331395D1 (de) | 2010-04-08 |
KR20040027395A (ko) | 2004-04-01 |
US20040063195A1 (en) | 2004-04-01 |
EP1403363B1 (en) | 2010-02-24 |
KR101059291B1 (ko) | 2011-08-24 |
CN1530434A (zh) | 2004-09-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2004113153A (ja) | Co2インキュベータ | |
Zhou et al. | On‐line characterization of a hybridoma cell culture process | |
JP4730000B2 (ja) | インキュベータ | |
US20060275858A1 (en) | Optimization of Process Variables in Oxygen Enriched Fermentors Through Process Controls | |
Takahashi et al. | Practices of shake-flask culture and advances in monitoring CO 2 and O 2 | |
Voisard et al. | Development of a large‐scale biocalorimeter to monitor and control bioprocesses | |
CN108138111B (zh) | 监测生物反应器中的状态偏差 | |
US20100120139A1 (en) | Incubation apparatus | |
CN113403193A (zh) | 一种多级连续发酵系统 | |
KR20110118351A (ko) | Co2 인큐베이터 시스템 | |
CN216614706U (zh) | 一种三气振荡培养箱 | |
US20150093775A1 (en) | System and method for analyte sensing and monitoring | |
JP7297732B2 (ja) | ガス測定システム | |
CN207923847U (zh) | 一种食品微生物检测装置 | |
KR20130019989A (ko) | 여러 가지 측정값을 측정하여 기록하는 멀티 측정 기록장치 | |
CN220812477U (zh) | 一种3d细胞培养的环境仓 | |
US20240158732A1 (en) | Incubation device and modular incubation system | |
CN110044991A (zh) | 一种具有密封和温控功能的葡萄糖传感装置 | |
Murakami et al. | 3D-CFD Analysis of Diffusion and Emission of VOCs in a FLEC Cavity | |
CN115558587A (zh) | 一种用于微生物观测的原位培养装置以及控制方法 | |
CN213327634U (zh) | 一种可调温湿度的霉菌培养箱 | |
CN201609655U (zh) | 移动式数控生物实验舱 | |
CN117210327A (zh) | 一种微流控器官培养实时监控的系统及其方法 | |
JP2009247261A (ja) | 培養装置および培養装置制御プログラム | |
CN111307563A (zh) | 一种微生物膜法bod检测系统及检测方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050512 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20070205 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070904 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071105 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080305 |