JP2004113153A - Co2インキュベータ - Google Patents

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Yuichi Tamaoki
玉置 裕一
Hiroki Busujima
毒島 弘樹
Shinji Osawa
大沢 慎次
Yasuhiro Kikuchi
菊地 靖寛
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Sanyo Electric Biomedical Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】培養空間のCOガス濃度を高精度に制御することができると共に、培養空間の急激なCOガス濃度の変化に対し、迅速に対応することができるCOインキュベータを提供する。
【解決手段】培養空間S内のCO濃度を検出するCOガス濃度センサ6と、COガス濃度を設定するコントロールパネル12と、培養空間S内へCOガスを供給するCOガスボンベ10及び電磁開閉弁9と、電磁開閉弁9を制御するCOガス濃度制御装置11とを備え、この制御装置11は、培養空間S内のCOガス濃度とCOガス濃度設定値との偏差から比例、又は、比例と積分、或いは、比例と積分と微分の演算を実行し、培養空間Sへの単位時間当たりのCOガス供給時間及び停止時間を算出し、算出された供給時間及び停止時間に基づき、COガスボンベ10から培養空間SにCOガスを供給する。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、血液、検体等から採取された細胞の温度・湿度・雰囲気を制御することにより、細胞の培養を行うためのCOインキュベータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年のバイオ、再生医療関連の分野の発達に伴い、インキュベータを使用して細胞を培養する作業が、増加傾向にある。細胞の培養を促進するためには、それぞれの細胞に適した培養空間を整備する必要があり、従来より、培養空間内の温度制御、湿度制御、雰囲気制御を行うインキュベータが開発されている。
【0003】
特に、培養条件としてCO(二酸化炭素)ガス濃度の厳格な濃度条件を要求する細胞の培養を行う場合には、温度制御及び湿度制御を行うものに加えて、培養空間内のCOガス濃度を制御するものとしてCOインキュベータが用いられている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−23877号公報
【特許文献2】
特開2000−93156号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のCOインキュベータでは、自動又は手動により扉の開閉が行われると、COインキュベータの庫内からCOが外部に漏出し、庫内のCOガス濃度が変動する。また、培養細胞の納出入により、度々、扉の開閉が行われると、庫内のCOガス濃度が所定の濃度に回復する前に、庫内のCOガス濃度が変動することとなる。そのため、細胞の培養空間の状態が不安定となり、細胞の生育に悪影響を及ぼすという問題がある。
【0006】
これに対し、従来のCOインキュベータでは、このCOガス濃度の変動に対し、庫内にCO濃度センサを設け、当該センサの出力により設定値よりCO濃度が低下した場合に庫内へのCOガス供給の開閉弁を開き、設定値に達したら閉じると云う制御を行っていた。
【0007】
ここで、上述の如き従来のCOガス濃度センサは、濃度検知性能が低いため、検出した濃度の精度が悪く、然も、検出するまでに要する時間が長いという問題があった。また、ガス消費量を低減するため気密構造となり、オーバーシュートすると所定の値に戻るのに長い時間を要す。そのため、ガスのインジェクション量を少なくして回復を遅くするしかなかった。上述の如き制御は係るセンサの性能不良によるものでもあったが、何れにしても従来の如くCOガス濃度センサの出力に基づき、COガス供給の開閉弁制御を行うと、予め設定されたCOガス濃度に対し、実際のCOガス濃度は、オーバーシュート若しくはアンダーシュートしてしまう問題があった。
【0008】
そのため、厳格なCOガス濃度を実現することが困難であり、細胞の培養空間の整備を十分に整えることができないと云う問題があった。
【0009】
そこで、本発明は係る従来の技術的課題を解決するために成されたものであり、培養空間のCOガス濃度を高精度に制御することができると共に、培養空間の急激なCOガス濃度の変化に対し、迅速に対応することができるCOインキュベータを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1のCOインキュベータは、庫内に形成された培養空間に収容した培養物を培養するものであって、培養空間内のCO濃度を検出するCOガス濃度検出手段と、この培養空間内のCOガス濃度を設定するCOガス濃度設定手段と、培養空間内へCOガスを供給するCOガス供給手段と、COガス供給手段を制御する制御手段とを備え、この制御手段は、COガス濃度検出手段及びCOガス濃度設定手段に基づき、培養空間内のCOガス濃度とCOガス濃度設定値との偏差から比例、又は、比例と積分、或いは、比例と積分と微分の演算を実行し、培養空間への単位時間当たりのCOガス供給時間及び停止時間を算出し、当該算出された供給時間及び停止時間に基づき、COガス供給手段からの培養空間にCOガスを供給することを特徴とする。
【0011】
このように構成された請求項1の本発明によれば、上述した制御手段による制御により、COガス濃度のオーバーシュートやアンダーシュートを未然に回避することができ、高精度にCOガス濃度を制御することができるようになる。
【0012】
これにより、培養空間内が扉の開閉などにより、COガス濃度が著しく変化した場合であっても、変化した培養空間のCOガス濃度に対応して、迅速にCOガスを培養空間に供給することができるようになり、安定した培養空間を提供することができるようになる。
【0013】
請求項2の発明のCOインキュベータは、請求項1の発明に加えて、COガス濃度検出手段は、赤外線を用いたCOセンサにより構成されることを特徴とする。
【0014】
請求項2の発明によれば、請求項1の発明に加えて、COガス濃度検出手段は、赤外線を用いたCOセンサにより構成されるので、培養空間におけるCOガス濃度の検出をより一層迅速に、然も、正確に行うことができるようになる。
【0015】
請求項3の発明のCOインキュベータは、請求項1又は請求項2の発明に加えて、培養空間は複数設けられ、制御手段は、何れかの培養空間内のガスを選択し、選択したガスのCOガス濃度をCOガス濃度検出手段により検出すると共に、当該検出されたCOガス濃度に基づき、各培養空間ごとにCOガスの供給制御を行うことを特徴とする。
【0016】
請求項3の発明によれば、請求項1又は請求項2の発明に加えて、培養空間は複数設けられ、制御手段は、何れかの培養空間内のガスを選択し、選択したガスのCOガス濃度をCOガス濃度検出手段により検出すると共に、当該検出されたCOガス濃度に基づき、各培養空間ごとにCOガスの供給制御を行うので、各培養空間ごとのCOガス濃度の制御を可能とすることができるようになる。
【0017】
また、COガス濃度検出手段と、制御手段は、共通の手段を用いて各培養空間内のCOガス濃度の制御を行うため、各々の培養空間のCOガス濃度の制御を複数台のCOインキュベータにより行う場合に比して、COガス濃度検出手段や制御手段の誤差により生じる培養空間のCOガス濃度のばらつきを未然に回避することができるようになる。
【0018】
請求項4の発明のCOインキュベータは、請求項3の発明に加えて、制御手段は、各培養空間ごとに検出したCOガス濃度を表示することを特徴とする。
【0019】
請求項4の発明によれば、請求項3の発明に加えて、制御手段は、各培養空間ごとに検出したCOガス濃度を表示するので、各培養空間内のCOガス濃度を容易に視認することができるようになり、より一層利便性が向上する。
【0020】
【発明の実施の形態】
次に、図面に基づき本発明の実施形態を詳述する。図1は空気の流れを示す本発明のCOインキュベータ1の概略構成図を示している。本発明のCOインキュベータ1は、例えば一面に開口(図示しない)を有する断熱性の箱体により本体2が構成されており、この本体2内部(庫内)には、培養空間Sが形成されている。また、本体2には、前記開口を開閉自在に閉塞するための図示しない扉が設けられている。
【0021】
この本体2内には、培養空間S内の空気を撹拌し、空気の状態を均一とするための空気撹拌用送風機3が設けられている。尚、この空気撹拌用送風機3は、送風機用モータ3Aにより作動するものであり、当該送風機用モータ3Aは、図示しない制御装置により制御されるものとする。
【0022】
一方、本体2には、培養空間S内と連通するように測定用空気採取管4が接続されており、当該測定用空気採取管4には、ポンプ5を介して培養空間S内のCOガス濃度を検出するCOガス濃度検出手段としてのCOガス濃度センサ6が接続されている。尚、本実施例において用いられるCOガス濃度センサ6は、赤外線を用いたCOセンサであるものとする。
【0023】
この赤外線を用いたCOセンサは、COガスが4.3μmの波長を吸収する原理を用いてCOガス濃度を算出するものであり、波長の吸収度合いを計測し、当該計測データを電気信号に換算し、COガス濃度を算出するものである。
また、このCOセンサ(COガス濃度センサ6)は、詳細は後述するCOガス制御装置11に接続されているものとする。
【0024】
そして、このCOガス濃度センサ6には、一端が本体2の培養空間S内と連通して設けられた測定用空気返送管7が接続されている。これにより、ポンプ5を運転することにより、培養空間S内より測定用空気採取管4を介してCOガス濃度センサ6に取り込まれた空気は、測定用空気返送管7を介して培養空間S内に返送される。
【0025】
他方、本体2には、培養空間S内と連通するようにCOガス供給管8が接続されており、当該COガス供給管8には、COガス供給手段としての電磁開閉弁9を介してCOガスボンベ10が接続されている。このCOガスボンベ10には、純度95%以上のCOガスが封入されているものとする。
【0026】
ここで、前記COガス制御装置11について説明する。このCOガス制御装置11の入力側には、前記COガス濃度センサ6及びコントロールパネル12が接続されていると共に、COガス制御装置11の出力側には、前記電磁開閉弁9が接続されている。
【0027】
コントロールパネル12は、培養空間S内のCOガス濃度を設定するCOガス濃度設定手段を備えたものであり、本体2の例えば前面に設けられる。また、このコントロールパネル12には、培養空間S内の実際に検出されたCOガス濃度及び設定されたCOガス濃度を表示するための表示部12Aが設けられているものとする。
【0028】
COガス制御装置11は、COガス濃度センサ6及びコントロールパネル12に基づき、CO供給手段としての電磁開閉弁9を制御するものであり、内部にPID演算処理部11Aを備えている。このPID演算処理部11Aは、COガス濃度センサ6により検出された培養空間S内のCOガス濃度と、コントロールパネル12により任意に設定されたCOガス濃度設定値との偏差eから、比例(P)と、積分(I)と、微分(D)の演算を実行するものである。即ち、PID演算処理部11Aは、COガス濃度センサ6により検出されたCOガス濃度とCOガス濃度設定値との偏差eに比例してそれを減らす方向の制御量を算出する比例動作と、偏差eの積分値を減らす方向の制御量を算出する積分動作と、偏差の変化の傾き(微分値)を減らす方向の制御量を算出する微分動作を行い、これらの制御量を加算して制御量から電磁開閉弁9の単位時間当たり(一定周期(例えば3秒)ごと)のCOガス供給時間及び停止時間を算出する。
【0029】
そして、COガス制御装置11は、前記PID制御に基づいて算出されたCOガス供給時間及び停止時間に基づき、COガス供給手段としての電磁開閉弁9を制御し、COガスボンベ10から培養空間SへのCOガスの供給を制御する。尚、本実施例では、検出されたCOガス濃度と、設定されたCOガス濃度設定値との偏差から、比例と、積分と、微分の演算処理を行い、COガス供給時間及び停止時間を算出しているが、これ以外に、前記偏差から比例のみ、または比例と積分のみの演算を実行し、COガス供給時間及び停止時間を算出しても良いものとする。
【0030】
以上の構成により、本発明のCOインキュベータ1の動作について、説明する。先ず、使用者は、コントロールパネル12を操作し、培養空間SのCOガス濃度を設定する。ここで、培養空間S内の一部の空気は、ポンプ5を作動することにより、測定用空気採取管4内に吸引され、COガス濃度センサ6内に取り込まれる。その後、当該測定に用いられた空気は、測定用空気返送管7を介して培養空間Sに返送される。
【0031】
このとき、COガス濃度センサ6は、赤外線により4.3μmの波長の吸光度を測定し、COガス濃度を算出する。COガス制御装置11は、前記算出されたCOガス濃度と、前述の如く設定されたCOガス濃度設定値に基づき、上述した如きPID演算処理を行う。そして、当該PID演算処理に基づき単位時間当たりのCOガス供給時間及び停止時間を算出し、当該供給時間及び停止時間に基づき、電磁開閉弁9を制御する。そして、COガスボンベ10よりCOガス供給管8を介して培養空間SにCOガスを供給する。前記3秒間(供給時間+停止時間)における供給時間の割合が高くなればCO供給量が増え、下がれば供給量は減少することになり、これを3秒ごとに算出して細かく制御することになる。
【0032】
これにより、COガス濃度の制御において、オーバーシュートやアンダーシュートを未然に回避することができ、高精度に培養空間S内のCOガス濃度を制御することができるようになる。そのため、培養空間S内が前記扉の開閉などにより、著しくCOガス濃度が変化した場合であっても、変化した培養空間SのCOガス濃度に対応して、迅速にCOガスを培養空間Sに供給することができるようになり、安定した培養空間Sを提供することができるようになる。
【0033】
特に、本実施例において培養空間S内のCOガス濃度を検出するCOガス濃度センサ6は、赤外線を用いたCOセンサにより構成されるので、培養空間SにおけるCOガス濃度の検出をより一層迅速に、然も、正確に行うことができるようになる。
【0034】
次に、図2を参照して、本発明の他の実施例について説明する。図2は空気の流れを示す本発明の他の実施例のCOインキュベータ20の概略構成図を示している。尚、図1と同様の符号が付してあるものは、同一若しくは、同様の効果を奏するものであるものとする。
【0035】
係る実施例におけるCOインキュベータ20は、上記実施例と同様に例えば一面に開口(図示しない)を有する断熱性の箱体により本体22が構成されている。そして、この本体22内部(庫内)には、仕切壁21が形成されており、当該仕切壁21にて区画された培養空間1S及び2Sが形成されている。また、本体22には、各培養空間1S及び2Sの開口を開閉自在に閉塞するための図示しない扉がそれぞれ設けられている。
【0036】
一方、本体22には、各培養空間S1及びS2内に対応して、それぞれ連通するように測定用空気採取管4A及び4Bが接続されており、これら測定用空気採取管4A及び4Bは、三方管23を介して測定用空気採取管4に接続されている。当該測定用空気採取管4には、ポンプ5を介して培養空間S1又はS2内のCOガス濃度を検出するCOガス濃度検出手段としてのCOガス濃度センサ6が接続されている。尚、本実施例においてもCOガス濃度センサ6は、赤外線を用いたCOセンサであるものとする。また、このCOガス濃度センサ6は、詳細は後述するCOガス制御装置25に接続されているものとする。
【0037】
そして、このCOガス濃度センサ6には、測定用空気返送管7が接続されており、当該測定用空気返送管7の他端には、三方管24を介して、それぞれの培養空間S1及びS2に連通した測定用空気返送管7A及び7Bが接続されている。これにより、ポンプ5を運転することにより、培養空間S1又はS2より選択的に測定用空気採取管4内に取り込まれた空気は、COガス濃度センサ6及び測定用空気返送管7を介してもとの培養空間S1又はS2内に返送される。
【0038】
他方、本体22には、各培養空間S1及び2S内と連通するようにそれぞれCOガス供給管8A及び8Bが接続されており、それぞれのCOガス供給管8A及び8Bには、COガス供給手段としての電磁開閉弁9A及び9Bを介してCOガスボンベ10が接続されている。
【0039】
ここで、前記COガス制御装置25について説明する。このCOガス制御装置25の入力側には、前記COガス濃度センサ6及びコントロールパネル12が接続されていると共に、COガス制御装置11の出力側には、前記三方弁23、24及び前記電磁開閉弁9A、9Bが接続されている。
【0040】
コントロールパネル12は、上記実施例と同様に培養空間S1及びS2内のCOガス濃度を設定するCOガス濃度設定手段であり、本体2の例えば前面に設けられる。また、このコントロールパネル12には、培養空間S1及びS2内の実際に検出されたCOガス濃度及び設定されたCOガス濃度を表示するための表示部12A及び12Bが設けられているものとする。
【0041】
COガス制御装置25は、上記実施例のCOガス制御装置11と同様に内部にPID演算処理部25Aを備えており、何れか選択された培養空間S1又はS2内の空気のCOガス濃度を検出するCOガス濃度センサ6及びCOガス濃度設定手段としてのコントロールパネル12に基づき、CO供給手段としての電磁開閉弁9A又は9Bを制御するものである。尚、PID演算処理部25Aは、上記実施例のPID演算処理部11Aと同様の構成であるものとする。
【0042】
以上の構成により、本発明のCOインキュベータ20の動作について、説明する。先ず、使用者は、コントロールパネル12を操作し、培養空間S1又は/及びS2のCOガス濃度を設定する。COガス濃度制御装置25は、培養空間S1又はS2の何れかを選択し、選択された培養空間S1又はS2の空気を採取可能とするように三方弁23及び24を開放し、他方を閉鎖する。
【0043】
その後、選択された培養空間S1又はS2内の一部の空気は、ポンプ5を作動することにより、測定用空気採取管4内に吸引され、COガス濃度センサ6内に取り込まれる。そして、当該測定に用いられた空気は、測定用空気返送管7を介してもとの培養空間S1又はS2に返送される。
【0044】
このとき、COガス濃度センサ6は、上記実施例と同様に、赤外線により4.3μmの波長の吸光度を測定し、COガス濃度を算出する。そして、COガス制御装置25は、算出されたCOガス濃度及び予め設定されたCOガス濃度設定値に基づき、上記実施例と同様にPID制御を行い、基づき単位時間当たりのCOガス供給時間及び停止時間を算出し、当該供給時間及び停止時間に基づき、選択された培養空間S1又はS2に対応する電磁開閉弁9A又は9Bを制御する。そして、COガスボンベ10よりCOガス供給管8A又は8Bを介して培養空間S1又はS2にCOガスを供給する。
【0045】
上述の構成により、各培養空間S1及びS2のCOガス濃度の制御において、オーバーシュートやアンダーシュートを未然に回避することができ、高精度に培養空間S1及びS2内のCOガス濃度を制御することができるようになる。
そのため、培養空間S1及びS2内が前記扉の開閉などにより、著しくCOガス濃度が変化した場合であっても、変化した培養空間S1及びS2のCOガス濃度に対応して、迅速にCOガスを培養空間S1及びS2に供給することができるようになり、安定した培養空間S1及びS2を提供することができるようになる。
【0046】
また、本実施例の如く培養空間が複数形成されたCOインキュベータ20であっても、共通のポンプ5、COガス濃度センサ6、COガス制御装置25を用いて、各培養空間S1、S2内のCOガス濃度の制御を行うことが可能となり、複数種類の培養空間を一台のCOインキュベータ20にて形成することができるようになる。
【0047】
特に、係る場合において、COガス濃度の制御は、共通のCOガス濃度センサ6及びCOガス制御装置25を用いて、行うことが可能となるため、各々の培養空間S1、S2のCOガス濃度の制御を複数台のCOインキュベータにより行う場合に比して、COガス濃度検出手段や制御手段の誤差により生じる培養空間のCOガス濃度のばらつきを未然に回避することができるようになる。
【0048】
また、係る実施例におけるコントロールパネル12は、各培養空間S1及びS2ごとに検出したCOガス濃度を表示する表示部12A及び12Bを備えるので、各培養空間S1及びS2内のCOガス濃度を容易に視認することができるようになり、より一層利便性が向上する。
【0049】
尚、上記各実施例におけるCOインキュベータ1、20は、上述の如く培養空間S、S1、S2内のCOガス濃度制御のみを説明しているが、これ以外に、培養空間S、S1、S2内の温度制御及び湿度制御など、細胞の培養に必要とする環境を制御可能とするものであっても構わない。
【0050】
【発明の効果】
以上詳述した如く本発明によれば、庫内に形成された培養空間に収容した培養物を培養するCOインキュベータにおいて、培養空間内のCO濃度を検出するCOガス濃度検出手段と、この培養空間内のCOガス濃度を設定するCOガス濃度設定手段と、培養空間内へCOガスを供給するCOガス供給手段と、COガス供給手段を制御する制御手段とを備え、この制御手段は、COガス濃度検出手段及びCOガス濃度設定手段に基づき、培養空間内のCOガス濃度とCOガス濃度設定値との偏差から比例、又は、比例と積分、或いは、比例と積分と微分の演算を実行し、培養空間への単位時間当たりのCOガス供給時間及び停止時間を算出し、当該算出された供給時間及び停止時間に基づき、COガス供給手段からの培養空間にCOガスを供給するので、COガス濃度のオーバーシュートやアンダーシュートを未然に回避することができ、高精度にCOガス濃度を制御することができるようになる。
【0051】
これにより、培養空間内が扉の開閉などにより、COガス濃度が著しく変化した場合であっても、変化した培養空間のCOガス濃度に対応して、迅速にCOガスを培養空間に供給することができるようになり、安定した培養空間を提供することができるようになる。
【0052】
請求項2の発明によれば、請求項1の発明に加えて、COガス濃度検出手段は、赤外線を用いたCOセンサにより構成されるので、培養空間におけるCOガス濃度の検出をより一層迅速に、然も、正確に行うことができるようになる。
【0053】
請求項3の発明によれば、請求項1又は請求項2の発明に加えて、培養空間は複数設けられ、制御手段は、何れかの培養空間内のガスを選択し、選択したガスのCOガス濃度をCOガス濃度検出手段により検出すると共に、当該検出されたCOガス濃度に基づき、各培養空間ごとにCOガスの供給制御を行うので、各培養空間ごとのCOガス濃度の制御を可能とすることができるようになる。
【0054】
また、COガス濃度検出手段と、制御手段は、共通の手段を用いて各培養空間内のCOガス濃度の制御を行うため、各々の培養空間のCOガス濃度の制御を複数台のCOインキュベータにより行う場合に比して、COガス濃度検出手段や制御手段の誤差により生じる培養空間のCOガス濃度のばらつきを未然に回避することができるようになる。
【0055】
請求項4の発明によれば、請求項3の発明に加えて、制御手段は、各培養空間ごとに検出したCOガス濃度を表示するので、各培養空間内のCOガス濃度を容易に視認することができるようになり、より一層利便性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】空気の流れを示す本発明のCOインキュベータの概略構成図である。
【図2】他の実施例の空気の流れを示すCOインキュベータの概略構成図である。
【符号の説明】
S、S1、S2 培養空間
1、20 COインキュベータ
2、22 本体
3 空気撹拌用送風機
4、4A、4B 測定用空気採取管
5 ポンプ
6 COガス濃度センサ
7、7A、7B 測定用空気返送管
8、8A、8B COガス供給管
9、9A、9B 電磁開閉弁
10 COガスボンベ
11、25 COガス制御装置
23、24 三方弁

Claims (4)

  1. 庫内に形成された培養空間に収容した培養物を培養するCOインキュベータにおいて、
    前記培養空間内のCO濃度を検出するCOガス濃度検出手段と、
    前記培養空間内のCOガス濃度を設定するCOガス濃度設定手段と、
    前記培養空間内へCOガスを供給するCOガス供給手段と、
    前記COガス供給手段を制御する制御手段とを備え、
    該制御手段は、前記COガス濃度検出手段及び前記COガス濃度設定手段に基づき、前記培養空間内のCOガス濃度とCOガス濃度設定値との偏差から比例、又は、比例と積分、或いは、比例と積分と微分の演算を実行し、前記培養空間への単位時間当たりのCOガス供給時間及び停止時間を算出し、当該算出された供給時間及び停止時間に基づき、前記COガス供給手段からの前記培養空間にCOガスを供給することを特徴とするCOインキュベータ。
  2. 前記COガス濃度検出手段は、赤外線を用いたCOセンサにより構成されることを特徴とする請求項1のCOインキュベータ。
  3. 前記培養空間は複数設けられ、
    前記制御手段は、何れかの培養空間内のガスを選択し、選択したガスのCOガス濃度を前記COガス濃度検出手段により検出すると共に、当該検出されたCOガス濃度に基づき、各培養空間ごとにCOガスの供給制御を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2のCOインキュベータ。
  4. 前記制御手段は、前記各培養空間ごとに検出したCOガス濃度を表示することを特徴とする請求項3のCOインキュベータ。
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