JP2004112681A - モデム装置及びそれを用いた通信装置 - Google Patents

モデム装置及びそれを用いた通信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】省エネ時においてはDSP31を介さずにリンギングや極性反転を監視できるようにしたモデム装置を提供すること。
【解決手段】送受信するデータを変復調するDSP31と、該DSP31と接続されて、回線網網の制御を行う2次側回路35と、該2次側回路35と接続されて、DSP31への電力供給が停止又は抑制されている際に、当該2次側回路35からの信号に基づきリンギングや極性反転を検出して専用ライン24を介して出力するリング・極性反転検出回路33とを設ける。これにより、DSP31への電力供給が停止又は抑制されているときであってもリンギングや極性反転が検出できるようにする。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、回線網と接続される1次側回路と、この1次側回路に絶縁回路を介して接続された2次側回路とから構成される半導体DAA(Data Access Arrangement)における、上記2次側回路にデータを変復調するDSP(Digital Signal Processor)が接続された場合に、該DSPが省エネ状態の時でも回線網からのリンギングや極性反転を当該DSPを介さずに検出できるようにしたモデム装置及びそれを用いた通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、インターネット、デジタル携帯電話等の普及するに伴い、携帯端末、小型端末等の通信装置の小型化が進んでいる。
【0003】
しかし、公衆の回線網に接続するモデム内蔵の通信装置では、回線網との接続に直流絶縁の目的で、比較的大きな形状のトランスが必要とされ、このトランスが通信装置の小型化を阻害する要因となっている。
【0004】
ところが、近年の半導体プロセス技術の進歩やアイソレーション技術の進歩に伴い、網制御等を行う半導体DAAが開発されて、ランスの機能を極めて小型なパルストランスやコンデンサ、フォトカプラ等により置換えることが可能になってきている(特許文献1参照)。
【0005】
このような半導体により形成された機能素子により、通信装置等の小型化や低コスト化が期待され、例えばファクシミリ装置のように携帯端末ではない通信装置への採用も模索されている。
【0006】
このような通信装置においては、回線網を制御するための網制御機能や回線網を介して送受信する信号の変復調を行う変復調機能等が必要になる。
【0007】
網制御機能は、上述したように半導体DAAにより半導体化され、また変復調機能は所謂モデムと称され、今日では半導体プロセスにより形成されたDSPが主要部品として用いられて高速処理が行えるようになっている。
【0008】
従って、通信に必要な最小限の機能である網制御機能及び変復調機能が共に半導体化されて供給されるようになっている。
【0009】
【特許文献1】
特開平06−098038号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、通信装置では、環境に対する配慮等の観点から消費電力の低減が強く求められ、これに答えるべく省エネ機能が略標準装備されるようになってきているが、網制御機能を担う半導体DAAと変復調機能を担うモデム装置のDSPとは直接接続されるため、省エネ状態においてもDSPに通常状態と同様の電力を供給しなければリンギングや極性反転を検出することができない問題があった。
【0011】
即ち、モデム装置は上述したようにデータの変復調を行うが、扱うデータの多量化等の観点から変復調処理を高速に行う必要がある。このため、変復調を担う機能を半導体化したDSPが用いられると共に、その動作周波数が高くなっている。動作周波数が高くなると、これに伴い消費電力が大きくなる。
【0012】
一方、省エネ状態では、受信に必要な最低限の機器への電力供給を停止又は抑制して消費電力の削減を図っているが、DSPが半導体DAAに接続されて、該半導体DAAにより検出されたリンギングや極性反転がDSPを介して通信装置本体側に知らせる構成のため、省エネ状態においてもDSPへの電力供給は通常状態と同じように供給しなければならない。
【0013】
従って、半導体DAAを用いたために省エネ時でもDSPに通常時と同じ電力を供給する状態では、半導体DAAを用いないでDSPを省エネ状態にする場合に比べて電力消費が多くなってしまう。
【0014】
そこで、本発明は、省エネ時においてはDSPを介さずにリンギングや極性反転が検出できるようにして省エネ効果を高めることができるようにしたモデム装置及びそれを用いた通信装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、モデム装置にかかる発明は、モデム装置のDSPへの電力供給が停止又は抑制されている際に、半導体DAAの2次側回路からの信号に基づきリンギングや極性反転を検出して、その検出結果を出力するリング・極性反転検出回路を設けて、省エネ時においてはDSPを介さずにリンギングや極性反転が検出できるようにして省エネ効果を高めたことを特徴とする。
【0016】
また、通信装置にかかる発明は、省エネ状態ではモデム装置のDSPへの電力供給が停止又は抑制され、この省エネ状態の間に2次側回路からの信号に基づきリンギングや極性反転を検出すると、専用ラインを介してシステム制御部に出力するリング・極性反転検出回路を設けて、省エネ時においてはDSPを介さずにリンギングや極性反転が検出できるようにして省エネ効果を高めたことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図を参照して説明する。図1は、本発明に係るモデム装置を用いた通信装置の概略構成を示したブロック図である。なお、このような通信装置としては、ファクシミリ装置、パーソナルコンピュータ、携帯端末等が例示でき、本実施の形態においてはファクシミリ装置を例に説明する。
【0018】
当該ファクシミリ装置は、システム制御部11を有し、このシステム制御部11にシステムバス12が接続され、当該システムバス12にプログラムROM13、データRAM14、操作表示部15、読取部16、記録部17、時計部18が接続されると共にDSP側インターフェース32を介してモデム装置の主要構成であるDSP31が接続されている。
【0019】
また、DSP31は、半導体DAAの2次側回路35が接続され、当該2次側回路は絶縁回路21を介して1次側回路22と接続され、この1次側回路22はラインフィルタ用コンデンサ回路23を介して回線網に接続されている。
【0020】
ラインフィルタ用コンデンサ回路23は、1次側回路22が接続されるTip(L1)とRing(L2)とに接続されたコンデンサからなり、IEC60950、UL1950規格に対応して安全規格上から設けられている。
【0021】
なお、本実施の形態に係るモデム装置20は、DSP31、DSP側インターフェース32、リング・極性反転検出回路33、リング・極性反転検出回路側インターフェース34、2次側回路35等により構成されている。
【0022】
そして、1次側回路22は局給電により動作して、2次側回路35とデータの受け渡しを行うことによって着呼検出、回線網へ発呼処理等の網制御や送受信データの送受信を行い、半導体プロセスによるDAAにより形成されている。
【0023】
なお、絶縁回路21は、パルストランス、コンデンサ、フォトカプラ等から構成されて回線網と2次側回路35とを直流的に絶縁した状態で接続している。
【0024】
システム制御部11は、プログラムROM13に格納された制御プログラムにしたがってデータRAM14を作業領域として使用しながら、各構成要素を制御している。
【0025】
システム制御部11は、省エネ時には電力供給が抑制される等の省エネ状態となり、このときリンギングや極性反転等が検出されると、当該システム制御部11を含め、省エネ時に省エネ状態となっている機器を通常状態に復帰させるように制御できるようになっている。
【0026】
ところで、省エネ状態とは、リンギング等の受信待機中に必要となる機器以外の機器の動作が停止し又は抑制された状態で、システム制御部11、記録部17、読取部16、操作表示部15、DSP31、システムバス12、2次側回路35等がかかる省エネ状態になり、その時には該当する機器への電力供給が停止又は抑制される。
【0027】
電力供給の抑制方法として、例えば電流を制限したり動作周波数を下げたりすることが可能であり、動作周波数を変える場合には時計部18におけるクロック回路からの周波数を下げることにより行なわれる。
【0028】
データRAM14は、読取部16で読取った画情報をメモリ送信するために一時的にファイルとして蓄積する図示しない圧縮データメモリー用のSAFメモリ、受信した画情報を記録部17により記録するまでファイルとして一時的に蓄積してデータを記録する際に生データを展開する図示しないバッファ用のページメモリ等を備えて、図示しないバックアップ用回路によりバックアップされて装置電源遮断時にも記憶内容が保持されるようになっている。
【0029】
操作表示部15は、宛先電話番号を指定するためのテンキー、スタートキー、ワンタッチダイヤルキー及びその他各種キーを備え、また液晶表示装置等の表示器を備えて、ユーザに知らせるべき装置の動作状態や各種メッセージを表示する。
【0030】
読取部16は、3.85本/mm、7.7本/mm、15.4本/mm等の所定の読取線密度で原稿画像を読取って画情報を得るためのもので、読取った画情報は一旦ラインバッファに逐次蓄積されて必要とされる機器に転送されるようになっている。
【0031】
記録部17は、受信した画情報をその線密度に応じて記録出力したり、読取部16で読取った画情報をその線密度に応じて記録出力(コピー動作)するためのものであり、また管理リポートの出力にも用いられる。
【0032】
時計部18は、所定のクロック信号を発生するクロック回路を備え、現在時刻の計時を行う一方、システム制御部11から設定された時定数をカウントダウンしてタイムアウトするとシステム制御部11にタイムアウトしたことを通知する、タイマ動作を行うものである。
【0033】
DSP31は、送受信するデータを高速で変復調するものであり、DSP側インターフェース32は、通常動作時にDSP31とシステムバス12とのインタフェースをなすもので、DSP31及びDSP側インターフェース32は、省エネ時には消費電力が抑制されるように電力供給を停止又は抑制されるようになっている。
【0034】
リング・極性反転検出回路33は、省エネ時にも通常動作して省エネ復帰要因であるリンギングや極性反転を検出するものであり、リング・極性反転検出回路側インターフェース34は、省エネ時にリング・極性反転検出回路33からの信号を専用ライン24を介してシステム制御部11に出力する際のインターフェースをなすものである。
【0035】
なお、通常時におけるリンギングや極性反転の検出は2次側回路35で行われ、その検出結果はDSP31からシステムバス12を介してシステム制御部11に送られる。
【0036】
従って、リング・極性反転検出回路33及びリング・極性反転検出回路側インターフェース34を通常時にも正常動作するようにすると、システム制御部11にはリング・極性反転検出回路側インターフェース34からの信号とDSP側インターフェース32からの信号とが競合して入力する事態が生じる。
【0037】
このような場合には、システム制御部11においてDSP側インターフェース32からの信号のみを取込むように制御することが好ましい。
【0038】
無論、通常状態においてはリング・極性反転検出回路33及びリング・極性反転検出回路側インターフェース34の動作を停止するようにしても良い。このようにすることにより、システム制御部11での制御負担が少なくなる利点がある。
【0039】
2次側回路35は、リンギングや極性反転等の検出結果や送受信データをDSP31と1次側回路22に送受信できるようにするもので、省エネ状態においては動作周波数が下がった状態となる。
【0040】
リング・極性反転検出回路33は、図2に示すように、周期信号生成部41、周期検出部42、周期比較部43により構成されている。
【0041】
そして、2次側回路35は、図3(a)に示す様なリンギング信号が入力すると、図3(b)、図3(c)に示すA信号、B信号を周期信号生成部41に出力し、また図4(a)に示す様な極性反転信号が入力すると、図4(b)、図4(c)に示すA信号、B信号を周期信号生成部41に出力する。
【0042】
A信号は、入力した信号が予め設定されたプラスの閾値Vt以上のレベルになったときに出力される1パルスのパルス信号であり、B信号は、入力した信号が予め設定されたマイナスの閾値Vt以下のレベルになったときに出力される1パルスのパルス信号である。
【0043】
このようなA信号、B信号が入力すると、周期信号生成部41は、これらを合成したA+B信号を生成し(図3(d)、図4(d))、このA+B信号が立上がるときに立上がり、次にA+B信号が立上がるときに立下がるような半周期パルス信号を生成する(図3(e)、図4(e))。
【0044】
即ち、2次側回路35からの信号の絶対値が予め設定された閾値Vtより大きくなった場合に立上がり、次に大きくなった場合に立ち下がる信号を半周期パルス信号として生成する。
【0045】
リンギング信号は、予め規定された周期を持つ周期信号であるため、A信号、B信号は周期性を持つパルス信号となり、これに伴い半周期パルス信号も周期性を持つパルス信号となる。
【0046】
一方、極性反転信号は、極性反転したときにラインフィルタ用コンデンサ回路23が放電することにより入力する1パルスの信号で、A信号は1パルスの信号となり、B信号はロウレベルのままの信号となって、半周期パルス信号はA信号と同時に立上がり、その後に通信が終了して極性反転が戻ったときに立ち下がるようになる。
【0047】
そして、このような半周期パルス信号は、周期検出部42に送られ、ここで周期が検出される。
【0048】
このとき、二次側DAAにリンギング信号が入力すると、周期検出部42に入力する半周期パルス信号は図3(e)のような周期性を持つパルス信号であるので、その周期を検出することが出きるが、極性反転信号が入力すると半周期パルス信号は図4(e)のようなハイレベルになったまま信号であるので周期を検出することができない。
【0049】
周期を検出することができない場合には、極性反転信号と判断して、図2に示すラインAを介して直接リング・極性反転検出回路側インターフェース34にその旨を示す信号を出力する。
【0050】
一方、周期が検出できた場合には、その周期を示す信号を検出周期として周期比較部43に送る。当該周期比較部43には、リンギング信号の周期(例えば、40msec)が予め基準周期として格納されているので、この基準周期と検出周期とを比較する。
【0051】
この結果、これらの周期が一致した場合には、回線網を介して入力した信号がリンギング信号であると判断して、リング・極性反転検出回路側インターフェース34にその旨を示す信号を出力する。
【0052】
ところで、回線ノイズや内部ノイズが2次側回路35からリング・極性反転検出回路33に入力することがある。このようなノイズは、一般に周期が短いので極性反転信号と混同することはないが、リンギング信号と混同することが危惧される。
【0053】
そこで、周期比較部43で基準周期と検出周期とを比較することにより、入力した信号がリンギング信号であるか否かを確認するようにしている。
【0054】
以上により、省エネ時にDSP31に電力供給を停止又は抑制するようにしても、リング・極性反転検出回路33を介してリンギング信号及び極性反転信号を検出することが可能になる。
【0055】
システム制御部11は、このようなリンギング信号や極性反転信号を受信すると、省エネ状態から通常状態に復帰させるための制御を行って通常状態に復帰して着信動作等を行う。
【0056】
なお、上述したように、本発明では、リンギング信号と極性反転信号とを、それぞれ検出できるようにしたが、通常の通信であれば、極性反転に先立ちリンギング信号が入力するので、リンギング信号のみを検出できれば、省エネ時においてDSP31を省エネ状態にしても何らの不都合は発生しない。
【0057】
しかし、加入者線回線網網の付加機能であるダイヤルイン機能やナンバーディスプレイを契約した加入者線回線網網の場合には、リンギング信号に先んじて極性反転が起きるため、リンギング信号のみを検出して省エネ復帰する構成にするとかかるサービスに対応できなくなる場合が生じる。
【0058】
即ち、ダイヤルイン機能を契約した加入者線回線網網の場合には、最初の極性反転からリンギング信号が送出されるまでに最低2秒程度を要し、ナンバーディスプレイを契約した加入者線回線網網の場合には、最初の極性反転からリンギング信号に準ずる信号である情報受信端末起動信号が送出されるまでに最低約1秒程度を要する。
【0059】
そして、極性反転から一次応答信号の到着である直流ループ閉結までの待ち時間が6秒までと規定されている。
【0060】
このためリンギング信号のみを検出するようにしたのでは、規定時間内に加入者線交換機が一次応答信号を認識できない場合が生じて通信回線網の切断動作が行われ、通信動作を開始できなくなる場合が生じる。
【0061】
本発明では、係る場合にも対応できるように、極性反転とリンギングとが独立に検出できるようにして、信頼性及び利便性を向上させている。
【0062】
次に、本発明の第2の実施の形態を図を参照して説明する。なお、上述した実施の形態と同一構成に関しては同一符号を用いて説明を適宜省略する。
【0063】
先の実施の形態では、極性反転信号が周期信号生成部41に入力した場合には、半周期パルス信号は図4(e)のようにハイレベルになったまま信号であるため、その周期を検出することができなかった。
【0064】
このような場合には、周期信号生成部41はリンギング信号の半周期より長いパルス幅をもつ信号を半周期パルス信号として出力するようにしてもよい。そして、この半周期パルス信号の検出周期と基準周期とを比較して、これらが一致する場合にはリンギング信号と判断し、検出周期が基準周期より長い場合には極性反転信号と判断するようにする。
【0065】
このようにすることで、図2に示すラインAを設ける必要が無くなり、コストダウンが可能になる。
【0066】
次に、本発明の第3の実施の形態を図を参照して説明する。なお、上述した実施の形態と同一構成に関しては同一符号を用いて説明を適宜省略する。
【0067】
これまで説明した各実施の形態においては、省エネ時にリンギング信号や極性反転信号を検出するために、これらの信号の半周期をパルス幅とする半周期パルス信号を生成した。
【0068】
これに対し、本実施の形態では、リング・極性反転検出回路33に入力するA信号の連続性からリンギング信号であるか極性反転であるかを判断できるようにしたものである。
【0069】
即ち、図3(a)に示すようにリンギング信号は、一定時間に渡り周期変動する信号であるのでA信号は図3(b)に示すように周期性のあるパルス信号となるが、極性反転信号は、1パルスの信号であることからA信号は1パルスの信号となる。
【0070】
従って、A信号が所定時間に渡り周期変動するパルス信号であるか否かにより、2次側回路35からの信号がリンギング信号か極性反転信号かを判断することができる。
【0071】
但し、リンギング信号は、図5に示すように、1秒間の周期信号が2秒間隔で送られる信号であり、回線ノイズや内部ノイズも存在も勘案すると、このA信号の連続性の判断時間としては略1秒にすることが好ましい。
【0072】
なお、図3(b)と図4(b)とにおけるA信号や、図3(d)と図4(d)とにおけるA+B信号を比較すると容易に理解できるように、リンギング信号の場合は、連続した周期信号であり、極性反転信号の場合は単発の信号であるので、連続信号か単発信号かを判断することでリンギング信号か極性反転信号かを判断することができる。
【0073】
このような構成にすることで、図2に示すラインAを設ける必要が無くなり、コストダウンが可能になる。
【0074】
次に、本発明の第4の実施の形態を図を参照して説明する。なお、上述した実施の形態と同一構成に関しては同一符号を用いて説明を適宜省略する。
【0075】
先の実施の形態においては、2次側回路35で入力した信号が予め設定されたプラスの閾値Vt以上のレベルになったときに1パルスのA信号を出力し、入力した信号が予め設定されたマイナスの閾値Vt以下のレベルになったときに1パルスのB信号を出力するようにした。
【0076】
このとき回線網の状態により2次側回路35に入力する信号が歪んだり、減衰したりする場合が想定され、また回線網ノイズが多い場合が想定される。
【0077】
例えば、信号が減衰して、その波高値が小さくなって設定された閾値Vtを超えなくなると、A信号やB信号が正常に生成できないためリンギング信号や極性反転が検出できなくなる。
【0078】
そこで、本実施の形態においては、この閾値の値を変更できるようにして、信頼性を向上させたものである。
【0079】
当該閾値の変更は、操作表示部15から閾値変更コマンドを入力して行うようにし、ユーザや保守員が、回線網の状態等に応じて最適な閾値を設定する。これにより信頼性が向上する。
【0080】
次に、本発明の第5の実施の形態を図を参照して説明する。なお、上述した実施の形態と同一構成に関しては同一符号を用いて説明を適宜省略する。
【0081】
これまで説明した各実施の形態においては、DSP31とシステム制御部11とをDSP側インターフェース32により接続し、リング・極性反転検出回路33とシステム制御部11とをリング・極性反転検出回路側インターフェース34により接続する構成であった。
【0082】
これに対して、本実施の形態では図6に示すように、DSP側インターフェース32とリング・極性反転検出回路側インターフェース34との機能を1のインターフェースにより具現できるようにしたものである。
【0083】
即ち、DSP側インターフェース32は通常状態においてのみ用いられ、リング・極性反転検出回路側インターフェース34は省エネ状態においてのみ用いられるが、共にシステム制御部11とインターフェースをなすため回路的に類似している。
【0084】
そこで、本発明では、図6に示すように、これらの機能を兼ね備えるモデム側インターフェース36を設けると共に、信号切替器37を設けている。
【0085】
この信号切替器37は、通常状態においてはDSP31とシステム制御部11とがデータの送受信が行えるように接続を切換え、省エネ時においてはリング・極性反転検出回路33とシステム制御部11とがデータの送受信が行えるように接続を切換える。
【0086】
信号切替器37の具体的構成としては、例えばリレースイッチにより形成することができ、この場合通常状態においては当該リレーがOFFになって、DSP31とシステム制御部11とを接続し、省エネ状態においては当該リレーがONになって、リング・極性反転検出回路33とシステム制御部11とを接続するように制御する。
【0087】
これにより、2台のインターフェースが1台で済むので、コストダウンを図ることが可能になる。
【0088】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、送受信するデータを変復調するDSP31と、該DSP31と接続されて、回線網網の制御を行う2次側回路と、該2次側回路と接続されて、DSP31への電力供給が停止又は抑制されている際に、当該2次側回路からの信号に基づきリンギングや極性反転を検出して専用ラインを介して出力するリング・極性反転検出回路とによりモデム装置を構成したので、DSP31への電力供給が停止又は抑制されているときであってもリンギングや極性反転が検出できるようになり省エネ時の電力消費を効果的に削減することが可能になる。
【0089】
また発明によれば、省エネ状態ではDSP31への電力供給が停止又は抑制され、この間に2次側回路からの信号に基づきリンギングや極性反転を検出して専用ラインを介して出力するリング・極性反転検出回路を備えて、該リング・極性反転検出回路、DSP31及び2次側回路が同一半導体チップ上に形成したので、コストダウンが図られると共に、DSP31が省エネ状態でもリンギングや極性反転が検出できるようになり信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1〜第3実施の形態の説明に適用される通信装置のブロック図である。
【図2】リング・極性反転検出回路のブロック図である。
【図3】リング・極性反転検出回路等におけるリンギング信号の波形を示す図である。
【図4】リング・極性反転検出回路等における極性反転信号の波形を示す図である。
【図5】リンギング信号の波形を示す図である。
【図6】本発明の第4の実施の形態の説明に適用される通信装置のブロック図である。
【符号の説明】
11 システム制御部
12 システムバス
15 操作表示部
18 時計部
21 絶縁回路
22 1次側回路
23 ラインフィルタ用コンデンサ回路
24 専用ライン
31 DSP
32 DSP側インターフェース
33 リング・極性反転検出回路
34 リング・極性反転検出回路側インターフェース
35 2次側回路
36 インターフェース
37 信号切替器
41 周期信号生成部
42 周期検出部
43 周期比較部

Claims (15)

  1. 回線網と接続された1次側回路と該1次側回路に絶縁回路を介して接続された2次側回路とからなり、前記回線網を制御すると共にデータの送受信を行う半導体DAAの前記2次側回路に接続されて送受信するデータの変復調を行うDSPを備え、通信装置本体とシステムバスにより接続されて使用されるモデム装置において、
    前記DSPへの電力供給が停止又は抑制されている際に、前記2次側回路からの信号に基づきリンギングや極性反転を検出して、その検出結果を出力する前記リング・極性反転検出回路を設けたことを特徴とするモデム装置。
  2. 前記リング・極性反転検出回路が、前記2次側回路からの信号に基づきリンギングや極性反転を検出してその検出結果を出力する際には、前記システムバスと独立に設けられた専用ラインを介して出力することを特徴とする請求項1記載のモデム装置。
  3. 前記リング・極性反転検出回路が、前記2次側回路からの信号に基づき当該信号の半周期に相当するパルス幅を持つ半周期パルス信号を生成して出力する周期信号生成部と、
    前記半周期パルス信号の周期を検出して、これを検出周期として出力する周期検出部と、
    予めリンギング信号の半周期が基準周期として格納されて、該基準周期と前記検出周期とを比較し、これらが一致する場合には前記2次側回路からの信号がリンギング信号であると判断し、前記検出周期が前記基準周期より長い場合には極性反転信号であると判断する周期比較部とを有することを特徴とする請求項1又は2記載のモデム装置。
  4. 前記リング・極性反転検出回路が、前記2次側回路からの信号に基づき当該信号の半周期に相当するパルス幅を持つ半周期パルス信号を生成して出力する周期信号生成部と、
    前記半周期パルス信号の半周期を検出を行い、当該半周期の検出ができた場合には、これを検出周期として出力し、前記半周期の検出ができなかった場合には、前記2次側回路からの信号が極性反転信号であるとして、その旨を示す信号を極性反転検出信号として出力する周期検出部と、
    予めリンギング信号の半周期が基準周期として格納されて、前記周期検出部からの前記検出周期と該基準周期とを比較して、これらが一致する場合には前記2次側回路からの信号がリンギング信号であると判断し、一致しない場合には前記2次側回路からの信号がノイズであると判断する周期比較部とを有することを特徴とする請求項1又は2記載のモデム装置。
  5. 前記周期信号生成部が、前記2次側回路からの信号に基づき当該信号の半周期に相当するパルス幅を持つ半周期パルス信号を生成して出力する際に、前記2次側回路からの信号の絶対値が予め設定された閾値より大きくなった場合に立上がり、次に大きくなった場合に立ち下がるようにして前記半周期パルス信号を生成すると共に、前記閾値を変更可能に設けたことを特徴とする請求項2又は4記載のモデム装置。
  6. 前記リング・極性反転検出回路が、前記2次側回路からの信号が所定時間に渡り連続する連続信号であるか単発の単発信号であるかを検出し、連続信号の場合には前記2次側回路からの信号がリンギング信号であると判断し、単発信号の場合には前記2次側回路からの信号が極性反転信号であると判断することを特徴とする請求項1又は2記載のモデム装置。
  7. 前記DSPが前記通信装置本体と前記システムバスを介して通信できるようにするDSP側インターフェースと、
    前記リング・極性反転検出回路が前記通信装置本体と前記専用ラインを介して通信できるようにするリング・極性反転検出回路側インターフェースとを有することを特徴とする請求項2乃至6いずれか1項記載のモデム装置。
  8. 前記DSP及び前記リング・極性反転検出回路が前記通信装置本体と通信できるようにするモデム側インターフェースと、
    前記DSPに適正な電力が供給されている場合には、当該DSPが前記モデム側インターフェースを介して前記通信装置本体と通信できるように該DSPと前記モデム側インターフェースとを接続し、前記DSPへの電力供給が停止又は抑制されている場合には、前記リング・極性反転検出回路が前記モデム側インターフェースを介して前記通信装置本体と通信できるように当該リング・極性反転検出回路とモデム側インターフェースとを接続する信号切替器とを有することを特徴とする請求項1乃至6いずれか1項記載のモデム装置。
  9. 回線網と接続された1次側回路と該1次側回路に絶縁回路を介して接続された2次側回路とからなり、前記回線網を制御すると共にデータの送受信を行う半導体DAAと、前記2次側回路と接続されて送受信するデータの変復調を行うDSPを備えたモデム装置と、該DSPとシステムバスにより接続されて前記半導体DAA及びモデム装置を制御して通信を行うシステム制御部とを備え、所定の省エネ移行要件が満たされると通常状態から省エネ状態に移行し、所定の復帰要件が満たされると省エネ状態から通常状態に移行する省エネ機能を備えた通信装置において、
    前記モデム装置が、省エネ状態では前記DSPへの電力供給が停止又は抑制され、この省エネ状態の間に前記2次側回路からの信号に基づきリンギングや極性反転を検出すると、専用ラインを介して出力するリング・極性反転検出回路を備えることを特徴とする通信装置。
  10. 前記リング・極性反転検出回路が、前記2次側回路からの信号に基づき当該信号の半周期に相当するパルス幅を持つ半周期パルス信号を生成して出力する周期信号生成部と、
    前記半周期パルス信号の周期を検出して検出周期として出力する周期検出部と、
    予めリンギング信号の半周期が基準周期として格納されて、該基準周期と前記検出周期とを比較し、これらが一致する場合には前記2次側回路からの信号がリンギング信号であると判断し、前記検出信号が前記基準周期より長い場合には極性反転信号であると判断する周期比較部とを有することを特徴とする請求項9記載の通信装置。
  11. 前記リング・極性反転検出回路が、前記2次側回路からの信号に基づき当該信号の半周期に相当するパルス幅を持つ半周期パルス信号を生成して出力する周期信号生成部と、
    前記半周期パルス信号の半周期を検出を行い、当該半周期の検出ができた場合には、これを検出周期として出力し、前記半周期の検出ができなかった場合には、前記2次側回路からの信号が極性反転信号であるとして、その旨を示す信号を極性反転検出信号として出力する周期検出部と、
    予めリンギング信号の半周期が基準周期として格納されて、前記周期検出部からの前記検出周期と該基準周期とを比較して、これらが一致する場合には前記2次側回路からの信号がリンギング信号であると判断し、一致しない場合には前記2次側回路からの信号がノイズであると判断する周期比較部とを有することを特徴とする請求項9記載の通信装置。
  12. 前記周期信号生成部が、前記2次側回路からの信号に基づき当該信号の半周期に相当するパルス幅を持つ半周期パルス信号を生成して出力する際に、前記2次側回路からの信号の絶対値が予め設定された閾値より大きくなった場合に立上がり、次に大きくなった場合に立ち下がるようにして前記半周期パルス信号を生成すると共に、前記閾値を変更可能に設けたことを特徴とする請求項10又は11記載の通信装置。
  13. 前記リング・極性反転検出回路が、前記2次側回路からの信号が所定時間に渡り連続する連続信号であるか単発の単発信号であるかを検出し、連続信号の場合には前記2次側回路からの信号がリンギング信号であると判断し、単発信号の場合には前記2次側回路からの信号が極性反転信号であると判断することを特徴とする請求項9記載の通信装置。
  14. 前記DSPへの電力供給を抑制して省エネ状態に移行させる際には、当該DSPの動作周波数を下げるように制御することを特徴とする請求項9乃至13いずれか1項記載の通信装置。
  15. 前記システム制御部がリンギング信号又は極性反転信号を検出したことを示す信号を前記リング・極性反転検出回路から入力すると、前記モデム装置を省エネ状態から通常状態に復帰するように制御することを特徴とする請求項9乃至14いずれか1項記載の通信装置。
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