JP2004112650A - 画像処理方法及び画像表示装置、画像編集装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】高画質な画像データにブランドデータを付して、ブランドイメージを高める。
【解決手段】画像処理時にブランドデータ付加部29により、画像データに電子透かしでブランドデータを埋め込む。この画像データはブランドデータとともにデータ書込部30を介して、CDR等の大容量記憶媒体50に書き込まれる。この記憶媒体50の画像データを情報端末51により読み取って、ブランドデータの有無を検出する。ブランドデータが埋め込まれている場合には、これを読み取り、ブランドマーク56として表示画面54に画像57とともに表示する。また、画像処理の際には、ブランドデータがある場合には、画質低下を招く画像処理が規制され、ブランドイメージの低下が抑えられる。
【選択図】 図1
【解決手段】画像処理時にブランドデータ付加部29により、画像データに電子透かしでブランドデータを埋め込む。この画像データはブランドデータとともにデータ書込部30を介して、CDR等の大容量記憶媒体50に書き込まれる。この記憶媒体50の画像データを情報端末51により読み取って、ブランドデータの有無を検出する。ブランドデータが埋め込まれている場合には、これを読み取り、ブランドマーク56として表示画面54に画像57とともに表示する。また、画像処理の際には、ブランドデータがある場合には、画質低下を招く画像処理が規制され、ブランドイメージの低下が抑えられる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は画像処理方法及び画像表示装置、画像編集装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
特開2000−209426号公報(第2〜第4頁)
【0003】
例えば、写真フイルムやプリントにはそれらメーカの努力によって、それなりのブランドイメージが定着している。ところで、近年はインターネットの普及によって、画像データ自体にもブランドイメージを持たせたいという要請がある。なお、画像データに著作権情報を書き込む方法として、被写体像のうち、主被写体像の部分の画像を表す画像データに電子透かしによって著作権情報を埋め込むことが例えば特許文献1に開示されている。そして、この著作権情報を読み込んで、これに基づき著作権情報を前記主被写体像を除いた部分に可視表示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の著作権情報を書き込む方法を利用して、ブランドデータを主被写体像の部分の画像を表す画像データに電子透かしによって埋め込むようにしても、ブランドイメージの浸透や保護、向上や活用の点からは不十分であるという問題がある。
【0005】
本発明は上記課題を解決するためのものであり、画像処理に対するブランドイメージの浸透や保護、向上や活用が図れるようにした画像処理方法及び画像表示装置、画像編集装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明では、画像処理工程と、この画像処理工程後の画像データに対してブランドデータを電子透かしによって埋め込むデータ埋め込み工程とを有することを特徴とする。また、ブランドデータが電子透かしによって埋め込まれている画像データに基づき画像を表示する画像表示装置においては、前記ブランドデータを検出するブランドデータ検出手段と、このブランドデータ検出手段でブランドデータを検出したときに、前記画像にブランドデータを表示する表示手段とを備えることを特徴とする。また、ブランドデータが電子透かしによって埋め込まれた画像データを編集する画像編集装置においては、前記画像データに電子透かしによって埋め込まれたブランドデータを検出するブランドデータ検出手段と、このブランドデータ検出手段でブランドデータを検出したときに、画質を変更する編集を規制する画質編集規制手段とを備えることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の画像処理装置を有する画像読取システムと画像ビュアーとを示す概略図である。画像読取システム10は、スキャナ11、画像処理装置12、ディスプレイ13から構成されており、これに出力装置としてのプリンタプロセサ14が接続されている。画像処理装置12には、この他にキーボード15a、マウス15bからなる入力手段15が接続されており、画像処理の際に操作されることで、様々な条件の入力(設定)、処理の選択や指示等などが行なわれる。スキャナ11からはデータ入力部17を介して画像データが入力される。このデータ入力部17には、スキャナ11の他に、デジタルカメラやパソコンなどからの画像データも入力可能になっている。データの入力は、有線または無線によるデータ通信や、スマートメディアなどのメモリカードが用いられる。
【0008】
スキャナ11は、写真フィルム等に撮影された画像を1コマずつ光電的に読み取る装置である。先ず、本スキャンの前にプレスキャンを行い、このプレスキャンデータに基づき本スキャン時の読取条件を決定する。そして、決定した読取条件に基づき本スキャンを行い、R,G,Bの各色画像データを得る。ディスプレイ13には、画像処理の際にシミュレーション画像等が表示される。
【0009】
図2に示すように、画像処理装置12は、データ処理部20、Log変換器21、プレスキャンメモリ22、本スキャンメモリ23、条件設定部24、プレスキャン処理部25、本スキャン処理部26、プレスキャン変換部27、本スキャン変換部28、ブランドデータ付加部29、及びデータ書込部30を備えている。なお、図2は、主に画像処理関連の部位を示しているが、画像処理装置12は、画像読取システム全体の制御や管理も行うものであり、図2に示した部位以外にも、全体を制御するCPU、各部の作動等に必要な情報を記憶するメモリ等を備えている。
【0010】
スキャナ11から出力されたR、G、Bの各色画像データは、データ処理部20において、DCオフセット補正、暗時補正、シェーディング補正等の所定の処理を施される。次いで、データ処理部20で処理された出力データは、Log変換器21において、例えばLUT(ルックアップテーブル)等によってLog変換されて、デジタルの画像(濃度)データとされ、プレスキャン(画像)データはプレスキャンメモリ22に、本スキャン(画像)データは本スキャンメモリ23に、それぞれ記憶される。
【0011】
条件設定部24は、プレスキャン処理部25および本スキャン処理部26における、各画像の画像処理条件を設定するものであり、セットアップ部32、キー調整部34およびパラメータ統合部36を有する。
【0012】
セットアップ部32は、プレスキャンデータを用いた画像解析によって、各コマ毎の画像処理条件を設定する部位である。具体的には、セットアップ部32は、プレスキャンデータを用いて、画像の濃度ヒストグラムの作成、および、最低濃度や最高濃度、平均濃度などの画像特徴量の算出、さらには、主要被写体(顔領域)抽出等を行う。さらに、この濃度ヒストグラムや画像特徴量等を用いて、本スキャンの読取条件の設定、後述するプレスキャン処理部25および本スキャン処理部26における各種の画像処理条件の設定を行う。このような処理すなわち画像解析や各種画像処理条件の設定は、公知の方法で行えばよい。なお、この処理は、選択された動作モードに応じて、モード設定部38によって切り換えられる。この点に関しては、後に詳述する。
【0013】
キー調整部34は、キーボード15aに設定される、濃度調整キー、色調整キー、階調調整キー、鮮鋭度調整キー等の各種の調整キーや、マウス15bによって入力された各種の調整指示等に応じて、画像の調整量を算出し、パラメータ統合部36に供給するものである。パラメータ統合部36は、セットアップ部32が設定した画像処理条件を受け取り、この画像処理条件をプレスキャン処理部25および本スキャン処理部26の所定位置に設定する。パラメータ統合部36は、さらに、キー調整部34で算出された画像の調整量に応じて、各部位に設定した画像処理条件の調整(補正)や、その調整を行う処理条件の作成、および両処理部への設定を行う。
【0014】
画像処理装置12においては、プレスキャンメモリ22に記憶されたプレスキャンデータはプレスキャン処理部25で、本スキャンメモリ23に記憶された本スキャンデータは本スキャン処理部26で、それぞれ画像処理される。プレスキャン処理部25と、本スキャン処理部26とは、処理する画像データの画素密度が異なる以外には、基本的に同様の構成を有し同様の処理を行うので、以下の説明は、本スキャン処理部26を代表例として説明する。
【0015】
本スキャン処理部26は、本スキャンメモリ23に記憶された本スキャンデータを読み出し、各種の画像処理を施す部位である。同様にして、プレスキャン処理部25は、プレスキャンメモリ22に記憶されたプレスキャンデータを読み出し、各種の画像処理を施す部位である。
【0016】
図3に示すように、本スキャン処理部26は、グレーバランス/濃度補正部40、コントラスト/階調補正部41、顔領域濃度補正部42、自動覆い焼き処理部43、及び彩度補正部44を有して構成されており、プレスキャン処理部25も同様に構成されている。なお、本発明の画像処理装置12においては、これ以外にも、画像のエッジを強調して画像を鮮鋭化する鮮鋭度強調処理部や電子変倍処理部等の上述した以外の各種処理を行う処理部を有してもよいのは、もちろんである。
【0017】
グレーバランス/濃度補正部40は、例えば、ルックアップテーブル(LUT)を用いて、画像のグレーバランス補正(カラーバランス補正)および各色(R、GおよびB)の濃度補正を行う部位である。コントラスト/階調補正部41も、同様にLUTを用いて画像のコントラスト補正および階調補正を行う部位である。顔領域濃度補正部42は、顔抽出結果に応じて人物の顔を適正な肌色に仕上げるように、顔領域の濃度を調整する部位である。
【0018】
自動覆い焼き処理部43は、画像(データ)処理によって、直接露光における覆い焼き処理と同様の効果を付与する部位である。具体的には、原画像のダイナミックレンジ(最高濃度と最低濃度の差)を線型もしくは非線型に圧縮して、階調を圧縮することにより、出力画像のダイナミックレンジを、出力機(図示例では、プリンタプロセサ14)での濃度再現可能域(プリント再現域)に合わせる処理を行う部位である。この覆い焼き処理については、本出願人による特開平10−13680号公報等に詳述される。さらに、彩度補正部44は、マトリクス演算等により、画像の彩度を補正(彩度コントロール)するものである。また、必要に応じて設けられる電子変倍処理部は、プリントサイズ等に応じて画像の拡大/縮小を行う。このように各種画像処理が行なわれることで、高品質な画像データが得られる。
【0019】
ブランドデータ付加部29はこのようにして画像処理された画像データに対して、ブランドデータを付加する。図4はブランドデータを付加する処理を示すフローチャートである。ブランドデータは例えば商標や商号、会社名、画像処理アルゴリズム名などが用いられ、これの画像データが、画像処理された画像中の主被写体像エリアに対応する画像データに対して、電子透かしにより埋め込まれる。
【0020】
このため、ブランドデータ付加部29は、ブランドデータ(本実施形態では商標の画像データ)を記憶するメモリと、透かし情報埋め込み回路とを備えている。透かし情報埋め込み回路は、電子透かしにより主被写体像エリアに対応する画像データに対して埋め込む。例えば、DCT(Discrete cosine transform)変換により得られるDC成分に透かしビットを埋め込むことにより、ブランドデータが付加される。
【0021】
電子透かしによるマークなどの埋め込み方法については、例えば本出願人が既に提案している特開2000−209426号に記載されており、詳しい説明は省略する。なお、電子透かしによるマーク等の埋め込み方法については上記提案以外にも各種提案がなされており、これらの各種手法を用いて行なってもよい。
【0022】
また、主被写体像エリアの特定は、周知の主被写体像特定方法を用いて自動的に行なってもよく、または、予め設定したエリア、例えば画像中央エリアを主被写体像エリアとして特定してもよい。さらには、オペレータによる画像処理操作が加わる場合にはオペレータにより指示されたエリアを主被写体像エリアとして特定してもよい。
【0023】
このようにして、ブランドデータが埋め込まれた画像データは、図1に示すように、CDRやDVD等の大容量記憶媒体50に記憶されて、ユーザーに渡される。ユーザーは受け取った大容量記憶媒体50をパソコンなどの情報端末51にセットして、画像を読み取る。情報端末51には予めビュアーアプリケーションがインストールされており、ビュアーとして機能する。図5はビュアーにおける処理を示すフローチャートである。情報端末51は、パソコン本体51a、ディスプレイ52及び図示しないキーボード等から構成されており、パソコン本体51a中のドライブ装置53に記憶媒体50をセットすることにより、記憶媒体50中の画像データが読み取られる。
【0024】
そして、読み取った画像データ中にブランドデータが埋め込まれているか否かを判定する。ブランドデータが埋め込まれている場合には、これを読み出して、このブランドデータをディスプレイ52の表示画面54中のブランドマーク表示エリア55にブランドマーク56として可視表示する。また、画像57が画像表示エリア54aに表示される。
【0025】
ブランドマーク表示エリア55は、表示画面54の画像表示エリア54aの範囲外の周囲エリア54bが好ましいが、選択により画像表示エリア54aに表示してもよい。この場合に、輪郭のみを抽出して表示する透明表示や、通常のように画像に重書きした通常表示でブランドマーク56が表示される。
【0026】
このように、所定の画像処理装置や画像処理アルゴリズムを用いて画像処理がなされた場合にはブランドデータが画像データに付加され、これが画像表示の際に付加的にブラントマーク56として表示されるため、高画質な画像によってブランドイメージを高め、保護していくことができる。
【0027】
図6は別の実施形態を示すもので、画像処理部60を備えたビュアー61を示している。このビュアー61は、データ入力部62、ブランドデータ検出部63、画像処理部60、データ出力部65、及びディスプレイ66から構成されている。図7はこのビュアー61における処理を示すフローチャートである。先ず、データ入力部62により画像データが読み込まれると、ブランドデータ検出部63によって、画像データにブランドデータが埋め込まれているか否かを検出する。ブランドデータが埋め込まれている場合には、画質を変更してしまう画像処理は規制されて行なえなくなる。
【0028】
なお、画質に変更が加えられることのないトリミング処理などについては処理が規制されることなく行なえる。また、ブランドデータが付加されていない画像データの場合には、何らの制限を受けることなく、自由に濃度補正、諧調補正、その他の各種補正が可能になる。このように、ブランドデータが付された画像データに対して、画質低下に繋がる画像処理が規制されるため、ブランドイメージが損なわれることがない。画像処理後の画像データはデータ出力部を介してディスプレイに出力される他に、大容量記憶媒体50に書き込まれる。
【0029】
さらに、ブランドデータを有する画像に対して、画質補償のない画像処理を加えたい場合には、電子すかしにより埋め込まれたブランドデータを取り除き、この後に画像処理を行なう。この場合には、ブランドデータが除去されるため、たとえ画質が低下したとしてもブランドイメージが損なわれることがない。また、一般の画像処理アプリケーションでは、電子透かしによるブランドデータを認識することができないため、通常の画像処理が行なわれることで、電子透かしが破壊され、以降はブランドデータの読み取り及び表示が不能になる。これによって上記同様にブランドイメージが損なわれることがない。
【0030】
上記実施形態では、写真フイルムから画像を読み取る画像読取システムの画像処理装置について説明したが、特有な画像処理を行い画質向上効果が得られる画像処理装置であれば、本発明を適用することができる。例えば、デジタルカメラにおける画像処理部や、その他の各種装置の画像処理部に本発明の適用が可能である。また、静止画像を例にとって説明したが、動画像に対しても同様に本発明を適用することができる。
【0031】
また、上記実施形態では所定の画像処理装置で画像処理をした場合に、この画像処理された画像データに対して一律にブランドデータを画像データに埋め込むようにしているが、これは一定基準の画像品質が得られたときのみに付与してもよい。この場合には、オペレータによりその判定が行なわれる。なお、ブランドデータは複数種類用意しておき、画像品質のレベルに応じて、これらを使い分けることが好ましい。
【0032】
【発明の効果】
本発明によれば、画像処理後に、画像処理後の画像データに対してブランドデータを電子透かしによって埋め込むことにより、ブランドマークなどを画像処理された画像に表示させることができる。これにより、画像処理部で行なわれた高画質な画像をブランドマークによって保護することができる。
【0033】
ブランドデータが電子透かしによって埋め込まれている画像データに基づき画像を表示する画像表示装置において、ブランドデータを検出したときに、画像にブランドデータを表示する表示手段を備えたから、画像処理により高画質とされた画像を観察する際にそのブランドイメージの浸透や保護、さらには向上や活用が図れる。
【0034】
ブランドデータが電子透かしによって埋め込まれた画像データを編集する画像編集装置において、ブランドデータ検出手段により画像データに電子透かしによって埋め込まれたブランドデータを検出し、ブランドデータが検出されたときに画質編集規制手段により画質を変更する編集を規制するようにしたから、ブランドイメージが損なわれることがなく、ブランドイメージの保護が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像処理装置と画像ビュアーとを示す概略図である。
【図2】画像処理装置の概略構成を示すブロック図である。
【図3】本スキャン処理部の概略構成を示すブロック図である。
【図4】画像処理装置における処理を示すフローチャートである。
【図5】ビュアーにおける処理を示すフローチャートである。
【図6】別の実施形態における画像ビュアーを示す概略図である。
【図7】別の実施形態の画像処理装置における処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 画像読取システム
11 スキャナ
12 画像処理装置
29 ブランドデータ付加部
30 データ書込部
50 大容量記憶媒体
51 情報端末
54 ブランドマーク
60 画像処理部
61 ビュアー
63 ブランドデータ検出部
【発明の属する技術分野】
本発明は画像処理方法及び画像表示装置、画像編集装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
特開2000−209426号公報(第2〜第4頁)
【0003】
例えば、写真フイルムやプリントにはそれらメーカの努力によって、それなりのブランドイメージが定着している。ところで、近年はインターネットの普及によって、画像データ自体にもブランドイメージを持たせたいという要請がある。なお、画像データに著作権情報を書き込む方法として、被写体像のうち、主被写体像の部分の画像を表す画像データに電子透かしによって著作権情報を埋め込むことが例えば特許文献1に開示されている。そして、この著作権情報を読み込んで、これに基づき著作権情報を前記主被写体像を除いた部分に可視表示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の著作権情報を書き込む方法を利用して、ブランドデータを主被写体像の部分の画像を表す画像データに電子透かしによって埋め込むようにしても、ブランドイメージの浸透や保護、向上や活用の点からは不十分であるという問題がある。
【0005】
本発明は上記課題を解決するためのものであり、画像処理に対するブランドイメージの浸透や保護、向上や活用が図れるようにした画像処理方法及び画像表示装置、画像編集装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明では、画像処理工程と、この画像処理工程後の画像データに対してブランドデータを電子透かしによって埋め込むデータ埋め込み工程とを有することを特徴とする。また、ブランドデータが電子透かしによって埋め込まれている画像データに基づき画像を表示する画像表示装置においては、前記ブランドデータを検出するブランドデータ検出手段と、このブランドデータ検出手段でブランドデータを検出したときに、前記画像にブランドデータを表示する表示手段とを備えることを特徴とする。また、ブランドデータが電子透かしによって埋め込まれた画像データを編集する画像編集装置においては、前記画像データに電子透かしによって埋め込まれたブランドデータを検出するブランドデータ検出手段と、このブランドデータ検出手段でブランドデータを検出したときに、画質を変更する編集を規制する画質編集規制手段とを備えることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の画像処理装置を有する画像読取システムと画像ビュアーとを示す概略図である。画像読取システム10は、スキャナ11、画像処理装置12、ディスプレイ13から構成されており、これに出力装置としてのプリンタプロセサ14が接続されている。画像処理装置12には、この他にキーボード15a、マウス15bからなる入力手段15が接続されており、画像処理の際に操作されることで、様々な条件の入力(設定)、処理の選択や指示等などが行なわれる。スキャナ11からはデータ入力部17を介して画像データが入力される。このデータ入力部17には、スキャナ11の他に、デジタルカメラやパソコンなどからの画像データも入力可能になっている。データの入力は、有線または無線によるデータ通信や、スマートメディアなどのメモリカードが用いられる。
【0008】
スキャナ11は、写真フィルム等に撮影された画像を1コマずつ光電的に読み取る装置である。先ず、本スキャンの前にプレスキャンを行い、このプレスキャンデータに基づき本スキャン時の読取条件を決定する。そして、決定した読取条件に基づき本スキャンを行い、R,G,Bの各色画像データを得る。ディスプレイ13には、画像処理の際にシミュレーション画像等が表示される。
【0009】
図2に示すように、画像処理装置12は、データ処理部20、Log変換器21、プレスキャンメモリ22、本スキャンメモリ23、条件設定部24、プレスキャン処理部25、本スキャン処理部26、プレスキャン変換部27、本スキャン変換部28、ブランドデータ付加部29、及びデータ書込部30を備えている。なお、図2は、主に画像処理関連の部位を示しているが、画像処理装置12は、画像読取システム全体の制御や管理も行うものであり、図2に示した部位以外にも、全体を制御するCPU、各部の作動等に必要な情報を記憶するメモリ等を備えている。
【0010】
スキャナ11から出力されたR、G、Bの各色画像データは、データ処理部20において、DCオフセット補正、暗時補正、シェーディング補正等の所定の処理を施される。次いで、データ処理部20で処理された出力データは、Log変換器21において、例えばLUT(ルックアップテーブル)等によってLog変換されて、デジタルの画像(濃度)データとされ、プレスキャン(画像)データはプレスキャンメモリ22に、本スキャン(画像)データは本スキャンメモリ23に、それぞれ記憶される。
【0011】
条件設定部24は、プレスキャン処理部25および本スキャン処理部26における、各画像の画像処理条件を設定するものであり、セットアップ部32、キー調整部34およびパラメータ統合部36を有する。
【0012】
セットアップ部32は、プレスキャンデータを用いた画像解析によって、各コマ毎の画像処理条件を設定する部位である。具体的には、セットアップ部32は、プレスキャンデータを用いて、画像の濃度ヒストグラムの作成、および、最低濃度や最高濃度、平均濃度などの画像特徴量の算出、さらには、主要被写体(顔領域)抽出等を行う。さらに、この濃度ヒストグラムや画像特徴量等を用いて、本スキャンの読取条件の設定、後述するプレスキャン処理部25および本スキャン処理部26における各種の画像処理条件の設定を行う。このような処理すなわち画像解析や各種画像処理条件の設定は、公知の方法で行えばよい。なお、この処理は、選択された動作モードに応じて、モード設定部38によって切り換えられる。この点に関しては、後に詳述する。
【0013】
キー調整部34は、キーボード15aに設定される、濃度調整キー、色調整キー、階調調整キー、鮮鋭度調整キー等の各種の調整キーや、マウス15bによって入力された各種の調整指示等に応じて、画像の調整量を算出し、パラメータ統合部36に供給するものである。パラメータ統合部36は、セットアップ部32が設定した画像処理条件を受け取り、この画像処理条件をプレスキャン処理部25および本スキャン処理部26の所定位置に設定する。パラメータ統合部36は、さらに、キー調整部34で算出された画像の調整量に応じて、各部位に設定した画像処理条件の調整(補正)や、その調整を行う処理条件の作成、および両処理部への設定を行う。
【0014】
画像処理装置12においては、プレスキャンメモリ22に記憶されたプレスキャンデータはプレスキャン処理部25で、本スキャンメモリ23に記憶された本スキャンデータは本スキャン処理部26で、それぞれ画像処理される。プレスキャン処理部25と、本スキャン処理部26とは、処理する画像データの画素密度が異なる以外には、基本的に同様の構成を有し同様の処理を行うので、以下の説明は、本スキャン処理部26を代表例として説明する。
【0015】
本スキャン処理部26は、本スキャンメモリ23に記憶された本スキャンデータを読み出し、各種の画像処理を施す部位である。同様にして、プレスキャン処理部25は、プレスキャンメモリ22に記憶されたプレスキャンデータを読み出し、各種の画像処理を施す部位である。
【0016】
図3に示すように、本スキャン処理部26は、グレーバランス/濃度補正部40、コントラスト/階調補正部41、顔領域濃度補正部42、自動覆い焼き処理部43、及び彩度補正部44を有して構成されており、プレスキャン処理部25も同様に構成されている。なお、本発明の画像処理装置12においては、これ以外にも、画像のエッジを強調して画像を鮮鋭化する鮮鋭度強調処理部や電子変倍処理部等の上述した以外の各種処理を行う処理部を有してもよいのは、もちろんである。
【0017】
グレーバランス/濃度補正部40は、例えば、ルックアップテーブル(LUT)を用いて、画像のグレーバランス補正(カラーバランス補正)および各色(R、GおよびB)の濃度補正を行う部位である。コントラスト/階調補正部41も、同様にLUTを用いて画像のコントラスト補正および階調補正を行う部位である。顔領域濃度補正部42は、顔抽出結果に応じて人物の顔を適正な肌色に仕上げるように、顔領域の濃度を調整する部位である。
【0018】
自動覆い焼き処理部43は、画像(データ)処理によって、直接露光における覆い焼き処理と同様の効果を付与する部位である。具体的には、原画像のダイナミックレンジ(最高濃度と最低濃度の差)を線型もしくは非線型に圧縮して、階調を圧縮することにより、出力画像のダイナミックレンジを、出力機(図示例では、プリンタプロセサ14)での濃度再現可能域(プリント再現域)に合わせる処理を行う部位である。この覆い焼き処理については、本出願人による特開平10−13680号公報等に詳述される。さらに、彩度補正部44は、マトリクス演算等により、画像の彩度を補正(彩度コントロール)するものである。また、必要に応じて設けられる電子変倍処理部は、プリントサイズ等に応じて画像の拡大/縮小を行う。このように各種画像処理が行なわれることで、高品質な画像データが得られる。
【0019】
ブランドデータ付加部29はこのようにして画像処理された画像データに対して、ブランドデータを付加する。図4はブランドデータを付加する処理を示すフローチャートである。ブランドデータは例えば商標や商号、会社名、画像処理アルゴリズム名などが用いられ、これの画像データが、画像処理された画像中の主被写体像エリアに対応する画像データに対して、電子透かしにより埋め込まれる。
【0020】
このため、ブランドデータ付加部29は、ブランドデータ(本実施形態では商標の画像データ)を記憶するメモリと、透かし情報埋め込み回路とを備えている。透かし情報埋め込み回路は、電子透かしにより主被写体像エリアに対応する画像データに対して埋め込む。例えば、DCT(Discrete cosine transform)変換により得られるDC成分に透かしビットを埋め込むことにより、ブランドデータが付加される。
【0021】
電子透かしによるマークなどの埋め込み方法については、例えば本出願人が既に提案している特開2000−209426号に記載されており、詳しい説明は省略する。なお、電子透かしによるマーク等の埋め込み方法については上記提案以外にも各種提案がなされており、これらの各種手法を用いて行なってもよい。
【0022】
また、主被写体像エリアの特定は、周知の主被写体像特定方法を用いて自動的に行なってもよく、または、予め設定したエリア、例えば画像中央エリアを主被写体像エリアとして特定してもよい。さらには、オペレータによる画像処理操作が加わる場合にはオペレータにより指示されたエリアを主被写体像エリアとして特定してもよい。
【0023】
このようにして、ブランドデータが埋め込まれた画像データは、図1に示すように、CDRやDVD等の大容量記憶媒体50に記憶されて、ユーザーに渡される。ユーザーは受け取った大容量記憶媒体50をパソコンなどの情報端末51にセットして、画像を読み取る。情報端末51には予めビュアーアプリケーションがインストールされており、ビュアーとして機能する。図5はビュアーにおける処理を示すフローチャートである。情報端末51は、パソコン本体51a、ディスプレイ52及び図示しないキーボード等から構成されており、パソコン本体51a中のドライブ装置53に記憶媒体50をセットすることにより、記憶媒体50中の画像データが読み取られる。
【0024】
そして、読み取った画像データ中にブランドデータが埋め込まれているか否かを判定する。ブランドデータが埋め込まれている場合には、これを読み出して、このブランドデータをディスプレイ52の表示画面54中のブランドマーク表示エリア55にブランドマーク56として可視表示する。また、画像57が画像表示エリア54aに表示される。
【0025】
ブランドマーク表示エリア55は、表示画面54の画像表示エリア54aの範囲外の周囲エリア54bが好ましいが、選択により画像表示エリア54aに表示してもよい。この場合に、輪郭のみを抽出して表示する透明表示や、通常のように画像に重書きした通常表示でブランドマーク56が表示される。
【0026】
このように、所定の画像処理装置や画像処理アルゴリズムを用いて画像処理がなされた場合にはブランドデータが画像データに付加され、これが画像表示の際に付加的にブラントマーク56として表示されるため、高画質な画像によってブランドイメージを高め、保護していくことができる。
【0027】
図6は別の実施形態を示すもので、画像処理部60を備えたビュアー61を示している。このビュアー61は、データ入力部62、ブランドデータ検出部63、画像処理部60、データ出力部65、及びディスプレイ66から構成されている。図7はこのビュアー61における処理を示すフローチャートである。先ず、データ入力部62により画像データが読み込まれると、ブランドデータ検出部63によって、画像データにブランドデータが埋め込まれているか否かを検出する。ブランドデータが埋め込まれている場合には、画質を変更してしまう画像処理は規制されて行なえなくなる。
【0028】
なお、画質に変更が加えられることのないトリミング処理などについては処理が規制されることなく行なえる。また、ブランドデータが付加されていない画像データの場合には、何らの制限を受けることなく、自由に濃度補正、諧調補正、その他の各種補正が可能になる。このように、ブランドデータが付された画像データに対して、画質低下に繋がる画像処理が規制されるため、ブランドイメージが損なわれることがない。画像処理後の画像データはデータ出力部を介してディスプレイに出力される他に、大容量記憶媒体50に書き込まれる。
【0029】
さらに、ブランドデータを有する画像に対して、画質補償のない画像処理を加えたい場合には、電子すかしにより埋め込まれたブランドデータを取り除き、この後に画像処理を行なう。この場合には、ブランドデータが除去されるため、たとえ画質が低下したとしてもブランドイメージが損なわれることがない。また、一般の画像処理アプリケーションでは、電子透かしによるブランドデータを認識することができないため、通常の画像処理が行なわれることで、電子透かしが破壊され、以降はブランドデータの読み取り及び表示が不能になる。これによって上記同様にブランドイメージが損なわれることがない。
【0030】
上記実施形態では、写真フイルムから画像を読み取る画像読取システムの画像処理装置について説明したが、特有な画像処理を行い画質向上効果が得られる画像処理装置であれば、本発明を適用することができる。例えば、デジタルカメラにおける画像処理部や、その他の各種装置の画像処理部に本発明の適用が可能である。また、静止画像を例にとって説明したが、動画像に対しても同様に本発明を適用することができる。
【0031】
また、上記実施形態では所定の画像処理装置で画像処理をした場合に、この画像処理された画像データに対して一律にブランドデータを画像データに埋め込むようにしているが、これは一定基準の画像品質が得られたときのみに付与してもよい。この場合には、オペレータによりその判定が行なわれる。なお、ブランドデータは複数種類用意しておき、画像品質のレベルに応じて、これらを使い分けることが好ましい。
【0032】
【発明の効果】
本発明によれば、画像処理後に、画像処理後の画像データに対してブランドデータを電子透かしによって埋め込むことにより、ブランドマークなどを画像処理された画像に表示させることができる。これにより、画像処理部で行なわれた高画質な画像をブランドマークによって保護することができる。
【0033】
ブランドデータが電子透かしによって埋め込まれている画像データに基づき画像を表示する画像表示装置において、ブランドデータを検出したときに、画像にブランドデータを表示する表示手段を備えたから、画像処理により高画質とされた画像を観察する際にそのブランドイメージの浸透や保護、さらには向上や活用が図れる。
【0034】
ブランドデータが電子透かしによって埋め込まれた画像データを編集する画像編集装置において、ブランドデータ検出手段により画像データに電子透かしによって埋め込まれたブランドデータを検出し、ブランドデータが検出されたときに画質編集規制手段により画質を変更する編集を規制するようにしたから、ブランドイメージが損なわれることがなく、ブランドイメージの保護が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像処理装置と画像ビュアーとを示す概略図である。
【図2】画像処理装置の概略構成を示すブロック図である。
【図3】本スキャン処理部の概略構成を示すブロック図である。
【図4】画像処理装置における処理を示すフローチャートである。
【図5】ビュアーにおける処理を示すフローチャートである。
【図6】別の実施形態における画像ビュアーを示す概略図である。
【図7】別の実施形態の画像処理装置における処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 画像読取システム
11 スキャナ
12 画像処理装置
29 ブランドデータ付加部
30 データ書込部
50 大容量記憶媒体
51 情報端末
54 ブランドマーク
60 画像処理部
61 ビュアー
63 ブランドデータ検出部
Claims (3)
- 画像処理工程と、この画像処理工程後の画像データに対してブランドデータを電子透かしによって埋め込むデータ埋め込み工程とを有することを特徴とする画像処理方法。
- ブランドデータが電子透かしによって埋め込まれている画像データに基づき画像を表示する画像表示装置において、
前記ブランドデータを検出するブランドデータ検出手段と、
このブランドデータ検出手段でブランドデータを検出したときに、前記画像にブランドデータを表示する表示手段とを備えることを特徴とする画像表示装置。 - ブランドデータが電子透かしによって埋め込まれた画像データを編集する画像編集装置において、
前記画像データに電子透かしによって埋め込まれたブランドデータを検出するブランドデータ検出手段と、
このブランドデータ検出手段でブランドデータを検出したときに、画質を変更する編集を規制する画質編集規制手段とを備えたことを特徴とする画像編集装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002275362A JP2004112650A (ja) | 2002-09-20 | 2002-09-20 | 画像処理方法及び画像表示装置、画像編集装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP2002275362A JP2004112650A (ja) | 2002-09-20 | 2002-09-20 | 画像処理方法及び画像表示装置、画像編集装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004112650A true JP2004112650A (ja) | 2004-04-08 |
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ID=32271585
Family Applications (1)
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JP2002275362A Pending JP2004112650A (ja) | 2002-09-20 | 2002-09-20 | 画像処理方法及び画像表示装置、画像編集装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2004112650A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009206928A (ja) * | 2008-02-28 | 2009-09-10 | Canon Inc | 画像処理装置、画像処理方法及び制御プログラム |
WO2021029167A1 (ja) * | 2019-08-13 | 2021-02-18 | ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム |
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2002
- 2002-09-20 JP JP2002275362A patent/JP2004112650A/ja active Pending
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