JP2004112203A - カメラモジュール用コネクタ - Google Patents

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Kazuhiko Aoki
青木 和彦
Koji Nishizawa
西沢 孝治
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Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Shin Etsu Polymer Co Ltd
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Abstract

【課題】作業性、生産性、量産性の向上を図ることができ、リペアが容易なカメラモジュール用コネクタを提供する。
【解決手段】カメラ付き携帯電話の実装基板1とカメラモジュール10の両側部間に介在される一対のホルダ20と、各ホルダ20の上下方向に貫通支持されて実装基板1とカメラモジュール10の複数の電極2・15間に介在される複数の導電接続子30とを備える。そして、実装基板1とカメラモジュール10を電気的に導通接続する。実装基板1とカメラモジュール10をハンダで導通接続するのではなく、カメラモジュール用コネクタを用いて導通接続するので、面倒なハンダ作業が不要となる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カメラ付き携帯電話の実装基板とカメラモジュール等を電気的に接続するカメラモジュール用コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近時、撮像素子、信号処理デバイス、周辺チップ部品等をワンパッケージ化したカメラモジュールが開発されているが、これを受け、静止画を撮影することのできるカメラ付き携帯電話が急速に進化している。この種のカメラ付き携帯電話は、図示しないが、実装基板とカメラモジュールとがハンダを用いて電気的に導通接続されている(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002‐185827号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のカメラモジュール用コネクタは、以上のように実装基板とカメラモジュールとがハンダで導通接続されるが、カメラモジュールのレンズがプラスチック製であることが多いので、リフローによりハンダ付けすることができない。そこで、手作業によりハンダ付けがなされているが、この場合、作業性、生産性、量産性の向上を図ることができず、しかも、リペアが困難である。
【0005】
本発明は、上記に鑑みなされたもので、作業性、生産性、量産性の向上を図ることができ、リペアが容易なカメラモジュール用コネクタを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明においては、上記課題を達成するため、電気接合物とカメラモジュールとを電気的に接続する導電接続子を備えてなることを特徴としている。
なお、導電接続子を、電気接合物とカメラモジュールの電極間に介在される絶縁性エラストマーと、この絶縁性エラストマーに内蔵される導電細線とから構成することができる。
【0007】
また、導電接続子を、電気接合物とカメラモジュールの間に介在される絶縁性エラストマーと、電気接合物とカメラモジュールの電極間に介在される導電性エラストマーとから構成し、これら絶縁性エラストマーと導電性エラストマーとを交互に配列することができる。
さらに、導電接続子を、電気接合物とカメラモジュールの電極間に介在される絶縁性エラストマーと、この絶縁性エラストマーに配合される導電粒子とから構成することもできる。
【0008】
ここで特許請求の範囲における電気接合物とカメラモジュールとは、上下方向、左右方向、斜め方向等のいずれで対向していても良い。電気接合物には、実装基板(例えば、プリント基板、フレキシブル基板、高密度基板等)や各種の電子部品が含まれる。また、カメラモジュールは、一般的には、回路基板に搭載された筐体に、撮像素子とレンズとをそれぞれ内蔵した構造に構成され、撮像素子としてCCD撮像素子、CMOS撮像素子、VMIS撮像素子が使用されるが、いずれをも使用することができる。
【0009】
導電接点素子は単数複数いずれでも良い。この導電接点素子の導電部分は、円錐台形、角錐台形、多角形の錐台形、ブロック形、樽形、円柱形、断面略六角形、断面略八角形、断面略小判形等に適宜形成される。さらに、本発明に係るカメラモジュール用コネクタは、必要に応じてホルダが選択的に使用され、少なくともカメラ付き携帯電話、デジタルカメラ、パソコン等に利用することができる。
【0010】
本発明によれば、電気接合物とカメラモジュールとを電気的に接続する場合には、電気接合物とカメラモジュールの電極間に導電接続子を接触状態に介在すれば、電気接合物とカメラモジュールとを電気的に接続することができる。電気接合物とカメラモジュールとをハンダで接続するのではなく、カメラモジュール用コネクタを用いて接続するので、ハンダ作業が不要となる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態を説明すると、本実施形態におけるカメラモジュール用コネクタは、図1ないし図4に示すように、カメラ付き携帯電話の電気接合物である実装基板1とカメラモジュール10の両側部間に介在される一対のホルダ20と、この一対のホルダ20の上下方向にそれぞれ貫通支持されて実装基板1とカメラモジュール10の複数の電極2・15間に介在される一対の導電接続子30とを備え、実装基板1とカメラモジュール10とを電気的に導通接続するようにしている。
【0012】
実装基板1は、図1に示すように、例えば積層板からなる絶縁基板を備え、この絶縁基板の内外に、導電性を有する複数の配線パターンや電極2が適宜形成される。
【0013】
カメラモジュール10は、図1や図2に示すように、平面略矩形の回路基板11上に中空の筐体12が搭載され、この筐体12に、回路基板11と導通する撮像素子(図示せず)が内蔵されており、筐体12の開口上部には、合成樹脂製のレンズ13が一体的に嵌着される。このカメラモジュール10は、その回路基板11と筐体12とが異なる大きさに形成され、これらの間の周囲に段差14が形成される。回路基板11は、図3に示すように、その下面である露出面両側に複数の電極15が並べて形成されたり、露出面の前後左右の周縁部に複数の電極15が並べて形成されたり、あるいは露出面の全面に複数の電極15が略グリッド状に形成される。
【0014】
各ホルダ20は、図4に示すように、絶縁性を有する所定の材料を使用して平面略長方形に形成され、長手方向に細長い長方形の貫通孔21が穿孔されており、この貫通孔21に導電接続子30が貫通支持されてその上下両端部がそれぞれ露出する。この断面略板形のホルダ20の材料としては、汎用のエンジニアリングプラスチック、例えばPET、PEN、PEI、PPS、PEEK、ポリイミド、ガラスエポキシ、液晶ポリマー等があげられる。これらの中でも、熱膨張係数が小さく、耐熱性や加工性に優れるPEIが最適である。
【0015】
各導電接続子30は、実装基板1とカメラモジュール10の電極2・15間に介在される弾性の絶縁性エラストマー31と、この平面略長方形の絶縁性エラストマー31の長手方向に、所定のピッチで一列に並べて内蔵される可撓性の複数の導電細線32とから構成される。絶縁性エラストマー31としては、硬化前に流動性を有し、硬化により架橋構造を有する各種のエラストマー(常温付近でゴム状弾性を有するものの総称)が使用される。
【0016】
具体的には、シリコーンゴム、フッ素ゴム、ポリウレタンゴム、ポリブタジエンゴム、ポリイソプロピレンゴム、クロロプレンゴム、ポリエステル系ゴム、スチレン・ブタジエン共重合体ゴム、天然ゴム等があげられる。また、これらの独立・連泡の発泡体等も該当する。これらの中でも、電気絶縁性、耐熱性、圧縮永久歪み、加工性等に優れるシリコーンゴムが最適である。さらに、各導電細線32は、例えば銅、リン青銅、ベリリウム銅、真鍮等の銅合金等からなり、表面にニッケルメッキや金メッキ処理等が適宜施される。この導電細線32は、絶縁性エラストマー31に、円柱形等の別の絶縁性エラストマーを介して間接的に並設することも可能である。
【0017】
上記構成において、カメラ付き携帯電話の実装基板1とカメラモジュール10とを導通接続する場合には、実装基板1とカメラモジュール10の両側部間に一対のホルダ20をそれぞれ介在し、各ホルダ20の導電接続子30により実装基板1とカメラモジュール10の複数の電極2・15間を接続し、その後、実装基板1にカメラモジュール10を圧下すれば、実装基板1とカメラモジュール10の電極2・15間を接続する導電細線32により、実装基板1とカメラモジュール10とを導通接続することができる。
【0018】
上記構成によれば、実装基板1とカメラモジュール10とをハンダで導通接続するのではなく、カメラモジュール用コネクタを用いて導通接続するので、面倒なハンダ作業が不要となる。したがって、作業性、生産性、量産性の著しい向上を図ることができ、しかも、リペアが実に容易になる。また、細い導電細線32を使用して導通接続するので、接続電極ピッチの細密化(例えば、0.6mmピッチ)にもきわめて容易に対応することができる。また、カメラモジュール用コネクタの占有面積が狭いので、カメラ付き携帯電話の小型化にも容易に対応することができる。さらに、カメラ付き携帯電話に例え振動や衝撃が作用しても、瞬断することがない。
【0019】
次に、図5、図6は本発明の第2の実施形態を示すもので、この場合には、一対のホルダ20を使用するのではなく、ホルダ20を単一化して長方形に形成し、このホルダ20の両側部に導電接続子30をそれぞれ配設するようにしている。その他の部分については、上記実施形態と同様であるので説明を省略する。
本実施形態においても上記実施形態と同様の作用効果が期待でき、しかも、ホルダ20を一つにまとめることができるので、部品点数の削減が期待できるのは明らかである。
【0020】
次に、図7は本発明の第3の実施形態を示すもので、この場合には、各導電接続子30Aを、実装基板1とカメラモジュール10の間に介在される弾性の複数の絶縁性エラストマー31と、実装基板1とカメラモジュール10の電極2・15間に介在される弾性の複数の導電性エラストマー33とから構成し、これら複数の絶縁性エラストマー31と導電性エラストマー33とを横方向に交互に配列するとともに、この一列に並んだ複数の絶縁性エラストマー31と導電性エラストマー33の両側部に、絶縁性を有するサポート層34をそれぞれ重ねて設けるようにしている。
【0021】
絶縁性エラストマー31については、上記と同様であるので説明を省略する。また、導電性エラストマー33は、絶縁性エラストマーに導電粒子が配合された導電性組成物からなる。導電粒子としては、球状、粒状、あるいはフレーク状のタイプがあげられる。具体的には、金、銀、銅、プラチナ、パラジウム、ニッケル、アルミニウム等の金属単体、あるいはこれらの合金からなる粒子の他、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、ウレタン樹脂等の熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂、これらの焼成品、カーボン、セラミックス、シリカ等の無機材料を核として表面が上記金属によりメッキ、蒸着、スパッタ等の方法で被覆された粒子があげられる。これらの中でも、耐環境特性やコストの観点から、シリカを核材としてニッケルメッキを施し、さらにこの表面に金メッキを施した球状の導電粒子が好ましい。
【0022】
絶縁性のサポート層34としては、上記した絶縁性エラストマー31が細長い長方形に形成されて使用される。その他の部分については、上記実施形態と同様であるので説明を省略する。
本実施形態においても上記実施形態と同様の作用効果が期待でき、導電細線32の省略が期待できるのは明らかである。
【0023】
次に、図8ないし図10は本発明の第4の実施形態を示すもので、この場合には、ホルダ20Aを弾性の箱形に形成してカメラモジュール10に嵌合可能とし、ホルダ20Aの内部両側に、第1の実施形態のおける導電接続子30をそれぞれ貫通支持させるようにしている。
ホルダ20Aは、絶縁性エラストマー31を使用して平面長方形に形成され、カメラモジュール10の回路基板11との位置決め嵌合を容易にする観点から30°〜70°、より好ましくは40°〜60°の範囲の硬度に設定される。その他の部分については、上記実施形態と同様であるので説明を省略する。
【0024】
本実施形態においても上記実施形態と同様の作用効果が期待でき、しかも、表面の開口した箱形のホルダ20Aがカメラモジュール10の下部に嵌合して電極2・15間を位置決めするので、導通接続の確実化が期待できるのは明らかである。
なお、ホルダ20Aの内部両側に、第3の実施形態における導電接続子30Aをそれぞれ貫通支持させるようにしても良い。
【0025】
次に、図11は本発明の第5の実施形態を示すもので、この場合には、導電接続子30Bを、細長い板形で弾性の絶縁性エラストマー31と、円柱形に形成されて絶縁性エラストマー31の長手方向に一列に並べて貫通支持される弾性の複数の導電性エラストマー33Aとから構成し、この上下両端部の露出した導電性エラストマー33Aにより、実装基板1とカメラモジュール10の電極2・15間を導通接続するようにしている。その他の部分については、上記実施形態と同様であるので説明を省略する。
本実施形態においても上記実施形態と同様の作用効果が期待でき、カメラモジュール用コネクタの多様化を図ることができる。
【0026】
次に、図12、図13は本発明の第6の実施形態を示すもので、この場合には、実装基板1に穿孔される一対の位置決め孔3と、カメラモジュール10の回路基板11に支持されて一対の位置決め孔3に挿入される一対の位置決めピン16と、実装基板1とカメラモジュール10の間に介在されて一対の位置決めピン16に貫通される基材40とを備え、この基材40の両側部に導電接続子30Cをそれぞれ配設するようにしている。
【0027】
基材40は、平面矩形の絶縁性基材41と、この絶縁性基材41の表裏面にそれぞれ重ね合わせあるいは粘着材等を介して貼着される平面矩形のストッパシート42とを備え、これら絶縁性基材41と一対のストッパシート42には、実装基板1の一対の位置決め孔3に対応する一対の位置決め孔43がそれぞれ連通して穿孔される。絶縁性基材41としては、ガラスエポキシや公知のエンジニアリングプラスチック、具体的にはPET、PEN、PEI、PPS、PEEK、液晶ポリマー、ポリイミド等があげられる。これらの中でも、熱膨張係数の小さい耐熱性のポリイミドが最適である。
【0028】
各ストッパシート42としては、ガラスエポキシや公知のエンジニアリングプラスチック、具体的にはPET、PEN、PEI、PPS、PEEK、液晶ポリマー、ポリイミド等があげられる。これらの中でも、加工性やコストの観点からPETが最適である。このストッパシート42の両側部には、導電接続子30Cを露出させる細長い長方形の露出孔44が穿孔される。導電接続子30Cは、円柱形に形成されて絶縁性基材41に並べて貫通支持される弾性の複数の導電性エラストマー33Aからなり、この上下両端部の露出した導電性エラストマー33Aにより、実装基板1とカメラモジュール10の電極2・15間を導通接続するようにしている。その他の部分については、上記実施形態と同様であるので説明を省略する。
【0029】
本実施形態においても上記実施形態と同様の作用効果が期待でき、しかも、ストッパシート42が導電接続子30Cの圧縮量を規制するので、過剰圧縮に伴う導電接続子30Cの損傷をきわめて有効に抑制防止することができるのは明白である。
【0030】
次に、図14ないし図17は本発明の第7の実施形態を示すもので、この場合には、回路基板11の前後部に位置決め凹部17をそれぞれ複数形成し、実装基板1とカメラモジュール10の間に介在されるホルダ20Bを断面略凸字形に形成してその低位の両側部には、実装基板1とカメラモジュール10の複数の電極2・15間に介在される第1の実施形態の導電接続子30をそれぞれ配設し、ホルダ20Bの高位の中央部前後には、回路基板11の位置決め凹部17に嵌合する位置決め凸部22をそれぞれ複数形成するようにしている。
【0031】
ホルダ20Bは弾性の絶縁性エラストマー31を用いて形成される。このホルダ20Bの両側部には、第3の実施形態における導電接続子30Aをそれぞれ貫通支持させることも可能である。その他の部分については、上記実施形態と同様であるので説明を省略する。
【0032】
本実施形態においても上記実施形態と同様の作用効果が期待でき、しかも、位置決め凹部17と位置決め凸部22とを嵌合すれば、簡単に位置合わせすることができるので、電極2・15間を位置決めして導通接続の確実化が大いに期待できるのは明白である。
【0033】
次に、図18、図19は本発明の第8の実施形態を示すもので、この場合には、第7の実施形態における断面略凸字形のホルダ20Bに絶縁性基材41を内蔵してその両側部には第6の実施形態における導電接続子30Cをそれぞれ貫通支持させ、各導電接続子30Cの上下両端部をホルダ20Bの両側部から露出させるようにしている。ホルダ20Bは、弾性の絶縁性エラストマー31を使用して形成され、両側部には、導電接続子30Cを突出させる露出孔23がそれぞれ穿孔される。その他の部分については、上記実施形態と同様であるので説明を省略する。
本実施形態においても、上記実施形態と同様の作用効果が期待できるのは明らかである。
【0034】
次に、図20、図21は本発明の第9の実施形態を示すもので、この場合には、第6の実施形態における基材40を備え、この基材40のカメラモジュール10側に位置するストッパシート42の前後部をそれぞれ矩形に切り欠き形成し、この前後部に、回路基板11の位置決め凹部17に嵌合する位置決め凸部22Aを絶縁性エラストマー31を使用してそれぞれ一体形成するようにしている。その他の部分については、第6の実施形態と同様であるので説明を省略する。
本実施形態においても、上記実施形態と同様の作用効果が期待できるのは明らかである。
【0035】
次に、図22ないし図25は本発明の第10の実施形態を示すもので、この場合には、カメラモジュール10の回路基板11と筐体12とを同じ大きさに形成して段差14を解消し、実装基板1とカメラモジュール10の間に介在されるホルダ20Cを弾性の絶縁性エラストマー31を使用して有底角筒形に形成するとともに、このホルダ20Cにカメラモジュール10を収納するようにし、ホルダ20Cの底部両側には、第1の実施形態における導電接続子30をそれぞれ配設するようにしている。その他の部分については、上記実施形態と同様であるので説明を省略する。
【0036】
本実施形態においても上記実施形態と同様の作用効果が期待でき、しかも、ホルダ20Cがカメラモジュール10の表面を被覆保護するので、カメラモジュール10の損傷や脱落の防止を図ることができる。
【0037】
次に、図26は本発明の第11の実施形態を示すもので、この場合には、ホルダ20Cを有底角筒形に形成してその開口周縁部からエンドレスのリブ24を上方向に突出させるようにしている。その他の部分については、上記第10の実施形態と同様であるので説明を省略する。
本実施形態においても上記実施形態と同様の作用効果が期待でき、しかも、ホルダ20Cの開口周縁部に弾性のリブ24を突設するので、寸法吸収効果の他、異物の侵入を防止するパッキン効果も期待できる。
【0038】
次に、図27は本発明の第12の実施形態を示すもので、この場合には、第10の実施形態におけるホルダ20Cの底部両側に、第6の実施形態における導電接続子30Cをそれぞれ配設するようにしている。その他の部分については、上記実施形態と同様であるので説明を省略する。
本実施形態においても上記実施形態と同様の作用効果が期待でき、カメラモジュール用コネクタの多様化を図ることができる。
【0039】
次に、図28は本発明の第13の実施形態を示すもので、この場合には、第10の実施形態におけるホルダ20Cの底部両側に、第3の実施形態における導電接続子30Aをそれぞれ配設するようにしている。その他の部分については、上記実施形態と同様であるので説明を省略する。
本実施形態においても、上記実施形態と同様の作用効果が期待できるのは明白である。
【0040】
次に、図29は本発明の第14の実施形態を示すもので、この場合には、第10の実施形態におけるホルダ20Cを角筒形に形成してその開口底部には第6の実施形態における絶縁性基材41を嵌着支持させ、この絶縁性基材41の両側部に第6の実施形態における導電接続子30Cをそれぞれ配設するようにしている。その他の部分については、上記実施形態と同様であるので説明を省略する。
本実施形態においても、上記実施形態と同様の作用効果が期待できるのは明白である。
【0041】
次に、図30は本発明の第15の実施形態を示すもので、この場合には、第10の実施形態におけるホルダ20Cを角筒形に形成してその開口底部には第6の実施形態における基材40を嵌着支持させ、この基材40の両側部に第6の実施形態における導電接続子30Cをそれぞれ配設するようにしている。その他の部分については、上記実施形態と同様であるので説明を省略する。
本実施形態においても、上記実施形態と同様の作用効果が期待できるのは明白である。
【0042】
次に、図31、32は本発明の第16の実施形態を示すもので、この場合には、実装基板1に穿孔される一対の位置決め孔3と、カメラモジュール10の回路基板11に支持されて一対の位置決め孔3に挿入される一対の位置決めピン16と、実装基板1とカメラモジュール10の間に介在されるホルダ20Cとを備え、このホルダ20Cを第10の実施形態のように形成してその基材40の両側部には第6の実施形態における導電接続子30Cをそれぞれ配設するようにしている。その他の部分については、上記実施形態と同様であるので説明を省略する。
本実施形態においても、上記実施形態と同様の作用効果が期待できる。
【0043】
なお、上記実施形態では回路基板11に位置決め凹部17を形成し、ホルダ20B・20Cに位置決め凸部22・22Aを形成したが、なんらこれに限定されるものではない。例えば、位置決め凹部17や位置決め凸部22・22Aの数を増減したり、あるいは回路基板11に単数複数の位置決め凸部22・22Aを形成し、ホルダ20B・20Cに単数複数の位置決め凹部17を形成しても良い。また、位置決め孔3・43や位置決めピン16の数は、適宜増減することができる。さらに、ホルダ20・20A・20B・20C、導電接続子30・30A・30B・30C、基材40は、適宜組み合わせることが可能である。さらにまた、導電接続子を、単数複数の板バネ、コイルスプリング、プランジャピン等としても良い。
【0044】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、作業性、生産性、量産性の向上を図ることができるという効果がある。また、リペアが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカメラモジュール用コネクタの実施形態を示す模式説明図である。
【図2】本発明に係るカメラモジュール用コネクタの実施形態におけるカメラモジュールを示す斜視説明図である。
【図3】本発明に係るカメラモジュール用コネクタの実施形態におけるカメラモジュールの回路基板を示す説明図である。
【図4】本発明に係るカメラモジュール用コネクタの実施形態を示す平面図である。
【図5】本発明に係るカメラモジュール用コネクタの第2の実施形態を示す平面図である。
【図6】図5の正面図である。
【図7】本発明に係るカメラモジュール用コネクタの第3の実施形態を示す斜視説明図である。
【図8】本発明に係るカメラモジュール用コネクタの第4の実施形態を示す説明図である。
【図9】本発明に係るカメラモジュール用コネクタの第4の実施形態を示す斜視説明図である。
【図10】本発明に係るカメラモジュール用コネクタの第4の実施形態を示す断面説明図である。
【図11】本発明に係るカメラモジュール用コネクタの第5の実施形態を示す斜視説明図である。
【図12】本発明に係るカメラモジュール用コネクタの第6の実施形態を示す説明図である。
【図13】本発明に係るカメラモジュール用コネクタの第6の実施形態における基材を示す平面図である。
【図14】本発明に係るカメラモジュール用コネクタの第7の実施形態を示す説明図である。
【図15】本発明に係るカメラモジュール用コネクタの第7の実施形態におけるカメラモジュールを示す斜視説明図である。
【図16】本発明に係るカメラモジュール用コネクタの第7の実施形態におけるカメラモジュールの回路基板を示す説明図である。
【図17】本発明に係るカメラモジュール用コネクタの第7の実施形態におけるホルダを示す斜視説明図である。
【図18】本発明に係るカメラモジュール用コネクタの第8の実施形態におけるホルダを示す平面説明図である。
【図19】本発明に係るカメラモジュール用コネクタの第8の実施形態におけるホルダを示す説明図である。
【図20】本発明に係るカメラモジュール用コネクタの第9の実施形態を示す平面説明図である。
【図21】本発明に係るカメラモジュール用コネクタの第9の実施形態を示す説明図である。
【図22】本発明に係るカメラモジュール用コネクタの第10の実施形態を示す分解説明図である。
【図23】本発明に係るカメラモジュール用コネクタの第10の実施形態におけるカメラモジュールを示す斜視説明図である。
【図24】図23の回路基板を示す説明図である。
【図25】本発明に係るカメラモジュール用コネクタの第10の実施形態におけるホルダを示す断面説明図である。
【図26】本発明に係るカメラモジュール用コネクタの第11の実施形態を示す断面説明図である。
【図27】本発明に係るカメラモジュール用コネクタの第12の実施形態を示す断面説明図である。
【図28】本発明に係るカメラモジュール用コネクタの第13の実施形態を示す断面説明図である。
【図29】本発明に係るカメラモジュール用コネクタの第14の実施形態を示す断面説明図である。
【図30】本発明に係るカメラモジュール用コネクタの第15の実施形態を示す断面説明図である。
【図31】本発明に係るカメラモジュール用コネクタの第16の実施形態を示す分解説明図である。
【図32】本発明に係るカメラモジュール用コネクタの第16の実施形態を示す断面説明図である。
【符号の説明】
1     実装基板(電気接合物)
2     電極
10    カメラモジュール
11    回路基板
15    電極
20    ホルダ
20A   ホルダ
20B   ホルダ
20C   ホルダ
30    導電接続子
30A   導電接続子
30B   導電接続子
30C   導電接続子
31    絶縁性エラストマー
32    導電細線
33    導電性エラストマー
33A   導電性エラストマー
40    基材
41    絶縁性基材
42    ストッパシート

Claims (4)

  1. 電気接合物とカメラモジュールとを電気的に接続する導電接続子を備えてなることを特徴とするカメラモジュール用コネクタ。
  2. 導電接続子を、電気接合物とカメラモジュールの電極間に介在される絶縁性エラストマーと、この絶縁性エラストマーに内蔵される導電細線とから構成した請求項1記載のカメラモジュール用コネクタ。
  3. 導電接続子を、電気接合物とカメラモジュールの間に介在される絶縁性エラストマーと、電気接合物とカメラモジュールの電極間に介在される導電性エラストマーとから構成し、これら絶縁性エラストマーと導電性エラストマーとを交互に配列した請求項1記載のカメラモジュール用コネクタ。
  4. 導電接続子を、電気接合物とカメラモジュールの電極間に介在される絶縁性エラストマーと、この絶縁性エラストマーに配合される導電粒子とから構成した請求項1記載のカメラモジュール用コネクタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006351210A (ja) * 2005-06-13 2006-12-28 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 車載カメラ装置
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