JP2004112180A - 無線通信データ処理装置および無線通信方式選択方法 - Google Patents

無線通信データ処理装置および無線通信方式選択方法 Download PDF

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Abstract

【課題】最適なデータ転送方式を選択することが可能な無線通信データ処理装置および無線通信方式選択方法を提供することを目的とする。
【解決手段】無線通信データ処理装置1は、無線通信方式1および無線通信方式2によるデータ通信が可能な新規端末3からデータ通信要求を受けると、無線通信方式1および無線通信方式2の通信状況の良し悪しを確認し、既にデータ通信を行っている端末A〜Eのアクセス状況を確認し、確認した通信状況と、既に通信を行っている端末A〜Eのアクセス状況から算出した今後のトラフィック状況の予測結果とから、データ通信要求を行った新規端末3との無線通信方式1によるデータ転送時間と無線通信方式2によるデータ転送時間とを算出して新規端末3に通知し、新規端末3は通知されたデータ転送時間とデータ転送時間とに基づいて無線通信方式を決定する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線通信データ処理装置および無線通信方式選択方法に関し、特に、複数の無線通信方式によるデータ送受信が可能な無線通信データ処理装置において、効率適名データ処理を行うために無線通信方式を選択する無線通信データ処理装置および無線通信方式選択方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、データ転送方式として、有線ネットワークケーブルを経由した伝送が主流である。そして、情報処理端末機器のモバイル対応の進展または機器の低価格化に伴い、無線通信方式によるデータ転送も広く行われるようになってきた。
【0003】
PC等の情報処理端末機器に搭載される無線通信方式は、これまで2.4GHz帯を使用した無線LAN(IEEE802.11およびIEEE802.11b)、若しくは赤外線通信等、限定されたものであった。
【0004】
しかし、近年は新たな通信規格が制定され、広く普及しつつある。更に、今後はより高速な通信を行うために、準ミリ波帯等の高周波帯の電波を利用した無線通信方式の検討も進められている。そして1台の端末に複数方式の無線通信機能が搭載されることも一般的になりつつある。
【0005】
このように、1端末で複数の通信方式を搭載する状況になった場合、どの無線通信方式を選択するか、データ送信時に何らかの基準に基づいてユーザーが選択する必要がある。どの方式を選択したら良いかについては、ユーザーにある程度の専門知識が要求される。
【0006】
一般には、通信規格として理論上より高速のデータ転送が行える無線アクセス方式を選択することが一次的には好ましいかもしれないが、実際に通信を行う場合は、機器間の通信距離や周辺環境、アンテナ位置関係、使用周波数(チャンネル)、不要電波の混信など様々な要因によって刻々と電波伝播状況は変化するため、必ずしもこのような選択が適切とは言えない。とくに室内での無線通信では、マルチパスや他の無線アクセスとの混信など不確定要素が多く、単純に理論上の伝送レートのみで判断するのは、さまざまな状況の変化を想定した場合は不十分である。
【0007】
もう一つのデータ転送効率を左右するパラメータとして、複数端末機器からの同時アクセス要求が上げられる。あるクライアント端末機器からデータ通信要求が行われた場合に、無線通信データ処理装置が、既に幾つかの他のクライアント端末機器とアクセスしておりトラフィックが混雑している状況では、いくら高速データ転送が可能な通信規格とは言え、最終的なデータ処理時間が長くなってしまう可能性がある。
【0008】
例えば、PDC+PHSのような複合無線端末機器では、音声通信の場合は低速ではあるが通信エリアの広いPDC方式を、データ通信の場合は高速伝送が可能なPHS方式にと、データの種類によって自動的に切りかえる方法が提案されている。この他にもデータ送信前に、送信側でデータ通信を行う機器間の電波伝播状況、送信データの属性(容量・データ種類など)、あるいはそのチャネルの空き状況を判断基準として、複数の無線通信方式、周波数などから最適な通信経路を選択する方式が提案されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような方式では2者間の無線通信状況に基づいた最適な通信経路の選択は可能であるが、複数のクライアント端末から同時アクセス処理を受けるような機器に対しての考慮がなされていない。
【0010】
また、複数のクライアント端末から同時アクセス処理を受けるような機器の場合、対向機器側のアクセス状況が確認できないと、新規にデータ通信を行う際に実際のデータ転送速度がどの程度になるかの予測が困難である。
【0011】
一般に電波伝播状況が良好であれば、時間当たりのデータ転送速度は向上する(高速データ転送に適した変調方式を使用できる)ので、データ転送時間は短縮できるが、対向機器側のトラフィック状況が混雑している場合は、その分各端末とのアクセス時間が制限されるため、全体的なスループットは低下する。
【0012】
また、送信機側で無線通信を行う機器間の通信環境や送信データの属性、チャネルの空き状況を判断する方法では、無線データ転送時間の予測は特定条件において可能であるが、その送信データが最終的にデータ処理機器側で所定の処理手続きが完了するまでのトータル処理時間までは予測不可能である。
【0013】
そこで、本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、複数の無線通信方式によるデータ転送が可能な無線通信データ処理装置について、最適なデータ転送方式を選択することが可能な無線通信データ処理装置および無線通信方式選択方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、少なくとも2つの無線通信方式による通信が可能な無線通信手段と、端末から接続要求を受けた際に、該端末が通信可能な無線通信方式を検出する無線通信方式検出手段と、前記無線通信方式検出手段で前記端末と少なくとも2つの無線通信方式による通信が可能だと検出した際に、前記無線通信方式の通信状況を検知する通信状況検知手段と、既に通信を行っている無線通信方式のアクセス状況を検知するアクセス状況検知手段と、前記通信状況検知手段で検知した通信状況と、前記アクセス状況検知手段で検知したアクセス状況とを記憶する記憶手段と、前記記憶手段で記憶した通信状況とアクセス状況とに基づき、前記無線通信方式による予測通信状況を予測する予測手段とを具備し、前記予測手段で予測した予測通信状況を前記端末に通知することを特徴とする。
【0015】
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記予測手段は、前記無線通信方式による前記端末との通信に必要な通信予測時間を算出するデータ通信予測時間算出手段を具備することを特徴とする。
【0016】
また、請求項3の発明は、請求項1の発明において、前記予測手段は、前記端末から送信されるデータの処理を終了するのに必要なデータ処理時間を算出するデータ処理時間算出手段を具備することを特徴とする。
【0017】
また、請求項4の発明は、請求項1の発明において、前記予測手段で予測された予測通信状況に基づき、特定の端末に対して優先的に通信を行うことを特徴とする。
【0018】
また、請求項5の発明は、請求項1の発明において、前記通信状況検知手段は、電界強度、データ誤り率およびデータ転送レートを測定し、該測定した電界強度、データ誤り率およびデータ転送レートに基づき、前記通信状況を検知することを特徴とする。
【0019】
また、請求項6の発明は、請求項1の発明において、前記通信状況検知手段および前記アクセス状況検知手段は、定期的に前記通信状況および前記アクセス状況を検知し、該検知した通信状況およびアクセス状況を前記記憶手段に記憶することを特徴とする。
【0020】
また、請求項7の発明は、請求項1の発明において、前記端末と通信を行っている際に、該通信の転送レートを改善するための指示を送信することを特徴とする。
【0021】
また、請求項8の発明は、少なくとも2つの無線通信方式による通信が可能な無線通信データ処理装置と端末とが行う無線通信方式選択方法において、前記無線通信データ処理装置は、前記端末から接続要求を受けた際に、該端末が通信可能な無線通信方式を検出し、前記端末と少なくとも2つの無線通信方式による通信が可能だと検出した場合、該検出した無線通信方式の通信状況を検知するとともに、既に通信を行っている無線通信方式のアクセス状況を検知し、該検知した通信状況とアクセス状況とに基づき、該無線通信方式毎の今後の予測通信状況を予測し、該予測した予測通信状況を前記端末に通知し、前記端末は、前記予測状況に基づいて使用する無線通信方式を決定することを特徴とする。
【0022】
また、請求項9の発明は、請求項8の発明において、前記無線通信データ処理装置は、前記無線通信方式による前記端末との通信に必要な通信予測時間を算出し、該算出した通信予測時間を前記端末に通知し、前記端末は、前記通信予測時間に基づいて使用する無線通信方式を決定することを特徴とする。
【0023】
また、請求項10の発明は、請求項8の発明において、前記無線通信データ処理装置は、前記端末から送信されるデータの処理を終了するのに必要なデータ処理時間を算出し、該算出したデータ処理時間を前記端末に通知し、前記端末は、前記データ処理時間に基づいて使用する無線通信方式を決定することを特徴とする。
【0024】
また、請求項11の発明は、請求項8の発明において、前記予測通信状況に基づき、特定の端末に対して優先的に通信を行うことを特徴とする。
【0025】
また、請求項12の発明は、請求項8の発明において、前記通信状況を検知する際に、電界強度、データ誤り率およびデータ転送レートを測定し、該測定した電界強度、データ誤り率およびデータ転送レートに基づき、該通信状況を検知することを特徴とする。
【0026】
また、請求項13の発明は、請求項8の発明において、定期的に前記通信状況および前記アクセス状況を検知し、該検知した通信状況およびアクセス状況を記憶し、前記端末は、前記定期的に検知した通信状況およびアクセス状況に基づき、使用する無線通信方式を決定することを特徴とする。
【0027】
また、請求項14の発明は、請求項8の発明において、前記端末と通信を行っている際に、該通信の転送レートを改善するための指示を送信することを特徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係わる無線通信データ処理装置および無線通信方式選択方法の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
【0029】
図1は、本発明に係わる無線通信データ処理装置1が構成する通信環境の第1の実施例を示す図である。
【0030】
図1に示すように、複数の無線通信方式(図1においては、無線通信方式1および無線通信方式2)によるデータ通信を行うことが可能な無線通信データ処理装置1は、無線通信方式1により端末A201、端末B202および端末C203とデータ通信を行い、無線通信方式2により端末D204および端末E205とデータ通信を行っている。なお、無線通信データ処理装置1は有線通信を経由するデータ通信を行うことも可能で、有線通信を介して端末F206とデータ通信を行っている。
【0031】
ここで、無線通信方式1および無線通信方式2によるデータ通信を行うことが可能な新規端末3からのデータ通信要求を無線通信データ処理装置1が受けた際に、無線通信データ処理装置1が行う処理について詳細に説明する。
【0032】
図2は、無線通信データ処理装置1における無線通信部4の概略構成の一例を示すブロック図である。
【0033】
図2に示すように、無線通信データ処理装置1における無線通信部4は、無線通信方式1による電波を受信するアンテナA51および無線通信方式1通信部6、無線通信方式2による電波を受信するアンテナB52および無線通信方式2通信部7、無線通信方式1および無線通信方式2の通信状況を解析する通信状況解析部8、通信状況解析部8が解析した通信状況を記録する通信状況記録部9、通信状況記録部9に記録された通信状況に基づき、新規端末3とデータ通信を行う際に無線通信方式1および無線通信方式2によるデータ転送時間をそれぞれ算出する通信状況予測部10から構成されている。
【0034】
ここで、無線通信部4は、通信状況予測部10で算出された無線通信方式1および無線通信方式2によるデータ転送時間を無線通信方式1通信部6および無線通信方式2通信部7を介して新規端末3に送信する。
【0035】
なお、無線通信方式1通信部および無線通信方式2通信部が受信した電波は図示しないデータ処理部へ送出される。
【0036】
次に、複数の無線通信方式によるデータ通信を行うことが可能な新規端末3からのデータ通信要求を無線通信データ処理装置1が受けた際に、無線通信データ処理装置1が行う処理手順について図3に示すフローチャートを参照して説明する。
【0037】
無線通信データ処理装置が新規端末からデータ通信要求を受信すると(ステップS301)、新規端末とデータ通信が可能な無線通信方式を検出し(ステップS302)、新規端末とデータ通信が可能な全ての無線通信方式の通信状況を確認し(ステップS303)、確認した通信状況を記録し(ステップS304)、現状無線通信データ処理装置とデータ通信を行っている端末とのアクセス状況を確認し(ステップS305)、確認したアクセス状況を記録し(ステップS306)、記録した各無線通信方式における通信状況と通信中の各端末とのアクセス状況とに基づき、各無線通信方式による新規端末とのデータ転送時間を算出し(ステップS307)、算出した各無線通信方式によるデータ転送時間を新規端末に通知し(ステップS308)、新規端末は通知された各無線通信方式によるデータ転送時間に基づいて無線通信データ処理装置とデータ通信を行う無線通信方式を決定し(ステップS309)、処理手順を終了する。
【0038】
図4は、データ通信を行う無線通信方式を決定する際に、無線通信データ処理装置1と新規端末3とが行う処理手順を具体的に説明する図である。なお、図1に示す通信環境の構成例を参照にして処理手順を説明する。
【0039】
図1に示す通信環境において、無線通信データ処理装置1は無線通信方式1により端末A201、端末B202および端末C203とデータ通信を行い、無線通信方式2により端末D204および端末E205とデータ通信を行い、有線通信を介して端末F206とデータ通信を行っている。ここで、無線通信方式1および無線通信方式2によるデータ通信を行うことが可能な新規端末3からのデータ通信要求を無線通信データ処理装置1が受ける。そして、データ通信要求を受けた無線通信データ処理装置1は、新規端末3とデータ通信が可能な無線通信方式を検出し、データ通信が可能なのが無線通信方式1および無線通信方式2であることを検出すると、無線通信方式1の通信状況の良し悪しを確認する(ステップS401)とともに、無線通信方式2の通信状況の良し悪しを確認する(ステップS402)。
【0040】
ここで、通信状況を確認する方法としては、電界強度を測定する方法、データ転送エラー率を測定する方法、あるいはデータ転送レートを測定する方法を利用することができる。
【0041】
ここで、電界強度を測定する方法は、例えば、RF受信回路の出力信号レベルから算出することである。
【0042】
また、データ転送エラー率を測定する方法は、例えば、通信を行う端末間で共通の標準的なテストデータを用意しておき、そのデータを送受信した際のエラービット数あるいはエラー訂正のための再送信要求回数等からエラー発生率を算出することである。
【0043】
また、データ転送レートを測定する方法は、データ転送エラー率を測定する方法と同様に標準的なテストデータを用意しておき、ある時点でそのデータの送受信を行い、転送時間から算出することである。
【0044】
また、上記の測定は1回だけ行う構成でも良いが、定期的に測定しながらログとして保存しておき、保存したログを参考に判断することで判断基準の信頼性を向上させることも可能である。なお、上記の測定を複数同時に行っても良い。
【0045】
そして、上記の測定の結果を通信状況記録部9に記憶する。
【0046】
次に、無線通信データ処理装置1は、既に無線通信方式1によるデータ通信を行っている端末A201、端末B202、および端末C203のアクセス状況を確認し(ステップS403)、無線通信方式2によるデータ通信を行っている端末D204および端末E205のアクセス状況を確認する(ステップS404)。具体的には、通信要求が行われた時点でアクセスしている端末数、およびそれぞれの端末と送受信しているデータ容量、それぞれの端末との通信状況(例えば、前述のような電界強度、転送エラー率、あるいはデータ転送レート等)から、今後のトラフィック状況の変化を予測する。
【0047】
そして、データ通信を行っている端末A〜Eのアクセス状況についても通信状況記録部9に記録する。
【0048】
最終的に、確認した通信状況と、既に通信を行っている端末A〜Eのアクセス状況から算出した今後のトラフィック状況の予測結果とから、データ通信要求を行った新規端末3との無線通信方式1によるデータ転送時間「t1」を算出する(ステップS405)とともにと無線通信方式2によるデータ転送時間「t2」とを算出する(ステップS406)。
【0049】
そして、無線通信データ処理装置1はデータ転送時間「t1」とデータ転送時間「t2」とを新規端末3に通知し(ステップS407)、新規端末3は通知されたデータ転送時間「t1」とデータ転送時間「t2」とを比較する(ステップS408)。
【0050】
ここで、「t1<t2」の場合、無線通信方式1に決定し(ステップS409)、無線通信方式1でデータ転送を開始する(ステップS410)。
【0051】
また、「t1>t2」の場合、無線通信方式2に決定し(ステップS411)、無線通信方式1でデータ転送を開始する(ステップS412)。
【0052】
また、無線通信データ処理装置1は、データ通信要求を行った新規端末3に、最もデータ転送が効率的に行われる無線通信方式を通知する。この時、新規端末3では、何を判断基準として無線通信法式を選択するかの設定が行えるようにしておくことにより、新規端末3の事情に合わせた無線通信方式の選択が可能となる。
【0053】
例えば、電力消費を最優先で考える場合、新規端末3は無線通信データ処理装置1から受信したデータ転送時間に関するデータを受け取り、その結果と新規端末3の単位時間当たり電力消費量からデータ通信で消費する電力消費量を算出する。その予測結果から電力消費効率の観点でもっとも効率的に行われる無線通信方式を選択して通信を開始する事が可能である。また、使用しないことになった無線通信方式については、スタンバイモードもしくは電源OFFなどの省エネモードに切り替えることで、無駄なエネルギー消費を抑えることも可能である。
【0054】
図5は、本発明に係わる無線通信データ処理装置1が構成する通信環境の第2の実施例を示す図である。
【0055】
図5に示すように、新規端末3からデータを周辺のプリンタに印刷したい場合、通常はプリンタX111もしくはプリンタY112を指定してプリント指示を行う。ただし、プリンタX111およびプリンタY112が複数の無線通信方式による接続が可能なプリンタである場合、新規端末3は出力先としてプリンタX111若しくはプリンタY112の中から選択が可能にある。 その際の選択基準の1つとして、複数の無線通信方式による接続が可能なプリンタに対して、前述のようなデータ転送効率の予測を行い、最も効率よくデータ転送を行う事が可能なプリンタを選択することにより、業務の生産性向上が図れる。
【0056】
更には、プリンタの場合はデータ転送効率のほかに、端末からのジョブ要求の内容と、プリンタX111およびプリンタY112それぞれの性能からジョブの処理時間(例えば、データ展開時間や出力時間等)を予測し、予測した結果と前述のデータ転送時間とをあわせてプリント完了までの所要時間を新規端末に通知することにより利便性が向上する。
【0057】
次に、複数の無線通信方式によるデータ通信を行うことが可能な新規端末3からプリンタが印刷要求を受けた際に、プリンタが行う処理手順について図6に示すフローチャートを参照して説明する。
【0058】
プリンタが新規端末から印刷要求を受信すると(ステップS601)、新規端末と通信可能な無線通信方式を検出し(ステップS602)、新規端末と通信可能な全ての無線通信方式の通信状況を確認し(ステップS603)、確認した通信状況を記録し(ステップS604)、現状プリンタと通信を行っている端末とのアクセス状況を確認し(ステップS605)、確認したアクセス状況を記録し(ステップS606)、記録した各無線通信方式における通信状況と通信中の各端末とのアクセス状況とに基づき、全ての通信中の端末の印刷処理時間を算出し(ステップS607)、記録した各無線通信方式における通信状況と通信中の各端末とのアクセス状況とに基づいて各無線通信方式による新規端末とのデータ転送時間を算出し(ステップS608)、各無線通信方式による合計印刷処理時間を算出し(ステップS609)、算出した各無線通信方式による合計印刷処理時間を新規端末に通知し(ステップS610)、処理手順を終了する。
【0059】
図7は、新規端末3が最も効率良くデータ転送を行うことが可能なプリンタを決定する際に、プリンタと新規端末3とが行う処理手順を具体的に説明する図である。なお、図5に示す通信環境の構成例を参照にして処理手順を説明する。
【0060】
図5に示す通信環境において、プリンタX111は無線通信方式1により端末G207とデータ通信を行い、無線通信方式2により端末H208とデータ通信を行い、データ通信が終了した際には印刷処理を開始し、プリンタY112は無線通信方式1により端末I209とデータ通信を行い、無線通信方式2により端末J210とデータ通信を行い、データ通信が終了した際には印刷処理を開始する。ここで、無線通信方式1および無線通信方式2によるデータ通信を行うことが可能な新規端末3がプリンタX111とプリンタY112とに印刷要求を送る。
【0061】
まず、印刷要求を受けたプリンタX111は、新規端末3とデータ通信が可能な無線通信方式を検出し、データ通信が可能なのが無線通信方式1および無線通信方式2であることを検出すると、無線通信方式1の通信状況の良し悪しを確認する(ステップS701)とともに、無線通信方式2の通信状況の良し悪しを確認し(ステップS702)、確認した無線通信方式1および無線通信方式2の通信状況を通信状況記録部9に記憶する。
【0062】
次に、プリンタX111は、既に無線通信方式1によるデータ通信を行っている端末G207のアクセス状況を確認し(ステップS703)、無線通信方式2によるデータ通信を行っている端末H208のアクセス状況を確認し(ステップS704)、データ通信を行っている端末G、Hのアクセス状況についても通信状況記録部9に記録する。
【0063】
次に、確認した無線通信方式1および無線通信方式2の通信状況と、既に通信を行っている端末G、Hのアクセス状況とから、端末G、Hの印刷処理時間「t3」を算出する(ステップS705)とともに、印刷要求を行った新規端末3との無線通信方式1によるデータ転送時間「t1X」を算出する(ステップS706)とともに、無線通信方式2によるデータ転送時間「t2X」を算出する(ステップS707)。
【0064】
次に、算出した印刷処理時間「t3」と無線通信方式1によるデータ転送時間「t1X」と無線通信方式2によるデータ転送時間「t2X」とをそれぞれ合計した合計印刷処理時間「t1X+t3、t2X+t3」を算出する(ステップS708)。
【0065】
更に、印刷要求を受けたプリンタY112においても、プリンタX111と同様に端末I、Jの印刷処理時間「t4」、新規端末との無線通信方式1によるデータ転送時間「t1Y」および無線通信方式2によるデータ転送時間「t2Y」を算出し、合計印刷処理時間「t1Y+t4、t2Y+t4」を算出する(ステップS709)。
【0066】
そして、プリンタX111は合計印刷処理時間「t1X+t3、t2X+t3」を新規端末3に通知るとともに、プリンタY112は合計印刷処理時間「t1Y+t4、t2Y+t4」を新規端末3に通知する(ステップS710)。新規端末3は通知されたプリンタX111の合計印刷処理時間「t1X+t3、t2X+t3」、およびプリンタY112の合計印刷処理時間「t1Y+t4、t2Y+t4」から最小値を判定する(ステップS711)。
【0067】
ここで、「t1X+t3」が最小値の場合、無線通信方式1でプリンタX111と通信することを決定し(ステップS712)、無線通信方式1によるプリンタX111へのデータ転送を開始する(ステップS713)。
【0068】
また、「t2X+t3」が最小値の場合、無線通信方式2でプリンタX111と通信することを決定し(ステップS714)、無線通信方式2によるプリンタX111へのデータ転送を開始する(ステップS715)。
【0069】
また、「t1Y+t4」が最小値の場合、無線通信方式1でプリンタY112と通信することを決定し(ステップS716)、無線通信方式1によるプリンタY112へのデータ転送を開始する(ステップS717)。
【0070】
また、「t2Y+t4」が最小値の場合、無線通信方式2でプリンタY112と通信することを決定し(ステップS718)、無線通信方式2によるプリンタY112へのデータ転送を開始する(ステップS719)。
【0071】
また、プリンタは、新規端末3の要望に合わせて、合計印刷処理時間以外の状況を新規端末3に通知することも可能であり、新規端末3は自機の事情に合った無線通信方式の決定を行うことができる。
【0072】
図8は、本発明に係わる無線通信データ処理装置1が構成する通信環境の第3の実施例を示す図である。
【0073】
図8に示すように、無線通信データ処理装置1は端末K211と端末L212とデータ通信を行うとともに、無線通信データ処理装置1は無線通信データ処理装置のユーザインターフェース部121に端末K211および端末L212と無線通信データ処理装置1との間の無線通信方式の通信状況、ジョブ処理の進捗状況(図8においては、802.11a方式の無線LANにおいて端末Kとデータ通信中で50%処理、802.11b方式の無線LANにおいて端末Lとデータ通信中で30%処理)を表示している。
【0074】
ここで、端末K211は通信開始時に、事前に出力したいファイルサイズ、端末K211のユーザインターフェース出力に必要な情報等(例えば、画面サイズ、表示コード情報)を送信する。無線通信データ処理装置1は受信した端末K211の情報に基づいて予測した処理時間、または通信中のデータ誤り率を算出した結果等を加えたパフォーマンス(残り時間等)状況を端末K211に送信し、端末K211は端末Kのユーザインターフェース部122に受信したパフォーマンス状況(図8においては、端末Kは802.11a方式の無線LANにおけるデータ通信を選択、および現在50%処理)を表示する。
【0075】
なお、端末L212においても端末K211と同様に、事前に出力したいファイルサイズ、端末L212のユーザインターフェース出力に必要な情報等を送信することで、端末Lのユーザインターフェース部123にパフォーマンス状況(図8においては、端末Lは802.11b方式の無線LANにおけるデータ通信を選択、および現在30%処理)を表示することができる。
【0076】
また、パフォーマンス状況を端末に送信するタイミングは一定のサンプリング、またはパフォーマンス状況の変化時でも良く、特に限定しない。
【0077】
ここで、通信開始時に端末より選択した無線通信方式により、試験電波等を送信し、無線通信データ処理装置1にて無線通信方式の通信状況を無線通信データ処理装置のユーザインターフェース部121に表示する。または、試験用のデータを端末より送信し、無線通信データ処理装置1で算出したデータ誤り率より、データ送信のパフォーマンス予測結果を無線通信データ処理装置のユーザインターフェース部121に表示する。そして、ユーザはその結果を見て、その選択した無線通信方式を継続するか判断する。
【0078】
図9は、本発明に係わる無線通信データ処理装置1が構成する通信環境の第4の実施例を示す図である。
【0079】
図9に示すように、無線通信データ処理装置1は端末M213とデータ通信を行うとともに、通信中の無線通信方式の電界強度、データの誤り率、またはデータレート等から現状での通信状況をモニタリングする。予め設定した基準値以下の電界強度、データ誤り率、またHデータレートが一定時間以上にわたり無線通信データ処理装置1で確認された際に、無線通信データ処理装置1は端末M213に転送レートをあげるための指示を端末M213に通知する。
【0080】
具体的には、電界強度が基準値以下である場合は端末M213に対して現在の端末位置の移動またはアンテナの角度変更を指示する。例えば、図9においては、端末Mのユーザインターフェース部124に「端末の角度を変えてください」の指示を表示する。
【0081】
この結果、端末M213の位置を指示内容に対応することで、転送レートの低下を抑止することが可能となる。なお、通知方法に関しては、端末のユーザインターフェース部に文字情報若しくはアニメーション等で表示する以外にも、音声再生機能を持った端末では音声情報として通知してもよい。
【0082】
また、図9において、端末M214がバッテリー駆動を前提とする携帯型の情報端末(例えば、PDAまたはPDC等)である場合、端末M214が無線通信データ処理装置1とのデータ通信を開始する前に、予め無線通信データ処理装置1にデータ内容および端末M213の属性情報(例えば、機器の種類、バッテリー残量等)を送信する。そして、無線通信データ処理装置1は、データの内容と現在のデータ処理状況を基に処理に要する時間を予測し、一定時間上の処理を要する場合は、事前に端末M213にアラームを通知することで、バッテリー切れおよびバッテリー消費負荷を低減する。
【0083】
また、複数の携帯型の情報端末からデータ通信要求がある場合に、バッテリー残量の少ない機器を優先してデータを処理することで端末に対するバッテリー消費負荷を低減できる。
【0084】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、複数の無線通信方式による通信手段を有する無線通信データ処理装置と、同じく複数の無線通信方式による通信手段を有する端末とのデータ通信において、最も効率の良いデータ転送が行える無線通信方式を選択することが可能となるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる無線通信データ処理装置1が構成する通信環境の第1の実施例を示す図である。
【図2】無線通信データ処理装置1における無線通信部4の概略構成の一例を示すブロック図である。
【図3】複数の無線通信方式によるデータ通信を行うことが可能な新規端末3からのデータ通信要求を無線通信データ処理装置1が受けた際に、無線通信データ処理装置1が行う処理手順を示すフローチャートである。
【図4】データ通信を行う無線通信方式を決定する際に、無線通信データ処理装置1と新規端末3とが行う処理手順を具体的に説明する図である。
【図5】本発明に係わる無線通信データ処理装置1が構成する通信環境の第2の実施例を示す図である。
【図6】複数の無線通信方式によるデータ通信を行うことが可能な新規端末3からプリンタが印刷要求を受けた際に、プリンタが行う処理手順を示すフローチャートである。
【図7】新規端末3が最も効率良くデータ転送を行うことが可能なプリンタを決定する際に、プリンタと新規端末3とが行う処理手順を具体的に説明する図である。
【図8】本発明に係わる無線通信データ処理装置1が構成する通信環境の第3の実施例を示す図である。
【図9】本発明に係わる無線通信データ処理装置1が構成する通信環境の第4の実施例を示す図である。
【符号の説明】
1  無線通信データ処理装置
3  新規端末
4  無線通信部
6  無線通信方式1通信部
7  無線通信方式2通信部
8  通信状況解析部
9  通信状況記録部
10  通信状況予測部
51  アンテナA
52  アンテナB
111  プリンタX
112  プリンタY
121  無線通信データ処理装置のユーザインターフェース部
122  端末Kのユーザインターフェース部
123  端末Lのユーザインターフェース部
124  端末Mのユーザインターフェース部
201  端末A
202  端末B
203  端末C
204  端末D
205  端末E
206  端末F
207  端末G
208  端末H
209  端末I
210  端末J
211  端末K
212  端末L
213  端末M

Claims (14)

  1. 少なくとも2つの無線通信方式による通信が可能な無線通信手段と、
    端末から接続要求を受けた際に、該端末が通信可能な無線通信方式を検出する無線通信方式検出手段と、
    前記無線通信方式検出手段で前記端末と少なくとも2つの無線通信方式による通信が可能だと検出した際に、前記無線通信方式の通信状況を検知する通信状況検知手段と、
    既に通信を行っている無線通信方式のアクセス状況を検知するアクセス状況検知手段と、
    前記通信状況検知手段で検知した通信状況と、前記アクセス状況検知手段で検知したアクセス状況とを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段で記憶した通信状況とアクセス状況とに基づき、前記無線通信方式による予測通信状況を予測する予測手段と
    を具備し、
    前記予測手段で予測した予測通信状況を前記端末に通知する
    ことを特徴とする無線通信データ処理装置。
  2. 前記予測手段は、
    前記無線通信方式による前記端末との通信に必要な通信予測時間を算出するデータ通信予測時間算出手段
    を具備することを特徴とする請求項1記載の無線通信データ処理装置。
  3. 前記予測手段は、
    前記端末から送信されるデータの処理を終了するのに必要なデータ処理時間を算出するデータ処理時間算出手段
    を具備することを特徴とする請求項1記載の無線通信データ処理装置。
  4. 前記予測手段で予測された予測通信状況に基づき、特定の端末に対して優先的に通信を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の無線通信データ処理装置。
  5. 前記通信状況検知手段は、
    電界強度、データ誤り率およびデータ転送レートを測定し、
    該測定した電界強度、データ誤り率およびデータ転送レートに基づき、前記通信状況を検知する
    ことを特徴とする請求項1記載の無線通信データ処理装置。
  6. 前記通信状況検知手段および前記アクセス状況検知手段は、
    定期的に前記通信状況および前記アクセス状況を検知し、
    該検知した通信状況およびアクセス状況を前記記憶手段に記憶する
    ことを特徴とする請求項1記載の無線通信データ処理装置。
  7. 前記端末と通信を行っている際に、該通信の転送レートを改善するための指示を送信する
    ことを特徴とする請求項1記載の無線通信データ処理装置。
  8. 少なくとも2つの無線通信方式による通信が可能な無線通信データ処理装置と端末とが行う無線通信方式選択方法において、
    前記無線通信データ処理装置は、
    前記端末から接続要求を受けた際に、該端末が通信可能な無線通信方式を検出し、
    前記端末と少なくとも2つの無線通信方式による通信が可能だと検出した場合、該検出した無線通信方式の通信状況を検知するとともに、既に通信を行っている無線通信方式のアクセス状況を検知し、該検知した通信状況とアクセス状況とに基づき、該無線通信方式毎の今後の予測通信状況を予測し、該予測した予測通信状況を前記端末に通知し、
    前記端末は、
    前記予測状況に基づいて使用する無線通信方式を決定する
    ことを特徴とする無線通信方式選択方法。
  9. 前記無線通信データ処理装置は、前記無線通信方式による前記端末との通信に必要な通信予測時間を算出し、該算出した通信予測時間を前記端末に通知し、
    前記端末は、前記通信予測時間に基づいて使用する無線通信方式を決定する
    ことを特徴とする請求項8記載の無線通信方式選択方法。
  10. 前記無線通信データ処理装置は、前記端末から送信されるデータの処理を終了するのに必要なデータ処理時間を算出し、該算出したデータ処理時間を前記端末に通知し、
    前記端末は、前記データ処理時間に基づいて使用する無線通信方式を決定する
    ことを特徴とする請求項8記載の無線通信方式選択方法。
  11. 前記予測通信状況に基づき、特定の端末に対して優先的に通信を行う
    ことを特徴とする請求項8記載の無線通信方式選択方法。
  12. 前記通信状況を検知する際に、電界強度、データ誤り率およびデータ転送レートを測定し、該測定した電界強度、データ誤り率およびデータ転送レートに基づき、該通信状況を検知する
    ことを特徴とする請求項8記載の無線通信方式選択方法。
  13. 定期的に前記通信状況および前記アクセス状況を検知し、
    該検知した通信状況およびアクセス状況を記憶し、
    前記端末は、前記定期的に検知した通信状況およびアクセス状況に基づき、使用する無線通信方式を決定する
    ことを特徴とする請求項8記載の無線通信方式選択方法。
  14. 前記端末と通信を行っている際に、該通信の転送レートを改善するための指示を送信する
    ことを特徴とする請求項8記載の無線通信方式選択方法。
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