JP2004110231A - プラント運転支援装置 - Google Patents

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Yukihiro Usui
碓井 幸博
Gakuo Mori
森 岳夫
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Abstract

【課題】運転員の運転操作の確認や判断をし易くし、適正にプラントの運転操作を行うことができるプラント運転支援装置を提供することである。
【解決手段】第1の運転支援手段は、プラントの監視制御信号を入力しプラント状態に応じた運転操作のガイダンスを演算し、表示装置にプラントの運転操作のガイダンスおよび現時点の監視制御信号値を表示する。また、第2の運転支援手段は、第1の運転支援手段からプラントの監視制御信号および運転操作のガイダンスを入力し運転履歴データとして保存する。そして、表示・操作装置は、第1の運転支援手段から得られる現在の監視制御信号値と共に第2の運転支援手段に保存された運転履歴データを表示する。これにより、運転員は過去の実際の運転操作による運転履歴データを比較データとして参照することが可能となる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プラント監視制御システムを用いてプラントの運転操作する際に、運転操作に関わる情報を提供するプラント運転支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
プラント運転支援装置は、プラント監視制御システムを用いて運転操作を行う際に、プラント機器の監視制御信号の表示や操作ガイダンス等の情報を運転員に提供し、運転員による運転操作の支援を行うものである。これにより、運転員は安全かつ効率的な運転ができるようになる。
【0003】
図4は従来のプラント運転支援装置の構成図である。プラント運転支援装置は、プラント11の監視制御信号を入力しプラント状態に応じた運転操作のガイダンスを演算する運転支援手段12と、運転支援手段12で演算されたプラント11の運転操作のガイダンスおよび現時点の監視制御信号値を表示する表示装置13とから構成される。
【0004】
プラント11からの監視制御信号は、センサ信号やリミットスイッチ信号等の各種監視信号およびプラント機器動作時に発生する各種制御信号等であり、運転支援手段12の監視制御信号入力手段14に入力される。そして、運転支援手段12の内部で取り扱う信号に変換され、プラント状態判定手段15および表示データ保存手段16に入力される。
【0005】
プラント状態判定手段15は、監視制御信号入力手段14で入力された監視制御信号に基づいてプラント状態を判定し、現在のプラント状態で操作すべき運転操作を運転手順データ保存手段17の運転手順データに基づいて判断する。運転手順データ保存手段17には、予め決められた運転手順データが保存されており、例えば、ある運転操作を行う場合の監視制御信号の条件値、ロジック式と制御対象、制御信号値、表示ガイダンス番号等が記憶されている。そして、その運転操作を行ったことに伴い監視制御信号が変化するので、新たなプラント状態となり、そのプラント状態で新たな条件を満たす運転操作が特定される。このように運転操作を行う場合の条件と運転操作が運転手順データとして保存されている。
【0006】
そして、現在のプラント状態で操作すべき運転員の運転操作がある場合は、ガイダンスデータ保存手段18内の該当ガイダンスデータの抽出を行い、抽出したガイダンスを表示データ保存手段16へ出力する。ガイダンスデータ保存手段18はプラント運転に必要な操作内容を運転員に通知するためのメッセージデータ等が保存されている。
【0007】
表示データ保存手段16は、監視制御信号入力手段14の監視制御信号およびプラント状態判定手段15にて決定されたガイダンスデータを入力し、これらを表示データ編集手段19へ出力する。表示データ編集手段19はこれらを表示装置13への表示データに変換し表示要求を行う。これにより、表示装置13には現時点の監視制御信号および操作ガイダンスが表示され、運転員にこれらの情報を提供する。
【0008】
ここで、プラントの運転手順には人間系が介在しなければならない部分が存在し、その部分では、次の運転操作を進めてよいか否かの判断や確認を行い、その後に運転操作を行うようにしている。特に、運転操作でプラント状態が変化し、その結果が監視制御信号値に反映され、その値が目標値に到達することで次の操作を行うというものが代表的であり、タービン通気操作や発電機の系統併入操作等がこれである。また、プラントの異常が発生したときは必ずといっていいほど人間系の判断が必要になってくる。
【0009】
このように、従来のプラント運転支援装置では、プラントの運転中、現在のプラント機器のプロセス信号や制御信号等の監視制御信号の値を入力し、表示装置13に表示を行うようにしている。そして、同時にそれら信号値の条件で運転手順を決定し、運転手順が決定されるとその手順に従って、操作ガイダンスメッセージの表示を行うようにしている。運転員はこれらの情報を確認しながら操作を実施し、プラント運転の支援を行うようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来のプラント運転支援装置では、監視制御信号の値を表示装置13に表示しているが、監視制御信号値をその目標値に設定する運転操作において、目標値は定義されていても目標値までに変化させる度合いが定義されていない場合には、運転員の感覚に頼った操作となる。従って、効率的な運転操作になっていない場合がある。
【0011】
また、監視制御信号には固有のノイズを伴うものがあるが、その監視制御信号の監視が必要な場合、特に運転操作に慣れていない運転員にはそのノイズが異常を示すものかどうかの判断がつきにくいので、適切な運転操作を行うことができない場合がある。また、運転操作によっては、その変化が現れるまで時間を要するものがあり、複数の操作が必要な場合に抜けがあったとしても気づくまでに時間がかかる場合がある。
【0012】
本発明の目的は、過去の実際の運転操作あるいは模擬運転による運転履歴データを比較データとして提示し、運転員の運転操作の確認や判断をし易くし、適正にプラントの運転操作を行うことができるプラント運転支援装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明に係るプラント運転支援装置は、プラントの監視制御信号を入力しプラント状態に応じた運転操作のガイダンスを演算する第1の運転支援手段と、前記第1の運転支援手段で演算されたプラントの運転操作のガイダンスおよび現時点の監視制御信号値を表示する表示装置と、前記第1の運転支援手段からプラントの監視制御信号および運転操作のガイダンスを入力し運転履歴データとして保存する第2の運転支援手段と、前記第1の運転支援手段から得られる現在の監視制御信号値と共に前記第2の運転支援手段に保存された運転履歴データを表示する表示・操作装置とを備えたことを特徴とする。
【0014】
請求項1の発明に係るプラント運転支援装置においては、第1の運転支援手段は、プラントの監視制御信号を入力しプラント状態に応じた運転操作のガイダンスを演算し、表示装置にプラントの運転操作のガイダンスおよび現時点の監視制御信号値を表示する。また、第2の運転支援手段は、第1の運転支援手段からプラントの監視制御信号および運転操作のガイダンスを入力し運転履歴データとして保存する。そして、表示・操作装置は、第1の運転支援手段から得られる現在の監視制御信号値と共に第2の運転支援手段に保存された運転履歴データを表示する。これにより、運転員は過去の実際の運転操作による運転履歴データを比較データとして参照することが可能となり、適正にプラントの運転操作を行うことができる。
【0015】
請求項2の発明に係るプラント運転支援装置は、請求項1の発明において、前記第2の運転支援手段に保存された運転履歴データのある時点のデータを初期データとしてプラントの模擬演算を行い模擬運転履歴データを出力するプラント模擬装置を設け、前記第2の運転支援手段は前記プラント模擬装置からの模擬運転履歴データを入力して保存し、前記表示・操作装置は前記第1の運転支援手段から得られる現在の監視制御信号値と共に前記第2の運転支援手段に保存された模擬運転履歴データを表示することを特徴とする。
【0016】
請求項2の発明に係るプラント運転支援装置においては、請求項1の発明の作用に加え、第2の運転支援手段はプラント模擬装置からの模擬運転履歴データを入力して保存する。表示・操作装置は第1の運転支援手段から得られる現在の監視制御信号値と共に第2の運転支援手段に保存された模擬運転履歴データを表示する。これにより、運転員はプラント模擬装置による模擬運転履歴データを比較データとして参照することが可能となり、適正にプラントの運転操作を行うことができる。
【0017】
請求項3の発明に係るプラント運転支援装置は、請求項1または請求項2の発明において、前記第2の運転支援手段は、前記表示・操作装置により運転履歴データまたは模擬運転履歴データの抽出範囲が指定されたときは、指定された抽出範囲の運転履歴データまたは模擬運転履歴データを前記表示・操作装置に表示することを特徴とする。
【0018】
請求項3の発明に係るプラント運転支援装置においては、請求項1または請求項2の発明の作用に加え、第2の運転支援手段は、表示・操作装置により運転履歴データまたは模擬運転履歴データの抽出範囲が指定されたときは、指定された抽出範囲の運転履歴データまたは模擬運転履歴データを表示・操作装置に表示する。これにより、例えばプラント運転中にトレンドグラフ等で監視制御信号を表示させている場合に、表示データの抽出範囲として、表示中のトレンド時間幅に合わせた部分の運転履歴データまたは模擬運転履歴データが表示可能となる。
【0019】
請求項4の発明に係るプラント運転支援装置は、請求項1または請求項2の発明において、前記第1の運転支援手段の前記表示装置への表示データと同期をとって対応する運転履歴データまたは模擬運転履歴データを順次読み出し前記表示・操作装置に表示することを特徴とする。
【0020】
請求項4の発明に係るプラント運転支援装置においては、請求項1または請求項2の発明の作用に加え、前記第2の運転支援手段は、第1の運転支援手段の前記表示装置への表示データと同期をとって対応する運転履歴データまたは模擬運転履歴データを順次読み出し表示・操作装置に表示する。これにより、現時点のプラント運転の監視制御信号値と運転履歴データまたは模擬運転履歴データの同時期の監視制御信号値の比較が容易となる。
【0021】
請求項5の発明に係るプラント運転支援装置は、請求項3または請求項4の発明において、前記第2の運転支援手段は、前記第1の運転支援手段で判定されたプラント状態に応じた運転履歴データまたは模擬運転履歴データを選択して前記表示・操作装置に表示することを特徴とする。
【0022】
請求項5の発明に係るプラント運転支援装置においては、請求項3または請求項4の発明の作用に加え、第2の運転支援手段は、第1の運転支援手段で判定されたプラント状態に応じた運転履歴データまたは模擬運転履歴データを選択して表示・操作装置に表示する。これにより、現在のプラント状態に最も近い運転履歴データまたは模擬運転履歴データを自動選択でき比較データとしての精度が高まる。
【0023】
請求項6の発明に係るプラント運転支援装置は、前記プラント模擬装置は、現時点の監視制御信号を初期値として実時間より高速な模擬演算を行い監視制御信号の予測値を求め、前記表示・操作装置に表示することを特徴とする。
【0024】
請求項6の発明に係るプラント運転支援装置においては、請求項2の発明において、プラント模擬装置は、現時点の監視制御信号を初期値として実時間より高速な模擬演算を行い監視制御信号の予測値を求め、表示・操作装置に表示する。これにより、プラント運転中に運転履歴データおよび模擬運転履歴データにも存在しないパターンが発生した場合に、現時点からの高速模擬を行い、新たに模擬運転履歴データとして作成することによって、それ以降の監視制御信号の変化予測が可能となる。
【0025】
請求項7の発明に係るプラント運転支援装置は、請求項4の発明において、前記第2の運転支援手段は、前記第1の運転支援手段の監視制御信号値と前記運転履歴データまたは前記模擬運転履歴データとを前記表示・操作装置に並列表示することを特徴とする。
【0026】
請求項7の発明に係るプラント運転支援装置においては、請求項4の発明の作用に加え、第2の運転支援手段は、第1の運転支援手段の監視制御信号値と運転履歴データまたは模擬運転履歴データとを表示・操作装置に並列表示する。これにより、運転中の現監視制御信号値と運転履歴データまたは模擬運転履歴データとを同一のトレンドグラフ内に重ねて表示させたり、デジタル表示でも並べて表示させることにより効率的な比較や確認が可能となる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明の第1の実施の形態に係るプラント運転支援装置の構成図である。この第1の実施の形態は図4に示した従来例に対し、運転支援手段12を第1の運転支援手段12Aとし、第2の運転支援手段12Bおよび表示・操作装置20を追加して設けたものである。第2の運転支援手段12Bは、第1の運転支援手段12Aからプラント11の監視制御信号および運転操作のガイダンスを入力し運転履歴データとして保存し、表示・操作装置20は、第1の運転支援手段12Aから得られる現在の監視制御信号値と共に第2の運転支援手段12Bに保存された運転履歴データを表示するようにしたものである。
【0028】
第1の運転支援手段12Aはプラント11の監視制御信号を入力しプラント状態に応じた運転操作のガイダンスを演算し、表示装置13に出力するものであり、プラント11からの監視制御信号は、第1の運転支援手段12Aの監視制御信号入力手段14に入力され、プラント状態判定手段15および表示データ保存手段16に入力される。プラント状態判定手段15は、監視制御信号入力手段14で入力された監視制御信号に基づいてプラント状態を判定し、現在のプラント状態で操作すべき運転操作を運転手順データ保存手段17の運転手順データに基づいて判断する。
【0029】
そして、現在のプラント状態で操作すべき運転員の運転操作がある場合は、ガイダンスデータ保存手段18内の該当ガイダンスデータの抽出を行い、抽出したガイダンスを表示データ保存手段16へ出力する。表示データ保存手段16は、監視制御信号入力手段14の監視制御信号およびプラント状態判定手段15にて決定されたガイダンスデータを入力し、これらを表示データ編集手段19へ出力する。表示データ編集手段19はこれらを表示装置13への表示データに変換し表示要求を行う。これにより、表示装置13には現時点の監視制御信号および操作ガイダンスが表示され、運転員にこれらの情報を提供する。
【0030】
次に、第2の運転支援手段12Bは、第1の運転支援手段12Aからプラント11の監視制御信号および運転操作のガイダンスを入力し運転履歴データとして保存するものであり、運転履歴データ保存手段21は、第1の運転支援手段12Aの表示データ編集手段19からプラント11の監視制御信号値やガイダンスメッセージ等の表示データを所定の保存開始および停止タイミングにて収集保存する。この場合、保存開始から停止までのデータを1つのパターンとし、複数のパターンのデータが保存できるものとなっている。
【0031】
保存の開始や停止タイミングは表示・操作装置20から運転員により指定する。例えば、一定周期(250ms)あるいは表示データの変化の都度、そのときの時刻と共に監視制御信号値およびガイダンスメッセージを収集し保存したり、保存開始/停止要求で即座に保存開始/停止を実行する指定や、保存開始/停止のトリガー信号条件の指定等がある。トリガー信号条件の指定としては、例えば、給水ポンプの起動操作信号のONから給水タンク量50%となるまでといった指定が可能である。
【0032】
このように、運転履歴データ保存手段21に保存するデータは、実際の運転による実績データとなり、特にベテラン運転員が操作した結果を保存することにより、運転手本データとすることができる。これにより、後の再生表示データの比較データとして、より有効に活用できるものとなる。
【0033】
プラント状態保存手段22は、第1の運転支援手段12Aのプラント状態判定手段15で使用するプラントの状態判定データを一定周期(例えば250ms)で収集し更新保存する。プラントの状態判定データは、例えば、原子力プラントの場合、発電機出力、タービン回転数、主蒸気流量、主蒸気加減弁開度、原子炉圧力、炉心流量、原子炉水温度、出力領域中性子束、給水流量、復水器真空度などである。
【0034】
運転履歴データ自動選択手段23は、運転履歴データ保存手段21に保存された運転履歴データを選択して取り出すものであり、表示・操作装置20から指定して取り出す場合と自動的に取り出す場合とがある。表示・操作装置20から指定して取り出す場合には、運転員の要求により表示・操作操作装置30から、予め保存されている運転履歴データを任意に選択して取り出す。
【0035】
一方、自動的に取り出す場合には、運転履歴自動選択手段23はプラント状態保存手段22のプラントの状態判定データと、運転履歴データ保存手段21に保存されている運転履歴データのプラントの状態判定データとの比較を一定周期(例えば1s)で行い、その差が一定範囲内(例えば、状態判定データの±2%以内)であれば、自動的に該当する運転履歴データを選択して取り出す。
【0036】
次に、運転履歴データ範囲指定抽出手段24は、運転履歴データ自動選択手段23で選択された運転履歴データ内の抽出範囲を、表示・操作装置20で時刻あるいはトリガー信号条件を指定して、指定範囲内のデータを抽出する。抽出した運転履歴データは再生表示用データとして再生表示データ保存手段25に送られる。
【0037】
運転履歴データ同期抽出手段26は、第1の運転支援手段12Aの表示データ編集手段19が現在値を再生表示データ保存手段25に保存するタイミングに合わせて運転履歴データを逐次抽出する。抽出の範囲は運転履歴データ範囲指定抽出手段24と同様に、時刻あるいはトリガー信号条件で表示・操作装置20より指定する。
【0038】
再生表示データ保存手段25は、表示・操作装置20への再生表示データを一時保存するものであり、ここには、第1の運転支援手段12Aからの表示データ(現在値データ)と運転履歴データ(比較値データ)とが保存される。
【0039】
再生表示データ編集手段27は、再生表示データ保存手段25の表示データを運転員の要求に従って再生表示用に編集する。現在値データと比較値データとをトレンドグラフ形式(時間幅の指定、同一画面に重ね表示などが可能)、デジタル値表示形式(並記表示可能)に編集し表示・操作装置20へ出力する。
【0040】
次に、第1の実施の形態の動作を説明する。第2の運転支援手段12Bの運転履歴データ保存手段21に運転履歴データとして運転手本データを保存すべく、ベテラン運転員によりプラントの運転を行う。すなわち、運転員は、第1の運転支援手段12Aの演算結果(監視制御信号値およびガイダンス)の表示装置13への表示に従い、従来のプラント運転支援装置と同様に運転支援の提供を受けながらプラントの運転を行う。
【0041】
そして、運転中の任意の時点で、第2の運転支援手段12Bの表示・操作装置20から第1の運転支援手段12Aの表示データ編集手段19に運転履歴データの保存要求を行う。保存要求の受け付けあるいは保存開始条件が成立すると、第1の運転支援手段12Aの表示データ編集手段19が運転履歴データを運転履歴データ保存手段21へ逐次保存する。運転履歴データの保存は保存停止要求あるいは保存停止条件が成立するまで続けられる。以上の操作で運転履歴データが運転比較データとして第2の運転支援手段12Bの運転履歴データ保存手段21に保存される。
【0042】
次に、プラント11の運転を行う際は、第2の運転支援手段12Bの表示・操作装置20にて運転履歴データから運転パターンの選択条件を運転履歴データ自動選択手段23に出力し、抽出条件を運転履歴データ範囲指定抽出手段24または運転履歴データ同期抽出手段26に出力し指定する。
【0043】
第1の運転支援手段12Aのプラント状態判定手段15は、プラント状態データを逐次第2の運転支援手段12Bのプラント状態保存手段22に逐次更新保存する。運転履歴データ自動選択手段23は、指定された選択条件に従って運転履歴データからの運転パターンデータを選択する。このとき、自動選択が指定されていれば、プラント状態保存手段22の現在のプラント状態に従って最適な運転パターンの運転履歴データが選択され、運転履歴データ範囲指定抽出手段24および運転履歴データ同期抽出手段26に通知する。
【0044】
運転履歴データ同期抽出手段26は、抽出条件成立から選択されている履歴データ内データを順次読み出し、再生表示データ保存手段25に送信する。このとき、第1の運転支援手段12Aでは、従来と同様、監視制御信号およびガイダンスメッセージ等が表示装置13に表示されており、同じものが表示データ編集手段19を介して第2の運転支援手段12Bの再生表示データ保存手段25にも出力される。すなわち、このとき、再生表示データ保存手段25には上記2種類の表示データが存在している。
【0045】
再生表示データ編集手段27は、再生表示データ保存手段25の2種類(現プラント運転データと過去に保存された運転履歴データ)のデータを表示・操作装置20へ送信する。表示・操作装置20は、受け取った2種類のデータを同時に表示することで運転員は現プラントデータと過去に保存された運転履歴データとを比較しながらの運転が可能となる。
【0046】
一方、運転履歴データ範囲指定抽出手段24により抽出されたデータは、現在の運転進行とは直接的に関係なく、選択された運転履歴データの指定抽出範囲のデータを全て再生表示データ保存手段25に送信する。再生表示データ編集手段27は、このときの再生表示データ保存手段25のデータの全ての表示を行う。すなわち、これは、グラフ表示を例にとると、指定範囲におけるデータの変化推移の確認やこれからの変化予測が可能となる。
【0047】
第1の実施の形態によれば、第2の運転支援手段12Bにより過去の運転履歴データを現在の運転データと共に表示するので、運転員は過去の運転履歴データとの比較が容易にでき、より適切な運転支援を提供できる。
【0048】
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。図2は本発明の第2の実施の形態に係るプラント運転支援装置の構成図である。この第2の実施の形態は図1に示した第1の実施の形態に対し、第2の運転支援手段12Bに保存された運転履歴データのある時点のデータを初期データとしてプラントの模擬演算を行い模擬運転履歴データを出力するプラント模擬装置28を追加して設けたものである。
【0049】
そして、第2の運転支援手段12Bはプラント模擬装置28からの模擬運転履歴データを入力して保存し、表示・操作装置20は第1の運転支援手段12Aから得られる現在の監視制御信号値と共に第2の運転支援手段12Bに保存された模擬運転履歴データを表示する。これにより、運転員はプラント模擬装置による模擬運転履歴データを比較データとして参照することが可能となり、適正にプラントの運転操作を行うことができるようにしたものである。図1に示した第1の実施の形態と同一要素には同一符号を付し重複する説明は省略する。
【0050】
図2において、第2の運転支援手段12Bはプラント模擬装置28で模擬された模擬運転履歴データを保存する模擬運転履歴データ保存手段29を有している。プラント模擬装置28の初期データ入力手段30は、模擬表示・操作卓31からの運転員の要求により、第2の運転支援手段12Bの運転履歴データ保存手段21からプラント模擬用の初期データとして運転履歴データを入力しプラント模擬手段32に出力する。プラント模擬手段32は、入力された初期データを使ってプラント11を模擬し模擬プラントとして模擬演算を実行する。
【0051】
模擬データ出力手段33は、模擬演算された模擬データを模擬運転履歴データとして、第2の運転支援手段12Bの模擬運転履歴データ保存手段29に出力する。出力される模擬運転履歴データは、第1の運転支援手段12Aの運転履歴データと同じ構成である。
【0052】
模擬スピード変更手段34は模擬演算の演算スピードを制御するものであり、実時間と同等または実時間より高速で模擬演算を行えるようになっている。通常、演算スピードは、実時間レベル(例えば250ms周期)で模擬プラントの結果と同じものになるよう調整されている。一方、将来の状態を模擬する場合には、例えば2倍の演算スピード(125ms周期)で演算させる。これにより、半分の時間で模擬演算結果が出力されることとなり、将来の予測値を模擬できる。
【0053】
模擬表示・操作卓31は、プラント模擬装置28の模擬運転操作、模擬結果の表示およびプラント模擬装置28に対する操作(例えば、模擬の開始/停止、スピードの変更などの要求)を行うために使用される。
【0054】
次に、第2の実施の形態の動作を説明する。プラント模擬装置28は、プラント11の運転とは関係なく模擬運転が可能であり、必要に応じて模擬表示・操作卓31からの運転員の要求により模擬演算を行う。模擬表示・操作卓31からの模擬演算の要求があると、初期データ入力手段30は、模擬表示・操作卓31で選択された運転履歴データを初期値として運転履歴データ保存手段21から取り出しプラント模擬手段32へ送信する。プラント模擬手段32は、模擬運転の開始要求で初期データ入力手段30が取り出した初期値から、模擬表示・操作卓31の運転操作に従って模擬演算を行い、その演算結果を定期的に模擬データ出力手段33に送信する。
【0055】
模擬データ出力手段33は、模擬運転データを第2の運転支援手段12Bの模擬運転履歴データ保存手段29に逐次保存する。模擬運転データの保存は、運転履歴データと同様に、保存開始要求あるいは保存開始条件成立から停止要求あるいは停止条件成立まで続けられる。
【0056】
模擬スピード変更手段34は、プラント模擬手段32での模擬演算の演算スピードを変更するもので、模擬表示・操作卓31からの模擬運転の開始要求時に指定される。この模擬スピード変更手段34により実際の運転では不可能な短時間による運転結果データを得ることが可能となる。以上の操作で模擬運転履歴データが運転比較データとして模擬運転履歴データ保存手段29に保存される。
【0057】
次に、模擬運転履歴データを運転比較データとして用いながらプラント11の運転を行う際は、第2の運転支援手段12Bの表示・操作装置20にて模擬運転履歴データからの運転パターン選択し、選択条件および抽出条件を指定する。第1の運転支援手段12Aのプラント状態判定手段15はプラント状態データを逐次第2の運転支援手段のプラント状態保存手段に逐次更新保存する。運転履歴データ自動選択手段23は、指定された条件に従って模擬運転履歴データ保存手段29から模擬運転履歴データの運転パターンデータを選択する。このとき、運転履歴データ自動選択手段23が自動選択が指定されていれば、プラント状態保存手段22の現在のプラント状態に従って最適な運転パターンの模擬運転履歴データが選択され、運転履歴データ範囲指定抽出手段24および運転履歴データ同期抽出手段26に通知する。
【0058】
運転履歴データ同期抽出手段26は、抽出条件成立から選択されている模擬運転履歴データ内のデータを順次読み出し、再生表示データ保存手段25に送信する。このとき、第1の運転支援手段12Aでは、従来と同様に、監視制御信号およびガイダンスメッセージ等が表示装置13に表示されており、同じものが表示データ編集手段19を介して第2の運転支援手段12Bの再生表示データ保存手段25にも出力される。すなわち、このとき、再生表示データ保存手段25には上記2種類のデータ(現プラント運転データと模擬運転履歴データ)が存在している。
【0059】
再生表示データ編集手段27は、再生表示データ保存手段25の2種類(現プラント運転データと模擬運転履歴データ)のデータを表示・操作装置20へ送信する。表示・操作装置20が受け取った2種類のデータを同時に表示することで運転員は現プラントデータと模擬運転履歴データとを比較しながらの運転が可能となる。
【0060】
この第2の実施の形態によれば、プラント11を模擬プラントとするプラント模擬装置28を設け、このプラント模擬装置28にて生成される模擬運転履歴データを保存すると共に、表示・操作装置20からの要求操作に従って模擬運転履歴データの再生表示を行うので、運転員は模擬運転履歴データとの比較が容易にでき、より適切な運転支援を提供できる。この場合、実際の運転では不可能な短時間による運転結果データを得ることができるので、将来の予測値を模擬でき、より適切な運転支援を提供できる。
【0061】
以上の説明では、プラント運転支援装置を実際のプラント11に接続して使用する場合について説明したが、図3に示すように、運転訓練装置35に接続して使用するようにしてもよい。この場合には、プラント運転支援装置を用いたプラント運転の訓練が適切に行える。
【0062】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、プラントの運転中に現状態の監視制御信号値と同条件のプラント状態の過去の運転履歴データあるいは模擬運転履歴データとを比較しながら運転することができるので、適切な運転支援を行うことができる。例えば、運転員が代わったとしても、個々の運転員の感覚に頼らない操作が可能となり効率的な運転が可能となる。また、監視制御信号の変化による異常判断に注目した場合、現在と過去の信号変化とを比較することにより、違いがすぐわかり早目の判断や対応が可能となる。また、現時点からの先の信号変化の予測結果を比較表示できるので、より確実な運転操作が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1の実施の形態に係るプラント運転支援装置に構成図である。
【図2】図2は、本発明の第2の実施の形態に係るプラント運転支援装置の構成図である。
【図3】図3は、図2のプラントに代えて運転訓練装置に接続して使用する場合のプラント運転支援装置の構成図である。
【図4】図4は、従来のプラント運転支援装置の構成図である。
【符号の説明】
11…プラント、12…運転支援手段、12A…第1の運転支援手段、12B…第2の運転支援手段、13…表示装置、14…監視制御信号入力手段、15…プラント状態判定手段、16…表示データ保存手段、17…運転手順データ保存手段、18…ガイダンスデータ保存手段、19…表示データ編集手段、20…表示・操作装置、21…運転履歴データ保存手段、22…プラント状態保存手段、23…運転履歴自動選択手段、24…運転履歴データ範囲指定抽出手段、25…再生表示データ保存手段、26…運転履歴データ同期抽出手段、27…再生表示データ編集手段、28…プラント模擬手段、29…模擬運転履歴データ保存手段、30…初期データ入力手段、31…模擬表示・操作卓、32…プラント模擬手段、33…模擬データ出力手段、34…模擬スピード変更手段、35…運転訓練装置

Claims (7)

  1. プラントの監視制御信号を入力しプラント状態に応じた運転操作のガイダンスを演算する第1の運転支援手段と、前記第1の運転支援手段で演算されたプラントの運転操作のガイダンスおよび現時点の監視制御信号値を表示する表示装置と、前記第1の運転支援手段からプラントの監視制御信号および運転操作のガイダンスを入力し運転履歴データとして保存する第2の運転支援手段と、前記第1の運転支援手段から得られる現在の監視制御信号値と共に前記第2の運転支援手段に保存された運転履歴データを表示する表示・操作装置とを備えたことを特徴とするプラント運転支援装置。
  2. 前記第2の運転支援手段に保存された運転履歴データのある時点のデータを初期データとしてプラントの模擬演算を行い模擬運転履歴データを出力するプラント模擬装置を設け、前記第2の運転支援手段は前記プラント模擬装置からの模擬運転履歴データを入力して保存し、前記表示・操作装置は前記第1の運転支援手段から得られる現在の監視制御信号値と共に前記第2の運転支援手段に保存された模擬運転履歴データを表示することを特徴とする請求項1記載のプラント運転支援装置。
  3. 前記第2の運転支援手段は、前記表示・操作装置により運転履歴データまたは模擬運転履歴データの抽出範囲が指定されたときは、指定された抽出範囲の運転履歴データまたは模擬運転履歴データを前記表示・操作装置に表示することを特徴とする請求項1または請求項2記載のプラント運転支援装置。
  4. 前記第2の運転支援手段は、前記第1の運転支援手段の前記表示装置への表示データと同期をとって対応する運転履歴データまたは模擬運転履歴データを順次読み出し前記表示・操作装置に表示することを特徴とする請求項1または請求項2記載のプラント運転支援装置。
  5. 前記第2の運転支援手段は、前記第1の運転支援手段で判定されたプラント状態に応じた運転履歴データまたは模擬運転履歴データを選択して前記表示・操作装置に表示することを特徴とする請求項3または請求項4記載のプラント運転支援装置。
  6. 前記プラント模擬装置は、現時点の監視制御信号を初期値として実時間より高速な模擬演算を行い監視制御信号の予測値を求め、前記表示・操作装置に表示することを特徴とする請求項2記載のプラント運転支援装置。
  7. 前記第2の運転支援手段は、前記第1の運転支援手段の監視制御信号値と前記運転履歴データまたは前記模擬運転履歴データとを前記表示・操作装置に並列表示することを特徴とする請求項4記載のプラント運転支援装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008269267A (ja) * 2007-04-20 2008-11-06 Mitsubishi Electric Corp プラント運転支援システム
WO2010137165A1 (ja) * 2009-05-29 2010-12-02 新日本製鐵株式会社 技術管理装置及び技術管理方法
JP2012221460A (ja) * 2011-04-14 2012-11-12 Nippon Steel Corp 監視操作システム、トラッキング支援装置およびトラッキング支援方法

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