JP2004109542A - 同時両面画像形成装置 - Google Patents

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古屋 政治
Mitsuru Takahashi
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Abstract

【課題】処理効率のよい同時両面画像形成装置を提供する。
【解決手段】一次像担持装置Eと二次像担持装置Fをそなえた両面同時画像形成プリンタにおいて、二次像担持装置Fの二次像担持体30上の第1のフルカラー画像(第1の画像)を記録媒体Pに転写する位置を一次転写位置Tr1とし、二次クリーニング手段(クリーニング手段)35のブレード(クリーニング部材)35aが二次像担持体30に接触する位置をクリーニング位置Erとする。そして、二次像担持体30の搬送方向eに沿ったクリーニング位置Erから一次転写位置Tr1までの距離Lとをダブルレターサイズの長辺より長くする。
【選択図】    図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、一次像担持体上に担持する第1の画像を一次転写位置で二次像担持体に転写した後、前記一次像担持体上に別途第2の画像を担持し、前記第2の画像を前記一次転写位置にて、また、前記第1の画像を二次転写位置にてそれぞれ転写して記録媒体の両面に画像を形成するプリンタ、ファクシミリ、複写機などの同時両面画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の同時両面画像形成装置は、作像手段で形成された第1の画像を転写されて担持する一次像担持体を備える一次像担持装置、一次像担持体で担持された第1の画像を転写されて担持する二次像担持体を備える二次像担持装置、その第1の画像を一次転写位置にて記録媒体の表面に転写するとともに、作像手段で別途形成され二次像担持体に担持された第2の画像を二次転写位置にて記録媒体の裏面に転写し、記録媒体の両面に転写された画像を定着させる定着装置などをそなえる。そして、二次像担持装置には、複数のローラとそれらに掛け回されたベルト状の二次像担持体、二次像担持体に担持された画像を用紙などの記録媒体に静電的に転写する二次転写手段、転写後、二次像担持体に残る転写残留トナーを除去するクリーニング手段などをそなえる。
【0003】
この同時両面画像形成装置を用いて画像を記録媒体の両面に同時に形成するときは、作像手段で形成した第1の画像を一次像担持体に転写した後、一次転写位置にて一次像担持体が二次像担持体に転写する。その後、作像手段で第2の画像を形成して一次像担持体に転写する。
【0004】
そして、一次転写位置で記録媒体の表面に一次像担持体が担持する第2の画像を転写した後、二次転写位置で記録媒体の裏面に二次像担持体が担持する第1の画像を転写する。その後、定着装置にて記録媒体に転写された第1の画像と第2の画像をそれぞれ定着させて装置外へ排出する。
【特許文献1】
特開2000−352889号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような従来の同時両面画像形成装置では、二次像担持体のベルト長さが従来汎用されている記録媒体のサイズの中で最大のA3サイズ(長辺寸法420mm、短辺寸法297mm)の長辺寸法である420mm程度に形成されていたため、レターサイズ(長辺寸法約280mm、短辺寸法約216mm)の2つの画像を、二次像担持体上にレターサイズの短辺方向に並べて同時に形成することができなかった。そのため、複数のレターサイズの画像を出力するには、二次像担持体上に画像を1つずつ形成して処理していた。したがって、画像形成の処理効率が悪いという問題があった。
【0006】
そこで、この発明の第1の目的は、処理効率のよい同時両面画像形成装置を提供することにある。
【0007】
この発明の第2の目的は、乱れのない鮮明な画像が得られる同時両面画像形成装置を提供することにある。
【0008】
この発明の第3の目的は、耐久性のある同時両面画像形成装置を提供することにある。
【0009】
この発明の第4の目的は、記録媒体に正確に画像形成することにある。
【0010】
この発明の第5の目的は、コンパクトな同時両面画像形成装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
そのため、請求項1に記載の発明は、上述した第1の目的を達成すべく、一次像担持体上に担持する第1の画像を一次転写位置で二次像担持体に転写した後、前記一次像担持体上に別途第2の画像を担持し、前記第2の画像を前記一次転写位置にて、また、前記第1の画像を二次転写位置にてそれぞれ転写して記録媒体の両面に画像を形成する同時両面画像形成装置において、前記二次像担持体の搬送方向に沿った長さをダブルレターサイズの長辺より長くすることを特徴とする。
【0012】
請求項2に記載の発明は、上述した第2の目的を達成すべく、請求項1に記載の画像形成装置において、前記二次像担持体上の転写残留トナーを除去するクリーニング手段のクリーニング部材をクリーニング位置で前記二次像担持体に対して接離自在とするとともに、前記二次像担持体の搬送方向に沿った前記クリーニング位置から前記一次転写位置または前記二次転写位置のうち前記記録媒体に最初に転写する位置までの距離をLとするとき、その距離Lをダブルレターサイズの長辺より長くすることを特徴とする。
【0013】
請求項3に記載の発明は、上述した第1の目的を達成すべく、請求項1または2に記載の画像形成装置において、前記第1の画像を前記一次転写位置で前記二次像担持体に転写した後、前記第1の画像の先端が、前記一次転写位置または前記二次転写位置のうち前記記録媒体に最初に転写する位置に到達するまで、前記二次像担持体を前記搬送方向に増速搬送することを特徴とする。
【0014】
請求項4に記載の発明は、上述した第1および第3の目的を達成すべく、請求項3に記載の画像形成装置において、前記二次像担持体を備える二次像担持装置を前記一次像担持体と接離する駆動機構をそなえ、前記第1の画像を前記二次像担持体に転写した後、前記駆動機構が前記二次像担持装置を前記一次像担持体から離隔してから、前記二次像担持体を前記搬送方向に増速搬送することを特徴とする。
【0015】
請求項5に記載の発明は、上述した第1および第3の目的を達成すべく、請求項1または2に記載の同時両面画像形成装置において、前記二次像担持体を備える二次像担持装置を前記一次像担持体と接離する駆動機構をそなえ、その駆動機構が、前記第1の画像を前記二次像担持体に転写した後、前記二次像担持装置を前記一次像担持体から離隔してから、前記第1の画像の先端が、前記一次転写位置または前記二次転写位置のうち前記記録媒体に最初に転写する位置に到達するまで、前記二次像担持体を前記搬送方向とは逆方向に搬送することを特徴とする。
【0016】
請求項6に記載の発明は、上述した第1の目的を達成すべく、請求項5に記載の同時両面画像形成装置において、前記二次像担持体を前記搬送方向とは逆方向に増速搬送することを特徴とする。
【0017】
請求項7に記載の発明は、上述した第4の目的を達成すべく、請求項1ないし6のいずれか1に記載の同時両面画像形成装置において、前記二次像担持体の位置を検出する位置検出手段をそなえることを特徴とする。
【0018】
請求項8に記載の発明は、上述した第5の目的を達成すべく、請求項1ないし7のいずれか1に記載の同時両面画像形成装置において、前記二次像担持体がシームレスベルトであることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
[第1実施例]
以下、図面を参照しつつ、この発明の実施の形態につき詳細に説明する。図1には、この発明の同時両面画像形成装置の一例である同時両面画像形成プリンタの全体概略構成を示す。
【0020】
図示する同時両面画像形成プリンタは、用紙・OHPフィルム等の記録媒体Pの表裏両面にほぼ同時に画像形成を可能とするものであり、図1に示すように、外装カバー10内に、例えば、4つの作像装置A・B・C・D、一次像担持装置E、二次像担持装置F、媒体搬送装置G、定着装置H、排出スタック装置I、トナー補給装置Jなどを備えている。
【0021】
4つの作像装置A・B・C・Dは、それぞれイエロ・マゼンタ・シアン・ブラックの各色トナーを用いて異なる単色画像を形成するものであり、それぞれ回転可能に支持するドラム状の作像担持体12をタンデム式に並べて備え、それら各作像担持体12のまわりに、帯電手段13、現像手段14、作像転写手段15、作像クリーニング手段16、作像除電手段17を配置している。そして、それらの作像装置A・B・C・Dの下には、個々の作像担持体12上を各別に露光する共通の露光手段18を設けている。
【0022】
作像担持体12は、直径が30から100mm程度のアルミニウム円筒表面に、光導電性物質である有機半導体の層を設けた感光体である。この例では、ドラム状のものを用いたが、ベルト状のものを用いてもよい。
【0023】
露光手段18は、公知のレーザ方式で、不図示のLD光源からの光を不図示の光学部品で作像担持体12の表面に向けて照射し、その作像担持体12の表面を走査してそれに書込みを行うものである。この例では、レーザ方式を用いるが、LEDアレイと結像部品を用いる露光方式を採用してもよい。
【0024】
一次像担持装置Eは、各作像装置A・B・C・Dで形成した画像をそれぞれ転写して担持するものであり、ベルト状の一次像担持体20を、各作像担持体12に接触して、各作像担持体12とそれに対応する各作像転写手段15との間を通して3つの一次ローラ21・22・23に掛け回し、まわりに一次クリーニング手段24、一次転写手段25を配置している。
【0025】
一次像担持体20は、厚みが50μmないし600μmの樹脂フィルムまたはゴムを基体としたベルトであり、各作像担持体12からトナーを転写可能とする抵抗値を有している。
【0026】
二次像担持装置Fは、一次像担持装置Eで担持する画像を一次転写して担持するものであり、ベルト状の二次像担持体30を、一次像担持体20に接触してそれとの間で一次転写位置Tr1を形成し、その一次像担持体20と一次転写手段25との間を通して3つの二次ローラ31・33・34に掛け回し、まわりに二次クリーニング手段(クリーニング手段)35、二次転写手段36を配置している。
【0027】
二次像担持体30は、一次像担持体20と同様に、厚みが50μmないし600μmの樹脂フィルムまたはゴムを基体にしたベルトであり、一次像担持体20からトナーを転写可能とする抵抗値を有している。
【0028】
媒体搬送装置Gは、一次像担持装置Eと二次像担持装置F間を通過して図中下方から上方へとのびる媒体搬送路を通して記録媒体Pを搬送するものであり、上下二段に備えて各々に記録媒体Pを収納する媒体収納容器40と、その各媒体収納容器40から各々記録媒体Pを順次上から一枚ずつ送り出す供給ローラ41と、それら送り出した記録媒体Pを案内する媒体ガイド42と、その媒体ガイド42で案内して搬送する記録媒体Pの先端を突き当てて止めるレジストローラ43と、画像定着後の記録媒体Pを案内する排出ガイド44と、その排出ガイド44で案内して搬送する記録媒体Pを矢印a方向に排出する排出ローラ45などを備えている。
【0029】
定着装置Hは、一次像担持装置Eおよび二次像担持装置Fから記録媒体Pに転写した転写画像を定着するものであり、一対の加熱ローラ47を備えている。
【0030】
排出スタック装置Iは、定着装置Hで画像定着後の記録媒体Pをスタックするものであり、外装カバー10上に形成したスタック部50を備えている。
【0031】
トナー補給装置Jは、各作像装置A・B・C・Dに粉体ポンプ等を用いて新規トナーを補給するものであり、トナー収納部52内に各色のトナーカートリッジ53を備えている。
【0032】
そして、この同時両面画像形成プリンタで、記録媒体Pの表裏両面にカラー画像を形成するときは、不図示のホストからのプリント信号に基づき、作像担持体12、一次ローラ21・22・23の一つ、二次ローラ31・33・34の一つ、供給ローラ41などのタイミングを取って回転する。
【0033】
各作像装置A・B・C・Dでは、個々の作像担持体12が図中時計まわりに回転するのにともない、それぞれ各帯電手段13で表面を一様に帯電し、共通の露光手段18からの個別の書込み光で書込みを行って色別の潜像を形成し、各現像手段14で各色トナーを付着して個々の作像担持体12上にそれぞれ色別のトナー画像を形成する。図示例では、このとき作像担持体12上のトナーの極性は、マイナスとする。
【0034】
一次像担持装置Eでは、一次ローラ21・22・23の1つのローラを回転するとともに他の2つのローラを従動回転し、一次像担持体20を作像担持体12に同期して図中反時計まわりに回転搬送し、その一次像担持体20上に、各作像転写手段15でプラスの電荷を与えてそれぞれ作像担持体12上の画像を順次転写し、4色重ね合わせた第1のフルカラー画像(第1の画像)を形成する。
【0035】
画像転写後、各作像装置A・B・C・Dの作像担持体12は、それぞれ残留トナーを作像クリーニング手段16で除去し、作像除電手段17で除電する。その後、再び各帯電手段13で帯電して露光手段18で書込みを行い、各現像手段14で現像して個々の作像担持体12上にそれぞれ再度色別のトナー画像を形成する。
【0036】
二次像担持装置Fでは、二次ローラ31・33・34の1つのローラを回転するとともに他のローラを従動回転し、二次像担持体30を一次像担持体20に同期して図中時計まわりに回転搬送し、その二次像担持体30上に、一次転写位置Tr1にて一次転写手段25でプラスの電荷を与えて一次像担持体20上に担持する画像を転写する。このとき、二次クリーニング手段35は、不図示の支軸を中心として回動して二次像担持体30から離れた、非クリーニング状態にある。
【0037】
画像転写後、一次像担持装置Eの一次像担持体20は、残留トナーを一次クリーニング手段24で除去する。その後、再びその一次像担持体20上に各作像転写手段15でそれぞれ作像担持体12上の画像を順次転写し、4色重ね合わせた第2のフルカラー画像(第2の画像)を担持する。
【0038】
画像転写後、各作像装置A・B・C・Dの作像担持体12は、それぞれ残留トナーを作像クリーニング手段16で除去し、作像除電手段17で除電して次の作像サイクルに備える。
【0039】
一方、媒体搬送装置Gでは、適宜選択的に供給ローラ41の1つを回転して媒体収納容器40内の記録媒体Pを送り出し、媒体ガイド42で案内して先端をレジストローラ43間に突き当てて止め、上述した第1のフルカラー画像および第2のフルカラー画像にタイミングを合わせてレジストローラ43を回転し、一次像担持体20と二次像担持体30間の一次転写位置Tr1に送り込む。
【0040】
そして、まず、一次転写位置Tr1にて記録媒体Pの表面に一次転写手段25でプラスの電荷を与えて、一次像担持体20上の第2のフルカラー画像を転写し、次いで記録媒体Pを若干上方へと搬送した二次転写位置Tr2で裏面に二次転写手段36でプラスの電荷を与えて、二次像担持体30上の第1のフルカラー画像を転写する。その後、表裏両面に画像転写後の記録媒体Pを定着装置Hへと導き、一対の加熱ローラ47を通して熱と圧力とを加えて両面の転写画像を定着し、排出ガイド44で案内して排出ローラ45で外装カバー10の外に排出し、排出スタック装置Iのスタック部50上に表面を下にしてフェイスダウンでスタックする。
【0041】
よって、第2頁目を第1のフルカラー画像として先に形成し、次いで第1頁目を第2のフルカラー画像として後に形成し、続けて同様に後の頁を先に形成して記録媒体Pの裏面側に転写し、先の頁を後に形成して表面側に転写し、フェイスダウンで出力するようにすれば、スタック部50上で記録媒体Pを頁順に揃えることができる。
【0042】
このとき、公知の画像処理技術を用いて、一次像担持体20上の第2のフルカラー画像は、作像担持体12上では正像とし、二次像担持体30上の第1のフルカラー画像は、作像担持体12上では逆像すなわち鏡像とする必要がある。
【0043】
画像転写後、一次像担持装置Eの一次像担持体20は、残留トナーを一次クリーニング手段24で除去する。二次像担持装置Fの二次像担持体30は、二次クリーニング手段35を支軸を中心として回動してクリーニング位置Erにて二次像担持体30に接触させてクリーニング状態とし、その二次クリーニング手段35で残留トナーを除去し、それぞれ次の画像担持に備える。
【0044】
使用により、各現像手段14のトナーがなくなったときには、トナー補給装置Jのトナー収納部52の対応するトナーカートリッジ53から粉体ポンプ等で搬送して同色のトナーを補給する。
【0045】
ジャムにより記録媒体Pの搬送が妨げられたときには、外装カバー10の正面カバー10Aを支軸55を中心として矢印d方向に開き、媒体搬送路を開放してジャム処理を行う。
【0046】
この同時両面画像形成プリンタで、記録媒体Pの片面にフルカラー画像を形成するときは、作像装置A・B・C・Dの各作像担持体12上に形成した画像を一次像担持装置Eの一次像担持体20に転写して後、その画像を二次像担持装置Fの二次像担持体30に転写することなく、媒体搬送装置Gで搬送する記録媒体Pの片面に順次直接転写するようにする。そして、定着装置Hで転写画像を定着し、排出スタック装置Iにフェイスダウンで頁順に揃えて排出する。
【0047】
また、図示プリンタで、記録媒体Pに二色画像やモノクロ画像を形成するときは、4つの作像装置A・B・C・Dのうちの対応する色の作像装置を用いて画像を形成し、その画像を一次像担持装置Eの一次像担持体20や二次像担持装置Fの二次像担持体30を介して記録媒体Pに転写する。
【0048】
ところで、二次像担持装置Fの二次像担持体30の長さは、次のようにして決定する。すなわち、図2に示すように、二次像担持体30の搬送方向eに沿ったクリーニング位置Erから一次転写位置Tr1または二次転写位置Tr2のうち記録媒体Pに最初に転写する位置、すなわち、この例では一次転写位置Tr1までの距離Lを、ダブルレターサイズの長辺寸法より長くする。換言すれば、距離Lをレターサイズの短辺を2倍した長さより長くする。なお、この二次像担持体30は、シームレスベルトで形成する。
【0049】
また、二次クリーニング手段35は、先端にウレタンゴム製のブレード(クリーニング部材)35aを備え、不図示の駆動モータによって支軸56を中心として、矢印bの方向に回動すると、ブレード35aの先端がクリーニング位置Erにて二次像担持体30に当接してクリーニング状態となり、矢印cの方向に回動すると、ブレード35aの先端が二次像担持体30から離隔して非クリーニング状態となるように設ける。
【0050】
このように構成された二次像担持装置Fを用いて2枚のレターサイズの記録媒体P1,P2に連続して画像を形成するときは、一次像担持装置Eの一次像担持体20に形成される画像の短辺が搬送方向に沿うように(以下、「横方向」といい、これと直交する方向を「縦方向」という。)第1のフルカラー画像K1,第3のフルカラー画像(第1の画像)K3を連続して形成し、二次ローラ31・33・34を回転させて、一次転写位置Trにて一次像担持体20から第1のフルカラー画像K1を二次像担持体30に転写し、続けて、第3のフルカラー画像K3を二次像担持体30に転写しながら矢印e方向に搬送する。そして、第3のフルカラー画像K3の後端がクリーニング位置Erを通過した後、二次クリーニング手段35をクリーニング状態にする。
【0051】
このとき、前述のように、二次像担持体30の搬送方向に沿った長さは、距離Lをダブルレターサイズの長辺より長くなるように形成するので、第1のフルカラー画像K1と第3のフルカラー画像K3は、一次転写位置Tr1とクリーニング位置Erとの間にある。
【0052】
また、作像担持体12から第2のフルカラー画像K2,第4のフルカラー画像K4を転写された一次像担持体20は、第2のフルカラー画像K2を二次像担持体30上の第1のフルカラー画像K1にタイミングを合わせるように回転する。一方、第1のフルカラー画像K1と第2のフルカラー画像K2にタイミングを合わせて記録媒体P1が一次転写位置Tr1に送り込まれる。
【0053】
そして前述のように、一次転写位置Tr1において、記録媒体P1は、その先端から一次転写手段35で記録媒体P1の表面S1に第2のフルカラー画像K2を転写するとともに、二次転写手段36で、記録媒体P1の裏面S2に第1のフルカラー画像K1を順次転写された後、二次像担持体30から離れ、定着装置Hへと搬送される。
【0054】
続いて、記録媒体P2は、その先端から一次転写手段35で記録媒体P2の表面S3に第4のフルカラー画像K4を転写するとともに、二次転写手段36で、記録媒体P2の裏面S4に第3のフルカラー画像K3を順次転写された後、二次像担持体30から離れ、定着装置Hへと搬送される。
【0055】
一方、二次像担持体30は、残留トナー(転写残留トナー)を付着させたまま、記録媒体P1が離れた部分から順次、クリーニング位置Erに達する。そして、予め、クリーニング状態となって二次像担持体30に当接しているブレード35aによって、第1のフルカラー画像K1の残留トナーがかきとられ、続けて、第3のフルカラー画像K3の残留トナーがかきとられて除去される。残留トナー除去後、二次クリーニング手段35は、非クリーニング状態となり、ブレード35aが二次像担持体30から離隔する。
【0056】
[第2実施例]
次に、この発明の同時両面画像形成装置としての同時両面画像形成プリンタの他例について図3を用いて説明する。なお、この例の同時両面画像形成プリンタは、二次像担持装置の構成のみが異なり、その他の構成・作用は第1実施例と同様であるので、説明を省略する。
【0057】
この例の二次像担持装置Fは、前述の例の二次像担持装置Fに、不図示の駆動機構をそなえる。この駆動機構は、二次ローラ31の回転軸を中心として二次像担持装置Fを矢印fおよび矢印g方向に回動させ、二次像担持装置Fを一次像担持装置Eから接離させるように制御されている。さらに、二次像担持体30を搬送する二次ローラ31,33,34の駆動モータを増速するように制御する。
【0058】
このような構成の同時両面画像形成プリンタを用いて、レターサイズの記録媒体より小さいサイズの2枚の記録媒体にそれぞれ両面印刷するときは、作像装置12にて縦方向あるいは横方向に適宜形成された第1のフルカラー画像K1と第3のフルカラー画像K3を、一次像担持体20上に連続して転写する。そして、第1のフルカラー画像K1と第3のフルカラー画像K3を一次転写位置Tr1にて二次像担持体30に連続して転写した後、駆動機構を駆動させて、二次ローラ31の回転軸を中心として二次像担持装置Fを矢印gの方向に回動させて、二次像担持装置Fを一次像担持体20から離隔させる。
【0059】
そして、第1のフルカラー画像K1の先端が一次転写位置Tr1または二次転写位置Tr2のうち記録媒体が最初に転写する位置、すなわちこの例では、一次転写位置Tr1に達するまでの区間Mの間、二次ローラ31・33・34を増速回転させて、二次像担持体30を矢印eの方向に増速搬送する。その後、第1のフルカラー画像K1の先端が一次転写位置Tr1に到達すると、増速回転から通常回転に戻すとともに、駆動機構を作動して、二次像担持装置Fを二次ローラ31の回転軸を中心として矢印fの方向に回動させて、二次像担持装置Fを再び、一次像担持装置Eに当接させる。
【0060】
一方、第2のフルカラー画像K2と第4のフルカラー画像K4を転写された一次像担持体20は、第2のフルカラー画像K2が二次像担持体30上の第1のフルカラー画像K1にタイミングを合わせるように回転する。そして、第1のフルカラー画像K1と第2のフルカラー画像K2にタイミングを合わせて2枚の記録媒体が一次転写位置Tr1に連続して送り込まれる。
【0061】
そして前述の例と同様に、一次転写位置Tr1にて一次転写手段35で1枚目の記録媒体の表面S1に第2のフルカラー画像K2を転写するとともに、二次転写位置Tr2にて二次転写手段36で、裏面S2に第1のフルカラー画像K1を順次転写された後、二次像担持体30から離れ、定着装置Hへと搬送される。
【0062】
1枚目の記録媒体に続けて、第3のフルカラー画像K3と第4のフルカラー画像にタイミングを合わせて2枚目の記録媒体が一次転写位置Tr1に送り込まれる。
【0063】
そして、一次転写位置Tr1にて一次転写手段35でこの記録媒体の表面に第4のフルカラー画像を転写するとともに、二次転写位置Tr2にて二次転写手段36で、裏面に第2のフルカラー画像K2を順次転写された後、二次像担持体30から離れ、定着装置Hへと搬送される。
【0064】
なお、クリーニング装置35は、クリーニング位置Erを第3のフルカラー画像K3の後端が通過後、第1のフルカラー画像K1の先端が一次転写位置Tr1に到達する前に、二次像担持体30に接触してクリーニング状態となる。
【0065】
また、この両面同時画像形成プリンタでレターサイズの記録媒体を2枚連続して両面印刷するときは、第1実施例の作用と同様であるので、説明を省略する。
【0066】
さらに、二次像担持装置Fを一次像担持装置Eから接離させずに二次像担持体30を搬送方向に増速搬送させるようにしてもよい。
【0067】
[第3実施例]
次に、この発明の同時両面画像形成装置としての同時両面画像形成プリンタのさらに他例について説明する。なお、この例の同時両面画像形成プリンタは、第2実施例と比べて二次像担持装置の制御のみが異なり、その他の構成・作用は第2実施例と同様であるので、説明を省略する。
【0068】
この例の二次像担持装置Fは、レターサイズより小さいサイズの記録媒体2枚を横方向に並べて連続して両面印刷する際に、二次像担持体30に第1のフルカラー画像K1と第3のフルカラー画像K3が転写された後、駆動機構により二次像担持装置Fを一次像担持装置Eから離隔し、二次像担持体30を搬送する二次ローラ31,33,34の駆動モータを逆回転するようになっている。
【0069】
このように制御された同時両面画像形成プリンタを用いて、レターサイズより小さいサイズの記録媒体2枚を横方向に並べて連続して両面印刷するときは、第2実施例と同様に、一次像担持体20の担持する第1のフルカラー画像K1とそれに続く第3のフルカラー画像K3を一次転写位置Trにて二次像担持体30に転写する。さらに、図4に示すように、第3のフルカラー画像K3の後端が一次転写位置Tr1を通過した後、駆動機構を駆動させて、二次ローラ31の回転軸を中心として二次像担持装置Fを矢印gの方向に回動させて、二次像担持装置Fを一次像担持体20から離隔させる。
【0070】
そして、二次ローラ31,33,34の駆動モータを逆回転させて、第1のフルカラー画像K1の先端が、一次転写位置Tr1または二次転写位置Tr2のうち、記録媒体に最初に転写する位置、すなわちこの例では一次転写位置Tr1に到達するまで、二次像担持体30を二次像担持体30の搬送方向eとは逆の矢印hの方向に搬送する。さらに、図5に示すように、第1のフルカラー画像K1の先端が一次転写位置Tr1に到達すると、駆動モータを再び順回転にして、二次像担持体30を搬送するとともに、駆動機構により、二次像担持装置Fを二次ローラ31の回転軸を中心として矢印fの方向に回動させて、二次像担持装置Fを再び、一次像担持体20に当接させる。
【0071】
一方、第2のフルカラー画像K2と第4のフルカラー画像を転写された一次像担持体20は、第2のフルカラー画像K2が二次像担持体30上の第1のフルカラー画像K1にタイミングを合わせるように回転する。そして、第1のフルカラー画像K1と第2のフルカラー画像K2にタイミングを合わせて記録媒体P3が一次転写位置Tr1に送り込まれる。
【0072】
そして第2実施例と同様に、一次転写位置Tr1にて一次転写手段35で記録媒体P3の表面S1に第2のフルカラー画像K2を転写するとともに、二次転写位置Tr2にて二次転写手段36で、記録媒体P3の裏面S2に第1のフルカラー画像K1を順次転写された後、二次像担持体30から離れ、定着装置Hへと搬送される。
【0073】
記録媒体P3に続いて、第3のフルカラー画像K3と第4のフルカラー画像にタイミングを合わせて不図示の別の記録媒体が一次転写位置Tr1に送り込まれる。
【0074】
そして、一次転写位置Tr1にて一次転写手段35でこの記録媒体の表面に第4のフルカラー画像を転写するとともに、二次転写位置Tr2にて二次転写手段36で、裏面に第2のフルカラー画像K2を順次転写された後、二次像担持体30から離れ、定着装置Hへと搬送される。
【0075】
なお、クリーニング装置35は、二次ローラ31,33,34の駆動モータが逆回転して、二次像担持体30が逆に搬送され、第1のフルカラー画像K1の先端がクリーニング位置Erを通過した後、一次転写手段35で記録媒体P1の表面S1に第2のフルカラー画像K2を転写する前までの適当なタイミングで、二次像担持体30に接触してクリーニング状態となる。
【0076】
また、この例では、第1のフルカラー画像K1の後端が一次転写位置Tr1を通過した後、駆動機構を駆動させて、二次ローラ31の回転軸を中心として二次像担持装置Fを矢印gの方向に回動させて、二次像担持装置Fを一次像担持体20から離隔させ、二次ローラ31の駆動モータを逆回転させて、二次ローラ31,33,34の駆動モータを逆回転させて、第1のフルカラー画像K1の先端が一次転写位置Tr1を通過するまで、二次像担持体30を搬送方向eとは逆の矢印hの方向に逆搬送したが、この発明はこれに限定されるものではなく、二次像担持装置Fを一次像担持体20から離隔させ、二次ローラ31の駆動モータを増速逆回転させて、第1のフルカラー画像K1の先端が一次転写位置Tr1に到達するまで、二次像担持体30を矢印hの方向に増速搬送してもよい。
【0077】
これまで説明してきた例において、二次像担持体30上の第1のフルカラー画像K1および第3のフルカラー画像K3の位置を、図6に示すような位置検出手段60を用いて監視するようにしてもよい。この場合、例えば、二次像担持体30に位置検出用のマーカーを形成し、そのマーカーを位置検出手段60が監視する。
【0078】
その際、二次ローラ31,33,34の駆動モータとして、パルスモータを用い、二次像担持体30上の第1のフルカラー画像K1および第3のフルカラー画像K3の位置を、位置検出手段60と併用して検出するようにしてもよい。
【0079】
なお、上述の第1実施例ないし第3実施例では、一次像担持体20と二次像担持体30はともにベルト状であったが、この発明はこれに限定されるものではなく、例えば、ドラム状の像担持体であってもよい。
【0080】
また、上述の第2実施例と第3実施例では、駆動機構を用いて、二次像担持装置Fを、二次ローラ31の回転軸を中心として回動させることにより一次像担持装置Eから接離させたが、これに限定されるものではなく、二次像担持装置F全体を平行に移動して、一次像担持装置Eから接離させるようにしてもよい。
【0081】
【発明の効果】
以上説明したとおり、請求項1に係る発明によれば、二次像担持体の搬送方向に沿った長さをダブルレターサイズの長辺より長くするので、レターサイズ以下の記録媒体であれば、2枚連続して画像形成することができ、処理効率のよい同時両面画像形成装置を提供することができる。
【0082】
請求項2に係る発明によれば、二次像担持体上の転写残留トナーを除去するクリーニング手段のクリーニング部材をクリーニング位置で二次像担持体に対して接離自在とするとともに、二次像担持体の搬送方向に沿ったクリーニング位置から一次転写位置または二次転写位置のうち記録媒体に最初に転写する位置までの距離をLとするとき、その距離Lをダブルレターサイズの長辺より長くするので、記録媒体に最初に転写する位置にて画像転写を開始する前に、クリーニング位置にてクリーニング部材が二次像担持体に接触することができ、転写中にクリーニング部材が二次像担持体に接触して画像を乱すことがなく、乱れのない鮮明な画像が得られる同時両面画像形成装置を提供することができる。
【0083】
請求項3に係る発明によれば、第1の画像を一次転写位置で二次像担持体に転写した後、第1の画像の先端が、一次転写位置または二次転写位置のうち記録媒体に最初に転写する位置に到達するまで、二次像担持体を搬送方向に増速搬送するので、小さいサイズの記録媒体に画像形成する際に、画像の形成されていない部分を増速搬送するので画像転写時間を短縮することができ、処理効率のよい同時両面画像形成装置を提供することができる。
【0084】
請求項4に係る発明によれば、二次像担持体を備える二次像担持装置を一次像担持体と接離する駆動機構をそなえ、第1の画像を二次像担持体に転写した後、駆動機構が二次像担持装置を一次像担持体から離隔してから、二次像担持体を搬送方向に増速搬送するので、小さいサイズの記録媒体に画像形成する際に、画像の形成されていない部分を増速搬送するので画像転写時間を短縮することができ、処理効率のよい同時両面画像形成装置を提供することができるとともに、二次像担持体を搬送方向に増速搬送した際の、一次像担持体の搬送速度との差によって生じる一次像担持体と二次像担持体との間の摩擦による一次像担持体と二次像担持体の劣化を防ぐことができ、耐久性のある同時両面画像形成装置を提供することができる。
【0085】
請求項5に係る発明によれば、二次像担持体を備える二次像担持装置を一次像担持体と接離する駆動機構をそなえ、その駆動機構が、第1の画像を二次像担持体に転写した後、二次像担持装置を一次像担持体から離隔してから、第1の画像の先端が、一次転写位置または二次転写位置のうち記録媒体に最初に転写する位置に到達するまで、二次像担持体を搬送方向とは逆方向に搬送するので、小さいサイズの記録媒体に画像形成する際に、画像の形成されていない部分を増速搬送するので画像転写時間を短縮することができ、処理効率のよい同時両面画像形成装置を提供することができるとともに、二次像担持体を搬送方向に増速搬送した際の、一次像担持体の搬送速度との差によって生じる一次像担持体と二次像担持体との間の摩擦による一次像担持体と二次像担持体の劣化を防ぐことができ、耐久性のある同時両面画像形成装置を提供することができる。
【0086】
請求項6に係る発明によれば、二次像担持体を搬送方向とは逆方向に増速搬送するので、画像形成可能な最大長さの記録媒体より短い記録媒体に画像を転写する際に、画像の転写されていない部分に要する処理時間を一層短縮することができ、より処理効率のよい同時両面画像形成装置を提供することができる。
【0087】
請求項7に係る発明によれば、二次像担持体の位置を検出する位置検出手段をそなえるので、二次像担持体上の第1の画像の位置をより正確に検出でき、一次像担持体上の第2の画像とのタイミングを図りながら記録媒体の両面に正確に画像形成することができる。
【0088】
請求項8に係る発明によれば、二次像担持体がシームレスベルトであるので、設置スペースの狭い装置にも容易に設置することができ、コンパクトな同時両面画像形成装置を提供することができる。また、ベルトに継ぎ目がないので、別の像担持体上に転写された画像を正確に記録媒体に転写することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の同時両面画像形成装置の一例である同時両面画像形成プリンタの全体概略構成図である。
【図2】その二次像担持装置の拡大構成図である。
【図3】その二次像担持装置の別の例の拡大構成図である。
【図4】その二次像担持装置のさらに別の例の拡大構成図である。
【図5】その二次像担持装置により記録媒体に画像を転写する様子を示した図である。
【図6】この発明の同時両面画像形成装置の二次像担持装置のさらに別の例の拡大構成図である。
【符号の説明】
20  一次像担持体
30  二次像担持体
35  二次クリーニング手段(クリーニング手段)
35a  ブレード(クリーニング部材)
60  位置検出手段
F  二次像担持装置
Erクリーニング位置
K1  第1のフルカラー画像(第1の画像)
K2  第2のフルカラー画像(第2の画像)
K3  第3のフルカラー画像(第1の画像)
L  距離
P1,P2,P3  記録媒体
Tr1  一次転写位置
Tr2  二次転写位置

Claims (8)

  1. 一次像担持体上に担持する第1の画像を一次転写位置で二次像担持体に転写した後、前記一次像担持体上に別途第2の画像を担持し、前記第2の画像を前記一次転写位置にて、また、前記第1の画像を二次転写位置にてそれぞれ転写して記録媒体の両面に画像を形成する同時両面画像形成装置において、
    前記二次像担持体の搬送方向に沿った長さをダブルレターサイズの長辺より長くすることを特徴とする、同時両面画像形成装置。
  2. 前記二次像担持体上の転写残留トナーを除去するクリーニング手段のクリーニング部材をクリーニング位置で前記二次像担持体に対して接離自在とするとともに、前記二次像担持体の搬送方向に沿った前記クリーニング位置から前記一次転写位置または前記二次転写位置のうち前記記録媒体に最初に転写する位置までの距離をLとするとき、その距離Lをダブルレターサイズの長辺より長くすることを特徴とする、請求項1に記載の同時両面画像形成装置。
  3. 前記第1の画像を前記一次転写位置で前記二次像担持体に転写した後、前記第1の画像の先端が、前記一次転写位置または前記二次転写位置のうち前記記録媒体に最初に転写する位置に到達するまで、前記二次像担持体を前記搬送方向に増速搬送することを特徴とする、請求項1または2に記載の同時両面画像形成装置。
  4. 前記二次像担持体を備える二次像担持装置を前記一次像担持体と接離する駆動機構をそなえ、前記第1の画像を前記二次像担持体に転写した後、前記駆動機構が前記二次像担持装置を前記一次像担持体から離隔してから、前記二次像担持体を前記搬送方向に増速搬送することを特徴とする、請求項3に記載の同時両面画像形成装置。
  5. 前記二次像担持体を備える二次像担持装置を前記一次像担持体と接離する駆動機構をそなえ、その駆動機構が、前記第1の画像を前記二次像担持体に転写した後、前記二次像担持装置を前記一次像担持体から離隔してから、前記第1の画像の先端が、前記一次転写位置または前記二次転写位置のうち前記記録媒体に最初に転写する位置に到達するまで、前記二次像担持体を前記搬送方向とは逆方向に搬送することを特徴とする、請求項1または2に記載の同時両面画像形成装置。
  6. 前記二次像担持体を前記搬送方向とは逆方向に増速搬送することを特徴とする、請求項5に記載の同時両面画像形成装置。
  7. 前記二次像担持体の位置を検出する位置検出手段をそなえることを特徴とする、請求項1ないし6のいずれか1に記載の同時両面画像形成装置。
  8. 前記二次像担持体がシームレスベルトであることを特徴とする、請求項1ないし7のいずれか1に記載の同時両面画像形成装置。
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