JP2004108666A - るつぼ形誘導炉 - Google Patents
るつぼ形誘導炉 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004108666A JP2004108666A JP2002272489A JP2002272489A JP2004108666A JP 2004108666 A JP2004108666 A JP 2004108666A JP 2002272489 A JP2002272489 A JP 2002272489A JP 2002272489 A JP2002272489 A JP 2002272489A JP 2004108666 A JP2004108666 A JP 2004108666A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crucible
- induction furnace
- molten metal
- stirring means
- stirring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Abstract
【解決手段】耐火物からなる円筒形のるつぼ1と、このるつぼ1の外周に巻回される誘導加熱コイル3とを有するるつぼ形誘導炉において、るつぼ1の外周に鉄心5と撹拌用コイル6とから構成される電磁撹拌手段を設け、この電磁撹拌手段によりるつぼ1内の溶湯2に軸心周りの回転力を与える。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、るつぼ形誘導炉に関し、特にダライ粉等の粉末状や粒状の小片材料を溶解する際に誘導加熱コイルの電磁力とは異なる回転力を与える電磁撹拌手段を付加したるつぼ形誘導炉に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6は従来のるつぼ形誘導炉の構造を示す側断面図である。図において、1は耐火物等から構成される円筒形のるつぼ、2はるつぼ1の中に投入された被溶解材料が溶解された溶湯、3は絶縁物を介してるつぼ1の外周側に巻回した誘導加熱コイル、4は誘導加熱コイル3に接続された溶解用電源であり、溶解用電源4から誘導加熱コイル3に交流電流を供給して、るつぼ1内に投入された被溶解材料に誘導電流を印加して溶解を行い溶湯2を得る。
【0003】
また、溝形誘導炉により小片状の金属の溶解する装置が公知である(例えば、特許文献1)。
【0004】
【特許文献1】
特表2002−503875号公報(図1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
図6に示す従来のるつぼ形誘導炉による誘導加熱では、誘導加熱コイル3による渦電流による撹拌作用を伴うため、るつぼ1内の溶湯2には図6に矢印で示す撹拌力が発生し、この撹拌力により溶湯2の上面ではるつぼ1中心からるつぼ1壁面に向かう流れを生じる。
【0006】
ところが、ダライ粉等の粉末状や粒状の小片材料を溶解する場合、上記誘導加熱コイル3による撹拌力だけでは、溶湯2の表面に浮かんだ小片材料2aを溶湯2中に巻き込ませる撹拌力を作用させることができず、溶湯2の表面の小片材料2aはるつぼ1壁面に浮かんだまま滞留し、溶湯2内部に溶け込まないという問題があった。
【0007】
このため、オペレータが溶湯2を撹拌用プロペラや柄杓等の撹拌用器具で強制的に掻き回して溶湯2表面に浮かんだ粉末状の材料2aを溶湯中に溶け込ませる作業が必要となるので、上記撹拌用器具が消耗品となり、また余分な人力を必要とする等の問題があった。
また、特許文献1の溝形誘導炉は、炉容器の周りに配置された電磁コイルにより上部領域の溶湯を撹拌運動させ、下方に溝形インダクタを配置して熱を供給するものである。
【0008】
しかしながら、この溝形誘導炉においても、電磁コイルにより作用する溶湯上部への撹拌力は、図6のるつぼ形誘導炉の上部に示したものによるものと同様に、溶湯の上面ではるつぼ中心からるつぼ壁面に向かう流れによる撹拌であることから、上記と同様の問題がある。
さらに上記溝形誘導炉では、熱源を溝形インダクタとしているため、常に下方領域に溶湯を保持しておく必要があることから、全量出湯ができないので、週末等の休日においても溶湯の保温が必要になるという課題もある。
【0009】
この発明は、撹拌用器具による強制的な撹拌を必要とすることなく、効率的に粉末状や粒状の小片材料を溶解することが可能なるつぼ形誘導炉を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明のるつぼ形誘導炉は、耐火物からなるるつぼと、このるつぼの外周に巻回される誘導加熱コイルとを有するるつぼ形誘導炉において、るつぼ内の溶湯に軸心周りの回転力を与える電磁撹拌手段を設けるものとする。
【0011】
上記構成により、るつぼ内の溶湯には、誘導加熱コイルによる溶湯撹拌力とは異なる軸心周りの回転力が与えられ、溶湯の表面に浮かんだ粉末状や粒状の小片材料が溶湯の中心に集められ、溶湯の回転とともに溶湯中に溶け込ませることができるので、効率的に小片材料を溶解することができる。
また、前記電磁撹拌手段を、誘導加熱コイルの下部に配置したり(請求項2)、誘導加熱コイルの上部に配置したり(請求項3)、上下に分割した誘導加熱コイル間(誘導加熱コイルの中間部)に配置したり(請求項4)、るつぼの底面に配置したり(請求項5)するものとする。
【0012】
ここで、上記のように電磁撹拌手段を配置する場所としては、誘導加熱コイルの下部,上部,中間部,底面部に設けることができるが、電磁撹拌手段の位置により以下のように各々メリット・デメリットがあることから、電磁撹拌手段は条件に応じて1つあるいは複数の位置を選択することが好ましい。
(1)下部配置の場合は、電磁撹拌手段の対向面までの湯量が少なくて済むことから、溶解の早い段階から溶湯の撹拌を行うことができるので、粉末状や粒状の小片材料を多量に溶解することが可能である。反面、湯面が高くなるに従い大きな撹拌力が必要となることからエネルギ消費量が多くなる。
(2)上部配置の場合、溶湯撹拌力は最も小さくて済む反面、るつぼ上部の撹拌コイル対向面まで溶湯が満たされないと、溶湯撹拌を行うことができない。
(3)中間部配置の場合、上記下部配置と上部配置との中間的な効果となる。
(4)底面部配置の場合、上記下部配置よりもさらに早い段階から溶湯の撹拌が可能である。反面、湯面が高くなるに従い最も大きな撹拌力が必要となることから最もエネルギ消費量が多くなる。
【0013】
また、前記電磁撹拌手段は、環状部の内周側からるつぼ中心に突出する複数の突出部を有する鉄心と、これら鉄心にそれぞれ巻回される撹拌用コイルとから構成される(請求項6)か、あるいは、前記電磁撹拌手段は、環状部の上側から上方に突出する複数の突出部を有する鉄心と、これら鉄心にそれぞれ巻回される撹拌用コイルとから構成される(請求項7)ものとする。
【0014】
また、前記るつぼの内壁からるつぼ中心に突出する邪魔板を設ける(請求項8)ことにより、邪魔板により回転を邪魔された溶湯が、溶湯の表面に浮かんだ粉末状や粒状の小片材料に上側から被さるので、さらに効率的に小片材料を溶湯中に溶け込ませることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係るるつぼ形誘導炉の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。図1はこの発明の第1の実施の形態のるつぼ形誘導炉を示すものであり、(a)は側断面図であり、(b)はA−A矢視図である。
図1において、1は耐火物等から構成される円筒形のるつぼ、2はるつぼ1の中に投入された被溶解材料が溶解された溶湯、3は絶縁物を介してるつぼ1の外周側に巻回した誘導加熱コイル、4は誘導加熱コイル3に接続されて数十Hz〜数kHzの交流を供給する溶解用電源である。5はるつぼ1の外周に設けられ、かつ誘導加熱コイル3の下部に配置される鉄心であり、鉄心5は円環状に形成された環状部5aと、円周方向に等しい間隔を保って環状部5aの内周側からるつぼ1中心に向かって突出する複数の突出部5bとから構成されている。6は鉄心5の複数の突出部5bにそれぞれ巻回される撹拌コイルであり、7は撹拌コイル6に数Hz〜数十Hzの交流を供給する溶湯を撹拌するための移動磁界発生用電源である。
【0016】
電磁撹拌手段は鉄心5と撹拌コイル6とから構成されており、撹拌コイル6に移動磁界を発生する交流を通流すると移動磁界が生じ、この移動磁界がるつぼ1内の溶湯2に与えられると、溶湯2に渦電流が誘導されるとともに、この渦電流と移動磁界との間で周方向の電磁撹拌力が発生する。溶湯2はこの電磁撹拌力によりるつぼ1の軸心周りの回転力が与えられ、その結果、図1の矢印で示すように渦状の流れを生じる。これにより、るつぼ1内の溶湯2には、誘導加熱コイル3による溶湯撹拌力とは異なる軸心周りの回転力が与えられ、溶湯2の表面に浮かんだ粉末状や粒状の小片材料が溶湯2の中心に集められ、溶湯2の回転とともに溶湯2中に溶け込んでいく。
【0017】
このように、るつぼ1内の溶湯2に誘導加熱コイル3による溶湯撹拌力とは異なり、軸心周りの回転力を与える電磁撹拌手段を設けることにより、溶湯2の表面に浮かんだ粉末状や粒状の小片材料を溶湯中2に溶け込ませることができるので、効率的に小片材料を溶解することができる。
また、溶解用電源4と移動磁界発生用電源7とを各々設けることにより、誘導加熱コイル3による加熱と撹拌コイル6による撹拌とをそれぞれ単独あるいは同時に運転することができ、溶解状態に合わせて最適な運転を行うことができる。
【0018】
図2は、この発明の第2の実施の形態のるつぼ形誘導炉を示すものであり、(a)は側断面図であり、(b)はB−B矢視図である。
図2において、図1と同一符号を付したものは同一の機能を有するのでその説明は省略する。同図が図1と異なる部分は、るつぼ1内壁側からるつぼ1中心に突出する鉛直方向の邪魔板8を設けた点である。
【0019】
これにより、図2(b)の矢印で示すように、溶湯2は邪魔板8により回転を邪魔されて、溶湯2の表面に浮かんだ粉末状や粒状の小片材料に上側から被さることにより、さらに効率的に小片材料を溶湯2中に溶け込ませることが可能となる。
図3は、この発明の第3の実施の形態のるつぼ形誘導炉を示す側断面図である。
【0020】
図3において、図1と同一符号を付したものは同一の機能を有するのでその説明は省略する。同図が図1と異なる部分は、鉄心5と撹拌コイル6とから構成される電磁撹拌手段をるつぼ1の外周で、かつ誘導加熱コイル3の上部に配置した点である。
図4は、この発明の第4の実施の形態のるつぼ形誘導炉を示す側断面図である。
【0021】
図4において、図1と同一符号を付したものは同一の機能を有するのでその説明は省略する。同図が図1と異なる部分は、誘導加熱コイル3を上側誘導加熱コイル3aと下側加熱コイル3bとに分割して形成するとともに、鉄心5と撹拌コイル6とから構成される電磁撹拌手段をるつぼ1の外周で、かつ上側誘導加熱コイル3aと下側加熱コイル3bとの間に配置した点である。
【0022】
図5は、この発明の第5の実施の形態のるつぼ形誘導炉を示すものであり、(a)は側断面図であり、(b)はC−C矢視図である。
図5において、図1と同一符号を付したものは同一の機能を有するのでその説明は省略する。同図が図1と異なる部分は、鉄心9と撹拌コイル6とから構成される電磁撹拌手段をるつぼ1の底面に配置した点である。
【0023】
また、この実施の形態では、電磁撹拌手段がるつぼ1の底面に配置されることから、電磁撹拌手段の形状は図1〜4のるつぼ1の外周に配置されるものとは異なる形状となっている。
すなわち、図に示すように、鉄心9は円環状に形成された環状部9aと、円周方向に等しい間隔を保って環状部9aの上側から上方に突出する複数の突出部9bとから構成され、この鉄心9の複数の突出部9bにそれぞれ撹拌コイル6が巻回されている。
【0024】
なお、図3〜4の実施の形態においても、図2の実施の形態と同様に邪魔板8をるつぼ1内壁側に設けることも可能であり、これにより、図2の実施の形態と同様の効果が得られる。
また、図1〜図4の実施の形態においては、円環状に形成された環状部5aを有する鉄心5を示したが、鉄心は半円環状あるいはU字状に形成された環状部とこの環状部の内周側から突出する複数の突出部とから構成し、突出部にそれぞれ撹拌コイルを巻回して電磁撹拌手段を構成することも可能である。このように鉄心を半円環状あるいはU字状にすると電磁撹拌手段を水平方向に移動可能にすることができるので、メンテナンスの作業性が良好となる。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明に係るるつぼ形誘導炉によれば、るつぼ内の溶湯に軸心周りの回転力を与える電磁撹拌手段を設けることにより、溶湯の表面に浮かんだ粉末状や粒状の小片材料が溶湯の中心に集められ、溶湯の回転とともに溶湯中に溶け込ませることができるので、効率的に小片材料を溶解することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態のるつぼ形誘導炉を示すものであり、(a)は側断面図であり、(b)はA−A矢視図である。
【図2】この発明の第2の実施の形態のるつぼ形誘導炉を示すものであり、(a)は側断面図であり、(b)はB−B矢視図である。
【図3】この発明の第3の実施の形態のるつぼ形誘導炉を示す側断面図である。
【図4】この発明の第4の実施の形態のるつぼ形誘導炉を示す側断面図である。
【図5】この発明の第5の実施の形態のるつぼ形誘導炉を示すものであり、(a)は側断面図であり、(b)はC−C矢視図である。
【図6】従来のるつぼ形誘導炉の構造を示す側断面図である。
【符号の説明】
1 るつぼ
2 溶湯
3 誘導加熱コイル
4 溶解用電源
5,9 鉄心
6 撹拌コイル
7 移動磁界発生用電源
8 邪魔板
Claims (8)
- 耐火物からなるるつぼと、このるつぼの外周に巻回される誘導加熱コイルとを有するるつぼ形誘導炉において、るつぼ内の溶湯に軸心周りの回転力を与える電磁撹拌手段を設けたことを特徴とするるつぼ形誘導炉。
- 前記電磁撹拌手段を誘導加熱コイルの下部に配置したことを特徴とする請求項1記載のるつぼ形誘導炉。
- 前記電磁撹拌手段を誘導加熱コイルの上部に配置したことを特徴とする請求項1記載のるつぼ形誘導炉。
- 前記誘導加熱コイルを上下に分割し、分割した誘導加熱コイル間に前記電磁撹拌手段を配置したことを特徴とする請求項1記載のるつぼ形誘導炉。
- 前記電磁撹拌手段をるつぼの底面に配置したことを特徴とする請求項1記載のるつぼ形誘導炉。
- 前記電磁撹拌手段は、環状部の内周側からるつぼ中心に突出する複数の突出部を有する鉄心と、これら鉄心にそれぞれ巻回される撹拌用コイルとから構成されることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載のるつぼ形誘導炉。
- 前記電磁撹拌手段は、環状部の上側から上方に突出する複数の突出部を有する鉄心と、これら鉄心にそれぞれ巻回される撹拌用コイルとから構成されることを特徴とする請求項5に記載のるつぼ形誘導炉。
- 前記るつぼの内壁からるつぼ中心に突出する邪魔板を設けたことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のるつぼ形誘導炉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002272489A JP2004108666A (ja) | 2002-09-19 | 2002-09-19 | るつぼ形誘導炉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002272489A JP2004108666A (ja) | 2002-09-19 | 2002-09-19 | るつぼ形誘導炉 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004108666A true JP2004108666A (ja) | 2004-04-08 |
Family
ID=32269489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002272489A Withdrawn JP2004108666A (ja) | 2002-09-19 | 2002-09-19 | るつぼ形誘導炉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004108666A (ja) |
Cited By (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007167857A (ja) * | 2005-12-19 | 2007-07-05 | Yamaichi Kinzoku Kk | 溶融金属の処理方法 |
WO2008021447A2 (en) * | 2006-08-16 | 2008-02-21 | Itherm Technologies, Lp | Method for inductive heating and agitation of a material in a channel |
US7449663B2 (en) | 2006-08-16 | 2008-11-11 | Itherm Technologies, L.P. | Inductive heating apparatus and method |
US7718935B2 (en) | 2006-08-16 | 2010-05-18 | Itherm Technologies, Lp | Apparatus and method for inductive heating of a material in a channel |
US7723653B2 (en) | 2006-08-16 | 2010-05-25 | Itherm Technologies, Lp | Method for temperature cycling with inductive heating |
JP2011501701A (ja) * | 2007-10-12 | 2011-01-13 | エイジャックス トッコ マグネサーミック コーポレーション | 半液体金属の加工・検出装置、並びに該装置を用いた加工・検出方法 |
CN102072649A (zh) * | 2011-01-27 | 2011-05-25 | 包头逸飞磁性新材料有限公司 | 冷坩埚感应加热悬浮炉 |
CN102914175A (zh) * | 2012-11-18 | 2013-02-06 | 昆山市大金机械设备厂 | 金属熔液的搅拌方法 |
RU2536311C2 (ru) * | 2013-03-12 | 2014-12-20 | Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего профессионального образования "Алтайский государственный технический университет им. И.И. Ползунова" (АлтГТУ) | Электромагнитная тигельная плавильная печь с с-образным магнитопроводом и горизонтальным магнитным потоком |
RU2539237C2 (ru) * | 2013-03-12 | 2015-01-20 | Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего профессионального образования "Алтайский государственный технический университет им. И.И. Ползунова" (АлтГТУ) | Электромагнитная тигельная плавильная печь с горизонтальным магнитопроводом и магнитным потоком |
RU2539490C2 (ru) * | 2013-03-12 | 2015-01-20 | Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего профессионального образования "Алтайский государственный технический университет им. И.И. Ползунова" (АлтГТУ) | Электромагнитная индукционная тигельная плавильная печь с u-образным магнитопроводом и горизонтальным магнитным потоком |
RU175496U1 (ru) * | 2016-10-24 | 2017-12-06 | федеральное государственное автономное образовательное учреждение высшего образования "Южно-Уральский государственный университет (национальный исследовательский университет)" (ФГАОУ ВО "ЮУрГУ" (НИУ)") | Печь для пирометаллургического восстановления шлаков черных и цветных металлов |
RU177465U1 (ru) * | 2016-12-08 | 2018-02-26 | федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Алтайский государственный технический университет им. И.И. Ползунова" (АлтГТУ) | Индукционная индукторная тигельная печь с кольцевым наборным магнитопроводом |
RU177475U1 (ru) * | 2016-12-08 | 2018-02-26 | федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Алтайский государственный технический университет им. И.И. Ползунова" (АлтГТУ) | Индукционная индукторная тигельная печь с проволочным индуктором |
RU180116U1 (ru) * | 2018-03-30 | 2018-06-04 | Общество с ограниченной ответственностью "КПД ИНЖИНИРИНГ" (ООО "КПД ИНЖИНИРИНГ") | Переворотное устройство индукционной печи |
RU2661368C1 (ru) * | 2017-09-01 | 2018-07-16 | Владимир Александрович Трусов | Индукционная тигельная печь |
RU2666395C2 (ru) * | 2016-12-08 | 2018-09-07 | федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Алтайский государственный технический университет им. И.И. Ползунова" (АлтГТУ) | Индукционная индукторная тигельная печь с кольцевым наборным магнитопроводом |
RU2669030C2 (ru) * | 2016-12-08 | 2018-10-05 | федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Алтайский государственный технический университет им. И.И. Ползунова" (АлтГТУ) | Индукционная индукторная тигельная печь с проволочным индуктором |
RU211366U1 (ru) * | 2021-12-29 | 2022-06-01 | Аркадий Ильич Маляров | Индукционная тигельная печь для плавки металлов и сплавов |
JP7178148B1 (ja) | 2022-08-15 | 2022-11-25 | 浜松ヒートテック株式会社 | 格子状構造形非鉄金属溶解用ルツボ |
-
2002
- 2002-09-19 JP JP2002272489A patent/JP2004108666A/ja not_active Withdrawn
Cited By (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007167857A (ja) * | 2005-12-19 | 2007-07-05 | Yamaichi Kinzoku Kk | 溶融金属の処理方法 |
WO2008021447A2 (en) * | 2006-08-16 | 2008-02-21 | Itherm Technologies, Lp | Method for inductive heating and agitation of a material in a channel |
WO2008021447A3 (en) * | 2006-08-16 | 2008-06-19 | Itherm Technologies Lp | Method for inductive heating and agitation of a material in a channel |
US7449663B2 (en) | 2006-08-16 | 2008-11-11 | Itherm Technologies, L.P. | Inductive heating apparatus and method |
US7540316B2 (en) | 2006-08-16 | 2009-06-02 | Itherm Technologies, L.P. | Method for inductive heating and agitation of a material in a channel |
US7718935B2 (en) | 2006-08-16 | 2010-05-18 | Itherm Technologies, Lp | Apparatus and method for inductive heating of a material in a channel |
US7723653B2 (en) | 2006-08-16 | 2010-05-25 | Itherm Technologies, Lp | Method for temperature cycling with inductive heating |
JP2011501701A (ja) * | 2007-10-12 | 2011-01-13 | エイジャックス トッコ マグネサーミック コーポレーション | 半液体金属の加工・検出装置、並びに該装置を用いた加工・検出方法 |
CN102072649A (zh) * | 2011-01-27 | 2011-05-25 | 包头逸飞磁性新材料有限公司 | 冷坩埚感应加热悬浮炉 |
CN102914175A (zh) * | 2012-11-18 | 2013-02-06 | 昆山市大金机械设备厂 | 金属熔液的搅拌方法 |
RU2536311C2 (ru) * | 2013-03-12 | 2014-12-20 | Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего профессионального образования "Алтайский государственный технический университет им. И.И. Ползунова" (АлтГТУ) | Электромагнитная тигельная плавильная печь с с-образным магнитопроводом и горизонтальным магнитным потоком |
RU2539237C2 (ru) * | 2013-03-12 | 2015-01-20 | Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего профессионального образования "Алтайский государственный технический университет им. И.И. Ползунова" (АлтГТУ) | Электромагнитная тигельная плавильная печь с горизонтальным магнитопроводом и магнитным потоком |
RU2539490C2 (ru) * | 2013-03-12 | 2015-01-20 | Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего профессионального образования "Алтайский государственный технический университет им. И.И. Ползунова" (АлтГТУ) | Электромагнитная индукционная тигельная плавильная печь с u-образным магнитопроводом и горизонтальным магнитным потоком |
RU175496U1 (ru) * | 2016-10-24 | 2017-12-06 | федеральное государственное автономное образовательное учреждение высшего образования "Южно-Уральский государственный университет (национальный исследовательский университет)" (ФГАОУ ВО "ЮУрГУ" (НИУ)") | Печь для пирометаллургического восстановления шлаков черных и цветных металлов |
RU177465U1 (ru) * | 2016-12-08 | 2018-02-26 | федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Алтайский государственный технический университет им. И.И. Ползунова" (АлтГТУ) | Индукционная индукторная тигельная печь с кольцевым наборным магнитопроводом |
RU177475U1 (ru) * | 2016-12-08 | 2018-02-26 | федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Алтайский государственный технический университет им. И.И. Ползунова" (АлтГТУ) | Индукционная индукторная тигельная печь с проволочным индуктором |
RU2666395C2 (ru) * | 2016-12-08 | 2018-09-07 | федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Алтайский государственный технический университет им. И.И. Ползунова" (АлтГТУ) | Индукционная индукторная тигельная печь с кольцевым наборным магнитопроводом |
RU2669030C2 (ru) * | 2016-12-08 | 2018-10-05 | федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Алтайский государственный технический университет им. И.И. Ползунова" (АлтГТУ) | Индукционная индукторная тигельная печь с проволочным индуктором |
RU2661368C1 (ru) * | 2017-09-01 | 2018-07-16 | Владимир Александрович Трусов | Индукционная тигельная печь |
RU180116U1 (ru) * | 2018-03-30 | 2018-06-04 | Общество с ограниченной ответственностью "КПД ИНЖИНИРИНГ" (ООО "КПД ИНЖИНИРИНГ") | Переворотное устройство индукционной печи |
RU211366U1 (ru) * | 2021-12-29 | 2022-06-01 | Аркадий Ильич Маляров | Индукционная тигельная печь для плавки металлов и сплавов |
JP7178148B1 (ja) | 2022-08-15 | 2022-11-25 | 浜松ヒートテック株式会社 | 格子状構造形非鉄金属溶解用ルツボ |
JP2024025915A (ja) * | 2022-08-15 | 2024-02-28 | 浜松ヒートテック株式会社 | 格子状構造形非鉄金属溶解用ルツボ |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2004108666A (ja) | るつぼ形誘導炉 | |
RU2266798C2 (ru) | Способ и устройство для непрерывной разливки металлов в кристаллизатор | |
WO2007018241A1 (ja) | 電磁撹拌装置 | |
US7675959B2 (en) | Systems and methods of electromagnetic influence on electroconducting continuum | |
JP2006189229A (ja) | 攪拌装置及び攪拌装置付溶解炉 | |
RU2003101963A (ru) | Способ и устройство для непрерывной разливки металлов в кристаллизатор | |
US2686823A (en) | Rotary electric field fluid stirring apparatus | |
JP4134310B2 (ja) | 電磁撹拌装置及び電磁撹拌方法 | |
JP5485776B2 (ja) | 溶解炉 | |
JP5485777B2 (ja) | 溶解炉 | |
KR19990028576A (ko) | 연속주조 몰드를 위한 전자기식 장치 | |
JPH05156378A (ja) | アルミニウム廃材の溶解方法と溶解炉 | |
JPS5966684A (ja) | とりべ炉を運転する方法 | |
AU719313B2 (en) | Method for the electromagnetic stirring of the liquid metal in electric arc furnaces and relative device | |
US20230304738A1 (en) | Agitation device and method for melting furnace and melting furnace | |
US6240120B1 (en) | Inductive melting of fine metallic particles | |
JP7345643B2 (ja) | 電気アーク炉内における液体金属の撹拌方法 | |
JPH04227466A (ja) | 直流アーク炉 | |
JP2002147964A (ja) | 誘導加熱溶解炉およびその底部出湯機構 | |
EP0286934B1 (en) | Method of reducing lining wear in a ladle containing a melt | |
JP7026693B2 (ja) | 金属製造プロセスのための炉アセンブリ | |
JP3122321B2 (ja) | 磁束遮断装置を有する誘導加熱による連続鋳造装置と溶解炉 | |
CA1193638A (en) | Induction furnace | |
JPH11339948A (ja) | 被汚染金属の処理装置 | |
JPH1072630A (ja) | アルミニウム溶解炉 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050614 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20060703 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20060704 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20060731 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20070911 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20071112 |