JP5485776B2 - 溶解炉 - Google Patents

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本発明は、主にアルミニウム合金の処理材(切削粉、飲料缶、破砕材や長尺材等)を溶解する溶解炉に関する。
上記処理材を溶解する溶解炉として、溶解貯留部と材料投入部(渦室)を区画して形成し、材料投入部と溶解貯留部との間を連通する通穴が底の左右に設けられたものが存在する(例えば特許文献1参照。)。そして、これは、材料投入部で溶湯の渦流を発生させるために、材料投入部の外周側にリニアモータ式の移動磁界発生装置(非接触型スターラ)を設置してある。
特開2006−10214号公報
ところが、非接触型スターラを渦室の外周側に設置する構造では、非接触型スターラの分だけ、溶解炉が必然的に大きくなる。また、このように外周側に設置する構造の場合、必ず、渦室の周壁の肉厚距離分だけ非接触型スターラと溶湯との距離が離れる。しかしながら、非接触型スターラの作用を溶湯に充分に作用させるには、薄い方が望ましい。さらに、溶解炉の大きさを現状程度に維持しているのならば、溶湯の渦流による攪拌力が向上する構造の開発が業界として望まれている。
そのほかに、溶解炉を運転して処理材を溶解すると、例えば処理材がアルミであればアルミ以外に含まれる不純物及び酸化アルミ等の滓が浮遊し、その滓が渦室の壁に付着する。運転を継続すると、滓が堆積してゆき、放っておくと運転不可能な量にまで堆積する。このような場合、通常は俗にブレイカーと言われる解体用の機械によって滓を除去するが、除去作業においては作業空間が広いことが望まれる。
本発明は上記実情を考慮して開発されたもので、その解決課題はアルミ等の処理材を渦室内の溶湯の渦流によって攪拌して溶解させる場合に、少なくとも非接触型スターラの設置箇所を渦室の外周側以外の場所にすることである。
本発明は、溶湯を貯留する溶解室と、渦流によって処理材を溶解する渦室とを備え、溶解室の側面に渦室を設け、渦室から連通口を介して溶解室に溶湯が出入りする溶解炉を前提とする。
そして、請求項1の発明は、内部空間を平面視円形状とする渦室の中央部に耐火物からなる中空の断熱ケースを着脱可能に設置し、渦室と断熱ケースとによって平面視ドーナツ状の攪拌空間を形成し、断熱ケース内に非接触型スターラを収容してあることを特徴とする。
「平面視ドーナツ状の攪拌空間」とは、周壁と断熱ケースとが同心円状に設置された場合の真円のドーナツ状に限らず、周壁の中央部ではあるが中心から偏心した位置に断熱ケースが設置された場合の偏心したドーナツ状も含まれるものとする。偏心量はあくまで渦流が発生する程度に限られる。また、平面視した場合の断熱ケースの肉厚は、問わないが、非接触型スターラの作用を溶湯に充分に作用させるには、次のように、薄い方が望ましい。即ち、請求項2の発明のように、平面視した場合に、断熱ケースの肉厚を渦室の肉厚よりも薄くしてあることである。
渦室の内側の底面は、全域が同じ高さの平面であってもよい。この場合、断熱ケースの底の肉厚分に相当する高さ位置の溶湯には、非接触型スターラからの移動磁界が充分に作用しない。そこで、それを解消するには、次のようにすることが望ましい。即ち、請求項3の発明のように、渦室の内側の底面に設置穴を有し、設置穴に断熱ケースの下端部を置き、非接触型スターラの最下端位置が渦室の内側の底面以下であることである。
攪拌空間での溶湯による渦流の進行方向を変えるレジスタが、渦室の周壁から内向きに突出していれば、渦流が複雑化して処理材の溶解効率を向上することもできるが、この場合、レジスタが損傷した場合に交換し難い。それを解消するには次のようにすることが望ましい。即ち、請求項4の発明のように、攪拌空間での溶湯による渦流の進行方向を変えるレジスタを断熱ケースから外向きに突出してあることである。
非接触型スターラは、断熱ケース内で移動不能に収容されたものであってもよい。但し、攪拌空間での溶湯の渦巻の状態を変えるには、次のようにすることが望ましい。即ち、請求項5の発明のように、非接触型スターラが断熱ケース内で昇降可能に設けてあることである。
請求項1の発明は、非接触型スターラを渦室の中央部に設置するという従来とは全く異なる思想に基づくものである。そして、非接触型スターラの外側を囲む断熱ケースと渦室とによって平面視ドーナツ状の攪拌空間を形成し、断熱ケース内に非接触型スターラを収容してあるので、従来のように非接触型スターラを渦室に対して外周側に設置する必然性がなくなり、その分だけ溶解炉を小さく形成することもできる。仮に非接触型スターラを複数設けた場合、つまり非接触型スターラを渦室の中央部に設けるだけでなく、従来のように渦室に対して外周側にも設置した場合、渦の発生のさせ方が多様となる。
また、断熱ケースで囲まれた非接触型スターラを渦室の中央部に設置し、攪拌空間を平面視ドーナツ状とすることにより、溶湯が渦になりやすくなり、攪拌効率が向上する。さらに断熱ケースは設置箇所が渦室の単なる内側ではなく、渦室の中央部、つまり渦流の中心に位置するので、溶湯によって損傷し難いものである。
その上、断熱ケースが着脱可能に設置してあるので、断熱ケースを撤去して渦室内を広くすることができ、渦室内に付着した滓の除去作業が容易になる。また、断熱ケースが損傷した場合には、断熱ケースの交換作業も容易に行える。従って、交換を迅速に行えば、溶解炉の運転を殆ど停止させないことも可能となる。
請求項2の発明によれば、平面視した場合に、断熱ケースの肉厚を渦室の肉厚よりも薄くしてあるので、非接触型スターラによって溶湯に移動磁界を一段と効率よく作用させることができる。
請求項3の発明によれば、非接触型スターラの最下端位置を渦室の内側の底面以下としてあるので、攪拌空間内の下部の溶湯に移動磁界を効率よく作用させることができ、渦流を発生させやすくなる。特に、溶湯の液面レベルが低い場合には有効である。
請求項4の発明によれば、レジスタが損傷した場合には、レジスタと断熱ケースが着脱不能な構造のときには、レジスタと断熱ケースをまとめて交換できるし、レジスタが断熱ケースに対して着脱可能な構造のときには、レジスタだけを交換することもできる。
請求項5の発明によれば、非接触型スターラが断熱ケース内で昇降可能に設けてあるので、所望の高さ位置に移動させれば、攪拌空間での溶湯の渦巻の状態が変わるので、従来よりも発生できる渦巻の状態が広がり、処理材に応じた渦巻を発生できる。
(イ)〜(ハ)図は、溶解炉の第一例を示す横断面図、A−A線断面図、B−B線断面図である。 断熱ケースを撤去した状態を示す断面図である。 断熱ケースを渦室の中央から偏心した位置に設置した状態を示す断面図である。 溶解炉の第二例を示す要部縦断面図である。 溶解炉の第三例を示す要部横断面図である。 溶解炉の第四例を示す要部横断面図である。 溶解炉の第五例を示す要部横断面図である。
溶解炉の基本的構造の一例を図1に基づいて説明する。溶解炉は、溶湯を貯留する溶解室1と、処理材を渦流で溶解する渦室2とを備え、渦室2を溶解室1の側面に設け、溶解室1の内部空間と渦室2の内部空間が連通する一対の連通口3、3を設けてあるものである。以下、詳述する。
溶解室1とは、溶湯を貯留する部屋のことである。溶解室1は、周りを囲む側壁11と、側壁11で囲まれた空間の上方を覆う天井壁12と、側壁11で囲まれた空間の底を塞ぐ床壁13とから構成される。また、溶解室1は、バーナ4を上部に取り付けてある。
側壁11は、矩形であって、その一側面(図では右側面)の前後幅中央部に渦室2を連続して設けてある。
さらに、側壁11は、渦室2を設置した面以外の面の上部に、溶解室1の内外を連通する一つのノロ掻出口5aを設けてある。つまり側壁11は、その上部において平面視コ字状に形成され、図では左側面がノロ掻出口5aとなっており、ノロ掻出口5aの外側を一枚のノロ掻出用の扉5で開閉可能に覆ってある。
床壁13は、その大半を略水平面とし、その一部(図では左側)において、ノロ掻出口5aに向かって徐々に高くなるスロープ13aを設けてある。略水平面としたのは、溶解室1の底は水平に対して僅かな斜度が付いており、この斜度を利用して溶湯を最終的には全部回収するからである。
渦室2とは、投入したアルミなどの処理材を渦流によって溶解する部屋のことである。渦室2は、有底円筒形状の渦室本体21と、渦室本体21の上端開口を塞ぐ開閉可能な蓋(図示せず)とから構成される。渦室本体21は、円筒形状(平面視ドーナツ状)の周壁22と、周壁22の下端を塞ぐ円形状の底壁23とから構成され、円柱状(平面視円形)の内部空間を形成してある。円筒形状である周壁22の一部分は溶解室1の側壁11によって形成される。また、平面視ドーナツ形状の周壁22の一部には外向きの嵌合穴26が形成されており、この嵌合穴26にレジスタ6の外側部分が嵌り込んでいる。一方、レジスタ6の内側部分は、V字状に先鋭となる形状であって、内向きに突出している。レジスタ6によって、溶湯の流れが複雑になり、攪拌効果が向上する。なお、底壁23は、溶解室1の床壁13に連続して略水平面に設けられている。
また、溶解室1の内部空間と渦室2の内部空間が連通する一対の連通口3、3は、渦室本体21の下部であって、円周方向に間隔をあけて設けてある。各連通口3の延在方向は、平面視して、溶解室1の側壁11のうち渦室2を設けた面と直交する方向であって、渦室本体21の内周円の接線方向に一致している。各連通口3の底面は、溶解室1及び渦室本体21の内部の底面と面一に合わせてある。
本発明の溶解炉の第一例は、図1に示すように、内部空間を平面視円形状とする渦室2の中央部に断熱ケース7を着脱可能に設置し、渦室2と断熱ケース7によって囲まれる攪拌空間24を平面視ドーナツ状に形成してある。また、断熱ケース7の中に非接触型スターラ8を昇降可能に収容してある。以下、断熱ケース7、非接触型スターラ8等について詳述する。
断熱ケース7は、中空で有底円筒状をしている。平面視した場合、断熱ケース7のドーナツ状の肉厚が、渦室2の周壁22のそれよりも薄く形成されている。薄くするほど、非接触型スターラ8からの移動磁界が溶湯に効率よく作用するようになる。断熱ケース7は、溶解室1及び渦室2と同様の耐火物(耐火キャスタブル等)であり、その内面側には、鉄板等の金属板が同じく有底円筒状に設けられる。この金属板によって、万一、耐火物が破損した場合でも非接触型スターラ8に溶湯が流れ込まないようにしてある。
また、この断熱ケース7は、渦室2の内側の底面に単に置くことにより、着脱可能に設置される。断熱ケース7は、耐火物であるので充分に重く、攪拌空間24内の溶湯の流れによって動くことは無い。さらに、攪拌空間24内の溶湯が中に入り込まないように、断熱ケース7の上端の高さが決められる。ここでは、断熱ケース7の上端は渦室2の周壁22よりも高くしてある。この場合、渦室2の周壁22の上端に被せる蓋は、断熱ケース7を通すようになっている。なお、断熱ケース7の中の空間が非接触型スターラ8の昇降空間となる。
非接触型スターラ8は、移動磁界発生装置、即ち移動磁界を発生して溶湯に回転力を与えるもので、例えば永久磁石を用いる。永久磁石式の非接触型スターラ8は、より詳しく言えば、図示しないが、例えば円周方向にN極とS極が交互に配置された永久磁石をプレート上に固定したものである。この非接触型スターラ8を断熱ケース7内で回転させることにより、移動磁界を発生させ、その移動磁界が攪拌空間24内の溶湯に作用して誘導電流を流し、それによって溶湯に渦巻力を発生させ、溶湯が攪拌される。
非接触型スターラ8を回す回転機構が、渦室2の上方に設けられている。回転機構は図示しないフレームによって支持されており、モータMからの回転力がギヤ、ベルト等を介して非接触型スターラ8の中心から真上に延びる回転軸81に伝わる。つまり、非接触型スターラ8は、回転軸81によって吊り下げられている構造である。また、この回転機構には、例えばシリンダ機構を採用した昇降装置82が連結されており、昇降装置82によって断熱ケース7内で非接触型スターラ8を昇降させる。図では、非接触型スターラ8を最も下げた場合でもその上端が渦室2の高さよりも低いので、非接触型スターラ8を所望の高さに昇降させられる。
上述した溶解炉の第一例は、非接触型スターラ8を断熱ケース7内で回転させることにより、溶湯に渦流を発生させる。渦室2の中央部から発生する移動磁界を作用させて、溶湯を回転させるので、渦室2の外周側から移動磁界を作用させるものと比べて、溶湯の流れが異なるものとなる。このような渦流となった溶湯の中に、渦室2の上方から処理材を投入し、溶解する。
断熱ケース7は渦室2の内側の底面に置いてあるだけなので、撤去作業が容易である。従って、渦室2の周壁22に付着した酸化アルミ等の滓の量が多くなってきたら、図2に示すように、断熱ケース7を上昇させて渦室2の内部空間を平面視円形の広い空間とし、この広い空間で滓の除去作業を行う。また、断熱ケース7と非接触型スターラ8の少なくとも一つのみ交換することも可能である。
非接触型スターラ8が永久磁石式なので、後述するリニアモータ式のものに比べて、冷却水が不要となり、電気代も安くなる。
さらに、断熱ケース7が着脱可能なので、図3に示すように内部空間が平面視円形の渦室2の中心Cから偏心した位置に断熱ケース7を設置することもできる。このようにすることによって、渦室2内で発生する渦の種類を多様なものとすることができる。
本発明の溶解炉の第二例は、図4に示すように、渦室2の内側の底面に段差状に低い設置穴25を形成し、その設置穴25に断熱ケース7を置き、断熱ケース7内の非接触型スターラ8の最下端位置を設置穴25以外の渦室2の内側の底面と同じ高さにしてある。
設置穴25は、図では断熱ケース7の外周形状に一致させ、断熱ケース7の下端部が嵌り込んで位置決めされるようにしてある。しかし、設置穴25が断熱ケース7の外周形状よりも明らかに大きく、断熱ケース7を設置する大まかな目安となるようなものであっても良い。
本発明の溶解炉の第三例は、図5に示すように、レジスタ6を断熱ケース7の外周部に着脱可能に嵌め込み、レジスタ6の先鋭な外側部分を攪拌空間24に突出させたものである。
本発明の溶解炉の第四例は、図6に示すように、渦室2の外周に沿って平面視半円状の別の非接触型スターラ8を設置したものである。この別の非接触型スターラ8は、例えば電磁石(リニアモータ)式であって、リニアモータに三相交流を印加して移動磁界を発生させるものである。このように非接触型スターラ8を渦室2の中央部と渦室2の外周側に設けることにより、複数の非接触型スターラ8で渦室2内の溶湯を攪拌できることになり、多様な種類の渦巻きを発生できる。
本発明の溶解炉の第五例は、図7に示すように、前例までのレジスタ6が無いものである。すなわち、第五例は、内部空間を平面視円形状とする渦室2の内周面と、渦室2の中央部に設置された平面視円筒形の断熱ケース7の外周面とを、凹凸の殆ど無い面とし、渦室2と断熱ケース7とによって囲まれる攪拌空間24を、凹凸のほとんど無い平面視ドーナツ状に形成してあるものである。この場合でも、渦室2内の溶湯を十分に攪拌することができる。
本発明の溶解炉は上記実施例に限定されない。例えば、断熱ケース7の中にコンパクト化した電磁石式の非接触型スターラ8を配置してもよい。
1溶解室 2渦室
3連通口 4バーナ、
5扉 5aノロ掻出口
6レジスタ
7断熱ケース 8非接触型スターラ
11側壁 12天井壁
13床壁 13aスロープ、
21渦室本体 22周壁
23底壁 24攪拌空間
25設置穴 26嵌合穴
81回転軸 82昇降装置
Mモータ C中心

Claims (5)

  1. 溶湯を貯留する溶解室(1)と、渦流によって処理材を溶解する渦室(2)とを備え、溶解室(1)の側面に渦室(2)を設け、渦室(2)から連通口(3)を介して溶解室(1)に溶湯が出入りする溶解炉において、
    内部空間を平面視円形状とする渦室(2)の中央部に耐火物からなる中空の断熱ケース(7)を着脱可能に設置し、渦室(2)と断熱ケース(7)とによって平面視ドーナツ状の攪拌空間(24)を形成し、断熱ケース(7)内に非接触型スターラ(8)を収容してあることを特徴とする溶解炉。
  2. 平面視した場合に、断熱ケース(7)の肉厚を渦室(2)の肉厚よりも薄くしてあることを特徴とする請求項1記載の溶解炉。
  3. 渦室(2)の内側の底面に設置穴(25)を有し、設置穴(25)に断熱ケース(7)の下端部を置き、非接触型スターラ(8)の最下端位置が渦室(2)の内側の底面以下であることを特徴とする請求項1又は2記載の溶解炉。
  4. 攪拌空間(24)での溶湯による渦流の進行方向を変えるレジスタ(6)を断熱ケース(7)から外向きに突出してあることを特徴とする請求項1、2又は3記載の溶解炉。
  5. 非接触型スターラ(8)が断熱ケース(7)内で昇降可能に設けてあることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の溶解炉。
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