JP2004104706A - 信号変換器 - Google Patents

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Kazuhiro Yamazaki
山崎 和宏
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Abstract

【課題】1心及び2心の光ファイバケーブルの双方を接続することができ、光信号と電気信号との間の変換を行うことができる信号変換器の提供。
【解決手段】1心及び2心の光ファイバケーブル1,2を各別に接続するためのレセプタクル10a,10bと、電気通信ケーブル3を接続するためのコネクタ10cと、1心側に接続された光トランシーバ17と、2心側に接続された光送信機18及び光受信機19と、電気信号の入力元及び出力元を切替えるスイッチ回路16とを備え、スイッチ回路16は、光トランシーバ17からSD信号を受けたときに1心側へ切替え、光受信機19からのSD信号を受けたときに2心側へ切替えるようにしている。
【選択図】    図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、1心及び2心の光ファイバケーブルの双方を接続することができ、光信号と電気信号との間の変換を行うことができる信号変換器に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、光信号を利用した光通信は、光ファイバケーブルの種類に応じて2種類の通信方式に大別される。すなわち、送信光及び受信光を多重化して1心の光ファイバケーブルにより送受信を行う1心双方向光通信方式と、送信光及び受信光を2心の光ファイバケーブルに分割して送受信を行う2心双方向光通信方式とが存在する。
【0003】
何れの通信方式の光通信を利用する場合であっても、ユーザが利用する端末機側にて光信号と電気信号との間の変換を行う必要があるため、メディアコンバータのような信号変換器が利用されている。従来のメディアコンバータでは、1心の光ファイバケーブル又は2心の光ファイバケーブルの何れか一方を接続できる構成となっていた(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平5−299698号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、ユーザは、1心の光ファイバケーブルを接続できる信号変換器、又は2心の光ファイバケーブルを接続できる信号変換器を、接続先の信号変換器の種類に応じて選定しなければならず、予め接続先の信号変換器が何れの種類のものであるか調査する必要が生じていた。また、接続先の信号変換器の種類が変更された場合、それに合わせて別の種類の信号変換器を用意する必要が生じており、1心の光ファイバケーブル及び2心の光ファイバケーブルの双方を接続して利用可能な信号変換器が求められていた。
【0006】
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、電気信号入出力部、1心の光ファイバケーブルを接続可能にしている第1光信号入出力部、及び2心の光ファイバケーブルを接続可能にしている第2光信号入出力部を備え、入力された電気信号を光信号へ変換するとともに、入力された光信号を電気信号へ変換する構成とすることにより、1心の光ファイバケーブル及び2心の光ファイバケーブルを共用することができる信号変換器を提供することを目的とする。
【0007】
本発明の他の目的は、光信号の入出力元を、第1又は第2光信号入出力元の何れかに切替える手段を備える構成とすることにより、1心の光ファイバケーブルと2心の光ファイバケーブルとを切替えて利用することが可能な信号変換器を提供することにある。
【0008】
本発明の更に他の目的は、第1及び第2光信号入出力部への光信号の入力の有無を検出して、電気信号に変換すべき光信号の入力元を切替える手段を備えることにより、1心の光ファイバケーブルと2心の光ファイバケーブルとを自動的に切替えて利用することが可能な信号変換器を提供することにある。
【0009】
本発明の更に他の目的は、第1又は第2光信号入出力部へ光信号が入力されていないことを検出した場合、その旨の情報を報知する構成とすることにより、光信号の入力の有無を報知できる信号変換器を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
第1発明に係る信号変換器は、電気信号と光信号との間の変換を行う信号変換器において、電気信号入出力部と、1心及び2心の光ファイバケーブルを夫々接続可能になしてある第1及び第2光信号入出力部と、前記第1又は第2光信号入出力部を介して入力された光信号を電気信号に変換して前記電気信号入出力部へ送出する手段と、前記電気信号入出力部を介して入力された電気信号を光信号に変換して前記第1又は第2光信号入出力部へ送出する手段とを備えることを特徴とする。
【0011】
第1発明にあっては、電気信号入力部、1心の光ファイバケーブルを接続するための第1光信号入出力部、及び2心の光ファイバケーブルを接続するための第2光信号入出力部を備えており、電気信号と光信号との間の変換を行うようにしている。したがって、1心の光ファイバケーブル及び2心の光ファイバを各別に接続する2種類の信号変換器を用意することなく、双方の光ファイバケーブルを接続して利用することが可能となる。
【0012】
第2発明に係る信号変換器は、第1発明に係る信号変換器において、光信号の入出力元を、前記第1又は第2光信号入出力部の何れかに切替える手段を更に備えることを特徴とする。
【0013】
第2発明にあっては、光信号の入出力元を、第1光信号入出力部又は第2光信号入出力部の何れかに切替える手段を備えている。したがって、1心の光ファイバケーブル及び2心の光ファイバケーブルの双方を接続した場合であっても、ユーザが何れか一方を選択して利用することが可能である。
【0014】
第3発明に係る信号変換器は、第1発明に係る信号変換器において、前記第1及び第2光信号入出力部への光信号の入力の有無を検出する検出手段と、該検出手段の検出結果に基づいて、電気信号に変換すべき光信号の入力元を、前記第1又は第2光信号入出力部の何れかに切替える手段とを更に備えることを特徴とする。
【0015】
第3発明にあっては、光信号の入力の有無を検出し、その検出結果に基づき電気信号に変換すべき光信号の入力元を切替えるようにしている。したがって、1心の光ファイバケーブル及び2心の光ファイバケーブルの双方を接続した場合であっても、入力された光信号に応じて自動的に利用する光ファイバケーブルを切替えることができる。
【0016】
第4発明に係る信号変換器は、第3発明に係る信号変換器において、前記検出手段が、前記第1又は第2光信号入出力部へ光信号が入力されていないことを検出した場合、光信号が入力されていない旨の情報を報知する報知手段を更に備えることを特徴とする。
【0017】
第4発明にあっては、第1及び第2光信号入出力部にて光信号が入力されていないことを検出した場合、その旨の情報を報知するようにしている。したがって、例えば、LEDランプのような発光手段、ブザーのような警報音出力手段等を利用して光信号が入力されないという異常が生じた旨の情報を報知することが可能となる。
【0018】
第5発明に係る信号変換器は、第4発明に係る信号変換器において、前記報知手段は、前記電気信号入出力部を介してパケット信号を出力することにより、光信号が入力されていない旨の情報を報知すべくなしてあることを特徴とする。
【0019】
第5発明にあっては、光信号が入力されていない旨の情報をパケット信号により報知するようにしているため、例えば、本発明の信号変換器に接続された情報処理装置のユーザに異常が生じていることを知らしめることが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
図1は本発明に係る信号変換器を利用した光通信ネットワークの構成を示す模式図である。図中30,30は、パーソナルコンピュータのような情報処理装置であり、該情報処理装置30,30には電気通信ケーブル3,3を介してルータ20,20が夫々接続され、更にルータ20,20には電気通信ケーブル3,3を介して本発明の信号変換器であるメディアコンバータ10,10が夫々接続されている。また、2つのメディアコンバータ10,10の間を1心の光ファイバケーブル1(又は、2心の光ファイバケーブル2)で接続することにより、光通信ネットワークを構成している。
【0021】
一方の情報処理装置30から外部へ送信される各種のデータは、パケットによる電気信号としてルータ20へ送出される。ルータ20は、送信すべき信号の経路を設定するために経路制御情報を記憶したルーティングテーブルを有しており、このルーティングテーブルの経路制御情報に従って信号の送信経路を設定し、メディアコンバータ10へ送出する。メディアコンバータ10は、電気信号を光信号に変換して出力する機能を有しており、ルータ20を介して入力されたパケットによる電気信号を光信号に変換し、1心の光ファイバケーブル1(又は2心の光ファイバケーブル2)を通じてルータ20によって定められた送信先へ光信号を送信する。
【0022】
送信された光信号を他方の情報処理装置30側で受信する場合、まず、その光信号はメディアコンバータ10に入力されて電気信号に変換される。変換された電気信号は、電気通信ケーブル3を介してルータ20に送出される。ルータ20は、自身が有するルーティングテーブルの経路制御情報に基づいて、入力された電気信号を前記情報処理装置30へ送出する。
【0023】
本発明に係るメディアコンバータ10には、1心の光ファイバケーブル1、及び2心の光ファイバケーブル2の双方を接続することが可能であり、それらを手動により、又は自動的に切替えて利用することができる。手動により利用する光ファイバケーブル1,2を切替える場合、スライドスイッチのような機械式スイッチを利用して切替えるようになしてあり、自動的に利用する光ファイバケーブル1,2を切替える場合、メディアコンバータ10にて光信号の入力を検出し、その検出結果に基づいて切替えるようにしている。
以下では、主として自動的に切替えを行うメディアコンバータ10について説明する。
【0024】
図2はメディアコンバータ10の内部構成を示すブロック図である。メディアコンバータ10は、1心の光ファイバケーブル1を接続するためのレセプタクル10aと2心の光ファイバケーブル2を接続するためのレセプタクル10bとを備えている。
【0025】
レセプタクル10aに接続された光ファイバケーブル1の心線1aは光トランシーバ17へ接続されており、心線1aを通じて光トランシーバ17に入力された光信号は、電気信号に変換され後、スイッチ回路16の入力端子16eへ入力される。また、スイッチ回路16の出力端子16cは光トランシーバ17へ接続されており、出力端子16cから光トランシーバ17に入力された電気信号は、光信号に変換された後、光ファイバケーブル1の心線1aを通じて外部へ送信される。
【0026】
一方、レセプタクル10bに接続された光ファイバケーブル2の受信側の心線2bは光受信機19へ接続されており、心線2bを介して入力された光信号は、光受信機19にて電気信号に変換された後、スイッチ回路16の入力端子16fへ入力される。また、スイッチ回路16の出力端子16dは、光送信機18へ接続されており、出力端子16dから入力された電気信号は、光送信機18にて光信号へ変換された後、光ファイバケーブル2の送信側の心線2aを通じて外部へ送信される。
【0027】
光トランシーバ17及び光受信機19は、外部から入力された光信号を検出したときにSD信号(SD : Signal Detect)を生成し、生成したSD信号をコントロール回路15及びスイッチ回路16へ送出するようにしている。
スイッチ回路16は、入力されたSD信号に基づき電気信号の出力元及び入力元に関する端子を切替えるようにしてあり、光トランシーバ17から出力されたSD信号が入力された場合、電気信号の出力元を出力端子16cに切替え、電気信号の入力元を入力端子16eに切替える。すなわち、光トランシーバ17からのSD信号が入力された場合、光信号の伝送媒体として1心の光ファイバケーブル1が選択される。
【0028】
また、光受信機19から出力されたSD信号が入力された場合、電気信号の出力元を出力端子16dに切替え、電気信号の入力元を入力端子16fに切替える。すなわち、光受信機19からのSD信号が入力された場合、光信号の伝送媒体として2心の光ファイバケーブル2が選択される。
【0029】
スイッチ回路16の出力端子16c,16dから出力すべき電気信号は、スイッチ回路16の入力端子16aを介して入力されたものであり、スイッチ回路16の入力端子16e,16fから入力された電気信号は出力端子16bを通じて出力される。
【0030】
スイッチ回路16の出力端子16bから出力される電気信号は、物理層LSI14に入力されて物理層の処理がなされ、フレームバッファ13に一時的に保持される。コントロール回路15は、フレームバッファ13にて一時的に保持されている電気信号の出力タイミングを制御する。
コントロール回路15の指示によりフレームバッファ13から出力された電気信号は、物理層LSI12及びトランス11を介して、RJ−45のようなコネクタ10cに接続された電気通信ケーブル3によりルータ20及び情報処理装置30へ送信される。
【0031】
一方、情報処理装置30及びルータ20から送信された電気信号は、トランス11及び物理層LSI12を介してフレームバッファ13に入力されて一時的に保持される。フレームバッファ12に入力された電気信号は、コントロール回路15の指示により、所定のタイミングで物理層LSI14へ送出され、スイッチ回路16の入力端子16aに入力される。
【0032】
コントロール回路15は、フレームバッファ13に入力された電気信号の出力タイミングを制御するとともに、光トランシーバ17又は光受信機19からのSD信号が検出されない場合、後述する警告情報出力処理を行う回路である。
【0033】
図3は光トランシーバ17の内部構成を示すブロック図である。1心の光ファイバケーブル1の心線1aを介して入力された光信号は、まず、方向性結合器174に入力される。方向性結合器174は光信号の2つの伝送経路を1つに結合する導波管であり、心線1aを介して入力された光信号をフォトダイオード175へ導くとともに、レーザダイオード173から照射された光信号を心線1aへと導く。フォトダイオード175は入射された光信号を電気信号へ変換し、変換した電気信号を電流/電圧変換回路176へ送出する。電流/電圧変換回路176は入力された電気信号の電流値を電圧値に変換した後、アンプ177を介して外部へデータ(電気信号)を出力する。
【0034】
また、電流/電圧変換回路176が出力した電気信号は、アンプ177を介して外部へ出力されるとともに、SD回路178へ入力される。SD回路178は、入力された電気信号の電圧値に対する閾値を予め記憶しており、この閾値よりも大きな電圧値を有する電気信号が入力された場合、光信号を検出したとしてSD信号を生成し、光トランシーバ17の外部へSD信号を出力する。したがって、光トランシーバ17からSD信号が出力された場合、光信号が光ファイバケーブル1を介して適切に入力されたことになる。
【0035】
スイッチ回路16側から光トランシーバ17に入力されたデータ(電気信号)は、アンプ171を介して増幅されてLDドライバ172へ入力される。LDドライバ172は入力された電気信号に基づいて、レーザダイオード173を駆動し、前記電気信号に応じた光信号を生成させ、方向性結合器174へ入射させる。方向性結合器174に入射された光信号は、光ファイバケーブル1の心線1aを通じて外部へ出力される。
【0036】
図4は光送信機18及び光受信機19の内部構成を示すブロック図である。図4(a)は光送信機18の内部構成を示すブロック図であり、スイッチ回路16側から光送信機18に入力されたデータ(電気信号)は、アンプ181を介して増幅されてLDドライバ182へ入力される。LDドライバ182は入力された電気信号に基づき、レーザダイオード183を駆動し、前記電気信号に応じた光信号を生成させる。生成された光信号は2心の光ファイバケーブル2の送信側の心線2aを通じて外部へ送信される。
【0037】
図4(b)は光受信機19の内部構成を示すブロック図であり、2心の光ファイバケーブル2の受信側の心線2bを介して入力された光信号は、フォトダイオード195へ入射される。フォトダイオード195は入射された光信号を電気信号へ変換するようにしており、変換した電気信号は、電流/電圧変換回路196によりその電流値が電圧値に変換された後、アンプ197によって増幅されて外部へデータ(電気信号)として出力される。
【0038】
また、電流/電圧変換回路196が出力した電気信号は、アンプ197を介して外部へ出力されるとともに、SD回路198へ入力される。SD回路198は、入力された電気信号の電圧値に対する閾値を予め記憶しており、この閾値よりも大きな電圧値を有する電気信号が入力された場合、信号を検出したとしてSD信号を生成し、光受信機19の外部へSD信号を出力する。したがって、光受信機19からSD信号が出力された場合、光信号が光ファイバケーブル2を介して適切に入力されたことになる。
【0039】
図5はスイッチ回路16の動作を説明するフローチャートである。スイッチ回路16は、まず、SD信号を検出したか否かを判断し(ステップS1)、SD信号を検出していない場合(S1:NO)、SD信号を検出するまで待機する。
【0040】
スイッチ回路16がSD信号を検出した場合(S1:YES)、そのSD信号が光トランシーバ17からのSD信号であるか否かを判断し(ステップS2)、光トランシーバ17からのSD信号であると判断した場合(S2:YES)、1心側のスイッチを閉路する(ステップS3)。すなわち、スイッチ回路16は、入力端子16aと出力端子16cとが接続されるように閉路すると共に、出力端子16bと入力端子16eとが接続されるように閉路し、1心の光ファイバケーブル1を選択して利用する。
【0041】
ステップS2において、光トランシーバ17からのSD信号でないと判断した場合(S2:NO)、検出したSD信号が光受信機19からのSD信号であるか否かを判断する(ステップS4)。光受信機19からのSD信号であると判断した場合(S4:YES)、2心側のスイッチを閉路する(ステップS5)。すなわち、スイッチ回路16は、入力端子16aと出力端子16dとが接続されるように閉路すると共に、出力端子16bと入力端子16fとが接続されるように閉路し、2心の光ファイバケーブル2を選択して利用する。
ステップS4において、光受信機19からのSD信号でないと判断した場合(S4:NO)、処理をステップS1へ戻す。
【0042】
図6はコントロール回路15による警告情報出力処理の処理手順を説明するフローチャートである。コントロール回路15は、まず、何らかの異常を検出したか否かを判断する(ステップS11)。異常を検出していない場合(S11:NO)、異常を検出するまで待機する。
【0043】
異常を検出した場合(S11:YES)、それが電源の異常であるか否かを判断する(ステップS12)。例えば、電力が供給されていない場合、供給された電力が定格値と比較して大きい場合(又は小さい場合)、電源の異常を検出したとして(S12:YES)、電源が異常である旨の情報を生成する(ステップS13)。そして、コントロール回路15は、生成した情報を外部へ出力する(ステップS21)。情報の出力は、パケットを利用した情報を電気通信ケーブル3を通じて情報処理装置30へ出力することによって行ってもよく、また、LEDランプのような発光手段、ブザーのような警報音出力手段を設けて出力するものであってもよい。
【0044】
ステップS12において、電源の異常を検出していないと判断した場合(S12:NO)、光トランシーバ17又は光受信機19からのSD信号を検出したか否かを判断することによって、光信号が非検出であるか否かを判断する(ステップS14)。光信号が非検出である場合(S14:YES)、光信号が非検出である旨の情報を生成する(ステップS15)。そして、コントロール回路15は、生成した情報を前述と同様に外部へ出力する(S21)。
【0045】
ステップS14において、光信号を検出したと判断した場合(S14:NO)、電気信号が非検出であるか否かを判断する(ステップS16)。電気信号が非検出である場合(S16:YES)、電気信号が非検出である旨の情報を生成する(ステップS17)。そして、コントロール回路15は、生成した情報を前述と同様に外部へ出力する(S21)。
【0046】
ステップS16において、電気信号を検出したと判断した場合(S16:NO)、光トランシーバ17のレーザダイオード173又は光送信機18のレーザダイオード183のレーザ発光が異常であるか否かを判断する(ステップS18)。レーザ発光の異常であると判断した場合(S18:YES)、レーザ発光が異常である旨の情報を生成する(ステップS19)。そして、コントロール回路15は、生成した情報を前述と同様に外部へ出力する(S21)。また、ステップS18において、レーザ発光が正常であると判断した場合(S18:NO)、何らかの異常が発生している旨のエラー情報を生成し(ステップS20)、生成した情報を前述と同様に外部へ出力する(S21)。
【0047】
なお、本実施の形態では、光トランシーバ17又は光受信機19にて光信号を検出した場合、スイッチ回路16により自動的に1心側と2心側とを切替えるようにしたが、スイッチ回路16の代わりにスライドスイッチのような機械式のスイッチを設けることによって、ユーザが任意に切替えて利用できるメディアコンバータを提供することも可能である。
【0048】
【発明の効果】
以上、詳述したように、第1発明による場合は、電気信号入力端子、1心の光ファイバケーブルを接続するための第1光信号入出力部、及び2心の光ファイバケーブルを接続するための第2光信号入出力部を備えており、電気信号と光信号との間の変換を行うようにしている。したがって、1心の光ファイバケーブル及び2心の光ファイバを別個に接続する2種類の信号変換器を用意することなく、双方の光ファイバケーブルを接続して利用することが可能となる。
【0049】
第2発明による場合は、光信号の入出力元を、第1光信号入出力部又は第2光信号入出力部の何れかに切替える手段を備えている。したがって、1心の光ファイバケーブル及び2心の光ファイバケーブルの双方を接続した場合であっても、ユーザが何れか一方を選択して利用することが可能である。
【0050】
第3発明による場合は、光信号の入力の有無を検出し、その検出結果に基づき電気信号に変換すべき光信号の入力元を切替えるようにしている。したがって、1心の光ファイバケーブル及び2心の光ファイバケーブルの双方を接続した場合であっても、入力された光信号に応じて自動的に利用する光ファイバケーブルを切替えることができる。
【0051】
第4発明による場合は、第1及び第2光信号入出力部にて光信号が入力されていないことを検出した場合、その旨の情報を報知するようにしている。したがって、例えば、LEDランプのような発光手段、ブザーのような警報音出力手段等を利用して光信号が入力されないという異常が生じた旨の情報を報知することが可能となる。
【0052】
第5発明による場合は、光信号が入力されていない旨の情報をパケット信号により報知するようにしているため、例えば、本発明の信号変換器に接続された情報処理装置のユーザに異常が生じていることを知らしめることが可能となる等、本発明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る信号変換器を利用した光通信ネットワークの構成を示す模式図である。
【図2】メディアコンバータの内部構成を示すブロック図である。
【図3】光トランシーバの内部構成を示すブロック図である。
【図4】光送信機及び光受信機の内部構成を示すブロック図である。
【図5】スイッチ回路の動作を説明するフローチャートである。
【図6】コントロール回路による警告情報出力処理の処理手順を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1,2 光ファイバケーブル
3 電気通信ケーブル
10 メディアコンバータ
11 トランス
12,14 物理層LSI
13 フレームバッファ
15 コントロール回路
16 スイッチ回路
17 光トランシーバ
18 光送信機
19 光受信機

Claims (5)

  1. 電気信号と光信号との間の変換を行う信号変換器において、電気信号入出力部と、1心及び2心の光ファイバケーブルを夫々接続可能になしてある第1及び第2光信号入出力部と、前記第1又は第2光信号入出力部を介して入力された光信号を電気信号に変換して前記電気信号入出力部へ送出する手段と、前記電気信号入出力部を介して入力された電気信号を光信号に変換して前記第1又は第2光信号入出力部へ送出する手段とを備えることを特徴とする信号変換器。
  2. 光信号の入出力元を、前記第1又は第2光信号入出力部の何れかに切替える手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の信号変換器。
  3. 前記第1及び第2光信号入出力部への光信号の入力の有無を検出する検出手段と、該検出手段の検出結果に基づいて、電気信号に変換すべき光信号の入力元を、前記第1又は第2光信号入出力部の何れかに切替える手段とを更に備えることを特徴とする請求項1に記載の信号変換器。
  4. 前記検出手段が、前記第1又は第2光信号入出力部へ光信号が入力されていないことを検出した場合、光信号が入力されていない旨の情報を報知する報知手段を更に備えることを特徴とする請求項3に記載の信号変換器。
  5. 前記報知手段は、前記電気信号入出力部を介してパケット信号を出力することにより、光信号が入力されていない旨の情報を報知すべくなしてあることを特徴とする請求項4に記載の信号変換器。
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