JP2004104374A - 情報処理装置および方法、並びにプログラム - Google Patents

情報処理装置および方法、並びにプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2004104374A
JP2004104374A JP2002262177A JP2002262177A JP2004104374A JP 2004104374 A JP2004104374 A JP 2004104374A JP 2002262177 A JP2002262177 A JP 2002262177A JP 2002262177 A JP2002262177 A JP 2002262177A JP 2004104374 A JP2004104374 A JP 2004104374A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
point observation
fixed
button
program
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002262177A
Other languages
English (en)
Inventor
Eriko Matsumura
松村 衣里子
Takashi Kuwayama
桑山 高史
Akitane Tsuchiya
土屋 晃胤
Hiroshi Hasegawa
長谷川 寛
Taku Mitsui
三井 卓
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2002262177A priority Critical patent/JP2004104374A/ja
Publication of JP2004104374A publication Critical patent/JP2004104374A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

【課題】定点観測画像を動画に変換する。
【解決手段】定点観測画像は、複数のJPEG形式の静止画と、それらの関係が記録されている画像管理ファイルから構成されている。エンコーダは、この画像管理ファイルに記録されている、定点観測画像に含まれている複数の静止画を時系列的な情報に基づいて、定点観測画像を構成する静止画を時系列的に並べて連続的に表示させたときの画像を、MPEG1形式の動画に変換させる。本発明は、静止画、動画、または、定点観測画像を管理するソフトウェアに適用することができる。
【選択図】   図33

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報処理装置および方法、並びにプログラムに関し、特に、定点観測画像を動画として管理できるようにした情報処理装置および方法、並びにプログラムに関する。
【0002】
特定の視点から画像を撮影し続け、これを定点観測画像(一定の時間内に、複数回数撮影された複数の静止画の群をいう)として所定のWWW(World Wide Web)サーバ(以下、webサーバとも称する)にアップロードして公開するサービスが普及しつつある。
【0003】
定点観測画像の画像データ(静止画データ、または、動画像データを含む)を公開するサービスは、サービスの提供者が、所定のwebサーバにアップロードすると共に、定点観測画像をアップロードしたことをユーザに告知する。ユーザは、この告知情報に基づいて、所定のwebサーバにアクセスして、定点観測画像の画像データをダウンロードして、静止画、動画、または、定点観測画像を対応する処理により再生させる。
【0004】
また、従来において、加工された静止画とビデオカメラの映像を合成できるものがある。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−223389号公報(第3,4頁、図3)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、定点観測の画像データは、複数の静止画像から構成されているため、ユーザは、静止画や動画のデータとは別個に管理する必要があり、複数の静止画からなる定点観測の画像データを連続的に表示できる専用のソフトウェアをインストールした機器を使用するか、または、サービスの提供者が、webサーバにおいて、複数の静止画像を連続的に再生させることができるようにプログラミングしておかなければならないという課題があった。
【0007】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、特に、定点観測画像を動画として管理できるようにするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の情報処理装置は、定点観測画像を記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶された定点観測画像のうち、所定の定点観測画像を選択する選択手段と、選択手段により選択された定点観測画像を動画に変換する変換手段と、変換手段により変換された定点観測画像の動画の送信を指示する指示手段と、指示手段により送信が指示された場合、所定の制御信号を発生する発生手段と、制御信号に対応して、変換手段により変換された動画を送信する送信手段とを含むことを特徴とする。
【0009】
前記送信手段には、変換手段により変換された動画を送信することにより他の情報処理装置にアップロードさせるようにすることができる。
【0010】
前記送信手段には、変換手段により変換された動画を電子メールの添付ファイルとして他の情報処理装置に送信させるようにすることができる。
【0011】
前記定点観測画像は、複数の静止画と、複数の静止画の表示順序を時系列で管理する管理ファイルから構成されるようにすることができる。
【0012】
前記変換手段には、定点観測画像をMPEG1、または、Flash形式の動画に変換させるようにすることができる。
【0013】
本発明の情報処理方法は、定点観測画像を記憶する記憶ステップと、記憶ステップの処理で記憶された定点観測画像のうち、所定の定点観測画像を選択する選択ステップと、選択ステップの処理で選択された定点観測画像を動画に変換する変換ステップと、変換ステップの処理で変換された定点観測画像の動画の送信を指示する指示ステップと、指示ステップの処理で送信が指示された場合、所定の制御信号を発生する発生ステップと、制御信号に対応して、変換ステップの処理で変換された動画を送信する送信ステップとを含むことを特徴とする。
【0014】
本発明のプログラムは、定点観測画像を動画に変換する変換ステップと、変換ステップの処理で変換された定点観測画像の動画の送信を指示する指示ステップとを含む処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0015】
本発明の情報処理装置および方法、並びにプログラムにおいては、定点観測画像が記憶され、記憶された定点観測画像のうち、所定の定点観測画像が選択され、選択された定点観測画像が動画に変換され、変換された定点観測画像の動画の送信が指示され、送信が指示された場合、所定の制御信号が発生され、制御信号に対応して、変換された動画が送信される。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明に係る画像配信システムの一実施の形態の構成を示す図である。
【0017】
本発明の画像配信システムは、例えば、インターネットなどのネットワーク1上にPC(Personal Computer)11、PC13、携帯電話14、PDA15、ネットワークカムコーダ16、画像管理サーバ17、webサーバ18、および、FTPサーバ19が接続されており、それぞれが相互にデータを授受できる構成となっている。尚、図1においては、PC11、PC13、携帯電話14、PDA15、ネットワークカムコーダ16、画像管理サーバ17、webサーバ18、および、FTPサーバ19は、各1個がネットワーク1に接続された構成となっているが、当然のことながらそれぞれが複数個存在していてもよい。
【0018】
PC11は、自らで撮影した画像(静止画、動画、または、定点観測の画像を含む)を、他のユーザに公開しようとするユーザにより操作され、カメラ12により撮像された画像を画像管理サーバ17、または、FTPサーバ19にアップロードする。尚、FTPサーバ19にアップロードされた画像は、webサーバ18からリンク情報として取得することができる。PC11によりアップロードされる画像は、静止画、動画、または、定点観測の画像である。
【0019】
PC13は、画像管理サーバ17、または、webサーバ18にアクセスして、PC11によりアップロードされた画像のダウンロードを要求し、この要求に基づいてダウンロードした画像を取得し、表示する。
【0020】
携帯電話14は、無線の携帯電話網を介して他の携帯電話などと通信する。また、携帯電話14は、PC13と同様に、画像管理サーバ17、または、webサーバ18にアクセスして、PC11によりアップロードされた画像のダウンロードを要求し、この要求に基づいてダウンロードした画像を取得し、表示する。
【0021】
PDA(Personal Digital(Data) Assistants)15は、携帯性を重視した個人用の情報端末装置であり、一般的には手のひらに収まるサイズで、液晶表示、ペン入力、または、外部データ利用端子などの機能を備えており、バッテリ(電池)で駆動する。また、PDA15は、通信機能を有しており、PC13、または、携帯端末14と同様に、画像管理サーバ17、または、webサーバ18にアクセスして、PC11によりアップロードされた画像のダウンロードを要求し、この要求に基づいてダウンロードした画像を取得し、表示する。
【0022】
ネットワークカムコーダ16は、携帯型のビデオ撮影装置であり、動画、または、静止画などを撮像して、記録媒体に記録するとともに記録媒体に記録された動画、または、静止画を再生する。また、ネットワークカムコーダ16は、通信機能を有しており、PC13、携帯端末14、または、PDA15などと同様に、画像管理サーバ17、または、webサーバ18にアクセスして、PC11によりアップロードされた画像のダウンロードを要求し、この要求に基づいてダウンロードした画像を取得し、表示する。
【0023】
画像管理サーバ17は、PC11からアップロードされる画像を記憶し、PC13、携帯電話14、PDA15、または、ネットワークカムコーダ16よりダウンロードが要求されると、それぞれの機器の種類に応じて、記憶している画像を変換してダウンロードさせる。また、画像管理サーバ17は、PC11から画像がアップロードされると、アップロードされたことを示すメールをPC13、携帯電話14、PDA15、または、ネットワークカムコーダ16に対して送信する。画像管理サーバ17は、例えば、本出願人であるソニー株式会社により提供されるImage Station(商標)サーバなどである。
【0024】
webサーバ18は、FTPサーバ19にアップロードされた画像のリンク情報を記憶しており、webサーバ18にアクセスしてきたPC13、携帯電話14、PDA15、または、ネットワークカムコーダ16よりダウンロードが要求されると、リンク先のFTPサーバ19にアクセスし画像をダウンロードさせる。
【0025】
図2は、本発明に係るPC11の構成を示す図である。CPU(Central Processing Unit)41は、ROM(Read Only Memory)42、または記憶部48に記憶されているプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM(Random Access Memory)43には、CPU31が実行するプログラムやデータなどが適宜記憶される。これらのCPU41、ROM42、およびRAM43は、バス44により相互に接続されている。
【0026】
CPU41にはまた、バス44を介して入出力インタフェース45が接続されている。入出力インタフェース35には、キーボード、マウス、マイクロホンなどよりなる入力部46、ディスプレイ、スピーカなどよりなる出力部47が接続されている。CPU41は、入力部46から入力される指令に対応して各種の処理を実行する。そして、CPU41は、処理の結果得られた画像や音声等を出力部47に出力する。
【0027】
入出力インタフェース45に接続されている記憶部48は、例えばハードディスクなどで構成され、CPU41が実行するプログラムや各種のデータを記憶する。通信部49は、図1のネットワーク1で示す、例えば、インターネット、その他のネットワークを介して外部の装置と通信する。
【0028】
また、記憶部48は、ブラウザプログラム48a、応答プログラム48b、カメラ制御プログラム48c、設定データ48d、画像解析プログラム48e、エンコーダ48f、および、メールプログラム48g等のプログラムを記憶しており、CPU41は、これらのプログラムを読み出して対応する処理を実行する。尚、各種のプログラムの機能については、図5を参照して後述する。
【0029】
また、記憶部48に記憶されるプログラムは、上述のほかにも、通信部49を介してプログラムを取得し、記憶部48に記憶してもよい。
【0030】
入出力インタフェース45に接続されているドライブ50は、磁気ディスク61、光ディスク62、光磁気ディスク63、或いは半導体メモリ64などが装着されたとき、それらを駆動し、そこに記録されているプログラムやデータなどを取得する。取得されたプログラムやデータは、必要に応じて記憶部48に転送され、記憶される。
【0031】
カメラ12は、いわゆる、デジタルスチルカメラであり、カメラ制御プログラム48cにより制御されて、静止画を撮影すると共に、動画をも撮影することができる。また、カメラ12は、定点観測の画像を撮影することもできるが、定点観測の画像は、一定の時間内に、複数回数撮影された複数の静止画データの群であり、実質的には、静止画が複数回数撮影されることにより生成される。
【0032】
さらに、図1の場合、カメラ12は、例えば、USB(Universal Serial Bus)端子や、IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)1394端子などによりPC11の本体と着脱可能な構成となっているが、撮影された静止画、または、動画が取得できる構成となっていればよく、例えば、PC11の本体に構成されているものであってもよい。また、カメラ12とPC11は、ブルートゥースのようなもので無線接続されている構成であってもよい。
【0033】
次に、図3を参照して、PC13の構成について説明する。PC13は、基本的に図2で説明したPC11の構成と同様である。すなわち、PC13のCPU71,ROM72,RAM73,バス74,入出力インタフェース75,入力部76,出力部77,記憶部78,通信部79,ドライブ80,磁気ディスク81,光ディスク82,光磁気ディスク83、および半導体メモリ84は、図2のPC11のCPU41,ROM42,RAM43,バス44,入出力インタフェース45,入力部46,出力部47,記憶部48,通信部49,ドライブ50,磁気ディスク61,光ディスク62,光磁気ディスク63、および半導体メモリ64に対応するものであり、同様の機能を有するものである。
【0034】
但し、記憶部78に記憶されているプログラムは、図2のPC11の記憶部48に記憶されているプログラムとは異なる。記憶部78は、ブラウザプログラム78a、応答プログラム78b、および、メールプログラム78cを記憶しており、CPU71は、これらのプログラムを適宜読み出して実行する。
【0035】
尚、携帯端末14、PDA15、および、ネットワークカムコーダ16については、PC13と基本的に同様の機能を有しているものであるので、その構成については説明を省略する。
【0036】
次に、図4を参照して、画像管理サーバ17の構成について説明する。画像管理サーバ17は、基本的に図2,図3で説明したPC11、および、PC13の構成と同様である。すなわち、画像管理サーバ17のCPU101,ROM102,RAM103,バス104,入出力インタフェース105,入力部106,出力部107,記憶部108,通信部109,ドライブ110,磁気ディスク121,光ディスク122,光磁気ディスク123、および半導体メモリ124は、図2のPC11のCPU41,ROM42,RAM43,バス44,入出力インタフェース45,入力部46,出力部47,記憶部48,通信部49,ドライブ50,磁気ディスク61,光ディスク62,光磁気ディスク63、および半導体メモリ64、または、図3のPC13のCPU71,ROM72,RAM73,バス74,入出力インタフェース75,入力部76,出力部77,記憶部78,通信部79,ドライブ80,磁気ディスク81,光ディスク82,光磁気ディスク83、および半導体メモリ84に対応するものであり、同様の機能を有するものである。
【0037】
但し、記憶部108に記憶されているプログラムは、図2のPC11の記憶部48、または、図3のPC13の記憶部78に記憶されているプログラムとは異なる。記憶部108は、応答プログラム108a、設定DB108b、画像DB108c、画像変換プログラム108d、および、メールプログラム108eを記憶しており、CPU101は、これらのプログラムを適宜読み出して実行する。
【0038】
尚、webサーバ18、および、FTPサーバ19の基本的な構成は、画像管理サーバ17と同様であるので、その説明は省略するが、webサーバ18は、その記憶部にHP管理プログラム18a(図5)を、また、FTPサーバ19は、PC11からアップロードされてくる画像(静止画、動画、または、定点観測の画像)を格納している画像DB19a(図5)を、それぞれ記憶している。
【0039】
次に、図5の機能ブロック図を参照して、PC11,13、画像管理サーバ17、webサーバ18、および、FTPサーバ19により実現される機能について説明する。尚、図5の各プログラムにより実現される機能と同等のハードウェアにより構成されてもよい。従って、図5の機能ブロック図は、ハードウェア構成図とみてもよいし、ソフトウェア構成図とみてもよいものである。
【0040】
PC11のブラウザプログラム48aは、応答プログラム48bを介して、インターネット1上の所定のURL(Universal Resource Locator)にアクセスして、例えば、html(Hyper Text Markup Language)形式のファイルをダウンロードして表示する。ブラウザプログラム48aは、例えば、マイクロソフト社のInternet Explore(商標)や、ネットスケープ社のNetscape(商標)などである。
【0041】
応答プログラム48bは、PC11の動作の全体を制御するプログラムであると共に、ネットワーク1を介して、例えば、PC13、画像管理サーバ17、FTPサーバ18、または、webサーバ19と通信し、データを授受する。また、応答プログラム48bは、GUI(Graphical User Interface)の表示を制御して、ユーザからの指示内容を受け付け、設定データ48dを生成し、画像管理サーバ17に送信すると共に、カメラ制御プログラム48cに対してカメラ12を制御するための制御情報を出力する。
【0042】
また、応答プログラム48aは、カメラ制御プログラム48cから入力された撮影された画像データを画像管理サーバ17、または、FTPサーバ19の出力する。また、画像解析プログラム48eより入力されてくるカメラ制御プログラム48cを介して入力されるカメラ12の画像の解析結果に基づいて、カメラ制御プログラム48cを制御する。
【0043】
カメラ制御プログラム48cは、カメラ12の動作を制御するプログラムであり、応答プログラム48bにより制御される。カメラ12の撮影モードは、動画モード、静止画モード、および、定点観測モードの3モードがあり、応答プログラム48bにより制御されるGUIがユーザにより操作されて、モードが切り換えられると、カメラ制御プログラム48cが、そのモードに対応してカメラ12を制御する。尚、各モードにおける動作については、後述する。
【0044】
設定データ48dは、カメラ12の動作に必要な動作設定をはじめ、定点観測の場合、定点観測の開始時刻および終了時刻、撮影の間隔(撮影のタイミング)、撮影画像を画像管理サーバ17、または、FTPサーバ19のいずれにアップロードするか、画像管理サーバ17にアップロードするときの設定、または、FTPサーバ19にアップロードするときの設定、アップロードしたことを知らせるメールの送信設定、並びに、撮影する画像のサイズや画質の設定といった情報である。
【0045】
画像解析プログラム48eは、カメラ制御プログラム48cを介してカメラ12から入力される画像を解析し、解析結果を応答プログラム48bに出力する。より具体的には、画像解析プログラム48eは、例えば、入力された画像が動いた(変化があったとき)、明るさが急激に変化した、赤いものが視野に入った(赤いものが画像中に現れたとき)、または、被写体のいずれかが左に移動したといった事象を画像を解析することにより検出し、その検出結果を解析結果として応答プログラム48bに出力する。
【0046】
エンコーダ48fは、複数の静止画から構成される定点観測画像を、動画にエンコードする。メールプログラム48gは、いわゆるメーラとして機能するプログラムであり、ネットワーク1を介して他の情報処理装置にメールを送信する。
【0047】
画像管理サーバ17の応答プログラム108aは、PC11から送信されてくる設定情報(設定データ48dに記憶される情報)を取得し、設定DB108bに記憶する。また、応答プログラム108aは、PC11からアップロードされてくる画像(静止画、動画、または、定点観測画像)を取得し、画像DB108cに記憶する。さらに、応答プログラム108aは、PC13、携帯電話14、PDA15、または、ネットワークカムコーダ16などからの画像の配信要求を受信し、その要求情報に含まれている端末装置の種類を識別する信号(HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)のUser−Argent)に基づいて、画像変換プログラム108dを制御し、その端末装置で表示可能な画像サイズに変換させて配信する。また、応答プログラム108aは、設定DB108bの情報に基づいて、メールプログラム108eを制御して、画像がアップロードされたことを示すと共にアップロードされたURLを知らせるメール(以下、このメールを「お知らせメール」とも称する)を、所定の相手先(PC13、携帯電話14、PDA15、または、ネットワークカムコーダ16)に送信させる。尚、このお知らせメールは、定点観測が開始されたときにだけ、例えば、「定点観測を行います、//www.画像管理サーバ.jp/XXX/で見て下さい」のようにアップロードされるURLを付して送信することもできるし、また、定点観測が予約されたタイミングで、例えば、「A時B分から定点観測を行います、//www.画像管理サーバ.jp/XXX/で見て下さい」のようにアップロードされるURLと共に、定点観測が開始される時刻(アップロードされる予定の時刻)の情報(または、アップロードされた時刻でもよい)を付して送信するようにすることもできる。お知らせメールは、その他にも、所定の時間にのみ送信させたり、所定の相手にのみ送信させたりすることができる。
【0048】
PC13の応答プログラム78bは、ユーザからの入力情報に基づいて、画像管理サーバ17にアクセスして画像(静止画、動画、または、定点観測画像)を要求し、取得して、ブラウザプログラムに78a供給して表示させる。また、応答プログラム78bは、ユーザからの入力要求に応じて、ブラウザプログラム78aを制御してwebサーバ18にアクセスさせ、FTPサーバ19にアップロードされている静止画、動画、または、定点観測画像を取得し表示させる。webサーバ18は、HP管理プログラム18aを記憶しており、FTPサーバ19の画像DB19aに記憶されている画像(静止画、動画、または、定点観測の画像)をリンク情報として読出し、PC13に出力する。
【0049】
次に、図6,図7のフローチャートを参照して、PC11による画像処理について説明する。
【0050】
ステップS1において、応答プログラム48bは、図8で示すような画面を出力部47の、例えばLCD(Liquid Crystal Display)などに表示する。表示部218には、静止画、動画、または、定点観測画像が表示され、その左側に、静止画モードボタン201、動画モードボタン202、および、定点観測モードボタン203が表示される。また、表示部218の右側には、サムネイル画像リスト217が設けられており、さらに、右側には、上からモード切替ボタン211、保存ボタン212、メールボタン213、アップロードボタン214、および、ごみ箱ボタン215が設けられている。
【0051】
静止画モードボタン201は、ユーザが静止画モードを選択するとき操作される。動画モードボタン202は、ユーザが動画モードを選択するとき操作される。定点観測モードボタン203は、ユーザが定点観測モードを選択するとき操作される。
【0052】
サムネイル画像リスト217は、今現在保存されていない状態(ファイルとして保存されていない状態であるが、撮影された画像が記憶部48の所定領域に一時的に記憶された状態)の静止画、動画、または、定点観測画像のいずれかを示すサムネイル画像が表示される。このサムネイル画像は、静止画の場合、静止画そのもののサムネイル画像が表示されるが、動画の場合、録画開始時の画像(最初に取り込まれた画像)のサムネイル画像が表示され、また、定点観測画像の場合、定点観測画像として撮影された複数の静止画のうちのいずれかがサムネイル画像として表示されるが、デフォルトとして定点観測が開始されたときに最初に撮影された静止画がサムネイル画像として表示され、それ以降で撮影された静止画と変更することができる。また、この一時的に記憶された状態の画像は、所定数以上、または、記憶されている領域が所定の容量以上となった場合、静止画は撮影不能となり、または、動画、定点観測画像は、録画(撮影)が中断する。尚、所定数以上、または、記憶されている領域が所定の容量以上となった場合、最も古い画像が削除され、最新の画像が記憶されるようにしてもよい。
【0053】
また、各サムネイル画像は、ポインタを所望とするサムネイル画像の位置に移動させ、クリックすることにより指定(選択)することができ、指定されたサムネイル画像は、画像に縁取りが掛けられた表示となる。図8の場合、サムネイル画像リスト217に表示されたサムネイル画像のうち、図中最も下に位置するサムネイル画像が指定されている。
【0054】
さらに、サムネイル画像リスト217に表示されている画像は、指定された状態で、ダブルクリックされると表示が指示され、静止画の場合、静止画が表示部218に表示され、動画、または、定点観測画像の場合、動画として表示部218に表示される(定点観測画像の場合は、静止画が連続的に表示される)。
【0055】
モード切替ボタン211は、ユーザによりモードが切り換えられるときに操作されるボタンであり、ボタンが操作される度に、静止画モード、動画モード、定点観測モードが順次切り換えられる。したがって、モードは、静止画モードボタン201、動画モードボタン202、定点観測モードボタン203、または、モード切替ボタン211のいずれでも切り換えることができる。
【0056】
保存ボタン212は、サムネイル画像リスト217に表示されたサムネイル画像のうち、指定された画像を保存するとき(ファイルとして保存するとき)、操作されるボタンである。
【0057】
メールボタン213は、サムネイル画像リスト217に表示されたサムネイル画像のうち、指定された画像をメールで送信するとき、操作されるボタンである。
【0058】
アップロードボタン214は、サムネイル画像リスト217に表示されたサムネイル画像のうち、指定された画像を画像管理サーバ17、または、FTPサーバ19のいずれかに(指定された画像を)アップロードするとき、操作されるボタンである。
【0059】
ごみ箱ボタン215は、サムネイル画像リスト217に表示されたサムネイル画像を消去するとき(記憶部48の所定領域に一時的に記憶された画像を消去するとき)、操作されるボタンである。
【0060】
ここで、図6のフローチャートの説明に戻る。ステップS2において、応答プログラム48bは、静止画モードが選択されたか否かを判定する。例えば、ユーザによりポインタが操作され、静止画モードボタン201が、操作されると、応答プログラム48bは、静止画モードが選択されたと判定し、その処理は、ステップS3に進む。
【0061】
ステップS3において、応答プログラム48bは、静止画モード処理を実行する。
【0062】
ここで、図9のフローチャートを参照して、静止画モード処理について説明する。
【0063】
ステップS61において、応答プログラム48bは、表示部218に図10で示すような静止画モードの画面を表示する。静止画モードにおいては、図10で示すように、静止画モードボタン201の表示色が変化し、さらに表示部218の下の部分に撮影ボタン221aが表示される。さらに、撮影ボタン221aの右側には、設定ボタン222aなどが表示される。このとき、応答プログラム48bは、カメラ制御プログラム48cを介して入力されてくるカメラ12により取得された画像を表示部218に表示させる。撮影ボタン221aは、ユーザが表示部218に表示されている画像の撮影を指示するとき操作されるボタンである。設定ボタン222aは、静止画モードにおける各種の設定を行うとき操作されるボタンであり、このボタンが操作されると、静止画モードの設定画面が表示され、各種の設定をすることができる。
【0064】
ステップS62において、応答プログラム48bは、撮影ボタン221aが操作されたか否かを判定し、撮影ボタン221aが操作されたと判定された場合、その処理は、ステップS63に進む。
【0065】
ステップS63において、応答プログラム48bは、カメラ制御プログラム48cを制御して、カメラ12の視野内の画像を撮影し、記憶部48内の所定領域に一時的に記憶させる。ステップS64において、応答プログラム48bは、図11で示すようにサムネイル画像リスト217に、図11で示すように、それまで最新の画像であったサムネイル画像217aの下に、今撮影した画像(静止画)に対応する新たなサムネイル画像217bを表示させる。
【0066】
ステップS62において、撮影ボタン221aが操作されていないと判定された場合、ステップS65において、設定ボタン222aが操作されたか否かが判定される。ステップS65において、設定ボタン222aが操作されたと判定された場合、ステップS66において、応答プログラム48bは、静止画モードの設定画面を表示する。ステップS67において、応答プログラム48bは、静止画モードの設定が終了されたか否かを判定し、終了されたと判定するまでその処理を繰り返し、終了したと判定した場合、または、ステップS65において、設定ボタン222aが操作されていないと判定された場合、静止画モード処理は終了し、その処理は、図6のフローチャートの処理に戻る。
【0067】
ここで、図6のフローチャートの説明に戻る。
【0068】
ステップS2において、静止画モードではないと判定された場合、応答プログラム48bは、ステップS4において、動画モードが選択されたか否か、すなわち、動画モードボタン202が操作されたか否かを判定する。ステップS4において、動画モードボタン202が操作されたと判定された場合、ステップS5において、応答プログラム48bは、動画モード処理を実行する。
【0069】
ここで、図12のフローチャートを参照して、動画モード処理について説明する。
【0070】
ステップS71において、応答プログラム48bは、表示部218に図13で示すような動画モードの画面を表示する。動画モードにおいては、図13で示すように、動画モードボタン202の表示色が変化し、さらに表示部218の下の部分に録画ボタン221bが表示される。さらに、録画ボタン221bの右側には、設定ボタン222bなどが表示される。このとき、応答プログラム48bは、カメラ制御プログラム48cを介して入力されてくるカメラ12により取得された画像を表示部218に表示させる。録画ボタン221bは、ユーザが表示部218に表示されている画像の録画を指示するとき操作されるボタンである。設定ボタン222bは、動画モードにおける各種の設定を行うとき操作されるボタンであり、このボタンが操作されると、動画モードの設定画面が表示される。
【0071】
ステップS72において、応答プログラム48bは、録画ボタン221bが操作されたか否かを判定し、録画ボタン221bが操作されたと判定された場合、その処理は、ステップS73に進む。
【0072】
ステップS73において、応答プログラム48bは、カメラ制御プログラム48cを制御して、カメラ12の視野内の画像の録画(動画としての録画)を開始し、記憶部48内の所定領域に記憶させる。
【0073】
ステップS74において、応答プログラム48bは、図14で示すようにサムネイル画像リスト217に、図13で示した、それまで最新の画像であったサムネイル画像217aの下に、今撮影した画像(動画)に対応する新たなサムネイル画像217cを表示させる。このとき、応答プログラム48bは、図14で示すように、サムネイル画像217c中に録画中であることを示す録画中マークのみを表示させると共に、表示部218の下部の表示を、録画ボタン221bから終了ボタン221cに代えて表示させる。
【0074】
ステップS75において、応答プログラム48bは、終了ボタン221cが操作されたか否かを判定し、終了ボタン221cが操作されるまでその処理を繰り返し、終了ボタン221cが操作された場合、その処理は、ステップS76に進む。
【0075】
ステップS76において、応答プログラム48bは、カメラ制御プログラム48cを制御して、録画を終了させて記憶する。ステップS77において、応答プログラム48bは、図15で示すように、録画中マークのみが表示されていたサムネイル画像217cを、録画した動画を識別するサムネイル画像217dにして表示する。このとき、サムネイル画像217dには、図15で示すように、サムネイル画像217d中の左上部分に動画であることを示す動画マーク(8ミリ撮影機のようなマーク)を付して、表示する。このように表示することにより、サムネイル画像として管理されている画像が、静止画であるか、または、動画であるかを一目で識別することが可能となる。
【0076】
ステップS72において、録画ボタンが操作されていないと判定された場合、ステップS78において、応答プログラム48bは、設定ボタン222bが操作されたか否かを判定し、操作されたと判定した場合、その処理は、ステップS79に進む。
【0077】
ステップS79において、応答プログラム48bは、動画モードの設定画面を表示する。ステップS80において、応答プログラム48bは、動画モードの設定の終了が指示されたか否かを判定し、動画モードの設定の終了が指示されるまでその処理を繰り返し、例えば、動画モードの設定の終了が指示された場合、動画モード処理が終了し、その処理は、図6のフローチャートの処理に戻る。
【0078】
ここで、図6のフローチャートの処理の説明に戻る。
【0079】
ステップS4において、動画モードが選択されていないと判定された場合、応答プログラム48bは、定点観測モードが選択されたか否か、すなわち、定点観測モードボタン203が操作されたか否かを判定する。例えば、定点観測ボタン203が操作されたと判定された場合、応答プログラム48bは、定点観測モードであると判定し、その処理は、ステップS6に進み、定点観測モード処理が実行される。
【0080】
ここで、図16のフローチャートを参照して、定点観測モードの処理について説明する。
【0081】
ステップS91において、応答プログラム48bは、図17で示すような定点観測モードの画像を表示する。定点観測モードにおいては、図17で示すように、定点観測モードボタン203の表示色が変化し、さらに表示部218の下の部分に開始ボタン221dが表示される。さらに、開始ボタン221dの右側には、設定ボタン222eなどが表示される。このとき、応答プログラム48bは、カメラ制御プログラム48cを介して入力されてくるカメラ12により取得された画像を表示部218に表示させる。開始ボタン221dは、ユーザが表示部218に表示されている画像の定点観測を指示するとき操作されるボタンである。設定ボタン222eは、定点観測モードにおける各種の設定を行うとき操作されるボタンであり、このボタンが操作されると、定点観測モードの設定画面が表示される。また、開始ボタン221dの左側には、予約ボタン231が表示される。予約ボタン231は、定点観測による撮影を予め予約設定するとき、ユーザにより操作されるボタンである。
【0082】
ステップS92において、応答プログラム48bは、開始ボタン221dが操作されたか否かを判定し、開始ボタン221dが操作されたと判定された場合、その処理は、ステップS93に進む。
【0083】
ステップS93において、応答プログラム48bは、図18で示すような確認画面(ダイアログボックス)を表示する。図18の確認画面では、定点観測を行う際に撮影する間隔を設定する条件毎にタブ241a乃至241eが設けられており、それぞれの設定内容が示される。設定内容として、開始時刻表示欄242、撮影間隔表示欄243、送信方法表示欄244、お知らせメール確認表示欄245、および、画サイズ表示欄246が設けられている。開始時刻表示欄242は、条件2の定点観測を開始させる時刻を示す欄であり、「今すぐ開始する」といった時刻以外の設定も可能である。撮影間隔表示欄243は、条件2の撮影間隔を示す欄であり、例えば、「一定時間で撮影する」、「動いたときに撮影する」、「明るさが急激に変化したとき撮影する」、「赤いものが視界に入ったとき撮影する」、または、「被写体のいずれかが左に移動したとき撮影する」といった設定をすることが可能である。送信方法表示欄244は、定点観測により撮影された画像を送信する(アップロードする)相手先を示す欄であり、「FTP」や「画像管理サーバ」などに設定された情報が表示される。お知らせメール確認表示欄245は、定点観測画像が、アップロードされたとき、お知らせメールを送信するか否かを示す欄であり、「あり」、または、「なし」が表示される。画サイズ表示欄246は、定点観測画像としてアップロードされる画像のサイズを示すものである。
【0084】
図18においては条件2の設定内容が示されており、今の場合、開始時刻表示欄242には「今すぐ開始する」が、撮影間隔表示欄243には「動いたときに撮影する」が、送信方法表示欄244には「FTP」が、お知らせメール確認表示欄245には「あり」、そして、画サイズ表示欄246には「320×240」が表示されており、開始時刻が「今すぐ開始する」であり、撮影間隔が「動いたときに撮影する」であり、送信方法が「FTP」であり、お知らせメールが「あり」であり、画サイズが「320×240」であることが示されている。タブ241a乃至241eがクリックされるとそれぞれ条件1乃至5に対応する上述の設定情報が表示される。尚、条件については、後述する。
【0085】
また、変更ボタン247は、これらの設定情報を変更したい場合、ユーザに操作されるボタンである。OKボタン248は、これらの設定情報を変更することなくそのまま使用する場合に操作されるボタンである。キャンセルボタン249は、定点観測操作そのものをキャンセルさせるとき、ユーザにより操作されるボタンである。
【0086】
ステップS94において、応答プログラム48bは、OKボタン248が操作されたか否かを判定し、例えば、OKボタン248が操作されなかったと判定された場合、ステップS95において、キャンセルボタン249が操作されたか否かを判定し、例えば、キャンセルボタン249が操作されなかったと判定されたとき、その処理は、ステップS96に進む。
【0087】
ステップS96において、応答プログラム48bは、変更ボタン247が操作されたと判定し、定点観測の設定画面を表示して、定点観測モードの設定を行わせる。ステップS96において、定点観測モードの設定処理が終了すると、ステップS97において、応答プログラム48bは、設定情報を設定データ48dとして記憶すると共に、定点観測画像がアップロードされる画像管理サーバ17に送信する。すなわち、例えば、設定情報におけるお知らせメールの確認情報などは、画像管理サーバ17がPC11からアップロードを受けたときに、メールを送信するか否かの情報であるので、事前に画像管理サーバ17に通知される。
【0088】
ステップS98において、応答プログラム48bは、撮影するタイミングであるか否かを判定する。より詳細には、カメラ制御プログラム48cがカメラ12から入力される画像を、画像解析プログラム48eが解析し、その解析結果を応答プログラム48bに出力する。応答プログラム48bは、この解析結果から、例えば、画像が動いたか、明るさが急激に変化したか、赤いものが視野に入ったか、被写体のいずれかが左に移動したか、または、所定の時間が経過したかなどの定点観測画像の撮影間隔(撮影のタイミング)に該当する条件を満たすか否かを判定する。例えば、該当する条件になったと判定された場合、ステップS99において、応答プログラム48bは、カメラ制御プログラム48cを制御して、カメラ12の画像を定点観測画像として撮影し、記憶部48の所定領域に一時的に記憶させる。
【0089】
ステップS100において、応答プログラム48bは、撮影した画像が記憶されている記憶部48の所定領域が、所定の容量以上(また、所定の枚数以上)であるか否かを判定し、所定容量以上であると判定した場合、ステップS101において、定点観測画像として撮影された静止画のうち、最も古い静止画を削除する。
【0090】
ステップS102において、応答プログラム102は、撮影した静止画を画像管理サーバ17、または、FTP18にアップロードする。このとき、応答プログラム102は、上述の設定データ48dを参照して、設定されている送信方法で、画像管理サーバ17、または、FTPサーバ18に送信(アップロード)する。このとき、応答プログラム48bは、撮影した画像がどのようなタイミングで撮影されたか、すなわち、どのような事象により撮影されたかの情報をアップロードする画像データに付してアップロードする。
【0091】
ステップS103において、応答プログラム48bは、図19で示すようにサムネイル画像リスト217に、図17で示すように、それまで最新の画像であったサムネイル画像217aの下に、今撮影した画像(定点観測画像)に対応する新たなサムネイル画像217dを表示させる。このとき、応答プログラム48bは、図19で示すように、サムネイル画像217d中に定点観測画像が撮影中であることを示す定点観測中マークのみを表示させると共に、表示部218の下部の表示を、開始ボタン221eから終了ボタン221fに代えて表示させる。
【0092】
ステップS104において、応答プログラム48bは、定点観測画像の撮影が終了したか否か、すなわち、図19の終了ボタン221fが操作されたか、または、設定データ48dに記憶された撮影時間が終了したか否かを判定し、定点観測が終了したか否かを判定する。ステップS104において、定点観測が終了したと判定された場合、ステップS105において、応答プログラム48bは、定点観測モードを終了させると共に、定点観測中マークのみが表示されていたサムネイル画像217dを、図20で示すように、定点観測により撮影された画像を識別するサムネイル画像217eにして表示する。このとき、サムネイル画像217eには、図20で示すように、サムネイル画像217e中の左上部分に定点観測画像であることを示す定点観測マーク(写真機のようなマーク)を付して、表示する。このように表示することにより、サムネイル画像として管理されている画像が、静止画であるか、動画像であるか、または、定点観測画像であるかを一目で識別することが可能となる。
【0093】
ステップS94において、OKボタン248が操作されたと判定された場合、ステップS96,S97の処理はスキップされて、その処理は、ステップS98に進む。
【0094】
ステップS95において、キャンセルボタン249が選択されたと判定された場合、ステップS94乃至S102の処理がスキップされて、その処理は、ステップS103に進む。
【0095】
ステップS100において、所定容量以上に撮影されていないと判定された場合、ステップS101の処理がスキップされる。
【0096】
ステップS92において、開始ボタン221dが操作されなかったと判定された場合、ステップS106において、応答プログラム48bは、予約ボタン231が操作されたか否かを判定する。例えば、予約ボタン231が操作されたと判定された場合、ステップS107において、応答プログラム48bは、図21で示すような時間設定画面を表示する。図21においては、定点観測予約ウィザードと表示されたダイアログボックスが示されている。ダイアログボックスの上部には、設定の進度を示す表示がなされており、左から時間設定状態表示部251a、撮影間隔状態表示部251b、送信設定状態表示部251c、および、画質設定状態表示部251dが表示されており、今現在の状態のとき、配色が変わる構成となっている。今の場合、時間設定状態表示部251aの配色が変化しており、今現在の設定状態が時間設定であることが示されている。
【0097】
その下には、「定点観測の開始・終了時刻の設定を行います」と表示され、さらに、その下には、開始時刻の時間入力欄252と分入力欄253が設けられており、それぞれ、アップボタン252a,253aおよびダウンボタン252b,253bが操作されることにより値を変化させて、開始時刻を入力することができる。開始時刻の時間入力欄252、および、分入力欄253の下には、終了時刻の時間入力欄254と分入力欄255が設けられており、それぞれ、アップボタン254a,255aおよびダウンボタン254b,255bが操作されることにより値を変化させて、終了時刻を入力することができる。
【0098】
さらに、終了時刻の時間入力欄254、および、分入力欄255の下には、「毎日撮影を行う」と表示された横に、チェックボックス256が設けられており、上述の定点観測の開始時刻と終了時刻で、毎日定点観測を行うようにするとき、チェックされる。
【0099】
ダイアログボックスの下の部分には、左から戻るボタン257、次へボタン258、決定ボタン259、キャンセルボタン260、および、ヘルプボタン261が表示されている。戻るボタン257は、図21のダイアログボックスの設定処理よりも前のダイアログボックスの設定処理をするとき操作されるボタンである。次へボタン258は、図21のダイアログボックスの設定処理が終了し、次の設定処理をするとき、操作されるボタンである。決定ボタン259は、設定状態が決定されるとき、操作されるボタンである。キャンセルボタン260は、設定操作がキャンセルされるとき操作されるボタンである。ヘルプボタン261は、設定操作に関するヘルプ情報を表示させるとき操作されるボタンである。
【0100】
例えば、図21で示した開始時間と終了時間が設定され、さらに、次へボタン258が操作されると、その処理は、ステップS108に進む。
【0101】
ステップS108において、応答プログラム48bは、図22で示すような撮影間隔を設定するためのダイアログボックスを表示する。図22においては、撮影間隔状態表示部251bの配色が変化し、条件1の撮影間隔の条件を入力する入力欄271、条件2の撮影間隔の条件を入力する入力欄274、条件3の撮影間隔の条件を入力する入力欄277、条件4の撮影間隔の条件を入力する入力欄280、および条件5の撮影間隔の条件を入力する入力欄283が、それぞれ表示されており、撮影間隔の設定として条件1乃至5の5種類の撮影間隔が設定できる。
【0102】
尚、この例においては、撮影間隔の設定として条件が5種類設定できるようになっているが、5種類以上の条件が設定できるようにしてもよい。また、「一定時間で撮影する」、「動いたときに撮影する」、「明るさが急激に変化したときに撮影する」、「赤色のものが視界に入ったとき撮影する」、「被写体のいずれかが左に移動したときに撮影する」以外の設定ができるようにしてもよく、例えば、条件を入力できる欄を設けるようにしてもよいし、また、複数の条件を予め用意して、その中から選択できるようにしてもよい。
【0103】
今の場合、条件1乃至5は、それぞれ「一定時間で撮影する」、「動いたときに撮影する」、「明るさが急激に変化したときに撮影する」、「赤色のものが視界に入ったとき撮影する」、「被写体のいずれかが左に移動したときに撮影する」として設定されている。
【0104】
「一定時間で撮影する」とは、所定の時間間隔で静止画を撮影することにより定点観測画像を生成することを示している。したがって、「一定時間で撮影する」条件の場合、設定されるのは、その撮影間隔となるので、図22で示すように、撮影間隔の分入力欄272、および、秒入力欄273が設けられており、それぞれアップボタン272a,273a、および、ダウンボタン272b,273bを操作することにより設定することができる。また、チェックボタン271aは、条件1の設定を有効にする場合、チェックされるボタンであり、図22では、チェックされており、条件1の設定が有効であることが示されている。
【0105】
「動いたときに撮影する」とは、直前の画像と今現在の画像との比較により変化があるとき、撮影することである。より詳細には、カメラ12を介してカメラ制御プログラム48cに入力された画像を、画像解析プログラム48eが解析し、動きがある、すなわち、直前の画像と今現在の画像の各画素間に変化が現れたという解析結果を応答プログラム48bに入力するとき、応答プログラム48bがカメラ制御プログラム48cを制御して定点観測画像として静止画を撮影させることである。
【0106】
この場合、画像に連続的な動きがあると、その間は、連続的に静止画を撮影することになるので、連続的に撮影する画像の最短撮影時間(最短撮影間隔)が設定される。このため、図22で示すように、最短撮影時間の分入力欄275、および、秒入力欄276が設けられており、それぞれアップボタン275a,276a、および、ダウンボタン275b,276bを操作することにより設定することができる。また、チェックボタン274aは、条件2の設定を有効にする場合、チェックされるボタンであり、図22では、チェックされており、条件2の設定が有効であることが示されている。
【0107】
「明るさが急激に変化したときに撮影する」とは、直前の画像と今現在の画像との比較により明るさの値に変化がある場合に撮影することである。より詳細には、カメラ12を介してカメラ制御プログラム48cに入力された画像を、画像解析プログラム48eが解析し、明るさが急激に変化した、すなわち、例えば、直前の画像と今現在の画像の画素値の総和の差分が所定値よりも大きく異なることを示す解析結果を応答プログラム48bに入力するとき、応答プログラム48bがカメラ制御プログラム48cを制御して定点観測画像として静止画を撮影させることである。
【0108】
この場合、画像の明るさが連続的に変化すると、その間は、連続的に静止画を撮影することになるので、最短撮影時間を設定する。このため、図22で示すように、最短撮影時間の分入力欄278、および、秒入力欄279が設けられており、それぞれアップボタン278a,279a、および、ダウンボタン278b,279bを操作することにより設定することができる。また、チェックボタン277aは、条件3の設定を有効にする場合、チェックされるボタンであり、図22では、チェックされており、条件3の設定が有効であることが示されている。
【0109】
「赤色のものが視野に入ったときに撮影する」とは、赤色のものが今現在の画像の視野内に入った場合に撮影することである。より詳細には、カメラ12を介してカメラ制御プログラム48cに入力された画像を、画像解析プログラム48eが解析し、赤色のものが視野内に入った、すなわち、例えば、赤の画素値が所定値よりも大きいことを示す解析結果を応答プログラム48bに入力するとき、応答プログラム48bがカメラ制御プログラム48cを制御して定点観測画像として静止画を撮影させることである。
【0110】
この場合、赤色のものが視野に入ったままの状態になると、その間は、連続的に静止画を撮影することになるので、最短撮影時間を設定する。このため、図22で示すように、最短撮影時間の分入力欄281、および、秒入力欄282が設けられており、それぞれアップボタン281a,282a、および、ダウンボタン281b,282bを操作することにより設定することができる。また、チェックボタン280aは、条件4の設定を有効にする場合、チェックされるボタンであり、図22では、チェックされており、条件4の設定が有効であることが示されている。
【0111】
「被写体のいずれかが左に動いたときに撮影する」とは、直前の画像と今現在の画像とを比較し、画像内の被写体のいずれかが左に動いた場合に撮影することである。より詳細には、カメラ12を介してカメラ制御プログラム48cに入力された画像を、画像解析プログラム48eが解析し、被写体のいずれかが左に動いた、すなわち、例えば、画像中の物体の位置を捉えて、その位置が左方向に移動したことを示す解析結果を応答プログラム48bに入力するとき、応答プログラム48bがカメラ制御プログラム48cを制御して定点観測画像として静止画を撮影させることである。
【0112】
この場合、被写体のいずれかが左に動き続けた状態になると、その間は、連続的に静止画を撮影することになるので、最短撮影時間を設定する。このため、図22で示すように、最短撮影時間の分入力欄284、および、秒入力欄285が設けられており、それぞれアップボタン284a,285a、および、ダウンボタン284b,285bを操作することにより設定することができる。また、チェックボタン283aは、条件5の設定を有効にする場合、チェックされるボタンであり、図22では、チェックされており、条件5の設定が有効であることが示されている。
【0113】
この画像の撮影間隔が設定され、次へボタン258が操作されると、その処理は、ステップS109に進む。
【0114】
ステップS109において、応答プログラム48bは、図23で示すように、アップロード(送信)方法設定画面を表示する。
【0115】
図23においては、送信設定状態表示部251cの配色が変化し、その下に「撮影画像を送信する方法を設定します」と表示されるとともに、条件1乃至5に対応したタブ301a乃至301eが表示され、ポインタにより選択することで条件を切り換えることができる。各条件毎に、チェックボタン302,304,305、および、チェックボックス303が設けられる。
【0116】
チェックボタン302は、その右側に「FTPで自分のwebページにアップロードする」と表示されており、ユーザが撮影された定点観測画像をFTPで自分のwebページにアップロードすることを選択するときチェックされる。
【0117】
チェックボックス303は、FTPで自分のwebページにアップロードすることを選択する場合、携帯用のwebページも作成することを希望するときチェックされる。
【0118】
チェックボタン304は、その右側に「画像管理サーバにアップロードする」と表示されており、ユーザが撮影された定点観測画像を画像管理サーバ17にアップロードさせたいときチェックされる。
【0119】
チェックボタン305は、その右側に「送信しない」と表示されており、ユーザが、撮影された定点観測画像を送信せずに、PC11の記憶部48の所定領域に記憶させるのみにさせたいときチェックされる。
【0120】
尚、このチェックボタン302,304,305、および、チェックボックス303における設定は、タブ301a乃至301eを切り換えることにより条件1乃至5の全ての条件について個々に設定することができる。今の場合、チェックボタン302がチェックされているので、撮影された定点観測用の静止画像は、FTPで自分のwebページにアップロードされる。
【0121】
図23の設定が終了し、次へボタン258が操作されると、その処理は、ステップS110に進む。
【0122】
ステップS110において、応答プログラム48bは、図24で示すようにアップロードのタイミングを設定するダイアログボックスを表示する。
【0123】
図24においては、送信設定状態表示部251cの配色が変化し、その下に「アップロードするwebページの更新間隔とタイトルを設定します。」と表示されるとともに、条件1乃至5に対応したタブ301a乃至301eが表示され、ポインタにより選択することで条件を切り換えることができる。さらに、各条件毎に、「webページをアップロードする」を表示する表示欄311と、そのチェックボタン311a、および、「既にアップロードしたwebページを使用する」を選択するチェックボタン315が表示されている。
【0124】
チェックボックス311aは、「webページをアップロードする」の状態を選択するとき、すなわち、定点観測の静止画像をアップロードする度に個々のwebページとしてアップロードしたいときチェックされる。表示欄311には、webページをアップロードする間隔を示す更新間隔の分入力欄312と秒入力欄313が設けられており、それぞれアップボタン312a,313a、または、ダウンボタン312b,313bを操作することにより値を設定することができる。その下には、ページタイトルを入力するページタイトル入力欄314は、アップロードするときに付するwebページの名称を設定する。
【0125】
チェックボタン315は、「既にアップロードしたwebページを使用する」を選択する場合、すなわち、既にアップロードされているwebページに、新たにアップロードされた定点観測画像の静止画を更新させたいときチェックされる。
【0126】
図24の設定が終了し、次へボタン258が操作されると、その処理は、ステップS111に進む。
【0127】
ステップS111において、応答プログラム48bは、図25で示すようなFTPの設定するためのダイアログボックスを表示する。
【0128】
図25においては、送信設定状態表示部251cの配色が変化し、その下に「webページと画像をアップロードするためにFTPの設定を行います」と表示されるとともに、条件1乃至5に対応したタブ301a乃至301eが表示され、ポインタにより選択することで条件を切り換えることができる。さらに、各条件毎に、FTPアカウントを入力するFTPアカウント入力欄321、FTPのパスワードを入力するFTPパスワード入力欄322、FTPサーバ名を入力するFTPサーバ名入力欄323、ホームページの転送先ディレクトリを入力する転送先ディレクトリ入力欄324、および、ホームページのURLを入力するホームページURL入力欄325が入力されると共に、「proxyを有効にする」と表示されたproxy設定欄326が表示される。さらに、proxy設定欄356には、proxyを有効にするとき操作されるチェックボタン326a、proxyアドレスを入力するproxyアドレス入力欄327、および、ポート番号を入力するポート番号入力欄328が設けられている。これらのFTPアカウント入力欄321乃至ポート番号入力欄328は、各タブ301a乃至301eを切り換えることにより、全ての条件について設定することができる。
【0129】
図25の設定が終了し、次へボタン258が操作されると、その処理は、ステップS112に進む。
【0130】
ステップS112において、応答プログラム48bは、図26で示すような画像管理サーバに作成するアルバムを設定するためのダイアログボックスを表示する。
【0131】
図26においては、送信設定状態表示部251cの配色が変化し、その下に「画像管理サーバに作成するアルバムを決定します」と表示されるとともに、条件1乃至5に対応したタブ301a乃至301eが表示され、ポインタにより選択することで条件を切り換えることができる。さらに、各条件毎に、アップロードする画像のアルバムタイトルを入力するアルバムタイトル入力欄361が表示され、その下には、「日時をタイトルの後ろに追加する」との表示があり、その左側にチェックボックスが設けられている。画像管理サーバ17では、アップロードされてくる静止画像をアルバム毎に管理しているので、そのアルバムのタイトルを、アルバムタイトル入力欄361に入力して設定する。アルバムタイトル入力欄361は、各タブ301a乃至301eを切り換えることにより、全ての条件について設定することができる。従って、条件の数だけ、画像管理サーバ17には、アルバムが設定されることになる。
【0132】
尚、図26で示すようにアルバムタイトルの入力欄が表示されるのは、ステップS109の処理において、図27で示すように、チェックボタン343がチェックされて、画像管理サーバにアップロードするが選択された条件についてである。
【0133】
図26の設定が終了し、次へボタン258が操作されると、その処理は、ステップS113に進む。
【0134】
ステップS113において、応答プログラム48bは、図28で示すように、お知らせメールを設定するダイアログボックスを表示する。図28においては、「定点観測の開始をお知らせするメールの有無を選択します」と表示され、チェックボタン371,373と、チェックボックス372が表示される。チェックボタン371は、「メールでお知らせする」と表示された左側に設けられており、ユーザが、定点観測画像がアップロードされる度に、アップロードされたことを電子メールで知らせるように設定したいとき、操作される。その下の「開始時にお知らせする」と示された左側にチェックボックス372は、チェックボタン371がオンに設定された時点で定点観測が開始されたことを電子メールで通知したいときに操作される。また、チェックボタン373は、電子メールで、定点観測画像がアップロードされたことを知らせないように設定したいとき、ユーザにより操作される。従って、図28の場合、タブ302aが選択されているので、条件2(動いたとき撮影する(図22参照)、画像管理サーバにアップロードする(図27))でアップロードされた定点観測画像がアップロードされたとき、電子メールで通知されるように設定されている。タブ301a乃至301eを切り替えて条件1乃至5のそれぞれについて設定することができる。ただし、知らせメールを設定できるのは、画像管理サーバ17にアップロードする場合のみである。
【0135】
図28の設定が終了し、次へボタン258が操作されるとその処理は、ステップS114に進む。
【0136】
ステップS114において、応答プログラム48bは、図29で示すようにアドレスを設定するダイアログボックスを表示する。図29においては、「お知らせする送信方法の設定を行います」と表示されタブ301a乃至301e毎に送信先のアドレスを設定することができる。宛先入力欄383に送信相手のアドレスを入力し、宛先ボタン382を操作すると、アドレスリスト381に追加される。図29においては、送信先アドレスとして「Aさん aa@aa.ne.jp」、「Bさん bb@bb.ne.jp」と表示されており、Aさん、Bさん宛てに送信するアドレスが登録されていることが示されている。
【0137】
ただし、ステップS113の処理において、図28で示したダイアログボックスのチェックボタン371がオンにされていないとき、図29で示すような、送信アドレスを設定することができない状態となる。すなわち、宛先入力欄383にアドレスが入力できない状態となる。
【0138】
図29の設定が終了し、次へボタン258が操作されると、その処理は、ステップS113に進む。
【0139】
ステップS115において、応答プログラム48bは、図30で示すように、画質設定状態表示部251dの配色が変化しており、今現在の設定状態が画質設定であることが示され、さらに、「撮影する画像のサイズや画質を設定します」と表示され、その下に、画サイズ選択ボタン401、および、画質設定欄402が表示される。画サイズ選択ボタン401は、ユーザが画サイズを選択するとき操作されるボタンであり、操作されると選択可能な画サイズのドロップダウンリストが表示され、その中から所望とする画サイズを選択することができる。図30において、320×240(単位はピクセル)が選択されている。
【0140】
画質設定欄402は、つまみ402aを左右方向に移動させることにより画質を設定する。これにより画質は、つまみ402aが左方向に移動されると低画質化され、逆に右方向に移動されると高画質化される。
【0141】
図30の設定が終了し、次へボタン258が操作されると、その処理は、ステップS116に進む。
【0142】
ステップS116において、応答プログラム48bは、設定データ48dに記憶させると共に、送信先として設定された画像管理サーバ17に送信する。
【0143】
尚、以上の説明においては、ステップS107乃至S115の処理は、各設定用のダイアログボックスを順に設定し、常に次へボタン257で進めている場合について説明してきたが、戻るボタン257、次へボタン258、決定ボタン259、または、キャンセルボタン260の操作により順序が前後したり、または、スキップされることがある。
【0144】
一方、ステップS106において、予約ボタン231が操作されていないと判定された場合、ステップS117において、応答プログラム48bは、設定ボタンが操作されたか否かを判定し、例えば、設定ボタン221eが操作されたと判定されたとき、その処理は、ステップS118に進む。
【0145】
ステップS118において、応答プログラム48bは、定点観測モードの設定画面を表示する。尚、この定点観測モードの設定画面により設定可能な情報は、ステップS108乃至S115の処理により設定可能な設定データと同様である。
【0146】
ステップS119において、応答プログラム48bは、定点観測モードの設定が終了されたか否かを判定し、終了されたと判定されるまでその処理を繰り返し、その処理が終了したと判定された場合、または、ステップS117において、設定ボタンが操作されていないと判定された場合、定点観測モードの処理は終了する。
【0147】
ここで、図6のフローチャートの説明に戻る。
【0148】
ステップS6において、定点観測モードが選択されていない、すなわち、定点観測モードボタン203が操作されていないと判定された場合、ステップS8において、応答プログラム48bは、保存ボタン212が操作されたか否かを判定する。ステップS8において、保存ボタン212が操作されたと判定された場合、ステップS9において、応答プログラム48bは、静止画が選択されているか否かを判定する。例えば、サムネイル画像リスト217上に表示されているサムネイル画像のうち、動画マークや定点観測マークが付されていないサムネイル画像が選択されている場合、静止画が選択されたと判定され、その処理は、ステップS10に進む。
【0149】
ステップS10において、応答プログラム48bは、記憶部48の所定領域に、選択されている静止画の情報をJPEG方式のファイルとして記憶する。すなわち、静止画は、撮影されたときには、一時的に記憶部48の所定領域に記憶されていた状態であるが、保存処理により、一時的な状態ではない(予め指定された記憶部48の所定領域にJPEG形式で記憶されている。保存ボタン212が押されることによる保存処理により、当該JPEGファイルを別の記憶部48の所定領域にコピーし)JPEG方式のファイルとして保存する。
【0150】
ステップS9において、静止画ではないと判定された場合、ステップS11において、応答プログラム48bは、動画が選択されているか否か、すなわち、サムネイル画像リスト217に表示されたサムネイル画像のうち動画マークが含まれたサムネイル画像が選択されているか否かを判定し、例えば、動画マークの付されたサムネイル画像が選択されていると判定された場合、その処理は、ステップS12に進む。
【0151】
ステップS12において、応答プログラム48bは、選択されたサムネイル画像に対応する、記憶部48の所定領域に一時的に記憶された動画データをMPEG1形式の動画ファイルとして、記憶部48に記憶する。すなわち、動画は、撮影されたときには、一時的に記憶部48の所定領域に記憶されていた状態であるが、保存処理により、一時的な状態ではない(予め指定された記憶部48の所定領域にMPEG1形式で記憶されている。保存ボタン212が押されることによる保存処理により、当該MPEG1ファイルを別の記憶部48の所定領域にコピーし)MPEG1方式のファイルとして保存する。
【0152】
ステップS11において、動画が選択されていないと判定された場合、すなわち、静止画、および、動画が選択されていないので、定点観測画像が選択された(定点観測マークが付されたサムネイル画像が選択された)とみなし、ステップS13において、応答プログラム48bは、図31で示すように、保存方法の選択用のダイアログボックスを表示する。
【0153】
図31で示す保存方法の選択用のダイアログボックスには、最上段に、「定点観測データをどのような形式で保存するかを選択してください」と表示されており、その下に、「表示されている静止画(代表画像)を保存する」と表示された左側にチェックボタン411が設けられ、さらにその下に、「定点観測データをMPEG1形式の動画に変換して保存する」と表示された左側にチェックボックス412が設けられている。さらにその下には、OKボタン413、および、キャンセルボタン414が設けられている。
【0154】
チェックボタン411は、表示されている静止画(代表画像)を保存する処理を希望する場合、操作されるボタンである。この場合、保存されるのは、定点観測画像として記録されている画像のうちの代表画像(サムネイル画像に選択されている画像)のみが記憶される。
【0155】
チェックボタン412は、定点観測データをMPEG1方式の動画に変換して保存する処理を希望するとき操作される。今の場合、チェックボタン411がオンの状態にされている。いずれかの状態が選択されて、OKボタン413が操作されるとその処理は、ステップS14に進む。
【0156】
ステップS14において、応答プログラム48bは、定点観測データをMPEG1形式の動画に変換して保存する処理が選択されたか、すなわち、チェックボタン412がオンにされたか否かを判定する。今の場合、チェックボタン411がオンにされているので、その処理は、ステップS15に進む。
【0157】
ステップS15において、応答プログラム48bは、定点観測画像のデータとして代表画像(サムネイル画像に選択されている画像)のみをJPEG方式で保存する。
【0158】
ステップS14において、定点観測データをMPEG 1形式の動画に変換して保存する処理が選択された場合、すなわち、チェックボタン412がオンにされている場合、その処理は、ステップS16に進む。
【0159】
ステップS16において、応答プログラム48bは、エンコーダ48fを制御して、複数の静止画からなる定点観測データをMPEG1方式の動画に変換する。このとき、応答プログラム48bは、図32で示すように、動画ファイルに変換する処理中であることを示すダイアログボックスを表示する。図32においては、進度を示すバー415が表示されており、変換処理の進度に応じてバーが右方向に伸びていき、最終的には、右端までバーが伸びると変換処理は終了したことになり、図32で示すダイアログボックスの表示は消去される。尚、図32中では、バーは、黒マスとして表示されている。
【0160】
ステップS17において、応答プログラム48bは、選択されたサムネイル画像に対応する定点観測データをMPEG1形式で記憶部48の所定領域に保存する。
【0161】
ここで、複数の静止画から構成される定点観測画像を動画に変換させる処理について説明する。図33で示すように、定点観測画像は、複数の静止画をファイル名により管理するデータ管理ファイルと、そのファイル名に対応する静止画からなる定点観測データから構成される。従って、エンコーダ48fは、このデータ管理ファイルと定点観測データに基づいて、定点観測画像を動画に変換する。今の場合、静止画はJPEGであり、動画はMPEG形式であるが、静止画は、JPEG以外のデータ形式でもよく、例えば、Tiff(Tagged Image File Format)やgif(Graphics Interchange Format)形式であってもよいし、また、動画についてもMPEG1に限らず、例えば、Flashであってもよい。
【0162】
応答プログラム48bが管理する静止画、動画、および定点観測画像は、データ管理ファイルとして管理されている。データ管理ファイルは、xml(Extensible Markup Language)形式で記述された画像管理ファイルと、それらを統合する1元管理ファイルから構成される。
【0163】
ここで、図34を参照して、画像管理ファイルの構成を説明する。
【0164】
第1行目は、「<?xml version=”1.0”?>」と記述されており、xmlのバージョンが記述されている。第2行目は、「<nagara application=”AAプログラム”」と記述されており、アプリケーションソフトウェア名として「AAプログラム」と記述されている。また、第2行目と第19行目の記述(「</nagara>)により、セクションが構成されている。
【0165】
第3行目は、「version=”1.0(AAプログラムのバージョン)”」と記述されており、「AAプログラムのバージョン」が記述されている。第4行目は、
「type=”撮影モード(still, movie, ttk)”」と記述されており、撮影したモードが記述され、撮影された画像が静止画の場合、「still」が、動画の場合、「movie」が、定点観測の場合、「ttk」が記述される。
【0166】
第5行目は、「id=”画像管理ファイルの通し番号”>」と記述されており、撮影したモードに関係なく、画像管理ファイルに一律に振られた通し番号であり、後述する一元管理ファイルではこの番号により画像管理ファイルを管理する。第6行目には、「<caption/>」が記述されており、画像管理ファイル中の見出しが示されている。第7行目には、「<objects>」と記述されており、第15行目までの範囲でオブジェクトが挿入されることが示されている。
【0167】
第8行目には、「<object id=”撮影単位での静止画及び動画ファイルに対する通し番号”>」と記述されており、静止画及び動画の場合、ここは常に「0」となる。定点観測データの場合は、この通し番号により撮影された静止画が一元管理される。つまり、第8行目乃至第14行目までの<object>セクションが定点観測データの枚数分だけ追加されることになる。
【0168】
第9行目には、「<file>撮影した静止画及び動画ファイルへのパス</file>と記述されており、あらかじめ設定されたディレクトリに保存される撮影された静止画や動画のファイルへのフルパスが記述される。第10行目には、「<type>ファイルタイプ(image, movie)</type>と記述されており、撮影された画像のタイプを示す情報が、静止画の場合、「image」と記述され、動画の場合、「movie」と記述される。
【0169】
第11行目には、「<format>ファイル形式(jpeg,mpeg etc.)</format>」と記述され、そのファイルのデータ形式が記述されており、例えば、静止画であればJPEG(xmlの記述ではjpeg)、動画であればMPEG1(xml上の記述ではmpeg)が記述される。第12行目には、「<date>撮影日</date>」と記述されており、撮影日が記述される。第13行目には、「<time>撮影時間</time>」と記述され、撮影時間が記述される。
【0170】
第16行目には、「<thumbnail>」と記述され、第18行目には、「</thumbnail>」と記述されており、第16行目乃至第18行目までがセクションを構成していることを示している。第17行目には、「<file>サムネイル画像一覧に表示させる画像ファイルへのパス</file>」と記述されており、撮影が終了すると、メインウィンドウのサムネイル画像リスト217にその代表画像が表示される。この画像は元の画像を縮小したもので、別ディレクトリに作成される。この記述は、別ディレクトリに作成された元の画像を縮小したファイルへのフルパスが記述される。
【0171】
次に、図35を参照して、一元管理ファイルの構成について説明する。
【0172】
第1行目は、図34で示した場合と同様に、「<?xml version=”1.0”?>」と記述されており、xmlのバージョンが記述されている。第2行目は、「<ngrMangager>」と記述されており、第2行目と第10行目の記述(「</ngrMangager>」)により、セクションが構成されている。第3行目には、「<nextid>(画像管理ファイルの通し番号の採番に使用)</nextid>」と記述されており、上述の画像管理ファイルの通し番号に採用する番号が記述される。第4行目には、「<ngrlist path=”画像管理ファイルの保存先ディレクトリへのパス”>」と記述されており、画像管理ファイルの保存先のディレクトリの位置を示すパスが記述されている。また、第9行目の記述「</ngrlist>」により第4行目乃至第9行目はセクションが形成されている。第5行目には、「<ngr href=”画像管理ファイル名”」と記述され、画像管理ファイルの名称が記述される。第6行目には、「type=”画像管理ファイルが管理している画像ファイルのタイプ(image, movie)”」と記述され、画像管理ファイルが管理している画像ファイルのタイプとして、静止画の場合、「image」が、動画の場合、「movie」が記述される。第7行目には、「create=”画像管理ファイル作成日時”」と記述され、画像管理ファイルが作成された日時の情報が記述され、第8行目には、「id=”画像管理ファイルの通し番号”/>と記述され、画像管理ファイルの通し番号が記述される。
【0173】
図35で示したような一元管理ファイルにより、図34で示すような個々の画像管理ファイルが一元的に管理されることになる。また、画像管理ファイルの基本構成は、静止画(image)か、動画(movie)により管理されることになるが、定点観測画像は、複数の静止画から構成されることになるので、図34で示した第8行目乃至第14行目までの記述が、図36で示すように、構成される静止画の数だけ繰り返される構造となる。
【0174】
図36においては、第5行目乃至第11行目までの記述から、第13行目乃至第19行目までの記述がobject id=0(第5行目)乃至100(第13行目)までの101回分繰り返し記述されていることが示されている。すなわち、第5行目乃至第11行目までの記述では、id=0に対応する画像が、第6行目の「<file>C:¥xxx¥AAプログラム¥FPO¥FPO00000.jpg</file>」の記述により、「C:¥xxx¥AAプログラム¥FPO¥FPO00000.jpg」に存在することが示されている。また、その画像は、「<type>image</type>」の記述により静止画であり、「<format>jpeg</format>」の記述によりJPEG形式のファイルであることが示されている。また、「<date>2002/08/06</date>」、「<time>10:53:05</time>」の記述により、その静止画が2002年8月6日の10時53分05秒に作成されたことが示されている。
【0175】
同様にして、第13行目乃至第19行目までの記述では、id=100に対応する画像が、第14行目の「<file>C:¥xxx¥AAプログラム¥FPO¥FPO00100.jpg</file>」の記述により、「C:¥xxx¥AAプログラム¥FPO¥FPO00100.jpg」に存在することが示されている。また、その画像は、「<type>image</type>」の記述により静止画であり、「<format>jpeg</format>」の記述によりJPEG形式のファイルであることが示されている。また、「<date>2002/08/06</date>」、「<time>12:53:45</time>」の記述により、その静止画が200年8月6日の12時53分45秒に作成されたことが示されている。
【0176】
従って、図36の場合、静止画101枚で定点観測画像が構成されたことになる。
【0177】
エンコーダ48fは、上述の画像管理ファイルと一元管理ファイルからなるデータ管理ファイルに基づいて、定点観測画像を構成する複数の静止画を一定間隔で時系列的に順次表示するような動画に変換する。すなわち、図36で示すように、定点観測画像の画像管理ファイルにおいては、object id=0(第5行目)乃至100(第13行目)の各々に日時の情報が、例えば、第9,10行目の「<date>2002/08/06</date>」、「<time>10:53:05</time>」や、第16,17行目の「<date>2002/08/06</date>」、「<time>12:53:45</time>」で示すように記録されており、この情報に基づいて第6行目、第14行目に記録されている静止画が、時系列的に配列されて表示されることにより定点観測画像が構成されるので、エンコーダ48fは、この画像管理データに基づいて静止画を順次表示することにより表示される画像を動画の形式に変換する。
【0178】
ここで、図6のフローチャートの説明に戻る。
【0179】
ステップS8において、保存ボタン212が操作されなかったと判定された場合、ステップS18(図7)において、応答プログラム48bは、メール送信ボタン213が操作されたか否かを判定し、例えば、メール送信ボタンが操作されたと判定された場合、その処理は、ステップS19に進む。
【0180】
ステップS19において、応答プログラム48bは、定点観測画像が選択されているか否かを判定する。例えば、サムネイル画像リスト217上に表示されているサムネイル画像のうち、定点観測マークが付されているサムネイル画像が選択されている場合、定点観測画像が選択されたと判定され、その処理は、ステップS20に進む。
【0181】
ステップS20において、応答プログラム48bは、図37で示すように、定点観測データの送信方法を選択するダイアログボックスを表示する。図37においては、チェックボタン417,418、並びに、OKボタン419、および、キャンセルボタン420が表示される。尚、チェックボタン417,418、並びに、OKボタン419、および、キャンセルボタン420は、図31で示したチェックボタン411,412、並びに、OKボタン413、および、キャンセルボタン414と同様の機能を有するものであるので、その説明は、省略する。
【0182】
ステップS21において、応答プログラム48bは、MPEG1形式で定点観測画像を保存するか否か、すなわち、チェックボタン418がチェックされているか否かを判定し、MPEG1形式で保存することが希望されている、すなわち、チェックボタン418がオンにされていると判定した場合、その処理は、ステップS22に進む。
【0183】
ステップS22において、応答プログラム48bは、定点観測画像をMPEG1形式に変換する。尚、変換方法については、図6のフローチャートのステップS16の処理と同様であるので、その説明は、省略する。
【0184】
ステップS19において、定点観測画像が選択されなかった場合、すなわち、静止画、または、動画が選択されていると判定されるため、ステップS20乃至S22の処理はスキップされる。また、ステップS21において、MPEG1形式に変換され無い場合、ステップS22の処理がスキップされる。
【0185】
ステップS23において、応答プログラム48bは、宛先設定用のダイアログボックスを表示する。尚、宛先設定用のダイアログボックスは、例えば、図29で示す、アドレスリスト381、宛先ボタン382、および、宛先入力欄383などからなるダイアログボックスである。
【0186】
ステップS24において、応答プログラム48bは、選択された静止画(JPEG)(定点観測画像の代表画像の静止画を含む)、または、動画(MPEG1)(動画に変換された定点観測画像を含む)を添付ファイルとして、メールプログラム48gを制御して、ステップS23の処理で設定された宛先に送信させる。
【0187】
ステップS18において、メール送信ボタン213が操作されなかったと判定された場合、ステップS25において、応答プログラム48bは、アップロードボタン214が操作されなかったか否かを判定する。ステップS25において、アップロードボタン214が操作されたと判定された場合、その処理は、ステップS26に進む。
【0188】
ステップS26乃至S29の処理は、ステップS19乃至S22の処理と同様であるので、その説明は省略する。
【0189】
ステップS30において、応答プログラム48bは、アップロード先と画像管理サーバ17、または、FTPサーバ19にログインする。このとき、ユーザは、アップロード先を指定して、所定のIDとパスワードを入力する。
【0190】
ステップS31において、応答プログラム48bは、アップロードの設定を行う。すなわち、例えば、画像管理サーバ17にアップロードする場合には、アルバムを設定したり、FTPサーバ19にアップロードする場合には、携帯用のwebページを使用するのか否かなどを設定する。
【0191】
ステップS32において、応答プログラム48bは、選択された静止画(JPEG)(定点観測画像の代表画像の静止画を含む)、または、動画(MPEG1)(動画に変換された定点観測画像を含む)を、ステップS27の処理で設定された情報と共に、画像管理サーバ17、または、FTPサーバ19にアップロードする。
【0192】
ステップS25において、アップロードボタン214が操作されなかったと判定された場合、ステップS33において、応答プログラム48bは、再生が指示されたか否か、すなわち、サムネイル画像リスト217に表示されているいずれかのサムネイル画像がダブルクリックされたか否かを判定し、例えば、再生が指示されていると判定した場合、その処理は、ステップS34に進む。
【0193】
ステップS34において、応答プログラム48bは、静止画の再生が指示されたか否か、すなわち、サムネイル画像リスト217に表示されているサムネイル画像のうち、動画マーク、または、定点観測マークのないサムネイル画像がダブルクリックされたか否かを判定する。ステップS34において、例えば、静止画の再生が指示されたと判定した場合、その処理は、ステップS35に進む。
【0194】
ステップS35において、応答プログラム48bは、表示部218を制御して、例えば、図38で示すように、静止画を表示する。すなわち、図38においては、サムネイル画像217sが選択されてダブルクリックされ、対応する静止画が表示部218に表示されている。
【0195】
ステップS34において、静止画ではないと判定された場合、ステップS36において、応答プログラム48bは、動画の再生が指示されたか否か、すなわち、サムネイル画像リスト217に表示されているサムネイル画像のうち、動画マークの付されたサムネイル画像がダブルクリックされたか否かを判定する。ステップS36において、例えば、動画の再生が指示されたと判定された場合、その処理は、ステップS37に進む。
【0196】
ステップS37において、応答プログラム48bは、例えば、図39で示すように動画を再生する。すなわち、図39においては、動画マークの付されたサムネイル画像217tが選択されてダブルクリックされ、対応する動画が表示部218に表示(再生)されている。このとき、停止ボタン421、再生ボタン(422)、一時停止ボタン423(再生ボタン422および一時停止ボタン423は、1つのボタンとして機能してもよく、例えば、再生中には一時停止の機能を奏し、停止中、または、一時停止中は再生ボタンの機能を奏するようにしてもよい)、および、つまみ444が表示される。選択された動画は、表示部218に表示されると共に、動画としての再生が開始されるが、このとき表示を停止したいとき、停止ボタン421は操作される。また、再生ボタン422は、停止ボタン421により動画の表示が停止された後、再び、再生を指令するとき操作される。さらに、一時停止ボタン423は、動画の再生を一時停止させるとき操作される。つまみ444は、動画の再生に伴って、左方向から右方向に順次進行し、今現在再生されている画像が、動画のファイル内において、時間的にどの位置の画像であるかを示している。また、つまみ444をポインタなどで進めたり、遅らせたり(左右方向に移動させる)することにより所望のタイミングで動画を再生させることができる。
【0197】
ステップS38において、応答プログラム48bは、再生の終了が指示されたか、すなわち、停止ボタン421などの再生を終了させる操作がなされたか、または、動画の再生が終了したか否かを判定し、いずれか終了されるまで、ステップS37の処理により動画が再生されつづける。
【0198】
ステップS38において、動画の再生が終了したと判定した場合、その処理は、ステップS2に戻る。
【0199】
ステップS36において、動画の再生が指示されていないと判定された場合、定点観測画像の再生が指示されたと判定し、ステップS39において、応答プログラム48bは、定点観測画像の再生を、例えば、図40で示すように再生する。
【0200】
すなわち、図40においては、定点観測マークの付されたサムネイル画像217uが選択されてダブルクリックされ、対応する定点観測画像が表示部218に表示(再生)されている。定点観測画像は、上述のように複数の静止画から構成されるものであるので、表示部218に表示される定点観測画像は、1つの定点観測画像を構成する静止画が時系列的に所定の時間間隔で順次表示されるものである。尚、定点観測画像を構成する静止画が表示されていく時間間隔は、自由に設定できるようにしてもよい。
【0201】
このとき、停止ボタン441、再生ボタン(442)、一時停止ボタン443(再生ボタン442および一時停止ボタン443は、1つのボタンとして機能してもよく、例えば、再生中には一時停止の機能を奏し、停止中、または、一時停止中は再生ボタンの機能を奏するようにしてもよい)、つまみ444、代表画選択ボタン445、および、代表画ジャンプボタン446が表示される。選択された定点観測画像は、表示部218に表示されると共に再生が開始されるが、このとき表示を停止したいとき、停止ボタン441は操作される。また、再生ボタン442は、停止ボタン441により定点観測画像の表示が停止された後、再び、再生を指令するとき操作される。
【0202】
さらに、一時停止ボタン443は、定点観測画像の再生を一時停止させるとき操作される。つまみ444は、定点観測画像の再生に伴って、左方向から右方向に順次進行し、今現在再生されている画像が、定点観測画像内において、時間的にどの位置の画像であるかを示している。また、つまみ444をポインタなどで進めたり、遅らせたり(左右方向に移動させる)することにより所望の定点観測画像を再生させることができる。
【0203】
さらに、代表画選択ボタン445は、一時停止された状態で、静止画を定点観測画像のファイルにおける代表画に設定するとき操作される。また、代表画ジャンプボタン446は、一時停止された状態で、今現在表示されている画像から手代表画にジャンプさせたいとき操作される。
【0204】
ステップS40において、応答プログラム48bは、一時停止が操作されたか否かを判定し、例えば一時停止ボタン443が操作されたと判定した場合、ステップS41において、図41で示すようにコマ表示により定点観測画像を一時停止して表示する。コマ表示とは、図41で示すように、一時停止している静止画を中心として、時系列的に、その画像より時間的に前のタイミングの2つの静止画と、時間的に後のタイミングの2つの静止画を表示する。すなわち、図41においては、静止画453が一時停止が指令されたタイミングの静止画であり、静止画453より図中左側が時間的に1個前の静止画452であり、さらに時系列的に1個前の静止画451が表示されている。また、静止画453より図中右側の静止画454は、時系列からみて1個後の静止画であり、静止画455は、さらに1個後の静止画である。さらに、一時停止が指示された静止画453を中心として、図41においては、左方向には、静止画452,451、また、右方向には静止画454,455と徐々に小さく表示されており、今現在の静止画453が見易い大きさに設定されている。
【0205】
尚、図41においては、静止画453が定点観測画像の先頭となる静止画であるので、定点観測マークが付されたサムネイル画像217uとして表示されている代表画と同一であり、さらに、その前2個の静止画は、存在しないので無地画面が表示されている。
【0206】
また、静止画453の上部には、定点観測画像のうちのコマ数を示す表示がなされ、今の場合「1/46」と表示され、定点観測画像の総静止画数が46個であり、静止画453がその先頭であることが示されている。また、静止画453の下には、その静止画が撮影された時刻が表示されており、今の場合、「20:32:43」と表示され、静止画453が20時32分43秒に撮影されたことが示されている。
【0207】
さらに、その撮影時刻の表示の左側には、コマ戻しボタン456が、また、コマ送りボタン457が設けられている。コマ戻しボタン456は、一時停止する静止画を静止画像1個分戻すときに操作されるボタンであり、例えば、図41において、コマ戻しボタン456が操作されると、静止画453が静止画454の位置にずれて、静止画452が静止画453に表示され、その他の静止画についても同様にずれる。また、コマ送りボタン457は、一時停止する静止画を静止画像1個分送るときに操作されるボタンであり、例えば、図41において、コマ送りボタン457が操作されると、静止画453が静止画452の位置にずれて、静止画454が静止画453に表示され、その他の静止画についても同様にずれる。
【0208】
さらに、例えば、図42で示すような状態で、一時停止が指示された場合、上述したように、代表画選択ボタン445が選択されると、サムネイル画像217uに代えて、選択された静止画453に対応する画像が、図43で示すように、代表画として選択され、結果的に、サムネイル画像217u’に変更される。
【0209】
ステップS42において、応答プログラム48bは、再生が指示されたか、すなわち、再生ボタン422が操作されたか否かを判定し、再生ボタン422が操作されるまで、上述のコマ表示を繰り返す。
【0210】
ステップS42において、再生が指示されたと判定された場合、ステップS43において、応答プログラム48bは、終了が指示されたか、または、定点観測画像が終了したかを判定し、終了されていないと判定された場合、その処理は、ステップS40に戻る。すなわち、終了が指示されるまで(または、定点観測画像の再生が終了するまで)定点観測画像の再生が継続される。ステップS43において、終了が指示されたと判定された場合、その処理は、ステップS2に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
【0211】
以上の処理により、静止画や動画だけでなく、それらに加えて複数の静止画からなる定点観測画像について、GUI上での扱いや、再生時の表示方法を統一することが可能となる。すなわち、定点観測画像のGUI上で扱いに関しては、代表画という複数枚の静止画のうちの一枚を表示したサムネイル画像として表現することにより、静止画や動画と並列の扱いとすることが可能となる。また、再生時にも、一枚一枚を連続して表示して確認する再生とすることができるので、静止画や動画と同等の扱いとすることが可能となる。
【0212】
また、定点観測画像を動画、または、静止画として保存することができるので、生成された動画や静止画を電子メールで送信したりすることが可能になると共に、定点観測画像を再生するためのソフトウェアを備えていない端末装置であっても、定点観測画像を、通常の動画として、または、静止画として再生させることが可能となる。
【0213】
次に、図44のフローチャートを参照して、画像管理サーバ17による画像管理処理について説明する。
【0214】
ステップS131において、画像管理サーバ17の応答プログラム108aは、設定データが送信されてきたか否かを判定する。例えば、図16のステップS114の処理により設定データがPC11より送信されてきた場合、設定データが送信されてきたと判定され、その処理は、ステップS132に進む。
【0215】
ステップS132において、応答プログラム108aは、認証処理を実行し、ステップS133において、送信されてきた設定情報を設定DB108bに記憶する。設定データには、条件毎に設定されたお知らせメールの宛先の情報が含まれているので、設定DBには、図45で示すように、お知らせメールを送信するタイミングを示した事象の種類と、対応するお知らせメールの送信アドレスが記録される。図45においては、事象の種類として、「一定時間が経過した」(図22の条件1)、「動いた」(図22の条件2)「明るさが急激に変化した」(図22の条件3)、「赤いものが視界に入った」(図22の条件4)、物体が右から左に動いた(図22の条件5)が、それぞれ各事象毎に送信先の情報が記憶されている。図45の場合、「一定時間が経過した」という事象で定点観測画像が撮像されて、アップロードされたとき、UserAとUserBにお知らせメールが送信される。また、「動いた」という事象で定点観測画像が撮像されて、アップロードされたとき、UserBとUserCにお知らせメールが送信される。さらに、「明るさが急激に変化した」という事象で定点観測画像が撮像されて、アップロードされたとき、UserAとUserCにお知らせメールが送信される。また、「赤いものが視界に入った」という事象で定点観測画像が撮像されて、アップロードされたとき、UserDとUserEにお知らせメールが送信される。さらに、「物体が右から左に移動した」という事象で定点観測画像が撮像されて、アップロードされたとき、UserB、UserC、および、UserDにお知らせメールが送信される。
【0216】
ステップS134において、応答プログラム108aは、お知らせメールをすぐに送信する設定が存在するか否かを判定する。すなわち、図28で示したように、「開始時にお知らせする」状態を設定するチェックボックスがチェックされていた場合、定点観測開始されるタイミング、すなわち、設定データが送信されると共にお知らせメールを送信させることがあるので、設定データがそのように設定されているか否かを判定する。例えば、チェックボックス372がチェックされており、直ぐにお知らせメールを送信すると判定された場合、ステップS135において、応答プログラム108aは、メールプログラム108eを制御してお知らせメールを送信させる。
【0217】
このような処理により、お知らせメールを定点観測が開始されると同時に送信させるようにすることができる。
【0218】
ステップS131において、設定データが送信されてきていないと判定された場合、ステップS136において、応答プログラム108aは、PC11から画像がアップロードされてきたか否かを判定し、例えば、アップロードされたと判定した場合、その処理は、ステップS137に進む。
【0219】
ステップS137において、応答プログラム108aは、アップロードを実行しようとしているPC11に対して認証処理を実行する。ステップS138において、応答プログラム108aは、PC11からアップロードされてくる画像を画像DB108cに記憶する。
【0220】
ステップS139において、応答プログラム108aは、アップロードされた画像が定点観測画像であるか否かを判定し、例えば、定点観測画像であった場合、その処理は、ステップS140に進む。
【0221】
ステップS140において、応答プログラム108aは、アップロードされてきた画像の事象を確認する。すなわち、応答プログラム108aは、アップロードされてきた画像に付されている、撮影の事象を確認する。
【0222】
ステップS141において、応答プログラム108aは、図45で示すような設定DB108bを参照して、確認した撮影の事象に対応する送信アドレスに、お知らせメールを送信する。すなわち、図45の場合、例えば、アップロードされてきた画像が、一定時間が経過することにより撮影された定点観測画像を構成する静止画であるとき、送信相手としてUserA,UserBが選択されて、定点観測画像が記録されているURLが記述されているお知らせメールをUserA,UserB宛てに送信する。
【0223】
ステップS139において、定点観測画像ではないと判定された場合、ステップS140,S141の処理は、スキップされる。
【0224】
ステップS136において、アップロードされてこなかったと判定された場合、ステップS142において、応答プログラム108aは、例えば、PC13からアルバムの閲覧が要求されたか否かを判定し、要求があった場合、その処理は、ステップS143に進む。
【0225】
ステップS143において、応答プログラム108aは、アルバムの閲覧を要求してきたPC13に対して認証処理を実行する。
【0226】
ステップS144において、応答プログラム108aは、アルバムの閲覧要求に付されているUser−Agentを確認する。User−Agentは、閲覧を要求してきた端末装置の種類を識別する(例えば、PC13、携帯電話14、PDA15、または、ネットワークカムコーダ16などのいずれの種類であるかを識別する)信号である。
【0227】
ステップS145において、確認したUser−Agentに基づいて、画像変換プログラム108dを制御して、閲覧が要求された端末装置の種類に応じて画像データを変換させ、ステップS144において、変換した画像データをアルバムの閲覧が要求されたPC13に送信する。
【0228】
次に、図46のフローチャートを参照して、PC13の画像表示処理について説明する。
【0229】
ステップS151において、応答プログラム78bは、お知らせメールが画像管理サーバ17から送付されてきているか否かを判定し、例えば、図44のフローチャートのステップS138の処理により、お知らせメールが送信されてきた場合、お知らせメールが送信されてきたと判定し、その処理は、ステップS152に進む。
【0230】
ステップS152において、応答プログラム78bは、送信されてきたお知らせメールを受信し、メールに記録されている画像(アルバム)がアップロードされたURLを記憶する。
【0231】
ステップS151において、お知らせメールが受信されないと判定された場合、ステップS153において、応答プログラム78bは、ユーザにより、お知らせメールのURLに記憶された画像の表示が要求されたか否かを判定し、お知らせメールのURLに記憶された画像を表示させるための操作がユーザによりなされ、アップロードされた画像が要求されたと判定された場合、その処理は、ステップS154に進む。
【0232】
ステップS154において、応答プログラム78bは、画像管理サーバ17にアクセスし、認証処理を実行する。すなわち、図44のフローチャートにおけるステップS141に対応する処理を実行する。
【0233】
ステップS155において、応答プログラム78bは、自らの端末装置の種類を示すUser−Agentと共に、アルバムの表示を要求する。すなわち、今の場合、PC13の処理であるので、User−Agentは、PCであることを示す情報となる。
【0234】
このとき、画像管理サーバ17は、上述の図44のステップS143の処理において、User−Agentの情報からアルバムを要求する端末装置がPCであることを認識し、画像変換プログラム108dによりPCで表示可能が画像サイズ(例えば、PC13により表示可能な24bit フルカラーで800×600(単位ピクセルの画像サイズ))にアルバムが変換されて、ステップS143において送信される。
【0235】
ステップS156において、PC13の応答プログラム78bは、PC13で表示可能な画像に変換されたアルバムを受信して、ブラウザプログラム78aを制御して、例えば、図47で示すようにアルバムを表示する。図47においては、アルバムに登録された画像が一覧表示部471にサムネイル画像472乃至477が表示されており、いずれかが選択されると選択されたサムネイル画像に対応した静止画、動画、または、定点観測画像が表示される。図47においては、サムネイル画像472,474,475が選択されると、静止画が表示される。また、サムネイル画像476が選択されると、サムネイル画像の下に記述されているようにFlashの動画が再生される。また、フイルム状の縁取りがされたサムネイル画像477は、定点観測画像が動画に変換された画像が表示される。
【0236】
また、上述においては、PC13が画像を要求した場合について説明してきたが、例えば、携帯電話14が図46のフローチャートの処理を同様に行う場合、ステップS155において、User−Agentでは、自らが携帯電話であることが示されることになるので、画像管理サーバ17は、図44のフローチャートのステップS142の処理で、画像変換プログラム108dにより携帯電話14の表示部で表示可能な画像サイズ(例えば、256色 120×110、144×134、または、118×128(単位はピクセル)など)に変換させ、ステップS143で携帯電話14に送信させる。
【0237】
携帯電話14は、ステップS156の処理で、例えば、図48,図49で示すような表示画像を表示する。すなわち、図48において、アルバムに登録されている全画像(図48においては、総画像数52)のうち、画像名1乃至9を選択可能な選択欄501a乃至501iにして表示し、いずれかが選択されると、図49で示すように、選択された画像名に対応する画像511が表示される。
【0238】
同様にして、PDA15からアルバムの画像が要求された場合、応答プログラム108aは、画像DB108cに記憶された画像を、画像変換プログラム108dによりPDA15の表示部で表示可能な画像サイズ(例えば、320×320(単位はピクセル))に変換させて、送信する。
【0239】
以上の処理により、画像の配信を要求する装置の構成にあわせて、画像を配信することができるので、静止画、動画、または、定点観測画像を配信する装置は、画像がアップロードされたことを告知するとき、その所在を1つのURLとして示すだけでよく、さらに、画像の配信を受ける装置は、画像のサイズを意識することなく、自らの端末装置のもつ表示能力に対して最適な画像を表示することが可能となる。
【0240】
以上の例においては、画像管理サーバ17を介してPC11が撮影した画像(静止画、動画、および、定点観測画像をPC13(または、携帯電話14、PDA15、若しくは、ネットワークカムコーダ16)に配信していたが、PC11から直接PC13(または、携帯電話14、PDA15、若しくは、ネットワークカムコーダ16)に配信するようにしてもよい。この場合、画像を管理するサーバは存在しないことになる。また、直接PC11とPC13が通信するにあたり、インスタントメッセージングサービスを利用することでリアルタイムに撮影した画像を配信することができ、さらには、配信を受けるPC13などから、PC11に対して要望を送信し、対応した撮影をさせるようにすることもできる。インスタントメッセージングサービスとは、インターネット上で同じソフトを利用している端末装置間で相互にオンラインであるか否かを確認することができ、オンラインであるときリアルタイムでチャットやデータの授受が行えるシステムによるサービスである。
【0241】
図50は、インスタントメッセージングサービスに対応したPC11の構成を示している。基本的な構成は、図2で示したPC11と同様であるが、応答プログラム1048bが、応答プログラム48bに代えて設けられている。応答プログラム1048bの基本的に機能は、応答プログラム48bと同様であるが、インスタントメッセージングサービスを提供する通信サーバ20(図52)を介してPC13乃至ネットワークカムコーダ16とインスタントメッセージを授受することができる。この際、インスタントメッセージに画像(静止画、または、動画を含む)を添付して授受することができる。また、応答プログラム1048bは、インスタントメッセージングサービスを利用して、設定データ48dのお知らせメールの設定情報を読出し、上述のお知らせメールの代えて、お知らせメッセージを送信することができる。
【0242】
送信先抽出プログラム1048gが新たに設けられており、画像解析プログラム48eの解析結果に基づいて、今撮像された画像をどの相手に送信するかを解析する。
【0243】
さらに、メッセージ解析プログラム1048iが設けられており、PC13乃至ネットワークカムコーダ16から送信されてきたインスタントメッセージにより撮影に関する要求があった場合、要求内容を解析し、また、統計処理することにより、例えば、統計的にみて最も要求の多い処理を解析し、カメラ制御プログラム48cに供給して対応する撮影をカメラ12にさせる。より詳細には、メッセージ解析プログラム1048iは、例えば、メッセージの解析結果として「カメラを右方向に回転させてほしい」といったものが統計的にみて多ければ、カメラ12を右方向に回転させる指令をカメラ制御プログラム48cに出力する。
【0244】
次に、図51を参照して、インスタントメッセージングサービスに対応したPC13の構成について説明する。応答プログラム78bに代えて、応答プログラム1078bが設けられている。応答プログラム1078bの基本的な機能は、応答プログラム78bと同様であるが、さらに、上述のようにインスタントメッセージングサービスを提供する通信サーバ20を介して他の装置、たとえば、PC11とインスタントメッセージを授受させることができる。
【0245】
尚、携帯電話14乃至ネットワークカムコーダ16については、PC13と基本的な構成は同様であるのでその説明は省略する。
【0246】
次に、図52を参照して、図50,図51のPC11,13により構成される画像配信システムにより実現される機能について説明する。基本的な機能は、図5で示した画像配信システムと同様であるが、画像管理サーバ17が存在せず、代わりに、インスタントメッセージングサービスを提供する通信サーバ20が存在し、PC11,13間でインスタントメッセージが授受される。
【0247】
インスタントメッセージングサービスにおいては、今、サービスの提供を受けている端末装置の状態が表示される。すなわち、通信サーバ20を介してインスタントメッセージングサービスを受けられる端末装置間で相互に専用のアプリケーションプログラムが起動しているか否かを確認することができる。
【0248】
従って、端末装置のユーザは、通信できる相手が存在するか否かを相互に知ることができる。この機能を利用することにより、例えば、PC11がインスタントメッセージングサービスの提供を受けており、同時に、例えば、定点観測を行っているか否かなどの情報を、他の端末装置、例えば、PC13乃至ネットワークカムコーダ16などから認識できるようにしてもよい。
【0249】
次に、図53のフローチャートを参照して、インスタントメッセージングサービスにアクセスする処理について説明する。
【0250】
ステップS161において、応答プログラム1048aは、通信サーバ20にアクセスする。ステップS162において、通信サーバ20に通信相手が存在するか否かを問い合わせる。例えば、PC13も通信サーバ20にアクセスしており、通信相手が存在すると応答があった場合、ステップS163において、通信サーバ20を介して通信相手と通信を接続する。すなわち、今の場合、PC11は、PC13と接続される。また、ステップS162において、通信相手がいないと応答があった場合、ステップS164において、PC11は、接続されない状態となる。以上の処理により、接続状態が維持されると、ステップS161乃至S163の処理が繰り返されることになり、接続が解除された状態が続くとステップS162,S162,S164の処理が繰り返されることになる。
【0251】
以下の説明は、インスタントメッセージングサービスにアクセスし(通信サーバ20にアクセスし)、通信相手としてPC13が存在して、接続されているものとする。
【0252】
図54のフローチャートを参照して、以上の構成によりPC11が定点観測モード処理により定点観測した画像を直接PC13にインスタントメッセージと共に配信するときの処理について説明する。
【0253】
尚、図54のステップS171乃至S181の処理、ステップS183乃至S189の処理、ステップS192の処理、および、ステップS195乃至S197の処理は、図16のステップS91乃至S101の処理、ステップS103乃至S108、ステップS112の処理、および、ステップS115乃至S119の処理と同様であるのでその処理は省略する。
【0254】
ステップS182において、応答プログラム1048bは、設定データ48dに記録されている相手先の情報に基づいて、通信サーバ20を介して撮影した画像を添付してインスタントメッセージをPC13に送信する。このとき、送信される画像は、アップロードされた静止画であるので、対応するアルバムの情報も送信する。
【0255】
ステップS190において、応答プログラム1048bは、お知らせメッセージの有無を設定する。お知らせメッセージは、上述のお知らせメールと基本的には同様のものであり、メールの代わりにインスタントメッセージによるテキストを送信するものである。
【0256】
ステップS191において、応答プログラム1048bは、インスタントメッセージングサービス上の送信相手を設定する。尚、インスタントメッセージングサービス上における相手先の設定は、電子メールアドレスを設定するのと同様である。
【0257】
ステップS193において、応答プログラム1048bは、お知らせメッセージは直ぐに送信する設定であるか否かを判定する。すなわち、図28で示したように(図28においては、お知らせメールの設定であるが、お知らせメッセージも同様)、チェックボックス372がチェックされて、「開始時にお知らせする」と設定された場合、設定されたタイミングでお知らせメッセージが送信される設定となる。例えば、チェックボックス372がチェックされた状態、すなわち、直ぐにお知らせメッセージを送信するように設定されていた場合、その処理は、ステップS194に進む。
【0258】
ステップS194において、応答プログラム1048bは、お知らせメッセージを送信相手に対して送信する。
【0259】
また、ステップS193において、お知らせメッセージが直ぐに送信される用に設定されていないと判定された場合、ステップS194の処理は、スキップされる。
【0260】
次に、図55のフローチャートを参照して、PC13が、インスタントメッセージを受信する処理について説明する。
【0261】
ステップS201において、応答プログラム1078bは、インスタントメッセージが送信されてきたか否かを判定し、送信されてくるまでその処理を繰り返す。例えば、図54のステップS182、または、ステップS194の処理により、画像が添付されたインスタントメッセージが送信されてくると、インスタントメッセージが送信されてきたと判定し、ステップS202において、画像が添付されているか否かを判定する。例えば、ステップS182の処理により画像が添付されてきた場合、画像が添付されたと判定され、ステップS203において、応答プログラム1078bは、お知らせメッセージと共に添付された画像を表示する。
【0262】
また、ステップS202において、例えば、ステップS192の処理により、お知らせメッセージのみが送信されてきた場合、画像が添付されていないと判定され、ステップS204において、応答プログラム1078bは、お知らせメッセージのみを表示する。
【0263】
以上の処理により、画像を管理するサーバを必要とすることなく定点観測画像が新たに撮影される度に、リアルタイムで配信することが可能となる。
【0264】
また、画像管理サーバ17を利用した画像配信システムにおいては、画像管理サーバ17が、設定DB108bに事象毎に送信相手を記憶していたが、送信先抽出プログラム1048hが、設定データ48dに記憶された条件毎の送信相手の情報を読出し、また、画像解析プログラム48eの解析結果に基づいて、送信相手を特定してインスタントメッセージに画像を添付して送信することができる。
【0265】
図56のフローチャートを参照して、送信先抽出プログラム1048hにより送信相手を特定して、定点観測画像を撮影したときの画像を添付してインスタントメッセージを送信するときの定点観測モードの処理を説明する。
【0266】
尚、図56のフローチャートにおいて、ステップS221乃至S231の処理、ステップS235乃至S249の処理は、図54のフローチャートにおけるステップS171乃至S181の処理、および、ステップS183乃至S197の処理と同様であるので、その説明は省略する。
【0267】
ステップS232において、画像解析プログラム48eは、カメラ制御プログラム48cを介して入力されるカメラ12により撮影された画像を解析し、解析結果を送信先抽出プログラム1048hに出力する。
【0268】
ステップS233において、送信先抽出プログラム1048hは、設定データ48dにアクセスし、解析結果に対応する送信相手を解析して抽出する。すなわち、例えば、図45に示したような設定がなされていた場合、解析結果が「動きがあった」と言うものであれば、送信相手としてUserA,UserBが抽出される。
【0269】
ステップS234において、応答プログラム1048bは、抽出された送信相手に定点観測画像が新たに撮影されたことを示すインスタントメッセージと共に、撮影した画像を添付して送信する。
【0270】
尚、PC13に配信されるインスタントメッセージを受信する処理は図55の処理と同様であるので説明は省略する。
【0271】
以上の処理によれば、画像を管理するサーバが無い状態でも、定点観測画像を、撮影の事象に対応した相手にのみ送信することができ、リアルタイムでの定点観測画像を送信することができると共に、画像の配信を受けるPC13のユーザは、興味のある事象が発生したときにのみ撮影された画像を受信することができる。
【0272】
さらに、インスタントメッセージがリアルタイムで授受できることを利用して、定点観測における配信を受ける側(例えば、PC13)から定点観測を行っている側(例えば、PC11)に対して要望を送り、要求に応じて定点観測の撮影方法を変更させるようにすることができる。
【0273】
図57は、PC13が要求を送信するときの処理を説明するフローチャートである。
【0274】
ステップS271において、応答プログラム1078bは、ユーザが定点観測に対して要求があるか否かを判定し、要求があるまでその処理を繰り返す。そして、要求があるばあい、ステップS272において、応答プログラム1078bは、要求内容をインスタントメッセージとしてPC11に送信する。
【0275】
この処理により、インスタントメッセージで配信を受ける側の要求が、定点観測を行っている側のPC11に送信される。尚、この処理は、複数のPC13、または、複数の携帯電話14乃至ネットワークカムコーダ16から送信されてくるものである。
【0276】
次に、図58のフローチャートを参照して、この要求に基づいて、定点観測を変更する処理について説明する。
【0277】
ステップS281において、応答プログラム1048bは、インスタントメッセージとして定点観測に関する要求が送信されてきたか否かを判定し、送信されてくるまでその処理を繰り返す。ステップS281において、要求があったと判定された場合、ステップS282において、メッセージ解析プログラム1048iは、このメッセージから要求内容を解析する。
【0278】
ステップS283において、メッセージ解析プログラム1048iは、解析結果をカウントする。すなわち、解析された要求毎に、例えば、もっとズームしてほしいという要求や、もっと右側を撮影してほしいといった要求毎に、要求のあった数をカウントする。
【0279】
ステップS284において、メッセージ解析プログラム1048iは、これらの解析結果を統計処理する。例えば、この統計処理は、要求の多いものの順位を求めるといった統計処理である。
【0280】
ステップS285において、メッセージ解析プログラム1048iは、統計結果として採用すべき処理をカメラ制御プログラム48cに供給し、カメラ12を要求に対応して実行するようにする。すなわち、例えば、もっとズームしてほしいという要求が最も多かった場合、メッセージ解析プログラム1048iは、ズームするようにカメラ制御プログラム48cに指令を出し、カメラ制御プログラム48cは、この指令に基づいてカメラ12をズームする。
【0281】
以上のような処理により、インスタントメッセージングサービスにおいて、リアルタイムでインスタントメッセージを授受することができるという利点を用いて、画像の配信を受ける側の意見を反映させながら定点観測画像を配信させることができる。
【0282】
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行させることが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに記録媒体からインストールされる。
【0283】
この記録媒体は、図2乃至図4に示すようにPC11,13、および、画像管理サーバ17に予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録されている記憶部48,78,108だけではなく、コンピュータとは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク81,81,121(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク62,82,122(CD−ROM(Compact Disk−Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク63,83,123(MD(Mini−Disc)(登録商標)を含む)、もしくは半導体メモリ64,84,124(Memory Stickを含む)などよりなるパッケージメディアにより構成される。
【0284】
尚、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理は、もちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理を含むものである。
【0285】
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
【0286】
【発明の効果】
本発明によれば、定点画像を所定の条件でアップロードさせことが可能になると共に、アップロードされたことを知らせるメールを送信させるようにすることができ、さらに、アップロードされた画像の配信が要求された場合、要求のあった情報処理装置の種類に対応して変換して配信することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した画像配信システムのブロック図である。
【図2】図1のPC11の構成を示すブロック図である。
【図3】図1のPC13の構成を示すのブロック図である。
【図4】図1の画像管理サーバの構成を示すのブロック図である。
【図5】図1の画像配信システムにより実現される機能を説明する機能ブロック図である。
【図6】図2のPCによる画像処理について説明するフローチャートである。
【図7】図2のPCによる画像処理について説明するフローチャートである。
【図8】画像の表示例を示す図である。
【図9】静止画モード処理を説明するフローチャートである。
【図10】画像の表示例を示す図である。
【図11】画像の表示例を示す図である。
【図12】動画モード処理を説明するフローチャートである。
【図13】画像の表示例を示す図である。
【図14】画像の表示例を示す図である。
【図15】画像の表示例を示す図である。
【図16】定点観測モード処理を説明するフローチャートである。
【図17】画像の表示例を示す図である。
【図18】画像の表示例を示す図である。
【図19】画像の表示例を示す図である。
【図20】画像の表示例を示す図である。
【図21】画像の表示例を示す図である。
【図22】画像の表示例を示す図である。
【図23】画像の表示例を示す図である。
【図24】画像の表示例を示す図である。
【図25】画像の表示例を示す図である。
【図26】画像の表示例を示す図である。
【図27】画像の表示例を示す図である。
【図28】画像の表示例を示す図である。
【図29】画像の表示例を示す図である。
【図30】画像の表示例を示す図である。
【図31】画像の表示例を示す図である。
【図32】画像の表示例を示す図である。
【図33】定点観測画像を動画に変換する処理を説明する図である。
【図34】データ管理ファイルのうちの画像管理ファイルのxml記述を説明する図である。
【図35】データ管理ファイルのうちの一元管理ファイルのxml記述を説明する図である。
【図36】定点観測画像のデータ管理ファイルのうちの画像管理ファイルのxml記述例を示す図である。
【図37】画像の表示例を示す図である。
【図38】画像の表示例を示す図である。
【図39】画像の表示例を示す図である。
【図40】画像の表示例を示す図である。
【図41】画像の表示例を示す図である。
【図42】画像の表示例を示す図である。
【図43】画像の表示例を示す図である。
【図44】画像管理処理を説明するフローチャートである。
【図45】設定DBを説明する図である。
【図46】画像表示処理を説明するフローチャートである。
【図47】画像の表示例を示す図である。
【図48】画像の表示例を示す図である。
【図49】画像の表示例を示す図である。
【図50】インスタントメッセージングシステムを利用することのできるPC11の構成を示すブロック図である。
【図51】インスタントメッセージングシステムを利用することのできるPC13の構成を示すのブロック図である。
【図52】インスタントメッセージングシステムを利用することができる画像配信システムにより実現される機能を説明する機能ブロック図である。
【図53】図51のPC11により実行されるインスタントメッセージングサービスにアクセスする処理を説明するフローチャートである。
【図54】図51のPC11により実行される定点観測モード処理を説明するフローチャートである。
【図55】図52のPC13により実行される画像表示処理を説明するフローチャートである。
【図56】図51のPC11により実行される、画像の定点観測モード処理を説明するフローチャートである。
【図57】図52のPC13により実行される要求送信処理を説明するフローチャートである。
【図58】図51のPC11により実行される要求受信処理を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 ネットワーク, 11 PC,12 カメラ, 13 PC, 14 携帯端末, 15 PDA, 16 ネットワークカムコーダ, 17 画像管理サーバ, 20 通信サーバ, 48b 応答プログラム, 48c カメラ制御プログラム, 48d 設定データ, 48e 画像解析プログラム, 48f エンコーダ, 48g メールプログラム, 78a ブラウザプログラム, 78b 応答プログラム, 78c メールプログラム, 108a 応答プログラム,108b 設定DB,108c 画像DB, 108d 画像変換プログラム, 108e メールプログラム, 1048b 応答プログラム, 1048h 送信先抽出プログラム, 1048i メッセージ解析プログラム, 1078b 応答プログラム

Claims (7)

  1. 定点観測画像を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記定点観測画像のうち、所定の定点観測画像を選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された前記定点観測画像を動画に変換する変換手段と、
    前記変換手段により変換された前記定点観測画像の動画の送信を指示する指示手段と、
    前記指示手段により送信が指示された場合、所定の制御信号を発生する発生手段と、
    前記制御信号に対応して、前記変換手段により変換された動画を送信する送信手段と
    を含むことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記送信手段は、前記変換手段により変換された動画を送信することにより他の情報処理装置にアップロードする
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記送信手段は、前記変換手段により変換された動画を電子メールの添付ファイルとして他の情報処理装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 定点観測画像は、複数の静止画と、前記複数の静止画の表示順序を時系列で管理する管理ファイルから構成される
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記変換手段は、前記定点観測画像をMPEG1、または、Flash形式の動画に変換する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 定点観測画像を記憶する記憶ステップと、
    前記記憶ステップの処理で記憶された前記定点観測画像のうち、所定の定点観測画像を選択する選択ステップと、
    前記選択ステップの処理で選択された前記定点観測画像を動画に変換する変換ステップと、
    前記変換ステップの処理で変換された前記定点観測画像の動画の送信を指示する指示ステップと、
    前記指示ステップの処理で送信が指示された場合、所定の制御信号を発生する発生ステップと、
    前記制御信号に対応して、前記変換ステップの処理で変換された動画を送信する送信ステップと
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  7. 定点観測画像を記憶するコンピュータに、
    前記定点観測画像を動画に変換する変換ステップと、
    前記変換ステップの処理で変換された前記定点観測画像の動画の送信を指示する指示ステップと
    を含む処理を実行させることを特徴とするプログラム。
JP2002262177A 2002-09-06 2002-09-06 情報処理装置および方法、並びにプログラム Withdrawn JP2004104374A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002262177A JP2004104374A (ja) 2002-09-06 2002-09-06 情報処理装置および方法、並びにプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002262177A JP2004104374A (ja) 2002-09-06 2002-09-06 情報処理装置および方法、並びにプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004104374A true JP2004104374A (ja) 2004-04-02

Family

ID=32262294

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002262177A Withdrawn JP2004104374A (ja) 2002-09-06 2002-09-06 情報処理装置および方法、並びにプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004104374A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006191483A (ja) * 2005-01-07 2006-07-20 Nec Corp 予約動画配信システム、予約動画配信方法、及び、プログラム
WO2007074531A1 (ja) * 2005-12-29 2007-07-05 Url Tv. Co., Ltd. 教育コンテンツライブ&オン・デマンド配信システム及び方法
JP2008167082A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Toshiba Corp 映像コンテンツ表示装置、映像コンテンツ表示方法及びそのプログラム
JP2010113655A (ja) * 2008-11-10 2010-05-20 Canon Inc 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及び制御プログラム
JP2011061385A (ja) * 2009-09-08 2011-03-24 Nara Women's Univ 対話的実時間遠隔可視化システム
JPWO2014002258A1 (ja) * 2012-06-29 2016-05-30 トヨタ自動車株式会社 情報提供装置、情報提供システム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006191483A (ja) * 2005-01-07 2006-07-20 Nec Corp 予約動画配信システム、予約動画配信方法、及び、プログラム
WO2007074531A1 (ja) * 2005-12-29 2007-07-05 Url Tv. Co., Ltd. 教育コンテンツライブ&オン・デマンド配信システム及び方法
JP2008167082A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Toshiba Corp 映像コンテンツ表示装置、映像コンテンツ表示方法及びそのプログラム
JP2010113655A (ja) * 2008-11-10 2010-05-20 Canon Inc 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及び制御プログラム
JP2011061385A (ja) * 2009-09-08 2011-03-24 Nara Women's Univ 対話的実時間遠隔可視化システム
JPWO2014002258A1 (ja) * 2012-06-29 2016-05-30 トヨタ自動車株式会社 情報提供装置、情報提供システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4662679B2 (ja) 情報処理装置および方法、情報処理システム、並びにプログラム
US20210136453A1 (en) Information Processing Apparatus, Information Processing Method, Program And Information Processing System
US7177872B2 (en) Interface for media publishing
JP4609737B2 (ja) 送信装置及び方法、コンテンツ配信装置及び方法、並びにプログラム
WO2009154267A1 (ja) データ出力装置、データ提供装置、データ出力システム、データ出力装置の制御方法、及びデータ提供装置の制御方法
US8010486B2 (en) Network media channels
US7103840B2 (en) Effect adding device, effect adding method, effect adding program, storage medium where effect adding program is stored
US7643065B2 (en) Image data processing system
JP4375478B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
JP2007104656A (ja) コンテンツダウンロードシステム及び方法
US8321452B2 (en) Information processing system, apparatus and method for information processing, and recording medium
JP2008301442A (ja) 動画共有システム、ユーザ端末装置及びプログラム
JP2004348268A (ja) データ保管システムへのデータアップロード方法
JP4232419B2 (ja) 送信装置、送信方法、コンテンツ配信装置、コンテンツ配信方法、及びプログラム
JP2004104373A (ja) 情報処理装置および方法、並びにプログラム
JP2004104374A (ja) 情報処理装置および方法、並びにプログラム
JP2009110494A (ja) 家電ログインシステム
JP2003091472A (ja) コンテンツ配信システム、コンテンツ配信方法、及びコンテンツ送出プログラム
JP5220490B2 (ja) データ出力装置、データ提供装置、データ出力システム、データ出力装置の制御方法、及びデータ提供装置の制御方法
JP4804558B2 (ja) 画像処理装置及びその制御方法、プログラム
KR101392319B1 (ko) 파일 트랜스포밍 기능을 갖춘 이동통신 단말기 및 그제어방법
KR20090000556A (ko) 컴퓨터와 휴대용 기기를 연동한 사용자 제작 컨텐츠 정보교환 및 제작 관리 시스템과 그 방법
JP2009218956A (ja) 情報処理装置、情報処理方法及び画像表示システム
JP2003271277A (ja) 情報処理装置及び情報入力方法
JP2003152948A (ja) 情報処理システム、情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060110