JP2004103329A - ワイヤハーネスおよびアンテナケーブルに輻射するノイズのシールド方法 - Google Patents
ワイヤハーネスおよびアンテナケーブルに輻射するノイズのシールド方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004103329A JP2004103329A JP2002261623A JP2002261623A JP2004103329A JP 2004103329 A JP2004103329 A JP 2004103329A JP 2002261623 A JP2002261623 A JP 2002261623A JP 2002261623 A JP2002261623 A JP 2002261623A JP 2004103329 A JP2004103329 A JP 2004103329A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- noise source
- serving
- wire harness
- noise
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
Abstract
【課題】本発明の目的は、アンテナケーブルにノイズが混入するのを防止できるワイヤハーネスおよびアンテナケーブルに輻射するノイズのシールド方法を提供することである。
【解決手段】本発明のワイヤハーネス5は、ワイヤハーネス5を形成する電線束のうち、ノイズ源となる回路51とノイズ源とならない回路52を分離した後に、ノイズ源となる回路51とノイズ源とならない回路52を略並列して配列し、これらの回路(ワイヤ)51,52を統合してシールド処理を行う。また、シールド部をグランドに落とし、ノイズ源となる回路51とアンテナケーブル56とを、ノイズ源とならない回路52を中心として略一直線上に配置した。
【選択図】 図1
【解決手段】本発明のワイヤハーネス5は、ワイヤハーネス5を形成する電線束のうち、ノイズ源となる回路51とノイズ源とならない回路52を分離した後に、ノイズ源となる回路51とノイズ源とならない回路52を略並列して配列し、これらの回路(ワイヤ)51,52を統合してシールド処理を行う。また、シールド部をグランドに落とし、ノイズ源となる回路51とアンテナケーブル56とを、ノイズ源とならない回路52を中心として略一直線上に配置した。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ワイヤハーネスおよびアンテナケーブルに輻射するノイズのシールド方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来は、図8に示すように、アンテナケーブル1として同軸ケーブルが用いられていた。このアンテナケーブル1には、中点アース用の止め金具11が取り付けられていた(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−248142号公報(図1および図6)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のアンテナケーブル1は、例えば自動車に装着した場合、ストップランプの突入による高周波ノイズ、モータの起動電源等によるノイズ、ラジオ・テレビより高い周波数の携帯電話の高周波信号等が、アンテナケーブル1の側を流れることによってノイズが混入してしまうという問題があった。
【0005】
これらのノイズは、不平衡回路である同軸ケーブルの外部編組に誘起され、これがラジオ・テレビの妨害源となっていった。
この対策として、止め金具11による中点アースが行われているが、グランドの電位変動や、ケーブル長の相違等によって、確実なものとするのは困難である。
また、二重編組タイプの同軸ケーブルを使用することも考えられるが、編組間の距離が短いためノイズ対策としては有効ではない。
【0006】
そこで、本発明の目的は上記課題を解消することであり、アンテナケーブルにノイズが混入するのを防止できるワイヤハーネスおよびアンテナケーブルに輻射するノイズのシールド方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の上記目的は、ワイヤハーネスを形成する電線束のうち、ノイズ源となる回路とノイズ源とならない回路を分離した後に、前記ノイズ源となる回路とノイズ源とならない回路を略並列して配列し、これらのワイヤを統合してシールド処理を行い、シールド部をグランドに落とし、前記ノイズ源となる回路と、このノイズ源となる回路に接続されたアンテナケーブルとを、前記ノイズ源とならない回路を中心に略一直線上に配置したことを特徴とするワイヤハーネスによって達成できる(請求項1)。
【0008】
本発明によれば、ノイズ源となる回路とアンテナケーブル間の距離が長くなるので、ノイズ源となる回路を通る信号およびノイズが、アンテナケーブルに混入するのを防止できる。
【0009】
また、前記ノイズ源となる回路とノイズ源とならない回路とを分離部材で分離でき、この場合にはノイズ源となる回路がノイズ源とならない回路と混在するのを防止できる(請求項2)。
【0010】
また、前記グランドは前記ワイヤハーネスを包む湾曲部と、前記グランドへ落とし前記ワイヤハーネスを固定できる固定部を持つ導電性のクランプ部材で行うことができる(請求項3)。
【0011】
また、前記シールドは金属箔を巻き付けて行うことができる(請求項4)。
【0012】
また、上記目的は、ワイヤハーネスを形成する電線束のうち、ノイズ源となる回路とノイズ源とならない回路を分離し、前記ノイズ源となる回路とノイズ源とならない回路を略並列して配列し、これらのワイヤを統合してシールド処理を行い、シールド部をグランドに落とし、前記ノイズ源となる回路とアンテナケーブルと、ノイズ源とならない回路を中心として略一直線上に配置したことを特徴とするアンテナケーブルに輻射するノイズのシールド方法によって達成できる(請求項5)。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るワイヤおよびアンテナケーブルに輻射するノイズのシールド方法の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係るワイヤハーネス5を示す。このワイヤハーネス5は、ワイヤハーネス5を形成する電線束のうち、ノイズ源となる回路51とノイズ源とならない回路52とが分離され、ノイズ源となる回路51とノイズ源とならない回路52が略並列して配列されている。
【0014】
そして、これらの回路(ワイヤ)51,52が統合され、その上に金属箔である例えばAl箔(アルミ箔)シート53が巻き付けられて、シールド処理が行われている。また、図2に示すように、シールド部であるAl箔シート53の上には、金属体であるクランプ部材55が取り付けられており、このクランプ部材55がグランドに落とされる。
【0015】
また、ノイズ源となる回路51とアンテナケーブル56とが、ノイズ源とならない回路52を中心として、略一直線上に配置されている。すなわち、図1に示すように、アンテナケーブル56がノイズ源とならない回路52におけるノイズ源となる回路51とは反対側に配置されている。
【0016】
これらのノイズ源となる回路51およびノイズ源とならない回路52に巻回されたAl箔シート53と、アンテナケーブル56とには、テープ57が巻回されて一体的にまとめられている。
【0017】
次に、上記各構成要素について説明する。ノイズ源となる回路51とノイズ源とならない回路52とは、分離部材58で分離されている。例えば自動車の場合、ノイズ源となる回路51は、ストップランプや電源のケーブル等である。また、アンテナケーブル56はラジオやテレビのアンテナに接続される。
また、分離部材58は、図3に示すように、ノイズ源となる回路51の束と、ノイズ源とならない回路52の束に、それぞれ嵌め込むようにして取り付けられる2個の係止部60,61を有している。これらの係止部60,61は一部が開口されたリング状に形成され、ヒンジ部62を介して接続されている。
【0018】
図1のAl箔シート53は、図4に示すように、10μm程度の厚さを有するAl箔65と、このAl箔65上に積層された12μm程度の厚さを有するPET66と、PET66上に積層された70μm程度の厚さを有する塩ビ67とで構成されている。Al箔65の表面には接着剤68が設けられている。
【0019】
図1のクランプ部材55は、図5に示すように、ワイヤハーネス5を包む湾曲部70と、グランドへ落としワイヤハーネス5を固定できる固定部71とを有している。固定部71は四角形であり、湾曲部70から突出している。この固定部71を自動車のボディに取り付けることにより、Al箔シート53をグランドする。このクランプ部材55は、その湾曲部70をテープでAl箔シート53の上に固定することにより、Al箔シート53との接触が取られる。
【0020】
図6に示すように、本発明を適用したAVS2fを用いて実験した結果、図7に示すように良好なシールド効果をえることができた。
【0021】
このように、本発明によれば、ノイズ源となる回路51と、ノイズ源とならない回路52と、アンテナケーブル56とを略一直線に配列し、アンテナケーブル56をノイズ源となる回路51とは反対側に配置したので、ノイズ源となる回路51を通る信号およびノイズが、アンテナケーブル56に対して直接ノイズ干渉(クロストーク)となるのを防止できる。
【0022】
また、ノイズ源となる回路51およびノイズ源とならない回路52にAl箔シート53を巻回したので、ノイズ源となる回路51からのノイズはAl箔シート53によって結合され、更にこのAl箔シート53をクランプ部材55によってグランドしたので、アンテナケーブル56にノイズが輻射するのを防止できる。
従って、アンテナケーブル56を二重編組構造にする必要がなく、また、中点アースの取り出しも不要なので、低コストでアンテナケーブル56のノイズ干渉を防止できる。
【0023】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ノイズ源となる回路とアンテナケーブル間の距離が長くなるので、ノイズ源となる回路を通る信号およびノイズが、アンテナケーブルに混入するのを防止できる。
また、ノイズ源となる回路およびノイズ源とならない回路に金属箔を巻回したので、ノイズ源となる回路からのノイズは金属箔によって結合され、更にこの金属箔を金属体によってグランドしたので、アンテナケーブルにノイズが輻射するのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るワイヤハーネスを示す断面図である。
【図2】本発明に係るワイヤハーネスの斜視図である。
【図3】本発明に係る分離部材の斜視図である。
【図4】本発明に係るAl箔シートを示す断面図である。
【図5】本発明に係る金属体を示す斜視図である。
【図6】本発明に係るワイヤハーネスの実施例を示す図である。
【図7】本発明に係るワイヤハーネスのシールド効果を示す図である。
【図8】従来例に係るワイヤハーネスを示す図である。
【符号の説明】
5 ワイヤハーネス
51 ノイズ源となる回路
52 ノイズ源とならない回路
53 Al箔シート(金属箔)
55 クランプ部材(金属体)
56 アンテナケーブル
58 分離部材
【発明の属する技術分野】
本発明は、ワイヤハーネスおよびアンテナケーブルに輻射するノイズのシールド方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来は、図8に示すように、アンテナケーブル1として同軸ケーブルが用いられていた。このアンテナケーブル1には、中点アース用の止め金具11が取り付けられていた(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−248142号公報(図1および図6)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のアンテナケーブル1は、例えば自動車に装着した場合、ストップランプの突入による高周波ノイズ、モータの起動電源等によるノイズ、ラジオ・テレビより高い周波数の携帯電話の高周波信号等が、アンテナケーブル1の側を流れることによってノイズが混入してしまうという問題があった。
【0005】
これらのノイズは、不平衡回路である同軸ケーブルの外部編組に誘起され、これがラジオ・テレビの妨害源となっていった。
この対策として、止め金具11による中点アースが行われているが、グランドの電位変動や、ケーブル長の相違等によって、確実なものとするのは困難である。
また、二重編組タイプの同軸ケーブルを使用することも考えられるが、編組間の距離が短いためノイズ対策としては有効ではない。
【0006】
そこで、本発明の目的は上記課題を解消することであり、アンテナケーブルにノイズが混入するのを防止できるワイヤハーネスおよびアンテナケーブルに輻射するノイズのシールド方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の上記目的は、ワイヤハーネスを形成する電線束のうち、ノイズ源となる回路とノイズ源とならない回路を分離した後に、前記ノイズ源となる回路とノイズ源とならない回路を略並列して配列し、これらのワイヤを統合してシールド処理を行い、シールド部をグランドに落とし、前記ノイズ源となる回路と、このノイズ源となる回路に接続されたアンテナケーブルとを、前記ノイズ源とならない回路を中心に略一直線上に配置したことを特徴とするワイヤハーネスによって達成できる(請求項1)。
【0008】
本発明によれば、ノイズ源となる回路とアンテナケーブル間の距離が長くなるので、ノイズ源となる回路を通る信号およびノイズが、アンテナケーブルに混入するのを防止できる。
【0009】
また、前記ノイズ源となる回路とノイズ源とならない回路とを分離部材で分離でき、この場合にはノイズ源となる回路がノイズ源とならない回路と混在するのを防止できる(請求項2)。
【0010】
また、前記グランドは前記ワイヤハーネスを包む湾曲部と、前記グランドへ落とし前記ワイヤハーネスを固定できる固定部を持つ導電性のクランプ部材で行うことができる(請求項3)。
【0011】
また、前記シールドは金属箔を巻き付けて行うことができる(請求項4)。
【0012】
また、上記目的は、ワイヤハーネスを形成する電線束のうち、ノイズ源となる回路とノイズ源とならない回路を分離し、前記ノイズ源となる回路とノイズ源とならない回路を略並列して配列し、これらのワイヤを統合してシールド処理を行い、シールド部をグランドに落とし、前記ノイズ源となる回路とアンテナケーブルと、ノイズ源とならない回路を中心として略一直線上に配置したことを特徴とするアンテナケーブルに輻射するノイズのシールド方法によって達成できる(請求項5)。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るワイヤおよびアンテナケーブルに輻射するノイズのシールド方法の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係るワイヤハーネス5を示す。このワイヤハーネス5は、ワイヤハーネス5を形成する電線束のうち、ノイズ源となる回路51とノイズ源とならない回路52とが分離され、ノイズ源となる回路51とノイズ源とならない回路52が略並列して配列されている。
【0014】
そして、これらの回路(ワイヤ)51,52が統合され、その上に金属箔である例えばAl箔(アルミ箔)シート53が巻き付けられて、シールド処理が行われている。また、図2に示すように、シールド部であるAl箔シート53の上には、金属体であるクランプ部材55が取り付けられており、このクランプ部材55がグランドに落とされる。
【0015】
また、ノイズ源となる回路51とアンテナケーブル56とが、ノイズ源とならない回路52を中心として、略一直線上に配置されている。すなわち、図1に示すように、アンテナケーブル56がノイズ源とならない回路52におけるノイズ源となる回路51とは反対側に配置されている。
【0016】
これらのノイズ源となる回路51およびノイズ源とならない回路52に巻回されたAl箔シート53と、アンテナケーブル56とには、テープ57が巻回されて一体的にまとめられている。
【0017】
次に、上記各構成要素について説明する。ノイズ源となる回路51とノイズ源とならない回路52とは、分離部材58で分離されている。例えば自動車の場合、ノイズ源となる回路51は、ストップランプや電源のケーブル等である。また、アンテナケーブル56はラジオやテレビのアンテナに接続される。
また、分離部材58は、図3に示すように、ノイズ源となる回路51の束と、ノイズ源とならない回路52の束に、それぞれ嵌め込むようにして取り付けられる2個の係止部60,61を有している。これらの係止部60,61は一部が開口されたリング状に形成され、ヒンジ部62を介して接続されている。
【0018】
図1のAl箔シート53は、図4に示すように、10μm程度の厚さを有するAl箔65と、このAl箔65上に積層された12μm程度の厚さを有するPET66と、PET66上に積層された70μm程度の厚さを有する塩ビ67とで構成されている。Al箔65の表面には接着剤68が設けられている。
【0019】
図1のクランプ部材55は、図5に示すように、ワイヤハーネス5を包む湾曲部70と、グランドへ落としワイヤハーネス5を固定できる固定部71とを有している。固定部71は四角形であり、湾曲部70から突出している。この固定部71を自動車のボディに取り付けることにより、Al箔シート53をグランドする。このクランプ部材55は、その湾曲部70をテープでAl箔シート53の上に固定することにより、Al箔シート53との接触が取られる。
【0020】
図6に示すように、本発明を適用したAVS2fを用いて実験した結果、図7に示すように良好なシールド効果をえることができた。
【0021】
このように、本発明によれば、ノイズ源となる回路51と、ノイズ源とならない回路52と、アンテナケーブル56とを略一直線に配列し、アンテナケーブル56をノイズ源となる回路51とは反対側に配置したので、ノイズ源となる回路51を通る信号およびノイズが、アンテナケーブル56に対して直接ノイズ干渉(クロストーク)となるのを防止できる。
【0022】
また、ノイズ源となる回路51およびノイズ源とならない回路52にAl箔シート53を巻回したので、ノイズ源となる回路51からのノイズはAl箔シート53によって結合され、更にこのAl箔シート53をクランプ部材55によってグランドしたので、アンテナケーブル56にノイズが輻射するのを防止できる。
従って、アンテナケーブル56を二重編組構造にする必要がなく、また、中点アースの取り出しも不要なので、低コストでアンテナケーブル56のノイズ干渉を防止できる。
【0023】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ノイズ源となる回路とアンテナケーブル間の距離が長くなるので、ノイズ源となる回路を通る信号およびノイズが、アンテナケーブルに混入するのを防止できる。
また、ノイズ源となる回路およびノイズ源とならない回路に金属箔を巻回したので、ノイズ源となる回路からのノイズは金属箔によって結合され、更にこの金属箔を金属体によってグランドしたので、アンテナケーブルにノイズが輻射するのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るワイヤハーネスを示す断面図である。
【図2】本発明に係るワイヤハーネスの斜視図である。
【図3】本発明に係る分離部材の斜視図である。
【図4】本発明に係るAl箔シートを示す断面図である。
【図5】本発明に係る金属体を示す斜視図である。
【図6】本発明に係るワイヤハーネスの実施例を示す図である。
【図7】本発明に係るワイヤハーネスのシールド効果を示す図である。
【図8】従来例に係るワイヤハーネスを示す図である。
【符号の説明】
5 ワイヤハーネス
51 ノイズ源となる回路
52 ノイズ源とならない回路
53 Al箔シート(金属箔)
55 クランプ部材(金属体)
56 アンテナケーブル
58 分離部材
Claims (5)
- ワイヤハーネスを形成する電線束のうち、ノイズ源となる回路とノイズ源とならない回路を分離した後に、前記ノイズ源となる回路とノイズ源とならない回路を略並列して配列し、これらのワイヤを統合してシールド処理を行い、シールド部をグランドに落とし、前記ノイズ源となる回路とアンテナケーブルとを、前記ノイズ源とならない回路を中心に略一直線上に配置したことを特徴とするワイヤハーネス。
- 前記ノイズ源となる回路とノイズ源とならない回路とを分離部材で分離したことを特徴とする請求項1記載のワイヤハーネス。
- 前記グランドは前記ワイヤハーネスを包む湾曲部と、前記グランドへ落とし前記ワイヤハーネスを固定できる固定部とを持つ導電性のクランプ部材で行ったことを特徴とする請求項1ないし2のいずれかに記載のワイヤハーネス。
- 前記シールドは金属箔を巻き付けて行ったことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のワイヤハーネス。
- ワイヤハーネスを形成する電線束のうち、ノイズ源となる回路とノイズ源とならない回路を分離し、前記ノイズ源となる回路とノイズ源とならない回路を略並列して配列し、これらのワイヤを統合してシールド処理を行い、シールド部をグランドに落とし、前記ノイズ源となる回路とアンテナケーブルとを、前記ノイズ源とならない回路を中心として略一直線上に配置したことを特徴とするアンテナケーブルに輻射するノイズのシールド方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002261623A JP2004103329A (ja) | 2002-09-06 | 2002-09-06 | ワイヤハーネスおよびアンテナケーブルに輻射するノイズのシールド方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002261623A JP2004103329A (ja) | 2002-09-06 | 2002-09-06 | ワイヤハーネスおよびアンテナケーブルに輻射するノイズのシールド方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004103329A true JP2004103329A (ja) | 2004-04-02 |
Family
ID=32261947
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002261623A Pending JP2004103329A (ja) | 2002-09-06 | 2002-09-06 | ワイヤハーネスおよびアンテナケーブルに輻射するノイズのシールド方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004103329A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007172847A (ja) * | 2005-12-19 | 2007-07-05 | Yazaki Corp | ワイヤハーネス及びワイヤハーネスの扁平形状製造方法 |
JP2012244410A (ja) * | 2011-05-19 | 2012-12-10 | Orange Electronic Co Ltd | 無線タイヤ圧力受信装置の干渉防止アンテナ |
-
2002
- 2002-09-06 JP JP2002261623A patent/JP2004103329A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007172847A (ja) * | 2005-12-19 | 2007-07-05 | Yazaki Corp | ワイヤハーネス及びワイヤハーネスの扁平形状製造方法 |
JP2012244410A (ja) * | 2011-05-19 | 2012-12-10 | Orange Electronic Co Ltd | 無線タイヤ圧力受信装置の干渉防止アンテナ |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2003264040A (ja) | シールド電線 | |
JP4602680B2 (ja) | 電磁波シールド構造 | |
JPH02170701A (ja) | プレーンアンテナ | |
US20080164059A1 (en) | Method and system of feeding cable through an enclosure while maintaining electrognetic shielding | |
JP7152431B2 (ja) | 車載用アンテナ装置 | |
WO2020138181A1 (ja) | 車両用複合アンテナ装置 | |
JP2002218621A (ja) | シールド電線の端末処理構造 | |
JP3835420B2 (ja) | アンテナ装置、及びアンテナ装置の製造方法 | |
JP2004111178A (ja) | 電気ブレーキ用ノイズ対策ケーブル | |
JP2006269666A (ja) | シールド構造体 | |
WO2014148446A1 (ja) | 電線のシールド構造 | |
JP2006129676A (ja) | シールドケーブルの端末処理方法及び端末シールド構造と、端末シールド構造を利用した光送受信システム | |
JP2004103329A (ja) | ワイヤハーネスおよびアンテナケーブルに輻射するノイズのシールド方法 | |
CN108092016B (zh) | 用于多芯线的电缆的电插接连接器 | |
TW200803067A (en) | Connector structure | |
JP2005047354A (ja) | ルーフモジュール | |
JP3941490B2 (ja) | 受信装置 | |
JPH06310340A (ja) | ノイズフィルタ | |
JP4036671B2 (ja) | 車両用アンテナ | |
US20240006096A1 (en) | Antenna cable noise suppression structure | |
JP3910479B2 (ja) | 車両用アンテナ | |
JPH0625028Y2 (ja) | 高周波雑音防止用プリント板 | |
JP2003309420A (ja) | 車両用アンテナ | |
JP2006173658A (ja) | 自動車用ガラスアンテナの接地構造 | |
JP2003308897A (ja) | 異種電線の接続部構造 |