JP2004102782A - 携帯端末装置、電子機器、2次元バーコード表示方法、情報表示プログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】携帯電話機10は、装置全体を制御する制御部31、受信又は入力された文字情報、画像情報、音声信号及び識別テーブル40を記憶する記憶メモリ32、対象となる画像情報を入力するカメラ33、文字情報や画像情報、2次元バーコードのシンボルをカラー表示する表示部35、ユーザからのキー操作情報を入力生成するキー入力部36を備え、制御部31は、2次元バーコードシンボルの識別情報を検出し、識別情報の結果から特定のカラーを選択するとともに、2次元バーコードシンボルを前記特定のカラーに変換し、特定のカラーに変換された2次元バーコードシンボルを表示部35に表示する。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタルカメラやカメラ付き携帯電話等のカラー表示機能を有する携帯端末装置、電子機器、2次元バーコード表示方法、情報表示プログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶パネルなどの画面表示装置や、キー入力などによる入力装置を有している昨今の携帯電話は、いわゆる電波の送受信を行う電話機としての機能のほかに、メールをやり取りできる機能や、ゲームを楽しめる機能などを備えるなど、多機能化の傾向が進んでいる。
【0003】
近年、小型で、低消費電力のイメージセンサが開発されたことに伴い、携帯電話機などの携帯型装置にカメラを内蔵することが可能となり、内蔵カメラにより撮影した画像を、電子メールで即座に送信できることが可能となっている。これらの内蔵カメラは、小型であることが優先され、一般的なデジタルカメラよりも解像度が低い。
【0004】
また、近年の携帯電話機は、インターネットに接続する機能を有している。インターネットに接続するには、URL(Uniform Resource Locator)をキーから入力する必要があり、携帯電話機のキーでは、長いURLを打ち込むために手間がかかっていた。そこで、URLを一意の番号で管理し、その番号に対応するバーコードシンボル(以下、適宜バーコードと略称する)を印刷したものをバーコードリーダで読み込むことにより、URLの入力の手間を省き、ユーザの使い勝手をよくする試みがなされている。このような装置では、別途バーコードリーダを携帯電話機に接続する必要がある。
【0005】
そこで、カメラを内蔵した携帯装置では、その内蔵カメラにより入力したバーコード画像に対してバーコードを認識できれば、別途バーコードリーダを用意しなくても、このようなサービスを利用することができる。
【0006】
例えば、特開2002−111909号公報には、写真モードとQRコード(2次元コード)読取モードを選択設定でき、設定モードに応じた処理がなされる情報提供サービスが開示されている。また、特開平9−259215号公報には、1次元コードはラインCCDで処理し、2次元コードはエリアCCDで処理して読取り精度を高めるコードリーダが記載されている。但し、バーコード種類に応じたカメラ画像取り込み領域の設定については記載はない。
【0007】
また、特開2001−197186号公報では、電話番号を2次元バーコードに置き換え、電話機に取付けたCCDスキャナーでこの2次元バーコードを読み取ることが記載されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、携帯電話装置の一機能として、2次元バーコード(QRコード)を液晶表示画面に表示させる機能がある。2次元バーコードは、英数字や漢字で構成された情報を効率的にコード化する手段として優れた情報コードであるものの、コードそのものが2進数のマトリックス式シンボルで表現されているため、利用者がシンボルイメージを認識しただけではコード化されている情報を識別して、特定のシンボルを区分することができなかった。
【0009】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであって、異なる識別情報を持つ2次元バーコードシンボルを視観的に識別・特定することができる携帯端末装置、電子機器、2次元バーコード表示方法、情報表示プログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の携帯端末装置は、カラー表示機能を有する携帯端末装置において、2次元バーコードシンボルの識別情報を検出する検出手段と、前記識別情報に基づいて、2次元バーコードシンボルを特定のカラーに変換して表示手段に表示する制御手段とを備えることを特徴としている。
【0011】
本発明の携帯端末装置は、カラー表示機能を有する携帯端末装置において、1つのメッセージを複数のシンボルに分割する際に用いる連結識別子を含む2次元バーコードシンボルの識別情報を検出する検出手段と、前記識別情報に基づいて特定のカラーを選択するカラー選択手段と、2次元バーコードシンボルを前記特定のカラーに変換するカラー変換手段と、前記特定のカラーに変換された2次元バーコードシンボルを表示する表示手段とを備えることを特徴としている。
【0012】
本発明の携帯端末装置は、さらに、前記識別情報に対応するカラー識別データを予め記憶する記憶手段を有し、前記カラー選択手段は、前記記憶された識別情報と前記検出された識別情報とが一致したとき、前記記憶された識別情報に対応した特定のカラー識別データを選択するものであってもよい。
【0013】
また、より好ましい具体的な態様として、前記識別情報は、JIS規格パラメータの2次元バーコードシンボルのモード指示子又は拡張チャネル種別である。また、前記制御手段は、単体のシンボルの場合、該単体のシンボルをモノクロで表示し、複数の連結したシンボルの場合、該連結したシンボルを同一色のカラーで表示するものであってもよい。
【0014】
本発明の電子機器は、2次元バーコードシンボルを読み込み可能な電子機器において、2次元バーコードシンボルの識別情報を検出する検出手段と、前記識別情報に基づいて、2次元バーコードシンボルを特定のカラーに変換して出力する制御手段とを備えることを特徴としている。
【0015】
本発明の2次元バーコード表示方法は、2次元バーコードシンボルを表示画面に表示する2次元バーコード表示方法において、2次元バーコードシンボルの識別情報を検出し、検出した識別情報に基づいて、2次元バーコードシンボルを特定のカラーに変換して表示することを特徴としている。
【0016】
本発明の2次元バーコード表示方法は、2次元バーコードシンボルを表示画面に表示する2次元バーコード表示方法において、1つのメッセージを複数のシンボルに分割する際に用いる連結識別子を含む2次元バーコードシンボルの識別情報を検出するステップと、検出した識別情報に基づいて特定のカラーを選択するステップと、2次元バーコードシンボルを前記特定のカラーに変換するステップと、特定のカラーに変換された2次元バーコードシンボルを表示するステップとを有することを特徴としている。
【0017】
さらに、本発明は、2次元バーコードシンボルを表示画面に表示する2次元バーコード表示方法において、2次元バーコードシンボルの識別情報を検出し、検出した識別情報に基づいて、2次元バーコードシンボルを特定のカラーに変換して表示する2次元バーコード表示方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0018】
また、本発明は、2次元バーコードシンボルを表示画面に表示する2次元バーコード表示方法において、1つのメッセージを複数のシンボルに分割する際に用いる連結識別子を含む2次元バーコードシンボルの識別情報を検出するステップと、検出した識別情報に基づいて特定のカラーを選択するステップと、2次元バーコードシンボルを前記特定のカラーに変換するステップと、特定のカラーに変換された2次元バーコードシンボルを表示するステップとを有することを特徴とする2次元バーコード表示方法をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら本発明の好適な携帯端末装置、電子機器及び2次元バーコード表示方法の実施の形態について詳細に説明する。
【0020】
まず、本発明の基本的な考え方について説明する。本発明に係る携帯端末装置をカメラ付き携帯電話機に適用した場合を例に採る。
【0021】
本発明の携帯端末装置は、2次元バーコードシンボルの識別情報を検出する検出手段と、前記識別情報の結果から特定のカラーを選択するカラー選択手段と、2次元バーコードシンボルをカラー選択手段に基づいたカラーに変換するカラー変換手段と、カラー変換手段により特定のカラーに変換された2次元バーコードシンボルを表示する表示手段とを備えている。前記検出手段、前記カラー選択手段及び前記カラー変換手段は、全体として制御手段を構成する。
【0022】
2次元バーコードシンボルを表示する際、制御手段は、検出手段によって識別情報を検出し、前もって設定された識別情報と検出された識別情報が合致した場合、前もって設定された識別情報に対応した特定のカラー識別データをカラー選択手段から出力させ、指定されたカラーでシンボルを表示するように表示手段を制御する。
【0023】
2次元バーコードシンボルのフォーマットは、種々あるが、JIS(日本工業規格)のJIS番号「JIS X0510」には、2次元バーコードの識別情報が規格化されている。2次元バーコードのモード指示子の<連結>識別子(1つのメッセージを最大16個までのシンボルに分割する表示方法)や拡張チャネル種別により識別情報(以下、JISで規定された規格パラメータを<>で表現する)を基に単体のシンボル又は複数の連結したシンボルであることを特定できる。
【0024】
上記モード指示子の<連結>識別子は、1つのメッセージを最大16個までのシンボルに分割したとき、分割したシンボルをつなぐ情報である。<連結>識別子は、例えば、1つのメッセージを16個に分割したとき、16個のうちの何番目(1/16,3/16など)であるかを特定するためのものである。
【0025】
本発明の携帯端末装置では、JISで規格されている2次元バーコードの識別情報を利用する。まず、2次元バーコードシンボルの識別情報を検出し、識別情報に基づいて、2次元バーコードシンボルを特定のカラーに変換して表示手段に表示する。
【0026】
すなわち、2次元バーコードのモード指示子や拡張チャネル種別により識別情報を特定し、その識別情報を特定するカラー色にて2次元バーコードシンボルをカラー表示することで、異なる識別情報を持つ2次元バーコードシンボルを視観的に識別・特定するものである。
【0027】
例えば、2次元バーコードのモード指示子の<連結>識別子を基に単体のシンボルであることを特定した場合、表示画面にモノクロで単体のシンボルを表示する。また、複数の連結したシンボルであることを特定した場合、連結した単位で表示画面にa,b…色を有するカラーで連結した複数のシンボルを表示する。したがって、混在した表示画面からa色にて表示されたシンボルを識別すればAの連結シンボルを、またb色にて表示されたシンボルを識別すればBの連結シンボルを、モノクロにて表示されたシンボルは単体のシンボルであることをそれぞれ視観的に特定することができる。
【0028】
図1は、上記基本的な考え方に基づく本発明の実施の形態の携帯端末装置の外観を示す図であり、図1(A)はその正面図、図1(B)はその背面図である。本実施の形態の携帯端末装置は、コード読取装置をカメラ付き携帯電話機/PHS(Personal Handy−Phone System)の携帯通信端末に適用した例である。
【0029】
図1において、10は、カメラ付き携帯電話機(携帯端末装置)であり、携帯電話機10の本体10aは、無線通信を行うためのアンテナ11、本体10a背面に内蔵され対象となる画像情報を入力するカメラ12、本体10a背面に内蔵され暗い場所やバーコード読み取り時にユーザ操作等により発光する小型のライト13、受話を行うための拡声用スピーカ14、操作のためのガイダンスや受信情報,画像やテキスト情報などの情報をカラー表示するLCD表示部15(表示手段)、電源のON/OFFを行う電源キー16、着信,発信,電話機能切り替え,動作決定等を行う電話機能キー17、各種機能を切り替えるためのモードキー18、上下左右の方向に選択対象を移動させるカーソルキー19、カメラ12の入力を決定するシャッターボタンであるシャッターキー20、ライト13をON/OFFするライトON/OFFボタン21、電話番号の入力等ダイヤルするためのメンブレンキー(Membrane key)からなるダイヤルキー22、及び音声を入力するためのマイク23を備えて構成される。
【0030】
カメラ12は、携帯電話機10に内蔵された例えば34万画素のCCD(Charge Coupled Device)(エリア型固体撮像素子)カメラである。カメラ12は、単焦点レンズを有し、通常撮影時とバーコード読み取り時とで焦点深度が切換えられる。
【0031】
LCD表示部15は、ドットマトリクス構成のカラー表示可能なLCDディスプレイ,バックライトであるPDP,EL及び各ドライバ等で構成される。LCD表示部15には、撮影時、カメラ12から入力される画像情報が表示され、また、コード認識が完了した場合、文字あるいはアイコンなどのメッセージにより認識結果が表示される。また、非撮影時にはダイヤルキー22から入力された番号や、非電話機能のための各種画面、電話機能の動作状態を示すアイコン等が表示される。さらに、待機時には時刻が表示され、個人情報やシステムの状態などを表示する。
【0032】
電源キー16、電話機能キー17、モードキー18、カーソルキー19、シャッターキー20、ライトON/OFFボタン21及びダイヤルキー22は、いずれも手動で操作を行い、操作された内容を制御部31(図2)に情報として伝達する。本実施の形態では、シャッターキー20やライトON/OFFボタン21を独立のキーとしているが、これらのキーの機能を他のキー(例えばモードキー18)に割り当てる構成でもよい。
【0033】
図2は、バーコード読み取り装置をカメラ付き携帯電話機に組込んだ場合のブロック図である。
図2において、携帯電話機10は、PDA(Personal Digital Assistants)等の携帯情報端末やPHS/携帯電話機であり、本装置全体を制御するCPUからなる制御部31(検出手段の一部,制御手段,カラー選択手段,カラー変換手段)、制御プログラムや固定データ等を記憶するROM,CPUの作業用記憶領域であるRAM等の半導体メモリ及びハードディスクなどからなり受信又は入力された文字情報、画像情報、音声信号を記憶する記憶メモリ32(記憶手段)、対象となる画像情報を入力するカメラ33、バーコード読み取り時等にユーザ操作により発光するライト34、文字情報や画像情報、2次元バーコードのシンボルをカラー表示する表示部35(表示手段)、ユーザからのキー操作情報を入力生成するキー入力部36、電波を送受信するアンテナ37、無線通信の送受信を制御する無線部38、音声信号を出力するスピーカ39、ユーザから音声信号を入力するマイク40を備えて構成される。
【0034】
カメラ33は、2次元バーコードシンボルを撮像する画像入力装置である。
キー入力部36は、2次元バーコードを作成するためのメッセージ入力と、前もって設定するカラー識別データを入力する。
無線部38は、所定のサービスサイトに無線通信でアクセスして2次元バーコードシンボルをダウンロードする。
制御部31は、携帯電話機10全体を制御するとともに、バーコード読み取り機能を有し、キー操作に基づいて、カメラ33によるバーコード撮影、2次元バーコードシンボルを特定のカラーに変換して表示部35に表示する制御を行う。
【0035】
特に、制御部31は、キー入力部36より入力したメッセージから2次元バーコードシンボルを作成するとともに、カメラ33によって撮像された2次元バーコードシンボルや無線部38を介してダウンロードした2次元バーコードシンボルからシンボルの連結情報を検出し、メモリ32の不揮発性記憶領域に前もって設定したカラー識別データに基づき、そのカラーによって表示部35を駆動制御する。上記機能の具体的内容については、図4のフローにより後述する。
【0036】
記憶メモリ32は、不揮発性記憶メモリを備え、キー入力部36によって入力された、カラー識別データを識別テーブルに格納する。
【0037】
ROMは、制御部31が動作する際に必要なプログラム、通信制御データ等の固定データを記憶する読出し専用の半導体メモリである。RAMは、バーコード認識・表示や通信に関するデータ、演算に使用するデータ及び演算結果等を一時的に記憶するいわゆるワーキングメモリとして使用される。携帯電話機10で処理されるプログラムは、このRAMに展開されて実行される。また、RAMの一部は、電気的に書換可能な不揮発性メモリであるEEPROM(electrically erasable programmable ROM)からなり、EEPROMに書き込むプログラムを変えることによって、特に携帯電話機10における各種の仕様を変更することができる。すなわち、最近ではシステム開発のデバッグごとにマスクROMを変更する時間損失を回避するため、プログラムROMを不揮発性メモリ、例えばEPROM,EEPROMとし、プログラム開発・修正時間の短縮の大幅な短縮を図っている。また、プログラムをダウンロードしてEEPROMのプログラム内容を書き換えるようにすれば機能のアップグレードや機能の変更を容易に行うことが可能になる。
【0038】
図3は、記憶メモリ32の不揮発性記憶メモリ(EEPROM)に登録された識別テーブルの一例を示す図である。
図3において、識別テーブル50は、特定の色を用いる優先順位毎に、「形式」<パリティ><合計数>「表示色」を格納する。
【0039】
<パリティ>は、“シンボルの分割前の全入力メッセージがバイトごとにXOR演算で生成されているもの”を16進数で示し、<合計数>は、“連結されたシンボルの総数”を示す。<パリティ>と<合計数>は、いずれもJIS番号「JIS X0510」の規格上で定められている2次元バーコードを復号化した規格パラメータである。
【0040】
この<パリティ>と<合計数>を用いて、連結されたバーコードシンボルを特定できる。例えば、1つのメッセージを3個に分割したときは、同一の数値(16進)<パリティ>が3つ付与され、また<合計数>は“3”となる。この<パリティ>と<合計数>を知ることで連結されたバーコードシンボルを特定することができる。
【0041】
上記「優先順位」と「形式」「表示色」は、本実施の形態で設けたものである。「優先順位」は、特定の色を選択する場合の色使用の優先順位を示す。「形式」は、メッセージを分割していない単体か、複数のシンボルに分割した連結かを示す。「表示色」は、モノクロ、a色(例えば、赤色)、b色(例えば、青色)、c色(例えば、緑色)等である。
【0042】
図3の識別テーブル50を具体的に説明すると、優先順位1の「形式」は単体、<パリティ>は‐‐(なし)、<合計数>は1、「表示色」はモノクロである。この識別テーブル50の優先順位1が選択された場合は、メッセージを分割していない単体であってシンボルがモノクロで表示される。
【0043】
また、優先順位2の「形式」は連結、<パリティ>はxxh(16進)、<合計数>は3、「表示色」はa色である。この識別テーブル50の優先順位2は、1つのメッセージを3分割し、シンボルの分割前の全入力メッセージがバイトごとにXOR演算で生成されているものが<パリティ>xxh(16進)に、連結されたシンボルの総数が<合計数>3に格納されていることを示す。したがって、「形式」は連結であり、<パリティ>xxh及び<合計数>3を参照すれば、複数の(3つの)連結したシンボルであることを特定することができる。ここでは、これら連結したシンボルはa色で表示される。
【0044】
同様に、優先順位3の「形式」は連結、<パリティ>はxxh(16進)、<合計数>は2、「表示色」はb色である。この識別テーブル50の優先順位3は、1つのメッセージを2分割し、シンボルの分割前の全入力メッセージがバイトごとにXOR演算で生成されているものが<パリティ>xxh(16進)に、連結されたシンボルの総数が<合計数>2に格納されていることを示す。したがって、優先順位3が選択された場合は、複数の(2つの)連結したシンボルがb色で表示される。
【0045】
また、優先順位4の「形式」は連結、<パリティ>はyyh(16進)、<合計数>は4、「表示色」はc色である。この識別テーブル50の優先順位4は、1つのメッセージを4分割し、シンボルの分割前の全入力メッセージがバイトごとにXOR演算で生成されているものが<パリティ>yyh(16進)に、連結されたシンボルの総数が<合計数>4に格納されていることを示す。したがって、優先順位4が選択された場合は、複数の(4つの)連結したシンボルがc色で表示される。
さらに、識別テーブル50の優先順位nは、未登録の識別テーブルを示す。
【0046】
以上は、図3に示す識別テーブル50が既に作成されており、識別テーブル50の<パリティ>及び<合計数>を参照して特定のカラーを選択する例についての説明である。実際には、前段の処理で、メッセージがシンボルに分割される(単体メッセージについては分割されない)毎に、図3の識別テーブルの形式に従って「形式」<パリティ><合計数>「表示色」のテーブルが作成される。一例を挙げれば、あるメッセージが単体のシンボルであれば優先順位1となり、その次のメッセージも単体のシンボルであれば優先順位2となり、その次のメッセージが複数の連結したシンボルであれば優先順位3となり、同様にして、複数の連結したシンボルが得られる度に次の優先順位として、「形式」<パリティ><合計数>「表示色」のテーブルが順次作成される。
【0047】
なお、上記識別テーブル50の構成例は一例であり、他の構成例であってもよいことは言うまでもない。また、JIS番号「JIS X0510」で規格された規格パラメータを用いることも任意である。但し、JIS規格に準拠すれば、規格上生成される<パリティ>及び<合計数>等をそのまま転用することができ、構成の簡略化と低コスト化、実施の容易性、及び汎用性を高めることができる。
【0048】
以下、上述のように構成されたカメラ付き携帯電話機の動作を説明する。
図4は、携帯電話機10のバーコード表示動作を示すフローチャートであり、制御部31により実行される。図中、Sはフローの各ステップを示す。
【0049】
まず、ステップS1でn番目までの優先順位を有する識別テーブル50(図3)に対し表示色を設定するか否かを判別し、表示色を設定する場合はステップS2で識別テーブルの表示色を設定する。この表示色は、LCD表示部35で色再現可能な表示色の設定である。
【0050】
次いで、ステップS3で「パリティデータ」「モード」<合計数>を取得したか否かを判別する。本実施の形態では、メッセージ入力による2次元バーコードシンボルの作成、撮像された2次元バーコードシンボルの入力、ダウンロードした2次元バーコードシンボルを常に監視しており、シンボルを復号化することによりそのパラメータから<パリティ>と<モード>及び<合計数>を取得する。
【0051】
「パリティデータ」「モード」<合計数>を取得した場合は、ステップS4で「モード」は連結か否かを判別する。すなわち、ステップS4は、取得した<モード>から<連結>の分類のステップであり、非該当(単体のシンボル)の場合は、ステップS5で不揮発性記憶メモリ(EEPROM)に登録された識別テーブル50の中で「単体」形式を選択し、ステップS6で対応する表示色(モノクロ)に変換して、2次元バーコードシンボルをLCD表示部35でカラー表示して本フローを終了する。
【0052】
一方、上記ステップS4で該当(連結のシンボル)の場合は、ステップS7で上記不揮発性記憶メモリに登録された識別テーブル50の中で「連結」形式を選択する。次いで、ステップS8で取得した<パリティ>と<合計数>が、上記不揮発性記憶メモリに登録された識別テーブル50に該当するか否か判定を行い、該当(既存の連結シンボル)の場合は、ステップS6で対応する表示色に変換して、2次元バーコードシンボルをLCD表示部35でカラー表示して本フローを終了する。
【0053】
また、上記ステップS8で非該当(新規の連結シンボル)の場合は、ステップS9で上記不揮発性記憶メモリに登録された識別テーブル50の「連結」形式の中で、最も優先順位の高い未登録テーブルへ、ステップS3で取得した<パリティ>と<合計数>を登録してステップS6に進む。
【0054】
図5は、2次元バーコードシンボルをLCD表示部35でカラー表示した一例を示す図であり、図3に示す優先順位1から3までの識別テーブル50を参照した時、2次元バーコードシンボルを表示部35でカラー表示した例を表している。
【0055】
シンボル仕様は「モデル2」「バージョン12」「65セル×65セル」「誤り訂正レベルM(15%)」で、符号51から56のメッセージの内容をコード化したものである。図5の番号51,番号54,番号55は、3分割されたAのシンボルで、a色にて表示されたもの(図3の優先順位2のテーブル)を示す。また、図5の番号52,番号56は、2分割されたBのシンボルで、b色にて表示されたもの(図3の優先順位3のテーブル)を示す。
【0056】
図5の番号53は、単体のCのシンボルで、モノクロ色にて表示されたもの(図3の優先順位1のテーブル)を示している。
このように2次元バーコードシンボルの表示色を認知することで、単体のシンボルと分割された同一シンボルを敏速に特定することができる。図5におけるA、B、Cのシンボル表示例は一例であって、表示の順序や数を限定するものではない。
【0057】
上述した例を、具体的事例により更に詳細に説明する。
コンサートの入場チケットに代えて、バーコードを購入する例について説明する。コンサートのチケットの代わりに2次元バーコードを購入し、入場の際、購入した2次元バーコードを認識して入場チェックすることは既に行われている。また、チケットの情報を2次元バーコードに変換する際、メッセージが1つの2次元バーコードに収まりきれないことがある。
【0058】
例えば、Aコンサートについては、2次元バーコードを3つ(3枚)、Bコンサートについては、2次元バーコードを2つ(2枚)用いることが考えられる。このような場合、前述したJISの規格上で定められている2次元バーコードを復号化した規格パラメータ<パリティ>と<合計数>を用いて、連結されたバーコードシンボルを特定できるようにする。ここでは、1つのメッセージを3個に分割したAコンサートについては、同一の<パリティ>が3つ生成され、また<合計数>は“3”となる。Bコンサートについては、同一の<パリティ>が2つ生成され、また<合計数>は“2”となる。AコンサートとBコンサートでは、シンボル分割前の全入力メッセージ(チケットの内容)が異なるため、仮に両者の<合計数>が一致した場合でも両者の<パリティ>は一致しないので、この<パリティ>と<合計数>を知ることで連結されたバーコードシンボルを特定することができる。
【0059】
本実施の形態では、この<パリティ>及び<合計数>に更に「形式」「表示色」を加え、これらを優先順位毎に格納した前記図3の識別テーブル50が作成される。
この識別テーブル50を参照することによって複数の連結したシンボルであることを特定することができ、連結した単位で表示画面にa,b…色を有するカラーで連結した複数のシンボルを表示することができる。
【0060】
図5に示すカラー表示例により説明する。いま、LCD表示部35の表示画面に複数のシンボル51,52,53,54,55,56が表示されている。従来例であれば、これらシンボル51,52,53,54,55,56は、モノクロで表示されているため、利用者がシンボルイメージを見ただけではコード化されている情報を識別して、特定のシンボルを区分することができなかった。
【0061】
これに対して、本実施の形態では、図5に示すように、3分割されたAコンサートの情報(メッセージ)のシンボル51,54,55については、a色(例えば、赤色)で表示され、2分割されたBコンサートの情報(メッセージ)のシンボル52,56については、b色(例えば、青色)で表示される。したがって、利用者は、色分けされたシンボルを識別することで、分割された同一シンボルを敏速に特定することができる。これにより、例えばAコンサート会場の入場口でコンサートのチケットの代わりのバーコードシンボルを表示する際、利用者はシンボル51,54,55についてシンボルを認識すればよいことが容易に判別できる。
【0062】
以上のように、本実施の形態のカメラ付き携帯電話機10は、装置全体を制御する制御部31、受信又は入力された文字情報、画像情報、音声信号及び識別テーブル50を記憶する記憶メモリ32、対象となる画像情報を入力するカメラ33、文字情報や画像情報、2次元バーコードのシンボルをカラー表示する表示部35、ユーザからのキー操作情報を入力生成するキー入力部36を備え、制御部31は、2次元バーコードシンボルの識別情報を検出し、識別情報の結果から特定のカラーを選択するとともに、2次元バーコードシンボルを特定のカラーに変換し、特定のカラーに変換された2次元バーコードシンボルを表示部35に表示するので、特定の識別情報を持った2次元バーコードには特定のカラーによってシンボルをカラー表示することができ、異なる識別情報を持つ2次元バーコードシンボルを視観的に識別・特定することができる。
【0063】
以上の説明は本発明の好適な実施の形態の例証であり、本発明の範囲はこれに限定されることはない。
なお、上記実施の形態では、携帯電話装置に適用した例であるが、PDA等の携帯情報端末、パソコン等の情報処理装置など、カメラ(内蔵/外付け)を備えた装置であればどのような装置にも適用可能である。
【0064】
また、2次元バーコードシンボルを特定のカラーに変換して出力する制御手段を有する電子機器であればよく、カラー表示装置を備えない機器であってもよい。例えば、特定のカラーに変換した情報を外部に出力し、この情報を解像度の高い又はカラー表示可能な表示装置で表示する態様でもよい。このようにすれば、カラー表示機能を持たない携帯電話機/PDA等にも適用できる。また、読み取り対象となるコードは、どのようなコードであってもよい。
【0065】
また、上記実施の形態では、携帯端末装置及び2次元バーコード表示方法という名称を用いたが、これは説明の便宜上であり、通信端末装置、情報表示装置や情報表示方法等でもよいことは勿論である。
【0066】
また、上記実施の形態では、表示カラーを識別する手法として、JIS規格のモード指示子の<連結>識別子を用いて、シンボルの連結情報を判別するようにしているが、シンボルの連結情報を判別できるものであればどのようなものでもよく、JIS規格に準拠しない独自規格のものであってもよい。但し、本実施の形態のようにJIS規格の2次元バーコードシンボルのフォーマットを用いるようにすれば、実施の容易性や汎用性、コスト面で有利であることは言うまでもない。
【0067】
また、モード指示子の<連結>識別子を用いる態様に代えて、例えば、JIS規格のモード指示子の<拡張チャネル>識別子のパラメータを用いて、同様の方法により、暗号化又は圧縮されたシンボルやクローズシステム向けの利用者定義シンボルを特定し、表示カラーを用いて識別してもよい。このように構成すれば、暗号化又は圧縮されたシンボル、利用者定義シンボルについては、そうでないシンボルとカラー表示の違いにより容易に識別することができる。
【0068】
また、上記実施の形態では、図3に示す識別テーブルや図5に示すシンボル表示は一例であって他の構成例でもよいことは言うまでもない。例えば、図3の識別テーブルでは、単体(モノクロ)を優先順位1とし、優先順位2はa色としているがこれには限定されない。また、図5の表示例では1つの表示画面上で複数の色分けしたシンボルを表示しているが、1つの表示画面上に1つのシンボルを特定のカラーで表示するものでもよく、同様の効果を得ることができる。
【0069】
また、シンボルを特定のカラーで表示できればよく、本実施の形態のように、シンボルそのものを色分けしてもよいし、シンボル自体はモノクロで該シンボルの背景色を変える態様でもよい。変形例として、シンボルの周囲を特定のカラーで囲んで表示する態様でもよい。
また、上記携帯端末装置を構成する各回路部、例えば記憶部や表示部の種類、数及び接続方法などは前述した実施の形態に限られない。
【0070】
また、以上説明した携帯端末装置及び電子機器は、これら携帯端末装置及び電子機器を機能させるためのプログラムでも実現される。このプログラムはコンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納されている。本発明では、この記録媒体として、図2に示されている制御部31のメインメモリそのものがプログラムメディアであってもよいし、また外部記憶装置としてCD−ROMドライブ等のプログラム読み取り装置が設けられ、そこに記録媒体を挿入することで読み取り可能なCD−ROM等のプログラムメディアであってもよい。いずれの場合でも、格納されているプログラムは制御部31のCPUがアクセスして実行させる構成であってもよいし、あるいはいずれの場合もプログラムを読み出し、読み出されたプログラムは、図示されていないプログラム記憶エリアにダウンロードされて、そのプログラムが実行される方式であってもよい。このダウンロード用のプログラムは予め各装置に格納されているものとする。
【0071】
ここで、上記プログラムメディアは、携帯端末装置又は情報処理装置と分離可能に構成される記録媒体であり、磁気テープやカセットテープ等の磁気ディスクやCD−ROM、CD−R/RW、MO、MD、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW等の光ディスクのディスク系、PCカード、コンパクトフラッシュカード(登録商標)、スマートメディア(登録商標)、ICカード、SDカード(登録商標)、メモリースティック(登録商標)等のカード系、あるいはマスクROM、EPROM、EEPROM、フラッシュROM等による半導体メモリを含めた固定的にプログラムを担持する媒体であってもよい。
【0072】
さらに、インターネット接続プロバイダ又はサーバ端末400等の外部の通信ネットワークとの接続が可能な通信接続手段を介して通信ネットワークからプログラムをダウンロードするように、流動的にプログラムを担持する媒体であってもよい。なお、このように通信ネットワークからプログラムをダウンロードする場合には、そのダウンロード用プログラムは予め格納しておくか、あるいは別な記録媒体からインストールされるものであってもよい。なお、記録媒体に格納されている内容としてはプログラムに限定されず、データであってもよい。
【0073】
【発明の効果】
以上、詳述したように、本発明によれば、異なる識別情報を持つ2次元バーコードシンボルを視観的に識別・特定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の携帯端末装置の外観を示す図である。
【図2】本実施の形態の携帯端末装置のブロック図である。
【図3】本実施の形態の携帯端末装置の記憶メモリの不揮発性記憶メモリ(EEPROM)に登録された識別テーブルの一例を示す図である。
【図4】本実施の形態の携帯端末装置のバーコード表示動作を示すフローチャートである。
【図5】本実施の形態の携帯端末装置のLCD表示部でカラー表示した一例を示す図である。
【符号の説明】
10 カメラ付き携帯電話機(携帯端末装置,電子機器)
10a 携帯電話機本体
11,37 アンテナ
12,33 カメラ
13,34 ライト
14,39 スピーカ
15,35 LCD表示部(表示手段)
16 電源キー
17 電話機能キー
18 モードキー
19 カーソルキー
20 シャッターキー
21 ライトON/OFFボタン
22 ダイヤルキー
23,40 マイク
31 制御部(検出手段の一部,制御手段,カラー選択手段,カラー変換手段)
32 記憶メモリ(記憶手段)
36 キー入力部
50 識別テーブル
51 a色で表示されたAの連結シンボル(1/3)
52 b色で表示されたBの連結シンボル(1/2)
53 モノクロで表示された単体シンボル
54 a色で表示されたAの連結シンボル(2/3)
55 a色で表示されたAの連結シンボル(3/3)
56 b色で表示されたBの連結シンボル(2/2)
Claims (10)
- カラー表示機能を有する携帯端末装置において、
2次元バーコードシンボルの識別情報を検出する検出手段と、
前記識別情報に基づいて、2次元バーコードシンボルを特定のカラーに変換して表示手段に表示する制御手段と
を備えることを特徴とする携帯端末装置。 - カラー表示機能を有する携帯端末装置において、
1つのメッセージを複数のシンボルに分割する際に用いる連結識別子を含む2次元バーコードシンボルの識別情報を検出する検出手段と、
前記識別情報に基づいて特定のカラーを選択するカラー選択手段と、
2次元バーコードシンボルを前記特定のカラーに変換するカラー変換手段と、前記特定のカラーに変換された2次元バーコードシンボルを表示する表示手段と
を備えることを特徴とする携帯端末装置。 - さらに、前記識別情報に対応するカラー識別データを予め記憶する記憶手段を有し、
前記カラー選択手段は、前記記憶された識別情報と前記検出された識別情報とが一致したとき、前記記憶された識別情報に対応した特定のカラー識別データを選択することを特徴とする請求項2記載の携帯端末装置。 - 前記識別情報は、
JIS規格パラメータの2次元バーコードシンボルのモード指示子又は拡張チャネル種別であることを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯端末装置。 - 前記制御手段は、
単体のシンボルの場合、該単体のシンボルをモノクロで表示し、複数の連結したシンボルの場合、該連結したシンボルを同一色のカラーで表示することを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。 - 2次元バーコードシンボルを読み込み可能な電子機器において、
2次元バーコードシンボルの識別情報を検出する検出手段と、
前記識別情報に基づいて、2次元バーコードシンボルを特定のカラーに変換して出力する制御手段と
を備えることを特徴とする電子機器。 - 2次元バーコードシンボルを表示画面に表示する2次元バーコード表示方法において、
2次元バーコードシンボルの識別情報を検出し、
検出した識別情報に基づいて、2次元バーコードシンボルを特定のカラーに変換して表示することを特徴とする2次元バーコード表示方法。 - 2次元バーコードシンボルを表示画面に表示する2次元バーコード表示方法において、
1つのメッセージを複数のシンボルに分割する際に用いる連結識別子を含む2次元バーコードシンボルの識別情報を検出するステップと、
検出した識別情報に基づいて特定のカラーを選択するステップと、
2次元バーコードシンボルを前記特定のカラーに変換するステップと、
特定のカラーに変換された2次元バーコードシンボルを表示するステップと
を有することを特徴とする2次元バーコード表示方法。 - 2次元バーコードシンボルを表示画面に表示する2次元バーコード表示方法において、2次元バーコードシンボルの識別情報を検出し、検出した識別情報に基づいて、2次元バーコードシンボルを特定のカラーに変換して表示する2次元バーコード表示方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
- 2次元バーコードシンボルを表示画面に表示する2次元バーコード表示方法において、1つのメッセージを複数のシンボルに分割する際に用いる連結識別子を含む2次元バーコードシンボルの識別情報を検出するステップと、検出した識別情報に基づいて特定のカラーを選択するステップと、2次元バーコードシンボルを前記特定のカラーに変換するステップと、特定のカラーに変換された2次元バーコードシンボルを表示するステップとを有することを特徴とする2次元バーコード表示方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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