JP2004101523A - アナログ表示の電子潜水時計 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザに、ユーザの潜水中に安全に関する情報を表示する潜水時計を提供することによって、従来技術の上記問題を軽減すること。
【解決手段】時針(13)及び分針(14)を移動させる可逆手段を有する、アナログ表示の電子潜水時計(1、100)が記載されている。本時計は、現在時間を表示する針が、潜水に関するデータの表示にも使用される潜水作動モードを設けている。さらに具体的に言うと、時針(13)は、時計の装着者に不可欠な情報、すなわち、上昇中に減圧ステージを実施する必要が生じる前の最大残り時間を提供するために使用される。最大残り時間を超えた後では、3メートルでの1回のステージの時間も表示するようにした実施形態が、記載されている。
【選択図】図1

Description

 本発明は、潜水行動専用の機能を有する電子時計に関する。特に、本発明に従った潜水時計は、文字盤で覆われた時計ムーブメントを収容している密封ケースを有する形式であり、この時計は、時間表示に対応した少なくとも第1目盛りを有し、時計ムーブメントは、少なくとも第1および第2アナログ表示機構を制御するモータ手段用の時間信号を発生することができる電子回路を有しており、アナログ表示機構は、文字盤の上方に配置されて、時間モードと呼ばれる第1モードにおいて現在時間を表示することができ、時計にはさらに、周囲圧力を表す電気信号を発生して、その信号を電子回路に送ることができる圧力センサが設けられており、この潜水時計は、潜水行動に関するデータを表示する少なくとも第2作動モードを有する。
 同様の製品が、すでに従来技術に記載されている。従来技術には特に、圧力センサを備えて、潜水行動に関するデータを表示できるようにしたアナログ電子時計を記載したものがある(たとえば、特許文献1参照。)。このデータは、たとえば、アラームなどの補助機能に関する情報と共に、上記時計の文字盤の上の12時の位置に配置された追加液晶画面に表示される。しかし、上記製品で利用可能な情報の性質は、瞬時深さ、現在の潜水の時間、及び到達した最大深さの種類の情報に制限されている。その結果、安全の点でこの情報を利用するには、上昇のためのパラメータを定める、特にユーザが少なくとも1回の減圧ステージを実施する必要が生じる前に潜水を続けることができる最大時間を決定するために、独立した減圧表に頼る必要がある。さらに、液晶画面が小型であり、特に潜水状態においては、それの読取り易さが制限される。
米国特許第4,783,772号明細書
 本発明の第1の目的は、ユーザに、ユーザの潜水中に安全に関する情報を表示する潜水時計を提供することによって、従来技術の上記問題を軽減することである。
 本発明の別の目的は、ユーザが上記情報を非常に容易に観察することができる潜水時計を提供すること、言い換えると、情報の読取り易さが良好な潜水時計を実現することである。
 この目的を達成するために、本発明は特に、上記形式の潜水時計であって、アナログ表示機構の少なくとも1つによって時間表示に対応した第1目盛りとの関係で、潜水行動に関するデータの表示を行うことと、潜水行動に関するデータが、上昇中に減圧ステージを実施する必要が生じる前に時計のユーザが現在の潜水を継続することができる最大残り時間を表すことと、第1表示機構がさらに、残り時間を表示するために第1目盛りに対して反時計回り方向に移動できるように構成されていることとを特徴としている。
 時たま潜水するダイバでは、ほとんどの場合、上昇中に減圧ステージを実施する必要が生じる前の最大残り時間を知ることで十分である。このようなユーザが潜水中に到達する深さは一般的に、20〜30メートルであり、この場合、数十分間である妥当な時間にわたって潜水していても、減圧ステージを実施する必要がない。
 したがって、本発明に従った潜水時計は、特にその単純さのため、ちょっとした潜水を行うために従来型の防水時計での経過時間の読取りと組み合わせて減圧表を使用することの好都合な代替になる。さらに、潜水の分野では周知の1組のアルゴリズムから選択された減圧アルゴリズムに基づいて、圧力センサによって得られた測定値を処理することができる。したがって、減圧表の使用に基づいた方法より正確である従来型の潜水コンピュータの場合と同様に、現在の潜水の実際のパラメータを考慮に入れて、最大残り時間が計算される。
 さらに、通常時には時間を表示するために使用される表示機構によって、潜水に関するデータの表示が行われるので、優れた読取り易さが確保される。したがって、本発明に従った潜水時計の表示領域が、補助機能を表示するための補助表示素子でいっぱいになることはない。
 一般的に言うと、時針及び分針のそれぞれの動きを制御して、両方向の回転移動を可能にする手段を使用することが提案されている。また、時間モードから始めて、潜水作動モードを自動的に作動させる手段を使用することも提案されている。当然ながら、この作動モードを手動形式で、たとえば、ボタンを押すことによって作動させることが可能である。
 本発明の第1実施態様では、潜水モードにおいて、上昇中に減圧ステージを実施する必要が生じる前の最大残り時間を計算して、時針を制御してこの時間を表示する手段が提案されている。このため、この時間は、時間作動モード用に時計に設けられた分目盛りで表示される。好適なさらなる方法では、この作動モードで分針を制御して、それが各瞬時に時計装着者が居る瞬時深さを表示できるようにする手段も設けられている。
 好適な例では、文字盤上に第2目盛りを設けて、それらが時針の端部に近いことによって、残り時間の読取り易さを改善している。この特徴によってさらに、第1背景色を有する第1ゾーンの次に、異なった背景色、たとえば、オレンジ色によって指定された目盛りの第2端ゾーンを設けるなどの、特殊な表示を追加することができる。第2ゾーンの次に赤色の第3ゾーンを設けて、減圧ステージを実施する必要が生じる前の最大残り時間を超えてしまった場合に、海面に上昇する前に数メートルの深さの位置で待機しなければならないことをダイバに知らせることができる。そのような構造によって、オレンジ色の第2ゾーン内で減圧ステージを行わない潜水の最後に近いことにダイバの注意を引いて、直ちに上昇を開始するように伝えることができる。
 第2実施態様では、本発明に従った潜水時計が、最大残り時間に加えて、その時間がゼロの値に達した時、一般的に3メートルに決められている所定深さで実施すべき1回のステージの時間を表示できるようにする補助手段が設けられている。したがって、そのような時計は、第1実施態様の場合より全体的にもっと深く長い潜水に適している。この場合、第2円形目盛りも設けられており、これらは少なくとも2つのゾーンに分割されており、そのうちの一方が、ステージの時間を表示する特殊な時間尺度を示している。この特殊な時間尺度は好ましくは、20分間程度である最大ステージ時間を範囲に含む。
 異なった実施態様に共通の補助機能も実現することができる。特に、潜水モードにおいて、制御部材の作動に応答して時針及び分針を制御することによって、それぞれが現在の潜水の経過時間と、潜水中に到達した最大深さを表示することができる。
 また、時間モードにおいて、時針及び分針が、制御部材の作動に応答して、それぞれ直前の潜水の合計時間と、その間に到達した最大深さとを表示することができる。
 また、時間作動モードにおいて制御ボタンを押すことによってアクセスできる第3作動モード、すなわち履歴モードを実行することも提案されている。履歴モードにおいて、時針及び分針が直前の潜水時のそれらの挙動を加速速度で再現できるようにする手段を設けることができる。
 本発明は、添付の図面を参照したさまざまな実施形態の以下の説明から、さらに十分に理解されるであろう。
 図1は、構造及び作動の両方の点から非常に簡単である好適な実施形態で、本発明に従った潜水時計を示している。時計1は、従来型の時計に似ている。したがって、たとえば、プラスチック材料で一体部品に成形された中間及び裏カバーを有し、時計バンド(図示せず)を取り付けるためのホーン3を備え、特に時計ムーブメント(図示せず)と文字盤4とを収容して、外周部分に固定ベゼル6を有するガラス蓋5によって上側を閉鎖された形式のケース2が設けられている。時計1はさらに、単一の制御部材7を、すなわち、特に従来の回転式の使用方法と共に、押しボタンとしても使用することができる巻き上げボタンを有する。
 ベゼル6には、5分の位置の第1表示から60分の最後の表示まで、5分刻みで連続した第1分目盛りが付けられている。目盛りが、好ましくは異なった色で示された2つの隣接部分に分割されていることがわかるであろう。第1部分8は、12時の位置から、40目盛りに対応した8時の位置まで延びており、第2部分9は、40目盛りから12時の位置まで延びている。
 文字盤4には、3つのゾーンに分割された分単位の第2円形目盛りが付けられている。第1ゾーン10は、反時計回りの回転方向において、第1目盛りの59分に対応する位置から第1目盛りの10分に対応する位置まで延びている。第2ゾーン11は、反時計回りの回転方向において、第1ゾーン10の終わりから第1目盛りの1分に対応する位置まで延びている。先の2つより小さい第3ゾーン12は、反時計回り方向において、第1目盛りのそれぞれ1分及び59分に対応する位置の間に延びている。第1、第2および第3ゾーン10、11及び12は同様に、それぞれ異なった色が付けられている。
 時計1はまた、それぞれ時13及び分14を表す2本の針を有する。時針及び分針13及び14には、それぞれ第2目盛りの第1ゾーン10及び第1目盛りの第1部分8と同一の色が付けられていることもわかるであろう。
 文字盤4には、ここではたとえば、特に文字盤の外周部分の位置の「深さ」15という語句と、第2目盛りのすぐ内側の位置の「ステージが必要ない時間」16というに表現にした補助表示が設けられている。したがって、これらの補助表示15及び16は、本発明に従った時計上に、従来型時計を補う機構を有することを見る者に暗示することができる唯一の表示をほぼ形成している。
 したがって、時計1には、図2を参照しながら以下に簡単に記載されており、潜水を行う場合に装着者に不可欠な表示を与えることができる特別な技術手段が設けられている。これらの技術手段は特に、時計の外部の周囲圧力を各瞬間に測定して、その値を潜水中の深さに変換することができるようにする圧力センサを有する。これらの技術は、多くの従来技術の書類に記載されており、したがって、これ以上は扱わない。
 したがって、本発明に従った時計の電子回路を適当にプログラムすることによって、従来機能を時針及び分針によって実施する第1作動モード、すなわち時間モードが与えられている。さらに、巻き上げボタン7には2つの安定位置と1つの不安定位置とがあり、第1安定位置は、巻き上げボタンが機能しない休止位置である。従来通りに、第2安定位置は、休止位置に対して引き出した位置であり、その位置にある時、巻き上げボタンは、回転によって2本の針13、14によって表される時間を調整することができる。不安定位置は、巻き上げボタンを時計ケース2の方向へ押すことによって得られ、押しボタンのように、圧力が除去された時に休止位置に戻るように、ばね(図示せず)が設けられている。巻き上げボタン7に加えられる各押圧によって、現在の表示を変更して、押圧時の時計1の状態によって決まる性質の情報を表示するように、時計を制御することができる。
 自動的に作動モードを変更する、特に潜水を開始する時に時間モードから潜水モードと呼ばれる第2作動モードに切り換えるために、従来型手段が設けられている。この手段は、時計を装着しているダイバが浮上した時、潜水モードを止めて時間モードに自動的に戻すことができる。このために、たとえば、2つのオーム接点(図示せず)を使用することができ、それぞれの一部分を時計1のケース2の外側に配置し、潜水中にその外側部分を水と接触させる。したがって、これらの2つの接点は、時計1が水から出ている時に開き、水中に潜っている時に閉じるスイッチを形成する。このスイッチが閉じることによって、潜水モードへの切り換えが自動的に開始される。時計の水没を検出する別の可能な実施形態では、少なくとも1つの電極を時計のガラス蓋内に配置して、ガラス蓋の外表面とで可変容量コンデンサを形成することによって、ガラス蓋上の水の存在を検出することができる。潜水モードを使用可能または使用禁止にするために、上記例の代わりか、それを補助するように、圧力センサによって与えられる信号を利用することを考えることもできる。この場合、所定値を超える周囲圧力の上昇の検出に応答して、潜水モードを作動させるように、時計の電子回路を適応させることができる。
 当然ながら、前述したように、上記の自動作動に加えて、またはその代わりに、潜水モードを作動させる手動手段を設けることが可能である。特に、この機能を実施するために、補助制御部材を設けることができる。
 現在の技術状態の一部を形成しているこの手段については、本発明の核心を形成しておらず、また、当該技術分野の専門家であれば、特に困難を伴うことなくそれを実現できることから、本特許出願ではこれ以上の説明は行わない。
 潜水モードが作動した場合、時針及び分針13及び14に関連したそれぞれの機能は、時計1のユーザが上昇中に減圧ステージを実施する必要が生じる前に現在の潜水を継続できる最大残り時間の表示と、現在の深さの表示である。
 したがって、ダイバが水中に入り、それによって潜水モードが作動した時、2本の針13及び14はそれぞれ、ベゼル5の58分の表示及び12時、すなわち、60分の表示と向き合う位置をとる。ダイバが降下する時、分針14は、第1分目盛り8及び9と向き合って現在深さの値を表示するように回転する一方、時針13は最初、58分の位置に静止している。
 特に分針14及び第1目盛りの第1部分8の色が同一であるため、深さ表示の読取り易さが優れていることがわかる。このように色が似ていることによって、針を対応の目盛りと直感的に関連づけ易くなる。さらに、深さの読取りに使用される目盛りが、分の表示に使用されているものと同一であるため、時計のケース2が無用の表示でいっぱいにならないため、提供される情報にさらにアクセスし易くなる。
 また、好ましくは、40メートル(または分)の表示から始まる第1目盛りの第2部分9を第1部分8と異なった色にして、ダイバに安全に関する補助的情報を与えることができることもわかるであろう。したがって、40メートルを超える深さの場合、上昇中にステージを実施する必要がない最大残り時間が10分未満に急激に減少し、したがって、ダイバがその部分に特に注意する必要がある。以上に記載した構造によって、この限界を超える可能性があることと、通常より注意を要する状況にあることをダイバに一目で警告することができる。
 最大残り時間の値は、人体内の気体の減圧現象について実施されたさまざまな医学的研究から得られたさまざまなアルゴリズムに基づいて計算することができる。アルゴリズムの選択は、本発明の理解にも、当該技術分野の専門家による実施にも大して重要ではなく、そのような専門家であれば、潜水の分野で一般的に認められている最新のアルゴリズムから選択することができる。一般的に、最大時間は、ダイバの身体が受ける圧力レベルと共に、受けている時間長さによって決まる。したがって、ダイバが位置する深さが増すほど、この残り時間がさらに急激に減少する。最大残り時間の値はさらに、特にダイバの最近の「履歴」、すなわち、最近で1回または複数回の潜水を行ったことや、さらには、海面より高い位置の湖で行った潜水の場合、その水面の高度などの補助パラメータによっても決まることが、わかるであろう。
 時計の電子回路内に、これらのパラメータセットを考慮に入れて、時計をプログラムするために保存されているアルゴリズムに基づいて最大残り時間を計算する手段が設けられている。
 特に、本発明に従った時計の、特に潜水コンピュータと比較した時の補助的利点は、簡単な構造であって、ユーザが潜水活動外でも装着できることによって得られる。したがって、潜水に関するユーザの最近の履歴が、最大残り時間の計算で考慮に入れられる。
 ユーザの身体が最近、過剰圧力を受けていなかった場合、その人の飽和状態がゼロである、言い換えると、その人の身体は、潜水行動の観点からは生理学的変化を示していない。この場合、ユーザが潜水を開始する時、ユーザが10メートル程度の深さを超えない限り、最大残り時間の値は数時間程度である。ダイバがさらに降下するほど、最大残り時間は、58分に達するまで、さらに急速に減少する。この時点から、時針13が反時計回りに回転し始めて、各時点におけるこの値を分目盛りで表示する。
 したがって、一般的に言うと、残り時間が58分未満である時、ダイバがある深さに留まっている限り、時針13が一定速度で、毎分1目盛りの割合で回転し、ダイバが降下すると、毎分1目盛りを超える割合で回転することは、理解されるであろう。反対に、ダイバが上昇すると、ダイバの周囲圧力が低下するため、最大残り時間が増加し、その結果、時針13が時計回りに回転し始める。
 上記に従って、文字盤4に第2円形目盛り10、11及び12が設けられて、本発明に従った時計1の読取り易さを改善している。特に、第2目盛りの第1ゾーン10に時針13と同じ色を使用して、残り時間を読み取る時にこれらの2つの要素を直感的に関連づけ易くしている。さらに、好ましくは10分未満の残り時間に対応する第2目盛りの第2ゾーン11をオレンジ色にして、時針13がこの範囲に入った時、ダイバの注意を引くようにするのが好ましい。同様に、好ましくは第3ゾーン12を赤色にして、残り時間が満了していることをダイバに知らせて、水面に直接的に上昇した場合、減圧障害を受ける危険があるという事実をダイバに警告できるようにする。
 表示が簡単であり、数世紀にわたって使われてきた構造だけを、すなわち、好ましくは針によるアナログ表示システムを採用しているので、本発明に従った潜水時計1の優れた読取り易さは明らかであるが、インデックスマークを付けた回転ディスクを使用することも考えられる。この場合、時計を見れば、ダイバが現在の潜水で置かれている状況を確認するのに必要な時間が非常に短くなる。したがって、分での残り時間の読取りは、時間モードでの分の読取りと同様であるため、直感的である。
 潜水時計1では、補助機能も設けられており、巻き上げボタン7を押すことによって、アクセスすることができる。アクセスできる機能の性質及びそれらにアクセスする方法が、非制限的な例で示されている。
 潜水モードにおいて巻き上げボタン7の押圧に応答して、時針及び分針13及び14を制御して、それらがそれぞれ潜水の経過時間及び現在の潜水中に到達した最大深さを表示できるようにする手段が設けられている。その場合、数秒の時間を置いて潜水モードに自動復帰することができる。また、巻き上げボタン7をさらに作動させることによって、潜水モードへの復帰させるようにもできる。
 他方、時間モードにおいて巻き上げボタン7の押圧に応答して、時針及び分針13及び14を制御して、それらがそれぞれ直前の潜水の合計時間及び到達最大深さを表示できるようにする追加手段が設けられている。その場合、自動的に、または巻き上げボタン7をさらに作動させることによって、時間モードに戻すことができる。同様に、時計1の電子回路が、パラメータを、すなわち、たとえば、直前の5回の潜水の合計時間及び最大深さを記憶できるだけの数のメモリゾーンを有することができる。この場合、たとえば、時間モードにおいて巻き上げボタン7を長く作動させることによって、直前の潜水のパラメータの表示モードへの切り換えを開始し、巻き上げボタン7を短く連続的に作動させることによって、潜水の選択を行うことができ、好ましくは、時間モードへの復帰は、自動的に、または、巻き上げボタン7をさらに長く作動させることによって行われる。この場合、針13及び14が数秒程度である所定時間にわたって目盛り8及び9と向き合う位置で重なって、所定時間後にパラメータを自動的に表示する潜水の順位を示すことができるように、針13及び14を制御する手段を設けることもできる。
 直前の潜水のパラメータを記憶する場合、巻き上げボタン7に加える新しい作用によって、履歴モードと呼ばれる補助作動モードを開始することもできる。これの開始を、直前の潜水のパラメータの表示モード中での新しい長い作動か、あるいは、たとえば、時計モード中での2回動作かのいずれかに応じて行うように、時計をプログラムすることができる。この履歴モードを実施するために、時針及び分針13及び14が、選択された先の潜水中にそれらがそれぞれ示した挙動を加速速度で再現できるように、時針及び分針13及び14を制御する手段が設けられている。たとえば、直前の潜水の1分間が履歴モードでは1秒間で再現されるように、時計の電子回路をプログラムすることができる。
 履歴モードは、選択した潜水のプロフィールを高速で見ることができるようにし、そのことは、潜水事故の後に呼ばれた医者にとって非常に重要な情報であるので、安全の点で非常に有益である。通常、医者は、データを潜水コンピュータから、恐らくはパソコン形式の読取り演算端末に転送することによって、潜水プロフィールを見ることができる。本発明に従った履歴モードは、この情報へのアクセス速度の点で、従来技術の装置に勝る利点を与える。さらに、本発明に従った潜水時計1の読取り易さに関する上記利点は、履歴モードの使用にも等しく当てはまる。針13及び14の変位を加速速度で観察することから、選択した潜水のプロフィールを非常に容易に見ることができる。
 他方、再現された潜水の時間及び深さのそれぞれの値の関数として、時間及び深さ尺度の適応も行うことができる。そのような装置によって、たとえば、呼吸装置を用いない潜水に関するパラメータを高い信頼度で表示することができる。この場合、本発明に従った時計は、履歴モードをリアルタイムで行って、1メートルの深さの変化を文字盤上の10分の変化で表すように、プログラムすることができる。当然ながら、これらの値は例として与えられているだけであって、当該技術分野の専門家であれば、特に問題なく変更することができる。
 図2は、本発明に従った潜水時計の電子回路の全体構造の概略的な線図である。
 一般的に言うと、時計の電子回路は特に、コントローラ回路21を有する集積回路20を備えており、コントローラ回路21は、時計1の従来の時間機能を操作することができ、そのためにタイムベースを提供する共振器22に接続された時分割回路を有する。コントローラ回路21によってこのタイムベースから時間情報を与えることによって、特に時間モードの機能及び潜水モードに関する機能性を確保することができる。
 コントローラ回路21はさらに、周囲圧力を表すアナログ電気信号を発生する圧力センサ23が発生した入力信号を受け取る。これらの信号は、コントローラ回路21に入力として送られる前に、アナログ・デジタル変換器24によってデジタル信号の形に変換される。
 圧力センサ23は、従来形式であって、当該技術分野の専門家であれば、本発明の実現に適したものを選択するのに特に困らないであろう。
 集積回路20はまた、メモリゾーンを、特に、好ましくは不揮発性で、コントローラ回路21が減圧アルゴリズムに基づいて潜水モードに関する計算を行うことができるようにするプログラムを保存する第1メモリゾーン25を有する。再プログラム可能不揮発性メモリ(たとえば、フラッシュまたはEPROM)を選択することによって、保存されている減圧アルゴリズムの関数として計算プログラムを後で変更することができる。集積回路20は、好ましくは、やはり不揮発性の第2メモリゾーン26を有しており、これには、測定値が、コントローラ回路21によって実行された計算の結果と共に、定期的に記憶される。この第2メモリゾーン26は特に、潜水記録を、すなわち、場合に応じて直前の1回または複数回の潜水に関する深さの測定値及び対応の時間測定値を記憶するために設けられている。したがって、特に時計が履歴モードである時、コントローラ回路21がこの情報を参照する。
 コントローラ回路21は、各時点での実際の潜水の観点から、ダイバの状況及び状態をこれらのそれぞれの入力信号に基づいて決定する。このために、特に、時間モードでは、圧力を5分毎に測定し、潜水モードでは、圧力を、たとえば、2秒毎に測定することができる。これらの定期的測定値のすべてに基づいて、また、第1メモリゾーン25に保存されているプログラムに基づいて、コントローラ回路21は、ダイバの健康に関する一定数のパラメータを、すなわち、特に体内に溶解している窒素の残留率と、形成された微小気泡の量を決定する。
 好ましくは、減圧アルゴリズムは、コンピュータプログラムの形で第1メモリゾーン25内に保存される。測定及び/または計算情報に基づいてそれを使用することによって、コントローラ回路21が、現在の潜水について、ダイバが上昇中に減圧ステージを実施する必要が生じる前の最大残り時間を計算することができる。それから、コントローラ回路21は、可逆モータの制御回路27に適応信号を送って、必要時に、すなわち、残り時間が58分未満になった時、時針13が残り時間を表示できるようにする。同様に、コントローラ回路21は、モータ手段、たとえば、2つの可逆モータの制御回路27用の適応信号を発生して、分針14が時計のベゼル6上の分目盛り8及び9に向き合って瞬時深さを表示できるようにする。
 好適な例では、最大残り時間が低い値、たとえば、2分程度に達した時、ダイバに警告する機能を有する、可視型か、好ましくは可聴型のアラームを設けている。その場合、このアラームが始動した時、ダイバは、最大残り時間の推移を注意深く監視すべきであることを、あるいは、身の安全を確保するために上昇を開始すべきであることがわかる。この警告を行うために、圧電素子などの従来形式の、ブザー28とも呼ばれる可聴振動器が設けられており、この振動器はコントローラ回路21によって制御される。アラームは従来通りに実装されるので、これらの特徴についてはここではこれ以上に展開しないが、当該技術分野の専門家には特に困難が生じないであろう。
 ダイバが、先の潜水が次の潜水に影響を与えないために生理学的に必要な時間より短い時間の間隔を置いて2回以上の潜水を行う可能性がある。この場合、特に後の潜水中にダイバの身体内の残留窒素をなくすのに必要な時間の計算で、先の潜水を考慮に入れる必要がある。
 時計のユーザが潜水しているか、水面上にいるかに係わらず、圧力センサ23が周囲圧力の測定を常に定期的に実施するようにしているので、減圧アルゴリズムに基づいて計算を行うためにコントローラ回路21に送られるデータは、結果の良好な精度を確保するのに十分である。したがって、減圧ステージを実施する必要が生じる前の最大残り時間を計算するために、短い間隔で行われた可能性がある潜水も考慮に入れられる。同様に、時計のユーザが海面より上の高度へ行って湖で潜水する場合、ユーザは低い周囲圧力を受けて、進行性脱飽和状態にある。したがって、この短時間の上昇中に圧力センサ23で得られた測定値も、時計のプログラムの利用に組み込まれ、使用されるアルゴリズムは、そのようなパラメータを考慮に入れるので、初めの期間では、周囲圧力に完全には適応していない生理状態が、本発明に従った時計によって初期状態として考慮される。
 このため、本発明に従った潜水時計の補助的利点が、それの構造から明らかである。したがって、潜水コンピュータの場合と異なって、目立たない外観であるため、本時計は、いずれの状況でも、従って継続的に装着することができる。したがって、それのユーザは、計画に注意をまったく払わないで時計を継続的に装着できるので、潜水前に受けた圧力を確実に見守ることを目的として、次の潜水を予想して時計を装着する必要がない。
 他方、時計の電子回路は、ユーザが行った巻き上げボタン7の作動を検出するための従来型手段(図示せず)を有する。この巻き上げボタンは、休止時にA位置にあって、2つの端部位置B及びCを有する。不安定であるB位置は、ユーザが押すことによって得られ、上記のような時計の作動モードを変更するコントローラ回路21の機能を作動させる。巻き上げボタン7を時間モードからB位置に押し込んだ時、コントローラ回路21がモータ制御回路27用の信号を発生して、時針及び分針13及び14がそれぞれ、直前の潜水の合計時間及び最大深さを表示する。さらに、上記のように、B位置にある巻き上げボタン7を、直前の潜水のパラメータの表示モードから始めて長く作動させることによって、あるいは、時間モードから始めた2回作動によって、履歴モードを開始させることができる。他方、巻き上げボタン7を潜水モードからB位置へ押し込んだ時、コントローラ回路21がモータ制御回路27用の信号を発生して、時針及び分針13及び14がそれぞれ、現在の潜水の開始からの経過時間及び達成された最大深さを表示する。
 当然ながら、当該技術分野の専門家であれば、巻き上げボタン7に対して可能なさまざまな動作に適応したそれぞれの応答を与えるように、本発明に従った時計の集積回路20を所望通りにプログラムすることができるであろう。
 さらに、当該技術分野の専門家には周知の従来手段を組み込んで、巻き上げボタン7を安定位置Cに引き出した時、時間モードで針13及び14によって表される現在時間を設定することができる。
 他方、いずれの潜水でも実際には、減圧現象による危険がない場合でも、数メートルの深さで数分間の、一般的に5メートルで3分間の安静または安全ステージと呼ばれるステージを通常設けるべきであることに注意されたい。
 上記の本実施形態によれば、ダイバは、上昇を行う時、所定深さ、たとえば5メートルの深さで停止して、巻き上げボタン7を押して、進行中の潜水の開始からの経過時間を見ることができる。それから、再浮上を待って、安全ステージ用の所望時間、たとえば3分間の間、時折巻き上げボタン7を押すだけである。
 変更形では、ダイバが所定深さ、好ましくは約5メートルまで上昇した時点から開始する、3分間程度の所定時間のカウントダウンを表示する手段を設けてもよい。たとえば、深さの値にはある程度の許容誤差があるが、ダイバが5メートルの深さに10秒間より長く留まる場合、コントローラ回路21がカウントダウン表示モードを自動的に開始するようにしてもよい。カウントダウンモードでは、分針14の機能は、潜水モードと変わらないが、時針13が、2分50秒の初期値から残り時間を表示する。この場合、文字盤4を1回転することが3分間に対応し、したがって、時針13が55〜60分の間の位置からスタートして反時計回りに、連続的か、たとえば、5秒刻みに回転するようにすることができる。
 当然ながら、上記の数値は、本発明に従った時計の機能を説明するために非制限的に与えられている。
 本発明に従った潜水時計1の電子回路の構造は、本発明の核心を構成しないため、それについてはこれ以上に詳細に説明しない。さらに多くの実施例を従来技術の書類から入手でき、当該技術分野の専門家であれば、それを得るのに困らないであろう。
 図3は、本発明に従った潜水時計100の第2実施形態を示しており、これの多数の技術要素が第1実施形態の場合と共通である。第1実施形態の詳細な説明に使用した参照番号を、第2実施形態で繰り返されている同一要素に用いる。
 第2実施形態に従った潜水時計100の全体的外観は、先行実施形態と同じであるが、文字盤4に付けられた第2目盛りの領域に違いがある。
 この場合、潜水時計100は、ステージを伴わないで、あるいは、好ましくは3メートル深さに決められている1回のステージを伴う潜水を行おうとするダイバ向きである。特に、時計100の使用を3メートルで最大20分間の減圧ステージが必要になる潜水に限定するように選択することができ、この場合にも潜水の可能性が楽しめる。
 その結果、潜水時計の第2実施形態では、文字盤4に付けられた第2目盛りが、最大残り時間を示す第1ゾーン101と、3メートル深さで行うべきステージの時間を表示する第2ゾーン102とを有する。図3に示された実施形態では、第2目盛りは、第1目盛り8、9の60分の表示に対応した位置に中心を置いて2分間に対応した扇形に広がる第3ゾーン103も有する。この第3ゾーン103は、わかりやすく後述する機能を有するニュートラルゾーンである。
 第1ゾーン101の背景が好ましくは、前述した理由から、時針13と同一の色になっているが、第2ゾーン102は好ましくは、赤色の背景を有する。第3ゾーン103に関する限り、その背景を着色するのに第3色、好ましくは緑色を使用することができる。
 ベゼル6に付けられた分表示との関係で時針13によって最大残り時間を表示できるようにするために、第2目盛りの第1ゾーン101が、反時計回り方向において、任意の第1位置104と1分に対応した位置との間に延びている。ここに示された実施形態では、第1位置104が、50分の表示に対応している。したがって、目盛りの第2ゾーン102は、反時計回り方向において、59〜50分の位置に広がっている。文字盤には、目盛りの第2ゾーン102と向き合わせて補助表示105が設けられており、これは0〜20分間の時間を5分刻みに表示することができる。同様に、「ステージ3m」106の表示も第2目盛りの第2ゾーン102の内側に追加されて、時計100のユーザに機能を明らかにしている。
 潜水時計100は、好ましくは以下のように作動する。ダイバが水中に入ると、時計100が自動的に時間モードから潜水モードに切り換わり、時針及び分針13及び14が、時間表示から、それぞれ最大残り時間及び瞬時深さの表示に変わる。最初は、最大残り時間は非常に大きい値であり、いずれの場合も50分を超える。先行実施形態と同様に、この場合には時針13が49分の位置、すなわち、第2目盛りの第2ゾーン102の近くにあって、残り時間が49分より多い限り、静止したままである。
 ダイバが、前述したような十分な深さに降下した時、一定の潜水時間から始まり、到達深さの関数として、最大残り時間が徐々に減少して49分になる。この時点で、時針13が移動し始めて、反時計回り方向に回転することによって、ベゼル6に付けられた分表示及び第2目盛り101との関係で最大残り時間を正確に表示することができる。
 一定の潜水時間からは、減圧ステージが必要になる。この場合、時針13が、減圧ステージが不必要である1分の表示から、第2目盛りの第2ゾーン102の補助表示105との関係で表示される、実施すべきステージ時間の表示に直接的にジャンプする。ダイバが十分な深さに留まっている限り、時針13は反時計回りに回転して、それに伴ったステージ時間の増加を表示する。減圧アルゴリズムに基づいて計算された、3メートルの位置で実施すべきステージの時間は、好ましくは各時点で、ダイバがこの時点から所定速度で、一般的に毎分10メートルで3メートルの深さまで上昇する場合にダイバが実施すべきステージの時間に対応することに注意されたい。
 上昇中で、ダイバが3メートルの深さに達した時、時針13がほぼ一定速度で回転して、実施すべきステージの時間の一種のカウントダウンを表示する。実際に、ダイバが減圧ステージ中に留まる有効深さが変動し、それが圧力センサ23で検出される場合、ステージの時間の計算でこれらの変動を考慮に入れて、ステージの残り時間を実際にリアルタイムで更新できるようにする。好ましくは、減圧ステージの終了時に、時針13が第2目盛りの第3ゾーン103へジャンプして、そのステージが終了し、再浮上を開始してもよいことをダイバに知らせることができる。
 したがって、時針13が第3ゾーン103、すなわち、ニュートラル位置にあることによって、時計100のユーザは、上昇中に減圧ステージをさらに実施する必要がないことを確認できる。
 変更例では、減圧ステージの終了時に、時針13が再始動して、第2メモリの第1ゾーン101に向き合って、新しい減圧ステージを実施する必要が生じる前の残り時間の値を表示することによって、第3ゾーン103をなくすことができる。これにより、ダイバは、減圧ステージを実施した後にどれだけの時間にわたって潜水していることができるかがわかり、新しく表示された残り時間は当然ながら、ダイバの深さ変化の関数として、リアルタイムで更新される。
 一般的に、第1実施形態の場合と同様に、使用されるアルゴリズムは、連続した潜水の場合を、潜水を行っている水面の高度と共に考慮に入れており、さらに、潜水モードにおいて巻き上げボタン7の作動に応答して潜水に関するデータを表示できるようにし、時間モードにおいて直前の潜水に関するデータを表示できるようにし、さらに、履歴モードを作動させることができる手段が設けられている。
 さらに、上記のような5メートル深さでの安全ステージの経過を表示することができる手段を設けることができる。これにより、上昇中に減圧ステージを実施しなくてもよい場合でも、ダイバが、たとえば、約5メートルの深さに10秒間留まった時、時針13は、3分間のステージ時間に対応した補助表示105と向き合う位置へ直接的にジャンプすることができる。次に、時針は、3分間が終了するまで、時計回りに回転し、それから目盛りのニュートラルゾーン103に戻って、まったく安全に再浮上してもよいことをダイバに知らせる。
 先行の実施形態及び図2を参照しながら前述した概略線図が、本実施形態にも等しく適用可能である。したがって、電子回路の機能素子は、2つの上記実施形態に共通している。
 1つの変更例では、第2目盛りの、50〜51分に対応する位置の間の第2ゾーン102の端部を、たとえば、異なった色にするか、特別な記号を追加することによって、ゾーン102のその他の部分から区別できるように構成してもよい。これにより、上昇中に実施する必要がある減圧ステージの時間が長くなりすぎる危険性があることを、あるいは、6メートル深さでの第2減圧ステージが必要になることさえも、ダイバに容易に警告することができる。
 第1実施形態に関連して前述したように、本実施形態の時計に、好ましくは可聴型のアラームを設けることができる。この場合のアラームは好ましくは、それぞれ異なった2つの可聴周波数か、それぞれ異なった2つの信号シーケンスに対応させた2つの作動モードを有する。したがって、第1潜水段階で、すなわち、最大残り時間がまだゼロでない時、アラームの第1作動モードを用いることができる。この場合、機能は第1実施形態に関連して述べたものと同様である、すなわち、第1周波数で、または第1シーケンスに従って発生した可聴信号によって、残り時間が所定の閾値を超えたことをダイバに警告する。第2潜水段階で、すなわち、上昇中に減圧ステージが必要であるがまだ開始されていない時、第2作動モードを用いることができる。この場合、進行中の潜水のパラメータは、6メートル深さでステージを実施する必要が差し迫っており、たとえば、残された時間が2分未満である時、コントローラ回路21がブザー28を制御して、可聴信号を第2周波数で、または第2シーケンスに従って発生することによって、上昇の危険性をダイバに警告することができる。そのような状況では、恐らくは代替としてであるが、好ましくは補助的に、進行中の潜水のパラメータが、6メートル深さでステージを実施する必要が差し迫っているようなものである時、時針13を直接的に第2ゾーン102の端部に位置させることも、同様に可能である。これにより、ダイバは、直ちに上昇しなければならないことがわかり、危険が去れば、すなわち、6メートルでステージを実施する必要が生じる前の残り時間が妥当な値に戻った時、時針13はステージの時間を表示する初期機能に戻る。
 以上の説明は、本発明の好適な実施形態に対応するが、いずれにしても、特に時計について記載した構造、記載された機能、用いられた制御素子の性質及び数、使用する色、さらには目盛りの配置に関連するものに関して、制限しないものと見なされるべきである。さらに具体的に言うと、潜水モードでの表示の人間工学に関するものにおいて、読取りの時点でのある針と特定の表示ゾーンとの関連付けが、それぞれの外観を同様にした時に容易になり、本出願に記載されているような同一色の選択は、非制限的な実現例であることに注意されたい。特に、文字盤を照明付きにすることができ、変更例では、たとえば、第2針を設けることが考えられる。同様に、本発明は、上記の作動モードや、上記のモード間での可能な切り換えに制限されず、これらのパラメータは、コントローラ回路を適当にプログラムすることによって変更することができる。当該技術分野の専門家であれば、本発明に従った時計の機能を個々の要求に適応させることに特に困らないであろう。
本発明の第1実施形態に従った潜水時計の正面図である。 本発明に従った潜水時計の電気回路の線図である。 本発明の第2実施形態に従った潜水時計の正面図である。
符号の説明
 1、100 潜水時計
 2 ケース
 4 文字盤
 8 第1目盛りの第1部分
 9 第1目盛りの第2部分
 13 時針
 14 分針
 20 電子回路
 23 圧力センサ

Claims (16)

  1.  文字盤(4)で覆われた時計ムーブメントを収容している密封ケース(2)を有しており、時間表示に対応した少なくとも第1目盛り(8,9)を有し、前記時計ムーブメントは、少なくとも第1(13)および第2(14)アナログ表示機構を制御するモータ手段用の時間信号を発生することができる電子回路(20)を有しており、前記アナログ表示機構は、前記文字盤(4)の上方に配置されて、時間モードと呼ばれる第1作動モードにおいて現在時間を表示することができ、さらに、周囲圧力を表す電気信号を発生して、該信号を前記電子回路(20)に送ることができる圧力センサ(23)を有しており、潜水行動に関するデータを表示する少なくとも第2作動モードを有する電子潜水時計(1、100)であって、前記表示機構(13,14)の少なくとも1つによって時間表示(8,9)に対応した前記第1目盛りとの関係で、潜水行動に関する前記データの表示を行うことと、潜水に関する前記データが、上昇中に減圧ステージを実施する必要が生じる前に時計のユーザが現在の潜水を継続することができる最大残り時間を表すことと、前記第1表示機構がさらに、前記残り時間を表示するために前記第1目盛り(8,9)に対して反時計回りに移動できるように構成されていることとを特徴とする潜水時計。
  2.  前記電子回路(20)には、前記最大残り時間を超えた場合に1回のステージをユーザが実施するように定めて、第2目盛り(102)との関係で該ステージの時間を表示できるように、第1表示機構(13)を制御することができる手段が含まれていることを特徴とする請求項1に記載の潜水時計(100)。
  3.  潜水行為に関する前記データはさらに、瞬時深さを表し、該瞬時深さの表示は、前記第2表示機構(14)によって前記第1目盛り(8,9)との関係で行われ、また、前記第2表示機構(14)は、反時計回り方向にも移動できるように構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の潜水時計(1,100)。
  4.  前記文字盤(4)には、それぞれ異なった視覚的外観を有する少なくとも第1(10,101)及び第2(11,102)ゾーンに分割されている分単位の第2目盛りが付けられている請求項1ないし3のいずれかに記載の潜水時計(1,100)。
  5.  さらに、前記第2目盛りに第3ゾーンを有しており、前記第1ゾーン(10)は好ましくは、反時計回り方向に前記第1目盛りの59分の表示に対応する位置から文字盤(4)の円周の少なくとも2/3にわたって延びる一方、前記第2ゾーン(11)は、前記第1ゾーンの補完部分の、前記第1目盛りの1分の表示に対応する位置までに定められて、好ましくはオレンジ色であり、前記第1ゾーン(10)は、異なった色であり、前記第3ゾーンは、前記第1目盛りのそれぞれ1分及び59分の表示に対応する位置間にあって、好ましくは第3色であり、前記第1表示機構(13)との関係で、前記最大残り時間がゼロ値に達したことを表示することができることを特徴とする請求項4に記載の潜水時計(1)。
  6.  ユーザが所定深さまで、好ましくは5メートル程度の深さまで上昇した時、所定時間、好ましくは3分間程度のカウントダウンの表示が、前記第1機構すなわち時針(13)によって前記第1目盛り(8,9)との関係で自動的に行われることを特徴とする先行の請求項のいずれかに記載の潜水時計(1)。
  7.  前記第1ゾーン(101)は好ましくは、時計回り方向に前記第1目盛りの59分の表示に対応する位置から文字盤(4)の円周の少なくとも3/4にわたって延びており、前記最大残り時間が前記第1ゾーン(101)の終端に表示された時間より短くなった時点から開始して、減圧ステージを実施する必要が生じる前の最大残り時間を前記時針(13)との関係で表示する一方、前記第2ゾーン(102)は、全周における前記第1ゾーン(101)の補完部分によって定められ、該第2ゾーン(102)には、前記最大残り時間を超えた場合に、所定深さでユーザが実施すべき1回のステージの時間を前記時針(13)との関係で表示する分単位の補助目盛り(105)が付けられていることを特徴とする請求項4に記載の潜水時計(100)。
  8.  前記第2目盛りは、中心が12時の位置にあって4分未満の範囲に延びており、好ましくは緑色の第3ゾーン(103)を有しており、したがって、前記2つの第1及び第2ゾーン(101,102)の対応端部がずれており、前記第3ゾーン(103)は、実施すべき減圧ステージが終了して、時計のユーザがまったく安全に再浮上を開始できることを前記時針(13)との関係で表示することができることを特徴とする請求項7に記載の潜水時計(100)。
  9.  前記電子回路(20)によって移動が検出される少なくとも1つの制御部材(7)を有しており、また、潜水作動モードにおいて、前記制御部材(7)の作動に応答して、現在の潜水の経過時間の表示を前記第1機構(13)によって行う一方、現在の潜水中に到達した最大深さの表示を前記第2表示機構(14)によって行う手段が設けられていることを特徴とする先行の請求項のいずれかに記載の潜水時計。
  10.  メモリ手段と、前記電子回路(20)によって移動が検出される少なくとも1つの制御部材(7)とを有しており、また、時間作動モードにおいて、前記制御部材(7)の第1作動に応答して、直前に実施された潜水の合計時間の表示が前記第1機構(13)によって行われる一方、該直前の潜水中に到達した最大深さの表示が、前記第2表示機構(14)によって前記第1目盛り(8,9)との関係で行われることを特徴とする先行の請求項のいずれかに記載の潜水時計。
  11.  前記制御部材(7)の所定順序の作動に応答して、第3作動モード、すなわち、履歴モードを作動させることができるようにする手段が設けられており、該モードでは、前記表示機構(13,14)の各々が、直前の潜水のパラメータに適応した時間及び深さの尺度で、直前の潜水におけるその挙動を再現することを特徴とする請求項10に記載の潜水時計。
  12.  最大到達深さが6メートルを超えない潜水の場合、履歴モードにおける前記第2表示機構(14)の挙動は、第1目盛りによって与えられる表示が、前記第2表示機構(14)によって実際に表示される深さの10倍に対応するようにして再現されることを特徴とする請求項11に記載の潜水時計。
  13.  前記メモリ手段は、少なくとも直前の2回の潜水中に得られた測定値を記憶して、これらを時系列的順位で分類することができ、また、前記測定値の表示に先だって、前記表示機構(13、14)が前記第1目盛り(8,9)と向き合って重なって、対応の潜水の順位を表示できるようにする補助手段が設けられており、前記制御部材(7)への作用によって、次の潜水に切り換えることができることを特徴とする請求項10ないし12のいずれかに記載の潜水時計。
  14.  潜水の開始を検出して、潜水モードを自動的に作動させる手段が設けられていることを特徴とする先行の請求項のいずれかに記載の潜水時計。
  15.  文字盤(4)で覆われた時計ムーブメントを収容している密封ケース(2)を有しており、時間表示に対応した少なくとも第1目盛り(8,9)を有し、前記時計ムーブメントは、少なくとも第1(13)および第2(14)アナログ表示機構を制御するモータ手段用の時間信号を発生することができる電子回路(20)を有しており、前記アナログ表示機構は、前記文字盤(4)の上方に配置されて、時間モードと呼ばれる第1作動モードにおいて現在時間を表示することができ、さらに、周囲圧力を表す電気信号を発生して、該信号を前記電子回路(20)に送ることができる圧力センサ(23)を有しており、潜水行動に関するデータを表示する少なくとも第2作動モードを有する電子潜水時計(1)で潜水行動に関するデータを表示する方法であって、潜水に関する前記データが、上昇中に減圧ステージを実施する必要が生じる前に時計のユーザが現在の潜水を継続することができる最大残り時間を表すことと、前記第1及び第2表示機構が、前記時間作動モードにおいてそれぞれ時(13)及び分(14)を示す針であり、また、前記第1目盛り(8,9)は、特に分表示を有しており、また、潜水モードへの切り換え時に、前記時針(13)が最初は所定位置にあり、また、前記最大残り時間が前記所定位置に対応した時間より短くなった時点から、前記時針(13)が、最初は反時計回り方向に回転を開始して、各瞬時における前記残り時間を前記第1目盛り(8,9)との関係で表示できるようにしたことを特徴とする方法。
  16.  前記最大残り時間がゼロ値に達した後、前記時針(13)は、上昇中に所定深さで実施すべき減圧ステージの時間を補助目盛り(102)との関係で表示することを特徴とする請求項15に記載の方法。
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JP2009156868A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Eta Sa Manufacture Horlogere Suisse 披瀝表示機能を有しセンサの測定値に基づいて変数を表示する携帯電子機器

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