JP2004100686A - ガスタービン及びその抽気方法 - Google Patents

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    • F02C7/18Cooling of plants characterised by cooling medium the medium being gaseous, e.g. air

Abstract

【課題】TOBIノズルからシールディスクに抽気を旋回流として供給する構造において、旋回流による動力向上を効果的に発揮することが可能なガスタービンの提供を課題とする。
【解決手段】各TOBIノズル39及び各ディスクホール34a間の流路を迂回して、シール空気Sをシール空気供給流路50に供給するシール空気バイパス流路55を備える構成を採用した。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、燃焼器からの燃焼ガスによって回転駆動されるガスタービンに関し、特に、TOBIノズル(Tangential OnBoard Injection Nozzle)からロータディスクへの抽気による動力向上を効果的に発揮することができるガスタービンに関する。
【0002】
【従来の技術】
ガスタービンプラントにおいては、圧縮機からの圧縮空気を燃焼器に導き、燃料とともに燃焼させて発生した高温ガスを、ガスタービンに導いて該ガスタービンを駆動する。そして、この時、前記圧縮空気の一部を抽気として冷却器に導入し、冷却させた後、今度はガスタービン側の静翼及び動翼に導き、これら動翼及び静翼の冷却や、これら動翼及び静翼間のシール空気として用いる構成が一般的である。
従来のガスタービンにおける、静翼及び動翼の第1段ユニットへの抽気構造の一例を、図4を参照しながら以下に説明する。なお、同図は、第1段ユニットへの抽気流路を示す部分断面図であり、紙面左側に図示されない圧縮機がガスタービンと同軸に配置されている。
【0003】
同図において、符号1は第1段動翼、符号2は第1段静翼を示している。第1段動翼1は、前記圧縮機と同軸をなすロータディスク3の周囲に複数枚が環状配置されており、前記圧縮機からの燃焼ガスHFを受けることにより、第1段ロータディスク3を回転させるようになっている。また、第1段静翼2は、車室側に、第1段ロータディスク3と同軸をなすように複数枚が環状配置されている。そして、これら第1段動翼1及び第1段ロータディスク3及び第1段静翼2を備えて、第1段ユニット4が構成されている。そして、この第1段ユニット4の上流側には、シールディスク7が同軸に接続されている。このシールディスク7には、上流側からの抽気を、第1段ユニット4に向かって通す貫通孔であるディスクホール7aが、その軸線を中心として互いに等角度間隔をおいて複数形成されている。
【0004】
同図の符号5は、前記冷却器からの冷却後の抽気f1を取り込む抽気室であり、該抽気室5内に取り込まれた抽気f1が、シールディスク7の各ディスクホール7aを通って第1段ロータディスク3内に供給されるようになっている。そして、この抽気f1は、さらに各第1段動翼1内へと導かれて、これら第1段動翼1を内側から冷却するものとなっている。なお、抽気室5からの吐出口には、前記軸線を中心として複数のTOBIノズル(Tangential OnBoard Injection Nozzle)10が形成されており、シールディスク7の回転方向に沿って抽気f1を吐出することができるようになっている。各TOBIノズル10を装備して抽気f1をこのような旋回流とすることにより、ポンピングロスの低減を図っている。
また、同図の符号f2は、前記圧縮機からのシール空気であり、ラビリンスシール8a,8b,8c及びブラシシール9を通過した後、さらに各TOBIノズル10の吐出出口を横切り、ブラシシール12及びラビリンスシール13a,13bを通過して、第1段動翼1及び第1段静翼2間の間隙Cに供給されるようになっている。そして、間隙Cに供給されたシール空気f2は、前記燃焼ガスHFが間隙Cを通って内部に侵入するのを防止している。なお、同様のシール構造については、例えば下記特許文献1にも開示されている。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−59401号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、この従来のガスタービンは、以下に説明する問題を有していた。
すなわち、前記圧縮機から前記間隙Cに向かう途中のシール空気f2が、各TOBIノズル10からシールディスク7に向かって吐出される抽気f1の旋回流れに干渉してしまうため、その周方向速度成分が減速されてしまうという問題である。この周方向速度成分の減速は、ポンピングロスの増加を招くこととなり、せっかく各TOBIノズル10を備えた効果を損なうことになる。すなわち、ガスタービンの動力が損なわれることになる。
【0007】
そこで、周方向速度成分の減速を予め見越して、各TOBIノズル10の傾斜角をよりきつくして更に周方向速度成分を速めておくことも考えられる。しかしながら、周方向速度成分を高めることは、各TOBIノズル10の出口圧を下げてしまうことになる。すると、各TOBIノズル10の出口圧と、前記燃焼ガスHFの圧力との圧力差が小さくなり、シール空気f2の流量が減ってしまい、前記間隙Cにおけるシール構造が正常に機能しなくなる恐れがある。この間隙Cからの燃焼ガスHFの侵入は、各第1段動翼1を回転させるための動力の減少につながるため、やはり、ガスタービンの動力を損なうことになる。
以上説明のように、ガスタービンの動力を高めるために、シールディスク7を貫通して流れる流れに周方向速度成分を付与しようとすると、かえって動力を落としてしまう問題が生じてしまうことになる。
【0008】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、TOBIノズルからシールディスクに抽気を旋回流として供給する構造において、旋回流による動力向上を効果的に発揮することが可能なガスタービンの提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
すなわち、請求項1に記載のガスタービンは、車室側に環状配置された複数枚の静翼と、これら静翼に隣接するロータディスク側に環状配置された複数枚の動翼と、前記ロータディスクの上流側に同軸に接続されたシールディスクと、取り込んだ抽気を、前記シールディスクと同一回転方向に回転する旋回流としてから、前記シールディスクに供給する第1のTOBIノズル(Tangential OnBoard Injection Nozzle)と、該第1のTOBIノズルの吐出口に連通し、シール空気を前記静翼及び前記動翼間に向かって供給するシール空気供給流路とを備え、前記シールディスクに、前記旋回流を挿通させるディスクホールが形成されているガスタービンにおいて、前記第1のTOBIノズル及び前記ディスクホール間の流路を迂回して、前記シール空気を前記シール空気供給流路に供給するシール空気バイパス流路が備えられていることを特徴とする。
【0010】
上記請求項1に記載のガスタービンによれば、静翼及び動翼間に向かうシール空気が、シール空気バイパス流路を通って流れるようになっているため、第1のTOBIノズルから吐出された旋回流が、シール空気の干渉を受けないようになっている。これにより、旋回流は、その周方向速度成分を維持したまま、ディスクホールへと供給され、シールディスクの回転力をアシストして加速させる。
【0011】
請求項2に記載のガスタービンは、請求項1に記載のガスタービンにおいて、前記静翼及び前記動翼間に、二重シール構造が備えられていることを特徴とする。
【0012】
上記請求項2に記載のガスタービンによれば、第1のTOBIノズルによる旋回流の形成は、第1のTOBIノズルの吐出出口における静圧を下げ、シール空気の供給流量を減らすことになる。これに対し、本発明では、静翼及び動翼間の間隙に二重シール構造を採用しているため、少ないシール空気流量でも確実に燃焼ガスの侵入を防止できるようになっている。
【0013】
請求項3に記載のガスタービンは、請求項1または請求項2に記載のガスタービンにおいて、前記抽気の一部を取り込んで旋回流を形成し、前記シール空気バイパス流路に向かう前記シール空気の流量を制限する第2のTOBIノズルが備えられていることを特徴とする。
【0014】
上記請求項3に記載のガスタービンによれば、上流側から下流側のシール空気バイパス流路に向かって流れるシール空気は、第2のTOBIノズル(Tangential OnBoard Injection Nozzle)によって形成される旋回流を通過する際に、その流量が、旋回流の下流側で一定となるように絞られる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明のガスタービンの一実施形態を、図1〜図3を参照しながら以下に説明するが、本発明がこれのみに限定解釈されるものでないことは勿論である。ここで、図1は、本実施形態のガスタービンを示す図であって、第1段ユニットへの抽気流路を示す部分断面図である。また、図2は、同ガスタービンの同部分の要部を示す図であって、図1のA部拡大図である。また、図3は、同ガスタービンの同部分の他の要部を示す図であって、図1のB−B矢視図である。
なお、以下の説明においては、シール空気S及び抽気F1の流れ方向上流側(図1の紙面左側)を「上流側」とし、流れ方向下流側(図1の紙面右側)を「下流側」として説明を行うものとする。また、シールディスク34及び第1段ロータディスク32を含む回転体の回転軸線方向(図1の紙面左右方向)を「軸線方向」として説明を行うものとする。
【0016】
図1に示すように、本実施形態のガスタービンには、車室側に環状配置された各第1段静翼31(静翼)と、これら第1段静翼31に隣接する第1段ロータディスク32(ロータディスク)と、該第1段ロータディスク32の周囲に環状配置された各第1段動翼33(動翼)とを有する第1段ユニット30が備えられている。なお、この第1段ユニット30の下流側には、同様の構成を有する第2段ユニット、第3段ユニット等(図示省略)が、同軸に接続されているため、軸線方向に各段の静翼と動翼が交互に配置されるようになっている。
【0017】
各第1段動翼33は、第1段ロータディスク32の周囲に複数枚が配置されており、図示されない燃焼器からの燃焼ガスを受けることにより、第1段ロータディスク33を回転駆動するようになっている。また、各第1段静翼31は、車室側の内部に、第1段ロータディスク32と同軸をなすように複数枚が環状配置されている。
第1段ロータディスク32を含む各段のロータディスクは、互いに同軸に重ね合わされて1本のロータをなしており、シールディスク34及び接続ロータ35を介して、その上流側に配置された圧縮機(図示せず)のロータに対して同軸に接続されている。
【0018】
同図の符号36は、前記圧縮機から取り出された抽気を、図示されない冷却器を通して冷却した後に取り込む抽気室であり、各第1段静翼31の内側シュラウド31aの内周側に固定された第1隔壁37と、該第1隔壁37のさらに内周側に保持された第2隔壁38との間に形成された環状空間として形成されている。第1隔壁37には、各ロータディスクの回転軸線を中心として複数の抽気導入孔(図示せず)が形成されており、これら抽気導入孔を介して前記冷却器からの抽気F1を抽気室36内に導入するようになっている。
【0019】
第2隔壁38は、シールディスク34及び接続ロータ35の周囲に同軸に配置された環状部品であり、前記第1隔壁37の内部に静止状態に保持されている。また、この第2隔壁38の内周面側には、その幅方向(軸線方向)の中央位置に、複数のTOBIノズル39(”TOBI”=”Tangential OnBoard Injection(TOBI) Nozzle”。第1のTOBIノズル。)が環状配置されている。そして、第2隔壁38の内周面の、各TOBIノズル39の位置よりも上流側には、ブラシシール40,41と、ラビリンスシール42とが固定され、さらにその上流側には、抽気室36内の抽気F1の一部を取り込んで旋回流を形成し、接続ロータ35の外周面に向かって吹き付けるTOBIノズル43(”TOBI”=”Tangential OnBoard Injection (TOBI) Nozzle”。第2のTOBIノズル)が固定されている。一方、第2隔壁38の内周面の、各TOBIノズル39の位置よりも下流側には、ブラシシール44と一対のラビリンスシール45,46が固定されている。
【0020】
前記シールディスク34は、第1段ロータディスク32と接続ロータ35との間に接続されたロータディスクであり、その回転軸線を中心とした周方向に複数のディスクホール34aが互いに等角度間隔をおいて形成されている。これらディスクホール34aは、前記回転軸線を中心とした半径方向の位置が、前記各TOBIノズル39の吐出口の中心と一致し、なおかつ、前記回転軸線に平行をなす貫通孔となっている。
【0021】
そして、これらディスクホール34aを通過した後の抽気F1は、第1段ユニット30以降の各段のロータディスクに形成された各ディスクホールを通過して、後段の動翼に通され、これら動翼を内側から冷却するようになっている。すなわち、例えば第1段ユニット30の場合には、各ディスクホール34aを通過した抽気F1のうちの一部が、第1段ロータディスク32のラジアルホール32aを通ってから各第1段動翼33の内部に形成された流路(図示せず)へと導入され、各第1段動翼33を冷却する。一方、各ディスクホール34aを通過した後の抽気F1のうち、第1段ロータディスク32のディスクホール32bを通過したものは、第2段ユニットを含む後段ユニット(図示せず)の冷却に用いられる。
【0022】
前記ラジアルホール32aは、第1段ロータディスク32の半径方向に向かって形成された複数の流路であり、第1段ロータディスク32の軸心を中心として互いに等角度間隔をおいて形成されている。また、これらラジアルホール32aを経て各第1段動翼33に向かう抽気F1の流量は、第1段ロータディスク32に装備されたオリフィス板32cによって一定流量になるように調整されている。なお、オリフィス板32cには、流量調整を行うための図示されないオリフィスが複数穿設されている。本実施形態では、抽気F1を旋回流としている関係上、供給圧が低くなっており、これを補うために、前記オリフィスの孔径が、従来構造よりも大きめになっている(必要に応じて、オリフィス板32cそのものを省いた構造にすることも可能である。)。同様の理由により、各ラジアルホール32aも、その孔径が従来に比較して大きめとされている。
【0023】
前記各ディスクホール32bは、第1段ロータディスク32の回転軸線を中心とした半径方向の位置が、各ラジアルホール32aの中心と一致し、なおかつ、前記回転軸線に平行をなす貫通孔となっている。同様のディスクホールが後段の各ロータディスクにもそれぞれ形成されており、各段で孔径が異なるものとなっている。これにより、各段毎に、動翼に供給される冷却用の抽気F1の流量が自動的に調整されるようになっている。
【0024】
なお、符号Sは、前記燃焼ガスが第1段動翼33及び第1段静翼31間の間隙を通って内部に侵入するのを防止するためのシール空気であり、前記圧縮機から供給されるようになっている。このシール空気Sは、前記各TOBIノズル39の吐出口に連通し、シール空気Sを前記間隙に向かって供給するシール空気供給流路50を通るようになっている。このシール空気供給流路50は、シールディスク34の外周面及び第2隔壁38の内周面間に形成される隙間流路と、第1段ロータディスク32及び第1隔壁37間に形成される隙間流路とを備えて形成されている。
【0025】
そして、本実施形態のガスタービンは、前記各TOBIノズル39の吐出口と、これら吐出口に対向する各ディスクホール32bとの間の流路を迂回して、前記シール空気Sを前記シール空気供給流路50に供給するシール空気バイパス流路55と、第1段動翼33及び第1段静翼31間の間隙に配置された二重シール構造56とを備えたことが、特徴のひとつとなっている。
【0026】
シール空気バイパス流路55は、前記圧縮機から供給され、各TOBIノズル43及びブラシシール40及びラビリンスシール42を経た後のシール空気Sを、内部に取り込んで、シール空気供給流路50へと導く配管であり、複数本が、シールディスク34の回転軸線を中心として互いに等角度間隔をおいて配管されている。
【0027】
二重シール構造56は、図2に示すように、第1段動翼33の内側シュラウド33aの上流側端部に形成された2つの突起56a,56bと、これら突起56a,56bのそれぞれに摺接し、第1段隔壁37側に固定された2つのシール部材56c,56dとを備えて構成されている。
シール部材56cは、前記内側シュラウド31aの下流側端部に固定され、また、シール部材56dは、第1隔壁37の下流側端部に固定されている。そして、これらシール部材56c,56dと、突起56a,56bとを、互いに噛み合うように交互に配置することにより、複数の曲がり流路が形成されている。この曲がり流路は、突起56b及びシール部材56dからなる1段目のシール構造と、突起56a及びシール部材56cからなる2段目のシール構造との二重構造であるため、単体のシール構造に比較して、少ない流量のシール空気Sでも効果的に間隙をシールすることが出来るようになっている。
【0028】
また、本実施形態のガスタービンは、前記TOBIノズル43を装備した点も、特徴のひとつとなっている。このTOBIノズル43は、図3に示すように、第2隔壁38内に設けられ、抽気室36と接続ロータ35の外周面と第2隔壁38の内周面との間に形成されたシール空気Sの流路とを連通させるように形成されている。
このTOBIノズル43は、接続ロータ35の回転軸線を中心として複数が互いに等角度間隔をおいて配置されている。そして、これらTOBIノズル43によれば、前記抽気室36内に取り込まれた抽気F1のうちの一部が、絞りにより加速されて接続ロータ35外周面に向かって吐出される。このようにして吐出された抽気F1は、接続ロータ35の周囲にリング状の旋回流を形成するため、前記圧縮機からこの旋回流を通過して各シール空気バイパス流路50に向かうシール空気Sの流量を制限し、過大になるのを防ぐことができるようになっている。
【0029】
以上説明の構成を有する本実施形態のガスタービン内における抽気F1の流れと、シール空気Sの流れとについて、以下に説明する。
まず、抽気F1の流れについて説明する。抽気室36内に取り込まれた抽気F1は、前記各TOBIノズル39を通ることで旋回流を形成し、そのままシールディスク34へと吐出されていく。このようにして吐出されたシール空気Sは、シールディスク34の回転方向と同一方向に回転する旋回流となっているため、各ディスクホール34aを通過する際にシールディスク34の回転力をアシストして加速させる。この時の各TOBIノズル39から旋回流は、シール空気Sの干渉を受けないため、その周方向速度成分を維持することができるようになっている。
【0030】
この時、各TOBIノズル39による旋回流の形成は、各TOBIノズル39の吐出出口における静圧を下げることになるが、本実施形態では、上述のように、第1段静翼31及び第1段動翼33間の間隙に二重シール構造56を採用しているため、少ないシール空気流量でも確実に燃焼ガスの侵入を防止できるようになっている。
そして、各ディスクホール34aを通過した後の抽気F1のうちの一部は、各ラジアルホール32aを通ってからオリフィス板32cを通過する際に流量が絞られ、冷却流体として第1段動翼33の内部に供給されていく。また、各ディスクホール32bを通過した抽気F1の流れは、後段の動翼の冷却へと供されていく。
【0031】
一方、抽気室36内に取り込まれた抽気F1のうち、各TOBIノズル43から吐出されたものは、接続ロータ35の周囲に同一方向に回転する旋回流を形成し、シール空気Sの流量が過大となるのを制限する。
【0032】
続いて、シール空気Sの流れについて説明する。前記圧縮機からのシール空気Sは、各TOBIノズル43から吐出される旋回流によって適切な流量に絞られた後、今度はブラシシール40及びラビリンスシール42を経て、各シール空気バイパス流路55内に導入される。
そして、これらシール空気バイパス流路55から吐出されたシール空気Sは、今度はブラシシール44及びラビリンスシール45,46を経てシール空気供給流路50内に導入されてから、各第1段動翼33及び各第1段静翼31間の間隙へと供給され、前記間隙をシールする。
【0033】
以上説明の本実施形態のガスタービンは、各TOBIノズル39及び各ディスクホール34a間の流路を迂回して、シール空気Sをシール空気供給流路50に供給する各シール空気バイパス流路55と、第1段静翼31及び第1段動翼33間の間隙に配置した二重シール構造56とを備える構成を採用した。この構成によれば、各TOBIノズル39から各ディスクホール34aに向かって吐出される旋回流が、シール空気Sの干渉を受けないため、その周方向回転速度を維持することができるようになる。これにより、旋回流がシールディスク34をより速く回転させる駆動源として効果的に機能するため、ガスタービンの動力を向上させることが可能となる。なおかつ、第1段静翼31及び第1段動翼33間の間隙に二重シール構造56を装備したことにより、この間隙からの燃焼ガスの侵入を確実に防止することができるようになるので、各TOBIノズル39の出口での静圧が下がったことによるシール空気Sの流量低下を、補うことも可能となっている。
このように、動力のロスが生じないことから、ガスタービンに接続された発電機(図示せず)の発電能力を低下させる恐れを防ぐことも可能となる。
【0034】
また、本実施形態のガスタービンは、抽気F1の一部を取り込んで旋回流を形成し、各シール空気バイパス流路55に向かうシール空気Sの流量を制限する各TOBIノズル43を備える構成を採用した。この構成によれば、シール空気Sの流量が過大になるのを防ぐことができるので、ガスタービンの回転効率をより向上させることが可能となる。
【0035】
【発明の効果】
本発明の請求項1に記載のガスタービンは、第1のTOBIノズル及びディスクホール間の流路を迂回して、シール空気をシール空気供給流路に供給するシール空気バイパス流路を備える構成を採用した。この構成によれば、第1のTOBIノズルからシールディスクに向かって吐出される旋回流が、シール空気の干渉を受けないため、その周方向回転速度を維持することができるようになる。これにより、旋回流がシールディスクをより速く回転させる駆動源として効果的に機能するため、ガスタービンの動力を向上させることが可能となる。
【0036】
また、請求項2に記載のガスタービンは、請求項1に記載のガスタービンにおいて、静翼及び動翼間に二重シール構造を装備したことにより、この間隙からの燃焼ガスの侵入を確実に防止することができるようになるので、第1のTOBIノズル出口での静圧が下がったことによるシール空気流量の低下を補うことが可能となる。
【0037】
また、請求項3に記載のガスタービンは、抽気の一部を取り込んで旋回流を形成し、シール空気バイパス流路に向かうシール空気の流量を制限する第2のTOBIノズルを備える構成を採用した。この構成によれば、シール空気の流量が過大になるのを防ぐことができるので、ガスタービンの回転効率をより向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガスタービンの一実施形態を示す図であって、第1段ユニットへの抽気流路を示す部分断面図である。
【図2】同ガスタービンの同部分の要部を示す図であって、図1のA部拡大図である。
【図3】同ガスタービンの同部分の他の要部を示す図であって、図1のB−B矢視図である。
【図4】従来のガスタービンの一実施形態を示す図であって、第1段ユニットへの抽気流路を示す部分断面図である。
【符号の説明】
31・・・第1段静翼(静翼)
32・・・第1段ロータディスク(ロータディスク)
33・・・第1段動翼(動翼)
34・・・シールディスク
34a・・・ディスクホール
39・・・TOBIノズル(第1のTOBIノズル)
43・・・TOBIノズル(第2のTOBIノズル)
50・・・シール空気供給流路
55・・・シール空気バイパス流路
56・・・二重シール構造
F1・・・抽気
S・・・シール空気

Claims (3)

  1. 車室側に環状配置された複数枚の静翼と、これら静翼に隣接するロータディスク側に環状配置された複数枚の動翼と、前記ロータディスクの上流側に同軸に接続されたシールディスクと、取り込んだ抽気を、前記シールディスクと同一回転方向に回転する旋回流としてから、前記シールディスクに供給する第1のTOBIノズルと、該第1のTOBIノズルの吐出口に連通し、シール空気を前記静翼及び前記動翼間に向かって供給するシール空気供給流路とを備え、
    前記シールディスクに、前記旋回流を挿通させるディスクホールが形成されているガスタービンにおいて、
    前記第1のTOBIノズル及び前記ディスクホール間の流路を迂回して、前記シール空気を前記シール空気供給流路に供給するシール空気バイパス流路が備えられていることを特徴とするガスタービン。
  2. 請求項1に記載のガスタービンにおいて、
    前記静翼及び前記動翼間には、二重シール構造が備えられていることを特徴とするガスタービン。
  3. 請求項1または請求項2に記載のガスタービンにおいて、
    前記抽気の一部を取り込んで旋回流を形成し、前記シール空気バイパス流路に向かう前記シール空気の流量を制限する第2のTOBIノズルが備えられていることを特徴とするガスタービン。
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