JP2004098989A

JP2004098989A - Body cover/seat lock installation structure of scooter type vehicle

Info

Publication number: JP2004098989A
Application number: JP2002267271A
Authority: JP
Inventors: Yoshiki Mizukura; 水庫　由喜; Hiroyuki Sako; 迫　裕之
Original assignee: Honda Motor Co Ltd
Current assignee: Honda Motor Co Ltd
Priority date: 2002-09-12
Filing date: 2002-09-12
Publication date: 2004-04-02
Anticipated expiration: 2022-09-12
Also published as: ITTO20030661A1; TWI226295B; KR100551749B1; BR0303443B1; CA2439518A1; BR0303443A; ES2242506A1; MXPA03008009A; KR20040024459A; JP3886873B2; ES2242506B1; CA2439518C; CN1495084A; TW200406332A; CN1220606C

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To reduce trouble in assembling of a seat catch and to prevent mischief on the seat catch. <P>SOLUTION: In this body cover/seat lock installation structure for a scooter type vehicle, a box part having front/rear walls and right/left walls is provided to a hinge bracket as a part oscillating together with a rear cover 34 of a cover hinge 33, and a seat catch operation rod 86 storing the seat catch 85 in the box part, engaging with a seat hook extended from rear part lower surface of a seat 23 by the seat catch and being extended from the seat catch is supported by the rear wall. By storing the seat catch in the hinge bracket of the cover hinge, it can be integrally structured. Thus, a load for assembling can be reduced. Since the seat catch is stored in the box part, mischief on the seat catch can be prevented. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は車体カバーと車体カバーの上部のシートを一体的に上下に開閉可能にしたスクータ型車両の車体カバー・シートロック取付構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来のスクータ型車両では、車体フレームにシートキャッチを設け、このシートキャッチによりシートを車体フレームにロックするシートロック構造を採用している（例えば、特許文献１参照。）。
【０００３】
【特許文献１】
特開２００２−２９４７３公報　（第２頁、図１）
【０００４】
特許文献１を図面を参照の上、詳しく説明する。
図１０は従来のスクータ型車両の左側面図である（特許文献１の図１を写したもの。）。
従来のスクータ型車両は、車体フレーム１１の後部にリヤカバー３４の後部をヒンジ３３で上下に開閉可能に取り付けるとともに、リヤカバー３４上の前部にシート２３をシートヒンジで上下に開閉可能に取り付けたもので、リヤカバー３４を上に開けると、シート２３およびラゲッジボックス２２がともに上昇するため、簡単にエンジンを見ることができる。なお、エンジンの修理等でリヤカバー３４（ボディユニット３６）を取り外すこともある。次図でリヤカバー３４の取り外しを簡単に説明する。
【０００５】
図１１は従来のリヤカバーの着脱要領説明図であり、リヤカバー３４（符号は公報記載のものを流用した。以下同様。）を車体フレーム１１から取り外した状態を示す。
このようにリヤカバー３４（ボディユニット３６）を取り外す場合には、まず、リヤカバー３４に嵌合したキーシリンダ１０１（３桁の符号は新規に記載した。）にキー１０２を差し込みシートキャッチ１０３のロックを解除し、シート２３を上に開け、各ボルト９１，９２を外してリヤカバー３４を取り外す。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
従来のスクータ型車両では、車体フレーム１１上に設けたシートキャッチ１０３は、キーシリンダ１０１との間に取り付けたケーブル１０４を引くことで作動する。このケーブル１０４はリヤカバー３４と車体フレーム１１側との間に掛け渡す必要がある。そのため、リヤカバー３４（ボディユニット３６）を取り外す際には、ケーブル１０４を一旦取り外す必要がある。そして、リヤカバー３４を車体フレーム１１に取り付けた後に、再びケーブル１０４を取り付ける必要があり、ケーブル１０４の着脱に手間がかかる。
【０００７】
また、スクータ型車両のシートキャッチ１０３を工場で組み付ける際に、ケーブル１０４の取り付けに手間がかかり、生産効率の向上を図り難かった。
さらに、いたずら防止用として、シートキャッチ１０３の周囲に保護カバーを設けるものもあった。
【０００８】
そこで、本発明の目的は、シートキャッチの組み付けの手間を省き、シートキャッチに対するいたずらの防止を図るスクータ型車両の車体カバー・シートロック取付構造を提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項１は、シート下方にエンジンを配置し、このエンジンを車体カバーで囲い、この車体カバーの上部をシートで覆い、このシートの前部をシートヒンジで車体カバーに連結することでシートを上下に開閉可能にするとともに、車体カバーの後部をカバーヒンジで車体フレームに連結することで車体カバーを上下に開閉可能にしたスクータ型車両において、カバーヒンジのうち、車体カバーとともに揺動する部分に前・後および左・右壁を有するボックス部を設け、このボックス部にシートキャッチを収納し、このシートキャッチでシートの後部下面から延ばしたシートフックに噛合わせるようにし、シートキャッチから延ばすシートキャッチ操作ロッドを後壁で支持させるようにしたことを特徴とする。
【００１０】
カバーヒンジのうち、車体カバーとともに揺動する部分にボックス部を設け、このボックス部にシートキャッチを収納したので、生産ラインでの組み付けに際しては、カバーヒンジを組み付けるだけでよく、シートキャッチの組み付けの手間を省ける。
また、車体カバーを取り外す際には、シートキャッチから取り外すケーブルなどの部品が存在せず、手間がかからない。
【００１１】
さらに、シートキャッチを、前・後および左・右壁の内に納めた。仮に、ドライバーなどを差し入れても前・後・左・右の壁がドライバーなどの進入を阻止するため、シートキャッチに対するいたずらの防止を図れる。
【００１２】
請求項２は、ボックス部の左・右壁に、リヤグリップの両端を固定したことを特徴とする。
ボックス部の前壁および後壁に他の部品を優先して取り付けることができる。その結果、予めボックス部の前・後および左・右壁にそれぞれ部品を組み付けることができ、生産ライン上で組み付ける部品点数の削減を図れる。
【００１３】
請求項３は、リヤグリップにラゲッジボックスを支えるフレームなどのサブフレームの端部を固定したことを特徴とする。
予めリヤグリップにサブフレームを取り付けておくことができ、部品点数を削減して、車体フレームへ組み付ける生産ライン上での組み付け時間の削減を図る。
【００１４】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図１は本発明に係るスクータ型車両の左側面図であり、スクータ型車両１０は、車体フレーム１１と、車体フレーム１１の前方に取り付けたフロントフォーク１２と、フロントフォーク１２に取り付けた前輪１３、フロントフェンダ１４並びにハンドル１５と、車体フレーム１１の下部に取り付けたスイング式パワーユニット１６（前部のエンジン１７と後部の伝動機構１８の組合せ構造）と、パワーユニット１６の後部に取り付けた後輪１９と、パワーユニット１６を懸架するリヤサスペンション２１と、車体フレーム１１の中央に配置したラゲッジボックス２２と、ラゲッジボックス２２の上部に配置したシート２３と、車体フレーム１１の上部に取り付けた燃料タンク２４と、車体フレーム１１を覆うボディカバー２５と、後部に設けたリヤグリップ２６と、を主要構成としたスクータである。２７は後部に設けたキーシリンダを示す。
【００１５】
ボディカバー２５は、前部を覆うフロントカバー３１と、運転者の足を載せるためのステップフロア３２と、後部を覆い、且つ、車体フレーム１１にカバーヒンジ３３を介して上下開閉可能に取り付けた車体カバーとしてのリヤカバー３４とを備えたものである。
ここで、リヤカバー３４と、ラゲッジボックス２２と、シート２３と、リヤグリップ２６およびカバーヒンジ３３の一部（図５のヒンジブラケット７３）を組み付けて一体に形成したものをボディユニット３６とする。
【００１６】
車体フレーム１１は、中央のダウンパイプ３７に後フレーム４０を接合したものである。後フレーム４０は、リヤパイプ４１の下部に下部クロスメンバ４２を取り付け、中央部にＵ字状の中央クロスメンバ４３を取り付け、上部に上部クロスメンバ４４を取り付け、中央クロスメンバ４３にラゲッジボックス２２を載せるためのラグ４５を取り付け、後端にカバーヒンジ３３のピボットパイプ５１を取り付けたものである。５２は、ラグ４５に一端を揺動可能に取り付けたロッドである。
【００１７】
図２（ａ），（ｂ）は本発明に係る車体カバーの開閉を示す図であり、ラゲッジボックス２２の前部をボルト２２ａで車体フレーム１１に取り付けるとともに、ラゲッジボックス２２の後部をボルト２２ｂで車体フレーム１１に取り付けていたことを示す。
（ａ）において、リヤカバー３４を開ける場合は、まず、リヤカバー３４に開閉自在に取り付けたシート２３を矢印▲２▼の如く開け、ボルト２２ａ，２２ｂを取り外し、シート２３を閉じる。
【００１８】
（ｂ）において、リヤカバー３４を矢印▲３▼の如く開け、ロッド５２をラゲッジボックス２２に掛け、車体カバーとしてのリヤカバー３４を止める。言い換えると、ボディユニット３６を採用することで、簡単にエンジン周りを大きく開けることができる。
【００１９】
図３は本発明に係るボディユニットの左側面図であり、既に説明したように、ボディユニット３６は、リヤカバー３４と、ラゲッジボックス２２と、シート２３と、リヤグリップ２６と、カバーヒンジ３３の一部（図５のヒンジブラケット７３）とからなる。
シート２３は、後部下面５４から延ばしたシートフック５５を有する。
【００２０】
サブフレーム６７は、前部に設けたクロスプレート６９と、後部に設けた取り付けプレート６７ａ，６７ａ（図４参照）とを有する。
ラゲッジボックス２２の後部は、サブフレーム６７のクロスプレート６９にボルト６９ａで固定するとともに、サブフレーム６７の取り付けプレート６７ａ，６７ａ（図４参照）にボルト６７ｂ，６７ｂ（図に示していない）で固定する。
【００２１】
図４は本発明に係るボディユニットの分解図であり、リヤカバー３４、ラゲッジボックス２２、シート２３、リヤグリップ２６およびカバーヒンジ３３の一部（図５のヒンジブラケット７３）を示すとともに、リヤカバー３４に取り付けたキーシリンダ２７を示す。
図４はまた、上述したようにサブフレーム６７は、前部に設けたクロスプレート６９と、後部に設けた取り付けプレート６７ａ，６７ａとを有することを示す。
【００２２】
リヤカバー３４は、カバー本体５６，５６を卵形に形成し、カバー本体５６，５６の前方にセンタカバー５７を形成し、後方にテールカバー５８を形成したものである。リヤカバー３４の材質は、鋼板若しくは樹脂である。
テールカバー５８には、キーシリンダ取り付け部５９を設けた。
シート２３の前部６１をシートヒンジ６２でラゲッジボックス２２の前部に取り付けるとともに、リヤカバー３４もラゲッジボックス２２に取り付ける。
【００２３】
ラゲッジボックス２２は、略四角形のボックスであり、ラグ４５（図２（ｂ）参照）に掛止する底板６３を有し、強度部材の役割を果たすものである。ラゲッジボックス２２の材質は、鋼板若しくは樹脂である。
【００２４】
リヤグリップ２６は、ボディユニット３６の補強部材であり、Ｕ字状に成形したパイプで、このパイプの両端６６，６６をカバーヒンジ３３にボルトで締結した。
リヤグリップ２６には、ラゲッジボックス２２を支えるフレームなどのサブフレーム６７の端部６８，６８を溶接で取り付けた。
ラゲッジボックス２２の後部は、サブフレーム６７のクロスプレート６９にボルト６９ａ（図３参照）で固定するとともに、サブフレーム６７の取り付けプレート６７ａ，６７ａにボルト６７ｂ（図３参照），６７ｂ（図に示していない）で固定する。
【００２５】
図５は本発明に係るカバーヒンジおよびキーシリンダの側面図であり、カバーヒンジ３３とリヤカバー３４のキーシリンダ取り付け部５９にキーシリンダ２７を嵌合した状態を示す。
【００２６】
カバーヒンジ３３は、リヤパイプ４１の後端にヒンジブラケット７１を介してピボットパイプ５１を取り付け、このピボットパイプ５１の両端にクッションラバー７２を被せ、このクッションラバー７２にヒンジブラケット７３のＵ字状のガイド部材７４，７４を嵌合したものである。７５，７５はリヤグリップ２６（図４参照）を締結するためのボルト用の孔である。
【００２７】
ヒンジブラケット７３は、車体カバー（リヤカバー３４）とともにピボットパイプ５１を回転軸心にして揺動する部分であり、前壁８１、後壁８２、左壁８３および右壁８４を有するボックス部７６を設けたものである。
【００２８】
ヒンジブラケット７３はまた、ボックス部７６にシートキャッチ８５を収納し、このシートキャッチ８５でシート２３の後部下面５４から延ばしたシートフック５５に噛合わせるようにし、シートキャッチ８５から延ばすシートキャッチ操作ロッド８６を後壁８２で支持させるようにしたものである。８７，８７はシートキャッチ操作ロッド８６を受ける軸受けを示す。
【００２９】
シートキャッチ操作ロッド８６は、中央の軸心に対して両端の軸心を所定距離だけ偏心させたもので、両端が中央軸心の周囲を回る。
キーシリンダ２７は、奥にシートキャッチ操作ロッド８６の端に当接して回すアーム部９１を有する。９２はキーを示す。
【００３０】
カバーヒンジ３３を取り外す場合、すなわち、ヒンジブラケット７３を取り外す場合には、ヒンジブラケット７３を矢印▲４▼の如く回転させ、ピボットパイプ５１からＵ字状のガイド部材７４を矢印▲５▼の如く外す。つまり、ボディユニット３６の着脱を行うことができる。
【００３１】
図６は図５の６−６線断面図であり、既に述べたように、カバーヒンジ３３は、リヤパイプ４１の後端にヒンジブラケット７１を介してピボットパイプ５１を取り付け、ピボットパイプ５１の両端にクッションラバー７２を被せ、このクッションラバー７２にヒンジブラケット７３のＵ字状のガイド部材７４，７４を嵌合した。
ヒンジブラケット７３のボックス部７６は、前壁８１、後壁８２、左壁８３および右壁８４を有する。
【００３２】
図７は図５の７−７線断面図であり、シートキャッチ８５が図に示していないシートフック５５（図５参照）と噛合った状態、つまり、シート２３を閉めた状態のシートキャッチ８５を示す。
シートキャッチ８５は、ロッキングプレート９３と、ラッチ９４と、これらのロッキングプレート９３とラッチ９４の間に掛け渡した引っ張りばね９５と、ストッパ９６，９７，９８，９９を備える。
ロッキングプレート９３には、中央に段部９３ａ（図８（ｂ）参照）を曲げ成形した。
【００３３】
次にシートキャッチの作用を説明する。
図５のキーシリンダ２７をキー９２で回すと、キーシリンダ２７のアーム部９１でシートキャッチ操作ロッド８６の両端が回り、ロッキングプレート９３を回し始める。次図で続きを説明する。
【００３４】
図８（ａ）〜（ｃ）は本発明に係るシートキャッチの作用図である。
（ａ）において、シートキャッチ操作ロッド８６の端が回ると、ロッキングプレート９３が矢印▲６▼，▲６▼の如く回転するとともに、引っ張りばね９５の引き力により、ラッチ９４が矢印▲７▼の如く回転し始める。引き続き、シートキャッチ操作ロッド８６の端がさらに回り続ける。
【００３５】
（ｂ）は（ａ）のｂ矢視図であり、ロッキングプレート９３が矢印▲６▼の如く回転し、ストッパ９７から離れることを示す。なお、（ｂ）に示すストッパ９７は、回転前のストッパで、引っ張りばね９５（（ａ）参照）によって白抜き矢印の方向に引っ張られるロッキングプレート９３の回転を止める。
【００３６】
（ｃ）において、シートキャッチ操作ロッド８６の端がさらに矢印▲８▼のように回り続けると、ロッキングプレート９３がストッパ９８で止まる同時に、ラッチ９４がストッパ９９に当たり止まり且つ、ラッチ９４はシートフック５５のロックを解除するとともに、シートフック５５を矢印▲９▼の方向に少し押し上げる。その結果、図２（ａ）に示すように、シート２３を矢印▲２▼の如く開けることができる。
【００３７】
このようにスクータ型車両の車体カバー・シートロック取付構造では、図５に示すように、カバーヒンジ３３にシートキャッチ８５を収納したので、生産ラインでの組み付けに際しては、カバーヒンジ３３を組み付けるだけでよく、シートキャッチ８５の組み付けの手間を省くことができる。
【００３８】
また、リヤカバー３４（ボディユニット３６）を取り外す際には、シートキャッチ８５から取り外す部品が存在せず、手間がかからないとともに、シートキャッチ８５を組み付ける際にも手間がかからない。
【００３９】
図９（ａ），（ｂ）は車体カバー・シートロック取付構造の比較図である。
（ａ）は、図１１を写したもので、従来のシートキャッチ１０３およびリヤカバー３４を示し、リヤカバー３４（ボディユニット３６）を取り外す際に、シートキャッチ１０３とリヤカバー３４との間でケーブル１０４の着脱作業が発生する。
【００４０】
（ｂ）は、本発明の車体カバー・シートロック取付構造を示し、リヤカバー３４（ボディユニット３６）を取り外す際に、シートキャッチ８５に対する作業は発生しない。
従って、本発明の形態では、シートキャッチ８５の組み付けの手間を省くことができる。
【００４１】
図５に示すように、カバーヒンジ３３のヒンジブラケット７３は、車体カバー（リヤカバー３４）とともにピボットパイプ５１を回転軸心にして揺動する部分であり、前壁８１、後壁８２、左壁８３および右壁８４を有するボックス部７６を設け、ボックス部７６にシートキャッチ８５を収納した構造なので、前壁８１、後壁８２、左壁８３および右壁８４でシートキャッチ８５を守ることができ、シートキャッチ８５に対するいたずらの防止を図ることができる。
【００４２】
図５のボックス部７６の左・右壁８３，８４に、図４のリヤグリップ２６の両端６６，６６を固定したので、図５のボックス部７６の前壁８１および後壁８２に他の部品を優先して取り付けることができる。その結果、予めボックス部７６の前・後壁８１，８２および左・右壁８３，８４にそれぞれ部品を組み付けることができ、生産ライン上での部品点数を削減することができる。
【００４３】
図４に示すようにリヤグリップ２６にラゲッジボックス２２を支えるフレームなどのサブフレーム６７の端部６８，６８を固定したので、予めリヤグリップ２６にサブフレーム６７を取り付けておくことができ、部品点数を削減して、車体フレームへ組み付ける生産ライン上での組み付け時間の削減を図ることができる。
【００４４】
尚、本発明の実施の形態に示した図７のシートキャッチ８５に用いたロッキングプレート９３およびラッチ９４の形態は一例である。
図５のシートキャッチ８５とキーシリンダ２７を接続する機構は任意である。
【００４５】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項１では、車体カバーの後部をカバーヒンジで車体フレームに連結した車体カバー・シートロック取付構造は、カバーヒンジのうち、車体カバーとともに揺動する部分に前・後および左・右壁を有するボックス部を設け、このボックス部にシートキャッチを収納し、このシートキャッチでシートの後部下面から延ばしたシートフックに噛合わせるようにし、シートキャッチから延ばすシートキャッチ操作ロッドを後壁で支持させるようにしたので、生産ラインでの組み付けに際しては、カバーヒンジを組み付けるだけでよく、シートキャッチの組み付けの手間を省くことができる。
また、車体カバーを取り外す際には、シートキャッチから取り外すケーブルなどの部品が存在せず、手間を省くことができる。
【００４６】
カバーヒンジのうち、車体カバーとともに揺動する部分に前・後および左・右壁を有するボックス部を設け、このボックス部にシートキャッチを収納したので、シートキャッチに対するいたずらの防止を図ることができる。
【００４７】
請求項２では、ボックス部の左・右壁に、リヤグリップの両端を固定したので、ボックス部の前壁および後壁に他の部品を優先して取り付けることができる。その結果、予めボックス部の前・後および左・右壁にそれぞれ部品を組み付けることができ、生産ライン上での部品点数を削減することができる。
【００４８】
請求項３では、リヤグリップにラゲッジボックスを支えるフレームなどのサブフレームの端部を固定したので、予めリヤグリップにサブフレームを取り付けておくことができ、部品点数を削減して、車体フレームへ組み付ける生産ライン上での組み付け時間の削減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係るスクータ型車両の左側面図
【図２】本発明に係る車体カバーの開閉を示す図
【図３】本発明に係るボディユニットの左側面図
【図４】本発明に係るボディユニットの分解図
【図５】本発明に係るカバーヒンジおよびキーシリンダの側面図
【図６】図５の６−６線断面図
【図７】図５の７−７線断面図
【図８】本発明に係るシートキャッチの作用図
【図９】車体カバー・シートロック取付構造の比較図
【図１０】従来のスクータ型車両の左側面図
【図１１】従来のリヤカバーの着脱要領説明図
【符号の説明】
１０…スクータ型車両、１１…車体フレーム、１７…エンジン、２２…ラゲッジボックス、２３…シート、２６…リヤグリップ、３３…カバーヒンジ、３４…車体カバー（リヤカバー）、５４…シートの後部下面、５５…シートフック、６１…シートの前部、６２…シートヒンジ、６６…リヤグリップの両端、６７…サブフレーム、６８…サブフレームの端部、７３…車体カバーとともに揺動する部分（ヒンジブラケット）、７６…ボックス部、８１…前壁、８２…後壁、８３…左壁、８４…右壁、８５…シートキャッチ、８６…シートキャッチ操作ロッド。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a vehicle body cover / seat lock mounting structure of a scooter type vehicle in which a vehicle body cover and a seat on the vehicle body cover can be integrally opened and closed vertically.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art A conventional scooter-type vehicle employs a seat lock structure in which a seat catch is provided on a body frame and the seat is locked to the body frame by the seat catch (for example, see Patent Document 1).
[0003]
[Patent Document 1]
JP-A-2002-29473 (page 2, FIG. 1)
[0004]
Patent Document 1 will be described in detail with reference to the drawings.
FIG. 10 is a left side view of a conventional scooter type vehicle (a photograph of FIG. 1 of Patent Document 1).
A conventional scooter-type vehicle has a rear portion of a rear cover 34 attached to the rear portion of the body frame 11 so as to be openable and closable up and down by a hinge 33, and a seat 23 is attached to a front portion of the rear cover 34 so as to be openable and closable by a seat hinge. When the rear cover 34 is opened upward, the seat 23 and the luggage box 22 are both raised, so that the engine can be easily seen. Note that the rear cover 34 (body unit 36) may be removed for engine repair or the like. The removal of the rear cover 34 will be briefly described with reference to FIG.
[0005]
FIG. 11 is an explanatory view of a conventional rear cover attaching / detaching procedure, showing a state in which a rear cover 34 (the reference numeral used in the publication is diverted; the same applies hereinafter) is removed from the vehicle body frame 11.
When the rear cover 34 (body unit 36) is removed in this manner, first, the key 102 is inserted into the key cylinder 101 (three-digit code is newly described) fitted to the rear cover 34, and the seat catch 103 is locked. Then, the seat 23 is opened upward, the bolts 91 and 92 are removed, and the rear cover 34 is removed.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
In the conventional scooter type vehicle, the seat catch 103 provided on the vehicle body frame 11 is operated by pulling a cable 104 attached between the vehicle and the key cylinder 101. This cable 104 needs to be bridged between the rear cover 34 and the body frame 11 side. Therefore, when removing the rear cover 34 (body unit 36), it is necessary to temporarily remove the cable 104. Then, after attaching the rear cover 34 to the vehicle body frame 11, it is necessary to attach the cable 104 again, and it takes time to attach and detach the cable 104.
[0007]
Also, when assembling the seat catch 103 of the scooter type vehicle at a factory, it takes time and effort to attach the cable 104, and it is difficult to improve the production efficiency.
Further, there is a case where a protective cover is provided around the sheet catch 103 for preventing mischief.
[0008]
SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to provide a vehicle body cover / seat lock mounting structure for a scooter-type vehicle in which the time and effort for assembling a seat catch are eliminated and a tamper with the seat catch is prevented.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
To achieve the above object, a first aspect of the present invention is to dispose an engine under a seat, surround the engine with a body cover, cover an upper portion of the body cover with a seat, and attach a front portion of the seat to a body cover with a seat hinge. In a scooter-type vehicle in which the seat can be opened and closed vertically by connecting it, and the back of the body cover can be opened and closed vertically by connecting the rear part of the body cover to the body frame with a cover hinge, A box portion having front / rear and left / right walls is provided in a portion that swings together, a sheet catch is stored in this box portion, and the sheet catch engages with a seat hook extending from a rear lower surface of the seat, The seat catch operating rod extending from the seat catch is supported by the rear wall.
[0010]
Of the cover hinges, a box part is provided in the part that swings together with the body cover, and the seat catch is stored in this box part, so when assembling on the production line, you only need to attach the cover hinge, and the assembly of the seat catch You can save time.
In addition, when removing the vehicle body cover, there is no component such as a cable to be removed from the seat catch, so that it does not take much effort.
[0011]
In addition, the seat catch was placed inside the front and rear and left and right walls. Even if a driver or the like is inserted, the front, rear, left, and right walls prevent the driver or the like from entering, thereby preventing tampering with the seat catch.
[0012]
The second aspect is characterized in that both ends of the rear grip are fixed to the left and right walls of the box portion.
Other parts can be preferentially attached to the front and rear walls of the box. As a result, parts can be assembled before and after the box part and on the left and right walls in advance, and the number of parts to be assembled on the production line can be reduced.
[0013]
A third aspect of the present invention is characterized in that an end of a sub-frame such as a frame supporting a luggage box is fixed to a rear grip.
The sub-frame can be attached to the rear grip in advance, reducing the number of parts and reducing the time required for assembly on the production line for assembly to the body frame.
[0014]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings. The drawings should be viewed in the direction of reference numerals.
FIG. 1 is a left side view of a scooter-type vehicle according to the present invention. A scooter-type vehicle 10 includes a body frame 11, a front fork 12 attached to the front of the body frame 11, a front wheel 13 attached to the front fork 12, A front fender 14 and a handle 15, a swing type power unit 16 (combined structure of a front engine 17 and a rear transmission mechanism 18) attached to a lower portion of the body frame 11, and a rear wheel 19 attached to a rear portion of the power unit 16. A rear suspension 21 for suspending the power unit 16, a luggage box 22 disposed at the center of the vehicle body frame 11, a seat 23 disposed above the luggage box 22, a fuel tank 24 mounted above the vehicle body frame 11, Body cover 25 for covering 11 and provided on the rear A rear grip 26, is a scooter, which was the main configuration. Reference numeral 27 denotes a key cylinder provided at the rear.
[0015]
The body cover 25 includes a front cover 31 that covers a front part, a step floor 32 on which a driver's feet are placed, and a body cover that covers the rear part and is attached to the body frame 11 via a cover hinge 33 so as to be able to open and close vertically. And a rear cover 34.
Here, the body unit 36 is integrally formed by assembling the rear cover 34, the luggage box 22, the seat 23, the rear grip 26, and a part of the cover hinge 33 (the hinge bracket 73 in FIG. 5).
[0016]
The body frame 11 is formed by joining a rear frame 40 to a central down pipe 37. In the rear frame 40, a lower cross member 42 is attached to a lower portion of a rear pipe 41, a U-shaped central cross member 43 is attached to a central portion, an upper cross member 44 is attached to an upper portion, and the luggage box 22 is placed on the central cross member 43. Lug 45 is attached, and the pivot pipe 51 of the cover hinge 33 is attached to the rear end. Reference numeral 52 denotes a rod having one end attached to the lug 45 so as to be swingable.
[0017]
FIGS. 2A and 2B are diagrams showing opening and closing of the vehicle body cover according to the present invention. The front portion of the luggage box 22 is attached to the vehicle body frame 11 with bolts 22a, and the rear portion of the luggage box 22 is bolted with bolts 22b. It shows that it was attached to the body frame 11.
In (a), when the rear cover 34 is opened, first, the seat 23 attached to the rear cover 34 so as to be openable and closable is opened as shown by an arrow {circle around (2)}, the bolts 22a and 22b are removed, and the seat 23 is closed.
[0018]
In (b), the rear cover 34 is opened as shown by the arrow (3), the rod 52 is hung on the luggage box 22, and the rear cover 34 as the vehicle body cover is stopped. In other words, by employing the body unit 36, it is possible to easily open a large area around the engine.
[0019]
FIG. 3 is a left side view of the body unit according to the present invention. As described above, the body unit 36 includes one of the rear cover 34, the luggage box 22, the seat 23, the rear grip 26, and the cover hinge 33. (A hinge bracket 73 in FIG. 5).
The seat 23 has a seat hook 55 extending from the rear lower surface 54.
[0020]
The sub-frame 67 has a cross plate 69 provided at the front, and mounting plates 67a, 67a (see FIG. 4) provided at the rear.
The rear portion of the luggage box 22 is fixed to the cross plate 69 of the sub-frame 67 with bolts 69a, and is also fixed to the mounting plates 67a, 67a of the sub-frame 67 with bolts 67b, 67b (not shown). I do.
[0021]
FIG. 4 is an exploded view of the body unit according to the present invention, showing the rear cover 34, the luggage box 22, the seat 23, the rear grip 26 and a part of the cover hinge 33 (the hinge bracket 73 in FIG. 5). The attached key cylinder 27 is shown.
FIG. 4 also shows that the sub-frame 67 has the cross plate 69 provided at the front and the mounting plates 67a, 67a provided at the rear as described above.
[0022]
In the rear cover 34, the cover bodies 56, 56 are formed in an oval shape, a center cover 57 is formed in front of the cover bodies 56, 56, and a tail cover 58 is formed in the rear. The material of the rear cover 34 is a steel plate or a resin.
The tail cylinder 58 is provided with a key cylinder mounting portion 59.
A front portion 61 of the seat 23 is attached to a front portion of the luggage box 22 by a seat hinge 62, and a rear cover 34 is also attached to the luggage box 22.
[0023]
The luggage box 22 is a substantially rectangular box, has a bottom plate 63 that is hooked on a lug 45 (see FIG. 2B), and plays a role of a strength member. The material of the luggage box 22 is a steel plate or a resin.
[0024]
The rear grip 26 is a reinforcing member of the body unit 36 and is a U-shaped pipe. Both ends 66 of the pipe are fastened to the cover hinge 33 by bolts.
Ends 68, 68 of a sub-frame 67, such as a frame for supporting the luggage box 22, are attached to the rear grip 26 by welding.
The rear part of the luggage box 22 is fixed to the cross plate 69 of the sub-frame 67 with bolts 69a (see FIG. 3), and bolts 67b (see FIG. 3) and 67b (see FIG. Not fixed).
[0025]
FIG. 5 is a side view of the cover hinge and the key cylinder according to the present invention, and shows a state where the key cylinder 27 is fitted to the key cylinder mounting portion 59 of the cover hinge 33 and the rear cover 34.
[0026]
The cover hinge 33 has a pivot pipe 51 attached to the rear end of the rear pipe 41 via a hinge bracket 71, and covers both ends of the pivot pipe 51 with cushion rubbers 72. The cushion rubber 72 has a U-shaped guide of a hinge bracket 73. The members 74 are fitted together. Reference numerals 75, 75 are bolt holes for fastening the rear grip 26 (see FIG. 4).
[0027]
The hinge bracket 73 is a part that swings around the pivot pipe 51 as a rotation axis together with the vehicle body cover (the rear cover 34), and has a box portion 76 having a front wall 81, a rear wall 82, a left wall 83, and a right wall 84. It is a thing.
[0028]
The hinge bracket 73 also accommodates a sheet catch 85 in the box portion 76, and engages with the seat hook 55 extended from the rear lower surface 54 of the seat 23 with the seat catch 85, and a sheet catch operation rod 86 extended from the seat catch 85. Is supported by the rear wall 82. 87, 87 are bearings for receiving the seat catch operation rod 86.
[0029]
The seat catch operation rod 86 is formed by eccentric the center axes at both ends by a predetermined distance with respect to the center axis, and both ends rotate around the center axis.
The key cylinder 27 has an arm portion 91 which is turned in contact with the end of the seat catch operation rod 86 at the back. Reference numeral 92 denotes a key.
[0030]
When removing the cover hinge 33, that is, when removing the hinge bracket 73, the hinge bracket 73 is rotated as shown by the arrow (4), and the U-shaped guide member 74 is removed from the pivot pipe 51 as shown by the arrow (5). . That is, the body unit 36 can be attached and detached.
[0031]
FIG. 6 is a cross-sectional view taken along line 6-6 of FIG. 5, and as described above, the cover hinge 33 has the pivot pipe 51 attached to the rear end of the rear pipe 41 via the hinge bracket 71. The cushion rubber 72 was covered, and the U-shaped guide members 74 of the hinge bracket 73 were fitted to the cushion rubber 72.
The box portion 76 of the hinge bracket 73 has a front wall 81, a rear wall 82, a left wall 83, and a right wall 84.
[0032]
FIG. 7 is a sectional view taken along line 7-7 of FIG. 5, and shows a state in which the seat catch 85 is engaged with a seat hook 55 (see FIG. 5) not shown in the figure, that is, a state in which the seat 23 is closed. Is shown.
The seat catch 85 includes a locking plate 93, a latch 94, a tension spring 95 bridged between the locking plate 93 and the latch 94, and stoppers 96, 97, 98, and 99.
The locking plate 93 was formed by bending a step 93a (see FIG. 8B) at the center.
[0033]
Next, the operation of the seat catch will be described.
When the key cylinder 27 in FIG. 5 is turned with the key 92, both ends of the seat catch operation rod 86 rotate around the arm portion 91 of the key cylinder 27, and the locking plate 93 starts to turn. The following figure explains the continuation.
[0034]
8 (a) to 8 (c) are action diagrams of the seat catch according to the present invention.
In (a), when the end of the seat catch operation rod 86 rotates, the locking plate 93 rotates as shown by arrows {circle around (6)} and {circle around (6)}. Start spinning like this. Subsequently, the end of the seat catch operation rod 86 continues to rotate.
[0035]
(B) is a view on arrow b of (a), and shows that the locking plate 93 rotates as indicated by the arrow (6) and separates from the stopper 97. The stopper 97 shown in (b) is a stopper before rotation, and stops the rotation of the locking plate 93 pulled in the direction of the outline arrow by the tension spring 95 (see (a)).
[0036]
In (c), when the end of the seat catch operation rod 86 continues to rotate further as indicated by the arrow (8), the locking plate 93 stops at the stopper 98, and at the same time, the latch 94 stops at the stopper 99 and the latch 94 stops at the seat hook 55. Is unlocked, and the seat hook 55 is slightly pushed up in the direction of arrow (9). As a result, as shown in FIG. 2A, the sheet 23 can be opened as shown by the arrow (2).
[0037]
As described above, in the scooter-type vehicle body cover / seat lock mounting structure, as shown in FIG. 5, the seat catch 85 is housed in the cover hinge 33. Therefore, when assembling on a production line, the cover hinge 33 is simply mounted. The labor of assembling the seat catch 85 can be saved.
[0038]
Further, when removing the rear cover 34 (the body unit 36), there is no component to be removed from the seat catch 85, so that there is no time and effort when assembling the seat catch 85.
[0039]
FIGS. 9A and 9B are comparison diagrams of a vehicle body cover / seat lock mounting structure.
FIG. 11A is a photograph of FIG. 11, showing a conventional seat catch 103 and a rear cover 34. When the rear cover 34 (body unit 36) is removed, the cable 104 is attached and detached between the seat catch 103 and the rear cover 34. Work occurs.
[0040]
(B) shows the vehicle body cover / seat lock mounting structure of the present invention. When the rear cover 34 (body unit 36) is removed, no work is performed on the seat catch 85.
Therefore, in the embodiment of the present invention, the labor for assembling the seat catch 85 can be omitted.
[0041]
As shown in FIG. 5, the hinge bracket 73 of the cover hinge 33 is a part that swings with the pivot pipe 51 as a rotation axis together with the vehicle body cover (the rear cover 34), and includes a front wall 81, a rear wall 82, and a left wall 83. And a box portion 76 having a right wall 84 and a seat catch 85 housed in the box portion 76, the front wall 81, the rear wall 82, the left wall 83, and the right wall 84 can protect the seat catch 85, The mischief of the seat catch 85 can be prevented.
[0042]
Since the both ends 66, 66 of the rear grip 26 of FIG. 4 are fixed to the left and right walls 83, 84 of the box portion 76 of FIG. 5, other parts are provided on the front wall 81 and the rear wall 82 of the box portion 76 of FIG. Can be attached with priority. As a result, parts can be assembled to the front and rear walls 81 and 82 and the left and right walls 83 and 84 of the box 76 in advance, and the number of parts on the production line can be reduced.
[0043]
As shown in FIG. 4, since the ends 68, 68 of the sub-frame 67 such as a frame supporting the luggage box 22 are fixed to the rear grip 26, the sub-frame 67 can be attached to the rear grip 26 in advance, and the number of parts can be reduced. And the time required for assembling on the production line for assembling to the body frame can be reduced.
[0044]
The form of the locking plate 93 and the latch 94 used for the seat catch 85 of FIG. 7 shown in the embodiment of the present invention is an example.
The mechanism for connecting the seat catch 85 and the key cylinder 27 in FIG. 5 is optional.
[0045]
【The invention's effect】
The present invention has the following effects by the above configuration.
According to the first aspect, the vehicle body cover / seat lock mounting structure in which the rear portion of the vehicle body cover is connected to the vehicle body frame with the cover hinge has front, rear, and left and right walls at portions of the cover hinge that swing together with the vehicle body cover. A box part is provided, a sheet catch is stored in this box part, this seat catch engages with a seat hook extended from the rear lower surface of the seat, and a seat catch operating rod extending from the seat catch is supported by the rear wall. Therefore, when assembling on the production line, it is only necessary to assemble the cover hinge, and the labor of assembling the seat catch can be omitted.
Further, when removing the vehicle body cover, there is no component such as a cable to be removed from the seat catch, so that labor can be saved.
[0046]
A box portion having front / rear and left / right walls is provided in a portion of the cover hinge that swings together with the vehicle body cover, and a seat catch is stored in this box portion, so that mischief with respect to the seat catch can be prevented. .
[0047]
According to the second aspect, since both ends of the rear grip are fixed to the left and right walls of the box portion, other components can be preferentially attached to the front wall and the rear wall of the box portion. As a result, parts can be assembled before and after the box portion and on the left and right walls in advance, and the number of parts on the production line can be reduced.
[0048]
According to the third aspect, since the end of the subframe such as the frame that supports the luggage box is fixed to the rear grip, the subframe can be attached to the rear grip in advance, the number of parts can be reduced, and the rear frame can be assembled to the body frame. The assembly time on the production line can be reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a left side view of a scooter type vehicle according to the present invention. FIG. 2 is a view showing opening and closing of a vehicle body cover according to the present invention. FIG. 3 is a left side view of a body unit according to the present invention. FIG. 5 is a side view of a cover hinge and a key cylinder according to the present invention. FIG. 6 is a sectional view taken along line 6-6 in FIG. 5 FIG. 7 is a sectional view taken along line 7-7 in FIG. FIG. 8 is an operation diagram of a seat catch according to the present invention. FIG. 9 is a comparison diagram of a vehicle body cover / seat lock mounting structure. FIG. 10 is a left side view of a conventional scooter type vehicle. FIG. Figure [Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 ... Scooter type vehicle, 11 ... Body frame, 17 ... Engine, 22 ... Luggage box, 23 ... Seat, 26 ... Rear grip, 33 ... Cover hinge, 34 ... Body cover (rear cover), 54 ... Rear lower surface of seat, 55 ... Seat hook, 61 ... Seat front part, 62 ... Seat hinge, 66 ... Rear grip both ends, 67 ... Subframe, 68 ... Subframe end part, 73 ... A part (hinge bracket) that swings with the body cover, 76: box part, 81: front wall, 82: rear wall, 83: left wall, 84: right wall, 85: seat catch, 86: seat catch operation rod.

Claims

The engine is placed below the seat, the engine is surrounded by the body cover, the upper part of the body cover is covered with the seat, and the front part of the seat is connected to the body cover with the seat hinge so that the seat can be opened and closed vertically. A scooter-type vehicle in which the body cover can be opened and closed by connecting the rear part of the body cover to the body frame with a cover hinge,
A portion of the cover hinge that swings together with the vehicle body cover is provided with a box portion having front / rear and left / right walls, and a seat catch is accommodated in the box portion, and the seat catch extends from the rear lower surface of the seat. A seat cover mounting structure for a scooter-type vehicle, wherein a seat catch operation rod extending from the seat catch is supported by the rear wall.

2. A vehicle body cover / seat lock mounting structure for a scooter type vehicle according to claim 1, wherein both ends of a rear grip are fixed to left and right walls of said box portion.

2. A vehicle body cover / seat lock mounting structure for a scooter-type vehicle according to claim 1, wherein an end of a subframe such as a frame supporting a luggage box is fixed to said rear grip.