JP2004098397A - インクジェット画像形成装置のインクタンク及びインクジェット画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録ヘッドから排出された廃インクを送る込むポンプ等を用いることなく、廃インクをインクタンクの廃インク貯蔵部に収容できるようにする。さらに装置の小型化をはかる。
【解決手段】記録ヘッド103に供給するインクを収容する供給インク貯蔵部2と、記録ヘッド103から排出される廃インクを収容する廃インク貯蔵部3とをインクタンク1に一体に設けるとともに、廃インク貯蔵部3に廃インク受け口4を設ける。そして、装置本体にインクタンク1を固定配置した状態で、廃インク貯蔵部3の上方位置に記録ヘッド103が移動したときに、記録ヘッド103が廃インク受け口4に対向するように構成することで、記録ヘッド103から吐出した廃インクを廃インク受け口4で受けて廃インク貯蔵部3に収容する。
【選択図】図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録ヘッド(インクヘッド)からインクを吐出して記録媒体上に画像を形成するインクジェット画像形成装置に使用されるインクタンク及びインクジェット画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
インクジェット画像形成装置として、記録ヘッドが搭載されたキャリッジを、記録用紙の搬送方向に直交する主走査方向に往復移動しながら、記録用紙の表面に記録ヘッドからインク滴を吐出することにより、記録用紙上に画像を形成する装置が知られている。
【0003】
このようなインクジェット画像形成装置において、記録ヘッドにインクを供給する方式としては、キャリッジにインクタンクを搭載してインク供給を行う方式と、装置本体にインクタンクを固定配置し、そのインクタンクからインクチューブを通じて(もしくは直接的に)記録ヘッドにインクを供給方式が採用されている。
【0004】
インクジェット画像形成装置において、記録ヘッドのメンテナンスなどを行った際に生じる廃インクを処理する必要がある。廃インクの処理手段としては、廃インク吸収材を収容した廃インク容器を備え、記録ヘッドからの廃インクを、廃インクチューブを介して廃インク容器内に滴下し、容器内の廃インク吸収材に吸収させる方式の廃インク貯留装置が知られている。また、記録ヘッドから吐出された廃インクを収容する廃インク容器として、タンク内のインクを使いきった使用後(交換後)のインクタンクを再利用することが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開平7−304190号公報
【特許文献2】
特開平4−344256号公報
【特許文献3】
特開平8−132641号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来のインクジェット画像形成装置においては、廃インクを貯蔵するための廃インク容器などを、供給用インクタンクとは別に設けているため、その設置スペースを装置内に確保する必要があり、装置の小型化をはかる上での妨げになっていた。
【0007】
一方、前記した特許文献2(特開平4−344256号公報)や特許文献3(特開平8−132641号公報)に開示されているように、供給用インクタンクと廃インク貯留部とを一体に設けたものがあるが、これらの装置では、廃インク貯蔵部にインクを送り込むためのポンプ等のインク駆動源が必要である。
【0008】
本発明はそのような実情に鑑みてなされたもので、インクタンクが固定配置されるインクジェット画像形成装置において、記録ヘッドからの廃インクを送る込む機構などを用いることなく、廃インクを収容することが可能な廃インク貯蔵部を備えたインクタンクの提供と、そのようなインクタンクを備えたインクジェット画像形成装置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、記録ヘッドが搭載されたキャリッジを主走査方向に移動しながら、記録ヘッドからインクを吐出することにより記録媒体上に画像を形成するインクジェット画像形成装置に固定配置されるインクタンクであって、前記記録ヘッドに供給するインクを収容する供給インク貯蔵部と、前記記録ヘッドから排出される廃インクを収容する廃インク貯蔵部とが一体に設けられているとともに、前記記録ヘッドに対応する位置に、前記記録ヘッドから排出されるインクを受ける廃インク受け部(廃インク受け口)が設けられていることを特徴としている。
【0010】
より具体的には、インクジェット画像形成装置に当該インクタンクが固定配置された状態で、そのインクタンクの廃インク貯蔵部の上方位置に記録ヘッドが移動したときに、廃インク受け部に記録ヘッドが対向するように構成されていることを特徴としている。
【0011】
本発明によれば、記録ヘッドから排出される廃インクを収容する廃インク貯蔵部をインクタンクに設けているので、廃インクを貯蔵するための廃インク容器などを設置するスペースを確保する必要がなくなり、装置の小型化が可能になる。しかも、記録ヘッドに対向する位置に、廃インクを受ける廃インク受け部を設けているので、廃インクを送り込む機構などを設ける必要もない。
【0012】
本発明において、廃インク受け部に、開閉自在な廃インク漏洩防止蓋を設けておけば、インクタンクを交換する際に、廃インク受け部を閉鎖状態とすることができるので、ユーザの手などが汚れることを防止することができる。
【0013】
廃インク漏洩防止蓋を設ける場合、キャリッジの移動に応じて廃インク漏洩防止蓋を閉じるように構成すれば、ユーザがインクタンクを交換する際に、廃インク漏洩防止蓋を確実に閉じることができる。
【0014】
また、廃インク漏洩防止蓋をインクタンクの装置への取り付け/取り外し動作に応じて開閉するように構成すれば、ユーザがインクタンクを交換する際に、廃インク漏洩防止蓋を確実に閉じることができる。さらに、この場合、キャリッジ動作に関係なく、廃インク漏洩防止蓋の開閉を行えるので、使用時に蓋開閉による騒音が発生しないという利点もある。
【0015】
本発明において、タンク交換が可能な単位ごとに廃インク貯蔵部及び前記廃インク受け部を設けておくと、廃インク貯蔵部の大きさを必要最小限の大きさにすることができるので、装置の小型が可能になる。
【0016】
本発明において、記録ヘッドのインク吐出面をワイピングするワイプ部材(ワイパーブレード)をインクタンクに一体的に設けておいてもよい。このようにワイプ部材をインクタンクに設けておくと、インクタンクを交換するごとに、ワイプ部材も新品に交換されるので、ワイプ部材による記録ヘッドのインク吐出面(ノズル面)のワイプ効果を一定に保つことが可能になる。
【0017】
また、ワイプ部材をインクタンクに設ける場合、ワイプ部材の周辺で、少なくともキャリッジの走査方向に沿う領域に、廃インク受け部が配置されるようにする。このようにすれば、記録ヘッドからワイプ部材にて拭い取った廃インクを廃インク受け部で確実に受けることができる。
【0018】
本発明において、キャリッジの移動に応じてワイプ部材がワイプ位置または非ワイプ位置のいずれか一方に選択的に配置されるように構成し、キャリッジが一方向(例えばインクタンクから離れる方向)に移動したときにのみ、ワイプ部材によるワイピングを行うようにすれば、記録ヘッドとワイプ部材とが擦れた後、ワイプ部材が記録ヘッドから離間するときに、ワイプ部材から飛び散る廃インクの飛散方向を一方向にすることができ、廃インクが飛散する範囲を小さくすることができる。
【0019】
本発明のインクジェット画像形成装置は、上記した特徴を持つインクタンクが装置本体に固定配置されているので、廃インクを貯蔵するための廃インク容器などを設置するスペースを確保する必要がなくなり、装置の小型化を実現できる。
【0020】
本発明のインクジェット画像形成装置において、廃インク貯蔵部へのインクの吐出によって生じる光反射率の変化を、インクタンクの新品検知に用いるように構成してもよい。
【0021】
具体的には、インクジェット画像形成装置において、キャリッジ側にインクタンク検知用の受発光センサ(新品検知センサ)を有する場合、インクタンクを新品タンクに交換した際に、すぐに廃インク貯蔵部に記録ヘッドからインクを排出して廃インク貯蔵部を汚すことで、廃インク貯蔵部の色が、新品時の白(もしくはそれに準じた色)から所定のインク色に変化し、廃インク貯蔵部での光反射率が変わる。従って、その光反射率の変化に基づいてインクタンクの新品であるのか、使用中であるのかを検知することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0023】
まず、本発明を適用するインクジェット画像形成装置を図1を参照しながら説明する。
【0024】
図1に示すインクジェット画像形成装置100では、複数枚の記録用紙Pを給紙トレイ110上に収容しており、その給紙トレイ110上の各記録用紙Pをピックアップローラ111及び分離板(図示せず)にて1枚ずつ分離してガイド板112上に引き出す。
【0025】
搬送ローラ113及び搬送押えローラ114は、記録用紙Pをガイド板112から受け取り、記録用紙Pを画像形成部101のプラテン104上で副走査方向に搬送する。排出ローラ115及びスターホイール116は、記録用紙Pをプラテン104から受け取って搬送する。さらに、排出ローラ117及びスターホイール118は、記録用紙Pを搬送して排紙トレイ119へと排出する。
【0026】
画像形成部101は、搬送ローラ113から供給される記録用紙Pに対して画像形成(印字)を行うためのものである。画像形成部101は、記録ヘッド103が搭載されたキャリッジ102とプラテン104を備えている。プラテン104は、記録用紙Pを平坦にし、記録ヘッド103と記録用紙Pとの間の距離を一定に保つための部材である。
【0027】
キャリッジ102は、主走査方向に沿って延びるスライドガイド軸105に左右一対の軸受121,121を介してスライド移動自在に支持されている。キャリッジ102は、タイミングベルト及びキャリッジモータ(いずれも図示せず)によって、スライドガイド軸105に案内されながら主走査方向に繰り返し往復移動される。
【0028】
インクジェット画像形成装置100には、装置本体100Aの左側端部にタンク装着部100Bが設けられており、このタンク装着部100Bにインクタンク1・・1が固定配置される。インクタンク1・・1は複数のインクチューブ106・・106を介してキャリッジ102の記録ヘッド103に接続されている。各インクタンク1・・1にはそれぞれイエロー、マゼンタ、シアン、黒のインクが収容されており、その各色のインクを各インクタンク1からインクチューブ106を通じて記録ヘッド103にそれぞれ供給される。なお、インクチューブ106は、キャリッジ102とともに往復移動される記録ヘッド103の動きに追従できるようにU字状に曲げられている。
【0029】
記録ヘッド103は、キャリッジ102の移動に伴ってプラテン104の上方で主走査方向に繰り返し往復移動しながら、各色のインク滴を適宜に吐出して、プラテン104上の記録用紙Pに画像を形成する。
【0030】
なお、この実施形態では、キャリッジ102にインクタンクを搭載していないことから、キャリッジ102が軽量であり、キャリッジ102の加速応答性が優れ、画像の品位を高めることができる。
【0031】
以上の構成のインクジェット画像形成装置100は、次のような動作によって画像形成(印字)を行う。
【0032】
まず、ホストコンピュータ(図示せず)から画像データに基づく印字要求がインクジェット画像形成装置100に送信される。画像データを受信したインクジェット画像形成装置100は、給紙トレイ110上の記録用紙Pを、ピックアップローラ111によって搬出する。次に、搬出された記録用紙Pは、ガイド板112を通過した後、搬送ローラ113によって記録用紙Pを画像形成部101へと送られる。
【0033】
画像形成部101では、記録ヘッド103の各ノズルから、プラテン104上の記録用紙Pにインク滴が吹き付けられる(吐出される)。このとき、記録用紙Pはプラテン104上で一旦停止されている。インク滴を吹き付けながら、キャリッジ102がスライドガイド軸105に案内されて、主走査方向に1ライン分走査される。それが終了すると、記録用紙Pは、プラテン104上で副走査方向に一定の幅だけ移動する。このような処理が画像形成部101において継続して実施されることにより、記録用紙Pの全面に画像が形成される。
【0034】
以上のようにして画像形成が行われた記録用紙Pは、排出ローラ115,117及びスターホイール116,118によって排紙トレイ119に排出される。これにより、記録用紙Pは印刷物としてユーザに提供されることになる。
【0035】
また、図1に示すインクジェット画像形成装置100においては、キャリッジ102がインクタンク1・・1の上方位置まで移動・停止し、後述する廃インクの排出及び記録ヘッドのワイピングなどのメンテナンスを行うように構成されている。
【0036】
次に、本発明の実施形態を図2〜図13を参照しながら説明する。
【0037】
<実施形態1>
図2及び図3はそれぞれ本発明の実施形態の構成を模式的に示す正面図及び平面図である。
【0038】
まず、この実施形態では、4色のインクを使用して画像を形成するインクジェット画像形成装置に本発明を適用しており、キャリッジ102に4つの記録ヘッド103(Y),103(M),103(C),103(Bk)[Y:イエロー、M:マゼンタ、C:シアン、Bk:黒]が搭載されている。これに対応して、各色のインキを収容した4つのインクタンク1・・1が装置本体100Aのタンク装着部100Bに固定配置されている(図1参照)。
【0039】
インクタンク1は、記録ヘッド103に供給するインクを収容する供給インク貯蔵部2と、記録ヘッド103から排出された廃インクを貯留する廃インク貯蔵部3とが一体形成されている。廃インク貯蔵部3の上面には廃インク受け口4が開口されている。
【0040】
廃インク受け口4は、キャリッジ102に搭載された各記録ヘッド103(Y),103(M),103(C),103(Bk)の正面形状よりも所定量だけ大きな矩形の開口である。また、廃インク受け口4は、各記録ヘッド103(Y),103(M),103(C),103(Bk)に対応する位置に設けられており、キャリッジ102が、タンク装着部100Bに装着されたインクタンク1・・1の上方位置に移動したときに、記録ヘッド103(Y),103(M),103(C),103(Bk)のいずれかが廃インク受け口4に対向するようになっている。
【0041】
例えば、キャリッジ102の移動により、インクタンク1(Y)の上方位置に記録ヘッド103(Y)が位置したときには、その記録ヘッド103(Y)がインクタンク1(Y)の廃インク受け口4に対向し、この状態で記録ヘッド103(Y)からインク(イエロー)を吐出することにより、廃インクを廃インク貯蔵部3内に収容することができる。
【0042】
同様に、キャリッジ102の移動により、記録ヘッド103(M)がインクタンク1(M)の廃インク受け口4に対向し、また、記録ヘッド103(C)がインクタンク1(C)の廃インク受け口4に対向し、さらに、記録ヘッド103(Bk)がインクタンク1(Bk)の廃インク受け口4に対向するようになっており、各記録ヘッド103(M),103(C),103(Bk)から排出された廃インク(マゼンタ、シアンまたは黒)が各色のインクタンク1の廃インク貯蔵部3に収容される。
【0043】
なお、以上の実施形態の構成に加えて、廃インク貯蔵部3内に廃インク吸収パッドを収容しておいてもよい。
【0044】
<実施形態2>
図4及び図5はそれぞれ本発明の他の実施形態の構成を模式的に示す正面図及び平面図である。
【0045】
この実施形態では、テキストデータなどを高速に処理するのに適したインクジェット画像形成装置に本発明を適用したもので、キャリッジ102に搭載される記録ヘッドのうち、黒色用の記録ヘッド103(Bk)が単独で設けられ、カラー画像の形成に用いる記録ヘッド103(Y),103(M),103(C)が1列に集積されている。
【0046】
インクタンク1は、前記した実施例1と同様に、記録ヘッド103に供給するインクを収容する供給インク貯蔵部2と、記録ヘッド103から排出された廃インクを貯留する廃インク貯蔵部3とが一体に設けられている。ただし、各色のインクタンク1ごとに、廃インク受け口4の位置が異なっている。
【0047】
具体的には、各記録ヘッド103(Y),103(M),103(C),103(Bk)の副走査方向(主走査方向と直交する方向)における各位置に応じた位置にそれぞれ廃インク受け口4が設けられており、例えば、記録ヘッド103(C)がシアンのインクタンク1(C)の上方位置に移動したときに、そのインクタンク1(C)の廃インク受け口4に記録ヘッド103(C)が対向する。
【0048】
同様に、記録ヘッド103の移動により、記録ヘッド103(M)がインクタンク1(M)の廃インク受け口4に対向し、また、記録ヘッド103(Y)がインクタンク1(Y)の廃インク受け口4に対向し、さらに、記録ヘッド103(Bk)がインクタンク1(Bk)の廃インク受け口4に対向するようになっており、各色のインクタンク1の廃インク貯蔵部3に、各記録ヘッド103(C),103(M),103(Y),103(Bk)から排出された廃インク(シアン、マゼンタ、イエロー、黒)が各色のインクタンク1の廃インク貯蔵部3に収容される。
【0049】
なお、この実施形態においても、廃インク貯蔵部3内に廃インク吸収パッドを収容しておいてもよい。
【0050】
<実施形態3>
本発明の別の実施形態を図6及び図7に示す。
【0051】
図6の実施形態では、インクタンク1の上面に沿ってスライド自在な廃インク漏洩防止蓋5を設け、このスライド構造の廃インク漏洩防止蓋5によって廃インク受け口4を開放/閉鎖する点に特徴がある。
【0052】
廃インク漏洩防止蓋5には開閉用凸部51が一体形成されている。また、その開閉用凸部51に係合する当て部材(図示せず)が装置本体100Aのタンク装着部100B(図1参照)に設けられている。
【0053】
そして、図6の構造において、インクタンク1をタンク装着部100Bに差し込み、インクタンク1のインク供給口1Aにインクチューブ106を押込んだときに、タンク装着部100B側の当て部材によって廃インク漏洩防止蓋5の開閉用凸部51が押される。これにより廃インク漏洩防止蓋5がスライドして、図6(b)に示すように、廃インク貯蔵部3の廃インク受け口4が開放される。
【0054】
なお、インクタンク1をタンク装着部100Bに取り付ける前、及びタンク装着部100Bから取り外した後には、廃インク受け口4は廃インク漏洩防止蓋5にて必ず閉鎖されるようになっている。
【0055】
図7の実施形態では、回転(揺動)構造の廃インク漏洩防止蓋6にて廃インク受け口4を開放/閉鎖する点に特徴がある。
【0056】
廃インク漏洩防止蓋6は、インクタンク1の上部に支持ピン62を介して支持されており、キャリッジ102の走査方向(主走査方向)と直交する軸を中心として回転するようになっている。廃インク漏洩防止蓋6には開閉用凸部61が一体形成されている。また、その開閉用凸部61に係合する当て部材(図示せず)がキャリッジ102(図1参照)に設けられている。
【0057】
そして、図7の構造では、キャリッジ102がインクタンク1の上方位置に向けて移動した際に、廃インク漏洩防止蓋6の開閉用凸部61がキャリッジ102の当て部材(図示せず)によって押される。これにより廃インク漏洩防止蓋6が回転して、図7(b)に示すように、廃インク貯蔵部3の廃インク受け口4が開放される。
【0058】
なお、この実施形態においても、インクタンク1をタンク装着部100Bに取り付ける前、及びタンク装着部100Bから取り外した後には、廃インク受け口4は廃インク漏洩防止蓋6にて必ず閉鎖されるようになっている。
【0059】
以上の各実子形態のように、廃インク受け口4を開放/閉鎖する廃インク漏洩防止蓋5,6を設けておけば、インクタンク1を交換するときに、廃インク受け口4を閉鎖状態とすることができるので、ユーザの手などが汚れることを防止することができる。
【0060】
<実施形態4>
本発明の別の実施形態を図8及び図9並びに図10に示す。
【0061】
図8及び図9の実施形態では、インクタンク1にワイパーブレード7を一体に設けた点に特徴がある。ワイパーブレード7は、廃インク貯蔵部3の内部から廃インク受け口4を通じて外部に突出しており、ワイパーブレード7の周辺、特にキャリッジ102の走査方向に沿う領域に廃インク受け口4が存在している。従って、この実施形態では、ワイパーブレード7にて記録ヘッド103から拭い取った廃インクを、廃インク受け口4で確実に受けることができる。
【0062】
図10の実施形態では、ワイパーブレード7を、スライド構造の廃インク漏洩防止蓋8の開閉動作に連動して上下動するように構成した点に特徴がある。
【0063】
具体的には、廃インク漏洩防止蓋8に形成されたガイド溝81に、ワイパーブレード7がガイドピン82を介して係合しており、廃インク漏洩防止蓋8が廃インク受け口4を閉鎖する位置にあるときは、ワイパーブレード7が廃インク貯蔵部3の内部に収容される(図10(a))。一方、廃インク漏洩防止蓋8を、廃インク受け口4を開放する側にスライド移動させると、これに連動してワイパーブレード7が上昇して、廃インク受け口4から上方に向けて突き出す(図10(b))。
【0064】
このように、図10の実施形態では、廃インク漏洩防止蓋8が閉じているときには、ワイパーブレード7が外部に露出しない構造となっているので、インクタンク交換時などにおいてユーザがワイパーブレード7に触れることを防止することができる。
【0065】
以上の各実施形態のように、記録ヘッド103のインク吐出面をワイピングするワイパーブレード7をインクタンク1に一体に設けておくと、インクタンク1を交換するごとに、ワイパーブレード7も新品に交換されるので、ワイパーブレード1による記録ヘッド103のインク吐出面(ノズル面)のワイプ効果を一定に保つことができる。
【0066】
<実施形態5>
図11及び図12はそれぞれ本発明の別の実施形態の要部構造を模式的に示す正面図である。
【0067】
この実施形態では、ワイパーブレード11を回転部材12に取り付けている。回転部材12は、インクタンク1の廃インク貯蔵部3の底部に支持ピン13を介して回転自在に支持されている。回転部材12の根元部には操作レバー部14が一体形成されており、この操作レバー部14の回転に連動してワイパーブレード11が回転(揺動)する。
【0068】
操作レバー部14には、キャリッジ102に設けられた押圧凸部120に当たる第1の当て部材15及び第2の当て部材16が設けられている。これら第1の当て部材15と第2の当て部材16との間には、記録ヘッド103がワイパーブレード11に接触したときに(図12(a)〜(b)に示す状態)、キャリッジ102の押圧凸部120の下面に当たって、操作レバー部14つまり回転部材12の回転を規制する規制リブ17が設けられている。
【0069】
次に、この実施形態の動作を説明する。
【0070】
まず、キャリッジ102がインクタンク1の上方位置に向けて移動したときに、その移動過程において、キャリッジ102の押圧凸部120が操作レバー部14の第1の当て部材15に当たった時点から、ワイパーブレード11が回転を開始し、キャリッジ102がインクタンク1上方の所定位置に到達・停止した状態(図11(b)に示す状態)で、ワイパーブレード11が直立姿勢(垂直姿勢)になるとともに、操作レバー部14の第2の当て部材16とワイパーブレード11と間に記録ヘッド103が位置する。このようなワイパーブレード11の回転過程においては、ワイパーブレード11は記録ヘッド103に接触しない。
【0071】
次に、図11(b)の停止状態から、キャリッジ102が上記とは逆向き(インクタンク1から離れる向き)に移動すると、まずはキャリッジ102の押圧凸部120が、操作レバー部14の第1の当て部材15から外れ、次いで記録ヘッド103がワイパーブレード11に接触する(図12(a))。このとき、規制リブ17によって回転部材12の回転が規制されるので、ワイパーブレード11は直立姿勢が保持され、キャリッジ102の移動により、図12(b)に示すように記録ヘッド103がワイパーブレード11によってワイピング(クリーニング)される。
【0072】
そして、キャリッジ102が更に移動すると、操作レバー部14の第2の当て部材16にキャリッジ102の押圧凸部120が当たった時点でワイパーブレード11が回転して図11(a)の状態に戻る。
【0073】
以上のように、この実施形態では、キャリッジ102が一方向(インクタンク1から離れる方向)に移動したときにのみ、ワイパーブレード11によるワイピングを行うように構成しているので、記録ヘッド103とワイパーブレード11とが擦れた後、ワイパーブレード11が記録ヘッド103から離間するときに、ワイパーブレード11から飛び散る廃インクの飛散方向を一方向にすることができ、廃インクが飛散する範囲を小さくすることができる。
【0074】
<実施形態6>
まず、インクジェット画像形成装置においては、図13に示すように、発光素子22と受光素子23からなる新品検知センサ21をキャリッジ102に設けるとともに、インクタンク20の上面に反射部材24を設けておき(図13(a))、タンク装着部100B(図1参照)に新品のインクタンク20を装着(新品タンクに交換)した際に、すぐに反射部材24に記録ヘッド103からインクを排出して(図13(b))、反射部材24の光反射率を変化させることで、タンク装着部100Bに装着されているインクタンク20が新品タンクであるのか、使用中のタンクであるのかを検知するという方法が提案されている。
【0075】
本発明では、図2に示すように、インクタンク1の上部に廃インク貯蔵部3を一体に設けているので、その廃インク貯蔵部3をインクタンクの新品検知に用いることが可能であり、前記したような反射部材24を省略することができる。
【0076】
具体的には、廃インク貯蔵部3内に白色の廃インク吸収パッド(図示せず)を収容しておき、インクタンク1を新品タンクに交換した際に、すぐに廃インク貯蔵部3に記録ヘッド103からインクを排出して、廃インク貯蔵部3内の廃インク吸収パッドを汚す。これにより廃インクパッドの色が、新品時の白から所定のインク色に変化するので、廃インク貯蔵部3での光反射率が変わる。従って、その反射率の変化に基づいて、インクタンク1が新品であるのか、使用中であるのかを検知することができる。
【0077】
以上の各実施形態では、インクタンクから記録ヘッドへのインク供給にインクチューブを用いるインクジェット画像形成装置を例にとって説明したが、本発明はこれに限られることなく、インクチューブを使用せずに、記録ヘッド側のインクが無くなったときに、キャリッジがインクタンク近傍位置に移動して、記録ヘッドにインクを直接的に補充する方式のインクジェット画像形成装置のインクタンク並びにインクジェット画像形成装置にも適用できる。
【0078】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、記録ヘッドに供給するインクを収容する供給インク貯蔵部と、記録ヘッドから排出される廃インクを収容する廃インク貯蔵部とをインクタンクに一体に設けているので、廃インクを貯蔵するための廃インク容器などを設置するスペースを確保する必要がなくなり、装置の小型化が可能になる。しかも、記録ヘッドに対向する位置に、廃インクを受ける廃インク受け部を設けているので、廃インクを送り込む機構などを設ける必要もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用するインクジェット画像形成装置の構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施形態の構成を模式的に示す正面図である。
【図3】同じく実施形態の構成を模式的に示す平面図である。
【図4】本発明の他の実施形態の構成を模式的に示す正面図である。
【図5】同じく他の実施形態の構成を模式的に示す平面図である。
【図6】本発明の別の実施形態の構成を示す斜視図である。
【図7】本発明の別の実施形態の構成を示す斜視図である。
【図8】本発明の別の実施形態の要部構成を示す斜視図である。
【図9】図8の実施形態の要部縦断面図である。
【図10】本発明の別の実施形態の要部構成を示す正面図である。
【図11】本発明の別の実施形態の要部構成を示す縦断面図である。
【図12】同じく別の実施形態の要部構成を示す縦断面図である。
【図13】インクジェット画像形成装置においてインクタンクの新品を検知する方法の説明図である。
【符号の説明】
1 インクタンク
2 供給インク貯蔵部
3 廃インク貯蔵部
4 廃インク受け口(廃インク受け部)
5,6 廃インク漏洩防止蓋
51,61 開閉用凸部
62 支持ピン
7 ワイパーブレード
8 廃インク漏洩防止蓋
81 ガイド溝
82 ガイドピン
11 ワイパーブレード
12 回転部材
13 支持ピン
14 操作レバー部
15 第1の当て部材
16 第2の当て部材
17 規制リブ
21 新品検知センサ
22 発光素子
23 受光素子
100 インクジェット画像形成装置
100A 装置本体
100B タンク装着部
101 画像形成部
102 キャリッジ
120 押圧凸部
103 記録ヘッド
106 インクチューブ

Claims (11)

  1. 記録ヘッドが搭載されたキャリッジを主走査方向に移動しながら、記録ヘッドからインクを吐出することにより記録媒体上に画像を形成するインクジェット画像形成装置に固定配置されるインクタンクであって、
    前記記録ヘッドに供給するインクを収容する供給インク貯蔵部と、前記記録ヘッドから排出される廃インクを収容する廃インク貯蔵部とが一体に設けられているとともに、前記記録ヘッドに対応する位置に、前記記録ヘッドから排出されるインクを受ける廃インク受け部が設けられていることを特徴とするインクジェット画像形成装置のインクタンク。
  2. インクジェット画像形成装置に当該インクタンクが固定配置された状態で、そのインクタンクの前記廃インク貯蔵部の上方位置に前記記録ヘッドが移動したときに、前記廃インク受け部に記録ヘッドが対向するように構成されていることを特徴とする請求項1記載のインクジェット画像形成装置のインクタンク。
  3. 前記廃インク受け部に、開閉自在な廃インク漏洩防止蓋が設けられていることを特徴とする請求項1記載のインクジェット画像形成装置のインクタンク。
  4. 前記廃インク漏洩防止蓋は、前記キャリッジの動作に応じて開閉するように構成されていることを特徴とする請求項3記載のインクジェット画像形成装置のインクタンク。
  5. 前記廃インク漏洩防止蓋は、インクジェット画像形成装置への当該インクタンクの取り付け/取り外し動作に応じて開閉するように構成されていることを特徴とする請求項3記載のインクジェット画像形成装置のインクタンク。
  6. 当該インクタンクは、交換可能な単位ごとに前記廃インク貯蔵部及び前記廃インク受け部が設けられていることを特徴とする請求項1記載のインクジェット画像形成装置のインクタンク。
  7. 前記記録ヘッドのインク吐出面をワイピングするワイプ部材が一体的に設けられていることを特徴とする請求項1記載のインクジェット画像形成装置のインクタンク。
  8. 前記ワイプ部材の周辺で、少なくとも前記キャリッジの走査方向に沿う領域には、廃インク受け部が配置されていることを特徴とする請求項7記載のインクジェット画像形成装置のインクタンク。
  9. 前記ワイプ部材は、前記キャリッジの移動に応じてワイプ位置または非ワイプ位置に選択的に配置されることを特徴とする請求項7記載のインクジェット画像形成装置のインクタンク。
  10. 請求項1〜9のいずれかに記載されたインクタンクが装置本体に固定配置されていることを特徴するインクジェット画像形成装置。
  11. 前記インクタンクの廃インク貯蔵部へのインクの吐出によって生じる光反射率の変化を、インクタンクの新品検知に用いるように構成されていることを特徴とする請求項10記載のインクジェット画像形成装置。
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JP2018187942A (ja) * 2018-08-28 2018-11-29 セイコーエプソン株式会社 記録装置
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