JP2004097293A - ベッド装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】この発明はベッド本体の側方に小物類の載置場所を容易に確保することができるベッド装置を提供することにある。
【解決手段】ベッド本体1と、このベッド本体に設けられ上記ベッド本体の長手方向に対して複数の床部6a,6bに分割され各床部がベッド本体の幅方向に沿って配置された床板5と、上記ベッド本体の長手方向一端に設けられるヘッドボード4と、上記床板の少なくとも上記ヘッドボード側に位置する1つの床部を上記ベッド本体の幅方向に沿って移動可能に支持したガイド部材7とを具備する。
【選択図】 図1
【解決手段】ベッド本体1と、このベッド本体に設けられ上記ベッド本体の長手方向に対して複数の床部6a,6bに分割され各床部がベッド本体の幅方向に沿って配置された床板5と、上記ベッド本体の長手方向一端に設けられるヘッドボード4と、上記床板の少なくとも上記ヘッドボード側に位置する1つの床部を上記ベッド本体の幅方向に沿って移動可能に支持したガイド部材7とを具備する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はマットレスが載置される床板を備えたベッド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
たとえば、家庭用や病院用などのベッド装置においては、ベッド装置の利用者の枕元に、利用者が使用する小物類などの物品を容易に載置することのできる載置場所が必要なことがある。
【0003】
従来、利用者の枕元に物品の載置場所を確保するためには、ベッド装置の側方にテーブルを設置し、そのテーブルを物品の載置場所として利用するということが行なわれていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ベッド装置の側方に設置されたテーブルは常時、物品の載置場所として使用するものでなく、使用しないことも多い。テーブルを使用しない場合、ベッド装置の側方に設置されたテーブルは、たとえば室内の歩行の妨げとなったり、室内空間を有効に利用できないなど邪魔になることがある。
【0005】
不使用時に、上記テーブルが邪魔にならないようにするためには、たとえば納戸などの収納部に収納したり、邪魔にならない場所へ移動させるなどのことが行なわれる。
【0006】
しかしながら、その場合、その都度、テーブルを収納部に出し入れしたり、移動させるなどの作業をともなうため、その作業が煩わしいということがあったり、テーブルを収納したり、移動させるためのスペースを確保できないということもある。
【0007】
この発明は、物品の載置場所をベッド装置の側方に容易に確保することができ、しかも不要な場合には煩わしい作業を伴わずに容易に除去できるようにしたベッド装置を提供することことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、ベッド本体と、
このベッド本体に設けられベッド本体の長手方向に対して複数の床部に分割され各床部がベッド本体の幅方向に沿って配置された床板と、
上記ベッド本体の長手方向一端に設けられるヘッドボードと、
上記床板の少なくとも上記ヘッドボード側に位置する1つの床部を上記ベッド本体の幅方向に沿って移動可能に支持した支持機構と、
を具備したことを特徴とするベッド装置にある。
【0009】
請求項2の発明は、上記支持機構は、上記ベッド本体の幅方向に沿って架設されたガイド部材と、上記床部の下面に設けられ上記ガイド部材に沿って移動可能であるとともに移動させたときに上記ベッド本体に当接してその移動範囲を制限する可動部材とからなることを特徴とする請求項1記載のベッド装置にある。
【0010】
請求項3の発明は、上記支持機構は、上記床部に幅方向に沿って形成されたガイド溝と、上記ベッド本体に設けられ上記ガイド溝に係合して上記床部をベッド本体の幅方向に沿って移動可能にガイドするガイド部材とからなることを特徴とする請求項1記載のベッド装置にある。
【0011】
請求項4の発明は、ベッド本体と、
このベッド本体に設けられベッド本体の長手方向に対して複数の床部に分割されるとともに各床部が上記ベッド本体の幅方向に沿って設けられた床板と、
上記ベッド本体の長手方向一端に設けられるヘッドボードとを具備し、
上記床板の少なくとも上記ヘッドボード側に位置する1つの床部は、接離する方向に移動可能に設けられそれぞれの対向する一端面に開放しかつベッド本体の幅方向に沿って細長い凹部が形成された一対の可動片と、上記ベッド本体の幅方向に沿って固定され一対の可動片を接近する方向に移動させたときにこれら可動片の凹部内に入り込む固定片とからなることを特徴とするベッド装置にある。
【0012】
請求項5の発明は、ベッド本体と、
このベッド本体に設けられベッド本体の長手方向に対して複数の床部に分割されるとともに各床部が上記ベッド本体の幅方向に沿って設けられた床板と、
上記ベッド本体の長手方向一端に設けられるヘッドボードとを具備し、
上記床板の少なくとも上記ヘッドボード側に位置する1つの床部は、上記ベッド本体の幅方向一端部に固定され一端面にベッド本体の幅方向に沿って突出した凸部が設けられた固定片と、上記ベッド本体の幅方向他端部に上記固定片に対して接離する方向に移動可能に設けられ接近する方向に移動させることで上記凸部を収容する凹部が設けられた可動片とに分割されていることを特徴とするベッド装置にある。
【0013】
この発明によれば、床板を構成する1つの床部をベッド本体の幅方向に沿って移動させ、その端部をベッド本体の幅方向外方へ突出させることで、その突出端部を物品を載置するテーブル面として利用することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0015】
図1乃至図3はこの発明の第1の実施の形態を示す。図1(a)はベッド装置の平面図、同じく(b)は正面図、同じく(c)は側面図を示す。このベッド装置はベッド本体1を備えている。ベッド本体1は角パイプからなる一対の側部材2の両端面にそれぞれ脚部材3の上端を直角に連結するとともに、側部材2の長手方向一端に位置する一対の脚部材3にはヘッドボード4の内面の下端部が固定されている。
【0016】
上記ベッド本体1の上面、つまり一対の側部材2の上面には床板5が設けられている。この床板5は、図1(a)に示すように所定の大きさの複数の床部6a,6bに分割されている。ヘッドボード4側に位置する1つの床部6aを除く他の床部6bは幅方向の両端部を上記側部材2に固定して設けられている。なお、各床部6a,6bの幅寸法は一対の側部材2の対向間隔よりも大きく形成され、ヘッドボード4の幅寸法とほぼ同じになっている。
【0017】
ヘッドボード4側に位置する床部6aはベッド本体1の幅方向に沿って移動可能に設けられている。すなわち、上記床部6aに対応位置する一対の側部材2のヘッドボード4側の端部間には、円筒パイプからなるガイド部材7が架設されている。
【0018】
上記床部6aの下面の幅方向両端部には上記ガイド部材7とで支持機構を構成する一対の可動部材8が設けられている。この可動部材8は、図3に示すように上記ガイド部材7にスライド可能に外嵌する環状の受け部9と、この受け部9から延出された一対の取付け部10とが滑沢性を有するフッ素系の樹脂などによって一体成形されてなる。
【0019】
上記取付け部10には通孔11が穿設され、上記床部6aの幅方向両端部の下面には一対の通孔11と対応してナット体12が埋め込まれている。そして、可動部材8は上記取付け部10の通孔11にねじ13を通し、そのねじ13を上記ナット体12に螺合させることで、床部6aの下面の幅方向両端部に取付け固定されている。
【0020】
それによって、上記床部6aは上記ガイド部材7に沿ってベッド本体1の幅方向に移動させることができるようになっており、またその移動量は移動方向に位置する一方の可動部材8が一方の側部材2の内面に当接することによって制限される。
【0021】
図1(b)、(c)に鎖線で示すように、上記床板5の上面にはマットレス14が載置される。この実施の形態では、上記マットレス14の幅寸法は図1(c)に示すように床板5の幅寸法よりもわずかに小さく、一対の側部材2の対向間隔とほぼ同じに形成されている。
【0022】
上記構成のベッド装置によれば、床板5を構成する複数の床部6a,6bのうち、ヘッドボード4側に位置する床部6aはベッド本体1の幅方向に沿って移動可能になっている。
【0023】
そのため、利用者が枕元に小物類の載置場所を必要とする場合には、図2(b)或いは図1(a)、(c)に鎖線で示すようにその床部6aをベッド本体1の幅方向に沿って移動させ、床部6aの一端部をマットレス14の幅方向一側から外方へ突出させる。それによって、図1(c)に示すように、床部6aの突出部分Tを小物類の載置面である、テーブル面として利用することが可能となる。
【0024】
ヘッドボード4側に位置する床部6aはベッド本体1の幅方向に沿って移動可能であるが、図2(b)に示すように移動方向の端部に位置する一方の可動部材8が一方の側部材2の内面に当たることで、その移動が制限される。そのため、上記床部6aを移動させ過ぎ、この床部6aによるマットレス14の支持状態が大きく損なわれるのを防止することができる。
【0025】
つまり、マットレス14の上記床部6aから外れる部分大きくなり過ぎないように制限できるから、マットレス14の床部6aから外れた部分が荷重を受けることで下方へ大きく撓むのを防止することができる。
【0026】
上記床部6aの幅寸法は上記マットレス14の幅寸法よりもわずかに大きく設定されているため、床部6aの端部がマットレス14の側面から外方に露出している。そのため、床部6aを移動させる際、その端部の露出部分を掴むことができるから、床部6aの移動を容易に行なうことができる。
【0027】
さらに、床部6aはベッド本体1の幅方向の左右いずれの方向にも移動させることができる。そのため、ベッド本体1が幅方向一側を壁面に接近させて設置される場合であっても、上記床部6aを幅方向他方に移動させることで、この床部6aの端部を小物類の載置するテーブル面として利用することができる。
【0028】
図4(a),(b)と図5(a),(b)は床部6aを移動可能に支持する支持機構の変形例を示す第2の実施の形態である。すなわち、この第2の実施の形態は、床部6aの幅方向中央部に、厚さ方向に貫通したガイド溝21が幅方向に沿って所定長さで形成されている。このガイド溝21は図5(a),(b)に示すように床部6aの上面に開放した広幅部21aと、この広幅部21aの底面と床部6aの下面とを貫通した狭幅部21bとからなる。
【0029】
ベッド本体1のヘッドボード4側の端部には、床部6aのガイド溝21と対応する位置に角筒状の支持部材22が幅方向に沿って架設されている。この支持部材22の幅方向中央部分の上面には一対の開口23(図5に1つのみ図示)が幅方向に所定の間隔で形成され、各開口23にはめねじ部材24が装着されている。
【0030】
上記床部6aのガイド溝21にはガイド部材としての一対のガイドねじ25が挿通され、これらガイドねじ25は上記雌ねじ部材24に螺合される。図5(a)に示すように上記ガイドねじ25をねじ込めば、上記床部6aを移動不能に固定することができる。図5(b)に示すようにガイドねじ25を緩めれば、上記床部6aはガイド溝21を上記ガイドねじ25に沿わせてベッド本体1の幅方向に沿って移動させることができる。
【0031】
上記床部6aのベッド本体1の幅方向に沿う移動距離は、床部6aの移動方向と逆方向に位置する一方のガイドねじ25に、上記ガイド溝21の末端が当たることによって制限される。つまり、ガイドねじ25の取付け位置と、ガイド溝21の幅方向に沿う長さとによって上記床部6aのベッド本体1の幅方向に沿う移動距離を設定することができる。
【0032】
したがって、このような構成のベッド装置であっても、必要に応じて床部6aをベッド本体1の幅方向に沿って移動させることで、その端部を小物類の載置するテーブル面として利用することができる。
【0033】
図6と図7はこの発明の第3の実施の形態を示す。この第3の実施の形態はヘッドボード4側に位置する床部6aが一対の可動片31と、1つの固定片32とに分割されている。
【0034】
各可動片31には、幅方向と交差する方向に所定の間隔で離間した一対のガイド溝21が幅方向に沿って所定の長さで形成されている。このガイド溝21は、第2の実施の形態の床部6aに形成されたガイド溝21と同様、広幅部21aと狭幅部21b(図5(a),(b)に示す)とを有する同じ断面形状である。さらに、各可動片31には、幅方向一端面に開放した凹部33が幅方向に沿って所定の長さで形成されている。
【0035】
上記固定片32は、一対の可動片31の凹部33が開放した端面を接合させたときに、これら凹部33によって形成される空間部と同じ大きさ、つまり一対の凹部33内に入り込む大きさの帯板状をなしている。
【0036】
図7に示すように、ベッド本体1のヘッドボード4側の端部には、一対の支持部材34が一対の側部材2間に架設されている。一対の支持部材34は、ベッド本体1の幅方向と交差する長手方向に対し、上記可動片31に形成された一対のガイド溝21と同じ間隔で設けられている。
【0037】
一対の支持部材34間には一対の固定部材35がベッド本体1の幅方向に所定の間隔で架設されている。上記支持部材34は第2の実施の形態に示された支持部材22と同様、角筒状で、長手方向の両端部の上面には図5(a),(b)に示すようにめねじ部材24が設けられている。
【0038】
各上記可動片31は、それぞれのガイド溝21に2本ずつ通されたガイドねじ25を、一対の支持部材35のめねじ部材24に螺合することで、そのガイドねじ25にガイド溝21を沿わせて移動可能に設けられている。
【0039】
つまり、一対の可動片31はベッド本体1の幅方向に沿って接離可能に設けられている。帯板状の上記固定片32は、長手方向をベッド本体1の幅方向に沿わせて上記一対の固定部材35に固定して設けられている。
【0040】
図7(a)に示すように、一対の可動片31を凹部33が開放した一端面を接触させた状態では、一対の凹部33内に固定片32が収容されている。図7(b)に示すように一方の可動片31をベッド本体1の幅方向一側から外方へ突出させれば、その可動片31の突出した端部を小物類を載置するテーブル面として利用することができる。図7(c)に示すように、一対の可動片31を離反する方向に移動させ、それぞれの端部をベッド本体1の幅方向両側から外方へ突出させれば、各端部をそれぞれ小物類を載置するテーブル面として利用することができる。
【0041】
このような構成のベッド装置によれば、一方或いは両方の可動片31をベッド本体1の幅方向外方へスライドさせても、可動片31が移動した後には固定片32が残留している。そのため、可動片31を移動させても、マットレス14は固定片32によって支持されるため、マットレス14の支持状態が不安定になるのを防止できる。
【0042】
また、可動片31に形成された一対のガイド溝21を、この可動片31の凹部33が開放した一端面側に寄せて形成することができる。そのため、可動片31の他端部をベッド本体1の幅方向外方から突出させても、上記ガイド溝31がマットレス14からほとんど露出しないため、可動片31の端部をテーブル面として利用する際に体裁がよい。
【0043】
床板5の1つの床部6aだけでなく、他の床部6bも、床部6aと同じように、一対の可動片31と固定片32とによって形成してもよい。その場合、全ての床部6a,6bを図7(a)のように一対の可動片31が接触する状態にすれば、床板5をシングルサイズ若しくはセミダブルサイズの幅寸法とすることができ、図7(c)に示すように両方の可動片31を幅方向外方に移動させた状態では、セミダブルサイズ若しくはダブルサイズとして利用することができる。
【0044】
図8はこの発明の第4の実施の形態を示す。この第4の実施の形態は、ヘッドボード4側に位置する床部6aが固定片41と可動片42とに分割されている。固定片41の一端には帯状の凸部43が所定の長さで突設され、上記可動片42には上記凸部43に対応する形状の凹部44が一端面に開放して形成されている。この凹部44の両側には、それぞれガイド溝21が形成されている。このガイド溝21は第2、第3の実施の形態と同様、広幅部21aと狭幅部21bとを有する。
【0045】
ベッド本体1のヘッドボード4側の端部には、第3の実施の形態と同様、ベッド本体1の長手方向に所定の間隔で離間した一対の支持部材34と、これら支持部材34間にベッド本体1の幅方向に所定の間隔で離間した一対の固定部材35とが架設されている。
【0046】
上記固定片41は、その凸部43をベッド本体1の幅方向内方に向けて上記一対の固定部材35に固定して設けられ、上記可動片42は、凹部44の開放端をベッド本体1の幅方向内方に向け、ガイド溝21を介して上記支持部材34にガイドねじ25によって移動可能及び固定可能に設けられている。
【0047】
したがって、このような構成によれば、可動片42を固定片41から離反する方向に移動させれば、この可動片41の端部をテーブル面として利用することができる。
【0048】
上記可動片42の一対のガイド溝21を凹部44の両側に設けるようにしたから、上記ガイド溝21を凹部44に制限を受けることなく、長くすることができる。そのため、可動片42を移動させる距離を十分に長くすることができるから、上記可動片42のベッド本体1の幅方向一側からの突出距離を大きくすることができる。
【0049】
この発明は上記各実施の形態に限定されるものでなく、たとえば上記各実施の形態では床板をヘッドボード側に位置する1つの床部と、他の複数の床部とによって形成したが、他の複数の床部を1つの床部としてもよい。つまり、床板を、2つの床部によって形成し、そのうちのヘッドボード側に位置する床部をベッド本体の幅方向に沿って移動可能に設けたり、可動片と固定片とに分割するようにしてもよい。
【0050】
【発明の効果】
以上のようにこの発明によれば、床板を構成する1つの床部をベッド本体の幅方向に沿って移動させることができるようにした。
【0051】
そのため、その床部の端部をベッド本体の幅方向外方へ突出させれば、その突出部分を物品を載置するためのテーブル面として利用することができる。しかも、床部をベッド本体の幅方向に沿って移動可能に設けるだけでよいから、簡単な構成とすることができるなどの利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はこの発明の第1の実施の形態を示すベッド装置の平面図、(b)は側面図、(c)は正面図。
【図2】(a),(b)はヘッドボード側に設けられた床部の平面図。
【図3】床部の可動部材が設けられた部分の断面図。
【図4】(a),(b)はこの発明の第2の実施の形態を示すヘッドボード側の床部の平面図。
【図5】(a),(b)は床部を移動可能に支持した構造を示す断面図。
【図6】この発明の第3の実施の形態を示すベッド装置の斜視図。
【図7】(a)は一対の可動片の一端面を接触させた状態の平面図、(b)は一方の可動片を移動させた状態の平面図、(c)は一対の可動片を移動させた状態の平面図。
【図8】この発明の第4の実施の形態を示すヘッドボード側の床部の平面図。
【符号の説明】
1…ベッド本体
4…ヘッドボード
5…床板
6a,6b…床部
7…ガイド部材(支持機構)
8…可動部材(支持機構)
21…ガイド溝(支持機構)
25…ガイドねじ(支持機構)
31,42…可動片
32,41…固定片
【発明の属する技術分野】
この発明はマットレスが載置される床板を備えたベッド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
たとえば、家庭用や病院用などのベッド装置においては、ベッド装置の利用者の枕元に、利用者が使用する小物類などの物品を容易に載置することのできる載置場所が必要なことがある。
【0003】
従来、利用者の枕元に物品の載置場所を確保するためには、ベッド装置の側方にテーブルを設置し、そのテーブルを物品の載置場所として利用するということが行なわれていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ベッド装置の側方に設置されたテーブルは常時、物品の載置場所として使用するものでなく、使用しないことも多い。テーブルを使用しない場合、ベッド装置の側方に設置されたテーブルは、たとえば室内の歩行の妨げとなったり、室内空間を有効に利用できないなど邪魔になることがある。
【0005】
不使用時に、上記テーブルが邪魔にならないようにするためには、たとえば納戸などの収納部に収納したり、邪魔にならない場所へ移動させるなどのことが行なわれる。
【0006】
しかしながら、その場合、その都度、テーブルを収納部に出し入れしたり、移動させるなどの作業をともなうため、その作業が煩わしいということがあったり、テーブルを収納したり、移動させるためのスペースを確保できないということもある。
【0007】
この発明は、物品の載置場所をベッド装置の側方に容易に確保することができ、しかも不要な場合には煩わしい作業を伴わずに容易に除去できるようにしたベッド装置を提供することことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、ベッド本体と、
このベッド本体に設けられベッド本体の長手方向に対して複数の床部に分割され各床部がベッド本体の幅方向に沿って配置された床板と、
上記ベッド本体の長手方向一端に設けられるヘッドボードと、
上記床板の少なくとも上記ヘッドボード側に位置する1つの床部を上記ベッド本体の幅方向に沿って移動可能に支持した支持機構と、
を具備したことを特徴とするベッド装置にある。
【0009】
請求項2の発明は、上記支持機構は、上記ベッド本体の幅方向に沿って架設されたガイド部材と、上記床部の下面に設けられ上記ガイド部材に沿って移動可能であるとともに移動させたときに上記ベッド本体に当接してその移動範囲を制限する可動部材とからなることを特徴とする請求項1記載のベッド装置にある。
【0010】
請求項3の発明は、上記支持機構は、上記床部に幅方向に沿って形成されたガイド溝と、上記ベッド本体に設けられ上記ガイド溝に係合して上記床部をベッド本体の幅方向に沿って移動可能にガイドするガイド部材とからなることを特徴とする請求項1記載のベッド装置にある。
【0011】
請求項4の発明は、ベッド本体と、
このベッド本体に設けられベッド本体の長手方向に対して複数の床部に分割されるとともに各床部が上記ベッド本体の幅方向に沿って設けられた床板と、
上記ベッド本体の長手方向一端に設けられるヘッドボードとを具備し、
上記床板の少なくとも上記ヘッドボード側に位置する1つの床部は、接離する方向に移動可能に設けられそれぞれの対向する一端面に開放しかつベッド本体の幅方向に沿って細長い凹部が形成された一対の可動片と、上記ベッド本体の幅方向に沿って固定され一対の可動片を接近する方向に移動させたときにこれら可動片の凹部内に入り込む固定片とからなることを特徴とするベッド装置にある。
【0012】
請求項5の発明は、ベッド本体と、
このベッド本体に設けられベッド本体の長手方向に対して複数の床部に分割されるとともに各床部が上記ベッド本体の幅方向に沿って設けられた床板と、
上記ベッド本体の長手方向一端に設けられるヘッドボードとを具備し、
上記床板の少なくとも上記ヘッドボード側に位置する1つの床部は、上記ベッド本体の幅方向一端部に固定され一端面にベッド本体の幅方向に沿って突出した凸部が設けられた固定片と、上記ベッド本体の幅方向他端部に上記固定片に対して接離する方向に移動可能に設けられ接近する方向に移動させることで上記凸部を収容する凹部が設けられた可動片とに分割されていることを特徴とするベッド装置にある。
【0013】
この発明によれば、床板を構成する1つの床部をベッド本体の幅方向に沿って移動させ、その端部をベッド本体の幅方向外方へ突出させることで、その突出端部を物品を載置するテーブル面として利用することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0015】
図1乃至図3はこの発明の第1の実施の形態を示す。図1(a)はベッド装置の平面図、同じく(b)は正面図、同じく(c)は側面図を示す。このベッド装置はベッド本体1を備えている。ベッド本体1は角パイプからなる一対の側部材2の両端面にそれぞれ脚部材3の上端を直角に連結するとともに、側部材2の長手方向一端に位置する一対の脚部材3にはヘッドボード4の内面の下端部が固定されている。
【0016】
上記ベッド本体1の上面、つまり一対の側部材2の上面には床板5が設けられている。この床板5は、図1(a)に示すように所定の大きさの複数の床部6a,6bに分割されている。ヘッドボード4側に位置する1つの床部6aを除く他の床部6bは幅方向の両端部を上記側部材2に固定して設けられている。なお、各床部6a,6bの幅寸法は一対の側部材2の対向間隔よりも大きく形成され、ヘッドボード4の幅寸法とほぼ同じになっている。
【0017】
ヘッドボード4側に位置する床部6aはベッド本体1の幅方向に沿って移動可能に設けられている。すなわち、上記床部6aに対応位置する一対の側部材2のヘッドボード4側の端部間には、円筒パイプからなるガイド部材7が架設されている。
【0018】
上記床部6aの下面の幅方向両端部には上記ガイド部材7とで支持機構を構成する一対の可動部材8が設けられている。この可動部材8は、図3に示すように上記ガイド部材7にスライド可能に外嵌する環状の受け部9と、この受け部9から延出された一対の取付け部10とが滑沢性を有するフッ素系の樹脂などによって一体成形されてなる。
【0019】
上記取付け部10には通孔11が穿設され、上記床部6aの幅方向両端部の下面には一対の通孔11と対応してナット体12が埋め込まれている。そして、可動部材8は上記取付け部10の通孔11にねじ13を通し、そのねじ13を上記ナット体12に螺合させることで、床部6aの下面の幅方向両端部に取付け固定されている。
【0020】
それによって、上記床部6aは上記ガイド部材7に沿ってベッド本体1の幅方向に移動させることができるようになっており、またその移動量は移動方向に位置する一方の可動部材8が一方の側部材2の内面に当接することによって制限される。
【0021】
図1(b)、(c)に鎖線で示すように、上記床板5の上面にはマットレス14が載置される。この実施の形態では、上記マットレス14の幅寸法は図1(c)に示すように床板5の幅寸法よりもわずかに小さく、一対の側部材2の対向間隔とほぼ同じに形成されている。
【0022】
上記構成のベッド装置によれば、床板5を構成する複数の床部6a,6bのうち、ヘッドボード4側に位置する床部6aはベッド本体1の幅方向に沿って移動可能になっている。
【0023】
そのため、利用者が枕元に小物類の載置場所を必要とする場合には、図2(b)或いは図1(a)、(c)に鎖線で示すようにその床部6aをベッド本体1の幅方向に沿って移動させ、床部6aの一端部をマットレス14の幅方向一側から外方へ突出させる。それによって、図1(c)に示すように、床部6aの突出部分Tを小物類の載置面である、テーブル面として利用することが可能となる。
【0024】
ヘッドボード4側に位置する床部6aはベッド本体1の幅方向に沿って移動可能であるが、図2(b)に示すように移動方向の端部に位置する一方の可動部材8が一方の側部材2の内面に当たることで、その移動が制限される。そのため、上記床部6aを移動させ過ぎ、この床部6aによるマットレス14の支持状態が大きく損なわれるのを防止することができる。
【0025】
つまり、マットレス14の上記床部6aから外れる部分大きくなり過ぎないように制限できるから、マットレス14の床部6aから外れた部分が荷重を受けることで下方へ大きく撓むのを防止することができる。
【0026】
上記床部6aの幅寸法は上記マットレス14の幅寸法よりもわずかに大きく設定されているため、床部6aの端部がマットレス14の側面から外方に露出している。そのため、床部6aを移動させる際、その端部の露出部分を掴むことができるから、床部6aの移動を容易に行なうことができる。
【0027】
さらに、床部6aはベッド本体1の幅方向の左右いずれの方向にも移動させることができる。そのため、ベッド本体1が幅方向一側を壁面に接近させて設置される場合であっても、上記床部6aを幅方向他方に移動させることで、この床部6aの端部を小物類の載置するテーブル面として利用することができる。
【0028】
図4(a),(b)と図5(a),(b)は床部6aを移動可能に支持する支持機構の変形例を示す第2の実施の形態である。すなわち、この第2の実施の形態は、床部6aの幅方向中央部に、厚さ方向に貫通したガイド溝21が幅方向に沿って所定長さで形成されている。このガイド溝21は図5(a),(b)に示すように床部6aの上面に開放した広幅部21aと、この広幅部21aの底面と床部6aの下面とを貫通した狭幅部21bとからなる。
【0029】
ベッド本体1のヘッドボード4側の端部には、床部6aのガイド溝21と対応する位置に角筒状の支持部材22が幅方向に沿って架設されている。この支持部材22の幅方向中央部分の上面には一対の開口23(図5に1つのみ図示)が幅方向に所定の間隔で形成され、各開口23にはめねじ部材24が装着されている。
【0030】
上記床部6aのガイド溝21にはガイド部材としての一対のガイドねじ25が挿通され、これらガイドねじ25は上記雌ねじ部材24に螺合される。図5(a)に示すように上記ガイドねじ25をねじ込めば、上記床部6aを移動不能に固定することができる。図5(b)に示すようにガイドねじ25を緩めれば、上記床部6aはガイド溝21を上記ガイドねじ25に沿わせてベッド本体1の幅方向に沿って移動させることができる。
【0031】
上記床部6aのベッド本体1の幅方向に沿う移動距離は、床部6aの移動方向と逆方向に位置する一方のガイドねじ25に、上記ガイド溝21の末端が当たることによって制限される。つまり、ガイドねじ25の取付け位置と、ガイド溝21の幅方向に沿う長さとによって上記床部6aのベッド本体1の幅方向に沿う移動距離を設定することができる。
【0032】
したがって、このような構成のベッド装置であっても、必要に応じて床部6aをベッド本体1の幅方向に沿って移動させることで、その端部を小物類の載置するテーブル面として利用することができる。
【0033】
図6と図7はこの発明の第3の実施の形態を示す。この第3の実施の形態はヘッドボード4側に位置する床部6aが一対の可動片31と、1つの固定片32とに分割されている。
【0034】
各可動片31には、幅方向と交差する方向に所定の間隔で離間した一対のガイド溝21が幅方向に沿って所定の長さで形成されている。このガイド溝21は、第2の実施の形態の床部6aに形成されたガイド溝21と同様、広幅部21aと狭幅部21b(図5(a),(b)に示す)とを有する同じ断面形状である。さらに、各可動片31には、幅方向一端面に開放した凹部33が幅方向に沿って所定の長さで形成されている。
【0035】
上記固定片32は、一対の可動片31の凹部33が開放した端面を接合させたときに、これら凹部33によって形成される空間部と同じ大きさ、つまり一対の凹部33内に入り込む大きさの帯板状をなしている。
【0036】
図7に示すように、ベッド本体1のヘッドボード4側の端部には、一対の支持部材34が一対の側部材2間に架設されている。一対の支持部材34は、ベッド本体1の幅方向と交差する長手方向に対し、上記可動片31に形成された一対のガイド溝21と同じ間隔で設けられている。
【0037】
一対の支持部材34間には一対の固定部材35がベッド本体1の幅方向に所定の間隔で架設されている。上記支持部材34は第2の実施の形態に示された支持部材22と同様、角筒状で、長手方向の両端部の上面には図5(a),(b)に示すようにめねじ部材24が設けられている。
【0038】
各上記可動片31は、それぞれのガイド溝21に2本ずつ通されたガイドねじ25を、一対の支持部材35のめねじ部材24に螺合することで、そのガイドねじ25にガイド溝21を沿わせて移動可能に設けられている。
【0039】
つまり、一対の可動片31はベッド本体1の幅方向に沿って接離可能に設けられている。帯板状の上記固定片32は、長手方向をベッド本体1の幅方向に沿わせて上記一対の固定部材35に固定して設けられている。
【0040】
図7(a)に示すように、一対の可動片31を凹部33が開放した一端面を接触させた状態では、一対の凹部33内に固定片32が収容されている。図7(b)に示すように一方の可動片31をベッド本体1の幅方向一側から外方へ突出させれば、その可動片31の突出した端部を小物類を載置するテーブル面として利用することができる。図7(c)に示すように、一対の可動片31を離反する方向に移動させ、それぞれの端部をベッド本体1の幅方向両側から外方へ突出させれば、各端部をそれぞれ小物類を載置するテーブル面として利用することができる。
【0041】
このような構成のベッド装置によれば、一方或いは両方の可動片31をベッド本体1の幅方向外方へスライドさせても、可動片31が移動した後には固定片32が残留している。そのため、可動片31を移動させても、マットレス14は固定片32によって支持されるため、マットレス14の支持状態が不安定になるのを防止できる。
【0042】
また、可動片31に形成された一対のガイド溝21を、この可動片31の凹部33が開放した一端面側に寄せて形成することができる。そのため、可動片31の他端部をベッド本体1の幅方向外方から突出させても、上記ガイド溝31がマットレス14からほとんど露出しないため、可動片31の端部をテーブル面として利用する際に体裁がよい。
【0043】
床板5の1つの床部6aだけでなく、他の床部6bも、床部6aと同じように、一対の可動片31と固定片32とによって形成してもよい。その場合、全ての床部6a,6bを図7(a)のように一対の可動片31が接触する状態にすれば、床板5をシングルサイズ若しくはセミダブルサイズの幅寸法とすることができ、図7(c)に示すように両方の可動片31を幅方向外方に移動させた状態では、セミダブルサイズ若しくはダブルサイズとして利用することができる。
【0044】
図8はこの発明の第4の実施の形態を示す。この第4の実施の形態は、ヘッドボード4側に位置する床部6aが固定片41と可動片42とに分割されている。固定片41の一端には帯状の凸部43が所定の長さで突設され、上記可動片42には上記凸部43に対応する形状の凹部44が一端面に開放して形成されている。この凹部44の両側には、それぞれガイド溝21が形成されている。このガイド溝21は第2、第3の実施の形態と同様、広幅部21aと狭幅部21bとを有する。
【0045】
ベッド本体1のヘッドボード4側の端部には、第3の実施の形態と同様、ベッド本体1の長手方向に所定の間隔で離間した一対の支持部材34と、これら支持部材34間にベッド本体1の幅方向に所定の間隔で離間した一対の固定部材35とが架設されている。
【0046】
上記固定片41は、その凸部43をベッド本体1の幅方向内方に向けて上記一対の固定部材35に固定して設けられ、上記可動片42は、凹部44の開放端をベッド本体1の幅方向内方に向け、ガイド溝21を介して上記支持部材34にガイドねじ25によって移動可能及び固定可能に設けられている。
【0047】
したがって、このような構成によれば、可動片42を固定片41から離反する方向に移動させれば、この可動片41の端部をテーブル面として利用することができる。
【0048】
上記可動片42の一対のガイド溝21を凹部44の両側に設けるようにしたから、上記ガイド溝21を凹部44に制限を受けることなく、長くすることができる。そのため、可動片42を移動させる距離を十分に長くすることができるから、上記可動片42のベッド本体1の幅方向一側からの突出距離を大きくすることができる。
【0049】
この発明は上記各実施の形態に限定されるものでなく、たとえば上記各実施の形態では床板をヘッドボード側に位置する1つの床部と、他の複数の床部とによって形成したが、他の複数の床部を1つの床部としてもよい。つまり、床板を、2つの床部によって形成し、そのうちのヘッドボード側に位置する床部をベッド本体の幅方向に沿って移動可能に設けたり、可動片と固定片とに分割するようにしてもよい。
【0050】
【発明の効果】
以上のようにこの発明によれば、床板を構成する1つの床部をベッド本体の幅方向に沿って移動させることができるようにした。
【0051】
そのため、その床部の端部をベッド本体の幅方向外方へ突出させれば、その突出部分を物品を載置するためのテーブル面として利用することができる。しかも、床部をベッド本体の幅方向に沿って移動可能に設けるだけでよいから、簡単な構成とすることができるなどの利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はこの発明の第1の実施の形態を示すベッド装置の平面図、(b)は側面図、(c)は正面図。
【図2】(a),(b)はヘッドボード側に設けられた床部の平面図。
【図3】床部の可動部材が設けられた部分の断面図。
【図4】(a),(b)はこの発明の第2の実施の形態を示すヘッドボード側の床部の平面図。
【図5】(a),(b)は床部を移動可能に支持した構造を示す断面図。
【図6】この発明の第3の実施の形態を示すベッド装置の斜視図。
【図7】(a)は一対の可動片の一端面を接触させた状態の平面図、(b)は一方の可動片を移動させた状態の平面図、(c)は一対の可動片を移動させた状態の平面図。
【図8】この発明の第4の実施の形態を示すヘッドボード側の床部の平面図。
【符号の説明】
1…ベッド本体
4…ヘッドボード
5…床板
6a,6b…床部
7…ガイド部材(支持機構)
8…可動部材(支持機構)
21…ガイド溝(支持機構)
25…ガイドねじ(支持機構)
31,42…可動片
32,41…固定片
Claims (5)
- ベッド本体と、
このベッド本体に設けられベッド本体の長手方向に対して複数の床部に分割され各床部がベッド本体の幅方向に沿って配置された床板と、
上記ベッド本体の長手方向一端に設けられるヘッドボードと、
上記床板の少なくとも上記ヘッドボード側に位置する1つの床部を上記ベッド本体の幅方向に沿って移動可能に支持した支持機構と、
を具備したことを特徴とするベッド装置。 - 上記支持機構は、上記ベッド本体の幅方向に沿って架設されたガイド部材と、上記床部の下面に設けられ上記ガイド部材に沿って移動可能であるとともに移動させたときに上記ベッド本体に当接してその移動範囲を制限する可動部材とからなることを特徴とする請求項1記載のベッド装置。
- 上記支持機構は、上記床部に幅方向に沿って形成されたガイド溝と、上記ベッド本体に設けられ上記ガイド溝に係合して上記床部をベッド本体の幅方向に沿って移動可能にガイドするガイド部材とからなることを特徴とする請求項1記載のベッド装置。
- ベッド本体と、
このベッド本体に設けられベッド本体の長手方向に対して複数の床部に分割されるとともに各床部が上記ベッド本体の幅方向に沿って設けられた床板と、
上記ベッド本体の長手方向一端に設けられるヘッドボードとを具備し、
上記床板の少なくとも上記ヘッドボード側に位置する1つの床部は、接離する方向に移動可能に設けられそれぞれの対向する一端面に開放しかつベッド本体の幅方向に沿って細長い凹部が形成された一対の可動片と、上記ベッド本体の幅方向に沿って固定され一対の可動片を接近する方向に移動させたときにこれら可動片の凹部内に入り込む固定片とからなることを特徴とするベッド装置。 - ベッド本体と、
このベッド本体に設けられベッド本体の長手方向に対して複数の床部に分割されるとともに各床部が上記ベッド本体の幅方向に沿って設けられた床板と、
上記ベッド本体の長手方向一端に設けられるヘッドボードとを具備し、
上記床板の少なくとも上記ヘッドボード側に位置する1つの床部は、上記ベッド本体の幅方向一端部に固定され一端面にベッド本体の幅方向に沿って突出した凸部が設けられた固定片と、上記ベッド本体の幅方向他端部に上記固定片に対して接離する方向に移動可能に設けられ接近する方向に移動させることで上記凸部を収容する凹部が設けられた可動片とに分割されていることを特徴とするベッド装置。
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2002
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