JP2004094838A - 情報取得システム - Google Patents
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Abstract
【課題】ソフトウェアの最新バージョンの他に、リリース予定情報も入手する。
【解決手段】製品情報管理装置が保守対象コンピュータからの問いかけに対して契約判定を行い、契約が有効であればリリース情報を知らせる。
【選択図】 図1
【解決手段】製品情報管理装置が保守対象コンピュータからの問いかけに対して契約判定を行い、契約が有効であればリリース情報を知らせる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報取得システムに係り、特にソフトウェアのバージョン情報を扱う情報取得システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
Webサイトの任意のホームページが更新されたか否かに関する従来技術として、Webサイトの特定記事に更新が行われたものを監視し、更新があったという情報を取得するものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−249982号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前述した技術は、ソフトウェアの最新バージョンを知ることが開示されているが、リリース予定に対応した情報については述べられていない。
【0005】
本発明の目的はソフトウェアの最新バージョンを問いかけた場合に、リリース予定のものがあれば問いかけ日時を考慮して、将来のバージョン情報通知および将来バージョンのソフトウェアを取得するシステムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば前記目的は、ソフトウェアのバージョン情報を、前記ソフトウェアの提供元に問いかける手段と、前記ソフトウェアの最新バージョンとリリース予定バージョンの情報を取得する手段と、前記取得した情報を問いかけ元へ通知する手段と、リリース予定バージョンがリリースされた時点で取得する手段より成る。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の1実施の形態を図面により詳細に説明する。
【0008】
図1は本発明の構成図である。図1において、ひとつまたは複数の保守対象コンピュータ111と、製品情報管理装置101と、ひとつまたは複数の製品提供ベンダサーバ109がネットワーク110を介して接続されている。
【0009】
保守対象コンピュータ111は、保守対象ソフトウェア製品情報115を有し、保守契約の判定、保守対象ソフトウェア情報の更新を行うものであり、システム情報取得部112と契約コンピュータ判定部113とインストール済ソフトウェアバージョン情報取得部114を有する。システム情報取得部112は保守対象コンピュータ111を構成するハードウェアあるいはソフトウェアの情報を取得するものである。契約コンピュータ判定部113は契約コンピュータ特定ID判定部であり、システム情報取得部112が生成したシステム情報とあらかじめ定義されている保守契約定義情報の契約コンピュータ特定IDとを比較するものである。インストール済ソフトウェアバージョン情報取得部114は前記比較結果が一致する場合、保守対象ソフトウェア製品情報115を登録するものである。
【0010】
製品情報管理装置101はソフトウェア製品情報を登録、管理、配信するものであって、ソフトウェア製品情報DB107と保守対象ソフトウェア最新情報DB108と有し、データ監視部102とデータ取得/登録部103と保守対象ユーザデータ判定部104とデータ取得/作成部105とデータ配信部106よりなる。データ監視部102は保守対象ソフトウェア製品情報の更新状況を監視するものであり、データ取得/登録部103はデータ監視部102で更新が確認された保守対象ソフトウェア製品情報を取得し、取得したデータをソフトウェア製品情報DB107に登録するものであり、保守対象ユーザデータ判定部104は保守対象コンピュータ111から送信されたシステム情報とあらかじめ定義されている保守契約定義情報の契約コンピュータ特定IDとを比較するものであり、データ取得/作成部105は前記比較結果が一致する場合、保守対象ソフトウェア最新情報DB108を登録するものであり、データ配信部106は保守対象ソフトウェア最新情報DB108をユーザに配信する。104、105および106による処理については図4により後述する。ソフトウェア製品情報DB107は保守サービスを提供するソフトウェア製品の全バージョン製品情報の格納庫であって、この内容は図2に示す。保守対象ソフトウェア最新情報DB108は保守対象コンピュータにインストールされているソフトウェア製品バージョンに最適なソフトウェア製品情報の格納庫であって、この内容は図3に示す。製品提供ベンダサーバ109はソフトウェア製品を提供するベンダの製品情報提供サーバ装置である。
【0011】
図2はソフトウェア製品情報DB107の登録内容の一例を説明する図であり、次にこれについて説明する。保守サービスを提供するソフトウェア製品の全バージョン製品情報は、このソフトウェア製品情報DB107に登録される。
【0012】
図2に示すソフトウェア製品情報DB107の各レコードにおいて、製品No201はソフトウェア製品毎に一意に割り当てられた番号、製品名202はソフトウェア製品名称、バージョン番号203はソフトウェア製品が有するバージョン番号、リリース日204はソフトウェア製品のリリース年月日、製品情報205はソフトウェア製品に関する機能説明、ノウハウ、バグ情報などのあらゆる種類の製品情報である。例えば、製品No2は製品名称Bであり、バージョン番号が1から5まで存在し、それぞれのリリース日、製品情報を有している(209〜213)。このソフトウェア製品情報DB107は、データ取得/作成部105が、保守対象コンピュータ111に配信するための保守対象ソフトウェア最新情報DB108を生成するために使用される。
【0013】
図3は保守対象ソフトウェア最新情報DB108の登録内容の一例を説明する図であり、次にこれについて説明する。保守対象コンピュータ111に最適なソフトウェア製品情報は、この保守対象ソフトウェア最新情報DB108に登録される。
【0014】
図3に示す保守対象ソフトウェア最新情報DB108の各レコードにおいて、製品No301はソフトウェア製品毎に一意に割り当てられた番号、製品名302は保守対象ソフトウェア製品名称、バージョン番号303は保守対象ソフトウェアが有するバージョン番号、リリース日304は保守対象ソフトウェア製品のリリース年月日、製品情報305は保守対象ソフトウェア製品に関する機能説明、ノウハウ、バグ情報などのあらゆる種類の製品情報である。例えば、製品No2は製品名称Bであり、バージョン番号が2であり、リリース日が20011230であり、製品情報を有している(306)。この保守対象ソフトウェア最新情報DB108は、データ配信部106が、保守対象コンピュータ111に配信するために使用される。
【0015】
図4は製品情報管理装置101の保守対象ユーザデータ判定部104とデータ取得/作成部105とデータ配信部106が、保守対象コンピュータ111が指定したデータにしたがって、保守対象ソフトウェア製品の最新情報を配信する処理動作を説明するフローチャートであり、次にこれについて説明する。
【0016】
保守対象ユーザデータ判定部104は、保守対象コンピュータ111からの情報を読み込んで、保守対象コンピュータを特定するために必要な情報を取得する(ステップ401)。取得した情報とあらかじめ登録されている保守契約有効ユーザ一覧情報を比較し、保守対象コンピュータの契約状況を判定する(ステップ402、403)。ステップ403の判定で、保守対象コンピュータの契約が有効であることが確認された場合、保守対象コンピュータ111にインストールされている保守対象ソフトウェア製品のバージョンに関わるソフトウェア製品情報を、ソフトウェア製品情報DB107から取得し、保守対象ソフトウェア最新情報DB108に登録する(ステップ404)。次に、インストールされている保守対象ソフトウェア製品の次バージョンのリリース日をソフトウェア製品情報DB107から取得し、処理日時点で次バージョンが既にリリース済かどうかを判定する(ステップ405、406)。ステップ406の判定で、次バージョンがまだリリースされていないことが確認された場合、リリース日が処理日から1ヵ月以内かどうかを判定する(ステップ407)。ステップ407の判定で、次バージョンのリリース日が処理日から1ヶ月以内であることが確認された場合、保守対象ソフトウェア製品の次バージョンに関わるソフトウェア製品情報を、ソフトウェア製品情報DB107から取得し、保守対象ソフトウェア最新情報DB108に登録するとともに、リリース日が処理日から1ヶ月以内である全バージョンに対して、ステップ405の処理に戻って保守対象ソフトウェア製品情報の取得処理を繰り返す(ステップ408)。ステップ403の判定で、保守対象コンピュータの契約が無効であることが確認された場合は、保守契約が無効であることと、再契約を推奨するようなメッセージを作成し、保守対象ソフトウェア最新情報DB108に登録する(ステップ409)。以上で作成した保守対象ソフトウェア最新情報DB108を保守対象コンピュータ111に配信し、処理を終了する(ステップ410)。
【0017】
図5は保守対象コンピュータ111に配信された保守対象ソフトウェア最新情報DB108にリリース日が1ヵ月以内の保守対象ソフトウェアが存在する場合に、保守対象コンピュータ111に表示される問いかけウィンドウである。
【0018】
図5に示す問いかけウィンドウにおいて、メッセージウインドウ501は問いかけるメッセージを表示するウィンドウ本体部分、応答ボタン502は問いかけに対する肯定応答のためのボタン、応答ボタン503は問いかけに対する否定応答のためのボタンである。
【0019】
図6は製品情報管理装置101のデータ取得/登録部103と保守対象ユーザデータ判定部104とデータ取得/作成部105とデータ配信部106が、保守対象コンピュータ111が指定したデータにしたがって、保守対象ソフトウェアの次バージョンを配信する処理動作を説明するフローチャートであり、次にこれについて説明する。
【0020】
保守対象ユーザデータ判定部104は、保守対象コンピュータ111からの問いかけに対する応答情報を読み込んで、保守対象ソフトウェアの次バージョンダウンロード要否を特定するために必要な情報を取得する(ステップ601)。データ取得/登録部は取得した情報からダウンロード対象ソフトウェアのリリース予定日まで待機する(ステップ602)。次に、ダウンロード対象ソフトウェアのリリース予定日になった時に、製品提供ベンダサーバ109に対して次バージョンがリリースされたかどうかを照会する(ステップ603)。照会した情報により、ダウンロード対象ソフトウェアがリリースされているかどうかを判定する(ステップ604)。ステップ604の判定で、ダウンロード対象ソフトウェアがリリースされていることが確認された場合、提供ベンダサーバ109からダウンロード対象ソフトウェアを取得する(ステップ605)。ステップ604の判定で、ダウンロード対象ソフトウェアがリリースされていないことが確認された場合、翌日まで待機し、ステップ603の処理に戻って製品提供ベンダサーバ109に対する照会処理を繰り返す(ステップ606)。
以上で取得したダウンロード対象ソフトウェアを保守対象コンピュータ111に配信し、処理を終了する(ステップ607)。
【0021】
【発明の効果】
本発明によれば、新しいバージョンのソフトウェアを請求した場合に、次に出るバージョンの情報を入手することができるので、現行のバージョンを入手するか、次のバージョンを待つかを判断する情報を得ることができるとともに、次のバージョンのリリース時期を意識し続けることなく、リリース時期が来た時に自動的に入手することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による情報取得システムの全体の構成図である。
【図2】ソフトウェア製品情報DBの一例を説明する図である。
【図3】保守対象ソフトウェア最新情報DBの一例を説明する図である。
【図4】製品情報管理装置の保守対象ユーザデータ判定部とデータ取得/作成部とデータ配信部が、保守対象コンピュータから指定された情報をもとにソフトウェアのバージョン情報を作成し、保守対象コンピュータに配信する処理動作を説明するフローチャートである。
【図5】保守対象コンピュータでの問いかけウィンドウを説明する図である。
【図6】製品情報管理装置の保守対象ユーザデータ判定部とデータ取得/作成部とデータ配信部が、保守対象コンピュータから指定された情報をもとに次バージョンのソフトウェアを取得し、保守対象コンピュータに配信する処理動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
101 製品情報管理装置
102 データ監視部
103 データ取得/登録部
104 保守対象ユーザデータ判定部
105 データ取得/作成部
106 データ配信部
107 ソフトウェア製品情報DB
108 保守対象ソフトウェア最新情報DB
109 製品提供ベンダサーバ
110 ネットワーク
111 保守対象コンピュータ
112 システム情報取得部
113 契約コンピュータ判定部
114 インストール済ソフトウェアバージョン情報取得部
115 保守対象ソフトウェア製品情報DB
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報取得システムに係り、特にソフトウェアのバージョン情報を扱う情報取得システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
Webサイトの任意のホームページが更新されたか否かに関する従来技術として、Webサイトの特定記事に更新が行われたものを監視し、更新があったという情報を取得するものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−249982号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前述した技術は、ソフトウェアの最新バージョンを知ることが開示されているが、リリース予定に対応した情報については述べられていない。
【0005】
本発明の目的はソフトウェアの最新バージョンを問いかけた場合に、リリース予定のものがあれば問いかけ日時を考慮して、将来のバージョン情報通知および将来バージョンのソフトウェアを取得するシステムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば前記目的は、ソフトウェアのバージョン情報を、前記ソフトウェアの提供元に問いかける手段と、前記ソフトウェアの最新バージョンとリリース予定バージョンの情報を取得する手段と、前記取得した情報を問いかけ元へ通知する手段と、リリース予定バージョンがリリースされた時点で取得する手段より成る。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の1実施の形態を図面により詳細に説明する。
【0008】
図1は本発明の構成図である。図1において、ひとつまたは複数の保守対象コンピュータ111と、製品情報管理装置101と、ひとつまたは複数の製品提供ベンダサーバ109がネットワーク110を介して接続されている。
【0009】
保守対象コンピュータ111は、保守対象ソフトウェア製品情報115を有し、保守契約の判定、保守対象ソフトウェア情報の更新を行うものであり、システム情報取得部112と契約コンピュータ判定部113とインストール済ソフトウェアバージョン情報取得部114を有する。システム情報取得部112は保守対象コンピュータ111を構成するハードウェアあるいはソフトウェアの情報を取得するものである。契約コンピュータ判定部113は契約コンピュータ特定ID判定部であり、システム情報取得部112が生成したシステム情報とあらかじめ定義されている保守契約定義情報の契約コンピュータ特定IDとを比較するものである。インストール済ソフトウェアバージョン情報取得部114は前記比較結果が一致する場合、保守対象ソフトウェア製品情報115を登録するものである。
【0010】
製品情報管理装置101はソフトウェア製品情報を登録、管理、配信するものであって、ソフトウェア製品情報DB107と保守対象ソフトウェア最新情報DB108と有し、データ監視部102とデータ取得/登録部103と保守対象ユーザデータ判定部104とデータ取得/作成部105とデータ配信部106よりなる。データ監視部102は保守対象ソフトウェア製品情報の更新状況を監視するものであり、データ取得/登録部103はデータ監視部102で更新が確認された保守対象ソフトウェア製品情報を取得し、取得したデータをソフトウェア製品情報DB107に登録するものであり、保守対象ユーザデータ判定部104は保守対象コンピュータ111から送信されたシステム情報とあらかじめ定義されている保守契約定義情報の契約コンピュータ特定IDとを比較するものであり、データ取得/作成部105は前記比較結果が一致する場合、保守対象ソフトウェア最新情報DB108を登録するものであり、データ配信部106は保守対象ソフトウェア最新情報DB108をユーザに配信する。104、105および106による処理については図4により後述する。ソフトウェア製品情報DB107は保守サービスを提供するソフトウェア製品の全バージョン製品情報の格納庫であって、この内容は図2に示す。保守対象ソフトウェア最新情報DB108は保守対象コンピュータにインストールされているソフトウェア製品バージョンに最適なソフトウェア製品情報の格納庫であって、この内容は図3に示す。製品提供ベンダサーバ109はソフトウェア製品を提供するベンダの製品情報提供サーバ装置である。
【0011】
図2はソフトウェア製品情報DB107の登録内容の一例を説明する図であり、次にこれについて説明する。保守サービスを提供するソフトウェア製品の全バージョン製品情報は、このソフトウェア製品情報DB107に登録される。
【0012】
図2に示すソフトウェア製品情報DB107の各レコードにおいて、製品No201はソフトウェア製品毎に一意に割り当てられた番号、製品名202はソフトウェア製品名称、バージョン番号203はソフトウェア製品が有するバージョン番号、リリース日204はソフトウェア製品のリリース年月日、製品情報205はソフトウェア製品に関する機能説明、ノウハウ、バグ情報などのあらゆる種類の製品情報である。例えば、製品No2は製品名称Bであり、バージョン番号が1から5まで存在し、それぞれのリリース日、製品情報を有している(209〜213)。このソフトウェア製品情報DB107は、データ取得/作成部105が、保守対象コンピュータ111に配信するための保守対象ソフトウェア最新情報DB108を生成するために使用される。
【0013】
図3は保守対象ソフトウェア最新情報DB108の登録内容の一例を説明する図であり、次にこれについて説明する。保守対象コンピュータ111に最適なソフトウェア製品情報は、この保守対象ソフトウェア最新情報DB108に登録される。
【0014】
図3に示す保守対象ソフトウェア最新情報DB108の各レコードにおいて、製品No301はソフトウェア製品毎に一意に割り当てられた番号、製品名302は保守対象ソフトウェア製品名称、バージョン番号303は保守対象ソフトウェアが有するバージョン番号、リリース日304は保守対象ソフトウェア製品のリリース年月日、製品情報305は保守対象ソフトウェア製品に関する機能説明、ノウハウ、バグ情報などのあらゆる種類の製品情報である。例えば、製品No2は製品名称Bであり、バージョン番号が2であり、リリース日が20011230であり、製品情報を有している(306)。この保守対象ソフトウェア最新情報DB108は、データ配信部106が、保守対象コンピュータ111に配信するために使用される。
【0015】
図4は製品情報管理装置101の保守対象ユーザデータ判定部104とデータ取得/作成部105とデータ配信部106が、保守対象コンピュータ111が指定したデータにしたがって、保守対象ソフトウェア製品の最新情報を配信する処理動作を説明するフローチャートであり、次にこれについて説明する。
【0016】
保守対象ユーザデータ判定部104は、保守対象コンピュータ111からの情報を読み込んで、保守対象コンピュータを特定するために必要な情報を取得する(ステップ401)。取得した情報とあらかじめ登録されている保守契約有効ユーザ一覧情報を比較し、保守対象コンピュータの契約状況を判定する(ステップ402、403)。ステップ403の判定で、保守対象コンピュータの契約が有効であることが確認された場合、保守対象コンピュータ111にインストールされている保守対象ソフトウェア製品のバージョンに関わるソフトウェア製品情報を、ソフトウェア製品情報DB107から取得し、保守対象ソフトウェア最新情報DB108に登録する(ステップ404)。次に、インストールされている保守対象ソフトウェア製品の次バージョンのリリース日をソフトウェア製品情報DB107から取得し、処理日時点で次バージョンが既にリリース済かどうかを判定する(ステップ405、406)。ステップ406の判定で、次バージョンがまだリリースされていないことが確認された場合、リリース日が処理日から1ヵ月以内かどうかを判定する(ステップ407)。ステップ407の判定で、次バージョンのリリース日が処理日から1ヶ月以内であることが確認された場合、保守対象ソフトウェア製品の次バージョンに関わるソフトウェア製品情報を、ソフトウェア製品情報DB107から取得し、保守対象ソフトウェア最新情報DB108に登録するとともに、リリース日が処理日から1ヶ月以内である全バージョンに対して、ステップ405の処理に戻って保守対象ソフトウェア製品情報の取得処理を繰り返す(ステップ408)。ステップ403の判定で、保守対象コンピュータの契約が無効であることが確認された場合は、保守契約が無効であることと、再契約を推奨するようなメッセージを作成し、保守対象ソフトウェア最新情報DB108に登録する(ステップ409)。以上で作成した保守対象ソフトウェア最新情報DB108を保守対象コンピュータ111に配信し、処理を終了する(ステップ410)。
【0017】
図5は保守対象コンピュータ111に配信された保守対象ソフトウェア最新情報DB108にリリース日が1ヵ月以内の保守対象ソフトウェアが存在する場合に、保守対象コンピュータ111に表示される問いかけウィンドウである。
【0018】
図5に示す問いかけウィンドウにおいて、メッセージウインドウ501は問いかけるメッセージを表示するウィンドウ本体部分、応答ボタン502は問いかけに対する肯定応答のためのボタン、応答ボタン503は問いかけに対する否定応答のためのボタンである。
【0019】
図6は製品情報管理装置101のデータ取得/登録部103と保守対象ユーザデータ判定部104とデータ取得/作成部105とデータ配信部106が、保守対象コンピュータ111が指定したデータにしたがって、保守対象ソフトウェアの次バージョンを配信する処理動作を説明するフローチャートであり、次にこれについて説明する。
【0020】
保守対象ユーザデータ判定部104は、保守対象コンピュータ111からの問いかけに対する応答情報を読み込んで、保守対象ソフトウェアの次バージョンダウンロード要否を特定するために必要な情報を取得する(ステップ601)。データ取得/登録部は取得した情報からダウンロード対象ソフトウェアのリリース予定日まで待機する(ステップ602)。次に、ダウンロード対象ソフトウェアのリリース予定日になった時に、製品提供ベンダサーバ109に対して次バージョンがリリースされたかどうかを照会する(ステップ603)。照会した情報により、ダウンロード対象ソフトウェアがリリースされているかどうかを判定する(ステップ604)。ステップ604の判定で、ダウンロード対象ソフトウェアがリリースされていることが確認された場合、提供ベンダサーバ109からダウンロード対象ソフトウェアを取得する(ステップ605)。ステップ604の判定で、ダウンロード対象ソフトウェアがリリースされていないことが確認された場合、翌日まで待機し、ステップ603の処理に戻って製品提供ベンダサーバ109に対する照会処理を繰り返す(ステップ606)。
以上で取得したダウンロード対象ソフトウェアを保守対象コンピュータ111に配信し、処理を終了する(ステップ607)。
【0021】
【発明の効果】
本発明によれば、新しいバージョンのソフトウェアを請求した場合に、次に出るバージョンの情報を入手することができるので、現行のバージョンを入手するか、次のバージョンを待つかを判断する情報を得ることができるとともに、次のバージョンのリリース時期を意識し続けることなく、リリース時期が来た時に自動的に入手することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による情報取得システムの全体の構成図である。
【図2】ソフトウェア製品情報DBの一例を説明する図である。
【図3】保守対象ソフトウェア最新情報DBの一例を説明する図である。
【図4】製品情報管理装置の保守対象ユーザデータ判定部とデータ取得/作成部とデータ配信部が、保守対象コンピュータから指定された情報をもとにソフトウェアのバージョン情報を作成し、保守対象コンピュータに配信する処理動作を説明するフローチャートである。
【図5】保守対象コンピュータでの問いかけウィンドウを説明する図である。
【図6】製品情報管理装置の保守対象ユーザデータ判定部とデータ取得/作成部とデータ配信部が、保守対象コンピュータから指定された情報をもとに次バージョンのソフトウェアを取得し、保守対象コンピュータに配信する処理動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
101 製品情報管理装置
102 データ監視部
103 データ取得/登録部
104 保守対象ユーザデータ判定部
105 データ取得/作成部
106 データ配信部
107 ソフトウェア製品情報DB
108 保守対象ソフトウェア最新情報DB
109 製品提供ベンダサーバ
110 ネットワーク
111 保守対象コンピュータ
112 システム情報取得部
113 契約コンピュータ判定部
114 インストール済ソフトウェアバージョン情報取得部
115 保守対象ソフトウェア製品情報DB
Claims (1)
- ソフトウェアのバージョン情報を、前記ソフトウェアの提供元に問いかける手段と、前記ソフトウェアの最新バージョンとリリース予定バージョンの情報を取得する手段と、前記取得した情報を問いかけ元へ通知する手段と、前記ソフトウェアのリリース予定バージョンを取得する手段を有することを特徴とするソフトウェアのバージョン提供システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002258387A JP2004094838A (ja) | 2002-09-04 | 2002-09-04 | 情報取得システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002258387A JP2004094838A (ja) | 2002-09-04 | 2002-09-04 | 情報取得システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004094838A true JP2004094838A (ja) | 2004-03-25 |
Family
ID=32063002
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002258387A Pending JP2004094838A (ja) | 2002-09-04 | 2002-09-04 | 情報取得システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004094838A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009525540A (ja) * | 2006-02-02 | 2009-07-09 | マイクロソフト コーポレーション | バージョン固有のコンテンツ検索 |
JP2018169857A (ja) * | 2017-03-30 | 2018-11-01 | ブラザー工業株式会社 | 情報処理プログラム |
-
2002
- 2002-09-04 JP JP2002258387A patent/JP2004094838A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009525540A (ja) * | 2006-02-02 | 2009-07-09 | マイクロソフト コーポレーション | バージョン固有のコンテンツ検索 |
US8484378B2 (en) | 2006-02-02 | 2013-07-09 | Microsoft Corporation | Receiving a version-specific result responsive to a query |
JP2018169857A (ja) * | 2017-03-30 | 2018-11-01 | ブラザー工業株式会社 | 情報処理プログラム |
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