JP2004093564A - ワーク測定機器 - Google Patents

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Mamoru Kamiya
神谷 守
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Abstract

【課題】 製品の設計変更に伴う生産ラインの変更に対して、柔軟に対応することが可能なワーク測定機器を提供する。
【解決手段】 ワークWの寸法及び形状の少なくとも一方を測定するためのワーク測定機器10は、架台12と、架台12上に取り付けられており、少なくとも1つの側面にワークWの長手方向に延びる取付溝が設けられているコラム14と、コラム14の取付溝64に沿った任意の位置に着脱自在に取り付けられる測定ゲージユニット16と、測定ゲージユニット16によって測定可能な測定位置まで加工されたワークWを搬送する搬送装置20とを備えている。これにより、ワーク形状の変更や寸法測定を所望する箇所の増減に対応して、柔軟に測定ゲージユニット16を追加及び削除することができる。
【選択図】   図1

Description

 本発明は、ワークの寸法及び形状の少なくとも一方を測定するためのワーク測定機器に関する。
 加工機械で加工されたワークは、許容される寸法のワークが得られたことの確認や加工結果のフィードバックのために、検査工程においてワークの各部の寸法又は形状を測定されることが一般的である。特に、研削盤やマシニングセンタなどの旋削又は研削加工装置では、工具の欠けなどに起因して、加工で得られるワークの寸法が不連続的に変化し得るため、インライン又はオンラインで加工済みワークの検査が行われることが多い。
 このようにインライン又はオンラインでワークの検査を行う場合、加工機械の加工速度は近年めざましく向上しているために、生産ライン全体のスループットが検査工程のスループットに大きく依存する。この結果、ワーク測定機器には、ワークの寸法又は形状を迅速に測定することが要求されるようになっている。
 また、近年は、加工された部品の複数の個所に高い寸法精度が要求されており、これに対応して、ワーク測定機器も複数の個所を高い精度で測定できる必要がある。
 こうした要求から、従来のワーク測定機器は、固定位置に複数の測定ゲージを備え、各測定ゲージを特定形状のワークの特定部分の測定に特化させ、測定可能な寸法範囲を限定することにより測定精度を向上させる一方、複数の測定ゲージでワークの異なる部分を同時に測定できるようにし、高い測定精度と、高いスループットとを実現している(例えば、特許文献1を参照)。
特開平11−325805号公報
 ところが、従来のワーク測定機器では、測定ゲージが固定的に配置されていることから、ワークの加工形状の変更に対応するために、測定位置の変更や追加を行うことは困難であった。また、各測定ゲージの測定可能な寸法範囲は限定されているため、ワークの加工寸法の変更に柔軟に対応することさえも困難であった。この結果、製品の設計変更に伴う生産ラインの変更の際には、ワーク測定機器自体を新たに設計、作製することが要求されることも多かった。
 さらに、従来のワーク測定機器では、ワークの形状変更に伴ってワークの外周面に凹溝が形成されるようになった場合、測定ゲージの測定子(すなわち、検出器)が凹溝に入り込んでしまい、凹溝のない部分におけるワークの外周寸法を測定できないことがあった。これは、ワークの孔の内周面に凹溝が形成されるようになった場合でも同様である。
 また、特に旋削加工などでは、工具が加工途中で欠損することがあり、この場合、加工済みのワークの寸法が大きくなってしまう。測定ゲージが2つの測定子の間にワークを配置して測定するタイプのものであった場合、このようなワークがワーク測定機器の測定位置に搬送されると、ワークの外形寸法が2つの測定子の間隔よりも大きくなり、2つの測定子と干渉して、測定子を破損してしまうという問題もあった。
 よって、本発明の目的は、上記従来技術に存する問題を解決するために、製品の設計変更に伴う生産ラインの変更に対して、柔軟に対応することが可能なワーク測定機器を提供することにある。
 本発明の他の目的は、ワークの外周面又はワークに形成された孔の内周面に凹溝又は凸部などが加工されている場合でも、凹溝又は凸部などがない部分におけるワークの外周面又は孔の内周面の寸法を確実に測定することが可能なワーク測定機器を提供することにある。
 本発明の別の目的は、測定ゲージユニットの測定可能な寸法範囲以上のワークがワーク測定機器の測定位置に搬送されてきた場合でも、測定ゲージユニットの測定子が破損することを防止することが可能なワーク測定機器を提供することにある。
 上記目的に鑑み、本発明は、ワークの寸法及び形状の少なくとも一方を測定するためのワーク測定機器において、
 架台と、
 前記架台上に取り付けられており、少なくとも1つの側面に取付機構が設けられているコラムと、
 前記コラムの前記取付機構の任意の位置に着脱自在に固定される測定ゲージユニットと、
 加工されたワークを前記測定ゲージユニットによって測定可能な測定位置まで搬送する搬送装置と、
 を備えるワーク測定機器を提供する。
 本発明のワーク測定機器では、コラムの取付機構の任意の位置において測定ゲージユニットをコラムに着脱自在に取り付けることができるので、ワークの加工形状が変更になっても、それに応じて容易に測定位置の変更が可能である。
 上記ワーク測定機器では、複数の測定ゲージユニットをそれぞれ独立して前記取付機構の位置に着脱自在に取り付けることができる好ましい。
 取付機構の任意の位置に複数の測定ゲージを独立して取り付けることができるので、寸法の測定を所望する部位の増減にも容易に対応することが可能となる。
 上記ワーク測定機器において、前記取付機構が案内溝からなり、前記測定ゲージユニットが摺動要素を備え、該摺動要素が前記案内溝内に摺動可能に係合することが好ましい。
 取付機構が案内溝になっており、測定ゲージユニットの摺動要素が案内溝内に摺動可能に係合していれば、案内溝に沿って測定ゲージユニットを摺動させ、取付位置を調整することが可能となる。
 また、上記ワーク測定機器において、前記架台は、支持部と、該支持部の上部に着脱可能に取り付けられるベース板とを含み、前記ベース板上には、前記コラムを取り付けるための複数の異なる取付部位が形成されており、前記コラムが着脱可能な状態で前記ベース板に固定されることが好ましい。
 同様に、前記ワーク測定機器は、操作者が前記測定ゲージユニット及び前記搬送装置の動作を操作するための操作パネルをさらに備え、前記架台は、支持部と、該支持部の上部に着脱可能に取り付けられるベース板とを含み、前記ベース板上には、前記操作パネルを取り付けるための複数の異なる取付部位が形成されており、前記操作パネルが、前記取付部位において着脱可能な状態で前記ベース板に固定されることが好ましい。
 架台の上部に取り付けられているベース板に複数の異なる取付部位が形成されていれば、製造ラインの変更に伴って、コラムの取り付け位置又は向きを変更し、測定位置を変更することが容易となる。同様にして、操作パネルの位置も容易に変更が可能となる。
 さらに、上記ワーク測定機器において、前記ベース板に開口部が設けられており、測定ゲージユニットが前記架台内にさらに設置されたときに、前記測定ゲージユニットが前記開口部を通して前記ベース板上方に位置するワークの形状及び寸法の少なくとも1つを測定できることが好ましい。
 ベース板に開口部が設けられていれば、開口部を通してベース板上方に位置するワークの形状又は寸法を測定できるようになり、ワークの設計変更により、ワーク下部の寸法測定が要求されるようになっても対応することができる。
 前記ワーク測定機器は、取付機構が形成されている付加コラムをさらに備え、前記付加コラムは前記コラム上に取り付けられることができるようになっていることが好ましい。
 これにより、コラムの高さを高くして、背の高いワークの測定にも対応することができるようになる。
 上記ワーク測定機器の好ましい実施形態では、前記測定ゲージユニットにより前記ワークの外周面及び及び孔の内周面の一方又は両方の寸法が予め定められた範囲外であると判断されたときには、前記ワークを回転させて、再度前記ワークの外周面又は孔の内周面の一方又は両方の寸法を測定する。
 ワークの外周面又はワークの孔の内周面上に凹溝や凸部などが形成されている場合に、測定ゲージユニットによる測定の際にワーク又はその孔の凹溝部分又は凸部における寸法を測定したことにより、その寸法が予め定められた範囲外であると判断されたときに、ワークを回転させて再度測定すれば、ワーク又は孔における凹溝又は凸部のない部分の寸法を測定することが可能となる。
 上記好ましい実施形態では、例えば、前記搬送装置は、前記ベース板に取り付けられる案内装置と、垂直方向に延びる回転軸線周りに回転可能であり且つ前記案内装置に沿って移動するワーク搭載台とを含み、測定された前記ワークの外周面及び前記孔の内周面の一方又は両方の寸法が予め定められた範囲外であるとき、前記ワーク搭載台を回転させ、再度前記ワークの外周面及び前記孔の内周面の一方又は両方の寸法を測定するようにすればよい。
 別な好ましい実施形態では、前記測定ゲージユニットは干渉防止板を含み、該干渉防止板は、予め定められた許容寸法以下のワークが測定位置に移動するときに前記ワークを受容することができる切欠き部を有し、前記許容寸法以上のワークが前記測定位置に移動させられてきたときには、前記ワークが前記切欠き部の入口部両端に干渉し、それによって前記ワークの移動を停止させる又は前記ワークを前記測定位置から後退させる。
 この場合、前記干渉防止板の前記切欠き部は、測定準備のために開き位置にある測定子の間に位置することが好ましい。
 測定ゲージユニットが干渉防止板を備えていれば、測定位置に許容寸法以上のワークが移動してくることはないので、測定ゲージユニットの測定子がワークと干渉して破損することが防止される。
 他の好ましい実施形態では、前記測定ゲージユニットが、測定子を保持する可動部と、弾性体を介して該可動部を支持し該可動部を駆動する駆動部と、前記駆動部に対する前記可動部の変位を検出するセンサとを備え、前記駆動部に対して前記可動部が変位したことを前記センサが検出すると、ワークに対する前記測定ゲージユニットの可動部の移動を停止させる又は前記ワークと前記測定ゲージユニットとを引き離す。
 測定子を保持する可動部が駆動部に対して弾性体を介して支持されている場合、測定子又は可動部がワークと干渉し、ワークから許容される以上の力を受けると、弾性体が収縮し、可動部が駆動部に対して変位する。したがって、この駆動部に対する可動部の変位を検出すれば、測定子又は可動部がワークから不自然な力を受けたことを検出できるので、測定子又は可動部が破損する前にワークと可動部及び測定子とを引き離すことができるので、測定子又は可動部がワークと干渉して破損することを防止することが可能となる。
 以上説明したように本発明によれば、ワークの加工形状が変更になっても、それに応じて容易に測定位置の変更が可能なワーク測定機器が提供されるので、製品の設計変更に伴う生産ラインの変更に対して、柔軟に対応することが可能となる。また、測定したワークの寸法が予め定められた範囲外であると判断されたときに、ワークを回転させて再度測定を行うようにしたワーク測定機器では、偶然にワーク又はその孔の内周面における凹溝部分又は凸部を測定してしまっても、ワークを回転させ、凹溝又は凸部のない部分におけるワークの外周面又は孔の内周面の寸法を確実に測定することが可能となる。さらに、測定ゲージユニットが干渉防止板を備えているワーク測定機器では、許容寸法以上のワークが測定位置に搬送されてきても干渉防止板によりそのワークが測定ゲージユニットの測定子の間に進入することが回避され、測定子の破損を防止することができる。
 最初に、図1及び図2を参照して、本発明によるワーク測定機器の好ましい実施形態の全体構成を説明する。
 ワークの寸法又は形状を測定するためのワーク測定機器10は、製造室などの床面に設置されている架台12と、架台12の頂面に取り付けられているコラム14と、コラム14に取り付けられており、測定位置に配置された加工済みのワークWを測定するための測定ゲージユニット16と、測定ゲージユニット16を操作するための操作パネル18と、前工程から測定位置まで加工済みのワークWを搬送する搬送装置20とを備えている。
 測定ゲージユニット16には、離間して対向する測定子22を先端部に備えて、2つの測定子(すなわち、検出器)22の間にワークWを挟むことによりワークWの外寸を測定するタイプ(図1参照)、円筒状のゲージ本体の周面から直径方向反対向きに突出する2つの測定子22を備えて、測定子22の先端をワークWの孔の内周面に当接させることにより孔の内径を測定するタイプ(図6参照)、円筒状のゲージ本体の一端から突出する1つの測定子22を備えて、この測定子22をワークWの表面に当接させることにより主として高さなどを測定するタイプ(図5参照)など様々なタイプのものが含まれる。これらは公知のものであり、本発明の原理と直接的に関係するものではないので、ここでは、これ以上詳しく説明しない。
 架台12は、支持部24と、ボルト26などの締結具により支持部24の上部に着脱可能に取り付けられているベース板28とに分離されている。なお、ベース板28は、アリ溝、T溝、押え取付等の方法により支持部24の上部に着脱可能に取り付けてもよい。
 支持部24は、内部に制御装置30や電源装置(不図示)などを収容できるように、箱形状又はフレーム形状になっている。また、支持部24の底部には垂直方向すなわち高さ方向に調整可能な複数の脚32が設けられており、架台12の頂面の高さや傾きを調整することができるようになっている。
 ベース板28上には、図3(a)及び(b)に示されているように、ベース板28にコラム14を取り付けるための複数(図3(a)及び(b)では、2箇所)の異なるコラム用取付部位と、ベース板28に操作パネル18を取り付けるための複数(図3(a)及(b)では、2箇所)の異なる操作パネル用取付部位と、ベース板28に後述する搬送装置20の案内装置を取り付けるための複数の異なる案内装置用取付部位と、測定位置の下方に位置する貫通開口部34とが形成されている。
 複数のコラム用取付部位の各々は、複数、好ましくは4つの貫通孔36が形成されている部分により構成されており、同様に、複数の操作パネル用取付部位の各々は、複数、好ましくは4つの貫通孔38が形成されている部分により構成されている。なお、図1及び図2に示されている実施形態では、ナット等を使用せずにボルトのみでコラム14及び操作パネル18をベース板28に取り付けることができるように、コラム用取付部位及び操作パネル用取付部位の貫通孔36、38は全てネジ孔となっている。
 図1及び図2に示されている実施形態では、コラム14の上部及び下部にそれぞれ上側及び下側フランジ部40、42が形成されており、下側フランジ部42を貫通してコラム用取付部位のネジ孔36にボルト44を螺入することによってコラム14をベース板28に固定している。しかしながら、コラム14の底面にネジ孔を設け、ベース板28の下方からコラム用取付部位の貫通孔36を貫通してコラム14の底面に設けられた複数のネジ孔にボルト44を螺入するなど他の締結方法によりベース板28にコラム14を固定することも可能である。
 また、操作パネル用取付部位では、操作パネル18を支持する支柱46がボルト48などの締結具によりベース板28に取り付けられており、操作パネル18は支柱46を介してベース板28に取り付けられている。詳細には、支柱46の底部にもフランジ部50が設けられており、フランジ部50を貫通して操作パネル用取付部位のネジ孔38にボルト48を螺入することによって、支柱46がベース板28に固定される。この場合にも、ベース板28へのコラム14の取り付けと同様に、ベース板28の下方から操作パネル用取付部位の貫通孔38を貫通して支柱46の底面に設けられた複数のネジ孔にボルト44を螺入するなど他の締結方法によりベース板28に操作パネル18を固定することも可能である。また、支柱46はその水平断面が概略正方形状となっており、支柱46の向きを変えて支柱46をベース板28に取り付けることにより、操作パネル18の向きを変更することができる。
 案内装置用取付部位は、好ましくは互いに平行な直線上に並ぶ一対の貫通孔列が形成されている部分からなり、各貫通孔列は4つの貫通孔52からなっている。そして、この4つの貫通孔52のうちで利用する貫通孔を適宜に選択することにより、案内装置の取り付け位置をずらすことができるようになっている。
 以上の構成により、図3(a)に示されているベース板28に関して、コラム14、操作パネル18及び搬送装置20は、図4(a)〜(h)に示されているように、8通りに配置されることが可能になっている。また、上述の取付用孔36、38、52は全て貫通孔になっているので、図3(a)に示されているベース板28の裏表を逆にして図3(b)に示されている状態で架台12の支持部24に取り付けることにより、さらに8通りのコラム14、操作パネル18及び搬送装置20の配置が可能となる。したがって、本発明のワーク測定機器10は、生産ラインの変更に伴って、操作パネル18の位置や測定位置を柔軟に変更することが可能である。さらに、ベース板28は概略正方形状になっていることから、ワーク測定機器10の占有領域を変化させることなく、ワーク測定機器10を例えば90度回転させて搬送装置20の搬送方向を変更することができる。このことは、ワーク測定機器10の配置変更を一層容易にさせている。
 なお、ワーク測定機器10すなわち架台12を90度回転させた場合、架台12の内部に設置されている制御装置30などの操作性や保守性に悪影響を与えることもあり得るので、架台12の内部に、制御装置30などを90度毎に向きを変えて固定できるように付加的な固定用ネジ孔を設けておくことが好ましい。
 再び、図1及び図2を参照すると、搬送装置20は、案内装置の一部としてベース板28上に取り付けられている一対のガイドレール54と、ガイドレール54に沿って移動可能であり且つ垂直方向に延びる回転軸線周りに回転可能であるワーク搭載台56とを備える。さらに詳細には、ワーク搭載台56は、底面にガイドレール54と係合するスライダ58を備え且つガイドレール54に沿って移動する搬送台56aと、搬送台56a上に配置されており且つ垂直方向に延びる回転軸線周りに回転可能な回転台56bとを含んでおり、ガイドレール54に沿って、図1において点線で示されている授受位置Aから図1において実線で示されている測定位置BまでワークWを搬送することができると共に、回転台56b上に載置されたワークWを回転軸線周りに回転できるようになっている。
 授受位置Aでは、ロボットアームやコンベアなど(不図示)によって、測定済みのワークWが次工程又は一時貯留位置に搬出され、前工程から運ばれてきた加工済みワークWがワーク搭載台56の回転台56b上に載置される。一方、測定位置Bでは、測定ゲージユニット16によって加工済みワークWの各部の寸法が測定される。
 授受位置Aでワーク搭載台56の回転台56b上に載置された加工済みのワークWには、加工の際に生じた切屑や加工液が残留していることがあり、このような切屑や加工液が測定ゲージユニット16による正確な測定を妨げる恐れがある。そこで、搬送装置20では、ガイドレール54に沿ってワーク搭載台56を移動させるときに、圧縮空気を吹き付け、切屑や加工液を吹き飛ばすようにしている。また、通過するワークWの表面にゴム又は軟質プラスチック材料からなるスクレーパ(不図示)を接触させ、切屑や加工液を除去するようにしてもよく、上述の圧縮空気の吹き付けとスクレーパとを併用してもよい。
 なお、図1及び図2に示されている実施形態では、搬送装置20の案内装置として、ガイドレール54とスライダ58とからなるリニアガイドを使用しているが、他のタイプの案内装置を使用することも可能である。
 搬送台56aの側部には、油圧シリンダやエアシリンダなどの駆動用シリンダ60の伸縮可能なロッド62の先端部が接続されており、駆動用シリンダ60のロッド62の伸縮によりガイドレール54に沿って搬送台56aを移動させるようになっている。この駆動用シリンダ60に代えて、モータ及び送りネジを利用した駆動機構を利用することも可能である。
 コラム14の1つの側面には、取付機構としてワークWの長手方向(すなわち、垂直方向)に延びる一対の取付溝64が設けられており、任意の数の測定ゲージユニット16を独立してこの取付溝64に沿った任意の位置に着脱自在に取り付けられるようになっている。例えば、図2においては、取付溝64に沿った異なる位置において2つの測定ゲージユニット16がコラム14に取り付けられており、2つの異なる測定寸法範囲のワークWの外径を測定できるようになっている。図1及び図2に示されている実施形態では、取付溝64はT字スロット状の案内溝となっている一方、測定ゲージユニット16の一端にはフランジ部66が設けられており、このフランジ部66に、案内溝64と係合し且つT字スロット状の案内溝64内を摺動する摺動要素68が設けられている。したがって、測定ゲージユニット16の摺動要素68は、コラム14の上端部から案内溝64内に挿入されて、T字スロット状の案内溝64と係合し、案内溝64に沿って所望の取付位置まで摺動することができる。また、摺動要素68は、測定ゲージユニット16のフランジ部66を貫通するボルト70を介して測定ゲージユニット16と接続されており、このボルト70を回転させることにより、摺動要素68とフランジ部66との間に案内溝64の入口縁端部を締め付け、測定ゲージユニット16を案内溝64に沿った所望の位置に固定することができる。
 なお、図1及び図2に示される実施形態では、取付機構として、T字スロット状の案内溝64と摺動要素68を使用しているが、例えばアリ溝案内や丸棒キー溝案内のように他のタイプの取付案内機構を使用することも可能である。
 このように、本発明のワーク測定機器10では、コラム14に対して任意の数の測定ゲージユニット16を独立して取り付けることができると共に、測定ゲージユニット16をコラム14の取付溝64に沿った任意の位置に移動し取付位置を調整することが可能である。したがって、本発明のワーク測定機器10によれば、ワークWの形状や測定が必要な部分の変更に応じて、既にコラム14に取り付けられている測定ゲージユニット16を適した測定寸法範囲又はタイプの測定ゲージユニット16と交換したり、新たな測定ゲージユニット16を追加してコラム14に取り付けたり、測定ゲージユニット16による測定位置を調整したりすることが容易になり、製品形状の設計変更などに対応した迅速な製造ラインの変更が可能となる。
 図5を参照すると、図1及び図2に示されているワーク測定機器10の測定位置の下方に測定ゲージユニット72を追加して設けた本発明のワーク測定機器10の実施形態が示されている。ベース板28には、前述したように、測定位置Bの下方となる位置に貫通開口部34が設けられている。したがって、この貫通開口部34を貫通するようにブラケット74を介してベース板28に摺動機構76を取り付け、この摺動機構76により搬送装置20のワーク搭載台56の下方から搬送台56a及び回転台56bを貫通して測定ゲージユニット72の測定子22を突出させ、ベース板28の上方の測定位置にあるワークWの下側面に形成された孔などの測定を行うことが可能となる。なお、搬送台56a及び回転台56bには測定子20が突出できるように貫通孔が設けられているものとする。
 このように、ベース板28に貫通開口部34を設けておくことにより、必要に応じて、ワーク搭載台56の下方に測定ゲージユニット72を追加して設置することが可能となる。
 図6を参照すると、図1及び図2に示されているワーク測定機器10のコラム14(図6の実施形態の説明において区別のために基本コラムと記載する)の上に付加コラム78を取り付けた他の実施形態のワーク測定機器10′が示されている。付加コラム78は基本コラム14とほぼ同じ形状であり、その上部及び下部にそれぞれ上側フランジ部80及び下側フランジ部82を備え、1つの側面にワークの長手方向に延びる一対の取付溝(見えていない)が形成されている。そして、基本コラム14の上側フランジ部40と付加コラム78の下側フランジ部82とを当接させ、ボルト84等の締結具により上側フランジ部40と下側フランジ部82とが締結されている。このとき、基本コラム14の取付溝64と付加コラム78の取付溝(見えていない)とは直列となるように整列されている。したがって、基本コラム14の取付溝64及び付加コラム78の取付溝に取り付けられた測定ゲージユニット16は、2つのコラムにまたがってその取付溝に沿って摺動することができる。
 図6に示されている実施形態によれば、背の高いワークWに対応して高い位置に測定ゲージユニットを取り付けることが可能になる。また、図6に示されているように、ワークWの長手方向に測定子22を移動可能とさせるためにワークWの長手方向に長い摺動機構を備えた測定ゲージユニット86の追加が可能となる。必要が無くなれば、基本コラム14から付加コラム78を取り外すことが可能であることはもちろんである。
 図6に示されている実施形態では、ワークWの外寸を測定するタイプの測定ゲージユニット16とワークWに形成された孔の内径を測定するタイプの測定ゲージユニット86が使用されている。ところが、これらのタイプの測定ゲージユニット16、86は、工具の欠けなどにより発生した許容される寸法以上のワークWを測定しようとすると、破損する恐れがある。
 例えば、図1及び図2や図6の実施形態で使用されているワークWの外寸を測定するタイプの測定ゲージユニット16では、対向する2つの測定子22が測定準備のために最も離れる開き位置にあるときに、測定子22間の距離よりも大きい外寸のワークWが搬送装置によって測定位置に搬送されると、ワークWが2つの測定子22と干渉して、破損してしまう。また、図6の実施形態で使用されているワークWの孔の内径を測定するタイプの測定ゲージユニット86では、筒状ゲージ本体88の外径よりも小さい孔が形成されているワークWが測定位置に載置されているときに、ワークWの孔に円筒状のゲージ本体88を挿入しようとすると、円筒状のゲージ本体88がワークWの孔と干渉し、ゲージ本体88、さらには測定子22を破損する可能性がある。さらに、図5で使用されているタイプの測定ゲージユニット72でも、想定しているワークWの寸法範囲外のワークWを測定しようとする場合、ワークWと測定子22が接近しすぎて破損する可能性がある。
 そこで、図6に示されている実施形態では、外寸測定タイプの測定ゲージユニット16及び内径測定タイプの測定ゲージユニット86それぞれに測定ゲージユニット16、86の破損を防止するための破損防止機構が設けられている。以下で、この破損防止機構について詳述する。
 図7を参照すると、図6に示されている内径測定タイプの測定ゲージユニット86において使用する破損防止機構の1つの実施形態の要部拡大図が示されている。内径測定タイプの測定ゲージユニット86は、取付板90を含んでおり、この取付板90をコラム14の取付溝64に着脱自在に固定することにより、コラム14に固定される。また、この取付板90の表面には、リニアガイドにより取付板90の表面に沿って摺動可能な摺動ブロック92と、駆動用シリンダ94とが取り付けられている。
 摺動ブロック92の上端部からは駆動用シリンダ94へ向かって接続アーム96が延びている一方、摺動ブロック92の下端部からは支持アーム98が延びており、支持アーム98の一端に筒状のゲージ本体88が支持されている。
 駆動用シリンダ94のロッド100は、中間部に固定された固定ナット102と、先端部に固定されたドグ104とを備えており、接続アーム96の一端が固定ナット102とドグ104との間に移動可能に結合されている。さらに、ドグ104と接続アーム96の一端との間にはロッド100の周りに弾性体としてコイルバネ106が配設されており、接続アーム96は、通常、コイルバネ106により固定ナット102に押し付けられている。また、ドグ104と対向して近接センサ108が配設されており、この近接センサ108を支持するブラケット110が接続アーム96に固定されている。
 このように、接続アーム96、摺動ブロック92、支持アーム98及びこれに保持されるゲージ本体88によって構成される可動部が、駆動用シリンダ94によって構成される可動部によって垂直方向に駆動されるようになっている。
 なお、外寸測定タイプの測定ゲージユニット16及び内径測定タイプの測定ゲージユニット86として、一対の測定子を有するタイプを用いたが、1個の測定子を有する独立した測定ユニットを一対として用いて、外寸測定または内径測定タイプユニットとして用いても良く、このときワークの大巾な寸法変更に対しての対応が可能となる。
 次に、図7に示されている破損防止機構の動作を説明する。
 ワークWの測定準備のために駆動用シリンダ94のロッド100が伸長すると、ロッド100の中間部に固定された固定ナット102が接続アーム96を押し上げることにより、接続アーム96に接続されている摺動ブロック92が上昇し、摺動ブロック92に支持アーム98を介して支持されているゲージ本体88も上昇する。次に、搬送装置20によりワークWが測定位置に搬送されると、駆動用シリンダ94のロッド100が収縮する。すると、ロッド100の中間部の固定ナット102に当接する接続アーム96を介して摺動ブロック92が下降し、摺動ブロック92に支持アーム98を介して支持されるゲージ本体88も同時に下降する。しかし、測定すべきワークWの孔の内径がゲージ本体88の外径よりも小さい場合、ゲージ本体88は孔の内部に進入することができないので、ゲージ本体88は孔の周囲のワークWの表面に当接し、下方に移動することができなくなる。この結果、支持アーム98に接続されている摺動ブロック92及び接続アーム96も下降できなくなる。
 従来の測定ゲージユニットでは、このとき駆動用シリンダ94のロッド100が下降を続けるため、さらにゲージ本体88に力を作用させ、ゲージ本体88を破損させてしまう。一方、図7に示されている破損防止機構では、ゲージ本体88がワークWと当接すると、接続アーム96及び摺動ブロック92は停止してそれ以上下降せず、接続アーム96がコイルバネ106を圧縮させてロッド100に沿って摺動し、ロッド100の先端部に固定されたドグ104へ向かって相対移動する。このとき、接続アーム96とドグ104との距離が縮まる一方、近接センサ108はブラケット110を介して接続アーム96に支持されているので、ドグ104が近接センサ108と対向する位置から離れる。この結果、近接センサ108は、摺動ブロック92及びゲージ本体88が駆動用シリンダ94のロッド100に対して相対移動したことを検出することができる。すなわち、近接センサ108によりゲージ本体88がワークWに当接したことを検出することができる。
 次に、近接センサ108によりゲージ本体88がワークWに当接したことを検出すると、制御装置30は駆動用シリンダ94のロッド100の下降を停止させ、ゲージ本体88に作用する力を除去するためにロッド100を上昇させる。
 なお、コイルバネ106としては、正常な測定のときにワークWがゲージ本体88に対して作用させる力では圧縮しないようなバネ係数を有するものが選択されており、正常な測定のときに、ドグ104が近接センサ108と対向する位置から離れることはない。また、図7の実施形態では、弾性体としてコイルバネ106が使用されているが、ゴムなど他の弾性体を利用することも可能である。
 一方、図8を参照すると、図6に示されている外寸測定タイプの測定ゲージユニット16において使用される破損防止機構の1つの実施形態の要部拡大図が示されている。外寸測定タイプの測定ゲージユニット16は、測定部に隣接する干渉防止板112を含んでいる。干渉防止板112は、測定ゲージユニット16と一体的に形成されていてもよく、コラム14の取付溝64に独立した部品として取り付けられていてもよい。干渉防止板112は、測定ゲージユニット16の測定位置に対応する部分に切欠き部114を有している。この切欠き部114の機能により、干渉防止板112は、予め定められた許容寸法以下のワークWが測定位置に移動するときにワークWを受容することができる一方、許容寸法以上のワークWが測定位置に移動させられてきたときには、ワークWが切欠き部114の入口部両端の腕部116に干渉するので、切欠き部114内にワークWを受容できない。したがって、測定準備のために互いから最も離れた開き位置にある対向する測定子22の間に位置する大きさに切欠き部114を形成すれば、開き位置にある測定子22間の距離よりも大きいワークWは干渉防止板112により測定位置に到達することはできないので、搬送装置20により測定位置に到達するワークWは開き位置にある測定子22と干渉することはなくなり、測定子22を破損させることが防止される。
 図8に示されている実施形態は、さらに、干渉防止板112の腕部116にワークWが干渉したことを検出する干渉検出機構を備えており、次に、この干渉検出機構を詳細に説明する。
 搬送装置20のワーク搭載台56の回転台56b上に2つの押圧ピン118が離間して配置されていると共に、測定ゲージユニット16にはバネによって押圧ピン118へ向けて付勢された停止板120が設けられている。これにより、回転台56b上に載置されたワークWが測定位置に到達すると、ワークWが停止板120により2つの押圧ピン118に押し付けられ、適正な位置に位置決めされる。
 搬送装置20の搬送台56aの側部にはL字形状のブラケット122が取り付けられており、このブラケット122を駆動用シリンダ60の伸縮可能なロッド62が貫通している。そして、ロッド62の先端部にはドグ124が固定されており、このドグ124とブラケット122との間にロッド62の周りを螺旋状に延びるコイルバネ126が配設されている。一方、ブラケット122の先端部には、搬送台56aが静止状態のとき又は測定位置に向かって移動しているときにドグ124と対向するような位置に、近接センサ128が取り付けられている。
 このように構成された搬送装置20では、通常、ワークWを授受位置Aから測定位置Bに搬送するときには、駆動用シリンダ60が作動され、ロッド62が収縮させられる。このとき、測定位置Aへ向かう方向の力がロッド62からコイルバネ126を介してブラケット122及び搬送台56aに伝達され、搬送台56aがガイドレール54に沿って測定装置Bに向かって移動する。また、ワークWを測定位置Bから授受位置Aに搬送するときには、ロッド62が伸長させられ、授受位置Aへ向かう方向の力がロッド62コイルバネ126を介してブラケット122及び搬送台56aに伝達され、搬送台56aがガイドレール54に沿って授受位置Aに向かって移動する。なお、コイルバネ126は、これら通常の移動のときにコイルバネ126の長さがほとんど変化しないようなバネ係数のものが選択されているものとする。
 ワーク搭載台56の回転台56b上に許容寸法以上のワークWが載置されている場合、ワーク搭載台56によってワークWが測定位置Bへ向かって搬送されると、ワークWは干渉防止板112の切欠き部114の入口部両端の腕部116に干渉する。この結果、ワークWが干渉防止板112の腕部116と回転台56bの押圧ピン118との間に挟まれた状態となり、搬送台56aはそれ以上測定位置Bへ向かって進めなくなる。したがって、駆動用シリンダ60のロッド62がさらに収縮させられると、ドグ124とブラケット122との間に配置されたコイルバネ126が圧縮され、ドグ124は、ブラケット122に対して相対移動して、近接センサ124と対向する位置から離れる。これにより、近接センサ124は、ワーク搭載台56上のワークWが干渉防止板112と干渉したこと、すなわち、ワーク搭載台56上のワークWが予め定められた許容範囲以上の寸法のワークWであることを検出することができる。近接センサ124によりワークWが干渉防止板112と干渉したことが検出されると、制御装置30は、ワークW及び干渉防止板112に過剰な力が付与されることを防止するために、駆動用シリンダ60のロッド62の収縮を停止させてワーク搭載台56の移動を停止させ、さらにロッド62を伸長させてワーク搭載台56を測定ゲージユニット16及び干渉防止板112から離れる方向に移動させる。
 こうして、図8に示されている干渉防止板112及び干渉検出機構を使用すれば、外寸測定タイプの測定ゲージユニット16が許容範囲以上のワークWによって破損することが防止される。
 このように、駆動用シリンダ60がコイルバネ126を介してワーク搭載台56を駆動する場合、ワーク搭載台56を軽量にすることが望ましい。しかしながら、回転台56bを回転させるために回転モータを使用すると、ワーク搭載台56が重くなってしまう。この問題を解決するために、図9には、ワーク搭載台56の回転台56bを簡単且つ軽量な構造により回転させるための機構が示されている。
 図9を参照すると、回転台56bの裏側には、直方体形状の伝動部材130が取り付けられており、回転台56bと同一の回転軸線周りに回転するようになっている。また、搬送台56aには、2つの異なる位置にそれぞれで伝動部材130を停止させるための停止装置132、134が設けられており、限定された範囲でのみ伝動部材130の回転を許容するようになっている。詳細には、一方の停止装置132が伝動部材130の一方の端部に当接する第1の回転位置(実線)から予め定められた角度だけ伝動部材130を回転させたときに、他方の停止装置134が伝動部材130の他方の端部に当接し、第2の回転位置(一点鎖線)で停止するようになっている。なお、停止装置132、134は、伝動部材130の回転可能な角度を調整できるようになっている。
 さらに、伝動部材130を回転軸周りに一方の方向に付勢するために、伝動部材130には付勢バネ136が取り付けられている。図9に示されている実施形態では、付勢バネ136は、一端を伝動部材130に接続され他端を搬送台に接続され、伝動部材130に通常反時計回りの力を作用させ、第1の回転位置に付勢している。
 一方、測定位置Bには、ロッド140の先端部にカム従動子142が取り付けられている回転用シリンダ138が設けられている。この回転用シリンダ138のロッド140を伸長させ、第1の回転位置にある伝動部材130の一方の端部にロッド140の先端部のカム従動子142を当接させることにより、伝動部材130が付勢バネ136の付勢力に抗して時計回りに第2の回転位置まで回転させられる。また、ロッド140の先端部にはカム従動子142が取り付けられているので、ロッド140の先端部と伝動部材130との摩擦が最小限となり、ロッド140の先端部にロッド140を変形させるような横方向の力が作用することはない。
 このような機構を有したワーク搭載台56では、回転台56bが、通常は、搬送台56aと回転台56bに取り付けられた伝動部材130との間に接続された付勢バネ136によって付勢され、第1の回転位置で停止しているが、ワーク搭載台56が測定位置Bに移動したときに、必要に応じて回転用シリンダ138を作動させることにより、回転台56bを第2の回転位置まで回転させることが可能となる。
 また、上記実施形態において、回転用シリンダ138として複数の伸長位置に位置決め可能な多段シリンダを使用することにより、回転台56bを複数の回転位置で停止させることも可能となる。
 このようにしてワーク搭載台56上に載置されたワークWを回転させることができるようにすることにより、ワークWの設計が変更され、ワークWの外周面又は孔の内周面に凹溝が形成されるようになった場合でも、凹溝の形成されていないワークWの外周面又は孔の内周面の寸法を測定できるようになる。以下で、図10、図11を参照して、凹溝が形成されているワークの寸法を測定する方法を説明する。
 先ず、図10(a)及び(b)を参照して、ワークWの外周面に凹溝144が形成されている場合のワークWの外周寸法の測定について説明する。
 ワークWの外周面に油用溝などの凹溝144が形成されているときに、図10(a)に示されているように、測定ゲージユニット16の測定子22が凹溝144内に挿入されることがある。このとき、測定ゲージユニット16は凹溝144が形成されている部分における外周面の寸法を測定してしまい、凹溝144が形成されていないワークWの外周面を測定することを目的とする場合には不都合である。
 そこで、図10に示されているワーク測定機器10の実施形態では、設計上のワークWの外周面の寸法を中心とした許容範囲を制御装置30において予め定めておき、測定ゲージユニット16によって測定されたワークWの外周面の寸法が予め定められた許容範囲を越え、測定ゲージユニット16が凹溝144におけるワークWの外周面の寸法を測定していると制御装置30が判断したときは、回転台56bによりワークWを回転させた後に、再度ワークWの外周面の寸法を測定するようにしている。このときワークWを回転させる角度は、隣接する凹溝144に関するワークWの中心線周りの角度間隔のうち最も小さい角度間隔(図10の場合、180°)より小さい角度とすることが好ましく、最も小さい角度間隔の半分以下とすることこがさらに好ましい。
 このような角度でワークWを回転させる結果、図10(b)に示されているように、測定ゲージユニット16は凹溝144以外の部分に測定子22を配置して、凹溝144が形成されていないワークWの外周面の寸法を測定することが可能となる。
 次に、図11(a)及び(b)を参照して、ワークWに形成された孔の内周面に凹溝146が形成されている場合の孔の内径の測定について説明する。
 ワークWの孔の内周面に凹溝146が形成されているときも、図11(a)に示されているように、内径測定タイプの測定ゲージユニット86の測定子22が凹溝146内に配置されることがあり、凹溝146が形成されていない孔の内周面を測定することを所望する場合には不都合となる。
 そこで、図11に示されているワーク測定機器10の実施形態では、設計上のワークWの孔の内周面の寸法を中心とした許容範囲を制御装置30において予め定めておき、測定ゲージユニット86によって測定されたワークWの孔の内周面の寸法(すなわち、孔の内径)が予め定められた許容範囲を越えており、測定ゲージユニット86が凹溝146における孔の内周面の寸法を測定していると制御装置30が判断したときは、回転台56bによりワークWを回転させた後に、再度孔の内周面の寸法を測定するようにしている。このときワークWを回転させる角度は、図10に示されている場合と同様に、隣接する凹溝146に関するワークWの中心線周りの角度間隔のうち最も小さい角度間隔(図11においては、180°)より小さい角度とすることが好ましく、最も小さい角度間隔の半分以下とすることこがさらに好ましい。
 このような角度でワークWを回転させる結果、図11(b)に示されているように。測定ゲージユニット86は凹溝146以外の部分に測定子22を配置して、凹溝146が形成されていない孔の内周面の寸法を測定することが可能となる。
 なお、図10に示されている実施形態、図11に示されている実施形態において、図9に示されている回転台56bの回転機構を使用する場合には、停止装置132、134によって規定される回転台56bの回転可能な角度が上記のような角度で設定されていればよい。
 また、回転台56bは、サーボモータやステップモータなどを使用して回転させてもよい。この場合、回転台56bを複数の回転位置で停止させることが可能となる一方で、ワーク搭載台56の重量が重くなるので、駆動用シリンダ60のロッド62とワーク搭載台56の搬送台56aとをバネを介さず直接的に結合することが好ましい。なお、ロッド62と搬送台56aとを直接的に結合すると、図8に示されている干渉検出機構は使用できなくなるが、干渉防止板112側に図8と同様の機構を設けることにより干渉防止板112とワークWとの干渉を検出することが可能となる。具体的には、干渉防止板112を搬送装置20のガイドレール54の長手方向に摺動可能に支持すると共に、干渉防止板112をバネなどにより授受位置へ向かって常時付勢しておき、測定ゲージユニット16へ向かう干渉防止板112の移動をセンサにより検出できるようにすればよい。
 なお、2つの測定子を用いて外寸又は外径および内径を測定する場合、1個の測定子を有する独立した測定ユニットを一対として用いても良く、このとき破損防止板も独立した測定ユニットに分離して固定すれば、ワークの測定位置や寸法の変更に対し測定ユニットの位置変更のみで対応が可能となる。
本発明のワーク測定機器の好ましい実施形態の全体構成を示す平面図である。 図1に示されているワーク測定機器の側面図である。 図1に示されているワーク測定機器の架台のベース板の平面図であり、(b)は(a)に示されているベース板を裏返しにしたものを示している。 図3(a)に示されているベース板において可能となる、コラム、操作パネル及びガイドレールの配置を示す線図である。 図1及び図2に示されているワーク測定機器の測定位置の下方に測定ゲージユニットを追加して設けた本発明のワーク測定機器の実施形態の要部拡大図である。 図1及び図2に示されているワーク測定機器のコラムの上に付加コラムを取り付けた本発明のワーク測定機器の他の実施形態の要部側面図である。 内径測定タイプの測定ゲージユニットにおいて使用する破損防止機構の1つの実施形態の要部拡大図である。 外寸測定タイプの測定ゲージユニットにおいて使用される破損防止機構の1つの実施形態の要部拡大図である。 ワーク搭載台の回転台を簡単且つ軽量な構造により回転させるための機構の1つの実施形態の線図である。 ワークの外周面に凹溝が形成されている場合のワークの外周寸法の測定方法を説明する概念図である。 ワークに形成された孔の内周面に凹溝が形成されている場合の孔の内径の測定方法を説明する概念図である。
符号の説明
10…ワーク測定機器
12…架台
14…コラム
16…測定ゲージユニット
20…搬送装置
64…取付溝
72…測定ゲージユニット
86…測定ゲージユニット

Claims (12)

  1.  ワークの寸法及び形状の少なくとも一方を測定するためのワーク測定機器において、
     架台と、
     前記架台上に取り付けられており、少なくとも1つの側面に取付機構が設けられているコラムと、
     前記コラムの前記取付機構の任意の位置に着脱自在に取り付けられる測定ゲージユニットと、
     加工されたワークを前記測定ゲージユニットによって測定可能な測定位置まで搬送する搬送装置と、
     を備えるワーク測定機器。
  2.  複数の測定ゲージユニットをそれぞれ独立して前記取付機構の任意の位置に着脱自在に取り付けることができる、請求項1に記載のワーク測定機器。
  3.  前記取付機構は案内溝からなり、前記測定ゲージユニットが摺動要素を備え、該摺動要素が前記案内溝内に摺動可能に係合する、請求項1に記載のワーク測定機器。
  4.  前記架台は、支持部と、該支持部の上部に着脱可能に取り付けられるベース板とを含み、前記ベース板上には、前記コラムを取り付けるための複数の異なる取付部位が形成されており、前記コラムが、着脱可能な状態で前記ベース板に固定される、請求項1に記載のワーク測定機器。
  5.  前記測定機器は、操作者が前記測定ゲージユニット及び前記搬送装置の動作を操作するための操作パネルをさらに備え、前記架台は、支持部と、該支持部の上部に着脱可能に取り付けられるベース板とを含み、前記ベース板上には、前記操作パネルを取り付けるための複数の異なる取付部位が形成されており、前記操作パネルが、前記取付部位において着脱可能な状態で前記ベース板に固定される、請求項1に記載のワーク測定機器。
  6.  前記ベース板に開口部が設けられており、測定ゲージユニットが前記架台内にさらに設置されたときに、前記測定ゲージユニットが前記開口部を通して前記ベース板上方に位置するワークの形状及び寸法の少なくとも1つを測定できる、請求項4に記載のワーク測定機器。
  7.  前記ワーク測定機器は、取付機構が形成されている付加コラムをさらに備え、前記付加コラムは、前記コラム上に取り付けられる、請求項1に記載のワーク測定機器。
  8.  前記測定ゲージユニットにより前記ワークの外周面及び孔の内周面の一方又は両方の寸法が予め定められた範囲外であると判断されたときには、前記ワークを回転させて再度前記ワークの外周面又は孔の内周面の一方又は両方の寸法を測定する、請求項1に記載のワーク測定機器。
  9.  前記搬送装置は、前記ベース板に取り付けられる案内装置と、垂直方向に延びる回転軸線周りに回転可能であり且つ前記案内装置に沿って移動するワーク搭載台とを含み、測定された前記ワークの外周面及び前記孔の内周面の一方又は両方の寸法が予め定められた範囲外であるとき、前記ワーク搭載台を回転させ、再度前記ワークの外周面及び前記孔の内周面の一方又は両方の寸法を測定する、請求項1に記載のワーク測定機器。
  10.  前記測定ゲージユニットは干渉防止板を含み、該干渉防止板は、予め定められた許容寸法以下のワークが測定位置に移動するときに前記ワークを受容することができる切欠き部を有し、前記許容寸法以上のワークが前記測定位置に移動させられてきたときには、前記ワークが前記切欠き部の入口部両端に干渉し、それによって前記ワークの移動を停止させる又は前記ワークを前記測定位置から後退させる、請求項1に記載のワーク測定機器。
  11.  前記干渉防止板の前記切欠き部は、測定準備のために開き位置にある測定子の間に位置する、請求項10に記載のワーク測定機器。
  12.  前記測定ゲージユニットが、測定子を保持する可動部と、弾性体を介して該可動部を支持し該可動部を駆動する駆動部と、前記駆動部に対する前記可動部の変位を検出するセンサとを備え、前記駆動部に対して前記可動部が変位したことを前記センサが検出すると、ワークに対する前記測定ゲージユニットの可動部の移動を停止させる又は前記ワークと前記測定ゲージユニットとを引き離す、請求項1に記載のワーク測定機器。
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