JP2004091419A - 質感に基づく化粧方法及び質感マップ - Google Patents

質感に基づく化粧方法及び質感マップ Download PDF

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Abstract

【課題】従来提案されていないメーキャップと質感の関係を総合的に整理し、質感による効果的な化粧法及びその化粧法に使用するに好適な質感マップを提供せんとするものである。
【解決手段】メーキャップの質感を表現し得る複数の質感ワードを選定し、該選択された複数の質感ワードを材料の性質にしたがって2種類に分類し、一方の性質を縦軸に、他方の性質を横軸に配して、質感ワードの相互の位置関係を縦軸と横軸にしたがって配置して質感ワードマップ化し、該質感ワードマップに、個人イメージを重ねて質感イメージマップを作成し、この質感イメージマップに基づいて質感のメーキャップを行うようにしたことを特徴とする。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する分野】
この発明は、メーキャップと質感の関係、質感によるメーキャップのイメージの広がりをマップ化し、質感によるメーキャップのイメージ演出を効果的に行い得るようにした化粧方法及びそのための質感マップに関する。
【0002】
【従来の技術】
顔に施される化粧、いわゆるメーキャップは、色、形及び質感の三大要素から成っている。色によるメーキャップは、口紅、アイシャドー等の顔の各部分に施される化粧の色による効果を整理し、マップ化したものであり、形によるメーキャップは、顔の輪郭、目、鼻、唇、ヘアーライン等の位置、形状によるメーキャップの効果を整理しマップ化したものである。色と形によってもたらされるメーキャップの効果については、本出願人は先にその研究成果を発表しているが、質感については未だまとまった十分な研究はなされていなかった。メーキャップの質感は、色や形では表現できない生命感、躍動感、柔らかさ、落ち着き等のイメージであり、可愛らしい、女らしい、クール、シャープ等の言葉で表現され、主として化粧品の材料によってもたらされるイメージである。特に、最近キラキラ輝く目元、ツヤツヤの唇のように、光り輝くメーキャップが注目されており、質感が重視されてきている。メーキャップと質感の関係は、従来個々の美容部員の経験則として蓄積されてはいるが、総合的に整理され、確立されたものは存在していない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、従来提案されていないメーキャップと質感の関係を総合的に整理し、質感による効果的な化粧法及びその化粧法に使用するに好適な質感マップを提供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためにこの発明が採った手段は、メーキャップの質感を表現し得る複数の質感ワードを選定し、該選択された複数の質感ワードを材料の性質にしたがって2種類に分類し、一方の性質を縦軸に、他方の性質を横軸に配して、質感ワードの相互の位置関係を縦軸と横軸にしたがって配置して質感ワードマップ化し、該質感ワードマップに、個人イメージを重ねて質感イメージマップを作成し、この質感イメージマップに基づいて質感のメーキャップを行うようにしたことを特徴とする。
【0005】
質感イメージマップを肌、目元、口元毎に実際にメーキャップを施したモデルの写真に基づくアンケート結果により検証し、肌質感マップ、目元質感マップ及び口元質感マップの3種類の質感イメージマップを作成し、該3種類の質感イメージマップに基づいて質感のメーキャップを行うようにしたことを特徴とする。
【0006】
3種類の質感イメージマップをイメージゾーン毎に言葉で整理し、質感マップ表を作成し、該質感マップ表に基づいて質感のメーキャップを行うようにしたことを特徴とする。
【0007】
質感ワードが、1.スタンダード;適度なカバー力と自然なツヤを感じさせる質感、2.マット;重厚感があり、表面のツヤがなく、重さ、隠蔽を感じさせる質感、3.シアー;透明感、軽さを感じさせる質感、4.パーリー;滑らかな光沢のパールが繊細な輝きを感じさせる質感、5.点在パール;キラキラ、ピカピカと輝くパールが点在した感じの質感、6.メタリック;金属の面のような強い輝きを感じさせる質感、7.グリッター;ラメの派手な輝きを感じさせる質感、8.グロッシー;濡れたようなツヤと潤いのある強い輝きを感じさせる質感、9.フォギー;ふわっとしたパウダー感を感じさせる質感の9つの質感ワードからなることを特徴とする。
【0008】
質感を性質にしたがって重量感、透明度及び輝き度の3つの性質に分類し、更に重量感と透明感を一つにまとめてボリューム軸として縦軸に配し、輝き度を輝度軸として横軸に配したことを特徴とする。
【0009】
個人イメージが、「キュート・可愛らしい」、「フレッシュ・活発」、「優しい・女らしい」及び「クール・シャープ」の4種類のイメージからなることを特徴とする。
【0010】
質感マップ表に、可能なイメージ演出の強さの度合いを付記し、質感相互の関連若しくは質感とイメージとのバランスを表したことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
この発明の好ましい実施の形態を、以下に詳細に説明する。この発明は特にメーキャップと質感との関連、すなわちメーキャップによるイメージ演出に質感がどの様な役割を果たし、効果を有しているかを検討し、質感によるメーキャップイメージの広がりをマップ化して、質感によるメーキャップイメージの演出を簡単に、効率よく行い得るようにするものである。質感は、次の9つのワードで表され、各ワードは次の意味で定義づけられる。すなわち、9つの質感は、1.スタンダード;適度なカバー力と自然なツヤを感じさせる質感、2.マット;重厚感があり、表面のツヤがなく、重さ、隠蔽を感じさせる質感、3.シアー;透明感、軽さを感じさせる質感、4.パーリー;滑らかな光沢のパールが繊細な輝きを感じさせる質感、5.点在パール;キラキラ、ピカピカと輝くパールが点在した感じの質感、6.メタリック;金属の面のような強い輝きを感じさせる質感、7.グリッター;ラメの派手な輝きを感じさせる質感、8.グロッシー;濡れたようなツヤと潤いのある強い輝きを感じさせる質感、9.フォギー;ふわっとしたパウダー感を感じさせる質感である。かかる9つの質感ワードを重量感、透明度及び輝き度の3つの性質に分類し、更に重量感と透明感を一つにまとめてボリューム軸として縦軸に配し、輝き度を輝度軸として横軸に配し、アンケート結果に基づいて質感相互の位置関係を質感ワードマップ化する。
【0012】
この質感ワードマップに、「キュート・可愛らしい」、「フレッシュ・活発」、「優しい・女らしい」及び「クール・シャープ」の個人イメージを重ねて、質感イメージマップを作成し、メーキャップと質感の関係を示す指標として利用するようにしたことを特徴とする。次に、この質感イメージマップを肌、目元、口元毎に実際にメーキャップを施したモデルの写真に基づくアンケート結果により検証し、肌質感マップ、目元質感マップ及び口元質感マップを作成する。又、この3種類の質感イメージマップをイメージゾーン毎に言葉で整理し、質感マップ表を作成する。質感マップ表には、可能なイメージ演出の強さの度合いを付記し、質感相互の関連或いは質感とイメージとのバランスを解明し、質感に基づくメーキャップを可能とする。
【0013】
【実施例】
図面を参照しつつ、この発明の好ましい実施例を詳細に説明する。先ず、質感によってメーキャップのイメージがどの様に広がり、変化するかを検討するために、質感を表す用語を整理した。次に、肌、目元、口元の質感の見え方とそのイメージについて検討し、最後に質感の組み合わせとバランスについて検討した。質感を表す用語の整理は、質感に関するワードを抽出しそのワードがどのような感じを有しているかをアンケート調査した。肌、目元、口元の質感の見え方とイメージ及び質感の組み合わせとバランスについては、メーキャップを施したモデルの写真に基づく判定とアンケートにより、質感の性質とイメージ及び嗜好について判断した。アンケートは、メーキャップ経験8年以上の技術者とブランド担当者を含む美容技術者16名と、20代の一般モニター及び50代の一般モニターそれぞれ30名の合計76名によって行った。アンケートの対象者は、いずれも化粧意識の高い女性である。又、写真のモデルは、20代のモデルと50代のモデルを各1名選び、20代のモデルは様々な質感を表現するためにトラブルの少ないノーマル肌の女性とし、50代のモデルはシミが少なく、しわ、毛穴などの凹凸のある肌の女性を選んだ。撮影は、自然光を基本とし、顔は質感が効果的に実感できる角度とした。更に、質感の方向性を明確にするために、アイカラーとリップカラーは特別な化粧料を用意した。
【0014】
質感に関するワードは、質感やメーキャップに関する言葉を美容の手引き書や雑誌などからピックアップし、ピックアップされた質感やメーキャップに関する言葉のうち、肌、目元、口元のメーキャップを表現する上で特徴的な違いのある質感ワードを抽出し、抽出された多数のワードを美容技術者へのアンケートと美容技術者の経験則に基づいて絞った。その結果、1.スタンダード、2.マット、3.シアー、4.パーリー、5.点在パール、6.メタリック、7.グリッター、8.グロッシー、9.フォギーの9つの質感ワードに纏めることが出来た。各質感ワードの定義は以下の通りである。「スタンダード」は、適度なカバー力と自然なツヤを感じさせる質感であり、「マット」は、重厚感があり、表面にツヤがなく、重さ、隠蔽を感じさせる。「シアー」は、透明感、軽さを感じさせる。「パーリー」は、なめらかな光沢のパールが繊細な輝きを感じさせる。「点在パール」は、キラキラ、ピカピカと輝くパールが点在した感じを抱かせる。「メタリック」は、金属の面のような強い輝きを感じ、「グリッター」はラメの派手な輝きを感じさせる。「グロッシー」は、濡れたようなツヤと潤いのある強い輝きを感じさせる。「フォギー」は、ふわっとしたパウダー感を感じさせる質感である。
【0015】
質感は、「材料の性質の違いから受ける感じ」を意味しているので、これらの9つの質感にどのような性質が含まれているかを検討した。その結果、軽さ・重さを表す「重量感」、透明・不透明を表す「透明度」、並びに、光る・光らないを表す「輝き度」の3つの性質が含まれていることが判明した。そこで、この3つの性質を更に2つに分類して、図1に示すように光るものと光らないものに分け、輝きに関するものとして横軸に配し、この横軸を輝度軸とした。次に、重量感は軽い、重い、透明度は透明、不透明としてこれらを縦軸に配し、この縦軸をボリューム軸とした。そして、美容技術者のワードアンケートの結果から得点を出し、その結果を用いて9種の質感をスタンダードを中心に配置して輝度軸及びボリューム軸に沿って配置したところ、図2のような質感の相互の位置関係を示すワードマップを得ることが出来た。以下このマップを「質感ワードマップ」と称する。質感ワードマップにおいて、各質感は、横或いは縦に広がりを有しているが、これはそれぞれの質感が有する輝き度合い、若しくはボリューム度合いに幅があることを示している。例えば、「スタンダード、シアー、点在パール、パーリー、マット、メタリック」等の質感は、輝度軸方向には幅を有しているが、ボリューム軸方向には幅がなく、「グリッター、グロッシー、フォギー」等の質感は、逆にボリューム軸方向に幅を有するが輝度軸方向には幅がないことが判明した。
【0016】
次に、実際に肌、目元、口元に質感をのせ、顔につけたときにどう見えるのか、更にイメージがどのように広がるのかを前記質感ワードマップを利用しつつ美容技術者へのアンケートに基づいて検証する。従来の美容技術者の経験則として、メーキャップをするとき女らしい・優しいイメージ表現には、マットが使用されており、またフレッシュ・活発なイメージ表現にはシアーが使われている。そこで、前記質感ワードマップに個人のイメージ創造をもたらす4つのイメージゾーン「キュート・可愛らしい」「フレッシュ・活発」「優しい・女らしい」「クール・シャープ」を重ねて、図3に示す質感のイメージに関するマップを得た。以下このマップを「質感イメージマップ」という。そして、この質感イメージマップを、メーキャップと質感の関係を表す指標として利用することとし、次に美容技術者へのアンケート結果に基づいて質感イメージマップの指標としての利用可能性を検証した。
【0017】
質感イメージマップの検証は、先ず肌について行った。美容技術者の経験則から、肌づくりを表現する質感としては、グリッターやグロッシーは現実的でなく、経験則から現状で考えられる肌づくりの質感は、スタンダード、マット、シアー及びパーリーの4種類に絞られ、その他の質感は肌づくりには使用されないことが判明した。肌づくりを表現する質感「スタンダード」は、適度なカバー力と自然なツヤがある仕上がりをイメージさせ、「マット」は肌表面に粉末パウダー感を感じる仕上がりをイメージさせ、「シアー」は素肌のような透明感のある仕上がりをイメージさせ、「パーリー」は肌表面にパール感(輝き)を感じる仕上がりをイメージさせる。そこで、モデルにメーキャップを施して写真撮影し、写真をアンケート対象者に見せて、どう見えるかを質感の性質とイメージの二種類の項目についてアンケートを実施した。アンケート項目は表1の通りである。その結果を質感ワードマップに重ねて、図4の肌質感マップを得ることが出来た。肌質感マップから明らかなように、図2の質感ワードマップと図4の肌質感マップとは「パーリー」を除いて質感の性質がほぼ一致していることが理解できた。図3の質感イメージマップでは、「パーリー」は、ボリューム軸の中間に位置していたが、肌にのせたときには質感は強い輝きとやや厚みが感じられた。これは、肌は面積が広いため角度によってパール感が肌に隠蔽を感じさせるためと思われる。図4において楕円形の線で囲まれた領域がイメージの広がりを示しており、広いか狭いかがイメージの広がりの大きさを表している。前記「パーリー」についてみると、アンケート結果の大部分がクール・シャープを感じ、更にフレッシュ・活発も感じているので、イメージの領域もボリューム軸方向に延びた楕円形となりかつ輝度軸方向へも幅を有していることが判明した。これから、パーリーな質感の肌を選ぶと、クール・シャープ、フレッシュ・活発のイメージ演出に効果的であるといえる。
【0018】
【表1】
Figure 2004091419
Figure 2004091419
【0019】
次に、目元、口元を表現する質感についてみると、図5は目元と質感イメージの広がりを示す目元質感マップであり、図6は、口元と質感イメージの広がりを示す口元質感マップである。目元、口元を表現する9つの質感について説明すると、スタンダードは適度なカバー力と自然なツヤを、シアーは透き通るような透明感を、パーリーは滑らかパール感を、点在パールはキラキラした点在パール感を感じ、メタリックは金属の面のような強い輝きを、グリッターはラメの派手な輝きを、グロッシーでは濡れたようなツヤと潤いのある輝きを感じ、フォギーはふわっとしたパウダー感が感じられる。そこで、モデルの目元、口元にメーキャップを施して写真撮影し、肌の場合と同様に写真をアンケート対象者に見せて、どう見えるかを質感の性質とイメージの二種類の項目についてアンケートを実施した。アンケート項目は表2の通りである。その結果を質感ワードマップに重ねて、図5の目元質感マップ及び図6の口元質感マップを得ることが出来た。表2のアンケートは、各項目について5段階の評価をつけるようにした。又、表3、4は50代のモデルについてのアンケート項目であり、表3は肌の質感に関し、表4は目元、口元の関するアンケート項目である。
【0020】
【表2】
Figure 2004091419
Figure 2004091419
Figure 2004091419
【0021】
【表3】
Figure 2004091419
Figure 2004091419
Figure 2004091419
【0022】
【表4】
Figure 2004091419
Figure 2004091419
【0023】
図5の目元と質感イメージの広がりを示す目元質感マップでは二つの特徴的な事項が見られた。その一つは、グロッシーがボリューム軸方向に幅を有していることである。グロッシーは、濡れたようなツヤと潤いのある輝き感であるが、それは、「油分と捕らえ重さを感じる方向」と、「みずみずしさと捕らえ軽さを感じる方向」の二通りがあるため、ボリューム軸方向の領域に広がったと思われる。二つ目はマットであり、図2の質感ワードマップよりも軽さを感じ、上に位置している。これは、まぶたの上にのせたとき、マットの隠蔽力がまぶたをふわっと明るく見せ、印象として軽さを感じさせることに原因があると思われる。また、マットのイメージは4つのイメージゾーンに広がっており、優しい・女らしいのイメージゾーンにおける領域が最も広いので、マットの質感を持たせることにより女らしいイメージを効果的に演出することが可能であることが理解できる。同様に他の質感についても、それぞれ質感に対しイメージに広がりがあり、様々な演出が可能であることが理解できる。
【0024】
口元と質感のイメージを示す図6の口元質感マップについてみると、特徴的な質感としてはシアーがあげられる。口元質感マップにおいてシアーは、図2の質感ワードマップよりはやや光る方向に位置している。これは口紅の自然な潤い感がツヤを感じさせるためと思われる。また、質感イメージは、フレッシュ・活発ゾーンから優しい・女らしいゾーンに広がっており、シアーの軽さは優しい・女らしいのイメージ演出にも効果的であることが判明した。尚、図5、6の目元質感マップと口元質感マップは、9つの各質感のイメージ領域が重なり合って輻輳しており、判別しがたいので、図7〜15に各質感毎に分けて、目元及び口元の両方の質感イメージを重ねて表示した。肌、目元、口元の3種類の質感マップを、質感ワードマップと対比し、個々の質感を検証すると、メーキャップにおける質感ワードと質感イメージとは重なっていることが判明した。これにより、メーキャップと質感の関係を、3種類の肌質感マップ(図4),目元質感マップ(図5)及び口元質感マップ(図6)で表現することが可能であることが判明した。
【0025】
次に店頭での美容技術者による使いやすさを考慮して、前記肌、目元及び口元の3種類の質感マップをイメージゾーン毎に言葉で整理し、質感マップ表を作成した(図16参照)。この質感マップ表において、イメージの領域の広い質感は、強くイメージ演出が出来るので◎を付し、次の強さのものは○を付し、領域の狭いものは若干のイメージ演出が可能として△を付して、分類した。したがって、イメージ演出する上で◎だけの質感を組み合わせて、そのイメージを強調することも出来るが、この場合にはしばしば被化粧対象者のメーキャップイメージに幅や広がりが出し切れておらず、バランスがくるうおそれがある。例えば、マットの肌に目元、口元の質感を組み合わせる場合についてみると、先ず全体を◎のマットで仕上げた場合、次に○のメタリックを組み合わせた場合、最後に○の点在パールを合わせた場合について検討する。マットな肌に目元、口元のポイントメーキャップを全て同じマットな質感で仕上げると、3つの質感が重なるため女らしさのイメージがより強調される結果となった。次に強いコントラストのメタリックを目元、口元に組み合わせたところ、全体の印象は重厚感、強い輝きを感じメタリックが強調され、派手、冷たさ、華やかさのイメージが強調された。しかし、ポイントメークが浮いて見える等の反応もあった。最後に、弱いコントラストの点在パールを目元、口元に組み合わせたところ、全体の印象は質感に調和を感じ、イメージは4つのイメージゾーンに広がりを見せ、様々なイメージ演出が可能であることが分かった。
【0026】
これらのことから、肌の質感と目元、口元の質感のバランスの相互関係をまとめると、肌と目元、口元を同じ質感で組み合わせると、質感そのものの性質が強調され、イメージの方向性が強調された。肌に対して、目元、口元の質感を強い質感にすると、それぞれの質感の性質が主張され強く際立つことが判明した。質感の強さについて、さじ加減が必要であると思われる。逆に、目元、口元の質感を弱いものにすると、調和がとれ、バランスが良くなり、プラスのイメージが広がることが判明した。肌に対して、目元、口元のいずれかを強い質感とし、他を弱い質感とした場合、強い質感の方向にイメージが移行することが分かった。かかる、質感とバランスの相互関係を一覧表にしたものが、表5である。このバランスの法則は、化粧品の選択やイメージ演出の方向付けに利用することが出来る。ところで、優しい・女らしいイメージゾーンで、マットな肌に△のグロッシーをたっぷりとつけてみたところ、嫌らしい、下品な印象とのアンケート評価となった。これから、△の質感を使う場合には、ほんの少し使うなどの量の加減が必要であることが判明した。
【0027】
【表5】
Figure 2004091419
【0028】
次に、質感マップを利用し店頭に置いて来店客のメーキャップを行う場合を説明する。来店客が「パーリーの肌にしてみたい」「フレッシュ・活発のイメージを演出したい」との要望しているとすると、まず図16の左上欄のフレッシュ・活発のゾーンの○のパーリーの肌を選択し、このパーリーの肌を際立たせるために、目元、口元の質感に◎のシアーを選択した。肌の質感と異なるシアーを合わせることで、パーリーの肌がイキイキと際立ち、メーキャップ全体に躍動感を与え、フレッシュ・活発のイメージを印象づけることが出来た。このように、質感マップは、商品の質感或いはイメージのいずれからでも活用することが可能である。
【0029】
中高年の質感メーキャップは、表6のとおりであり、特に目元については光る方向にあるメタリックはシワまで輝かせ、グリッターは派手なのに凹みが強調された。口元では、加齢現象と共に縦じわが目立ち、潤いの強いグロッシーはにじみやすく、イメージも品がない、汚いとのアンケート結果であった。50代モデルにスタンダードの質感で仕上げたところ、適度なカバー力と自然なツヤを感じ、上品で華やかさがあり、嗜好の高いメーキャップとすることが出来た。次に全てをマットの質感で仕上げたところ、少し乾いた印象になるが、スタンダードと同様にフォーマル感を感じ、上品で落ち着いたイメージであった。全てをシアーの質感で仕上げたところ、自然なツヤと透明感を感じ、イメージもさわやかさ、軽やかさ、を感じる普段感覚のメーキャップであった。最後に、全てをパーリーの質感で仕上げたところ、顔全体が仏像のように輝いてしまい、しわや毛穴などが気になる加齢現象が全て目立ってしまった。
【0030】
【表6】
Figure 2004091419
【0031】
以上のアンケート結果を基に、中高年の肌が美しく見える質感の領域をマップ上に表したものが図17の中高年の質感イメージマップである。肌と目元は、ほぼ近い領域にあり、スタンダード、マット、シアーがシワや毛穴などの凹凸が目立ちにくい質感の領域と判明した。肌を美しく見せる質感では、適度なカバー力と自然なツヤがポイントであった。それ以外の光方向の質感は、中高年のメーキャップには不適当であった。口元の関しては、領域に広がりがあり、スタンダードを中心にマット、シアー、パーリーを挙げることができる。潤いのあるタイプでは、リップライナーとの重ね付けで使用範囲はより広くなっていくが、強い潤いや強く光る方向は不適当である。
【0032】
【発明の効果】
この発明によれば、実際のメーキャップをする上で質感マップを店頭に置ける顧客カウンセリングのツールとして使用し、効果的なメーキャップを顧客に施すことが出来た。又、質感のイメージ演出に利用することが出来、中高年の方については肌がきれいに見える質感の領域を確認することが出来た。
【図面の簡単な説明】
【図1】輝度軸、ボリューム軸を示す図
【図2】質感ワードマップを示す図
【図3】質感イメージマップを示す図
【図4】肌質感イメージマップを示す図
【図5】目元質感イメージマップを示す図
【図6】口元質感イメージマップを示す図
【図7】目元、口元のスタンダードの質感イメージマップを示す図
【図8】目元、口元のマットの質感イメージマップを示す図
【図9】目元、口元のシアーの質感イメージマップを示す図
【図10】目元、口元のパーリーの質感イメージマップを示す図
【図11】目元、口元の点在パールの質感イメージマップを示す図
【図12】目元、口元のメタリックの質感イメージマップを示す図
【図13】目元、口元のグリッターの質感イメージマップを示す図
【図14】目元、口元のグロッシーの質感イメージマップを示す図
【図15】目元、口元のフォギーの質感イメージマップを示す図
【図16】質感イメージマップ表を示す
【図17】中高年の質感イメージマップを示す図

Claims (10)

  1. メーキャップの質感を表現し得る複数の質感ワードを選定し、該選択された複数の質感ワードを材料の性質にしたがって2種類に分類し、一方の性質を縦軸に、他方の性質を横軸に配して、質感ワードの相互の位置関係を縦軸と横軸にしたがって配置して質感ワードマップ化し、該質感ワードマップに、個人イメージを重ねて質感イメージマップを作成し、この質感イメージマップに基づいて質感のメーキャップを行うようにしたことを特徴とする化粧方法。
  2. 質感イメージマップを肌、目元、口元毎に実際にメーキャップを施したモデルの写真に基づくアンケート結果により検証し、肌質感マップ、目元質感マップ及び口元質感マップの3種類の質感イメージマップを作成し、該3種類の質感イメージマップに基づいて質感のメーキャップを行うようにしたことを特徴とする請求項1記載の化粧方法。
  3. 3種類の質感イメージマップをイメージゾーン毎に言葉で整理し、質感マップ表を作成し、該質感マップ表に基づいて質感のメーキャップを行うようにしたことを特徴とする請求項2記載の化粧方法。
  4. メーキャップの質感を表現し得る複数の質感ワードを選定し、該選択された複数の質感ワードを材料の性質にしたがって2種類に分類し、一方の性質を縦軸に、他方の性質を横軸に配して、質感ワードの相互の位置関係を縦軸と横軸にしたがって配置して質感ワードマップ化し、該質感ワードマップに、個人イメージを重ねて質感イメージマップとしたことを特徴とする質感マップ。
  5. 質感イメージマップを肌、目元、口元毎に実際にメーキャップを施したモデルの写真に基づくアンケート結果により検証し、肌質感マップ、目元質感マップ及び口元質感マップの3種類の質感イメージマップとしたことを特徴とする請求項4記載の質感マップ。
  6. 3種類の質感イメージマップをイメージゾーン毎に言葉で整理し、質感マップ表としたことを特徴とする請求項5記載の質感マップ。
  7. 質感ワードが、1.スタンダード;適度なカバー力と自然なツヤを感じさせる質感、2.マット;重厚感があり、表面のツヤがなく、重さ、隠蔽を感じさせる質感、3.シアー;透明感、軽さを感じさせる質感、4.パーリー;滑らかな光沢のパールが繊細な輝きを感じさせる質感、5.点在パール;キラキラ、ピカピカと輝くパールが点在した感じの質感、6.メタリック;金属の面のような強い輝きを感じさせる質感、7.グリッター;ラメの派手な輝きを感じさせる質感、8.グロッシー;濡れたようなツヤと潤いのある強い輝きを感じさせる質感、9.フォギー;ふわっとしたパウダー感を感じさせる質感の9つの質感ワードからなることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の化粧方法又は質感マップ。
  8. 質感を性質にしたがって重量感、透明度及び輝き度の3つの性質に分類し、更に重量感と透明感を一つにまとめてボリューム軸として縦軸に配し、輝き度を輝度軸として横軸に配したことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の化粧方法又は質感マップ。
  9. 個人イメージが、「キュート・可愛らしい」、「フレッシュ・活発」、「優しい・女らしい」及び「クール・シャープ」の4種類のイメージからなることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の化粧法又は質感マップ。
  10. 質感マップ表に、可能なイメージ演出の強さの度合いを付記し、質感相互の関連若しくは質感とイメージとのバランスを表したことを特徴とする請求項3又は6記載の化粧方法又は質感マップ。
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