JP2004091094A - 記録装置、インクジェット記録装置およびシート搬送ローラ - Google Patents

記録装置、インクジェット記録装置およびシート搬送ローラ Download PDF

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Kazuo Oyama
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Abstract

【課題】確実にかつ高精度にシートを搬送する。
【解決手段】シート搬送ローラの表面に、大きい粒度分布のセラミック粒子と、小さい粒度分布のセラミック粒子とをランダムに配置、固定している。
【選択図】    図3

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は記録装置、インクジェット記録装置およびシート搬送ローラに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、プリンタ、複写機、ファクシミリ等の記録装置に使用されるシート搬送ローラとして、シート裏面に当接しつつ回転駆動されるゴムローラが知られている。ゴムローラはピンチローラと対(以下搬送ローラ対という)になっており、ピンチローラはシート表面(記録面)に当接して、シートをゴムローラに押圧する。しかしゴムローラは外形寸法の精度を高めることが容易でなく、温度変化による外形寸法変化も大きい。
【0003】
そこで特開平10−120234号公報(以下従来例という。)において、金属ローラ表面に中心粒径20〜70μmのセラミック粉体を付着させたシート搬送ローラが提案され、シート搬送ローラの高精度化が図られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし従来例では、シート裏面にセラミックの粒子が突き刺さることにより、シートに対するグリップ力を確保しており、比較的大きなセラミックス粒子を使用したときに、セラミックの粒子がシートに刺さる深さ(以下侵入深さという。)が変化するという問題がある。特に、シート厚さや柔らかさが変化すると、セラミック粒子のシート内への侵入深さが変化する。これによって、搬送ローラの中からシート裏面までの距離(以下搬送半径という。)が変化するため、搬送量が変化する。
【0005】
一方、小さめのセラミック粒子を使用した場合、搬送半径は略一定に保たれるが、搬送ローラ対で形成されるニップに、シートの先端が噛み込まれないことがある。シートがニップに突き当たったとき、シート搬送ローラ表面のセラミック粒子がシート裏面に突き刺さることにより、ニップへの引込力を生じるが、セラミック粒子が小さいと、突き刺さる深さが浅いため、充分な引込力が生じない。特に厚手のシートでは噛み込み不良が生じ易い。
【0006】
本発明はこのような従来の問題点を解消すべく創案されたもので、確実にかつ高精度にシートを搬送することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、シートに画像を記録する記録部と、前記記録部に対して前記シートを移動、位置決めして、画像各部の記録位置を設定するシート搬送ローラとを備えた記録装置であって、前記シート搬送ローラは、 剛性の高いローラの表面に、高さの異なる複数種類の突起を形成している。これによって記録用紙を確実かつ高精度に搬送し得る。
本発明は、シートにインクを吐出して画像を記録する記録ヘッドと、前記記録ヘッドに対して前記シートを移動、位置決めして、画像各部の記録位置を設定するシート搬送ローラとを備えたインクジェット記録装置であって、前記シート搬送ローラは、 剛性の高いローラの表面に、高さの異なる複数種類の突起を形成している。これによって記録用紙を確実かつ高精度に搬送し得る。
本発明に係るシート搬送ローラは、剛性の高いローラの表面に、高さの異なる複数種類の突起を形成する。これによって確実にかつ高精度にシートを搬送し得る。
【0008】
本発明に係るシート搬送ローラにおいて、前記複数種類の突起には、高さの分布の中心が10〜40μmの突起と、高さの分布の中心が50〜100μmの突起とを含んでもよい。
【0009】
本発明に係るシート搬送ローラにおいて、前記突起の高さは大小2種類であり、高さ大の突起の個数よりも、高さ小の突起の個数が多い。これによって侵入深さ規制効果が確保される。
本発明に係るシート搬送ローラにおいて、前記突起はローラ表面全体に配置してもよい。
【0010】
本発明に係るシート搬送ローラにおいて、前記突起は高さの分布ごとに、ローラ表面の異なる領域に配置してもよい。
【0011】
本発明に係るシート搬送ローラにおいて、前記突起は、ローラ表面で、ローラ軸方向に領域を分けて配置し、あるいはローラ表面に複数のスパイラル状領域を設け、これらの領域に分けて配置してもよい。
【0012】
本発明に係るシート搬送ローラにおいて、前記突起は、ローラ表面に剛性の高い粒子を付着して形成することできる。剛性の高い粒子としては例えばセラミック粒子がある。
【0013】
本発明に係るシート搬送ローラにおいて、ローラを金属材料で形成し、突起を、ローラ表面の機械加工により形成してもよい。
【0014】
本発明に係るシート搬送ローラにおいて、前記領域ごとにピンチローラを付勢力をもって当接し、前記付勢力を、小さい高さの突起に当接する物ほど大きく設定してもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】
次に本発明に係る記録装置であるインクジェット記録装置、およびシート搬送ローラの好適な実施形態を図面に基づいて説明する。
【0016】
[第1の実施形態]
図1は、本発明に係る記録装置の実施形態および同実施形態に適用されたシート搬送ローラの第1の実施形態を示す縦断面図、図2は、図1の部分拡大図、図3は、図2のシート搬送ローラの表面を示す正面図、図4は、第1の実施形態に使用されたセラミック粒子の粒度分布を示すグラフである。
【0017】
図1において、記録用紙等のシートSを給紙してシートS上面に画像を記録する記録装置に、シート搬送ローラ8が組み込まれている。記録装置はシートSに対してインクを吐出して画像を記録するインクジェット記録装置である。
【0018】
シートSは給紙圧板1上に複数枚積載され、給紙圧板1は圧板ばね2によって斜め上方に位置する給紙ローラ3に弾性的に接触する。
【0019】
給紙ローラ3は、円弧の一部が切除されて弦となった、略半月形状の断面を有し、待機時には、シートSから離間しつつ、弦の部分がシートSに対向する。このとき給紙ローラ3はロック機構(図示せず。)により固定され、給紙圧板1はカム機構(図示せず。)により、給紙ローラ3から離間する方向に押し下げられる。
【0020】
シート搬送時には、給紙圧板1を押し上げて、給紙ローラ3の円弧部分を1番上のシートSに接触し、給紙ローラ3を回転する。1番上のシートSが搬送されるとき、2枚目以降のシートも静電気や摩擦力で搬送方向に引かれるが、分離爪4により移動を阻止する。これによって最上位のシート1枚だけが搬送される。
【0021】
以後分離されて搬送されるシートを符号S1で示す。シートS1は、ピンチローラホルダ5と給紙ガイド6で形成された搬送路に案内され、搬送路内に突出した紙検知レバー7を押し上げる。その後、シートS1の先端がシート搬送ローラ8とピンチローラ9よりなる搬送ローラ対におけるニップに到達する。給紙ローラ3はシートS1がニップに到達するための搬送距離に若干のマージン(例えば2〜3mm)を付加した距離だけ、シートS1を搬送するように回転制御される。
【0022】
シートS1がニップに到達したとき、シート搬送ローラ8とピンチローラ9は、搬送方向と逆の方向(矢印B方向)に回転し、あるいは停止しており、シートS1先端はニップに突き当たってマージンの分だけたわんだ状態となる。一方、給紙ローラ3は未だに円弧部分がシートS1に当接している。なおシート搬送ローラ8は駆動手段(図示せず。)によって回転駆動される。
【0023】
搬送量にマージンを設けたことにより、シートS1が斜行したときにも、シートS1の先端全幅が確実にニップに突き当たる。
【0024】
図2乃至図4において、シート搬送ローラ8は、剛性の高いローラの表面全面に、大きい粒度分布のセラミック粒子8aと、小さい粒度分布のセラミック粒子8bとをランダムに配置、固定してなる。剛性の高いローラは金属等剛性の高い材料によって形成し、あるいは構造上剛性が高められたFRP等によって形成する等、種々の方法で形成される。セラミック粒子8a、8bの配置、固定は、セラミック粉体を塗布、接着するなどの方法で実現される。
【0025】
大きい粒度分布のセラミック粒子8aは例えば中心粒径70μm、小さい粒度分布のセラミック粒子8bは例えば中心粒径20μmであり、その分布は正規分布で近似できる。またセラミック粒子8aの個数はセラミック粒子8bの個数より少ない。
【0026】
経験則上、画像形成装置等においては、セラミック粒子8aの中心粒径を50μm〜100μ、セラミック粒子8bの中心粒径を10μm〜40μとして良好な結果を得ている。
【0027】
搬送ローラ対のニップに突き当たったシートS1を引き込む際、セラミック粒子8aがシートS1裏面に深く突き刺さり、セラミック粒子8bがシートS1裏面に浅く突き刺さる。このとき、セラミック粒子8bの個数が多いため、侵入深さは主にセラミック粒子8bによって決定される。この支配的な侵入深さに対して、セラミック粒子8aはより深くシートS1に突き刺さり、強いグリップ力を発生する。
【0028】
搬送ローラ対において、ピンチローラ9は合成樹脂で形成され、ピンチローラ軸10によって回転可能に軸支されている。ピンチローラ軸10はピンチローラホルダ5によって支持され、ピンチローラホルダ5はその回転支点である軸部5aがシャーシ11のフックに回転自在に軸支されている。ピンチローラホルダ5は、シャーシ11に係合されたねじりコイルばね12によってシート搬送ローラ8方向に付勢され、ピンチローラ5は搬送ローラ8に圧接される。
【0029】
シートS1の斜行を取り除いてニップに突き当てた状態で、シート搬送ローラ8を搬送方向(矢印A方向)に回転するとともに給紙ローラ3を回転させると、シートS1をニップへと引き込む力が発生する。その後、給紙ローラ3及び給紙圧板1は待機位置まで戻る。
【0030】
シート搬送ローラ8はセラミック粒子8bによって侵入深さを規制され、侵入深さは一定になる。従って、紙の種類にかかわらず、搬送量は一定になる。またセラミック粒子8aによって強いグリップ力が確保される。これによってシートS1を確実に、かつ高精度に搬送し得る。
【0031】
なおセラミック粒子8a、8bに替えて任意の剛性の高い粒子を採用し得る。剛性の高い粒子としては、金属紛、合成ダイヤモンド等の鉱物等がある。
【0032】
画像記録位置まで搬送されたシートS1は記録ヘッド13による画像記録の後、所定量搬送され、次の領域に画像記録される。この際、高画質の印字を行う場合はマルチパスなどの手法が用いられる。
【0033】
画像記録が終了したシートS1は、排紙ローラ14および排紙ローラ14側に付勢された拍車15によって排紙トレイ(図示せず。)に排紙される。排紙ローラ14は駆動機構(図示せず。)により駆動される。
【0034】
図8A、図8BはシートP1、P2に対して従来のシート搬送ローラ8のセラミック粒子は突き刺さる状況を示す。シートP1は硬く、シートP2は柔らかいとすると、シート搬送ローラ中心からシートP1、P2までの距離r1、r2はr1>r2となり、搬送量が変化する。
【0035】
本発明の発明者は平均粒径50μmのセラミック粒子を使用した搬送ローラで、特にシートの種類の多いインクジェット用シートの搬送量を測定した。その結果、厚くて硬い光沢フィルム(裏面がPET)は搬送量が大であり、厚いが比較的柔らかい光沢紙(裏面が厚手の紙)や薄いが柔らかい普通紙等で搬送量が小となった。その差は、5mmの搬送距離に対して約20μmとなることがあった。
【0036】
昨今の写真画質のインクジェットプリンタでは、インクのドット径をシート着弾後で数十μmに制御しており、20μm程度の搬送量誤差は画質に大きな影響を与える可能性がある。
【0037】
本実施形態はインクジェット記録装置に関するものであったが、本発明は他の形式の記録に適用可能であり、記録装置以外の装置で使用される任意のシート搬送ローラに適用可能である。
またシート搬送ローラは以上の構成に限定されるものではなく、以下の実施形態に示すように多様な構成を採用し得る。
【0038】
【第2の実施形態】
次に本発明に係るシート搬送ローラの第2の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0039】
図5は、本発明に係るシート搬送ローラの第2の実施形態の表面を示す正面図である。なお、図中第1の実施形態と同一もしくは相当部分には同一符号を付し、説明を省略する。
【0040】
第1の実施形態ではセラミック粒子8a、8bはシート搬送ローラ全面にランダムに配置されていたが、第2の実施形態では領域分けして別個の領域に配置している。
【0041】
図5において、シート搬送ローラ8には、セラミック粒子8aの塗布領域Aaと、セラミック粒子8bの塗布領域Abとが、軸方向に交互に配列されている。各塗布領域は円筒状に形成されている。塗布領域Aaにはセラミック粒子8aが主に配置され、塗布領域Abにはセラミック粒子8bが主に配置されている。
【0042】
シート搬送ローラ8がシート(図示せず。)に接したとき、塗布領域Aaにおいてセラミック粒子8aが深い侵入深さでシートに突き刺さり、塗布領域Abにおいてセラミック粒子8bが浅い侵入深さでシートに突き刺さる。
【0043】
本実施形態は第1の実施形態と同様の効果を奏する。
【0044】
【第3の実施形態】
次に本発明に係るシート搬送ローラの第3の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0045】
図6は、本発明に係るシート搬送ローラの第3の実施形態の表面を示す正面図である。なお、図中第1、第2の実施形態と同一もしくは相当部分には同一符号を付し、説明を省略する。
【0046】
第3の実施形態ではセラミック粒子8a、8bの塗布領域をスパイラル状に形成されている。
【0047】
本実施形態は第1、第2の実施形態と同様の効果を奏する。
【0048】
【第4の実施形態】
次に本発明に係るシート搬送ローラの第4の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0049】
図7は、本発明に係るシート搬送ローラの第4の実施形態の表面を示す正面図である。なお、図中第1乃至第3の実施形態と同一もしくは相当部分には同一符号を付し、説明を省略する。
【0050】
第4の実施形態ではピンチローラの当接力を塗布領域Aa、Ab毎に変化させている。
【0051】
図7では、搬送ローラ対を排紙方向から見ており、シート搬送ローラ8は第2の実施形態と同様である。ピンチローラ9には領域Aaに当接するピンチローラ9aと、領域Abに当接するピンチローラ9bとよりなり、それぞれ異なる圧接力Pa、Pbでそれぞれ領域Aa、Abに当接している。ピンチローラ9a、9bはピンチローラバネ16a、16bによって付勢されて、圧接力Pa、Pbが与えられている。
【0052】
圧接力Pa、PbはPa<Pbであり、侵入深さに対する支配力を持つ小粒径のセラミック粒子8bのグリップ力に対する影響が強められている。これによって搬送量の精度が向上する。
【0053】
なお、セラミック粒子8a、8b等の剛性粒子を使用せず、金属ローラ表面に、ブラスト処理やローレット加工によって大小の凹凸を形成する等、剛性ローラ表面に大小の高さの突起を形成することにより同様の効果が得られる。
【0054】
さらに突起の高さの種類を3種以上設けることにより、侵入深さの精度をより高め、あるいはグリップ力をより高めることが可能である。例えば、前記実施形態の高さ小の突起よりも小さい高さの突起を追加すれば、侵入深さ規制効果が高められて搬送量の精度が高められる。また前記実施形態の高さ大の突起よりも大きい高さの突起を追加すれば、より深く侵入する突起が追加されてグリップ力が高められる。
【発明の効果】
本発明によれば、確実にかつ高精度にシートを搬送し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る記録装置の一実施形態を示す縦断面図である。
【図2】図1の部分拡大図である。
【図3】図2のシート搬送ローラの表面を示す正面図である。
【図4】第1の実施形態に使用されたセラミック粒子の粒度分布を示すグラフである。
【図5】本発明に係るシート搬送ローラの第2の実施形態の表面を示す正面図である。
【図6】本発明に係るシート搬送ローラの第3の実施形態の表面を示す正面図である。
【図7】本発明に係るシート搬送ローラの第4の実施形態の表面を示す正面図である。
【図8A】従来例における硬いシートに突き刺さったシート搬送ローラを示す正面図である。
【図8B】従来例における柔らかいシートに突き刺さったシート搬送ローラを示す正面図である。
【符号の説明】
8 シート搬送ローラ
8a、8b セラミック粒子
9 ピンチローラ
S、S1 シート
Aa、Ab 領域

Claims (13)

  1. シートに画像を記録する記録部と、
    前記記録部に対して前記シートを移動、位置決めして、画像各部の記録位置を設定するシート搬送ローラと、
    を備えた記録装置であって、
    前記シート搬送ローラは、 剛性の高いローラの表面に、高さの異なる複数種類の突起を形成したことを特徴とする記録装置。
  2. 記録用紙にインクを吐出して画像を記録する記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドに対して前記記録用紙を移動、位置決めして、画像各部の記録位置を設定するシート搬送ローラと、
    を備えたインクジェット記録装置であって、
    前記シート搬送ローラは、 剛性の高いローラの表面に、高さの異なる複数種類の突起を形成したことを特徴とする記録装置。
  3. 剛性の高いローラの表面に、高さの異なる複数種類の突起を形成したシート搬送ローラ。
  4. 前記複数種類の突起には、高さの分布の中心が10〜40μmの突起と、高さの分布の中心が50〜100μmの突起とが含まれることを特徴とした請求項第3記載のシート搬送ローラ。
  5. 前記突起の高さは大小2種類とされ、高さ大の突起の個数よりも、高さ小の突起の個数が多いことを特徴とする請求項第3または4に記載のシート搬送ローラ。
  6. 前記突起はローラ表面に配置されていることを特徴とする請求項3乃至5のいずれかに記載のシート搬送ローラ。
  7. 前記突起は高さの分布ごとに、ローラ表面の異なる領域に配置されていることを特徴とする請求項第3乃至6のいずれかに記載のシート搬送ローラ。
  8. 前記突起は、ローラ表面で、ローラ軸方向に領域を分けて配置されていることを特徴とする請求項第7記載のシート搬送ローラ。
  9. ローラ表面の複数のスパイラル状領域が設けられ、前記突起はこれらの領域に分けて配置されていることを特徴とする請求項第7記載のシート搬送ローラ。
  10. 前記突起は、ローラ表面に剛性の高い粒子を付着して形成されていることを特徴とする請求項第3乃至9のいずれかに記載のシート搬送ローラ。
  11. 前記剛性の高い粒子はセラミック粒子であることを特徴とする請求項第10記載のシート搬送ローラ。
  12. 前記ローラは金属材料よりなり、前記突起は、ローラ表面の機械加工により形成されていることを特徴とする請求項第3乃至11のいずれかに記載のシート搬送ローラ。
  13. 前記領域ごとにピンチローラが付勢力をもって当接され、前記付勢力は小さい高さの突起に当接する物ほど大きく設定されていることを特徴とする請求項7乃至12のいずれかに記載のシート搬送ローラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020073412A (ja) * 2015-11-02 2020-05-14 セイコーエプソン株式会社 印刷装置

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