JP2004089134A - 培養装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】培地に直接接触することなく培地交換を行う。
【解決手段】細胞を培養する培養容器6と、該培養容器6内に培地2を供給する培地供給装置5とを備え、培養容器6が、内部に培地2を投入可能な投入口7を上部に備え、培地供給装置5が、培養容器6およびその内容物に接触することなく投入口7を通して培地2を供給する供給ノズル4を備える培養装置1を提供する。
【選択図】 図1
【解決手段】細胞を培養する培養容器6と、該培養容器6内に培地2を供給する培地供給装置5とを備え、培養容器6が、内部に培地2を投入可能な投入口7を上部に備え、培地供給装置5が、培養容器6およびその内容物に接触することなく投入口7を通して培地2を供給する供給ノズル4を備える培養装置1を提供する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、細胞を培養する培養装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
細胞を培養するには、適当な培養容器内に適当な培地とともに細胞を投入して、所定の培養条件下に配することが行われる。この場合に、培養途中において、培地中に浮遊する廃細胞や細胞からの排出物を除去し、pHを調整し、栄養分を補給する等の必要から、定期的に培地を交換することが行われる。
従来、培地交換は、オペレータが電動ピペット等の手動装置を用いて行っていた。具体的には、オペレータは、電動ピペットによって、培養容器内の廃培地を吸引して外部に廃棄し、また、他の電動ピペットを用いて、培養容器から吸引した培地を培養容器内に投入する作業を繰り返していた。
【0003】
【特許文献1】
特公平3−69508号公報(第1頁、第1図)
【特許文献2】
特公平3−57744号公報(第7頁、第4図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、電動ピペットのような装置の場合には、その吸引口先端を培地内に直接投入して廃培地を吸引しなければならない。したがって、電動ピペット先端は、常に清浄な状態に保持しておかなければならない。
交換すべき培地の量が多い場合には、複数回に分けて吸引および排出を繰り返す必要があり、その都度、電動ピペットの先端を培地内に差し込まなければならない。したがって、培地が汚染される機会が増大することになり、好ましくないという問題があった。
また、細胞の培養を自動的に行う装置も提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照。)。
【0005】
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、培地に直接接触することなく培地交換を行うことができる培養装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この発明は、以下の手段を提供する。
請求項1に係る発明は、細胞を培養する培養容器と、該培養容器内に培地を供給する培地供給装置とを備え、前記培養容器が、内部に培地を投入可能な投入口を上部に備え、前記培地供給装置が、前記培養容器およびその内容物に接触することなく前記投入口を通して培地を供給する供給ノズルを備える培養装置を提供する。
この発明によれば、培養容器内の培地を交換する際に、任意の方法で培養容器内の培地を排除した後に、容器の上部に設けられた投入口に供給ノズルから培地を供給することにより、培養容器内の培地に直接接触することなく培地交換を行うことが可能となる。
【0007】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の培養装置において、前記培養容器を複数備えるとともに、培地を供給する培養容器を選択する容器選択手段を備える培養装置を提供する。
この発明によれば、容器選択手段の作動により、培地を供給する培養容器が選択され、選択された培養容器内に培地が供給される。したがって、相互に混入しないように保持しながら、異なる細胞を多数同時に培養することが可能となる。
【0008】
請求項3に係る発明は、請求項2に記載の培養装置において、前記容器選択手段が、培養容器を移動させる容器移動手段と、前記培地供給装置の供給ノズルに対して培養容器の投入口を位置決めする位置決め手段とを備える培養装置を提供する。
この発明によれば、容器移動手段により移動させられた培養容器が、位置決め手段の作動により、培地供給装置の供給ノズルに対し投入口を位置あわせした状態に位置決めされる。したがって、各培養容器内に培地を精度よく供給することが可能となり、自動化が容易となる。
【0009】
請求項4に係る発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の培養装置において、前記投入口が前記培養容器の上面に設けられ、該投入口を開閉する蓋体が備えられている培養装置を提供する。
この発明によれば、投入口を培養容器の上面に設けることにより、蓋体によって投入口を開いた状態で、重力により培地を培養容器内に供給することができ、供給後には、蓋体によって投入口を閉じることにより、培養容器内部に塵埃が入ることを防止することが可能となる。
【0010】
請求項5に係る発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の培養装置において、前記投入口が前記培養容器の側面上部に設けられ、前記供給ノズルが側方から投入口に挿入される培養装置を提供する。
投入口を側面に設けることにより、上方から下降してくる塵埃が培養容器内部に入ることを防止しつつ、供給ノズルを投入口に挿入して、重力により培地を供給することが可能となる。
【0011】
請求項6に係る発明は、請求項1から請求項5のいずれかに記載の培養装置において、前記培養容器が密封可能に設けられるとともに、該培養容器内部の圧力を上昇可能な加圧手段を備え、前記培養容器に、内部に貯留する液体内に吸入端を浸した状態に配置される排出管が設けられている培養装置を提供する。
この発明によれば、培養容器内部を加圧状態として培地液面を押圧し、培養容器に備えられた排出管から廃培地を排出することで、培地に接触することなく培地交換を行うことが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】
この発明の一実施形態に係る培養装置について、図1を参照して、以下に説明する。
本実施形態に係る培養装置1は、図1に示されるように、培地2を貯留する培地貯留部3と、該培地貯留部3に接続された培地供給ノズル4と、該培地供給ノズル4から培地2を供給する培地供給装置5と、細胞を培養する培養容器6とを備えている。
【0013】
上記培養容器6は、その上面に、培地2を投入・排出するための培地入排出口7が設けられている。この培地入排出口7は、培地2を投入するときには上向きに開口するようになっている。また、この培地入排出口7には、図示しない開閉機構によって開閉可能な蓋体8が設けられている。これにより、細胞を培養するときには、蓋体8によって培地入排出口7を閉じることができるようになっている。また、この培養容器6は、図示しない容器回転手段によって傾斜させられ、内部の培地2を培地入排出口7から排出することができるようになっている。
【0014】
また、培養容器6は、培地投入位置において、あるいは、他の位置に配されるインキュベータ内に配置されて所定の培養条件に保持されるようになっている。これにより、培地2内において細胞を培養することができるようになっている。
【0015】
前記培地供給ノズル4は、前記培養容器6が、培地供給位置に配置されたときに、培養容器6の上面に設けられた培地入排出口7の鉛直上方に配置され、鉛直下方に向けて、培地2を放出するようになっている。また、前記培地供給装置5は、例えば、ローラポンプ5である。このローラポンプ5は、培地供給ノズル4および培地貯留部3に接続する供給用チューブ9の途中位置に設けられた柔軟な弾性チューブ10の径方向外方に接触状態に配置されたローラ11を備えている。ローラポンプ5は、作動させられていない状態では、弾性チューブ10を径方向に押し潰して、培地貯留部3から培地供給ノズル4への経路を遮断している。そして、図示しない制御手段からの駆動指令に応じてローラ11が回転させられることにより、その回転数に応じた供給量で、培地2を供給することができるようになっている。
【0016】
このように構成された本実施形態に係る培養装置1の作用について、以下に説明する。
本実施形態の培養装置1において、培養容器6内における細胞の培養途中に培地2を交換する必要が生じたときには、開閉機構の作動により、蓋体8を移動させて培地入排出口7を開放する。次いで、容器回転手段の作動により培養容器6を傾斜させて内部の培地2を培地入排出口7から排出する。そして、図1に示す培地供給位置に培養容器6を配置した状態で、ローラポンプ5を作動させる。これにより、新たな培地2が培地貯留部3から培地供給ノズル4を通して培養容器6内に投入される。
【0017】
この場合において、培地供給ノズル4は鉛直下方に向けられており、前記培養容器6の培地入排出口7は、培地供給ノズル4の鉛直下方に配置されているので、培地供給ノズル4から放出された新しい培地2は、重力により培養容器6内に供給されることになる。したがって、培地供給ノズル4の先端が培養容器6内に貯留する培地2に接触することなく培地2を供給することができる。
【0018】
また、新しい培地2が供給された後には、開閉機構を作動させて蓋体8により培地入排出口7を閉鎖する。これにより、空中を浮遊している塵埃が下降して培養容器6内に入ることを防止することができる。蓋体8に代えて、塵埃フィルタを配置することにしてもよい。細胞培養中は、所定のCO2雰囲気内に培地2を配置する必要があるので、塵埃フィルタにして、CO2のみを通過させることにすれば都合がよい。
【0019】
なお、上記第1の実施形態においては、培養容器6の上面に培地入排出口7を設け、鉛直上方から培地2を供給することにしたが、これに代えて、図2に示されるように、培養容器12の側壁上部に培地入排出口13を設け、図示しない駆動機構の作動により、側方から培地供給ノズル4の先端を挿入することにしてもよい。これによれば、上方から下降する塵埃が培地入排出口13から培養容器12内に入る可能性を低減することができる。また、図2に示されるように、培地入排出口13の上方の培養容器12の壁面を庇のように形成すれば、さらに効果的である。
なお、本実施形態においては、培地の供給手段としてローラポンプ5を例示したが、これに限定されるものではない。
【0020】
本実施形態に係る培養装置1を用いて、多数種類の細胞、例えば、異なる多数の人の骨髄細胞を同時に培養する場合には、例えば、図3に示されるように、鉛直軸心回りに回転するターレット14(容器移動手段)上に複数の培養容器6を位置決め状態に載置する。また、培地貯留部3についてはターレット14の外部に固定しておく。図中、符号16は、ターレット14に培養容器6を位置決めする位置決め突起である。
【0021】
培養容器6内に培地2を供給する場合には、図示しない回転駆動装置によってターレット14を水平回転させ、培地貯留部3の近傍に位置合わせして固定する。位置合わせは、例えば、ターレット14に設けた貫通孔(位置決め手段)15の位置を検出するフォトインタラプタのような位置センサ(位置決め手段)とにより行われる。
このターレット14と、貫通孔15と、位置センサとにより、容器選択手段が構成されている。なお、容器移動手段は、回転式のターレット14に代えて、直動式のテーブルでもよい。
【0022】
この状態で、ターレット14の近傍に配置されたマニピュレータ17により、培養容器6の蓋体8を把持して開き、開放された培地入排出口7から培地を供給する。培地2の供給が終了したら、マニピュレータ17によって蓋体8を閉じ、ターレット14を回転させて、培地供給が必要とされる次の培養容器6に対して順次、培地2の供給を行う。これにより、多数種類の細胞の培養を同時に行うことが可能となる。
【0023】
次に、この発明の第2の実施形態に係る培養装置20について、図4を参照して以下に説明する。
本実施形態に係る培養装置20は、上記第1の実施形態に示された培養装置1が、培地2の供給時に培養容器6内の培地2への外部部材の接触をなくすように構成されているのに対し、培地2の排出時に培養容器21内の培地2への外部部材の接触をなくすように構成されている。したがって、培地2の供給に関しては、上記第1の実施形態の構成をそのまま採用してもよい。
【0024】
本実施形態に係る培養装置20は、図4に示されるように、培養容器21に接続される加圧手段22と、培養容器21に設けられた培地供給口23を密封状態に閉鎖可能な蓋体24と、培養容器21内外にわたって配置された培地排出管25とを備えている。
前記加圧手段22は、例えばポンプである。ポンプ22の吐出口には先端にコネクタ26を取り付けた加圧空気供給管27が接続されている。図中、符号28は、ポンプ22を介して培養容器21内に供給される空気を濾過するフィルタ、符号31は廃培地2を受ける受け皿を示している。培養容器21の側壁上部には、前記加圧空気供給管27のコネクタ26に接続されるコネクタ29が取り付けられている。
【0025】
前記培地排出管25は、培養容器21内に配置される一端が、培養容器21の底部近傍に開口するように配置されている。これにより、培地排出管25の一端は、培養容器21内に貯留される培地2の中に浸るようになっている。
また、培地排出管25の培養容器21外に配置される他端には、逆止弁30が取り付けられている。この逆止弁30は、培養容器21内から培地2が排出されるときには開き、排出が停止されたときには閉じるように構成されている。
なお、培地排出管25は、培養容器21に一体的に取り付けられており、使用後には培養容器21とともに廃棄されるものである。
【0026】
このように構成された本実施形態に係る培養装置20の作用について、以下に説明する。
培養容器21内における細胞の培養途中に培地2を交換する必要が生じたときには、開閉機構の作動により蓋体24によって培地供給口23を密封状態に閉鎖する。そして、加圧手段22を作動させることにより、培養容器21内に加圧空気または加圧CO2を供給する。加圧空気等は、フィルタ28を介して、塵埃等が除去された清浄な状態で培養容器21内に供給される。
【0027】
これにより、培養容器21内の圧力が上昇し、培養容器21内の培地2液面が加圧空気あるいは加圧CO2によって押圧される。培地2には培地排出管25の一端が液面下に沈んで配置されているので、圧力によって押された培地2が培地排出管25を通して外部に押し出される。このとき、培地排出管25の外側端に設けられている逆止弁30は流出しようとする培地2によって開かれる。
また、廃培地2の排出が終了した時点で、逆止弁30が閉じられるので、培地排出管25の外側端から培養容器21内部に細菌等が侵入することを防止することができる。
【0028】
このように、本実施形態に係る培養装置20によれば、廃培地2を排出する際に培地2に接触する部材は、培養容器21に備えられている培地排出管25のみなので、培地2に外部部材が接触することによる汚染の可能性を無くすことができる。
なお、本実施形態においては、加圧手段としてポンプ22を例示したが、これに代えて、高圧タンクのような圧力源を接続してもよい。また、各部材の形状等に関しては、図面に示されたものに限定されるものではない。
【0029】
また、培養される細胞としては、間葉系幹細胞の他、ES細胞、体性幹細胞、骨細胞、軟骨細胞あるいは神経細胞等でもよい。また、βリン酸三カルシウム多孔体のようなセラミック多孔体からなるブロックあるいは顆粒、コラーゲンあるいはポリ乳酸等の生体組織補填材を培養容器内に投入して細胞とともに培養することにしてもよい。
【0030】
また、培地としては、MEM(Minimal Essential Medium:最小必須培地)、FBS(Fetal Bovine Serum:ウシ胎児血清)、抗生剤を84:15:1の配合割合で混合したものを用いればよい。他の配合割合でもよい。また、抗生剤として、ペニシリン系抗生物質の他、セフェム系、マクロライド系、テトラサイクリン系、ホスホマイシン系、アミノグリコシド系、ニューキノロン系等任意の抗生物質を採用することができる。また、ウシ胎児血清に代えて、ヒト血清を用いてもよい。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、培養容器内の培地に直接接触することなく培地交換が行われるので、同一の培養装置において異なる培養容器で培養される複数種の組織どうしが相互に入り混じることを防止することができる。したがって、培養容器内を高い清浄度に保ちながら、細胞の培養を行うことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る培養装置を示す縦断面図である。
【図2】図1の培養装置の変形例を示す縦断面図である。
【図3】図1の培養装置の変形例であって、培養容器を複数有する場合を示す平面図である。
【図4】この発明の他の実施形態に係る培養装置を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1,20 培養装置
2 培地
4 培地供給ノズル(供給ノズル)
5 ローラポンプ(培地供給装置)
6,21 培養容器
7 培地入排出口(投入口)
14 ターレット(容器移動手段、容器選択手段)
15 貫通孔(位置決め手段、容器選択手段)
8,24 蓋体
22 ポンプ(加圧手段)
25 培地排出管(排出管)
【発明の属する技術分野】
この発明は、細胞を培養する培養装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
細胞を培養するには、適当な培養容器内に適当な培地とともに細胞を投入して、所定の培養条件下に配することが行われる。この場合に、培養途中において、培地中に浮遊する廃細胞や細胞からの排出物を除去し、pHを調整し、栄養分を補給する等の必要から、定期的に培地を交換することが行われる。
従来、培地交換は、オペレータが電動ピペット等の手動装置を用いて行っていた。具体的には、オペレータは、電動ピペットによって、培養容器内の廃培地を吸引して外部に廃棄し、また、他の電動ピペットを用いて、培養容器から吸引した培地を培養容器内に投入する作業を繰り返していた。
【0003】
【特許文献1】
特公平3−69508号公報(第1頁、第1図)
【特許文献2】
特公平3−57744号公報(第7頁、第4図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、電動ピペットのような装置の場合には、その吸引口先端を培地内に直接投入して廃培地を吸引しなければならない。したがって、電動ピペット先端は、常に清浄な状態に保持しておかなければならない。
交換すべき培地の量が多い場合には、複数回に分けて吸引および排出を繰り返す必要があり、その都度、電動ピペットの先端を培地内に差し込まなければならない。したがって、培地が汚染される機会が増大することになり、好ましくないという問題があった。
また、細胞の培養を自動的に行う装置も提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照。)。
【0005】
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、培地に直接接触することなく培地交換を行うことができる培養装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この発明は、以下の手段を提供する。
請求項1に係る発明は、細胞を培養する培養容器と、該培養容器内に培地を供給する培地供給装置とを備え、前記培養容器が、内部に培地を投入可能な投入口を上部に備え、前記培地供給装置が、前記培養容器およびその内容物に接触することなく前記投入口を通して培地を供給する供給ノズルを備える培養装置を提供する。
この発明によれば、培養容器内の培地を交換する際に、任意の方法で培養容器内の培地を排除した後に、容器の上部に設けられた投入口に供給ノズルから培地を供給することにより、培養容器内の培地に直接接触することなく培地交換を行うことが可能となる。
【0007】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の培養装置において、前記培養容器を複数備えるとともに、培地を供給する培養容器を選択する容器選択手段を備える培養装置を提供する。
この発明によれば、容器選択手段の作動により、培地を供給する培養容器が選択され、選択された培養容器内に培地が供給される。したがって、相互に混入しないように保持しながら、異なる細胞を多数同時に培養することが可能となる。
【0008】
請求項3に係る発明は、請求項2に記載の培養装置において、前記容器選択手段が、培養容器を移動させる容器移動手段と、前記培地供給装置の供給ノズルに対して培養容器の投入口を位置決めする位置決め手段とを備える培養装置を提供する。
この発明によれば、容器移動手段により移動させられた培養容器が、位置決め手段の作動により、培地供給装置の供給ノズルに対し投入口を位置あわせした状態に位置決めされる。したがって、各培養容器内に培地を精度よく供給することが可能となり、自動化が容易となる。
【0009】
請求項4に係る発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の培養装置において、前記投入口が前記培養容器の上面に設けられ、該投入口を開閉する蓋体が備えられている培養装置を提供する。
この発明によれば、投入口を培養容器の上面に設けることにより、蓋体によって投入口を開いた状態で、重力により培地を培養容器内に供給することができ、供給後には、蓋体によって投入口を閉じることにより、培養容器内部に塵埃が入ることを防止することが可能となる。
【0010】
請求項5に係る発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の培養装置において、前記投入口が前記培養容器の側面上部に設けられ、前記供給ノズルが側方から投入口に挿入される培養装置を提供する。
投入口を側面に設けることにより、上方から下降してくる塵埃が培養容器内部に入ることを防止しつつ、供給ノズルを投入口に挿入して、重力により培地を供給することが可能となる。
【0011】
請求項6に係る発明は、請求項1から請求項5のいずれかに記載の培養装置において、前記培養容器が密封可能に設けられるとともに、該培養容器内部の圧力を上昇可能な加圧手段を備え、前記培養容器に、内部に貯留する液体内に吸入端を浸した状態に配置される排出管が設けられている培養装置を提供する。
この発明によれば、培養容器内部を加圧状態として培地液面を押圧し、培養容器に備えられた排出管から廃培地を排出することで、培地に接触することなく培地交換を行うことが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】
この発明の一実施形態に係る培養装置について、図1を参照して、以下に説明する。
本実施形態に係る培養装置1は、図1に示されるように、培地2を貯留する培地貯留部3と、該培地貯留部3に接続された培地供給ノズル4と、該培地供給ノズル4から培地2を供給する培地供給装置5と、細胞を培養する培養容器6とを備えている。
【0013】
上記培養容器6は、その上面に、培地2を投入・排出するための培地入排出口7が設けられている。この培地入排出口7は、培地2を投入するときには上向きに開口するようになっている。また、この培地入排出口7には、図示しない開閉機構によって開閉可能な蓋体8が設けられている。これにより、細胞を培養するときには、蓋体8によって培地入排出口7を閉じることができるようになっている。また、この培養容器6は、図示しない容器回転手段によって傾斜させられ、内部の培地2を培地入排出口7から排出することができるようになっている。
【0014】
また、培養容器6は、培地投入位置において、あるいは、他の位置に配されるインキュベータ内に配置されて所定の培養条件に保持されるようになっている。これにより、培地2内において細胞を培養することができるようになっている。
【0015】
前記培地供給ノズル4は、前記培養容器6が、培地供給位置に配置されたときに、培養容器6の上面に設けられた培地入排出口7の鉛直上方に配置され、鉛直下方に向けて、培地2を放出するようになっている。また、前記培地供給装置5は、例えば、ローラポンプ5である。このローラポンプ5は、培地供給ノズル4および培地貯留部3に接続する供給用チューブ9の途中位置に設けられた柔軟な弾性チューブ10の径方向外方に接触状態に配置されたローラ11を備えている。ローラポンプ5は、作動させられていない状態では、弾性チューブ10を径方向に押し潰して、培地貯留部3から培地供給ノズル4への経路を遮断している。そして、図示しない制御手段からの駆動指令に応じてローラ11が回転させられることにより、その回転数に応じた供給量で、培地2を供給することができるようになっている。
【0016】
このように構成された本実施形態に係る培養装置1の作用について、以下に説明する。
本実施形態の培養装置1において、培養容器6内における細胞の培養途中に培地2を交換する必要が生じたときには、開閉機構の作動により、蓋体8を移動させて培地入排出口7を開放する。次いで、容器回転手段の作動により培養容器6を傾斜させて内部の培地2を培地入排出口7から排出する。そして、図1に示す培地供給位置に培養容器6を配置した状態で、ローラポンプ5を作動させる。これにより、新たな培地2が培地貯留部3から培地供給ノズル4を通して培養容器6内に投入される。
【0017】
この場合において、培地供給ノズル4は鉛直下方に向けられており、前記培養容器6の培地入排出口7は、培地供給ノズル4の鉛直下方に配置されているので、培地供給ノズル4から放出された新しい培地2は、重力により培養容器6内に供給されることになる。したがって、培地供給ノズル4の先端が培養容器6内に貯留する培地2に接触することなく培地2を供給することができる。
【0018】
また、新しい培地2が供給された後には、開閉機構を作動させて蓋体8により培地入排出口7を閉鎖する。これにより、空中を浮遊している塵埃が下降して培養容器6内に入ることを防止することができる。蓋体8に代えて、塵埃フィルタを配置することにしてもよい。細胞培養中は、所定のCO2雰囲気内に培地2を配置する必要があるので、塵埃フィルタにして、CO2のみを通過させることにすれば都合がよい。
【0019】
なお、上記第1の実施形態においては、培養容器6の上面に培地入排出口7を設け、鉛直上方から培地2を供給することにしたが、これに代えて、図2に示されるように、培養容器12の側壁上部に培地入排出口13を設け、図示しない駆動機構の作動により、側方から培地供給ノズル4の先端を挿入することにしてもよい。これによれば、上方から下降する塵埃が培地入排出口13から培養容器12内に入る可能性を低減することができる。また、図2に示されるように、培地入排出口13の上方の培養容器12の壁面を庇のように形成すれば、さらに効果的である。
なお、本実施形態においては、培地の供給手段としてローラポンプ5を例示したが、これに限定されるものではない。
【0020】
本実施形態に係る培養装置1を用いて、多数種類の細胞、例えば、異なる多数の人の骨髄細胞を同時に培養する場合には、例えば、図3に示されるように、鉛直軸心回りに回転するターレット14(容器移動手段)上に複数の培養容器6を位置決め状態に載置する。また、培地貯留部3についてはターレット14の外部に固定しておく。図中、符号16は、ターレット14に培養容器6を位置決めする位置決め突起である。
【0021】
培養容器6内に培地2を供給する場合には、図示しない回転駆動装置によってターレット14を水平回転させ、培地貯留部3の近傍に位置合わせして固定する。位置合わせは、例えば、ターレット14に設けた貫通孔(位置決め手段)15の位置を検出するフォトインタラプタのような位置センサ(位置決め手段)とにより行われる。
このターレット14と、貫通孔15と、位置センサとにより、容器選択手段が構成されている。なお、容器移動手段は、回転式のターレット14に代えて、直動式のテーブルでもよい。
【0022】
この状態で、ターレット14の近傍に配置されたマニピュレータ17により、培養容器6の蓋体8を把持して開き、開放された培地入排出口7から培地を供給する。培地2の供給が終了したら、マニピュレータ17によって蓋体8を閉じ、ターレット14を回転させて、培地供給が必要とされる次の培養容器6に対して順次、培地2の供給を行う。これにより、多数種類の細胞の培養を同時に行うことが可能となる。
【0023】
次に、この発明の第2の実施形態に係る培養装置20について、図4を参照して以下に説明する。
本実施形態に係る培養装置20は、上記第1の実施形態に示された培養装置1が、培地2の供給時に培養容器6内の培地2への外部部材の接触をなくすように構成されているのに対し、培地2の排出時に培養容器21内の培地2への外部部材の接触をなくすように構成されている。したがって、培地2の供給に関しては、上記第1の実施形態の構成をそのまま採用してもよい。
【0024】
本実施形態に係る培養装置20は、図4に示されるように、培養容器21に接続される加圧手段22と、培養容器21に設けられた培地供給口23を密封状態に閉鎖可能な蓋体24と、培養容器21内外にわたって配置された培地排出管25とを備えている。
前記加圧手段22は、例えばポンプである。ポンプ22の吐出口には先端にコネクタ26を取り付けた加圧空気供給管27が接続されている。図中、符号28は、ポンプ22を介して培養容器21内に供給される空気を濾過するフィルタ、符号31は廃培地2を受ける受け皿を示している。培養容器21の側壁上部には、前記加圧空気供給管27のコネクタ26に接続されるコネクタ29が取り付けられている。
【0025】
前記培地排出管25は、培養容器21内に配置される一端が、培養容器21の底部近傍に開口するように配置されている。これにより、培地排出管25の一端は、培養容器21内に貯留される培地2の中に浸るようになっている。
また、培地排出管25の培養容器21外に配置される他端には、逆止弁30が取り付けられている。この逆止弁30は、培養容器21内から培地2が排出されるときには開き、排出が停止されたときには閉じるように構成されている。
なお、培地排出管25は、培養容器21に一体的に取り付けられており、使用後には培養容器21とともに廃棄されるものである。
【0026】
このように構成された本実施形態に係る培養装置20の作用について、以下に説明する。
培養容器21内における細胞の培養途中に培地2を交換する必要が生じたときには、開閉機構の作動により蓋体24によって培地供給口23を密封状態に閉鎖する。そして、加圧手段22を作動させることにより、培養容器21内に加圧空気または加圧CO2を供給する。加圧空気等は、フィルタ28を介して、塵埃等が除去された清浄な状態で培養容器21内に供給される。
【0027】
これにより、培養容器21内の圧力が上昇し、培養容器21内の培地2液面が加圧空気あるいは加圧CO2によって押圧される。培地2には培地排出管25の一端が液面下に沈んで配置されているので、圧力によって押された培地2が培地排出管25を通して外部に押し出される。このとき、培地排出管25の外側端に設けられている逆止弁30は流出しようとする培地2によって開かれる。
また、廃培地2の排出が終了した時点で、逆止弁30が閉じられるので、培地排出管25の外側端から培養容器21内部に細菌等が侵入することを防止することができる。
【0028】
このように、本実施形態に係る培養装置20によれば、廃培地2を排出する際に培地2に接触する部材は、培養容器21に備えられている培地排出管25のみなので、培地2に外部部材が接触することによる汚染の可能性を無くすことができる。
なお、本実施形態においては、加圧手段としてポンプ22を例示したが、これに代えて、高圧タンクのような圧力源を接続してもよい。また、各部材の形状等に関しては、図面に示されたものに限定されるものではない。
【0029】
また、培養される細胞としては、間葉系幹細胞の他、ES細胞、体性幹細胞、骨細胞、軟骨細胞あるいは神経細胞等でもよい。また、βリン酸三カルシウム多孔体のようなセラミック多孔体からなるブロックあるいは顆粒、コラーゲンあるいはポリ乳酸等の生体組織補填材を培養容器内に投入して細胞とともに培養することにしてもよい。
【0030】
また、培地としては、MEM(Minimal Essential Medium:最小必須培地)、FBS(Fetal Bovine Serum:ウシ胎児血清)、抗生剤を84:15:1の配合割合で混合したものを用いればよい。他の配合割合でもよい。また、抗生剤として、ペニシリン系抗生物質の他、セフェム系、マクロライド系、テトラサイクリン系、ホスホマイシン系、アミノグリコシド系、ニューキノロン系等任意の抗生物質を採用することができる。また、ウシ胎児血清に代えて、ヒト血清を用いてもよい。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、培養容器内の培地に直接接触することなく培地交換が行われるので、同一の培養装置において異なる培養容器で培養される複数種の組織どうしが相互に入り混じることを防止することができる。したがって、培養容器内を高い清浄度に保ちながら、細胞の培養を行うことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る培養装置を示す縦断面図である。
【図2】図1の培養装置の変形例を示す縦断面図である。
【図3】図1の培養装置の変形例であって、培養容器を複数有する場合を示す平面図である。
【図4】この発明の他の実施形態に係る培養装置を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1,20 培養装置
2 培地
4 培地供給ノズル(供給ノズル)
5 ローラポンプ(培地供給装置)
6,21 培養容器
7 培地入排出口(投入口)
14 ターレット(容器移動手段、容器選択手段)
15 貫通孔(位置決め手段、容器選択手段)
8,24 蓋体
22 ポンプ(加圧手段)
25 培地排出管(排出管)
Claims (6)
- 細胞を培養する培養容器と、該培養容器内に培地を供給する培地供給装置とを備え、
前記培養容器が、内部に培地を投入可能な投入口を上部に備え、
前記培地供給装置が、前記培養容器およびその内容物に接触することなく前記投入口を通して培地を供給する供給ノズルを備える培養装置。 - 前記培養容器を複数備えるとともに、
培地を供給する培養容器を選択する容器選択手段を備える請求項1に記載の培養装置。 - 前記容器選択手段が、培養容器を移動させる容器移動手段と、前記培地供給装置の供給ノズルに対して培養容器の投入口を位置決めする位置決め手段とを備える請求項2に記載の培養装置。
- 前記投入口が前記培養容器の上面に設けられ、該投入口を開閉する蓋体が備えられている請求項1から請求項3のいずれかに記載の培養装置。
- 前記投入口が前記培養容器の側面上部に設けられ、前記供給ノズルが側方から投入口に挿入される請求項1から請求項3のいずれかに記載の培養装置。
- 前記培養容器が密封可能に設けられるとともに、
該培養容器内部の圧力を上昇可能な加圧手段を備え、
前記培養容器に、内部に貯留する液体内に吸入端を浸した状態に配置される排出管が設けられている請求項1から請求項5のいずれかに記載の培養装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008272699A (ja) * | 2007-05-02 | 2008-11-13 | Yayoi Chemical Industry Co Ltd | 壁紙糊付機用糊液供給ノズルアタッチメント |
JP2012152148A (ja) * | 2011-01-27 | 2012-08-16 | Hitachi High-Technologies Corp | 核酸分析装置 |
JP2013138690A (ja) * | 2013-04-22 | 2013-07-18 | Cellseed Inc | 密閉系細胞培養容器及びそれを利用した細胞培養方法 |
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- 2002-09-03 JP JP2002258026A patent/JP2004089134A/ja not_active Withdrawn
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