JP2004088666A - トラフィック制御装置、トラフィック制御プログラム、プログラム記録媒体、及びトラフィック制御方法 - Google Patents

トラフィック制御装置、トラフィック制御プログラム、プログラム記録媒体、及びトラフィック制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】安定したIP電話サービスを提供するためのトラフィック制御装置、トラフィック制御プログラム、プログラム記録媒体、及びトラフィック制御方法を提供する。
【解決手段】輻輳を解消、又は防止すべく定められた単位時間あたりの呼の接続数である呼数密度に基いて着信先への呼の接続数を制御する呼接続制御部7を設ける。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、IP(Internet Protocol)網を介して電話通信を行うためのIP電話システムにおけるトラフィック(通信量)を制御するトラフィック制御装置、トラフィック制御プログラム、プログラム記録媒体、及びトラフィック制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
IP網を介して電話通信を行うためのIP電話システムを実現するにあたっては、コンピュータと電話の其々の機能を統合するためのCTI(Computer Telephony Integration)技術が用いられている。
このようなIP電話システムの構成機器としては、前述のCTI技術を用いたCTI−GW(Gateway)、回線交換を行うソフトスイッチ等が挙げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のIP電話システムにおいては、特定の着信先へ呼が同時期に多数集中した場合や特定の発信先から呼が同時期に多数発信させられた場合、これらが特定の構成機器に集中し、輻輳が発生する場合がある。
【0004】
例えば、多数の呼がCTI−GWに集中したことにより輻輳が発生した場合は、IPコンタクトセンタの機能が停止する可能性があり、また、多数の呼がソフトスイッチに集中した場合は、ソフトスイッチ自身の機能が停止する可能性がある他、IP電話システム全体の機能が停止する可能性もある。
上記のような輻輳を解消するにはIP電話システムにおけるトラフィックを制御する必要がある。
【0005】
このような事情に鑑み、本発明は、安定したIP電話サービスを提供するためのトラフィック制御装置、トラフィック制御プログラム、プログラム記録媒体、及びトラフィック制御方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の本発明は、IP網を介して電話通信を行う際、発生した輻輳を解消するためにトラフィックを制御するトラフィック制御装置であって、輻輳を解消すべく定められた単位時間あたりの呼の接続数である呼数密度に基いて呼の接続数を制御する呼接続制御手段を有することを要旨とする。
【0007】
請求項1に記載の本発明にあっては、輻輳を解消すべく定められた呼数密度に基いて呼の接続数を制御するため、安定したIP電話サービスを提供することが可能となる。
【0008】
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の発明において、呼は、通信プロトコルとしてSIPが用いられたSIPメッセージであり、呼接続制御手段は、SIPメッセージに基いて接続数を制御すべき呼を特定することを要旨とする。
【0009】
請求項2に記載の本発明にあっては、VoIP(Voice over Internet Protocol)を応用したIP電話等で用いられる通話制御のプロトコルであるSIP(Session Initiation Protocol)が用いられたSIPメッセージから接続数を制御すべき呼を特定するため、安定したIP電話サービスを提供することが可能となる。
【0010】
請求項3に記載の本発明は、請求項2又は3に記載の発明において、輻輳が複数発生した場合、呼接続制御手段は、所定の優先順位に基いて優先的に解消すべき輻輳を特定し、輻輳の原因となる呼の接続数を制御することを要旨とする。
【0011】
請求項3に記載の本発明にあっては、輻輳が複数発生した場合、所定の優先順位に基いて優先的に解消すべき輻輳を特定し、この輻輳の原因となる呼の接続数を制御するため、安定したIPサービスを提供することが可能となる。
【0012】
請求項4に記載の本発明は、IP網を介して電話通信を行う際、輻輳の発生を未然に防止するためにトラフィックを制御するトラフィック制御装置であって、輻輳を防止すべく定められた単位時間あたりの呼の接続数である呼数密度に基いて呼の接続数を制御する呼接続制御手段を有することを要旨とする。
【0013】
請求項4に記載の本発明にあっては、輻輳を防止すべく定められた呼数密度に基いて呼の接続数を制御するため、安定したIP電話サービスを提供することが可能となる。
【0014】
請求項5に記載の本発明は、請求項4に記載の発明において、呼は、通信プロトコルとしてSIPが用いられたSIPメッセージであり、呼接続制御手段は、SIPメッセージに基いて接続数を制御すべき呼を特定することを要旨とする。
【0015】
請求項5に記載の本発明にあっては、VoIP(Voice over Internet Protocol)を応用したIP電話等で用いられる通話制御のプロトコルであるSIP(Session Initiation Protocol)が用いられたSIPメッセージから接続数を制御すべき呼を特定するため、安定したIP電話サービスを提供することが可能となる。
【0016】
請求項6に記載の本発明は、請求項4又は5に記載の発明において、輻輳の兆候が複数存在する場合、呼接続制御手段は、所定の優先順位に基いて優先的に防止すべき輻輳を特定し、輻輳の原因となる呼の接続数を制御することを要旨とする。
【0017】
請求項6に記載の本発明にあっては、輻輳の兆候が複数存在する場合、所定の優先順位に基いて優先的に防止すべき輻輳を特定し、この輻輳の原因となる呼の接続数を制御するため、安定したIPサービスを提供することが可能となる。
【0018】
請求項7に記載の本発明は、IP網を介して電話通信を行う際、発生した輻輳を解消するためにトラフィックを制御するトラフィック制御装置で用いられるトラフィック制御プログラムであって、トラフィック制御装置を、輻輳を解消すべく定められた単位時間あたりの呼の接続数である呼数密度に基いて呼の接続数を制御する呼接続制御手段として機能させることを要旨とする。
【0019】
請求項7に記載の本発明にあっては、輻輳を解消すべく定められた呼数密度に基いて呼の接続数を制御するため、安定したIP電話サービスを提供することが可能となる。
【0020】
請求項8に記載の本発明は、請求項7に記載の発明において、呼は、通信プロトコルとしてSIPが用いられたSIPメッセージであり、呼接続制御手段に、SIPメッセージに基いて接続数を制御すべき呼を特定させることを要旨とする。
【0021】
請求項8に記載の本発明にあっては、VoIP(Voice over Internet Protocol)を応用したIP電話等で用いられる通話制御のプロトコルであるSIP(Session Initiation Protocol)が用いられたSIPメッセージから接続数を制御すべき呼を特定するため、安定したIP電話サービスを提供することが可能となる。
【0022】
請求項9に記載の本発明は、請求項7又は8に記載の発明において、輻輳が複数発生した場合、呼接続制御手段に、所定の優先順位に基いて優先的に解消すべき輻輳を特定させ、輻輳の原因となる呼の接続数を制御させることを要旨とする。
【0023】
請求項9に記載の本発明にあっては、輻輳が複数発生した場合、所定の優先順位に基いて優先的に解消すべき輻輳を特定し、この輻輳の原因となる呼の接続数を制御するため、安定したIPサービスを提供することが可能となる。
【0024】
請求項10に記載の本発明は、IP網を介して電話通信を行う際、輻輳の発生を未然に防止するためにトラフィックを制御するトラフィック制御装置で用いられるトラフィック制御プログラムであって、トラフィック制御装置を、輻輳を防止すべく定められた単位時間あたりの呼の接続数である呼数密度に基いて呼の接続数を制御する呼接続制御手段として機能させることを要旨とする。
【0025】
請求項10に記載の本発明にあっては、輻輳を防止すべく定められた呼数密度に基いて呼の接続数を制御するため、安定したIP電話サービスを提供することが可能となる。
【0026】
請求項11に記載の本発明は、請求項10に記載の発明において、呼は、通信プロトコルとしてSIPが用いられたSIPメッセージであり、呼接続制御手段に、SIPメッセージに基いて接続数を制御すべき呼を特定させることを要旨とする。
【0027】
請求項11に記載の本発明にあっては、VoIP(Voice over Internet Protocol)を応用したIP電話等で用いられる通話制御のプロトコルであるSIP(Session Initiation Protocol)が用いられたSIPメッセージから接続数を制御すべき呼を特定するため、安定したIP電話サービスを提供することが可能となる。
【0028】
請求項12に記載の本発明は、請求項10又は11に記載の発明において、輻輳の兆候が複数存在する場合、呼接続制御手段に、所定の優先順位に基いて優先的に防止すべき輻輳を特定させ、輻輳の原因となる呼の接続数を制御させることを要旨とする。
【0029】
請求項12に記載の本発明にあっては、輻輳の兆候が複数存在する場合、所定の優先順位に基いて優先的に防止すべき輻輳を特定し、この輻輳の原因となる呼の接続数を制御するため、安定したIPサービスを提供することが可能となる。
【0030】
請求項13に記載の本発明は、IP網を介して電話通信を行う際、発生した輻輳を解消するためにトラフィックを制御するトラフィック制御装置で用いられるトラフィック制御プログラムを記録したプログラム記録媒体であって、トラフィック制御装置を、輻輳を解消すべく定められた単位時間あたりの呼の接続数である呼数密度に基いて呼の接続数を制御する呼接続制御手段として機能させるトラフィック制御プログラムを記録したことを要旨とする。
【0031】
請求項13に記載の本発明にあっては、輻輳を解消すべく定められた呼数密度に基いて呼の接続数を制御するトラフィック制御プログラムを記録しており、この記録媒体に記録されたトラフィック制御プログラムをコンピュータ等に読み込ませるだけで有用なトラフィック制御装置を実現できる。
【0032】
請求項14に記載の本発明は、請求項13に記載の発明において、呼は、通信プロトコルとしてSIPが用いられたSIPメッセージであり、呼接続制御手段に、SIPメッセージに基いて接続数を制御すべき呼を特定させるトラフィック制御プログラムを記録したことを要旨とする。
【0033】
請求項14に記載の本発明にあっては、VoIP(Voice over Internet Protocol)を応用したIP電話等で用いられる通話制御のプロトコルであるSIP(Session Initiation Protocol)が用いられたSIPメッセージから接続数を制御すべき呼を特定するトラフィック制御プログラムを記録しており、この記録媒体に記録されたトラフィック制御プログラムをコンピュータ等に読み込ませるだけで有用なトラフィック制御装置を実現できる。
【0034】
請求項15に記載の本発明は、請求項13又は14に記載の発明において、輻輳が複数発生した場合、呼接続制御手段に、所定の優先順位に基いて優先的に解消すべき輻輳を特定させ、輻輳の原因となる呼の接続数を制御させるトラフィック制御プログラムを記録したことを要旨とする。
【0035】
請求項15に記載の本発明にあっては、輻輳が複数発生した場合、所定の優先順位に基いて優先的に解消すべき輻輳を特定し、この輻輳の原因となる呼の接続数を制御するトラフィック制御プログラムを記録しており、この記録媒体に記録されたトラフィック制御プログラムをコンピュータ等に読み込ませるだけで有用なトラフィック制御装置を実現できる。
【0036】
請求項16に記載の本発明は、IP網を介して電話通信を行う際、輻輳の発生を未然に防止するためにトラフィックを制御するトラフィック制御装置で用いられるトラフィック制御プログラムを記録したプログラム記録媒体であって、トラフィック制御装置を、輻輳を防止すべく定められた単位時間あたりの呼の接続数である呼数密度に基いて呼の接続数を制御する呼接続制御手段として機能させるトラフィック制御プログラムを記録したことを要旨とする。
【0037】
請求項16に記載の本発明にあっては、輻輳を防止すべく定められた呼数密度に基いて呼の接続数を制御するトラフィック制御プログラムを記録しており、この記録媒体に記録されたトラフィック制御プログラムをコンピュータ等に読み込ませるだけで有用なトラフィック制御装置を実現できる。
【0038】
請求項17に記載の本発明は、請求項16に記載の発明において、呼は、通信プロトコルとしてSIPが用いられたSIPメッセージであり、呼接続制御手段に、SIPメッセージに基いて接続数を制御すべき呼を特定させるトラフィック制御プログラムを記録したことを要旨とする。
【0039】
請求項17に記載の本発明にあっては、VoIP(Voice over Internet Protocol)を応用したIP電話等で用いられる通話制御のプロトコルであるSIP(Session Initiation Protocol)が用いられたSIPメッセージから接続数を制御すべき呼を特定するトラフィック制御プログラムを記録しており、この記録媒体に記録されたトラフィック制御プログラムをコンピュータ等に読み込ませるだけで有用なトラフィック制御装置を実現できる。
【0040】
請求項18に記載の本発明は、請求項16又は17に記載の発明において、輻輳の兆候が複数存在する場合、呼接続制御手段に、所定の優先順位に基いて優先的に防止すべき輻輳を特定させ、輻輳の原因となる呼の接続数を制御させるトラフィック制御プログラムを記録したことを要旨とする。
【0041】
請求項18に記載の本発明にあっては、複数の兆候が複数存在する場合、所定の優先順位に基いて優先的に防止すべき輻輳を特定し、この輻輳の原因となる呼の接続数を制御するトラフィック制御プログラムを記録しており、この記録媒体に記録されたトラフィック制御プログラムをコンピュータ等に読み込ませるだけで有用なトラフィック制御装置を実現できる。
【0042】
請求項19に記載の本発明は、IP網を介して電話通信を行う際、発生した輻輳を解消するためにトラフィックを制御するトラフィック制御装置を用いるトラフィック制御方法であって、トラフィック制御装置が、輻輳を解消すべく定められた単位時間あたりの呼の接続数である呼数密度に基いて呼の接続数を制御する呼接続制御ステップを実行することを要旨とする。
【0043】
請求項19に記載の本発明にあっては、輻輳を解消すべく定められた呼数密度に基いて呼の接続数を制御するため、安定したIP電話サービスを提供することが可能となる。
【0044】
請求項20に記載の本発明は、請求項19に記載の発明において、呼は、通信プロトコルとしてSIPが用いられたSIPメッセージであり、トラフィック制御装置は、呼接続制御ステップにおいて、SIPメッセージに基いて接続数を制御すべき呼を特定することを要旨とする。
【0045】
請求項20に記載の本発明にあっては、VoIP(Voice over Internet Protocol)を応用したIP電話等で用いられる通話制御のプロトコルであるSIP(Session Initiation Protocol)が用いられたSIPメッセージから接続数を制御すべき呼を特定するため、安定したIP電話サービスを提供することが可能となる。
【0046】
請求項21に記載の本発明は、請求項19又は20に記載の発明において、輻輳が複数発生した場合、トラフィック制御装置は、呼接続制御ステップにおいて、所定の優先順位に基いて優先的に解消すべき輻輳を特定し、輻輳の原因となる呼の接続数を制御することを要旨とする。
【0047】
請求項21に記載の本発明にあっては、輻輳が複数発生した場合、所定の優先順位に基いて優先的に解消すべき輻輳を特定し、この輻輳の原因となる呼の接続数を制御するため、安定したIPサービスを提供することが可能となる。
【0048】
請求項22に記載の本発明は、IP網を介して電話通信を行う際、輻輳の発生を未然に防止するためにトラフィックを制御するトラフィック制御装置を用いるトラフィック制御方法であって、トラフィック制御装置が、輻輳を防止すべく定められた単位時間あたりの呼の接続数である呼数密度に基いて呼の接続数を制御する呼接続制御ステップを実行することを要旨とする。
【0049】
請求項22に記載の本発明にあっては、輻輳を防止すべく定められた呼数密度に基いて呼の接続数を制御するため、安定したIP電話サービスを提供することが可能となる。
【0050】
請求項23に記載の本発明は、請求項22に記載の発明において、呼は、通信プロトコルとしてSIPが用いられたSIPメッセージであり、トラフィック制御装置は、呼接続制御ステップにおいて、SIPメッセージに基いて接続数を制御すべき呼を特定することを要旨とする。
【0051】
請求項23に記載の本発明にあっては、VoIP(Voice over Internet Protocol)を応用したIP電話等で用いられる通話制御のプロトコルであるSIP(Session Initiation Protocol)が用いられたSIPメッセージから接続数を制御すべき呼を特定するため、安定したIP電話サービスを提供することが可能となる。
【0052】
請求項24に記載の本発明は、請求項22又は23に記載の発明において、輻輳の兆候が複数存在する場合、トラフィック制御装置は、呼接続制御ステップにおいて、所定の優先順位に基いて優先的に防止すべき輻輳を特定し、輻輳の原因となる呼の接続数を制御することを要旨とする。
【0053】
請求項24に記載の本発明にあっては、輻輳の兆候が複数存在する場合、所定の優先順位に基いて優先的に防止すべき輻輳を特定し、この輻輳の原因となる呼の接続数を制御するため、安定したIPサービスを提供することが可能となる。
【0054】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いつつ本発明のトラフィック制御装置、トラフィック制御プログラム、プログラム記録媒体、及びトラフィック制御方法についての説明を行う。
【0055】
なお、以下の実施の形態は、あくまでも本発明の説明のためのものであり、本発明の範囲を制限するものではない。したがって、当業者であれば、これらの各要素又は全要素を含んだ各種の実施の形態を採用することが可能であるが、これらの実施の形態も本発明の範囲に含まれる。
また、実施の形態を説明するための全図において、同一要素のものは同一符号を付与し、これらに関する反復説明は省略する。
【0056】
図1は、本発明の一実施の形態にかかるトラフィック制御装置の構成を示すブロック図である。
トラフィック制御装置は、ソフトスイッチ1とCTI−GW3の其々に設けられた輻輳検出部2と、輻輳の解消、又は防止のための輻輳制御動作を管理するための輻輳制御管理装置4に設けられた輻輳制御管理部5と、輻輳制御管理装置により導出されたデータをもとに呼の接続制御を行う呼接続制御装置6に設けられた呼接続制御部7とを有する。
【0057】
例えば、端末8aに対して呼が集中し、これらの個を中継する中継装置としてのソフトスイッチ2又はCTI−GW3において輻輳が発生した場合、又は、呼数が所定の値に近づいており、これがそのまま増加すると輻輳が発生すると予想される場合、輻輳検出部2は、その旨を示す情報と、これに対応付けられた端末8aの識別情報(アドレス等)を含む輻輳情報を輻輳制御管理部5へ送信する。なお、この輻輳検出部2の詳細については後述する。
【0058】
輻輳情報を受信した輻輳制御管理部5は、この輻輳を解消、又は防止すべく定められた単位時間あたりの呼の接続数である呼数密度を決定し、これを含む接続制御指示信号を生成し、これを呼接続制御部7へ送信する。なお、この輻輳制御管理部5の詳細については後述する。
【0059】
接続制御指示信号を受信した呼接続制御部7は、前述の呼数密度に基いて、端末8aに対する呼の接続数を制御し、これにより、輻輳が解消、又は防止される。なお、この呼接続制御部7の詳細については後述する。
【0060】
図2は、図1の輻輳検出部2の構成を示すブロック図である。
輻輳検出部2は、呼集中状況監視部21と、輻輳判定部22と、輻輳情報送信部23とを有する。
【0061】
呼集中状況監視部21は、ソフトスイッチ1又はCTI−GW3への呼の集中状況を監視する。
【0062】
輻輳判定部22は、輻輳を解消するための所定の閾値と、輻輳を防止するための所定の閾値とを記憶しており、呼集中状況監視部21により収集されたデータに基いて、単位時間あたりの呼数が前述の閾値より多い場合、測定対象となっている呼の集中が輻輳、又は輻輳の兆候であると判定する。
【0063】
輻輳情報送信部23は、輻輳判定部22の判定に基いて輻輳情報を生成し、この輻輳情報を輻輳制御管理部5へ送信する。
【0064】
図3は、図1の輻輳制御管理部5の構成を示すブロック図である。
輻輳制御監理部は、輻輳情報受信部51と、接続制御実施判定部52と、接続制御情報受信蓄積部53と、接続制御指示信号生成部54と、接続制御指示信号送信部55とを有する。
【0065】
輻輳情報受信部51は、図1及び図2の輻輳検出部2から送信された輻輳情報を受信する。
【0066】
接続制御実施判定部52は、輻輳情報受信部51により受信された輻輳情報基いて、輻輳の解消、又は防止に関する各種判定処理を行う。なお、この判定処理の詳細については後述する。
【0067】
接続制御指示信号54は、接続制御実施判定部52により輻輳の解消、又は防止の必要ありと判定された場合、前述の呼数密度を決定し、接続制御指示信号を生成する接続制御指示信号生成部54と、生成された接続制御指示信号を呼接続制御部7へ送信する接続制御指示信号送信部55を有する。
【0068】
接続制御情報受信部53は、現時点で行われている接続制御やこの際の呼数密度を含む接続制御情報を受信し、蓄積する。この接続制御情報の受信及び蓄積は常時行われている。この接続制御情報に基いて接続制御実施判定部52は判定を行い、また、接続制御指示信号送信部54は呼数密度の決定を行う。
【0069】
次に、前記の接続制御実施判定部52による判定処理について説明する。
接続制御制御実施判定部52は、輻輳が複数発生した場合、又は輻輳の兆候が複数存在する場合にどの輻輳を優先的に解消、又は防止すべきかを定めた優先順位データを記憶している。例えば図1の端末8aに呼が集中することにより生ずる輻輳を第1に解消し、図2の端末8bに呼が集中することにより生ずる輻輳を第2に解消すると定められており、其々の輻輳が発生した旨を示す輻輳情報が受信された場合、前記の優先順位データに基いて前者の輻輳を優先的に解消すべきと判定する。接続制御指示信号送信部54は、前記の判定に則り、前者の輻輳を解消し、この際の呼数密度を後者の輻輳を解消するにあたっての呼数密度より多くなるよう其々の呼数密度を決定する。なお、輻輳を防止する場合も上記と同様の処理が行われる。
これにより、重要な通信回線を優先的に確保することが可能になる。
【0070】
また、接続制御実施判定部52は、前述の接続制御情報を参照し、過去に輻輳を解消、又は防止するために接続制御が行われていたにも関わらず、輻輳が解消、又は防止されていない場合、接続制御信号生成部54に対して、呼数密度を変更して、新たな接続制御指示信号を生成するよう指示を行う。
【0071】
図4は、図1の呼接続制御部7の構成を示すブロック図である。
呼接続制御部7は、接続制御指示信号受信部71と、接続制御管理部72と、呼数密度制御部73と、トラフィック測定部74と、接続制御情報送信部75とを有する。
【0072】
接続制御指示信号受信部71は、輻輳制御管理部5から送信された接続制御指示信号を受信する。
【0073】
呼数密度制御部73は、接続制御指示信号受信部71により受信された接続制御指示信号に基いて呼数密度制御を実行する。
【0074】
トラフィック測定部74は、IP網上のトラフィックを測定する。
【0075】
接続制御管理部72は、呼数密度制御部73を制御する他、トラフィック測定部74の測定結果や呼数密度制御が行われた際の呼数密度を含む前述の接続制御情報を生成する。
【0076】
接続制御情報送信部75は、接続制御管理部72により生成された接続制御情報を輻輳制御管理部5へ送信する。送信された接続制御情報は、図3の接続制御情報受信蓄積部53に記憶される。
【0077】
本実施の形態における呼接続制御部7の制御対象は、VoIP(Voice over Internet Protocol)を応用したIP電話等で用いられる通話制御のプロトコルであるSIP(Session Initiation Protocol)が用いられたSIPメッセージである。SIPメッセージのフォーマットの一例は図6に示すとおりであり、呼接続制御部7は、SIPメッセージのINVITEメッセージを抽出し、接続数を制御すべき呼を特定する。
【0078】
図5は、図1の呼接続制御部7よるSIPメッセージを用いた呼接続制御を説明する図である。
呼接続制御部7は、接続制御指示信号を受信するとIP網上で送受される全ての呼を監視し、前述のINVITEメッセージを抽出し、分析を行い、所定の呼数密度制御を行う。この際、呼の接続処理と、呼数が所定の呼数密度を上回る場合は、その余剰分の呼の接続は行われない。これを呼損処理という。
【0079】
なお、本図においては、SIP以外のプロトコルが用いられている呼に対しては処理を行わない場合を示しているが、これに限定されず、SIPメッセージ以外の呼を制御対象とした別の呼接続制御部を設け、処理を行う構成とすることもできる。
【0080】
図7は、図1の輻輳検出部2、輻輳制御管理部5、及び呼接続制御部7の輻輳解消時の作用を示す図である。
輻輳検出部2により輻輳の検出が開始され(S1a)、輻輳が検出されると(S2a:Yes)、輻輳情報が生成され、送信される(S3a)。
【0081】
輻輳制御管理部5により輻輳情報が受信されると(S4a)、輻輳が複数発生しているか否かの判定が行われ(S5a)、輻輳が複数発生している場合(S5a:Yes)、これらの中に優先して解消すべき輻輳(優先サービス)があるか否かが判定され(S6a)、優先して解消すべき輻輳が存在する場合(S6a:Yes)、処理の優先度が決定され(S7a)、これらに対する呼数密度(輻輳制御量)が調整され(S8a)、輻輳制御量(呼数密度)が決定される(S9a)。なお、S5aからS7aの処理は前述の優先順位データに基いて行われる。
【0082】
IP網上にソフトスイッチ、CTI−GWが複数存在する場合、これらの中から制御先が決定され(S10a)、接続制御指示信号が生成され(S11a)、生成された接続制御指示信号が呼接続制御部7へ送信される(S12a)。
【0083】
なお、S5aにおいて輻輳が1個しか発生していない場合(S5a:No)、直ちに輻輳制御量が決定される(S9a)。
また、S6aにおいて優先サービスが存在しない場合(S6a:No)も直ちに輻輳制御量が決定される(S9a)。
【0084】
呼接続制御部7は、S12において輻輳制御管理部5から送信された接続制御指示信号を受信すると(S13a)、INVITEメッセージが抽出され(S14a)、抽出したメッセージが該当するメッセージであるか否かの判定が行われ(S15a)、該当するメッセージであった場合(S15a:Yes)、呼数密度制御が行われ(S16a)、これに関する接続制御情報が生成され、輻輳制御管理部5へ送信され、輻輳制御管理部5は、これを受信する(S18a)。
【0085】
なお、S15aにおいて、抽出されたメッセージが該当メッセージではない場合(S15a:No)は、この判定処理が反復して実行される。
【0086】
図8は、図1の輻輳検出部2、輻輳制御管理部5、及び呼接続制御部7の輻輳防止時の作用を示す図である。
輻輳検出部2により輻輳の兆候の検出が開始され(S1b)、輻輳の兆候が検出されると(S2b:Yes)、輻輳情報が生成され、送信される(S3b)。
【0087】
輻輳制御管理部5により輻輳情報が受信されると(S4b)、輻輳の兆候が複数存在しているか否かの判定が行われ(S5b)、輻輳の兆候が複数発生している場合(S5b:Yes)、これらの兆候が引き起こすであろう輻輳の中に優先して防止すべき輻輳(優先サービス)があるか否かが判定され(S6b)、優先して防止すべき輻輳が存在する場合(S6b:Yes)、処理の優先度が決定され(S7b)、これらに対する呼数密度(輻輳制御量)が調整され(S8b)、輻輳制御量(呼数密度)が決定される(S9b)。なお、S5bからS7bの処理は前述の優先順位データに基いて行われる。
【0088】
IP網上にソフトスイッチ、CTI−GWが複数存在する場合、これらの中から制御先が決定され(S10b)、接続制御指示信号が生成され(S11b)、生成された接続制御指示信号が呼接続制御部7へ送信される(S12b)。
【0089】
なお、S5bにおいて兆候が1個しか存在していない場合(S5b:No)、直ちに輻輳制御量が決定される(S9b)。
また、S6bにおいて優先サービスが存在しない場合(S6b:No)も直ちに輻輳制御量が決定される(S9b)。
【0090】
呼接続制御部7は、S12において輻輳制御管理部5から送信された接続制御指示信号を受信すると(S13b)、INVITEメッセージが抽出され(S14b)、抽出したメッセージが該当するメッセージであるか否かの判定が行われ(S15b)、該当するメッセージであった場合(S15b:Yes)、呼数密度制御が行われ(S16b)、これに関する接続制御情報が生成され、輻輳制御管理部5へ送信され、輻輳制御管理部5は、これを受信する(S18b)。
【0091】
なお、S15bにおいて、抽出されたメッセージが該当メッセージではない場合(S15b:No)は、この判定処理が反復して実行される。
【0092】
また、本発明のトラフィック制御装置が輻輳の解消と輻輳の防止のどちらを行うかについては自由に設定可能である。
【0093】
また、本発明のトラフィック制御装置は、Aという着信先に呼が集中することにより発生する輻輳を防止するために接続数を制御したが、何らかの理由により輻輳を防止できずに実際に輻輳が発生した場合、再度呼の接続数を制御し、この輻輳を解消するというように輻輳の解消と輻輳の防止の2つの動作を共に行うこともできる。
【0094】
上記のような本発明のトラフィック制御装置としては、CPU、HDD(ハードディスク・ドライブ)、ROM、RAM、キーボード、ディスプレイ、FDD(フロッピディスク・ドライブ)、IP網に接続して通信を行うための通信部等を有したコンピュータを用いることが可能であり、これにあたっては、前述の各部の機能を発現させるためのコンピュータ・プログラムが読み込まれ、実行される。したがってこのプログラム、及びこのプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能なプログラム記録媒体も本発明の範囲に含まれる。
また、このようなトラフィック制御装置を用いるトラフィック制御方法も本発明の範囲に含まれる。
【0095】
【発明の効果】
以上のとおり本発明のトラフィック制御装置、トラフィック制御プログラム、及びトラフィック制御方法は、輻輳を解消すべく定められた呼数密度に基いて呼の接続数を制御し、VoIP(Voice over Internet Protocol)を応用したIP電話等で用いられる通話制御のプロトコルであるSIP(Session Initiation Protocol)が用いられたSIPメッセージから接続数を制御すべき呼を特定し、輻輳が複数発生した場合、所定の優先順位に基いて優先的に解消すべき輻輳を特定し、この輻輳の原因となる呼の接続数を制御するため、安定したIPサービスを提供することが可能となる。
【0096】
また、輻輳を防止すべく定められた呼数密度に基いて呼の接続数を制御し、VoIP(Voice over Internet Protocol)を応用したIP電話等で用いられる通話制御のプロトコルであるSIP(Session Initiation Protocol)が用いられたSIPメッセージから接続数を制御すべき呼を特定し、輻輳の兆候が複数存在する場合、所定の優先順位に基いて優先的に防止すべき輻輳を特定し、この輻輳の原因となる呼の接続数を制御するため、安定したIPサービスを提供することが可能となる。
【0097】
さらに、本発明のプログラム記録媒体は、輻輳を解消すべく定められた呼数密度に基いて呼の接続数を制御し、VoIP(Voice over Internet Protocol)を応用したIP電話等で用いられる通話制御のプロトコルであるSIP(Session Initiation Protocol)が用いられたSIPメッセージから接続数を制御すべき呼を特定し、輻輳が複数発生した場合、所定の優先順位に基いて優先的に解消すべき輻輳を特定し、この輻輳の原因となる呼の接続数を制御するトラフィック制御プログラムを記録しており、この記録媒体に記録されたトラフィック制御プログラムをコンピュータ等に読み込ませるだけで有用なトラフィック制御装置を実現できる。
【0098】
また、輻輳を防止すべく定められた呼数密度に基いて呼の接続数を制御し、VoIP(Voice over Internet Protocol)を応用したIP電話等で用いられる通話制御のプロトコルであるSIP(Session Initiation Protocol)が用いられたSIPメッセージから接続数を制御すべき呼を特定し、複数の兆候が複数存在する場合、所定の優先順位に基いて優先的に防止すべき輻輳を特定し、この輻輳の原因となる呼の接続数を制御するトラフィック制御プログラムを記録しており、この記録媒体に記録されたトラフィック制御プログラムをコンピュータ等に読み込ませるだけで有用なトラフィック制御装置を実現できる。
【0099】
以上の点から、安定したIP電話サービスを提供するためのトラフィック制御装置、トラフィック制御プログラム、プログラム記録媒体、及びトラフィック制御方法を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトラフィック制御装置の構成の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の輻輳検出部の構成を示すブロック図である。
【図3】図1の輻輳制御管理部の構成を示すブロック図である。
【図4】図1の呼接続制御部の構成を示すブロック図である。
【図5】図1の呼接続制御部による呼接続制御を説明する図である。
【図6】SIPフォーマットの一例を示す図である。
【図7】図1の輻輳検出部、輻輳制御管理部、及び呼接続制御部の輻輳解消時の作用を示す図である。
【図8】図1の輻輳検出部、輻輳制御管理部、及び呼接続制御部の輻輳防止時の作用を示す図である。
【符号の説明】
1 ソフトスイッチ
2 輻輳検出部
3 CTI−GW
4 輻輳制御管理装置
5 輻輳制御管理部
6 呼接続制御装置
7 呼接続制御部
8a、8b、8c 端末
21 呼集中状況監視部
22 輻輳判定部
23 輻輳情報送信部
51 輻輳情報受信部
52 接続制御実施判定部
53 接続制御情報受信蓄積部
54 接続制御指示信号生成部
55 接続制御指示信号送信部
71 接続制御指示信号受信部
72 接続制御管理部
73 呼数密度制御部
74 トラフィック測定部
75 接続制御情報送信部

Claims (24)

  1. IP網を介して電話通信を行う際、発生した輻輳を解消するためにトラフィックを制御するトラフィック制御装置であって、
    前記輻輳を解消すべく定められた単位時間あたりの呼の接続数である呼数密度に基いて呼の接続数を制御する呼接続制御手段
    を有することを特徴とするトラフィック制御装置。
  2. 前記呼は、通信プロトコルとしてSIPが用いられたSIPメッセージであり、
    前記呼接続制御手段は、前記SIPメッセージに基いて接続数を制御すべき呼を特定することを特徴とする請求項1に記載のトラフィック制御装置。
  3. 輻輳が複数発生した場合、前記呼接続制御手段は、所定の優先順位に基いて優先的に解消すべき輻輳を特定し、該輻輳の原因となる呼の接続数を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載のトラフィック制御装置。
  4. IP網を介して電話通信を行う際、輻輳の発生を未然に防止するためにトラフィックを制御するトラフィック制御装置であって、
    前記輻輳を防止すべく定められた単位時間あたりの呼の接続数である呼数密度に基いて呼の接続数を制御する呼接続制御手段
    を有することを特徴とするトラフィック制御装置。
  5. 前記呼は、通信プロトコルとしてSIPが用いられたSIPメッセージであり、
    前記呼接続制御手段は、前記SIPメッセージに基いて接続数を制御すべき呼を特定することを特徴とする請求項4に記載のトラフィック制御装置。
  6. 輻輳の兆候が複数存在する場合、前記呼接続制御手段は、所定の優先順位に基いて優先的に防止すべき輻輳を特定し、該輻輳の原因となる呼の接続数を制御することを特徴とする請求項4又は5に記載のトラフィック制御装置。
  7. IP網を介して電話通信を行う際、発生した輻輳を解消するためにトラフィックを制御するトラフィック制御装置で用いられるトラフィック制御プログラムであって、
    前記トラフィック制御装置を、
    前記輻輳を解消すべく定められた単位時間あたりの呼の接続数である呼数密度に基いて呼の接続数を制御する呼接続制御手段
    として機能させることを特徴とするトラフィック制御プログラム。
  8. 前記呼は、通信プロトコルとしてSIPが用いられたSIPメッセージであり、
    前記呼接続制御手段に、前記SIPメッセージに基いて接続数を制御すべき呼を特定させることを特徴とする請求項7に記載のトラフィック制御プログラム。
  9. 輻輳が複数発生した場合、前記呼接続制御手段に、所定の優先順位に基いて優先的に解消すべき輻輳を特定させ、該輻輳の原因となる呼の接続数を制御させることを特徴とする請求項7又は8に記載のトラフィック制御プログラム。
  10. IP網を介して電話通信を行う際、輻輳の発生を未然に防止するためにトラフィックを制御するトラフィック制御装置で用いられるトラフィック制御プログラムであって、
    前記トラフィック制御装置を、
    前記輻輳を防止すべく定められた単位時間あたりの呼の接続数である呼数密度に基いて呼の接続数を制御する呼接続制御手段
    として機能させることを特徴とするトラフィック制御プログラム。
  11. 前記呼は、通信プロトコルとしてSIPが用いられたSIPメッセージであり、
    前記呼接続制御手段に、前記SIPメッセージに基いて接続数を制御すべき呼を特定させることを特徴とする請求項10に記載のトラフィック制御プログラム。
  12. 輻輳の兆候が複数存在する場合、前記呼接続制御手段に、所定の優先順位に基いて優先的に防止すべき輻輳を特定させ、該輻輳の原因となる呼の接続数を制御させることを特徴とする請求項10又は11に記載のトラフィック制御プログラム。
  13. IP網を介して電話通信を行う際、発生した輻輳を解消するためにトラフィックを制御するトラフィック制御装置で用いられるトラフィック制御プログラムを記録したプログラム記録媒体であって、
    前記トラフィック制御装置を、
    前記輻輳を解消すべく定められた単位時間あたりの呼の接続数である呼数密度に基いて呼の接続数を制御する呼接続制御手段
    として機能させるトラフィック制御プログラムを記録したことを特徴とするプログラム記録媒体。
  14. 前記呼は、通信プロトコルとしてSIPが用いられたSIPメッセージであり、
    前記呼接続制御手段に、SIPメッセージに基いて接続数を制御すべき呼を特定させるトラフィック制御プログラムを記録したことを特徴とする請求項13に記載のプログラム記録媒体。
  15. 輻輳が複数発生した場合、前記呼接続制御手段に、所定の優先順位に基いて優先的に解消すべき輻輳を特定させ、該輻輳の原因となる呼の接続数を制御させるトラフィック制御プログラムを記録したことを特徴とする請求項13又は14に記載のプログラム記録媒体。
  16. IP網を介して電話通信を行う際、輻輳の発生を未然に防止するためにトラフィックを制御するトラフィック制御装置で用いられるトラフィック制御プログラムを記録したプログラム記録媒体であって、
    前記トラフィック制御装置を、
    前記輻輳を防止すべく定められた単位時間あたりの呼の接続数である呼数密度に基いて呼の接続数を制御する呼接続制御手段
    として機能させるトラフィック制御プログラムを記録したことを特徴とするプログラム記録媒体。
  17. 前記呼は、通信プロトコルとしてSIPが用いられたSIPメッセージであり、
    前記呼接続制御手段に、SIPメッセージに基いて接続数を制御すべき呼を特定させるトラフィック制御プログラムを記録したことを特徴とする請求項16に記載のプログラム記録媒体。
  18. 輻輳の兆候が複数存在する場合、前記呼接続制御手段に、所定の優先順位に基いて優先的に防止すべき輻輳を特定させ、該輻輳の原因となる呼の接続数を制御させるトラフィック制御プログラムを記録したことを特徴とする請求項16又は17に記載のプログラム記録媒体。
  19. IP網を介して電話通信を行う際、発生した輻輳を解消するためにトラフィックを制御するトラフィック制御装置を用いるトラフィック制御方法であって、
    前記トラフィック制御装置が、
    前記輻輳を解消すべく定められた単位時間あたりの呼の接続数である呼数密度に基いて呼の接続数を制御する呼接続制御ステップ
    を実行することを特徴とするトラフィック制御方法。
  20. 前記呼は、通信プロトコルとしてSIPが用いられたSIPメッセージであり、
    前記トラフィック制御装置は、前記呼接続制御ステップにおいて、前記SIPメッセージに基いて接続数を制御すべき呼を特定することを特徴とする請求項19に記載のトラフィック制御方法。
  21. 輻輳が複数発生した場合、前記トラフィック制御装置は、前記呼接続制御ステップにおいて、所定の優先順位に基いて優先的に解消すべき輻輳を特定し、該輻輳の原因となる呼の接続数を制御することを特徴とする請求項19又は20に記載のトラフィック制御方法。
  22. IP網を介して電話通信を行う際、輻輳の発生を未然に防止するためにトラフィックを制御するトラフィック制御装置を用いるトラフィック制御方法であって、
    前記トラフィック制御装置が、
    前記輻輳を防止すべく定められた単位時間あたりの呼の接続数である呼数密度に基いて呼の接続数を制御する呼接続制御ステップ
    を実行することを特徴とするトラフィック制御方法。
  23. 前記呼は、通信プロトコルとしてSIPが用いられたSIPメッセージであり、
    前記トラフィック制御装置は、前記呼接続制御ステップにおいて、前記SIPメッセージに基いて接続数を制御すべき呼を特定することを特徴とする請求項22に記載のトラフィック制御方法。
  24. 輻輳の兆候が複数存在する場合、前記トラフィック制御装置は、前記呼接続制御ステップにおいて、所定の優先順位に基いて優先的に防止すべき輻輳を特定し、該輻輳の原因となる呼の接続数を制御することを特徴とする請求項22又は23に記載のトラフィック制御方法。
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