JP2008199326A - 通信システム、ネットワーク制御装置及びそれらに用いる優先クラス規制方法 - Google Patents

通信システム、ネットワーク制御装置及びそれらに用いる優先クラス規制方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 ネットワーク上で障害等による状態変異が発生した時でも、所望の優先クラス規制を実現可能な通信システムを提供する。
【解決手段】 NMS1はSIPサーバ2からの発着アドレス及びルータ3からのトラフィックデータに基づいてSIP規制や優先クラス規制を実施している。ルータ3と他のルータとの間に障害が発生した場合、NMS1は各ルータに迂回経路を通知することで、その障害に対処している。通信システムでは、NMS1と、SIPサーバ2と、ルータ3との間の連携によって各種情報をやり取りすることで、ネットワーク上で障害(ルータ間の回線断等)による状態変異(迂回経路の発生等)が発生した時でも、その状態変異に対応するSIP規制や優先クラス規制、つまり迂回経路上におけるSIP規制や優先クラス規制を実施する。
【選択図】 図1

Description

本発明は通信システム、ネットワーク制御装置及びそれらに用いる優先クラス規制方法に関し、特にネットワークを構成するルータ間においてルータ配下の端末の優先クラスに応じて通信の規制を行う通信システムに関する。
従来、この種の通信システムとしては、図11に示すように、SIP(Session Initiation Protocol)サーバ2と、各々配下にSIP端末(例えば、IP電話が可能な電話端末やパーソナルコンピュータ等の情報端末等)41〜49が接続された複数のルータ3−1〜3−3と、複数のルータ3−1〜3−3を制御するNMS(Network Management System:ネットワーク制御装置)5とから構成されている。
SIPサーバ2は通話中の発アドレス、着アドレスをNMS5に通知し、NMS5はSIPサーバ2からの発アドレス、着アドレスを基に呼数をカウントする。また、ルータ3−1〜3−3各々はネットワーク上のトラフィックをNMS5に通知し、NMS5はルータ3−1〜3−3各々からのトラフィックデータを基にルータ3−1〜3−3間の回線使用率、ルータ3−1〜3−3各々の占有率を算出する。
NMS5は呼数及びトラフィックデータに基づいてネットワークにマッピングし、ルータ3−1〜3−3間の回線使用率に基づいてSIPサーバ2に対してSIP規制を通知することで、SIPサーバ2においてSIP規制を実施する。また、NMS5はルータ3−1〜3−3間の回線使用率に基づいて各ルータ3−1〜3−3に対して各ルータ3−1〜3−3間毎の優先クラス規制を通知し、各ルータ3−1〜3−3において優先クラス規制を実施する。
ここで、優先クラス規制とは、SIP端末を、例えばA,B,C,ホットライン(制御信号を含む)の4種類のクラスに区分し、回線使用率が50%の時にCクラスの端末の通信(音声呼やデータ)を規制し、回線使用率が70%の時にCクラス及びBクラスの端末の通信を規制し、回線使用率が90%の時にCクラス、Bクラス、Aクラスの端末の通信を規制し、ホットラインのクラスの端末の通信のみを許可するというような規制である。
このような優先クラスの制御としては、パケット転送において優先クラスの制御を行うことで一度受付けたフローの品質をそのフローが終了するまで確保する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−012653号公報
しかしながら、上述した従来の優先クラス規制では、各ルータ間の回線使用率を基に、各ルータ間個々で行っているため、あるルータ間において端末間の通信が行われている時にそのルータ間に障害が発生して他のルータ間を迂回すると、その端末間の通信を確保することができないことがある。
例えば、Aクラスの端末間の通信が4回線を使用して行われている時に、その経路に障害が発生して他の経路に迂回する場合、迂回経路において、その通信の4回線分を確保することで回線使用率が90%を超え、Aクラスの端末の通信が規制対象になって上記のAクラスの端末間の通信が断となるケースもある。
また、迂回経路が2つのルータ間の経路を通る場合には、1つの経路を確保できても、もう1つの経路を確保できなければ、やはり上記のAクラスの端末間の通信を確保できない。この問題は上記の特許文献1に記載の技術でも解決することができない。
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、ネットワーク上で障害等による状態変異が発生した時でも、所望の優先クラス規制を実現することができる通信システム、ネットワーク制御装置及びそれらに用いる優先クラス規制方法を提供することにある。
本発明による通信システムは、隣り合うルータとの間の使用可能回線数が設定されかつネットワークのトラフィックデータを通知する複数のルータと、通話中の発アドレス及び着アドレスを通知するSIP(Session Initiation Protocol)サーバと、前記発アドレス及び着アドレスを基に呼数をカウントしかつ前記呼数及び前記トラフィックデータに基づいて前記SIPサーバにおける呼数を制御するSIP規制及び前記ルータ間において予め区分されたクラスに応じて通信規制を行う優先クラス規制を実施するネットワーク制御装置とからなる通信システムであって、
前記ネットワーク制御装置が、前記SIPサーバ及び前記ルータと連携して各種情報をやり取りすることで前記ネットワーク上での障害による状態変異に対応するSIP規制及び優先クラス規制のうちの少なくとも一方を実施している。
本発明によるネットワーク制御装置は、隣り合うルータとの間の使用可能回線数が設定されかつネットワークのトラフィックデータを通知する複数のルータと、通話中の発アドレス及び着アドレスを通知するSIP(Session Initiation Protocol)サーバとともに通信システムを構成し、前記発アドレス及び着アドレスを基に呼数をカウントしかつ前記呼数及び前記トラフィックデータに基づいて前記SIPサーバにおける呼数を制御するSIP規制及び前記ルータ間において予め区分されたクラスに応じて通信規制を行う優先クラス規制を実施するネットワーク制御装置であって、
前記SIPサーバ及び前記ルータと連携して各種情報をやり取りする手段と、前記各種情報に基づいて前記ネットワーク上での障害による状態変異に対応するSIP規制及び優先クラス規制のうちの少なくとも一方を実施する制御手段とを備えている。
本発明による優先クラス規制方法は、隣り合うルータとの間の使用可能回線数が設定されかつネットワークのトラフィックデータを通知する複数のルータと、通話中の発アドレス及び着アドレスを通知するSIP(Session Initiation Protocol)サーバと、前記発アドレス及び着アドレスを基に呼数をカウントしかつ前記呼数及び前記トラフィックデータに基づいて前記SIPサーバにおける呼数を制御するSIP規制及び前記ルータ間において予め区分されたクラスに応じて通信規制を行う優先クラス規制を実施するネットワーク制御装置とからなる通信システムに用いる優先クラス規制方法であって、
前記ネットワーク制御装置が、前記SIPサーバ及び前記ルータと連携して各種情報をやり取りする処理と、前記各種情報に基づいて前記ネットワーク上での障害による状態変異に対応するSIP規制及び優先クラス規制のうちの少なくとも一方を実施する制御処理とを実行している。
すなわち、本発明の通信システムは、NMS(Network Management System:ネットワーク制御装置)と、SIPサーバ(Session Initiation Protocol)と、ルータとの間の連携によって各種情報をやり取りすることで、ネットワーク上で障害(ルータ間の回線断等)による状態変異(迂回経路の発生等)が生じた場合、その状態変異に対応するSIP規制や優先クラス規制、つまり迂回経路上におけるSIP規制や優先クラス規制を実施している。これによって、本発明の通信システムでは、状態変異が発生した場合でも所望の優先クラス規制を実現することが可能となる。
より具体的に説明すると、本発明の通信システムでは、回線断等の障害発生時に、NMSが障害発生時に迂回経路に設定したルータ間の優先クラス規制の設定内容に、回線断等の障害が発生したルータ間の優先クラス規制の設定内容を反映することで、ネットワーク上で障害等による状態変異が発生した時でも、所望の優先クラス規制を実現可能としている。
つまり、従来のように、単にルータ間に迂回経路を設定するだけだと、障害が発生したルータ間に設定されたホットラインが使用不可となる可能性がある。これに対して、本発明の通信システムでは、迂回経路のルータ間の「ホットラインなし」の優先クラス規制の設定内容に、上記のホットラインが設定されたルータ間の優先クラス規制の設定内容を反映させて、ホットラインを設定した内容に書換えているので、障害が発生したルータ間に設定されたホットラインを確実に迂回経路上に確保することが可能となる。
本発明は、上記のような構成及び動作とすることで、ネットワーク上で障害等による状態変異が発生した時でも、所望の優先クラス規制を実現することができるという効果が得られる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態による通信システムの動作例を示す概略図である。図1において、本発明の実施の形態による通信システムは、NMS(Network Management System:ネットワーク制御装置)1と、SIP(Session Initiation Protocol)サーバ2と、ルータ3とから構成され、ルータ3には図示せぬSIP端末[例えば、IP(Internet Protocol)電話が可能な電話端末やパーソナルコンピュータ等の情報端末等]が接続されている。
NMS1はSIPサーバ2からの発着アドレス及びルータ3からのトラフィックデータに基づいてSIP規制や優先クラス規制を実施している。尚、ルータ3と図示せぬ他のルータとの間に障害が発生した場合、NMS1は各ルータに迂回経路を通知することで、その障害に対処している。
本発明の実施の形態による通信システムでは、NMS1と、SIPサーバ2と、ルータ3との間の連携によって各種情報をやり取りすることで、ネットワーク上で障害(ルータ間の回線断等)による状態変異(迂回経路の発生等)が発生した時でも、その状態変異に対応するSIP規制や優先クラス規制、つまり迂回経路上におけるSIP規制や優先クラス規制を実施しているので、状態変異が発生した場合でも所望の優先クラス規制を実現することができる。
図2は本発明の一実施例による通信システムの構成例を示すブロック図である。図2において、本発明の一実施例による通信システムは、SIPサーバ2と、各々配下にSIP端末[例えば、IP(Internet Protocol)電話が可能な電話端末やパーソナルコンピュータ等の情報端末等]41〜49が接続された複数のルータ3−1〜3−3と、複数のルータ3−1〜3−3を制御するNMS1とから構成されている。
図3は図2のNMS1の構成例を示すブロック図である。図3において、ネットワーク制御装置(NMS)1は制御部11と、SIPサーバ2における発信呼及び着信呼をカウントする呼数カウンタ12と、ネットワーク上のトラフィックをカウントするトラフィックカウンタ13と、SIPサーバ2から発アドレス及び着アドレスを収集し、ルータ3−1〜3−3各々からネットワーク上のトラフィックを収集するネットワーク情報収集部14と、SIPサーバ2からの発アドレス及び着アドレス、ルータ3−1〜3−3各々からのネットワーク上のトラフィック、呼数カウンタ12のカウント値、トラフィックカウンタ13のカウント値、ネットワークのルーティング情報等を蓄積するデータベース15とから構成されている。ここで、制御部11は障害検出処理部111と、ルーティング処理部112と、マッピング部113と、規制処理部114とを備えている。
障害検出処理部111はネットワーク上での障害、例えばルータ3−1〜3−3間における回線断等を検出する。ルーティング処理部112はSIP端末41〜49の発着信呼やデータのネットワーク上での経路を決定するとともに、障害検出処理部111で障害が検出された時に迂回経路を決定する。マッピング部113は呼数カウンタ12のカウント値とトラフィックカウンタ13のカウント値とに基づいてネットワークにマッピングする。
規制処理部114はトラフィックカウンタ13のカウント値に基づいてルータ3−1〜3−3間の回線使用率、ルータ3−1〜3−3各々の占有率を算出する。また、規制処理部114は呼数カウンタ12のカウント値及びルータ3−1〜3−3間の回線使用率に基づいてSIPサーバ2にSIP規制の通知処理を行うとともに、ルータ3−1〜3−3間の回線使用率に基づいて各ルータ3−1〜3−3に各ルータ3−1〜3−3間毎の優先クラス規制の通知処理を行う。
さらに、規制処理部114は障害検出処理部111で障害が検出された時にルーティング処理部112で決定された迂回経路全体に対して優先クラス規制を実施すべく、対応するルータ3−1〜3−3に対して優先クラス規制の通知処理を行う。
ここで、優先クラス規制とは、SIP端末を、例えばA,B,C,ホットライン(制御信号を含む)の4種類のクラスに区分し、回線使用率が50%の時にCクラスの端末の通信(音声呼やデータ)を規制し、回線使用率が70%の時にCクラス及びBクラスの端末の通信を規制し、回線使用率が90%の時にCクラス、Bクラス、Aクラスの端末の通信を規制し、ホットラインのクラスの端末の通信のみを許可するというような規制である。
図4は本発明の一実施例による通信システムにおける通常時の動作を示すシーケンスチャートであり、図5は本発明の一実施例による通信システムにおいて回線断が発生した時のネットワークの状態変異を示す図であり、図6は本発明の一実施例による通信システムにおいて回線断が発生した時の動作を示すシーケンスチャートである。これら図2〜図6を参照して本発明の一実施例による通信システムにおいて回線断が発生した時の動作について説明する。
まず、本実施例における通常時のSIP規制、優先クラス規制は、上述した従来例と同様である。つまり、ルータ3−1〜3−3各々は自装置内のルーティングテーブル(図示せず)の内容をNMS1に通知し(図4のa1)、NMS1はそれらルーティングテーブルの内容に基づいてネットワークトポロジーを解析して理解する(図4のa2)。
SIPサーバ2は通話中の発アドレス、着アドレスをNMS1に通知し(図4のa3)、NMS1はSIPサーバ2からの発アドレス、着アドレスを基に呼数をカウントする(呼数カウンタ12のカウント値の更新)(図4のa4)。
また、ルータ3−1〜3−3各々はネットワーク上のトラフィックをNMS1に通知し(図4のa5)、NMS1はルータ3−1〜3−3各々からのトラフィックデータを基にルータ3−1〜3−3間の回線使用率、ルータ3−1〜3−3各々の占有率を算出する。NMS1は呼数及びトラフィックデータに基づいてネットワークにマッピングし(図4のa6)、ルータ3−1〜3−3間の回線使用率に基づいてSIPサーバ2に対してSIP規制を通知することで(図4のa7)、SIPサーバ2においてSIP規制を実施する(図4のa8)。
この場合、NMS1はルータ3−1〜3−3間の回線使用率に基づいて各ルータ3−1〜3−3に対して優先クラス規制を通知し、各ルータ3−1〜3−3において優先クラス規制を実施する。
上記のように、SIP規制及び優先クラス規制が行われている状態で、図5に示すように、ルータ3−1とルータ3−3との間で回線断の障害が発生した場合について説明する。
図5においては、SIP端末42とSIP端末48との間で通話が行われている時に、ルータ3−1とルータ3−3との間(経路A)で回線断の障害が発生し、迂回経路B[ルータ3−1とルータ3−2との間の経路(B1)、ルータ3−2とルータ3−3との間の経路(B2)]にてSIP端末42とSIP端末48との間で通話が行われている。
回線断の障害が発生すると、ルータ3−1,3−3は自装置内のルーティングテーブルの内容(回線断通知)をNMS1に通知し(図6のb1)、NMS1はそのルーティングテーブルの内容(回線断通知)に基づいてネットワークトポロジーの変化を解析して理解する(図6のb2)。
NMS1は障害検出処理部111で障害が検出された時にルーティング処理部112が迂回経路を決定し、その迂回経路の設定をルータ3−1〜3−3各々に通知する(図6のb3)。ルータ3−1〜3−3各々は迂回経路の設定の通知に基づいてルーティングテーブルを書換える(図6のb4)。この時、ルータ3−1〜3−3各々は優先クラス規制の設定内容を、迂回経路においてもルータ3−1とルータ3−3との間での優先クラス規制の設定内容が反映されるように書換える。
NMS1は上記のネットワークトポロジーの変化に伴って優先クラス規制の設定内容が書換えられるので、ルータ3−1〜3−3間の回線使用率に基づいてSIPサーバ2に対してSIP規制を通知することで(図6のb5)、SIPサーバ2においてSIP規制を実施する(図4のa6)。
図7は本発明の一実施例による通信システムにおいて通常時の回線割り当て例を示す図であり、図8(a)〜(c)は図7に示すルータ間の優先クラス規制の設定内容を示す図であり、図9は本発明の一実施例による通信システムにおいてネットワークの状態変異時の回線割り当て例を示す図であり、図10(a),(c)は図9に示すルータ間の優先クラス規制の設定内容を示す図である。これら図7〜図10を参照して本発明の一実施例における優先クラス規制の具体的な動作について説明する。
図7において、ルータ3−1とルータ3−3との間は20回線が使用可能であるが、ホットラインが設定されているので、18回線+2回線(ホットライン)となっている。また、ルータ3−1とルータ3−2との間及びルータ3−2とルータ3−3との間にはホットラインが設定されていないので、それぞれ10回線、20回線が使用可能となっている。
この場合、ルータ3−1とルータ3−3との間、ルータ3−1とルータ3−2との間、ルータ3−2とルータ3−3との間各々の優先クラス規制の設定内容は図8に示す通りである。
すなわち、ルータ3−1とルータ3−2との間の優先クラス規制の設定内容(ホットラインなし)は、図8(a)に示すように、回線使用率が「90%以上」の場合、回線使用数が「9回線以上」、規制クラスが「A,B,C」となっている。
また、回線使用率が「70%以上、90%未満」の場合には、回線使用数が「7回線以上、9回線未満」、規制クラスが「B,C」となっている。回線使用率が「70%以上、90%未満」の場合には、回線使用数が「5回線以上、7回線未満」、規制クラスが「C」となっている。回線使用率が「50%未満」の場合には、回線使用数が「5回線未満」、規制クラスが「規制なし」となっている。
ルータ3−1とルータ3−3との間の優先クラス規制の設定内容は、図8(b)に示すように、回線使用率が「90%以上」の場合、回線使用数が「17回線以上」、規制クラスが「A,B,C」となっている。
また、回線使用率が「70%以上、90%未満」の場合には、回線使用数が「13回線以上、17回線未満」、規制クラスが「B,C」となっている。回線使用率が「70%以上、90%未満」の場合には、回線使用数が「9回線以上、13回線未満」、規制クラスが「C」となっている。回線使用率が「50%未満」の場合には、回線使用数が「9回線未満」、規制クラスが「規制なし」となっている。
ルータ3−2とルータ3−3との間の優先クラス規制の設定内容(ホットラインなし)は、図8(c)に示すように、回線使用率が「90%以上」の場合、回線使用数が「18回線以上」、規制クラスが「A,B,C」となっている。
また、回線使用率が「70%以上、90%未満」の場合には、回線使用数が「14回線以上、18回線未満」、規制クラスが「B,C」となっている。回線使用率が「70%以上、90%未満」の場合には、回線使用数が「10回線以上、14回線未満」、規制クラスが「C」となっている。回線使用率が「50%未満」の場合には、回線使用数が「10回線未満」、規制クラスが「規制なし」となっている。
ここで、ルータ3−1とルータ3−3との間に回線断の障害が発生すると、ルータ3−1とルータ3−2との間、ルータ3−2とルータ3−3との間にそれぞれ迂回経路が設定され、ルータ3−1とルータ3−2との間及びルータ3−2とルータ3−3との間の優先クラス規制の設定内容がそれぞれ、図10に示すように書換えられる。
すなわち、ルータ3−1とルータ3−2との間の優先クラス規制の設定内容は、図10(a)に示すように、回線使用率が「90%以上」の場合、回線使用数が「8回線以上」、規制クラスが「A,B,C」となる。
また、回線使用率が「70%以上、90%未満」の場合には、回線使用数が「6回線以上、8回線未満」、規制クラスが「B,C」となる。回線使用率が「70%以上、90%未満」の場合には、回線使用数が「4回線以上、6回線未満」、規制クラスが「C」となる。回線使用率が「50%未満」の場合には、回線使用数が「4回線未満」、規制クラスが「規制なし」となる。
ルータ3−2とルータ3−3との間の優先クラス規制の設定内容は、図10(b)に示すように、回線使用率が「90%以上」の場合、回線使用数が「17回線以上」、規制クラスが「A,B,C」となる。
また、回線使用率が「70%以上、90%未満」の場合には、回線使用数が「13回線以上、17回線未満」、規制クラスが「B,C」となる。回線使用率が「70%以上、90%未満」の場合には、回線使用数が「9回線以上、13回線未満」、規制クラスが「C」となる。回線使用率が「50%未満」の場合には、回線使用数が「9回線未満」、規制クラスが「規制なし」となる。
このように、本実施例では、回線断等の障害発生時に、NMS1が障害発生時に迂回経路に決定したルータ3−1とルータ3−2との間及びルータ3−2とルータ3−3との間各々の優先クラス規制の設定内容に、回線断等の障害が発生した経路(ルータ3−1とルータ3−3との間)における優先クラス規制の設定内容を反映することで、ネットワーク上で障害等による状態変異が発生した時でも、所望の優先クラス規制を実現することができる。
つまり、従来のように、単にルータ3−1とルータ3−2との間及びルータ3−2とルータ3−3との間に迂回経路を設定すると、ルータ3−1とルータ3−3との間に設定された2回線のホットラインが使用不可となる可能性がある。
これに対して、本実施例では、ルータ3−1とルータ3−2との間及びルータ3−2とルータ3−3との間の「ホットラインなし」の優先クラス規制の設定内容に、2回線のホットラインが設定されたルータ3−1とルータ3−3との間の優先クラス規制の設定内容を反映させて、2回線のホットラインを設定した内容に書換えているので、ルータ3−1とルータ3−3との間に設定された2回線のホットラインを確実に迂回経路上に確保することができる。
但し、本実施例では、例えば、ルータ3−1とルータ3−2との間に1回線のホットラインが設定されている場合、ルータ3−1とルータ3−3との間で障害が発生して迂回経路が設定されると、ルータ3−1とルータ3−2との間のホットラインに2回線追加されて合計3回線となり、優先クラス設定の内容が書換えられ、それに基づいてSIP規制も実施される。
また、本実施例では、設定内容の書換えに基づく優先クラス規制と、その設定内容の書換えに基づくSIP規制とを行っているが、例えば、ルータ3−1とルータ3−2との間及びルータ3−2とルータ3−3との間にも2回線以上のホットラインが設定されていれば、特に設定内容の書換えを行わず、またSIP規制も優先クラス規制の設定内容の書換えに基づいて行わないこともある。したがって、回線断等の障害が発生した場合でも、迂回経路に対するSIP規制、優先クラス規制各々の変更を必ず行う必要はなく、少なくとも一方を行うだけでよいこともある。
本発明の実施の形態による通信システムの動作例を示す概略図である。 本発明の一実施例による通信システムの構成例を示すブロック図である。 図2のNMSの構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施例による通信システムにおける通常時の動作を示すシーケンスチャートである。 本発明の一実施例による通信システムにおいて回線断が発生した時のネットワークの状態変異を示す図である。 本発明の一実施例による通信システムにおいて回線断が発生した時の動作を示すシーケンスチャートである。 本発明の一実施例による通信システムにおいて通常時の回線割り当て例を示す図である。 (a)〜(c)は図7に示すルータ間の優先クラス規制の設定内容を示す図である。 本発明の一実施例による通信システムにおいてネットワークの状態変異時の回線割り当て例を示す図である。 (a),(c)は図9に示すルータ間の優先クラス規制の設定内容を示す図である。 従来の通信システムの構成例を示すブロック図である。
符号の説明
1 NMS
2 SIPサーバ
3,3−1〜3−3 ルータ
11 制御部
12 呼数カウンタ
13 トラフィックカウンタ
14 ネットワーク情報収集部
15 データベース
41〜49 SIP端末
111 障害検出処理部
112 ルーティング処理部
113 マッピング部
114 規制処理部

Claims (9)

  1. 隣り合うルータとの間の使用可能回線数が設定されかつネットワークのトラフィックデータを通知する複数のルータと、通話中の発アドレス及び着アドレスを通知するSIP(Session Initiation Protocol)サーバと、前記発アドレス及び着アドレスを基に呼数をカウントしかつ前記呼数及び前記トラフィックデータに基づいて前記SIPサーバにおける呼数を制御するSIP規制及び前記ルータ間において予め区分されたクラスに応じて通信規制を行う優先クラス規制を実施するネットワーク制御装置とからなる通信システムであって、
    前記ネットワーク制御装置が、前記SIPサーバ及び前記ルータと連携して各種情報をやり取りすることで前記ネットワーク上での障害による状態変異に対応するSIP規制及び優先クラス規制のうちの少なくとも一方を実施することを特徴とする通信システム。
  2. 前記ネットワーク制御装置は、前記ネットワーク上での障害によって迂回経路を設定した時に当該迂回経路上において前記SIP規制及び優先クラス規制のうちの少なくとも一方を実施することを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  3. 前記ネットワーク制御装置は、前記複数のルータ各々に前記優先クラス規制の内容を設定し、前記障害が発生した時に前記迂回経路に設定したルータ間の優先クラス規制の設定内容に、前記障害が発生したルータ間の優先クラス規制の設定内容を反映することを特徴とする請求項2記載の通信システム。
  4. 隣り合うルータとの間の使用可能回線数が設定されかつネットワークのトラフィックデータを通知する複数のルータと、通話中の発アドレス及び着アドレスを通知するSIP(Session Initiation Protocol)サーバとともに通信システムを構成し、前記発アドレス及び着アドレスを基に呼数をカウントしかつ前記呼数及び前記トラフィックデータに基づいて前記SIPサーバにおける呼数を制御するSIP規制及び前記ルータ間において予め区分されたクラスに応じて通信規制を行う優先クラス規制を実施するネットワーク制御装置であって、
    前記SIPサーバ及び前記ルータと連携して各種情報をやり取りする手段と、前記各種情報に基づいて前記ネットワーク上での障害による状態変異に対応するSIP規制及び優先クラス規制のうちの少なくとも一方を実施する制御手段とを有することを特徴とするネットワーク制御装置。
  5. 前記制御手段は、前記ネットワーク上での障害によって迂回経路を設定した時に当該迂回経路上において前記SIP規制及び優先クラス規制のうちの少なくとも一方を実施することを特徴とする請求項4記載のネットワーク制御装置。
  6. 前記制御手段は、前記複数のルータ各々に前記優先クラス規制の内容を設定する手段を含み、
    前記優先クラス規制の内容を設定する手段は、前記障害が発生した時に前記迂回経路に設定したルータ間の優先クラス規制の設定内容に、前記障害が発生したルータ間の優先クラス規制の設定内容を反映することを特徴とする請求項5記載のネットワーク制御装置。
  7. 隣り合うルータとの間の使用可能回線数が設定されかつネットワークのトラフィックデータを通知する複数のルータと、通話中の発アドレス及び着アドレスを通知するSIP(Session Initiation Protocol)サーバと、前記発アドレス及び着アドレスを基に呼数をカウントしかつ前記呼数及び前記トラフィックデータに基づいて前記SIPサーバにおける呼数を制御するSIP規制及び前記ルータ間において予め区分されたクラスに応じて通信規制を行う優先クラス規制を実施するネットワーク制御装置とからなる通信システムに用いる優先クラス規制方法であって、
    前記ネットワーク制御装置が、前記SIPサーバ及び前記ルータと連携して各種情報をやり取りする処理と、前記各種情報に基づいて前記ネットワーク上での障害による状態変異に対応するSIP規制及び優先クラス規制のうちの少なくとも一方を実施する制御処理とを実行することを特徴とする優先クラス規制方法。
  8. 前記ネットワーク制御装置が、前記制御処理において、前記ネットワーク上での障害によって迂回経路を設定した時に当該迂回経路上において前記SIP規制及び優先クラス規制のうちの少なくとも一方を実施することを特徴とする請求項7記載の優先クラス規制方法。
  9. 前記ネットワーク制御装置が、前記制御処理において、前記複数のルータ各々に前記優先クラス規制の内容を設定し、前記障害が発生した時に前記迂回経路に設定したルータ間の優先クラス規制の設定内容に、前記障害が発生したルータ間の優先クラス規制の設定内容を反映することを特徴とする請求項8記載の優先クラス規制方法。
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