JP2004086571A - 機器およびシステムの遠隔監視方法 - Google Patents

機器およびシステムの遠隔監視方法 Download PDF

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JP2004086571A JP2002246874A JP2002246874A JP2004086571A JP 2004086571 A JP2004086571 A JP 2004086571A JP 2002246874 A JP2002246874 A JP 2002246874A JP 2002246874 A JP2002246874 A JP 2002246874A JP 2004086571 A JP2004086571 A JP 2004086571A
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Kazutaro Shinohara
篠原 和太郎
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Abstract

【課題】伝送データ容量を閲覧側の監視ニーズに柔軟に対応させることができ、必要に応じて時系列データの解像度を手動調整することによって更新表示・追加表示・再表示させること。
【解決手段】閲覧側が解像度調整を行いたい調整時系列情報を選択し、続けて調整時系列情報の解像度を調整・操作することで伝送条件を確定させる工程(S11)と、前記伝送条件の信号をデータ生成側処理装置の端末で受信させる工程(S12)と、データ生成側処理装置にて、調整時系列情報におけるt+1時系列データに対応する原時系列データを分解・圧縮・コード化する工程(S13)と、圧縮コードを閲覧側処理装置の端末へ伝送させる工程(S14)と、閲覧側処理装置の端末にて受信された圧縮コードを展開して、閲覧側のディスプレイに解像度が調整された前記t+1時系列データを更新表示させる工程(S15)とを有すること。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種機器および経済・金融システムを含む一般的なシステムの運用・運転・稼働の結果として生成される各種時系列データを、データ発生源の遠隔地において閲覧することで、効率的に機器およびシステムを監視する技術に係り、監視ニーズおよび伝送媒体の容量負荷に柔軟に対応できる機器およびシステムの遠隔監視方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
発電プラント、化学プラント、鉄鋼プラント等の各種プラントの遠隔監視システムにおいて、遠隔監視システムを構築する段階で、監視ニーズに応じて機器およびシステムに関する時系列データの解像度を設定する。
【0003】
遠隔監視システムでは、データ生成側処理装置にて、所定周期による原時系列データに必要に応じて分解・圧縮処理を加えることにより、種々の分解レベルにおける複数の圧縮時系列データが得られる。次いで、複数の圧縮時系列データの中から所定の圧縮時系列データを抽出させ、圧縮時系列データをコード化させて得られた圧縮コードを閲覧側処理装置の端末に伝送させる。最後に閲覧側処理装置にて圧縮コードを展開し、閲覧側のディスプレイに表示する方式が一般的である。
【0004】
機器およびシステムに関する時系列データの遠隔監視は、監視対象と遠隔に位置するパソコン・携帯電話・PDA等の各種モバイル機器をはじめとする多様な受信端末を用いて受信・展開し、ディスプレイに表示される時系列データを閲覧することにより行われる。
【0005】
加えて、実際のプラントの遠隔監視システムにおいては、時系列情報を構成し、時間的に連続性のある複数の時系列データを閲覧することによって、さらに、1項目の時系列情報のみではなく、複数項目の時系列情報における複数の時系列データを閲覧することによって行う場合が多い。
【0006】
複数項目の時系列情報を閲覧することで機器およびシステムを監視する場合、機器およびシステムに変化が生じたとき、時系列情報を構成する時間的に連続性のある複数の時系列データから時間的な比較・評価を行い、さらには、複数項目の時系列情報から多元的な比較・評価を行うことで、時系列データ同士の相関関係やステップS/N比の違い等を容易に把握することができ、機器およびシステムの異常の判断に有効である。
【0007】
図12は、時系列データの解像度を選択する株価トレンドデータの選択ディスプレイの一例を示す。
【0008】
図12に示される株価トレンドデータの閲覧では、閲覧側は閲覧対象とする株銘柄および株価データに関して、閲覧側のディスプレイ上で日足時系列データ、週足時系列データおよび月足時系列データの各データ等を選択することで、表示させるデータの解像度を自動的に確定させることになる。閲覧側のディスプレイ上で選択した時系列データをディスプレイに表示させることで、閲覧側が希望する時系列データを閲覧することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
従来の時系列データによる機器およびシステムの遠隔監視方法では、時系列データのデータ成分の伝送前に、表示させる時系列データを確定させることによって、固定的な時系列データのデータ成分が伝送される。このため、監視ニーズに応じた伝送・表示速度および解像度の時系列データが得られず、機器およびシステムの遠隔監視には不充分な場合が多い。
【0010】
まず、データ成分の伝送前に、表示させる時系列データの解像度が固定されていると、ネットワーク容量の変動に対応できない。ネットワーク容量は刻々と変動するものであり、伝送環境負荷が大きい場合もある。あるいは携帯電話での監視のように、時系列データの受信端末性能が低い場合がある。これらの場合のように、必ずしも時系列データの伝送データ容量を伝送環境および受信環境が整っていない場合、データ伝送時間が増大し、実際に時系列データの閲覧スタートまでに長いタイムラグが発生する。
【0011】
また、複数項目の時系列情報を閲覧することで機器およびシステムを監視する場合、機器およびシステムに変化が生じたときに時間的な比較・評価、さらには、多元的な比較・評価を行うので、閲覧対象とする時系列情報の項数を増減させるときも伝送環境および受信環境に対応させるべきである。
【0012】
さらに、データ成分の伝送前に、表示させる時系列データの解像度が固定されていると、機器およびシステムの操業状態の変化に対応できない。機器およびシステムが安定した操業になると、詳細な情報を必要とせず、粗い挙動、すなわち低画質の低解像度の時系列データの閲覧で充分な場合がある一方、機器およびシステムに変化が起きる過渡時には、その対処や原因追求のため詳細な情報、すなわち高画質で高解像度の時系列データの閲覧が必要になる。
【0013】
したがって、変動するネットワーク容量、および時系列データの変動成分の変化から、自動的に解像度調整を行うシステムが構築されれば、効率的な機器およびシステムの監視が可能となる。
【0014】
なお、データ成分の伝送前に、表示させる時系列データの解像度が固定されていると、監視ニーズに沿った時系列データの伝送・表示速度および解像度が得られず、機器およびシステムの遠隔監視には不充分な場合が多い。加えて、変動するネットワーク容量および時系列データの変動成分の変化から、自動的に解像度調整を行うシステムにおいては、必ずしも監視ニーズ応じた遠隔監視ができないという問題があった。
【0015】
図13は機器およびシステムの遠隔監視方法を示すフローチャートである。
【0016】
図13のフローチャートでは、例えば、図12の選択画面上で、閲覧側が閲覧側のディスプレイに表示したい時系列データを選択することで、データ生成側処理装置の端末から閲覧側処理装置の端末へ伝送させる伝送条件を確定させる(ステップS1)。
【0017】
次いで、閲覧側処理装置の端末から送信されたステップS1の伝送条件の信号をデータ生成側処理装置の端末で受信させる(ステップS2)。
【0018】
さらに、データ生成側処理装置にて、ステップS1によって確定された時系列データに対応する原時系列データに対して多重解像度変換を行わせ、多種の分解係数によって種々の分解時系列データを得る。種々の分解時系列データを必要に応じてしきい値処理・主要ピーク選択処理をそれぞれ行うことで、各分解レベルの種々の圧縮時系列データに圧縮させる。また、種々の圧縮時系列データから、所定の解像度における分解レベルの圧縮時系列データを抽出させる。得られた圧縮時系列データを圧縮コードにコード化させる(ステップS3)。
【0019】
加えて、ステップS3による圧縮コードをデータ生成側処理装置の端末からネットワークを介して閲覧側処理装置の端末へ伝送させる(ステップS4)。
【0020】
最後に、ステップS4の圧縮コードが閲覧側処理装置の端末で受信される。また、閲覧側処理装置にて圧縮コードを展開させ、閲覧側のディスプレイに閲覧側が選択した時系列データが表示され(ステップS5)終了する。
【0021】
図13のフローチャートによって、機器およびシステムに関する原時系列データから最終的に圧縮コードを生成することで、情報をコンパクトにコード化することができる。
【0022】
コード化された圧縮コードを機器およびシステムの遠隔監視に利用することによって、従来よりも小さい伝送データ容量の情報を伝送できるので、伝送環境および受信環境の負荷を軽減でき、かつ高速伝送が可能となる。
【0023】
本発明は、このような問題を解決するために提案されたものであり、伝送データ容量を閲覧側の監視ニーズ、並びに伝送環境および端末環境に柔軟に対応させることができ、必要に応じて時系列データの解像度を調整して更新表示・追加表示・再表示させて遠隔監視することができる機器およびシステムの遠隔監視方法を提供することを目的とする。
【0024】
また、本発明の他の目的は、伝送データ容量を閲覧側の監視ニーズ、並びに伝送環境および端末環境に柔軟に対応させることができ、刻々と変化する伝送環境の状況を的確に推測し、時系列データ生成時刻から直ちに閲覧できる最大限の画質の時系列データを自動的に更新表示・追加表示させて遠隔監視することができる機器およびシステムの遠隔監視方法を提供することを目的とする。
【0025】
また、本発明の別の目的は、伝送データ容量を閲覧側の監視ニーズ、並びに伝送環境および端末環境に柔軟に対応させることができ、必要最小限の画質の時系列データを自動的に更新表示・追加表示させて監視することができる機器およびシステムの遠隔監視方法を提供することにある。
【0026】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る機器およびシステムの遠隔監視方法は、上述した課題を解決するために請求項1に記載したように、時系列情報を構成する時間的に連続性のある複数の時系列データの内、時間tでは時間幅tのt時系列データを閲覧側のディスプレイに表示させ、所定の時間経過後、時間t+1では時間幅t+1のt+1時系列データを前記ディスプレイに更新表示させることによって、前記時系列情報の内、最新の時系列データを前記ディスプレイに更新表示させる場合、既に前記ディスプレイに表示されている単数または複数項目の時系列情報の中でも、閲覧側が解像度調整を行いたい調整時系列情報を選択し、続けて前記調整時系列情報の解像度を調整・操作することで、伝送条件を確定させる工程と、前記閲覧側処理装置の端末から送信された前記伝送条件の信号をデータ生成側処理装置の端末で受信させる工程と、データ生成側処理装置にて、前記調整時系列情報における前記t+1時系列データに対応する原時系列データを分解・圧縮処理させ、得られた複数の圧縮時系列データから所要の圧縮時系列データを自動抽出させて圧縮時系列データを得る工程と、前記圧縮時系列データを圧縮コードにコード化する工程と、前記圧縮コードをデータ生成側処理装置の端末から閲覧側処理装置の端末へ伝送させる工程と、前記閲覧側処理装置の端末にて受信された前記圧縮コードを展開して、解像度が調整された前記t+1時系列データを前記閲覧側のディスプレイに更新表示させる工程とを有することを特徴とする。
【0027】
さらに、本発明の機器およびシステムの遠隔監視方法は、請求項2に記載したように、時系列情報を構成する時間的に連続性のある複数の時系列データを閲覧側のディスプレイに表示させ、時間tでは時間幅tのt時系列データを前記ディスプレイに表示させ、所定の時間経過後、時間t+1では時間幅t+1のt+1時系列データを前記ディスプレイに追加表示させることによって、最新の時系列データを前記ディスプレイに追加表示させる場合、既に前記ディスプレイに表示されている単数または複数項目の前記時系列情報の中でも、閲覧側が解像度調整を行いたい調整時系列情報を選択し、続けて前記調整時系列情報の解像度を調整・操作することで、伝送条件を確定させる工程と、前記閲覧側処理装置の端末から送信された前記伝送条件の信号をデータ生成側処理装置の端末で受信させる工程と、データ生成側処理装置にて、前記調整時系列情報における前記t+1時系列データに対応する原時系列データを分解・圧縮処理させ、得られた複数の圧縮時系列データから所要の圧縮時系列データを自動抽出させて圧縮時系列データを得る工程と、前記圧縮時系列データを圧縮コードにコード化する工程と、前記圧縮コードをデータ生成側処理装置の端末から閲覧側処理装置の端末へ伝送させる工程と、前記閲覧側処理装置の端末にて受信された前記圧縮コードを展開して、解像度が調整された前記t+1時系列データを前記閲覧側のディスプレイに追加表示させる工程とを有することを特徴とする。
【0028】
また、本発明の機器およびシステムの遠隔監視方法は、請求項3に記載したように、時系列情報を構成する時間的に連続性のある複数の時系列データの内、時間tでは時間幅tのt時系列データを閲覧側のディスプレイに表示させ、所定の時間経過後、時間t+1では時間幅t+1のt+1時系列データを前記ディスプレイに更新表示させることによって、前記時系列情報の内、最新の時系列データを前記ディスプレイに更新表示させる場合、データ生成側処理装置にて、前記時系列データに対応する原時系列データを分解・圧縮処理させ、得られた複数の圧縮時系列データから所要の圧縮時系列データを自動抽出させて圧縮時系列データを得るとき、伝送データ容量に対応する分解レベルの前記圧縮時系列データを得る工程と、前記圧縮時系列データを圧縮コードにコード化する工程と、前記圧縮コードをデータ生成側処理装置の端末から閲覧側処理装置の端末へ伝送させる工程と、前記閲覧側処理装置の端末にて受信された前記圧縮コードを展開して、解像度が調整された前記t+1時系列データを前記閲覧側のディスプレイに更新表示させる工程とを有することを特徴とする。
【0029】
続いて、本発明の機器およびシステムの遠隔監視方法は、請求項4に記載したように、時系列情報を構成する時間的に連続性のある複数の時系列データを閲覧側のディスプレイに表示させ、時間tでは時間幅tのt時系列データを前記ディスプレイに追加表示させ、所定の時間経過後、時間t+1では時間幅t+1のt+1時系列データを前記ディスプレイに追加表示させることによって、最新の時系列データを前記ディスプレイに追加表示させる場合、データ生成側処理装置にて、前記時系列データに対応する原時系列データを分解・圧縮処理させ、得られた複数の圧縮時系列データから所要の圧縮時系列データを自動抽出させて圧縮時系列データを得るとき、伝送データ容量に対応する分解レベルの前記圧縮時系列データを得る工程と、前記圧縮時系列データを圧縮コードにコード化する工程と、前記圧縮コードをデータ生成側処理装置の端末から閲覧側処理装置の端末へ伝送させる工程と、前記閲覧側処理装置の端末にて受信された前記圧縮コードを展開して、解像度が調整された前記t+1時系列データを前記閲覧側のディスプレイに追加表示させる工程とを有することを特徴とする。
【0030】
さらに、本発明の機器およびシステムの遠隔監視方法は、請求項5に記載したように、前記閲覧側のディスプレイに表示させる前記時系列情報の項目数を変化させるとき、項目数を変化させる前後で、全項目の伝送データ容量を同一、あるいは所定の許容上下限値内に収まるような分解レベルの前記圧縮時系列データを得ることを特徴とする。
【0031】
また、本発明の機器およびシステムの遠隔監視方法は、請求項6に記載したように、前記複数の圧縮時系列データを自動抽出させて前記圧縮時系列データを得る場合、伝送環境負荷が大きいと評価されるときには、複数の圧縮時系列データから伝送データ容量が伝送環境・受信環境の処理に負荷を掛けない程度かつ低画質の低解像度に相当する圧縮時系列データを得る一方、伝送環境負荷が小さいと評価されるときには、伝送データ容量が伝送環境・受信環境の処理に負荷を掛けない程度かつ高画質の高解像度に相当する分解レベルの前記圧縮時系列データを得ることを特徴とする。
【0032】
続いて、本発明の機器およびシステムの遠隔監視方法は、請求項7に記載したように、前記圧縮コードのヘッダ部に、前記時系列データの発生時刻を記録させ、この発生時刻と、前記閲覧側端末にて前記圧縮コードを受信した受信時刻とを比較させ、伝送環境負荷を間接的に評価させることを特徴とする。
【0033】
さらに、本発明の機器およびシステムの遠隔監視方法は、請求項8に記載したように、前記複数の圧縮時系列データを自動抽出させて前記圧縮時系列データを得る場合、変動成分の変化に応じた前記圧縮時系列データを得ることを特徴とする。
【0034】
また、本発明の機器およびシステムの遠隔監視方法は、請求項9に記載したように、前記複数の圧縮時系列データを自動抽出させて前記圧縮時系列データを得る場合、前記変動成分の変化が所定値を超えたときには、直ちに所定値を超えた時間幅の時系列データについて解像度を上げて表示できる前記圧縮時系列データを得る一方、前記変動成分の変化が所定値を割り、次の時間幅についても連続して前記変動成分の変化が所定値を割ったとき、2回目に所定値を割った時間幅の時系列データについて解像度を下げて表示できる前記圧縮時系列データを得ることを特徴とする。
【0035】
続いて、本発明の機器およびシステムの遠隔監視方法は、請求項10に記載したように、時間tでは時間幅tのt時系列データを閲覧側のディスプレイに表示させ、所定の時間経過後、時間t+1では時間幅tのt時系列データの表示解像度を変更して前記ディスプレイに再表示させる場合、データ生成側処理装置にて、前記t時系列データに対応する原時系列データを分解・圧縮処理させ、得られた複数の圧縮時系列データから所要の圧縮時系列データを自動抽出させて圧縮時系列データを得るとき、伝送データ容量が小さくかつ低画質の低解像度に対応する分解レベルの前記圧縮時系列データを得る工程と、前記圧縮時系列データを圧縮コードにコード化する工程と、前記圧縮コードをデータ生成側処理装置の端末から閲覧側処理装置の端末へ伝送させる工程と、標準的な伝送データ容量かつ標準的な画質の中解像度に対応する分解レベルの前記圧縮時系列データを得る工程と、前記圧縮時系列データを圧縮コードにコード化する工程と、前記圧縮コードをデータ生成側処理装置の端末から閲覧側処理装置の端末へ伝送させる工程と、前記伝送データ容量が大きくかつ高画質の高解像度に対応する分解レベルの前記圧縮時系列データを得る工程と、前記圧縮時系列データを圧縮コードにコード化する工程と、前記圧縮コードをデータ生成側処理装置の端末から閲覧側処理装置の端末へ伝送させる工程とを有し、前記低解像度に相当する圧縮コードから前記高解像度に相当する圧縮コードを順次自動送信させることを特徴とする。
【0036】
さらに、本発明の機器およびシステムの遠隔監視方法は、請求項11に記載したように、前記t時系列データに関して伝送データ容量が小さくかつ低画質の低解像度に相当する前記圧縮時系列データをコード化させ、前記圧縮コードを自動伝送させた後、前記t時系列データに関する中解像度に相当する前記前記圧縮時系列データを抽出させるか、あるいは、前記t+1時系列データに関する低解像度に相当する前記圧縮時系列データを抽出させるかを、前記t+1時系列データに相当する前記圧縮コードの伝送までに時間的な余裕があるか否かにより判断させることを特徴とする。
【0037】
また、本発明の機器およびシステムの遠隔監視方法は、請求項12に記載したように、前記t+1時系列データの低解像度に相当する圧縮コードを伝送させる場合、閲覧側処理装置内部の受信バッファに既に受信されている前記t時系列データのデータ成分をクリアさせることで前記t時系列データの中解像度に相当する圧縮コードの展開・表示をスキップさせ、クリアされた前記受信バッファに前記t+1時系列データの低解像度に相当する前記圧縮コードを伝送させることを特徴とする。
【0038】
続いて、本発明の機器およびシステムの遠隔監視方法は、請求項13に記載したように、時系列情報を構成する時間的に連続性のある複数の時系列データを閲覧側のディスプレイに表示させ、前記ディスプレイに表示された時系列データの表示解像度を変更して再表示させる場合、既に前記ディスプレイに表示されている前記時系列データの中でも、閲覧側が解像度調整を行いたい調整時系列データを選択し、続けて前記調整時系列データの解像度を調整・操作することで、伝送条件を確定させる工程と、前記閲覧側処理装置の端末からの前記伝送条件の信号をデータ生成側処理装置の端末で受信させる工程と、データ生成側処理装置にて、前記調整時系列データに対応する原時系列データを分解・圧縮処理させ、得られた複数の圧縮時系列データから所要の圧縮時系列データを自動抽出させて圧縮時系列データを得る工程と、前記圧縮時系列データを圧縮コードにコード化する工程と、前記圧縮コードをデータ生成側処理装置の端末から閲覧側処理装置の端末へ伝送させる工程と、前記閲覧側処理装置の端末にて受信された前記圧縮コードを展開して、前記閲覧側のディスプレイに解像度が調整された前記時系列データを再表示させる工程とを有することを特徴とする。
【0039】
さらに、本発明の機器およびシステムの遠隔監視方法は、請求項14に記載したように、既に前記ディスプレイに表示されている前記時系列データの中から、調整時系列データを選択し、続けて前記調整時系列データの解像度を調整・操作し伝送条件を確定させることで、前記ディスプレイに表示される前記調整時系列データ以外の自動調整時系列データについても、前記調整時系列データの前記伝送条件と同様に自動確定させることを特徴とする。
【0040】
最後に、本発明の機器およびシステムの遠隔監視方法は、請求項15に記載したように、既に前記ディスプレイに複数の時系列情報が表示され、前記調整時系列データから構成される時系列情報とは異なる時系列情報で、かつ前記調整時系列データと同等の時間幅で生成された時系列データを自動調整時系列データとして自動調整させることを特徴とする。
【0041】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る機器およびシステムの遠隔監視方法の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
【0042】
なお、時系列情報は、機器およびシステムに関して、時間的に連続的な情報を表したものである。時系列情報を所定の時間幅で区切ったものを時系列データとする。時系列データは、その生成された時間によって連続的に複数存在する。ここでは時間tを最新の時間とし、時間tに生成される時間幅tの情報をもつものをt時系列データと表す。さらに、時間t−1、時間t−2、…、は順に過去に遡る時間を表す一方、時間t+1は未来の時間を表す。
【0043】
また、表示された時系列データに異種の時間幅の時系列データを上書き表示する場合を更新表示と表す。一方、表示された時系列データの周辺に異種の時間幅の時系列データを並べて表示する場合を追加表示と表す。なお、表示された時系列データと同一の時間幅で、異種の解像度の時系列データを上書き表示する場合を再表示と表す。
【0044】
図1は、本発明に係る機器およびシステムの遠隔監視方法の第1実施の形態を示すイメージ図である。
【0045】
図1では、まず、時系列情報を構成する時間的に連続性のある複数の時系列データの内、時間tでは時間幅tのt時系列データを閲覧側のディスプレイに表示させる。次いで、時系列情報の解像度を手動調整することによって、所定の時間経過後、時間t+1では時間幅t+1のt+1時系列データを調整された解像度にてディスプレイに更新表示させるときに適用される。
【0046】
図1は、閲覧側のディスプレイ21を示しており、ディスプレイ21には4項目の時系列情報が表示される。
【0047】
図1の上段に示すディスプレイ21は時間tの時の表示形式を示し、4項目の時系列情報における4種類の時系列データが表示される。ここでは、A項目の時系列情報Aにおける時間幅tの時系列データ(A/t時系列データA1)と、B項目の時系列情報Bにおける時間幅tの時系列データ(B/t時系列データB1)と、C項目の時系列情報Cにおける時間幅tの時系列データ(C/t時系列データC1)と、D項目の時系列情報Dにおける時間幅tの時系列データ(D/t時系列データD1)とがそれぞれ任意の解像度で表示される。
【0048】
また、図1の下段に示すディスプレイ21は時間t+1の時の表示形式を示し、上段に示す時間幅tの次のタイミングである時間幅t+1のA/t+1時系列データA0と、B/t+1時系列データB0と、C/t+1時系列データC0と、D/t+1時系列データD0とがそれぞれ所要の解像度で表示される。
【0049】
例えば、図1の上段のディスプレイ21に示すように、時間tにおいて、各時系列データが標準的な画質の中解像度で表示されたとする。閲覧側がA/t時系列データA1の解像度をアップ、D/t時系列データD1の解像度をダウンしたい場合は、ディスプレイ21上でA/t時系列データA1およびD/t時系列データD1を選択し、さらに、ディスプレイ21上でA/t時系列データA1に対して解像度をアップ操作し、D/t時系列データD1に対して解像度をダウン操作する。
【0050】
解像度の操作後、図1の下段のディスプレイ21に示すように、時間t+1において、高画質の高解像度のA/t+1時系列データA0および低画質の低解像度のD/t+1時系列データD0が更新表示される。また、B/t+1時系列データB0、C/t+1時系列データC0については、上段のB/t時系列データB1およびC/t時系列データC1と同様に、それぞれ中解像度でディスプレイ21に更新表示される。
【0051】
なお、時系列データの解像度の操作は、時系列データ単位ではなく、ディスプレイ21に表示されている複数項目の時系列データ単位で行う形でもよく、また、具体的な操作として、例えばマウスポインタによるクリック操作がある。
【0052】
また、図1のディスプレイ21では、低画質の解像度から順番に低解像度、中解像度、高解像度の3段階で表現したが、これは、説明し易いように3段階で表現しただけなので、特に3段階に限定されない。
【0053】
図2は、本発明に係る機器およびシステムの遠隔監視方法の第1実施の形態を示すフローチャートである。
【0054】
図2のフローチャートでは、図1の上段に示すように、閲覧側のディスプレイ21には、時間tにおいて、既に4項目の時系列情報における時間幅tの時系列データが任意の解像度で表示されている(ステップS10)。
【0055】
まず、ステップS10に対して、閲覧側のディスプレイ21上で、閲覧側が解像度調整を行いたい時系列情報を選択し、続けて選択された時系列情報に関して解像度を調整・操作することで、データ生成側処理装置の端末から閲覧側処理装置の端末へ伝送させる伝送条件を確定させる(ステップS11)。
【0056】
次いで、閲覧側処理装置の端末から送信されたステップS11の伝送条件の信号をデータ生成側処理装置の端末で受信させる(ステップS12)。
【0057】
さらに、時間t+1において、データ生成側処理装置にて、ステップS11によって確定された時系列情報に応じ、時間幅t+1における原時系列データに対して多重解像度変換を行わせ、多種の分解係数によって種々の分解時系列データを得る。種々の分解時系列データを必要に応じてしきい値処理・主要ピーク選択処理をそれぞれ行うことで各分解レベルの種々の圧縮時系列データに圧縮させる。また、種々の圧縮時系列データから、所要の解像度における分解レベルの圧縮時系列データを抽出させて圧縮時系列データを得る。この圧縮時系列データを圧縮コードにコード化させる(ステップS13)。
【0058】
加えて、ステップS13による圧縮コードをデータ生成側処理装置の端末からネットワークを介して閲覧側処理装置の端末へ伝送させる(ステップS14)。
【0059】
続いて、ステップS14の圧縮コードを閲覧側処理装置の末端で受信させる。また、閲覧側処理装置にて圧縮コードを展開し、閲覧側のディスプレイに閲覧側が選択した時系列情報について閲覧側が選択した解像度にて更新表示させる(ステップS15)。
【0060】
ここで、閲覧側が閲覧側のディスプレイに更新表示された時系列情報の解像度が充分であるかを判断し(ステップS16)、ステップS16においてNoの場合、すなわち、ディスプレイに更新表示された時系列情報の解像度が充分でない場合、時系列情報の伝送条件の確定(ステップS11)から再び繰り返す。
【0061】
一方、ステップS16においてYesの場合、すなわち、ディスプレイに更新表示された時系列情報の解像度が充分である場合、ステップS15による時系列情報の更新表示を以って解像度調整の操作を終了する。
【0062】
図1および図2の機器およびシステムの遠隔監視方法によると、伝送データ容量を閲覧側の監視ニーズに柔軟に対応させることができ、必要に応じて時系列データの解像度を手動調整することによって更新表示させて遠隔監視することができる。
【0063】
図3は、本発明に係る機器およびシステムの遠隔監視方法の第2実施の形態を示すイメージ図である。
【0064】
図3では、まず、時系列情報を構成する時間的に連続性のある複数の時系列データが閲覧側のディスプレイに表示される。次いで、時系列情報の解像度を手動調整することによって、所定の時間経過後、時間t+1では時間幅t+1のt+1時系列データを調整された解像度にてディスプレイに追加表示させるときに適用される。
【0065】
図3は、閲覧側のディスプレイ21を示しており、ディスプレイ21には1項目の時系列情報が表示される。
【0066】
図3の上段に示すディスプレイ21は時間tの時の表示形式を示し、A項目の時系列情報Aにおける4種類の時系列データが表示される。ここでは、A項目の時系列情報Aにおける時間幅tの時系列データ(A/t時系列データA1)と、同じく時間幅t−1の時系列データ(A/t−1時系列データA2)と、同じく時間幅t−2の時系列データ(A/t−2時系列データA3)と、同じく時間幅t−3の時系列データ(A/t−3時系列データA4)とがそれぞれ任意の解像度で表示される。
【0067】
一方、図3の上段に示すディスプレイ21には、A/t時系列データA1の右側に、未来の情報としてA項目の時間幅t+1の時系列データ(A/t+1時系列データA0)が、A/t時系列データA1と同等の解像度で追加表示される予定である。
【0068】
また、図3の下段に示すディスプレイ21は時間t+1の時の表示形式を示し、A項目の時系列情報Aにおける時間的に連続する5種類の時間幅の時系列データが表示される。ここでは、上段の表示に加え、A/t+1時系列データA0が所要の解像度で追加表示される。
【0069】
例えば、図3の上段のディスプレイ21に示すように、時間tにおいて、各時系列データが標準的な画質の中解像度で表示されたとする。閲覧側が解像度をダウンしたい場合は、ディスプレイ21上で時系列情報Aを選択し、時系列情報Aに対して解像度をダウン操作する。
【0070】
解像度の操作後、下段のディスプレイ21に示すように、時間t+1において、低解像度のA/t+1時系列データA0が追加表示される。
【0071】
図3の機器およびシステムの遠隔監視方法によると、伝送データ容量を閲覧側の監視ニーズに柔軟に対応させることができ、必要に応じて時系列データの解像度を手動調整することによって追加表示させて遠隔監視することができる。
【0072】
図4は、本発明に係る機器およびシステムの遠隔監視方法の第3実施の形態を示すイメージ図である。
【0073】
図4では、まず、時系列情報を構成する時間的に連続性のある複数の時系列データが閲覧側のディスプレイに表示される。次いで、時系列情報の項目数を変化させることによって、所定の時間経過後、時間t+1では時間幅t+1のt+1時系列データを調整された解像度にてディスプレイに追加表示させるときに適用される。
【0074】
図4は、閲覧側のディスプレイ21を示しており、上段のディスプレイ21には3項目の時系列情報が表示され、下段のディスプレイ21には4項目の時系列情報が表示される。
【0075】
図4の上段に示すディスプレイ21は時間tの時の表示形式を示し、3項目の時系列情報における3種類の時系列データが表示される。ここでは、A項目の時系列情報Aにおける時間幅tの時系列データ(A/t時系列データA1)と、B項目の時系列情報Bにおける時間幅tの時系列データ(B/t時系列データB1)と、C項目の時系列情報における時間幅tの時系列データ(C/t時系列データC1)とがそれぞれ任意の解像度で表示される。
【0076】
一方、図4の上段に示すディスプレイ21には、A/t時系列データA1の右側に、未来の情報としてA項目の時間幅t+1の時系列データ(A/t+1時系列データA0)が、A/t時系列データA1と同等の解像度で追加表示される予定である。同様に、B/t時系列データB1の右側にB/t+1時系列データB0が、C/t時系列データC1の右側にC/t+1時系列データC0が、それぞれ追加表示される予定である。
【0077】
また、図4の下段に示すディスプレイ21は時間t+1の時の表示形式を示し、4項目の時系列情報における7種類の時系列データが表示される。ここでは、上段の表示に加え、A/t+1時系列データA0と、B/t+1時系列データB0と、C/t+1時系列データC0と、D/t+1時系列データD0とがそれぞれ所要の解像度で追加表示される。
【0078】
例えば、図4の上段のディスプレイ21に示すように、時間tにおいて、各時系列データが標準的な画質の中解像度で表示されたとする。また、時間幅t+1の時系列データに関しても、時間幅tの時系列データと同等の中解像度で追加表示される予定である。
【0079】
ここで、図4の上段に示すディスプレイ21にD項目の時系列情報Dの表示を加えようと所定の操作を行う。
【0080】
所定の操作後、図4の下段のディスプレイ21に示すように、時間t+1において、時系列情報A、時系列情報B、および時系列情報Cのそれぞれに関するA/t+1時系列データA0、B/t+1時系列データB0、およびC/t+1時系列データC0については自動的に伝送データ容量の小さい低解像度に自動調整され、ディスプレイ21に追加表示される。一方、加えられた時系列情報Dに関するD/t+1時系列データD0については自動的に中解像度で表示される。ただし、各解像度成分のデータサイズが仮にほぼ等しいとする。
【0081】
この解像度の自動調整により、所定の操作前後において、ディスプレイ21に表示させる項目全体の伝送データ容量を維持することができる。
【0082】
なお、図4では、時系列情報の項目数を変化させることによって、時系列データを調整された解像度にてディスプレイに追加表示させる場合を示しているが、同様に、更新表示させるときにも適用できる。
【0083】
図4の機器およびシステムの遠隔監視方法によると、伝送データ容量を閲覧側の監視ニーズ、並びに伝送環境および端末環境に柔軟に対応させることができ、必要に応じて時系列データの解像度を自動調整させることによって更新表示・追加表示させて遠隔監視することができる。
【0084】
図5は、本発明に係る機器およびシステムの遠隔監視方法の第4実施の形態を示すイメージ図である。
【0085】
図5では、まず、時系列情報を構成する時間的に連続性のある複数の時系列データの内、時間tでは時間幅tのt時系列データを閲覧側のディスプレイに表示させる。次いで、伝送環境・受信環境から解像度を自動調整させることによって、所定の時間経過後、時間t+1では時間幅t+1のt+1時系列データを調整された解像度にてディスプレイに更新表示させるときに適用される。
【0086】
また、図5では、まず、時系列情報を構成する時間的に連続性のある複数の時系列データが閲覧側のディスプレイに表示される。次いで、伝送環境・受信環境から解像度を自動調整させることによって、所定の時間経過後、時間t+1では時間幅t+1のt+1時系列データを調整された解像度にてディスプレイに追加表示させるときに適用される。
【0087】
図5は、閲覧側処理装置25の端末とデータ生成側処理装置26の端末とがネットワーク27を介して接続され、閲覧側処理装置25およびデータ生成側処理装置26にはそれぞれディスプレイ21およびディスプレイ28が備えられる。
【0088】
加えて、データ生成側処理装置26には、機器およびシステム(図示しない)が電気的に接続される。
【0089】
図5の上段は時間tの時の伝送状態を示し、伝送環境(ネットワーク)負荷が大きく伝送データ容量の小さな情報でないと直ちに伝送できないときを示す。また中段は時間tの時の伝送状態を示し、伝送環境負荷が標準(中)なとき、加えて下段は、伝送環境負荷が小さく伝送データ容量の大きな情報を直ちに伝送できるときを示す。なお、伝送環境負荷が標準(中)の時は、上段と中段のときの中間のときと考えてよい。
【0090】
例えば、図5の上段に示すように時間tの時、伝送環境負荷が大きいと判断されるとき、データ生成側処理装置26の端末から閲覧側処理装置25の端末へ、伝送環境に負荷を掛けない程度の低解像度(E)に相当するE/t圧縮コードE1を伝送させる。また、閲覧側処理装置25で圧縮コードを展開させ、閲覧側のディスプレイ21に低解像度の時系列データを更新表示・追加表示させる。
【0091】
一方、図5の中段に示すように時間tの時、伝送環境負荷が標準と判断されるとき、データ生成側処理装置26の端末から閲覧側処理装置25の端末へ、標準的な中解像度(F)に相当するF/t圧縮コードF1を伝送させる。また、閲覧側処理装置25で圧縮コードを展開させ、閲覧側のディスプレイ21に中解像度の時系列データを更新表示・追加表示させる。
【0092】
また、図5の下段に示すように時間tの時、伝送環境負荷が小さいと判断されるとき、データ生成側処理装置26の端末から閲覧側処理装置25の端末へ、高画質の高解像度(G)に相当するG/t圧縮コードG1を伝送させる。また、閲覧側処理装置25で圧縮コードを展開させ、閲覧側のディスプレイ21に高解像度の時系列データを更新表示・追加表示させる。
【0093】
図5の機器およびシステムの遠隔監視方法によると、伝送データ容量を閲覧側の監視ニーズ、並びに伝送環境および端末環境に柔軟に対応させることができ、刻々と変化する伝送環境の状況を的確に推測し、時系列データ生成時刻から直ちに閲覧できる最大限の画質の時系列データを自動的に更新表示・追加表示させて遠隔監視することができる。
【0094】
ところで、伝送環境負荷の評価方法として、時系列データの生成時刻と閲覧側端末にて圧縮コードを受信した受信時刻とを比較することで、間接的に伝送環境負荷評価を行わせることもできる。例えば、時系列データの生成時刻は圧縮コードのヘッダ部等に記録させることもできる。
【0095】
図6は、本発明に係る機器およびシステムの遠隔監視方法の第5実施の形態を示すイメージ図である。
【0096】
図6では、まず、時系列情報を構成する時間的に連続性のある複数の時系列データが閲覧側のディスプレイに表示される。次いで、時系列情報の変動成分の変化から解像度を自動調整させることによって、所定の時間経過後、時間t+1では時間幅t+1のt+1時系列データを調整された解像度にてディスプレイに追加表示させるときに適用される。
【0097】
図6の下段は、閲覧側のディスプレイ21を示しており、1項目の時系列情報が表示される。
【0098】
図6の下段のディスプレイ21は、時間tの時の表示形式を示し、1項目の時系列情報における11種類の時系列データが表示される。ここでは、右端のA項目の時系列情報Aにおける時間幅tのA/t時系列データA1と、同じく時間幅t−1のA/t−1時系列データA2と、同じく時間幅t−2のA/t−2時系列データA3と、…、同じく時間幅t−10のA/t−10時系列データA11とがそれぞれ所要の解像度で表示される。
【0099】
また、図6の上段のグラフはデータ成分を伝送する前にデータ生成側処理装置で作製されるものであり、下段の各々の時系列データに対応するように、しきい値の大きさを示す。
【0100】
例えば、図6の下段において時間t−10の時、A/t−10時系列データA11に対応する上段のしきい値の大きさが、解像度切替ラインaを超えることなく安定した変動を感知しているので、データ生成側処理装置にて、伝送データ容量が小さくかつ低画質の低解像度に相当する圧縮コードを閲覧側処理装置の端末に伝送させ、閲覧側のディスプレイ21にA/t−10時系列データA11を低解像度で表示させる。
【0101】
次いで、所定の時間経過後、時間t−9の時に生成される時間幅t−9のA/t−9時系列データA10と、時間t−8の時のA/t−8時系列データA9と、時間t−7の時のA/t−7時系列データA8とは、それぞれA/t−10時系列データA11が低解像度で表示された理由と同様に低解像度で追加表示させる。
【0102】
さらに、時間t−6の時、A/t−6時系列データA7は、A/t−6時系列データA7に対応するしきい値の大きさが解像度切替ラインaを超えるので、データ生成側処理装置にて、伝送データ容量が標準でかつ標準的な画質の中解像度に相当する圧縮コードを閲覧側処理装置の端末に伝送させ、閲覧側のディスプレイ21にA/t−6時系列データA7を中解像度で追加表示させる。
【0103】
加えて、時間t−5の時、A/t−5時系列データA6は、A/t−5時系列データA6に対応するしきい値の大きさが解像度切替ラインbを超えるので、データ生成側処理装置にて、伝送データ容量が大きくかつ高画質の高解像度に相当する圧縮コードを閲覧側処理装置の端末に伝送させ、閲覧側のディスプレイ21にA/t−5時系列データA6を高解像度で追加表示させる。
【0104】
次いで、時間t−4の時、A/t−4時系列データA5は、A/t−4時系列データA5に対応するしきい値の大きさが解像度切替ラインbを割るが、A/t−5時系列データA6を高解像度で追加表示させる。
【0105】
さらに、時間t−3の時、A/t−3時系列データA4は、A/t−3時系列データA4に対応するしきい値の大きさが解像度切替ラインbを割り、時間t−4の時に生成されるA/t−4時系列データA5と連続して解像度切替ラインbを割るので、中解像度に相当する圧縮コードを閲覧側処理装置の端末に伝送させ、閲覧側のディスプレイ21にA/t−3時系列データA4を中解像度で追加表示させる。
【0106】
加えて、時間t−2の時、A/t−2時系列データA3は、A/t−2時系列データA3に対応するしきい値の大きさが解像度切替ラインaを割るが、A/t−2時系列データA3を中解像度で追加表示させる。
【0107】
次いで、時間t−1の時、A/t−1時系列データA2は、A/t−1時系列データA2に対応するしきい値の大きさが解像度切替ラインaを割り、時間幅t−2の時と連続して解像度切替ラインaを割るので、低解像度に相当する圧縮コードを閲覧側処理装置の端末に伝送させ、閲覧側のディスプレイ21にA/t−1時系列データA2を低解像度で追加表示させる。
【0108】
最後に、時間tの時、A/t時系列データA1は、A/t−1時系列データA2と同等の低解像度で追加表示させる。
【0109】
なお、図6では、時系列情報の変動成分の変化から解像度を自動調整させることによって、時系列データを調整された解像度にてディスプレイに追加表示させる場合を示しているが、同様に、更新表示させるときにも適用できる。
【0110】
図6の機器およびシステムの遠隔監視方法によると、伝送データ容量を閲覧側の監視ニーズ、並びに伝送環境および端末環境に柔軟に対応させることができ、必要最小限の画質の時系列データを自動的に更新表示・追加表示させて監視することができる。
【0111】
図7は、本発明に係る機器およびシステムの遠隔監視方法の第6実施の形態を示すイメージ図である。
【0112】
図7では、まず、伝送データ容量が小さくかつ低画質の低解像度の時系列データを閲覧側のディスプレイに表示させる。次いで、時系列データの解像度を段階的に上げてディスプレイに再表示させるときに適用される。
【0113】
図7は、閲覧側処理装置25の端末とデータ生成側処理装置26の端末とがネットワーク27を介して接続され、閲覧側処理装置25およびデータ生成側処理装置26にはそれぞれディスプレイ21およびディスプレイ28が備えられる。
【0114】
加えて、データ生成側処理装置26には、機器およびシステム(図示しない)が電気的に接続され、さらに、データ生成側処理装置26内部にはメモリ29および処理部(図示しない)が備えられる。
【0115】
図7に示すように、時間tにおける原時系列データを、データ生成側処理装置26内部のメモリ29に保存させる。
【0116】
次いで、データ生成側処理装置26内部のメモリ29の時系列データを処理部で分解・圧縮処理させる。さらに、分解・圧縮処理された複数の圧縮時系列データから、伝送データ容量が小さくかつ低画質の低解像度(E)の時系列データに相当する圧縮時系列データを抽出させる。また、抽出された圧縮時系列データをコード化したE/t圧縮コードE1をデータ生成側処理装置26の端末に伝送させる。
【0117】
さらに、E/t圧縮コードE1をデータ生成側処理装置26の端末からネットワーク27を介して閲覧側処理装置25の端末に伝送させる。
【0118】
その後、伝送データ容量が標準的でかつ標準的な画質の中解像度(F)の時系列データに相当するF/t圧縮コードF1を、続いて伝送データ容量が大きくかつ高画質の高解像度(G)の時系列データに相当するG/t圧縮コードG1を閲覧側処理装置25の端末に伝送させる。
【0119】
すなわち、低解像度に相当するE/t圧縮コードE1から高解像度に相当するG/t圧縮コードG1までを順次伝送させ、閲覧側のディスプレイに直ちに機器およびシステムについての粗い挙動を表示させ、段階的に詳細な挙動を再表示させる。
【0120】
図7の機器およびシステムの遠隔監視方法によると、伝送データ容量を閲覧側の監視ニーズ、並びに伝送環境および端末環境に柔軟に対応させることができ、必要に応じて時系列データの解像度を自動調整させることによって再表示させて遠隔監視することができる。
【0121】
図8は、本発明に係る機器およびシステムの遠隔監視方法の第7実施の形態を示すイメージ図である。
【0122】
図8では、まず、時間tではデータ生成側にて刻々と変化する伝送環境の負荷量を把握する。次いで、負荷量から伝送速度優先の伝送データ容量を決定させ、伝送データ容量に対応する解像度を自動調整させることによって、所定の時間経過後、時間t+1では時系列データを調整された解像度にてディスプレイに更新表示・追加表示・再表示させるときに適用される。
【0123】
なお、図8について図7に示す部材と同一の部材には、同一符号を付して説明を省略する。
【0124】
図8に示すように、時間tにおける原時系列データを、データ生成側処理装置26内部のメモリ29に保存する。
【0125】
次いで、データ生成側処理装置26内部のメモリ29の時系列データを処理部で分解・圧縮処理させる。さらに、分解・圧縮処理された複数の圧縮時系列データから、伝送データ容量が小さくかつ低画質の低解像度の時系列データに相当する圧縮時系列データを抽出させ、抽出された圧縮時系列データをコード化したE/t圧縮コードE1をデータ生成側処理装置26の端末に伝送させる。
【0126】
さらに、E/t圧縮コードE1をデータ生成側処理装置26の端末からネットワーク27を介して閲覧側処理装置25の端末に伝送させる。
【0127】
例えば、時間幅tの低解像度(E)に相当するE/t圧縮コードE1の伝送が終了した後、時間幅t+1の低解像度(E)に相当するE/t+1圧縮コードE2の伝送までにまだ時間的に余裕があるかどうかを判断し、余裕があると判断されたので、時間幅tの中解像度(F)に相当するF/t圧縮コードF1を伝送させる。
【0128】
ここでもし、E/t+1圧縮コードE2の伝送までに時間的に余裕がないと判断されたときは、F/t圧縮コードF1の伝送を行うことなく、E/t+1圧縮コードE2を伝送させることになる。
【0129】
次いで、F/t圧縮コードF1の伝送が終了した後、再度、E/t+1圧縮コードE2の伝送までにまだ時間的に余裕があるかどうかを判断し、余裕がないと判断されたので、E/t+1圧縮コードE2を伝送させる。
【0130】
ここでもし、E/t+1圧縮コードE2の伝送までに時間的に余裕があると判断されたときは、時間幅tの時系列データで、伝送データ容量が大きくかつ高画質の高解像度(G)に相当するG/t圧縮コードG1の伝送を行うことになり、図7の実施の形態と同様の伝送となる。
【0131】
図8の機器およびシステムの遠隔監視方法によると、伝送データ容量を閲覧側の監視ニーズ、並びに伝送環境および端末環境に柔軟に対応させることができ、必要に応じて時系列データの解像度を自動調整させて更新表示・追加表示・再表示させて遠隔監視することができる。
【0132】
図9は、本発明に係る機器およびシステムの遠隔監視方法の第8実施の形態を示すフローチャートである。
【0133】
図9は、図8のように時系列データの圧縮コードを伝送する場合、伝送環境負荷の増大や受信端末の処理能力の限界から所要周期での監視が困難なとき、閲覧側処理装置の受信バッファ内部のt時系列データのデータ成分をクリアさせ、受信バッファにt+1時系列データのデータ成分を受信させる。
【0134】
まず、時間tにおいて、閲覧側処理装置にて、時間幅tに相当するt圧縮コードの受信待ちをする(ステップS20)。
【0135】
次いで、t圧縮コードを受信する(ステップS21)。
【0136】
さらに、時間幅t+1に相当するt+1圧縮コードの受信までに時間的な余裕があるかを判断する(ステップS22)。
【0137】
ステップS22においてNoの場合、すなわち、t+1圧縮コードの受信までに時間的な余裕がない場合、受信バッファをクリアし(ステップS23)、t+1圧縮コードの受信待ちをする(ステップS20)。
【0138】
一方、ステップS22においてYesの場合、すなわち、t+1圧縮コードの受信までに時間的な余裕がある場合、既に受信しているt圧縮コードが最高解像度に相当するか否かを判断する(ステップS24)。
【0139】
ステップS24においてNoの場合、すなわち、既に受信しているt圧縮コードが最高解像度に相当しない場合、既に受信しているt圧縮コードより上位解像度に相当するt圧縮コードを受信させ(ステップS25)、t圧縮コードを展開させる(ステップS26)。
【0140】
次いで、閲覧側のディスプレイに時系列データを再表示させる(ステップS27)。
【0141】
ステップS24においてYesの場合、すなわち、既に受信しているt圧縮コードが最高解像度に相当する場合、既に受信しているt圧縮コードを展開させる(ステップS26)。
【0142】
さらに、閲覧側のディスプレイに時系列データを再表示させる(ステップS27)。
【0143】
続いて、閲覧側が時系列データ受信を継続するかを判断する(ステップS28)。
【0144】
ステップS28においてYesの場合、すなわち、データ受信の継続を行う場合、再び、t圧縮データの受信待ちを行う(ステップS20)。
【0145】
一方、ステップS28においてNoの場合、すなわち、データ受信の継続を行わない場合、終了する。
【0146】
図8および図9の機器およびシステムの遠隔監視方法によると、伝送データ容量を閲覧側の監視ニーズ、並びに伝送環境および端末環境に柔軟に対応させることができ、必要に応じて時系列データの解像度を自動調整させることによって更新表示・追加表示・再表示させて遠隔監視することができる。
【0147】
図10は、本発明に係る機器およびシステムの遠隔監視方法の第9実施の形態を示すイメージ図である。
【0148】
図10では、まず、時間tでは時系列情報を構成する時間的に連続性のある複数の時系列データが閲覧側のディスプレイに表示される。次いで、時系列データの解像度を手動調整することによって、所定の時間経過後、時間t+1では時系列データを調整された解像度にてディスプレイに再表示させるときに適用される。
【0149】
図10は、閲覧側のディスプレイ21を示しており、ディスプレイ21には1項目の時系列情報が表示される。
【0150】
図10の上段に示すディスプレイ21は時間tの時の表示形式を示し、A項目の時系列情報Aにおける4種類の時系列データが表示される。ここでは、A項目の時系列情報Aにおける時間幅tの時系列データ(A/t時系列データA1)と、同じく時間幅t−1の時系列データ(A/t−1時系列データA2)と、同じく時間幅t−2の時系列データ(A/t−2時系列データA3)と、同じく時間幅t−3の時系列データ(A/t−3時系列データA4)とがそれぞれ任意の解像度で表示される。
【0151】
また、図10の下段に示すディスプレイ21は時間t+1の時の表示形式を示し、図10の上段同様に、時系列情報Aにおける4種類の時系列データが、それぞれ所要の解像度で表示される。
【0152】
例えば、図10の上段のディスプレイ21に示すように、時間tにおいて、各時系列データが低画質の低解像度で表示されたとする。閲覧側がA/t−3時系列データA4を1段階アップ、A/t−2時系列データA3を2段階アップしたい場合は、ディスプレイ21でA/t−3時系列データA4およびA/t−2時系列データA3を選択し、A/t−3時系列データA4に対して1段階アップ操作を、A/t−2時系列データA3に対して2段階アップ操作する。
【0153】
解像度の操作後、下段のディスプレイ21に示すように、時間t+1において、A/t−3時系列データA4が中解像度で、A/t−2時系列データA3が高解像度でそれぞれ再表示される。
【0154】
図10の機器およびシステムの遠隔監視方法によると、伝送データ容量を閲覧側の監視ニーズに柔軟に対応させることができ、必要に応じて時系列データの解像度を手動調整することによって再表示させて遠隔監視することができる。
【0155】
図11は、本発明に係る機器およびシステムの遠隔監視方法の第10実施の形態を示すイメージ図である。
【0156】
図11では、まず、時間tでは複数の時系列情報が閲覧側のディスプレイに表示される。さらに、それぞれの時系列情報を構成する時間的に連続性のある複数の時系列データがディスプレイに表示される。次いで、ある時系列データの解像度を手動調整することによって、所定の時間経過後、時間t+1では解像度調整された調整時系列データと、それ以外の自動調整時系列データを調整された解像度にてディスプレイに再表示させるときに適用される。
【0157】
図11は、閲覧側のディスプレイ21を示しており、ディスプレイ21には3項目の時系列情報が表示される。
【0158】
図11の上段に示すディスプレイ21は時間tの時の表示形式を示し、3項目の時系列情報における9種類の時系列データが表示される。ここでは、A項目の時系列情報Aにおける時間幅tの時系列データ(A/t時系列データA1)と、同じく時間幅tの時系列データ(A/t−1時系列データA2)と、同じく時間幅tの時系列データ(A/t−2時系列データA3)とがそれぞれ任意の解像度で表示される。
【0159】
同様に、B項目の時系列情報Bにおいて、B/t時系列データB1と、B/t−1時系列データB2と、B/t−2時系列データB3とが、さらに、C項目の時系列情報Cにおいて、C/t時系列データC1と、C/t−1時系列データC2と、C/t−2時系列データC3とが、それぞれ任意の解像度で表示される。
【0160】
なお、3項目の時系列情報は、時間幅t+1の時系列データであるA/t+1時系列データA0と、B/t+1時系列データB0と、C/t+1時系列データC0とが、時間幅tの時系列データと同様の解像度で追加表示される予定である。
【0161】
また、図11の下段に示すディスプレイ21は時間t+1の時の表示形式を示し、3項目の時系列情報における12種類の時系列データが表示される。ここでは、上段の表示に加え、A/t+1時系列データA0と、B/t+1時系列データB0と、C/t+1時系列データC0とがそれぞれ所要の解像度で追加表示される。
【0162】
例えば、図11の上段のディスプレイ21に示すように、時間tにおいて、各時系列データが標準的な画質の中解像度で表示されたとする。閲覧側がB/t時系列データB1の解像度をアップしたい場合は、ディスプレイ21上でB/t時系列データB1を選択し、さらに、ディスプレイ21上でB/t時系列データB1に対して解像度をアップ操作する。
【0163】
解像度の操作後、図11の下段のディスプレイ21に示すように、時間t+1において、B/t時系列データB1が高解像度で再表示される。同時に、選択されたB/t時系列データB1の生成時間と同等の時間に生成されたA/t時系列データA1とおよびC/t時系列データC1の解像度についても、B/t時系列データB1の解像度に応じて自動的に高解像度で再表示される。
【0164】
なお、下段に示す時間t+1において、A/t+1時系列データA0、B/t+1時系列データB0、C/t+1時系列データC0についても自動的に高解像度で追加表示される。
【0165】
よって、機器およびシステムに関して複数項目の時系列情報を閲覧し、機器およびシステムを多元的に監視する場合、単一の手動調整操作により、解像度調整対象の時系列情報と関連のある他の時系列情報についても自動調整される。
【0166】
なお、図11では、調整対象の時系列情報以外の時系列情報の解像度を自動調整させることによって、時系列データを調整された解像度にてディスプレイに追加表示させる場合を示しているが、同様に、更新表示させるときにも適用できる。
【0167】
図11の機器およびシステムの遠隔監視方法によると、伝送データ容量を閲覧側の監視ニーズに柔軟に対応させることができ、必要に応じて時系列データの解像度を手動調整することによって更新表示・追加表示・再表示させて遠隔監視することができる。
【0168】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、伝送データ容量を閲覧側の監視ニーズ、並びに伝送環境および端末環境に柔軟に対応させることができ、必要に応じて時系列データの解像度を調整することによって更新表示・追加表示・再表示させて遠隔監視することができる。
【0169】
また、本発明の他の目的は、伝送データ容量を閲覧側の監視ニーズ、並びに伝送環境および端末環境に柔軟に対応させることができ、刻々と変化する伝送環境の状況を的確に推測し、時系列データ生成時刻から直ちに閲覧できる最大限の画質の時系列データを自動的に更新表示・追加表示させて遠隔監視することができる。
【0170】
また、本発明の別の目的は、伝送データ容量を閲覧側の監視ニーズ、並びに伝送環境および端末環境に柔軟に対応させることができ、必要最小限の画質の時系列データを自動的に更新表示・追加表示させて監視することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る機器およびシステムの遠隔監視方法の第1実施の形態を示すイメージ図。
【図2】本発明に係る機器およびシステムの遠隔監視方法の第1実施の形態を示すフローチャート。
【図3】本発明に係る機器およびシステムの遠隔監視方法の第2実施の形態を示すイメージ図。
【図4】本発明に係る機器およびシステムの遠隔監視方法の第3実施の形態を示すイメージ図。
【図5】本発明に係る機器およびシステムの遠隔監視方法の第4実施の形態を示すイメージ図。
【図6】本発明に係る機器およびシステムの遠隔監視方法の第5実施の形態を示すイメージ図。
【図7】本発明に係る機器およびシステムの遠隔監視方法の第6実施の形態を示すイメージ図。
【図8】本発明に係る機器およびシステムの遠隔監視方法の第7実施の形態を示すイメージ図。
【図9】本発明に係る機器およびシステムの遠隔監視方法の第8実施の形態を示すイメージ図。
【図10】本発明に係る機器およびシステムの遠隔監視方法の第9実施の形態を示すイメージ図。
【図11】本発明に係る機器およびシステムの遠隔監視方法の第10実施の形態を示すフローチャート。
【図12】従来の時系列データの解像度を選択する株価トレンドデータの選択ディスプレイを示すイメージ図。
【図13】従来の機器およびシステムの遠隔監視方法を示すフローチャート。
【符号の説明】
21 ディスプレイ
25 閲覧側処理装置
26 データ生成側処理装置
27 ネットワーク
28 ディスプレイ
29 メモリ
a 高解像度−中解像度限界ライン
b 中解像度−低解像度限界ライン
A,B,C,D 時系列情報
A0,A1,A2,A3,A4,A5,A6,A7,A8,A9,A10,A11,B0,B1,C0,C1,D0 時系列データ
E1,E2,F1,G1 圧縮コード
S1 伝送条件の確定
S2 伝送条件の受信
S3 原時系列データの分解・圧縮・コード化
S4 圧縮コードの伝送
S5 時系列データの表示
S10 時系列データの表示
S11 伝送条件の確定
S12 伝送条件の受信
S13 原時系列データの分解・圧縮・コード化
S14 圧縮コードの伝送
S15 時系列データの更新表示
S16 判断
S20 受信待ち
S21 圧縮コードの受信
S22 次の時間幅までの時間的余裕の判断
S23 受信バッファのクリア
S24 解像度の判断
S25 圧縮コードの受信
S26 圧縮コードの展開
S27 時系列データの再表示
S28 データ受信継続の判断

Claims (15)

  1. 時系列情報を構成する時間的に連続性のある複数の時系列データの内、時間tでは時間幅tのt時系列データを閲覧側のディスプレイに表示させ、所定の時間経過後、時間t+1では時間幅t+1のt+1時系列データを前記ディスプレイに更新表示させることによって、前記時系列情報の内、最新の時系列データを前記ディスプレイに更新表示させる場合、
    既に前記ディスプレイに表示されている単数または複数項目の時系列情報の中でも、閲覧側が解像度調整を行いたい調整時系列情報を選択し、続けて前記調整時系列情報の解像度を調整・操作することで、伝送条件を確定させる工程と、
    前記閲覧側処理装置の端末から送信された前記伝送条件の信号をデータ生成側処理装置の端末で受信させる工程と、
    データ生成側処理装置にて、前記調整時系列情報における前記t+1時系列データに対応する原時系列データを分解・圧縮処理させ、得られた複数の圧縮時系列データから所要の圧縮時系列データを自動抽出させて圧縮時系列データを得る工程と、
    前記圧縮時系列データを圧縮コードにコード化する工程と、
    前記圧縮コードをデータ生成側処理装置の端末から閲覧側処理装置の端末へ伝送させる工程と、
    前記閲覧側処理装置の端末にて受信された前記圧縮コードを展開して、解像度が調整された前記t+1時系列データを前記閲覧側のディスプレイに更新表示させる工程とを有することを特徴とする機器およびシステムの遠隔監視方法。
  2. 時系列情報を構成する時間的に連続性のある複数の時系列データを閲覧側のディスプレイに表示させ、時間tでは時間幅tのt時系列データを前記ディスプレイに表示させ、所定の時間経過後、時間t+1では時間幅t+1のt+1時系列データを前記ディスプレイに追加表示させることによって、最新の時系列データを前記ディスプレイに追加表示させる場合、
    既に前記ディスプレイに表示されている単数または複数項目の前記時系列情報の中でも、閲覧側が解像度調整を行いたい調整時系列情報を選択し、続けて前記調整時系列情報の解像度を調整・操作することで、伝送条件を確定させる工程と、
    前記閲覧側処理装置の端末から送信された前記伝送条件の信号をデータ生成側処理装置の端末で受信させる工程と、
    データ生成側処理装置にて、前記調整時系列情報における前記t+1時系列データに対応する原時系列データを分解・圧縮処理させ、得られた複数の圧縮時系列データから所要の圧縮時系列データを自動抽出させて圧縮時系列データを得る工程と、
    前記圧縮時系列データを圧縮コードにコード化する工程と、
    前記圧縮コードをデータ生成側処理装置の端末から閲覧側処理装置の端末へ伝送させる工程と、
    前記閲覧側処理装置の端末にて受信された前記圧縮コードを展開して、解像度が調整された前記t+1時系列データを前記閲覧側のディスプレイに追加表示させる工程とを有することを特徴とする機器およびシステムの遠隔監視方法。
  3. 時系列情報を構成する時間的に連続性のある複数の時系列データの内、時間tでは時間幅tのt時系列データを閲覧側のディスプレイに表示させ、所定の時間経過後、時間t+1では時間幅t+1のt+1時系列データを前記ディスプレイに更新表示させることによって、前記時系列情報の内、最新の時系列データを前記ディスプレイに更新表示させる場合、
    データ生成側処理装置にて、前記時系列データに対応する原時系列データを分解・圧縮処理させ、得られた複数の圧縮時系列データから所要の圧縮時系列データを自動抽出させて圧縮時系列データを得るとき、伝送データ容量に対応する分解レベルの前記圧縮時系列データを得る工程と、
    前記圧縮時系列データを圧縮コードにコード化する工程と、
    前記圧縮コードをデータ生成側処理装置の端末から閲覧側処理装置の端末へ伝送させる工程と、
    前記閲覧側処理装置の端末にて受信された前記圧縮コードを展開して、解像度が調整された前記t+1時系列データを前記閲覧側のディスプレイに更新表示させる工程とを有することを特徴とする機器およびシステムの遠隔監視方法。
  4. 時系列情報を構成する時間的に連続性のある複数の時系列データを閲覧側のディスプレイに表示させ、時間tでは時間幅tのt時系列データを前記ディスプレイに追加表示させ、所定の時間経過後、時間t+1では時間幅t+1のt+1時系列データを前記ディスプレイに追加表示させることによって、最新の時系列データを前記ディスプレイに追加表示させる場合、
    データ生成側処理装置にて、前記時系列データに対応する原時系列データを分解・圧縮処理させ、得られた複数の圧縮時系列データから所要の圧縮時系列データを自動抽出させて圧縮時系列データを得るとき、伝送データ容量に対応する分解レベルの前記圧縮時系列データを得る工程と、
    前記圧縮時系列データを圧縮コードにコード化する工程と、
    前記圧縮コードをデータ生成側処理装置の端末から閲覧側処理装置の端末へ伝送させる工程と、
    前記閲覧側処理装置の端末にて受信された前記圧縮コードを展開して、解像度が調整された前記t+1時系列データを前記閲覧側のディスプレイに追加表示させる工程とを有することを特徴とする機器およびシステムの遠隔監視方法。
  5. 前記閲覧側のディスプレイに表示させる前記時系列情報の項目数を変化させるとき、項目数を変化させる前後で、全項目の伝送データ容量を同一、あるいは所定の許容上下限値内に収まるような分解レベルの前記圧縮時系列データを得ることを特徴とする請求項3または4記載の機器およびシステムの遠隔監視方法。
  6. 前記複数の圧縮時系列データを自動抽出させて前記圧縮時系列データを得る場合、伝送環境負荷が大きいと評価されるときには、複数の圧縮時系列データから伝送データ容量が伝送環境・受信環境の処理に負荷を掛けない程度かつ低画質の低解像度に相当する圧縮時系列データを得る一方、伝送環境負荷が小さいと評価されるときには、伝送データ容量が伝送環境・受信環境の処理に負荷を掛けない程度かつ高画質の高解像度に相当する分解レベルの前記圧縮時系列データを得ることを特徴とする請求項3または4記載の機器およびシステムの遠隔監視方法。
  7. 前記圧縮コードのヘッダ部に、前記時系列データの発生時刻を記録させ、この発生時刻と、前記閲覧側端末にて前記圧縮コードを受信した受信時刻とを比較させ、伝送環境負荷を間接的に評価させることを特徴とする請求項6記載の機器およびシステムの遠隔監視方法。
  8. 前記複数の圧縮時系列データを自動抽出させて前記圧縮時系列データを得る場合、変動成分の変化に応じた前記圧縮時系列データを得ることを特徴とする請求項3または4記載の機器およびシステムの遠隔監視方法。
  9. 前記複数の圧縮時系列データを自動抽出させて前記圧縮時系列データを得る場合、前記変動成分の変化が所定値を超えたときには、直ちに所定値を超えた時間幅の時系列データについて解像度を上げて表示できる前記圧縮時系列データを得る一方、前記変動成分の変化が所定値を割り、次の時間幅についても連続して前記変動成分の変化が所定値を割ったとき、2回目に所定値を割った時間幅の時系列データについて解像度を下げて表示できる前記圧縮時系列データを得ることを特徴とする請求項3または4記載の機器およびシステムの遠隔監視方法。
  10. 時間tでは時間幅tのt時系列データを閲覧側のディスプレイに表示させ、所定の時間経過後、時間t+1では時間幅tのt時系列データの表示解像度を変更して前記ディスプレイに再表示させる場合、
    データ生成側処理装置にて、前記t時系列データに対応する原時系列データを分解・圧縮処理させ、得られた複数の圧縮時系列データから所要の圧縮時系列データを自動抽出させて圧縮時系列データを得るとき、伝送データ容量が小さくかつ低画質の低解像度に対応する分解レベルの前記圧縮時系列データを得る工程と、
    前記圧縮時系列データを圧縮コードにコード化する工程と、
    前記圧縮コードをデータ生成側処理装置の端末から閲覧側処理装置の端末へ伝送させる工程と、
    標準的な伝送データ容量かつ標準的な画質の中解像度に対応する分解レベルの前記圧縮時系列データを得る工程と、
    前記圧縮時系列データを圧縮コードにコード化する工程と、
    前記圧縮コードをデータ生成側処理装置の端末から閲覧側処理装置の端末へ伝送させる工程と、
    前記伝送データ容量が大きくかつ高画質の高解像度に対応する分解レベルの前記圧縮時系列データを得る工程と、
    前記圧縮時系列データを圧縮コードにコード化する工程と、
    前記圧縮コードをデータ生成側処理装置の端末から閲覧側処理装置の端末へ伝送させる工程とを有し、前記低解像度に相当する圧縮コードから前記高解像度に相当する圧縮コードを順次自動送信させることを特徴とする機器およびシステムの遠隔監視方法。
  11. 前記t時系列データに関して伝送データ容量が小さくかつ低画質の低解像度に相当する前記圧縮時系列データをコード化させ、前記圧縮コードを自動伝送させた後、前記t時系列データに関する中解像度に相当する前記前記圧縮時系列データを抽出させるか、あるいは、前記t+1時系列データに関する低解像度に相当する前記圧縮時系列データを抽出させるかを、前記t+1時系列データに相当する前記圧縮コードの伝送までに時間的な余裕があるか否かにより判断させることを特徴とする請求項3、4または10記載の機器およびシステムの遠隔監視方法。
  12. 前記t+1時系列データの低解像度に相当する圧縮コードを伝送させる場合、閲覧側処理装置内部の受信バッファに既に受信されている前記t時系列データのデータ成分をクリアさせることで前記t時系列データの中解像度に相当する圧縮コードの展開・表示をスキップさせ、クリアされた前記受信バッファに前記t+1時系列データの低解像度に相当する前記圧縮コードを伝送させることを特徴とする請求項11記載の機器およびシステムの遠隔監視方法。
  13. 時系列情報を構成する時間的に連続性のある複数の時系列データを閲覧側のディスプレイに表示させ、前記ディスプレイに表示された時系列データの表示解像度を変更して再表示させる場合、
    既に前記ディスプレイに表示されている前記時系列データの中でも、閲覧側が解像度調整を行いたい調整時系列データを選択し、続けて前記調整時系列データの解像度を調整・操作することで、伝送条件を確定させる工程と、
    前記閲覧側処理装置の端末からの前記伝送条件の信号をデータ生成側処理装置の端末で受信させる工程と、
    データ生成側処理装置にて、前記調整時系列データに対応する原時系列データを分解・圧縮処理させ、得られた複数の圧縮時系列データから所要の圧縮時系列データを自動抽出させて圧縮時系列データを得る工程と、
    前記圧縮時系列データを圧縮コードにコード化する工程と、
    前記圧縮コードをデータ生成側処理装置の端末から閲覧側処理装置の端末へ伝送させる工程と、
    前記閲覧側処理装置の端末にて受信された前記圧縮コードを展開して、前記閲覧側のディスプレイに解像度が調整された前記時系列データを再表示させる工程とを有することを特徴とする機器およびシステムの遠隔監視方法。
  14. 既に前記ディスプレイに表示されている前記時系列データの中から、調整時系列データを選択し、続けて前記調整時系列データの解像度を調整・操作し伝送条件を確定させることで、前記ディスプレイに表示される前記調整時系列データ以外の自動調整時系列データについても、前記調整時系列データの前記伝送条件と同様に自動確定させることを特徴とする請求項3、4または13記載の機器およびシステムの遠隔監視方法。
  15. 既に前記ディスプレイに複数の時系列情報が表示され、前記調整時系列データから構成される時系列情報とは異なる時系列情報で、かつ前記調整時系列データと同等の時間幅で生成された時系列データを自動調整時系列データとして自動調整させることを特徴とする請求項14記載の機器およびシステムの遠隔監視方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007265207A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Casio Comput Co Ltd コンピュータシステムにおけるサーバ装置及びサーバ制御プログラム
KR100790933B1 (ko) 2006-12-15 2008-01-03 한국전기연구원 전력시스템의 실시간 시계열 데이터의 전송 방법과 그시스템

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