JP2004086227A - 液晶表示パネル - Google Patents

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Yasutaka Yamagishi
山岸 庸恭
Hidetsugu Yamamoto
山元 英嗣
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】 薄く欠けやすい基板を使用しても生産歩留りの高い液晶表示パネルを実現する。
【解決手段】 電極基板1上における対向基板2より外方に位置する単板部1a,1bに、コーナー1B,1C,1Dから所定距離L1,L2の範囲内とした配線パターン非形成部を設ける。これにより、コーナー1B,1C,1D部分にある程度の欠けが生じても配線の断線に至らず、表示異常にはならない。
【選択図】 図1

Description

 本発明は、高歩留りが得られ、生産性に優れる液晶表示パネルに関するものである。
 近年、液晶表示パネルの用途拡大にともなって、小型から大型まで様々なサイズの液晶表示パネルが生産されており、また、液晶表示パネルの軽薄短小の特徴を活かした従来にないさまざまな用途での実用化がすすめられている。その例に、本体サイズに対して表示画面が大きい(有効画面率が大きい)ノートパソコンや、規定サイズに対して最大の表示画面が望まれるカーナビゲーション用の液晶表示パネルなどがあり、こうした液晶表示パネルのために、画面外周の幅(以降、額縁と称す)を極限まで狭くする検討が盛んに行われている。その一方で、液晶表示パネルの構成の簡略化や低コスト化のために、基板上に駆動集積回路を直接実装するCOG構成や、低温ポリシリコントランジスタによって基板上に直接回路を内蔵する構成が盛んに採用されている。そして、このような液晶表示パネルの狭額縁化と回路や配線の内蔵化にともなって、基板上の配線は複雑化、高密度化の方向にすすんでいる。
 上記したような液晶表示パネルの一般的な構成を、図4および図5に示したCOG構成のTFTアクティブマトリクス型カラー液晶表示パネルを参照しながら説明すると、電極基板1よりも対向基板2が小さく形成されていて、対向基板2より外方に位置する電極基板1の周縁部(以降、この部分を単板部1a,1bと称す)に、駆動集積回路3およびこの駆動集積回路に外部より給電するためのフレキシブル配線基板(以下、FPCという)4が実装されている。また単板部1a,1bに、表示画素から駆動集積回路3を接続するためのソース配線5、ゲート配線6、さらには、駆動集積回路3からFPCに接続するためのバス配線7が設けられている(ソース配線5、ゲート配線6、バス配線7などの微細配線は簡略化して示す)。電極基板1と対向基板2との間には液晶8がシール接着剤9によって保持され、電極基板1と対向基板2の各表面には偏光板10が設けられている。このように、狭額縁化によって単板部1a,1bが狭い上に、COG構成であるため配線が混み合い、単板部1a,1bの隅まで配線が位置したものとなっている。
 ところで、上記したような液晶表示パネルで両基板に用いられるのは、たとえばTFT液晶表示パネルで一般的に用いられている無アルカリガラスであって、ガラス厚0.7mmのものであるが、使用に供する液晶表示パネルには通常、金属等からなるフレームが装着されるので、単板部は外部からは見えず、また直接衝撃を受けることはないため、使用時に単板部に欠けが生ずることはない。
 しかし、液晶表示パネルの生産途中では、マザーガラスから所定サイズにスクライブ、ブレイク法により切断された基板は、液晶注入、封止、端面面取り、パネル洗浄、画像検査、偏光板貼付、駆動集積回路、FPC実装など多くの工程を経ることになり、フレームが装着されるまでの間は、基板端部が露出しているために、生産設備との干渉や手作業時において欠けが生じやすい。基板コーナー部、特に単板部のコーナー部には、生産設備や治具等との干渉や衝突によって欠けが生じやすく、近年の基板の薄板化によって一層、欠けが生じやすい状況になっている。
 このような単板部のコーナー部に配線が位置すると、欠けによって配線の断線が生じ、液晶表示パネルの表示が正常に行えなくなるので、不良となる。近年の狭額縁の薄型液晶表示パネルでは、このような基板コーナー部の欠けによる歩留り悪化が一つの大きな問題となっている。
 上記問題を解決するために、本発明の液晶表示パネルは、対向基板より外方に位置する電極基板の周縁部では、コーナーから一定の範囲内には配線パターンを配置しない構成とした。
 このような構成によれば、上記範囲内の基板コーナー部に欠けが生じても、配線の断線に至ることはなく、液晶表示パネルの表示異常にはならない。したがって、薄く欠けやすい基板を使用しても、生産歩留りの高い液晶表示パネルを生産可能である。
 本発明は、液晶表示パネルを構成するに際し、電気配線を備えた一方の基板上における対向基板より外方に位置する周縁部に、コーナーから所定距離の範囲内とした配線パターン非形成部を設けたため、基板コーナー部にある程度の欠けが生じても、配線の断線には至らず、液晶表示パネルの表示異常は発生しない。したがって、薄く欠けやすい基板を使用しても、生産歩留りの高い液晶表示パネルを実現できる。
 本発明の請求項1記載の液晶表示パネルは、少なくとも一方の基板に電気配線を備えた2枚の基板を液晶を介して貼り合わせてなる液晶表示パネルであって、電気配線を備えた一方の基板上における対向基板より外方に位置する周縁部に、コーナーから所定距離の範囲内とした配線パターン非形成部を設けたことを特徴とする。
 請求項2記載の液晶表示パネルは、上記請求項1記載の構成において、所定距離Lが次式
    L=K/t
   ただし、
    K=1
    t:電気配線を備えた一方の基板の板厚(mm)
に基いて決定されることを特徴とするものである。
 請求項3記載の液晶表示パネルは、上記請求項1または請求項2のいずれかに記載の構成において、少なくとも、電気配線を備えた一方の基板がガラス基板であることを特徴とするものである。
 以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら具体的に説明する。
 (実施の形態1)
 図1に示したCOG構成のTFTアクティブマトリクス型カラー液晶表示パネルは、図4および図5に示した従来のものと概ね同様の構成を有しているので、図示を一部省略して図4および図5を援用して説明する。
 電極基板1および対向基板2は、それぞれのコーナー1A,2Aが互いに対向するように配置されている。対向基板2は電極基板1よりも小さく形成されている。
 電極基板1は厚さ0.7mmの無アルカリガラスからなり、対向基板2より外方に位置する右側部および下部の単板部1a,1bにそれぞれ駆動集積回路3が実装され、これらの駆動集積回路3に外部より給電するためのFPC4が単板部1aに実装されている。また、単板部1a,1bに、表示画素から駆動集積回路3を接続するためのソース配線5とゲート配線6の一方が設けられ、単板部1a,1bの双方に、駆動集積回路3からFPC4に接続するためのバス配線7が設けられている(ソース配線5、ゲート配線6、バス配線7などの微細配線は簡略化して示す)。電極基板1と対向基板2との間には液晶8がシール接着剤9によって保持され、電極基板1と対向基板2の各表面には偏光板10が設けられている。
 コーナー1Aの対角であるコーナー1Cの近傍には、ゲート用駆動集積回路3からFPC4までのバス配線7が位置しているが、このバス配線7は、コーナー1Cの近傍を避けるように45°屈曲した配線パターンとされていて、コーナー1Cからバス配線7まで最短距離L1の範囲内は配線非形成部とされている。ただし、L1はL=K/t(ここでは1/0.7≒1.42)より大きい所定値であり、ここでは1.5mmである。
 単板部1aに位置するコーナー1Bの近傍には、FPC4から対向基板2に給電するためのバス配線7が位置しているが、このバス配線7は、コーナー1Bの近傍を避けるようにL状に屈曲した配線パターンとされていて、コーナー1Bからバス配線7まで最短距離L2(ここでは3.0mm)の範囲内は配線非形成部とされている。
 単板部1bに位置するコーナー1Dの近傍でも、バス配線7は、コーナー1Bの近傍と同様の配線構成とされている。
 このように、単板部1a,1bにおいて各コーナー1A,1B,1Cからバス配線7までの距離を3.0mm、1.5mm、3.0mmとしたため、万が一、液晶表示パネルの生産途中にコーナー1A,1B,1Cの配線非形成部に欠けが生じても、配線の断線には至らない。
 生産終了までにはフレームが装着されるので欠け部分は見えず、表示不良も生じないため、商品として全く支障はない。したがって、歩留りの高い液晶表示パネルといえる。
 図2に、ガラス板厚とコーナー欠けの大きさとの関係を試験した結果を示す。試験に際しては、種々の板厚の無アルカリガラスについて、90°コーナー部を下に向けてアルミ金属板上に10cm落下させる試験をそれぞれ10回行い、コーナー部の欠けの大きさを調べた。試験に供した無アルカリガラスはそれぞれ、ガラス重量が等しくなるようにサイズ調整した。
 図2に表れた欠けの大きさは、液晶表示パネルの生産工程でよく発生する欠けのレベルと近似している。コーナー欠けの大きさはガラス板厚と大きな関係があり、板厚が薄いほど、欠けが大きくなっている。バラツキを考慮し、最大値を見ると、欠けの大きさは板厚とほぼ反比例の関係となっていることがわかる。
 したがって、板厚0.7mmのガラス基板の場合、コーナーから配線までの距離を1/0.7mm=1.42mmより大きくすることで、液晶表示パネルの生産工程で頻度高く発生する欠けによる断線を防止できると言える。
 しかしながら、生産工程中での欠けのレベルは大きくばらつくので、設計上可能な限り、基板コーナーより配線までの距離を極力離すことが望ましい。ただし、前工程での検査用配線など、欠けが生じても支障ない配線については、この限りではない。
 (実施の形態2)
 図3に示した低温ポリシリコンTFT内蔵のアクティブマトリクス型カラー液晶表示パネルにおいて、板厚1.1mmの無アルカリガラスからなる電極基板1上の額縁部に、低温ポリシリコンによる駆動回路8が形成されている。
 この駆動回路8には駆動集積回路は不要であるため、FPC4を実装する下部にのみ単板部1aが設けられていて、上記駆動回路8は表示画面2aより外側に位置し、単板部1aにも形成されている。ただし、単板部1aのコーナー欠けを考慮して、コーナー1B,1Cより距離L3(ここでは1.0mm)の範囲内を避けて、上記実施の形態1と同様にして、駆動回路8、およびバス配線7が形成されている。
 このような液晶表示パネルも、実施の形態1のものと同様に、欠け部分の大きさが所定の範囲内であれば配線の断線には至らず、表示不良も生じず、歩留りが高い。
本発明の実施の形態1におけるCOG構成のTFTアクティブマトリクス型カラー液晶表示パネルの平面図 ガラス板厚とコーナー欠けの大きさとの関係を示す説明図 本発明の実施の形態2における低温ポリシリコンTFT内蔵のアクティブマトリクス型カラー液晶表示パネルの平面図 従来例としてのCOG構成のTFTアクティブマトリクス型カラー液晶表示パネルの平面図 図4のカラー液晶表示パネルの断面図
符号の説明
 1    電極基板
 2    対向基板
 3    駆動集積回路
 4    FPC
 5    ソース配線
 6    ゲート配線
 7    バス配線
 8    低温ポリシリコン駆動回路
 9    液晶
 1a,1b  単板部(周縁部)
 1B,1C,1D コーナー
 L1,L2,L3 所定距離

Claims (3)

  1. 少なくとも一方の基板に電気配線を備えた2枚の基板を液晶を介して貼り合わせてなる液晶表示パネルであって、電気配線を備えた一方の基板上における対向基板より外方に位置する周縁部に、コーナーから所定距離の範囲内とした配線パターン非形成部を設けたことを特徴とする液晶表示パネル。
  2. 所定距離Lは次式
        L=K/t
       ただし、
        K=1
        t:電気配線を備えた一方の基板の板厚(mm)
    に基いて決定されることを特徴とする請求項1記載の液晶表示パネル。
  3. 少なくとも、電気配線を備えた一方の基板がガラス基板であることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の液晶表示パネル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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