JP2004085745A - カラー画像形成装置 - Google Patents

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Takatsugu Fujishiro
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Abstract

【課題】像担持体上の残留トナー等を除去するクリーニングブレードを、像担持体の幅方向に往復動自在に設けたカラー画像形成装置において、色ズレのないフルカラー画像を安定して得る。
【解決手段】カム機構20によりクリーニングブレード21を、感光体ドラムの幅方向に往復動自在とする。カム25をギヤ30で回転自在とし、このギヤの回転位置を検出する回転位置検出手段を設ける。別に、クリーニングブレードの基準位置からの移動の向きおよび移動量と、クリーニングブレードの移動に伴う感光体の基準位置からの感光体幅方向の移動の向きおよび移動量との関係を適宜の手段で調べておく。そして、上記回転位置検出手段による検出結果と上記関係とにより、クリーニングブレードの往復動に伴う感光体ドラムの移動の向きおよび移動量を求め、この結果に応じて感光体ドラムへの光書込み位置の補正を行う。
【選択図】    図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、像担持体上の残留トナーを除去するクリーニングブレードを、像担持体の幅方向(像担持体の外周面進行方向と直交する方向)に往復動自在に設けてなるクリーニング機構を配備したカラー画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子写真方式の画像形成装置には、トナー画像を転写紙(用紙)に転写した後の像担持体上に残留するトナーや紙粉等を除去するためのクリーニング機構が配備されている(以下、像担持体を感光体と記載することがある)。このクリーニング機構としては例えば、ウレタンゴム製の板状ブレードを像担持体表面に圧接させることで、上記残留トナーを除去するようにしたものが良く知られている。
【0003】
また、クリーニング機構として、クリーニングブレードを像担持体の幅方向(ドラム状感光体の場合、これは該感光体の回転軸方向と一致する)に往復動自在に設けてなるものも公知である。このようなクリーニング機構によれば、上記往復動方向での像担持体表面の局所的摩耗や、クリーニングブレード・像担持体間に噛み込まれた異物に起因する像担持体表面の損傷を防止することができる。
【0004】
さらに、複数色のトナーで画像を形成してフルカラー画像を得るカラー画像形成装置も公知である。このカラー画像形成装置としては、(1)複数色の画像形成ステーションを設けて各感光体から転写紙に転写する方式や、(2)単一の感光体上に単色の画像を形成後、中間転写体に複数色の画像を重ね合わせ、一括して転写紙に転写する方式などがある。
【0005】
ところで、カラー画像形成装置の場合、各色画像を正確に重ね合わせること、すなわち各色のトナー画像間にズレのないことが要求される。トナー画像間にズレがあると、所望の色味が得られなかったり、重ね色の文字や細線が二重の文字や二重線になったりする、いわゆる色ズレが発生する。
【0006】
上記のように、往復動自在のクリーニングブレードによれば、上記往復動方向での感光体表面の局所的摩耗等を防止することができる。ところが、クリーニングブレードと感光体表面との間には摩擦力が作用するため、感光体がクリーニングブレードの往復動方向に、僅かながら移動してしまう。このため、感光体表面への光書込み位置にズレが生じ、結果として上記色ズレが発生する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
したがって本発明の目的は、像担持体上の残留トナーを除去するクリーニングブレードを、像担持体の幅方向に往復動自在に設けてなるクリーニング機構を配備したカラー画像形成装置において、色ズレのないカラー画像を安定して得ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、複数色の現像剤によりカラー画像を形成する画像形成装置であって、像担持体上の残留トナーを除去するクリーニングブレードを、像担持体の幅方向に往復動自在に設けてなるクリーニング機構を配備したものにおいて、前記クリーニングブレードの往復動に伴う像担持体の、基準位置からの幅方向の移動の向きおよび移動量(以下、像担持体移動量)を検出し、該検出結果に応じて像担持体への光書込み位置の制御を行うことを特徴とするカラー画像形成装置である。このように本発明は、像担持体への光書込み位置の補正を行うことにより像担持体の移動を補償し、結果として、像担持体が実質的に移動しない状態での光書込みを行うことができるように構成したものである。
【0009】
請求項2に係る発明は、前記クリーニングブレードをカム機構により往復動自在とし、該カム機構の適所に、前記往復動時におけるクリーニングブレードの基準位置からの移動の向きおよび移動量(以下、クリーニングブレード移動量)を検出する位置検出手段を設け、これによる検出結果に応じて像担持体への光書込み位置の制御を行うことを特徴とする請求項1に記載のカラー画像形成装置である。
【0010】
請求項3に係る発明は、前記像担持体移動量を検出することができる適宜形態の画像パターンをあらかじめ作成しておき、該画像パターンを基に前記像担持体移動量を検出し、該検出結果に応じて像担持体への光書込み位置の制御を行うことを特徴とする請求項1に記載のカラー画像形成装置である。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
第1の実施の形態
図1は本発明が適用されるカラー画像形成装置の一例を示す模式的説明図、図2は同じく本発明が適用されるカラー画像形成装置の別例を示す模式的説明図である。図3は本実施の形態に係るクリーニング機構の要部構造を簡略化して示す説明図である。図4はこのクリーニング機構を構成するクリーニングブレードの往復動に伴って動作する光書込み位置制御機構の構成を示すブロック図である。
【0012】
まず、図1〜図4に示す符号について説明すると、1K,1Y,1Cおよび1Mは感光体ドラム(ドラム状感光体)、2K,2Y,2Cおよび2Mは帯電ローラ、3K,3Y,3Cおよび3Mは光書込み手段、4K,4Y,4Cおよび4Mは現像器、6K,6Y,6Cおよび6Mはクリーニングブレード、7は転写ベルト、Pは転写紙である。また、図2において11は感光体ドラム、12は帯電ローラ、13は光書込み手段、14K,14Y,14Cおよび14Mは現像器、16はクリーニングブレード、17は中間転写ベルトである。さらに、図3において20はカム機構、21はクリーニングブレード、22はホルダ、23は軸体、24はスプリング、25はカム、30はギヤである。さらに、図4において41は回転位置検出手段、42は光書込み位置制御手段、43は光書込み手段である。
【0013】
図1に示す画像形成装置は、転写ベルト(搬送ベルト)7に沿って各色毎の複数の画像形成部を配置した、いわゆるタンデム方式のフルカラー画像形成装置である。すなわち、転写ベルト7の走行方向に沿ってマゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)およびブラック(K)の画像形成部がこの順に配置されている。また、たとえばマゼンタ(M)の画像形成部、すなわちマゼンタステーションは、感光体ドラム1M、帯電ローラ2M、光書込み手段3M、現像器4Mおよびクリーニングブレード6M等で構成されている。他の画像形成部の構成も同様である。この画像形成装置では、転写ベルト7で搬送される転写紙Pに、マゼンタ、シアン、イエローおよびブラックの各色のトナー像がこの順に重ね合わせて転写されることにより、フルカラー画像が形成される。
【0014】
また、図2のフルカラー画像形成装置では黒現像器14K、イエロー現像器14Y、シアン現像器14C、マゼンタ現像器14Mにより感光体11上に順次単色のトナー画像が形成され、このトナー画像がその都度転写ベルト17上に転写され、この転写ベルト上のフルカラートナー像が一括して転写紙Pに転写される。さらに、図1および図2において、クリーニングブレード6K,6Y,6C,6Mおよび16は、転写後の感光体表面の残留物(トナー等)を除去する。
【0015】
つぎに、請求項1,2に係る発明の実施の形態について、図3および図4を参照して説明する。図3のクリーニング機構は、図1に示す各色の画像形成部および、図2に示す画像形成装置に共通のものである。
【0016】
クリーニングブレード21はウレタンゴムなどの弾性体からなり、ホルダ22に接着剤で固着されている。このホルダ22は、スプリング24により図中右向きに付勢されている。回転駆動機構および駆動ギヤ(いずれも図略)により回転するギヤ30の一側にカム25が固着され、ホルダ22の一端部に接続された軸体23が、上記付勢力によってカム25の先端面に当接している。したがって、画像形成時においてクリーニングブレード21は、ギヤ30の回転により図3の矢印Aに示すように左右に往復動し、これにより感光体表面の残留トナー等が除去される。
【0017】
本実施の形態ではあらかじめ、クリーニングブレードが往復動する際のクリーニングブレード移動量(ブレードの基準位置からの移動の向き及び移動量)と、これに伴う感光体移動量(感光体の基準位置からの移動の向き及び移動量)との関係を適宜の手段で調べておく。図4に示すように上記ギヤ30に、その回転位置を検出する回転位置検出手段41を設ける。この回転位置検出手段41は、上記クリーニングブレード移動量を検出するためのものである。さらに、クリーニングブレード移動量の検出結果と上記関係とに基づいて感光体への光書込み位置の制御を行う光書込み位置制御手段42を設け、この制御手段42を光書込み手段43(たとえば図1の符号13)に連絡する。そして画像形成工程では、クリーニングブレード21の往復動に伴う感光体移動量を、回転位置検出手段41による検出結果と上記関係とに基づいて算出し、該算出結果に応じて上記光書込み位置制御手段42により、感光体への光書込み位置の制御を行う。この光書込み位置制御を各色の画像形成工程において行うことにより、色ズレのないフルカラー画像を安定して形成することができる。
【0018】
第2の実施の形態
本実施の形態は請求項3に係るもので、図5はカラー画像形成装置の構成を示す模式的説明図である。図2の画像形成装置の適所に、クリーニングブレード16の往復動に伴う感光体ドラム11移動量を検出するための感光体移動量検出手段50を配置する。他方、クリーニングブレード16の往復動に伴う感光体ドラム11移動量を検出することができる適宜形態の画像パターンをあらかじめ作成しておく。そして、画像形成工程では、上記画像パターンを感光体移動量検出手段50で検出することにより上記移動量を検出し、該検出結果に応じて感光体ドラム11への光書込み位置の制御を行う。これにより、色ズレのないフルカラー画像を安定して形成することができる。なお、図1の画像形成装置では、あらかじめ各色の画像形成部(各ステーション)に上記画像パターンを作成しておき、図5の場合と同様の制御を行うことで色ズレのないフルカラー画像形成する。
【0019】
上記実施の形態に係る画像形成装置は、像担持体として感光体ドラム(ドラム状感光体)を設けたものであったが、本発明は、ベルト状感光体(循環走行する無端ベルト状の感光体)を配置した画像形成装置にも適用できる。
【0020】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明では、クリーニングブレードの往復動に伴う像担持体の幅方向の移動の向きおよび移動量を検出し、該検出結果に応じて像担持体への光書込み位置の補正を行うように構成したので、色ズレのないフルカラー画像を安定して形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるカラー画像形成装置の一例を示す模式的説明図である。
【図2】本発明が適用されるカラー画像形成装置の別例を示す模式的説明図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係るクリーニング機構の要部構造を簡略化して示す説明図である。
【図4】図3のクリーニング機構を構成するクリーニングブレードの往復動に伴って動作する、光書込み位置制御機構の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る、カラー画像形成装置の構成を示す模式的説明図である。
【符号の説明】
1K,1Y,1C,1M:感光体ドラム
2K,2Y,2C,2M:帯電ローラ
3K,3Y,3C,3M:光書込み手段
4K,4Y,4C,4M:現像器
6K,6Y,6C,6M:クリーニングブレード
7:転写ベルト
11:感光体ドラム
12:帯電ローラ
13:光書込み手段
14K,14Y,14C,14M:現像器
16:クリーニングブレード
17:中間転写ベルト
20:カム機構
21:クリーニングブレード
22:ホルダ
23:軸体
24:スプリング
25:カム
30:ギヤ
41:回転位置検出手段
42:光書込み位置制御手段
43:光書込み手段
50:感光体移動量検出手段
P:転写紙

Claims (3)

  1. 複数色の現像剤によりカラー画像を形成する画像形成装置であって、像担持体上の残留トナーを除去するクリーニングブレードを、像担持体の幅方向に往復動自在に設けてなるクリーニング機構を配備したものにおいて、前記クリーニングブレードの往復動に伴う像担持体の、基準位置からの幅方向の移動の向きおよび移動量(以下、像担持体移動量)を検出し、該検出結果に応じて像担持体への光書込み位置の制御を行うことを特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 前記クリーニングブレードをカム機構により往復動自在とし、該カム機構の適所に、前記往復動時におけるクリーニングブレードの基準位置からの移動の向きおよび移動量(以下、クリーニングブレード移動量)を検出する位置検出手段を設け、これによる検出結果に応じて像担持体への光書込み位置の制御を行うことを特徴とする請求項1に記載のカラー画像形成装置。
  3. 前記像担持体移動量を検出することができる適宜形態の画像パターンをあらかじめ作成しておき、該画像パターンを基に前記像担持体移動量を検出し、該検出結果に応じて像担持体への光書込み位置の制御を行うことを特徴とする請求項1に記載のカラー画像形成装置。
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