JP2004082705A - 印刷媒体及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】空気退色に対する耐性が改善された印刷媒体、及び空気耐性が改善された印刷媒体の製造方法の提供。
【解決手段】空気退色に対する耐性が改善された印刷媒体に関し、当該印刷媒体は、高抽出耐性を有する高分子量の添加剤で被覆されている。高分子量の添加剤は、約1000を上回る分子量のモノマー性又はオリゴマー性の化合物であり、当該高分子量の添加剤は、ヒンダードアミン光増感剤又は定着剤とすることができる。本発明はまた空気耐性が改善された印刷媒体の製造方法に関し、この方法は、高抽出耐性を有する高分子量の添加剤で印刷媒体をコーティングする事からなる。画像は、その後、前記印刷媒体上に印刷され、そして少なくとも1つの大気中のガスに曝される。そのプリント画像の空気耐性は測定され、そして未被覆印刷媒体の空気耐性と比較することができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インクジェット印刷に使用される印刷媒体に関し、より詳細には、永続性が改善された印刷媒体を作成するために印刷媒体中に添加剤を取り込むことに関する。
【0002】
【従来の技術】
オフイス及び家庭におけるインクジェット印刷システムの利用は、近年、劇的に進展した。その進展は、インクジェットプリンタのコストの徹底的な低減と、プリント分解能及び総合的なプリント品質の実質的な改善によるものと考えることができる。プリント品質は徹底的に改善されたのに対して、研究開発努力は、インクジェット画像の永続性を改善する方向に向かって継続されている。何故なら、この特性は他の印刷及び写真技術によって達成された永続性には、まだ達していないからである。インクジェット印刷において絶え間なく続いている要求は、妥当なコストを維持しながら、高品質、高永続性、及び高耐久性をもつ画像を作り出したいという欲求となっている。
【0003】
インクジェット印刷において、インクジェット画像は、プリントヘッドとして知られている液滴発生装置から精密なドットパターンが射出される時に、印刷媒体上に形成される。典型的なインクジェットプリントヘッドは、ノズルプレート上に精密に形成されたノズルの列を有し、且つインクジェットプリントヘッドアレイに取り付けられている。そのノズルは、典型的には、直径が30〜40μmである。インクジェットプリントヘッドアレイは、1つ以上のインク容器との流体連絡により、液体媒体に溶解又は分散された着色剤、顔料、及び/又は染料を含む液体インクを受ける噴射チャンバの配列を包含している。各チャンバは、噴射抵抗体として知られている薄膜抵抗体がノズルに対向して配置されており、そのため、インクを噴射抵抗体とノズルの間に溜めることができる。プリントヘッドは、プリントカートリッジ、即ちインクジェットペンと呼ばれる外側パッケージによって保持され且つ保護されている。
【0004】
特定の噴射抵抗体が励起されると、インク滴がノズルを通って印刷媒体の方へ放出されて画像を生成する。十分な印刷品質を有するプリント画像は、インク組成物及びその上に画像が印刷される印刷媒体の両方の作用である。理想的には、インク組成物は、高度の永続性、迅速な乾燥時間、長期保管寿命を有し、且つ所望の耐性又は永続性特性で所望の色度を示すであろう。理想的には、印刷媒体は、十分なインク吸収性、高度の永続性、及び高い乾燥性を有するであろう。
【0005】
湿度、温度、水、可塑剤、光、又は大気中のガスに曝すなど、種々の因子がプリント画像の永続性に影響を与える。プリント画像の永続性に影響する大気ガスには、限定するものではないが、O、O、SO、及び窒素酸化物が含まれる。該窒素酸化物には、限定するものではないが、一酸化二窒素、一酸化窒素、三二酸化窒素、二酸化窒素、四酸化二窒素、五酸化二窒素、及びそれらの混合物が含まれる。酸化及び還元ガスを含むこれらの大気中のガスは、プリント画像の色を退色させるか又は劣化させる。大気中のガスは、空気中に存在しており、従って、プリント画像は、空気に曝されると退色する。
【0006】
プリント画像の空気耐性(即ち「耐ガス性」以下同じ)は、インク組成物と印刷媒体の両方の作用である。大気中のガスに曝されたときに退色を阻止するプリント画像の能力は、空気耐性又は空気退色に対する抵抗性と呼ばれる。プリント画像は、そのプリント画像が大気中のガスに曝されたときに色のシフト又は濃度の減少を示さなければ、空気耐性である。シアン着色インクはマゼンタ着色インクより空気耐性が低く、マゼンタ着色インクはイエロー着色インクより空気耐性が低いことが、当分野で知られている。加えて、ブラックインクは、大気中のガスに曝されると退色することも知られている。
【0007】
インク中の着色剤は、大気中のガスに曝されたときに光劣化メカニズムによって退色し、そのメカニズムには、着色剤の酸化又は還元、着色剤からの電子放出、基底状態又は励起一重項状態の酸素との反応、ラジカル中間体を生成する電子又は水素原子の引き抜きが含まれる。より詳細には、大気中のガスは、インク組成物及び/又は印刷媒体を劣化させる遊離基を発生し、そしてその劣化過程をさらに加速させるより多くの遊離基を発生する。
【0008】
多孔性印刷媒体における空気退色又はガス退色は、つい最近になって重大問題として確認されたばかりであり、従って、この問題に対する解決法は、ほんの僅かしか提案されていない。提案された1つの解決法は、非特許文献1で検討されているように、印刷媒体に金属酸化物を添加することである。その他の提案された解決法は、ラミネーション技術を使って又は低分子量のヒンダードアミン光安定剤(以下「HALS」と示す)、酸化防止剤、及びUV吸収剤を使ってプリント画像の上に障壁層を形成する方法を包含する。障壁層は有効であるが、それらの利用は、時間を浪費し且つコストを増大させる。低分子量の添加剤も問題が多い。何故なら、使用された添加剤のあるものは犠牲的(sacrifical)で、従って長期の保護をもたらさなかった為である。その他の添加剤は、再生型(regenerative)であるとはいえ、それらの低揮発性のために有効でなかった。加えて、添加剤の水中での溶解度が限定されるため、水系では僅かの添加剤だけが試験されたに過ぎない。
【0009】
空気退色又はガス退色は、織物産業においては長年の問題となっている。何故なら、(布、カーペット、等のような)織物は、大気中のガスに絶えず曝されている着色された繊維から作られているからである。大気中のガスに曝されると、着色された繊維は退色するか又は黄ばむ。それらの空気耐性を改善するために、色安定剤のような低分子量の添加剤が着色された繊維に添加されている。これらの添加剤は、酸化防止剤、HALS、UV吸収剤、及び遊離基消光剤からなり、そして、典型的には、低めの揮発性を有するオリゴマー化合物である。HALSのような光安定剤は遊離基と反応し、そしてそれらの遊離基が追加の遊離基を発生するのを妨げる。
【0010】
例えば特許文献1で、Rollick等は、オキサジアジンチオン及びトリアジンチオンを染料に添加して、それらのオゾンに対する抵抗性を改善している。
特許文献2でLofquist等は、ポリ第三アミンを着色されたナイロン繊維に添加して、それらのオゾンに対する抵抗性を改善している。特許文献3でMahoodは、亜リン酸塩とヒンダードフェノール系酸化防止剤又はHALSをポリオレフィン繊維に添加して、それらのガス退色に対する抵抗性を改善している。特許文献4でHorsey等は、ポリプロピレン繊維のガス退色を改善するのにHALSを用いた。特許文献5でMoriga等は、ポリウレタン及び酢酸セルロースのガス退色を改善するのにトリアジン誘導体を用いた。特許文献6でPurcellは、着色された織物を少なくとも1つのポリアルキレンイミンで処理して、そのガス退色に対する抵抗性を改善した。
【0011】
【非特許文献1】
刊行物名:NIP17:Inter national Conference on Digital Printing Technologies (第222〜225頁):Rolf Steiger,”ナノポーラス・インクジェット材料での光安定性及びガス退色”
【特許文献1】米国特許第4,737,155号明細書
【特許文献2】米国特許第3,794,464号明細書
【特許文献3】米国特許第5,500,467号明細書
【特許文献4】米国特許第5,596,033号明細書
【特許文献5】米国特許第3,988,292号明細書
【特許文献6】米国特許第5,904,738号明細書
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
プリント画像の空気耐性に関連した諸問題に鑑みて、低揮発性を有する高分子量の添加剤を使ってプリント画像の空気耐性を改善することは有益であろう。依って本発明は、プリント画像の空気耐性を改善することを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明に従い、空気退色に対する抵抗性が改善された印刷媒体を提供する。当該印刷媒体は、その印刷媒体上の、添加剤を含んでいるコーティングを含む。その添加剤は、UV吸収剤、光安定剤、定着剤、フリーラジカルスカベンジャー又は酸化防止剤のような、高分子量の、モノマー又はオリゴマーの化合物からなる。当該添加剤は、好ましくは、1000を超える分子量を有する。
【0014】
加えて、空気退色(に対する抵抗性)が改善された印刷媒体を作製する方法も提供する。高抽出耐性、より具体的には低揮発性を有する高分子量の添加剤で印刷媒体を被覆する。画像をその印刷媒体上に印刷して、大気中のガスに曝す。次いで、そのプリント画像の空気耐性を測定し、そして未被覆印刷媒体上に印刷された画像の空気耐性と比較する。
本明細書は、本発明に関連するものを特に指摘し且つ明確に範囲請求する特許請求の範囲によって結論付けられるとはいえ、本発明は、添付図面と共に、次の本発明の説明を精読することによって、さらに容易に確認することができる。
【0015】
添加剤を用いて、本発明の添加剤で被覆された印刷媒体上に印刷される画像の空気耐性を改善する。当該添加剤は、高分子量のUV吸収剤、光安定剤、フリーラジカルスカベンジャー、酸化防止剤、又は定着剤からなってよい。「高分子量」の用語は、添加剤がもつ、大凡1000を上回る分子量を意味する。より好ましくは、その分子量は1500より大きい。この添加剤は、モノマーもしくはオリゴマーであってよい。より詳細には、その添加剤は、高分子量のHALSからなってよい。さらに、その添加剤は高抽出耐性、より具体的には低揮発性を有していてもよい。好ましくは、高分子量で低揮発性を有するモノマー状又はオリゴマー状のHALSを用いてもよい。
【0016】
また、所望の空気耐性を得るのに1つ又は2つ以上の添加剤を用い得ることも予想される。例えば、多種多様のHALS、酸化防止剤、又はオゾン劣化防止剤を用いるか、又は少なくとも1つのHALSの組合せを、少なくとも1つの酸化防止剤又は少なくとも1つのオゾン劣化防止剤と組合せて用いてもよい。
【0017】
本発明に使用できるモノマー状のHALSは、チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社(オーストリア国ウィーン)から入手できるCHIMASSORB 119であり、次の化学構造を有する。
R−NH−(CH−NR−(CH−NR−(CH−NH−Rここで、Rは次の構造を有する。
【0018】
【化2】
Figure 2004082705
【0019】
加えて、その他の高分子量のモノマー状のHALSを本発明に用いてもよい。
【0020】
CHIMASSORB 944又はCHIMASSORB 2020のような、オリゴマー状のHALSを用いてもよく、両方とも、チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社(オーストリア国ウィーン)から入手可能である。CHIMASSORB 944は次の化学構造を有する。
【0021】
【化3】
Figure 2004082705
【0022】
CHIMASSORB 2020は次の化学構造を有する。
【0023】
【化4】
Figure 2004082705
【0024】
その他の高分子量のオリゴマー状のHALSを本発明に用いてもよい。
【0025】
多成分の添加剤系を用いてもよく、この場合、成分の少なくとも1つは、高分子量HALSのような、高分子量添加剤である。高分子量添加剤は、モノマー又はオリゴマーであってよい。例えば、所望の空気耐性を達成するのに、チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社(オーストリア国ウィーン)から入手できる、FIBERSTAB 112を用いてもよい。FIBERSTAB 112は、リン酸塩処理安定剤、ラクトン、及びTINUVIN 622(高分子量HALS)からなる。TINUVIN 622の化学構造は次の通りである。
【0026】
【化5】
Figure 2004082705
【0027】
2つのオリゴマーHALSの混合物からなるTINUVIN 783を使用してもよい。TINUVIN 783は、CHIMASSORB 944とTINUVIN 622からなり、その化学構造は、先に記述した通りである。その他の多成分の添加剤を用いてもよく、その場合、成分の各々が高分子量を有するか又は成分の組合せが高分子量を有する。
【0028】
さらに、所望の空気耐性を達成するのに、チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社(オーストリア国ウィーン)から入手できる、TINUVIN 1060を用いてもよい。
【0029】
また、所望の空気耐性を達成するのに定着剤を使用してもよい。例えば、ヨークシャー・ケミカル社(英国ヨークシャー州)から入手可能なINTRAFIXJSとINTRAFIX JPは、プリント画像の空気耐性を高めるために印刷媒体上に被覆してよいカチオン高分子定着剤である。INTRAFIX JPは、また、ガス退色阻止剤としても知られている。ヨークシャー・ケミカル社(英国ヨークシャー州)から入手可能なINTRANEX N8 150%は、アニオンフェノール凝縮液であって、これもオゾン捕捉特性を有しており、プリント画像の空気耐性を高めるために印刷媒体に被覆することができる。
【0030】
低揮発性を有する高分子量添加剤は、その添加剤を含んでいるウォッシュコートに印刷媒体を浸すことによって印刷媒体中に取り込むことができる。印刷媒体は、当分野で周知のように、支持層とインク受容層を含んでいてよい。印刷媒体は、ナノポーラス媒体のような当分野で周知の多孔性印刷媒体を包含してよい。
ウォッシュコートは、適切な溶媒に添加剤を溶解することによって作成できる。
その溶媒には、限定するものではないが、水、メチルエチルケトン(「MEK」)、又はテトラヒドロフラン(「THF」)が含まれる。添加剤の溶解度によってはその他の溶媒を使用してもよい。所望の空気耐性を達成するには、添加剤は、洗浄コートに0.5〜5wt%存在してよい。好ましくは、添加剤は0.5〜3wt%存在する。最も好ましくは、添加剤は2wt%存在する。
【0031】
さらに、ロッド又はバーコーティング技術を使って印刷媒体中に添加剤を取り込んでもよい。ロッド又はバーコーティング技術は、それが添加剤を分子レベルで溶解するため、印刷媒体中への添加剤の取り込みを、他の技術より高効率で行うことができる。さらに、この技術によって被覆された印刷媒体は、他の技術によって与えられるものより均一なコーティングを含むことができる。また、添加剤を乳化させるか若しくは分散させることにより、又は印刷媒体を作製する前にウエットパルプに添加剤を付加することにより、共溶媒を使用してその添加剤を印刷媒体中へ取り込んでもよい。添加剤を取り込むことに関して当分野で周知のその他の手段を用いてもよい。
【0032】
添加剤を印刷媒体中へ含浸させるのに用いられる技術及び使用される印刷媒体の種類によっては、添加剤を印刷媒体のインク受容層に含浸させるか又は支持層中に分散させてもよい。含浸された印刷媒体は、溶媒を蒸発させて乾燥することができる。その後、従来のインクジェットプリンタとインクジェットインクを用いて、所望の画像を被覆印刷媒体上に印刷することができる。インクジェットインクは、当分野で知られている種々の着色剤、染料、又は顔料を含んでいてよく、且つさらに、当該インクの所望の特性に依存して、様々なビヒクルを含んでいてもよい。また、ブラックインクも空気退色問題を示すことから、所望の画像がブラックインクで印刷され得ることも予想される。好ましくは、水性インクジェットインクを使用する。
【0033】
プリント画像は、その後、空気退色チャンバに置き、そしてデンシトメーターを使って空気退色を監視することができる。空気退色チャンバは、プリント画像を既知の温度、湿度、及び気圧の環境条件に曝すことができる。空気退色チャンバにおいては、プリント画像を空気に曝すか、又は予め定められた大気中のガス若しくは予め定められた大気中のガスの組合せに曝すことができる。予め定められた大気中のガス又はガス群を用いる場合、その大気中のガス又はガス群の濃度を制御することができる。印刷後、プリント画像の色濃度を最初に測定してもよい。その後、予め定められた間隔でその色濃度を監視し、そして最初の測定値と比較してもよい。さらに、被覆印刷媒体上に印刷した画像の色濃度を、添加剤を含んでいない印刷媒体である未被覆印刷媒体上に印刷した画像の色濃度と比較してもよい。
【0034】
また、プリント画像の空気耐性を改善するために高分子量、低揮発性の添加剤をインク組成物に用い得ることも予想される。インクの粘度を上げるとインクの噴射特性に影響することがあるので、当該添加剤は、インクの粘度を実質的に上げない割合でインク組成物に添加してもよい。水性インク中の添加剤の溶解度によってはその添加剤を低い割合で添加することも必要であろう。
【0035】
次に、限定するものではないが、以下の実施例によって本発明をさらに詳しく説明する。
【0036】
【実施例】
以下の実施例では、被覆印刷媒体が空気耐性に及ぼす影響を未被覆印刷媒体と比較した。被覆印刷媒体は、未被覆印刷媒体と比べて改善された空気退色を示した。画像を、被覆及び未被覆の両印刷媒体上に印刷し、そしてそのプリント画像を空気退色チャンバに置いて、空気退色に対するそれらの各々の抵抗力を測定した。被覆及び未被覆印刷媒体上のプリント画像の色濃度を、印刷後、最初に測定した。その後、予め定めた間隔でその色濃度を監視し、そして最初の測定値と比較した。また、被覆印刷媒体上に印刷した画像の色濃度を未被覆印刷媒体上に印刷した画像の色濃度と比較した。
【0037】
例1 被覆印刷媒体の作製
添加剤を溶解するべく選択された溶媒に0.5wt%、1.0wt%、及び2.0wt%の各添加剤を溶解することによりウォッシュコートを作成した。テストした添加剤は、CHIMASSORB 119、CHIMASSORB 944、TINUVIN 123、TINUVIN 292、TINUVIN 1060、FIBERSTAB 112、INTRAFIX JS、INTRAFIX JP、及びINTRATEX N8が含まれる。共に低分子量HALSである、TINUVIN 123及びTINUVIN 292は、高分子量HALSが改善された空気耐性をもたらすかどうかを決定するためにテストした。CHIMASSORB 119、CHIMASSORB 944、TINUVIN 123、TINUVIN 292、TINUVIN 1060、及びFIBERSTAB 112は、メチルエチルケトン(「MEK」)に溶かした。INTRAFIX JS、INTRAFIX JP、及びINTRATEX N8は、水に溶解させた。CHIMASSORB 2020は、テトラヒドロフラン(「THF」)に溶解させた。
【0038】
ナノポーラス媒体紙は、そのナノポーラス媒体紙をウォッシュコート溶液の中に置き、それによって添加剤をナノポーラス媒体紙を含浸させることによって、添加剤で被覆した。ナノポーラス媒体紙はまた、ロッド又はバーコーティング技術を使って添加剤で被覆した。
【0039】
被覆紙を乾燥後、シアンテストインク1及びテストインク2を使って画像をプリントした。当該添加剤の効果が1つのインク系に特有でないこと、従って種々のインク系で働くであろうことを示すために、種々のインクを使用した。
【0040】
例2 シアン染料についての退色の測定
プリントした被覆紙をルームコンディション(室内条件)に保持された空気退色チャンバに収容した。その空気退色チャンバでは、空気を被覆紙の表面上へ向けるか又は通過させるファンを使用した。プリントした各被覆紙の色濃度は、最初の色濃度を確定するために、印刷後24時間で測定した。プリントした各被覆紙の色濃度は、その後、予め定められた間隔で測定し、そして最初の測定値と比較した。
【0041】
最初の読み後の予め定められた間隔での染料損失の割合を測定した。染料損失の割合は、最初の色濃度から予め定められた間隔で測定した色濃度を引き、そしてそれをパーセントとして表すように計算した。また、被覆紙の各々の上のプリント画像の色濃度を未被覆紙(即ち、添加剤を含んでいない紙)上にプリントした画像とも比較した。
【0042】
2wt%の各添加剤含有のプリント済み被覆紙についての染料損失の割合を表1〜4に示す。0.5wt%及び1.0wt%の添加剤を含んでいる被覆紙も同様の結果を示した。
【0043】
【表1】
Figure 2004082705
【0044】
【表2】
Figure 2004082705
【0045】
【表3】
Figure 2004082705
【0046】
【表4】
Figure 2004082705
【0047】
図1に示したように、高分子量の添加剤で被覆された印刷媒体は、未被覆印刷媒体に比べ43日間を越える高い(改善された)空気耐性を示した。特に、CHIMASSORB 119、CHIMASSORB 944、CHIMASSORB 2020、TINUVIN 783、及びFIBERSTAB 112で被覆された印刷媒体は、未被覆印刷媒体に比べ改善された空気耐性を示した。CHIMASSORB 2020は、未被膜印刷媒体に比べ、かなり改善された空気耐性を示した。定着剤INTRAFIX JS、INTRAFIX JP、及びINTRATEX N8も、表1及び図2に示すように、未被覆印刷媒体に比べ改善された空気耐性を示した。図1及び2でプロットされたデータはシアンテストインク1に関するものであるが、図3及び4に示したように、同様の傾向は、シアンテストインク2についても観察された。
【0048】
表1及び3に示したように、高分子量の添加剤で被覆された印刷媒体は、低分子量添加剤(TINUVIN 123及び292)で被覆された印刷媒体に比べ高い空気耐性を示した。
【0049】
概括として、モノマー及びオリゴマーの両方の、高分子量の添加剤で被覆された印刷媒体は、未被覆印刷媒体及び低分子量添加剤で被覆された印刷媒体に比べ空気退色に対して改善された抵抗力を示した。
【0050】
例3 マゼンタ染料についての退色の測定
マゼンタ染料も、例1に記述した添加剤で被覆した印刷媒体上でテストした。
画像は、マゼンタ染料を使って印刷し、そして例2に記述したように、染料損失の割合を測定した。染料損失の割合における同様の傾向は、マゼンタ染料でも観察された。
【0051】
本書において開示した添加剤は、インクジェットプリンタに使用される印刷媒体において商用上の用途を見出すものと期待される。本発明の添加剤を利用する方法は、カラーインクのプリントを含むインクジェット印刷の用途において有用性を見出すものと期待される。
【0052】
以上、プリント画像の空気退色に対して改善された空気耐性又は抵抗力をもたらす添加剤を開示した。種々の変更及び修正は、本発明の精神から逸脱することなく実施し得ること、及び前述の変更及び修正の全ては、前出の請求の範囲によって定められたようにこの発明の範囲内に帰属するものと考えられることは、当業者にとって容易に理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】被覆及び未被覆のナノポーラス媒体上にプリントされたCu−フタロシアニン系染料(テストインク1)についてのシアン染料損失退色の割合を示す。
【図2】被覆及び未被覆のナノポーラス媒体上にプリントされたCu−フタロシアニン系染料(テストインク1)についてのシアン染料損失退色の割合を示す。
【図3】被覆及び未被覆のナノポーラス媒体上にプリントされたCu−フタロシアニン系染料(テストインク2)についてのシアン染料損失退色の割合を示す。
【図4】被覆及び未被覆のナノポーラス媒体上にプリントされたCu−フタロシアニン系染料(テストインク2)についてのシアン染料損失退色の割合を示す。

Claims (10)

  1. 空気退色に対する耐性が改善された印刷媒体であって、
    前記印刷媒体上にコーティングを含み、前記コーティングは、高抽出耐性を有する高分子量の添加剤を含む印刷媒体。
  2. 空気耐性が改善された印刷媒体の製造方法であって、
    高抽出耐性を有する高分子量の添加剤で印刷媒体をコーティングし、前記高分子量の添加剤は光増感剤を含み、
    前記印刷媒体上に画像を印刷し、そして
    そのプリント画像を少なくとも1つの大気中のガスにさらすことから成る方法。
  3. 前記の高分子量の添加剤は、約1000を上回る分子量を有する添加剤からなる請求項1に記載の印刷媒体又は請求項2に記載の方法。
  4. 前記の高分子量の添加剤は、光増感剤からなる請求項1〜3の何れか一項に記載の印刷媒体又は方法。
  5. 前記の高分子量の添加剤は、高分子量のヒンダードアミン光増感剤からなる請求項1〜3の何れか一項に記載の印刷媒体又は方法。
  6. 前記の高分子量の添加剤は、
    R−NH−(CH−NR−(CH−NR−(CH−NH−R(ここで、Rは下式:
    Figure 2004082705
    又はそれらの組合せである)から成る群から選択される請求項1〜5の何れか一項に記載の印刷媒体又は方法。
  7. 前記の高分子量の添加剤は、オリゴマーである請求項1〜6の何れか一項に記載の印刷媒体又は方法。
  8. 前記の高分子量の添加剤は、モノマーである請求項1〜6の何れか一項に記載の印刷媒体又は方法。
  9. 前記の高分子量の添加剤は、約2wt%で存在する請求項1〜8の何れか一項に記載の印刷媒体又は方法。
  10. 前記の高分子量の添加剤は、ロッド又はバーコーティング技術を使って前記印刷媒体上に被覆される請求項1〜8の何れか一項に記載の印刷媒体又は方法。
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