JP2004080341A - 画像処理装置、画像処理方法、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】パンチ穴探索範囲決定手段12では、画像入力手段11により得られた入力画像から、パンチ穴を探索する探索範囲を決定する。パンチ穴候補抽出手段13では、パンチ穴探索範囲決定手段12より得られた探索範囲を対象にパンチ穴の候補矩形を抽出する。パンチ穴検出手段14では、パンチ穴候補抽出手段13により得られたパンチ穴候補矩形の情報からパンチ穴を特定する。パンチ穴除去手段15では、パンチ穴検出手段14により得られたパンチ穴を除去する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像処理装置、画像処理方法、プログラム、及び記録媒体に関する。本発明は、例えば、複写機,複合機,スキャナ等の画像機器における画像処理部などに適用可能である。
【0002】
【従来の技術】
パンチ穴を開けてファイル等で綴じられていた原稿を、複写機,複合機,スキャナ等の画像機器より入力する場合、入力画像の一部にパンチ穴の跡が発生する。さらに、上述の原稿を複写した後の原稿に対しても同様にパンチ穴の後が存在することとなる。それらのパンチ穴は、画像機器を利用するユーザにとっては必要の無い情報であるため、自動的に除去されることが望ましい。実際に、入力する原稿がマージン(余白部)で囲まれていることを前提とした周辺ノイズの除去を目的とした技術や、孤立点ノイズの除去を目的とした技術は、次に示すように幾つか提案されている。
【0003】
入力する原稿がマージンで囲まれていることを前提とした周辺ノイズの除去を目的とした技術として、特開平5−153363号公報には、マージン(余白部)で囲まれた入力原稿において、周辺の不必要な情報に起因する出力画像の周辺領域あるいは中央領域に必然的に生じる不必要な画像の形成を、従来の煩わしい消去領域の指定作業を行うことなしに自動的に防ぐ画像情報処理装置が記載されている。しかしながら、同公報に記載の発明においては、入力原稿の周辺部のべたノイズ除去であるため、パンチ穴は除去されない。同公報も含め、実際、入力原稿の予め指定されたある範囲を強制的に除去する方法はあるが、必ずある方向にパンチ穴があるわけではないために、パンチ穴が存在する位置が様々な画像の場合は、各画像で除去する箇所を確認、設定する必要があることと、また、パンチ穴の周辺に文字等の情報が存在すれば、誤って一緒に除去してしまうことになる。
【0004】
孤立点ノイズの除去を目的とした技術として、特開平9−238208号公報には、連結黒画素の面積が一定面積以下のものを孤立点ノイズと判断して除去する方法を適用した文字認識装置が記載されている。しかしながら、同公報に記載の発明においては、予め決められた大きさ(面積)以下の小さな外接矩形を対象としたノイズ除去であるため、文字等の欠落なしに、パンチ穴だけを除去することはできない。
【0005】
また、特開平5−6461号公報には、画像を所定の倍率に圧縮し、その圧縮後の画像から最大の画素ブロックを抽出し、この抽出した画素ブロックを再び元のサイズに拡大した後、これと元の画像との論理積を取ってノイズを除去するノイズ除去方式が記載されている。しかしながら、同公報に記載の発明においては、圧縮後の画像から抽出される最大ブロック(外接矩形)を基準にしているが、基本的には上述の特開平9−238208号公報に記載の発明と同様な方法であるため、パンチ穴だけを除去することはできない。
【0006】
また、特開平6−274693号公報には、画像から文字画像を抽出して文字を認識する文字認識におけるノイズ除去方法であって、文字の存在位置に線状の領域を設定し、この領域内の画像情報を抽出して種情報を作成し、線状の領域を走査して種情報と接続している画像情報のみを抽出することによりノイズを除去するノイズ除去方法が記載されている。しかしながら、同公報に記載の発明においても、特開平5−6461号公報に記載の発明と同様にパンチ穴だけを除去することはできない。
【0007】
さらに、特開平7−200732号公報には、テキスト情報を主に含んだ画像よりワードを抽出し、ワードの境界内に入らなかった連結した要素のグループの全てをノイズとし除去する、ワードオブジェクト抽出方法及びラスタ化イメージ内のノイズ除去方法が記載されている。しかしながら、同公報に記載の発明においても、英文のようにワードを前提とした処理であり、特開平5−6461号公報に記載の発明と同様にパンチ穴だけを除去することはできない。
【0008】
上述のごとく、孤立点ノイズ除去として、一番単純なものは、特開平9−238208号公報の実施例に書かれている公知技術であり、かなり前から知られ、使われているものである。その方式としては、予め指定された大きさ(縦,横,面積)以下の外接矩形を孤立点ノイズとして除去するものである。その他には、特開平5−6461号公報のように、孤立点ノイズが存在する画像を圧縮、拡大することにより得られた画像と、孤立点ノイズが存在する元の画像との論理積を取ることにより、小さな孤立点ノイズを除去するもの、特開平6−274693号公報、特開平7−200732号公報のように文字認識の前処理として、文字列があることを前提とした方法がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、原稿のパンチ穴(パンチ穴の複写も含む)を精度良く除去することが可能な、画像処理装置、画像処理方法、その装置としてコンピュータを機能させるための或いはその方法の処理手順を実行させるためのプログラム、及びそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することをその目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、原稿を入力する画像入力手段と、該画像入力手段により得られた入力画像から、パンチ穴を探索する探索範囲を決定するパンチ穴探索範囲決定手段と、該パンチ穴探索範囲決定手段より得られた探索範囲を対象にパンチ穴の候補矩形を抽出するパンチ穴候補抽出手段と、該パンチ穴候補抽出手段により得られたパンチ穴候補矩形の情報からパンチ穴を特定するパンチ穴検出手段と、該パンチ穴検出手段により得られたパンチ穴を除去するパンチ穴除去手段とを有することを特徴としたものである。
【0011】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記パンチ穴探索範囲決定手段は、前記入力画像からパンチ穴を探索する探索範囲を、該入力画像の情報に応じて決定することを特徴としたものである。
【0012】
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記パンチ穴探索範囲決定手段は、原稿の向きに応じて前記探索範囲を限定する手段を有することを特徴としたものである。
【0013】
請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれか1の発明において、前記パンチ穴候補抽出手段は、黒画素の連結領域の情報から候補矩形を決定して抽出することを特徴したものである。
【0014】
請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれか1の発明において、前記パンチ穴検出手段は、個々のパンチ穴の候補矩形から得られるサイズ情報,黒画素の密度等の情報により、パンチ穴として適当かどうかの判定を行うパンチ穴判定手段を有することを特徴としたものである。
【0015】
請求項6の発明は、請求項1乃至5のいずれか1の発明において、前記パンチ穴検出手段は、集合としてとらえたパンチ穴の候補矩形同士の位置関係,パンチ穴の個数等の情報により、パンチ穴として適当かどうかの判定を行うパンチ穴判定手段を有することを特徴としたものである。
【0016】
請求項7の発明は、請求項1乃至6のいずれか1の発明において、前記画像入力手段、パンチ穴探索範囲決定手段、パンチ穴候補抽出手段、パンチ穴検出手段、パンチ穴除去手段のいずれか1又は複数の手段における機能を実現するために使用するパラメータを複数用意し、さらにパンチ穴除去の強弱をユーザ側で切り替える切替手段を有することを特徴としたものである。
【0017】
請求項8の発明は、原稿を入力する画像入力ステップと、該画像入力ステップにより得られた入力画像から、パンチ穴を探索する探索範囲を決定するパンチ穴探索範囲決定ステップと、該パンチ穴探索範囲決定ステップより得られた探索範囲を対象にパンチ穴の候補矩形を抽出するパンチ穴候補抽出ステップと、該パンチ穴候補抽出ステップにより得られたパンチ穴候補矩形の情報からパンチ穴を特定するパンチ穴検出ステップと、該パンチ穴検出ステップにより得られたパンチ穴を除去するパンチ穴除去ステップとを含んでなることを特徴としたものである。
【0018】
請求項9の発明は、請求項8の発明において、前記パンチ穴探索範囲決定ステップは、前記入力画像からパンチ穴を探索する探索範囲を、該入力画像の情報に応じて決定するステップと、原稿の向きに応じて前記探索範囲を限定するステップとのうちいずれか1ステップ、又は双方のステップを含んでなることを特徴としたものである。
【0019】
請求項10の発明は、請求項8又は9の発明において、前記パンチ穴候補抽出ステップは、黒画素の連結領域の情報から候補矩形を決定して抽出するステップを含んでなることを特徴としたものである。
【0020】
請求項11の発明は、請求項1乃至7のいずれか1記載の画像処理装置としてコンピュータを機能させるための、或いは、請求項8乃至10のいずれか1記載の画像処理方法の処理手順をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
【0021】
請求項12の発明は、請求項11記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0022】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一実施形態に係る画像処理装置の一構成例を示す図で、図2は、一般的な情報処理装置の一構成例を示す図である。
本発明の一実施形態に係る画像処理装置10は、入力画像からパンチ穴を自動的に検出し、除去できるようにした画像処理装置であり、入力原稿の予め指定されたある範囲を強制的に除去する従来からの方法の欠点である、必ずある方向にパンチ穴があるわけではないためにパンチ穴が存在する位置が様々な画像の場合は、各画像で除去する箇所を確認,設定する必要があること、及びパンチ穴の周辺に文字等の情報が存在すれば誤って一緒に除去してしまうこと、さらには従来からの孤立点ノイズ除去方法の欠点である、パンチ穴だけの除去が不可能であること、を解消した装置である。
【0023】
画像処理装置10は、画像入力手段11、パンチ穴探索範囲決定手段12、パンチ穴候補抽出手段13、パンチ穴検出手段14、パンチ穴除去手段15、を少なくとも備えるものとする。
【0024】
画像入力手段11は原稿を入力する手段であり、スキャナ,複写機,複合機等の画像機器における画像読み取り装置や、いずれかで読み取った原稿の画像データをネットワーク等で各種記憶媒体から入力する手段などが挙げられる。画像入力手段11としては、ADF(オートドキュメントフィーダ)を備えてもよい。
【0025】
パンチ穴探索範囲決定手段12では、画像入力手段11により得られた入力画像から、パンチ穴を探索する探索範囲を決定する。パンチ穴候補抽出手段13では、パンチ穴探索範囲決定手段12より得られた探索範囲を対象にパンチ穴の候補矩形を抽出する。パンチ穴検出手段14では、パンチ穴候補抽出手段13により得られたパンチ穴候補矩形の情報からパンチ穴を特定する。パンチ穴除去手段15では、パンチ穴検出手段14により得られたパンチ穴を除去する。
【0026】
図1の画像処理装置10として機能させることが可能な情報処理装置を、図2に示す一般的な情報処理装置20の構成例を参照して説明する。なお、図2の構成例では、スキャナ等の画像機器21を他の構成要素22〜27で構成されるコンピュータに接続した形態を説明する。本発明に係る画像処理装置10において取り扱われる情報(画像データを含む)は、その処理時に一時的にワークエリアRAM23に蓄積され、その後、出力装置27やディスプレイ24に伝送されることとなる。出力装置27としては、保存のためCD−ROM,FD等の記録媒体に記録するためのドライブ装置や、或いはネットワーク等を介してプリンタ,複写機内の印刷部,複合機内の印刷部や他の情報処理装置に伝送するための通信ポートなど様々なものが挙げられる。
【0027】
本発明に係る画像処理機能は、コンピュータを本発明に係る画像処理装置10として機能させるためのプログラム(各手段11〜15の機能をコンピュータに実行させるためのプログラム)をプログラム格納ROM(又はRAM)23に蓄積し、中央演算処理装置(CPU等)22が読み出すことによって実行される。また、処理の途中経過や途中結果は、CRT,LCD,RDR等のディスプレイ(表示装置;PCのディスプレイに限らず複写機,複合機などの操作パネルも含む)24を通してユーザに提示され、必要な場合には、キーボード,マウス(ポインティングデバイス)等の入力装置25からユーザが処理に必要なパラメータを入力指定すればよい。このプログラムは、ユーザが使用する際に容易となるような表示装置24用のグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を備えるようにするとよい。また、その他の処理の実行中に作られる中間データもワークエリアRAM26に蓄積され、必要に応じて、CPU22によって読み出し、修正・書き込みが行われる。なお、CPU22,ROM又はRAM23,ディスプレイ24,入力装置25,ワークエリアRAM26,出力装置27は、バス28により接続されるか、各要素の一部がLAN等のネットワークを介して接続されていればよい。
【0028】
上述のごとき構成をもつ画像処理装置10における処理手順を説明する。
図3は、図1の画像処理装置における処理例を説明するためのフロー図である。また、図4は、パンチ穴をもつ原稿の例を示す図で、図4(A)は原稿の左側にパンチ穴がある例を、図4(B)は原稿の右側にパンチ穴がある例を、図4(C)は原稿の上側にパンチ穴がある例を、夫々示す図である。また、図5は、図3の処理において決定されるパンチ穴探索範囲の一例を説明するための図である。
【0029】
画像処理装置10においては、まず、画像入力手段11により画像を入力し(ステップS1)、パンチ穴探索範囲決定手段12によりパンチ穴を探索するパンチ穴探索範囲を決定する(ステップS2)。図4に示すように、原稿或いは入力画像30にパンチ穴(パンチ穴を複写したものも含む)31が存在するのは、文字,図,写真,表,グラフ等の情報領域32の左側(図4(A)),右側(図4(B)),上側(図4(C))が多く、当然、下側にも存在する場合もある。したがって、ステップS2においては、図5に示すように、入力画像30の周辺である上下左右に探索範囲を決定することが好ましい。すなわち、入力画像30の上部(情報領域32の上側を好ましくは含む)の上部探索範囲35と、同じく下部探索範囲36と、同じく左側探索範囲37と、同じく右側探索範囲38とを、探索範囲に決定することが好ましい。探索範囲のサイズ,位置等の決め方は、予め決めておいた固定値、予め原稿(画像)サイズに応じて決めておいた固定値、さらに、後述するように画像情報に応じて動的に決まる値を利用する等、様々な方法が挙げられる。
【0030】
ステップS2に続き、ステップS3においてはパンチ穴候補抽出手段13によりパンチ穴候補矩形の抽出を行う。ステップS3においては、ステップS2でパンチ穴の探索範囲が決まっているので、上下左右の夫々の探索範囲35〜38に対して、パンチ穴の矩形の候補を抽出することとなる。ここで得られた矩形がパンチ穴の候補となる。この時点では、パンチ穴以外に、文字,罫線,写真等の一部が含まれている。
【0031】
さらに、上述のごとくステップS3処理後においては、パンチ穴以外に、文字,罫線,写真等の一部が含まれているので、パンチ穴検出手段14により、各候補矩形から得られる情報を利用し、パンチ穴の候補を絞ってパンチ穴を特定する(ステップS4)。最後に、最終的に決定したパンチ穴をパンチ穴除去手段15により除去し(ステップS5)、画像を出力する。
【0032】
本実施形態によれば、パンチ穴(パンチ穴を複写したものを含む)が存在する原稿を入力した際に、パンチ穴のみを精度良く除去することが可能となる。
【0033】
本発明の他の実施形態として、パンチ穴探索範囲決定手段12では、探索範囲を入力画像の情報に応じて決定するようにしてもよい。ここでいう入力画像の情報とは、サイズ,解像度等であり、探索範囲はこの情報に応じて可変となる。例えば、入力画像の幅,高さの情報から、その割合で探索範囲を決めてもよい。本実施形態によれば、入力画像の解像度や原稿のサイズが変わっても、それに応じた探索範囲を決めることができる。
【0034】
図6は、本発明の他の実施形態に係る画像処理装置を説明するための入力画像例を示す図で、図6(A)はポートレートの入力画像例を、図6(B)はランドスケープの入力画像例を、夫々示す図である。
本発明の他の実施形態として、パンチ穴探索範囲決定手段12に、原稿の向き(ランドスケープ/ポートレート)に応じて探索範囲を限定する手段を備え、この手段によりステップS2における処理を行ってもよい。なお、原稿の向きは入力した原稿のサイズや文字認識した結果などにより判断してもよい。ポートレートの場合、パンチ穴31aは画像30a(画像の情報領域32a)の上下部には存在せず左右部に存在する可能性が極めて高いため、入力画像30aの左右部だけに探索範囲37a,38aを限定することもできる(図6(A)参照)。ランドスケープの場合も同様に、パンチ穴31bは画像30b(画像の情報領域32b)の左右部には存在せず上下部に存在する可能性が極めて高いため、上下部だけに探索範囲35b,36bを限定することもできる(図6(B)参照)。また、パンチ穴の探索範囲を入力画像の情報に応じて決定し、加えて原稿向きに応じて限定するようにするなど、これらの組み合わせにより探索範囲の決定を行ってもよい。
【0035】
本実施形態によれば、パンチ穴の探索範囲を、原稿の向きによって限定することができ、さらに精度良くパンチ穴の除去を行うことが可能となる。
【0036】
本発明の他の実施形態として、パンチ穴候補抽出手段13では、黒画素の連結領域の情報から候補矩形を決定して抽出するようにしてもよい。すなわち、ステップS3においてパンチ穴候補矩形を抽出する際に、黒画素のランレングスを連結させることで得られる連結領域から矩形を決定するようにする。本実施形態によれば、さらに精度良くパンチ穴の除去を行うことが可能となる。
【0037】
図7は、本発明の他の実施形態に係る画像処理装置におけるパンチ穴の判定方法の一例を説明するための模式図である。
本発明の他の実施形態として、パンチ穴検出手段14にパンチ穴判定手段を備えてもよい。本実施形態に係るパンチ穴判定手段(パンチ穴判定手段Aと表記)とは、個々のパンチ穴の候補矩形から得られるサイズ情報,黒画素の密度等の情報により、パンチ穴として適当かどうかの判定を行う手段である。ステップS4において実行されるパンチ穴検出の際に、個々のパンチ穴の候補矩形から得られるサイズ情報,黒画素の密度等の情報により、パンチ穴として適当かどうかの判定を行う。サイズ情報としては、例えば矩形の幅,高さ情報であり、黒画素の密度等の情報としては、例えば矩形のサイズに対して占める黒画素の割合などが挙げられる。また、パンチ穴は基本的に丸い形状をしているため、図7のようにパンチ穴41を囲む矩形42をメッシュ上に分割し、その四隅の領域(メッシュと同サイズでなくともよい)431,432,433,434に存在する黒画素の量を利用してもよい。パンチ穴であれば、四隅の黒画素の量は少ないはずである。
【0038】
パンチ穴の基本的なサイズ,黒画素の密度等は大体決まっているため、判定に際しては、解像度情報を考慮した理想のサイズ情報等との類似度を計算すればよい。その際に、類似度が予め決められた閾値を超えるようであれば、その矩形をリジェクトしてもよい。本実施形態によれば、さらに精度良くパンチ穴の除去を行うことが可能となる。
【0039】
本発明の他の実施形態として、パンチ穴検出手段14に、他のパンチ穴判定手段を備え、この手段によりステップS4における処理を行ってもよい。本実施形態に係るパンチ穴判定手段(パンチ穴判定手段Bと表記)とは、集合としてとらえたパンチ穴の候補矩形同士の位置関係,パンチ穴の個数等の情報により、パンチ穴として適当かどうかの判定を行う手段である。すなわち、ここで説明するパンチ穴判定手段Bにおいては、前述した各候補矩形から得られる情報に基づくパンチ穴判定手段Aとは異なり、集合としてとらえた情報から、パンチ穴として適当かどうかの判定を行う。このように、パンチ穴判定手段Bは、矩形と矩形の何らかの関係を利用し、パンチ穴を特定するものである。
【0040】
パンチ穴の候補矩形同士の位置関係の情報を利用する場合には、例えば、ポートレートの画像において左右部に存在するパンチ穴は水平方向ではなく垂直方向に並んで存在するので、この条件を利用し、候補矩形の中から、垂直方向に並ぶものだけを選択すればよい。垂直方向に並んでいるかどうかの判断は、各矩形の位置座標(X座標,Y座標)でも、重心座標でも構わない。逆に、上下部については、パンチ穴は垂直方向ではなく水平方向に並んで存在する条件を利用し、水平方向に並ぶものだけを選択すればよい。
【0041】
また、パンチ穴の個数の情報を利用する場合には、例えば、1個の矩形が図7で説明したようなパンチ穴判定手段Aによってパンチ穴であると特定されたとしても、2個以上存在しなければパンチ穴ではないという条件を適用すれば、誤判定することはなく、結果として精度向上につながる。この例では、パンチ穴は通常1個では存在せず必ず2個以上存在するという、一番簡単な条件を使っている。
【0042】
本実施形態によれば、さらに精度良くパンチ穴の除去を行うことが可能となる。また、後述するように、パラメータとして、ユーザに存在し得るパンチ穴の最大個数を設定してもらえば、その個数の範囲内で判定することも可能になる。例えば、パンチ穴除去の強弱パラメータを強に設定した場合に限り、パンチ穴が1個でもパンチ穴として除去することを許してもよい。
【0043】
また、さらに精度良くパンチ穴除去を行うために、ステップS4で実行されるパンチ穴検出において、パンチ穴判定手段Aで用いる情報とパンチ穴判定手段Bで用いる情報との組み合わせ情報により、パンチ穴として適当かどうかの判定を行うようにしてもよい。例えば、パンチ穴判定手段Aにより絞られた候補矩形に対して、パンチ穴判定手段Bによる判定を行うなどである。
【0044】
本発明の他の実施形態として、上述した各実施形態に係る画像処理装置において使用するパラメータを複数用意し、さらにパンチ穴除去の強弱をユーザ側で切り替えるようにしてもよい。すなわち、本実施形態に係る画像処理装置には、パンチ穴除去の強弱をユーザ側で切り替える切替手段を備えるようにする。図2で説明したGUI等により実現可能である。
【0045】
ここで、複数用意する使用パラメータとしては、画像入力手段11,パンチ穴探索範囲決定手段12,パンチ穴候補抽出手段13,パンチ穴検出手段14,パンチ穴除去手段15のいずれか1又は複数の手段における機能を実現するためのものである。例えば、パンチ穴の探索範囲のパラメータ(探索範囲を狭くする広くするなど)、パンチ穴を特定するための閾値、パンチ穴の個数等を複数用意することにより、パンチ穴除去の強弱をユーザ側で切り替える(指定する)ことができるようにする。画像の一部を除去(消す)する処理であるため、ユーザが介在し、パラメータを切り替え、ユーザが望む画像が得られるようにする方が望ましい。ただし、ユーザ側に提示するパラメータは、上述のパラメータをそのまま提示するのではなく、次に例示するように、使い勝手良くまとめて提示することが好ましい。
【0046】
[パンチ穴除去の強モード]
パンチ穴の探索範囲のパラメータ:広い
パンチ穴の類似度の閾値パラメータ:大きい(ゆるい)
パンチ穴の個数パラメータ:なし(1個でもパンチ穴とする)
【0047】
以上、本発明の画像処理装置を中心に各実施形態を説明してきたが、本発明は、フロー図を用いて説明したように画像処理装置の各手段の処理を実行するステップを含んでなる画像処理方法としての形態も採用可能である。重複するため詳細に説明は行わないが、例えば、図3のステップS1は画像入力ステップに、ステップS2はパンチ穴探索範囲決定ステップに、ステップS3はパンチ穴候補抽出ステップに、ステップS4はパンチ穴検出ステップに、ステップS5はパンチ穴除去ステップに、夫々相当する。
【0048】
また、本発明は、図2を参照して説明したように、コンピュータをそれら画像処理装置として機能させるための、或いはコンピュータにそれら画像処理方法における処理手順を実行させるためのプログラムとしても、或いは、そのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体としての形態も可能である。記録媒体としては、具体的には、CD−ROM、光磁気ディスク、DVD−ROM、FD、フラッシュメモリ、メモリスティック、及びその他各種ROMやRAM等が想定でき、図2を参照して説明したように、これら記録媒体に上述した本発明の機能をコンピュータに実行させ、画像処理の機能を実現するためのプログラムを記録して流通させることにより、当機能の実現を容易にする。そしてコンピュータに上述のごとくの記録媒体を装着してコンピュータによりプログラムを読み出すか、若しくはコンピュータが備えている記録媒体に当プログラムを記憶させておき、必要に応じて読み出すことにより、本発明に係わる画像処理の機能を実行することができる。
【0049】
【発明の効果】
本発明によれば、パンチ穴(パンチ穴を複写したものを含む)が存在する原稿を入力した際に、パンチ穴のみを精度良く除去することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る画像処理装置の一構成例を示す図である。
【図2】一般的な情報処理装置の一構成例を示す図である。
【図3】図1の画像処理装置における処理例を説明するためのフロー図である。
【図4】パンチ穴をもつ原稿の例を示す図である。
【図5】図3の処理において決定されるパンチ穴探索範囲の一例を説明するための図である。
【図6】本発明の他の実施形態に係る画像処理装置を説明するための入力画像例を示す図である。
【図7】本発明の他の実施形態に係る画像処理装置におけるパンチ穴の判定方法の一例を説明するための模式図である。
【符号の説明】
10…画像処理装置、11…画像入力手段、12…パンチ穴探索範囲決定手段、13…パンチ穴候補抽出手段、14…パンチ穴検出手段、15…パンチ穴除去手段、21…画像機器、22…中央演算処理装置、23…プログラム格納ROM又はRAM、24…ディスプレイ、25…入力装置、26…ワークエリアRAM、27…出力装置、30,30a,30b…入力画像、31,31a,31b,41…パンチ穴、32,32a,32b…情報領域、35,35b…上部探索範囲、36,36b…下部探索範囲、37,37a…左側探索範囲、38,38a…右側探索範囲、42…パンチ穴を囲む矩形、431,432,433,434…矩形の四隅の領域。
Claims (12)
- 原稿を入力する画像入力手段と、該画像入力手段により得られた入力画像から、パンチ穴を探索する探索範囲を決定するパンチ穴探索範囲決定手段と、該パンチ穴探索範囲決定手段より得られた探索範囲を対象にパンチ穴の候補矩形を抽出するパンチ穴候補抽出手段と、該パンチ穴候補抽出手段により得られたパンチ穴候補矩形の情報からパンチ穴を特定するパンチ穴検出手段と、該パンチ穴検出手段により得られたパンチ穴を除去するパンチ穴除去手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
- 前記パンチ穴探索範囲決定手段は、前記入力画像からパンチ穴を探索する探索範囲を、該入力画像の情報に応じて決定することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
- 前記パンチ穴探索範囲決定手段は、原稿の向きに応じて前記探索範囲を限定する手段を有することを特徴とする請求項1又は2記載の画像処理装置。
- 前記パンチ穴候補抽出手段は、黒画素の連結領域の情報から候補矩形を決定して抽出することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1記載の画像処理装置。
- 前記パンチ穴検出手段は、個々のパンチ穴の候補矩形から得られるサイズ情報,黒画素の密度等の情報により、パンチ穴として適当かどうかの判定を行うパンチ穴判定手段を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1記載の画像処理装置。
- 前記パンチ穴検出手段は、集合としてとらえたパンチ穴の候補矩形同士の位置関係,パンチ穴の個数等の情報により、パンチ穴として適当かどうかの判定を行うパンチ穴判定手段を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1記載の画像処理装置。
- 前記画像入力手段、パンチ穴探索範囲決定手段、パンチ穴候補抽出手段、パンチ穴検出手段、パンチ穴除去手段のいずれか1又は複数の手段における機能を実現するために使用するパラメータを複数用意し、さらにパンチ穴除去の強弱をユーザ側で切り替える切替手段を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1記載の画像処理装置。
- 原稿を入力する画像入力ステップと、該画像入力ステップにより得られた入力画像から、パンチ穴を探索する探索範囲を決定するパンチ穴探索範囲決定ステップと、該パンチ穴探索範囲決定ステップより得られた探索範囲を対象にパンチ穴の候補矩形を抽出するパンチ穴候補抽出ステップと、該パンチ穴候補抽出ステップにより得られたパンチ穴候補矩形の情報からパンチ穴を特定するパンチ穴検出ステップと、該パンチ穴検出ステップにより得られたパンチ穴を除去するパンチ穴除去ステップとを含んでなることを特徴とする画像処理方法。
- 前記パンチ穴探索範囲決定ステップは、前記入力画像からパンチ穴を探索する探索範囲を、該入力画像の情報に応じて決定するステップと、原稿の向きに応じて前記探索範囲を限定するステップとのうちいずれか1ステップ、又は双方のステップを含んでなることを特徴とする請求項8記載の画像処理方法。
- 前記パンチ穴候補抽出ステップは、黒画素の連結領域の情報から候補矩形を決定して抽出するステップを含んでなることを特徴とする請求項8又は9記載の画像処理方法。
- 請求項1乃至7のいずれか1記載の画像処理装置としてコンピュータを機能させるための、或いは、請求項8乃至10のいずれか1記載の画像処理方法の処理手順をコンピュータに実行させるためのプログラム。
- 請求項11記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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