JP2004077863A - 広告情報配信支援システム - Google Patents
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Abstract
【課題】広告媒体から広告情報などを簡単な操作により携帯電話などの情報端末に配信する仕組みと、広告媒体の客観的評価をおこない広告主が求める広告効率と広告効果を把握できる仕組みを提供すること。
【解決手段】購買者となる受信者が広告情報を受信するための通信端末1と、その受信者に広告情報を提供する情報提供装置2と、広告情報を配信する広告情報配信装置4と、通信端末1からの問い合わせにより情報提供装置2と広告情報を配信している広告情報配信装置4を特定し通信端末1への配信指示サービスを提供する広告情報配信支援装置3とを備え、情報提供装置2と広告情報を関連付ける広告接続先情報を通信端末1が取得できる広告接続先情報配信要求S1とする取得手段と、その広告接続先情報を基に通信端末1へ広告情報配信装置4からの配信を可能とする広告情報配信要求S3とする取得手段とを備えた広告情報配信支援システムとすること。
【選択図】 図1
【解決手段】購買者となる受信者が広告情報を受信するための通信端末1と、その受信者に広告情報を提供する情報提供装置2と、広告情報を配信する広告情報配信装置4と、通信端末1からの問い合わせにより情報提供装置2と広告情報を配信している広告情報配信装置4を特定し通信端末1への配信指示サービスを提供する広告情報配信支援装置3とを備え、情報提供装置2と広告情報を関連付ける広告接続先情報を通信端末1が取得できる広告接続先情報配信要求S1とする取得手段と、その広告接続先情報を基に通信端末1へ広告情報配信装置4からの配信を可能とする広告情報配信要求S3とする取得手段とを備えた広告情報配信支援システムとすること。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信端末を用いて広告情報配信支援装置を介して広告接続先情報またはそれに関連する広告情報を入手可能な広告情報配信支援システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、広告看板、中吊り広告あるいは広告ポスターは、静的な広告媒体または情報媒体として広く用いられてきた。また、より多くの広告情報を提供できる動的な広告媒体または情報媒体として、動画、テキスト、音声あるいはこれらの任意な組み合わせの情報提供装置がある。
【0003】
情報提供装置を例にとると、電車内の文字放送提供装置やテレビCMやプロモーションビデオを再生表示可能なテレビモニタ付きの情報提供装置がある。また、同様な装置は、街頭テレビなどを代表とする屋外/屋内に設置されている。
【0004】
このような広告媒体または情報媒体は、広告主が、広告が示す商品やサービスをマーケット戦略の観点を考慮し、広告内容と合った広告場所や広告時間を選択決定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記で示した広告媒体または情報媒体を用いて広告を行った場合、その広告がきっかけで購買者がWebサイトへのアクセスや商品の購入を行った事実が広告主に伝わり難い。購買者からのアンケートなどによりある程度は把握できるが、どの場所の広告看板や広告ポスターあるいは街頭テレビで放映されたテレビCMであったかまでは購買者から収集することは難しい。
【0006】
また、適切な広告媒体または情報媒体の選定に関する情報や広告媒体または情報媒体を使用する使用料金などは、広告媒体または情報媒体に関する客観的な評価基準や評価機関がないために、広告対象とする商品やサービスにふさわしいコストと広告効果であったかを判断する手段がない。
【0007】
さらに、インターネットの普及に伴い、オンラインショッピングなどのコンテンツが充実し、売買やサービスがオンライン上で行われていく中で、広告手段も変化する。e−コマースで代表されるインターネットビジネスでは、広告効果がクリック数やアクセス数などで集計され、その広告を行っているWebサイトから購買が可能である。
【0008】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、広告媒体または情報媒体で提供している広告や、広告媒体または情報媒体で放映している広告を、簡単な操作により携帯電話などの情報端末に広告情報として配信する仕組みを提供することにある。また、広告情報配信履歴などを記録し、その広告媒体または情報媒体の客観的評価情報として、その広告媒体または情報媒体が有している場所の特徴や広告時間に応じた購買者層の情報などを公開する。さらに、それらの情報を基に、広告媒体または情報媒体の市場価値を査定し、広告媒体または情報媒体の客観的な料金表を作成し、広告主が求める広告効率と広告効果の両方を満たす仕組みを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、受信者が広告情報を受信するための通信端末と、広告情報を提供する情報提供装置と、広告情報またはその広告情報と関係する情報を管理する広告情報配信支援装置と、広告情報を配信する広告情報配信装置とを備え、広告情報に関連する広告接続先情報を送信可能に保持する広告接続先情報保持手段と、1つ以上の広告接続先情報を取得するための広告接続先情報配信要求を、情報提供装置に送信する広告接続先情報配信要求送信手段と、通信端末からの広告接続先情報配信要求に基づいて、1つ以上の広告接続先情報を取得する広告接続先情報取得手段と、取得した広告接続先情報を、通信端末に送信する広告接続先情報配信送信手段とを備えることを特徴とする広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、情報提供装置に表示あるいは音声出力されている広告情報で気に入ったものを見つけた場合には、通信端末を用いて、その情報提供装置から広告情報に関連する広告接続先情報を受信し、外部のサーバを通じて広告情報を入手することが可能となる。
【0010】
また、別の発明は、上記発明における広告接続先情報が広告情報に含まれるものとし、広告接続先情報保持手段が広告接続先情報を取り出して、これを広告情報と別個に保持する広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、広告情報に含まれる広告接続先情報を記憶しなくても、その広告接続先情報のみを情報提供装置から受信でき、この広告接続先情報を利用して、外部から広告情報を入手することが可能となる。
【0011】
また、別の発明は、上記発明における広告接続先情報取得手段が、広告情報を提供している時間を含む所定時間内に、広告接続先情報配信要求を受信したことを条件に、広告接続先情報の取得を可能とする広告情報配信支援システムとしている。このため、情報提供装置において広告情報が表示あるいは出力されている時間近傍で、受信者がその広告接続先情報を入手できる。これによって、情報提供装置で表示あるいは音声出力される番組情報に受信者を引きつけることができ、広告効果をより高めることができる。
【0012】
また、別の発明は、上記発明における広告情報を保持する広告情報保持手段と、1つ以上の広告接続先情報に関連する広告情報を取得するための広告情報配信要求を広告情報配信支援装置に送信する広告情報配信要求送信手段と、広告情報配信要求に関連する広告情報を取得する広告情報取得手段と、取得した広告情報を通信端末に送信する広告情報配信送信手段とを、さらに備えた広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、情報提供装置から広告接続先情報を入手した後、好みの広告情報に関連する広告接続先情報を選択して、これを広告情報配信支援装置に送信することによって、好みの広告情報を入手することができる。
【0013】
また、別の発明は、上記発明における広告情報を保持する広告情報保持手段と、1つ以上の広告接続先情報に関連する広告情報を取得するための広告情報配信要求を広告情報配信支援装置に送信する広告情報配信要求送信手段と、広告情報配信要求に関連する広告情報配信装置を取得する広告情報配信装置特定手段と、特定した広告情報配信装置に広告情報の配信指示を送信する広告情報配信指示送信手段と、広告情報配信要求に関連する広告情報を取得する広告情報取得手段と、取得した広告情報を通信端末に送信する広告情報配信送信手段とを、さらに備えた広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、好みの広告情報を配信する広告情報配信装置を知らなくとも、情報提供装置から広告接続先情報を入手し、好みの広告情報に関連する広告接続先情報の選択と、その広告接続先情報を広告情報配信支援装置に送信するだけで、好みの広告情報を入手することができる。
【0014】
また、別の発明は、上記発明における広告接続先情報が広告情報に接続可能な接続情報である広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、通信回線を介して広告情報を入手することができる。
【0015】
また、別の発明は、上記発明における広告接続先情報がホームページに接続可能なURLを含む情報である広告情報配信支援システムとしている。このため、広告情報がインターネットを利用して閲覧可能な状態にある場合に、受信者は、サーバ内の当該URLが付与されている場所にアクセスして、広告情報を見ることが出来る。
【0016】
また、別の発明は、上記発明における広告接続先情報に含まれるURLは、URLに情報提供装置識別子または広告識別子を付加すること、またはその両方の識別子付きで広告情報配信装置への接続ができる広告情報配信支援システムとしている。このため、広告情報がインターネットを利用して閲覧可能な状態にある場合に、受信者は、広告情報配信支援装置へ広告接続先情報を送信しないで、直接、「http://当該URL/情報提供装置識別子/広告識別子」と指定することにより、広告情報配信装置内の当該URLが付与されている場所にアクセスして、広告情報を見ることが出来る。
【0017】
また、別の発明は、上記発明における広告接続先情報配信送信手段は、情報提供装置で配信履歴として記録され、広告情報配信支援装置からの広告接続先情報配信履歴取得手段よって取得できる広告情報配信支援システムとしている。このため、広告主は、情報提供装置で広告した効果を広告接続先情報の配信履歴から確認することができる。
【0018】
また、別の発明は、上記発明における広告情報配信支援装置は、少なくとも広告接続先情報配信履歴を含むデータベースを保存する広告情報配信支援システムとしている。このため、広告接続先情報配信履歴などを解析することにより、情報提供装置の広告媒体としての市場価値の視点で捉えた特徴などを定量的に把握することができる。
【0019】
また、別の発明は、上記発明における広告情報配信支援装置は、少なくとも広告接続先情報配信履歴を含むデータベースを保存した履歴データを解析して、それぞれの情報提供装置の市場価値を評価し、情報公開することを特徴とする広告情報配信支援システムとしている。このため、広告接続先情報配信履歴などを解析した情報提供装置の情報を基に、広告主は、各情報提供装置の特徴と広告媒体としての市場価値を確認することができる。
【0020】
また、別の発明は、上記発明における広告情報配信送信手段は、情報提供装置が提供する広告情報と同期するための同期情報を、通信端末に、広告情報と合わせて送信にすることができる同期情報取得手段とを、さらに備えた広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、情報提供装置で視聴している広告と同じ内容の広告を、同時に閲覧することが通信端末で可能となる。
【0021】
また、別の発明は、上記発明における同期情報取得手段は、広告情報配信送信手段とは別に、情報提供装置が提供する広告情報と同期するための同期情報を、少なくとも広告情報配信支援装置および情報提供装置のいずれか1つから取得することを特徴とする広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、情報提供装置で視聴している広告と同じ内容の広告を、同時に閲覧することが通信端末で可能となる。
【0022】
また、別の発明は、上記発明における広告情報の再生時間を、同期情報を使用して管理することを特徴とする広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、情報提供装置で視聴している広告と同じ内容の広告を、同時に閲覧することが通信端末で可能となる。
【0023】
また、別の発明は、受信者が広告情報を受信するための通信端末と、広告情報を提供する情報提供装置と、広告情報またはその広告情報と関係する情報を管理する広告情報配信支援装置と、広告情報を配信する広告情報配信装置とを備え、情報提供装置は、提供装置に固有の識別子を受信者に知らしめることを可能とし、広告情報に関連する広告接続先情報を送信可能に保持する広告接続先情報保持手段と、1つ以上の広告接続先情報を取得するための広告接続先情報配信要求を、広告情報配信支援装置に少なくとも情報提供装置の識別子である情報提供装置識別子付きで送信する広告接続先情報配信要求送信手段と、通信端末からの広告接続先情報配信要求に基づいて、1つ以上の広告接続先情報を取得する広告接続先情報取得手段と、取得した広告接続先情報を、通信端末に送信する広告接続先情報配信送信手段とを備えることを特徴とする広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、情報提供装置に表示あるいは音声出力されている広告情報で気に入ったものを見つけた場合には、通信端末を用いて、その広告情報配信支援装置から広告情報に関連する広告接続先情報を受信し、外部のサーバを通じて広告情報を入手することが可能となる。
【0024】
また、別の発明は、上記発明における広告接続先情報が広告情報に含まれるものとし、広告接続先情報保持手段が広告接続先情報を取り出して、これを広告情報と別個に保持する広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、広告情報に含まれる広告接続先情報を記憶しなくても、その広告接続先情報のみを広告情報配信支援装置から受信でき、この広告接続先情報を利用して、外部から広告情報を入手することが可能となる。
【0025】
また、別の発明は、上記発明における広告接続先情報取得手段が、広告情報を提供している時間を含む所定時間内に、広告接続先情報配信要求を受信したことを条件に、広告接続先情報の取得を可能とする広告情報配信支援システムとしている。このため、情報提供装置において広告情報が表示あるいは出力されている時間近傍で、受信者がその広告接続先情報を入手できる。これによって、情報提供装置で表示あるいは音声出力される番組情報に受信者を引きつけることができ、広告効果をより高めることができる。
【0026】
また、別の発明は、上記発明における広告情報を保持する広告情報保持手段と、1つ以上の広告接続先情報に関連する広告情報を取得するための広告情報配信要求を広告情報配信支援装置に送信する広告情報配信要求送信手段と、広告情報配信要求に関連する広告情報を取得する広告情報取得手段と、取得した広告情報を通信端末に送信する広告情報配信送信手段とを、さらに備えた広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、広告情報配信支援装置から広告接続先情報を入手した後、好みの広告情報に関連する広告接続先情報を選択して、これを広告情報配信支援装置に送信することによって、好みの広告情報を入手することができる。
【0027】
また、別の発明は、上記発明における広告情報を保持する広告情報保持手段と、1つ以上の広告接続先情報に関連する広告情報を取得するための広告情報配信要求を広告情報配信支援装置に送信する広告情報配信要求送信手段と、広告情報配信要求に関連する広告情報配信装置を取得する広告情報配信装置特定手段と、特定した広告情報配信装置に広告情報の配信指示を送信する広告情報配信指示送信手段と、広告情報配信要求に関連する広告情報を取得する広告情報取得手段と、取得した広告情報を通信端末に送信する広告情報配信送信手段とを、さらに備えた広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、好みの広告情報を配信する広告情報配信装置を知らなくとも、広告情報配信支援装置から広告接続先情報を入手し、好みの広告情報に関連する広告接続先情報の選択と、その広告接続先情報を広告情報配信支援装置に送信するだけで、好みの広告情報を入手することができる。
【0028】
また、別の発明は、上記発明における広告接続先情報が広告情報に接続可能な接続情報である広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、通信回線を介して広告情報を入手することができる。
【0029】
また、別の発明は、上記発明における広告接続先情報がホームページに接続可能なURLを含む情報である広告情報配信支援システムとしている。このため、広告情報がインターネットを利用して閲覧可能な状態にある場合に、受信者は、サーバ内の当該URLが付与されている場所にアクセスして、広告情報を見ることが出来る。
【0030】
また、別の発明は、上記発明における広告接続先情報配信送信手段は、広告情報配信支援装置で配信履歴を記録する広告情報配信支援システムとしている。このため、広告主は、情報提供装置で広告した効果を広告接続先情報の配信履歴から確認することができる。
【0031】
また、別の発明は、上記発明における広告情報配信支援装置は、少なくとも広告接続先情報配信履歴を含むデータベースを保存する広告情報配信支援システムとしている。このため、広告接続先情報配信履歴などを解析することにより、情報提供装置の広告媒体としての市場価値の視点で捉えた特徴などを定量的に把握することができる。
【0032】
また、別の発明は、上記発明における広告情報配信支援装置は、少なくとも広告接続先情報配信履歴を含むデータベースを保存した履歴データを解析して、それぞれの情報提供装置の市場価値を評価し、情報公開することを特徴とする広告情報配信支援システムとしている。このため、広告接続先情報配信履歴などを解析した情報提供装置の情報を基に、広告主は、各情報提供装置の特徴と広告媒体としての市場価値を確認することができる。
【0033】
また、別の発明は、上記発明における広告情報配信送信手段は、情報提供装置が提供する広告情報と同期するための同期情報を、通信端末に、広告情報と合わせて送信にすることができる同期情報取得手段とを、さらに備えた広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、情報提供装置で視聴している広告と同じ内容の広告を、同時に閲覧することが通信端末で可能となる。
【0034】
また、別の発明は、上記発明における同期情報取得手段は、広告情報配信送信手段とは別に、情報提供装置が提供する広告情報と同期するための同期情報を、広告情報配信支援装置から取得することを特徴とする広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、情報提供装置で視聴している広告と同じ内容の広告を、同時に閲覧することが通信端末で可能となる。
【0035】
また、別の発明は、上記発明における広告情報の再生時間を、同期情報を使用して管理することを特徴とする広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、情報提供装置で視聴している広告と同じ内容の広告を、同時に閲覧することが通信端末で可能となる。
【0036】
また、別の発明は、受信者が広告情報を受信するための通信端末と、広告情報を提供する情報提供装置と、広告情報またはその広告情報と関係する情報を管理する広告情報配信支援装置と、通信端末のアドレス情報から位置情報を取得する位置情報取得装置と、広告情報を配信する広告情報配信装置とを備え、位置情報取得装置は、広告情報配信支援装置からの通信端末のアドレス情報を基に位置情報の検出と、検出した位置情報を広告情報配信支援装置への送信を可能とし、広告情報配信支援装置は、少なくとも1つ以上の情報提供装置の位置情報を管理しているとし、広告情報に関連する広告接続先情報を送信可能に保持する広告接続先情報保持手段と、1つ以上の広告接続先情報を取得するための広告接続先情報配信要求を、広告情報配信支援装置に少なくとも通信端末のアドレス情報付きで送信する広告接続先情報配信要求送信手段と、通信端末からの広告接続先情報配信要求に基づいて、アドレス情報を位置情報取得装置に送信する位置情報取得要求手段と、位置情報取得装置でアドレス情報より検出した位置情報を取得する位置情報取得手段と、取得した位置情報を基に、1つ以上の(最も近い)情報提供装置を特定する情報提供装置特定手段と、特定した情報提供装置が提供している1つ以上の広告情報を特定する広告情報特定手段と、通信端末からの広告接続先情報配信要求に基づいて、特定した広告情報から関係する1つ以上の広告接続先情報を取得する広告接続先情報取得手段と、取得した広告接続先情報を、通信端末に送信する広告接続先情報配信送信手段とを備えることを特徴とする広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、情報提供装置に表示あるいは音声出力されている広告情報で気に入ったものを見つけた場合には、通信端末を用いて、その広告情報配信支援装置から広告情報に関連する広告接続先情報を受信し、外部のサーバを通じて広告情報を入手することが可能となる。
【0037】
また、別の発明は、上記発明における広告接続先情報が広告情報に含まれるものとし、広告接続先情報保持手段が広告接続先情報を取り出して、これを広告情報と別個に保持する広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、広告情報に含まれる広告接続先情報を記憶しなくても、その広告接続先情報のみを広告情報配信支援装置から受信でき、この広告接続先情報を利用して、外部から広告情報を入手することが可能となる。
【0038】
また、別の発明は、上記発明における広告接続先情報取得手段が、広告情報を提供している時間を含む所定時間内に、広告接続先情報配信要求を受信したことを条件に、広告接続先情報の取得を可能とする広告情報配信支援システムとしている。このため、情報提供装置において広告情報が表示あるいは出力されている時間近傍で、受信者がその広告接続先情報を入手できる。これによって、情報提供装置で表示あるいは音声出力される番組情報に受信者を引きつけることができ、広告効果をより高めることができる。
【0039】
また、別の発明は、上記発明における広告情報を保持する広告情報保持手段と、1つ以上の広告接続先情報に関連する広告情報を取得するための広告情報配信要求を広告情報配信支援装置に送信する広告情報配信要求送信手段と、広告情報配信要求に関連する広告情報を取得する広告情報取得手段と、取得した広告情報を通信端末に送信する広告情報配信送信手段とを、さらに備えた広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、広告情報配信支援装置から広告接続先情報を入手した後、好みの広告情報に関連する広告接続先情報を選択して、これを広告情報配信支援装置に送信することによって、好みの広告情報を入手することができる。
【0040】
また、別の発明は、上記発明における広告情報を保持する広告情報保持手段と、1つ以上の広告接続先情報に関連する広告情報を取得するための広告情報配信要求を広告情報配信支援装置に送信する広告情報配信要求送信手段と、広告情報配信要求に関連する広告情報配信装置を取得する広告情報配信装置特定手段と、特定した広告情報配信装置に広告情報の配信指示を送信する広告情報配信指示送信手段と、広告情報配信要求に関連する広告情報を取得する広告情報取得手段と、取得した広告情報を通信端末に送信する広告情報配信送信手段とを、さらに備えた広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、好みの広告情報を配信する広告情報配信装置を知らなくとも、広告情報配信支援装置から広告接続先情報を入手し、好みの広告情報に関連する広告接続先情報の選択と、その広告接続先情報を広告情報配信支援装置に送信するだけで、好みの広告情報を入手することができる。
【0041】
また、別の発明は、上記発明における広告接続先情報が広告情報に接続可能な接続情報である広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、通信回線を介して広告情報を入手することができる。
【0042】
また、別の発明は、上記発明における広告接続先情報がホームページに接続可能なURLを含む情報である広告情報配信支援システムとしている。このため、広告情報がインターネットを利用して閲覧可能な状態にある場合に、受信者は、サーバ内の当該URLが付与されている場所にアクセスして、広告情報を見ることが出来る。
【0043】
また、別の発明は、上記発明における広告接続先情報配信送信手段は、広告情報配信支援装置で配信履歴を記録する広告情報配信支援システムとしている。このため、広告主は、情報提供装置で広告した効果を広告接続先情報の配信履歴から確認することができる。
【0044】
また、別の発明は、上記発明における広告情報配信支援装置は、少なくとも広告接続先情報配信履歴を含むデータベースを保存する広告情報配信支援システムとしている。このため、広告接続先情報配信履歴などを解析することにより、情報提供装置の広告媒体としての市場価値の視点で捉えた特徴などを定量的に把握することができる。
【0045】
また、別の発明は、上記発明における広告情報配信支援装置は、少なくとも広告接続先情報配信履歴を含むデータベースを保存した履歴データを解析して、それぞれの情報提供装置の市場価値を評価し、情報公開することを特徴とする広告情報配信支援システムとしている。このため、広告接続先情報配信履歴などを解析した情報提供装置の情報を基に、広告主は、各情報提供装置の特徴と広告媒体としての市場価値を確認することができる。
【0046】
また、別の発明は、上記発明における広告情報配信送信手段は、情報提供装置が提供する広告情報と同期するための同期情報を、通信端末に、広告情報と合わせて送信にすることができる同期情報取得手段とを、さらに備えた広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、情報提供装置で視聴している広告と同じ内容の広告を、同時に閲覧することが通信端末で可能となる。
【0047】
また、別の発明は、上記発明における同期情報取得手段は、広告情報配信送信手段とは別に、情報提供装置が提供する広告情報と同期するための同期情報を、広告情報配信支援装置から取得することを特徴とする広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、情報提供装置で視聴している広告と同じ内容の広告を、同時に閲覧することが通信端末で可能となる。
【0048】
また、別の発明は、上記発明における広告情報の再生時間を、同期情報を使用して管理することを特徴とする広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、情報提供装置で視聴している広告と同じ内容の広告を、同時に閲覧することが通信端末で可能となる。
【0049】
また、別の発明は、受信者が広告情報を受信するための通信端末と、広告情報を提供する情報提供装置と、広告情報またはその広告情報と関係する情報を管理する広告情報配信支援装置と、広告情報を配信する広告情報配信装置とを備え、通信端末は、端末自身の位置情報の取得を可能とし、広告情報配信支援装置は、少なくとも1つ以上の情報提供装置の位置情報を管理しているとし、広告情報に関連する広告接続先情報を送信可能に保持する広告接続先情報保持手段と、1つ以上の広告接続先情報を取得するための広告接続先情報配信要求を、広告情報配信支援装置に少なくとも上記位置情報付きで送信する広告接続先情報配信要求送信手段と、通信端末からの広告接続先情報配信要求に基づいて、1つ以上の(最も近い)情報提供装置を特定する情報提供装置特定手段と、特定した情報提供装置が提供している1つ以上の広告情報を特定する広告情報特定手段と、通信端末からの広告接続先情報配信要求に基づいて、特定した広告情報から関係する1つ以上の広告接続先情報を取得する広告接続先情報取得手段と、取得した広告接続先情報を、通信端末に送信する広告接続先情報配信送信手段とを備えることを特徴とする広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、情報提供装置に表示あるいは音声出力されている広告情報で気に入ったものを見つけた場合には、通信端末を用いて、その広告情報配信支援装置から広告情報に関連する広告接続先情報を受信し、外部のサーバを通じて広告情報を入手することが可能となる。
【0050】
また、別の発明は、上記発明における広告接続先情報が広告情報に含まれるものとし、広告接続先情報保持手段が広告接続先情報を取り出して、これを広告情報と別個に保持する広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、広告情報に含まれる広告接続先情報を記憶しなくても、その広告接続先情報のみを広告情報配信支援装置から受信でき、この広告接続先情報を利用して、外部から広告情報を入手することが可能となる。
【0051】
また、別の発明は、上記発明における広告接続先情報取得手段が、広告情報を提供している時間を含む所定時間内に、広告接続先情報配信要求を受信したことを条件に、広告接続先情報の取得を可能とする広告情報配信支援システムとしている。このため、情報提供装置において広告情報が表示あるいは出力されている時間近傍で、受信者がその広告接続先情報を入手できる。これによって、情報提供装置で表示あるいは音声出力される番組情報に受信者を引きつけることができ、広告効果をより高めることができる。
【0052】
また、別の発明は、上記発明における広告情報を保持する広告情報保持手段と、1つ以上の広告接続先情報に関連する広告情報を取得するための広告情報配信要求を広告情報配信支援装置に送信する広告情報配信要求送信手段と、広告情報配信要求に関連する広告情報を取得する広告情報取得手段と、取得した広告情報を通信端末に送信する広告情報配信送信手段とを、さらに備えた広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、広告情報配信支援装置から広告接続先情報を入手した後、好みの広告情報に関連する広告接続先情報を選択して、これを広告情報配信支援装置に送信することによって、好みの広告情報を入手することができる。
【0053】
また、別の発明は、上記発明における広告情報を保持する広告情報保持手段と、1つ以上の広告接続先情報に関連する広告情報を取得するための広告情報配信要求を広告情報配信支援装置に送信する広告情報配信要求送信手段と、広告情報配信要求に関連する広告情報配信装置を取得する広告情報配信装置特定手段と、特定した広告情報配信装置に広告情報の配信指示を送信する広告情報配信指示送信手段と、広告情報配信要求に関連する広告情報を取得する広告情報取得手段と、取得した広告情報を通信端末に送信する広告情報配信送信手段とを、さらに備えた広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、好みの広告情報を配信する広告情報配信装置を知らなくとも、広告情報配信支援装置から広告接続先情報を入手し、好みの広告情報に関連する広告接続先情報の選択と、その広告接続先情報を広告情報配信支援装置に送信するだけで、好みの広告情報を入手することができる。
【0054】
また、別の発明は、上記発明における広告接続先情報が広告情報に接続可能な接続情報である広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、通信回線を介して広告情報を入手することができる。
【0055】
また、別の発明は、上記発明における広告接続先情報がホームページに接続可能なURLを含む情報である広告情報配信支援システムとしている。このため、広告情報がインターネットを利用して閲覧可能な状態にある場合に、受信者は、サーバ内の当該URLが付与されている場所にアクセスして、広告情報を見ることが出来る。
【0056】
また、別の発明は、上記発明における広告接続先情報配信送信手段は、広告情報配信支援装置で配信履歴を記録する広告情報配信支援システムとしている。このため、広告主は、情報提供装置で広告した効果を広告接続先情報の配信履歴から確認することができる。
【0057】
また、別の発明は、上記発明における広告情報配信支援装置は、少なくとも広告接続先情報配信履歴を含むデータベースを保存する広告情報配信支援システムとしている。このため、広告接続先情報配信履歴などを解析することにより、情報提供装置の広告媒体としての市場価値の視点で捉えた特徴などを定量的に把握することができる。
【0058】
また、別の発明は、上記発明における広告情報配信支援装置は、少なくとも広告接続先情報配信履歴を含むデータベースを保存した履歴データを解析して、それぞれの情報提供装置の市場価値を評価し、情報公開することを特徴とする広告情報配信支援システムとしている。このため、広告接続先情報配信履歴などを解析した情報提供装置の情報を基に、広告主は、各情報提供装置の特徴と広告媒体としての市場価値を確認することができる。
【0059】
また、別の発明は、上記発明における広告情報配信送信手段は、情報提供装置が提供する広告情報と同期するための同期情報を、通信端末に、広告情報と合わせて送信にすることができる同期情報取得手段とを、さらに備えた広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、情報提供装置で視聴している広告と同じ内容の広告を、同時に閲覧することが通信端末で可能となる。
【0060】
また、別の発明は、上記発明における同期情報取得手段は、広告情報配信送信手段とは別に、情報提供装置が提供する広告情報と同期するための同期情報を、広告情報配信支援装置から取得することを特徴とする広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、情報提供装置で視聴している広告と同じ内容の広告を、同時に閲覧することが通信端末で可能となる。
【0061】
また、別の発明は、上記発明における広告情報の再生時間を、同期情報を使用して管理することを特徴とする広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、情報提供装置で視聴している広告と同じ内容の広告を、同時に閲覧することが通信端末で可能となる。
【0062】
また、別の発明は、受信者が広告情報を受信するための通信端末と、広告情報を提供する情報提供装置と、広告情報またはその広告情報と関係する情報を管理する広告情報配信支援装置と、広告情報を配信する広告情報配信装置とを備え、広告情報に関連する広告接続先情報を送信可能に保持する広告接続先情報保持手段と、1つ以上の広告接続先情報を取得するための広告接続先情報配信要求を、情報提供装置に送信する広告接続先情報配信要求送信手段と、通信端末からの広告接続先情報配信要求に基づいて、1つ以上の広告接続先情報を取得する広告接続先情報取得手段とを備えることを特徴とする広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、情報提供装置に表示あるいは音声出力されている広告情報で気に入ったものを見つけた場合には、通信端末を用いて、その情報提供装置から広告情報に関連する広告接続先情報を介して、外部のサーバを通じて広告情報を入手することが可能となる。
【0063】
また、別の発明は、上記発明における広告接続先情報が広告情報に含まれるものとし、広告接続先情報保持手段が広告接続先情報を取り出して、これを広告情報と別個に保持する広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、広告情報に含まれる広告接続先情報を記憶しなくても、その広告接続先情報を利用して、外部から広告情報を入手することが可能となる。
【0064】
また、別の発明は、上記発明における広告接続先情報取得手段が、広告情報を提供している時間を含む所定時間内に、広告接続先情報配信要求を受信したことを条件に、広告接続先情報の取得を可能とする広告情報配信支援システムとしている。このため、情報提供装置において広告情報が表示あるいは出力されている時間近傍で、広告接続先情報を特定できる。
【0065】
また、別の発明は、上記発明における広告情報を保持する広告情報保持手段と、情報提供装置からの1つ以上の広告接続先情報に関連する広告情報を取得するための広告情報配信要求を広告情報配信支援装置に送信する広告情報配信要求送信手段と、広告情報配信要求に関連する広告情報を取得する広告情報取得手段と、取得した広告情報を通信端末に送信する広告情報配信送信手段とを、さらに備えた広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、情報提供装置に表示あるいは音声出力されている広告情報で気に入ったものを見つけた場合には、通信端末を用いて、その情報提供装置から広告情報に関連する広告接続先情報を介して、広告情報配信支援装置を通じて広告情報を入手することができる。
【0066】
また、別の発明は、上記発明における広告情報を保持する広告情報保持手段と、情報提供装置からの1つ以上の広告接続先情報に関連する広告情報を取得するための広告情報配信要求を広告情報配信支援装置に送信する広告情報配信要求送信手段と、広告情報配信要求に関連する広告情報配信装置を取得する広告情報配信装置特定手段と、特定した広告情報配信装置に広告情報の配信指示を送信する広告情報配信指示送信手段と、広告情報配信要求に関連する広告情報を取得する広告情報取得手段と、取得した広告情報を通信端末に送信する広告情報配信送信手段とを、さらに備えた広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、好みの広告情報を配信する広告情報配信装置を知らなくとも、通信端末を用いて、その情報提供装置から広告情報に関連する広告接続先情報を介して、広告情報配信装置を通じて広告情報を入手することができる。
【0067】
また、別の発明は、上記発明における広告接続先情報配信送信手段は、情報提供装置で配信履歴として記録され、広告情報配信支援装置からの広告接続先情報配信履歴取得手段よって取得できる広告情報配信支援システムとしている。このため、広告主は、情報提供装置で広告した効果を広告接続先情報の配信履歴から確認することができる。
【0068】
また、別の発明は、上記発明における広告情報配信支援装置は、少なくとも広告接続先情報配信履歴を含むデータベースを保存する広告情報配信支援システムとしている。このため、広告接続先情報配信履歴などを解析することにより、情報提供装置の広告媒体としての市場価値の視点で捉えた特徴などを定量的に把握することができる。
【0069】
また、別の発明は、上記発明における広告情報配信支援装置は、少なくとも広告接続先情報配信履歴を含むデータベースを保存した履歴データを解析して、それぞれの情報提供装置の市場価値を評価し、情報公開することを特徴とする広告情報配信支援システムとしている。このため、広告接続先情報配信履歴などを解析した情報提供装置の情報を基に、広告主は、各情報提供装置の特徴と広告媒体としての市場価値を確認することができる。
【0070】
また、別の発明は、上記発明における広告情報配信送信手段は、情報提供装置が提供する広告情報と同期するための同期情報を、通信端末に、広告情報と合わせて送信にすることができる同期情報取得手段とを、さらに備えた広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、情報提供装置で視聴している広告と同じ内容の広告を、同時に閲覧することが通信端末で可能となる。
【0071】
また、別の発明は、上記発明における同期情報取得手段は、広告情報配信送信手段とは別に、情報提供装置が提供する広告情報と同期するための同期情報を、少なくとも広告情報配信支援装置および情報提供装置のいずれか1つから取得することを特徴とする広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、情報提供装置で視聴している広告と同じ内容の広告を、同時に閲覧することが通信端末で可能となる。
【0072】
また、別の発明は、上記発明における広告情報の再生時間を、同期情報を使用して管理することを特徴とする広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、情報提供装置で視聴している広告と同じ内容の広告を、同時に閲覧することが通信端末で可能となる。
【0073】
また、別の発明は、受信者が広告情報を受信するための通信端末と、広告情報を提供する情報提供装置と、広告情報またはその広告情報と関係する情報を管理する広告情報配信支援装置とを備え、広告情報に関連する広告接続先情報を送信可能に保持する広告接続先情報保持手段と、1つ以上の広告接続先情報を取得するための広告接続先情報配信要求を、情報提供装置に送信する広告接続先情報配信要求送信手段と、通信端末からの広告接続先情報配信要求に基づいて、1つ以上の広告接続先情報を取得する広告接続先情報取得手段と、取得した上記広告接続先情報を、通信端末に送信する広告接続先情報配信送信手段とを備えることを特徴とする広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、情報提供装置に表示あるいは音声出力されている広告情報で気に入ったものを見つけた場合には、通信端末を用いて、その情報提供装置から広告情報に関連する広告接続先情報を受信し、さらに、広告情報を入手することが可能となる。
【0074】
また、別の発明は、上記発明における広告接続先情報が広告情報に含まれるものとし、広告接続先情報保持手段が広告接続先情報を取り出して、これを広告情報と別個に保持する広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、広告情報に含まれる広告接続先情報を記憶しなくても、その広告接続先情報のみを情報提供装置から受信でき、この広告接続先情報を利用して、広告情報を入手することが可能となる。
【0075】
また、別の発明は、上記発明における広告接続先情報取得手段が、広告接続先情報を提供している時間を含む所定時間内に、広告接続先情報配信要求を受信したことを条件に、広告接続先情報の取得を可能とする広告情報配信支援システムとしている。このため、情報提供装置において広告情報が表示あるいは出力されている時間近傍で、受信者がその広告接続先情報を入手できる。これによって、情報提供装置で表示あるいは音声出力される番組情報に受信者を引きつけることができ、広告効果をより高めることができる。
【0076】
また、別の発明は、上記発明における広告情報を保持する広告情報保持手段と、1つ以上の広告接続先情報に関連する広告情報を取得するための広告情報配信要求を広告情報配信支援装置に送信する広告情報配信要求送信手段と、広告情報配信要求に関連する広告情報を取得する広告情報取得手段と、取得した広告情報を通信端末に送信する広告情報配信送信手段とを、さらに備えた広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、情報提供装置から広告接続先情報を入手した後、好みの広告情報に関連する広告接続先情報を選択して、これを情報提供装置に送信することによって、好みの広告情報を入手することができる。
【0077】
また、別の発明は、上記発明における広告接続先情報が広告情報に接続可能な接続情報である広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、通信回線を介して広告情報を入手することができる。
【0078】
また、別の発明は、上記発明における広告接続先情報がホームページに接続可能なURLを含む情報である広告情報配信支援システムとしている。このため、広告情報がインターネットを利用して閲覧可能な状態にある場合に、受信者は、サーバ内の当該URLが付与されている場所にアクセスして、広告情報を見ることが出来る。
【0079】
また、別の発明は、上記発明における広告接続先情報配信送信手段は、情報提供装置で配信履歴として記録され、広告情報配信支援装置からの広告接続先情報配信履歴取得手段よって取得できる広告情報配信支援システムとしている。このため、広告主は、情報提供装置で広告した効果を広告接続先情報の配信履歴から確認することができる。
【0080】
また、別の発明は、上記発明における広告情報配信支援装置は、少なくとも広告接続先情報配信履歴を含むデータベースを保存する広告情報配信支援システムとしている。このため、広告接続先情報配信履歴などを解析することにより、情報提供装置の広告媒体としての市場価値の視点で捉えた特徴などを定量的に把握することができる。
【0081】
また、別の発明は、上記発明における広告情報配信支援装置は、少なくとも広告接続先情報配信履歴を含むデータベースを保存した履歴データを解析して、それぞれの情報提供装置の市場価値を評価し、情報公開することを特徴とする広告情報配信支援システムとしている。このため、広告接続先情報配信履歴などを解析した情報提供装置の情報を基に、広告主は、各情報提供装置の特徴と広告媒体としての市場価値を確認することができる。
【0082】
また、別の発明は、上記発明における広告情報配信送信手段は、情報提供装置が提供する広告情報と同期するための同期情報を、通信端末に、広告情報と合わせて送信にすることができる同期情報取得手段とを、さらに備えた広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、情報提供装置で視聴している広告と同じ内容の広告を、同時に閲覧することが通信端末で可能となる。
【0083】
また、別の発明は、上記発明における同期情報取得手段は、広告情報配信送信手段とは別に、情報提供装置が提供する広告情報と同期するための同期情報を、少なくとも広告情報配信支援装置および情報提供装置のいずれか1つから取得することを特徴とする広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、情報提供装置で視聴している広告と同じ内容の広告を、同時に閲覧することが通信端末で可能となる。
【0084】
また、別の発明は、上記発明における広告情報の再生時間を、同期情報を使用して管理することを特徴とする広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、情報提供装置で視聴している広告と同じ内容の広告を、同時に閲覧することが通信端末で可能となる。
【0085】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の広告情報配信支援システムの実施の形態について、図面に基づいて説明する。
【0086】
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態を図1から図7を用いて説明する。図1は、本発明の広告情報配信支援システムの第1の実施の形態の全体を示したブロック図である。図2は、図1の広告情報配信支援システムにおける通信端末1と情報提供装置2の構成の一例のブロック図である。図3は、図1の広告情報配信支援システムにおける広告情報配信支援装置3の構成の一例のブロック図である。図4は、図1の広告情報配信支援システムにおける広告情報配信支援装置3と広告情報配信装置4と通信端末1の構成の一例のブロック図である。図5は、図1の広告情報配信支援システムにおける各装置とその処理の流れを示した概要図である。図6は、図1の広告情報配信支援システムの動作説明に用いるフローチャートである。図7は、本発明の一実施形態の説明に用いる表示画面の外観図である。
【0087】
図1を用いて、第1の実施の形態の広告情報配信支援システムを構成する装置の説明をする。
【0088】
図1で示す広告情報配信支援システムの主な構成要素は、受信者が広告情報および広告情報に接続するための広告接続先情報を受信するための通信端末1と、広告接続先情報を受信者に提供可能な情報提供装置2と、広告接続先情報を基に広告情報の配信指示を行う広告情報配信支援装置3と、広告情報を配信する広告情報配信装置4と、通信端末1の無線通信を可能とする基地局5と、インターネット通信網6となっている。
【0089】
通信端末1、広告情報配信支援装置3、広告情報配信装置4、基地局5は、インターネット通信網6上に配置する。情報提供装置2は、インターネット通信網6上に配置してもしなくとも良い。ここでは、情報提供装置2はインターネット通信網6上に配置するとして説明する。
【0090】
インターネット通信網6は、電話回線を含むインターネットへの接続を可能とする全ての回線網を指している。また、高速イーサーネット等の高速通信網で行うものやケーブルテレビにおける高速通信網等もインターネットへの接続が可能であることから同様に含むものとする。
【0091】
通信端末1と情報提供装置2との間には、無線や赤外線や電磁誘導(非接触式ICカードとリーダ/ライター装置)または接触型のデータ読み取りなどの方式を利用したインターネット通信網6とは異なる通信手段または通信網での情報の送受信が可能な仕組みを備えている。ここでは、インターネット通信網6と異なる手段として説明しているが、インターネット通信網6と同じ通信手段を用いていても、基地局5を介さないで直接的に通信端末1と情報提供装置2が無線LANなどによって双方向の通信手段が確立する場合は、第1の実施の形態の通信端末1と情報提供装置2との間の通信手段としても良い。
【0092】
図2を用いて、図1の通信端末1と情報提供装置2の構成の一例の説明をする。
【0093】
通信端末1は、情報提供装置2で提供される広告を広告接続先情報または広告情報として閲覧を可能とする携帯電話、携帯端末やその他のインターネット接続機器などである。
【0094】
本実施の形態での通信端末1の構成は、広告情報および広告接続先情報を表示する表示部13または音声を出力する音声出力部14のうち少なくとも1つと、それらを制御する出力制御部11と、広告接続先情報などの内容をキーやタッチペンなどを使用して選択操作することを可能とする操作部15と、それを制御する入力制御部12と、情報提供装置と広告接続先情報の配信要求や広告接続先情報の受信などを可能とする赤外線通信部8と、その配信要求の際に通信端末1の電話番号などを付加する場合の付加情報を格納しておく付加情報格納部16と、情報提供装置2より配信された広告接続先情報を保持する広告接続先情報格納部17と、インターネット通信網6に接続する通信部10と、広告接続先情報を基に配信される広告情報を格納する広告情報格納部20と、広告情報の再生時間などを管理する出力情報管理部18と、これらの処理を可能とする制御部9とを備えている。さらに、位置情報を取得できるGPSや電子コンパスなどの機能を有した位置情報検出部があっても良い。
【0095】
また、通信端末1と情報提供装置2との間で同期表示を実現する一例とする同期情報を格納する同期情報格納部19と、通信端末1内で管理している時間情報を標準時間によって定期的に補正する信号を受信するための標準時間受信部22と、その受信情報を任意の期間保存する標準時間保持部21とを備えていても良い。同期表示については、第7の実施の形態で説明する。
【0096】
情報提供装置2は、広告を提供する媒体を指しているが、広告を提供する情報提供装置またはその広告に広告接続先情報を付加する情報補完装置がなければならないとする。情報提供装置の場合は、広告情報と広告接続先情報を格納する情報格納部を有していること、情報補完装置は、広告接続先情報を格納する情報格納部を有し、広告を提供する広告情報を有していないことの違がある。ここで、「提供」とは、受信者に視覚的および聴覚的に広告情報を認知させる行為をいう。
【0097】
また、情報提供装置2の構成は、広告の表示や音声の出力などを制御する出力部26と、広告を提供する広告の情報を格納する広告情報格納部34と、広告や広告情報に対応したその関連情報を有している広告接続先情報が格納されている広告接続先情報格納部35と、広告情報の再生スケジュールなどを管理する広告情報管理部33と、通信端末1からの広告接続先情報の配信要求の受信と指定された広告接続先情報の配信を可能とする赤外線通信部23と、その配信要求の受信時に付加情報が付加されている場合にその情報を格納する配信要求格納部30と、これらの処理を可能とする制御部24とを備えている。
【0098】
受信者に広告を提供する出力部26の出力先であるモニタ27と、スピーカ29と、電光掲示板28はあっても良い。また、広告接続先情報の配信要求履歴を格納する広告接続先情報配信履歴格納部31があっても良い。
【0099】
さらに、広告情報や広告接続先情報をオンラインで更新する場合、広告接続先情報配信履歴格納部31に格納している配信要求履歴を広告情報配信支援装置3に送信する場合や通信端末1から受信した広告接続先情報の配信要求で指定された広告接続先情報を通信端末1ではなく広告情報配信支援装置3へ送信する場合などに必要なインターネット通信網6に接続するための通信部25があっても良い。
【0100】
また、通信端末1と情報提供装置2との間で同期表示を実現する一例とする同期情報を格納する同期情報格納部32と、通信端末1内で管理している時間情報を標準時間によって定期的に補正する信号を受信するための標準時間受信部37と、その受信情報を任意の期間保存する標準時間保持部36とを備えていても良い。同期表示については、第7の実施の形態で説明する。
【0101】
図3を用いて、図1の広告情報配信支援装置3の構成の一例の説明をする。
【0102】
広告情報配信支援装置3は、通信端末1または情報提供装置2からの広告情報配信要求を受信し、その広告情報配信要求で示された広告接続先情報から要求される広告情報を配信する広告情報配信装置4を特定し、広告情報配信指示を行う。
【0103】
このことから、広告情報配信支援装置3の構成は、広告情報配信要求を受信または広告情報配信指示を行うためのインターネット通信網6に接続するための通信部38と、広告情報配信要求で示される広告接続先情報を格納する配信要求格納部42と、通信端末1がサービス利用申請されているかどうかを確認する認証情報管理部40と、その確認において使用する認証IDなどを格納する認証情報格納部41と、情報提供装置2からの広告接続先情報配信履歴を収集保持するための接続先情報配信履歴格納部49と、広告情報配信装置4からの広告情報配信履歴を収集保持するための広告情報配信履歴格納部50と、それらの履歴情報を基に情報提供装置2の広告媒体または情報媒体としての重要度や訴求力を解析する履歴解析部51と、履歴解析部51の解析データを基に情報提供装置2の広告媒体または情報媒体としての評価情報などを格納する情報提供装置詳細情報格納部52と、情報提供装置2の広告媒体または情報媒体の価値価格やターゲットユーザ(広告接続先情報の取得要求を行った認証IDとその認証IDを取得する際に登録するユーザ情報とを解析し導き出したユーザ像)などを格納する情報提供装置情報格納部47と、これらの処理を可能とする制御部39とを備えている。
【0104】
また、広告情報配信支援装置3が、情報提供装置2とインターネット通信網6でオンライン接続されている条件下で、情報提供装置2が格納している広告情報や広告接続先情報の新規登録や更新または削除を管理運営する機構を有する情報提供装置管理部45があっても良い。よって、その情報提供装置情報管理部45を広告配信支援装置3に有する場合には、広告情報を格納する広告情報格納部54および広告接続先情報を格納する広告接続先情報格納部56があっても良い。
【0105】
さらに、情報提供装置情報管理部45は、情報提供装置情報格納部47の広告媒体または情報媒体としての情報を広告情報配信支援ホームページ53として提供し、広告媒体または情報媒体の情報公開機能、そのホームページを利用してのインターネット経由で広告情報および広告接続先情報の配信および検索を提供する機能があっても良い。
【0106】
広告情報配信装置4から配信した広告情報が元で売買などが成立した情報が広告情報配信装置4で履歴として記録されている場合に、その履歴を売買履歴として収集保持する売買履歴/接続履歴格納部48があっても良い。
【0107】
また、本実施の形態では、情報提供装置2は通信端末1によって予め特定されているが、第2の実施の形態および第3の実施の形態で情報提供装置2を特定するために必要な情報提供装置2の位置情報を格納する位置情報格納部43があっても良い。
【0108】
さらに、通信端末1と情報提供装置2との間で同期表示を実現する一例とする同期情報が情報提供装置2で生成される場合で、その同期情報を取得した際に格納する同期情報格納部44があっても良い。
【0109】
図4を用いて、図1の広告情報配信装置4の構成の一例の説明をする。
【0110】
広告情報配信装置4は、広告情報の配信を行う配信装置である。少なくとも配信装置の構成は、広告情報配信指示を受信または広告情報を配信するためのインターネット通信網6に接続するための通信部61と、その配信指示を保持する配信指示格納部64と、広告情報を管理する広告情報管理部63と、広告情報を格納する広告情報格納部65と、これらの処理を可能とする制御部62とを備えている。ここでは、広告情報配信装置4は別装置として説明しているが、広告情報配信支援装置3に広告情報配信装置4の機能があっても良い。
【0111】
広告情報の配信を行う際に配信履歴を記録する広告情報配信履歴格納部67と、通信端末1へ配信した広告情報が元で売買などが成立した情報が広告情報配信装置4で履歴として記録する売買履歴/接続履歴格納部68とあっても良い。
【0112】
また、広告情報配信装置4が、情報提供装置2に対して広告情報を更新する機能を有している場合の情報提供装置2の情報を格納している情報提供装置情報格納部66があっても良い。
【0113】
さらに、通信端末1と情報提供装置2との間で同期表示を実現する一例とする同期情報が情報提供装置2および広告情報配信支援装置3で生成される場合で、その同期情報を取得した際に保持する同期情報格納部69があっても良い。
【0114】
情報提供装置2と広告情報配信装置4が一体型での情報提供を行っている場合は、同期情報は広告情報管理部63で管理される。よって、同期情報格納部69は、広告情報配信装置4以外で同期情報が作成される場合で、広告情報配信支援装置3からの広告情報配信指示で取得する場合にのみ使用する格納部である。
【0115】
また、広告情報配信装置4は、通信端末1からのURL指定などによる直接の接続を可能として、そのURLに相当する広告情報の配信を行う機能があっても良い。
【0116】
図5を用いて、図1の広告情報配信支援システムにおける各装置とその処理の流れを説明する。
【0117】
受信者は、情報提供装置2が提供する広告を視聴している。視聴している広告に興味を持った場合に、本実施の形態では、上記の装置が提供する広告情報配信支援システムを利用して視聴している広告またはその広告関連情報を入手することができる。ここでの広告または広告関連情報を広告情報とする。
【0118】
受信者は、視聴している広告を視聴している間、またはその広告提供終了後、任意の時間までに情報提供装置2に対して通信端末1から広告接続先情報配信要求S1を行う。
【0119】
次に、情報提供装置2は、広告接続先情報配信要求S1を受信後、広告提供中または広告提供終了後の任意の時間内の該当する広告を特定し、その特定した広告の広告接続先情報を通信端末1に対して広告接続先情報配信S2を行う。すると、通信端末1では、広告接続先情報が受信され保持される。この場合、広告接続先情報は、指定の時間によって1つに特定した実施の形態で説明しているが、特定した広告接続先情報を優先的に扱うとする1つ以上の広告接続先情報であっても良い。また、1つ以上の広告接続先情報とそれらの広告接続先情報のインデックス(広告インデックス)をまとめた広告インデックスリストを付加したものであっても良い。ここで、広告インデックスとは、特定した広告とその前後の広告を任意の個数選定し、それらの広告接続先情報の簡易情報(広告主、広告対象コード、URLなど)を通信端末1で一覧表示による閲覧が可能な情報のことである。
【0120】
また、これらの広告接続先情報のデータの形態は、広告接続先情報配信要求S1時に情報付加することで制御できる仕組みである。付加する情報としては、広告情報配信先アドレス(IPアドレス、電話番号、MailアドレスやユーザIDなど)、広告情報要求日時、配信先の位置情報、同期表示属性(非同期コンテンツに同時性を持たせることが可能な機能の情報)、広告情報配信単位指定(広告インデックスリスト付き/広告情報量の選択/データの種別など)、広告制御情報(広告管理No.やコンポーネント数など)や認証情報(認証IDと認証パスワード)などがある。
【0121】
次に、受信者は、通信端末1に保持された広告接続先情報を閲覧する。閲覧により特定の広告接続先情報を選択し、その広告接続先情報を使用して広告情報を取得する。その取得手続きは、通信端末1は、広告情報配信支援装置3に広告情報の配信要求を上記の一連の流れで保持された広告接続先情報付きで広告情報配信要求S3を行う。また、保持された広告接続先情報が1つの場合は、閲覧なしの自動的な広告情報配信要求S3を行っても良い。
【0122】
広告情報配信要求S3を受けた広告情報配信支援装置3は、その要求が広告接続先情報付きであることを確認した上で、広告接続先情報が有している広告接続先アドレスを基に、その広告接続先アドレスが示す広告情報配信装置4に対して広告情報配信指示S4を行う。この広告情報配信指示S4で広告情報配信装置4に引き継がれる情報としては、通信端末1への配信先アドレスなどがある。
【0123】
通信端末1への配信先アドレスは、広告情報配信支援装置3が通信端末1からの広告情報配信要求S3を受信した時点で取得できるIPアドレスや電話番号などを用いるか、広告接続先情報が有している広告情報配信先アドレスを用いる。また、広告接続先情報が有している広告識別子や情報提供装置識別子を、広告情報配信指示S4で広告情報配信装置4に引き継がれる情報に付加しても良い。
【0124】
広告情報配信指示S4を受けた広告情報配信装置4は、広告情報配信指示S4で引き渡された情報を基に通信端末1に対して指定された広告情報配信S5を行う。通信端末1では、配信された広告情報の閲覧が可能となる。
【0125】
さらに、図5を用いて、図1から図4で説明した広告情報配信支援システムの装置とその装置部が提供するシステムサービスについて、そのサービスを機能として説明する。
【0126】
広告情報配信支援システムは、通信端末1が有している広告接続先情報配信要求S1とする取得手段とその取得手段で取得した広告接続先情報を基に広告情報配信要求S3とする取得手段を提供することにある。
【0127】
また、広告情報配信支援システムは、広告情報配信支援装置3が有している受信した広告接続先情報を基に広告情報配信装置4を特定し広告情報配信指示S4を行う広告情報配信指示S4とする指示手段を提供することにある。
【0128】
さらに、広告情報配信支援システムは、広告情報配信支援サービス利用申請S6を事前申請やサービス利用対象者でない受信者からの広告情報取得要求を受信した時点でオンライン登録させるなどのサービス利用申請に関する幾つかの申請方法により登録されたサービス利用対象者の運営管理を行う広告情報配信支援装置3に認証管理部40を備えているとともに、そのサービス利用認証手段を提供することにある。
【0129】
認証行為は、広告情報配信支援装置3が通信端末1または情報提供装置2からの広告情報配信要求S3を広告接続先情報付きで受信した場合に、通信端末1を有している受信者がサービス利用対象者であるかどうかを確認することを指している。
【0130】
確認には、広告情報配信支援装置3が通信端末1からの広告情報配信要求S3を受信した時点で取得できるIPアドレスや電話番号などや、広告接続先情報が有している広告情報配信先アドレスを用いて、広告情報配信支援装置3の認証管理部40に登録されているサービス利用申請データと照合させる方法と、サービス利用申請で発行される認証IDを用いる方法などがある。
【0131】
これらの手段を組み合わせることによって、受信者が行った通信端末1からの情報提供装置2への広告接続先情報配信要求S1が、上記までの説明で示した一連の処理で、情報提供装置2が提供する広告の広告情報の閲覧が可能となる。
【0132】
すなわち、通信端末1で閲覧する広告情報は、広告接続先情報が有している広告接続先アドレスによって以下のようになる。
▲1▼広告接続先アドレスが視聴している広告であった場合は、情報提供装置2で視聴した広告を通信端末1で再度、閲覧することができる。
▲2▼広告接続先アドレスが視聴している広告のさらなる関連広告の場合は、その関連広告とする広告情報が閲覧できる。
▲3▼広告接続先アドレスが視聴している広告で確認できる問い合わせ接続明記先であり、例えばその接続明記先がURLの場合は、その接続明記先のWebサイトへ接続し、そのWebサイトを閲覧することができる。
【0133】
また、広告情報配信支援システムは、情報提供装置2がインターネット通信網6に接続するための通信部を有し、かつ、インターネット通信網6に接続されている場合に、情報提供装置2が有している情報格納部の少なくとも広告情報または広告接続先情報をオンラインで更新するリモートメンテナンス手段である広告/広告接続先情報更新S9を提供している。
【0134】
さらに、広告情報配信支援システムは、情報提供装置2で収集する広告接続先情報配信履歴を広告情報配信支援装置3が行う広告接続先情報配信履歴取得S8と、広告情報配信装置4で収集する広告情報配信履歴を広告情報配信支援装置3が行う広告情報配信履歴取得S7とする手段を提供している。
【0135】
上記の履歴情報は、本実施の形態が実現する情報提供装置2を利用した広告展開をより推進するためのものである。広告効果が得難かった情報提供装置2を管理する広告情報配信支援装置3をインターネット通信網6に配置し、広告を視聴したい受信者の通信端末1へ情報提供装置2で提供している広告またはその広告関連情報である広告情報を、広告接続先情報を介して広告情報配信支援装置3が配信または配信指示を行い通信端末1に広告情報を配信することは、広告媒体または情報媒体と受信者を結びつける広告情報配信支援サービスの1つである。
【0136】
また、上記の履歴情報と、広告情報配信支援サービス利用申請S6で管理される受信者の情報(例えば、名前、性別、血液型、アンケートなど)とを関連付けることにより、情報提供装置2の広告媒体または情報媒体としての特性を把握することができる。
【0137】
さらに、上記の特性を利用して、その特性にあった広告戦略を行うことにより、広告媒体または情報媒体がマーケティング機能の一部として作用させることができる。このことは、広告主が、予め広告を展開する情報提供装置2の特徴を理解していること、さらには、広告展開する上の情報提供装置2の役割を認識していることを意味している。
【0138】
本発明の広告情報配信支援システム(ビジネスモデル)は、広告市場並びに広告媒体または情報媒体の市場を透明な情報提供と明瞭な価格設定による競争原理を導入した適性市場化を実現する。そのためにも、収集した履歴情報を基に、評価基準や評価一覧、広告媒体または情報媒体の強み、特徴、料金表を、インターネットを介して広告情報配信支援ホームページとして公開することに意義がある。
【0139】
中吊り広告やポスターなど、その広告効果が定量化できなかった広告媒体または情報媒体、また、広告掲載料金が妥当であるかを判断することができなかった看板広告、さらに、広告が有しているマーケットのユーザが、その広告を実施している広告場所や広告時間が適切であるかが確認できる。また、これらの情報(広告情報配信支援ホームページの内容)は、本発明の広告情報配信支援システムを利用して広告を行った広告主およびサービス利用申請S6を行った受信者の少なくともいずれか一方に、定期的にメールなどの手段を用いて配信しても良い。
【0140】
本発明の広告情報配信支援システム(ビジネスモデル)は、収集した履歴情報を基に、広告媒体または情報媒体の広告効果を定量評価し、その定量評価値から広告効果をランキング化する。このランキング機能は、今までにない機能であり本ビジネスモデルの優位性である。
【0141】
本発明の広告情報配信支援システム(ビジネスモデル)の特徴は、広告媒体または情報媒体が、その媒体を利用することにより情報媒体から直接または間接的にURL情報などを自動的に取得する手段と、さらにその任意の指定サイトへの接続を支援する方法を提供していることにある。
【0142】
また、本発明の広告情報配信支援システム(ビジネスモデル)の特徴は、広告および広告媒体が一連の流れの操作の中で、関連付けを視聴者であるユーザに提供し、能動的な行為をより促すことによる潜在的なターゲットユーザの顕在化およびオフラインと定義されていたポスターや広告看板などの広告媒体をオンライン(インターネット接続)への接続させる動機付けの機会を提供できることにある。
【0143】
例えば、電車内に設定されている中吊り広告などを視聴中に、より詳しくその広告の内容を知りたい、または、後で確認するために参照先を記録しておきたいと感じことはある。この場合には、電車内に設定されている中吊り広告を視聴しているその場で、電車内の所定の位置に設定された赤外線のポートを利用して(第1の実施の形態での実現の場合)、受信者の通信端末1に、中吊り広告の広告接続先情報である視聴している中吊り広告を電子情報として取得することが可能となる。
【0144】
さらに、この電子情報は、中吊り広告の見出し単位に広告接続先アドレスが格納されている場合、通信端末1の画面上でその見出しを選択し接続の旨の操作を行うと、広告接続先アドレスで記述された情報が広告情報配信装置4より配信される。
【0145】
このようにして、中吊り広告などの種々な伝達手段から、「情報」や「広告」を容易に取得できる広告情報配信支援システムは、次の4つの動機に作用する。
▲1▼ 広告が示す広告接続先情報を含む付加情報を取得したい。
▲2▼ 広告が示す広告接続先情報を含む付加情報を教えたい。
▲3▼ 広告が示す内容へ直ぐに接続したい。
▲4▼ 広告自体を閲覧したい。
【0146】
図6と用いて、図5で説明した一連の流れを通信端末1での操作の流れで説明する。また、図2から図4で示した装置部を示して説明する。
【0147】
受信者は、広告を取得するために、視聴している広告を視聴している間、またはその広告提供終了後に、任意の時間までに情報提供装置2に対して操作部15の任意の操作ボタンまたは表示画面上のボタンなどを押下する(S20)。
【0148】
操作部15からの信号は、入力制御部12で検出し制御部9へ選択信号として解釈される。制御部9では、付加情報付きで広告接続先情報配信要求S1を実行する設定かどうか付加情報格納部16の設定を確認する(ここでは、設定されているとして説明するが、設定がされていない付加情報なしでの広告接続先情報配信要求S1を実行しても良い)。制御部9は、付加情報格納部16から広告接続先情報配信要求S1時に付加情報として添付する設定情報を付加情報として取得し、情報提供装置2に対して広告接続先情報配信要求S1を赤外線通信部8より送信する。
【0149】
情報提供装置2の赤外線通信部23で広告接続先情報配信要求S1は受信され、制御部24により配信要求格納部30に格納される。次に、制御部24は、広告情報管理部33に広告接続先情報配信要求S1が要求した広告の特定を処理させる。この処理は、少なくとも要求日時の特定が必要である。制御部24は、配信要求格納部30に格納している付加情報を取得し、付加情報に広告情報要求日時があればその日時を使用する。無ければ、広告接続先情報配信要求S1を受信した日時を使用する。広告情報管理部33では、取得した日時から広告提供中または広告提供終了後の任意の時間内の該当する広告を特定し、その広告が有している広告接続先情報を制御部24は赤外線通信部23を使用して広告接続先情報を送信する。通信端末1で広告接続先情報配信S2を赤外線通信部8で受信する(S21)。
【0150】
受信した広告接続先情報は、制御部9により広告接続先情報格納部17に格納する(S22)。制御部9は、広告接続先情報格納部17から広告接続先情報が広告インデックス付きかどうかを判断する(S23)。広告インデックスが無い場合で、広告接続先情報を取得後、接続設定が自動接続の場合(S24)は、通信部10を使用して広告情報配信支援装置3に広告情報配信要求S3を行う(S25)。
【0151】
また、広告インデックスが無い場合で、広告接続先情報を取得後、接続設定が手動接続の場合(S24)、受信者は、表示の有無を確認後(S37)、広告接続先情報を表示する(S38)。
【0152】
さらに、広告インデックス付きの場合は、広告インデックスを表示する(S34)。操作部15の操作により広告インデックスから1つの広告を表示選択する(S35)。選択した広告の広告接続先情報が既に広告接続先情報格納部17に有る場合(S36)、受信者は、表示の有無を確認後(S37)、広告接続先情報を表示する(S38)。また、選択した広告の広告接続先情報が既に広告接続先情報格納部17に無い場合は(S36)、S21から始まる一連の操作で、選択した広告の広告接続先情報を取得する。
【0153】
受信者は、閲覧中の広告接続先情報のより詳しい情報をその広告接続先情報を使用することによって可能である。広告接続先情報の表示中に操作部15の操作により通信部10を使用して広告情報配信支援装置3に広告情報配信要求S3を行う(S25)。この操作条件では、上記のように接続しても良いし、再度、広告接続先情報の閲覧(表示)を行っても良いし(S40)、そのまま表示終了して一連の操作を広告接続先情報取得のみで終了しても良い(S33)。
【0154】
広告情報配信要求S3は、広告情報配信支援装置3の通信部38で受信する。制御部39は、広告情報配信要求S3により取得した広告接続先情報を配信要求格納部42に格納する(S26)。
【0155】
次に、制御部39は、広告情報配信支援サービス利用申請がなされているかを配信要求格納部42に格納した広告接続先情報が有している認証IDなどの照合情報を取得し、認証情報管理部40に問い合わせる。認証情報管理部40では、その照合情報と認証情報格納部41に格納されている認証IDなどの登録情報とを照合し、一致するかどうかを確認する(S27)。
【0156】
認証が成立した場合は、認証情報管理部40は、サービス継続可能として制御部39へ処理を返す。制御部39は、配信要求格納部42に格納されている広告接続先情報が有している広告接続先アドレスを基に、その広告接続先アドレスが示す広告情報配信装置4に対して広告情報配信指示S4を通信部38より送信する。この広告情報配信指示S4で広告情報配信装置4に引き継がれる情報としては、通信端末1への配信先アドレスなどがある。また、広告情報配信指示S4後に、広告情報配信履歴格納部50に広告情報配信指示を実施したことを記録する。
【0157】
広告情報配信装置4の制御部62は、広告情報配信指示S4を通信部61で受信するとその受信情報を配信指示格納部64に格納する。次に、制御部62は、配信指示格納部64に格納した受信情報を基に、広告情報管理部63に受信情報の1つである広告接続先アドレスが示す広告情報を広告情報格納部65から取得する。さらに、取得した広告情報を受信情報の1つである配信先アドレスを使用して、広告情報配信S5である広告情報を通信部61より配信する。通信端末1で広告情報配信S5を通信部10で受信する(S28)。
【0158】
認証が成立しなかった場合は、認証情報管理部40は、サービス利用申請をこのまま継続して行うかどうか(オンライン申請)を問い合わせることを制御部39より通信部38を介して通信端末1の通信部10で受信し、制御部9は、受信したサービス利用申請プログラムの申請画面を出力制御部11より表示部13に表示しる(S41)。
【0159】
申請する場合は、サービス利用オンライン登録を行う(S42)。その結果として、認証情報管理部40が管理する認証情報格納部41に通信端末1の認証IDが登録される。また、この申請方法であるオンライン登録では、通信端末1と広告情報配信支援装置3との間で申請プログラムや申請データの送受信が通信部10と通信部61で行われる。
【0160】
申請しない場合は、このまま広告情報配信要求S3を継続する/継続しないを受信者に確認させる(S43)。継続しない選択では、広告情報配信支援装置3との接続を解除し終了する(S44)。継続する選択では、その選択結果を受けて広告配信支援装置3の制御部39は、認証確認であるS27を再度実行する。
【0161】
広告情報配信S5を通信部10で受信した通信端末1の制御部9は、広告情報を広告情報格納部20に格納し(S29)、広告情報配信支援装置3との接続を解除する(S30)。
【0162】
通信端末1の動作設定によるが、広告情報の配信後直ぐに閲覧を実行する設定(S31)となっている場合は、制御部9は、広告情報格納部20に格納されている広告情報を出力情報管理部18より取得し、出力制御部11を介して表示部13および音声出力部14へ出力する(S32)。出力情報管理部18では、通信端末1の出力制御部11を介して再生出力が可能なように広告情報を加工するなどしても良い。また、広告情報の閲覧に関するフローチャートは説明していないが、広告情報に応じて出力制御部11および入力制御部12を利用して閲覧操作は可能であり、さらに、任意のタイミングで一連の操作を終了することができる。
【0163】
図7は、図6で説明した通信端末1での操作の流れを、通信端末1の表示画面の概観図を用いて説明する。
【0164】
情報提供装置2である街頭テレビ80では、複数のテレビCMが30分の1セットとなってリピート放映されている。その街頭テレビ80には、赤外線通信機能があり、その送受信ポートが通信ポート81とする。
【0165】
受信者は、その街頭テレビ80で放映されている「B化粧品の50%セール」のコマーシャルに興味を持ち、赤外線通信部機能を備えている通信端末1である携帯電話82を用いて、通信ポート81に対して広告接続先情報取得操作である広告接続先情報配信要求S1を実行する。
【0166】
広告接続先情報配信要求S1を受信した街頭テレビ80は、広告接続先情報配信要求S1で付加された付加情報の広告情報要求日時を基に、その時刻に放映したコマーシャルを特定し、そのコマーシャルの広告接続先情報と広告インデックスを通信ポート81より携帯電話82に広告接続先情報配信S2を実行する。
【0167】
広告接続先情報配信S2を受信した携帯電話82では、広告接続先情報が広告インデックス付きであることから、画面表示83のように「B化粧品の50%セール」のインデックスがアクティブとなって表示される。このまま広告接続先情報の内容を確認することも出来るが、ここではこの状態で広告情報取得操作である広告情報配信要求S3を実行する。
【0168】
広告情報配信要求S3を受信した広告情報配信支援装置3では、認証IDの確認後、広告接続先情報が示す広告情報配信装置4に対して広告情報配信指示S4を実行する。
【0169】
次に、広告情報配信指示S4を受信した広告情報配信装置4は、広告情報配信指示S4での受信情報である配信先アドレスおよび広告接続先アドレスなどを用いて広告情報を携帯端末82に配信する。
【0170】
広告情報を受信した通信端末82は、画面表示84のように広告情報を閲覧表示する。この例の広告情報は、情報提供装置2で放映した広告がそのまま閲覧できる情報を有しているものであり、情報提供装置2で視聴したコマーシャルが再度視聴できることを示している。
【0171】
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態を図8から図13を用いて説明する。図8は、第2の実施の形態の広告情報配信支援システムの全体を示したブロック図である。図9は、図8の広告情報配信支援システムにおける通信端末1と広告情報配信支援装置3と位置情報取得装置7の構成の一例のブロック図である。図10は、図8の広告情報配信支援システムにおける位置情報サービスにより取得した通信端末1の位置情報より情報提供装置2を特定することを特徴とした広告情報配信支援システムの各装置とその処理の流れを示した概要図である。図11は、図8の広告情報配信支援システムの動作説明に用いるフローチャートである。図12は、図11のB1に関するフローチャートである。図13は、本発明の広告情報配信支援装置内のロジック:D1に関するフローチャートである。
【0172】
第1の実施の形態との違いは、第1の実施の形態が広告接続先情報を情報提供装置2から取得したのに対して、第2の実施の形態は、位置情報取得装置7を利用して通信端末1の位置情報を取得し、その位置情報を用いて広告情報配信支援装置3より広告接続先情報を取得することにある。また、この位置情報に関する機能が通信端末1に無くとも良いことが特徴とする広告情報配信支援システムである。
【0173】
図8を用いて、第2の実施の形態の広告情報配信支援システムを構成する装置の説明をする。
【0174】
図8で示す広告情報配信支援システムの主な構成要素は、受信者が広告情報および広告情報に接続するための広告接続先情報を受信するための通信端末1と、広告接続先情報を受信者に提供可能な情報提供装置2と、情報提供装置2を特定するための位置情報取得装置7と、広告接続先情報を基に広告情報の配信指示を行う広告情報配信支援装置3と、広告情報を配信する広告情報配信装置4と、通信端末1の無線通信を可能とする基地局5と、インターネット通信網6となっている。
【0175】
通信端末1、広告情報配信支援装置3、広告情報配信装置4、基地局5は、インターネット通信網6上に配置する。情報提供装置2と位置情報取得装置7は、インターネット通信網6上に配置してもしなくとも良い。ここでは、情報提供装置2はインターネット通信網6上に配置しないとして、位置情報取得装置7はインターネット通信網6上に配置するとして説明する。
【0176】
インターネット通信網6は、第1の実施の形態と同様であるので重複した説明は省略する。
【0177】
通信端末1と情報提供装置2の間には、第1の実施の形態と同様であっても良いが同様で無くとも良い。また、どちらかに第1の実施の形態で説明したインターネット通信網6とは異なる通信手段または通信網での情報の送受信が可能な仕組みがない場合の組み合わせでも良い。ここでは、通信端末1と情報提供装置2との間に通信手段がないとして説明する。
【0178】
情報提供装置2は、広告を提供する媒体を指している。本実施の形態では、第1の実施の形態で説明した情報提供装置または情報補完装置を有している/有していないに関係がないことを特徴とする。例えば、情報補完装置を持たない中吊り広告や広告ポスターなどもこれに該当する。ここで、「提供」とは、受信者に視覚的および聴覚的に広告情報を認知させる行為をいう。
【0179】
よって、上記で説明したように、中吊り広告などの紙で代表的な広告媒体または情報媒体の形態も含まれることから、特に、第2の実施の形態での情報提供装置2の構成は、規定しないものとする。
【0180】
さらに、広告情報配信支援システムとしての特徴である広告接続先情報の配信要求履歴を格納する広告接続先情報配信履歴格納部31があっても良い。さらに、広告情報や広告接続先情報をオンラインで更新する場合、広告接続先情報配信履歴格納部31に格納している配信要求履歴を広告情報配信支援装置3に送信する場合や通信端末1から受信した広告接続先情報の配信要求で指定された広告接続先情報を通信端末1ではなく広告情報配信支援装置3へ送信する場合などに必要なインターネット通信網6に接続するための通信部25があっても良い。
【0181】
広告情報配信装置4は、第1の実施の形態と同様であるので重複した説明は省略する。
【0182】
図9を用いて、図1の通信端末1と広告情報配信支援装置3と位置情報取得装置7の構成の一例の説明をする。
【0183】
通信端末1は、情報提供装置2で提供される広告を広告接続先情報または広告情報として閲覧を可能とする携帯電話、携帯端末やその他のインターネット接続機器などである。
【0184】
本実施の形態での通信端末1の構成は、広告情報および広告接続先情報を表示する表示部13または音声を出力する音声出力部14のうち少なくとも1つと、それらを制御する出力制御部11と、広告接続先情報などの内容をキーやタッチペンなどを使用して選択操作することを可能とする操作部15と、それを制御する入力制御部12と、その配信要求の際に通信端末1の電話番号などを付加する場合の付加情報を格納しておく付加情報格納部16と、情報提供装置2より配信された広告接続先情報を保持する広告接続先情報格納部17と、インターネット通信網6に接続する通信部10と、広告接続先情報を基に配信される広告情報を格納する広告情報格納部20と、広告情報の再生時間などを管理する出力情報管理部18と、これらの処理を可能とする制御部9とを備えている。また、情報提供装置と広告接続先情報の配信要求や広告接続先情報の受信などを可能とする赤外線通信部8があっても良い。さらに、位置情報を取得できるGPSや電子コンパスなどの機能を有した位置情報検出部があっても良い。
【0185】
また、通信端末1と情報提供装置2との間で同期表示を実現する一例とする同期情報を格納する同期情報格納部19と、通信端末1内で管理している時間情報を標準時間によって定期的に補正する信号を受信するための標準時間受信部22と、その受信情報を任意の期間保存する標準時間保持部21とを備えていても良い。同期表示については、第7の実施の形態で説明する。
【0186】
広告情報配信支援装置3は、第1の実施の形態の機能は全て有している。よって、重複した機能の説明は省略する。
【0187】
広告情報配信支援装置3は、通信端末1からの広告接続先情報配信要求を受信する際、その広告接続先情報配信要求が通信端末1の位置情報付きかどうかを判断する。位置情報付きの場合は、その位置情報から情報提供装置2を特定する。位置情報付きに関しては、第3の実施の形態で説明する。
【0188】
位置情報付きでなかった場合は、通信端末1の位置情報を取得するために位置情報取得装置7に対して通信端末1の位置情報取得要求を行い、位置情報を取得する。その位置情報により情報提供装置2を特定する。
【0189】
さらに、通信端末1の位置情報から特定した情報提供装置2の広告接続先情報を特定し、通信端末1へ広告接続先情報を配信する。
【0190】
このことから、広告情報配信支援装置3は、少なくとも広告接続先情報配信、広告情報配信指示や位置情報取得要求などを行うためのインターネット通信網6に接続するための通信部38と、広告接続先情報配信要求で示される位置情報など格納する位置情報格納部43と、情報提供装置2とそれに関連する広告接続先情報を格納している情報提供装置情報格納部47と、位置情報格納部43からの情報と情報提供装置情報格納部47からの情報を基に広告接続先情報を特定する機能が付加された情報提供装置情報管理部45と、これらの処理を可能とする制御部39とを備えている。また、上記で示した装置部以外で、図3で説明した装置部のいくつかまたは全てを有した広告情報配信支援装置3であっても良い。
【0191】
位置情報取得装置7は、通信端末1の位置情報を検出し位置情報として情報配信することが可能な装置である。但し、本装置が想定する機能は、本実施の形態の広告情報配信支援システムが備えていなくとも良い。位置情報を提供するサービスを利用しても良いし、また、位置情報を検出する機能を広告情報配信支援装置3に組み込んでも良い。
【0192】
図10を用いて、図8の広告情報配信支援システムにおける各装置とその処理の流れを説明する。
【0193】
受信者は、情報提供装置2が提供する広告を視聴している。視聴している広告に興味を持った場合に、本実施の形態では、通信端末1の位置情報を用いて広告情報配信支援システムを介して視聴している広告またはその広告関連情報を入手することができる。ここでの広告または広告関連情報を広告情報とする。
【0194】
受信者は、視聴している広告を視聴している間、またはその広告提供終了後、任意の時間までに広告情報配信支援装置3に対して通信端末1から広告接続先情報配信要求S1を行う。
【0195】
次に、広告情報配信支援装置3は、広告接続先情報配信要求S1を受信後、この広告接続先情報配信要求S1が位置情報付きかどうかを確認する。本実施の形態では、広告接続先情報配信要求S1が位置情報付きでない場合を示している。ここで、「広告接続先情報配信要求S1が位置情報付き」としているが、この配信要求では、位置情報以外に、広告情報配信先アドレス(IPアドレス、電話番号、MailアドレスやユーザIDなど)、広告情報要求日時、同期表示属性(非同期コンテンツに同時性を持たせることが可能な機能の情報)、広告情報配信単位指定(広告インデックスリスト付き/広告情報量の選択/データの種別など)や広告制御情報(広告管理No.やコンポーネント数など)や認証情報(認証IDと認証パスワード)などがある。
【0196】
通信端末1の位置情報を取得するために位置情報取得装置7に位置情報取得要求S10を行う。位置情報取得装置7では、通信端末1の位置情報を検出する。広告情報配信支援装置3は、位置情報取得装置7から位置情報取得S11である位置情報を取得する。
【0197】
さらに、取得した位置情報より通信端末1に近似している場所にある広告情報配信支援装置3に登録されている情報提供装置2を検索する。検索結果が1つの場合と1つに特定できない複数の場合とがある。
【0198】
まず、検索結果が1つに特定できる場合は、その情報提供装置2で指定の時間に広告提供中または広告提供終了後の任意の時間内の該当する広告を特定し、その特定した広告の広告接続先情報を通信端末1に対して配信する(広告接続先情報配信S2)。すると、通信端末1では、広告接続先情報が受信され保持される。ここで、「指定の時間」とは、広告接続先情報配信要求S1で設定される広告情報要求日時のことである。また、広告情報要求日時が設定されていない場合は、広告接続先情報配信要求S1を受信した時間としても良い。
【0199】
この場合、広告接続先情報は、指定の時間によって1つに特定した実施の形態で説明しているが、特定した広告接続先情報を優先的に扱うとする1つ以上の広告接続先情報であっても良い。また、1つ以上の広告接続先情報とそれらの広告接続先情報のインデックス(広告インデックス)をまとめた広告インデックスリストを付加したものであっても良い。ここで、広告インデックスとは、特定した広告とその前後の広告を任意の個数選定し、それらの広告接続先情報の簡易情報(広告主、広告対象コード、URLなど)を通信端末1で一覧表示による閲覧が可能な情報のことである。
【0200】
次に、検索結果が1つに特定できない複数の場合は、それぞれの情報提供装置2で、上記で説明した指定の時間に広告提供中または広告提供終了後の任意の時間内の該当する広告を特定し、その特定した広告の広告接続先情報をそれぞれの情報提供装置2と関連付け、それらの情報提供装置のインデックスをまとめた情報提供装置インデックスを付加したものを通信端末1に対して配信する(広告接続先情報配信S2)。すると、通信端末1では、広告接続先情報が受信され保持される。
【0201】
通信端末1に表示部13がある場合には、その情報提供装置インデックスが表示される。受信者の選択操作によりその情報提供装置インデックスの中から情報提供装置2が選択できる。選択した情報提供装置2から広告接続先情報が特定できる。
【0202】
この場合も、広告接続先情報は、指定の時間によって1つに特定した実施の形態で説明しているが、特定した広告接続先情報を優先的に扱うとする1つ以上の広告接続先情報であっても良い。また、1つ以上の広告接続先情報とそれらの広告接続先情報のインデックス(広告インデックス)をまとめた広告インデックスリストを付加したものであっても良い。
【0203】
次に、受信者は、通信端末1に保持された広告接続先情報を閲覧する。閲覧により特定の広告接続先情報を選択し、その広告接続先情報を使用して広告情報を取得する。その取得手続きは、通信端末1は、広告情報配信支援装置3に広告情報の配信要求を上記の一連の流れで保持された広告接続先情報付きで行う(広告情報配信要求S3)。また、保持された広告接続先情報が1つの場合は、閲覧なしの自動的な広告情報の配信要求を行っても良い。
【0204】
その配信要求を受けた広告情報配信支援装置3は、その要求が広告接続先情報付きであることを確認した上で、広告接続先情報が有している広告接続先アドレスを基に、その広告接続先アドレスが示す広告情報配信装置4に対して広告情報配信指示S4を行う。この広告情報配信指示S4で広告情報配信装置4に引き継がれる情報としては、通信端末1への配信先アドレスなどがある。
【0205】
通信端末1への配信先アドレスは、広告情報配信支援装置3が通信端末1からの配信要求を受信した時点で取得できるIPアドレスや電話番号などを用いるか、広告接続先情報が有している広告情報配信先アドレスを用いる。また、広告接続先情報が有している広告識別子や情報提供装置識別子を、広告情報配信指示で広告情報配信装置4に引き継がれる情報に付加しても良い。
【0206】
広告情報配信指示S4を受けた広告情報配信装置4は、広告情報配信指示S4で引き渡された情報を基に通信端末1に対して指定された広告情報を配信する(広告情報配信S5)。通信端末1では、配信された広告情報の閲覧が可能となる。
【0207】
また、広告情報配信支援サービス利用申請S6を事前申請やサービス利用対象者でない受信者からの広告情報取得要求を受信した時点でオンライン登録させるなどのサービス利用申請に関する幾つかの申請方法により登録されたサービス利用対象者の運営管理を行う広告情報配信支援装置3を備えているとともに、そのサービス利用認証手段を提供することにある。
【0208】
さらに、広告情報配信装置4で収集する広告情報配信履歴を広告情報配信支援装置3が行う広告情報配信履歴取得S7とする手段を提供している。
【0209】
第2の実施の形態は、第1の実施の形態と同様の効果がある。すなわち、図5を用いて説明した広告情報配信支援システムの装置とその装置部が提供するシステムサービスは同様であり、重複するため第2の実施の形態のサービスを機能としての説明は省略する。
【0210】
図11から図13を用いて、図10で説明した一連の流れを通信端末1での操作の流れで説明する。また、図9で示した装置部を示して説明する。
【0211】
受信者は、広告を取得するために、視聴している広告を視聴している間、またはその広告提供終了後に、任意の時間までに情報提供装置2に対して操作部15の任意の操作ボタンまたは表示画面上のボタンなどを押下する(S49)。
【0212】
操作部15からの信号は、入力制御部12で検出し制御部9へ選択信号として解釈される。次のステップでは、A1からの処理合流があるため広告接続先情報が通信端末1に保存されているかどうかを判断する分岐がある(S50)。通信端末1では、複数の広告接続先情報を保存ができる広告接続先情報格納部17を有しているため、その格納部に広告接続先情報が存在する場合、その広告接続先情報を利用して広告情報配信要求S3を行うかどうかを問い合わせるなどしても良い。
【0213】
制御部9では、付加情報付きで広告接続先情報配信要求S1を実行する設定かどうか付加情報格納部16の設定を確認する(ここでは、設定されているとして説明するが、設定がされていない付加情報なしでの広告接続先情報配信要求S1を実行しても良い)。制御部9は、付加情報格納部16から広告接続先情報配信要求S1時に付加情報として添付する設定情報を付加情報として取得し、通信部10を使用して広告情報配信支援装置3に広告接続先情報配信要求S1を行う(S51)。
【0214】
広告情報配信支援装置3の通信部38で広告接続先情報配信要求S1は受信され、制御部39により配信要求格納部42に格納される。次に、制御部39はD1を実行する(S52)。
【0215】
D1については、図13を用いて説明する。
【0216】
制御部39は、配信要求格納部42に格納している付加情報を取得し、付加情報が有している位置情報に値があるかどうかを確認する(S90)。次に、その位置情報に値が無ければ、配信先アドレスを用いて、通信端末1の位置情報を取得するために通信部38を使用して、位置情報取得装置7に位置情報取得要求S10を行い、通信端末1の位置情報の取得を問い合わせる。ここで、「配信先アドレス」とは、広告情報配信支援装置3が通信端末1からの広告接続先情報配信要求S1を受信した時点で取得できるIPアドレスや電話番号などを用いるか、付加情報が有している広告情報配信先アドレスを用いる。
【0217】
また、位置情報に値がある場合は、その位置情報を用いて、情報提供装置情報管理部45に広告接続先情報配信要求S1が要求した広告の特定を処理させる。具体的な説明は、後述とする。
【0218】
位置情報取得装置7では、広告情報配信支援装置3からの位置情報取得要求S10を受信後、位置情報取得要求S10で付加される配信先アドレスを用いて、その配信先アドレスの位置情報を検出する。広告情報配信支援装置3は、位置情報取得装置7から位置情報取得S11である位置情報を取得する(S91)。
【0219】
広告情報配信支援装置3の通信部38で位置情報取得S11を受信され、制御部39により位置情報格納部43に格納される。次に、制御部39は、取得した位置情報を用いて、情報提供装置情報管理部45に広告接続先情報配信要求S1が要求した広告の特定を処理させる。具体的に説明すると、情報提供装置情報管理部45には、広告情報配信支援装置3が管理する1つ以上の情報提供装置2の位置情報などの情報を格納する情報提供装置情報格納部47を有している。その情報提供装置情報格納部47の情報提供装置2の位置情報を、通信端末1の位置情報である位置情報取得装置7から取得した位置情報で近似検索を行う(S92)。ここで、「近似検索」とは、上記の情報提供装置情報格納部47に登録されている情報提供装置2の位置情報と上記の通信端末1の位置情報とを比較し、より近くにある情報提供装置2を特定および特定の範囲内にある情報提供装置2を選定することを指す。例えば、通信端末1の位置情報の半径10m以内に存在する情報提供装置2を全て検索するなどである。また、検索条件について、位置情報以外に情報提供装置2の特徴、例えば、「ポスター」などとする検索キーワードをAND条件として加えて行っても良い。
【0220】
近似検索の結果が、通信端末1の位置情報の特定の範囲内に情報提供装置2の登録が無く特定できなかった場合は、D1実行を終了する(S93)。
【0221】
近似検索の結果が、通信端末1の位置情報の特定の範囲内に情報提供装置2が1つに特定できる場合は(S94)、その情報提供装置2で指定の時間に広告提供中または広告提供終了後の任意の時間内の該当する広告を特定し、その特定した広告の広告接続先情報を特定する。ここで、「指定の時間」とは、配信要求格納部42に格納している付加情報が有している広告情報要求日時のことである。また、広告情報要求日時が設定されていない場合は、広告接続先情報配信要求S1を受信した時間としても良い。
【0222】
この場合、広告接続先情報は、指定の時間によって1つに特定した実施の形態で説明しているが、特定した広告接続先情報を優先的に扱うとする1つ以上の広告接続先情報であっても良い。また、1つ以上の広告接続先情報とそれらの広告接続先情報のインデックス(広告インデックス)をまとめた広告インデックスリストを付加したものであっても良い。ここで、広告インデックスとは、特定した広告とその前後の広告を任意の個数選定し、それらの広告接続先情報の簡易情報(広告主、広告対象コード、URLなど)を通信端末1で一覧表示による閲覧が可能な情報のことである。ここでは、情報提供装置情報管理部45で広告インデックス付きの広告接続先情報を作成(S95)し、D1実行を終了とする。
【0223】
次に、近似検索の結果が、通信端末1の位置情報の特定の範囲内に情報提供装置2が1つに特定できない複数の場合は(S94)、それぞれの情報提供装置2で、上記で説明した指定の時間に広告提供中または広告提供終了後の任意の時間内の該当する広告を特定し、その特定した広告の広告接続先情報をそれぞれの情報提供装置2と関連付け、それらの情報提供装置のインデックスをまとめた情報提供装置インデックスを作成する(S96)。
【0224】
この場合、広告接続先情報は、指定の時間によって1つに特定した実施の形態で説明しているが、特定した広告接続先情報を優先的に扱うとする1つ以上の広告接続先情報であっても良い。また、1つ以上の広告接続先情報とそれらの広告接続先情報のインデックス(広告インデックス)をまとめた広告インデックスリストを付加したものであっても良い。ここで、広告インデックスとは、特定した広告とその前後の広告を任意の個数選定し、それらの広告接続先情報の簡易情報(広告主、広告対象コード、URLなど)を通信端末1で一覧表示による閲覧が可能な情報のことである。ここでは、情報提供装置情報管理部45で情報提供装置インデックスに設定された広告接続先情報は、全て広告インデックス付きの広告接続先情報であるとして作成(S97)し、D1実行を終了とする。
【0225】
制御部39は、D1実行の結果を、通信部38を使用して通信端末1に対して配信する(広告接続先情報配信S2)。すると、通信端末1では、広告接続先情報配信S2を通信部10で受信する(S53)。
【0226】
広告接続先情報配信S2を通信部10で受信した通信端末1の制御部9は、広告接続先情報が1つ以上あることを確認(S54)する。広告接続先情報が1つ以上あればB1へ遷移する。無ければ、広告情報配信支援装置3との接続を解除し、処理を終了する。
【0227】
B1については、図12を用いて説明する。
【0228】
制御部9は、広告接続先情報を広告接続先情報格納部17に格納する(S70)。次に、広告接続先情報格納部17に格納した広告接続先情報が通信端末1の近似にある情報提供装置2が1つに特定できない場合に広告情報配信支援装置3で作成される情報提供装置の候補リストである情報提供装置インデックス付きであるかどうかを判断する(S71)。
【0229】
情報提供装置インデックス付きの場合は、情報提供装置インデックスを表示する。操作部15の操作により情報提供装置インデックスから1つの情報提供装置2を表示選択する(S72)。次に、その情報提供装置2が広告インデックス付きかどうかを判断する(S73)。
【0230】
情報提供装置インデックスが無い場合は、情報提供装置2が1つに特定できたことを表しており、次に、その情報提供装置2が広告インデックス付きかどうかを判断する(S73)。
【0231】
広告インデックスが無い場合で、広告接続先情報を取得後、接続設定が自動接続の場合(S74)は、A1へ遷移する(図11からのB1実行によるA1遷移は、図11のA1であり、図17からのB1実行によるA1遷移は、図17のA1である)。
【0232】
また、広告インデックスが無い場合で、広告接続先情報を取得後、接続設定が手動接続の場合(S74)、受信者は、表示の有無を確認後(S75)、広告接続先情報を表示する(S76)。
【0233】
受信者は、閲覧中の広告接続先情報のより詳しい情報をその広告接続先情報を使用することによって可能である。広告接続先情報の表示中に操作部15の操作により接続できる(S77)。接続する場合は、A1へ遷移する(図11からのB1実行によるA1遷移は、図11のA1であり、図17からのB1実行によるA1遷移は、図17のA1である)。
【0234】
また、この操作条件では、上記のように接続しても良いし、再度、広告接続先情報の閲覧(表示)を行っても良いし(S78)、広告接続先情報の表示を終了してC1へ遷移して情報提供装置の選択(S72)を行っても良い。また、そのまま表示終了して一連の操作を広告接続先情報取得のみで終了しても良い。
【0235】
広告インデックス付きの場合は、広告インデックスを表示する(S79)。操作部15の操作により広告インデックスから1つの広告を表示選択する(S80)。選択した広告の広告接続先情報を表示する(S81)。
【0236】
受信者は、閲覧中の広告接続先情報のより詳しい情報をその広告接続先情報を使用することによって可能である。広告接続先情報の表示中に操作部15の操作により接続できる(S82)。接続する場合は、A1へ遷移する(図11からのB1実行によるA1遷移は、図11のA1であり、図17からのB1実行によるA1遷移は、図17のA1である)。
【0237】
また、この操作条件では、上記のように接続しても良いし、再度、広告接続先情報の閲覧(表示)を行っても良いし(S83)、広告インデックスの閲覧(表示)を行っても良い(S84)。さらに、広告接続先情報の表示を終了してC1へ遷移して情報提供装置の選択(S72)を行っても良い。また、そのまま表示終了して一連の操作を広告接続先情報取得のみで終了しても良い。
【0238】
次に、図11のA1では、広告接続先情報の特定が図12のB1からの一連の処理の流れによってなされているため、すなわち、選択した広告の広告接続先情報が既に広告接続先情報格納部17に有るため(S50)、通信部10を使用して広告情報配信支援装置3に広告情報配信要求S3を行う(S55)。
【0239】
広告情報配信要求S3は、広告情報配信支援装置3の通信部38で受信する。制御部39は、広告情報配信要求S3により取得した広告接続先情報を配信要求格納部42に格納する(S56)。E1へ遷移する。
【0240】
次に、制御部39は、広告情報配信支援サービス利用申請がなされているかを配信要求格納部42に格納されている認証IDなどの照合情報を取得し、認証情報管理部40に問い合わせる。認証情報管理部40では、その照合情報と認証情報格納部41に格納されている認証IDなどの登録情報とを照合し、一致するかどうかを確認する(S57)。
【0241】
認証が成立した場合は、認証情報管理部40は、サービス継続可能として制御部39へ処理を返す。制御部39は、配信要求格納部42に格納されている広告接続先情報が有している広告接続先アドレスを基に、その広告接続先アドレスが示す広告情報配信装置4に対して広告情報配信指示S4を通信部38より送信する。この広告情報配信指示S4で広告情報配信装置4に引き継がれる情報としては、通信端末1への配信先アドレスなどがある。また、広告情報配信指示S4後に、広告情報配信履歴格納部50に広告情報配信指示を実施したことを記録する。
【0242】
広告情報配信装置4の制御部62は、広告情報配信指示S4を通信部61で受信するとその受信情報を配信指示格納部64に格納する。次に、制御部62は、配信指示格納部64に格納した受信情報を基に、広告情報管理部63に受信情報の1つである広告接続先アドレスが示す広告情報を広告情報格納部65から取得する。さらに、取得した広告情報を受信情報の1つである配信先アドレスを使用して、広告情報配信S5である広告情報を通信部61より配信する。通信端末1で広告情報配信S5を通信部10で受信する(S58)。
【0243】
認証が成立しなかった場合は、認証情報管理部40は、サービス利用申請をこのまま継続して行うかどうか(オンライン申請)を問い合わせることを制御部39より通信部38を介して通信端末1の通信部10で受信し、制御部9は、受信したサービス利用申請プログラムの申請画面を出力制御部11より表示部13に表示しる(S64)。
【0244】
申請する場合は、サービス利用オンライン登録を行う(S65)。その結果として、認証情報管理部40が管理する認証情報格納部41に通信端末1の認証IDが登録される。また、この申請方法であるオンライン登録では、通信端末1と広告情報配信支援装置3との間で申請プログラムや申請データの送受信が通信部10と通信部61で行われる。
【0245】
申請しない場合は、このまま広告情報配信要求S3を継続する/継続しないを受信者に確認させる(S66)。継続しない選択では、広告情報配信支援装置3との接続を解除し終了する(S67)。継続する選択では、その選択結果を受けて広告配信支援装置3の制御部39は、認証確認であるS57を再度実行する。
【0246】
広告情報配信S5を通信部10で受信した通信端末1の制御部9は、広告情報を広告情報格納部20に格納し(S59)、広告情報配信支援装置3との接続を解除する(S60)。
【0247】
通信端末1の動作設定によるが、広告情報の配信後直ぐに閲覧を実行する設定(S61)となっている場合は、制御部9は、広告情報格納部20に格納されている広告情報を出力情報管理部18より取得し、出力制御部11を介して表示部13および音声出力部14へ出力する(S62)。出力情報管理部18では、通信端末1の出力制御部11を介して再生出力が可能なように広告情報を加工するなどしても良い。
【0248】
また、広告情報の閲覧に関するフローチャートは説明していないが、広告情報に応じて出力制御部11および入力制御部12を利用して閲覧操作は可能であり、さらに、任意のタイミングで一連の操作を終了することができる(S63)。
【0249】
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態を図14から図17を用いて説明する。図14は、第3の実施の形態の広告情報配信支援システムの全体を示したブロック図である。図15は、図14の広告情報配信支援システムにおける通信端末1と広告情報配信支援装置3の構成の一例のブロック図である。図16は、図14の広告情報配信支援システムにおける通信端末1で取得できる位置情報で情報提供装置2を特定することを特徴とする各装置とその処理の流れを示した概要図である。図17は、図14の広告情報配信支援システムの動作説明に用いるフローチャートである。
【0250】
第1の実施の形態との違いは、第1の実施の形態が広告接続先情報を情報提供装置2から取得したのに対して、第3の実施の形態は、通信端末1で取得できる位置情報を用いて広告情報配信支援装置3より広告接続先情報を取得することにある。また、第2の実施の形態で説明した位置情報を取得するための位置情報取得装置7が無くとも良いことが特徴とする広告情報配信支援システムである。
【0251】
図14を用いて、第3の実施の形態の広告情報配信支援システムを構成する装置の説明をする。
【0252】
図14で示す広告情報配信支援システムの主な構成要素は、受信者が広告情報および広告情報に接続するための広告接続先情報を受信するための通信端末1と、広告接続先情報を受信者に提供可能な情報提供装置2と、広告接続先情報を基に広告情報の配信指示を行う広告情報配信支援装置3と、広告情報を配信する広告情報配信装置4と、通信端末1の無線通信を可能とする基地局5と、インターネット通信網6となっている。
【0253】
通信端末1、広告情報配信支援装置3、広告情報配信装置4、基地局5は、インターネット通信網6上に配置する。情報提供装置2は、インターネット通信網6上に配置してもしなくとも良い。ここでは、情報提供装置2はインターネット通信網6上に配置しないとして説明する。
【0254】
インターネット通信網6は、第1の実施の形態と同様であるので重複した説明は省略する。
【0255】
通信端末1と情報提供装置2の間には、第1の実施の形態と同様であっても良いが同様で無くとも良い。また、どちらかに第1の実施の形態で説明したインターネット通信網6とは異なる通信手段または通信網での情報の送受信が可能な仕組みがない場合の組み合わせでも良い。ここでは、通信端末1と情報提供装置2との間に通信手段がないとして説明する。
【0256】
情報提供装置2は、広告を提供する媒体を指している。本実施の形態では、第1の実施の形態で説明した情報提供装置または情報補完装置を有している/有していないに関係がないことを特徴とする。例えば、情報補完装置を持たない中吊り広告や広告ポスターなどもこれに該当する。ここで、「提供」とは、受信者に視覚的および聴覚的に広告情報を認知させる行為をいう。
【0257】
よって、上記で説明したように、中吊り広告などの紙で代表的な広告媒体または情報媒体の形態も含まれることから、特に、第3の実施の形態での情報提供装置2の構成は、規定しないものとする。
【0258】
さらに、広告情報配信支援システムとしての特徴である広告接続先情報の配信要求履歴を格納する広告接続先情報配信履歴格納部31があっても良い。さらに、広告情報や広告接続先情報をオンラインで更新する場合、広告接続先情報配信履歴格納部31に格納している配信要求履歴を広告情報配信支援装置3に送信する場合や通信端末1から受信した広告接続先情報の配信要求で指定された広告接続先情報を通信端末1ではなく広告情報配信支援装置3へ送信する場合などに必要なインターネット通信網6に接続するための通信部25があっても良い。
【0259】
広告情報配信装置4は、第1の実施の形態と同様であるので重複した説明は省略する。
【0260】
図15を用いて、図1の通信端末1と広告情報配信支援装置3の構成の一例の説明をする。
【0261】
通信端末1は、情報提供装置2で提供される広告を広告接続先情報または広告情報として閲覧を可能とする携帯電話、携帯端末やその他のインターネット接続機器などである。
【0262】
本実施の形態での通信端末1の構成は、広告情報および広告接続先情報を表示する表示部13または音声を出力する音声出力部14のうち少なくとも1つと、それらを制御する出力制御部11と、広告接続先情報などの内容をキーやタッチペンなどを使用して選択操作することを可能とする操作部15と、それを制御する入力制御部12と、位置情報を取得できるGPSや電子コンパスなどの機能を有した位置情報検出部62と、その配信要求の際に通信端末1の電話番号などを付加する場合の付加情報を格納しておく付加情報格納部16と、情報提供装置2より配信された広告接続先情報を保持する広告接続先情報格納部17と、インターネット通信網6に接続する通信部10と、広告接続先情報を基に配信される広告情報を格納する広告情報格納部20と、広告情報の再生時間などを管理する出力情報管理部18と、これらの処理を可能とする制御部9とを備えている。また、情報提供装置と広告接続先情報の配信要求や広告接続先情報の受信などを可能とする赤外線通信部があっても良い。
【0263】
さらに、通信端末1と情報提供装置2との間で同期表示を実現する一例とする同期情報を格納する同期情報格納部19と、通信端末1内で管理している時間情報を標準時間によって定期的に補正する信号を受信するための標準時間受信部22と、その受信情報を任意の期間保存する標準時間保持部21とを備えていても良い。同期表示については、第7の実施の形態で説明する。
【0264】
広告情報配信支援装置3は、第1の実施の形態の機能は全て有している。よって、重複した機能の説明は省略する。
【0265】
広告情報配信支援装置3は、通信端末1からの広告接続先情報配信要求を受信する際、その広告接続先情報配信要求が通信端末1の位置情報付きかどうかを判断する。位置情報付きの場合は、その位置情報から情報提供装置2を特定する。
【0266】
さらに、通信端末1の位置情報から特定した情報提供装置2の広告接続先情報を特定し、通信端末1へ広告接続先情報を配信する。
【0267】
このことから、広告情報配信支援装置3は、少なくとも広告接続先情報配信、広告情報配信指示や位置情報取得要求などを行うためのインターネット通信網6に接続するための通信部38と、広告接続先情報配信要求で示される位置情報など格納する位置情報格納部43と、情報提供装置2とそれに関連する広告接続先情報を格納している情報提供装置情報格納部47と、位置情報格納部43からの情報と情報提供装置情報格納部47からの情報を基に広告接続先情報を特定する機能が付加された情報提供装置情報管理部45と、これらの処理を可能とする制御部39とを備えている。また、上記で示した装置部以外で、図3で説明した装置部のいくつかまたは全てを有した広告情報配信支援装置3であっても良い。
【0268】
図16を用いて、図14の広告情報配信支援システムにおける各装置とその処理の流れを説明する。
【0269】
受信者は、情報提供装置2が提供する広告を視聴している。視聴している広告に興味を持った場合に、本実施の形態では、通信端末1の位置情報を用いて広告情報配信支援システムを介して視聴している広告またはその広告関連情報を入手することができる。ここでの広告または広告関連情報を広告情報とする。
【0270】
受信者は、視聴している広告を視聴している間、またはその広告提供終了後、任意の時間までに広告情報配信支援装置3に対して通信端末1から広告接続先情報の配信要求を位置情報付きで行う。
【0271】
通信端末1には、内部に位置情報を取得できるGPSや電子コンパスなどの機能を有した位置情報検出部を備えている。または、通信端末1に対しての外部接続としての位置情報検出部62であっても良い。
【0272】
次に、広告情報配信支援装置3は、広告接続先情報配信要求S1を受信後、この広告接続先情報配信要求S1が位置情報付きかどうかを確認する。本実施の形態では、広告接続先情報配信要求S1が位置情報付きである場合を示している。ここで、「広告接続先情報配信要求S1が位置情報付き」としているが、この配信要求では、位置情報以外に、広告情報配信先アドレス(IPアドレス、電話番号、MailアドレスやユーザIDなど)、広告情報要求日時、同期表示属性(非同期コンテンツに同時性を持たせることが可能な機能の情報)、広告情報配信単位指定(広告インデックスリスト付き/広告情報量の選択/データの種別など)、広告制御情報(広告管理No.やコンポーネント数など)や認証情報(認証IDと認証パスワード)などがある。
【0273】
その位置情報より通信端末1に近似している場所にある広告情報配信支援装置3に登録されている情報提供装置2を検索する。検索結果が1つの場合と1つに特定できない複数の場合とがある。
【0274】
まず、検索結果が1つに特定できる場合は、その情報提供装置2で指定の時間に広告提供中または広告提供終了後の任意の時間内の該当する広告を特定し、その特定した広告の広告接続先情報を通信端末1に対して配信する(広告接続先情報配信S2)。すると、通信端末1では、広告接続先情報が受信され保持される。ここで、「指定の時間」とは、広告接続先情報配信要求S1で設定される広告情報要求日時のことである。また、広告情報要求日時が設定されていない場合は、広告接続先情報配信要求S1を受信した時間としても良い。
【0275】
この場合、広告接続先情報は、指定の時間によって1つに特定した実施の形態で説明しているが、特定した広告接続先情報を優先的に扱うとする1つ以上の広告接続先情報であっても良い。また、1つ以上の広告接続先情報とそれらの広告接続先情報のインデックス(広告インデックス)をまとめた広告インデックスリストを付加したものであっても良い。ここで、広告インデックスとは、特定した広告とその前後の広告を任意の個数選定し、それらの広告接続先情報の簡易情報(広告主、広告対象コード、URLなど)を通信端末1で一覧表示による閲覧が可能な情報のことである。
【0276】
次に、検索結果が1つに特定できない複数の場合は、それぞれの情報提供装置2で、上記で説明した指定の時間に広告提供中または広告提供終了後の任意の時間内の該当する広告を特定し、その特定した広告の広告接続先情報をそれぞれの情報提供装置2と関連付け、それらの情報提供装置のインデックスをまとめた情報提供装置インデックスを付加したものを通信端末1に対して配信する(広告接続先情報配信S2)。すると、通信端末1では、広告接続先情報が受信され保持される。
【0277】
通信端末1に表示部13がある場合には、その情報提供装置インデックスが表示される。受信者の選択操作によりその情報提供装置インデックスの中から情報提供装置2が選択できる。選択した情報提供装置2から広告接続先情報が特定できる。
【0278】
この場合も、広告接続先情報は、指定の時間によって1つに特定した実施の形態で説明しているが、特定した広告接続先情報を優先的に扱うとする1つ以上の広告接続先情報であっても良い。また、1つ以上の広告接続先情報とそれらの広告接続先情報のインデックス(広告インデックス)をまとめた広告インデックスリストを付加したものであっても良い。
【0279】
通信端末1は、広告情報配信支援装置3に広告情報の配信要求を上記の一連の流れで保持された広告接続先情報付きで行う(広告情報配信要求S3)。その配信要求を受けた広告情報配信支援装置3は、その要求が広告接続先情報付きであることを確認した上で、広告接続先情報が有している広告接続先アドレスを基に、その広告接続先アドレスが示す広告情報配信装置4に対して広告情報配信指示S4を行う。この広告情報配信指示S4で広告情報配信装置4に引き継がれる情報としては、通信端末1への配信先アドレスなどがある。
【0280】
通信端末1への配信先アドレスは、広告情報配信支援装置3が通信端末1からの配信要求を受信した時点で取得できるIPアドレスや電話番号などを用いるか、広告接続先情報が有している広告情報配信先アドレスを用いる。また、広告接続先情報が有している広告識別子や情報提供装置識別子を、広告情報配信指示で広告情報配信装置4に引き継がれる情報に付加しても良い。
【0281】
広告情報配信指示S4を受けた広告情報配信装置4は、広告情報配信指示S4で引き渡された情報を基に通信端末1に対して指定された広告情報を配信する(広告情報配信S5)。通信端末1では、配信された広告情報の閲覧が可能となる。
【0282】
また、広告情報配信支援サービス利用申請S6を事前申請やサービス利用対象者でない受信者からの広告情報取得要求を受信した時点でオンライン登録させるなどのサービス利用申請に関する幾つかの申請方法により登録されたサービス利用対象者の運営管理を行う広告情報配信支援装置3を備えているとともに、そのサービス利用認証手段を提供することにある。
【0283】
さらに、広告情報配信装置4で収集する広告情報配信履歴を広告情報配信支援装置3が行う広告情報配信履歴取得S7とする手段を提供している。
【0284】
第3の実施の形態は、第1の実施の形態と同様の効果がある。すなわち、図5を用いて説明した広告情報配信支援システムの装置とその装置部が提供するシステムサービスは同様であり、重複するため第3の実施の形態のサービスを機能としての説明は省略する。
【0285】
図17と用いて、図16で説明した一連の流れを通信端末1での操作の流れで説明する。また、図15で示した装置部を示して説明する。
【0286】
受信者は、広告を取得するために、視聴している広告を視聴している間、またはその広告提供終了後に、任意の時間までに情報提供装置2に対して操作部15の任意の操作ボタンまたは表示画面上のボタンなどを押下する(S99)。
【0287】
操作部15からの信号は、入力制御部12で検出し制御部9へ選択信号として解釈される。次のステップでは、A1からの処理合流があるため広告接続先情報が通信端末1に保存されているかどうかを判断する分岐がある(S100)。通信端末1では、複数の広告接続先情報を保存ができる広告接続先情報格納部17を有しているため、その格納部に広告接続先情報が存在する場合、その広告接続先情報を利用して広告情報配信要求S3を行うかどうかを問い合わせるなどしても良い。
【0288】
制御部9は、位置情報検出部62を用いて通信端末1の位置情報を取得し(S101)、その情報を付加情報格納部16に格納する。
【0289】
次に、制御部9は、付加情報格納部16から広告接続先情報配信要求S1時に付加情報として添付する設定情報を付加情報として取得し、通信部10を使用して広告情報配信支援装置3に広告接続先情報配信要求S1を行う(S102)。
【0290】
広告情報配信支援装置3の通信部38で広告接続先情報配信要求S1は受信され、制御部39により配信要求格納部42に格納される。次に、制御部39はD1を実行する(S103)。D1については、図13で説明している。
【0291】
制御部39は、D1実行の結果を、通信部38を使用して通信端末1に対して配信する(広告接続先情報配信S2)。すると、通信端末1では、広告接続先情報配信S2を通信部10で受信する(S104)。
【0292】
広告接続先情報配信S2を通信部10で受信した通信端末1の制御部9は、広告接続先情報が1つ以上あることを確認(S105)する。広告接続先情報が1つ以上あればB1へ遷移する。無ければ、広告情報配信支援装置3との接続を解除し、処理を終了する。B1については、図12で説明している。
【0293】
次に、図17のA1では、広告接続先情報の特定が図12のB1からの一連の処理の流れによってなされているため、すなわち、選択した広告の広告接続先情報が既に広告接続先情報格納部17に有るため(S100)、通信部10を使用して広告情報配信支援装置3に広告情報配信要求S3を行う(S106)。
【0294】
広告情報配信要求S3は、広告情報配信支援装置3の通信部38で受信する。制御部39は、広告情報配信要求S3により取得した広告接続先情報を配信要求格納部42に格納する(S107)。E1へ遷移する。
【0295】
次に、制御部39は、広告情報配信支援サービス利用申請がなされているかを配信要求格納部42に格納されている認証IDなどの照合情報を取得し、認証情報管理部40に問い合わせる。認証情報管理部40では、その照合情報と認証情報格納部41に格納されている認証IDなどの登録情報とを照合し、一致するかどうかを確認する(S108)。
【0296】
認証が成立した場合は、認証情報管理部40は、サービス継続可能として制御部39へ処理を返す。制御部39は、配信要求格納部42に格納されている広告接続先情報が有している広告接続先アドレスを基に、その広告接続先アドレスが示す広告情報配信装置4に対して広告情報配信指示S4を通信部38より送信する。この広告情報配信指示S4で広告情報配信装置4に引き継がれる情報としては、通信端末1への配信先アドレスなどがある。また、広告情報配信指示S4後に、広告情報配信履歴格納部50に広告情報配信指示を実施したことを記録する。
【0297】
広告情報配信装置4の制御部62は、広告情報配信指示S4を通信部61で受信するとその受信情報を配信指示格納部64に格納する。次に、制御部62は、配信指示格納部64に格納した受信情報を基に、広告情報管理部63に受信情報の1つである広告接続先アドレスが示す広告情報を広告情報格納部65から取得する。さらに、取得した広告情報を受信情報の1つである配信先アドレスを使用して、広告情報配信S5である広告情報を通信部61より配信する。通信端末1で広告情報配信S5を通信部10で受信する(S109)。
【0298】
認証が成立しなかった場合は、認証情報管理部40は、サービス利用申請をこのまま継続して行うかどうか(オンライン申請)を問い合わせることを制御部39より通信部38を介して通信端末1の通信部10で受信し、制御部9は、受信したサービス利用申請プログラムの申請画面を出力制御部11より表示部13に表示しる(S115)。
【0299】
申請する場合は、サービス利用オンライン登録を行う(S116)。その結果として、認証情報管理部40が管理する認証情報格納部41に通信端末1の認証IDが登録される。また、この申請方法であるオンライン登録では、通信端末1と広告情報配信支援装置3との間で申請プログラムや申請データの送受信が通信部10と通信部61で行われる。
【0300】
申請しない場合は、このまま広告情報配信要求S3を継続する/継続しないを受信者に確認させる(S117)。継続しない選択では、広告情報配信支援装置3との接続を解除し終了する(S118)。継続する選択では、その選択結果を受けて広告配信支援装置3の制御部39は、認証確認であるS108を再度実行する。
【0301】
広告情報配信S5を通信部10で受信した通信端末1の制御部9は、広告情報を広告情報格納部20に格納し(S110)、広告情報配信支援装置3との接続を解除する(S111)。
【0302】
通信端末1の動作設定によるが、広告情報の配信後直ぐに閲覧を実行する設定(S112)となっている場合は、制御部9は、広告情報格納部20に格納されている広告情報を出力情報管理部18より取得し、出力制御部11を介して表示部13および音声出力部14へ出力する(S113)。出力情報管理部18では、通信端末1の出力制御部11を介して再生出力が可能なように広告情報を加工するなどしても良い。
【0303】
また、広告情報の閲覧に関するフローチャートは説明していないが、広告情報に応じて出力制御部11および入力制御部12を利用して閲覧操作は可能であり、さらに、任意のタイミングで一連の操作を終了することができる(S114)。
【0304】
(第4の実施の形態)
第4の実施の形態を図18を用いて説明する。図18は、本発明の広告情報配信支援システムの第4の実施の形態における各装置とその処理の流れを示した概要図である。本実施の形態は、第1の実施の形態の派生モデルである。ここで、「派生モデル」とは、本ビジネスモデルが実現するサービスの内容や、その進歩性や独創性などが、第1の実施の形態と同様の効果をもたらすものとし、その効果は有効であるとする。実施の形態を区別したのは、各装置の機能分割が異なるためである。
【0305】
本実施の形態では、情報提供装置2が第1の実施の形態の情報提供装置2より高機能として説明している。情報提供装置2が広告接続先情報を通信端末1に替わって広告情報配信要求S3を行う機能を有する点で特徴的である。
【0306】
図18を用いて、広告情報配信支援システムにおける各装置とその処理の流れを説明する。
【0307】
受信者は、情報提供装置2が提供する広告を視聴している。視聴している広告に興味を持った場合に、本実施の形態では、上記の装置が提供する広告情報配信支援システムを利用して視聴している広告またはその広告関連情報を入手することができる。ここでの広告または広告関連情報を広告情報とする。
【0308】
受信者は、視聴している広告を視聴している間、またはその広告提供終了後、任意の時間までに情報提供装置2に対して通信端末1から広告接続先情報配信要求S1を行う。
【0309】
次に、情報提供装置2は、広告接続先情報配信要求S1を受信後、広告提供中または広告提供終了後の任意の時間内の該当する広告を特定する。ここで、広告接続先情報のデータの形態は、広告接続先情報配信要求S1時に情報付加することで制御できる仕組みである。付加する情報としては、広告情報配信先アドレス(IPアドレス、電話番号、MailアドレスやユーザIDなど)、広告情報要求日時、配信先の位置情報、同期表示属性(非同期コンテンツに同時性を持たせることが可能な機能の情報)、広告情報配信単位指定(広告インデックスリスト付き/広告情報量の選択/データの種別など)、広告制御情報(広告管理No.やコンポーネント数など)や認証情報(認証IDと認証パスワード)などがある。
【0310】
次に、情報提供装置2は、広告情報配信支援装置3に広告情報配信要求S3を広告接続先情報付きで行う。その配信要求を受けた広告情報配信支援装置3は、その要求が広告接続先情報付きであることを確認した上で、広告接続先情報が有している広告接続先アドレスを基に、その広告接続先アドレスが示す広告情報配信装置4に対して広告情報配信指示S4を行う。この広告情報配信指示S4で広告情報配信装置4に引き継がれる情報としては、通信端末1への配信先アドレスなどがある。
【0311】
通信端末1への配信先アドレスは、広告接続先情報が有している広告情報配信先アドレスを用いる。また、広告接続先情報が有している広告識別子や情報提供装置識別子を、広告情報配信指示で広告情報配信装置4に引き継がれる情報に付加しても良い。
【0312】
広告情報配信指示S4を受けた広告情報配信装置4は、広告情報配信指示S4で引き渡された情報を基に通信端末1に対して指定された広告情報を配信する(広告情報配信S5)。通信端末1では、配信された広告情報の閲覧が可能となる。
【0313】
(第5の実施の形態)
第5の実施の形態を図19を用いて説明する。図19は、本発明の広告情報配信支援システムの第5の実施の形態における各装置とその処理の流れを示した概要図である。本実施の形態は、第1の実施の形態の派生モデルである。ここで、「派生モデル」とは、本ビジネスモデルが実現するサービスの内容や、その進歩性や独創性などが、第1の実施の形態と同様の効果をもたらすものとし、その効果は有効であるとする。実施の形態を区別したのは、各装置の機能分割が異なるためである。
【0314】
本実施の形態では、情報提供装置2が第1の実施の形態の情報提供装置2より高機能として説明している。情報提供装置2が、広告情報配信要求S3の受信および広告情報配信S5を行う機能を有する点で特徴的である。
【0315】
図19を用いて、広告情報配信支援システムにおける各装置とその処理の流れを説明する。
【0316】
受信者は、情報提供装置2が提供する広告を視聴している。視聴している広告に興味を持った場合に、本実施の形態では、上記の装置が提供する広告情報配信支援システムを利用して視聴している広告またはその広告関連情報を入手することができる。ここでの広告または広告関連情報を広告情報とする。
【0317】
受信者は、視聴している広告を視聴している間、またはその広告提供終了後、任意の時間までに情報提供装置2に対して通信端末1から広告接続先情報配信要求S1を行う。
【0318】
次に、情報提供装置2は、広告接続先情報配信要求S1を受信後、広告提供中または広告提供終了後の任意の時間内の該当する広告を特定し、その特定した広告の広告接続先情報を通信端末1に対して配信する(広告接続先情報配信S2)。すると、通信端末1では、広告接続先情報が受信され保持される。この場合、広告接続先情報は、指定の時間によって1つに特定した実施の形態で説明しているが、特定した広告接続先情報を優先的に扱うとする1つ以上の広告接続先情報であっても良い。また、1つ以上の広告接続先情報とそれらの広告接続先情報のインデックス(広告インデックス)をまとめた広告インデックスリストを付加したものであっても良い。ここで、広告インデックスとは、特定した広告とその前後の広告を任意の個数選定し、それらの広告接続先情報の簡易情報(広告主、広告対象コード、URLなど)を通信端末1で一覧表示による閲覧が可能な情報のことである。
【0319】
また、これらの広告接続先情報のデータの形態は、広告接続先情報配信要求S1時に情報付加することで制御できる仕組みである。付加する情報としては、広告情報配信先アドレス(IPアドレス、電話番号、MailアドレスやユーザIDなど)、広告情報要求日時、配信先の位置情報、同期表示属性(非同期コンテンツに同時性を持たせることが可能な機能の情報)、広告情報配信単位指定(広告インデックスリスト付き/広告情報量の選択/データの種別など)、広告制御情報(広告管理No.やコンポーネント数など)や認証情報(認証IDと認証パスワード)などがある。
【0320】
次に、受信者は、通信端末1に保持された広告接続先情報を閲覧する。閲覧により特定の広告接続先情報を選択し、その広告接続先情報を使用して広告情報を取得する。その取得手続きは、再度、情報提供装置2に広告情報配信要求S3を上記の一連の流れで保持された広告接続先情報付きで行う。また、保持された広告接続先情報が1つの場合は、閲覧なしの自動的な広告情報の配信要求を行っても良い。
【0321】
次に、情報提供装置2は、その要求が広告接続先情報付きであることを確認した上で、広告接続先情報が有している広告接続先アドレスを基に、その広告接続先アドレスが示す情報提供装置2の情報格納部に格納されている広告情報を特定する。
【0322】
通信端末1への配信先アドレスは、情報提供装置2が通信端末1からの配信要求を受信した時点で取得できるIPアドレスや電話番号などを用いるか、広告接続先情報が有している広告情報配信先アドレスを用いる。
【0323】
情報提供装置2は、通信端末1に対して特定した広告情報を配信する(広告情報配信S5)。通信端末1では、配信された広告情報の閲覧が可能となる。
【0324】
また、情報提供装置2がインターネット通信網6に接続されている場合に、情報提供装置2が有している情報格納部の少なくとも広告情報または広告接続先情報をオンラインで更新するリモートメンテナンス手段である広告/広告接続先情報更新S9を提供している。さらに、広告情報配信支援システムは、情報提供装置2で収集する広告接続先情報配信履歴を広告情報配信支援装置3が行う広告接続先情報配信履歴取得S8を提供している。
【0325】
(第6の実施の形態)
第6の実施の形態を図20を用いて説明する。図20は、本発明の広告情報配信支援システムの第6の実施の形態における各装置とその処理の流れを示した概要図である。本実施の形態は、第1の実施の形態の最小構成モデルである。ここで、「最小構成モデル」とは、本ビジネスモデルが実現するサービスは、まず、広告が示す内容を広告接続先情報として取得させ、次に、更なる情報取得に対して広告情報を取得させるシステムを提供するシステムロジックの中で提供される。この広告接続先情報の取得までをシステム構成とするのが本実施の形態である。
【0326】
広告接続先情報を使用して広告情報の配信を実施しない広告情報配信支援システムではあるが、第1の実施の形態で説明した進歩性や独創性などは同様の効果をもたらすものとし、その効果は有効であるとする。但し、上記でも説明したように、通信端末1からの広告接続先情報の取得要求から広告情報の取得を実現する一連の処理は、本実施の形態ではない。
【0327】
本実施の形態では、広告情報配信支援システムが提供する広告接続先情報の取得のみであり、広告情報の配信要求時に必要な認証行為は必要ないことから、広告情報配信支援サービス利用申請S6はあってもなくとも良い。
【0328】
図20を用いて、広告情報配信支援システムにおける各装置とその処理の流れを説明する。
【0329】
受信者は、情報提供装置2が提供する広告を視聴している。視聴している広告に興味を持った場合に、本実施の形態では、上記の装置が提供する広告情報配信支援システムを利用して視聴している広告またはその広告関連情報を入手することができる。ここでの広告または広告関連情報を広告情報とする。
【0330】
受信者は、視聴している広告を視聴している間、またはその広告提供終了後、任意の時間までに情報提供装置2に対して通信端末1から広告接続先情報配信要求S1を行う。
【0331】
次に、情報提供装置2は、広告接続先情報配信要求S1を受信後、広告提供中または広告提供終了後の任意の時間内の該当する広告を特定し、その特定した広告の広告接続先情報を通信端末1に対して配信する(広告接続先情報配信S2)。すると、通信端末1では、広告接続先情報が受信され保持される。この場合、広告接続先情報は、指定の時間によって1つに特定した実施の形態で説明しているが、特定した広告接続先情報を優先的に扱うとする1つ以上の広告接続先情報であっても良い。また、1つ以上の広告接続先情報とそれらの広告接続先情報のインデックス(広告インデックス)をまとめた広告インデックスリストを付加したものであっても良い。ここで、広告インデックスとは、特定した広告とその前後の広告を任意の個数選定し、それらの広告接続先情報の簡易情報(広告主、広告対象コード、URLなど)を通信端末1で一覧表示による閲覧が可能な情報のことである。
【0332】
また、これらの広告接続先情報のデータの形態は、広告接続先情報配信要求S1時に情報付加することで制御できる仕組みである。付加する情報としては、広告情報配信先アドレス(IPアドレス、電話番号、MailアドレスやユーザIDなど)、広告情報要求日時、配信先の位置情報、同期表示属性(非同期コンテンツに同時性を持たせることが可能な機能の情報)、広告情報配信単位指定(広告インデックスリスト付き/広告情報量の選択/データの種別など)、広告制御情報(広告管理No.やコンポーネント数など)や認証情報(認証IDと認証パスワード)などがある。
【0333】
次に、受信者は、通信端末1に保持された広告接続先情報を閲覧する。閲覧により特定の広告接続先情報を選択できる。これまでに説明したように、広告接続先情報には、広告接続先アドレスを有している。その広告接続先アドレスを使用して、通信端末1からURL指定の接続方法で直接的に広告情報の配信指定を行う。
【0334】
また、URL指定において、広告接続先アドレス以外に広告接続先情報が有している広告識別子や情報提供装置識別子を付加した配信指定でも良い。例えば、「WWW://広告接続先アドレス/情報提供装置識別子/広告識別子」などの記述で実現するURL指定である。
【0335】
通信端末1では、URLが指す広告情報配信装置4から広告情報の配信を受ける(広告情報配信S5)。
【0336】
また、広告情報配信装置4で収集する広告情報配信履歴を広告情報配信支援装置3が行う広告情報配信履歴取得S7はあっても良い。
【0337】
(第7の実施の形態)
第7の実施の形態を、図21から図24を用いて説明する。図21は、本発明の広告情報配信支援システムの第7の実施の形態における各装置とその処理の流れを示した概要図である。図22は、図21で説明した同期情報を模式的に示す図である。図23は、図22で説明した同期情報を用いての通信端末での同期処理を説明するための図である。図24は、図21の広告情報配信支援システムの動作説明に用いるフローチャートである。
【0338】
本実施の形態は、第1から第5の実施の形態に全て有効である。これらの実施の形態で最終的に配信される広告情報は、コンテンツと位置付けて良い。このコンテンツには、その特性から同期コンテンツと非同期コンテンツの2つに分類できる。
【0339】
同期コンテンツとは、ライブ中継に代表されるようなコンテンツであり、指定時刻に同時に複数のユーザが(指定時刻に同時に複数の通信端末で)視聴することを目的としたコンテンツのことである。例えば、同期コンテンツの代表的な形態の一つには、アナログ放送がある。また、アナログ放送から派生する既存のデジタル放送も、コンテンツのデジタル化やチャンネルが割り当てられている周波数帯の使用効率を目的とする場合などは、それらのコンテンツは全て同期コンテンツに含まれると位置付ける。上記で説明した同期コンテンツ以外を全て非同期コンテンツとする。
【0340】
本実施の形態は、その非同期コンテンツを視聴している受信者に対して、ある一定時間であっても通信端末1と情報提供装置2との間で、本実施の形態が提供する同期情報を基に同期させる手段を提供することにある。すなわち、非同期コンテンツを同期コンテンツとして視聴できるサービスを実現するものである。
【0341】
なお、通信端末1は、第1から第5の実施の形態で説明した一連の操作で広告情報を受信する。その広告情報が、情報提供装置2で視聴している広告情報であることを前提としている。その前提において、通信端末1と情報提供装置2との間で広告情報を同期閲覧することができる仕組みを提供するものである。
【0342】
その実現においては、情報提供装置2または広告情報配信支援装置3に同期ポイントまたはタイムテーブルを含む広告出力に関する同期情報と、その同期情報を通信端末1で取得を可能とする機能と、通信端末1で同期情報として取得した同期情報を基に広告情報を再生する機能が必要である。
【0343】
図21を用いて、その非同期コンテンツの同期閲覧を可能とする実現方法(同期情報取得手段)を説明する。その実現方法は、同期情報の取得方法によって2つに分類する。
▲1▼ 通信端末1に広告情報を受信するのと同時に同期情報を取得する方法。
▲2▼ 通信端末1で広告情報の受信後、情報提供装置2または広告情報配信支援装置3に対して、同期情報の配信要求を行い取得する方法。
【0344】
まず、▲1▼について説明する。▲1▼の方法は、通信端末1が情報提供装置2または広告情報配信支援装置3に広告接続先情報配信要求を行う際に指定できる属性情報の1つである同期表示属性を有効とする設定で指定できる。この同期表示属性の指定は広告情報配信要求にも引き継がれ、最終的に通信端末1での広告情報と情報提供装置2の同期情報の受信となる。
【0345】
第1の実施の形態では、情報提供装置2の同期情報は、情報提供装置2および広告情報配信支援装置3の何れか一方で管理されている。同期表示属性を有効とする広告情報配信要求S3を受けた広告情報配信支援装置3は、情報提供装置識別子が示す情報提供装置2の同期情報を保持している場合は、その同期情報付きで広告情報配信装置4に対して広告情報配信指示S4を行う。また、情報提供装置識別子が示す情報提供装置2の同期情報を保持していない場合でも、情報提供装置2とインターネット通信網6によって接続が可能な条件で同期情報の取得要求を行い、情報提供装置2からその同期情報を取得し、同様に広告情報配信装置4に対して広告情報配信指示S4を行う。
【0346】
広告情報配信指示S4を受けた広告情報配信装置4では、指定された広告情報とその同期情報を共に通信端末1へ配信する(広告情報配信S5)。
【0347】
第2の実施の形態および第3の実施の形態では、情報提供装置2の同期情報は、広告情報配信支援装置3で管理されている。同期表示属性を有効とする広告情報配信要求S3を受けた広告情報配信支援装置3は、情報提供装置識別子が示す情報提供装置2の同期情報を保持している場合は、その同期情報付きで広告情報配信装置4に対して広告情報配信指示S4を行う。
【0348】
広告情報配信指示S4を受けた広告情報配信装置4では、指定された広告情報とその同期情報を共に通信端末1へ配信する(広告情報配信S5)。
【0349】
第4の実施の形態では、情報提供装置2の同期情報は、情報提供装置2および広告情報配信支援装置3の何れか一方で管理されている。同期表示属性を有効とする広告情報配信要求S3を受けた広告情報配信支援装置3は、情報提供装置識別子が示す情報提供装置2の同期情報を保持している場合は、その同期情報付きで広告情報配信装置4に対して広告情報配信指示S4を行う。また、情報提供装置識別子が示す情報提供装置2の同期情報を保持していない場合は、情報提供装置2に同期情報の取得要求を行い、情報提供装置2からその同期情報を取得し、同様に広告情報配信装置4に対して広告情報配信指示S4を行う。
【0350】
またこの場合、情報提供装置2に同期情報を有している条件で、情報提供装置2からの広告情報配信要求S3をその同期情報付きで配信要求しても良い。
【0351】
広告情報配信指示を受けた広告情報配信装置4では、指定された広告情報とその同期情報を共に通信端末1へ配信する(広告情報配信S5)。
【0352】
第5の実施の形態では、情報提供装置2の同期情報は、情報提供装置2および広告情報配信支援装置3の何れか一方で管理されている。同期表示属性を有効とする広告情報配信要求S3を受けた情報提供装置2は、同期情報を保持している場合は、指定された広告情報とその同期情報を共に通信端末1へ配信する(広告情報配信S5)。
【0353】
情報提供装置2ではなく広告情報配信支援装置3で同期情報を保持している場合は、情報提供装置2は広告情報配信支援装置3から同期情報を取得し指定された広告情報とその同期情報を共に通信端末1へ配信する(広告情報配信S5)。
【0354】
次に▲2▼について説明する。▲2▼の方法は、通信端末1が広告情報の配信後に、情報提供装置2または広告情報配信支援装置3に対して同期情報の配信要求を行い(広告情報提供タイムテーブル取得要求S16または広告情報提供タイムテーブル取得要求S12)、最終的に通信端末1での情報提供装置2の同期情報の受信となる(広告情報提供タイムテーブル配信S17または広告情報提供タイムテーブル配信S13)。
【0355】
第1の実施の形態では、情報提供装置2の同期情報は、情報提供装置2および広告情報配信支援装置3の何れか一方で管理されている。通信端末1から同期情報取得要求(広告情報提供タイムテーブル取得要求S12)を受けた広告情報配信支援装置3は、その同期情報取得要求(広告情報提供タイムテーブル取得要求S12)が有している情報提供装置識別子が示す情報提供装置2の同期情報を保持している場合は、その同期情報を通信端末1へ配信する(広告情報提供タイムテーブル配信13)。ここで、「同期情報取得要求」には、情報提供装置識別子以外に、同期情報配信先アドレス(IPアドレス、電話番号、MailアドレスやユーザIDなど)、同期情報要求日時や認証情報(認証IDと認証パスワード)などがある。
【0356】
また、指定された情報提供装置識別子が示す情報提供装置2の同期情報を保持していない場合でも、情報提供装置2とインターネット通信網6によって接続が可能な条件で同期情報の取得要求(情報提供装置提供タイムテーブル取得要求S14)を行い、情報提供装置2からその同期情報を取得(情報提供装置提供タイムテーブル配信S15)し、同様に通信端末1へ配信する(広告情報提供タイムテーブル配信13)。
【0357】
ここでは、通信端末1から同期情報取得要求(広告情報提供タイムテーブル取得要求S12)を広告情報配信支援装置3へ送信するとしているが、情報提供装置2へ同期情報取得要求(広告情報提供タイムテーブル取得要求S16)を行い、情報提供装置2から同期情報を配信する(広告情報提供タイムテーブル配信17)としても良い。
【0358】
さらに、情報提供装置2ではなく広告情報配信支援装置3で同期情報を保持している場合は、通信端末1から同期情報取得要求(広告情報提供タイムテーブル取得要求S16)を受信した情報提供装置2は、広告情報配信支援装置3から指定された同期情報を取得し通信端末1へ配信(広告情報提供タイムテーブル配信17)としても良い。
【0359】
第2の実施の形態では、情報提供装置2の同期情報は、情報提供装置2および広告情報配信支援装置3の何れか一方で管理されている。通信端末1から同期情報取得要求(広告情報提供タイムテーブル取得要求S12)を受けた広告情報配信支援装置3は、その同期情報取得要求(広告情報提供タイムテーブル取得要求S12)が有している情報提供装置識別子が示す情報提供装置2の同期情報を保持している場合は、その同期情報を通信端末1へ配信する(広告情報提供タイムテーブル配信13)。
【0360】
また、指定された情報提供装置識別子が示す情報提供装置2の同期情報を保持していない場合でも、情報提供装置2とインターネット通信網6によって接続が可能な条件で同期情報の取得要求(情報提供装置提供タイムテーブル取得要求S14)を行い、情報提供装置2からその同期情報を取得(情報提供装置提供タイムテーブル配信S15)し、同様に通信端末1へ配信する(広告情報提供タイムテーブル配信13)。
【0361】
第3の実施の形態では、情報提供装置2の同期情報は、情報提供装置2および広告情報配信支援装置3の何れか一方で管理されている。通信端末1から同期情報取得要求(広告情報提供タイムテーブル取得要求S12)を受けた広告情報配信支援装置3は、その同期情報取得要求(広告情報提供タイムテーブル取得要求S12)が有している情報提供装置識別子が示す情報提供装置2の同期情報を保持している場合は、その同期情報を通信端末1へ配信する(広告情報提供タイムテーブル配信13)。
【0362】
また、指定された情報提供装置識別子が示す情報提供装置2の同期情報を保持していない場合でも、情報提供装置2とインターネット通信網6によって接続が可能な条件で同期情報の取得要求(情報提供装置提供タイムテーブル取得要求S14)を行い、情報提供装置2からその同期情報を取得(情報提供装置提供タイムテーブル配信S15)し、同様に通信端末1へ配信する(広告情報提供タイムテーブル配信13)。
【0363】
第4の実施の形態では、情報提供装置2の同期情報は、情報提供装置2および広告情報配信支援装置3の何れか一方で管理されている。通信端末1から同期情報取得要求(広告情報提供タイムテーブル取得要求S12)を受けた広告情報配信支援装置3は、その同期情報取得要求(広告情報提供タイムテーブル取得要求S12)が有している情報提供装置識別子が示す情報提供装置2の同期情報を保持している場合は、その同期情報を通信端末1へ配信する(広告情報提供タイムテーブル配信13)。
【0364】
また、指定された情報提供装置識別子が示す情報提供装置2の同期情報を保持していない場合でも、情報提供装置2とインターネット通信網6によって接続が可能な条件で同期情報の取得要求(情報提供装置提供タイムテーブル取得要求S14)を行い、情報提供装置2からその同期情報を取得(情報提供装置提供タイムテーブル配信S15)し、同様に通信端末1へ配信する(広告情報提供タイムテーブル配信13)。
【0365】
ここでは、通信端末1から同期情報取得要求(広告情報提供タイムテーブル取得要求S12)を広告情報配信支援装置3へ送信するとしているが、情報提供装置2へ同期情報取得要求(広告情報提供タイムテーブル取得要求S16)を行い、情報提供装置2から同期情報を配信する(広告情報提供タイムテーブル配信17)としても良い。
【0366】
さらに、情報提供装置2ではなく広告情報配信支援装置3で同期情報を保持している場合は、通信端末1から同期情報取得要求(広告情報提供タイムテーブル取得要求S16)を受信した情報提供装置2は、広告情報配信支援装置3から指定された同期情報を取得し通信端末1へ配信(広告情報提供タイムテーブル配信17)としても良い。
【0367】
第5の実施の形態では、情報提供装置2の同期情報は、情報提供装置2および広告情報配信支援装置3の何れか一方で管理されている。通信端末1から同期情報取得要求(広告情報提供タイムテーブル取得要求S12)を受けた広告情報配信支援装置3は、その同期情報取得要求(広告情報提供タイムテーブル取得要求S12)が有している情報提供装置識別子が示す情報提供装置2の同期情報を保持している場合は、その同期情報を通信端末1へ配信する(広告情報提供タイムテーブル配信13)。
【0368】
また、指定された情報提供装置識別子が示す情報提供装置2の同期情報を保持していない場合でも、情報提供装置2とインターネット通信網6によって接続が可能な条件で同期情報の取得要求(情報提供装置提供タイムテーブル取得要求S14)を行い、情報提供装置2からその同期情報を取得(情報提供装置提供タイムテーブル配信S15)し、同様に通信端末1へ配信する(広告情報提供タイムテーブル配信13)。
【0369】
ここでは、通信端末1から同期情報取得要求(広告情報提供タイムテーブル取得要求S12)を広告情報配信支援装置3へ送信するとしているが、情報提供装置2へ同期情報取得要求(広告情報提供タイムテーブル取得要求S16)を行い、情報提供装置2から同期情報を配信する(広告情報提供タイムテーブル配信17)としても良い。
【0370】
図22を用いて、図21で説明した同期情報を説明する。
【0371】
本実施の形態での広告情報は、1つ以上の広告を有する任意の時間で構成されたものとする。また、広告情報は、情報提供装置2を介して視聴ができたり、広告接続先情報によって広告情報配信装置4から取得し、通信端末1にて閲覧が可能なものである。
【0372】
その広告情報に対して、その広告情報の各広告の再生開始時間(再生開始日時)などを記した再生タイムテーブルを有したものを同期情報とする。ここでは、「同期情報」は、広告情報:同期情報=1:1として説明する。なお、情報提供装置2が提供する広告および広告情報の全ての再生タイムテーブルを有する同期情報、すなわち、広告情報:同期情報=n:1としても良い。
【0373】
図22の(A)は、同期情報の簡易タイプである。この簡易版は、データ送信量およびデータ送信速度が良くない通信手段を用いる通信端末1に対して同期情報を送信する場合に適応する。図22の(B)は、同期情報の通常タイプである。通常タイプの場合、広告情報を再生する通信端末1では、そのまま再生タイムテーブルとして使用できるため、同期情報を受信した直後から広告情報の同期再生が可能である。
【0374】
まず、図22の(A)の同期情報の簡易タイプについて説明する。同期情報は、広告情報提供タイムテーブルヘッダー90と、広告情報提供タイムテーブル99とから構成されている。
【0375】
広告情報提供タイムテーブルヘッダー90は、少なくとも広告情報の題名である広告情報題名93と、その広告情報の管理コードである広告情報コード95と、その管理コードのバージョン情報である広告情報バージョン96とから構成されている。
【0376】
また、広告を提供している情報提供装置2の名称である情報提供装置名91と、その管理コードである情報提供装置コード92と、広告情報バージョン96が作成された広告情報作成日97と、広告情報バージョン96に関するコメントを記述できる特記事項98と、その広告情報の配信元である広告情報配信装置4を特定する広告接続先アドレスである広告情報提供先URL94とがあっても良い。
【0377】
広告情報提供タイムテーブル99は、各広告の情報提供装置2での提供時間を設定する提供開始時間100と、それぞれの広告の所要時間を設定する標準所要時間101と、それぞれの広告の管理コードである広告対象コード103と、それらの広告対象コード103を関連付けている広告インデックス102とから構成されている。ここで、「広告情報提供タイムテーブル99」は、各広告の情報提供装置2での提供時間を設定する提供開始時間100としたが、1つの広告をn分割し、それぞれn分割したものを提供開始時間100に開始時間として設定した1つ以上の広告からなる広告情報提供タイムテーブル99としても良い。
【0378】
次に、図22の(B)の同期情報の通常タイプについて説明する。通常タイプは、簡易タイプの構成に加えて、広告情報提供タイムテーブル99の広告インデックス102に、各広告対象コード103の広告に関する関連情報提供先とするURL104と、各広告対象コード103の広告主に関する関連情報提供先とするURL106とから構成されている。
【0379】
図23を用いて、図22で説明した同期情報を用いての通信端末での同期処理を説明する。
【0380】
同期情報を受信した通信端末1は、同期情報格納部19に格納する。ここでは、簡易タイプの同期情報を受信したとして説明する。
【0381】
制御部9は、上記までに説明した同期情報取得手段により取得した同期情報を取得する。また、取得した同期情報に関連する広告情報は、広告情報格納部20に格納されている。同期処理が可能な広告情報は、少なくとも広告情報の管理コードである広告情報コード116と、その管理コードのバージョン情報である広告情報バージョン117と、それぞれの広告の管理コードである広告対象コード118と、それぞれの広告(広告データ)である実行ファイル名119とを備えている。
【0382】
次に、制御部9は、出力情報管理部18に閲覧を開始する広告の実行テーブルを少なくとも1つ以上作成するように指示する。実行テーブルは、少なくともNOW110と、NEXT113とから構成され、それぞれは管理情報として、少なくとも提供開始時間と、実行ファイル名とを格納するように構成されている。
【0383】
例えば、閲覧を開始する開始時間が「15:00:00」で、閲覧する広告情報が、広告情報コードが「VER0930」、広告情報バージョンが「VER0X0515」とする。この場合、NOW110の提供開始時間111には、同期情報格納部19に格納されている広告対象コード103が「Sパソコン」の提供開始時間100である「15:00:00」が設定される。また、実行ファイル名112には、広告情報格納部20に格納されている広告対象コード103が「Sパソコン」の実行ファイル名119である「spc.mpeg4」が設定される。
【0384】
次に、NEXT113の提供開始時間114には、同期情報格納部19に格納されている広告対象コード103が「B化粧品」の提供開始時間100である「15:00:30」が設定される。また、実行ファイル名115には、広告情報格納部20に格納されている広告対象コード103が「B化粧品」の実行ファイル名119である「boil.mpeg4」が設定される。
【0385】
制御部9は、出力情報管理部18で作成された実行テーブルを基に、該当する広告の再生を開始する。
【0386】
NOW111の再生が開始され、その再生が終了したタイミングでNEXT113に設定された情報をNOW111とし、新たなNEXT113が広告情報と同期情報から作成される(上記の例を用いると、NEXT113の提供開始時間114には、同期情報格納部19に格納されている広告対象コード103が「C自動車」の提供開始時間100である「15:01:30」となり、実行ファイル名115には、広告情報格納部20に格納されている広告対象コード103が「C自動車」の実行ファイル名119である「cbox.mpeg4」となる)。
【0387】
また、制御部9は、標準時間保持部21より取得できる標準時間を用いて、次の広告の提供開始時間114で設定された時間となった場合に、再生中の広告を強制終了し、そのタイミングでNEXT113に設定された情報をNOW111とし、新しい提供開始時間111に従って再生する。
【0388】
本実施の形態で示す同期情報取得手段を用いて情報提供装置2と一致する同期情報が取得できれば、その同期情報が有している提供開始時間100を用いて、任意の時間(期間)であっても情報提供装置2で視聴できる内容と通信端末1で閲覧する内容が同時に展開することができる。これは、非同期コンテンツを同期コンテンツであるかのように閲覧が可能となることを意味する。このサービスの利点は、例えば、音を情報提供装置2で提供することができない場合(例えば、法令により街頭での音声出力量が制限されている場合)などに、受信者は本サービスを利用して通信端末1から音声を聞くことができる。
【0389】
また、この機能に加えて、時間合わせ機能を通信端末1(標準時間受信部22および標準時間保持部21)および情報提供装置2(図2で示す標準時間受信部37および標準時間保持部36)が有することにより、標準時間を用いて内部管理している時刻情報の調整(時刻補正)を行うことで、より長い時間の同期処理が実現できる(「標準時間による時刻合わせの機能」)。これは、通信端末1および情報提供装置2の各装置のハードウエア性能の違いによる、ある任意の時間(期間)までは同期しているように閲覧が可能であるが、その時間(期間)を過ぎると、視聴内容と閲覧内容とズレが発生することを是正する機能である。
【0390】
さらに、精度ある同期処理を実現するには、「標準時間による時刻合わせの機能」以外に、「一定の周期で閲覧ポイントを合わせる同期取り機能」が必要になる。この「一定の周期で閲覧ポイントを合わせる同期取り機能」は、提供開始時間100を用いて開始した広告の再生中に、情報提供装置2と通信端末1との間で同期信号を情報提供装置2から定期的に送信し、その信号を受信した通信端末1では、その信号を用いて再生中にその広告の再生ポイントを補正する機能である。ここで、「一定の周期で閲覧ポイントを合わせる同期取り機能」は、同期信号が必要であるとしているが、標準時間を用いて、再生中の広告の再生ポイントを補正するようにしても良い。
【0391】
本実施の形態では、少なくとも「標準時間による時刻合わせの機能」を実現する標準時間受信部22および標準時間保持部21を有している通信端末1と、標準時間受信部37および標準時間保持部36を有している情報提供装置2であることを前提とする。
【0392】
また、「一定の周期で閲覧ポイントを合わせる同期取り機能」を実現する同期信号管理部を有している場合は、通信端末1と情報提供装置2との間では、非同期コンテンツであっても同期コンテンツと同等な閲覧が可能となる。
【0393】
本実施の形態が示す最大の利点は、非同期コンテンツであっても同期コンテンツのような視聴方法を提供できることから、本当に同期コンテンツとしての配信が必要なコンテンツと、その必要がないものとの区別ができることにある。
【0394】
本機能が提供するサービスの応用例としては、例えば、規定のデジタル帯域に複数のチャンネルを配置するデジタル放送方法から、規定のデジタル帯域に複数のチャンネルを配置し、さらに、その複数のチャンネル1つ1つは、複数のコンテンツをタイムシェアリングさせながら配信する新しいデジタル放送方法を可能とするなどがある。それを支えるのは、通信端末1に配信する同期情報である。受信する通信端末1では、同期情報を基に再生するために、同期コンテンツを閲覧しているように視聴できる。
【0395】
図24を用いて、図21で説明した一連の流れを通信端末1での操作の流れで説明する。また、図2と、図23とで示した装置部とその構成を用いて説明する。
【0396】
通信端末1の広告情報格納部20で格納されている広告情報の再生を、図2の操作部15の任意の操作ボタンまたは表示画面上のボタンなどを押下することにより実行する(S140)。操作部15からの信号は、入力制御部12で検出し制御部9へ選択信号として解釈される。
【0397】
制御部9は、広告情報格納部20で格納されている広告情報が同期コンテンツである場合(S141)は、広告情報配信装置4への接続を行い、最新の同期コンテンツの配信を受ける(S152)。広告情報は、制御部9を介して出力制御部11より閲覧表示される。その後、任意のタイミングで広告閲覧を終了する(S154)。
【0398】
制御部9は、広告情報格納部20で格納されている広告情報が非同期コンテンツである場合(S141)は、出力制御部11を介して、同期表示を行うかどうかを表示部13に表示する(S142)。
【0399】
同期表示を行わない場合は、広告情報を再生する(S153)。広告情報は、制御部9を介して出力制御部11より閲覧表示される。その後、任意のタイミングで広告閲覧を終了する(S154)。
【0400】
同期表示を行う場合は、同期情報格納部19に再生する広告情報の同期情報(広告情報提供タイムテーブルヘッダー90および広告情報提供タイムテーブル99)があることを確認する(S143)。同期情報が無い場合は、広告情報配信支援装置3に対して、図21で説明した▲2▼の「通信端末1で広告情報の受信後、情報提供装置2または広告情報配信支援装置3に対して、同期情報の配信要求を行い取得する方法。」を用いて、同期情報(広告情報提供タイムテーブルヘッダー90および広告情報提供タイムテーブル99)を取得する(S144)。
【0401】
次に、制御部9は、標準時間受信部22および標準時間保持部21を利用して内部で管理している時間の補正を行う(S145)。
【0402】
標準時間により補正された時刻を基に、制御部9は、出力情報管理部18へ広告情報の同期処理を実現する実行テーブルの作成を指示する(S146)。具体的に図23を用いて説明すると、例えば、閲覧を開始する開始時間が「15:00:00」で、閲覧する広告情報が、広告情報コードが「VER0930」、広告情報バージョンが「VER0X0515」とする。この場合、NOW110の提供開始時間111には、同期情報格納部19に格納されている広告対象コード103が「Sパソコン」の提供開始時間100である「15:00:00」が設定される。また、実行ファイル名112には、広告情報格納部20に格納されている広告対象コード103が「Sパソコン」の実行ファイル名119である「spc.mpeg4」が設定される。
【0403】
次に、NEXT113の提供開始時間114には、同期情報格納部19に格納されている広告対象コード103が「B化粧品」の提供開始時間100である「15:00:30」が設定される。また、実行ファイル名115には、広告情報格納部20に格納されている広告対象コード103が「B化粧品」の実行ファイル名119である「boil.mpeg4」が設定される。
【0404】
制御部9は、出力情報管理部18で作成された実行テーブルを基に、該当する広告の再生を開始する。
【0405】
NOW111の再生が開始され、その再生が終了したタイミングでNEXT113に設定された情報をNOW111とし、新たなNEXT113が広告情報と同期情報から作成される(上記の例を用いると、NEXT113の提供開始時間114には、同期情報格納部19に格納されている広告対象コード103が「C自動車」の提供開始時間100である「15:01:30」となり、実行ファイル名115には、広告情報格納部20に格納されている広告対象コード103が「C自動車」の実行ファイル名119である「cbox.mpeg4」となる)。
【0406】
また、制御部9は、標準時間保持部21より取得できる標準時間を用いて、次の広告の提供開始時間114(S147)で設定された時間となった場合(S148)に、再生中の広告を強制終了(S149)し、そのタイミングでNEXT113に設定された情報をNOW111とし、新しい提供開始時間111に従って再生する(S150)。
【0407】
広告情報は、制御部9を介して出力制御部11より閲覧表示される。その後、任意のタイミングで広告閲覧を終了する(S151)。
【0408】
【発明の効果】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、広告媒体で提供している広告や、広告媒体で放映している広告を、簡単な操作により携帯電話などの情報端末に広告情報として配信する仕組みを提供することにある。また、広告情報配信履歴などを記録し、その広告媒体の客観的評価情報として、その広告媒体が有している場所の特徴や広告時間に応じた購買者層の情報などを公開する。更に、それらの情報を基に、広告媒体の市場価値を査定し、広告媒体の客観的な料金表を作成し、広告主が求める広告効率と広告効果の両方を満たす仕組みを提供することにある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の広告情報配信支援システムの第1の実施の形態の全体を示したブロック図である。
【図2】図1の広告情報配信支援システムにおける通信端末1と情報提供装置2の構成の一例のブロック図である。
【図3】図1の広告情報配信支援システムにおける広告情報配信支援装置3の構成の一例のブロック図である。
【図4】図1の広告情報配信支援システムにおける広告情報配信支援装置3と広告情報配信装置4と通信端末1の構成の一例のブロック図である。
【図5】図1の広告情報配信支援システムにおける各装置とその処理の流れを示した概要図である。
【図6】図1の広告情報配信支援システムの動作説明に用いるフォローチャートである。
【図7】本発明の一実施形態の説明に用いる表示画面の外観図である。
【図8】本発明の広告情報配信支援システムの第2の実施の形態の全体を示したブロック図である。
【図9】図8の広告情報配信支援システムにおける通信端末1と広告情報配信支援装置3と位置情報取得装置7の構成の一例のブロック図である。
【図10】図8の広告情報配信支援システムにおける位置情報サービスにより取得した通信端末1の位置情報より情報提供装置2を特定することを特徴とした広告情報配信支援システムの各装置とその処理の流れを示した概要図である。
【図11】図8の広告情報配信支援システムの動作説明に用いるフォローチャートである。
【図12】図11のB1に関するフォローチャートである。
【図13】本発明の広告情報配信支援装置内のロジック:D1に関するフォローチャートである。
【図14】本発明の広告情報配信支援システムの第3の実施の形態の全体を示したブロック図である。
【図15】図14の広告情報配信支援システムにおける通信端末1と広告情報配信支援装置3の構成の一例のブロック図である。
【図16】図14の広告情報配信支援システムにおける通信端末1で取得できる位置情報で情報提供装置2を特定することを特徴とする各装置とその処理の流れを示した概要図である。
【図17】図14の広告情報配信支援システムの動作説明に用いるフォローチャートである。
【図18】本発明の広告情報配信支援システムの第4の実施の形態における各装置とその処理の流れを示した概要図である。
【図19】本発明の広告情報配信支援システムの第5の実施の形態における各装置とその処理の流れを示した概要図である。
【図20】本発明の広告情報配信支援システムの第6の実施の形態における各装置とその処理の流れを示した概要図である。
【図21】本発明の広告情報配信支援システムの第7の実施の形態における各装置とその処理の流れを示した概要図である。
【図22】図21で説明した同期情報を模式的に示す図である。
【図23】図22で説明した同期情報を用いての通信端末での同期処理を説明するための図である。
【図24】図21の広告情報配信支援システムの動作説明に用いるフォローチャートである。
【符号の説明】
1 通信端末
2 情報提供装置
3 広告情報配信支援装置
4 広告情報配信装置
5 基地局
6 インターネット通信網
7 位置情報取得装置
8 赤外線通信部(情報端末)
10 通信部(情報端末)
13 表示部(情報端末)
27 TVモニタ(情報提供装置)
S1 広告接続先情報配信要求
S2 広告接続先情報配信
S3 広告情報配信要求
S4 広告情報配信指示
S5 広告情報配信
S6 広告情報配信支援サービス利用申請
S7 広告情報配信履歴取得
S8 広告接続先情報配信履歴取得
S9 広告/広告接続先情報更新
S10 位置情報取得要求
S11 位置情報取得
S12 広告情報提供タイムテーブル取得要求(広告情報配信支援装置)
S13 広告情報提供タイムテーブル配信(広告情報配信支援装置)
S14 情報提供装置提供タイムテーブル取得要求
S15 情報提供装置提供タイムテーブル配信
S16 広告情報提供タイムテーブル取得要求(情報提供装置)
S17 広告情報提供タイムテーブル配信(情報提供装置)
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信端末を用いて広告情報配信支援装置を介して広告接続先情報またはそれに関連する広告情報を入手可能な広告情報配信支援システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、広告看板、中吊り広告あるいは広告ポスターは、静的な広告媒体または情報媒体として広く用いられてきた。また、より多くの広告情報を提供できる動的な広告媒体または情報媒体として、動画、テキスト、音声あるいはこれらの任意な組み合わせの情報提供装置がある。
【0003】
情報提供装置を例にとると、電車内の文字放送提供装置やテレビCMやプロモーションビデオを再生表示可能なテレビモニタ付きの情報提供装置がある。また、同様な装置は、街頭テレビなどを代表とする屋外/屋内に設置されている。
【0004】
このような広告媒体または情報媒体は、広告主が、広告が示す商品やサービスをマーケット戦略の観点を考慮し、広告内容と合った広告場所や広告時間を選択決定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記で示した広告媒体または情報媒体を用いて広告を行った場合、その広告がきっかけで購買者がWebサイトへのアクセスや商品の購入を行った事実が広告主に伝わり難い。購買者からのアンケートなどによりある程度は把握できるが、どの場所の広告看板や広告ポスターあるいは街頭テレビで放映されたテレビCMであったかまでは購買者から収集することは難しい。
【0006】
また、適切な広告媒体または情報媒体の選定に関する情報や広告媒体または情報媒体を使用する使用料金などは、広告媒体または情報媒体に関する客観的な評価基準や評価機関がないために、広告対象とする商品やサービスにふさわしいコストと広告効果であったかを判断する手段がない。
【0007】
さらに、インターネットの普及に伴い、オンラインショッピングなどのコンテンツが充実し、売買やサービスがオンライン上で行われていく中で、広告手段も変化する。e−コマースで代表されるインターネットビジネスでは、広告効果がクリック数やアクセス数などで集計され、その広告を行っているWebサイトから購買が可能である。
【0008】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、広告媒体または情報媒体で提供している広告や、広告媒体または情報媒体で放映している広告を、簡単な操作により携帯電話などの情報端末に広告情報として配信する仕組みを提供することにある。また、広告情報配信履歴などを記録し、その広告媒体または情報媒体の客観的評価情報として、その広告媒体または情報媒体が有している場所の特徴や広告時間に応じた購買者層の情報などを公開する。さらに、それらの情報を基に、広告媒体または情報媒体の市場価値を査定し、広告媒体または情報媒体の客観的な料金表を作成し、広告主が求める広告効率と広告効果の両方を満たす仕組みを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、受信者が広告情報を受信するための通信端末と、広告情報を提供する情報提供装置と、広告情報またはその広告情報と関係する情報を管理する広告情報配信支援装置と、広告情報を配信する広告情報配信装置とを備え、広告情報に関連する広告接続先情報を送信可能に保持する広告接続先情報保持手段と、1つ以上の広告接続先情報を取得するための広告接続先情報配信要求を、情報提供装置に送信する広告接続先情報配信要求送信手段と、通信端末からの広告接続先情報配信要求に基づいて、1つ以上の広告接続先情報を取得する広告接続先情報取得手段と、取得した広告接続先情報を、通信端末に送信する広告接続先情報配信送信手段とを備えることを特徴とする広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、情報提供装置に表示あるいは音声出力されている広告情報で気に入ったものを見つけた場合には、通信端末を用いて、その情報提供装置から広告情報に関連する広告接続先情報を受信し、外部のサーバを通じて広告情報を入手することが可能となる。
【0010】
また、別の発明は、上記発明における広告接続先情報が広告情報に含まれるものとし、広告接続先情報保持手段が広告接続先情報を取り出して、これを広告情報と別個に保持する広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、広告情報に含まれる広告接続先情報を記憶しなくても、その広告接続先情報のみを情報提供装置から受信でき、この広告接続先情報を利用して、外部から広告情報を入手することが可能となる。
【0011】
また、別の発明は、上記発明における広告接続先情報取得手段が、広告情報を提供している時間を含む所定時間内に、広告接続先情報配信要求を受信したことを条件に、広告接続先情報の取得を可能とする広告情報配信支援システムとしている。このため、情報提供装置において広告情報が表示あるいは出力されている時間近傍で、受信者がその広告接続先情報を入手できる。これによって、情報提供装置で表示あるいは音声出力される番組情報に受信者を引きつけることができ、広告効果をより高めることができる。
【0012】
また、別の発明は、上記発明における広告情報を保持する広告情報保持手段と、1つ以上の広告接続先情報に関連する広告情報を取得するための広告情報配信要求を広告情報配信支援装置に送信する広告情報配信要求送信手段と、広告情報配信要求に関連する広告情報を取得する広告情報取得手段と、取得した広告情報を通信端末に送信する広告情報配信送信手段とを、さらに備えた広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、情報提供装置から広告接続先情報を入手した後、好みの広告情報に関連する広告接続先情報を選択して、これを広告情報配信支援装置に送信することによって、好みの広告情報を入手することができる。
【0013】
また、別の発明は、上記発明における広告情報を保持する広告情報保持手段と、1つ以上の広告接続先情報に関連する広告情報を取得するための広告情報配信要求を広告情報配信支援装置に送信する広告情報配信要求送信手段と、広告情報配信要求に関連する広告情報配信装置を取得する広告情報配信装置特定手段と、特定した広告情報配信装置に広告情報の配信指示を送信する広告情報配信指示送信手段と、広告情報配信要求に関連する広告情報を取得する広告情報取得手段と、取得した広告情報を通信端末に送信する広告情報配信送信手段とを、さらに備えた広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、好みの広告情報を配信する広告情報配信装置を知らなくとも、情報提供装置から広告接続先情報を入手し、好みの広告情報に関連する広告接続先情報の選択と、その広告接続先情報を広告情報配信支援装置に送信するだけで、好みの広告情報を入手することができる。
【0014】
また、別の発明は、上記発明における広告接続先情報が広告情報に接続可能な接続情報である広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、通信回線を介して広告情報を入手することができる。
【0015】
また、別の発明は、上記発明における広告接続先情報がホームページに接続可能なURLを含む情報である広告情報配信支援システムとしている。このため、広告情報がインターネットを利用して閲覧可能な状態にある場合に、受信者は、サーバ内の当該URLが付与されている場所にアクセスして、広告情報を見ることが出来る。
【0016】
また、別の発明は、上記発明における広告接続先情報に含まれるURLは、URLに情報提供装置識別子または広告識別子を付加すること、またはその両方の識別子付きで広告情報配信装置への接続ができる広告情報配信支援システムとしている。このため、広告情報がインターネットを利用して閲覧可能な状態にある場合に、受信者は、広告情報配信支援装置へ広告接続先情報を送信しないで、直接、「http://当該URL/情報提供装置識別子/広告識別子」と指定することにより、広告情報配信装置内の当該URLが付与されている場所にアクセスして、広告情報を見ることが出来る。
【0017】
また、別の発明は、上記発明における広告接続先情報配信送信手段は、情報提供装置で配信履歴として記録され、広告情報配信支援装置からの広告接続先情報配信履歴取得手段よって取得できる広告情報配信支援システムとしている。このため、広告主は、情報提供装置で広告した効果を広告接続先情報の配信履歴から確認することができる。
【0018】
また、別の発明は、上記発明における広告情報配信支援装置は、少なくとも広告接続先情報配信履歴を含むデータベースを保存する広告情報配信支援システムとしている。このため、広告接続先情報配信履歴などを解析することにより、情報提供装置の広告媒体としての市場価値の視点で捉えた特徴などを定量的に把握することができる。
【0019】
また、別の発明は、上記発明における広告情報配信支援装置は、少なくとも広告接続先情報配信履歴を含むデータベースを保存した履歴データを解析して、それぞれの情報提供装置の市場価値を評価し、情報公開することを特徴とする広告情報配信支援システムとしている。このため、広告接続先情報配信履歴などを解析した情報提供装置の情報を基に、広告主は、各情報提供装置の特徴と広告媒体としての市場価値を確認することができる。
【0020】
また、別の発明は、上記発明における広告情報配信送信手段は、情報提供装置が提供する広告情報と同期するための同期情報を、通信端末に、広告情報と合わせて送信にすることができる同期情報取得手段とを、さらに備えた広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、情報提供装置で視聴している広告と同じ内容の広告を、同時に閲覧することが通信端末で可能となる。
【0021】
また、別の発明は、上記発明における同期情報取得手段は、広告情報配信送信手段とは別に、情報提供装置が提供する広告情報と同期するための同期情報を、少なくとも広告情報配信支援装置および情報提供装置のいずれか1つから取得することを特徴とする広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、情報提供装置で視聴している広告と同じ内容の広告を、同時に閲覧することが通信端末で可能となる。
【0022】
また、別の発明は、上記発明における広告情報の再生時間を、同期情報を使用して管理することを特徴とする広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、情報提供装置で視聴している広告と同じ内容の広告を、同時に閲覧することが通信端末で可能となる。
【0023】
また、別の発明は、受信者が広告情報を受信するための通信端末と、広告情報を提供する情報提供装置と、広告情報またはその広告情報と関係する情報を管理する広告情報配信支援装置と、広告情報を配信する広告情報配信装置とを備え、情報提供装置は、提供装置に固有の識別子を受信者に知らしめることを可能とし、広告情報に関連する広告接続先情報を送信可能に保持する広告接続先情報保持手段と、1つ以上の広告接続先情報を取得するための広告接続先情報配信要求を、広告情報配信支援装置に少なくとも情報提供装置の識別子である情報提供装置識別子付きで送信する広告接続先情報配信要求送信手段と、通信端末からの広告接続先情報配信要求に基づいて、1つ以上の広告接続先情報を取得する広告接続先情報取得手段と、取得した広告接続先情報を、通信端末に送信する広告接続先情報配信送信手段とを備えることを特徴とする広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、情報提供装置に表示あるいは音声出力されている広告情報で気に入ったものを見つけた場合には、通信端末を用いて、その広告情報配信支援装置から広告情報に関連する広告接続先情報を受信し、外部のサーバを通じて広告情報を入手することが可能となる。
【0024】
また、別の発明は、上記発明における広告接続先情報が広告情報に含まれるものとし、広告接続先情報保持手段が広告接続先情報を取り出して、これを広告情報と別個に保持する広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、広告情報に含まれる広告接続先情報を記憶しなくても、その広告接続先情報のみを広告情報配信支援装置から受信でき、この広告接続先情報を利用して、外部から広告情報を入手することが可能となる。
【0025】
また、別の発明は、上記発明における広告接続先情報取得手段が、広告情報を提供している時間を含む所定時間内に、広告接続先情報配信要求を受信したことを条件に、広告接続先情報の取得を可能とする広告情報配信支援システムとしている。このため、情報提供装置において広告情報が表示あるいは出力されている時間近傍で、受信者がその広告接続先情報を入手できる。これによって、情報提供装置で表示あるいは音声出力される番組情報に受信者を引きつけることができ、広告効果をより高めることができる。
【0026】
また、別の発明は、上記発明における広告情報を保持する広告情報保持手段と、1つ以上の広告接続先情報に関連する広告情報を取得するための広告情報配信要求を広告情報配信支援装置に送信する広告情報配信要求送信手段と、広告情報配信要求に関連する広告情報を取得する広告情報取得手段と、取得した広告情報を通信端末に送信する広告情報配信送信手段とを、さらに備えた広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、広告情報配信支援装置から広告接続先情報を入手した後、好みの広告情報に関連する広告接続先情報を選択して、これを広告情報配信支援装置に送信することによって、好みの広告情報を入手することができる。
【0027】
また、別の発明は、上記発明における広告情報を保持する広告情報保持手段と、1つ以上の広告接続先情報に関連する広告情報を取得するための広告情報配信要求を広告情報配信支援装置に送信する広告情報配信要求送信手段と、広告情報配信要求に関連する広告情報配信装置を取得する広告情報配信装置特定手段と、特定した広告情報配信装置に広告情報の配信指示を送信する広告情報配信指示送信手段と、広告情報配信要求に関連する広告情報を取得する広告情報取得手段と、取得した広告情報を通信端末に送信する広告情報配信送信手段とを、さらに備えた広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、好みの広告情報を配信する広告情報配信装置を知らなくとも、広告情報配信支援装置から広告接続先情報を入手し、好みの広告情報に関連する広告接続先情報の選択と、その広告接続先情報を広告情報配信支援装置に送信するだけで、好みの広告情報を入手することができる。
【0028】
また、別の発明は、上記発明における広告接続先情報が広告情報に接続可能な接続情報である広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、通信回線を介して広告情報を入手することができる。
【0029】
また、別の発明は、上記発明における広告接続先情報がホームページに接続可能なURLを含む情報である広告情報配信支援システムとしている。このため、広告情報がインターネットを利用して閲覧可能な状態にある場合に、受信者は、サーバ内の当該URLが付与されている場所にアクセスして、広告情報を見ることが出来る。
【0030】
また、別の発明は、上記発明における広告接続先情報配信送信手段は、広告情報配信支援装置で配信履歴を記録する広告情報配信支援システムとしている。このため、広告主は、情報提供装置で広告した効果を広告接続先情報の配信履歴から確認することができる。
【0031】
また、別の発明は、上記発明における広告情報配信支援装置は、少なくとも広告接続先情報配信履歴を含むデータベースを保存する広告情報配信支援システムとしている。このため、広告接続先情報配信履歴などを解析することにより、情報提供装置の広告媒体としての市場価値の視点で捉えた特徴などを定量的に把握することができる。
【0032】
また、別の発明は、上記発明における広告情報配信支援装置は、少なくとも広告接続先情報配信履歴を含むデータベースを保存した履歴データを解析して、それぞれの情報提供装置の市場価値を評価し、情報公開することを特徴とする広告情報配信支援システムとしている。このため、広告接続先情報配信履歴などを解析した情報提供装置の情報を基に、広告主は、各情報提供装置の特徴と広告媒体としての市場価値を確認することができる。
【0033】
また、別の発明は、上記発明における広告情報配信送信手段は、情報提供装置が提供する広告情報と同期するための同期情報を、通信端末に、広告情報と合わせて送信にすることができる同期情報取得手段とを、さらに備えた広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、情報提供装置で視聴している広告と同じ内容の広告を、同時に閲覧することが通信端末で可能となる。
【0034】
また、別の発明は、上記発明における同期情報取得手段は、広告情報配信送信手段とは別に、情報提供装置が提供する広告情報と同期するための同期情報を、広告情報配信支援装置から取得することを特徴とする広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、情報提供装置で視聴している広告と同じ内容の広告を、同時に閲覧することが通信端末で可能となる。
【0035】
また、別の発明は、上記発明における広告情報の再生時間を、同期情報を使用して管理することを特徴とする広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、情報提供装置で視聴している広告と同じ内容の広告を、同時に閲覧することが通信端末で可能となる。
【0036】
また、別の発明は、受信者が広告情報を受信するための通信端末と、広告情報を提供する情報提供装置と、広告情報またはその広告情報と関係する情報を管理する広告情報配信支援装置と、通信端末のアドレス情報から位置情報を取得する位置情報取得装置と、広告情報を配信する広告情報配信装置とを備え、位置情報取得装置は、広告情報配信支援装置からの通信端末のアドレス情報を基に位置情報の検出と、検出した位置情報を広告情報配信支援装置への送信を可能とし、広告情報配信支援装置は、少なくとも1つ以上の情報提供装置の位置情報を管理しているとし、広告情報に関連する広告接続先情報を送信可能に保持する広告接続先情報保持手段と、1つ以上の広告接続先情報を取得するための広告接続先情報配信要求を、広告情報配信支援装置に少なくとも通信端末のアドレス情報付きで送信する広告接続先情報配信要求送信手段と、通信端末からの広告接続先情報配信要求に基づいて、アドレス情報を位置情報取得装置に送信する位置情報取得要求手段と、位置情報取得装置でアドレス情報より検出した位置情報を取得する位置情報取得手段と、取得した位置情報を基に、1つ以上の(最も近い)情報提供装置を特定する情報提供装置特定手段と、特定した情報提供装置が提供している1つ以上の広告情報を特定する広告情報特定手段と、通信端末からの広告接続先情報配信要求に基づいて、特定した広告情報から関係する1つ以上の広告接続先情報を取得する広告接続先情報取得手段と、取得した広告接続先情報を、通信端末に送信する広告接続先情報配信送信手段とを備えることを特徴とする広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、情報提供装置に表示あるいは音声出力されている広告情報で気に入ったものを見つけた場合には、通信端末を用いて、その広告情報配信支援装置から広告情報に関連する広告接続先情報を受信し、外部のサーバを通じて広告情報を入手することが可能となる。
【0037】
また、別の発明は、上記発明における広告接続先情報が広告情報に含まれるものとし、広告接続先情報保持手段が広告接続先情報を取り出して、これを広告情報と別個に保持する広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、広告情報に含まれる広告接続先情報を記憶しなくても、その広告接続先情報のみを広告情報配信支援装置から受信でき、この広告接続先情報を利用して、外部から広告情報を入手することが可能となる。
【0038】
また、別の発明は、上記発明における広告接続先情報取得手段が、広告情報を提供している時間を含む所定時間内に、広告接続先情報配信要求を受信したことを条件に、広告接続先情報の取得を可能とする広告情報配信支援システムとしている。このため、情報提供装置において広告情報が表示あるいは出力されている時間近傍で、受信者がその広告接続先情報を入手できる。これによって、情報提供装置で表示あるいは音声出力される番組情報に受信者を引きつけることができ、広告効果をより高めることができる。
【0039】
また、別の発明は、上記発明における広告情報を保持する広告情報保持手段と、1つ以上の広告接続先情報に関連する広告情報を取得するための広告情報配信要求を広告情報配信支援装置に送信する広告情報配信要求送信手段と、広告情報配信要求に関連する広告情報を取得する広告情報取得手段と、取得した広告情報を通信端末に送信する広告情報配信送信手段とを、さらに備えた広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、広告情報配信支援装置から広告接続先情報を入手した後、好みの広告情報に関連する広告接続先情報を選択して、これを広告情報配信支援装置に送信することによって、好みの広告情報を入手することができる。
【0040】
また、別の発明は、上記発明における広告情報を保持する広告情報保持手段と、1つ以上の広告接続先情報に関連する広告情報を取得するための広告情報配信要求を広告情報配信支援装置に送信する広告情報配信要求送信手段と、広告情報配信要求に関連する広告情報配信装置を取得する広告情報配信装置特定手段と、特定した広告情報配信装置に広告情報の配信指示を送信する広告情報配信指示送信手段と、広告情報配信要求に関連する広告情報を取得する広告情報取得手段と、取得した広告情報を通信端末に送信する広告情報配信送信手段とを、さらに備えた広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、好みの広告情報を配信する広告情報配信装置を知らなくとも、広告情報配信支援装置から広告接続先情報を入手し、好みの広告情報に関連する広告接続先情報の選択と、その広告接続先情報を広告情報配信支援装置に送信するだけで、好みの広告情報を入手することができる。
【0041】
また、別の発明は、上記発明における広告接続先情報が広告情報に接続可能な接続情報である広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、通信回線を介して広告情報を入手することができる。
【0042】
また、別の発明は、上記発明における広告接続先情報がホームページに接続可能なURLを含む情報である広告情報配信支援システムとしている。このため、広告情報がインターネットを利用して閲覧可能な状態にある場合に、受信者は、サーバ内の当該URLが付与されている場所にアクセスして、広告情報を見ることが出来る。
【0043】
また、別の発明は、上記発明における広告接続先情報配信送信手段は、広告情報配信支援装置で配信履歴を記録する広告情報配信支援システムとしている。このため、広告主は、情報提供装置で広告した効果を広告接続先情報の配信履歴から確認することができる。
【0044】
また、別の発明は、上記発明における広告情報配信支援装置は、少なくとも広告接続先情報配信履歴を含むデータベースを保存する広告情報配信支援システムとしている。このため、広告接続先情報配信履歴などを解析することにより、情報提供装置の広告媒体としての市場価値の視点で捉えた特徴などを定量的に把握することができる。
【0045】
また、別の発明は、上記発明における広告情報配信支援装置は、少なくとも広告接続先情報配信履歴を含むデータベースを保存した履歴データを解析して、それぞれの情報提供装置の市場価値を評価し、情報公開することを特徴とする広告情報配信支援システムとしている。このため、広告接続先情報配信履歴などを解析した情報提供装置の情報を基に、広告主は、各情報提供装置の特徴と広告媒体としての市場価値を確認することができる。
【0046】
また、別の発明は、上記発明における広告情報配信送信手段は、情報提供装置が提供する広告情報と同期するための同期情報を、通信端末に、広告情報と合わせて送信にすることができる同期情報取得手段とを、さらに備えた広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、情報提供装置で視聴している広告と同じ内容の広告を、同時に閲覧することが通信端末で可能となる。
【0047】
また、別の発明は、上記発明における同期情報取得手段は、広告情報配信送信手段とは別に、情報提供装置が提供する広告情報と同期するための同期情報を、広告情報配信支援装置から取得することを特徴とする広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、情報提供装置で視聴している広告と同じ内容の広告を、同時に閲覧することが通信端末で可能となる。
【0048】
また、別の発明は、上記発明における広告情報の再生時間を、同期情報を使用して管理することを特徴とする広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、情報提供装置で視聴している広告と同じ内容の広告を、同時に閲覧することが通信端末で可能となる。
【0049】
また、別の発明は、受信者が広告情報を受信するための通信端末と、広告情報を提供する情報提供装置と、広告情報またはその広告情報と関係する情報を管理する広告情報配信支援装置と、広告情報を配信する広告情報配信装置とを備え、通信端末は、端末自身の位置情報の取得を可能とし、広告情報配信支援装置は、少なくとも1つ以上の情報提供装置の位置情報を管理しているとし、広告情報に関連する広告接続先情報を送信可能に保持する広告接続先情報保持手段と、1つ以上の広告接続先情報を取得するための広告接続先情報配信要求を、広告情報配信支援装置に少なくとも上記位置情報付きで送信する広告接続先情報配信要求送信手段と、通信端末からの広告接続先情報配信要求に基づいて、1つ以上の(最も近い)情報提供装置を特定する情報提供装置特定手段と、特定した情報提供装置が提供している1つ以上の広告情報を特定する広告情報特定手段と、通信端末からの広告接続先情報配信要求に基づいて、特定した広告情報から関係する1つ以上の広告接続先情報を取得する広告接続先情報取得手段と、取得した広告接続先情報を、通信端末に送信する広告接続先情報配信送信手段とを備えることを特徴とする広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、情報提供装置に表示あるいは音声出力されている広告情報で気に入ったものを見つけた場合には、通信端末を用いて、その広告情報配信支援装置から広告情報に関連する広告接続先情報を受信し、外部のサーバを通じて広告情報を入手することが可能となる。
【0050】
また、別の発明は、上記発明における広告接続先情報が広告情報に含まれるものとし、広告接続先情報保持手段が広告接続先情報を取り出して、これを広告情報と別個に保持する広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、広告情報に含まれる広告接続先情報を記憶しなくても、その広告接続先情報のみを広告情報配信支援装置から受信でき、この広告接続先情報を利用して、外部から広告情報を入手することが可能となる。
【0051】
また、別の発明は、上記発明における広告接続先情報取得手段が、広告情報を提供している時間を含む所定時間内に、広告接続先情報配信要求を受信したことを条件に、広告接続先情報の取得を可能とする広告情報配信支援システムとしている。このため、情報提供装置において広告情報が表示あるいは出力されている時間近傍で、受信者がその広告接続先情報を入手できる。これによって、情報提供装置で表示あるいは音声出力される番組情報に受信者を引きつけることができ、広告効果をより高めることができる。
【0052】
また、別の発明は、上記発明における広告情報を保持する広告情報保持手段と、1つ以上の広告接続先情報に関連する広告情報を取得するための広告情報配信要求を広告情報配信支援装置に送信する広告情報配信要求送信手段と、広告情報配信要求に関連する広告情報を取得する広告情報取得手段と、取得した広告情報を通信端末に送信する広告情報配信送信手段とを、さらに備えた広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、広告情報配信支援装置から広告接続先情報を入手した後、好みの広告情報に関連する広告接続先情報を選択して、これを広告情報配信支援装置に送信することによって、好みの広告情報を入手することができる。
【0053】
また、別の発明は、上記発明における広告情報を保持する広告情報保持手段と、1つ以上の広告接続先情報に関連する広告情報を取得するための広告情報配信要求を広告情報配信支援装置に送信する広告情報配信要求送信手段と、広告情報配信要求に関連する広告情報配信装置を取得する広告情報配信装置特定手段と、特定した広告情報配信装置に広告情報の配信指示を送信する広告情報配信指示送信手段と、広告情報配信要求に関連する広告情報を取得する広告情報取得手段と、取得した広告情報を通信端末に送信する広告情報配信送信手段とを、さらに備えた広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、好みの広告情報を配信する広告情報配信装置を知らなくとも、広告情報配信支援装置から広告接続先情報を入手し、好みの広告情報に関連する広告接続先情報の選択と、その広告接続先情報を広告情報配信支援装置に送信するだけで、好みの広告情報を入手することができる。
【0054】
また、別の発明は、上記発明における広告接続先情報が広告情報に接続可能な接続情報である広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、通信回線を介して広告情報を入手することができる。
【0055】
また、別の発明は、上記発明における広告接続先情報がホームページに接続可能なURLを含む情報である広告情報配信支援システムとしている。このため、広告情報がインターネットを利用して閲覧可能な状態にある場合に、受信者は、サーバ内の当該URLが付与されている場所にアクセスして、広告情報を見ることが出来る。
【0056】
また、別の発明は、上記発明における広告接続先情報配信送信手段は、広告情報配信支援装置で配信履歴を記録する広告情報配信支援システムとしている。このため、広告主は、情報提供装置で広告した効果を広告接続先情報の配信履歴から確認することができる。
【0057】
また、別の発明は、上記発明における広告情報配信支援装置は、少なくとも広告接続先情報配信履歴を含むデータベースを保存する広告情報配信支援システムとしている。このため、広告接続先情報配信履歴などを解析することにより、情報提供装置の広告媒体としての市場価値の視点で捉えた特徴などを定量的に把握することができる。
【0058】
また、別の発明は、上記発明における広告情報配信支援装置は、少なくとも広告接続先情報配信履歴を含むデータベースを保存した履歴データを解析して、それぞれの情報提供装置の市場価値を評価し、情報公開することを特徴とする広告情報配信支援システムとしている。このため、広告接続先情報配信履歴などを解析した情報提供装置の情報を基に、広告主は、各情報提供装置の特徴と広告媒体としての市場価値を確認することができる。
【0059】
また、別の発明は、上記発明における広告情報配信送信手段は、情報提供装置が提供する広告情報と同期するための同期情報を、通信端末に、広告情報と合わせて送信にすることができる同期情報取得手段とを、さらに備えた広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、情報提供装置で視聴している広告と同じ内容の広告を、同時に閲覧することが通信端末で可能となる。
【0060】
また、別の発明は、上記発明における同期情報取得手段は、広告情報配信送信手段とは別に、情報提供装置が提供する広告情報と同期するための同期情報を、広告情報配信支援装置から取得することを特徴とする広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、情報提供装置で視聴している広告と同じ内容の広告を、同時に閲覧することが通信端末で可能となる。
【0061】
また、別の発明は、上記発明における広告情報の再生時間を、同期情報を使用して管理することを特徴とする広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、情報提供装置で視聴している広告と同じ内容の広告を、同時に閲覧することが通信端末で可能となる。
【0062】
また、別の発明は、受信者が広告情報を受信するための通信端末と、広告情報を提供する情報提供装置と、広告情報またはその広告情報と関係する情報を管理する広告情報配信支援装置と、広告情報を配信する広告情報配信装置とを備え、広告情報に関連する広告接続先情報を送信可能に保持する広告接続先情報保持手段と、1つ以上の広告接続先情報を取得するための広告接続先情報配信要求を、情報提供装置に送信する広告接続先情報配信要求送信手段と、通信端末からの広告接続先情報配信要求に基づいて、1つ以上の広告接続先情報を取得する広告接続先情報取得手段とを備えることを特徴とする広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、情報提供装置に表示あるいは音声出力されている広告情報で気に入ったものを見つけた場合には、通信端末を用いて、その情報提供装置から広告情報に関連する広告接続先情報を介して、外部のサーバを通じて広告情報を入手することが可能となる。
【0063】
また、別の発明は、上記発明における広告接続先情報が広告情報に含まれるものとし、広告接続先情報保持手段が広告接続先情報を取り出して、これを広告情報と別個に保持する広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、広告情報に含まれる広告接続先情報を記憶しなくても、その広告接続先情報を利用して、外部から広告情報を入手することが可能となる。
【0064】
また、別の発明は、上記発明における広告接続先情報取得手段が、広告情報を提供している時間を含む所定時間内に、広告接続先情報配信要求を受信したことを条件に、広告接続先情報の取得を可能とする広告情報配信支援システムとしている。このため、情報提供装置において広告情報が表示あるいは出力されている時間近傍で、広告接続先情報を特定できる。
【0065】
また、別の発明は、上記発明における広告情報を保持する広告情報保持手段と、情報提供装置からの1つ以上の広告接続先情報に関連する広告情報を取得するための広告情報配信要求を広告情報配信支援装置に送信する広告情報配信要求送信手段と、広告情報配信要求に関連する広告情報を取得する広告情報取得手段と、取得した広告情報を通信端末に送信する広告情報配信送信手段とを、さらに備えた広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、情報提供装置に表示あるいは音声出力されている広告情報で気に入ったものを見つけた場合には、通信端末を用いて、その情報提供装置から広告情報に関連する広告接続先情報を介して、広告情報配信支援装置を通じて広告情報を入手することができる。
【0066】
また、別の発明は、上記発明における広告情報を保持する広告情報保持手段と、情報提供装置からの1つ以上の広告接続先情報に関連する広告情報を取得するための広告情報配信要求を広告情報配信支援装置に送信する広告情報配信要求送信手段と、広告情報配信要求に関連する広告情報配信装置を取得する広告情報配信装置特定手段と、特定した広告情報配信装置に広告情報の配信指示を送信する広告情報配信指示送信手段と、広告情報配信要求に関連する広告情報を取得する広告情報取得手段と、取得した広告情報を通信端末に送信する広告情報配信送信手段とを、さらに備えた広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、好みの広告情報を配信する広告情報配信装置を知らなくとも、通信端末を用いて、その情報提供装置から広告情報に関連する広告接続先情報を介して、広告情報配信装置を通じて広告情報を入手することができる。
【0067】
また、別の発明は、上記発明における広告接続先情報配信送信手段は、情報提供装置で配信履歴として記録され、広告情報配信支援装置からの広告接続先情報配信履歴取得手段よって取得できる広告情報配信支援システムとしている。このため、広告主は、情報提供装置で広告した効果を広告接続先情報の配信履歴から確認することができる。
【0068】
また、別の発明は、上記発明における広告情報配信支援装置は、少なくとも広告接続先情報配信履歴を含むデータベースを保存する広告情報配信支援システムとしている。このため、広告接続先情報配信履歴などを解析することにより、情報提供装置の広告媒体としての市場価値の視点で捉えた特徴などを定量的に把握することができる。
【0069】
また、別の発明は、上記発明における広告情報配信支援装置は、少なくとも広告接続先情報配信履歴を含むデータベースを保存した履歴データを解析して、それぞれの情報提供装置の市場価値を評価し、情報公開することを特徴とする広告情報配信支援システムとしている。このため、広告接続先情報配信履歴などを解析した情報提供装置の情報を基に、広告主は、各情報提供装置の特徴と広告媒体としての市場価値を確認することができる。
【0070】
また、別の発明は、上記発明における広告情報配信送信手段は、情報提供装置が提供する広告情報と同期するための同期情報を、通信端末に、広告情報と合わせて送信にすることができる同期情報取得手段とを、さらに備えた広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、情報提供装置で視聴している広告と同じ内容の広告を、同時に閲覧することが通信端末で可能となる。
【0071】
また、別の発明は、上記発明における同期情報取得手段は、広告情報配信送信手段とは別に、情報提供装置が提供する広告情報と同期するための同期情報を、少なくとも広告情報配信支援装置および情報提供装置のいずれか1つから取得することを特徴とする広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、情報提供装置で視聴している広告と同じ内容の広告を、同時に閲覧することが通信端末で可能となる。
【0072】
また、別の発明は、上記発明における広告情報の再生時間を、同期情報を使用して管理することを特徴とする広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、情報提供装置で視聴している広告と同じ内容の広告を、同時に閲覧することが通信端末で可能となる。
【0073】
また、別の発明は、受信者が広告情報を受信するための通信端末と、広告情報を提供する情報提供装置と、広告情報またはその広告情報と関係する情報を管理する広告情報配信支援装置とを備え、広告情報に関連する広告接続先情報を送信可能に保持する広告接続先情報保持手段と、1つ以上の広告接続先情報を取得するための広告接続先情報配信要求を、情報提供装置に送信する広告接続先情報配信要求送信手段と、通信端末からの広告接続先情報配信要求に基づいて、1つ以上の広告接続先情報を取得する広告接続先情報取得手段と、取得した上記広告接続先情報を、通信端末に送信する広告接続先情報配信送信手段とを備えることを特徴とする広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、情報提供装置に表示あるいは音声出力されている広告情報で気に入ったものを見つけた場合には、通信端末を用いて、その情報提供装置から広告情報に関連する広告接続先情報を受信し、さらに、広告情報を入手することが可能となる。
【0074】
また、別の発明は、上記発明における広告接続先情報が広告情報に含まれるものとし、広告接続先情報保持手段が広告接続先情報を取り出して、これを広告情報と別個に保持する広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、広告情報に含まれる広告接続先情報を記憶しなくても、その広告接続先情報のみを情報提供装置から受信でき、この広告接続先情報を利用して、広告情報を入手することが可能となる。
【0075】
また、別の発明は、上記発明における広告接続先情報取得手段が、広告接続先情報を提供している時間を含む所定時間内に、広告接続先情報配信要求を受信したことを条件に、広告接続先情報の取得を可能とする広告情報配信支援システムとしている。このため、情報提供装置において広告情報が表示あるいは出力されている時間近傍で、受信者がその広告接続先情報を入手できる。これによって、情報提供装置で表示あるいは音声出力される番組情報に受信者を引きつけることができ、広告効果をより高めることができる。
【0076】
また、別の発明は、上記発明における広告情報を保持する広告情報保持手段と、1つ以上の広告接続先情報に関連する広告情報を取得するための広告情報配信要求を広告情報配信支援装置に送信する広告情報配信要求送信手段と、広告情報配信要求に関連する広告情報を取得する広告情報取得手段と、取得した広告情報を通信端末に送信する広告情報配信送信手段とを、さらに備えた広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、情報提供装置から広告接続先情報を入手した後、好みの広告情報に関連する広告接続先情報を選択して、これを情報提供装置に送信することによって、好みの広告情報を入手することができる。
【0077】
また、別の発明は、上記発明における広告接続先情報が広告情報に接続可能な接続情報である広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、通信回線を介して広告情報を入手することができる。
【0078】
また、別の発明は、上記発明における広告接続先情報がホームページに接続可能なURLを含む情報である広告情報配信支援システムとしている。このため、広告情報がインターネットを利用して閲覧可能な状態にある場合に、受信者は、サーバ内の当該URLが付与されている場所にアクセスして、広告情報を見ることが出来る。
【0079】
また、別の発明は、上記発明における広告接続先情報配信送信手段は、情報提供装置で配信履歴として記録され、広告情報配信支援装置からの広告接続先情報配信履歴取得手段よって取得できる広告情報配信支援システムとしている。このため、広告主は、情報提供装置で広告した効果を広告接続先情報の配信履歴から確認することができる。
【0080】
また、別の発明は、上記発明における広告情報配信支援装置は、少なくとも広告接続先情報配信履歴を含むデータベースを保存する広告情報配信支援システムとしている。このため、広告接続先情報配信履歴などを解析することにより、情報提供装置の広告媒体としての市場価値の視点で捉えた特徴などを定量的に把握することができる。
【0081】
また、別の発明は、上記発明における広告情報配信支援装置は、少なくとも広告接続先情報配信履歴を含むデータベースを保存した履歴データを解析して、それぞれの情報提供装置の市場価値を評価し、情報公開することを特徴とする広告情報配信支援システムとしている。このため、広告接続先情報配信履歴などを解析した情報提供装置の情報を基に、広告主は、各情報提供装置の特徴と広告媒体としての市場価値を確認することができる。
【0082】
また、別の発明は、上記発明における広告情報配信送信手段は、情報提供装置が提供する広告情報と同期するための同期情報を、通信端末に、広告情報と合わせて送信にすることができる同期情報取得手段とを、さらに備えた広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、情報提供装置で視聴している広告と同じ内容の広告を、同時に閲覧することが通信端末で可能となる。
【0083】
また、別の発明は、上記発明における同期情報取得手段は、広告情報配信送信手段とは別に、情報提供装置が提供する広告情報と同期するための同期情報を、少なくとも広告情報配信支援装置および情報提供装置のいずれか1つから取得することを特徴とする広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、情報提供装置で視聴している広告と同じ内容の広告を、同時に閲覧することが通信端末で可能となる。
【0084】
また、別の発明は、上記発明における広告情報の再生時間を、同期情報を使用して管理することを特徴とする広告情報配信支援システムとしている。このため、受信者は、情報提供装置で視聴している広告と同じ内容の広告を、同時に閲覧することが通信端末で可能となる。
【0085】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の広告情報配信支援システムの実施の形態について、図面に基づいて説明する。
【0086】
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態を図1から図7を用いて説明する。図1は、本発明の広告情報配信支援システムの第1の実施の形態の全体を示したブロック図である。図2は、図1の広告情報配信支援システムにおける通信端末1と情報提供装置2の構成の一例のブロック図である。図3は、図1の広告情報配信支援システムにおける広告情報配信支援装置3の構成の一例のブロック図である。図4は、図1の広告情報配信支援システムにおける広告情報配信支援装置3と広告情報配信装置4と通信端末1の構成の一例のブロック図である。図5は、図1の広告情報配信支援システムにおける各装置とその処理の流れを示した概要図である。図6は、図1の広告情報配信支援システムの動作説明に用いるフローチャートである。図7は、本発明の一実施形態の説明に用いる表示画面の外観図である。
【0087】
図1を用いて、第1の実施の形態の広告情報配信支援システムを構成する装置の説明をする。
【0088】
図1で示す広告情報配信支援システムの主な構成要素は、受信者が広告情報および広告情報に接続するための広告接続先情報を受信するための通信端末1と、広告接続先情報を受信者に提供可能な情報提供装置2と、広告接続先情報を基に広告情報の配信指示を行う広告情報配信支援装置3と、広告情報を配信する広告情報配信装置4と、通信端末1の無線通信を可能とする基地局5と、インターネット通信網6となっている。
【0089】
通信端末1、広告情報配信支援装置3、広告情報配信装置4、基地局5は、インターネット通信網6上に配置する。情報提供装置2は、インターネット通信網6上に配置してもしなくとも良い。ここでは、情報提供装置2はインターネット通信網6上に配置するとして説明する。
【0090】
インターネット通信網6は、電話回線を含むインターネットへの接続を可能とする全ての回線網を指している。また、高速イーサーネット等の高速通信網で行うものやケーブルテレビにおける高速通信網等もインターネットへの接続が可能であることから同様に含むものとする。
【0091】
通信端末1と情報提供装置2との間には、無線や赤外線や電磁誘導(非接触式ICカードとリーダ/ライター装置)または接触型のデータ読み取りなどの方式を利用したインターネット通信網6とは異なる通信手段または通信網での情報の送受信が可能な仕組みを備えている。ここでは、インターネット通信網6と異なる手段として説明しているが、インターネット通信網6と同じ通信手段を用いていても、基地局5を介さないで直接的に通信端末1と情報提供装置2が無線LANなどによって双方向の通信手段が確立する場合は、第1の実施の形態の通信端末1と情報提供装置2との間の通信手段としても良い。
【0092】
図2を用いて、図1の通信端末1と情報提供装置2の構成の一例の説明をする。
【0093】
通信端末1は、情報提供装置2で提供される広告を広告接続先情報または広告情報として閲覧を可能とする携帯電話、携帯端末やその他のインターネット接続機器などである。
【0094】
本実施の形態での通信端末1の構成は、広告情報および広告接続先情報を表示する表示部13または音声を出力する音声出力部14のうち少なくとも1つと、それらを制御する出力制御部11と、広告接続先情報などの内容をキーやタッチペンなどを使用して選択操作することを可能とする操作部15と、それを制御する入力制御部12と、情報提供装置と広告接続先情報の配信要求や広告接続先情報の受信などを可能とする赤外線通信部8と、その配信要求の際に通信端末1の電話番号などを付加する場合の付加情報を格納しておく付加情報格納部16と、情報提供装置2より配信された広告接続先情報を保持する広告接続先情報格納部17と、インターネット通信網6に接続する通信部10と、広告接続先情報を基に配信される広告情報を格納する広告情報格納部20と、広告情報の再生時間などを管理する出力情報管理部18と、これらの処理を可能とする制御部9とを備えている。さらに、位置情報を取得できるGPSや電子コンパスなどの機能を有した位置情報検出部があっても良い。
【0095】
また、通信端末1と情報提供装置2との間で同期表示を実現する一例とする同期情報を格納する同期情報格納部19と、通信端末1内で管理している時間情報を標準時間によって定期的に補正する信号を受信するための標準時間受信部22と、その受信情報を任意の期間保存する標準時間保持部21とを備えていても良い。同期表示については、第7の実施の形態で説明する。
【0096】
情報提供装置2は、広告を提供する媒体を指しているが、広告を提供する情報提供装置またはその広告に広告接続先情報を付加する情報補完装置がなければならないとする。情報提供装置の場合は、広告情報と広告接続先情報を格納する情報格納部を有していること、情報補完装置は、広告接続先情報を格納する情報格納部を有し、広告を提供する広告情報を有していないことの違がある。ここで、「提供」とは、受信者に視覚的および聴覚的に広告情報を認知させる行為をいう。
【0097】
また、情報提供装置2の構成は、広告の表示や音声の出力などを制御する出力部26と、広告を提供する広告の情報を格納する広告情報格納部34と、広告や広告情報に対応したその関連情報を有している広告接続先情報が格納されている広告接続先情報格納部35と、広告情報の再生スケジュールなどを管理する広告情報管理部33と、通信端末1からの広告接続先情報の配信要求の受信と指定された広告接続先情報の配信を可能とする赤外線通信部23と、その配信要求の受信時に付加情報が付加されている場合にその情報を格納する配信要求格納部30と、これらの処理を可能とする制御部24とを備えている。
【0098】
受信者に広告を提供する出力部26の出力先であるモニタ27と、スピーカ29と、電光掲示板28はあっても良い。また、広告接続先情報の配信要求履歴を格納する広告接続先情報配信履歴格納部31があっても良い。
【0099】
さらに、広告情報や広告接続先情報をオンラインで更新する場合、広告接続先情報配信履歴格納部31に格納している配信要求履歴を広告情報配信支援装置3に送信する場合や通信端末1から受信した広告接続先情報の配信要求で指定された広告接続先情報を通信端末1ではなく広告情報配信支援装置3へ送信する場合などに必要なインターネット通信網6に接続するための通信部25があっても良い。
【0100】
また、通信端末1と情報提供装置2との間で同期表示を実現する一例とする同期情報を格納する同期情報格納部32と、通信端末1内で管理している時間情報を標準時間によって定期的に補正する信号を受信するための標準時間受信部37と、その受信情報を任意の期間保存する標準時間保持部36とを備えていても良い。同期表示については、第7の実施の形態で説明する。
【0101】
図3を用いて、図1の広告情報配信支援装置3の構成の一例の説明をする。
【0102】
広告情報配信支援装置3は、通信端末1または情報提供装置2からの広告情報配信要求を受信し、その広告情報配信要求で示された広告接続先情報から要求される広告情報を配信する広告情報配信装置4を特定し、広告情報配信指示を行う。
【0103】
このことから、広告情報配信支援装置3の構成は、広告情報配信要求を受信または広告情報配信指示を行うためのインターネット通信網6に接続するための通信部38と、広告情報配信要求で示される広告接続先情報を格納する配信要求格納部42と、通信端末1がサービス利用申請されているかどうかを確認する認証情報管理部40と、その確認において使用する認証IDなどを格納する認証情報格納部41と、情報提供装置2からの広告接続先情報配信履歴を収集保持するための接続先情報配信履歴格納部49と、広告情報配信装置4からの広告情報配信履歴を収集保持するための広告情報配信履歴格納部50と、それらの履歴情報を基に情報提供装置2の広告媒体または情報媒体としての重要度や訴求力を解析する履歴解析部51と、履歴解析部51の解析データを基に情報提供装置2の広告媒体または情報媒体としての評価情報などを格納する情報提供装置詳細情報格納部52と、情報提供装置2の広告媒体または情報媒体の価値価格やターゲットユーザ(広告接続先情報の取得要求を行った認証IDとその認証IDを取得する際に登録するユーザ情報とを解析し導き出したユーザ像)などを格納する情報提供装置情報格納部47と、これらの処理を可能とする制御部39とを備えている。
【0104】
また、広告情報配信支援装置3が、情報提供装置2とインターネット通信網6でオンライン接続されている条件下で、情報提供装置2が格納している広告情報や広告接続先情報の新規登録や更新または削除を管理運営する機構を有する情報提供装置管理部45があっても良い。よって、その情報提供装置情報管理部45を広告配信支援装置3に有する場合には、広告情報を格納する広告情報格納部54および広告接続先情報を格納する広告接続先情報格納部56があっても良い。
【0105】
さらに、情報提供装置情報管理部45は、情報提供装置情報格納部47の広告媒体または情報媒体としての情報を広告情報配信支援ホームページ53として提供し、広告媒体または情報媒体の情報公開機能、そのホームページを利用してのインターネット経由で広告情報および広告接続先情報の配信および検索を提供する機能があっても良い。
【0106】
広告情報配信装置4から配信した広告情報が元で売買などが成立した情報が広告情報配信装置4で履歴として記録されている場合に、その履歴を売買履歴として収集保持する売買履歴/接続履歴格納部48があっても良い。
【0107】
また、本実施の形態では、情報提供装置2は通信端末1によって予め特定されているが、第2の実施の形態および第3の実施の形態で情報提供装置2を特定するために必要な情報提供装置2の位置情報を格納する位置情報格納部43があっても良い。
【0108】
さらに、通信端末1と情報提供装置2との間で同期表示を実現する一例とする同期情報が情報提供装置2で生成される場合で、その同期情報を取得した際に格納する同期情報格納部44があっても良い。
【0109】
図4を用いて、図1の広告情報配信装置4の構成の一例の説明をする。
【0110】
広告情報配信装置4は、広告情報の配信を行う配信装置である。少なくとも配信装置の構成は、広告情報配信指示を受信または広告情報を配信するためのインターネット通信網6に接続するための通信部61と、その配信指示を保持する配信指示格納部64と、広告情報を管理する広告情報管理部63と、広告情報を格納する広告情報格納部65と、これらの処理を可能とする制御部62とを備えている。ここでは、広告情報配信装置4は別装置として説明しているが、広告情報配信支援装置3に広告情報配信装置4の機能があっても良い。
【0111】
広告情報の配信を行う際に配信履歴を記録する広告情報配信履歴格納部67と、通信端末1へ配信した広告情報が元で売買などが成立した情報が広告情報配信装置4で履歴として記録する売買履歴/接続履歴格納部68とあっても良い。
【0112】
また、広告情報配信装置4が、情報提供装置2に対して広告情報を更新する機能を有している場合の情報提供装置2の情報を格納している情報提供装置情報格納部66があっても良い。
【0113】
さらに、通信端末1と情報提供装置2との間で同期表示を実現する一例とする同期情報が情報提供装置2および広告情報配信支援装置3で生成される場合で、その同期情報を取得した際に保持する同期情報格納部69があっても良い。
【0114】
情報提供装置2と広告情報配信装置4が一体型での情報提供を行っている場合は、同期情報は広告情報管理部63で管理される。よって、同期情報格納部69は、広告情報配信装置4以外で同期情報が作成される場合で、広告情報配信支援装置3からの広告情報配信指示で取得する場合にのみ使用する格納部である。
【0115】
また、広告情報配信装置4は、通信端末1からのURL指定などによる直接の接続を可能として、そのURLに相当する広告情報の配信を行う機能があっても良い。
【0116】
図5を用いて、図1の広告情報配信支援システムにおける各装置とその処理の流れを説明する。
【0117】
受信者は、情報提供装置2が提供する広告を視聴している。視聴している広告に興味を持った場合に、本実施の形態では、上記の装置が提供する広告情報配信支援システムを利用して視聴している広告またはその広告関連情報を入手することができる。ここでの広告または広告関連情報を広告情報とする。
【0118】
受信者は、視聴している広告を視聴している間、またはその広告提供終了後、任意の時間までに情報提供装置2に対して通信端末1から広告接続先情報配信要求S1を行う。
【0119】
次に、情報提供装置2は、広告接続先情報配信要求S1を受信後、広告提供中または広告提供終了後の任意の時間内の該当する広告を特定し、その特定した広告の広告接続先情報を通信端末1に対して広告接続先情報配信S2を行う。すると、通信端末1では、広告接続先情報が受信され保持される。この場合、広告接続先情報は、指定の時間によって1つに特定した実施の形態で説明しているが、特定した広告接続先情報を優先的に扱うとする1つ以上の広告接続先情報であっても良い。また、1つ以上の広告接続先情報とそれらの広告接続先情報のインデックス(広告インデックス)をまとめた広告インデックスリストを付加したものであっても良い。ここで、広告インデックスとは、特定した広告とその前後の広告を任意の個数選定し、それらの広告接続先情報の簡易情報(広告主、広告対象コード、URLなど)を通信端末1で一覧表示による閲覧が可能な情報のことである。
【0120】
また、これらの広告接続先情報のデータの形態は、広告接続先情報配信要求S1時に情報付加することで制御できる仕組みである。付加する情報としては、広告情報配信先アドレス(IPアドレス、電話番号、MailアドレスやユーザIDなど)、広告情報要求日時、配信先の位置情報、同期表示属性(非同期コンテンツに同時性を持たせることが可能な機能の情報)、広告情報配信単位指定(広告インデックスリスト付き/広告情報量の選択/データの種別など)、広告制御情報(広告管理No.やコンポーネント数など)や認証情報(認証IDと認証パスワード)などがある。
【0121】
次に、受信者は、通信端末1に保持された広告接続先情報を閲覧する。閲覧により特定の広告接続先情報を選択し、その広告接続先情報を使用して広告情報を取得する。その取得手続きは、通信端末1は、広告情報配信支援装置3に広告情報の配信要求を上記の一連の流れで保持された広告接続先情報付きで広告情報配信要求S3を行う。また、保持された広告接続先情報が1つの場合は、閲覧なしの自動的な広告情報配信要求S3を行っても良い。
【0122】
広告情報配信要求S3を受けた広告情報配信支援装置3は、その要求が広告接続先情報付きであることを確認した上で、広告接続先情報が有している広告接続先アドレスを基に、その広告接続先アドレスが示す広告情報配信装置4に対して広告情報配信指示S4を行う。この広告情報配信指示S4で広告情報配信装置4に引き継がれる情報としては、通信端末1への配信先アドレスなどがある。
【0123】
通信端末1への配信先アドレスは、広告情報配信支援装置3が通信端末1からの広告情報配信要求S3を受信した時点で取得できるIPアドレスや電話番号などを用いるか、広告接続先情報が有している広告情報配信先アドレスを用いる。また、広告接続先情報が有している広告識別子や情報提供装置識別子を、広告情報配信指示S4で広告情報配信装置4に引き継がれる情報に付加しても良い。
【0124】
広告情報配信指示S4を受けた広告情報配信装置4は、広告情報配信指示S4で引き渡された情報を基に通信端末1に対して指定された広告情報配信S5を行う。通信端末1では、配信された広告情報の閲覧が可能となる。
【0125】
さらに、図5を用いて、図1から図4で説明した広告情報配信支援システムの装置とその装置部が提供するシステムサービスについて、そのサービスを機能として説明する。
【0126】
広告情報配信支援システムは、通信端末1が有している広告接続先情報配信要求S1とする取得手段とその取得手段で取得した広告接続先情報を基に広告情報配信要求S3とする取得手段を提供することにある。
【0127】
また、広告情報配信支援システムは、広告情報配信支援装置3が有している受信した広告接続先情報を基に広告情報配信装置4を特定し広告情報配信指示S4を行う広告情報配信指示S4とする指示手段を提供することにある。
【0128】
さらに、広告情報配信支援システムは、広告情報配信支援サービス利用申請S6を事前申請やサービス利用対象者でない受信者からの広告情報取得要求を受信した時点でオンライン登録させるなどのサービス利用申請に関する幾つかの申請方法により登録されたサービス利用対象者の運営管理を行う広告情報配信支援装置3に認証管理部40を備えているとともに、そのサービス利用認証手段を提供することにある。
【0129】
認証行為は、広告情報配信支援装置3が通信端末1または情報提供装置2からの広告情報配信要求S3を広告接続先情報付きで受信した場合に、通信端末1を有している受信者がサービス利用対象者であるかどうかを確認することを指している。
【0130】
確認には、広告情報配信支援装置3が通信端末1からの広告情報配信要求S3を受信した時点で取得できるIPアドレスや電話番号などや、広告接続先情報が有している広告情報配信先アドレスを用いて、広告情報配信支援装置3の認証管理部40に登録されているサービス利用申請データと照合させる方法と、サービス利用申請で発行される認証IDを用いる方法などがある。
【0131】
これらの手段を組み合わせることによって、受信者が行った通信端末1からの情報提供装置2への広告接続先情報配信要求S1が、上記までの説明で示した一連の処理で、情報提供装置2が提供する広告の広告情報の閲覧が可能となる。
【0132】
すなわち、通信端末1で閲覧する広告情報は、広告接続先情報が有している広告接続先アドレスによって以下のようになる。
▲1▼広告接続先アドレスが視聴している広告であった場合は、情報提供装置2で視聴した広告を通信端末1で再度、閲覧することができる。
▲2▼広告接続先アドレスが視聴している広告のさらなる関連広告の場合は、その関連広告とする広告情報が閲覧できる。
▲3▼広告接続先アドレスが視聴している広告で確認できる問い合わせ接続明記先であり、例えばその接続明記先がURLの場合は、その接続明記先のWebサイトへ接続し、そのWebサイトを閲覧することができる。
【0133】
また、広告情報配信支援システムは、情報提供装置2がインターネット通信網6に接続するための通信部を有し、かつ、インターネット通信網6に接続されている場合に、情報提供装置2が有している情報格納部の少なくとも広告情報または広告接続先情報をオンラインで更新するリモートメンテナンス手段である広告/広告接続先情報更新S9を提供している。
【0134】
さらに、広告情報配信支援システムは、情報提供装置2で収集する広告接続先情報配信履歴を広告情報配信支援装置3が行う広告接続先情報配信履歴取得S8と、広告情報配信装置4で収集する広告情報配信履歴を広告情報配信支援装置3が行う広告情報配信履歴取得S7とする手段を提供している。
【0135】
上記の履歴情報は、本実施の形態が実現する情報提供装置2を利用した広告展開をより推進するためのものである。広告効果が得難かった情報提供装置2を管理する広告情報配信支援装置3をインターネット通信網6に配置し、広告を視聴したい受信者の通信端末1へ情報提供装置2で提供している広告またはその広告関連情報である広告情報を、広告接続先情報を介して広告情報配信支援装置3が配信または配信指示を行い通信端末1に広告情報を配信することは、広告媒体または情報媒体と受信者を結びつける広告情報配信支援サービスの1つである。
【0136】
また、上記の履歴情報と、広告情報配信支援サービス利用申請S6で管理される受信者の情報(例えば、名前、性別、血液型、アンケートなど)とを関連付けることにより、情報提供装置2の広告媒体または情報媒体としての特性を把握することができる。
【0137】
さらに、上記の特性を利用して、その特性にあった広告戦略を行うことにより、広告媒体または情報媒体がマーケティング機能の一部として作用させることができる。このことは、広告主が、予め広告を展開する情報提供装置2の特徴を理解していること、さらには、広告展開する上の情報提供装置2の役割を認識していることを意味している。
【0138】
本発明の広告情報配信支援システム(ビジネスモデル)は、広告市場並びに広告媒体または情報媒体の市場を透明な情報提供と明瞭な価格設定による競争原理を導入した適性市場化を実現する。そのためにも、収集した履歴情報を基に、評価基準や評価一覧、広告媒体または情報媒体の強み、特徴、料金表を、インターネットを介して広告情報配信支援ホームページとして公開することに意義がある。
【0139】
中吊り広告やポスターなど、その広告効果が定量化できなかった広告媒体または情報媒体、また、広告掲載料金が妥当であるかを判断することができなかった看板広告、さらに、広告が有しているマーケットのユーザが、その広告を実施している広告場所や広告時間が適切であるかが確認できる。また、これらの情報(広告情報配信支援ホームページの内容)は、本発明の広告情報配信支援システムを利用して広告を行った広告主およびサービス利用申請S6を行った受信者の少なくともいずれか一方に、定期的にメールなどの手段を用いて配信しても良い。
【0140】
本発明の広告情報配信支援システム(ビジネスモデル)は、収集した履歴情報を基に、広告媒体または情報媒体の広告効果を定量評価し、その定量評価値から広告効果をランキング化する。このランキング機能は、今までにない機能であり本ビジネスモデルの優位性である。
【0141】
本発明の広告情報配信支援システム(ビジネスモデル)の特徴は、広告媒体または情報媒体が、その媒体を利用することにより情報媒体から直接または間接的にURL情報などを自動的に取得する手段と、さらにその任意の指定サイトへの接続を支援する方法を提供していることにある。
【0142】
また、本発明の広告情報配信支援システム(ビジネスモデル)の特徴は、広告および広告媒体が一連の流れの操作の中で、関連付けを視聴者であるユーザに提供し、能動的な行為をより促すことによる潜在的なターゲットユーザの顕在化およびオフラインと定義されていたポスターや広告看板などの広告媒体をオンライン(インターネット接続)への接続させる動機付けの機会を提供できることにある。
【0143】
例えば、電車内に設定されている中吊り広告などを視聴中に、より詳しくその広告の内容を知りたい、または、後で確認するために参照先を記録しておきたいと感じことはある。この場合には、電車内に設定されている中吊り広告を視聴しているその場で、電車内の所定の位置に設定された赤外線のポートを利用して(第1の実施の形態での実現の場合)、受信者の通信端末1に、中吊り広告の広告接続先情報である視聴している中吊り広告を電子情報として取得することが可能となる。
【0144】
さらに、この電子情報は、中吊り広告の見出し単位に広告接続先アドレスが格納されている場合、通信端末1の画面上でその見出しを選択し接続の旨の操作を行うと、広告接続先アドレスで記述された情報が広告情報配信装置4より配信される。
【0145】
このようにして、中吊り広告などの種々な伝達手段から、「情報」や「広告」を容易に取得できる広告情報配信支援システムは、次の4つの動機に作用する。
▲1▼ 広告が示す広告接続先情報を含む付加情報を取得したい。
▲2▼ 広告が示す広告接続先情報を含む付加情報を教えたい。
▲3▼ 広告が示す内容へ直ぐに接続したい。
▲4▼ 広告自体を閲覧したい。
【0146】
図6と用いて、図5で説明した一連の流れを通信端末1での操作の流れで説明する。また、図2から図4で示した装置部を示して説明する。
【0147】
受信者は、広告を取得するために、視聴している広告を視聴している間、またはその広告提供終了後に、任意の時間までに情報提供装置2に対して操作部15の任意の操作ボタンまたは表示画面上のボタンなどを押下する(S20)。
【0148】
操作部15からの信号は、入力制御部12で検出し制御部9へ選択信号として解釈される。制御部9では、付加情報付きで広告接続先情報配信要求S1を実行する設定かどうか付加情報格納部16の設定を確認する(ここでは、設定されているとして説明するが、設定がされていない付加情報なしでの広告接続先情報配信要求S1を実行しても良い)。制御部9は、付加情報格納部16から広告接続先情報配信要求S1時に付加情報として添付する設定情報を付加情報として取得し、情報提供装置2に対して広告接続先情報配信要求S1を赤外線通信部8より送信する。
【0149】
情報提供装置2の赤外線通信部23で広告接続先情報配信要求S1は受信され、制御部24により配信要求格納部30に格納される。次に、制御部24は、広告情報管理部33に広告接続先情報配信要求S1が要求した広告の特定を処理させる。この処理は、少なくとも要求日時の特定が必要である。制御部24は、配信要求格納部30に格納している付加情報を取得し、付加情報に広告情報要求日時があればその日時を使用する。無ければ、広告接続先情報配信要求S1を受信した日時を使用する。広告情報管理部33では、取得した日時から広告提供中または広告提供終了後の任意の時間内の該当する広告を特定し、その広告が有している広告接続先情報を制御部24は赤外線通信部23を使用して広告接続先情報を送信する。通信端末1で広告接続先情報配信S2を赤外線通信部8で受信する(S21)。
【0150】
受信した広告接続先情報は、制御部9により広告接続先情報格納部17に格納する(S22)。制御部9は、広告接続先情報格納部17から広告接続先情報が広告インデックス付きかどうかを判断する(S23)。広告インデックスが無い場合で、広告接続先情報を取得後、接続設定が自動接続の場合(S24)は、通信部10を使用して広告情報配信支援装置3に広告情報配信要求S3を行う(S25)。
【0151】
また、広告インデックスが無い場合で、広告接続先情報を取得後、接続設定が手動接続の場合(S24)、受信者は、表示の有無を確認後(S37)、広告接続先情報を表示する(S38)。
【0152】
さらに、広告インデックス付きの場合は、広告インデックスを表示する(S34)。操作部15の操作により広告インデックスから1つの広告を表示選択する(S35)。選択した広告の広告接続先情報が既に広告接続先情報格納部17に有る場合(S36)、受信者は、表示の有無を確認後(S37)、広告接続先情報を表示する(S38)。また、選択した広告の広告接続先情報が既に広告接続先情報格納部17に無い場合は(S36)、S21から始まる一連の操作で、選択した広告の広告接続先情報を取得する。
【0153】
受信者は、閲覧中の広告接続先情報のより詳しい情報をその広告接続先情報を使用することによって可能である。広告接続先情報の表示中に操作部15の操作により通信部10を使用して広告情報配信支援装置3に広告情報配信要求S3を行う(S25)。この操作条件では、上記のように接続しても良いし、再度、広告接続先情報の閲覧(表示)を行っても良いし(S40)、そのまま表示終了して一連の操作を広告接続先情報取得のみで終了しても良い(S33)。
【0154】
広告情報配信要求S3は、広告情報配信支援装置3の通信部38で受信する。制御部39は、広告情報配信要求S3により取得した広告接続先情報を配信要求格納部42に格納する(S26)。
【0155】
次に、制御部39は、広告情報配信支援サービス利用申請がなされているかを配信要求格納部42に格納した広告接続先情報が有している認証IDなどの照合情報を取得し、認証情報管理部40に問い合わせる。認証情報管理部40では、その照合情報と認証情報格納部41に格納されている認証IDなどの登録情報とを照合し、一致するかどうかを確認する(S27)。
【0156】
認証が成立した場合は、認証情報管理部40は、サービス継続可能として制御部39へ処理を返す。制御部39は、配信要求格納部42に格納されている広告接続先情報が有している広告接続先アドレスを基に、その広告接続先アドレスが示す広告情報配信装置4に対して広告情報配信指示S4を通信部38より送信する。この広告情報配信指示S4で広告情報配信装置4に引き継がれる情報としては、通信端末1への配信先アドレスなどがある。また、広告情報配信指示S4後に、広告情報配信履歴格納部50に広告情報配信指示を実施したことを記録する。
【0157】
広告情報配信装置4の制御部62は、広告情報配信指示S4を通信部61で受信するとその受信情報を配信指示格納部64に格納する。次に、制御部62は、配信指示格納部64に格納した受信情報を基に、広告情報管理部63に受信情報の1つである広告接続先アドレスが示す広告情報を広告情報格納部65から取得する。さらに、取得した広告情報を受信情報の1つである配信先アドレスを使用して、広告情報配信S5である広告情報を通信部61より配信する。通信端末1で広告情報配信S5を通信部10で受信する(S28)。
【0158】
認証が成立しなかった場合は、認証情報管理部40は、サービス利用申請をこのまま継続して行うかどうか(オンライン申請)を問い合わせることを制御部39より通信部38を介して通信端末1の通信部10で受信し、制御部9は、受信したサービス利用申請プログラムの申請画面を出力制御部11より表示部13に表示しる(S41)。
【0159】
申請する場合は、サービス利用オンライン登録を行う(S42)。その結果として、認証情報管理部40が管理する認証情報格納部41に通信端末1の認証IDが登録される。また、この申請方法であるオンライン登録では、通信端末1と広告情報配信支援装置3との間で申請プログラムや申請データの送受信が通信部10と通信部61で行われる。
【0160】
申請しない場合は、このまま広告情報配信要求S3を継続する/継続しないを受信者に確認させる(S43)。継続しない選択では、広告情報配信支援装置3との接続を解除し終了する(S44)。継続する選択では、その選択結果を受けて広告配信支援装置3の制御部39は、認証確認であるS27を再度実行する。
【0161】
広告情報配信S5を通信部10で受信した通信端末1の制御部9は、広告情報を広告情報格納部20に格納し(S29)、広告情報配信支援装置3との接続を解除する(S30)。
【0162】
通信端末1の動作設定によるが、広告情報の配信後直ぐに閲覧を実行する設定(S31)となっている場合は、制御部9は、広告情報格納部20に格納されている広告情報を出力情報管理部18より取得し、出力制御部11を介して表示部13および音声出力部14へ出力する(S32)。出力情報管理部18では、通信端末1の出力制御部11を介して再生出力が可能なように広告情報を加工するなどしても良い。また、広告情報の閲覧に関するフローチャートは説明していないが、広告情報に応じて出力制御部11および入力制御部12を利用して閲覧操作は可能であり、さらに、任意のタイミングで一連の操作を終了することができる。
【0163】
図7は、図6で説明した通信端末1での操作の流れを、通信端末1の表示画面の概観図を用いて説明する。
【0164】
情報提供装置2である街頭テレビ80では、複数のテレビCMが30分の1セットとなってリピート放映されている。その街頭テレビ80には、赤外線通信機能があり、その送受信ポートが通信ポート81とする。
【0165】
受信者は、その街頭テレビ80で放映されている「B化粧品の50%セール」のコマーシャルに興味を持ち、赤外線通信部機能を備えている通信端末1である携帯電話82を用いて、通信ポート81に対して広告接続先情報取得操作である広告接続先情報配信要求S1を実行する。
【0166】
広告接続先情報配信要求S1を受信した街頭テレビ80は、広告接続先情報配信要求S1で付加された付加情報の広告情報要求日時を基に、その時刻に放映したコマーシャルを特定し、そのコマーシャルの広告接続先情報と広告インデックスを通信ポート81より携帯電話82に広告接続先情報配信S2を実行する。
【0167】
広告接続先情報配信S2を受信した携帯電話82では、広告接続先情報が広告インデックス付きであることから、画面表示83のように「B化粧品の50%セール」のインデックスがアクティブとなって表示される。このまま広告接続先情報の内容を確認することも出来るが、ここではこの状態で広告情報取得操作である広告情報配信要求S3を実行する。
【0168】
広告情報配信要求S3を受信した広告情報配信支援装置3では、認証IDの確認後、広告接続先情報が示す広告情報配信装置4に対して広告情報配信指示S4を実行する。
【0169】
次に、広告情報配信指示S4を受信した広告情報配信装置4は、広告情報配信指示S4での受信情報である配信先アドレスおよび広告接続先アドレスなどを用いて広告情報を携帯端末82に配信する。
【0170】
広告情報を受信した通信端末82は、画面表示84のように広告情報を閲覧表示する。この例の広告情報は、情報提供装置2で放映した広告がそのまま閲覧できる情報を有しているものであり、情報提供装置2で視聴したコマーシャルが再度視聴できることを示している。
【0171】
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態を図8から図13を用いて説明する。図8は、第2の実施の形態の広告情報配信支援システムの全体を示したブロック図である。図9は、図8の広告情報配信支援システムにおける通信端末1と広告情報配信支援装置3と位置情報取得装置7の構成の一例のブロック図である。図10は、図8の広告情報配信支援システムにおける位置情報サービスにより取得した通信端末1の位置情報より情報提供装置2を特定することを特徴とした広告情報配信支援システムの各装置とその処理の流れを示した概要図である。図11は、図8の広告情報配信支援システムの動作説明に用いるフローチャートである。図12は、図11のB1に関するフローチャートである。図13は、本発明の広告情報配信支援装置内のロジック:D1に関するフローチャートである。
【0172】
第1の実施の形態との違いは、第1の実施の形態が広告接続先情報を情報提供装置2から取得したのに対して、第2の実施の形態は、位置情報取得装置7を利用して通信端末1の位置情報を取得し、その位置情報を用いて広告情報配信支援装置3より広告接続先情報を取得することにある。また、この位置情報に関する機能が通信端末1に無くとも良いことが特徴とする広告情報配信支援システムである。
【0173】
図8を用いて、第2の実施の形態の広告情報配信支援システムを構成する装置の説明をする。
【0174】
図8で示す広告情報配信支援システムの主な構成要素は、受信者が広告情報および広告情報に接続するための広告接続先情報を受信するための通信端末1と、広告接続先情報を受信者に提供可能な情報提供装置2と、情報提供装置2を特定するための位置情報取得装置7と、広告接続先情報を基に広告情報の配信指示を行う広告情報配信支援装置3と、広告情報を配信する広告情報配信装置4と、通信端末1の無線通信を可能とする基地局5と、インターネット通信網6となっている。
【0175】
通信端末1、広告情報配信支援装置3、広告情報配信装置4、基地局5は、インターネット通信網6上に配置する。情報提供装置2と位置情報取得装置7は、インターネット通信網6上に配置してもしなくとも良い。ここでは、情報提供装置2はインターネット通信網6上に配置しないとして、位置情報取得装置7はインターネット通信網6上に配置するとして説明する。
【0176】
インターネット通信網6は、第1の実施の形態と同様であるので重複した説明は省略する。
【0177】
通信端末1と情報提供装置2の間には、第1の実施の形態と同様であっても良いが同様で無くとも良い。また、どちらかに第1の実施の形態で説明したインターネット通信網6とは異なる通信手段または通信網での情報の送受信が可能な仕組みがない場合の組み合わせでも良い。ここでは、通信端末1と情報提供装置2との間に通信手段がないとして説明する。
【0178】
情報提供装置2は、広告を提供する媒体を指している。本実施の形態では、第1の実施の形態で説明した情報提供装置または情報補完装置を有している/有していないに関係がないことを特徴とする。例えば、情報補完装置を持たない中吊り広告や広告ポスターなどもこれに該当する。ここで、「提供」とは、受信者に視覚的および聴覚的に広告情報を認知させる行為をいう。
【0179】
よって、上記で説明したように、中吊り広告などの紙で代表的な広告媒体または情報媒体の形態も含まれることから、特に、第2の実施の形態での情報提供装置2の構成は、規定しないものとする。
【0180】
さらに、広告情報配信支援システムとしての特徴である広告接続先情報の配信要求履歴を格納する広告接続先情報配信履歴格納部31があっても良い。さらに、広告情報や広告接続先情報をオンラインで更新する場合、広告接続先情報配信履歴格納部31に格納している配信要求履歴を広告情報配信支援装置3に送信する場合や通信端末1から受信した広告接続先情報の配信要求で指定された広告接続先情報を通信端末1ではなく広告情報配信支援装置3へ送信する場合などに必要なインターネット通信網6に接続するための通信部25があっても良い。
【0181】
広告情報配信装置4は、第1の実施の形態と同様であるので重複した説明は省略する。
【0182】
図9を用いて、図1の通信端末1と広告情報配信支援装置3と位置情報取得装置7の構成の一例の説明をする。
【0183】
通信端末1は、情報提供装置2で提供される広告を広告接続先情報または広告情報として閲覧を可能とする携帯電話、携帯端末やその他のインターネット接続機器などである。
【0184】
本実施の形態での通信端末1の構成は、広告情報および広告接続先情報を表示する表示部13または音声を出力する音声出力部14のうち少なくとも1つと、それらを制御する出力制御部11と、広告接続先情報などの内容をキーやタッチペンなどを使用して選択操作することを可能とする操作部15と、それを制御する入力制御部12と、その配信要求の際に通信端末1の電話番号などを付加する場合の付加情報を格納しておく付加情報格納部16と、情報提供装置2より配信された広告接続先情報を保持する広告接続先情報格納部17と、インターネット通信網6に接続する通信部10と、広告接続先情報を基に配信される広告情報を格納する広告情報格納部20と、広告情報の再生時間などを管理する出力情報管理部18と、これらの処理を可能とする制御部9とを備えている。また、情報提供装置と広告接続先情報の配信要求や広告接続先情報の受信などを可能とする赤外線通信部8があっても良い。さらに、位置情報を取得できるGPSや電子コンパスなどの機能を有した位置情報検出部があっても良い。
【0185】
また、通信端末1と情報提供装置2との間で同期表示を実現する一例とする同期情報を格納する同期情報格納部19と、通信端末1内で管理している時間情報を標準時間によって定期的に補正する信号を受信するための標準時間受信部22と、その受信情報を任意の期間保存する標準時間保持部21とを備えていても良い。同期表示については、第7の実施の形態で説明する。
【0186】
広告情報配信支援装置3は、第1の実施の形態の機能は全て有している。よって、重複した機能の説明は省略する。
【0187】
広告情報配信支援装置3は、通信端末1からの広告接続先情報配信要求を受信する際、その広告接続先情報配信要求が通信端末1の位置情報付きかどうかを判断する。位置情報付きの場合は、その位置情報から情報提供装置2を特定する。位置情報付きに関しては、第3の実施の形態で説明する。
【0188】
位置情報付きでなかった場合は、通信端末1の位置情報を取得するために位置情報取得装置7に対して通信端末1の位置情報取得要求を行い、位置情報を取得する。その位置情報により情報提供装置2を特定する。
【0189】
さらに、通信端末1の位置情報から特定した情報提供装置2の広告接続先情報を特定し、通信端末1へ広告接続先情報を配信する。
【0190】
このことから、広告情報配信支援装置3は、少なくとも広告接続先情報配信、広告情報配信指示や位置情報取得要求などを行うためのインターネット通信網6に接続するための通信部38と、広告接続先情報配信要求で示される位置情報など格納する位置情報格納部43と、情報提供装置2とそれに関連する広告接続先情報を格納している情報提供装置情報格納部47と、位置情報格納部43からの情報と情報提供装置情報格納部47からの情報を基に広告接続先情報を特定する機能が付加された情報提供装置情報管理部45と、これらの処理を可能とする制御部39とを備えている。また、上記で示した装置部以外で、図3で説明した装置部のいくつかまたは全てを有した広告情報配信支援装置3であっても良い。
【0191】
位置情報取得装置7は、通信端末1の位置情報を検出し位置情報として情報配信することが可能な装置である。但し、本装置が想定する機能は、本実施の形態の広告情報配信支援システムが備えていなくとも良い。位置情報を提供するサービスを利用しても良いし、また、位置情報を検出する機能を広告情報配信支援装置3に組み込んでも良い。
【0192】
図10を用いて、図8の広告情報配信支援システムにおける各装置とその処理の流れを説明する。
【0193】
受信者は、情報提供装置2が提供する広告を視聴している。視聴している広告に興味を持った場合に、本実施の形態では、通信端末1の位置情報を用いて広告情報配信支援システムを介して視聴している広告またはその広告関連情報を入手することができる。ここでの広告または広告関連情報を広告情報とする。
【0194】
受信者は、視聴している広告を視聴している間、またはその広告提供終了後、任意の時間までに広告情報配信支援装置3に対して通信端末1から広告接続先情報配信要求S1を行う。
【0195】
次に、広告情報配信支援装置3は、広告接続先情報配信要求S1を受信後、この広告接続先情報配信要求S1が位置情報付きかどうかを確認する。本実施の形態では、広告接続先情報配信要求S1が位置情報付きでない場合を示している。ここで、「広告接続先情報配信要求S1が位置情報付き」としているが、この配信要求では、位置情報以外に、広告情報配信先アドレス(IPアドレス、電話番号、MailアドレスやユーザIDなど)、広告情報要求日時、同期表示属性(非同期コンテンツに同時性を持たせることが可能な機能の情報)、広告情報配信単位指定(広告インデックスリスト付き/広告情報量の選択/データの種別など)や広告制御情報(広告管理No.やコンポーネント数など)や認証情報(認証IDと認証パスワード)などがある。
【0196】
通信端末1の位置情報を取得するために位置情報取得装置7に位置情報取得要求S10を行う。位置情報取得装置7では、通信端末1の位置情報を検出する。広告情報配信支援装置3は、位置情報取得装置7から位置情報取得S11である位置情報を取得する。
【0197】
さらに、取得した位置情報より通信端末1に近似している場所にある広告情報配信支援装置3に登録されている情報提供装置2を検索する。検索結果が1つの場合と1つに特定できない複数の場合とがある。
【0198】
まず、検索結果が1つに特定できる場合は、その情報提供装置2で指定の時間に広告提供中または広告提供終了後の任意の時間内の該当する広告を特定し、その特定した広告の広告接続先情報を通信端末1に対して配信する(広告接続先情報配信S2)。すると、通信端末1では、広告接続先情報が受信され保持される。ここで、「指定の時間」とは、広告接続先情報配信要求S1で設定される広告情報要求日時のことである。また、広告情報要求日時が設定されていない場合は、広告接続先情報配信要求S1を受信した時間としても良い。
【0199】
この場合、広告接続先情報は、指定の時間によって1つに特定した実施の形態で説明しているが、特定した広告接続先情報を優先的に扱うとする1つ以上の広告接続先情報であっても良い。また、1つ以上の広告接続先情報とそれらの広告接続先情報のインデックス(広告インデックス)をまとめた広告インデックスリストを付加したものであっても良い。ここで、広告インデックスとは、特定した広告とその前後の広告を任意の個数選定し、それらの広告接続先情報の簡易情報(広告主、広告対象コード、URLなど)を通信端末1で一覧表示による閲覧が可能な情報のことである。
【0200】
次に、検索結果が1つに特定できない複数の場合は、それぞれの情報提供装置2で、上記で説明した指定の時間に広告提供中または広告提供終了後の任意の時間内の該当する広告を特定し、その特定した広告の広告接続先情報をそれぞれの情報提供装置2と関連付け、それらの情報提供装置のインデックスをまとめた情報提供装置インデックスを付加したものを通信端末1に対して配信する(広告接続先情報配信S2)。すると、通信端末1では、広告接続先情報が受信され保持される。
【0201】
通信端末1に表示部13がある場合には、その情報提供装置インデックスが表示される。受信者の選択操作によりその情報提供装置インデックスの中から情報提供装置2が選択できる。選択した情報提供装置2から広告接続先情報が特定できる。
【0202】
この場合も、広告接続先情報は、指定の時間によって1つに特定した実施の形態で説明しているが、特定した広告接続先情報を優先的に扱うとする1つ以上の広告接続先情報であっても良い。また、1つ以上の広告接続先情報とそれらの広告接続先情報のインデックス(広告インデックス)をまとめた広告インデックスリストを付加したものであっても良い。
【0203】
次に、受信者は、通信端末1に保持された広告接続先情報を閲覧する。閲覧により特定の広告接続先情報を選択し、その広告接続先情報を使用して広告情報を取得する。その取得手続きは、通信端末1は、広告情報配信支援装置3に広告情報の配信要求を上記の一連の流れで保持された広告接続先情報付きで行う(広告情報配信要求S3)。また、保持された広告接続先情報が1つの場合は、閲覧なしの自動的な広告情報の配信要求を行っても良い。
【0204】
その配信要求を受けた広告情報配信支援装置3は、その要求が広告接続先情報付きであることを確認した上で、広告接続先情報が有している広告接続先アドレスを基に、その広告接続先アドレスが示す広告情報配信装置4に対して広告情報配信指示S4を行う。この広告情報配信指示S4で広告情報配信装置4に引き継がれる情報としては、通信端末1への配信先アドレスなどがある。
【0205】
通信端末1への配信先アドレスは、広告情報配信支援装置3が通信端末1からの配信要求を受信した時点で取得できるIPアドレスや電話番号などを用いるか、広告接続先情報が有している広告情報配信先アドレスを用いる。また、広告接続先情報が有している広告識別子や情報提供装置識別子を、広告情報配信指示で広告情報配信装置4に引き継がれる情報に付加しても良い。
【0206】
広告情報配信指示S4を受けた広告情報配信装置4は、広告情報配信指示S4で引き渡された情報を基に通信端末1に対して指定された広告情報を配信する(広告情報配信S5)。通信端末1では、配信された広告情報の閲覧が可能となる。
【0207】
また、広告情報配信支援サービス利用申請S6を事前申請やサービス利用対象者でない受信者からの広告情報取得要求を受信した時点でオンライン登録させるなどのサービス利用申請に関する幾つかの申請方法により登録されたサービス利用対象者の運営管理を行う広告情報配信支援装置3を備えているとともに、そのサービス利用認証手段を提供することにある。
【0208】
さらに、広告情報配信装置4で収集する広告情報配信履歴を広告情報配信支援装置3が行う広告情報配信履歴取得S7とする手段を提供している。
【0209】
第2の実施の形態は、第1の実施の形態と同様の効果がある。すなわち、図5を用いて説明した広告情報配信支援システムの装置とその装置部が提供するシステムサービスは同様であり、重複するため第2の実施の形態のサービスを機能としての説明は省略する。
【0210】
図11から図13を用いて、図10で説明した一連の流れを通信端末1での操作の流れで説明する。また、図9で示した装置部を示して説明する。
【0211】
受信者は、広告を取得するために、視聴している広告を視聴している間、またはその広告提供終了後に、任意の時間までに情報提供装置2に対して操作部15の任意の操作ボタンまたは表示画面上のボタンなどを押下する(S49)。
【0212】
操作部15からの信号は、入力制御部12で検出し制御部9へ選択信号として解釈される。次のステップでは、A1からの処理合流があるため広告接続先情報が通信端末1に保存されているかどうかを判断する分岐がある(S50)。通信端末1では、複数の広告接続先情報を保存ができる広告接続先情報格納部17を有しているため、その格納部に広告接続先情報が存在する場合、その広告接続先情報を利用して広告情報配信要求S3を行うかどうかを問い合わせるなどしても良い。
【0213】
制御部9では、付加情報付きで広告接続先情報配信要求S1を実行する設定かどうか付加情報格納部16の設定を確認する(ここでは、設定されているとして説明するが、設定がされていない付加情報なしでの広告接続先情報配信要求S1を実行しても良い)。制御部9は、付加情報格納部16から広告接続先情報配信要求S1時に付加情報として添付する設定情報を付加情報として取得し、通信部10を使用して広告情報配信支援装置3に広告接続先情報配信要求S1を行う(S51)。
【0214】
広告情報配信支援装置3の通信部38で広告接続先情報配信要求S1は受信され、制御部39により配信要求格納部42に格納される。次に、制御部39はD1を実行する(S52)。
【0215】
D1については、図13を用いて説明する。
【0216】
制御部39は、配信要求格納部42に格納している付加情報を取得し、付加情報が有している位置情報に値があるかどうかを確認する(S90)。次に、その位置情報に値が無ければ、配信先アドレスを用いて、通信端末1の位置情報を取得するために通信部38を使用して、位置情報取得装置7に位置情報取得要求S10を行い、通信端末1の位置情報の取得を問い合わせる。ここで、「配信先アドレス」とは、広告情報配信支援装置3が通信端末1からの広告接続先情報配信要求S1を受信した時点で取得できるIPアドレスや電話番号などを用いるか、付加情報が有している広告情報配信先アドレスを用いる。
【0217】
また、位置情報に値がある場合は、その位置情報を用いて、情報提供装置情報管理部45に広告接続先情報配信要求S1が要求した広告の特定を処理させる。具体的な説明は、後述とする。
【0218】
位置情報取得装置7では、広告情報配信支援装置3からの位置情報取得要求S10を受信後、位置情報取得要求S10で付加される配信先アドレスを用いて、その配信先アドレスの位置情報を検出する。広告情報配信支援装置3は、位置情報取得装置7から位置情報取得S11である位置情報を取得する(S91)。
【0219】
広告情報配信支援装置3の通信部38で位置情報取得S11を受信され、制御部39により位置情報格納部43に格納される。次に、制御部39は、取得した位置情報を用いて、情報提供装置情報管理部45に広告接続先情報配信要求S1が要求した広告の特定を処理させる。具体的に説明すると、情報提供装置情報管理部45には、広告情報配信支援装置3が管理する1つ以上の情報提供装置2の位置情報などの情報を格納する情報提供装置情報格納部47を有している。その情報提供装置情報格納部47の情報提供装置2の位置情報を、通信端末1の位置情報である位置情報取得装置7から取得した位置情報で近似検索を行う(S92)。ここで、「近似検索」とは、上記の情報提供装置情報格納部47に登録されている情報提供装置2の位置情報と上記の通信端末1の位置情報とを比較し、より近くにある情報提供装置2を特定および特定の範囲内にある情報提供装置2を選定することを指す。例えば、通信端末1の位置情報の半径10m以内に存在する情報提供装置2を全て検索するなどである。また、検索条件について、位置情報以外に情報提供装置2の特徴、例えば、「ポスター」などとする検索キーワードをAND条件として加えて行っても良い。
【0220】
近似検索の結果が、通信端末1の位置情報の特定の範囲内に情報提供装置2の登録が無く特定できなかった場合は、D1実行を終了する(S93)。
【0221】
近似検索の結果が、通信端末1の位置情報の特定の範囲内に情報提供装置2が1つに特定できる場合は(S94)、その情報提供装置2で指定の時間に広告提供中または広告提供終了後の任意の時間内の該当する広告を特定し、その特定した広告の広告接続先情報を特定する。ここで、「指定の時間」とは、配信要求格納部42に格納している付加情報が有している広告情報要求日時のことである。また、広告情報要求日時が設定されていない場合は、広告接続先情報配信要求S1を受信した時間としても良い。
【0222】
この場合、広告接続先情報は、指定の時間によって1つに特定した実施の形態で説明しているが、特定した広告接続先情報を優先的に扱うとする1つ以上の広告接続先情報であっても良い。また、1つ以上の広告接続先情報とそれらの広告接続先情報のインデックス(広告インデックス)をまとめた広告インデックスリストを付加したものであっても良い。ここで、広告インデックスとは、特定した広告とその前後の広告を任意の個数選定し、それらの広告接続先情報の簡易情報(広告主、広告対象コード、URLなど)を通信端末1で一覧表示による閲覧が可能な情報のことである。ここでは、情報提供装置情報管理部45で広告インデックス付きの広告接続先情報を作成(S95)し、D1実行を終了とする。
【0223】
次に、近似検索の結果が、通信端末1の位置情報の特定の範囲内に情報提供装置2が1つに特定できない複数の場合は(S94)、それぞれの情報提供装置2で、上記で説明した指定の時間に広告提供中または広告提供終了後の任意の時間内の該当する広告を特定し、その特定した広告の広告接続先情報をそれぞれの情報提供装置2と関連付け、それらの情報提供装置のインデックスをまとめた情報提供装置インデックスを作成する(S96)。
【0224】
この場合、広告接続先情報は、指定の時間によって1つに特定した実施の形態で説明しているが、特定した広告接続先情報を優先的に扱うとする1つ以上の広告接続先情報であっても良い。また、1つ以上の広告接続先情報とそれらの広告接続先情報のインデックス(広告インデックス)をまとめた広告インデックスリストを付加したものであっても良い。ここで、広告インデックスとは、特定した広告とその前後の広告を任意の個数選定し、それらの広告接続先情報の簡易情報(広告主、広告対象コード、URLなど)を通信端末1で一覧表示による閲覧が可能な情報のことである。ここでは、情報提供装置情報管理部45で情報提供装置インデックスに設定された広告接続先情報は、全て広告インデックス付きの広告接続先情報であるとして作成(S97)し、D1実行を終了とする。
【0225】
制御部39は、D1実行の結果を、通信部38を使用して通信端末1に対して配信する(広告接続先情報配信S2)。すると、通信端末1では、広告接続先情報配信S2を通信部10で受信する(S53)。
【0226】
広告接続先情報配信S2を通信部10で受信した通信端末1の制御部9は、広告接続先情報が1つ以上あることを確認(S54)する。広告接続先情報が1つ以上あればB1へ遷移する。無ければ、広告情報配信支援装置3との接続を解除し、処理を終了する。
【0227】
B1については、図12を用いて説明する。
【0228】
制御部9は、広告接続先情報を広告接続先情報格納部17に格納する(S70)。次に、広告接続先情報格納部17に格納した広告接続先情報が通信端末1の近似にある情報提供装置2が1つに特定できない場合に広告情報配信支援装置3で作成される情報提供装置の候補リストである情報提供装置インデックス付きであるかどうかを判断する(S71)。
【0229】
情報提供装置インデックス付きの場合は、情報提供装置インデックスを表示する。操作部15の操作により情報提供装置インデックスから1つの情報提供装置2を表示選択する(S72)。次に、その情報提供装置2が広告インデックス付きかどうかを判断する(S73)。
【0230】
情報提供装置インデックスが無い場合は、情報提供装置2が1つに特定できたことを表しており、次に、その情報提供装置2が広告インデックス付きかどうかを判断する(S73)。
【0231】
広告インデックスが無い場合で、広告接続先情報を取得後、接続設定が自動接続の場合(S74)は、A1へ遷移する(図11からのB1実行によるA1遷移は、図11のA1であり、図17からのB1実行によるA1遷移は、図17のA1である)。
【0232】
また、広告インデックスが無い場合で、広告接続先情報を取得後、接続設定が手動接続の場合(S74)、受信者は、表示の有無を確認後(S75)、広告接続先情報を表示する(S76)。
【0233】
受信者は、閲覧中の広告接続先情報のより詳しい情報をその広告接続先情報を使用することによって可能である。広告接続先情報の表示中に操作部15の操作により接続できる(S77)。接続する場合は、A1へ遷移する(図11からのB1実行によるA1遷移は、図11のA1であり、図17からのB1実行によるA1遷移は、図17のA1である)。
【0234】
また、この操作条件では、上記のように接続しても良いし、再度、広告接続先情報の閲覧(表示)を行っても良いし(S78)、広告接続先情報の表示を終了してC1へ遷移して情報提供装置の選択(S72)を行っても良い。また、そのまま表示終了して一連の操作を広告接続先情報取得のみで終了しても良い。
【0235】
広告インデックス付きの場合は、広告インデックスを表示する(S79)。操作部15の操作により広告インデックスから1つの広告を表示選択する(S80)。選択した広告の広告接続先情報を表示する(S81)。
【0236】
受信者は、閲覧中の広告接続先情報のより詳しい情報をその広告接続先情報を使用することによって可能である。広告接続先情報の表示中に操作部15の操作により接続できる(S82)。接続する場合は、A1へ遷移する(図11からのB1実行によるA1遷移は、図11のA1であり、図17からのB1実行によるA1遷移は、図17のA1である)。
【0237】
また、この操作条件では、上記のように接続しても良いし、再度、広告接続先情報の閲覧(表示)を行っても良いし(S83)、広告インデックスの閲覧(表示)を行っても良い(S84)。さらに、広告接続先情報の表示を終了してC1へ遷移して情報提供装置の選択(S72)を行っても良い。また、そのまま表示終了して一連の操作を広告接続先情報取得のみで終了しても良い。
【0238】
次に、図11のA1では、広告接続先情報の特定が図12のB1からの一連の処理の流れによってなされているため、すなわち、選択した広告の広告接続先情報が既に広告接続先情報格納部17に有るため(S50)、通信部10を使用して広告情報配信支援装置3に広告情報配信要求S3を行う(S55)。
【0239】
広告情報配信要求S3は、広告情報配信支援装置3の通信部38で受信する。制御部39は、広告情報配信要求S3により取得した広告接続先情報を配信要求格納部42に格納する(S56)。E1へ遷移する。
【0240】
次に、制御部39は、広告情報配信支援サービス利用申請がなされているかを配信要求格納部42に格納されている認証IDなどの照合情報を取得し、認証情報管理部40に問い合わせる。認証情報管理部40では、その照合情報と認証情報格納部41に格納されている認証IDなどの登録情報とを照合し、一致するかどうかを確認する(S57)。
【0241】
認証が成立した場合は、認証情報管理部40は、サービス継続可能として制御部39へ処理を返す。制御部39は、配信要求格納部42に格納されている広告接続先情報が有している広告接続先アドレスを基に、その広告接続先アドレスが示す広告情報配信装置4に対して広告情報配信指示S4を通信部38より送信する。この広告情報配信指示S4で広告情報配信装置4に引き継がれる情報としては、通信端末1への配信先アドレスなどがある。また、広告情報配信指示S4後に、広告情報配信履歴格納部50に広告情報配信指示を実施したことを記録する。
【0242】
広告情報配信装置4の制御部62は、広告情報配信指示S4を通信部61で受信するとその受信情報を配信指示格納部64に格納する。次に、制御部62は、配信指示格納部64に格納した受信情報を基に、広告情報管理部63に受信情報の1つである広告接続先アドレスが示す広告情報を広告情報格納部65から取得する。さらに、取得した広告情報を受信情報の1つである配信先アドレスを使用して、広告情報配信S5である広告情報を通信部61より配信する。通信端末1で広告情報配信S5を通信部10で受信する(S58)。
【0243】
認証が成立しなかった場合は、認証情報管理部40は、サービス利用申請をこのまま継続して行うかどうか(オンライン申請)を問い合わせることを制御部39より通信部38を介して通信端末1の通信部10で受信し、制御部9は、受信したサービス利用申請プログラムの申請画面を出力制御部11より表示部13に表示しる(S64)。
【0244】
申請する場合は、サービス利用オンライン登録を行う(S65)。その結果として、認証情報管理部40が管理する認証情報格納部41に通信端末1の認証IDが登録される。また、この申請方法であるオンライン登録では、通信端末1と広告情報配信支援装置3との間で申請プログラムや申請データの送受信が通信部10と通信部61で行われる。
【0245】
申請しない場合は、このまま広告情報配信要求S3を継続する/継続しないを受信者に確認させる(S66)。継続しない選択では、広告情報配信支援装置3との接続を解除し終了する(S67)。継続する選択では、その選択結果を受けて広告配信支援装置3の制御部39は、認証確認であるS57を再度実行する。
【0246】
広告情報配信S5を通信部10で受信した通信端末1の制御部9は、広告情報を広告情報格納部20に格納し(S59)、広告情報配信支援装置3との接続を解除する(S60)。
【0247】
通信端末1の動作設定によるが、広告情報の配信後直ぐに閲覧を実行する設定(S61)となっている場合は、制御部9は、広告情報格納部20に格納されている広告情報を出力情報管理部18より取得し、出力制御部11を介して表示部13および音声出力部14へ出力する(S62)。出力情報管理部18では、通信端末1の出力制御部11を介して再生出力が可能なように広告情報を加工するなどしても良い。
【0248】
また、広告情報の閲覧に関するフローチャートは説明していないが、広告情報に応じて出力制御部11および入力制御部12を利用して閲覧操作は可能であり、さらに、任意のタイミングで一連の操作を終了することができる(S63)。
【0249】
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態を図14から図17を用いて説明する。図14は、第3の実施の形態の広告情報配信支援システムの全体を示したブロック図である。図15は、図14の広告情報配信支援システムにおける通信端末1と広告情報配信支援装置3の構成の一例のブロック図である。図16は、図14の広告情報配信支援システムにおける通信端末1で取得できる位置情報で情報提供装置2を特定することを特徴とする各装置とその処理の流れを示した概要図である。図17は、図14の広告情報配信支援システムの動作説明に用いるフローチャートである。
【0250】
第1の実施の形態との違いは、第1の実施の形態が広告接続先情報を情報提供装置2から取得したのに対して、第3の実施の形態は、通信端末1で取得できる位置情報を用いて広告情報配信支援装置3より広告接続先情報を取得することにある。また、第2の実施の形態で説明した位置情報を取得するための位置情報取得装置7が無くとも良いことが特徴とする広告情報配信支援システムである。
【0251】
図14を用いて、第3の実施の形態の広告情報配信支援システムを構成する装置の説明をする。
【0252】
図14で示す広告情報配信支援システムの主な構成要素は、受信者が広告情報および広告情報に接続するための広告接続先情報を受信するための通信端末1と、広告接続先情報を受信者に提供可能な情報提供装置2と、広告接続先情報を基に広告情報の配信指示を行う広告情報配信支援装置3と、広告情報を配信する広告情報配信装置4と、通信端末1の無線通信を可能とする基地局5と、インターネット通信網6となっている。
【0253】
通信端末1、広告情報配信支援装置3、広告情報配信装置4、基地局5は、インターネット通信網6上に配置する。情報提供装置2は、インターネット通信網6上に配置してもしなくとも良い。ここでは、情報提供装置2はインターネット通信網6上に配置しないとして説明する。
【0254】
インターネット通信網6は、第1の実施の形態と同様であるので重複した説明は省略する。
【0255】
通信端末1と情報提供装置2の間には、第1の実施の形態と同様であっても良いが同様で無くとも良い。また、どちらかに第1の実施の形態で説明したインターネット通信網6とは異なる通信手段または通信網での情報の送受信が可能な仕組みがない場合の組み合わせでも良い。ここでは、通信端末1と情報提供装置2との間に通信手段がないとして説明する。
【0256】
情報提供装置2は、広告を提供する媒体を指している。本実施の形態では、第1の実施の形態で説明した情報提供装置または情報補完装置を有している/有していないに関係がないことを特徴とする。例えば、情報補完装置を持たない中吊り広告や広告ポスターなどもこれに該当する。ここで、「提供」とは、受信者に視覚的および聴覚的に広告情報を認知させる行為をいう。
【0257】
よって、上記で説明したように、中吊り広告などの紙で代表的な広告媒体または情報媒体の形態も含まれることから、特に、第3の実施の形態での情報提供装置2の構成は、規定しないものとする。
【0258】
さらに、広告情報配信支援システムとしての特徴である広告接続先情報の配信要求履歴を格納する広告接続先情報配信履歴格納部31があっても良い。さらに、広告情報や広告接続先情報をオンラインで更新する場合、広告接続先情報配信履歴格納部31に格納している配信要求履歴を広告情報配信支援装置3に送信する場合や通信端末1から受信した広告接続先情報の配信要求で指定された広告接続先情報を通信端末1ではなく広告情報配信支援装置3へ送信する場合などに必要なインターネット通信網6に接続するための通信部25があっても良い。
【0259】
広告情報配信装置4は、第1の実施の形態と同様であるので重複した説明は省略する。
【0260】
図15を用いて、図1の通信端末1と広告情報配信支援装置3の構成の一例の説明をする。
【0261】
通信端末1は、情報提供装置2で提供される広告を広告接続先情報または広告情報として閲覧を可能とする携帯電話、携帯端末やその他のインターネット接続機器などである。
【0262】
本実施の形態での通信端末1の構成は、広告情報および広告接続先情報を表示する表示部13または音声を出力する音声出力部14のうち少なくとも1つと、それらを制御する出力制御部11と、広告接続先情報などの内容をキーやタッチペンなどを使用して選択操作することを可能とする操作部15と、それを制御する入力制御部12と、位置情報を取得できるGPSや電子コンパスなどの機能を有した位置情報検出部62と、その配信要求の際に通信端末1の電話番号などを付加する場合の付加情報を格納しておく付加情報格納部16と、情報提供装置2より配信された広告接続先情報を保持する広告接続先情報格納部17と、インターネット通信網6に接続する通信部10と、広告接続先情報を基に配信される広告情報を格納する広告情報格納部20と、広告情報の再生時間などを管理する出力情報管理部18と、これらの処理を可能とする制御部9とを備えている。また、情報提供装置と広告接続先情報の配信要求や広告接続先情報の受信などを可能とする赤外線通信部があっても良い。
【0263】
さらに、通信端末1と情報提供装置2との間で同期表示を実現する一例とする同期情報を格納する同期情報格納部19と、通信端末1内で管理している時間情報を標準時間によって定期的に補正する信号を受信するための標準時間受信部22と、その受信情報を任意の期間保存する標準時間保持部21とを備えていても良い。同期表示については、第7の実施の形態で説明する。
【0264】
広告情報配信支援装置3は、第1の実施の形態の機能は全て有している。よって、重複した機能の説明は省略する。
【0265】
広告情報配信支援装置3は、通信端末1からの広告接続先情報配信要求を受信する際、その広告接続先情報配信要求が通信端末1の位置情報付きかどうかを判断する。位置情報付きの場合は、その位置情報から情報提供装置2を特定する。
【0266】
さらに、通信端末1の位置情報から特定した情報提供装置2の広告接続先情報を特定し、通信端末1へ広告接続先情報を配信する。
【0267】
このことから、広告情報配信支援装置3は、少なくとも広告接続先情報配信、広告情報配信指示や位置情報取得要求などを行うためのインターネット通信網6に接続するための通信部38と、広告接続先情報配信要求で示される位置情報など格納する位置情報格納部43と、情報提供装置2とそれに関連する広告接続先情報を格納している情報提供装置情報格納部47と、位置情報格納部43からの情報と情報提供装置情報格納部47からの情報を基に広告接続先情報を特定する機能が付加された情報提供装置情報管理部45と、これらの処理を可能とする制御部39とを備えている。また、上記で示した装置部以外で、図3で説明した装置部のいくつかまたは全てを有した広告情報配信支援装置3であっても良い。
【0268】
図16を用いて、図14の広告情報配信支援システムにおける各装置とその処理の流れを説明する。
【0269】
受信者は、情報提供装置2が提供する広告を視聴している。視聴している広告に興味を持った場合に、本実施の形態では、通信端末1の位置情報を用いて広告情報配信支援システムを介して視聴している広告またはその広告関連情報を入手することができる。ここでの広告または広告関連情報を広告情報とする。
【0270】
受信者は、視聴している広告を視聴している間、またはその広告提供終了後、任意の時間までに広告情報配信支援装置3に対して通信端末1から広告接続先情報の配信要求を位置情報付きで行う。
【0271】
通信端末1には、内部に位置情報を取得できるGPSや電子コンパスなどの機能を有した位置情報検出部を備えている。または、通信端末1に対しての外部接続としての位置情報検出部62であっても良い。
【0272】
次に、広告情報配信支援装置3は、広告接続先情報配信要求S1を受信後、この広告接続先情報配信要求S1が位置情報付きかどうかを確認する。本実施の形態では、広告接続先情報配信要求S1が位置情報付きである場合を示している。ここで、「広告接続先情報配信要求S1が位置情報付き」としているが、この配信要求では、位置情報以外に、広告情報配信先アドレス(IPアドレス、電話番号、MailアドレスやユーザIDなど)、広告情報要求日時、同期表示属性(非同期コンテンツに同時性を持たせることが可能な機能の情報)、広告情報配信単位指定(広告インデックスリスト付き/広告情報量の選択/データの種別など)、広告制御情報(広告管理No.やコンポーネント数など)や認証情報(認証IDと認証パスワード)などがある。
【0273】
その位置情報より通信端末1に近似している場所にある広告情報配信支援装置3に登録されている情報提供装置2を検索する。検索結果が1つの場合と1つに特定できない複数の場合とがある。
【0274】
まず、検索結果が1つに特定できる場合は、その情報提供装置2で指定の時間に広告提供中または広告提供終了後の任意の時間内の該当する広告を特定し、その特定した広告の広告接続先情報を通信端末1に対して配信する(広告接続先情報配信S2)。すると、通信端末1では、広告接続先情報が受信され保持される。ここで、「指定の時間」とは、広告接続先情報配信要求S1で設定される広告情報要求日時のことである。また、広告情報要求日時が設定されていない場合は、広告接続先情報配信要求S1を受信した時間としても良い。
【0275】
この場合、広告接続先情報は、指定の時間によって1つに特定した実施の形態で説明しているが、特定した広告接続先情報を優先的に扱うとする1つ以上の広告接続先情報であっても良い。また、1つ以上の広告接続先情報とそれらの広告接続先情報のインデックス(広告インデックス)をまとめた広告インデックスリストを付加したものであっても良い。ここで、広告インデックスとは、特定した広告とその前後の広告を任意の個数選定し、それらの広告接続先情報の簡易情報(広告主、広告対象コード、URLなど)を通信端末1で一覧表示による閲覧が可能な情報のことである。
【0276】
次に、検索結果が1つに特定できない複数の場合は、それぞれの情報提供装置2で、上記で説明した指定の時間に広告提供中または広告提供終了後の任意の時間内の該当する広告を特定し、その特定した広告の広告接続先情報をそれぞれの情報提供装置2と関連付け、それらの情報提供装置のインデックスをまとめた情報提供装置インデックスを付加したものを通信端末1に対して配信する(広告接続先情報配信S2)。すると、通信端末1では、広告接続先情報が受信され保持される。
【0277】
通信端末1に表示部13がある場合には、その情報提供装置インデックスが表示される。受信者の選択操作によりその情報提供装置インデックスの中から情報提供装置2が選択できる。選択した情報提供装置2から広告接続先情報が特定できる。
【0278】
この場合も、広告接続先情報は、指定の時間によって1つに特定した実施の形態で説明しているが、特定した広告接続先情報を優先的に扱うとする1つ以上の広告接続先情報であっても良い。また、1つ以上の広告接続先情報とそれらの広告接続先情報のインデックス(広告インデックス)をまとめた広告インデックスリストを付加したものであっても良い。
【0279】
通信端末1は、広告情報配信支援装置3に広告情報の配信要求を上記の一連の流れで保持された広告接続先情報付きで行う(広告情報配信要求S3)。その配信要求を受けた広告情報配信支援装置3は、その要求が広告接続先情報付きであることを確認した上で、広告接続先情報が有している広告接続先アドレスを基に、その広告接続先アドレスが示す広告情報配信装置4に対して広告情報配信指示S4を行う。この広告情報配信指示S4で広告情報配信装置4に引き継がれる情報としては、通信端末1への配信先アドレスなどがある。
【0280】
通信端末1への配信先アドレスは、広告情報配信支援装置3が通信端末1からの配信要求を受信した時点で取得できるIPアドレスや電話番号などを用いるか、広告接続先情報が有している広告情報配信先アドレスを用いる。また、広告接続先情報が有している広告識別子や情報提供装置識別子を、広告情報配信指示で広告情報配信装置4に引き継がれる情報に付加しても良い。
【0281】
広告情報配信指示S4を受けた広告情報配信装置4は、広告情報配信指示S4で引き渡された情報を基に通信端末1に対して指定された広告情報を配信する(広告情報配信S5)。通信端末1では、配信された広告情報の閲覧が可能となる。
【0282】
また、広告情報配信支援サービス利用申請S6を事前申請やサービス利用対象者でない受信者からの広告情報取得要求を受信した時点でオンライン登録させるなどのサービス利用申請に関する幾つかの申請方法により登録されたサービス利用対象者の運営管理を行う広告情報配信支援装置3を備えているとともに、そのサービス利用認証手段を提供することにある。
【0283】
さらに、広告情報配信装置4で収集する広告情報配信履歴を広告情報配信支援装置3が行う広告情報配信履歴取得S7とする手段を提供している。
【0284】
第3の実施の形態は、第1の実施の形態と同様の効果がある。すなわち、図5を用いて説明した広告情報配信支援システムの装置とその装置部が提供するシステムサービスは同様であり、重複するため第3の実施の形態のサービスを機能としての説明は省略する。
【0285】
図17と用いて、図16で説明した一連の流れを通信端末1での操作の流れで説明する。また、図15で示した装置部を示して説明する。
【0286】
受信者は、広告を取得するために、視聴している広告を視聴している間、またはその広告提供終了後に、任意の時間までに情報提供装置2に対して操作部15の任意の操作ボタンまたは表示画面上のボタンなどを押下する(S99)。
【0287】
操作部15からの信号は、入力制御部12で検出し制御部9へ選択信号として解釈される。次のステップでは、A1からの処理合流があるため広告接続先情報が通信端末1に保存されているかどうかを判断する分岐がある(S100)。通信端末1では、複数の広告接続先情報を保存ができる広告接続先情報格納部17を有しているため、その格納部に広告接続先情報が存在する場合、その広告接続先情報を利用して広告情報配信要求S3を行うかどうかを問い合わせるなどしても良い。
【0288】
制御部9は、位置情報検出部62を用いて通信端末1の位置情報を取得し(S101)、その情報を付加情報格納部16に格納する。
【0289】
次に、制御部9は、付加情報格納部16から広告接続先情報配信要求S1時に付加情報として添付する設定情報を付加情報として取得し、通信部10を使用して広告情報配信支援装置3に広告接続先情報配信要求S1を行う(S102)。
【0290】
広告情報配信支援装置3の通信部38で広告接続先情報配信要求S1は受信され、制御部39により配信要求格納部42に格納される。次に、制御部39はD1を実行する(S103)。D1については、図13で説明している。
【0291】
制御部39は、D1実行の結果を、通信部38を使用して通信端末1に対して配信する(広告接続先情報配信S2)。すると、通信端末1では、広告接続先情報配信S2を通信部10で受信する(S104)。
【0292】
広告接続先情報配信S2を通信部10で受信した通信端末1の制御部9は、広告接続先情報が1つ以上あることを確認(S105)する。広告接続先情報が1つ以上あればB1へ遷移する。無ければ、広告情報配信支援装置3との接続を解除し、処理を終了する。B1については、図12で説明している。
【0293】
次に、図17のA1では、広告接続先情報の特定が図12のB1からの一連の処理の流れによってなされているため、すなわち、選択した広告の広告接続先情報が既に広告接続先情報格納部17に有るため(S100)、通信部10を使用して広告情報配信支援装置3に広告情報配信要求S3を行う(S106)。
【0294】
広告情報配信要求S3は、広告情報配信支援装置3の通信部38で受信する。制御部39は、広告情報配信要求S3により取得した広告接続先情報を配信要求格納部42に格納する(S107)。E1へ遷移する。
【0295】
次に、制御部39は、広告情報配信支援サービス利用申請がなされているかを配信要求格納部42に格納されている認証IDなどの照合情報を取得し、認証情報管理部40に問い合わせる。認証情報管理部40では、その照合情報と認証情報格納部41に格納されている認証IDなどの登録情報とを照合し、一致するかどうかを確認する(S108)。
【0296】
認証が成立した場合は、認証情報管理部40は、サービス継続可能として制御部39へ処理を返す。制御部39は、配信要求格納部42に格納されている広告接続先情報が有している広告接続先アドレスを基に、その広告接続先アドレスが示す広告情報配信装置4に対して広告情報配信指示S4を通信部38より送信する。この広告情報配信指示S4で広告情報配信装置4に引き継がれる情報としては、通信端末1への配信先アドレスなどがある。また、広告情報配信指示S4後に、広告情報配信履歴格納部50に広告情報配信指示を実施したことを記録する。
【0297】
広告情報配信装置4の制御部62は、広告情報配信指示S4を通信部61で受信するとその受信情報を配信指示格納部64に格納する。次に、制御部62は、配信指示格納部64に格納した受信情報を基に、広告情報管理部63に受信情報の1つである広告接続先アドレスが示す広告情報を広告情報格納部65から取得する。さらに、取得した広告情報を受信情報の1つである配信先アドレスを使用して、広告情報配信S5である広告情報を通信部61より配信する。通信端末1で広告情報配信S5を通信部10で受信する(S109)。
【0298】
認証が成立しなかった場合は、認証情報管理部40は、サービス利用申請をこのまま継続して行うかどうか(オンライン申請)を問い合わせることを制御部39より通信部38を介して通信端末1の通信部10で受信し、制御部9は、受信したサービス利用申請プログラムの申請画面を出力制御部11より表示部13に表示しる(S115)。
【0299】
申請する場合は、サービス利用オンライン登録を行う(S116)。その結果として、認証情報管理部40が管理する認証情報格納部41に通信端末1の認証IDが登録される。また、この申請方法であるオンライン登録では、通信端末1と広告情報配信支援装置3との間で申請プログラムや申請データの送受信が通信部10と通信部61で行われる。
【0300】
申請しない場合は、このまま広告情報配信要求S3を継続する/継続しないを受信者に確認させる(S117)。継続しない選択では、広告情報配信支援装置3との接続を解除し終了する(S118)。継続する選択では、その選択結果を受けて広告配信支援装置3の制御部39は、認証確認であるS108を再度実行する。
【0301】
広告情報配信S5を通信部10で受信した通信端末1の制御部9は、広告情報を広告情報格納部20に格納し(S110)、広告情報配信支援装置3との接続を解除する(S111)。
【0302】
通信端末1の動作設定によるが、広告情報の配信後直ぐに閲覧を実行する設定(S112)となっている場合は、制御部9は、広告情報格納部20に格納されている広告情報を出力情報管理部18より取得し、出力制御部11を介して表示部13および音声出力部14へ出力する(S113)。出力情報管理部18では、通信端末1の出力制御部11を介して再生出力が可能なように広告情報を加工するなどしても良い。
【0303】
また、広告情報の閲覧に関するフローチャートは説明していないが、広告情報に応じて出力制御部11および入力制御部12を利用して閲覧操作は可能であり、さらに、任意のタイミングで一連の操作を終了することができる(S114)。
【0304】
(第4の実施の形態)
第4の実施の形態を図18を用いて説明する。図18は、本発明の広告情報配信支援システムの第4の実施の形態における各装置とその処理の流れを示した概要図である。本実施の形態は、第1の実施の形態の派生モデルである。ここで、「派生モデル」とは、本ビジネスモデルが実現するサービスの内容や、その進歩性や独創性などが、第1の実施の形態と同様の効果をもたらすものとし、その効果は有効であるとする。実施の形態を区別したのは、各装置の機能分割が異なるためである。
【0305】
本実施の形態では、情報提供装置2が第1の実施の形態の情報提供装置2より高機能として説明している。情報提供装置2が広告接続先情報を通信端末1に替わって広告情報配信要求S3を行う機能を有する点で特徴的である。
【0306】
図18を用いて、広告情報配信支援システムにおける各装置とその処理の流れを説明する。
【0307】
受信者は、情報提供装置2が提供する広告を視聴している。視聴している広告に興味を持った場合に、本実施の形態では、上記の装置が提供する広告情報配信支援システムを利用して視聴している広告またはその広告関連情報を入手することができる。ここでの広告または広告関連情報を広告情報とする。
【0308】
受信者は、視聴している広告を視聴している間、またはその広告提供終了後、任意の時間までに情報提供装置2に対して通信端末1から広告接続先情報配信要求S1を行う。
【0309】
次に、情報提供装置2は、広告接続先情報配信要求S1を受信後、広告提供中または広告提供終了後の任意の時間内の該当する広告を特定する。ここで、広告接続先情報のデータの形態は、広告接続先情報配信要求S1時に情報付加することで制御できる仕組みである。付加する情報としては、広告情報配信先アドレス(IPアドレス、電話番号、MailアドレスやユーザIDなど)、広告情報要求日時、配信先の位置情報、同期表示属性(非同期コンテンツに同時性を持たせることが可能な機能の情報)、広告情報配信単位指定(広告インデックスリスト付き/広告情報量の選択/データの種別など)、広告制御情報(広告管理No.やコンポーネント数など)や認証情報(認証IDと認証パスワード)などがある。
【0310】
次に、情報提供装置2は、広告情報配信支援装置3に広告情報配信要求S3を広告接続先情報付きで行う。その配信要求を受けた広告情報配信支援装置3は、その要求が広告接続先情報付きであることを確認した上で、広告接続先情報が有している広告接続先アドレスを基に、その広告接続先アドレスが示す広告情報配信装置4に対して広告情報配信指示S4を行う。この広告情報配信指示S4で広告情報配信装置4に引き継がれる情報としては、通信端末1への配信先アドレスなどがある。
【0311】
通信端末1への配信先アドレスは、広告接続先情報が有している広告情報配信先アドレスを用いる。また、広告接続先情報が有している広告識別子や情報提供装置識別子を、広告情報配信指示で広告情報配信装置4に引き継がれる情報に付加しても良い。
【0312】
広告情報配信指示S4を受けた広告情報配信装置4は、広告情報配信指示S4で引き渡された情報を基に通信端末1に対して指定された広告情報を配信する(広告情報配信S5)。通信端末1では、配信された広告情報の閲覧が可能となる。
【0313】
(第5の実施の形態)
第5の実施の形態を図19を用いて説明する。図19は、本発明の広告情報配信支援システムの第5の実施の形態における各装置とその処理の流れを示した概要図である。本実施の形態は、第1の実施の形態の派生モデルである。ここで、「派生モデル」とは、本ビジネスモデルが実現するサービスの内容や、その進歩性や独創性などが、第1の実施の形態と同様の効果をもたらすものとし、その効果は有効であるとする。実施の形態を区別したのは、各装置の機能分割が異なるためである。
【0314】
本実施の形態では、情報提供装置2が第1の実施の形態の情報提供装置2より高機能として説明している。情報提供装置2が、広告情報配信要求S3の受信および広告情報配信S5を行う機能を有する点で特徴的である。
【0315】
図19を用いて、広告情報配信支援システムにおける各装置とその処理の流れを説明する。
【0316】
受信者は、情報提供装置2が提供する広告を視聴している。視聴している広告に興味を持った場合に、本実施の形態では、上記の装置が提供する広告情報配信支援システムを利用して視聴している広告またはその広告関連情報を入手することができる。ここでの広告または広告関連情報を広告情報とする。
【0317】
受信者は、視聴している広告を視聴している間、またはその広告提供終了後、任意の時間までに情報提供装置2に対して通信端末1から広告接続先情報配信要求S1を行う。
【0318】
次に、情報提供装置2は、広告接続先情報配信要求S1を受信後、広告提供中または広告提供終了後の任意の時間内の該当する広告を特定し、その特定した広告の広告接続先情報を通信端末1に対して配信する(広告接続先情報配信S2)。すると、通信端末1では、広告接続先情報が受信され保持される。この場合、広告接続先情報は、指定の時間によって1つに特定した実施の形態で説明しているが、特定した広告接続先情報を優先的に扱うとする1つ以上の広告接続先情報であっても良い。また、1つ以上の広告接続先情報とそれらの広告接続先情報のインデックス(広告インデックス)をまとめた広告インデックスリストを付加したものであっても良い。ここで、広告インデックスとは、特定した広告とその前後の広告を任意の個数選定し、それらの広告接続先情報の簡易情報(広告主、広告対象コード、URLなど)を通信端末1で一覧表示による閲覧が可能な情報のことである。
【0319】
また、これらの広告接続先情報のデータの形態は、広告接続先情報配信要求S1時に情報付加することで制御できる仕組みである。付加する情報としては、広告情報配信先アドレス(IPアドレス、電話番号、MailアドレスやユーザIDなど)、広告情報要求日時、配信先の位置情報、同期表示属性(非同期コンテンツに同時性を持たせることが可能な機能の情報)、広告情報配信単位指定(広告インデックスリスト付き/広告情報量の選択/データの種別など)、広告制御情報(広告管理No.やコンポーネント数など)や認証情報(認証IDと認証パスワード)などがある。
【0320】
次に、受信者は、通信端末1に保持された広告接続先情報を閲覧する。閲覧により特定の広告接続先情報を選択し、その広告接続先情報を使用して広告情報を取得する。その取得手続きは、再度、情報提供装置2に広告情報配信要求S3を上記の一連の流れで保持された広告接続先情報付きで行う。また、保持された広告接続先情報が1つの場合は、閲覧なしの自動的な広告情報の配信要求を行っても良い。
【0321】
次に、情報提供装置2は、その要求が広告接続先情報付きであることを確認した上で、広告接続先情報が有している広告接続先アドレスを基に、その広告接続先アドレスが示す情報提供装置2の情報格納部に格納されている広告情報を特定する。
【0322】
通信端末1への配信先アドレスは、情報提供装置2が通信端末1からの配信要求を受信した時点で取得できるIPアドレスや電話番号などを用いるか、広告接続先情報が有している広告情報配信先アドレスを用いる。
【0323】
情報提供装置2は、通信端末1に対して特定した広告情報を配信する(広告情報配信S5)。通信端末1では、配信された広告情報の閲覧が可能となる。
【0324】
また、情報提供装置2がインターネット通信網6に接続されている場合に、情報提供装置2が有している情報格納部の少なくとも広告情報または広告接続先情報をオンラインで更新するリモートメンテナンス手段である広告/広告接続先情報更新S9を提供している。さらに、広告情報配信支援システムは、情報提供装置2で収集する広告接続先情報配信履歴を広告情報配信支援装置3が行う広告接続先情報配信履歴取得S8を提供している。
【0325】
(第6の実施の形態)
第6の実施の形態を図20を用いて説明する。図20は、本発明の広告情報配信支援システムの第6の実施の形態における各装置とその処理の流れを示した概要図である。本実施の形態は、第1の実施の形態の最小構成モデルである。ここで、「最小構成モデル」とは、本ビジネスモデルが実現するサービスは、まず、広告が示す内容を広告接続先情報として取得させ、次に、更なる情報取得に対して広告情報を取得させるシステムを提供するシステムロジックの中で提供される。この広告接続先情報の取得までをシステム構成とするのが本実施の形態である。
【0326】
広告接続先情報を使用して広告情報の配信を実施しない広告情報配信支援システムではあるが、第1の実施の形態で説明した進歩性や独創性などは同様の効果をもたらすものとし、その効果は有効であるとする。但し、上記でも説明したように、通信端末1からの広告接続先情報の取得要求から広告情報の取得を実現する一連の処理は、本実施の形態ではない。
【0327】
本実施の形態では、広告情報配信支援システムが提供する広告接続先情報の取得のみであり、広告情報の配信要求時に必要な認証行為は必要ないことから、広告情報配信支援サービス利用申請S6はあってもなくとも良い。
【0328】
図20を用いて、広告情報配信支援システムにおける各装置とその処理の流れを説明する。
【0329】
受信者は、情報提供装置2が提供する広告を視聴している。視聴している広告に興味を持った場合に、本実施の形態では、上記の装置が提供する広告情報配信支援システムを利用して視聴している広告またはその広告関連情報を入手することができる。ここでの広告または広告関連情報を広告情報とする。
【0330】
受信者は、視聴している広告を視聴している間、またはその広告提供終了後、任意の時間までに情報提供装置2に対して通信端末1から広告接続先情報配信要求S1を行う。
【0331】
次に、情報提供装置2は、広告接続先情報配信要求S1を受信後、広告提供中または広告提供終了後の任意の時間内の該当する広告を特定し、その特定した広告の広告接続先情報を通信端末1に対して配信する(広告接続先情報配信S2)。すると、通信端末1では、広告接続先情報が受信され保持される。この場合、広告接続先情報は、指定の時間によって1つに特定した実施の形態で説明しているが、特定した広告接続先情報を優先的に扱うとする1つ以上の広告接続先情報であっても良い。また、1つ以上の広告接続先情報とそれらの広告接続先情報のインデックス(広告インデックス)をまとめた広告インデックスリストを付加したものであっても良い。ここで、広告インデックスとは、特定した広告とその前後の広告を任意の個数選定し、それらの広告接続先情報の簡易情報(広告主、広告対象コード、URLなど)を通信端末1で一覧表示による閲覧が可能な情報のことである。
【0332】
また、これらの広告接続先情報のデータの形態は、広告接続先情報配信要求S1時に情報付加することで制御できる仕組みである。付加する情報としては、広告情報配信先アドレス(IPアドレス、電話番号、MailアドレスやユーザIDなど)、広告情報要求日時、配信先の位置情報、同期表示属性(非同期コンテンツに同時性を持たせることが可能な機能の情報)、広告情報配信単位指定(広告インデックスリスト付き/広告情報量の選択/データの種別など)、広告制御情報(広告管理No.やコンポーネント数など)や認証情報(認証IDと認証パスワード)などがある。
【0333】
次に、受信者は、通信端末1に保持された広告接続先情報を閲覧する。閲覧により特定の広告接続先情報を選択できる。これまでに説明したように、広告接続先情報には、広告接続先アドレスを有している。その広告接続先アドレスを使用して、通信端末1からURL指定の接続方法で直接的に広告情報の配信指定を行う。
【0334】
また、URL指定において、広告接続先アドレス以外に広告接続先情報が有している広告識別子や情報提供装置識別子を付加した配信指定でも良い。例えば、「WWW://広告接続先アドレス/情報提供装置識別子/広告識別子」などの記述で実現するURL指定である。
【0335】
通信端末1では、URLが指す広告情報配信装置4から広告情報の配信を受ける(広告情報配信S5)。
【0336】
また、広告情報配信装置4で収集する広告情報配信履歴を広告情報配信支援装置3が行う広告情報配信履歴取得S7はあっても良い。
【0337】
(第7の実施の形態)
第7の実施の形態を、図21から図24を用いて説明する。図21は、本発明の広告情報配信支援システムの第7の実施の形態における各装置とその処理の流れを示した概要図である。図22は、図21で説明した同期情報を模式的に示す図である。図23は、図22で説明した同期情報を用いての通信端末での同期処理を説明するための図である。図24は、図21の広告情報配信支援システムの動作説明に用いるフローチャートである。
【0338】
本実施の形態は、第1から第5の実施の形態に全て有効である。これらの実施の形態で最終的に配信される広告情報は、コンテンツと位置付けて良い。このコンテンツには、その特性から同期コンテンツと非同期コンテンツの2つに分類できる。
【0339】
同期コンテンツとは、ライブ中継に代表されるようなコンテンツであり、指定時刻に同時に複数のユーザが(指定時刻に同時に複数の通信端末で)視聴することを目的としたコンテンツのことである。例えば、同期コンテンツの代表的な形態の一つには、アナログ放送がある。また、アナログ放送から派生する既存のデジタル放送も、コンテンツのデジタル化やチャンネルが割り当てられている周波数帯の使用効率を目的とする場合などは、それらのコンテンツは全て同期コンテンツに含まれると位置付ける。上記で説明した同期コンテンツ以外を全て非同期コンテンツとする。
【0340】
本実施の形態は、その非同期コンテンツを視聴している受信者に対して、ある一定時間であっても通信端末1と情報提供装置2との間で、本実施の形態が提供する同期情報を基に同期させる手段を提供することにある。すなわち、非同期コンテンツを同期コンテンツとして視聴できるサービスを実現するものである。
【0341】
なお、通信端末1は、第1から第5の実施の形態で説明した一連の操作で広告情報を受信する。その広告情報が、情報提供装置2で視聴している広告情報であることを前提としている。その前提において、通信端末1と情報提供装置2との間で広告情報を同期閲覧することができる仕組みを提供するものである。
【0342】
その実現においては、情報提供装置2または広告情報配信支援装置3に同期ポイントまたはタイムテーブルを含む広告出力に関する同期情報と、その同期情報を通信端末1で取得を可能とする機能と、通信端末1で同期情報として取得した同期情報を基に広告情報を再生する機能が必要である。
【0343】
図21を用いて、その非同期コンテンツの同期閲覧を可能とする実現方法(同期情報取得手段)を説明する。その実現方法は、同期情報の取得方法によって2つに分類する。
▲1▼ 通信端末1に広告情報を受信するのと同時に同期情報を取得する方法。
▲2▼ 通信端末1で広告情報の受信後、情報提供装置2または広告情報配信支援装置3に対して、同期情報の配信要求を行い取得する方法。
【0344】
まず、▲1▼について説明する。▲1▼の方法は、通信端末1が情報提供装置2または広告情報配信支援装置3に広告接続先情報配信要求を行う際に指定できる属性情報の1つである同期表示属性を有効とする設定で指定できる。この同期表示属性の指定は広告情報配信要求にも引き継がれ、最終的に通信端末1での広告情報と情報提供装置2の同期情報の受信となる。
【0345】
第1の実施の形態では、情報提供装置2の同期情報は、情報提供装置2および広告情報配信支援装置3の何れか一方で管理されている。同期表示属性を有効とする広告情報配信要求S3を受けた広告情報配信支援装置3は、情報提供装置識別子が示す情報提供装置2の同期情報を保持している場合は、その同期情報付きで広告情報配信装置4に対して広告情報配信指示S4を行う。また、情報提供装置識別子が示す情報提供装置2の同期情報を保持していない場合でも、情報提供装置2とインターネット通信網6によって接続が可能な条件で同期情報の取得要求を行い、情報提供装置2からその同期情報を取得し、同様に広告情報配信装置4に対して広告情報配信指示S4を行う。
【0346】
広告情報配信指示S4を受けた広告情報配信装置4では、指定された広告情報とその同期情報を共に通信端末1へ配信する(広告情報配信S5)。
【0347】
第2の実施の形態および第3の実施の形態では、情報提供装置2の同期情報は、広告情報配信支援装置3で管理されている。同期表示属性を有効とする広告情報配信要求S3を受けた広告情報配信支援装置3は、情報提供装置識別子が示す情報提供装置2の同期情報を保持している場合は、その同期情報付きで広告情報配信装置4に対して広告情報配信指示S4を行う。
【0348】
広告情報配信指示S4を受けた広告情報配信装置4では、指定された広告情報とその同期情報を共に通信端末1へ配信する(広告情報配信S5)。
【0349】
第4の実施の形態では、情報提供装置2の同期情報は、情報提供装置2および広告情報配信支援装置3の何れか一方で管理されている。同期表示属性を有効とする広告情報配信要求S3を受けた広告情報配信支援装置3は、情報提供装置識別子が示す情報提供装置2の同期情報を保持している場合は、その同期情報付きで広告情報配信装置4に対して広告情報配信指示S4を行う。また、情報提供装置識別子が示す情報提供装置2の同期情報を保持していない場合は、情報提供装置2に同期情報の取得要求を行い、情報提供装置2からその同期情報を取得し、同様に広告情報配信装置4に対して広告情報配信指示S4を行う。
【0350】
またこの場合、情報提供装置2に同期情報を有している条件で、情報提供装置2からの広告情報配信要求S3をその同期情報付きで配信要求しても良い。
【0351】
広告情報配信指示を受けた広告情報配信装置4では、指定された広告情報とその同期情報を共に通信端末1へ配信する(広告情報配信S5)。
【0352】
第5の実施の形態では、情報提供装置2の同期情報は、情報提供装置2および広告情報配信支援装置3の何れか一方で管理されている。同期表示属性を有効とする広告情報配信要求S3を受けた情報提供装置2は、同期情報を保持している場合は、指定された広告情報とその同期情報を共に通信端末1へ配信する(広告情報配信S5)。
【0353】
情報提供装置2ではなく広告情報配信支援装置3で同期情報を保持している場合は、情報提供装置2は広告情報配信支援装置3から同期情報を取得し指定された広告情報とその同期情報を共に通信端末1へ配信する(広告情報配信S5)。
【0354】
次に▲2▼について説明する。▲2▼の方法は、通信端末1が広告情報の配信後に、情報提供装置2または広告情報配信支援装置3に対して同期情報の配信要求を行い(広告情報提供タイムテーブル取得要求S16または広告情報提供タイムテーブル取得要求S12)、最終的に通信端末1での情報提供装置2の同期情報の受信となる(広告情報提供タイムテーブル配信S17または広告情報提供タイムテーブル配信S13)。
【0355】
第1の実施の形態では、情報提供装置2の同期情報は、情報提供装置2および広告情報配信支援装置3の何れか一方で管理されている。通信端末1から同期情報取得要求(広告情報提供タイムテーブル取得要求S12)を受けた広告情報配信支援装置3は、その同期情報取得要求(広告情報提供タイムテーブル取得要求S12)が有している情報提供装置識別子が示す情報提供装置2の同期情報を保持している場合は、その同期情報を通信端末1へ配信する(広告情報提供タイムテーブル配信13)。ここで、「同期情報取得要求」には、情報提供装置識別子以外に、同期情報配信先アドレス(IPアドレス、電話番号、MailアドレスやユーザIDなど)、同期情報要求日時や認証情報(認証IDと認証パスワード)などがある。
【0356】
また、指定された情報提供装置識別子が示す情報提供装置2の同期情報を保持していない場合でも、情報提供装置2とインターネット通信網6によって接続が可能な条件で同期情報の取得要求(情報提供装置提供タイムテーブル取得要求S14)を行い、情報提供装置2からその同期情報を取得(情報提供装置提供タイムテーブル配信S15)し、同様に通信端末1へ配信する(広告情報提供タイムテーブル配信13)。
【0357】
ここでは、通信端末1から同期情報取得要求(広告情報提供タイムテーブル取得要求S12)を広告情報配信支援装置3へ送信するとしているが、情報提供装置2へ同期情報取得要求(広告情報提供タイムテーブル取得要求S16)を行い、情報提供装置2から同期情報を配信する(広告情報提供タイムテーブル配信17)としても良い。
【0358】
さらに、情報提供装置2ではなく広告情報配信支援装置3で同期情報を保持している場合は、通信端末1から同期情報取得要求(広告情報提供タイムテーブル取得要求S16)を受信した情報提供装置2は、広告情報配信支援装置3から指定された同期情報を取得し通信端末1へ配信(広告情報提供タイムテーブル配信17)としても良い。
【0359】
第2の実施の形態では、情報提供装置2の同期情報は、情報提供装置2および広告情報配信支援装置3の何れか一方で管理されている。通信端末1から同期情報取得要求(広告情報提供タイムテーブル取得要求S12)を受けた広告情報配信支援装置3は、その同期情報取得要求(広告情報提供タイムテーブル取得要求S12)が有している情報提供装置識別子が示す情報提供装置2の同期情報を保持している場合は、その同期情報を通信端末1へ配信する(広告情報提供タイムテーブル配信13)。
【0360】
また、指定された情報提供装置識別子が示す情報提供装置2の同期情報を保持していない場合でも、情報提供装置2とインターネット通信網6によって接続が可能な条件で同期情報の取得要求(情報提供装置提供タイムテーブル取得要求S14)を行い、情報提供装置2からその同期情報を取得(情報提供装置提供タイムテーブル配信S15)し、同様に通信端末1へ配信する(広告情報提供タイムテーブル配信13)。
【0361】
第3の実施の形態では、情報提供装置2の同期情報は、情報提供装置2および広告情報配信支援装置3の何れか一方で管理されている。通信端末1から同期情報取得要求(広告情報提供タイムテーブル取得要求S12)を受けた広告情報配信支援装置3は、その同期情報取得要求(広告情報提供タイムテーブル取得要求S12)が有している情報提供装置識別子が示す情報提供装置2の同期情報を保持している場合は、その同期情報を通信端末1へ配信する(広告情報提供タイムテーブル配信13)。
【0362】
また、指定された情報提供装置識別子が示す情報提供装置2の同期情報を保持していない場合でも、情報提供装置2とインターネット通信網6によって接続が可能な条件で同期情報の取得要求(情報提供装置提供タイムテーブル取得要求S14)を行い、情報提供装置2からその同期情報を取得(情報提供装置提供タイムテーブル配信S15)し、同様に通信端末1へ配信する(広告情報提供タイムテーブル配信13)。
【0363】
第4の実施の形態では、情報提供装置2の同期情報は、情報提供装置2および広告情報配信支援装置3の何れか一方で管理されている。通信端末1から同期情報取得要求(広告情報提供タイムテーブル取得要求S12)を受けた広告情報配信支援装置3は、その同期情報取得要求(広告情報提供タイムテーブル取得要求S12)が有している情報提供装置識別子が示す情報提供装置2の同期情報を保持している場合は、その同期情報を通信端末1へ配信する(広告情報提供タイムテーブル配信13)。
【0364】
また、指定された情報提供装置識別子が示す情報提供装置2の同期情報を保持していない場合でも、情報提供装置2とインターネット通信網6によって接続が可能な条件で同期情報の取得要求(情報提供装置提供タイムテーブル取得要求S14)を行い、情報提供装置2からその同期情報を取得(情報提供装置提供タイムテーブル配信S15)し、同様に通信端末1へ配信する(広告情報提供タイムテーブル配信13)。
【0365】
ここでは、通信端末1から同期情報取得要求(広告情報提供タイムテーブル取得要求S12)を広告情報配信支援装置3へ送信するとしているが、情報提供装置2へ同期情報取得要求(広告情報提供タイムテーブル取得要求S16)を行い、情報提供装置2から同期情報を配信する(広告情報提供タイムテーブル配信17)としても良い。
【0366】
さらに、情報提供装置2ではなく広告情報配信支援装置3で同期情報を保持している場合は、通信端末1から同期情報取得要求(広告情報提供タイムテーブル取得要求S16)を受信した情報提供装置2は、広告情報配信支援装置3から指定された同期情報を取得し通信端末1へ配信(広告情報提供タイムテーブル配信17)としても良い。
【0367】
第5の実施の形態では、情報提供装置2の同期情報は、情報提供装置2および広告情報配信支援装置3の何れか一方で管理されている。通信端末1から同期情報取得要求(広告情報提供タイムテーブル取得要求S12)を受けた広告情報配信支援装置3は、その同期情報取得要求(広告情報提供タイムテーブル取得要求S12)が有している情報提供装置識別子が示す情報提供装置2の同期情報を保持している場合は、その同期情報を通信端末1へ配信する(広告情報提供タイムテーブル配信13)。
【0368】
また、指定された情報提供装置識別子が示す情報提供装置2の同期情報を保持していない場合でも、情報提供装置2とインターネット通信網6によって接続が可能な条件で同期情報の取得要求(情報提供装置提供タイムテーブル取得要求S14)を行い、情報提供装置2からその同期情報を取得(情報提供装置提供タイムテーブル配信S15)し、同様に通信端末1へ配信する(広告情報提供タイムテーブル配信13)。
【0369】
ここでは、通信端末1から同期情報取得要求(広告情報提供タイムテーブル取得要求S12)を広告情報配信支援装置3へ送信するとしているが、情報提供装置2へ同期情報取得要求(広告情報提供タイムテーブル取得要求S16)を行い、情報提供装置2から同期情報を配信する(広告情報提供タイムテーブル配信17)としても良い。
【0370】
図22を用いて、図21で説明した同期情報を説明する。
【0371】
本実施の形態での広告情報は、1つ以上の広告を有する任意の時間で構成されたものとする。また、広告情報は、情報提供装置2を介して視聴ができたり、広告接続先情報によって広告情報配信装置4から取得し、通信端末1にて閲覧が可能なものである。
【0372】
その広告情報に対して、その広告情報の各広告の再生開始時間(再生開始日時)などを記した再生タイムテーブルを有したものを同期情報とする。ここでは、「同期情報」は、広告情報:同期情報=1:1として説明する。なお、情報提供装置2が提供する広告および広告情報の全ての再生タイムテーブルを有する同期情報、すなわち、広告情報:同期情報=n:1としても良い。
【0373】
図22の(A)は、同期情報の簡易タイプである。この簡易版は、データ送信量およびデータ送信速度が良くない通信手段を用いる通信端末1に対して同期情報を送信する場合に適応する。図22の(B)は、同期情報の通常タイプである。通常タイプの場合、広告情報を再生する通信端末1では、そのまま再生タイムテーブルとして使用できるため、同期情報を受信した直後から広告情報の同期再生が可能である。
【0374】
まず、図22の(A)の同期情報の簡易タイプについて説明する。同期情報は、広告情報提供タイムテーブルヘッダー90と、広告情報提供タイムテーブル99とから構成されている。
【0375】
広告情報提供タイムテーブルヘッダー90は、少なくとも広告情報の題名である広告情報題名93と、その広告情報の管理コードである広告情報コード95と、その管理コードのバージョン情報である広告情報バージョン96とから構成されている。
【0376】
また、広告を提供している情報提供装置2の名称である情報提供装置名91と、その管理コードである情報提供装置コード92と、広告情報バージョン96が作成された広告情報作成日97と、広告情報バージョン96に関するコメントを記述できる特記事項98と、その広告情報の配信元である広告情報配信装置4を特定する広告接続先アドレスである広告情報提供先URL94とがあっても良い。
【0377】
広告情報提供タイムテーブル99は、各広告の情報提供装置2での提供時間を設定する提供開始時間100と、それぞれの広告の所要時間を設定する標準所要時間101と、それぞれの広告の管理コードである広告対象コード103と、それらの広告対象コード103を関連付けている広告インデックス102とから構成されている。ここで、「広告情報提供タイムテーブル99」は、各広告の情報提供装置2での提供時間を設定する提供開始時間100としたが、1つの広告をn分割し、それぞれn分割したものを提供開始時間100に開始時間として設定した1つ以上の広告からなる広告情報提供タイムテーブル99としても良い。
【0378】
次に、図22の(B)の同期情報の通常タイプについて説明する。通常タイプは、簡易タイプの構成に加えて、広告情報提供タイムテーブル99の広告インデックス102に、各広告対象コード103の広告に関する関連情報提供先とするURL104と、各広告対象コード103の広告主に関する関連情報提供先とするURL106とから構成されている。
【0379】
図23を用いて、図22で説明した同期情報を用いての通信端末での同期処理を説明する。
【0380】
同期情報を受信した通信端末1は、同期情報格納部19に格納する。ここでは、簡易タイプの同期情報を受信したとして説明する。
【0381】
制御部9は、上記までに説明した同期情報取得手段により取得した同期情報を取得する。また、取得した同期情報に関連する広告情報は、広告情報格納部20に格納されている。同期処理が可能な広告情報は、少なくとも広告情報の管理コードである広告情報コード116と、その管理コードのバージョン情報である広告情報バージョン117と、それぞれの広告の管理コードである広告対象コード118と、それぞれの広告(広告データ)である実行ファイル名119とを備えている。
【0382】
次に、制御部9は、出力情報管理部18に閲覧を開始する広告の実行テーブルを少なくとも1つ以上作成するように指示する。実行テーブルは、少なくともNOW110と、NEXT113とから構成され、それぞれは管理情報として、少なくとも提供開始時間と、実行ファイル名とを格納するように構成されている。
【0383】
例えば、閲覧を開始する開始時間が「15:00:00」で、閲覧する広告情報が、広告情報コードが「VER0930」、広告情報バージョンが「VER0X0515」とする。この場合、NOW110の提供開始時間111には、同期情報格納部19に格納されている広告対象コード103が「Sパソコン」の提供開始時間100である「15:00:00」が設定される。また、実行ファイル名112には、広告情報格納部20に格納されている広告対象コード103が「Sパソコン」の実行ファイル名119である「spc.mpeg4」が設定される。
【0384】
次に、NEXT113の提供開始時間114には、同期情報格納部19に格納されている広告対象コード103が「B化粧品」の提供開始時間100である「15:00:30」が設定される。また、実行ファイル名115には、広告情報格納部20に格納されている広告対象コード103が「B化粧品」の実行ファイル名119である「boil.mpeg4」が設定される。
【0385】
制御部9は、出力情報管理部18で作成された実行テーブルを基に、該当する広告の再生を開始する。
【0386】
NOW111の再生が開始され、その再生が終了したタイミングでNEXT113に設定された情報をNOW111とし、新たなNEXT113が広告情報と同期情報から作成される(上記の例を用いると、NEXT113の提供開始時間114には、同期情報格納部19に格納されている広告対象コード103が「C自動車」の提供開始時間100である「15:01:30」となり、実行ファイル名115には、広告情報格納部20に格納されている広告対象コード103が「C自動車」の実行ファイル名119である「cbox.mpeg4」となる)。
【0387】
また、制御部9は、標準時間保持部21より取得できる標準時間を用いて、次の広告の提供開始時間114で設定された時間となった場合に、再生中の広告を強制終了し、そのタイミングでNEXT113に設定された情報をNOW111とし、新しい提供開始時間111に従って再生する。
【0388】
本実施の形態で示す同期情報取得手段を用いて情報提供装置2と一致する同期情報が取得できれば、その同期情報が有している提供開始時間100を用いて、任意の時間(期間)であっても情報提供装置2で視聴できる内容と通信端末1で閲覧する内容が同時に展開することができる。これは、非同期コンテンツを同期コンテンツであるかのように閲覧が可能となることを意味する。このサービスの利点は、例えば、音を情報提供装置2で提供することができない場合(例えば、法令により街頭での音声出力量が制限されている場合)などに、受信者は本サービスを利用して通信端末1から音声を聞くことができる。
【0389】
また、この機能に加えて、時間合わせ機能を通信端末1(標準時間受信部22および標準時間保持部21)および情報提供装置2(図2で示す標準時間受信部37および標準時間保持部36)が有することにより、標準時間を用いて内部管理している時刻情報の調整(時刻補正)を行うことで、より長い時間の同期処理が実現できる(「標準時間による時刻合わせの機能」)。これは、通信端末1および情報提供装置2の各装置のハードウエア性能の違いによる、ある任意の時間(期間)までは同期しているように閲覧が可能であるが、その時間(期間)を過ぎると、視聴内容と閲覧内容とズレが発生することを是正する機能である。
【0390】
さらに、精度ある同期処理を実現するには、「標準時間による時刻合わせの機能」以外に、「一定の周期で閲覧ポイントを合わせる同期取り機能」が必要になる。この「一定の周期で閲覧ポイントを合わせる同期取り機能」は、提供開始時間100を用いて開始した広告の再生中に、情報提供装置2と通信端末1との間で同期信号を情報提供装置2から定期的に送信し、その信号を受信した通信端末1では、その信号を用いて再生中にその広告の再生ポイントを補正する機能である。ここで、「一定の周期で閲覧ポイントを合わせる同期取り機能」は、同期信号が必要であるとしているが、標準時間を用いて、再生中の広告の再生ポイントを補正するようにしても良い。
【0391】
本実施の形態では、少なくとも「標準時間による時刻合わせの機能」を実現する標準時間受信部22および標準時間保持部21を有している通信端末1と、標準時間受信部37および標準時間保持部36を有している情報提供装置2であることを前提とする。
【0392】
また、「一定の周期で閲覧ポイントを合わせる同期取り機能」を実現する同期信号管理部を有している場合は、通信端末1と情報提供装置2との間では、非同期コンテンツであっても同期コンテンツと同等な閲覧が可能となる。
【0393】
本実施の形態が示す最大の利点は、非同期コンテンツであっても同期コンテンツのような視聴方法を提供できることから、本当に同期コンテンツとしての配信が必要なコンテンツと、その必要がないものとの区別ができることにある。
【0394】
本機能が提供するサービスの応用例としては、例えば、規定のデジタル帯域に複数のチャンネルを配置するデジタル放送方法から、規定のデジタル帯域に複数のチャンネルを配置し、さらに、その複数のチャンネル1つ1つは、複数のコンテンツをタイムシェアリングさせながら配信する新しいデジタル放送方法を可能とするなどがある。それを支えるのは、通信端末1に配信する同期情報である。受信する通信端末1では、同期情報を基に再生するために、同期コンテンツを閲覧しているように視聴できる。
【0395】
図24を用いて、図21で説明した一連の流れを通信端末1での操作の流れで説明する。また、図2と、図23とで示した装置部とその構成を用いて説明する。
【0396】
通信端末1の広告情報格納部20で格納されている広告情報の再生を、図2の操作部15の任意の操作ボタンまたは表示画面上のボタンなどを押下することにより実行する(S140)。操作部15からの信号は、入力制御部12で検出し制御部9へ選択信号として解釈される。
【0397】
制御部9は、広告情報格納部20で格納されている広告情報が同期コンテンツである場合(S141)は、広告情報配信装置4への接続を行い、最新の同期コンテンツの配信を受ける(S152)。広告情報は、制御部9を介して出力制御部11より閲覧表示される。その後、任意のタイミングで広告閲覧を終了する(S154)。
【0398】
制御部9は、広告情報格納部20で格納されている広告情報が非同期コンテンツである場合(S141)は、出力制御部11を介して、同期表示を行うかどうかを表示部13に表示する(S142)。
【0399】
同期表示を行わない場合は、広告情報を再生する(S153)。広告情報は、制御部9を介して出力制御部11より閲覧表示される。その後、任意のタイミングで広告閲覧を終了する(S154)。
【0400】
同期表示を行う場合は、同期情報格納部19に再生する広告情報の同期情報(広告情報提供タイムテーブルヘッダー90および広告情報提供タイムテーブル99)があることを確認する(S143)。同期情報が無い場合は、広告情報配信支援装置3に対して、図21で説明した▲2▼の「通信端末1で広告情報の受信後、情報提供装置2または広告情報配信支援装置3に対して、同期情報の配信要求を行い取得する方法。」を用いて、同期情報(広告情報提供タイムテーブルヘッダー90および広告情報提供タイムテーブル99)を取得する(S144)。
【0401】
次に、制御部9は、標準時間受信部22および標準時間保持部21を利用して内部で管理している時間の補正を行う(S145)。
【0402】
標準時間により補正された時刻を基に、制御部9は、出力情報管理部18へ広告情報の同期処理を実現する実行テーブルの作成を指示する(S146)。具体的に図23を用いて説明すると、例えば、閲覧を開始する開始時間が「15:00:00」で、閲覧する広告情報が、広告情報コードが「VER0930」、広告情報バージョンが「VER0X0515」とする。この場合、NOW110の提供開始時間111には、同期情報格納部19に格納されている広告対象コード103が「Sパソコン」の提供開始時間100である「15:00:00」が設定される。また、実行ファイル名112には、広告情報格納部20に格納されている広告対象コード103が「Sパソコン」の実行ファイル名119である「spc.mpeg4」が設定される。
【0403】
次に、NEXT113の提供開始時間114には、同期情報格納部19に格納されている広告対象コード103が「B化粧品」の提供開始時間100である「15:00:30」が設定される。また、実行ファイル名115には、広告情報格納部20に格納されている広告対象コード103が「B化粧品」の実行ファイル名119である「boil.mpeg4」が設定される。
【0404】
制御部9は、出力情報管理部18で作成された実行テーブルを基に、該当する広告の再生を開始する。
【0405】
NOW111の再生が開始され、その再生が終了したタイミングでNEXT113に設定された情報をNOW111とし、新たなNEXT113が広告情報と同期情報から作成される(上記の例を用いると、NEXT113の提供開始時間114には、同期情報格納部19に格納されている広告対象コード103が「C自動車」の提供開始時間100である「15:01:30」となり、実行ファイル名115には、広告情報格納部20に格納されている広告対象コード103が「C自動車」の実行ファイル名119である「cbox.mpeg4」となる)。
【0406】
また、制御部9は、標準時間保持部21より取得できる標準時間を用いて、次の広告の提供開始時間114(S147)で設定された時間となった場合(S148)に、再生中の広告を強制終了(S149)し、そのタイミングでNEXT113に設定された情報をNOW111とし、新しい提供開始時間111に従って再生する(S150)。
【0407】
広告情報は、制御部9を介して出力制御部11より閲覧表示される。その後、任意のタイミングで広告閲覧を終了する(S151)。
【0408】
【発明の効果】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、広告媒体で提供している広告や、広告媒体で放映している広告を、簡単な操作により携帯電話などの情報端末に広告情報として配信する仕組みを提供することにある。また、広告情報配信履歴などを記録し、その広告媒体の客観的評価情報として、その広告媒体が有している場所の特徴や広告時間に応じた購買者層の情報などを公開する。更に、それらの情報を基に、広告媒体の市場価値を査定し、広告媒体の客観的な料金表を作成し、広告主が求める広告効率と広告効果の両方を満たす仕組みを提供することにある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の広告情報配信支援システムの第1の実施の形態の全体を示したブロック図である。
【図2】図1の広告情報配信支援システムにおける通信端末1と情報提供装置2の構成の一例のブロック図である。
【図3】図1の広告情報配信支援システムにおける広告情報配信支援装置3の構成の一例のブロック図である。
【図4】図1の広告情報配信支援システムにおける広告情報配信支援装置3と広告情報配信装置4と通信端末1の構成の一例のブロック図である。
【図5】図1の広告情報配信支援システムにおける各装置とその処理の流れを示した概要図である。
【図6】図1の広告情報配信支援システムの動作説明に用いるフォローチャートである。
【図7】本発明の一実施形態の説明に用いる表示画面の外観図である。
【図8】本発明の広告情報配信支援システムの第2の実施の形態の全体を示したブロック図である。
【図9】図8の広告情報配信支援システムにおける通信端末1と広告情報配信支援装置3と位置情報取得装置7の構成の一例のブロック図である。
【図10】図8の広告情報配信支援システムにおける位置情報サービスにより取得した通信端末1の位置情報より情報提供装置2を特定することを特徴とした広告情報配信支援システムの各装置とその処理の流れを示した概要図である。
【図11】図8の広告情報配信支援システムの動作説明に用いるフォローチャートである。
【図12】図11のB1に関するフォローチャートである。
【図13】本発明の広告情報配信支援装置内のロジック:D1に関するフォローチャートである。
【図14】本発明の広告情報配信支援システムの第3の実施の形態の全体を示したブロック図である。
【図15】図14の広告情報配信支援システムにおける通信端末1と広告情報配信支援装置3の構成の一例のブロック図である。
【図16】図14の広告情報配信支援システムにおける通信端末1で取得できる位置情報で情報提供装置2を特定することを特徴とする各装置とその処理の流れを示した概要図である。
【図17】図14の広告情報配信支援システムの動作説明に用いるフォローチャートである。
【図18】本発明の広告情報配信支援システムの第4の実施の形態における各装置とその処理の流れを示した概要図である。
【図19】本発明の広告情報配信支援システムの第5の実施の形態における各装置とその処理の流れを示した概要図である。
【図20】本発明の広告情報配信支援システムの第6の実施の形態における各装置とその処理の流れを示した概要図である。
【図21】本発明の広告情報配信支援システムの第7の実施の形態における各装置とその処理の流れを示した概要図である。
【図22】図21で説明した同期情報を模式的に示す図である。
【図23】図22で説明した同期情報を用いての通信端末での同期処理を説明するための図である。
【図24】図21の広告情報配信支援システムの動作説明に用いるフォローチャートである。
【符号の説明】
1 通信端末
2 情報提供装置
3 広告情報配信支援装置
4 広告情報配信装置
5 基地局
6 インターネット通信網
7 位置情報取得装置
8 赤外線通信部(情報端末)
10 通信部(情報端末)
13 表示部(情報端末)
27 TVモニタ(情報提供装置)
S1 広告接続先情報配信要求
S2 広告接続先情報配信
S3 広告情報配信要求
S4 広告情報配信指示
S5 広告情報配信
S6 広告情報配信支援サービス利用申請
S7 広告情報配信履歴取得
S8 広告接続先情報配信履歴取得
S9 広告/広告接続先情報更新
S10 位置情報取得要求
S11 位置情報取得
S12 広告情報提供タイムテーブル取得要求(広告情報配信支援装置)
S13 広告情報提供タイムテーブル配信(広告情報配信支援装置)
S14 情報提供装置提供タイムテーブル取得要求
S15 情報提供装置提供タイムテーブル配信
S16 広告情報提供タイムテーブル取得要求(情報提供装置)
S17 広告情報提供タイムテーブル配信(情報提供装置)
Claims (76)
- 受信者が広告情報を受信するための通信端末と、上記広告情報を提供する情報提供装置と、上記広告情報またはその広告情報と関係する情報を管理する広告情報配信支援装置と、上記広告情報を配信する広告情報配信装置とを備え、
上記広告情報に関連する広告接続先情報を送信可能に保持する広告接続先情報保持手段と、
1つ以上の上記広告接続先情報を取得するための広告接続先情報配信要求を、上記情報提供装置に送信する広告接続先情報配信要求送信手段と、
上記通信端末からの上記広告接続先情報配信要求に基づいて、1つ以上の上記広告接続先情報を取得する広告接続先情報取得手段と、
取得した上記広告接続先情報を、上記通信端末に送信する広告接続先情報配信送信手段と、を備えることを特徴とする広告情報配信支援システム。 - 前記広告接続先情報は、前記広告情報に含まれるものとし、
前記広告接続先情報保持手段は、前記広告接続先情報を取り出して、これを前記広告情報と別個に保持することを特徴とする請求項1記載の広告情報配信支援システム。 - 前記広告接続先情報取得手段は、前記広告情報を提供している時間を含む所定時間内に、前記広告接続先情報配信要求を受信したことを条件に、前記広告接続先情報の取得を可能とすることを特徴とする請求項1または2記載の広告情報配信支援システム。
- 前記広告情報を保持する広告情報保持手段と、
1つ以上の前記広告接続先情報に関連する広告情報を取得するための広告情報配信要求を上記広告情報配信支援装置に送信する広告情報配信要求送信手段と、上記広告情報配信要求に関連する広告情報を取得する広告情報取得手段と、
取得した広告情報を前記通信端末に送信する広告情報配信送信手段と、
を、さらに備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の広告情報配信支援システム。 - 前記広告情報を保持する広告情報保持手段と、
1つ以上の前記広告接続先情報に関連する広告情報を取得するための広告情報配信要求を上記広告情報配信支援装置に送信する広告情報配信要求送信手段と、上記広告情報配信要求に関連する広告情報配信装置を取得する広告情報配信装置特定手段と、
特定した広告情報配信装置に上記広告情報の配信指示を送信する広告情報配信指示送信手段と、
上記広告情報配信指示に関係する広告情報を取得する広告情報取得手段と、
取得した広告情報を前記通信端末に送信する広告情報配信送信手段と、
を、さらに備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の広告情報配信支援システム。 - 前記広告接続先情報は、前記広告情報に接続可能な接続情報であることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載の広告情報配信支援システム。
- 前記広告接続先情報は、ホームページに接続可能なURLを含む情報であることを特徴とする請求項6記載の広告情報配信支援システム。
- 前記URLは、前記URLに情報提供装置識別子または広告識別子を付加すること、またはその両方の識別子付きで前記広告情報配信装置への接続が可能であることを特徴とする請求項7記載の広告情報配信支援システム。
- 前記広告接続先情報配信送信手段は、前記情報提供装置で配信履歴として記録され、前記広告情報配信支援装置からの広告接続先情報配信履歴取得手段よって取得することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項記載の広告情報配信支援システム。
- 前記広告情報配信支援装置は、少なくとも前記広告接続先情報配信履歴を含むデータベースを保存することを特徴とする請求項9記載の広告情報配信支援システム。
- 前記広告情報配信支援装置は、少なくとも前記広告接続先情報配信履歴を含むデータベースを保存した履歴データを解析して、それぞれの情報提供装置の市場価値を評価し、情報公開することを特徴とする請求項9記載の広告情報配信支援システム。
- 前記広告情報配信送信手段は、前記情報提供装置が提供する広告情報と同期するための同期情報を、前記通信端末に、前記広告情報と合わせて送信にすることができる同期情報取得手段と、を、さらに備えることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項記載の広告情報配信支援システム。
- 前記同期情報取得手段は、前記広告情報配信送信手段とは別に、前記情報提供装置が提供する広告情報と同期するための同期情報を、少なくとも前記広告情報配信支援装置および前記情報提供装置のいずれか1つから取得することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項記載の広告情報配信支援システム。
- 前記広告情報の再生時間を、前記同期情報を使用して管理することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項記載の広告情報配信支援システム。
- 受信者が広告情報を受信するための通信端末と、上記広告情報を提供する情報提供装置と、上記広告情報またはその広告情報と関係する情報を管理する広告情報配信支援装置と、上記広告情報を配信する広告情報配信装置とを備え、
上記情報提供装置は、提供装置に固有の識別子を受信者に知らしめることを可能とし、
上記広告情報に関連する広告接続先情報を送信可能に保持する広告接続先情報保持手段と、
1つ以上の上記広告接続先情報を取得するための広告接続先情報配信要求を、上記広告情報配信支援装置に少なくとも上記情報提供装置の識別子である情報提供装置識別子付きで送信する広告接続先情報配信要求送信手段と、
上記通信端末からの上記広告接続先情報配信要求に基づいて、1つ以上の上記広告接続先情報を取得する広告接続先情報取得手段と、
取得した上記広告接続先情報を、上記通信端末に送信する広告接続先情報配信送信手段と、を備えることを特徴とする広告情報配信支援システム。 - 前記広告接続先情報は、前記広告情報に含まれるものとし、
前記広告接続先情報保持手段は、前記広告接続先情報を取り出して、これを前記広告情報と別個に保持することを特徴とする請求項15記載の広告情報配信支援システム。 - 前記広告接続先情報取得手段は、前記広告情報を提供している時間を含む所定時間内に、前記広告接続先情報配信要求を受信したことを条件に、前記広告接続先情報の取得を可能とすることを特徴とする請求項15または16記載の広告情報配信支援システム。
- 前記広告情報を保持する広告情報保持手段と、
1つ以上の前記広告接続先情報に関連する広告情報を取得するための広告情報配信要求を上記広告情報配信支援装置に送信する広告情報配信要求送信手段と、
上記広告情報配信要求に関連する広告情報を取得する広告情報取得手段と、
取得した広告情報を前記通信端末に送信する広告情報配信送信手段と、
を、さらに備えることを特徴とする請求項15から17のいずれか1項記載の広告情報配信支援システム。 - 前記広告情報を保持する広告情報保持手段と、
1つ以上の前記広告接続先情報に関連する広告情報を取得するための広告情報配信要求を上記広告情報配信支援装置に送信する広告情報配信要求送信手段と、上記広告情報配信要求に関連する広告情報配信装置を取得する広告情報配信装置特定手段と、
特定した広告情報配信装置に上記広告情報の配信指示を送信する広告情報配信指示送信手段と、
上記広告情報配信指示に関係する広告情報を取得する広告情報取得手段と、
取得した広告情報を前記通信端末に送信する広告情報配信送信手段と、
を、さらに備えることを特徴とする請求項15から18のいずれか1項記載の広告情報配信支援システム。 - 前記広告接続先情報は、前記広告情報に接続可能な接続情報であることを特徴とする請求項15から19のいずれか1項記載の広告情報配信支援システム。
- 前記広告接続先情報は、ホームページに接続可能なURLを含む情報であることを特徴とする請求項20記載の広告情報配信支援システム。
- 前記広告接続先情報配信送信手段は、前記情報提供装置で配信履歴として記録され、前記広告情報配信支援装置からの広告接続先情報配信履歴取得手段よって取得することを特徴とする請求項15から20のいずれか1項記載の広告情報配信支援システム。
- 前記広告情報配信支援装置は、少なくとも前記広告接続先情報配信履歴を含むデータベースを保存することを特徴とする請求項22記載の広告情報配信支援システム。
- 前記広告情報配信支援装置は、少なくとも前記広告接続先情報配信履歴を含むデータベースを保存した履歴データを解析して、それぞれの情報提供装置の市場価値を評価し、情報公開することを特徴とする請求項22記載の広告情報配信支援システム。
- 前記広告情報配信送信手段は、前記情報提供装置が提供する広告情報と同期するための同期情報を、前記通信端末に、前記広告情報と合わせて送信にすることができる同期情報取得手段と、を、さらに備えることを特徴とする請求項15から20のいずれか1項記載の広告情報配信支援システム。
- 前記同期情報取得手段は、前記広告情報配信送信手段とは別に、前記情報提供装置が提供する広告情報と同期するための同期情報を、前記広告情報配信支援装置から取得することを特徴とする請求項15から20のいずれか1項記載の広告情報配信支援システム。
- 前記広告情報の再生時間を、前記同期情報を使用して管理することを特徴とする請求項15から20のいずれか1項記載の広告情報配信支援システム。
- 受信者が広告情報を受信するための通信端末と、上記広告情報を提供する情報提供装置と、上記広告情報またはその広告情報と関係する情報を管理する広告情報配信支援装置と、上記通信端末のアドレス情報から位置情報を取得する位置情報取得装置と、上記広告情報を配信する広告情報配信装置とを備え、
上記位置情報取得装置は、上記広告情報配信支援装置からの通信端末のアドレス情報を基に位置情報の検出と、検出した位置情報を上記広告情報配信支援装置への送信を可能とし、
上記広告情報配信支援装置は、少なくとも1つ以上の上記情報提供装置の位置情報を管理しているとし、
上記広告情報に関連する広告接続先情報を送信可能に保持する広告接続先情報保持手段と、
1つ以上の上記広告接続先情報を取得するための広告接続先情報配信要求を、上記広告情報配信支援装置に少なくとも上記通信端末のアドレス情報付きで送信する広告接続先情報配信要求送信手段と、
上記通信端末からの上記広告接続先情報配信要求に基づいて、上記アドレス情報を上記位置情報取得装置に送信する位置情報取得要求手段と、
上記位置情報取得装置で上記アドレス情報より検出した位置情報を取得する位置情報取得手段と、
取得した位置情報を基に、1つ以上の(最も近い)上記情報提供装置を特定する情報提供装置特定手段と、
特定した情報提供装置が提供している1つ以上の上記広告情報を特定する広告情報特定手段と、
上記通信端末からの上記広告接続先情報配信要求に基づいて、特定した上記広告情報から関係する1つ以上の上記広告接続先情報を取得する広告接続先情報取得手段と、
取得した上記広告接続先情報を、上記通信端末に送信する広告接続先情報配信送信手段と、を備えることを特徴とする広告情報配信支援システム。 - 前記広告接続先情報は、前記広告情報に含まれるものとし、
前記広告接続先情報保持手段は、前記広告接続先情報を取り出して、これを前記広告情報と別個に保持することを特徴とする請求項28記載の広告情報配信支援システム。 - 前記広告接続先情報取得手段は、前記広告情報を提供している時間を含む所定時間内に、前記広告接続先情報配信要求を受信したことを条件に、前記広告接続先情報の取得を可能とすることを特徴とする請求項28または29記載の広告情報配信支援システム。
- 前記広告情報を保持する広告情報保持手段と、
1つ以上の前記広告接続先情報に関連する広告情報を取得するための広告情報配信要求を上記広告情報配信支援装置に送信する広告情報配信要求送信手段と、
上記広告情報配信要求に関連する広告情報を取得する広告情報取得手段と、
取得した広告情報を前記通信端末に送信する広告情報配信送信手段と、
を、さらに備えることを特徴とする請求項28から30のいずれか1項記載の広告情報配信支援システム。 - 前記広告情報を保持する広告情報保持手段と、
1つ以上の前記広告接続先情報に関連する広告情報を取得するための広告情報配信要求を上記広告情報配信支援装置に送信する広告情報配信要求送信手段と、上記広告情報配信要求に関連する広告情報配信装置を取得する広告情報配信装置特定手段と、
特定した広告情報配信装置に上記広告情報の配信指示を送信する広告情報配信指示送信手段と、
上記広告情報配信指示に関係する広告情報を取得する広告情報取得手段と、
取得した広告情報を前記通信端末に送信する広告情報配信送信手段と、
を、さらに備えることを特徴とする請求項28から31のいずれか1項記載の広告情報配信支援システム。 - 前記広告接続先情報は、前記広告情報に接続可能な接続情報であることを特徴とする請求項28から32のいずれか1項記載の広告情報配信支援システム。
- 前記広告接続先情報は、ホームページに接続可能なURLを含む情報であることを特徴とする請求項33記載の広告情報配信支援システム。
- 前記広告接続先情報配信送信手段は、前記広告情報配信支援装置で配信履歴として記録されることを特徴とする請求項28から33のいずれか1項記載の広告情報配信支援システム。
- 前記広告情報配信支援装置は、少なくとも前記広告接続先情報配信履歴を含むデータベースを保存することを特徴とする請求項35記載の広告情報配信支援システム。
- 前記広告情報配信支援装置は、少なくとも前記広告接続先情報配信履歴を含むデータベースを保存した履歴データを解析して、それぞれの情報提供装置の市場価値を評価し、情報公開することを特徴とする請求項35記載の広告情報配信支援システム。
- 前記広告情報配信送信手段は、前記情報提供装置が提供する広告情報と同期するための同期情報を、前記通信端末に、前記広告情報と合わせて送信にすることができる同期情報取得手段と、を、さらに備えることを特徴とする請求項28から33のいずれか1項記載の広告情報配信支援システム。
- 前記同期情報取得手段は、前記広告情報配信送信手段とは別に、前記情報提供装置が提供する広告情報と同期するための同期情報を、前記広告情報配信支援装置から取得することを特徴とする請求項28から33のいずれか1項記載の広告情報配信支援システム。
- 前記広告情報の再生時間を、前記同期情報を使用して管理することを特徴とする請求項28から33のいずれか1項記載の広告情報配信支援システム。
- 受信者が広告情報を受信するための通信端末と、上記広告情報を提供する情報提供装置と、上記広告情報またはその広告情報と関係する情報を管理する広告情報配信支援装置と、上記広告情報を配信する広告情報配信装置とを備え、
上記通信端末は、端末自身の位置情報の取得を可能とし、
上記広告情報配信支援装置は、少なくとも1つ以上の上記情報提供装置の位置情報を管理しているとし、
上記広告情報に関連する広告接続先情報を送信可能に保持する広告接続先情報保持手段と、
1つ以上の上記広告接続先情報を取得するための広告接続先情報配信要求を、上記広告情報配信支援装置に少なくとも上記位置情報付きで送信する広告接続先情報配信要求送信手段と、
上記通信端末からの上記広告接続先情報配信要求に基づいて、1つ以上の(最も近い)上記情報提供装置を特定する情報提供装置特定手段と、
特定した情報提供装置が提供している1つ以上の上記広告情報を特定する広告情報特定手段と、
上記通信端末からの上記広告接続先情報配信要求に基づいて、特定した上記広告情報から関係する1つ以上の上記広告接続先情報を取得する広告接続先情報取得手段と、
取得した上記広告接続先情報を、上記通信端末に送信する広告接続先情報配信送信手段と、を備えることを特徴とする広告情報配信支援システム。 - 前記広告接続先情報は、前記広告情報に含まれるものとし、
前記広告接続先情報保持手段は、前記広告接続先情報を取り出して、これを前記広告情報と別個に保持することを特徴とする請求項41記載の広告情報配信支援システム。 - 前記広告接続先情報取得手段は、前記広告情報を提供している時間を含む所定時間内に、前記広告接続先情報配信要求を受信したことを条件に、前記広告接続先情報の取得を可能とすることを特徴とする請求項41または42記載の広告情報配信支援システム。
- 前記広告情報を保持する広告情報保持手段と、
1つ以上の前記広告接続先情報に関連する広告情報を取得するための広告情報配信要求を上記広告情報配信支援装置に送信する広告情報配信要求送信手段と、
上記広告情報配信要求に関連する広告情報を取得する広告情報取得手段と、
取得した広告情報を前記通信端末に送信する広告情報配信送信手段と、
を、さらに備えることを特徴とする請求項41から43のいずれか1項記載の広告情報配信支援システム。 - 前記広告情報を保持する広告情報保持手段と、
1つ以上の前記広告接続先情報に関連する広告情報を取得するための広告情報配信要求を上記広告情報配信支援装置に送信する広告情報配信要求送信手段と、上記広告情報配信要求に関連する広告情報配信装置を取得する広告情報配信装置特定手段と、
特定した広告情報配信装置に上記広告情報の配信指示を送信する広告情報配信指示送信手段と、
上記広告情報配信指示に関係する広告情報を取得する広告情報取得手段と、
取得した広告情報を前記通信端末に送信する広告情報配信送信手段と、
を、さらに備えることを特徴とする請求項41から44のいずれか1項記載の広告情報配信支援システム。 - 前記広告接続先情報は、前記広告情報に接続可能な接続情報であることを特徴とする請求項41から45のいずれか1項記載の広告情報配信支援システム。
- 前記広告接続先情報は、ホームページに接続可能なURLを含む情報であることを特徴とする請求項46記載の広告情報配信支援システム。
- 前記広告接続先情報配信送信手段は、前記広告情報配信支援装置で配信履歴として記録されることを特徴とする請求項41から46のいずれか1項記載の広告情報配信支援システム。
- 前記広告情報配信支援装置は、少なくとも前記広告接続先情報配信履歴を含むデータベースを保存することを特徴とする請求項48記載の広告情報配信支援システム。
- 前記広告情報配信支援装置は、少なくとも前記広告接続先情報配信履歴を含むデータベースを保存した履歴データを解析して、それぞれの情報提供装置の市場価値を評価し、情報公開することを特徴とする請求項48記載の広告情報配信支援システム。
- 前記広告情報配信送信手段は、前記情報提供装置が提供する広告情報と同期するための同期情報を、前記通信端末に、前記広告情報と合わせて送信にすることができる同期情報取得手段と、を、さらに備えることを特徴とする請求項41から46のいずれか1項記載の広告情報配信支援システム。
- 前記同期情報取得手段は、前記広告情報配信送信手段とは別に、前記情報提供装置が提供する広告情報と同期するための同期情報を、前記広告情報配信支援装置から取得することを特徴とする請求項41から46のいずれか1項記載の広告情報配信支援システム。
- 前記広告情報の再生時間を、前記同期情報を使用して管理することを特徴とする請求項41から46のいずれか1項記載の広告情報配信支援システム。
- 受信者が広告情報を受信するための通信端末と、上記広告情報を提供する情報提供装置と、上記広告情報またはその広告情報と関係する情報を管理する広告情報配信支援装置と、上記広告情報を配信する広告情報配信装置とを備え、
上記広告情報に関連する広告接続先情報を送信可能に保持する広告接続先情報保持手段と、
1つ以上の上記広告接続先情報を取得するための広告接続先情報配信要求を、上記情報提供装置に送信する広告接続先情報配信要求送信手段と、
上記通信端末からの上記広告接続先情報配信要求に基づいて、1つ以上の上記広告接続先情報を取得する広告接続先情報取得手段と、を備えることを特徴とする広告情報配信支援システム。 - 前記広告接続先情報は、前記広告情報に含まれるものとし、
前記広告接続先情報保持手段は、前記広告接続先情報を取り出して、これを前記広告情報と別個に保持することを特徴とする請求項54記載の広告情報配信支援システム。 - 前記広告接続先情報取得手段は、前記広告情報を提供している時間を含む所定時間内に、前記広告接続先情報配信要求を受信したことを条件に、前記広告接続先情報の取得を可能とすることを特徴とする請求項54または55記載の広告情報配信支援システム。
- 前記広告情報を保持する広告情報保持手段と、
前記情報提供装置からの1つ以上の前記広告接続先情報に関連する広告情報を取得するための広告情報配信要求を上記広告情報配信支援装置に送信する広告情報配信要求送信手段と、
上記広告情報配信要求に関連する広告情報を取得する広告情報取得手段と、
取得した広告情報を前記通信端末に送信する広告情報配信送信手段と、
を、さらに備えることを特徴とする請求項54から56のいずれか1項記載の広告情報配信支援システム。 - 前記広告情報を保持する広告情報保持手段と、
前記情報提供装置からの1つ以上の前記広告接続先情報に関連する広告情報を取得するための広告情報配信要求を上記広告情報配信支援装置に送信する広告情報配信要求送信手段と、
上記広告情報配信要求に関連する広告情報配信装置を取得する広告情報配信装置特定手段と、
特定した広告情報配信装置に上記広告情報の配信指示を送信する広告情報配信指示送信手段と、
上記広告情報配信指示に関係する広告情報を取得する広告情報取得手段と、
取得した広告情報を前記通信端末に送信する広告情報配信送信手段と、
を、さらに備えることを特徴とする請求項54から57のいずれか1項記載の広告情報配信支援システム。 - 前記広告接続先情報配信送信手段は、前記情報提供装置で配信履歴として記録され、前記広告情報配信支援装置からの広告接続先情報配信履歴取得手段よって取得することを特徴とする請求項54から58のいずれか1項記載の広告情報配信支援システム。
- 前記広告情報配信支援装置は、少なくとも前記広告接続先情報配信履歴を含むデータベースを保存することを特徴とする請求項59記載の広告情報配信支援システム。
- 前記広告情報配信支援装置は、少なくとも前記広告接続先情報配信履歴を含むデータベースを保存した履歴データを解析して、それぞれの情報提供装置の市場価値を評価し、情報公開することを特徴とする請求項59記載の広告情報配信支援システム。
- 前記広告情報配信送信手段は、前記情報提供装置が提供する広告情報と同期するための同期情報を、前記通信端末に、前記広告情報と合わせて送信にすることができる同期情報取得手段と、を、さらに備えることを特徴とする請求項54から58のいずれか1項記載の広告情報配信支援システム。
- 前記同期情報取得手段は、前記広告情報配信送信手段とは別に、前記情報提供装置が提供する広告情報と同期するための同期情報を、少なくとも前記広告情報配信支援装置および前記情報提供装置のいずれか1つから取得することを特徴とする請求項54から58のいずれか1項記載の広告情報配信支援システム。
- 前記広告情報の再生時間を、前記同期情報を使用して管理することを特徴とする請求項54から58のいずれか1項記載の広告情報配信支援システム。
- 受信者が広告情報を受信するための通信端末と、上記広告情報を提供する情報提供装置と、上記広告情報またはその広告情報と関係する情報を管理する広告情報配信支援装置とを備え、
上記広告情報に関連する広告接続先情報を送信可能に保持する広告接続先情報保持手段と、
1つ以上の上記広告接続先情報を取得するための広告接続先情報配信要求を、上記情報提供装置に送信する広告接続先情報配信要求送信手段と、
上記通信端末からの上記広告接続先情報配信要求に基づいて、1つ以上の上記広告接続先情報を取得する広告接続先情報取得手段と、
取得した上記広告接続先情報を、上記通信端末に送信する広告接続先情報配信送信手段と、を備えることを特徴とする広告情報配信支援システム。 - 前記広告接続先情報は、前記広告情報に含まれるものとし、
前記広告接続先情報保持手段は、前記広告接続先情報を取り出して、これを前記広告情報と別個に保持することを特徴とする請求項65記載の広告情報配信支援システム。 - 前記広告接続先情報取得手段は、前記広告情報を提供している時間を含む所定時間内に、前記広告接続先情報配信要求を受信したことを条件に、前記広告接続先情報の取得を可能とすることを特徴とする請求項65または66記載の広告情報配信支援システム。
- 前記広告情報を保持する広告情報保持手段と、
1つ以上の前記広告接続先情報に関連する広告情報を取得するための広告情報配信要求を上記情報提供装置に送信する広告情報配信要求送信手段と、
上記広告情報配信要求に関連する広告情報を取得する広告情報取得手段と、
取得した広告情報を前記通信端末に送信する広告情報配信送信手段と、
を、さらに備えることを特徴とする請求項65から67のいずれか1項記載の広告情報配信支援システム。 - 前記広告接続先情報は、前記広告情報に接続可能な接続情報であることを特徴とする請求項65から68のいずれか1項記載の広告情報配信支援システム。
- 前記広告接続先情報は、ホームページに接続可能なURLを含む情報であることを特徴とする請求項69記載の広告情報配信支援システム。
- 前記広告接続先情報配信送信手段は、前記情報提供装置で配信履歴として記録され、前記広告情報配信支援装置からの広告接続先情報配信履歴取得手段よって取得することを特徴とする請求項65から69のいずれか1項記載の広告情報配信支援システム。
- 前記広告情報配信支援装置は、少なくとも前記広告接続先情報配信履歴を含むデータベースを保存することを特徴とする請求項71記載の広告情報配信支援システム。
- 前記広告情報配信支援装置は、少なくとも前記広告接続先情報配信履歴を含むデータベースを保存した履歴データを解析して、それぞれの情報提供装置の市場価値を評価し、情報公開することを特徴とする請求項71記載の広告情報配信支援システム。
- 前記広告情報配信送信手段は、前記情報提供装置が提供する広告情報と同期するための同期情報を、前記通信端末に、前記広告情報と合わせて送信にすることができる同期情報取得手段と、を、さらに備えることを特徴とする請求項65から69のいずれか1項記載の広告情報配信支援システム。
- 前記同期情報取得手段は、前記広告情報配信送信手段とは別に、前記情報提供装置が提供する広告情報と同期するための同期情報を、前記情報提供装置から取得することを特徴とする請求項65から69のいずれか1項記載の広告情報配信支援システム。
- 前記広告情報の再生時間を、前記同期情報を使用して管理することを特徴とする請求項65から69のいずれか1項記載の広告情報配信支援システム。
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