JP2004077628A - 液晶素子の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】片側V字液晶の配向処理においてフィールドスルーの影響を排除し、第一の極性の電圧と第2の極性の電圧によって得られる配向領域の特性をそろえ、画質を向上させる液晶素子の製造方法を提供する。
【解決手段】液晶のコレステリック相からカイラルスメクチック相に転移する過程において、すべてのゲート線にアクテブ素子がONする電位を与え、第1のソース線には第1のDC電位を印加し、第2の線には第1とは異なる極性に第2のDC電位を印加し、対向電極には第3のDC電圧を印加する。第1と第3の差分の絶対値と第2と第3の差分に絶対値を等しくする。
【選択図】 図1
【解決手段】液晶のコレステリック相からカイラルスメクチック相に転移する過程において、すべてのゲート線にアクテブ素子がONする電位を与え、第1のソース線には第1のDC電位を印加し、第2の線には第1とは異なる極性に第2のDC電位を印加し、対向電極には第3のDC電圧を印加する。第1と第3の差分の絶対値と第2と第3の差分に絶対値を等しくする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶表示装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、液晶表示素子はPCのモニタを初めとしてビデオカムコーダのビューファインダ、プロジェクタ等々様々な分野で製品化が果たされており、これらの多くにはツイストネマチック液晶を用いている。しかしながら、ツイストネマチック液晶を用いた液晶表示素子には、応答速度の遅さ、視野角の狭さといった問題が存在している。一方、カラー液晶表示素子の新たな方式としてカラーフィルタを用いないフィールドシーケンシャル方式が提案されている。これは赤(R)、緑(G)、青(B)の光源を順次点灯させて、これに合わせた画像を液晶パネルに表示させることで時間混色によってカラー表示を行うものである。フィールドシーケンシャル方式の場合は各色フィールドの間に確実に液晶応答が完了していなければ所望の色が表示出来なくなる為、液晶応答速度にはこれまで以上の高速性が求められる。
【0003】
これらの問題を解決する液晶モードとして、例えば特開2000−10076や特開2000−338464で浅尾らが単安定モードの強誘電性液晶とアクティブマトリクス素子を組み合わせた方法を提案している。この単安定モード強誘電性液晶は、第2図に示す片極性の電気光学特性を有する。両極性の電気光学特性を有するツイストネマチック液晶や特開平9−50049号公報で提案されている液晶は正極性電圧にも負極性電圧にもほぼ同様の光学応答を示し、このV−Tカーブの形からV字型と称されている。これに対して単安定モードの強誘電性液晶はV字を半分に切った形に見えることから片側V字液晶(モード)と称されている。以降、片側V字液晶と称する。
【0004】
片側V字液晶の配向処理において、液晶材料のコレステリック(Ch)相からカイラルスメクチックC(Sm−C*)相に転移する過程においてセル内の内部電位に偏りを持たせるような処理を施す必要があり、その中の一方法として、Ch−SmC*相転移の際に一対の基板間に正負いずれかのDC電圧を印加する方法がある。この時印加する電圧の極性によって、片側V字液晶の電気光学特性は第3図に示す関係になる。すなわち、Ch−SmC*相転移の際に負極性の電圧を印加した時には、正極性電圧を印加した時に大きくチルトし、負極性電圧を印加したときには小さくチルトする。Ch−SmC*相転移の際に正極性の電圧を印加した時には、正極性電圧を印加した時に小さくチルトし、負極性電圧を印加したときには大きくチルトする。
【0005】
従って、Ch−SmC*相転移の際に全ての画素に同一極性の電圧を印加すれば、すべての画素の電気光学特性は略同一となり、特開2000‐275684に記載されているように画素によってCh−SmC*相転移の際に印加する電圧の極性を変えれば、各画素にSmC*相転移の際に印加した電圧の極性によって各画素の電気光学特性は極性が異なる状態を得る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、相転移の際にDC電圧を印加する場合、次の問題を考える必要がある。第4図は、Ch−SmC*相転移の際にパネル全面に同一極性の電圧を印加する工程の一例の駆動シーケンスを示すタイミングチャートである。図5は、図4に示す方法と同様の方法で、Ch−SmC*相転移の際に、第一の極性の電圧を印加する画素と第一の極性とは異なる極性の電圧を印加する画素とをパネル面内に合わせ持つ場合の駆動シーケンスを示すタイミングチャートである。
【0007】
図4に示すようにゲート線を順次スキャンしていき、ソース線に例えば2Vを印加し、対向基板電位を0Vとしたとき、フィードスルーの影響を受けてドレイン電位は約1.5Vとなる。従って液晶層にかかる電圧は約1.5Vとなる。パネル全面を同一極性で制御する場合、パネル全面にほぼ均一にフィードスルーの影響が出るため、配向ムラ等の問題は発生しないが、図4に示すようなパネル面内で極性の異なる電圧を印加して配向処理をする場合、フィードスルーの影響によって、液晶層にかかる電圧は、第一の極性の電圧と第二の極性の電圧とで差が生じてしまう。すると、第一の極性を印加した画素と第二の極性を印加した画素とでは電圧―透過率特性を始めとする特性の差が生じ、画質に影響を与えてしまう。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そこで本発明では、片側V字液晶の配向処理において、液晶材料のコレステリック(Ch)相からカイラルスメクチックC(Sm−C*)相に転移する過程においてセル内の内部電位に偏りを持たせるような処理を施す際、全てのゲート線にアクティブ素子がオンする電圧を与え、配向処理に必要な電圧をソース電極、対向基板電極に印加することによって、フィードスルーの影響を排除し、第一の極性の電圧印加によって得られる配向領域と第二の極性の電圧印加によって得られる配向領域の特性をそろえ、画質を向上させるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
図6は、本発明に係る第一の実施例の液晶パネルの模式図、図6は本発明に係る第一の実施例の工程を示す概念図、図1は、本発明に係る第一の実施例の駆動プロセスを示すタイミングチャートである。図7は、液晶パネル製造工程のうち、液晶をパネルに注入した後、Ch相に一旦温度を上げてからSm−C*相に温度を下げる過程でDC電圧を印加する工程の様子を示している。パネルの温度を上下させる面ヒータとその制御装置、液晶パネルを駆動する駆動装置とで構成されている。ここでは液晶パネルにドライバICが実装されている。液晶パネルには温度センサを付けて温度をモニタする。液晶パネルには温度分布が生じるが、パネルの温度分布をあらかじめ測定しておき、最も温度が上がりにくい場所と最も温度が下がりにくい場所の2箇所に温度センサを貼り付けておけば必要十分なモニタが可能である。
【0010】
更には、ヒータの温度設定、時間設定等と、パネル温度のプロファイルをパネル毎の差も含めて把握しておけば、パネル毎に温度センサをつけて温度をモニタリングしなくても、ヒータ温調器の制御だけでも温度管理は可能である。なお、液晶パネルの面ヒータと接触していない側にはシリコーンラバー等の均熱材を被せておくと、液晶パネルの温度分布はやや改善される。また、温度管理手段としては、面ヒータよりも恒温層を用いたほうが生産性は高くなると考えられるが、ここでは温度のモニタリングや、相転移の過程を黙視で確認したい等の実験的要素が大きかったので面ヒータを用いた。
【0011】
上記の装置を用いて、液晶パネルをCh相に昇温させた後、降温させながらCh相からSm−C*相に転移する過程でDC電圧を印加した。DC電圧の印加は、通常の駆動に用いるドライバICを用いて、第1図に示すシーケンスを走らせる。ゲートドライバICは通常は線順次で走査するが、この工程に限っては全ての出力ピンからON電圧を出力するロジックを持たせている。ソースドライバICからは例えば奇数出力ピンからは+2Vを出力させ、偶数出力ピンからは−2Vを出力させ、対向基板電位を0Vとする。
【0012】
これによって、ソース電極に+2Vを印加した画素は液晶層にも+2Vが印加され、ソース電極に−2Vを印加した画素は液晶層にも−2Vが印加される。こうして、図8に示すように、正極性電圧で配向処理された画素D1と負極正電圧で配向処理された画素D2で電圧―透過率特性を始めとする特性がそろい、均一な表示を得た。
【0013】
【発明の効果】
以上に述べたように、片側V字液晶の配向処理において、液晶材料のコレステリック(Ch)相からカイラルスメクチックC(Sm−C*)相に転移する過程においてセル内の内部電位に偏りを持たせるような処理を施す際、全てのゲート線にアクティブ素子がオンする電圧を与え、配向処理に必要な電圧をソース電極、対向基板電極に印加することによって、フィードスルーの影響を排除し、第一の極性の電圧印加によって得られる配向領域と第二の極性の電圧印加によって得られる配向領域の特性をそろえ、画質を向上させるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第一の実施例の工程での駆動プロセスを示すタイミングチャートである。
【図2】本発明に係る第一の実施例の液晶素子の電気光学特性を示す図である。
【図3】本発明に係る第一の実施例の液晶素子の配向処理別の電気光学特性を示す図である。
【図4】従来の工程での駆動プロセスを示すタイミングチャートである。
【図5】従来の工程での別の駆動プロセスを示すタイミングチャートである。
【図6】本発明に係る第一の実施例の液晶パネルの模式図である。
【図7】本発明に係る第一の実施例の工程を示す概念図である。
【図8】本発明に係る一の実施例のパネルを示す模式図である。
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶表示装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、液晶表示素子はPCのモニタを初めとしてビデオカムコーダのビューファインダ、プロジェクタ等々様々な分野で製品化が果たされており、これらの多くにはツイストネマチック液晶を用いている。しかしながら、ツイストネマチック液晶を用いた液晶表示素子には、応答速度の遅さ、視野角の狭さといった問題が存在している。一方、カラー液晶表示素子の新たな方式としてカラーフィルタを用いないフィールドシーケンシャル方式が提案されている。これは赤(R)、緑(G)、青(B)の光源を順次点灯させて、これに合わせた画像を液晶パネルに表示させることで時間混色によってカラー表示を行うものである。フィールドシーケンシャル方式の場合は各色フィールドの間に確実に液晶応答が完了していなければ所望の色が表示出来なくなる為、液晶応答速度にはこれまで以上の高速性が求められる。
【0003】
これらの問題を解決する液晶モードとして、例えば特開2000−10076や特開2000−338464で浅尾らが単安定モードの強誘電性液晶とアクティブマトリクス素子を組み合わせた方法を提案している。この単安定モード強誘電性液晶は、第2図に示す片極性の電気光学特性を有する。両極性の電気光学特性を有するツイストネマチック液晶や特開平9−50049号公報で提案されている液晶は正極性電圧にも負極性電圧にもほぼ同様の光学応答を示し、このV−Tカーブの形からV字型と称されている。これに対して単安定モードの強誘電性液晶はV字を半分に切った形に見えることから片側V字液晶(モード)と称されている。以降、片側V字液晶と称する。
【0004】
片側V字液晶の配向処理において、液晶材料のコレステリック(Ch)相からカイラルスメクチックC(Sm−C*)相に転移する過程においてセル内の内部電位に偏りを持たせるような処理を施す必要があり、その中の一方法として、Ch−SmC*相転移の際に一対の基板間に正負いずれかのDC電圧を印加する方法がある。この時印加する電圧の極性によって、片側V字液晶の電気光学特性は第3図に示す関係になる。すなわち、Ch−SmC*相転移の際に負極性の電圧を印加した時には、正極性電圧を印加した時に大きくチルトし、負極性電圧を印加したときには小さくチルトする。Ch−SmC*相転移の際に正極性の電圧を印加した時には、正極性電圧を印加した時に小さくチルトし、負極性電圧を印加したときには大きくチルトする。
【0005】
従って、Ch−SmC*相転移の際に全ての画素に同一極性の電圧を印加すれば、すべての画素の電気光学特性は略同一となり、特開2000‐275684に記載されているように画素によってCh−SmC*相転移の際に印加する電圧の極性を変えれば、各画素にSmC*相転移の際に印加した電圧の極性によって各画素の電気光学特性は極性が異なる状態を得る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、相転移の際にDC電圧を印加する場合、次の問題を考える必要がある。第4図は、Ch−SmC*相転移の際にパネル全面に同一極性の電圧を印加する工程の一例の駆動シーケンスを示すタイミングチャートである。図5は、図4に示す方法と同様の方法で、Ch−SmC*相転移の際に、第一の極性の電圧を印加する画素と第一の極性とは異なる極性の電圧を印加する画素とをパネル面内に合わせ持つ場合の駆動シーケンスを示すタイミングチャートである。
【0007】
図4に示すようにゲート線を順次スキャンしていき、ソース線に例えば2Vを印加し、対向基板電位を0Vとしたとき、フィードスルーの影響を受けてドレイン電位は約1.5Vとなる。従って液晶層にかかる電圧は約1.5Vとなる。パネル全面を同一極性で制御する場合、パネル全面にほぼ均一にフィードスルーの影響が出るため、配向ムラ等の問題は発生しないが、図4に示すようなパネル面内で極性の異なる電圧を印加して配向処理をする場合、フィードスルーの影響によって、液晶層にかかる電圧は、第一の極性の電圧と第二の極性の電圧とで差が生じてしまう。すると、第一の極性を印加した画素と第二の極性を印加した画素とでは電圧―透過率特性を始めとする特性の差が生じ、画質に影響を与えてしまう。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そこで本発明では、片側V字液晶の配向処理において、液晶材料のコレステリック(Ch)相からカイラルスメクチックC(Sm−C*)相に転移する過程においてセル内の内部電位に偏りを持たせるような処理を施す際、全てのゲート線にアクティブ素子がオンする電圧を与え、配向処理に必要な電圧をソース電極、対向基板電極に印加することによって、フィードスルーの影響を排除し、第一の極性の電圧印加によって得られる配向領域と第二の極性の電圧印加によって得られる配向領域の特性をそろえ、画質を向上させるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
図6は、本発明に係る第一の実施例の液晶パネルの模式図、図6は本発明に係る第一の実施例の工程を示す概念図、図1は、本発明に係る第一の実施例の駆動プロセスを示すタイミングチャートである。図7は、液晶パネル製造工程のうち、液晶をパネルに注入した後、Ch相に一旦温度を上げてからSm−C*相に温度を下げる過程でDC電圧を印加する工程の様子を示している。パネルの温度を上下させる面ヒータとその制御装置、液晶パネルを駆動する駆動装置とで構成されている。ここでは液晶パネルにドライバICが実装されている。液晶パネルには温度センサを付けて温度をモニタする。液晶パネルには温度分布が生じるが、パネルの温度分布をあらかじめ測定しておき、最も温度が上がりにくい場所と最も温度が下がりにくい場所の2箇所に温度センサを貼り付けておけば必要十分なモニタが可能である。
【0010】
更には、ヒータの温度設定、時間設定等と、パネル温度のプロファイルをパネル毎の差も含めて把握しておけば、パネル毎に温度センサをつけて温度をモニタリングしなくても、ヒータ温調器の制御だけでも温度管理は可能である。なお、液晶パネルの面ヒータと接触していない側にはシリコーンラバー等の均熱材を被せておくと、液晶パネルの温度分布はやや改善される。また、温度管理手段としては、面ヒータよりも恒温層を用いたほうが生産性は高くなると考えられるが、ここでは温度のモニタリングや、相転移の過程を黙視で確認したい等の実験的要素が大きかったので面ヒータを用いた。
【0011】
上記の装置を用いて、液晶パネルをCh相に昇温させた後、降温させながらCh相からSm−C*相に転移する過程でDC電圧を印加した。DC電圧の印加は、通常の駆動に用いるドライバICを用いて、第1図に示すシーケンスを走らせる。ゲートドライバICは通常は線順次で走査するが、この工程に限っては全ての出力ピンからON電圧を出力するロジックを持たせている。ソースドライバICからは例えば奇数出力ピンからは+2Vを出力させ、偶数出力ピンからは−2Vを出力させ、対向基板電位を0Vとする。
【0012】
これによって、ソース電極に+2Vを印加した画素は液晶層にも+2Vが印加され、ソース電極に−2Vを印加した画素は液晶層にも−2Vが印加される。こうして、図8に示すように、正極性電圧で配向処理された画素D1と負極正電圧で配向処理された画素D2で電圧―透過率特性を始めとする特性がそろい、均一な表示を得た。
【0013】
【発明の効果】
以上に述べたように、片側V字液晶の配向処理において、液晶材料のコレステリック(Ch)相からカイラルスメクチックC(Sm−C*)相に転移する過程においてセル内の内部電位に偏りを持たせるような処理を施す際、全てのゲート線にアクティブ素子がオンする電圧を与え、配向処理に必要な電圧をソース電極、対向基板電極に印加することによって、フィードスルーの影響を排除し、第一の極性の電圧印加によって得られる配向領域と第二の極性の電圧印加によって得られる配向領域の特性をそろえ、画質を向上させるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第一の実施例の工程での駆動プロセスを示すタイミングチャートである。
【図2】本発明に係る第一の実施例の液晶素子の電気光学特性を示す図である。
【図3】本発明に係る第一の実施例の液晶素子の配向処理別の電気光学特性を示す図である。
【図4】従来の工程での駆動プロセスを示すタイミングチャートである。
【図5】従来の工程での別の駆動プロセスを示すタイミングチャートである。
【図6】本発明に係る第一の実施例の液晶パネルの模式図である。
【図7】本発明に係る第一の実施例の工程を示す概念図である。
【図8】本発明に係る一の実施例のパネルを示す模式図である。
Claims (5)
- 液晶と、液晶に電圧を印加する一対の電極と、該一対の電極上に該液晶を配向させる為の絶縁膜を備え、複数のゲート線と複数のソース線でマトリクス駆動される液晶素子において、
該一対の電極のうちの一つはドレイン電極であり、該一対の電極のうちの他の一つは対向基板電極であり、
液晶材料のコレステリック(Ch)相からカイラルスメクチックC(Sm−C*)相に転移する過程において、該一対の電極間に正負いずれかのDC電圧を印加する配向処理を施す際、液晶材料のコレステリック(Ch)相からカイラルスメクチックC(Sm−C*)相に転移する過程において、
全てのゲート線にアクティブ素子がONする電位を与え、第一のソース線群には第一のDC電圧を印加し、第二のソース線群には第一の極性とは第二のDC電圧を印加し、対向基板電極には第三のDC電圧を印加し、
該第一のDC電圧と該第三のDC電圧の差分の絶対値と該第二のDC電圧と該第三のDC電圧の差分の絶対値を等しくすることを特徴とする液晶素子の製造方法。 - 請求項1に記載の第一のソース線群に含まれるソース線数と、請求項1に記載の第二のソース線郡に含まれるソース線数が等しいことを特徴とする液晶素子の製造方法。
- 請求項1に記載の第一のDC電圧と第三のDC電圧の差分(第一のDC電圧−第三のDC電圧の極性と、第二のDC電圧と第三のDC電圧の差分(第二のDC電圧−第三のDC電圧)の極性が異なることを特徴とする液晶素子の製造方法。
- 液晶と、液晶に電圧を印加する一対の電極と、該一対の電極上に該液晶を配向させる為の絶縁膜を備え、複数のゲート線と複数のソース線でマトリクス駆動される液晶素子において、
該一対の電極のうちの一つはドレイン電極であり、該一対の電極のうちの他の一つは対向基板電極であり、
液晶材料のコレステリック(Ch)相からカイラルスメクチックC(Sm−C*)相に転移する過程において、該一対の電極間に正負いずれかのDC電圧を印加する配向処理を施す際、液晶材料のコレステリック(Ch)相からカイラルスメクチックC(Sm−C*)相に転移する過程において、
全てのゲート線にアクティブ素子がONする電位を与え、第一のソース線群には第一の極性の第一のDC電圧を印加し、第二のソース線群には第一の極性とは逆の極性の第一のDC電圧と絶対値の等しいDC電圧を印加し、対向基板電極には0Vを印加することを特徴とする液晶素子の製造方法。 - 請求項4に記載の第一のソース線群に含まれるソース線数と、請求項1に記載の第二のソース線郡に含まれるソース線数が等しいことを特徴とする液晶素子の製造方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002235335A JP2004077628A (ja) | 2002-08-13 | 2002-08-13 | 液晶素子の製造方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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