JP2004077402A - 走行模型の風洞試験装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】自動車模型等の走行模型を風洞内の風路中において走行せしめ、該走行模型の走行に伴うガス流の拡散状態を検知する走行模型の風洞試験装置において、前記走行模型を前記風路中の空気流に対して直角方向を含む傾斜方向に往復移動せしめる走行装置を備え、前記風路は前記走行装置が走行する空間に形成された往き風路と前記風洞内において前記往き風路と異なる部位に該往き風路とは独立して設けられた戻り風路よりなることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車の排ガス拡散状態検知のための風洞試験等に適用され、自動車模型等の走行模型を風洞内の風路中において走行せしめ、該走行模型の走行に伴うガス流の拡散状態を検知する走行模型の風洞試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
掘割道路を自動車が走行する際には、自動車から排出される排ガスと外部の空気との干渉によって、排ガスが掘割道路の開口部から外部に漏れて周囲に拡散する事態が発生し易い。
かかる排ガスの拡散状態を検知するため、自動車模型を風洞内の風路中において空気流に抗して走行せしめ、該自動車模型の走行に伴う排ガス流の拡散状態を検知する風洞試験が行われている。
【0003】
かかる自動車模型を用いた自動車排ガス拡散の風洞試験装置の1つとして、実用新案第2505618号の考案が提供されている。
かかる考案においては、掘割道路からの自動車排ガス拡散状態を調べるため、助走路の一部を風洞風路壁よりそれぞれ外方へ延長し、かつ、Uターン部を風洞風路上部に設け、これらを外気に対して遮蔽するためのダクトを設けた風洞試験装置において、央部が前記風洞風路に連通する横方向の模擬掘削道路の上流側風路から新気を供給し、下流側風路内に残存ガスを排出するように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記のような自動車排ガス拡散の風洞試験装置においては、風洞の風路壁の間に自動車模型を走行装置によって走行させながら、風洞の長手方向に流動している空気流に対してターンテーブル等によって自動車模型を回転することにより排ガス拡散の状態を検知することを必要とする。
しかるに、前記実用新案第2505618号にあっては、風路内ガスのUターン部を風洞風路上部に設けてはいるものの、模擬掘削道路の上流側風路から新気を供給し下流側風路内に残存ガスを排出するように構成されているため、自動車排ガスの走行方向道路端に持ち込まれた前記新気を含むガスの下流側風路内に残存分の一部が風路下流側に排出されずに再度模型上の反対側道路端に運ばれるという現象が発生し易い。このためかかる従来技術にあっては、自動車模型を走行装置によって走行させながら該模型を回転させ、ガス流をコントロールするのは困難となる、
等の問題点を有している。
【0005】
本発明はかかる従来技術の課題に鑑み、走行装置により走行せしめられる走行模型の走行方向道路端からの持ち込みガスの該道路端への再循環の発生を回避して、走行模型を走行装置によって走行させながら該模型を回転させガス流を容易にコントロールすることを可能とし、試験精度を向上せしめるとともに試験の能率を向上せしめ得る走行模型の風洞試験装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明はかかる課題を解決するため、請求項1記載の発明として、自動車模型等の走行模型を風洞内の風路中において走行せしめ、該走行模型の走行に伴うガス流の拡散状態を検知する走行模型の風洞試験装置において、前記走行模型を前記風路中の空気流に対して直角方向を含む傾斜方向に往復移動せしめる走行装置を備え、前記風路は前記走行装置が走行する空間に形成された往き風路と前記風洞内において前記往き風路と異なる部位に該往き風路とは独立して設けられた戻り風路よりなることを特徴とする走行模型の風洞試験装置を提案する。
【0007】
請求項2記載の発明は、請求項1に加えて、前記走行模型が走行せしめられる風洞の往き風路と戻り風路との間に、両風路を遮蔽する遮蔽部材を設置してなることを特徴とする。
請求項2において、好ましくは請求項3のように、前記遮蔽部材は、前記風洞の床面から一定高さ位置に配置され前記走行模型の走行に対応して設置された地表面模型からなるのがよい。
【0008】
請求項4ないし7記載の発明は、前記走行装置の具体的構成に係り、請求項4記載の発明は請求項1において、前記走行装置は、回転駆動される一対のプーリと該プーリ間に架設されて前記走行模型を複数個所定間隔で取り付けたベルトとを備えたベルト式走行装置からなり、該ベルト式走行装置を前記空気流の方向に複数組相互に連動させて並設してなることを特徴とする。
【0009】
請求項4において、好ましくは請求項5のように、前記一対のプーリの回転軸の1つを電動モータ等の駆動源に連結し、該駆動源から前記回転軸の夫々に固定された歯車及び中間歯車を介して前記一対のプーリを同期して回転駆動するように構成されるのがよい。
【0010】
請求項6の発明は請求項1において、前記走行装置は回転駆動される一対のプーリと該プーリ間に架設されて前記走行模型を複数個所定間隔で取り付けたベルトとを備えたベルト式走行装置からなり、該ベルト式走行装置は前記プーリの軸心を水平にして複数組相互に連動させて並設され、前記走行模型が前記ベルト式走行装置に駆動されて鉛直面内で走行するように構成されてなることを特徴とする。
【0011】
請求項6において、好ましくは請求項7のように、前記ベルト式走行装置は、前記プーリ径の異なるものを複数組設けてなる。
【0012】
かかる発明によれば、風洞の風路内の走行面上で走行する走行模型の走行風によって、走行方向道路端に持ち込まれた走行模型の排出ガスは、前記走行装置の往き風路と戻り風路とが、請求項2のように前記両風路を遮蔽する遮蔽部材、好ましくは請求項3のような地表面模型からなる遮蔽部材を隔てて異なる部位に独立して設けられているので、該往き風路を流動した前記ガスは往き風路とは異なる部位に独立して設けられた戻り風路に誘導され、該戻り風路から風洞内に拡散される。
【0013】
これにより、前記走行模型の走行風によって往き風路に持ち込まれた排出ガスを戻り方向風路から素早く風洞の風路内に拡散することができて、該排出ガスが走行面上に循環して来るのが回避され、走行模型を走行装置によって走行させながら該走行模型を回転させガス流をコントロールして風洞試験を容易に行うことが可能となり、風洞試験の試験精度を向上せしめることができるとともに、風洞試験の能率を向上することができる。
【0014】
また、請求項4のように構成すれば、ベルト式走行装置を空気流の方向に相互に連動させて複数組並設して走行装置を構成したので、複数のベルト式走行装置による走行風の反対方向誘導作用によって走行面上にUターン流が発生するのが回避され、走行風によって往き風路に持ち込まれた排出ガスの拡散が促進される。
【0015】
さらに請求項6、7のように構成すれば、走行模型が前記ベルト式走行装置に駆動されて鉛直面内で走行することとなり、走行装置の往き風路と戻り風路とが鉛直面内の上下に分けて構成できるので、地表面側の往き風路に持ち込まれた排出ガスは下部側ベルトが走行している地表面下方の戻り風路の風路内に容易に拡散することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図に示した実施例を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
【0017】
図1は本発明の第1実施例に係る走行模型の風洞試験装置における正面構成図(図2のB―B矢視図)、図2は図1のA矢視図である。図3は本発明の第2実施例におけるベルト式走行装置の正面構成図、図4は図3のC矢視図、図5は第2実施例における風洞試験装置の正面構成図である。
【0018】
本発明の第1実施例を示す図1〜2において、100は風洞、101は風洞床面、105は風洞壁である。102は該風洞100内に設置されたターンテーブルで、図示しない回転装置によって回転せしめられるようになっている。
前記ターンテーブル102には第1のベルト式走行装置001及び第2のベルト式走行装置002が、前記風洞100内を流動する風(空気流)の方向に2組(複数組であればよい)並設されている。
【0019】
前記第1のベルト式走行装置001において、2は前記風洞100内に対をなして回転可能に立設された第1回転軸で、各第1回転軸の上端部には該第1回転軸2とともに回転可能に第1プーリ10が取り付けられている。12は前記対をなす第1プーリ10間に架設された第1ベルトで、該第1ベルト12には複数の自動車模型5が所定間隔で固定されて、該ベルト12の移動に従い前記風洞100内を風(空気流)に対して直角方向を含む傾斜方向に往復走行するようになっている。
前記第1回転軸1の1つには電動モータ1の出力端が連結されるとともに、中間部には第1歯車6が固定されている。
【0020】
また、前記第2のベルト式走行装置002において、3は前記風洞100内に対をなして回転可能に立設された第2回転軸で、各第2回転軸3の上端部には該第2回転軸3とともに回転可能に第2プーリ11が取り付けられている。13は前記対をなす第2プーリ11間に架設された第2ベルトで、該ベルト13には複数の自動車模型5が所定間隔で固定されて、該ベルト13の移動に従い前記風洞100内を風(空気流)に対して直角方向を含む傾斜方向に往復走行するようになっている。
前記第2回転軸2の1つの中間部には第2歯車7が固定されている。14は風洞100内の図示しない静止部材に回転可能に支持された中間歯車で、前記第1回転軸2の第1歯車6及び第2回転軸3の第2歯車7に噛み合っている。
【0021】
4は前記風洞100内の前記第1歯車6及び第2歯車7の上側空間にほぼ水平方向に設置された地表面仕切りで、必要に応じて上面側が前記自動車模型の走行路をシミュレートした形状に形成される。かかる地表面仕切り4を設けたことにより、前記風洞100内は上側風路103及び下側風路104の2つの風路に区画され、該上側風路103内を前記ベルト12、13に固定された複数の自動車模型5が走行するようになっている。
【0022】
かかる構成からなる走行模型の風洞試験装置において、前記電動モータ1により第1回転軸2が回転駆動され、第1歯車6及び中間歯車14を介して第2歯車7及び第2回転軸3が図の矢印のように第1回転軸2と同一方向に回転せしめられる。前記第1回転軸2及び第2回転軸3の回転により、該第1回転軸2に取り付けられた第1プーリ10及び該第2回転軸3に取り付けられた第2プーリ11が同一方向に回転せしめられ、図2のように第1プーリ10間に架設された第1ベルト12及び第2プーリ11間に架設された第2ベルト13が図の矢印のように同一方向に移動せしめられる。
【0023】
これにより、前記第1ベルト12及び第2ベルト13に夫々所定間隔で固定されている複数の自動車模型5が、前記風洞100内にほぼ水平に設置された地表面仕切り4の上側に形成された上側風路103内を、前記第1ベルト12及び第2ベルト13の移動に従い、前記風洞100内の風(空気流)に対して前記ターンテーブル102により設定された直角方向を含む傾斜角の方向に往復走行せしめられる。
【0024】
かかる走行模型の風洞試験時において、前記自動車模型5が走行している上側風路(往き風路)103と下側風路(戻り風路)104とが、前記地表面仕切り(遮蔽部材)4を隔てて風洞100内において上下方向に別個に形成されているので、前記上側風路103内の地表面仕切り4上で走行する自動車模型5の走行風によって、走行方向道路端つまり風洞壁105の一方側に持ち込まれた自動車模型5の排出ガスは、前記上側風路103を通って風洞壁105の他方側に流された後、下側風路104に誘導され、該下側風路104から風洞100内に拡散される。
【0025】
従って、前記自動車模型5の走行風によって上側風路103(往き風路)内に持ち込まれた排出ガスを下側風路104(戻り風路)から素早く風洞100内に拡散することができて、該排出ガスが走行面つまり前記地表面仕切り4上に循環して来るのが回避される。これにより、自動車模型5をベルト式走行装置001、002(走行装置)によって走行させながら該自動車模型5を回転させガス流をコントロールして風洞試験を容易に行うことができる。
【0026】
また、前記ベルト式走行装置001及び002を風洞100内の風(空気流)の方向に相互に連動させて対をなして並設したので、前記対をなすベルト式走行装置001及び002による走行風の反対方向誘導作用によって、走行面つまり前記地表面仕切り4上にUターン流が発生するのが回避される。これにより、前記上側風路103(往き風路)に持ち込まれた排出ガスがスムーズに前記下側風路104に誘導され、風洞100内への拡散が促進される。
【0027】
図3〜図5に示す第2実施例においては、プーリ径の異なる2組のベルト式走行装置003及び004を、各ベルト式走行装置003及び004の対をなす大プーリ21a、21b及び小プーリ22a、22bの回転軸心を水平にして相互に連動させて並設し、前記ベルト式走行装置により駆動される前記自動車模型5が鉛直面内で走行するように構成している。
【0028】
即ち、図3〜図5において、003は大径のベルト式走行装置、004は前記小径のベルト式走行装置であり、該大径のベルト式走行装置003及び小径のベルト式走行装置004は、図3のように小径のベルト式走行装置004を該大径のベルト式走行装置003の上方位置に配置し、図4のように水平方向に並設されている。
また、前記大径のベルト式走行装置003の回転軸31a、31bの軸心及び小径のベルト式走行装置004の回転軸32a、32bの軸心は水平に設置され、前記各ベルト式走行装置003、004により走行駆動される自動車模型5が鉛直面内で走行するようになっている。
【0029】
また、前記大径のベルト式走行装置003の回転軸31aの一端部は図1に示す第1実施例と同様な電動モータ1に連結され、該電動モータ1の回転を大径のベルト式走行装置003の回転軸31aに伝達して該大径のベルト式走行装置003を駆動し、さらに該大径のベルト式走行装置003の回転軸31aに固定された歯車25と前記小径のベルト式走行装置004に固定された歯車26との噛み合いにより小径のベルト式走行装置004を駆動するようになっている。
【0030】
かかる第2実施例においては、自動車模型5が前記大径のベルト式走行装置003及び小径のベルト式走行装置004に駆動されて鉛直面内で走行するので、該自動車模型5の往き風路と戻り風路とが鉛直面内の上下に分けて構成できる。これにより、自動車模型5が走行する地表面側の往き風路に持ち込まれた排出ガスは前記ベルト式走行装置003、004の下部側ベルトが走行している地表面下方の戻り風路の風路内に容易に拡散することができる。
【0031】
【発明の効果】
以上記載の如く本発明によれば、走行装置の往き風路と戻り風路とが、請求項2のように前記両風路を遮蔽する遮蔽部材、好ましくは請求項3のような地表面模型からなる遮蔽部材を隔てて異なる部位に独立して設けられているので、該往き風路を流動した前記ガスは戻り風路に容易に誘導され、該戻り風路から素早く風洞の風路内に拡散することができる。
これにより、該排出ガスが走行面上に循環して来るのが回避され、走行模型を走行装置によって走行させながら該走行模型を回転させガス流をコントロールして風洞試験を容易に行うことが可能となり、風洞試験の試験精度を向上せしめることができるとともに、風洞試験の能率を向上することができる。
【0032】
また、請求項4のように構成すれば、複数のベルト式走行装置による走行風の反対方向誘導作用によって走行面上にUターン流が発生するのが回避され、走行風によって往き方向風路に持ち込まれた排出ガスの拡散が促進される。
さらに請求項6、7のように構成すれば、走行模型が前記ベルト式走行装置に駆動されて鉛直面内で走行するので、走行装置の往き風路と戻り風路とが鉛直面内の上下に分けて構成できることとなり、地表面側の往き風路に持ち込まれた排出ガスを下部側ベルトが走行している地表面下方の戻り風路の風路内に容易に拡散することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る走行模型の風洞試験装置における正面構成図(図2のB―B矢視図)である。
【図2】図1のA矢視図である。
【図3】本発明の第2実施例におけるベルト式走行装置の正面構成図である。
【図4】図3のC矢視図である。
【図5】第2実施例における風洞試験装置の正面構成図である。
【符号の説明】
1 電動モータ
2 第1回転軸
3 第2回転軸
4 地表面仕切り
5 自動車模型
6 第1歯車
7 第2歯車
10 第1プーリ
11 第2プーリ
12 第1ベルト
13 第2ベルト
14 中間歯車
21a、21b 大プーリ
22a、22b 小プーリ
31a、31b 回転軸
32a、32b 回転軸
100 風洞
101 風洞床面
102 ターンテーブル
103 上側風路
104 下側風路
105 風路壁
001 第1のベルト式走行装置
002 第2のベルト式走行装置
003 大径のベルト式走行装置
004 小径のベルト式走行装置
Claims (7)
- 自動車模型等の走行模型を風洞内の風路中において走行せしめ、該走行模型の走行に伴うガス流の拡散状態を検知する走行模型の風洞試験装置において、前記走行模型を前記風路中の空気流に対して直角方向を含む傾斜方向に往復移動せしめる走行装置を備え、前記風路は前記走行装置が走行する空間に形成された往き風路と前記風洞内において前記往き風路と異なる部位に該往き風路とは独立して設けられた戻り風路よりなることを特徴とする走行模型の風洞試験装置。
- 前記走行模型が走行せしめられる風洞の往き風路と戻り風路との間に、両風路を遮蔽する遮蔽部材を設置してなることを特徴とする請求項1記載の走行模型の風洞試験装置。
- 前記遮蔽部材は、前記風洞の床面から一定高さ位置に配置され前記走行模型の走行に対応して設置された地表面模型からなることを特徴とする請求項2記載の走行模型の風洞試験装置。
- 前記走行装置は、回転駆動される一対のプーリと該プーリ間に架設されて前記走行模型を複数個所定間隔で取り付けたベルトとを備えたベルト式走行装置からなり、該ベルト式走行装置を前記空気流の方向に複数組相互に連動させて並設してなることを特徴とする請求項1記載の走行模型の風洞試験装置。
- 前記一対のプーリの回転軸の1つを電動モータ等の駆動源に連結し、該駆動源から前記回転軸の夫々に固定された歯車及び中間歯車を介して前記一対のプーリを同期して回転駆動するように構成されてなることを特徴とする請求項4記載の走行模型の風洞試験装置。
- 前記走行装置は回転駆動される一対のプーリと該プーリ間に架設されて前記走行模型を複数個所定間隔で取り付けたベルトとを備えたベルト式走行装置からなり、該ベルト式走行装置は前記プーリの軸心を水平にして複数組相互に連動させて並設され、前記走行模型が前記ベルト式走行装置に駆動されて鉛直面内で走行するように構成されてなることを特徴とする請求項1記載の走行模型の風洞試験装置。
- 前記ベルト式走行装置は、前記プーリ径の異なるものを複数組設けてなることを特徴とする請求項6記載の走行模型の風洞試験装置。
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