JP2004076549A - ベランダ及び外廊下等の鳥除け装置 - Google Patents

Abstract

【課題】ベランダ及び外廊下の手すり等に取付具を固定して、その間に糸を張ることにより、鳥がベランダ及び外廊下の手すり等に乗らないようにし、ベランダの糞害等を防止する装置を提案する。
【解決手段】糸１の一方の端には、クリップ２を設け、別の端には、バネ３を介してクリップ２を設ける。また、取付具４をベランダの手すり等５の２箇所に両面テープ又はネジ等により固定し、その取付具４にクリップ２を装着する。
【選択図】　図１

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ベランダ及び外廊下の手すり等に取付具を固定して、その間に糸を張ることにより、鳥がベランダ及び外廊下の手すり等に乗らないようにし、ベランダの糞害等を防止する装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来の鳥除け装置は、光を反射させるものをベランダにぶら下げるといった軽易なものから、鳥除けのネットでベランダ全面を覆ったり、ベランダの手すり全体に鳥除けの棘を付けたりといった大掛かりなものまで多様である。しかし、軽易なものは鳥除けの効果が低く、大掛かりなものはベランダ等の美観を害し、さらに布団等の乾燥をする際に邪魔になっていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、鳥除けの効果が低い、軽易にベランダ等に取付けられない、美観を害する、布団等の乾燥ができない、などといった従来の鳥除け装置の問題点を解決するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
その構成を説明すると、
（ア）糸（１）の一方の端に、クリップ（２）を設ける。
この際、糸（１）をクリップ（２）に結び付ける。
（イ）糸（１）の別の端には、バネ（３）を介してクリップ（２）を設ける。この際、バネ（３）の両端には環（６）を設けて、一方の環（６）には、糸を結び付け、別の環（６）には、クリップ（２）の開閉部（８）を開けて通す。
（ウ）取付具（４）をベランダの手すり等（５）の２箇所に両面テープ又はネジ等により固定し、その取付具（４）にクリップ（２）を装着する。この際、取付具（４）の穴（７）にクリップ（２）の開閉部（８）を開けて通す。
以上のように装置する。
【０００５】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を述べると、鳩等の鳥は、ベランダの手すり等（５）に乗ろうとすると、糸（１）が鳥の足、胴体又は翼に引っかかり、不安定になるため、落ち着くことができず、すぐに移動する。
クリップ（２）は、開閉部（８）を開けることにより、簡単に取付具（４）から取り外すことができるため、本発明の装置後も以前と同様に、ベランダで布団等の乾燥ができる。さらに、布団等をベランダの手すり等に掛けた後に、クリップ（２）を取付具（４）に取り付けて、布団等の上に糸（１）を張ることにより、布団等の乾燥時にも鳥除けの効果が期待できる。
バネ（３）は、糸（１）の張りを維持するとともに、クリップ（２）の取付具（４）への取り付け及び取り外しを容易にする。
取付具（４）に折畳部（９）を設けることにより、使用しない時には折り畳んで邪魔にならないようにできる。また、折り畳んで小さくすることにより輸送コストの削減等ができる。使用の際には、折畳部（９）をネジ等により固定する。
【０００６】
【発明の効果】
（ア）鳥がベランダ等に乗らなくなり、鳥の糞害等を防止できる。
（イ）装置によりベランダ等の美観を害することがなく、布団等の乾燥もでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の使用正面図
【図２】本発明の斜視図
【図３】本発明のクリップ（２）正面図
【図４】本発明の他の実施例の取付具（４）正面図
【符号の説明】
１は糸
２はクリップ
３はバネ
４は取付具
５はベランダの手すり等
６はバネの環
７は取付具の穴
８はクリップの開閉部
９は他の実施例の取付具の折畳部

Claims (2)

1. （ア）糸（１）の一方の端に、クリップ（２）を設ける。
   （イ）糸（１）の別の端には、バネ（３）を介してクリップ（２）を設ける。
   （ウ）取付具（４）をベランダの手すり等（５）の２箇所に両面テープ又はネジ等により固定し、その取付具（４）にクリップ（２）を装着する。
   以上の如く構成された、ベランダ及び外廊下等の鳥除け装置。
2. 取付具（４）に、折畳部（９）を設けた請求項１のベランダ及び外廊下等の鳥除け装置。

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