JP2004074195A - 切断定盤 - Google Patents

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Mamoru Nozawa
野沢 守
Yoshiyuki Niitsu
新津 義之
Nori Kunida
国田 則
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Koike Sanso Kogyo KK
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Abstract

【課題】水プラズマ切断に伴って発生し水槽に落下したノロやスクラップを常時搬出し、且つ水槽に収容された水を循環し、表層に浮遊する粉塵を軽減させる。
【解決手段】水槽Aの内部に被切断材を載置する載置部1を設け、該載置部1の下方に傾斜面3を構成すると共に、最下部に上方が開放されたケーシング11aを配置し、該ケーシング11aの内部に搬送部材12を設ける。水槽Aの水を循環する循環ポンプ15と濾過装置16を設ける。表層水を吸引する吸引ポンプ20と濾過装置と、表層水を吸引ポンプ方向に付勢する付勢手段21,22を設ける。
【選択図】        図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、切断定盤に関し、特に水プラズマ切断法を実施する際に有利な切断定盤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
プラズマ切断法の一つとして、プラズマトーチから噴射されたプラズマアークに沿って水を噴射する水プラズマ切断法が実施されている。この切断法を実施する場合、噴射された水の汚れの処理が問題となる。このため、プラズマトーチを搭載した台車が走行するレールの間に水槽を設置すると共に該水槽の内部に被切断材を載置する定盤を構成し、切断時間の増加に伴って増加する水槽内の水の汚れを排除し得るように構成するのが一般的である。
【0003】
また水プラズマ切断法では、被切断材を水没させた状態で切断を行うため、定盤に被切断材を供給し、或いは離脱させる作業を実施する際に、水槽に収容されている水が作業に支障を与えることがある。このため、水槽にポンプを接続して、前記作業時に、及び定盤に載置された被切断材の板厚に応じて水位を調整し得るように構成されている。
【0004】
水プラズマ切断法によって被切断材を切断したとき、該被切断材から発生したノロや小さいスクラップが定盤から落下して水槽の底部に堆積し、且つ水に汚れが発生する。このため、一定期間経過する毎に、切断装置の稼働を停止して水槽内の水を廃棄し、底部に堆積したノロやスクラップを排除する作業を行うのが一般的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記の如く構成された水プラズマ切断法を実施する切断装置では、被切断材に対する切断に伴って発生するノロやスクラップが水槽の内部に堆積するため、定期的に清掃して堆積したノロやスクラップを排除する作業を行う必要がある。しかし、この作業は定盤を設置した水槽内という狭い場所で行うこととなり、作業性が悪く、効率の悪い作業となる。
【0006】
また水槽に収容された水も経時的に汚れが生じるため、水槽の清掃と同時に全て排出して新たな水と交換するが、水槽の容量と略等しい水を一度に交換するための時間や作業も容易ではない。
【0007】
更に、被切断材を切断する際に発生した粉塵が水の表層に浮遊し、この粉塵が切断された製品の裏面に付着するという問題が生じる。製品に付着した粉塵により表裏面が汚され、製品価値が低下するのみならず、次工程に於ける溶接等の作業性にも支障を与える虞があるため、切断が終了して製品を水槽から離脱させた後、この製品の裏面を水洗いすることが行われ、作業性と効率を劣化させる原因となっている。
【0008】
本発明の目的は、切断に伴って発生し水槽に落下したノロやスクラップを搬出することが出来、且つ水槽に収容された水を頻繁に交換する必要がなく、更に、表層に浮遊する粉塵を軽減させることが出来る切断定盤を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明に係る切断定盤は、水槽の内部に被切断材を載置する載置部を設けると共に水位を調整し得るように構成した切断定盤であって、載置部の下方に傾斜面を構成し、該傾斜面の最下部に上方が開放されたケーシングを載置台に沿って配置すると共に該ケーシングの内部に無限搬送部材を設けたものである。
【0010】
上記切断定盤では、被切断材を載置する載置部の下方に傾斜面が形成されているため、切断に伴って発生し水槽に落下したノロやスクラップは傾斜面に沿って下方に滑り落ちる。そして傾斜面の最下部に上方を開放したケーシングの内部に設けた無限搬送部材によって搬送され、水槽の外部に排出することが出来る。
【0011】
本発明に係る他の切断定盤は、水槽の内部に被切断材を載置する載置部を設けると共に水位を調整し得るように構成した切断定盤であって、水槽に収容された水を循環する循環装置と、水の循環経路内に設けた濾過装置とを有して構成されるものである。
【0012】
上記切断定盤では、水槽に収容された水を循環装置によって循環しつつ、循環経路内に設けた濾過装置によって濾過することで、水中に浮遊している粒子を濾過することが出来る。このため、水槽に収容された水を粒子による汚れを除去して清浄な状態に保持することが出来る。
【0013】
更に、他の切断定盤は、水槽の内部に被切断材を載置する載置部を設けると共に水位を調整し得るように構成した切断定盤であって、水槽に収容された水の水面から水を吸引する吸引ポンプと、前記吸引ポンプによって吸引された水を濾過する濾過装置と、水槽に収容された水に於ける表層の水を吸引ポンプ方向に付勢する付勢手段とを有して構成されるものである。
【0014】
上記切断定盤では、水槽に収容された水を表層から吸引して濾過することで、被切断材の切断に伴って発生し、表層に浮遊している粉塵を除去することが出来る。このため、製品の裏面に粉塵が付着することがなく、切断終了後、製品を水洗いする必要がない。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、上記切断定盤の好ましい実施形態について図を用いて説明する。図1は本実施例に係る切断定盤の全体構成を説明する図である。図2は水槽内の水の水位を調整する構造を説明する図である。図3は水槽内に設けたコンベアの構成を説明する図である。図4は水槽内の水を循環すると共に表層の水を循環して濾過する構造を説明する図である。
【0016】
図に於いて、本実施例に係る切断定盤は、図示しない切断装置を走行させる一対のレールEの間に設置された水槽Aと、水槽Aの内部に設けた無限搬送部材となるコンベアBと、水槽Aに収容された水を循環し濾過する循環機構Cと、水槽Aに収容された水のうち表層の水を吸引して濾過,循環する表層水濾過機構Dと、を有して構成されている。
【0017】
上記切断定盤では、水槽Aの内部に設置した載置部1に図示しない被切断材を載置し、且つレールEに搭載された切断装置を走行させつつ、水プラズマ切断トーチを作動させることで被切断材を所望の形状に切断したときに発生するノロやスクラップをコンベアBを作動させて排出し、或いは切断に伴って発生するノロや粉塵による水の汚れを循環機構Cによって濾過循環し、更に、表層に浮遊する粉塵を表層水濾過機構Dによって濾過循環し得るように構成されている。
【0018】
従って、水槽Aの内部の清掃を極力人手によることなく、且つ清掃の頻度を少なくして作業性を向上させると共に切断装置の稼働率を向上させることが可能である。
【0019】
図2に示すように、水槽Aは、予め設定された被切断材の長さ,幅に応じた寸法を有する槽2を有している。槽2は、上面が開放された外槽2aと、槽2の外側面と傾斜面3によって閉鎖された内槽2bとに分割されている。内槽2bには、空気配管4aを介して高圧空気が供給され、空気配管4bによって排気し得るように構成されている。
【0020】
従って、空気配管4aから内槽2bに高圧空気を供給すると、内槽2bに収容されている水が図示しない穴から外槽2aに押し出され、該外槽2aの水位を上昇させる。また空気配管4bによって内槽2bの排気を行うと、外槽2aにある水が内槽2bに収容され、外槽2aの水位が下降する。即ち、内槽2bに対する高圧空気の供給,排気によって外槽2aの水位を昇降させることが可能である。
【0021】
水槽Aの内部には載置部1が構成されている。この載置部1は、複数の差し板1aを略等しい間隔を持って直立させて構成されており、差し板1aの上部に被切断材を載置して支持し得るように構成されている。特に、載置部1は槽2に形成された傾斜面3の上部に構成され(先ず載置部1の寸法が設定され、この寸法に対応して傾斜面3が設定される)ており、載置部1に載置された被切断材から発生して落下したノロやスクラップは傾斜面3に沿って滑り落ちるように形成されている。
【0022】
傾斜面3の最下部位には凹部5が形成されており、該凹部5にコンベアBが配置される。
【0023】
コンベアBは、図3に示すように、閉ループ状に配置されたパイプ状のケーシング11と、該ケーシング11の内部に移動可能に配置した搬送部材12と、該搬送部材12を駆動する駆動部材13とを有して構成されている。そして、ケーシング11の一部が水槽Aに於ける傾斜面3の最下部位に形成された凹部5に配置されると共に上方が開放された開放ケーシング部11aとして形成され、傾斜面3に沿って滑り落ちることで開放ケーシング部11aに供給されたノロやスクラップを搬送部材12によって搬送し、水槽Aの外部に排出し得るように構成されている。
【0024】
このため、ケーシング11には、槽2の一方側の端部の近傍に折り返し部11bが形成され、且つ他方の端部側には槽2の上部を経て外部に至る傾斜部11cが形成されている。また傾斜部11cの上端部位に開口部11dが形成され、該開口部11dから搬送されたノロやスクラップが排出される。更に、開放ケーシング部11aの上方にパイプ状の戻りケーシング部11eが形成されることで、閉ループ状のケーシング11が形成されており、該ケーシング11が搬送部材12の移送経路を規定すると共に案内する案内部材としての機能を発揮している。
【0025】
搬送部材12は、開放ケーシング部11aに落ち込んだノロやスクラップを搬送し得る構造であれば良く、構成を限定するものではない。しかし、被切断材に対する切断に伴って発生するノロやスクラップを円滑に搬送すると共にメンテナンス性の良好な構造であることが好ましい。
【0026】
本実施例では、搬送部材12としてケーシング11の内部に配置された1本のチェン12aに、略一定のピッチで複数の円板状の搬送板12bを取り付けたものを利用している。特に搬送板12bをケーシング11の内径に応じた形状と寸法を持って形成することで、開放ケーシング部11aを移送される間、該搬送板12bによって開放ケーシング部11aの内部を底部から開放部にわたって略全面を掻き取るようにして落下したノロやスクラップを搬送することが可能である。
【0027】
駆動部材13は、モーター13aと、該モーター13aによって駆動されるチェンプーリ13bとを有して構成されており、モーター13aによってチェンプーリ13bを駆動することで、該チェンプーリ13bに係合したチェン12aを移送することが可能である。
【0028】
上記の如く構成されたコンベアBでは、モーター13aによって搬送部材12を移送し、該搬送部材12が開放ケーシング部11aを移送されている間に、傾斜面3に沿ってノロやスクラップが上方から落下してきたとき、これらのノロやスクラップを搬送板12bによって掻き取るようにして搬送することが可能である。
【0029】
特に、ノロやスクラップと同時に水を搬送した場合であっても、搬送部材12がケーシング11の傾斜部11cを移送される間に、水はケーシング11に於ける傾斜部11cと搬送板12bの間の隙間から漏れて水槽Aに戻る。このため、搬送板12bが開口部11dに到達したとき、開口部11dから略ノロやスクラップのみを排出することが可能となる。
【0030】
水槽Aに収容された水を循環し濾過する循環機構C、及び水槽Aに収容された水のうち表層の水を吸引して濾過,循環する表層水濾過機構Dは、図4に示すように構成されている。
【0031】
先ず、循環機構Cの構成について説明する。循環機構Cは、水槽Aの内部にある汚れた水を吸引して濾過し、濾過した後の水を水槽Aに循環させる機能を有するものであり、水槽Aに収容された水を清浄な状態に保持し得るようにしたものである。
【0032】
このため、循環機構Cは、循環ポンプ15と、濾過タンク16と、水槽A,循環ポンプ15,濾過タンク16を接続する配管17とを有して構成されている。配管17の上流側配管17aは水槽Aの底部近傍と循環ポンプ15を接続しており、循環ポンプ15と濾過タンク16は配管17bで接続され、更に、濾過タンク16に設けた流出口16dと水槽Aが配管17cで接続されている。
【0033】
濾過タンク16は、配管17bから吐出された水が静的な状態で流通する過程で混合物を沈殿させて濾過し得るように構成されており、内部には長い流路を構成するための堰板16aと、給水配管19から新たな水を供給したときに水位を検出して新たな水の供給を停止させるボールタップ16bが設けられている。
【0034】
上記の如く構成された濾過機構Cでは、水槽A内の水に切断の際に発生した粉塵を含む汚物が浮遊していた場合、循環ポンプ15を駆動することで水槽A内の水を底部近傍から吸引して濾過タンク16内に吐出すると、吐出された水は濾過タンク16内を堰板16aに規制されて遅い流速で流通し、この流通過程で浮遊していた汚物等が沈殿して配管16cの周囲に沈殿する。濾過タンク16内の水位が流出口16dに到達すると、濾過タンク16内の水は流出口16dから配管17cを経て水槽Aに戻ることで水の循環が行われる。
【0035】
また濾過タンク16の下方には、沈殿したヘドロ状の沈殿物を排出するための配管16cが配置されており、この配管16cと排水ポンプ18aが排水配管18bによって接続されている。このため、排水ポンプ18aを駆動して濾過タンク16内を排水しつつ、必要に応じて新たな水を供給することで、濾過タンク16の底部に沈殿した濾過沈殿物を排出することが可能である。
【0036】
次に、表層水濾過機構Dの構成について説明する。この表層水濾過機構Dは、被切断材に対する切断に伴って発生する粉塵であって水槽Aに収容された水の表面或いは表面に近い層(表層)に浮遊している粉塵を水と共に吸引して濾過する機能を有するものである。このように表層に浮遊している粉塵を除去することによって、被切断材の裏面に粉塵が付着することを防止することが可能となり、切断後の製品を水洗いする作業が不要となる。
【0037】
このため、表層水濾過機構Dは、表層水吸引濾過ポンプ20と、水槽Aの表層の水を表層水吸引ポンプ20方向に付勢する付勢手段となるプッシュエア手段21とシャワー手段22(図1,2参照)とを有しており、該表層水濾過ポンプ20と濾過タンク16を配管23によって接続して構成されている。
【0038】
表層水濾過ポンプ20は、ジャバラ状の吸引管20aと、濾過部20bとを有して構成されており、吸引管20aは水槽Aに於ける水位の昇降に伴って上端の吸引口が昇降し得るように構成され、これにより、空気を吸引することなく常に水槽Aの表層水を吸引し得るように構成されている。また濾過部20bには予め設定されたメッシュの濾過フィルターが配置されており、該濾過フィルターによって表層水に浮遊している粉塵を濾過することが可能である。
【0039】
プッシュエア手段21は、水槽Aに於けるレールEと並行な方向に配置されたエア配管21aによって構成されており、該エア配管21aに所定のピッチで多数の孔を形成することで、エア供給配管4cから供給された高圧空気を、載置台1の差し板1aに沿った方向に噴射することで、差し板1aの間にある水を該差し板1aに沿って流通させることが可能である。
【0040】
シャワー手段22はレールEに並行に配置された水配管22aと、該水配管22aに所定の間隔で取り付けたシャワーバルブ22bとを有して構成され、シャワーバルブ22bから水を噴射することで、水槽Aの側壁と載置台1の差し板1aとの間の水路にある水を表層水濾過ポンプ20方向に流通させることが可能である。
【0041】
従って、プッシュエア手段21とシャワー手段22を同時に作動させることによって、水槽Aの表層に、プッシュエア手段21側からシャワー手段22に向けた差し板1aに沿った水流を形成すると共に、シャワー手段22によってレールEに沿って表層水濾過ポンプ20側に向けた水流を形成することが可能であり、これにより、水槽Aの表層の水を表層水濾過ポンプ20に向けて強制的に流すことが可能となり、より効率良く、表層に浮遊する粉塵を濾過することが可能となる。
【0042】
本実施例では、水槽Aの表層の水を表層水吸引ポンプ20方向に付勢する付勢手段として、プッシュエア手段21とシャワー手段22を設けたが、この構成に限定するものではなく、プッシュエア手段とシャワー手段の配置位置を変更しても良く、また両方ともプッシュエア手段として、或いは両方ともシャワー手段として構成しても良い。
【0043】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように本発明に係る切断定盤では、被切断材の切断に伴って発生したノロやスクラップは水槽に落下して冷却され、載置台の下方に形成された傾斜面に沿って滑り落ち、該傾斜面の最下部に設けた開放ケーシング部に落ち込んでコンベアの搬送板によって搬送されて外部に排出される。
【0044】
このため、常に水槽に落下したノロやスクラップを排出することが出来、水槽内の清掃間隔を大幅に延長することが出来る。特に、数日毎に作業を停止して水槽内の清掃を行う必要がないため、切断装置の稼働率を向上させることが出来、且つ作業性を向上させることが出来る。
【0045】
また水槽に収容された水を循環装置によって循環すると共に濾過することによって、水中に浮遊している被切断材の金属粒子やノロの微粒子等を濾過することが出来る。このため、水槽に収容された水の汚れを除去して清浄な状態に保持することが出来る。
【0046】
また水槽に収容された水を表層から吸引して濾過することで、被切断材の切断に伴って発生し、表層に浮遊している粉塵を除去することが出来る。このため、製品の裏面に粉塵が付着することがなく、切断終了後、製品を水洗いする必要がない。
【0047】
特に、水槽に収容された水に於ける表層の水を吸引ポンプ方向に付勢する付勢手段を設けることで、水槽内に存在する載置台の差し板が表層の水の流れを阻害するような場合であっても、この水を差し板に沿った流れを形成すると共にレールに沿った流れを形成して効率良く表層水を吸引することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る切断定盤の全体構成を説明する図である。
【図2】水槽内の水の水位を調整する構造を説明する図である。
【図3】水槽内に設けたコンベアの構成を説明する図である。
【図4】水槽内の水を循環すると共に表層の水を循環して濾過する構造を説明する図である。
【符号の説明】
A            水槽
B            コンベア
C            循環機構
D            表層水濾過機構
E            レール
1            載置部
1a           差し板
2            槽
2a           外槽
2b           内槽
4,4a〜4c      空気配管
5            凹部
11           ケーシング
11a          開放ケーシング部
11b          折り返し部
11c          傾斜部
11d          開口部
11e          戻りケーシング部
12           搬送部材
12a          チェン
12b          搬送板
13           駆動部材
13a          モーター
13b          チェンプーリ
15           循環ポンプ
16           濾過タンク
16a          堰板
16b          ボールタップ
16c          配管
16d          流出口
17           配管
17a          上流側配管
17b,17c      配管
18a          排水ポンプ
18b          排水配管
19           給水配管
20           表層水吸引濾過ポンプ
20a          吸引管
20b          濾過部
21           プッシュエア手段
21a          エア配管
22           シャワー手段
22a          水配管
22b          シャワーバルブ
23           配管

Claims (3)

  1. 水槽の内部に被切断材を載置する載置部を設けると共に水位を調整し得るように構成した切断定盤であって、載置部の下方に傾斜面を構成し、該傾斜面の最下部に上方が開放されたケーシングを載置台に沿って配置すると共に該ケーシングの内部に無限搬送部材を設けたことを特徴とする切断定盤。
  2. 水槽の内部に被切断材を載置する載置部を設けると共に水位を調整し得るように構成した切断定盤であって、水槽に収容された水を循環する循環装置と、水の循環経路内に設けた濾過装置とを有することを特徴とする切断定盤。
  3. 水槽の内部に被切断材を載置する載置部を設けると共に水位を調整し得るように構成した切断定盤であって、水槽に収容された水の水面から水を吸引する吸引ポンプと、前記吸引ポンプによって吸引された水を濾過する濾過装置と、水槽に収容された水に於ける表層の水を吸引ポンプ方向に付勢する付勢手段とを有することを特徴とする切断定盤。
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