JP2004073980A - 高温高圧反応試験装置 - Google Patents

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Masakazu Tateishi
立石 正和
Kenji Motai
馬渡 憲次
Kikuo Tokunaga
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Abstract

【課題】反応時間等の各種条件の高温高圧反応試験を行う場合であっても、効率よく実施することができる高温高圧反応試験装置を提供する。
【解決手段】内部を加圧及び昇温できるオートクレーブ110と、オートクレーブ110の内部と接続されてオートクレーブ110の内部の圧力よりも大きい圧力でオートクレーブ110内に試料1を供給する試料供給装置120と、オートクレーブ110の内部と接続されてオートクレーブ110の内部の反応試験物2をオートクレーブ110の内部の圧力を利用してサンプリングするサンプリング装置130と、試料供給装置120に付着残留する試料1をオートクレーブ110内に送給する試料用溶剤供給装置140とを備えて高温高圧反応試験装置100を構成した。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高温高圧反応試験装置に関し、例えば、難分解性物質の高温高圧環境下での分解反応の進行状態を把握する場合に適用すると有効なものである。
【0002】
【従来の技術】
近年では、PCB(Polychlorinated biphenyl, ポリ塩化ビフェニル:ビフェニルの塩素化異性体の総称)が強い毒性を有することから、その製造および輸入が禁止されている。このPCBは、1954年頃から国内で製造開始されたものの、カネミ油症事件をきっかけに生体・環境への悪影響が明らかになり、1972年に行政指導により製造中止、回収の指示(保管の義務)が出された経緯がある。
【0003】
PCBは、ビフェニル骨格に塩素が1〜10個置換したものであり、置換塩素の数や位置によって理論的に209種類の異性体が存在し、現在、市販のPCB製品において約100種類以上の異性体が確認されている。また、この異性体間の物理・化学的性質や生体内安定性および環境動体が多様であるため、PCBの化学分析や環境汚染の様式を複雑にしているのが現状である。さらに、PCBは、残留性有機汚染物質のひとつであって、環境中で分解されにくく、脂溶性で生物濃縮率が高く、さらに半揮発性で大気経由の移動が可能であるという性質を持つ。また、水や生物等環境中に広く残留することが報告されている。このため、PCBは、体内で極めて安定であるので、体内に蓄積され慢性中毒(皮膚障害、肝臓障害等)を引き起し、また発癌性、生殖・発生毒性が認められている。
【0004】
PCBは、従来からトランスやコンデンサなどの絶縁油として広く使用されてきた経緯があるので、PCBを処理する必要がある。このため、PCBを無害化処理するために、高温(380℃)で高圧(27MPa)で炭酸ナトリウム等による水熱酸化分解反応による分解方法等が提案されている(例えば特開平11−253795号公報、特開平11−253796号公報、特開2000−126588号公報他参照)。
【0005】
このようなPCBの分解処理においては、その分解メカニズムの解明や、分解条件の最適化をさらに図るため、水熱酸化分解反応による高温高圧反応試験を行っている。具体的には、オートクレーブ(1.5L程度)内に所定の試料液や分解反応液等を投入して蓋を密閉した後、昇温(370℃程度)及び昇圧(27MPa程度)して、各種の設定条件(反応時間等)で反応させたら、オートクレーブ内を常温常圧にまで戻し、オートクレーブ内の試料をサンプリングし、各種の分析を行って検討するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述したような高温高圧反応試験においては、各種の条件ごとにバッチ的に実施しなければならないため、各種条件の試験結果を得るまでに非常に時間を要してしまい、効率が非常に悪かった。
【0007】
このような問題は、前述したようなPCBの無害化処理に係る水熱酸化分解反応の試験を行う場合に限らず、各種条件の高温高圧反応試験を行うような場合であれば、上記の場合と同様に生じることである。
【0008】
このようなことから、本発明は、反応時間等の各種条件の高温高圧反応試験を行う場合であっても、効率よく実施することができる高温高圧反応試験装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前述した課題を解決するための、第一番目の発明による高温高圧反応試験装置は、内部を加圧及び昇温できるオートクレーブと、前記オートクレーブの内部と接続され、当該オートクレーブの内部の圧力よりも大きい圧力で当該オートクレーブ内に試料を供給する試料供給手段と、前記オートクレーブの内部と接続され、当該オートクレーブの内部の反応試験物を当該オートクレーブの内部の圧力を利用してサンプリングするサンプリング手段とを備えていることを特徴とする。
【0010】
第二番目の発明による高温高圧反応試験装置は、第一番目の発明において、前記試料供給手段に付着残留する前記試料を前記オートクレーブ内に送給する残留試料供給手段を備えていることを特徴とする。
【0011】
第三番目の発明による高温高圧反応試験装置は、第一番目または第二番目の発明において、前記サンプリング手段が、サンプリングした前記反応試験物を冷却する冷却手段を備えていることを特徴とする。
【0012】
第四番目の発明による高温高圧反応試験装置は、第一番目から第三番目の発明のいずれかにおいて、前記試料供給手段が、前記オートクレーブの内部にバルブを介して接続された試料供給容器と、前記試料供給容器にバルブを介して接続されたホッパと、前記試料供給容器の内部を加圧する試料供給用加圧手段とを備えていることを特徴とする。
【0013】
第五番目の発明による高温高圧反応試験装置は、第四番目の発明において、前記試料供給用加圧手段が、前記試料供給容器の内部にガスを加圧して供給する試料用ガス供給手段を備えていることを特徴とする。
【0014】
第六番目の発明による高温高圧反応試験装置は、第四番目の発明において、前記試料供給用加圧手段が、前記試料供給容器の内部を仕切るように当該試料供給容器の内部に移動可能に設けられた試料用プランジャと、前記プランジャを移動させて前記試料供給容器内の前記試料を前記オートクレーブ内に押し出す試料用プランジャ移動手段とを備えていることを特徴とする。
【0015】
第七番目の発明による高温高圧反応試験装置は、第一番目から第六番目の発明のいずれかにおいて、前記サンプリング手段が、前記オートクレーブの内部にバルブを介して接続されたサンプリング容器と、前記サンプリング容器の内部を加減圧するサンプリング用加減圧手段とを備えていることを特徴とする。
【0016】
第八番目の発明による高温高圧反応試験装置は、第七番目の発明において、前記サンプリング用加減圧手段が、前記サンプリング容器の内部にガスを加圧して送給できると共に、当該サンプリング容器の内部のガス圧を低下させるように当該サンプリング容器の内部からガスを排出させるサンプリング用ガス給排手段を備えていることを特徴とする。
【0017】
第九番目の発明による高温高圧反応試験装置は、第八番目の発明において、前記サンプリング手段が、前記サンプリング容器の内部の重量変化を計測する重量計測手段を備えていることを特徴とする。
【0018】
第十番目の発明による高温高圧反応試験装置は、第七番目の発明において、前記サンプリング用加減圧手段が、前記サンプリング容器の内部を仕切るように当該サンプリング容器の内部に移動可能に設けられたサンプリング用プランジャと、前記プランジャを移動させるサンプリング用プランジャ移動手段とを備えていることを特徴とする。
【0019】
第十一番目の発明による高温高圧反応試験装置は、第十番目の発明において、前記サンプリング手段が、前記サンプリング用加減圧手段の前記サンプリング用プランジャの移動量を計測する移動量計測手段を備えていることを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明による高温高圧反応試験装置の実施の形態を図面を用いて以下に説明するが、本発明はこれらの実施の形態に限定されるものではない。
【0021】
[第一番目の実施の形態]
本発明による高温高圧反応試験装置の第一番目の実施の形態を図1を用いて説明する。図1は、高温高圧反応試験装置の概略構成図である。
【0022】
図1に示すように、本実施の形態にかかる高温高圧反応試験装置100は、内部を加圧及び昇温できるオートクレーブ110と、オートクレーブ110の内部と接続されてオートクレーブ110の内部の圧力よりも大きい圧力でオートクレーブ110内に試料1を供給する試料供給手段である試料供給装置120と、オートクレーブ110の内部と接続されてオートクレーブ110の内部の反応試験物2をオートクレーブ110の内部の圧力を利用してサンプリングするサンプリング手段であるサンプリング装置130と、試料供給装置120に付着残留する試料1をオートクレーブ110内に送給する残留試料供給手段である試料用溶剤供給装置140とを備えている。
【0023】
前記オートクレーブ110は、内部に攪拌翼111を備え、高温高圧下で内部を攪拌混合することができるようになっている。
【0024】
前記試料供給装置120は、バルブ121aを有する配管121を介してオートクレーブ110の内部に接続された試料供給容器122と、バルブ123aを有する配管123を介して試料供給容器122に連結されたホッパ124と、試料供給容器122の内部に窒素等の不活性ガス3を供給して当該試料供給容器122の内部を加圧する試料供給用加圧手段(試料用ガス供給手段)である高圧ポンプ等の加圧装置125とを備えている。なお、図1中、126は試料供給容器122の内部の不活性ガス3をリークするバルブ126aを有する配管である。
【0025】
前記サンプリング装置130は、バルブ131aを有する配管131を介してオートクレーブ110の内部に接続された冷却機能を有するサンプリング容器132と、サンプリング容器132の内部に窒素等の不活性ガス3を加圧して送給できると共に、サンプリング容器132の内部のガス圧を低下させるようにサンプリング容器132の内部から不活性ガス3を排出させることにより、サンプリング容器132の内部を加減圧するサンプリング用加減圧手段であるサンプリング用加減圧装置134と、前記配管131の途中に設けられてサンプリングした反応試験物2を冷却する冷却手段であるコンデンサ133と、上記サンプリング容器132の下部に配設されて当該サンプリング容器132内部の重量変化を計測する重量計測手段であるロードセル等の重量計測器135を備えている。なお、図1中、136は配管、136aはバルブである。
【0026】
上記サンプリング用加減圧装置134は、バルブ134aaを有する配管134aを介してサンプリング容器132の内部に一端側が連結した加減圧容器134bと、加減圧容器134bの内部を一端側と他端側とに仕切るように当該加減圧容器134bの内部に移動可能に設けられたプランジャ134cと、バルブ134daを有する配管134dを介して加減圧容器134bの一端側に連結された窒素等の不活性ガス3を供給する窒素ガスボンベ等の図示しない不活性ガス供給手段と、配管134eを介して加減圧容器134bの他端側に連結する貯水槽134fと、配管134eの途中に設けられて貯水槽134f内の水4を加減圧容器134b内の他端側に送給する高圧ポンプ134gと、バルブ134haを有すると共に加減圧容器134bの他端側の内部と貯水槽134fとの間を接続する配管134hとを備えている。なお、図1中、134iは配管、134iaはバルブ、134jは流量計である。
【0027】
前記試料用溶剤供給装置140は、溶剤5を試料供給装置120の試料供給容器122の上方及びホッパ124の上方から供給して当該試料供給容器122やホッパ124等に付着残留する試料1を洗い流してオートクレーブ110の内部に供給することができるようになっている。なお、図1中、141は配管、141aは三方バルブ、142は送給ポンプである。
【0028】
このような本実施の形態にかかる高温高圧反応試験装置100を使用する高温高圧反応試験方法を次に説明する。
【0029】
まず、オートクレーブ110内に必要な溶媒(例えば水等)や反応薬剤(例えば水酸化ナトリウムや過酸化水素等)等を所定量入れて密閉し、オートクレーブ110内を目的とする高温高圧条件(例えば370℃×27MPa)にしたら、試料供給装置120のホッパ124に試料1(例えばPCBまたはその模擬物質等)を所定量入れ、バルブ123aを開放して配管123を介して試料1を試料供給容器122内に供給した後、上記バルブ123aを閉鎖し、加圧装置125を作動して試料供給容器122内に不活性ガス3を送給し、試料供給容器122内をオートクレーブ110内よりも高い圧力(+1〜2MPa程度)にした後、バルブ121aを開放することにより、不活性ガス3による圧力により、上記試料1を試料供給容器122内から配管121を介してオートクレーブ110内に供給した後、上記バルブ121aを閉鎖する。
【0030】
続いて、バルブ126aを開放して試料供給容器122内の不活性ガス3を配管126からリークした後、試料用溶剤供給装置140を作動して溶剤5(例えば水やイソプロパノールやヘキサン等)を所定量供給することにより、ホッパ124や試料供給容器122等の内壁面に付着残留している試料1を試料供給容器122の底に洗い流して、上記バルブ126aを再び閉鎖したら、上記加圧装置125を再び作動して試料供給容器122内に不活性ガス3を送給し、試料供給容器122内をオートクレーブ110内よりも高い圧力(+1〜2MPa程度)にしてバルブ121aを開放し、上記溶剤5を試料供給容器122内から配管121を介してオートクレーブ110内に供給することにより、残留する試料1をオートクレーブ110内に供給した後、上記バルブ121aを閉鎖する。
【0031】
このようにして試料1をオートクレーブ110内で所定時間反応(分解処理)したら、前記サンプリング装置130のサンプリング用加減圧装置134を作動して、サンプリング容器132内をオートクレーブ110内と略同一の圧力となるように当該サンプリング容器132内に不活性ガス3を供給する。
【0032】
すなわち、バルブ134aa,134daを開放して前記不活性ガス供給手段から配管134dを介して加減圧容器134b内の一端側及び配管134aを介してサンプリング容器132内に不活性ガス3を供給し、当該加減圧容器134b内の一端側及びサンプリング容器132内を前記不活性ガス供給手段によるガス圧と略同一(約15MPa程度)のガス圧としたら、上記バルブ134daを閉鎖すると共に、高圧ポンプ134gを作動して貯水槽134f内の水4を加減圧容器134b内の他端側に配管134eを介して供給することにより、加減圧容器134b内の一端側及びサンプリング容器132内の不活性ガス3を圧縮してオートクレーブ110内の圧力と略同一の圧力(27MPa程度)となるようにプランジャ134cを押圧して移動させる。
【0033】
続いて、バルブ131aを開放すると共に、サンプリング用加減圧装置134のバルブ134haを所定量だけ開放すると、前記不活性ガス3の圧力により、加減圧容器134b内の前記水4がプランジャ134cで押されて、配管134hを介して貯水槽134f内に戻されると同時に、加減圧容器134b内の一端側及びサンプリング容器132内が減圧するので、オートクレーブ110内の反応試験物2が配管131を介してコンデンサ133で冷却されながらサンプリング容器132内にサンプリングされる。
【0034】
このサンプリングの際、重量計測器135により、サンプリング容器132内の重量変化、すなわち、反応試験物2のサンプリング量を計測することができるので、サンプリングする反応試験物2の量を調整することが容易にできる。
【0035】
ここで、バルブ134haの開放による加減圧容器134b内の一端側及びサンプリング容器132内の減圧量だけでは目的とする量の反応試験物2をサンプリングできないときには、バルブ134aaを閉塞した後、前記流量計134jで流量を確認しながらバルブ134iaの開度を調整してサンプリング容器132内の不活性ガス3を配管134iから放出することにより、サンプリング容器132内をさらに減圧して、オートクレーブ110内の反応試験物2をサンプリング容器132内にさらにサンプリングすることができる。
【0036】
このようにしてサンプリング容器132内に所定量の反応試験物2をサンプリングしたら、バルブ131a,134aaを閉塞すると共に、バルブ136aを開放することにより、サンプリング容器132内にサンプリングした反応試験物2を配管136を介して取り出して分析評価する。
【0037】
以下、上述した操作を繰り返すことにより、オートクレーブ110内での反応状態を停止させることなくオートクレーブ110内への試料1の定量供給及びオートクレーブ110内からの反応試験物2の定量サンプリングを随時行うことができる。
【0038】
したがって、本実施の形態の高温高圧反応試験装置100によれば、反応時間等の各種条件ごとにバッチ的に反応試験を実施する必要がなく、連続的に反応試験を実施することができるので、試験結果を得るまでに必要最小限の時間で済ますことができ、試験効率を大幅に向上させることができる。
【0039】
なお、前記試料供給装置120は、液状の試料1をオートクレーブ110内に供給することができるのはもちろんのこと、粉体やスラリ状の試料1であってもオートクレーブ110内に供給することができる。
【0040】
[第二番目の実施の形態]
本発明による高温高圧反応試験装置の第二番目の実施の形態を図2を用いて説明する。図2は、高温高圧反応試験装置の概略構成図である。ただし、前述した第一番目の実施の形態の場合と同様な部分については、前述した第一番目の実施の形態の説明で用いた符号と同一の符号を用いることにより、前述した第一番目の実施の形態での説明と重複する説明を省略する。
【0041】
図2に示すように、本実施の形態にかかる高温高圧反応試験装置200は、内部を加圧及び昇温できるオートクレーブ110と、オートクレーブ110の内部と接続されてオートクレーブ110の内部の圧力よりも大きい圧力でオートクレーブ110内に試料1を供給する試料供給手段である試料供給装置220と、オートクレーブ110の内部と接続されてオートクレーブ110の内部の反応試験物2をオートクレーブ110の内部の圧力を利用してサンプリングするサンプリング手段であるサンプリング装置130と、試料供給装置220に付着残留する試料1をオートクレーブ110内に送給する残留試料供給手段である試料用溶剤供給装置240とを備えている。
【0042】
前記試料供給装置220は、バルブ121aを有する配管121を介してオートクレーブ110の内部に接続された試料供給容器122と、三方バルブ223aを有する配管223を介して試料供給容器122の下方寄りに連結されたホッパ124と、試料供給容器122の内部を仕切るように試料供給容器122の内部に昇降移動可能に設けられて、試料供給容器122の下端に位置したときに前記配管223と前記配管121とを連通させる連通孔225aを形成された試料用プランジャ225と、試料用プランジャ225を昇降移動させて試料供給容器122内の試料1をオートクレーブ110内に押し出す駆動軸等の図示しない試料用プランジャ移動手段とを備えている。なお、本実施の形態では、試料用プランジャ225、前記試料用プランジャ移動手段等により試料供給用加圧手段を構成している。
【0043】
前記試料用溶剤供給装置240は、溶剤5を試料供給装置220のホッパ124の上方及び前記三方バルブ223aを介して前記配管223に供給して当該ホッパ124や試料供給容器122等に付着残留する試料1を洗い流してオートクレーブ110の内部に供給することができるようになっている。なお、図1中、241は配管、241aは三方バルブ、242は高圧ポンプである。
【0044】
このような本実施の形態にかかる高温高圧反応試験装置200においては、前述した第一番目の実施の形態の場合と同様に、オートクレーブ110内に必要な溶媒(例えば水等)や反応薬剤(例えば水酸化ナトリウムや過酸化水素等)等を所定量入れて密閉し、オートクレーブ110内を目的とする高温高圧条件(例えば370℃×27MPa)にし、試料供給装置220の試料供給容器122とホッパ124とを連通させるように三方バルブ223aを調整して、ホッパ124内の試料1を試料供給容器122内に所定量供給した後、試料供給容器122内との連通を遮断するように上記三方バルブ223aを調整したら、前記試料用プランジャ移動手段を作動させて試料用プランジャ225を下降させると共に、バルブ121aを開放することにより、試料用プランジャ225による圧力により、上記試料1を試料供給容器122内から配管121を介してオートクレーブ110内に供給した後、上記バルブ121aを閉鎖する。
【0045】
続いて、試料供給容器122とホッパ124とを連通させるように三方バルブ223aを調整すると共に、前記試料用プランジャ移動手段を作動させて試料用プランジャ225を上昇させ、試料用溶剤供給装置240を作動して溶剤5(例えば水やイソプロパノールやヘキサン等)を所定量供給することにより、ホッパ124や試料供給容器122等の内壁面に付着残留している試料1を試料供給容器122の底に洗い流したら、試料供給容器122と高圧ポンプ242とを連通させるように三方バルブ223a,241aを調整し、前記試料用プランジャ移動手段を作動させて試料用プランジャ225を再び下降させると共に、バルブ121aを開放して、上記溶剤5を試料供給容器122内から配管121を介してオートクレーブ110内に供給すると同時に、試料用溶剤供給装置240から試料用プランジャ225の前記連通孔225aを介して溶剤5をさらに所定量送給することにより、残留する試料1をオートクレーブ110内に確実に供給した後、上記バルブ121aを閉鎖する。
【0046】
つまり、前述した第一番目の実施の形態では、不活性ガス3の圧力により、試料供給容器122内の試料1をオートクレーブ110内に供給するようにしたが、本実施の形態では、試料用プランジャ225の圧力により、試料供給容器122内の試料1をオートクレーブ110内に供給するようにしたのである。
【0047】
したがって、本実施の形態の高温高圧反応試験装置200によれば、前述した第一番目の実施の形態の場合と同様な効果を得ることができる。
【0048】
[第三番目の実施の形態]
本発明による高温高圧反応試験装置の第三番目の実施の形態を図3を用いて説明する。図3は、高温高圧反応試験装置の概略構成図である。ただし、前述した第一,二番目の実施の形態の場合と同様な部分については、前述した第一,二番目の実施の形態の説明で用いた符号と同一の符号を用いることにより、前述した第一,二番目の実施の形態での説明と重複する説明を省略する。
【0049】
図3に示すように、本実施の形態にかかる高温高圧反応試験装置300は、内部を加圧及び昇温できるオートクレーブ110と、オートクレーブ110の内部と接続されてオートクレーブ110の内部の圧力よりも大きい圧力でオートクレーブ110内に試料1を供給する試料供給手段である試料供給装置220と、オートクレーブ110の内部と接続されてオートクレーブ110の内部の反応試験物2をオートクレーブ110の内部の圧力を利用してサンプリングするサンプリング手段であるサンプリング装置330と、試料供給装置220に付着残留する試料1をオートクレーブ110内に送給する残留試料供給手段である試料用溶剤供給装置240とを備えている。
【0050】
前記サンプリング装置330は、バルブ131aを有する配管131を介してオートクレーブ110の内部に接続された冷却機能を有するサンプリング容器132と、サンプリング容器132の内部を仕切るようにサンプリング容器132の内部に昇降移動可能に設けられたサンプリング用プランジャ334と、サンプリング用プランジャ334を移動させる駆動軸等の図示しないサンプリング用プランジャ移動手段と、前記配管131の途中に設けられてサンプリングした反応試験物2を冷却する冷却手段であるコンデンサ133と、サンプリング容器132を摺動移動可能に貫通してサンプリング用プランジャ334に連結され、当該サンプリング用プランジャ334の移動量を計測するメジャ等の移動量計測手段である移動量計測器335とを備えている。なお、本実施の形態では、サンプリング用プランジャ334、前記サンプリング用プランジャ移動手段等によりサンプリング用加減圧手段を構成している。
【0051】
このような本実施の形態にかかる高温高圧反応試験装置200においては、前述した第一番目の実施の形態の場合と同様にしてオートクレーブ110内に試料1を供給して所定時間反応(分解処理)させたら、バルブ131aを開放すると共に、前記サンプリング用プランジャ移動手段を作動させてサンプリング用プランジャ334を上昇させると、オートクレーブ110内の反応試験物2がサンプリング容器132の底部とサンプリング用プランジャ334との間の空間を満たすようにサンプリング容器132内にサンプリングされる。
【0052】
このサンプリングの際、移動量計測器335により、サンプリング容器132内のサンプリング用プランジャ334の移動量、すなわち、反応試験物2のサンプリング体積量を計測することができるので、サンプリングする反応試験物2の量を調整することが容易にできる。
【0053】
このようにしてサンプリング容器132内に所定量の反応試験物2をサンプリングしたら、バルブ131aを閉塞すると共に、バルブ136aを開放することにより、サンプリング容器132内にサンプリングした反応試験物2を配管136を介して取り出して分析評価する。
【0054】
つまり、前述した第一,二番目の実施の形態では、サンプリング容器132内に加圧充填した不活性ガス3を減圧させることにより、オートクレーブ110内の試料1をサンプリング容器132内にサンプリングするようにしたが、本実施の形態では、サンプリング容器132内のサンプリング用プランジャ334を移動させることにより、オートクレーブ110内の試料1をサンプリング容器132内にサンプリングするようにしたのである。
【0055】
したがって、本実施の形態の高温高圧反応試験装置300によれば、前述した第一,二番目の実施の形態の場合と同様な効果を得ることができる。
【0056】
[他の実施の形態]
なお、前述した第一,二番目の実施の形態では、サンプリング容器132の下部に重量計測器135を配設したが、サンプリング容器132を重量計測器135に対して吊支することにより、サンプリング容器132内部の重量変化を計測することも可能である。
【0057】
また、反応試験物2の種類等によって、例えば、サンプリングした反応試験物2がサンプリング容器132等に付着残留することにより、次にサンプリングした反応試験物2に混入して正確な分析評価が難しくなってしまう場合には、サンプリングを行う回数分のサンプリング装置130,330をオートクレーブ110に対して並列に接続すればよい。
【0058】
また、前記オートクレーブ110中に空気や酸素等のガスを供給する必要がある場合には、例えば、上記ガスを高圧送給可能なガス高圧送給手段を前記オートクレーブ110内と配管を介して連結することにより対応することが可能である。
【0059】
【発明の効果】
第一番目の発明による高温高圧反応試験装置は、内部を加圧及び昇温できるオートクレーブと、前記オートクレーブの内部と接続され、当該オートクレーブの内部の圧力よりも大きい圧力で当該オートクレーブ内に試料を供給する試料供給手段と、前記オートクレーブの内部と接続され、当該オートクレーブの内部の反応試験物を当該オートクレーブの内部の圧力を利用してサンプリングするサンプリング手段とを備えていることから、オートクレーブ内での反応状態を停止させることなくオートクレーブ内への試料の定量供給及びオートクレーブ内からの反応試験物の定量サンプリングを随時行うことができるので、反応時間等の各種条件ごとにバッチ的に反応試験を実施する必要がなく、連続的に反応試験を実施することができ、試験効率を大幅に向上させることができる。
【0060】
第二番目の発明による高温高圧反応試験装置は、第一番目の発明において、前記試料供給手段に付着残留する前記試料を前記オートクレーブ内に送給する残留試料供給手段を備えているので、評価試験をより正確に実施することができる。
【0061】
第三番目の発明による高温高圧反応試験装置は、第一番目または第二番目の発明において、前記サンプリング手段が、サンプリングした前記反応試験物を冷却する冷却手段を備えていることから、気化した反応試験物を液化させることができ、サンプリングした反応試験物の漏出を防止することができるので、評価試験をより正確に実施することができる。
【0062】
第四番目の発明による高温高圧反応試験装置は、第一番目から第三番目の発明のいずれかにおいて、前記試料供給手段が、前記オートクレーブの内部にバルブを介して接続された試料供給容器と、前記試料供給容器にバルブを介して接続されたホッパと、前記試料供給容器の内部を加圧する試料供給用加圧手段とを備えていることから、試料供給容器内からオートクレーブ内に試料を供給することが簡単にできる。
【0063】
第五番目の発明による高温高圧反応試験装置は、第四番目の発明において、前記試料供給用加圧手段が、前記試料供給容器の内部にガスを加圧して供給する試料用ガス供給手段を備えていることから、試料供給容器内の加減圧を簡単に行うことができる。
【0064】
第六番目の発明による高温高圧反応試験装置は、第四番目の発明において、前記試料供給用加圧手段が、前記試料供給容器の内部を仕切るように当該試料供給容器の内部に移動可能に設けられた試料用プランジャと、前記プランジャを移動させて前記試料供給容器内の前記試料を前記オートクレーブ内に押し出す試料用プランジャ移動手段とを備えていることから、試料供給容器内の加減圧を簡単に行うことができる。
【0065】
第七番目の発明による高温高圧反応試験装置は、第一番目から第六番目の発明のいずれかにおいて、前記サンプリング手段が、前記オートクレーブの内部にバルブを介して接続されたサンプリング容器と、前記サンプリング容器の内部を加減圧するサンプリング用加減圧手段とを備えていることから、オートクレーブ内からサンプリング容器内に反応試験物をサンプリングすることが簡単にできる。
【0066】
第八番目の発明による高温高圧反応試験装置は、第七番目の発明において、前記サンプリング用加減圧手段が、前記サンプリング容器の内部にガスを加圧して送給できると共に、当該サンプリング容器の内部のガス圧を低下させるように当該サンプリング容器の内部からガスを排出させるサンプリング用ガス給排手段を備えていることから、サンプリング容器内の加減圧を簡単に行うことができる。
【0067】
第九番目の発明による高温高圧反応試験装置は、第八番目の発明において、前記サンプリング手段が、前記サンプリング容器の内部の重量変化を計測する重量計測手段を備えているので、サンプリングする反応試験物の量を正確に把握することができる。
【0068】
第十番目の発明による高温高圧反応試験装置は、第七番目の発明において、前記サンプリング用加減圧手段が、前記サンプリング容器の内部を仕切るように当該サンプリング容器の内部に移動可能に設けられたサンプリング用プランジャと、前記プランジャを移動させるサンプリング用プランジャ移動手段とを備えていることから、サンプリング容器内の加減圧を簡単に行うことができる。
【0069】
第十一番目の発明による高温高圧反応試験装置は、第十番目の発明において、前記サンプリング手段が、前記サンプリング用加減圧手段の前記サンプリング用プランジャの移動量を計測する移動量計測手段を備えているので、サンプリングする反応試験物の量を正確に把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による高温高圧反応試験装置の第一番目の実施の形態の概略構成図である。
【図2】本発明による高温高圧反応試験装置の第二番目の実施の形態の概略構成図である。
【図3】本発明による高温高圧反応試験装置の第三番目の実施の形態の概略構成図である。
【符号の説明】
1 試料
2 反応試験物
3 不活性ガス
4 水
5 溶剤
100 高温高圧反応試験装置
110 オートクレーブ
111 攪拌翼
120 試料供給装置
121,123,126 配管
121a,123a,126a バルブ
122 試料供給容器
124 ホッパ
125 加圧装置
130 サンプリング装置
131,136 配管
131a,136a バルブ
132 サンプリング容器
133 コンデンサ
134 サンプリング用加減圧装置
134a,134d,134e,134h,134i 配管
134aa,134da,134ha,134ia バルブ
134b 加減圧容器
134c プランジャ
134f 貯水槽
134g 高圧ポンプ
134j 流量計
135 重量計測器
140 試料用溶剤供給装置
141 配管
141a バルブ
142 送給ポンプ
200 高温高圧反応試験装置
220 試料供給装置
223 配管
223a 三方バルブ
225 試料用プランジャ
225a 連通孔
240 試料用溶剤供給装置
241 配管
241a 三方バルブ
242 高圧ポンプ
300 高温高圧反応試験装置
330 サンプリング装置
334 サンプリング用プランジャ
335 移動量計測器

Claims (11)

  1. 内部を加圧及び昇温できるオートクレーブと、
    前記オートクレーブの内部と接続され、当該オートクレーブの内部の圧力よりも大きい圧力で当該オートクレーブ内に試料を供給する試料供給手段と、
    前記オートクレーブの内部と接続され、当該オートクレーブの内部の反応試験物を当該オートクレーブの内部の圧力を利用してサンプリングするサンプリング手段と
    を備えていることを特徴とする高温高圧反応試験装置。
  2. 請求項1において、
    前記試料供給手段に付着残留する前記試料を前記オートクレーブ内に送給する残留試料供給手段を備えている
    ことを特徴とする高温高圧反応試験装置。
  3. 請求項1または請求項2において、
    前記サンプリング手段が、サンプリングした前記反応試験物を冷却する冷却手段を備えている
    ことを特徴とする高温高圧反応試験装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかにおいて、
    前記試料供給手段が、
    前記オートクレーブの内部にバルブを介して接続された試料供給容器と、
    前記試料供給容器にバルブを介して接続されたホッパと、
    前記試料供給容器の内部を加圧する試料供給用加圧手段と
    を備えていることを特徴とする高温高圧反応試験装置。
  5. 請求項4において、
    前記試料供給用加圧手段が、前記試料供給容器の内部にガスを加圧して供給する試料用ガス供給手段を備えている
    ことを特徴とする高温高圧反応試験装置。
  6. 請求項4において、
    前記試料供給用加圧手段が、
    前記試料供給容器の内部を仕切るように当該試料供給容器の内部に移動可能に設けられた試料用プランジャと、
    前記プランジャを移動させて前記試料供給容器内の前記試料を前記オートクレーブ内に押し出す試料用プランジャ移動手段と
    を備えていることを特徴とする高温高圧反応試験装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかにおいて、
    前記サンプリング手段が、
    前記オートクレーブの内部にバルブを介して接続されたサンプリング容器と、
    前記サンプリング容器の内部を加減圧するサンプリング用加減圧手段と
    を備えていることを特徴とする高温高圧反応試験装置。
  8. 請求項7において、
    前記サンプリング用加減圧手段が、前記サンプリング容器の内部にガスを加圧して送給できると共に、当該サンプリング容器の内部のガス圧を低下させるように当該サンプリング容器の内部からガスを排出させるサンプリング用ガス給排手段を備えている
    ことを特徴とする高温高圧反応試験装置。
  9. 請求項8において、
    前記サンプリング手段が、前記サンプリング容器の内部の重量変化を計測する重量計測手段を備えている
    ことを特徴とする高温高圧反応試験装置。
  10. 請求項7において、
    前記サンプリング用加減圧手段が、
    前記サンプリング容器の内部を仕切るように当該サンプリング容器の内部に移動可能に設けられたサンプリング用プランジャと、
    前記プランジャを移動させるサンプリング用プランジャ移動手段と
    を備えていることを特徴とする高温高圧反応試験装置。
  11. 請求項10において、
    前記サンプリング手段が、前記サンプリング用加減圧手段の前記サンプリング用プランジャの移動量を計測する移動量計測手段を備えている
    ことを特徴とする高温高圧反応試験装置。
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