JP2004073642A - 遊技機 - Google Patents

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Tomoe Sakai
酒井 知恵
Hiroaki Niwa
丹羽 浩晃
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Abstract

【課題】特定態様の大当たり図柄の確定表示による大当たり発生の連続回数が多い遊技機とと少ない遊技機とで総獲得球数が大きく異ならないようにする。
【解決手段】大当たり開始ディレー時間、ラウンド間ディレー時間、大当たり終了ディレー時間等の固定的時間を、確変図柄の確定表示による大当たり発生の連続回数に応じて変更し、例えば、連続回数1回目の大当たり遊技では、大当たり開始ディレー時間は2.5秒、ラウンド間ディレー時間は1秒、大当たり終了ディレー時間は2.5秒といずれも比較的短くし(a)、連続回数2回目の大当たり遊技では、大当たり開始ディレー時間は5秒、ラウンド間ディレー時間は2秒、大当たり終了ディレー時間は5秒とやや長くし(b)、連続回数3回目以降の大当たり遊技では、大当たり開始ディレー時間は10秒、ラウンド間ディレー時間は3秒、大当たり終了ディレー時間は10秒とさらに長くする(c)。
【選択図】    図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ遊技機等の遊技機に関し、特に、大当たり遊技の時間設定を、大当たり遊技終了後の付加利得遊技の契機となる特定態様の大当たり図柄で発生した大当たりの連続回数に応じて変更できるようにした遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ遊技機等の遊技機として、図柄表示装置が大当たり図柄を確定表示することにより大当たりが発生し、大入賞口が開放される第1種遊技機が従来から知られている。この第1種遊技機は、遊技球が普通図柄作動ゲートを通過すると普通図柄の変動を開始し、所定時間後に当たり図柄あるいはハズレ図柄を確定表示して、当たり図柄を確定表示すると、第1種始動口(普通電動役物)が所定時間拡開作動する。そして、遊技球が第1種始動口に流入(入賞)すると、図柄表示装置が三つの特別図柄の変動表示を開始し、所定時間後に大当たり図柄またはハズレ図柄を確定表示する。そして、図柄表示装置に表示される三つの特別図柄が同数字或いは同図柄が揃うことにより大当りが発生し、大当り遊技が開始される。
【0003】
そして、大当たり図柄が確定表示されると、大当たり遊技となり、所定の大当たり開始ディレー時間(例えば10秒)が経過した後、大入賞口(特別電動役物)が開放される。そして、所定開放時間(例えば約30秒)が経過するか、大入賞口に入賞した遊技球が所定数(例えば10個)に達すると、大入賞口は閉じる。そして、このように大入賞口が開放されてから所定開放時間(約30秒)が経過するか、大入賞口に入賞した遊技球が例えば10個に達したことによって大入賞口が閉じるまでの期間を1ラウンドとして、大入賞口の開放中または閉口後の一定時間内に入賞した遊技球が大入賞口内部の特定領域を通過することを条件に、次ラウンドへの移行を可能とされ、その場合、大入賞口が閉じた後、所定のラウンド間ディレー時間(例えば2秒)が経過した後に再び大入賞口が開放される。そして、1回の大当たりにおいて初回を含め最高で例えば15ラウンドまで大当たり遊技が継続可能とされる。そして、ラウンド中に遊技球が特定領域を通過しなかった場合又は最高ラウンド数の例えば15ラウンドに達したときには、そのラウンドで大当たりが終了し、通常遊技状態に戻る。そして、最終ラウンドで大入賞口が閉口し、大当たり終了ディレー時間(例えば10秒)が経過すると、「大当たり遊技」を終了する。
【0004】
そして、大当たり遊技終了後の特典(付加利得遊技)として、CR機(カード式遊技機)にあっては、確定表示された大当たり図柄が特定図柄(確変図柄)である場合に、大当たり確率を所定期間高確率とする確変遊技を付与している。
【0005】
この従来の第1種遊技機において、大当たり図柄の確定表示から大当たり遊技に移行する態様、次ラウンドに移行する態様等、大当たり遊技が終了した後、次回の図柄変動に移行する態様等は、それぞれ時間配分されたものである。そして、大当たり発生から大当たり遊技開始までの大当たり開始ディレー時間、各ラウンド終了後に次ラウンドへ移行するまでのラウンド間ディレー時間、最終ラウンド終了後に次回図柄変動が可能となるまでの大当たり終了ディレー等は、上記時間配分において固定的時間として設定されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の遊技機は上記のとおりで、第1種遊技機の場合、図柄表示装置に表示される3つの特別図柄が同数字或いは同図柄が揃うことにより大当りが遊技が発生する。そして、大当たり発生から大当たり遊技への移行、次ラウンドへの移行、大当たり遊技終了後の次回図柄変動あるいは大当たり発生が可能な状態への移行等は、時間配分によって実行される。そして、確変図柄等の特定図柄(特定態様の大当たり図柄)で大当たりした場合、大当たり遊技終了後に確変遊技等の付加利得遊技が付与される。
【0007】
ところで、このように特定態様の大当たり図柄で大当たりした場合、大当たり遊技終了後に確変遊技等の付加利得遊技が付与される従来の第1種遊技機においては、特定態様の大当たり図柄の確定表示による大当たり発生の連続回数が多い場合と少ない場合とで、総獲得球数が大きく異なってくる。そして、そうした特定態様の大当たり図柄の確定表示による大当たり発生の連続回数は遊技機毎に異なり、総大当たり回数の多い遊技機と少ない遊技機とで総獲得球数が大きく異なって、遊技機間のバランスが崩れる。
【0008】
本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、付加利得遊技の契機となる特定態様の大当たり図柄の確定表示による大当たり発生の連続回数が多い遊技機とと少ない遊技機とで総獲得球数が大きく異ならないようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するための手段として、所定始動条件の成立を契機として図柄表示装置による図柄の変動表示を開始するとともに、その図柄の変動表示の態様および変動後に確定表示する図柄を抽選し、抽選結果に応じて所定の態様で図柄を変動表示した後、停止した図柄を確定表示し、確定表示された図柄が大当たり図柄である場合に大当たりが発生し所定の時間配分により遊技者に有利な大当たり遊技を付与するとともに、確定表示された大当たり図柄が特定態様の大当たり図柄である場合に大当たり遊技終了後に付加利得遊技を付与する遊技機において、特定態様の大当たり図柄が確定表示されて大当たりが発生した後の大当たり遊技における大当たり発生から当該大当たり遊技終了後に次回の図柄変動表示が開始可能となるまでの時間配分における固定的時間を、特定態様の大当たり図柄の確定表示による大当たり発生の連続回数に応じて変更することを特徴とする遊技機を提供する。大当たりとは、大当たり開始ディレーが開始されてから、大当たり終了ディレーが終了するまでの期間(大当たり遊技中)をいう。
【0010】
ここで、上記固定的時間とは、例えば、大当たり図柄の確定表示から大当たり遊技開始までの大当たり開始ディレー時間、大当たり遊技の一つのラウンドが終了し次ラウンドへ移行するまでのラウンド間ディレー時間、大当たり遊技が終了し次回の図柄変動表示が開始可能となるまでの大当たり終了ディレー時間であり、特定態様の大当たり図柄の確定表示による大当たり発生の連続回数に応じてそれら固定的時間を変更し、例えば連続回数が多くなるほど固定的時間を長くすることにより、連続回数が多いほど大当り遊技中に発射する遊技球の数(総発射球数)が多くなり、連続回数の多い遊技機と少ない遊技機とで総獲得球数が大きく異ならないようにでき、遊技機間のバランスを良くすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0012】
図1〜図3は本発明の実施の形態に係り、図1は遊技機の遊技盤面図、図2は大当たり図柄の態様に応じて変化する大当たり遊技のタイムチャート(a)、(b)、(c)、図3は大当たり遊技の処理を実行するフローチャートである。 この実施の形態の遊技機は、第1種パチンコ機であり、特に所謂CR機であって、図1に示すように遊技盤1の盤面に形成された遊技領域2の複数箇所に入賞口a〜dが設けられ、普通図柄作動領域として普通図柄の変動契機を与える普通図柄作動ゲート3、4が左右に設けられ、普通図柄作動ゲート3、4における遊技球の検知を契機として普通図柄の変動表示を開始し所定時間経過後に変動を停止して確定表示する普通図柄表示装置5と、普通図柄変動の契機となる始動情報の4個を上限とする記憶数を表示する普通図柄始動記憶表示装置6が設けられ、所定始動条件の成立により特別図柄の変動表示を開始し所定時間経過後に停止した図柄を確定表示する特別図柄表示装置7(図柄表示装置)と、特別図柄変動の契機となる始動情報の4個を上限とする記憶数を表示する特別図柄始動記憶表示装置8が設けられ、普通図柄が当たり図柄で確定表示されると拡開作動して特別図柄始動領域として特別図柄の変動契機となる第1種始動口(普通電動役物)9が設けられ、特別図柄が大当たり図柄で停止表示されることによって閉口状態から開放状態(「大当たり遊技」)に変換する大入賞口(特別電動役物)10が設けられている。また、変動入賞装置である大入賞口10の下方には遊技球を回収するアウト口11が設けられている。
【0013】
普通図柄表示装置5は、遊技球が普通図柄作動ゲート3、4を通過したことが検出されると所定時間当たり図柄とハズレ図柄を交互に繰り返し表示した後、当たり図柄とハズレ図柄の内の何れかで停止した図柄を確定表示する。そして、この確定表示された図柄が当たり図柄の場合、第1種始動口9が1回拡開動作をする。
【0014】
特別図柄表示装置7は、左右の表示領域と中央の表示領域の合計3つの表示領域からなる図柄表示領域を有し、遊技球の第1種始動口9への流入(入賞)に伴い、各表示領域に1〜9までの9個の数字と、A、BおよびCの3個の英文字の計12通りの図柄を順次スクロール表示し、所定時間経過後に停止した図柄を確定表示する。この確定表示される図柄は、3図柄列が同じ図柄で揃った場合に大当たり図柄と予め定めてあり、この大当たり図柄が表示された場合、「大当たり遊技」が発生して、大入賞口10が開口する。
【0015】
この遊技機は、遊技領域2に撃ち込まれた遊技球が大入賞口10へ入賞した時は、入賞球1個につき例えば15個の遊技球が賞球として払い出され、その以外の入賞口(第1種始動口を含む)に入賞した時は、例えば5個の遊技球が賞球として払い出される。また、遊技球が左右の普通図柄作動ゲート3、4の何れかを通過したことが検知スイッチにより検出されると、主基板(図示せず)において、その時点で当たり乱数を抽選して、抽出した値を記憶し、普通図柄表示装置5による普通図柄の変動を開始するとともに、記憶した乱数値が当たり値かハズレ値かの判定を行う。当たり乱数は0〜96の97個の乱数値からなり、遊技球が普通図柄作動ゲート3、4を通過した時に抽出記憶した乱数値が3〜95であれば当たりと判定し、0〜2及び96であればハズレと判定する。そして、所定の変動時間が経過した後、普通図柄表示装置5の図柄変動が停止し、抽出された乱数値が当たり値の場合は当たり図柄、ハズレ値の場合はハズレ図柄が確定表示される。普通図柄表示装置5による図柄変動の変動時間は通常遊技状態では例えば29秒で、後述の確変遊技状態では例えば5秒である。
【0016】
当たり図柄が確定表示されると、第1種始動口9を所定時間拡開作動させる。拡開時間は、通常遊技状態では例えば0.5秒であり、確変遊技状態では例えば2秒となる。また、普通図柄表示装置5の図柄変動中に新たに遊技球が普通図柄作動ゲート3、4を通過すると、その都度、当たり乱数から乱数値を抽出し、その抽出した乱数値に対応する始動情報(普通図柄始動情報)を最大4個まで記憶するとともに、その始動記憶数だけ普通図柄始動記憶表示装置6を点灯させて始動記憶数を表示する。そして、図柄変動中の図柄が停止した後、記憶された始動情報に基づいて新たな図柄変動を開始するとともに、その時点でその始動情報に係る遊技球が普通図柄作動ゲート3、4を通過した時に抽出記憶した乱数値の判定を行い、抽出記憶した乱数値が3〜95であれば当たりと判定し、0〜2及び96であればハズレと判定する。そして、所定の変動時間が経過すると、普通図柄表示装置4の図柄変動を停止して、当たり図柄またはハズレ図柄を確定表示し、当たり図柄を確定表示した時は、普通電動役物9を所定時間拡開状態に変換する。
【0017】
また、遊技球が第1種始動口9に入賞したことが検知スイッチにより検出されると、それを契機として、特別図柄表示装置7の図柄表示領域で特別図柄の図柄変動を開始するとともに、タイマデータ、大当り乱数、大当り図柄乱数又はハズレ図柄乱数、リーチ選択乱数を抽選して、タイマデータの値を取得し、大当り乱数の値、大当り図柄乱数の値、リーチ選択乱数の値を抽出し記憶する。そして、大当たり乱数を抽選し、抽出した乱数値に対応する始動情報(特別図柄始動情報)を記憶し(図柄変動の停止まで記憶する)、特別図柄表示装置7による特別図柄の変動を開始するとともに、所定の大当たり確率(例えば1/315)で、大当たりか否か(記憶した乱数値が当たり値かハズレ値か)の判定を行う。そして、所定の態様で特別図柄を変動させた後、所定時間経過後に図柄変動を停止し、判定結果に基づいて大当たり図柄またはハズレ図柄を確定表示する。大当たり乱数は、例えば0〜952の953個の乱数値からなるもので、遊技球が普通電動役物9(第1種始動口)に入賞した時に抽出記憶した乱数値が、7、113、223であれば大当たりと判定し、それ以外であればハズレと判定する。図柄の種類は上述の12通りで、3列同じ図柄で揃って停止した場合が大当たり図柄である。
【0018】
また、特別図柄表示装置7の図柄変動中に新たに遊技球が第1種始動口9に入賞すると、その都度、大当たり乱数から乱数値を抽出し、その抽出した乱数値に対応する始動情報(特別図柄始動情報)を最大4個まで記憶するとともに、その始動記憶数だけ特別図柄始動記憶表示装置8を点灯させて始動記憶数を表示する。そして、変動中の図柄が停止した後、記憶された始動情報に基づいて新たな図柄変動を開始するとともに、その時点でその始動情報に係る遊技球が第1種始動口9に入賞した時に抽出記憶した乱数値の判定を行って、大当たりあるいはハズレと判定し、所定の変動時間経過後に大当たり図柄またはハズレ図柄を確定表示する。
【0019】
そして、大当たりと判定され、図柄変動後、停止した大当たり図柄が確定表示されると、大当たりが発生し、所定の確定表示時間(例えば3秒)が経過すると、大当たり遊技開始ディレーが開始され、所定の大当たり遊技開始ディレー時間(例えば10秒)が経過した後、大当たり開始ディレーが終了し、大入賞口10が開口して、第1ラウンドが開始される。そして、開放した大入賞口10に入賞した遊技球がカウントスイッチによって検出され、所定開放時間(約30秒)が経過するか、大入賞口10に入賞した遊技球が所定数(例えば10個)に達すると、大入賞口10は閉じ、第1ラウンドが終了する。そして、ラウンド間ディレーに入り、所定のラウンド間ディレー時間(例えば3秒)が経過すると、次ラウンドが開始(大入賞口開口)される。そして、最後のラウンドが終了すると、大当たり遊技終了ディレーに入り、所定の大当たり遊技終了ディレー時間(例えば10秒)が経過すると、大当たり遊技が終了し、次回変動開始可能となる。
【0020】
また、この遊技機では、特別図柄が特定態様の大当たり図柄である特定図柄(確変図柄)で確定表示される等、所定条件を満たす場合は、「大当たり遊技」終了後に、付加利得遊技として、大当たり確率が通常よりも高い確率に変更される「確変遊技」を付与する。大当たり図柄のうち、「3−3−3」、「5−5−5」、「7−7−7」、「A−A−A」、「B−B−B」、「C−C−C」が確変図柄で、「1−1−1」、「2−2−2」、「4−4−4」、「6−6−6」、「8−8−8」、「9−9−9」が通常図柄である。
【0021】
そして、この実施の形態では、大当たり遊技の処理において、特別図柄表示装置7での特定図柄(特定態様の大当たり図柄)の確定表示による大当たり発生の連続回数に応じて、大当たり図柄の確定表示から大当たり遊技開始までの上記大当たり開始ディレー時間、大当たり遊技の一つのラウンドが終了し次ラウンドへ移行するまでの上記ラウンド間ディレー時間および大当たり遊技が終了し次回の図柄変動表示が開始可能となるまでの上記大当たり終了ディレー時間を変更する。
【0022】
すなわち、例えば特定図柄(特定態様の大当たり図柄)の確定表示による大当たり発生の連続回数1回目の大当たり遊技では、図2の(a)に示すように、大当たり開始ディレー時間は2.5秒、ラウンド間ディレー時間は1秒、大当たり終了ディレー時間は2.5秒といずれも比較的短くし、連続回数2回目の大当たり遊技では、図2の(b)に示すように、大当たり開始ディレー時間は5秒、ラウンド間ディレー時間は2秒、大当たり終了ディレー時間は5秒とやや長くし、連続回数3回目以降の大当たり遊技では、図2の(c)に示すように、大当たり開始ディレー時間は10秒、ラウンド間ディレー時間は3秒、大当たり終了ディレー時間は10秒とさらに長くする。このように特定図柄の確定表示による大当たり発生の連続回数が多くなるほど、大当たり開始ディレー時間、ラウンド間ディレー時間および大当たり終了ディレー時間等の固定的時間を長くすることにより、連続回数が多いほど大当り遊技中に発射する遊技球の数(総発射球数)が多くなり、連続回数の多い遊技機と少ない遊技機とで総獲得球数が大きく異ならないようにでき、遊技機間のバランスを良くすることができる。
【0023】
この実施の形態の大当たり遊技の具体的処理は図3のフローチャートに示すとおりで、まず、ステップS1で、大当りが発生したか否かを判断し、大当たりが発生すると、ステップS2で、大当たり図柄が特定図柄(確変図柄)であるか否かを判断する。そして、特定図柄(確変図柄)である場合は、ステップS3で、特定図柄の確定表示による大当たり発生の連続回数(連続大当たり回数)Nに1を加算し、ステップS4で、連続回数(連続大当たり回数)Nが1であるか否かを判断し、1でない場合は、ステップS5で、連続回数(連続大当たり回数)Nが2であるか否(3以上)かを判断する。そして、連続回数(連続大当たり回数)Nが1であれば、ステップS6で、大当たり開始ディレー時間を2.5秒に設定し、連続回数(連続大当たり回数)Nが2であれば、ステップS7で、大当たり開始ディレー時間を5秒に設定し、連続回数(連続大当たり回数)Nが3以上であれば、ステップS8で、大当たり開始ディレー時間を10秒に設定する。また、大当たり図柄が特定図柄(確変図柄)でない場合は、そのままステップS6へ進んで、大当たり開始ディレー時間を2.5秒に設定する。そして、ステップS9で大当たり開始ディレーを実行し、ステップS10で大入賞口を開放する。
【0024】
次に、ステップS11で、大入賞口閉口条件が成立したか否かを判断する。そして、大入賞口閉口条件が成立するまで(10球入賞或いは30秒経過するまで)大入賞口開放を続け、大入賞口閉口条件が成立すると、ステップS12で大入賞口を閉口する。そして、ステップS13で、遊技球が特定領域を通過しているか否かを判断し、遊技球が特定領域を通過していれば、ステップS14で、現在のラウンドが最終ラウンドであるか否か判断し、最終ラウンドでなければ、ラウンド間ディレー時間(インターバル時間)を設定するために、ステップS15で、大当たり図柄が特定図柄(確変図柄)であるか否かを判断する。そして、特定図柄(確変図柄)であれば、ステップS16で、連続回数(連続大当たり回数)Nが1であるか否かを判断し、1でない場合は、ステップS17で、連続回数(連続大当たり回数)Nが2であるか否(3以上)かを判断する。そして、連続回数(連続大当たり回数)が1であれば、ステップS18で、ラウンド間ディレー時間(インターバル時間)を1秒に設定し、連続回数(連続大当たり回数)が
2であれば、ステップS19で、ラウンド間ディレー時間(インターバル時間)を2秒に設定し、連続回数(連続大当たり回数)が3以上であれば、ステップS20で、ラウンド間ディレー時間(インターバル時間)を3秒に設定する。また、大当たり図柄が特定図柄(確変図柄)でない場合は、そのままステップS18へ進んで、ラウンド間ディレー時間(インターバル時間)を1秒に設定する。そして、ステップS21で、ラウンド間ディレー処理(インターバル処理)を実行した後、ステップS22で、ラウンド数に1を加算し、ステップS10へ戻って、再度大入賞口を開放し、次ラウンドへと移行する。
【0025】
そして、ステップS13で、遊技球が特定領域を通過していない場合、あるいはステップS14で、現在のラウンドが最終ラウンドであるという場合は、大当たり終了ディレー時間を設定するために、ステップS23で、大当たり図柄が特定図柄(確変図柄)であるか否かを判断する。そして、特定図柄(確変図柄)であれば、ステップS24で、連続回数(連続大当たり回数)が1であるか否かを判断し、1でない場合は、ステップS25で、連続回数(連続大当たり回数)が2であるか否(3以上)かを判断する。そして、連続回数(連続大当たり回数)が1であれば、ステップS26で、大当たり終了ディレー時間を2.5秒に設定し、連続回数(連続大当たり回数)が2であれば、ステップS27で、大当たり終了ディレー時間を5秒に設定し、連続回数(連続大当たり回数)が3以上であれば、ステップS28で、大当たり終了ディレー時間を10秒に設定する。また、大当たり図柄が特定図柄(確変図柄)でない場合は、そのままステップS26へ進んで、大当たり終了ディレー時間を2.5秒に設定する。そして、ステップS29で大当たり終了ディレーを実行し、実行後大当たり遊技を終了する。また、ステップS1で大当たりが発生していないと判断したときは、そのまま何もせずに終了する。
【0026】
こうして、特定態様の大当たり図柄の確定表示による大当たり発生の連続回数が多くなるほど、大当たり開始ディレー時間、ラウンド間ディレー時間、大当たり終了ディレー時間等の固定的時間を長くすることにより、一日の総大当たり回数を平均化して、総獲得球数が大きく異ならないようにでき、遊技機間のバランスを良くすることができる。
【0027】
なお、この実施の形態において、大当たり開始ディレー時間、ラウンド間ディレー時間、大当たり終了ディレー時間等の固定的時間の変更は、選択的に少なくともいずれか一つを変更するものであってもよい。
【0028】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、所定始動条件の成立を契機として図柄表示装置による図柄の変動表示を開始するとともに、その図柄の変動表示の態様および変動後に確定表示する図柄を抽選し、抽選結果に応じて所定の態様で図柄を変動表示した後、停止した図柄を確定表示し、確定表示された図柄が大当たり図柄である場合に所定の時間配分により遊技者に有利な大当たり遊技を付与する第1種等の遊技機において、付加利得遊技の契機となる特定態様の大当たり図柄の確定表示による大当たり発生の連続回数が多くなるほど、大当たり開始ディレー時間、ラウンド間ディレー時間、大当たり終了ディレー時間等の固定的時間を長くすることにより、一日の総大当たり回数を平均化して、総獲得球数が大きく異ならないようにでき、遊技機間のバランスを良くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の遊技機の遊技盤面図である。
【図2】本発明の実施の形態の遊技機における大当たり図柄の態様に応じて変化する大当たり遊技のタイムチャート(a)、(b)である。
【図3】本発明の実施の形態の遊技機における大当たり遊技の処理を実行するフローチャートである。
【符号の説明】
1 遊技盤
2 遊技領域
7 特別図柄表示装置(図柄表示装置)
9 第1種始動口
10 大入賞口

Claims (6)

  1. 所定始動条件の成立を契機として図柄表示装置による図柄の変動表示を開始するとともに、その図柄の変動表示の態様および変動後に確定表示する図柄を抽選し、抽選結果に応じて所定の態様で図柄を変動表示した後、停止した図柄を確定表示し、確定表示された図柄が大当たり図柄である場合に大当たりが発生し所定の時間配分により遊技者に有利な大当たり遊技を付与するとともに、確定表示された大当たり図柄が特定態様の大当たり図柄である場合に大当たり遊技終了後に付加利得遊技を付与する遊技機において、
    前記特定態様の大当たり図柄が確定表示されて大当たりが発生した後の大当たり遊技における大当たり発生から当該大当たり遊技終了後に次回の図柄変動表示が開始可能となるまでの時間配分における固定的時間を、前記特定態様の大当たり図柄の確定表示による大当たり発生の連続回数に応じて変更することを特徴とする遊技機。
  2. 前記大当たり図柄の確定表示と前記大当たり遊技の開始との間に大当たり開始ディレー時間が固定的時間として設定され、その大当たり開始ディレー時間を、前記特定態様の大当たり図柄の確定表示による大当たり発生の連続回数に応じて変更することを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記大当たり遊技は所定の終了条件成立までを1ラウンドとして、所定ラウンド数の範囲で各ラウンド間に固定的時間として設定されたラウンド間ディレー時間を経て次ラウンドへの移行が可能とされ、そのラウンド間ディレー時間を、前記特定態様の大当たり図柄の確定表示による大当たり発生の連続回数に応じて変更することを特徴とする請求項1または2記載の遊技機。
  4. 大当たり遊技終了と次回の図柄変動表示が開始可能となるまでに大当たり終了ディレー時間が固定的時間として設定され、その大当たり終了ディレー時間を、前記特定態様の大当たり図柄の確定表示による大当たり発生の連続回数に応じて変更することを特徴とする請求項1、2または3記載の遊技機。
  5. 前記特定態様の大当たり図柄の確定表示による大当たり発生の連続回数が多くなるほど前記固定的時間を長くすることを特徴とする請求項1、2、3または4記載の遊技機。
  6. 大当たり遊技終了後の付加利得遊技は、前記図柄表示装置により確定表示する図柄が大当たり図柄となる確率を高確率となるよう変更する確変遊技であることを特徴とする請求項1、2、3、4または5記載の遊技機。
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