JP2004071652A - 電子機器の緩衝装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】小型な構造で複数の異なる方向からの衝撃の影響を低減させる。
【解決手段】直方体の筐体1の上面側4箇所、下面側4箇所、合計8箇所の各コーナ部には切り欠き部4が形成され、この各切り欠き部が接着剤やネジ止めなどにより、8個の緩衝材2を介して取り付けフレーム3に組み付けられる。緩衝材の水平方向は切り欠き部より大きく形成され、緩衝材の上面、側面及び下面に当接するように取り付けフレームが固定され、さらに取り付けフレームが外部装置に固定される。
【選択図】 図1
【解決手段】直方体の筐体1の上面側4箇所、下面側4箇所、合計8箇所の各コーナ部には切り欠き部4が形成され、この各切り欠き部が接着剤やネジ止めなどにより、8個の緩衝材2を介して取り付けフレーム3に組み付けられる。緩衝材の水平方向は切り欠き部より大きく形成され、緩衝材の上面、側面及び下面に当接するように取り付けフレームが固定され、さらに取り付けフレームが外部装置に固定される。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子機器を外部装置に固定する際に外部からの衝撃の影響を低減させるための電子機器の緩衝装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の従来例としては、例えば特開平5−28737号公報に記載されたものが知られている。図17に電子機器の筐体101を外部システム100に取り付ける際の従来の電子機器の緩衝装置を示している。筐体101を外部システム100に取り付けるための取り付けフレーム103は、筐体101の側面が当接しないように側面がコの字形に形成され、また、取り付けフレーム103の底面には、外部からの上下方向に衝撃の影響を低減させるために緩衝材102を介して筐体101が固定される。また、取り付けフレーム103は外部システム100に対してネジ穴104により取り付けられる。すなわち、従来例では、外部からの衝撃の影響を低減させるために緩衝材102とネジなどを用いて外部システム100に固定するための取り付けフレーム103が筐体101の側面が当接しないように構成されているので、筐体101の外形から大きく突出して構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の電子機器の緩衝装置においては、電子機器の外形を構成する筐体101の最大外形から緩衝材102や取り付けフレーム103が大きく突出しているため、小型化するのは困難であるという問題があり、また、衝撃を吸収する方向が緩衝材102を設置する方向の単一方向に限定されるという問題があった。
【0004】
本発明は、こうした従来の問題点を解決するものであり、小型な構造で複数の異なる方向からの衝撃の影響を低減させることができる電子機器の緩衝装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、電子機器の筐体の上面側及び下面側のコーナ部に複数の切り欠き部を形成し、
前記複数の切り欠き部の各々に、前記切り欠き部より水平方向に突出する大きさの緩衝材を配置し、
前記緩衝材の上面、側面及び下面に当接するように取り付けフレームを固定し、
前記取り付けフレームを外部装置に固定するように構成した。
この構成により、小型な構造で複数の異なる方向からの衝撃の影響を低減させることができる。
【0006】
また本発明は上記目的を達成するために、電子機器の筐体の上面側及び下面側のコーナ部に、水平方向に突出する複数の凸形状部を形成し、
前記複数の凸形状部の各々に、水平方向に嵌合する凹形状部の緩衝材を配置し、
前記緩衝材の上面、側面及び下面に当接するように取り付けフレームを固定し、
前記取り付けフレームを外部装置に固定するように構成した。
この構成により、小型な構造で複数の異なる方向からの衝撃の影響を低減させることができるとともに、緩衝材の部品点数を減らすことができて緩衝材の取り付けが容易になる。
【0007】
また本発明は上記目的を達成するために、電子機器の筐体の上面側及び下面側の各コーナ部の全周囲にわたって複数の切り欠き部を形成し、
前記複数の切り欠き部の各々の長さ方向に、前記切り欠き部より水平方向に突出する大きさの緩衝材を配置し、
前記緩衝材の上面、側面及び下面に当接するように取り付けフレームを固定し、
前記取り付けフレームを外部装置に固定するように構成した。
この構成により、小型な構造で複数の異なる方向からの衝撃の影響を低減させることができ、また、電子機器の筐体が薄型の場合に厚み方向の衝撃の影響を低減させることができる。
【0008】
また本発明は上記目的を達成するために、電子機器の筐体の側面の全周囲にわたって水平方向に突出する複数の凸形状部を形成し、
前記複数の凸形状部の各々の長さ方向に、水平方向に嵌合する凹形状部の緩衝材を配置し、
前記緩衝材の上面、側面及び下面に当接するように取り付けフレームを固定し、
前記取り付けフレームを外部装置に固定するように構成した。
この構成により、小型な構造で複数の異なる方向からの衝撃の影響を低減させることができるとともに、緩衝材の部品点数を減らすことができて緩衝材の取り付けが容易になり、さらに電子機器の筐体が薄型の場合に厚み方向の衝撃の影響を低減させることができる。
【0009】
また本発明は上記目的を達成するために、電子機器の筐体の上面側及び下面側の各コーナ部の全周囲にわたって複数の切り欠き部を形成し、
前記複数の切り欠き部の各々の長さ方向に、前記切り欠き部より水平方向に突出する大きさであって前記筐体の上面側及び下面側の各コーナ部にわたって切り欠き部を形成した緩衝材を配置し、
前記緩衝材の切り欠き部に当接するように取り付けフレームを固定し、
前記取り付けフレームを外部装置に固定するように構成した。
この構成により、小型な構造で複数の異なる方向からの衝撃の影響を低減させることができ、また、電子機器の筐体が薄型の場合に厚み方向の衝撃の影響を低減させることができ、さらに緩衝材の切り欠き部の分だけ取り付けフレームを小型化することができる。
【0010】
また本発明は上記目的を達成するために、電子機器の筐体の側面の全周囲にわたって水平方向に突出する複数の凸形状部を形成し、
前記複数の凸形状部の各々の長さ方向に、水平方向に嵌合する凹形状部を有し、かつ前記筐体の上面側及び下面側の各コーナ部にわたって切り欠き部を形成した緩衝材を配置し、
前記緩衝材の切り欠き部に取り付けフレームを配置して支持し、
前記取り付けフレームを外部装置に固定するように構成した。
この構成により、小型な構造で複数の異なる方向からの衝撃の影響を低減させることができるとともに、緩衝材の部品点数を減らすことができて緩衝材の取り付けが容易になり、また、電子機器の筐体が薄型の場合に厚み方向の衝撃の影響を低減させることができ、さらに緩衝材の切り欠き部の分だけ取り付けフレームを小型化することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
<第1の実施の形態>
図1は本発明の第1の実施の形態の電子機器の緩衝装置を組み立てた状態を示す斜視図、図2は図1の緩衝装置を分解した状態を示す斜視図、図3は図1、図2の緩衝装置のコーナ部を示す側面断面図、図4は図1、図2、図3の緩衝装置の衝撃方向及び衝撃吸収方向を説明するための側面断面図である。
【0012】
この実施の形態の電子機器の筐体1の外形は直方体であり、図2(及び図3)に詳しく示すように筐体1の上面側4箇所、下面側4箇所、合計8箇所の各コーナ部には切り欠き部4が形成され、この各切り欠き部4が接着剤やネジ止めなどにより、8個の緩衝材2を介して取り付けフレーム3に組み付けられる。緩衝材2の水平方向の大きさは、切り欠き部4より大きく形成され、したがって、緩衝材2を切り欠き部4に組み付けた状態では、緩衝材2が筐体1の側面から水平方向外側に突出する。取り付けフレーム3はネジ穴5を介して不図示の機器に取り付けられる。
【0013】
取り付けフレーム3は図2に示すように上側取り付けフレーム3aと下側取り付けフレーム3bにより構成されている。上側取り付けフレーム3aは緩衝材2が筐体1の側面から水平方向外側に突出する分だけ、筐体1の上面よりやや大きい長方形の枠状に形成され、また、上側取り付けフレーム3aの4箇所の各コーナ部は、緩衝材2及び切り欠き部4に対向するように枠体から水平方向内側に突出するように形成されている。
【0014】
下側取り付けフレーム3bは上側取り付けフレーム3aと同様に、緩衝材2が筐体1の側面から水平方向外側に突出する分だけ、筐体1の下面よりやや大きい長方形の枠状に形成され、さらに4箇所の各コーナ部が緩衝材2のコーナ部側面を支持するために立設している。また、下側取り付けフレーム3bの4箇所の各コーナ部は、緩衝材2及び切り欠き部4に対向するように枠体から水平方向内側に突出するように形成され、また、枠体から水平方向外側にネジ穴5が形成されている。
【0015】
以上のように構成された電子機器の緩衝装置についてその動作を説明する。まず、筐体1のコーナ部を切り欠いて緩衝材2が設置されるため、緩衝材2は筐体1の最大外形から過度に大きくは突出しない。また緩衝材2の回りに配置される取り付けフレーム3で筐体1の外周を取り囲むことでネジ穴5により外部システムへの固定を容易にできる。
【0016】
また、図4(a)に示すように筐体1に上方向に衝撃がかかった場合、上側の緩衝材2が厚み方向に変形して緩衝材2で筐体1への衝撃を吸収するので、筐体1への上方向の衝撃の影響を低減させることができる。また、図4(b)に示すように筐体1に下方向に衝撃がかかった場合、下側の緩衝材2が厚み方向に変形して緩衝材2で筐体1への衝撃を吸収するので、筐体1への下方向の衝撃の影響を低減させることができる。さらに、緩衝材2の側面が筐体1の側面から水平方向外側に突出して下側取り付けフレーム3bにより支持されているので、図4(c)(d)にそれぞれ示すように筐体1に左方向、右方向に衝撃がかかった場合、左側、右側の緩衝材2が変形して緩衝材2で筐体1への衝撃を吸収し、したがって、筐体1への水平方向の衝撃の影響を低減させることができる。
【0017】
このような本発明の第1の実施の形態によれば、このように筐体1の8つのコーナ部に緩衝材2を配置しているため、複数の方向の衝撃を吸収することができるので、落下などによる複数方向の衝撃の影響を低減し、また、電子機器の緩衝装置を小型化できる。
【0018】
<第2の実施の形態>
本発明の第2の実施の形態の電子機器の緩衝装置を図5及び図6に示す。第2の実施の形態では、図6に詳しく示すように直方体の筐体1の4箇所の各コーナ部には、水平方向に突出した凸形状部6が形成されるとともに、緩衝材2は各凸形状部6に対して水平方向に嵌合する凹形状部7で形成されている。すなわち、第1の実施の形態と同様に、緩衝材2である凹形状部7の水平方向の大きさについては、筐体1側の凸形状部6より大きく形成され、この凸形状部6が接着剤やネジ止めなどにより、4個の凹形状部7(緩衝材2)を介して取り付けフレーム3に組み付けられる。なお、第1の実施の形態の図2と第2の実施の形態の図6を比較すると、図6の凸形状部6は図2の上下の切り欠き部4により形成される凸形状部と同じ形状である。また、上側取り付けフレーム3aと下側取り付けフレーム3bは第1の実施の形態と同じ構成である。
【0019】
以上のように構成された電子機器の緩衝装置について、図6を用いてその動作を説明する。第2の実施の形態では、筐体1の4箇所の各コーナ部の凸形状部6に対してそれぞれ緩衝材2である各凹形状部7が嵌合するため、第1の実施の形態に比べ、緩衝材2の個数を減らすことができ、部品点数を減らすことができる。また、その分、緩衝材2の取り付けが容易になる。
【0020】
<第3の実施の形態>
本発明の第3の実施の形態の電子機器の緩衝装置を図7及び図8に示す。第3の実施の形態では、第1の実施の形態の変形例として、直方体の筐体1の上面及び下面の各コーナ部の全周囲にわたって合計8箇所の切り欠き部8が形成され、また、緩衝材2は各切り欠き部8に対応するように、8本の細長い四角柱で形成されている。さらに、上側取り付けフレーム3aは上側の4本の緩衝材2に当接するように四角形の枠体のみで形成されている。下側取り付けフレーム3bは第1の実施の形態と同じ構成である。
【0021】
以上のように構成された電子機器の緩衝装置について図8を用いてその動作を説明する。第3の実施の形態では、直方体の筐体1の上面及び下面の各コーナ部の全周囲にわたって緩衝材2を設置するため、第1、第2の実施の形態より緩衝材2を大きくすることが可能になり、衝撃吸収性を向上することができるので、特に筐体1が薄型の場合に効果がある。
【0022】
<第4の実施の形態>
本発明の第4の実施の形態の電子機器の緩衝装置を図9及び図10に示す。第4の実施の形態では、第2の実施の形態の変形例として、直方体の筐体1の側面の全周囲にわたって合計4箇所の凸形状部9が形成され、また、緩衝材2は各凸形状部9に対して水平方向に嵌合する長手状の凹形状部10で形成されている。上側取り付けフレーム3aと下側取り付けフレーム3bは第3の実施の形態と同じ構成である。
【0023】
以上のように構成された電子機器の緩衝装置について図10を用いてその動作を説明する。第4の実施の形態では、直方体の筐体1の側面の全周囲にわたって緩衝材2を設置するため、第2の実施の形態より緩衝材2を大きくすることが可能になり、衝撃吸収性を向上することができ、かつ緩衝材2の設置を容易にすることできる。また、第1の実施の形態に比べ、緩衝材2の個数を減らすことができて部品点数を減らすことができる。
【0024】
<第5の実施の形態>
本発明の第5の実施の形態の電子機器の緩衝装置を図11、図12及び図13に示す。第5の実施の形態では、第3の実施の形態(図8参照)における8本の四角形の枠体で形成された緩衝材2に対して、上側の4本の緩衝材2の上面と下側の4本の緩衝材2の下面の各コーナ部の全周囲にわたって切り欠き部11、12が形成され、また、上側取り付けフレーム13aと下側取り付けフレーム13bは、この切り欠き部11、12に嵌合する大きさの枠体で構成されている。
【0025】
以上のように構成された電子機器の緩衝装置について図13を用いてその動作を説明する。第5の実施の形態では、緩衝材2の切り欠き部12の分だけ上側取り付けフレーム13aと下側取り付けフレーム13b(取り付けフレーム13)の最大外形を第3の実施の形態(図8参照)における上側取り付けフレーム3aと下側取り付けフレーム3bより小型化できる。また、取り付けフレーム13に角材を使うことで、取り付けフレーム13の強度を向上することができる。
【0026】
<第6の実施の形態>
本発明の第6の実施の形態の電子機器の緩衝装置を図14、図15及び図16に示す。第6の実施の形態では、第4及び第5の実施の形態の組み合わせとして、第4の実施の形態における4本の長手状の凹形状部10で形成された緩衝材2に対して、第5の実施の形態と同様に緩衝材2の上面、下面の各コーナ部の全周囲にわたって切り欠き部16が形成され、また、この切り欠き部8に上側取り付けフレーム13aと下側取り付けフレーム13bが嵌合するように構成されている。
【0027】
以上のように構成された電子機器の緩衝装置について図16を用いてその動作を説明する。第6の実施の形態では、第4の実施の形態と同様に4本の長手状の凹形状部15で形成された緩衝材2を設置するため、緩衝材2を大きくすることが可能になり、衝撃吸収性を向上させることができ、かつ緩衝材2の設置を容易にすることできる。また、前記緩衝材2の個数を減らすことができて部品点数を減らすことができる。さらに、第5の実施の形態と同様に緩衝材2の上面、下面の各コーナ部の全周囲にわたって切り欠き部16が形成され、また、この切り欠き部16に上側取り付けフレーム13aと下側取り付けフレーム13bが嵌合するように構成されているので、緩衝材2の切り欠き部16の分だけ取り付けフレーム13の最大外形を小型化でき、また、取り付けフレーム13に角材を使うことで取り付けフレーム13の強度を向上させることができる。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1に記載の発明によれば、小型な構造で複数の異なる方向からの衝撃の影響を低減させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、小型な構造で複数の異なる方向からの衝撃の影響を低減させることができるとともに、緩衝材の部品点数を減らすことができて緩衝材の取り付けが容易になる。
請求項3に記載の発明によれば、小型な構造で複数の異なる方向からの衝撃の影響を低減させることができ、また、電子機器の筐体が薄型の場合に厚み方向の衝撃の影響を低減させることができる。
請求項4に記載の発明によれば、小型な構造で複数の異なる方向からの衝撃の影響を低減させることができるとともに、緩衝材の部品点数を減らすことができて緩衝材の取り付けが容易になり、さらに電子機器の筐体が薄型の場合に厚み方向の衝撃の影響を低減させることができる。
請求項5に記載の発明によれば、小型な構造で複数の異なる方向からの衝撃の影響を低減させることができ、また、電子機器の筐体が薄型の場合に厚み方向の衝撃の影響を低減させることができ、さらに緩衝材の切り欠き部の分だけ取り付けフレームを小型化することができる。
請求項6に記載の発明によれば、小型な構造で複数の異なる方向からの衝撃の影響を低減させることができるとともに、緩衝材の部品点数を減らすことができて緩衝材の取り付けが容易になり、また、電子機器の筐体が薄型の場合に厚み方向の衝撃の影響を低減させることができ、さらに緩衝材の切り欠き部の分だけ取り付けフレームを小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の電子機器の緩衝装置を組み立てた状態を示す斜視図
【図2】図1の緩衝装置を分解した状態を示す斜視図
【図3】図1、図2の緩衝装置のコーナ部を示す側面断面図
【図4】図1、図2、図3の緩衝装置の衝撃方向及び衝撃吸収方向を説明するための側面断面図
(a)衝撃方向が上の場合
(b)衝撃方向が下の場合
(c)衝撃方向が左の場合
(d)衝撃方向が右の場合
【図5】本発明の第2の実施の形態の電子機器の緩衝装置を組み立てた状態を示す斜視図
【図6】図5の緩衝装置を分解した状態を示す斜視図
【図7】本発明の第3の実施の形態の電子機器の緩衝装置を組み立てた状態を示す斜視図
【図8】図7の緩衝装置を分解した状態を示す斜視図
【図9】本発明の第4の実施の形態の電子機器の緩衝装置を組み立てた状態を示す斜視図
【図10】図9の緩衝装置を分解した状態を示す斜視図
【図11】本発明の第5の実施の形態の電子機器の緩衝装置を組み立てた状態を示す斜視図
【図12】図11の緩衝装置を分解した状態を示す斜視図
【図13】図11、図12の緩衝装置のコーナ部を示す側面断面図
【図14】本発明の第6の実施の形態の電子機器の緩衝装置を組み立てた状態を示す斜視図
【図15】図14の緩衝装置を分解した状態を示す斜視図
【図16】図14、図15の緩衝装置のコーナ部を示す側面断面図
【図17】従来例における電子機器の緩衝装置の斜視図
【符号の説明】
1 筐体
2 緩衝材
3、13 取り付けフレーム
3a、13a 上側取り付けフレーム
3b、13b 下側取り付けフレーム
4、8、11、12、16 切り欠き部
5 ネジ穴
6、9、14 凸形状部
7、10、15 凹形状部
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子機器を外部装置に固定する際に外部からの衝撃の影響を低減させるための電子機器の緩衝装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の従来例としては、例えば特開平5−28737号公報に記載されたものが知られている。図17に電子機器の筐体101を外部システム100に取り付ける際の従来の電子機器の緩衝装置を示している。筐体101を外部システム100に取り付けるための取り付けフレーム103は、筐体101の側面が当接しないように側面がコの字形に形成され、また、取り付けフレーム103の底面には、外部からの上下方向に衝撃の影響を低減させるために緩衝材102を介して筐体101が固定される。また、取り付けフレーム103は外部システム100に対してネジ穴104により取り付けられる。すなわち、従来例では、外部からの衝撃の影響を低減させるために緩衝材102とネジなどを用いて外部システム100に固定するための取り付けフレーム103が筐体101の側面が当接しないように構成されているので、筐体101の外形から大きく突出して構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の電子機器の緩衝装置においては、電子機器の外形を構成する筐体101の最大外形から緩衝材102や取り付けフレーム103が大きく突出しているため、小型化するのは困難であるという問題があり、また、衝撃を吸収する方向が緩衝材102を設置する方向の単一方向に限定されるという問題があった。
【0004】
本発明は、こうした従来の問題点を解決するものであり、小型な構造で複数の異なる方向からの衝撃の影響を低減させることができる電子機器の緩衝装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、電子機器の筐体の上面側及び下面側のコーナ部に複数の切り欠き部を形成し、
前記複数の切り欠き部の各々に、前記切り欠き部より水平方向に突出する大きさの緩衝材を配置し、
前記緩衝材の上面、側面及び下面に当接するように取り付けフレームを固定し、
前記取り付けフレームを外部装置に固定するように構成した。
この構成により、小型な構造で複数の異なる方向からの衝撃の影響を低減させることができる。
【0006】
また本発明は上記目的を達成するために、電子機器の筐体の上面側及び下面側のコーナ部に、水平方向に突出する複数の凸形状部を形成し、
前記複数の凸形状部の各々に、水平方向に嵌合する凹形状部の緩衝材を配置し、
前記緩衝材の上面、側面及び下面に当接するように取り付けフレームを固定し、
前記取り付けフレームを外部装置に固定するように構成した。
この構成により、小型な構造で複数の異なる方向からの衝撃の影響を低減させることができるとともに、緩衝材の部品点数を減らすことができて緩衝材の取り付けが容易になる。
【0007】
また本発明は上記目的を達成するために、電子機器の筐体の上面側及び下面側の各コーナ部の全周囲にわたって複数の切り欠き部を形成し、
前記複数の切り欠き部の各々の長さ方向に、前記切り欠き部より水平方向に突出する大きさの緩衝材を配置し、
前記緩衝材の上面、側面及び下面に当接するように取り付けフレームを固定し、
前記取り付けフレームを外部装置に固定するように構成した。
この構成により、小型な構造で複数の異なる方向からの衝撃の影響を低減させることができ、また、電子機器の筐体が薄型の場合に厚み方向の衝撃の影響を低減させることができる。
【0008】
また本発明は上記目的を達成するために、電子機器の筐体の側面の全周囲にわたって水平方向に突出する複数の凸形状部を形成し、
前記複数の凸形状部の各々の長さ方向に、水平方向に嵌合する凹形状部の緩衝材を配置し、
前記緩衝材の上面、側面及び下面に当接するように取り付けフレームを固定し、
前記取り付けフレームを外部装置に固定するように構成した。
この構成により、小型な構造で複数の異なる方向からの衝撃の影響を低減させることができるとともに、緩衝材の部品点数を減らすことができて緩衝材の取り付けが容易になり、さらに電子機器の筐体が薄型の場合に厚み方向の衝撃の影響を低減させることができる。
【0009】
また本発明は上記目的を達成するために、電子機器の筐体の上面側及び下面側の各コーナ部の全周囲にわたって複数の切り欠き部を形成し、
前記複数の切り欠き部の各々の長さ方向に、前記切り欠き部より水平方向に突出する大きさであって前記筐体の上面側及び下面側の各コーナ部にわたって切り欠き部を形成した緩衝材を配置し、
前記緩衝材の切り欠き部に当接するように取り付けフレームを固定し、
前記取り付けフレームを外部装置に固定するように構成した。
この構成により、小型な構造で複数の異なる方向からの衝撃の影響を低減させることができ、また、電子機器の筐体が薄型の場合に厚み方向の衝撃の影響を低減させることができ、さらに緩衝材の切り欠き部の分だけ取り付けフレームを小型化することができる。
【0010】
また本発明は上記目的を達成するために、電子機器の筐体の側面の全周囲にわたって水平方向に突出する複数の凸形状部を形成し、
前記複数の凸形状部の各々の長さ方向に、水平方向に嵌合する凹形状部を有し、かつ前記筐体の上面側及び下面側の各コーナ部にわたって切り欠き部を形成した緩衝材を配置し、
前記緩衝材の切り欠き部に取り付けフレームを配置して支持し、
前記取り付けフレームを外部装置に固定するように構成した。
この構成により、小型な構造で複数の異なる方向からの衝撃の影響を低減させることができるとともに、緩衝材の部品点数を減らすことができて緩衝材の取り付けが容易になり、また、電子機器の筐体が薄型の場合に厚み方向の衝撃の影響を低減させることができ、さらに緩衝材の切り欠き部の分だけ取り付けフレームを小型化することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
<第1の実施の形態>
図1は本発明の第1の実施の形態の電子機器の緩衝装置を組み立てた状態を示す斜視図、図2は図1の緩衝装置を分解した状態を示す斜視図、図3は図1、図2の緩衝装置のコーナ部を示す側面断面図、図4は図1、図2、図3の緩衝装置の衝撃方向及び衝撃吸収方向を説明するための側面断面図である。
【0012】
この実施の形態の電子機器の筐体1の外形は直方体であり、図2(及び図3)に詳しく示すように筐体1の上面側4箇所、下面側4箇所、合計8箇所の各コーナ部には切り欠き部4が形成され、この各切り欠き部4が接着剤やネジ止めなどにより、8個の緩衝材2を介して取り付けフレーム3に組み付けられる。緩衝材2の水平方向の大きさは、切り欠き部4より大きく形成され、したがって、緩衝材2を切り欠き部4に組み付けた状態では、緩衝材2が筐体1の側面から水平方向外側に突出する。取り付けフレーム3はネジ穴5を介して不図示の機器に取り付けられる。
【0013】
取り付けフレーム3は図2に示すように上側取り付けフレーム3aと下側取り付けフレーム3bにより構成されている。上側取り付けフレーム3aは緩衝材2が筐体1の側面から水平方向外側に突出する分だけ、筐体1の上面よりやや大きい長方形の枠状に形成され、また、上側取り付けフレーム3aの4箇所の各コーナ部は、緩衝材2及び切り欠き部4に対向するように枠体から水平方向内側に突出するように形成されている。
【0014】
下側取り付けフレーム3bは上側取り付けフレーム3aと同様に、緩衝材2が筐体1の側面から水平方向外側に突出する分だけ、筐体1の下面よりやや大きい長方形の枠状に形成され、さらに4箇所の各コーナ部が緩衝材2のコーナ部側面を支持するために立設している。また、下側取り付けフレーム3bの4箇所の各コーナ部は、緩衝材2及び切り欠き部4に対向するように枠体から水平方向内側に突出するように形成され、また、枠体から水平方向外側にネジ穴5が形成されている。
【0015】
以上のように構成された電子機器の緩衝装置についてその動作を説明する。まず、筐体1のコーナ部を切り欠いて緩衝材2が設置されるため、緩衝材2は筐体1の最大外形から過度に大きくは突出しない。また緩衝材2の回りに配置される取り付けフレーム3で筐体1の外周を取り囲むことでネジ穴5により外部システムへの固定を容易にできる。
【0016】
また、図4(a)に示すように筐体1に上方向に衝撃がかかった場合、上側の緩衝材2が厚み方向に変形して緩衝材2で筐体1への衝撃を吸収するので、筐体1への上方向の衝撃の影響を低減させることができる。また、図4(b)に示すように筐体1に下方向に衝撃がかかった場合、下側の緩衝材2が厚み方向に変形して緩衝材2で筐体1への衝撃を吸収するので、筐体1への下方向の衝撃の影響を低減させることができる。さらに、緩衝材2の側面が筐体1の側面から水平方向外側に突出して下側取り付けフレーム3bにより支持されているので、図4(c)(d)にそれぞれ示すように筐体1に左方向、右方向に衝撃がかかった場合、左側、右側の緩衝材2が変形して緩衝材2で筐体1への衝撃を吸収し、したがって、筐体1への水平方向の衝撃の影響を低減させることができる。
【0017】
このような本発明の第1の実施の形態によれば、このように筐体1の8つのコーナ部に緩衝材2を配置しているため、複数の方向の衝撃を吸収することができるので、落下などによる複数方向の衝撃の影響を低減し、また、電子機器の緩衝装置を小型化できる。
【0018】
<第2の実施の形態>
本発明の第2の実施の形態の電子機器の緩衝装置を図5及び図6に示す。第2の実施の形態では、図6に詳しく示すように直方体の筐体1の4箇所の各コーナ部には、水平方向に突出した凸形状部6が形成されるとともに、緩衝材2は各凸形状部6に対して水平方向に嵌合する凹形状部7で形成されている。すなわち、第1の実施の形態と同様に、緩衝材2である凹形状部7の水平方向の大きさについては、筐体1側の凸形状部6より大きく形成され、この凸形状部6が接着剤やネジ止めなどにより、4個の凹形状部7(緩衝材2)を介して取り付けフレーム3に組み付けられる。なお、第1の実施の形態の図2と第2の実施の形態の図6を比較すると、図6の凸形状部6は図2の上下の切り欠き部4により形成される凸形状部と同じ形状である。また、上側取り付けフレーム3aと下側取り付けフレーム3bは第1の実施の形態と同じ構成である。
【0019】
以上のように構成された電子機器の緩衝装置について、図6を用いてその動作を説明する。第2の実施の形態では、筐体1の4箇所の各コーナ部の凸形状部6に対してそれぞれ緩衝材2である各凹形状部7が嵌合するため、第1の実施の形態に比べ、緩衝材2の個数を減らすことができ、部品点数を減らすことができる。また、その分、緩衝材2の取り付けが容易になる。
【0020】
<第3の実施の形態>
本発明の第3の実施の形態の電子機器の緩衝装置を図7及び図8に示す。第3の実施の形態では、第1の実施の形態の変形例として、直方体の筐体1の上面及び下面の各コーナ部の全周囲にわたって合計8箇所の切り欠き部8が形成され、また、緩衝材2は各切り欠き部8に対応するように、8本の細長い四角柱で形成されている。さらに、上側取り付けフレーム3aは上側の4本の緩衝材2に当接するように四角形の枠体のみで形成されている。下側取り付けフレーム3bは第1の実施の形態と同じ構成である。
【0021】
以上のように構成された電子機器の緩衝装置について図8を用いてその動作を説明する。第3の実施の形態では、直方体の筐体1の上面及び下面の各コーナ部の全周囲にわたって緩衝材2を設置するため、第1、第2の実施の形態より緩衝材2を大きくすることが可能になり、衝撃吸収性を向上することができるので、特に筐体1が薄型の場合に効果がある。
【0022】
<第4の実施の形態>
本発明の第4の実施の形態の電子機器の緩衝装置を図9及び図10に示す。第4の実施の形態では、第2の実施の形態の変形例として、直方体の筐体1の側面の全周囲にわたって合計4箇所の凸形状部9が形成され、また、緩衝材2は各凸形状部9に対して水平方向に嵌合する長手状の凹形状部10で形成されている。上側取り付けフレーム3aと下側取り付けフレーム3bは第3の実施の形態と同じ構成である。
【0023】
以上のように構成された電子機器の緩衝装置について図10を用いてその動作を説明する。第4の実施の形態では、直方体の筐体1の側面の全周囲にわたって緩衝材2を設置するため、第2の実施の形態より緩衝材2を大きくすることが可能になり、衝撃吸収性を向上することができ、かつ緩衝材2の設置を容易にすることできる。また、第1の実施の形態に比べ、緩衝材2の個数を減らすことができて部品点数を減らすことができる。
【0024】
<第5の実施の形態>
本発明の第5の実施の形態の電子機器の緩衝装置を図11、図12及び図13に示す。第5の実施の形態では、第3の実施の形態(図8参照)における8本の四角形の枠体で形成された緩衝材2に対して、上側の4本の緩衝材2の上面と下側の4本の緩衝材2の下面の各コーナ部の全周囲にわたって切り欠き部11、12が形成され、また、上側取り付けフレーム13aと下側取り付けフレーム13bは、この切り欠き部11、12に嵌合する大きさの枠体で構成されている。
【0025】
以上のように構成された電子機器の緩衝装置について図13を用いてその動作を説明する。第5の実施の形態では、緩衝材2の切り欠き部12の分だけ上側取り付けフレーム13aと下側取り付けフレーム13b(取り付けフレーム13)の最大外形を第3の実施の形態(図8参照)における上側取り付けフレーム3aと下側取り付けフレーム3bより小型化できる。また、取り付けフレーム13に角材を使うことで、取り付けフレーム13の強度を向上することができる。
【0026】
<第6の実施の形態>
本発明の第6の実施の形態の電子機器の緩衝装置を図14、図15及び図16に示す。第6の実施の形態では、第4及び第5の実施の形態の組み合わせとして、第4の実施の形態における4本の長手状の凹形状部10で形成された緩衝材2に対して、第5の実施の形態と同様に緩衝材2の上面、下面の各コーナ部の全周囲にわたって切り欠き部16が形成され、また、この切り欠き部8に上側取り付けフレーム13aと下側取り付けフレーム13bが嵌合するように構成されている。
【0027】
以上のように構成された電子機器の緩衝装置について図16を用いてその動作を説明する。第6の実施の形態では、第4の実施の形態と同様に4本の長手状の凹形状部15で形成された緩衝材2を設置するため、緩衝材2を大きくすることが可能になり、衝撃吸収性を向上させることができ、かつ緩衝材2の設置を容易にすることできる。また、前記緩衝材2の個数を減らすことができて部品点数を減らすことができる。さらに、第5の実施の形態と同様に緩衝材2の上面、下面の各コーナ部の全周囲にわたって切り欠き部16が形成され、また、この切り欠き部16に上側取り付けフレーム13aと下側取り付けフレーム13bが嵌合するように構成されているので、緩衝材2の切り欠き部16の分だけ取り付けフレーム13の最大外形を小型化でき、また、取り付けフレーム13に角材を使うことで取り付けフレーム13の強度を向上させることができる。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1に記載の発明によれば、小型な構造で複数の異なる方向からの衝撃の影響を低減させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、小型な構造で複数の異なる方向からの衝撃の影響を低減させることができるとともに、緩衝材の部品点数を減らすことができて緩衝材の取り付けが容易になる。
請求項3に記載の発明によれば、小型な構造で複数の異なる方向からの衝撃の影響を低減させることができ、また、電子機器の筐体が薄型の場合に厚み方向の衝撃の影響を低減させることができる。
請求項4に記載の発明によれば、小型な構造で複数の異なる方向からの衝撃の影響を低減させることができるとともに、緩衝材の部品点数を減らすことができて緩衝材の取り付けが容易になり、さらに電子機器の筐体が薄型の場合に厚み方向の衝撃の影響を低減させることができる。
請求項5に記載の発明によれば、小型な構造で複数の異なる方向からの衝撃の影響を低減させることができ、また、電子機器の筐体が薄型の場合に厚み方向の衝撃の影響を低減させることができ、さらに緩衝材の切り欠き部の分だけ取り付けフレームを小型化することができる。
請求項6に記載の発明によれば、小型な構造で複数の異なる方向からの衝撃の影響を低減させることができるとともに、緩衝材の部品点数を減らすことができて緩衝材の取り付けが容易になり、また、電子機器の筐体が薄型の場合に厚み方向の衝撃の影響を低減させることができ、さらに緩衝材の切り欠き部の分だけ取り付けフレームを小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の電子機器の緩衝装置を組み立てた状態を示す斜視図
【図2】図1の緩衝装置を分解した状態を示す斜視図
【図3】図1、図2の緩衝装置のコーナ部を示す側面断面図
【図4】図1、図2、図3の緩衝装置の衝撃方向及び衝撃吸収方向を説明するための側面断面図
(a)衝撃方向が上の場合
(b)衝撃方向が下の場合
(c)衝撃方向が左の場合
(d)衝撃方向が右の場合
【図5】本発明の第2の実施の形態の電子機器の緩衝装置を組み立てた状態を示す斜視図
【図6】図5の緩衝装置を分解した状態を示す斜視図
【図7】本発明の第3の実施の形態の電子機器の緩衝装置を組み立てた状態を示す斜視図
【図8】図7の緩衝装置を分解した状態を示す斜視図
【図9】本発明の第4の実施の形態の電子機器の緩衝装置を組み立てた状態を示す斜視図
【図10】図9の緩衝装置を分解した状態を示す斜視図
【図11】本発明の第5の実施の形態の電子機器の緩衝装置を組み立てた状態を示す斜視図
【図12】図11の緩衝装置を分解した状態を示す斜視図
【図13】図11、図12の緩衝装置のコーナ部を示す側面断面図
【図14】本発明の第6の実施の形態の電子機器の緩衝装置を組み立てた状態を示す斜視図
【図15】図14の緩衝装置を分解した状態を示す斜視図
【図16】図14、図15の緩衝装置のコーナ部を示す側面断面図
【図17】従来例における電子機器の緩衝装置の斜視図
【符号の説明】
1 筐体
2 緩衝材
3、13 取り付けフレーム
3a、13a 上側取り付けフレーム
3b、13b 下側取り付けフレーム
4、8、11、12、16 切り欠き部
5 ネジ穴
6、9、14 凸形状部
7、10、15 凹形状部
Claims (6)
- 電子機器の筐体の上面側及び下面側のコーナ部に複数の切り欠き部を形成し、
前記複数の切り欠き部の各々に、前記切り欠き部より水平方向に突出する大きさの緩衝材を配置し、
前記緩衝材の上面、側面及び下面に当接するように取り付けフレームを固定し、
前記取り付けフレームを外部装置に固定するように構成された電子機器の緩衝装置。 - 電子機器の筐体の上面側及び下面側のコーナ部に、水平方向に突出する複数の凸形状部を形成し、
前記複数の凸形状部の各々に、水平方向に嵌合する凹形状部の緩衝材を配置し、
前記緩衝材の上面、側面及び下面に当接するように取り付けフレームを固定し、
前記取り付けフレームを外部装置に固定するように構成された電子機器の緩衝装置。 - 電子機器の筐体の上面側及び下面側の各コーナ部の全周囲にわたって複数の切り欠き部を形成し、
前記複数の切り欠き部の各々の長さ方向に、前記切り欠き部より水平方向に突出する大きさの緩衝材を配置し、
前記緩衝材の上面、側面及び下面に当接するように取り付けフレームを固定し、
前記取り付けフレームを外部装置に固定するように構成された電子機器の緩衝装置。 - 電子機器の筐体の側面の全周囲にわたって水平方向に突出する複数の凸形状部を形成し、
前記複数の凸形状部の各々の長さ方向に、水平方向に嵌合する凹形状部の緩衝材を配置し、
前記緩衝材の上面、側面及び下面に当接するように取り付けフレームを固定し、
前記取り付けフレームを外部装置に固定するように構成された電子機器の緩衝装置。 - 電子機器の筐体の上面側及び下面側の各コーナ部の全周囲にわたって複数の切り欠き部を形成し、
前記複数の切り欠き部の各々の長さ方向に、前記切り欠き部より水平方向に突出する大きさであって、前記筐体の上面側及び下面側の各コーナ部にわたって切り欠き部を形成した緩衝材を配置し、
前記緩衝材の切り欠き部に当接するように取り付けフレームを固定し、
前記取り付けフレームを外部装置に固定するように構成された電子機器の緩衝装置。 - 電子機器の筐体の側面の全周囲にわたって水平方向に突出する複数の凸形状部を形成し、
前記複数の凸形状部の各々の長さ方向に、水平方向に嵌合する凹形状部を有しかつ前記筐体の上面側及び下面側の各コーナ部にわたって切り欠き部を形成した緩衝材を配置し、
前記緩衝材の切り欠き部に当接するように取り付けフレームを固定し、
前記取り付けフレームを外部装置に固定するように構成された電子機器の緩衝装置。
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JP (1) | JP2004071652A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007095798A (ja) * | 2005-09-27 | 2007-04-12 | Sharp Corp | 精密機器 |
CN103473998A (zh) * | 2013-09-18 | 2013-12-25 | 京东方科技集团股份有限公司 | 显示屏和拼接屏 |
JP2016065596A (ja) * | 2014-09-25 | 2016-04-28 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | 耐衝撃性電気機器支持装置 |
JP2016096273A (ja) * | 2014-11-14 | 2016-05-26 | 日立工機株式会社 | 電気機器 |
JP2017054952A (ja) * | 2015-09-10 | 2017-03-16 | Necエンジニアリング株式会社 | 収納ラック |
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-
2002
- 2002-08-01 JP JP2002225204A patent/JP2004071652A/ja not_active Withdrawn
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