JP2004070789A - ポインティングデバイス及びポインティングデバイスを備えた電子機器 - Google Patents

ポインティングデバイス及びポインティングデバイスを備えた電子機器 Download PDF

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望月 勲
Hiroyasu Yano
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Abstract

【課題】ポインティングデバイスに付設されるスティック部材の操作状態を感度良く検出することが可能なポインティングデバイス及びポインティングデバイスを備えた電子機器を提供する。
【解決手段】ポインティングデバイス1において、センサ基板2に形成される歪センサ7A乃至7Dを、スティック部材3における固定部5の下端面と重畳する位置に設け、スティック部材3の操作部4を操作した際にセンサ基板2にて最も応力が集中する位置と各歪センサ7A乃至7Dとがオーバーラップするように構成し、また、かかるポインティングデバイス1をノート型パーソナルコンピュータ20に搭載し、スティック部材3を操作して液晶ディスプレイ23に表示されたカーソルKの移動操作を行う際に、カーソルKの移動操作を良好な操作性をもって正確に行い得るように構成する。
【選択図】  図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータ等の電子機器におけるディスプレイ上でポインタやカーソルを任意の位置に移動操作するポインティングデバイスに関し、特に、ポインティングデバイスに付設されるスティック部材の操作状態を感度良く検出することが可能なポインティングデバイス及びポインティングデバイスを備えた電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、デスクトップ型のコンピュータのように机上に設置して使用されるコンピュータ等では、机上にてスペースの余裕があるのが一般的であることから、パッド上でマウスを移動させることによりディスプレイ上に表示されるカーソルやポインタの移動操作を行っている。
【0003】
これに対して、ノート型パーソナルコンピュータ等のように携帯して使用される小型の電子機器では、マウスを使用するスペース的余裕がないことが多いことから、ディスプレイ上に表示されるカーソルやポインタを移動させるについて、小型電子機器に付設されるキーボード上にポインティングデバイスを配設し、かかるポインティングのスティック部材を指で操作することにより、ディスプレイ上でカーソル等の移動操作を行っている。
【0004】
この種のポインティングデバイスについては、従来より各種のデバイスが提案されており、例えば、特開平7−174646号公報や特開平8−87375号公報に記載されたポインティングデバイスがある。
【0005】
特開平7−174646号公報には、弾性板上に操作部を立設するとともに、操作部の周囲にて4つの固定部と操作部とを結ぶ線の直交する対称位置にそれぞれ4つの歪抵抗検出素子を設け、操作部に指で力を加えることにより弾性板を変形させた際に、各歪抵抗検出素子に発生する抵抗値の変化に基づき操作部に加えられた力を検出するように構成したポインティングデバイスが記載されている。
【0006】
また、特開平8−87375号公報には、上面にスティック部を形成するとともに、下面にてスティック部の周囲で互いに90度ずつずれた位置に4つの歪ゲージを形成した基板を、スティック部及び各歪ゲージがベースの凹部に対向するようにベースにネジ固定し、スティック部の操作時に各歪ゲージに発生する抵抗値の変化に基づき、スティック部の先端部の変位方向及び変位量を検出するように構成したポインティングデバイスが記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
前記のように構成されたポインティングデバイスは、操作部やスティック部を指で操作した場合、その操作に対応して弾性板や基板が変形することに基づき歪抵抗検出素子や歪ゲージの抵抗値が変化し、かかる抵抗値の変化から操作部やスティック部の操作状態(変位方向及び変位量)を検出してディスプレイ上でカーソルやポインタの移動制御を行うことができるものである。
【0008】
しかしながら、前記ポインティングデバイスの操作部やスティック部を操作し、操作部、スティック部材の変位量と歪抵抗検出素子、歪ゲージにおける抵抗値の変化量との関係を調べてみると、操作部、スティック部の変位量に比べて歪抵抗検出素子、歪ゲージにおける抵抗値の変化が小さく、この点で、検出感度がまだまだ低いものである。
【0009】
これは、操作部やスティック部の変位量を検出するについて、弾性板や基板を変形させることにより、歪抵抗検出素子や歪ゲージを間接的に変形させて抵抗値の変化を検出するというポインティングデバイスの構成上の制約があり、また、前記特開平7−174646号公報に記載されたポインティングデバイスにおいて、弾性体に設けられた4つの歪抵抗検出素子と操作部との配置関係に着目すると、各歪抵抗検出素子は、操作部の下端部から離間した位置に配設されており、同様に、前記特開平8−87375号公報に記載されたポインティングデバイスにおいても、基板に形成された4つの歪ゲージとスティック部との配置関係に着目すると、各歪ゲージはスティック部の下端部から離間された位置に配設されていることに起因しているものと考えられる。
【0010】
そこで、本発明者等は、前記の問題について鋭意検討し、操作部やスティック部を操作した際に操作部やスティック部を中心として弾性板や基板に発生する応力分布を測定した結果、操作部やスティック部における下端部の近傍位置に応力が集中することを発見し、本発明をなすに至ったものである。
【0011】
即ち、本発明は、前記従来における問題点を解消するためになされたものであり、ポインティングデバイスに付設されるスティック部材の操作状態を感度良く検出することが可能なポインティングデバイス及びポインティングデバイスを備えた電子機器を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため請求項1に係るポインティングデバイスは、センサ基板と、前記センサ基板に立設されたスティック部材と、前記センサ基板に設けられ、前記スティック部材の操作状態を検出する少なくとも一対の歪センサを備え、前記歪センサは、その一部が前記スティック部材における下端部の下端面と重畳する位置に設けられていることを特徴とする。
【0013】
前記請求項1のポインティングデバイスでは、一対の各歪センサの一部が前記下端部の下端面と重畳する位置に設けられているので、スティック部材を操作した際にセンサ基板にて最も応力が集中する位置と歪センサとがオーバーラップすることとなり、従って、センサ基板に発生する応力を直接的に歪センサに及ぼすことが可能となる。これにより、各歪センサを介してスティック部材の操作状態を極めて感度良く検出することができるものである。
【0014】
また、請求項2に係るポインティングデバイスは、請求項1のポインティングデバイスにおいて、前記歪センサに直列接続されるとともに、トリミング可能なチップ抵抗が前記センサ基板に設けられていることを特徴とする。
【0015】
請求項2のポインティングデバイスでは、トリミング可能なチップ抵抗が歪センサに直列接続されているので、歪センサに抵抗値のばらつきが存在している場合においても、チップ抵抗をトリミングすることにより、歪センサの抵抗値のばらつきに起因するオフセット電圧のばらつきを解消することができる。
【0016】
更に、請求項3に係る電子機器は、キーボードが配設された本体部と、本体部の一側端で開閉可能に配設された表示部と、本体部のキーボードに配設されるとともに表示部に表示されるカーソル等の移動操作を行うポインティングデバイスとを備えた電子機器であって、前記ポインティングデバイスは、センサ基板と、前記センサ基板に立設されたスティック部材と、前記センサ基板に設けられ、前記スティック部材の操作状態を検出する少なくとも一対の歪センサを備え、前記歪センサは、その一部が前記スティック部材における下端部の下端面と重畳する位置に設けられていることを特徴とする。
【0017】
請求項3の電子機器では、前記請求項1のポインティングデバイスを備えているので、請求項1の場合と同様、スティック部材を操作した際にセンサ基板にて最も応力が集中する位置と歪センサとがオーバーラップすることとなり、従って、センサ基板に発生する応力を直接的に歪センサに及ぼすことが可能となる。これにより、各歪センサを介してスティック部材の操作状態を極めて感度良く検出することができることから、スティック部材を操作して表示部に表示されたカーソル等の移動操作を行う際に、カーソル等の移動操作を良好な操作性をもって且つ正確に行うことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るポインティングデバイス及びかかるポインティングデバイスを備えた電子機器としてのノート型パーソナルコンピュータについて、本発明を具体化した実施形態に基づき図面を参照しつつ説明する。
【0019】
先ず、本実施形態に係るポインティングデバイスの概略構成について図1乃至図3に基づき説明する。図1はポインティングデバイスを模式的に示す斜視図、図2はポインティングデバイスの模式平面図、図3はポインティングデバイスの側面図である。
【0020】
図1において、ポインティングデバイス1は、平面視で略正方形状を有するセンサ基板2の略中心位置にスティック部材3を立設することにより構成されている。
【0021】
ここに、スティック部材3は、角柱状の操作部4と操作部4の下部に連続する正方形状の固定部5とをセラミックスから一体成形することにより構成されている。かかるスティック部材3は、その固定部5を接着剤を介してセンサ基板2に接着することにより固定されている。
【0022】
また、センサ基板2は、プリント配線が可能で柔軟性を有する絶縁材料から形成されている。かかるセンサ基板2を形成する絶縁材料としては、ガラスエポキシ樹脂が好適であり、その他ホーローメタル基板等の金属板に絶縁膜を形成したものやセラミックス等を使用することができる。センサ基板2の四隅には、後述する補強板34にネジ固定するための取付孔6が形成されている。
【0023】
更に、センサ基板2の裏面において、図2及び図3に示すように、4つの歪センサ7A乃至7Dが形成されており、各歪センサ7A乃至7Dは長方形状を有している。また、各歪センサ7A乃至7Dは、図2に示すように、スティック部材3の下端部に形成された固定部5の下端面を構成する4つの各辺が、長方形状の各歪センサ7A乃至7Dを略等分するように、配置されている。これより、各歪センサ7A乃至7Dの略半分が固定部5の下端面に重畳されることとなる。
【0024】
ここに、各歪センサ7A乃至7Dは、応力により抵抗値が変化する二酸化ルテニウムやカーボンを主体とした抵抗材料から形成されており、かかる抵抗材料を真空蒸着法、スパッタリング法、気相成長法等の膜付着技術によりセンサ基板2に付着形成される。
【0025】
尚、センサ基板2がガラスエポキシ樹脂から形成され、且つ、歪センサ7A乃至7Dがカーボンを主体とする抵抗材料から形成される場合には、歪センサ7A乃至7Dをセンサ基板2の耐熱温度以下の温度で形成することができる。歪センサ7A乃至7Dは、導電性インクを使用した印刷技術、フォトリソグラフィやエッチング等による写真製版技術によっても形成することができる。
【0026】
前記各歪センサ7A乃至7Dは、図2に示すように、スティック部材3を中心として、それぞれ90度ずれた位置に配置されるように、X軸上の+X側、Y軸上の+Y側、X軸上の−X側、Y軸上の−Y側に、この順で配置されている。また、歪センサ7A乃至7Dは、X軸又はY軸に対して軸対称の形状及び厚さに形成されており、各軸を挟んで対称に発生する歪を相殺可能に構成されている。
【0027】
また、センサ基板2の上面において、前記各歪センサ7A乃至7Dから外側へ離間した位置には、トリミング可能なチップ抵抗8A乃至8Dが形成されている。各チップ抵抗8A乃至8Dは、各歪センサ7A乃至7Dから外側へ離間した位置に配置されており、また、各歪センサ7A乃至7Dに比して充分厚く形成されていることから、後述するようにスティック部材3を操作した際にセンサ基板2が変形した場合においても、その抵抗値が変化することはない。更に、各チップ抵抗8A乃至8Dには、その抵抗領域の一側から他側に向かってレーザ光を照射してトリミング加工を行うことにより切り込み9A乃至9Dが形成されている。各切り込み9A乃至9Dは、それぞれ各チップ抵抗8A乃至8Dの抵抗値を調整するためのものであり、各チップ抵抗8A乃至8Dにおいて、切り込み9A乃至9Dに対応する部分を除く残りの抵抗領域が有効な抵抗値を発現する抵抗領域となる。
【0028】
ここに、前記各歪センサ7A乃至7Dと各チップ抵抗8A乃至8Dは、それぞれ直接接続されており、歪センサ7A乃至7Dのそれぞれの抵抗値を、R(+X)、R(+Y)、R(−X)、R(−Y)と表し、また、トリミング加工を施した後におけるチップ抵抗8A乃至8Dの抵抗値を、それぞれRtrm(+X)、Rtrm(+Y)、Rtrm(−X)、Rtrm(−Y)と表すと、各歪センサ7A乃至7Dとチップ抵抗8A乃至8Dの電気的接続関係は、図4のように表される。
【0029】
図4は歪センサとチップ抵抗との接続関係を表す説明図であり、各歪センサ7A乃至7Dとチップ抵抗8A乃至8Dはブリッジ回路10に構成されている。
【0030】
即ち、歪センサ7Aと歪センサ7Bとの間には、5V等の電源電圧が印加される電源端子11が接続されており、歪センサ7Cと歪センサ7Dとの間には、GND端子12が接続されている。また、チップ抵抗8Aとチップ抵抗8Cとの間には、X軸出力端子13が接続されており、チップ抵抗8Bとチップ抵抗8Dとの間には、Y軸出力端子14が接続されている。そして、このようなブリッジ回路10に構成された各歪センサ7A乃至7D及びチップ抵抗8A乃至8Dにおいて、X軸上に配置された一対の歪センサ7A・7C、チップ抵抗8A・8C、及び、X軸出力端子13によりX軸における変位量を検出するX側トランスデューサ15Aを構成し、また、Y軸上に配置された一対の歪センサ7B・7D、チップ抵抗8B・8D、及び、Y軸出力端子14によりY軸における変位量を検出するY側トランスデューサ15Bを構成する。更に、量トランスデューサ15A、15Bは、双方の出力を組み合わせることにより、Z軸方向の歪量を検出するZ側トランスデューサを構成する。
【0031】
前記のように構成されたポインティングデバイス1の動作について図5及び図6に基づき説明する。図5はスティック部材3をX軸方向の+X側に操作した際におけるセンサ基板2の変形状態を模式的に示す説明図、図6はスティック部材3をX軸方向の+X側に操作した際にセンサ基板2に発生する応力分布状態を模式的に示す説明図である。
【0032】
先ず、図3に示すように、スティック部材3の操作部4に如何なる応力も加えられていない状態においては、各歪センサ7A乃至7DはX軸及びY軸に対して軸対称に配置されていることから(図2参照)、各歪センサ7A乃至7Dの抵抗値に変化はない。従って、ブリッジ回路10におけるX軸出力端子13(X側トランスデューサ15A)及びY軸出力端子14(Y側トランスデューサ15B)における信号出力は、所定電圧を維持することになり、後述するノート型パーソナルコンピュータ20の液晶ディスプレイ23に表示されるカーソルKが移動されることはない。
【0033】
ここで、スティック部材3の操作部4に応力を加えた場合において、センサ基板2に発生する応力分布について、図5及び図6に基づき説明する。図5に示すにように、センサ基板2の両側を固定具16で固定した状態でスティック部材3の操作部4に対してX軸方向の+X側に応力が加えられると、センサ基板2は、+X側(右側)で下方に撓むと同時に−X側(左側)で上方に撓む。
【0034】
このとき、センサ基板2には、スティック部材3の固定部5を中心として図6に示すような応力分布が発生する。図6において、+X側に発生する応力分布等高線A(実線で示す)では、最も内側の等高線A1が最も応力が大きいことを示しており、等高線A1から外側の等高線A2、A3にいくに従って応力が小さくなっていく。ここに、等高線A1により区画される大きな応力が発生している領域の中心は、固定部5の下端面と歪センサ7Aの中央部とが重畳する付近に存在しており、また、各等高線A2、A3も等高線A1により区画される領域を中心として分布している。これよりすれば、歪センサ7Aは、最も応力が集中する位置に配置されていることとなり、従って、センサ基板2に発生する応力を直接的に歪センサ7Aに及ぼすことが可能となる。これにより、歪センサ7Aを介してスティック部材3の操作状態を極めて感度良く検出することができるものである。
【0035】
また、−X側に発生する応力分布等高線B(波線で示す)では、最も内側の等高線B1が最も応力が大きいことを示しており、等高線B1から外側の等高線B2、B3にいくに従って応力が小さくなっていく。ここに、等高線B1により区画される大きな応力が発生している領域の中心は、固定部5の下端面と歪センサ7Cの中央部とが重畳する付近に存在しており、また、各等高線B2、B3も等高線B1により区画される領域を中心として分布している。これよりすれば、歪センサ7Cは、最も応力が集中する位置に配置されていることとなり、従って、センサ基板2に発生する応力を直接的に歪センサ7Cに及ぼすことが可能となる。これにより、歪センサ7Cを介してスティック部材3の操作状態を極めて感度良く検出することができるものである。
【0036】
尚、前記においては、スティック部材3をX軸方向の+X側に操作した際にセンサ基板2に発生する応力分布状態について説明したが、スティック部材3を−X側に操作した場合においても同様の応力分布が発生することは明らかであり、更に、スティック部材3を+Y側及び−Y側に操作した場合においても同様の応力分布が発生し、大きな応力が発生する領域の中心は、固定部5の下端面と歪センサ7Bの中央部とが重畳する付近や固定部5の下端面と歪センサ7Dの中央部とが重畳する付近に存在するとともに、応力は外側に分布していくものである。
【0037】
また、スティック部材3が任意の方向に操作された場合、センサ基板2に発生する応力分布は、+X側及び−X側に発生する応力分布等高線と+Y側及び−Y側に発生する応力分布等高線とを合わせた等高線で表され、かかる場合においても固定部5の下端面と各歪センサ7A乃至7Dとが重畳する部分に応力が集中するものである。
【0038】
前記のように、スティック部材3の操作部4に対してX軸方向の+X側に応力が加えられた場合、X軸上の+X側に存在する歪センサ7Aに対しては引張り歪が発生して抵抗値が増加し、一方、X軸上の−X側に存在する歪センサ7Cに対しては圧縮歪が発生して抵抗値が減少する。
【0039】
また、Y軸上で+Y側に存在する歪センサ7Bにおいては、Y軸を基準として右側(+X側)の部分では、引張り歪が発生して抵抗値が増加し、左側(−X側)の部分では、圧縮歪が発生して抵抗値が減少する。同様に、Y軸上で−Y側に存在する歪センサ7Dにおいては、Y軸を基準として右側(+X側)の部分では、引張り歪が発生して抵抗値が増加し、左側(−X側)の部分では、圧縮歪が発生して抵抗値が減少する。このとき、歪センサ7Bにおける引張り歪と圧縮歪とはY軸に関して対称に発生し、歪センサ7Bにおける抵抗値の増加分と減少分は相互に相殺されることから、歪センサ7B全体としては抵抗値の変化しない。また同様に、歪センサ7Dにおける引張り歪と圧縮歪とはY軸に関して対称に発生し、歪センサ7Dにおける抵抗値の増加分と減少分は相互に相殺されることから、歪センサ7D全体としては抵抗値の変化しない。
【0040】
前記のようにスティック部材3の操作部4に対してX軸方向の+X側に応力が加えられた場合には、X軸上の歪センサ7Aと7Cの抵抗値がそれぞれ変化することから、その抵抗値の変化の比率に基づいて電源端子11から印加される電源電圧を分圧した電圧値がX軸出力端子13(X側トランスデュー15A)から出力される。また、Y軸上の歪センサ7Bと7Dにおいては、前記したように抵抗値の変化は発生せず、従って、Y軸出力端子14(Y側トランスデューサ15B)からは、スティック部材3の操作部4が操作されていない場合と同一の所定電圧値が出力される。このようにX軸出力端子13及びY軸出力端子14から出力される電圧値に基づき、後述するノート型パーソナルコンピュータ20の液晶ディスプレイ23に表示されるカーソルKの移動制御が行われる。
【0041】
尚、各チップ抵抗8A乃至8Dは、各歪センサ7A乃至7Dから外側へ離間した位置に配置されており、また、各歪センサ7A乃至7Dに比して充分厚く形成されていることから、前記のようにスティック部材3の操作部4を操作した際にセンサ基板2が変形した場合においても、その抵抗値が変化することはなく、従って、X軸出力端子13及びY軸出力端子14から出力される電圧値は、各歪センサ7A乃至7Dにおける抵抗値の変化に正確に対応するものである。
【0042】
続いて、前記のように構成されたポインティングデバイス1を搭載した電子機器について図7乃至図9に基づき説明する。尚、ここでは、電子機器の一例として、ノート型パーソナルコンピュータにつき説明することとする。図7はノート型パーソナルコンピュータの斜視図、図8はノート型パーソナルコンピュータのブロック図、図9はノート型パーソナルコンピュータにおけるキースイッチ配列板に対するポインティングデバイスの取付状態を拡大して示す断面図である。
【0043】
図7において、ノート型パーソナルコンピュータ20は、コンピュータ本体21及びコンピュータ本体21の一端部(背面部)設けられたヒンジ部22で開閉可能に軸支された液晶ディスプレイ23を備えている。コンピュータ本体21の上面にはキーボード24が配設されており、かかるキーボード24には、スイッチ配列板に複数のキースイッチ25が配列されている。スイッチ配列板を含むキースイッチ25の構成については後述する。前記ポインティングデバイス1のスティック部材3の操作部4は、キーボード24に配列された複数のキースイッチ25の内、「G」を示すキースイッチ25と「H」を示すキースイッチ25との間に配設されている。
【0044】
また、コンピュータ本体21内には、図8に示すように、CPU26、ROM27、RAM28、入出力インターフェース29等が設けられた回路基板が収納されており、また、記録装置としてハードディスク装置(HDD)30が収納されている。ここに、入出力インターフェース29は、液晶ディスプレイ23、キーボード24、ポインティングデバイス1、及び、ハードディスク装置30に接続されている。ポインティングデバイス1におけるスティック部材3の操作部4を操作した際に、X側トランスデューサ15A及びY側トランスデューサ15Bから出力された電圧信号は、入出力インターフェース29からCPU26に入力され、CPU26では、ROM27に記憶されたカーソル移動制御プログラムを実行し、X側トランスデューサ15A及びY側トランスデューサ15Bから出力された電圧信号に基づいて、液晶ディスプレイ23に表示されたカーソルKの移動方向及び移動量を演算するとともに、その演算結果に従って液晶ディスプレイ23上でカーソルKを移動させる。尚、X側トランスデューサ15A及びY側トランスデューサ15Bから出力された電圧信号が所定値以上である場合には、所謂、クリック操作が行われたものとして所定の処理を行う。
【0045】
次に、ポインティングデバイス1をキーボード24のスイッチ配列板に取り付ける構成について図9に基づき説明する。図9において、キーボード24の全面に渡って配設されるキースイッチ板31の下側にはポインティングデバイス1が取り付けられ、また、キースイッチ配列板31の上側にはキースイッチ25が配置されている。
【0046】
先ず、ポインティングデバイス1の取付構造について説明する。センサ基板2の下面(歪センサ7A乃至7Dが形成されている面)には金属製の補強板32が配置され、ポインティングデバイス1は、補強板32と共に、補強板32の取付孔32A、センサ基板2の取付孔6に挿通されたネジ33を介して、金属製の取付板34に取り付けられている。ここに、センサ基板2の上面に形成されたチップ抵抗8A乃至8Dを含む回路パターンは、リード線37に接続されている。尚、リード線37は、CPU26等が設けられた回路基板に接続されている。
【0047】
前記のように、ポインティングデバイス1が取り付けられた取付板34は、更に、スイッチ配列板31の上面からネジ39を締結することにより、スイッチ配列板31の下側に取り付けられる。かかる状態において、スティック部材3は、図9に示すように、取付板34の開口34A及びスイッチ配列板31の開口31Aからスイッチ配列板31の上面に突出されている。また、スティック部材3の操作部4には、樹脂製キャップ40が被着されており、更に、樹脂製キャップ40の上部には、ラバーキャップ41が被着されている。これにより、スティック部材3の操作部4は、キーボード24の上方から操作することが可能となる。
【0048】
次に、スイッチ配列板31に配設されるキースイッチ25の構造について概説する。キースイッチ25は、キートップ42及びキートップ42の上下動を案内する一対のリンク部材43、44を備えている。リンク部材43とリンク部材44とは、軸支部45を介して相互に回動可能に軸支されている。リンク部材43の上端は、キートップ42の下面にて回動可能に係止されるとともに、下端のピン46はスイッチ配列板31に一体に形成された摺動係止部47にて摺動可能に係止され、また、リンク部材44の上端は、キートップ42の下面にて摺動可能に係止されるとともに、下端のピン48は、キースイッチ配列板31に一体に形成された回動係止部49にて回動可能に係止されている。このように構成されたキースイッチ25においては、キートップ42が、軸支部45で回動可能に軸支された一対のリンク部材43、44を介して支持されているので、キートップ42の水平状態を維持しながらキー操作を行うことができる。尚、前記したキースイッチ25の構成は公知であるので、ここでは詳細な説明は省略する。
【0049】
以上詳細に説明した通り本実施形態に係るポインティングデバイス1では、センサ基板2に形成される歪センサ7A乃至7Dが、スティック部材3における固定部5の下端面と重畳する位置に設けられているので、スティック部材3の操作部4を操作した際にセンサ基板2にて最も応力が集中する位置と各歪センサ7A乃至7Dとがオーバーラップすることとなり、従って、センサ基板2に発生する応力を直接的に各歪センサ7A乃至7Dに及ぼすことが可能となる。これにより、各歪センサ7A乃至7Dを介してスティック部材3の操作状態を極めて感度良く検出することができるものである。
【0050】
また、前記ポインティングデバイス1においては、トリミング可能なチップ抵抗8A乃至8Dが各歪センサ7A乃至7Dに直列接続されているので、各歪センサ7A乃至7Dに抵抗値のばらつきが存在している場合においても、各チップ抵抗8A乃至8Dをトリミングすることにより、各歪センサ7A乃至7Dの抵抗値のばらつきに起因するオフセット電圧のばらつきを解消することができる。
【0051】
更に、前記ポインティングデバイス1を搭載したノート型パーソナルコンピュータ20では、前記したように、スティック部材3を操作した際にセンサ基板2にて最も応力が集中する位置と各歪センサ7A乃至7Dとがオーバーラップすることとなり、従って、センサ基板2に発生する応力を直接的に各歪センサ7A乃至7Dに及ぼすことが可能となる。これにより、各歪センサ7A乃至7Dを介してスティック部材3の操作状態を極めて感度良く検出することができることから、スティック部材3を操作して液晶ディスプレイ23に表示されたカーソルKの移動操作を行う際に、カーソルKの移動操作を良好な操作性をもって且つ正確に行うことができる。
【0052】
尚、前記実施形態は本発明を限定するものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
【0053】
【発明の効果】
請求項1のポインティングデバイスでは、一対の各歪センサの一部が前記下端部の下端面と重畳する位置に設けられているので、スティック部材を操作した際にセンサ基板にて最も応力が集中する位置と歪センサとがオーバーラップすることとなり、従って、センサ基板に発生する応力を直接的に歪センサに及ぼすことが可能となる。これにより、各歪センサを介してスティック部材の操作状態を極めて感度良く検出することができるものである。
【0054】
また、請求項2に係るポインティングデバイスでは、トリミング可能なチップ抵抗が歪センサに直列接続されているので、歪センサに抵抗値のばらつきが存在している場合においても、チップ抵抗をトリミングすることにより、歪センサの抵抗値のばらつきに起因するオフセット電圧のばらつきを解消することができる。
【0055】
更に、請求項3に係る電子機器では、前記請求項1のポインティングデバイスを備えているので、請求項1の場合と同様、スティック部材を操作した際にセンサ基板にて最も応力が集中する位置と歪センサとがオーバーラップすることとなり、従って、センサ基板に発生する応力を直接的に歪センサに及ぼすことが可能となる。これにより、各歪センサを介してスティック部材の操作状態を極めて感度良く検出することができることから、スティック部材を操作して表示部に表示されたカーソル等の移動操作を行う際に、カーソル等の移動操作を良好な操作性をもって且つ正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ポインティングデバイスを模式的に示す斜視図である。
【図2】ポインティングデバイスの模式平面図である。
【図3】ポインティングデバイスの側面図である。
【図4】歪センサとチップ抵抗との接続関係を表す説明図である。
【図5】スティック部材をX軸方向の+X側に操作した際におけるセンサ基板の変形状態を模式的に示す説明図である。
【図6】スティック部材をX軸方向の+X側に操作した際にセンサ基板2に発生する応力分布状態を模式的に示す説明図である。
【図7】ノート型パーソナルコンピュータの斜視図である。
【図8】ノート型パーソナルコンピュータのブロック図である。
【図9】ノート型パーソナルコンピュータにおけるキースイッチ配列板に対するポインティングデバイスの取付状態を拡大して示す断面図である。
【符号の説明】
1       ポインティングデバイス
2       センサ基板
3       スティック部材
4       操作部
5       固定部
7A乃至7D  歪センサ
8A乃至8D  チップ抵抗
20      ノート型パーソナルコンピュータ
21      コンピュータ本体
23      液晶ディスプレイ
24      キーボード
25      キースイッチ
A、B     応力分布等高線

Claims (3)

  1. センサ基板と、
    前記センサ基板に立設されたスティック部材と、
    前記センサ基板に設けられ、前記スティック部材の操作状態を検出する少なくとも一対の歪センサを備え、
    前記歪センサは、その一部が前記スティック部材における下端部の下端面と重畳する位置に設けられていることを特徴とするポインティングデバイス。
  2. 前記歪センサに直列接続されるとともに、トリミング可能なチップ抵抗が前記センサ基板に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のポインティングデバイス。
  3. キーボードが配設された本体部と、本体部の一側端で開閉可能に配設された表示部と、本体部のキーボードに配設されるとともに表示部に表示されるカーソル等の移動操作を行うポインティングデバイスとを備えた電子機器であって、
    前記ポインティングデバイスは、
    センサ基板と、
    前記センサ基板に立設されたスティック部材と、
    前記センサ基板に設けられ、前記スティック部材の操作状態を検出する少なくとも一対の歪センサを備え、
    前記歪センサは、その一部が前記スティック部材における下端部の下端面と重畳する位置に設けられていることを特徴とする電子機器。
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