JP2001236175A - ポインティングデバイス及び電子機器 - Google Patents

ポインティングデバイス及び電子機器

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JP2001236175A
JP2001236175A JP2000050441A JP2000050441A JP2001236175A JP 2001236175 A JP2001236175 A JP 2001236175A JP 2000050441 A JP2000050441 A JP 2000050441A JP 2000050441 A JP2000050441 A JP 2000050441A JP 2001236175 A JP2001236175 A JP 2001236175A
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sensor
substrate
pointing device
strain
sensor substrate
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JP2000050441A
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Atsuomi Inukai
厚臣 犬飼
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1枚の基板上で歪み量を検出可能な単純な構
造にする。 【解決手段】 平板状のセンサ基板1と、センサ基板1
に立設されたスティック部材22と、スティック部材2
2を挟んで対称となるように配設された少なくとも一対
の歪みセンサ8a〜8dとを備えている。センサ基板1
には、スティック部材22の操作時に、歪みセンサ8a
〜8dを撓ませるようなスリット3bが形成されてい
る。スリット3bは、歪みセンサ8a〜8dを有する十
字状の交差部7を形成させる4つのL字状である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータやワ
ードプロセッサ等の電子機器におけるディスプレイ上で
ポインタやカーソルを任意の位置に移動させる際に使用
されるポインティングデバイスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータやワードプロセッサ等のよ
うにディスプレイ付きの電子機器には、通常、ディスプ
レイ上のポインタやカーソルをキー操作以外の方法で任
意の位置に移動させることができるポインティングデバ
イスが接続または搭載されている。このポインティング
デバイスには、キーボード内に突出されたスティック部
材を指で押圧して前後左右に力を加えたときの歪み量を
検出し、この歪み量に基づいてポインタやカーソルを移
動させる方式のものがある。
【0003】例えば特開平8−87375号公報におい
ては、図10に示すように、歪み検出用基板51の中心
部にスティック部材52を設けると共に、スティック部
材52を中心として前後左右の四方向に歪みセンサ53
を設けた後、歪み検出用基板51をベース基板54に対
して内側に隙間ができるように取り付ける。そして、ス
ティック部材52に力を加えたときに、ベース基板54
との隙間で生じた歪み検出用基板51の歪み量を歪みセ
ンサ53により検出し、この歪み量をベース基板54側
に設けた処理回路で信号処理するように構成されたポイ
ンティングデバイスが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のように、歪み検出用基板51にベース基板54を取
り付けた構成では、各基板51・54に対してプリント
パターンをそれぞれ個別に形成する必要があるため、パ
ターンニングの処理工程が重複することによって、生産
性が低いという問題がある。また、ベース基板54に対
して歪み検出用基板51を位置決めしながら半田付けす
る必要があるため、取付け時における半田付け不良等に
より歩留りが低下し易いという問題がある。さらに、ベ
ース基板54に歪み検出用基板51を積み重ねた複雑な
構造になるため、組立てコストが高騰し易いと共に故障
し易いという問題もある。
【0005】従って、本発明は、1枚の基板上で歪み量
を検出可能な単純な構造にすることによって、上述の各
種問題を解消することができるポインティングデバイス
及び電子機器を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、平板状のセンサ基板と、前記セ
ンサ基板に立設されたスティック部材と、前記スティッ
ク部材を挟んで対称となるように配設された少なくとも
一対の歪みセンサとを備え、前記スティック部材の操作
時に、前記歪みセンサを撓ませるようなスリットが前記
センサ基板に設けられたことを特徴としている。
【0007】上記の構成によれば、スリットによりセン
サ基板自体を撓ませるため、従来における変位量の検出
に使用される歪み検出用基板の機能と、変位量の検出信
号の処理に使用されるベース基板の機能とを1枚のセン
サ基板で兼用させることができる。これにより、従来の
ポインティングデバイスよりも単純な構造であると共に
製造工程を減少させることができるため、生産性および
歩留りを向上させることができると共にコストダウンす
ることができる。さらに、スリットの形成であれば、形
状やサイズを容易に変更することができるため、各種の
センサ基板が存在した場合でも、スティック部材の操作
時における変位を各種のセンサ基板に対して最大にする
ことが可能になり、結果として精度良く大きな出力を容
易に得ることができる。
【0008】請求項2の発明は、請求項1記載のポイン
ティングデバイスであって、前記センサ基板はプリント
配線が可能な基板であり、前記歪みセンサは、膜付着技
術により形成されたものであることを特徴としている。
上記の構成によれば、歪みセンサを含んだ回路のプリン
ト配線を行うことができる。
【0009】請求項3の発明は、請求項1記載のポイン
ティングデバイスであって、前記センサ基板はプリント
配線が可能な基板であり、前記歪みセンサは、カーボン
を主体として前記センサ基板に焼き付けられたものであ
ることを特徴としている。上記の構成によれば、カーボ
ンを主体とすることによって、プリント配線が可能な一
般的な基板の耐熱温度以下で歪みセンサを形成すること
ができる。
【0010】請求項4の発明は、請求項2または3に記
載のポインティングデバイスであって、前記歪みセンサ
に直列に配置されるトリミング可能なチップ抵抗が前記
センサ基板に配設されたことを特徴としている。上記の
構成によれば、チップ抵抗をトリミングすることによっ
て、歪みセンサの抵抗値の誤差に伴うオフセット電圧の
バラツキを解消することができる。
【0011】請求項5の発明は、請求項1ないし4の何
れか1項に記載のポインティングデバイスであって、前
記歪みセンサは、前記スティック部材を中心として90
度ずれた位置に4つ配設され、前記スリットは、前記ス
ティック部材を挟んで対称に設けられ、前記歪みセンサ
を有する十字状の交差部を形成させる4つのL字状であ
ることを特徴としている。上記の構成によれば、L字状
のスティック部材を4つ設けるという簡単な加工によっ
て、センサ基板における歪みセンサが設けられた部分を
効果的に撓ませることができる。
【0012】請求項6の発明は、請求項1ないし4の何
れか1項に記載のポインティングデバイスであって、前
記スティック部材は前記センサ基板に対して嵌合状態で
立設されていることを特徴としている。上記の構成によ
れば、スティック部材とセンサ基板との位置を正確に決
めることができると共に、横荷重に強いものにすること
ができる。する。
【0013】請求項7の発明は、請求項1ないし4の何
れか1項に記載のポインティングデバイスであって、前
記センサ基板はプリント配線が可能な基板であり、前記
基板に信号処理回路が実装されていることを特徴として
いる。上記の構成によれば、センサ基板がプリント配線
可能であるため、信号処理回路を含めてパターンニング
することができる。
【0014】請求項8の発明は、請求項7記載のポイン
ティングデバイスであって、前記センサ基板は、前記ス
ティック部材が立設され、前記スティック部材が設けら
れた歪み検出部と、前記信号処理回路が実装された信号
処理部とからなり、前記歪み検出部と前記信号処理部は
幅の狭い連絡部でつながっていることを特徴としてい
る。上記の構成によれば、信号処理部の取付け時の応力
が歪み検出部に伝わり難くなるため、歪み検出部におけ
る歪みセンサの作動が正確になる。
【0015】請求項9の発明は、キーボードを有する本
体部と、その本体部の一端において、当該本体部に対し
て開閉可能に設けられた表示部とを備えると共に、前記
本体部に、請求項1ないし8の何れか1項に記載のポイ
ンティングデバイスを搭載した電子機器としたことを特
徴としている。上記の構成によれば、操作性に優れ、正
確な入力ができる電子機器を得ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1ないし
図9に基づいて以下に説明する。本実施の形態に係るポ
インティングデバイスは、図1に示すように、平面視長
方形状の平板状に形成されたセンサ基板1を備えてい
る。センサ基板1は、プリント配線が可能な基板であ
り、柔軟性を有した絶縁材料からなっている。尚、この
ような絶縁材料としては、ホーローメタル基板等の金属
板に絶縁膜を形成したものや、樹脂、ガラス、セラミッ
クス、シリコン等の単結晶、ガラスエポキシ等が挙げら
れる。
【0017】上記のセンサ基板1は、歪み量の検出に使
用される歪み検出部3と、歪み量を信号処理する信号処
理部4とからなっている。歪み検出部3と信号処理部4
との間には、センサ基板1の幅方向の両端側から左右一
対に切欠部1a・1aが形成されていると共に、両切欠
部1a・1a間に連絡部1bが形成されている。そし
て、これらの切欠部1a・1aおよび連絡部1bは、信
号処理部4を図4のキーボード基板19に取り付けて応
力が発生したときに、この応力が歪み検出部3に伝わり
難くするように機能する。
【0018】上記の歪み検出部3の中心部には、支柱部
材2が取り付けられている。支柱部材2には、図4に示
すように、ラバーキャップ21が嵌合されており、これ
らの支柱部材2とラバーキャップ21とは、センサ基板
1に対して嵌合状態で立設されたスティック部材22
(ポインティングスティック)を構成している。また、
支柱部材2の取り付けは、図3に示すように、取付け機
構5により行われている。取付け機構5は、センサ基板
1の歪み検出部3に形成された取付穴3aと、取付穴3
aに嵌合するように支柱部材2の下端に形成された嵌合
部2aと、嵌合部2aの下端面中央から支柱部材2内に
形成された雌ねじ部2bと、取付穴3aの穴径よりも大
きな頭部6aを有し、雌ねじ部2bに螺合可能なネジ部
材6とを有している。
【0019】そして、このように構成された取付け機構
5は、支柱部材2の嵌合部2aを取付穴3aに嵌合する
ことによって、歪み検出部3に対して支柱部材2を高精
度に位置決め可能にしていると共に、この嵌合部2aの
取付穴3aへの嵌合とネジ部材6による締め付けとによ
って、歪み検出部3に対する支柱部材2の取り付けを横
荷重に強く且つ剛性の高いものにしている。
【0020】また、歪み検出部3には、図2に示すよう
に、取付穴3a(スティック部材22)を挟んで対称と
なるように4つのスリット3bが形成されている。具体
的には、センサ基板1の幅方向をX軸および長手方向を
Y軸とし、これら両軸の原点Oを取付穴3aの中心点に
一致させた座標系を考えた場合において、各スリット3
bは、X軸およびY軸に平行な一対の辺部と、これらの
辺部を90°曲折した頂部とを有した平面視L字状に形
成されている。そして、これらのスリット3bは、頂部
が取付穴3aに対向配置されていると共に、頂部と中心
点0とが所定距離に設定されることによって、X軸およ
びY軸に沿って取付穴3aを中心とした十字状の交差部
7を形成している。
【0021】上記の交差部7の裏面には、4つの歪みセ
ンサ8a〜8dが形成されている。これらの歪みセンサ
8は、応力により抵抗値が変化する二酸化ルテニウムや
カーボンを主体とした抵抗材料からなっており、抵抗材
料を真空蒸着法やスパッタリング法、気相成長法等の膜
付着技術によりセンサ基板1に付着することにより形成
されている。そして、歪みセンサ8は、膜付着技術によ
り同時に同一条件下で形成されることによって、特性の
ばらつきが最小限に抑制され、高い歪み検出精度で歪み
量を検出可能にされている。
【0022】尚、歪みセンサ8は、カーボンを主体とし
た抵抗材料で形成されていることが望ましく、この場合
には、プリント配線が可能な一般的なセンサ基板1であ
る例えばガラスエポキシ基板の耐熱温度以下で歪みセン
サ8を形成することができる。また、歪みセンサ8は、
上述の膜付着技術の他、導電性インクを用いた印刷技
術、フォトリソグラフィやエッチング等による写真製版
技術によっても形成することができる。
【0023】上記の歪みセンサ8a〜8dは、取付穴3
aを中心として90度ずれた位置に配置されるように、
X軸上の+X側、Y軸上の+Y側、X軸上の−X側、Y
軸上の−Y側にそれぞれこの順に配置されている。ま
た、各歪みセンサ8a〜8dは、配置されたX軸または
Y軸に対して軸対称の形状および厚みに形成されてお
り、軸を挟んで対称に発生した歪みを相殺可能にしてい
る。
【0024】上記の各歪みセンサ8a〜8dの外側にお
ける歪み検出部3(センサ基板1)の上面には、チップ
抵抗10a〜10dが配置されている。これらのチップ
抵抗10a〜10dは、交差部7の変位の影響で抵抗値
を変化させないように、交差部7の変位領域の外部に位
置されている。各チップ抵抗10a〜10dの上面に
は、レーザ光等で切断可能な抵抗領域が形成されてお
り、一端部から他端部方向にレーザ光等を照射して切り
込み11a〜11dを形成することによって、切り込み
11a〜11dを除いた抵抗領域に対応した抵抗値を出
現させるように調整するトリミング加工が施されてい
る。
【0025】また、チップ抵抗10a〜10dは、X軸
またはY軸の軸線上に配置されている。そして、X軸上
に存在するチップ抵抗10a・10cには、切り込み1
1a・11cがX軸に対して軸対称に形成されている。
また、Y軸上に存在するチップ抵抗10b・10dに
は、切り込み11b・11dがY軸に対して軸対称に形
成されている。これにより、チップ抵抗10a〜10d
は、交差部7の外部に生じた変位による抵抗値の変化を
同軸上に存在する一対のチップ抵抗10a・10c(1
0b・10d)同士で相殺可能にしている。
【0026】上記の各チップ抵抗10a〜10dは、図
5に示すように、各歪みセンサ8a〜8dにそれぞれ直
列接続されている。これらのチップ抵抗10a〜10d
および歪みセンサ8a〜8dは、ブリッジ回路16の回
路構成にされている。
【0027】即ち、歪みセンサ8a・8b間には、5V
等の電源電圧が印加される電源端子12が接続されてお
り、歪みセンサ8c・8d間には、GND端子13が接
続されている。また、一方側のチップ抵抗10a・10
c間には、X軸出力端子14が接続されており、他方側
のチップ抵抗10b・10d間には、Y軸出力端子15
が接続されている。そして、このようなブリッジ回路1
6の回路構成にされた歪みセンサ8a〜8dおよびチッ
プ抵抗10a〜10dは、X軸上に配置された一対の歪
みセンサ8a・8cとチップ抵抗10a・10cとX軸
出力端子14とでX軸における変位量を検出するX側ト
ランスデューサ9aを構成し、Y軸上に配置された一対
の歪みセンサ8b・8dとチップ抵抗10b・10dと
Y軸出力端子15とでY軸における変位量を検出するY
側トランスデューサ9bを構成している。さらに、両ト
ランスデューサ9a・9bは、両出力を組み合わせるこ
とによって、Z軸方向の歪み量を検出するZ側トランス
デューサを構成している。
【0028】上記の各端子12〜15は、信号処理部4
側に配置されている。これらの各端子12〜15と歪み
検出部3側のブリッジ回路16とは、図1に示すよう
に、切欠部1a・1a間の幅の狭い連絡部1bに配設さ
れたプリント配線17を介して接続されている。各端子
12〜15は、信号処理部4に実装された増幅器等を有
した信号処理回路に接続されており、信号処理回路は、
図5の各トランスデューサ9a・9bの信号出力を増幅
し、歪み量検出信号としてセンサ基板1の外部に出力可
能にされている。
【0029】上記の信号処理回路が配置された信号処理
部4には、装着穴1cが四隅のコーナー部に形成されて
いる。また、装着穴1cは、歪み検出部3の四隅のコー
ナー部にも形成されている。これらの装着穴1cには、
図4に示すように、歪み検出部3および信号処理部4か
らなるセンサ基板1をキーボード基板19の裏面に取り
付ける際に、ネジ部材18が貫挿されるようになってい
る。また、センサ基板1とキーボード基板19との間に
は、複数のスペーサ部材20が介装されるようになって
おり、スペーサ部材20は、センサ基板1とキーボード
基板19との間に所定の隙間を出現させることによっ
て、センサ基板1上に設けられた回路部品等のキーボー
ド基板19への接触を防止している。
【0030】上記のようにしてセンサ基板1が装着され
るキーボード基板19には、スティック用穴19aが形
成されている。スティック用穴19aは、キーボード基
板19上に配列された例えば“G”および“H”を示す
キー部材23・23間に配置されており、スティック部
材22を前後左右に傾倒させても接触しない程度の開口
径に設定されている。そして、これらのセンサ基板1お
よびキーボード基板19は、例えば図7に示すように、
ノートブック型のパーソナルコンピュータやワードプロ
セッサ等の電子機器24に搭載されている。
【0031】上記の電子機器24は、機器本体25と、
機器本体25の一端部に設けられたヒンジ部26におい
て機器本体25に対して開閉可能に軸支された液晶ディ
スプレイ27(表示部)とを有している。機器本体25
の上面には、キー部材23からなるキーボード28が配
置されており、このキーボード28の略中心部には、上
述のスティック部材22が配置されている。一方、機器
本体25の内部には、図6に示すように、CPU29や
ROM30、RAM31、入力出力インターフェース3
2等が設けられた回路基板が収納されていると共に、記
録装置としてハードディスク装置(HDD)33が収納
されている。上記の入力出力インターフェース32は、
ハードディスク装置33やスティック部材22、キーボ
ード28、液晶ディスプレイ27等に接続されており、
これら構成部品と回路基板側のCPU29等との間にお
けるデータの入出力を可能にしている。
【0032】また、ROM30やハードディスク装置3
3には、データの入力や編集時等に実行されるポインテ
ィング制御プログラムが格納されている。このプログラ
ムは、図2に示すように、スティック部材22の操作量
および操作方向に応じて交差部7が変位したとき、この
交差部7の変位量を検出した各トランスデューサ9a・
9bからの検出信号に基づいて図7の液晶ディスプレイ
27に表示された矢印形状のポインタ27aの移動方向
および移動速度を求め、これらの移動内容でもってポイ
ンタ27aを移動させるように処理する。さらに、上記
のプログラムは、両トランスデューサ9a・9bからの
検出信号が所定以上であれば、クリックの操作信号が入
力された状態となるように処理する。
【0033】上記の構成において、ポインティングデバ
イスを製造する場合には、図1に示すように、先ず、ガ
ラスエポキシ等のプリント基板材料からなる平板をセン
サ基板1のサイズおよび形状に切り出した後、切欠部1
a、装着穴1c、取付穴3aおよびスリット3bを例え
ばプレス装置の打抜き加工により形成する。尚、これら
各部の形成は、ウオータージェット等の切断加工により
行われても良い。
【0034】上記のようにしてセンサ基板1の外形を形
成すると、続いて、センサ基板1の下面にスピンコータ
やロールコータによりアンダーコート材料を塗布するこ
とによって、アンダーコート膜を形成する。この後、ア
ンダーコート膜上に歪みセンサ8a〜8dとなるゲージ
膜を真空蒸着法やスパッタリング法、気相成長法等の膜
付着技術により形成し、ゲージ膜上に感光性レジスト膜
を塗布する。そして、フォトリソグラフィやエッチング
処理を施すことによりレジストパターンを形成し、この
パターンをマスクとして歪み膜パターンを形成した後、
レジストを除去すると共に有機絶縁材料からなる保護膜
を形成することによって、歪みセンサ8a〜8dとす
る。尚、この歪みセンサ8a〜8dの形成時において、
他のプリント配線17等を同時に形成しても良い。
【0035】上記のプリント配線17や歪みセンサ8a
〜8dの形成が完了すると、センサ基板1上にチップ抵
抗10a〜10dや各種の回路部品を実装した後、トリ
ミング加工を行う。即ち、センサ基板1をレーザ加工機
にセットし、図5に示すように、例えば歪みセンサ8a
と、このセンサ8aに直列接続されたチップ抵抗10a
との合成抵抗値[R(+X)+Rtrm(+X)] を測定しながら、レ
ーザ加工機からチップ抵抗10aの上面にレーザ光を照
射する。そして、レーザ光の照射点をチップ抵抗10a
の一端部から他端部方向に移動させることによって、チ
ップ抵抗10aに図2の切り込み11aを形成してチッ
プ抵抗値Rtrm(+X)を減少させ、合成抵抗値[R(+X)+Rtrm
(+X)] が所定の抵抗値となったときに、レーザ光の照射
を停止し、チップ抵抗10aに対するトリミング加工を
終了する。
【0036】この後、上記と同様にして、残りのチップ
抵抗10b〜10dに対してトリミング加工をそれぞれ
施すことによって、全ての合成抵抗値[R(+X)+Rtrm(+
X)] ・[R(+Y)+Rtrm(+Y)] ・[R(-X)+Rtrm(-X)] ・[R(-
Y)+Rtrm(-Y)] を所定の抵抗値に調整する。この結果、
各歪みセンサ8a〜8dによるオフセット電圧のバラツ
キが解消されることによって、X軸出力端子14および
Y軸出力端子15から出力される歪み量の検出信号の取
扱いを容易にすることができる。
【0037】次に、図3に示すように、支柱部材2の嵌
合部2aをセンサ基板1の取付穴3aに嵌合し、センサ
基板1の裏面側からネジ部材6を支柱部材2の雌ねじ部
2bに螺合する。そして、ネジ部材6を締め付けること
によって、支柱部材2をセンサ基板1に取り付ける。こ
の後、図4に示すように、支柱部材2の上方からラバー
キャップ21を嵌め込むことによりスティック部材22
とし、センサ基板1をスペーサ部材20を介してキーボ
ード基板19の裏面に取り付ける。尚、この取り付け時
において、信号処理部4の取り付けにより応力が生じて
も、センサ基板1の歪み検出部3と信号処理部4とが幅
の狭い連絡部1bを介して接続されているため、信号処
理部4の応力が歪み検出部3に殆ど伝わることがない。
この後、図7に示すように、キーボード基板19を機器
本体25に装着してキーボード28とし、液晶ディスプ
レイ27等を取り付けることにより電子機器24を組み
立てる。
【0038】上記のようにしてセンサ基板1を備えた電
子機器24は、文書の作成や表計算、図面の作成等の各
種の情報処理に使用される。この際、情報処理に使用さ
れる文字データや数値データ等を入力する場合には、ス
ティック部材22を操作することなく、キーボード28
を操作することによりデータ入力が行われる。一方、デ
ータの入力時や編集時等において、液晶ディスプレイ2
7の表示画面上でポインタを任意の位置に移動させる場
合には、スティック部材22が主に操作される。
【0039】即ち、スティック部材22が操作されてお
らず、如何なる応力も加えられていない状態において
は、図2に示すように、各歪みセンサ8a〜8dがX軸
およびY軸に対して軸対称に配置されているため、各歪
みセンサ8a〜8dの抵抗値に変化はない。従って、図
5のX軸出力端子14(X側トランスデューサ9a)お
よびY軸出力端子15(Y側トランスデューサ9b)に
おける信号出力は、所定電圧を維持することになり、こ
の信号出力を歪み量検出信号として取り込んだ図6のC
PU29は、スティック部材22が操作されていないと
認識することによって、ポインタを停止させた状態に維
持する。
【0040】次に、オペレータがスティック部材22を
例えばX軸方向およびY軸方向の+側に向かって力を加
える操作をした場合には、交差部7がスティック部材2
2の操作方向および操作量に応じて撓むことにより変位
する。この際、スティック部材22を強く押圧して操作
すると、スティック部材22とセンサ基板1との取り付
け部分に大きな横荷重が発生することになるが、スティ
ック部材22が取付け機構5によりセンサ基板1に対し
て強固に取り付けられているため、センサ基板1からス
ティック部材22が外れることはない。
【0041】交差部7が上記のようにして変位すると、
この変位は、X軸上の+側に存在する一方の歪みセンサ
8aに対して引っ張り歪みを発生させることにより抵抗
値を増加させる一方、X軸上の−側に存在する他方の歪
みセンサ8cに対して圧縮歪みを発生させることにより
抵抗値を減少させる。また、Y軸上の+側に存在する一
方の歪みセンサ8bにおいては、Y軸の右側部分で引っ
張り歪みによる抵抗値の増加が生じ、Y軸の左側部分で
圧縮歪みによる抵抗値の減少が生じる。また同様に、Y
軸上の−側に存在する他方の歪みセンサ8dにおいて
は、Y軸の右側部分で引っ張り歪みによる抵抗値の増加
が生じ、Y軸の左側部分で圧縮歪みによる抵抗値の減少
が生じる。
【0042】この結果、歪みセンサ8a〜8dの抵抗値
が変化することによって、X軸出力端子14(X側トラ
ンスデューサ9a)およびY軸出力端子15(Y側トラ
ンスデューサ9b)の信号出力が変化することになる。
そして、信号出力が増幅等されて歪み量検出信号とされ
た後、ポインティング制御プログラムを実行する図6の
CPU29に取り込まれることによって、ポインタの移
動方向および移動速度の決定に用いられることになる。
【0043】この際、上記の信号出力は、歪みセンサ8
a〜8dがチップ抵抗10a〜10dに直列接続されて
いるため、これらのチップ抵抗10a〜10dの抵抗値
の増減によっても変化する。ところが、チップ抵抗10
a〜10dは、交差部7の変位領域の外部に位置されて
いるため、交差部7がスティック部材22により大きく
変位した場合でも、この変位の影響で抵抗値を増減させ
ることはない。これにより、信号出力が歪みセンサ8a
〜8dの抵抗値の変化に正確に対応したものとなってい
るため、オペレータは、ポインタを意図する通りの速度
および方向に移動させて正確に停止させることができ
る。
【0044】以上のように、本実施形態のポインティン
グデバイスは、図1に示すように、平板状のセンサ基板
1と、センサ基板1に立設されたスティック部材22
と、スティック部材22を挟んで対称となるように配設
された少なくとも一対の歪みセンサ8a〜8dとを備
え、スティック部材22の操作時に、歪みセンサ8a〜
8dを撓ませるようなスリット3bがセンサ基板1に設
けられた構成にされている。
【0045】尚、本実施形態における『スティック部材
22を挟んで対称』とは、スティック部材22からX軸
方向およびY軸方向にそれぞれ等距離の位置に歪みセン
サ8a〜8dが配置されていることを意味する。また、
スリット3bは、平面視L字状に形成されているが、こ
れに限定されるものではなく、スティック部材22の操
作時に、歪みセンサ8a〜8dを撓ませることができる
ように形成されていれば良い。
【0046】従って、センサ基板1の歪み検出部3に
は、例えば図8に示すように、スティック部材22を中
心としたX軸上の+側、Y軸上の+側、X軸上の−側お
よびY軸上の−側に歪みセンサ8a〜8dがそれぞれ配
置され、I字状のスリット3b’が隣接する歪みセンサ
8a〜8d間にかけて形成されることによって、これら
歪みセンサ8a〜8dを歪ませる交差部7’が略四角形
状に形成されていても良い。
【0047】また、センサ基板1の歪み検出部3には、
例えば図9(a)・(b)に示すように、スティック部
材22を中心としたX軸上の+側において歪みセンサ8
a・8cがセンサ基板1の上面および下面にそれぞれ配
置されると共に、Y軸上の+側において歪みセンサ8b
・8dがセンサ基板1の上面および下面にそれぞれ配置
され、小さなサイズのL字状のスリット3b''と大きな
サイズのL字状のスリット3b''とがスティック部材2
2を挟んで形成されることによって、歪みセンサ8a〜
8dを撓ませる交差部7''がL字状に形成されていても
良い。
【0048】
【発明の効果】請求項1の発明は、平板状のセンサ基板
と、前記センサ基板に立設されたスティック部材と、前
記スティック部材を挟んで対称となるように配設された
少なくとも一対の歪みセンサとを備え、前記スティック
部材の操作時に、前記歪みセンサを撓ませるようなスリ
ットが前記センサ基板に設けられた構成である。
【0049】上記の構成によれば、スリットによりセン
サ基板自体を撓ませるため、従来における変位量の検出
に使用される歪み検出用基板の機能と、変位量の検出信
号の処理に使用されるベース基板の機能とを1枚のセン
サ基板で兼用させることができる。これにより、従来の
ポインティングデバイスよりも単純な構造であると共に
製造工程を減少させることができるため、生産性および
歩留りを向上させることができると共にコストダウンす
ることができる。さらに、スリットの形成であれば、形
状やサイズを容易に変更することができるため、各種の
センサ基板が存在した場合でも、スティック部材の操作
時における変位を各種のセンサ基板に対して最大にする
ことが可能になり、結果として精度良く大きな出力を容
易に得ることができる。
【0050】請求項2の発明は、請求項1記載のポイン
ティングデバイスであって、前記センサ基板はプリント
配線が可能な基板であり、前記歪みセンサは、膜付着技
術により形成された構成である。上記の構成によれば、
歪みセンサを含んだ回路のプリント配線を行うことがで
きる。
【0051】請求項3の発明は、請求項1記載のポイン
ティングデバイスであって、前記センサ基板はプリント
配線が可能な基板であり、前記歪みセンサは、カーボン
を主体として前記センサ基板に焼き付けられた構成であ
る。上記の構成によれば、カーボンを主体とすることに
よって、プリント配線が可能な一般的な基板の耐熱温度
以下で歪みセンサを形成することができる。
【0052】請求項4の発明は、請求項2または3に記
載のポインティングデバイスであって、前記歪みセンサ
に直列に配置されるトリミング可能なチップ抵抗が前記
センサ基板に配設された構成である。上記の構成によれ
ば、チップ抵抗をトリミングすることによって、歪みセ
ンサの抵抗値の誤差に伴うオフセット電圧のバラツキを
解消することができる。
【0053】請求項5の発明は、請求項1ないし4の何
れか1項に記載のポインティングデバイスであって、前
記歪みセンサは、前記スティック部材を中心として90
度ずれた位置に4つ配設され、前記スリットは、前記ス
ティック部材を挟んで対称に設けられ、前記歪みセンサ
を有する十字状の交差部を形成させる4つのL字状であ
る構成である。上記の構成によれば、L字状のスティッ
ク部材を4つ設けるという簡単な加工によって、センサ
基板における歪みセンサが設けられた部分を効果的に撓
ませることができる。
【0054】請求項6の発明は、請求項1ないし4の何
れか1項に記載のポインティングデバイスであって、前
記スティック部材は前記センサ基板に対して嵌合状態で
立設されている構成である。上記の構成によれば、ステ
ィック部材とセンサ基板との位置を正確に決めることが
できると共に、横荷重に強いものにすることができる。
【0055】請求項7の発明は、請求項1ないし4の何
れか1項に記載のポインティングデバイスであって、前
記センサ基板はプリント配線が可能な基板であり、前記
基板に信号処理回路が実装されている構成である。上記
の構成によれば、センサ基板がプリント配線可能である
ため、信号処理回路を含めてパターンニングすることが
できる。
【0056】請求項8の発明は、請求項7記載のポイン
ティングデバイスであって、前記センサ基板は、前記ス
ティック部材が立設され、前記スティック部材が設けら
れた歪み検出部と、前記信号処理回路が実装された信号
処理部とからなり、前記歪み検出部と前記信号処理部は
幅の狭い連絡部でつながっている構成である。上記の構
成によれば、信号処理部の取付け時の応力が歪み検出部
に伝わり難くなるため、歪み検出部における歪みセンサ
の作動が正確になる。
【0057】請求項9の発明は、キーボードを有する本
体部と、その本体部の一端において、当該本体部に対し
て開閉可能に設けられた表示部とを備えると共に、前記
本体部に、請求項1ないし8の何れか1項に記載のポイ
ンティングデバイスを搭載した電子機器として構成され
ている。上記の構成によれば、操作性に優れ、正確な入
力ができる電子機器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ポインティングデバイスの斜視図である。
【図2】歪みセンサやスリットの位置関係を示す説明図
である。
【図3】支柱部材を歪み検出部に取り付けた状態を示す
説明図である。
【図4】キーボード基板に取り付けられたセンサ基板の
図1におけるA−A’線矢視断面図である。
【図5】歪みセンサおよびチップ抵抗の接続関係を示す
説明図である。
【図6】電子機器のブロック図である。
【図7】電子機器の斜視図である。
【図8】センサ基板の平面図である。
【図9】センサ基板を示すものであり、(a)は平面
図、(b)は側面図である。
【図10】従来のポインティングデバイスを示す説明図
である。
【符号の説明】
1 センサ基板 1a 切欠部 1b 連絡部 1c 装着穴 2 支柱部材 3 歪み検出部 4 信号処理部 5 取付け機構 6 ネジ部材 7 交差部 8a〜8d 歪みセンサ 9a X側トランスデューサ 9b Y側トランスデューサ 10a〜10d トリマブルチップ抵抗 11a〜11d 切り込み 12 電源端子 13 GND端子 14 X軸出力端子 15 Y軸出力端子 16 ブリッジ回路 17 プリント配線 18 ネジ部材 19 キーボード基板 22 スティック部材 23 キー部材 24 電子機器 25 機器本体 28 キーボード

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板状のセンサ基板と、前記センサ基板
    に立設されたスティック部材と、前記スティック部材を
    挟んで対称となるように配設された少なくとも一対の歪
    みセンサとを備え、前記スティック部材の操作時に、前
    記歪みセンサを撓ませるようなスリットが前記センサ基
    板に設けられたことを特徴とするポインティングデバイ
    ス。
  2. 【請求項2】 前記センサ基板はプリント配線が可能な
    基板であり、前記歪みセンサは、膜付着技術により形成
    されたものであることを特徴とする請求項1記載のポイ
    ンティングデバイス。
  3. 【請求項3】 前記センサ基板はプリント配線が可能な
    基板であり、前記歪みセンサは、カーボンを主体として
    前記センサ基板に焼き付けられたものであることを特徴
    とする請求項1記載のポインティングデバイス。
  4. 【請求項4】 前記歪みセンサに直列に配置されるトリ
    ミング可能なチップ抵抗が前記センサ基板に配設された
    ことを特徴とする請求項2または3に記載のポインティ
    ングデバイス。
  5. 【請求項5】 前記歪みセンサは、前記スティック部材
    を中心として90度ずれた位置に4つ配設され、前記ス
    リットは、前記スティック部材を挟んで対称に設けら
    れ、前記歪みセンサを有する十字状の交差部を形成させ
    る4つのL字状であることを特徴とする請求項1ないし
    4の何れか1項に記載のポインティングデバイス。
  6. 【請求項6】 前記スティック部材は前記センサ基板に
    対して嵌合状態で立設されていることを特徴とする請求
    項1ないし4の何れか1項に記載のポインティングデバ
    イス。
  7. 【請求項7】 前記センサ基板はプリント配線が可能な
    基板であり、前記基板に信号処理回路が実装されている
    ことを特徴とする請求項1ないし4の何れか1項に記載
    のポインティングデバイス。
  8. 【請求項8】 前記センサ基板は、前記スティック部材
    が立設され、前記スティック部材が設けられた歪み検出
    部と、前記信号処理回路が実装された信号処理部とから
    なり、前記歪み検出部と前記信号処理部は幅の狭い連絡
    部でつながっていることを特徴とする請求項7記載のポ
    インティングデバイス。
  9. 【請求項9】 キーボードを有する本体部と、その本体
    部の一端において、当該本体部に対して開閉可能に設け
    られた表示部とを備えると共に、前記本体部に、請求項
    1ないし8の何れか1項に記載のポインティングデバイ
    スを搭載したことを特徴とする電子機器。
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