JP2004067684A - ヒドロフルオロエーテル類とその製法 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来技術の不便さと制限のない方法でヒドロフルオロエーテル類を得ることを課題とする。
【解決手段】下記式(II):
T−CFX’−O−Rf−CFX−T’ (II)
[式中、TはCH3であり、XとX’は同一または異なりFとCF3から選択され、T’はF、Cl、H、C1〜C3ペルフルオロアルキル、CH3、CH2OH、COCl、CHOまたはCO2Hであり、Rfはペルフルオロアルキレンまたはペルフルオロポリオキシアルキレンである]ヒドロフルオロエーテル類、および少なくとも1つの−COCl末端基を有する対応の化合物の金属フルオリド上に支持された白金触媒の存在下で水素ガスで還元するそれぞれの製法により、上記の課題を解決する。
【選択図】 なし
【解決手段】下記式(II):
T−CFX’−O−Rf−CFX−T’ (II)
[式中、TはCH3であり、XとX’は同一または異なりFとCF3から選択され、T’はF、Cl、H、C1〜C3ペルフルオロアルキル、CH3、CH2OH、COCl、CHOまたはCO2Hであり、Rfはペルフルオロアルキレンまたはペルフルオロポリオキシアルキレンである]ヒドロフルオロエーテル類、および少なくとも1つの−COCl末端基を有する対応の化合物の金属フルオリド上に支持された白金触媒の存在下で水素ガスで還元するそれぞれの製法により、上記の課題を解決する。
【選択図】 なし
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、少なくとも1つの水素化末端基−OCFX’CH3(X’=FまたはCF3)を有することで特徴付けられるヒドロフルオロエーテル類とその製法に関する。
より詳しくは、その製法は、対応するフッ素化アシルクロリド前駆体を白金触媒(Pt)の存在下、H2での還元に関する。
【0002】
【従来の技術】
ヒドロフルオロエーテル類を、エーテル化合物のF2での直接フッ素化または電機化学的フッ素化によるか、フッ素化アルコールのアルキル化により作ることが知られている。
特許出願WO99/47,480号(特許文献1)では、ヒドロフルオロエーテル類がフッ素化カルボニル化合物のアルキル化で得ることができるとされている。この方法は、炭素数12に等しいか少ない低分子量の原料を使用して、収率と選択率は低く、少なくとも1つの末端基OCFX’CH3(X’=F、CF3)を有するヒドロフルオロエーテル類を与えない。
より詳しくは、WO99/47,480号では、ルイス酸例えばSbF5の存在下、ペルフルオロ化カルボニル化合物のアルキル化法を記述している。
【0003】
その一般式
Rf−(OR)x (I)
(式中、Rfが、任意に置換されるか、任意にN、O、Sのような異原子を鎖中に含有するフッ素化C1〜C15アルキル;Rが任意に置換されたC1〜C10アルキル、Xが1〜3の範囲)
に、潜在的に多数のヒドロフルオロエーテル類が含まれているが、その方法では実際には、−OCFX’CH3と異なる末端基を有するヒドロフルオロエーテル類のみを得ることができる(WO99/47,480号の実施例参照)。そのため、−OCFX’CH3末端を有する化合物が作られておらず、どのようにそれを製造するのか指示もない。従って、上記の特許と通常の知識により当業者であってもこの発明の化合物を作ることはできない。
【0004】
一般に、WO99/47,480号に記載の反応は、Rfが分枝していると非常に変換率が低い。受け入れできる変換率を得るには、アルキル化剤としてCH3Fを使用する必要があり、凝集性であるルイス酸の使用を必要とする欠点があり、かつ特別の材料で作る耐圧装置の使用を必要とする制限が上記反応にはある。その上、HFが生成し、装置の選択問題をさらに生ずる。アルキル化反応は平衡反応であることから、高収率でヒドロフルオロエーテル類を得ることはできない。
【0005】
出願人は、SbF5のようなルイス酸をWO99/47,480号で示唆された割合で用い、かつ同特許出願で示唆されたと同じやり方に従って、特に−OCF2O−配列を有するペルフルオロポリエーテル構造の前駆体から出発して、ヒドロフルオロエーテル類が得られず、その上示唆された以上のSbF3量を用いるとヒドロフルオロエーテル類を得ることなく、当初のペルフルオロポリエーテル構造の殆ど全部の分解を生ずる(比較例参照)ことを見出している。
【0006】
【特許文献1】
国際公開第99/47,480号パンフレット
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
そのため、従来技術の不便さと制限のない方法でヒドロフルオロエーテル類を得る必要性があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】
ここに、少なくとも1つの−OCFX’CH3の末端基を有し、70%のオーダでの選択率で定量的変換率を有することを特徴とするアシルクロリド基を含有するフッ素化前駆体を白金触媒の存在下で行い、ヒドロフルオロエーテル類を与える水素添加法を見出した。
【0009】
この発明の目的物は、下記式(II):
T−CFX’−O−Rf−CFX−T’ (II)
[式中、
TはCH3であり、
XとX’は同一または異なりFとCF3から選択され、
T’はF、Cl、H、C1〜C3ペルフルオロアルキル、CH3、CH2OH、COCl、CHOまたはCO2Hであり、
Rfは
−C2〜C15ペルフルオロアルキレン、
−(C2F4O)m(CF2CF(CF3)O)n(CF2O)p(CF(CF3)O)q−
(式中、n+m+p+qの和は2〜200、(p+q)/(m+n+p+q)比は10:100より低いか等しく、好ましくは0.5:100〜4:100の間であり、n/m比は0.2〜6で好ましくは0.5〜3、m、n、pとqは互いに同一または異なり、mとnは1〜100の範囲、好ましくは1〜80の範囲のとき、pとqは0〜80の範囲、好ましくは0〜50の範囲であり、n、m、pとq指数を有する単位は、鎖に沿って統計的に分布している)、
−(CF2CF2CF2O)r− (式中、rは2〜200の範囲である)
−(CF(CF3)CF2O)s− (式中、sは2〜200の範囲である)
から選択される]
のヒドロフルオロエーテル類である。
【0010】
【発明の実施の形態】
ペルフルオロオキシアルキレン鎖Rfの好ましい構造は、
−(CF2CF2O)m−(CF2O)p−と
−(CF2CF(CF3)O)n−(CF2O)p−(CF(CF3)O)q−
(式中、記号は前記と同一意味)
から選択される。
【0011】
この発明のさらなる目的は、式(III):
T’’−CFX’−O−Rf−CFX−COF (III)
(式中
T’’は−COClであり、
T’’’はF、C1〜C3ペルフルオロアルキル、COCl、HまたはClであり、
X、X’とRfは式(II)の定義と同一意味である)
の対応の前駆体を、不活性溶媒中、20〜150℃、好ましくは80〜120℃の温度で1〜50atm好ましくは1〜10atmの圧力下、支持された白金、好ましくは金属フッ化物に支持された白金で形成される触媒の存在下で水素ガスで還元することからなる式(II)の化合物の製法である。
【0012】
少なくとも1つの−COCl末端基を有する式(III)の化合物は、知られており、例えば、対応する−COFまたは−COOH末端基を有するPFPEを無機塩化物またはチオニルクロリドのようなクロル化剤と反応さすことにより作ることができる。
【0013】
好ましくは、この出願と同時出願のイタリア特許出願MI 2002A 001733と同MI 2002A 00174(ここに参照として導入)に記載の事項に従って作られ、その方法は、100℃以上の温度で、強い撹拌下に、大過剰の無機塩化物、CaCl2とPFPEアシルフルオライドとを固−液反応さすか、あるいはPFPEアシルフルオライドを加水分解して対応するカルボン酸とし、次いでこれを50〜100℃の温度で第3級アミンの存在下でSOCl2と処理し、対応するアシルクロリドとすることができる。
【0014】
式(II)のヒドロフルオロエーテル類は、少なくとも1つの−CHOまたは−CH(OH)O(CH2)tR末端基(式中、Tは0または1、RはC1〜C10アルキル基、HまたはRf)を有する対応するPFPEからも得ることができる。
その製法は、連続または不連続法で行うことができる。
【0015】
金属フッ化物は、CaF2、BaF2、MgF2とAlF3から選択するのが好ましく、CaF2がより好ましい。
【0016】
支持体上のPt濃度は、触媒全量に対し0.1〜10重量%の間、好ましくは1〜2重量%の間である。
【0017】
触媒の使用量は、式(III)の化合物の重量に対し、1〜100重量%の範囲、好ましくは10〜100重量%の範囲である。
【0018】
不活性溶媒は、例えば、ペルフルオロブチルテトラヒドロフラン、ペルフルオロプロピルテトラヒドロピランまたはそれらの混合物のような、線状もしくは環状のフッ化エーテルが挙げられる。
【0019】
この発明の少なくとも1つの−OCFX’CH3末端基(X’=FまたはCF3)を有するヒドロフルオロエーテル類は、冷媒、プリント回路の洗浄工程での溶剤、オゾン層に有害や高いGWP(大気汚染潜在物)となるCFC、HCFCやPFCの代替物として金属成分の蒸気相での脱脂に使用できる。
その他、上記のヒドロフルオロエーテル類は、非常に低沸点または非常に高い凍結点のため、ある場合に使用が制限されるHFCの代替物として広い範囲の利用温度での応用が見出される。
【0020】
【実施例】
次にこの発明を例証で非限定目的に実施例で説明する。
【0021】
実施例1
機械撹拌器、水素/窒素導入用のバブリング管とバブル−カウンターを有する凝集器とを備えた1000mlのフラスコに、CaF2上に支持したPt(Pt=1.5重量%)の36.7gとペルフルオロブチルテトラヒドロフランとペルフルオロプロピルテトラヒドロピランの1:1混合物(D100)の400mlを導入した。
サーモスタット付油浴で外部加熱し、溶媒を沸騰温度(100℃)にし、水素を20L/hの流量で大気圧で供給し、式(IV)
CF3O(CF2CF(CF3)O)n(CF2O)pC2COCl (IV)
(式中、n/p=25、nとpは数平均分子量が400であるような整数)
のペルフルオロポリエーテル(PFPE)の36.7gを滴下ロートで30分で供給した。
PFPE−COClの供給が終了してから、水素流中15分で反応を完結させた。
【0022】
次いで、窒素流中、室温に冷却し、粗反応物を濾過し、触媒を回収した。
化合物のNMR(19Fと1H)分析は、原料のPFPEアシルクロリドの100%の変換率と式(V)
CF3O(CF2CF(CF3)O)n(CF2O)pCF2CH3 (V)
のヒドロフルオロエーテル類の60モル%の収率を示した。
その上、NMR分析は、40モル%の量で式(VI)
CF3O(CF2CF(CF3)O)n(CF2O)pCF2CH2OH (VI)
のアルコール化合物の存在を示した。
【0023】
ヒドロフルオロエーテル類(V)をアルコール体(VI)から分離するには、粗反応物をシリカゲル上、溶離液としてD100を用いてクロマトグラフィーが行われた。溶離液から溶媒を留去すると18gの化合物が得られ、NMR(19Fと1H)分析で式(V)のヒドロフルオロエーテル類であることを示した。
【0024】
実施例2
実施例1に記載と同じ装置に、CaF2上に支持したPt(Pt=1.5%)の32.5gとD100の150mlを導入した。
式(VII):
Cl(CF2CF(CF3)O)nCF2COCl (VII)
(式中、n=3で数平均分子量が647)
のPFPEアシルクロリドの38.9gを供給し、実施例1に記載のように操作した。
化合物NMR(19Fと1H)分析で、原料のPFPE−アシルクロリドの100%の変換率と式(VIII):
Cl(CF2CF(CF3)O)nCF2CH3 (VIII)
のヒドロフルオロエーテル類の70モル%の収率を示した。
さらにNMR分析は、式(IX):
Cl(CF2CF(CF3)O)nCF2CH2OH (IX)
のアルコール化合物の30モル%に相当する量の存在を示した。
【0025】
ヒドロフルオロエーテル類をアルコール化合物から分離するため、粗反応物をシリカゲル上、溶離液としてD100を用いてクロマトグラフィーが行われた。溶離液から溶媒留去後に、23gの化合物を得、NMR(19Fと1H)での分析で、式(VIII)のヒドロフルオロエーテル類であることを示した。
毎回、前のテストと同じ触媒を用い、実施例2のアシルクロリドの38gを供給して同じ様式で実験を繰り返した。
10回の連続テストのサイクル後、反応変換率と選択率の変動はみられず、それ故、触媒の不活化がないことが明白である。
【0026】
実施例3
機械撹拌器、水素/窒素導入用のバブリング管、バブル−カウンターを有する凝集器を備えた100mlのフラスコに、C担持のPt(Pt=5%)の1gとD100の40mlを導入した。
実施例2のPFPE−アシルクロリドの3.54gを供給し、実施例1に記載のように操作した。
化合物のNMR(19Fと1H)分析は、原料のPFPEアシルクロリドの部分的変換(53モル%)と、変換化合物が、式(VIII)のヒドロフルオロエーテル類が64モル%である混合物であることを示した。
100への差は、式(X)
Cl(CF2CF(CF3)O)nCF2CO2H (X)
の酸で構成される。
【0027】
実施例4
実施例1に記載と同じ装置に、CaF2担持Pt(Pt=1.5%)の30.4gとD100の150mlを導入した。
式(XI):
ClOCCF2O(CF2CF2O)m(CF2O)pCF2COCl (XI)
(式中、m/p=1、mとpは数平均分子量が2,030であるような整数)
のPFPE−アシルクロリドの35.2gを供給し、実施例1で記載のように操作した。
【0028】
化合物のNMR(19Fと1H)分析により、原料のPFPE−アシルクロリドの100%の変換率と、平均として−CF2CH3末端基の60モル%、−CF2CH2OH末端基の32モル%と−CF2CO2H末端基の8モル%である反応混合物を得たことを示した。
混合物から、シリカ上クロマトグラフィーおよび溶媒留去後、
CH3CF2O(CF2CF2O)n(CF2O)mCF2CH3 (XII)、
のヒドロフルオロエーテル類の5.8g、
CH3CF2O(CF2CF2O)m(CF2O)mCF2CH2OH (XIII)、
のPFPEの12g、
HOCH2CF2O(CF2CF2O)m(CF2O)pCF2CH2OH (XIV)、
のPFPEアルコールの9.7gと
HO(O)CCF2O(CF2CF2O)m(CF2O)pCF2C(O)OH (XV)、
のPFPE酸の2.4gを得た。
【0029】
実施例5
実施例3と同じ装置に、CaF2担持Pt(Pt=1.5%)の3.26gとD100の40mlを導入した。
式(XVI):
H(O)CCF2O(CF2CF2O)m(CF2O)pCF2C(O)H (XVI)
(式中、m/p=1、mとpは数平均分子量が2000であるような整数)
のPFPEアルデヒドの3.21gを供給し、実施例1に記載のように操作した。
化合物のNMR(19Fと1H)分析は、原料PFPEアルデヒドの100%変換率で、平均として、−CF2CH3末端基の30モル%と−CF2CH2OH末端基の70モル%の反応混合物を得たことを示した。
【0030】
実施例6
実施例3と同じ装置に、CaF2担持Pt(Pt=1.5%)の2.9gとD100の40mlを導入した。
式(XVII):
(HO)2HCCF2O(CF2CF2O)m(CF2O)pCF2CH(OH)2 (XVII)
(式中、m/p=1、mとpは数平均分子量が2000であるような整数)
の水和PFPEアルデヒドの2.48gを供給し、実施例1の記載のように操作した。
化合物のNMR(19Fと1H)分析は、原料の水和PFPEアルデヒドの100%変換率で、平均で−CF2CH3末端基の14モル%と−CH2CH2OH末端基の86モル%である反応混合物を得たことを示した。
【0031】
実施例7(比較)
実施例3と同じ装置に、CaF2担持Pt(Pt=1.5%)の4gとD100の40mlを導入した。
式(IX):
Cl(CF2CF(CF3)O)nCF2CH2OH (IX)
(式中、n=3、数平均分子量604)
のPFPEアルコール4gを供給し、実施例1に記載のように操作した。
化合物のNMR(19Fと1H)は、反応が行われないことを示し、式(IX)のPFPEアルコールのみが存在した。
【0032】
実施例8(比較)
実施例3と同じ装置に、CaF2担持Pt(Pt=1.5%)の4gとD100の400mlを導入した。
式(XIV)
HOCH2CF2O(CF2CF2O)m(CF2O)pCF2CH2OH (XIV)
(式中、m/p=1、mとpは数平均分子量が2000であるような整数)
のPFPEアルコールの4gを導入し、実施例1に記載のように操作した。
化合物のNMR(19Fと1H)は、反応が行われないことを示し、PFPEアルコール(XIV)のみが存在した。
【0033】
実施例9(比較)
実施例3と同じ装置に、Ptブラックの60mgとD100の40mlを導入した。
実施例2の式(VII)のPFPEアシルクロリドの4gを導入し、実施例1に記載のように操作した。
化合物のNMR(19Fと1H)は、反応が行われないことを示し、PFPE−アシルクロリド(VII)のみが存在した。
【0034】
実施例10(比較)
磁気撹拌器、バブリング管、温度検出用の熱電対と圧力計とを備えた250mlのAISI316反応器を70℃で7時間、真空乾燥した。これをドライボックスに移行し、SbF5の47mgと式(XVIII):
FC(O)CF2O(CF2CF2O)m(CF2O)pCF2C(O)F (XVIII)
(式中、m/p=2.13、mとpは数平均分子量が1529であるような整数)
のPFPEアシルフルオリドの10gを供給した。
【0035】
反応器をドライボックスに再び入れ、−80℃に冷却した。反応器を減圧にした後に、CH3CF3ガスの1.82gを供給した。次いで、反応混合物を室温にし、次いで30℃に加温し、その温度で45分間放置した。反応器を再び−30℃に冷却し、20分後に、反応混合物に無水メタノールの8gを添加してクエンチした。反応混合物を室温にし、反応器から粗反応物を排出した。過剰のメタノールを減圧留去して、8.9gの化合物を得た。これのNMR(19Fと1H)分析で式(XIX):
CH3OC(O)CF2O(CF2CF2O)m(CF2O)pCF2C(O)OCH3 (XIX)
のPFPEエステル、すなわち原料のPFPEアシルフルオロイドとメチルアルコールと反応物のみを示した。
【0036】
実施例11(比較)
実施例10と同じ装置で同様に処理する。但し、酸触媒量は、SbF5の2.2gを供給して増量し、実施例10のPFPEアシルフルオライドの10.5gを供給した。
−80℃に冷却し、1.5barの残圧を認める。しかし、CH3CF3の1.82gを供給して実施例10に記載のように操作した。圧の上昇が観察された。低温でメタノールでクエンチした後、再び室温に戻した。ガスをサンプリングして、ガス−マスで分析した。低い数平均分子量(MW≦500)を有するPFPEアシルクロリド鎖の分解物の混合物で構成されていることを示した。
これらの何れも、−OCF2CH3末端基を有するヒドロフルオロエーテル類構造を示さない。
液状の反応物の塊は、式(XIX):
CH3OC(O)CF2O(CF2CF2O)m(CF2O)pCF2C(O)OCH3 (XIX)
(式中、m/p=5、mとpは数平均分子量が1,371であるような整数)
のPFPE−エステルの2.5gのみであった。
【0037】
【発明の効果】
本発明によれば、従来技術の不便さと制限のない方法でヒドロフルオロエーテル類を得ることができる。
【発明の属する技術分野】
この発明は、少なくとも1つの水素化末端基−OCFX’CH3(X’=FまたはCF3)を有することで特徴付けられるヒドロフルオロエーテル類とその製法に関する。
より詳しくは、その製法は、対応するフッ素化アシルクロリド前駆体を白金触媒(Pt)の存在下、H2での還元に関する。
【0002】
【従来の技術】
ヒドロフルオロエーテル類を、エーテル化合物のF2での直接フッ素化または電機化学的フッ素化によるか、フッ素化アルコールのアルキル化により作ることが知られている。
特許出願WO99/47,480号(特許文献1)では、ヒドロフルオロエーテル類がフッ素化カルボニル化合物のアルキル化で得ることができるとされている。この方法は、炭素数12に等しいか少ない低分子量の原料を使用して、収率と選択率は低く、少なくとも1つの末端基OCFX’CH3(X’=F、CF3)を有するヒドロフルオロエーテル類を与えない。
より詳しくは、WO99/47,480号では、ルイス酸例えばSbF5の存在下、ペルフルオロ化カルボニル化合物のアルキル化法を記述している。
【0003】
その一般式
Rf−(OR)x (I)
(式中、Rfが、任意に置換されるか、任意にN、O、Sのような異原子を鎖中に含有するフッ素化C1〜C15アルキル;Rが任意に置換されたC1〜C10アルキル、Xが1〜3の範囲)
に、潜在的に多数のヒドロフルオロエーテル類が含まれているが、その方法では実際には、−OCFX’CH3と異なる末端基を有するヒドロフルオロエーテル類のみを得ることができる(WO99/47,480号の実施例参照)。そのため、−OCFX’CH3末端を有する化合物が作られておらず、どのようにそれを製造するのか指示もない。従って、上記の特許と通常の知識により当業者であってもこの発明の化合物を作ることはできない。
【0004】
一般に、WO99/47,480号に記載の反応は、Rfが分枝していると非常に変換率が低い。受け入れできる変換率を得るには、アルキル化剤としてCH3Fを使用する必要があり、凝集性であるルイス酸の使用を必要とする欠点があり、かつ特別の材料で作る耐圧装置の使用を必要とする制限が上記反応にはある。その上、HFが生成し、装置の選択問題をさらに生ずる。アルキル化反応は平衡反応であることから、高収率でヒドロフルオロエーテル類を得ることはできない。
【0005】
出願人は、SbF5のようなルイス酸をWO99/47,480号で示唆された割合で用い、かつ同特許出願で示唆されたと同じやり方に従って、特に−OCF2O−配列を有するペルフルオロポリエーテル構造の前駆体から出発して、ヒドロフルオロエーテル類が得られず、その上示唆された以上のSbF3量を用いるとヒドロフルオロエーテル類を得ることなく、当初のペルフルオロポリエーテル構造の殆ど全部の分解を生ずる(比較例参照)ことを見出している。
【0006】
【特許文献1】
国際公開第99/47,480号パンフレット
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
そのため、従来技術の不便さと制限のない方法でヒドロフルオロエーテル類を得る必要性があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】
ここに、少なくとも1つの−OCFX’CH3の末端基を有し、70%のオーダでの選択率で定量的変換率を有することを特徴とするアシルクロリド基を含有するフッ素化前駆体を白金触媒の存在下で行い、ヒドロフルオロエーテル類を与える水素添加法を見出した。
【0009】
この発明の目的物は、下記式(II):
T−CFX’−O−Rf−CFX−T’ (II)
[式中、
TはCH3であり、
XとX’は同一または異なりFとCF3から選択され、
T’はF、Cl、H、C1〜C3ペルフルオロアルキル、CH3、CH2OH、COCl、CHOまたはCO2Hであり、
Rfは
−C2〜C15ペルフルオロアルキレン、
−(C2F4O)m(CF2CF(CF3)O)n(CF2O)p(CF(CF3)O)q−
(式中、n+m+p+qの和は2〜200、(p+q)/(m+n+p+q)比は10:100より低いか等しく、好ましくは0.5:100〜4:100の間であり、n/m比は0.2〜6で好ましくは0.5〜3、m、n、pとqは互いに同一または異なり、mとnは1〜100の範囲、好ましくは1〜80の範囲のとき、pとqは0〜80の範囲、好ましくは0〜50の範囲であり、n、m、pとq指数を有する単位は、鎖に沿って統計的に分布している)、
−(CF2CF2CF2O)r− (式中、rは2〜200の範囲である)
−(CF(CF3)CF2O)s− (式中、sは2〜200の範囲である)
から選択される]
のヒドロフルオロエーテル類である。
【0010】
【発明の実施の形態】
ペルフルオロオキシアルキレン鎖Rfの好ましい構造は、
−(CF2CF2O)m−(CF2O)p−と
−(CF2CF(CF3)O)n−(CF2O)p−(CF(CF3)O)q−
(式中、記号は前記と同一意味)
から選択される。
【0011】
この発明のさらなる目的は、式(III):
T’’−CFX’−O−Rf−CFX−COF (III)
(式中
T’’は−COClであり、
T’’’はF、C1〜C3ペルフルオロアルキル、COCl、HまたはClであり、
X、X’とRfは式(II)の定義と同一意味である)
の対応の前駆体を、不活性溶媒中、20〜150℃、好ましくは80〜120℃の温度で1〜50atm好ましくは1〜10atmの圧力下、支持された白金、好ましくは金属フッ化物に支持された白金で形成される触媒の存在下で水素ガスで還元することからなる式(II)の化合物の製法である。
【0012】
少なくとも1つの−COCl末端基を有する式(III)の化合物は、知られており、例えば、対応する−COFまたは−COOH末端基を有するPFPEを無機塩化物またはチオニルクロリドのようなクロル化剤と反応さすことにより作ることができる。
【0013】
好ましくは、この出願と同時出願のイタリア特許出願MI 2002A 001733と同MI 2002A 00174(ここに参照として導入)に記載の事項に従って作られ、その方法は、100℃以上の温度で、強い撹拌下に、大過剰の無機塩化物、CaCl2とPFPEアシルフルオライドとを固−液反応さすか、あるいはPFPEアシルフルオライドを加水分解して対応するカルボン酸とし、次いでこれを50〜100℃の温度で第3級アミンの存在下でSOCl2と処理し、対応するアシルクロリドとすることができる。
【0014】
式(II)のヒドロフルオロエーテル類は、少なくとも1つの−CHOまたは−CH(OH)O(CH2)tR末端基(式中、Tは0または1、RはC1〜C10アルキル基、HまたはRf)を有する対応するPFPEからも得ることができる。
その製法は、連続または不連続法で行うことができる。
【0015】
金属フッ化物は、CaF2、BaF2、MgF2とAlF3から選択するのが好ましく、CaF2がより好ましい。
【0016】
支持体上のPt濃度は、触媒全量に対し0.1〜10重量%の間、好ましくは1〜2重量%の間である。
【0017】
触媒の使用量は、式(III)の化合物の重量に対し、1〜100重量%の範囲、好ましくは10〜100重量%の範囲である。
【0018】
不活性溶媒は、例えば、ペルフルオロブチルテトラヒドロフラン、ペルフルオロプロピルテトラヒドロピランまたはそれらの混合物のような、線状もしくは環状のフッ化エーテルが挙げられる。
【0019】
この発明の少なくとも1つの−OCFX’CH3末端基(X’=FまたはCF3)を有するヒドロフルオロエーテル類は、冷媒、プリント回路の洗浄工程での溶剤、オゾン層に有害や高いGWP(大気汚染潜在物)となるCFC、HCFCやPFCの代替物として金属成分の蒸気相での脱脂に使用できる。
その他、上記のヒドロフルオロエーテル類は、非常に低沸点または非常に高い凍結点のため、ある場合に使用が制限されるHFCの代替物として広い範囲の利用温度での応用が見出される。
【0020】
【実施例】
次にこの発明を例証で非限定目的に実施例で説明する。
【0021】
実施例1
機械撹拌器、水素/窒素導入用のバブリング管とバブル−カウンターを有する凝集器とを備えた1000mlのフラスコに、CaF2上に支持したPt(Pt=1.5重量%)の36.7gとペルフルオロブチルテトラヒドロフランとペルフルオロプロピルテトラヒドロピランの1:1混合物(D100)の400mlを導入した。
サーモスタット付油浴で外部加熱し、溶媒を沸騰温度(100℃)にし、水素を20L/hの流量で大気圧で供給し、式(IV)
CF3O(CF2CF(CF3)O)n(CF2O)pC2COCl (IV)
(式中、n/p=25、nとpは数平均分子量が400であるような整数)
のペルフルオロポリエーテル(PFPE)の36.7gを滴下ロートで30分で供給した。
PFPE−COClの供給が終了してから、水素流中15分で反応を完結させた。
【0022】
次いで、窒素流中、室温に冷却し、粗反応物を濾過し、触媒を回収した。
化合物のNMR(19Fと1H)分析は、原料のPFPEアシルクロリドの100%の変換率と式(V)
CF3O(CF2CF(CF3)O)n(CF2O)pCF2CH3 (V)
のヒドロフルオロエーテル類の60モル%の収率を示した。
その上、NMR分析は、40モル%の量で式(VI)
CF3O(CF2CF(CF3)O)n(CF2O)pCF2CH2OH (VI)
のアルコール化合物の存在を示した。
【0023】
ヒドロフルオロエーテル類(V)をアルコール体(VI)から分離するには、粗反応物をシリカゲル上、溶離液としてD100を用いてクロマトグラフィーが行われた。溶離液から溶媒を留去すると18gの化合物が得られ、NMR(19Fと1H)分析で式(V)のヒドロフルオロエーテル類であることを示した。
【0024】
実施例2
実施例1に記載と同じ装置に、CaF2上に支持したPt(Pt=1.5%)の32.5gとD100の150mlを導入した。
式(VII):
Cl(CF2CF(CF3)O)nCF2COCl (VII)
(式中、n=3で数平均分子量が647)
のPFPEアシルクロリドの38.9gを供給し、実施例1に記載のように操作した。
化合物NMR(19Fと1H)分析で、原料のPFPE−アシルクロリドの100%の変換率と式(VIII):
Cl(CF2CF(CF3)O)nCF2CH3 (VIII)
のヒドロフルオロエーテル類の70モル%の収率を示した。
さらにNMR分析は、式(IX):
Cl(CF2CF(CF3)O)nCF2CH2OH (IX)
のアルコール化合物の30モル%に相当する量の存在を示した。
【0025】
ヒドロフルオロエーテル類をアルコール化合物から分離するため、粗反応物をシリカゲル上、溶離液としてD100を用いてクロマトグラフィーが行われた。溶離液から溶媒留去後に、23gの化合物を得、NMR(19Fと1H)での分析で、式(VIII)のヒドロフルオロエーテル類であることを示した。
毎回、前のテストと同じ触媒を用い、実施例2のアシルクロリドの38gを供給して同じ様式で実験を繰り返した。
10回の連続テストのサイクル後、反応変換率と選択率の変動はみられず、それ故、触媒の不活化がないことが明白である。
【0026】
実施例3
機械撹拌器、水素/窒素導入用のバブリング管、バブル−カウンターを有する凝集器を備えた100mlのフラスコに、C担持のPt(Pt=5%)の1gとD100の40mlを導入した。
実施例2のPFPE−アシルクロリドの3.54gを供給し、実施例1に記載のように操作した。
化合物のNMR(19Fと1H)分析は、原料のPFPEアシルクロリドの部分的変換(53モル%)と、変換化合物が、式(VIII)のヒドロフルオロエーテル類が64モル%である混合物であることを示した。
100への差は、式(X)
Cl(CF2CF(CF3)O)nCF2CO2H (X)
の酸で構成される。
【0027】
実施例4
実施例1に記載と同じ装置に、CaF2担持Pt(Pt=1.5%)の30.4gとD100の150mlを導入した。
式(XI):
ClOCCF2O(CF2CF2O)m(CF2O)pCF2COCl (XI)
(式中、m/p=1、mとpは数平均分子量が2,030であるような整数)
のPFPE−アシルクロリドの35.2gを供給し、実施例1で記載のように操作した。
【0028】
化合物のNMR(19Fと1H)分析により、原料のPFPE−アシルクロリドの100%の変換率と、平均として−CF2CH3末端基の60モル%、−CF2CH2OH末端基の32モル%と−CF2CO2H末端基の8モル%である反応混合物を得たことを示した。
混合物から、シリカ上クロマトグラフィーおよび溶媒留去後、
CH3CF2O(CF2CF2O)n(CF2O)mCF2CH3 (XII)、
のヒドロフルオロエーテル類の5.8g、
CH3CF2O(CF2CF2O)m(CF2O)mCF2CH2OH (XIII)、
のPFPEの12g、
HOCH2CF2O(CF2CF2O)m(CF2O)pCF2CH2OH (XIV)、
のPFPEアルコールの9.7gと
HO(O)CCF2O(CF2CF2O)m(CF2O)pCF2C(O)OH (XV)、
のPFPE酸の2.4gを得た。
【0029】
実施例5
実施例3と同じ装置に、CaF2担持Pt(Pt=1.5%)の3.26gとD100の40mlを導入した。
式(XVI):
H(O)CCF2O(CF2CF2O)m(CF2O)pCF2C(O)H (XVI)
(式中、m/p=1、mとpは数平均分子量が2000であるような整数)
のPFPEアルデヒドの3.21gを供給し、実施例1に記載のように操作した。
化合物のNMR(19Fと1H)分析は、原料PFPEアルデヒドの100%変換率で、平均として、−CF2CH3末端基の30モル%と−CF2CH2OH末端基の70モル%の反応混合物を得たことを示した。
【0030】
実施例6
実施例3と同じ装置に、CaF2担持Pt(Pt=1.5%)の2.9gとD100の40mlを導入した。
式(XVII):
(HO)2HCCF2O(CF2CF2O)m(CF2O)pCF2CH(OH)2 (XVII)
(式中、m/p=1、mとpは数平均分子量が2000であるような整数)
の水和PFPEアルデヒドの2.48gを供給し、実施例1の記載のように操作した。
化合物のNMR(19Fと1H)分析は、原料の水和PFPEアルデヒドの100%変換率で、平均で−CF2CH3末端基の14モル%と−CH2CH2OH末端基の86モル%である反応混合物を得たことを示した。
【0031】
実施例7(比較)
実施例3と同じ装置に、CaF2担持Pt(Pt=1.5%)の4gとD100の40mlを導入した。
式(IX):
Cl(CF2CF(CF3)O)nCF2CH2OH (IX)
(式中、n=3、数平均分子量604)
のPFPEアルコール4gを供給し、実施例1に記載のように操作した。
化合物のNMR(19Fと1H)は、反応が行われないことを示し、式(IX)のPFPEアルコールのみが存在した。
【0032】
実施例8(比較)
実施例3と同じ装置に、CaF2担持Pt(Pt=1.5%)の4gとD100の400mlを導入した。
式(XIV)
HOCH2CF2O(CF2CF2O)m(CF2O)pCF2CH2OH (XIV)
(式中、m/p=1、mとpは数平均分子量が2000であるような整数)
のPFPEアルコールの4gを導入し、実施例1に記載のように操作した。
化合物のNMR(19Fと1H)は、反応が行われないことを示し、PFPEアルコール(XIV)のみが存在した。
【0033】
実施例9(比較)
実施例3と同じ装置に、Ptブラックの60mgとD100の40mlを導入した。
実施例2の式(VII)のPFPEアシルクロリドの4gを導入し、実施例1に記載のように操作した。
化合物のNMR(19Fと1H)は、反応が行われないことを示し、PFPE−アシルクロリド(VII)のみが存在した。
【0034】
実施例10(比較)
磁気撹拌器、バブリング管、温度検出用の熱電対と圧力計とを備えた250mlのAISI316反応器を70℃で7時間、真空乾燥した。これをドライボックスに移行し、SbF5の47mgと式(XVIII):
FC(O)CF2O(CF2CF2O)m(CF2O)pCF2C(O)F (XVIII)
(式中、m/p=2.13、mとpは数平均分子量が1529であるような整数)
のPFPEアシルフルオリドの10gを供給した。
【0035】
反応器をドライボックスに再び入れ、−80℃に冷却した。反応器を減圧にした後に、CH3CF3ガスの1.82gを供給した。次いで、反応混合物を室温にし、次いで30℃に加温し、その温度で45分間放置した。反応器を再び−30℃に冷却し、20分後に、反応混合物に無水メタノールの8gを添加してクエンチした。反応混合物を室温にし、反応器から粗反応物を排出した。過剰のメタノールを減圧留去して、8.9gの化合物を得た。これのNMR(19Fと1H)分析で式(XIX):
CH3OC(O)CF2O(CF2CF2O)m(CF2O)pCF2C(O)OCH3 (XIX)
のPFPEエステル、すなわち原料のPFPEアシルフルオロイドとメチルアルコールと反応物のみを示した。
【0036】
実施例11(比較)
実施例10と同じ装置で同様に処理する。但し、酸触媒量は、SbF5の2.2gを供給して増量し、実施例10のPFPEアシルフルオライドの10.5gを供給した。
−80℃に冷却し、1.5barの残圧を認める。しかし、CH3CF3の1.82gを供給して実施例10に記載のように操作した。圧の上昇が観察された。低温でメタノールでクエンチした後、再び室温に戻した。ガスをサンプリングして、ガス−マスで分析した。低い数平均分子量(MW≦500)を有するPFPEアシルクロリド鎖の分解物の混合物で構成されていることを示した。
これらの何れも、−OCF2CH3末端基を有するヒドロフルオロエーテル類構造を示さない。
液状の反応物の塊は、式(XIX):
CH3OC(O)CF2O(CF2CF2O)m(CF2O)pCF2C(O)OCH3 (XIX)
(式中、m/p=5、mとpは数平均分子量が1,371であるような整数)
のPFPE−エステルの2.5gのみであった。
【0037】
【発明の効果】
本発明によれば、従来技術の不便さと制限のない方法でヒドロフルオロエーテル類を得ることができる。
Claims (7)
- 下記式(II):
T−CFX’−O−Rf−CFX−T’ (II)
[式中、
TはCH3であり、
XとX’は同一または異なりFとCF3から選択され、
T’はF、Cl、H、C1〜C3ペルフルオロアルキル、CH3、CH2OH、COCl、CHOまたはCO2Hであり、
Rfは
−C2〜C15ペルフルオロアルキレン、
−(C2F4O)m(CF2CF(CF3)O)n(CF2O)p(CF(CF3)O)q−
(式中、n+m+p+qの和は2〜200、(p+q)/(m+n+p+q)比は10:100より低いか等しく、好ましくは0.5:100〜4:100の間であり、n/m比は0.2〜6で好ましくは0.5〜3、m、n、pとqは互いに同一または異なり、mとnは1〜100の範囲、好ましくは1〜80の範囲のとき、pとqは0〜80の範囲、好ましくは0〜50の範囲であり、n、m、pとq指数を有する単位は、鎖に沿って統計的に分布している)、
−(CF2CF2CF2O)r− (式中、rは2〜200の範囲である)
−(CF(CF3)CF2O)s− (式中、sは2〜200の範囲である)
から選択される]
のヒドロフルオロエーテル類。 - Rfが、次の構造
−(CF2CF2O)m−(CF2O)p−、
−(CF2CF(CF3)O)n−(CF2O)p−(CF(CF3)O)q
(式中、記号は前記と同一意味)
から選択される請求項1によるヒドロフルオロエーテル類。 - 式(III):
T’’−CFX’−O−Rf−CFX−COF (III)
(式中
T’’は−COClであり、
T’’’はF、C1〜C3ペルフルオロアルキル、COCl、HまたはClであり、
X、X’とRfは請求項1の式(II)の定義と同一意味である)
の対応の前駆体を、不活性溶媒中、20〜150℃、好ましくは80〜120℃の温度で1〜50atm好ましくは1〜10atmの圧力下、支持された白金、好ましくは金属フッ化物に支持された白金で形成される触媒の存在下で水素ガスで還元することからなる請求項1の式(II)の化合物の製法。 - 金属フッ化物が、CaF2、BaF2、MgF2とAlF3からなる群から選択され、好ましくはCaF2である請求項3による方法。
- 支持体上のPt濃度が、触媒全量に対し0.1〜10重量%の間、好ましくは1〜2重量%の間である請求項3または4による方法。
- 触媒が、式(III)の化合物の重量に対し、1〜100重量%の範囲、好ましくは10〜100重量%の範囲の量で用いられる請求項3〜5のいずれか1つによる方法。
- 不活性溶媒が、ペルフルオロブチルテトラヒドロフラン、ペルフルオロプロピルテトラヒドロピランまたはその混合物から選択される請求項3〜6のいずれか1つによる方法。
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