JP2004066881A - 小型作業車のデフ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来、デフ装置を備えた管理機等の小型作業車において、機体旋回時には、デフロックレバーによりデフロック解除の操作を行い差動状態とした上で、ロータリー耕耘装置を地面から持ち上げて、左右の旋回を行っていたため、旋回するたびにデフロックレバーの操作が必要となり、煩雑なものとなっていた。
【解決手段】管理機1の左右車軸4の間に設けたデフ装置30を、フォーク軸43と振子50を取り付けた振子軸51とを連結部材45を介して連結し、該振子50の回動によって、前記フォーク軸43を移動させて、デフロックの作動と解除を行うように構成することにより、機体旋回時にロータリー耕耘装置10を持ち上げる操作と連動させたデフロックの解除を可能とした。
【選択図】 図3
【解決手段】管理機1の左右車軸4の間に設けたデフ装置30を、フォーク軸43と振子50を取り付けた振子軸51とを連結部材45を介して連結し、該振子50の回動によって、前記フォーク軸43を移動させて、デフロックの作動と解除を行うように構成することにより、機体旋回時にロータリー耕耘装置10を持ち上げる操作と連動させたデフロックの解除を可能とした。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、歩行型の管理機やモア等の小型作業車の旋回時に、デフロックを自動的に解除する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、管理機やモアやバインダーや収穫機等の左右一対の走行駆動軸(車軸)を有する歩行型の小型作業車において、ミッションケース内に差動装置(デフ装置)を設けた技術は公知となっており、このデフ装置を介して左右の両車輪を駆動し、機体の旋回時には、左右の車軸を差動し、スムーズに旋回できるようにしていた。また、デフケースの側部に車軸とデフケースとを連結・離脱するデフロック装置を配設した技術も公知となっている。このデフロック装置は、ハンドル近傍に取り付けたデフロックレバー等の操作によりデフカバーと車軸とを連結することで、デフ装置をロックすることができ、左右の車軸の回転数差をなくして一体的に駆動するように構成されている。そして、デフ装置をロックすることによって、作業時に畦等の障害物を乗り越える際の直進走行性を向上するようにしていたのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そして、直進走行時には、デフロック装置を作動させたデフロック状態とし、機体旋回時には、デフロックを解除した差動状態とすることが望ましく、従って、差動状態とデフロック状態との切り替え操作を旋回操作の前後において行う必要がある。
しかし、従来の構成では、機体旋回時に、デフロックレバー等の操作によりデフロックの解除を行い差動状態とした上で、作業機(管理機の場合ロータリー耕耘装置)を地面から持ち上げて、左右の旋回を行い、旋回後の直進時にはデフロック状態としていた。このため、旋回するたびにデフロックレバーの操作が必要となり、作業者にとってこの操作は煩雑なものとなり、また、旋回後にデフロック操作を忘れることもあった。特に、ロータリー耕耘装置を持ち上げる際にはハンドルを押し上げ(ハンドル下方にロータリー耕耘装置がある場合持ち上げ)なければならないため、作業者の手元での操作が増えることにより操作性を損なうこととなっていた。
そこで、本発明では、小型作業車においてロータリー耕耘装置を持ち上げる操作と連動させてデフロックの解除を可能とする機構を提案する。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
すなわち、請求項1においては、左右一対の走行駆動軸を有し、該走行軸の前または後に作業機を配置し、該左右走行駆動軸の間にデフ装置とデフロック装置を設けた小型作業車であって、ミッションケース内または近傍に振子を設け、該振子をデフロック装置の解除機構と連動連結したものである。
【0005】
請求項2においては、前記デフロック装置の作動と解除操作を行うデフロック操作軸と振子を取り付けた振子軸とを連結部材を介して連結し、該振子の回動によって、前記デフロック操作軸を移動させて、デフロックの作動と解除を行うものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を、添付の図面を用いて説明する。図1は本発明を採用した管理機の全体側面図、図2はミッションケースと振子を示す図、図3はデフ装置を示す図、図4は機体旋回前と旋回中とにおけるミッションケースの傾きを表す図、図5は同じく傾斜センサーの様子を表す図、図6は別実施例を示す図である。
【0007】
まず、本発明の一実施例を採用した管理機1の全体構成について概説する。
図1に示すように、小型作業車としての管理機1は、機体前下部に作業機としてロータリー耕耘装置10を配置し、後部に車軸4に軸支された左右一対の走行車輪15・15を配設している。前記ロータリー耕耘装置10の耕耘軸2と車軸4とはミッションケース5の側部から突出しており、該ミッションケース5上部には駆動源であるエンジン3を載置している。なお、作業機は種類や本機の構造等に合わせて、車軸の前または後に装着される。
【0008】
エンジン3の出力軸6に嵌装された出力プーリ21とミッションケース5より突出した入力軸22上に固設した入力プーリ23との間には、ベルト24が巻回され、エンジン3からの動力をミッションケース5に伝達する。この動力の断接は、テンションプーリ18が備えたベルトテンション式の主クラッチにて行っており、これらは伝動ケース11に被装されている。該主クラッチの操作はハンドル9に支持されたデッドマンレバー19により行う。そして、ミッションケース5を介して車軸4と耕耘軸2にそれぞれ動力が伝動され、走行車輪15とロータリー耕耘装置10を駆動できるようにしている。
【0009】
また、マフラー12がエンジン3とともにエンジンカバー14で被装され、該エンジンカバー14の後方に燃料タンク13が配設されている。該燃料タンク13はミッションケース5後部上に取り付けられた連結部材16上に固定される。
該連結部材16は後上方に傾斜状に突設され、その後端部にループ状のハンドル9が連結固定されており、該ハンドル9は後上方に向けて延設され、その後部には主クラッチレバーであるデッドマンレバー19、デフロック装置40の入・切を操作するデフロックレバー41等が取り付けられている。
前記ロータリー耕耘装置10の耕耘軸2上にはロータリー爪8・8・・・が植設されており、ロータリー耕耘装置10前部にはゲージ輪17が上下位置調整可能に装着されており、耕深を変更可能としている。
【0010】
図2に示すように、ミッションケース5は側面視略逆「凹」字状に形成され、後上部に前記入力軸22が、後下部に車軸4が、前下部に耕耘軸2がそれぞれ左右水平方向に軸支されている。また、ミッションケース5は、左右半割りに形成され、左右のケースの適宜箇所をボルト等で螺合して密閉する構成としている。
そして、ミッションケース5後部は左右幅を広げ、内部の空間を広げて後ケース部5aを形成し、複数の伝達軸を軸支し、該後ケース部5aより前下方は幅を狭くしてチェーン等の動力伝達手段を収納する前ケース部5bとしている。この前ケース部5bの幅を狭くすることによって、耕耘軸2上に植設したロータリー爪8で未耕耘部分ができないようにしている。
【0011】
図2を用いて、ミッションケース5内の動力の伝達について説明する。前記後ケース部5a内には上側より順に入力軸22、減速軸20、走行伝達軸26、車軸4を平行に軸支している。また、前記減速軸20の前下方の後ケース部5aの上下中途部に耕耘伝達軸25を軸支している。そして、耕耘軸2が前ケース部5bの前下部に軸支されている。
前記それぞれの軸には、ギヤもしくはスプロケットが嵌合されており、エンジン3から入力軸22へ伝動される動力を、さらに耕耘軸2と車軸4とへ伝達可能としている。入力軸22から耕耘軸2までの動力の伝達は、入力軸22→減速軸20→耕耘伝達軸25→耕耘軸2のように行われる。入力軸22から車軸4へは、入力軸22→減速軸20→走行伝達軸26→車軸4のように伝達される。なお、減速軸20における動力伝達の切り換えは、作動レバーを操作することでシフターフォークと嵌合された摺動ギヤを摺動させることにより行っている。
【0012】
次に、ミッションケース5の後ケース部5aの後下部に備えるデフ装置30について説明する。このデフ装置30を介して左右の走行車輪15・15を駆動し、機体の旋回時には、左右の車軸4を差動し、スムーズに旋回できるようにしている。
図3に示すように、車軸4の左右中間部、左車軸4と右車軸4との間にデフ装置30が配設されている。パイプ状のデフケース32には、デフピニオンギヤ37・37および左右デフサイドギヤ34・35が内設されている。デフピニオンギヤ37・37はデフピニオン軸36に回転自在に遊嵌されており、左右車軸4・4の内端部に嵌装された左右のデフサイドギヤ34・35と噛合する。また、前記スプロケット38はデフケース32に固設され、一体的に回転する。前記走行伝達軸26上にもスプロケットが嵌装されており、チェーン39を介して、スプロケット38への動力伝達を可能としている。
【0013】
また、デフロック装置40の構成を以下のようにしている。左右一側の車軸(本実施例では右車軸)4上にデフロックスライダ42を摺動可能にスプライン嵌合している。該デフロックスライダ42は、デフロック操作軸となるフォーク軸43に固設されたデフロックフォーク44が嵌合され、フォーク軸43による操作でもって左右に摺動させ、前記スプロケット38の軸心側に設けた歯部38aに接断可能としている。このフォーク軸43は前記デフロックレバー41と連結されて、その操作によって行い、ワイヤー、フォーク軸43およびデフロックフォーク44を介して、デフロックスライダ42をスプロケット38の歯部38aに連結・離脱させる。
前記デフケース32に固定されるスプロケット38は、車軸4上に遊嵌されるカラー46の外周に回転自在に嵌合されている。そして、スプロケット38のカラー46嵌合部より外側に前記デフロックスライダ42と係合する歯部38aを形成して、該歯部38aにてデフロックスライダ42との連結・離脱を行って、デフロックを入・切する構成としている。
【0014】
次に、デフロック自動解除機構について、図3、図4、図5を用いて説明する。
前記フォーク軸43は、連結部材45を介して振子軸51と連結されている。
該振子軸51は、連結部材45を取り付ける摺動部分51aと振子50を取り付ける回動部分51bとからなり、左右中途部において分割されて同軸上に配置されている。
フォーク軸43と振子軸51はミッションケース5に平行に支持され、フォーク軸43と摺動部分51aは左右方向に摺動自在に支持され、該摺動部分51a上にはキー48が嵌合されてミッションケース5に対して摺動可能であるが相対回転不能に挿入されている。前記フォーク軸43と摺動部分51aは連結部材45を介して連結されてともに摺動し、摺動部分51aの一端(右端)を摺動自在に挿入するミッションケース5の凹部49内にはバネ47が収納され、該摺動部分51aの左端には、側面視略V字状の切欠部51cが設けられている(図5)。回動部分51bの右端には、前記切欠部51cと同形状の突起部51dが突設されている(図5)。また、回動部分51bの中途部はミッションケース5に対して回動自在であるが、止め輪等によって軸方向に摺動不能に支持され、他端(左端)の回動部分51bには振子50が固定されている。そして、前述したデフロック状態では、摺動部分51aと回動部分51bとは、切欠部51cと突起部51dとにおいて係合するように前記バネ47にて付勢している。
前記振子50は、下部のウエイト部50aと連結棒50bとからなっており、前後方向に回動可能であり、ウエイト部50aの重みにより振子50全体が側面視において常に下方を向くように取り付けられている。この際、回動軸としての前記振子軸の回動部分51bとともに回動する。そして、この回動部分51bの回動によって、摺動部分51aが右方へ移動する(図5)。
【0015】
機体の旋回時には、畝を崩さないようにしたり、耕耘爪を土中から出したりするためにロータリー耕耘装置10を地面から持ち上げる必要があり、ハンドル9を押し下げるようにして機体全体を車軸4を中心として前後方向に回動させる(図4)。このとき、前記振子50は下向きを維持したままである。すなわち、振子50はミッションケース5から見ると機体の回動方向と逆向きに回動する。そして、この振子50の回動とともに振子軸の回動部分51bも回動する。振子軸の回動部分51bは回動可能に取り付けられているが、摺動部分51aは回動不能である。このため、回動部分51bの回動により突起部51dと切欠部51cとの係合している角度がずれることで、両者の係合が徐々に解除され、摺動部分51aは右方へ移動する(図5)。同時に、摺動部分51aと連結部材45を介して接続しているフォーク軸43、該フォーク軸43に取り付けられているデフロックフォーク44も右方へ摺動する。
そして、振子50の回動(傾斜)角度が所定角度に達して、摺動部分51aが距離L1だけ、右方へ移動し、デフロックフォーク44も距離L1だけ摺動したとき、前記デフロックスライダ42とスプロケット38との係合が解除され、これにより、デフロックが解除された差動状態となる。
【0016】
このように、機体の旋回時においては、デフロック状態を解除する必要があるが、ロータリー耕耘装置10を持ち上げる操作と連動させて、デフロック解除を行うこととしている。つまり、振子50は機体の傾斜角度を検知するセンサーとして働き、これにより、旋回のたびにデフロックレバーの操作等を行うことなく、デフロックを解除して、差動状態とすることができ、機体旋回時の操作の煩雑さを解消できる。
そして、機体の旋回が完了してロータリー耕耘装置10を降ろすと、振子50の回動により、デフロックスライダ42とスプロケット38とが係合したデフロック状態に戻る。
なお、振子50を、振子軸51等を設けることなく直接フォーク軸43に取り付ける構成としてもよく、ミッションケース5の外側に取り付ける構成としてもよい。
また、ロータリー耕耘装置10を走行車輪15の後方に配置する構成の管理機においても適用可能である。この場合、機体旋回時にロータリー耕耘装置10を持ち上げるには、ハンドル9を持ち上げる必要があり、この操作と連動させて、デフロック解除を行うこととなる。
なお、振子50をセンサーとし、フォーク軸43をモータやシリンダ等のアクチュエータで摺動するように構成し、前記振子軸51の角度をセンサーにより検知して、該センサーとアクチュエータを接続することで、所定角度以上ロータリー耕耘装置10を持ち上げると、デフロック解除を行うように構成することもできる。
【0017】
次に、本発明の別実施例について、図6を用いて説明する。
前述したように機体の旋回をロータリー耕耘装置10の持ち上げた状態で行い、この際、ハンドル9を下方へ押し下げる。本実施例では、ハンドル9に連設される連結部材16下部に回動軸53を設けて、該回動軸53を中心として、ハンドル9と連結部材16とがハンドル9の押し下げ方向に若干の角度だけ一体的に回動できるようにしている。
連結部材16下部の前面にバネ54の一端が連結されており、その他端がミッションケース5の内壁等に取り付けられている。該バネ54により連結部材16は、その回動方向と逆の方向(前方)へ向けて付勢されている。
【0018】
ハンドル9を押し下げたとき、ハンドル9と連結部材16の回動によってバネ54が伸びる。このバネ54の伸びが所定の長さL2に達すると、デフロックスライダ42とスプロケット38との係合を解除するようにフォーク軸43を摺動させるようにする。例えば、連結部材16の先端にアーム56を突出し、該アーム56にワイヤー57の一端を連結し、該ワイヤー57の他端を前記フォーク軸43と連結する。こうして、旋回時にハンドル9を下げるとワイヤー57が引っ張られてフォーク軸43を摺動して、管理機1はデフロックが解除された差動状態となる。逆に、ハンドル9を上げるとフォーク軸43が戻されてデフロック状態となる。
但し、連結部材16下部の前方には、係止ピン等によるストッパー55を設けており、該ストッパー55は作業機レバーと連動連結され、作業機レバーがニュートラル位置ではストッパー55が突出して、ハンドル9は下方へ回動することができず、作業機レバーを「入」またはニュートラル以外の位置に操作すると、ストッパー55を退避させてハンドル9を押し下げることを可能とし、この押し下げによりデフロックを解除する。これにより、旋回のたびにデフロックレバーの操作等を行うことなく、デフロックを解除して、差動状態とすることができ、機体旋回時の操作の煩雑さを解消できる。
【0019】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成したので、以下に示すような効果を奏する。
すなわち、請求項1に示す如く、左右一対の走行駆動軸を有し、該走行軸の前または後に作業機を配置し、該左右走行駆動軸の間にデフ装置とデフロック装置を設けた小型作業車であって、ミッションケース内または近傍に振子を設け、該振子をデフロック装置の解除機構と連動連結したので、小型作業車の旋回時に、デフロックレバーの操作等を行うことなく、作業機を持ち上げる操作と連動させて、デフロック解除を行うことができ、機体旋回時における操作の煩雑さを解消できる。
【0020】
請求項2に示す如く、前記デフロック装置の作動と解除操作を行うデフロック操作軸と振子を取り付けた振子軸とを連結部材を介して連結し、該振子の回動によって、前記デフロック操作軸を移動させて、デフロックの作動と解除を行うので、小型作業車の旋回時に、デフロックレバーの操作等を行うことなく、作業機を持ち上げる操作と連動させて、デフロックの解除を行うことができる。そして、機体旋回時における操作の煩雑さを解消し、操作性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を採用した管理機の全体側面図。
【図2】ミッションケースと振子を示す図。
【図3】デフ装置を示す図。
【図4】機体旋回前と旋回中とにおけるミッションケースの傾きを表す図。
【図5】同じく傾斜センサーの様子を表す図。
【図6】別実施例を示す図。
【符号の説明】
1 管理機
4 車軸
5 ミッションケース
30 デフ装置
40 デフロック装置
43 フォーク軸
44 デフロックフォーク
45 連結部材
50 振子
51 振子軸
【発明の属する技術分野】
本発明は、歩行型の管理機やモア等の小型作業車の旋回時に、デフロックを自動的に解除する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、管理機やモアやバインダーや収穫機等の左右一対の走行駆動軸(車軸)を有する歩行型の小型作業車において、ミッションケース内に差動装置(デフ装置)を設けた技術は公知となっており、このデフ装置を介して左右の両車輪を駆動し、機体の旋回時には、左右の車軸を差動し、スムーズに旋回できるようにしていた。また、デフケースの側部に車軸とデフケースとを連結・離脱するデフロック装置を配設した技術も公知となっている。このデフロック装置は、ハンドル近傍に取り付けたデフロックレバー等の操作によりデフカバーと車軸とを連結することで、デフ装置をロックすることができ、左右の車軸の回転数差をなくして一体的に駆動するように構成されている。そして、デフ装置をロックすることによって、作業時に畦等の障害物を乗り越える際の直進走行性を向上するようにしていたのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そして、直進走行時には、デフロック装置を作動させたデフロック状態とし、機体旋回時には、デフロックを解除した差動状態とすることが望ましく、従って、差動状態とデフロック状態との切り替え操作を旋回操作の前後において行う必要がある。
しかし、従来の構成では、機体旋回時に、デフロックレバー等の操作によりデフロックの解除を行い差動状態とした上で、作業機(管理機の場合ロータリー耕耘装置)を地面から持ち上げて、左右の旋回を行い、旋回後の直進時にはデフロック状態としていた。このため、旋回するたびにデフロックレバーの操作が必要となり、作業者にとってこの操作は煩雑なものとなり、また、旋回後にデフロック操作を忘れることもあった。特に、ロータリー耕耘装置を持ち上げる際にはハンドルを押し上げ(ハンドル下方にロータリー耕耘装置がある場合持ち上げ)なければならないため、作業者の手元での操作が増えることにより操作性を損なうこととなっていた。
そこで、本発明では、小型作業車においてロータリー耕耘装置を持ち上げる操作と連動させてデフロックの解除を可能とする機構を提案する。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
すなわち、請求項1においては、左右一対の走行駆動軸を有し、該走行軸の前または後に作業機を配置し、該左右走行駆動軸の間にデフ装置とデフロック装置を設けた小型作業車であって、ミッションケース内または近傍に振子を設け、該振子をデフロック装置の解除機構と連動連結したものである。
【0005】
請求項2においては、前記デフロック装置の作動と解除操作を行うデフロック操作軸と振子を取り付けた振子軸とを連結部材を介して連結し、該振子の回動によって、前記デフロック操作軸を移動させて、デフロックの作動と解除を行うものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を、添付の図面を用いて説明する。図1は本発明を採用した管理機の全体側面図、図2はミッションケースと振子を示す図、図3はデフ装置を示す図、図4は機体旋回前と旋回中とにおけるミッションケースの傾きを表す図、図5は同じく傾斜センサーの様子を表す図、図6は別実施例を示す図である。
【0007】
まず、本発明の一実施例を採用した管理機1の全体構成について概説する。
図1に示すように、小型作業車としての管理機1は、機体前下部に作業機としてロータリー耕耘装置10を配置し、後部に車軸4に軸支された左右一対の走行車輪15・15を配設している。前記ロータリー耕耘装置10の耕耘軸2と車軸4とはミッションケース5の側部から突出しており、該ミッションケース5上部には駆動源であるエンジン3を載置している。なお、作業機は種類や本機の構造等に合わせて、車軸の前または後に装着される。
【0008】
エンジン3の出力軸6に嵌装された出力プーリ21とミッションケース5より突出した入力軸22上に固設した入力プーリ23との間には、ベルト24が巻回され、エンジン3からの動力をミッションケース5に伝達する。この動力の断接は、テンションプーリ18が備えたベルトテンション式の主クラッチにて行っており、これらは伝動ケース11に被装されている。該主クラッチの操作はハンドル9に支持されたデッドマンレバー19により行う。そして、ミッションケース5を介して車軸4と耕耘軸2にそれぞれ動力が伝動され、走行車輪15とロータリー耕耘装置10を駆動できるようにしている。
【0009】
また、マフラー12がエンジン3とともにエンジンカバー14で被装され、該エンジンカバー14の後方に燃料タンク13が配設されている。該燃料タンク13はミッションケース5後部上に取り付けられた連結部材16上に固定される。
該連結部材16は後上方に傾斜状に突設され、その後端部にループ状のハンドル9が連結固定されており、該ハンドル9は後上方に向けて延設され、その後部には主クラッチレバーであるデッドマンレバー19、デフロック装置40の入・切を操作するデフロックレバー41等が取り付けられている。
前記ロータリー耕耘装置10の耕耘軸2上にはロータリー爪8・8・・・が植設されており、ロータリー耕耘装置10前部にはゲージ輪17が上下位置調整可能に装着されており、耕深を変更可能としている。
【0010】
図2に示すように、ミッションケース5は側面視略逆「凹」字状に形成され、後上部に前記入力軸22が、後下部に車軸4が、前下部に耕耘軸2がそれぞれ左右水平方向に軸支されている。また、ミッションケース5は、左右半割りに形成され、左右のケースの適宜箇所をボルト等で螺合して密閉する構成としている。
そして、ミッションケース5後部は左右幅を広げ、内部の空間を広げて後ケース部5aを形成し、複数の伝達軸を軸支し、該後ケース部5aより前下方は幅を狭くしてチェーン等の動力伝達手段を収納する前ケース部5bとしている。この前ケース部5bの幅を狭くすることによって、耕耘軸2上に植設したロータリー爪8で未耕耘部分ができないようにしている。
【0011】
図2を用いて、ミッションケース5内の動力の伝達について説明する。前記後ケース部5a内には上側より順に入力軸22、減速軸20、走行伝達軸26、車軸4を平行に軸支している。また、前記減速軸20の前下方の後ケース部5aの上下中途部に耕耘伝達軸25を軸支している。そして、耕耘軸2が前ケース部5bの前下部に軸支されている。
前記それぞれの軸には、ギヤもしくはスプロケットが嵌合されており、エンジン3から入力軸22へ伝動される動力を、さらに耕耘軸2と車軸4とへ伝達可能としている。入力軸22から耕耘軸2までの動力の伝達は、入力軸22→減速軸20→耕耘伝達軸25→耕耘軸2のように行われる。入力軸22から車軸4へは、入力軸22→減速軸20→走行伝達軸26→車軸4のように伝達される。なお、減速軸20における動力伝達の切り換えは、作動レバーを操作することでシフターフォークと嵌合された摺動ギヤを摺動させることにより行っている。
【0012】
次に、ミッションケース5の後ケース部5aの後下部に備えるデフ装置30について説明する。このデフ装置30を介して左右の走行車輪15・15を駆動し、機体の旋回時には、左右の車軸4を差動し、スムーズに旋回できるようにしている。
図3に示すように、車軸4の左右中間部、左車軸4と右車軸4との間にデフ装置30が配設されている。パイプ状のデフケース32には、デフピニオンギヤ37・37および左右デフサイドギヤ34・35が内設されている。デフピニオンギヤ37・37はデフピニオン軸36に回転自在に遊嵌されており、左右車軸4・4の内端部に嵌装された左右のデフサイドギヤ34・35と噛合する。また、前記スプロケット38はデフケース32に固設され、一体的に回転する。前記走行伝達軸26上にもスプロケットが嵌装されており、チェーン39を介して、スプロケット38への動力伝達を可能としている。
【0013】
また、デフロック装置40の構成を以下のようにしている。左右一側の車軸(本実施例では右車軸)4上にデフロックスライダ42を摺動可能にスプライン嵌合している。該デフロックスライダ42は、デフロック操作軸となるフォーク軸43に固設されたデフロックフォーク44が嵌合され、フォーク軸43による操作でもって左右に摺動させ、前記スプロケット38の軸心側に設けた歯部38aに接断可能としている。このフォーク軸43は前記デフロックレバー41と連結されて、その操作によって行い、ワイヤー、フォーク軸43およびデフロックフォーク44を介して、デフロックスライダ42をスプロケット38の歯部38aに連結・離脱させる。
前記デフケース32に固定されるスプロケット38は、車軸4上に遊嵌されるカラー46の外周に回転自在に嵌合されている。そして、スプロケット38のカラー46嵌合部より外側に前記デフロックスライダ42と係合する歯部38aを形成して、該歯部38aにてデフロックスライダ42との連結・離脱を行って、デフロックを入・切する構成としている。
【0014】
次に、デフロック自動解除機構について、図3、図4、図5を用いて説明する。
前記フォーク軸43は、連結部材45を介して振子軸51と連結されている。
該振子軸51は、連結部材45を取り付ける摺動部分51aと振子50を取り付ける回動部分51bとからなり、左右中途部において分割されて同軸上に配置されている。
フォーク軸43と振子軸51はミッションケース5に平行に支持され、フォーク軸43と摺動部分51aは左右方向に摺動自在に支持され、該摺動部分51a上にはキー48が嵌合されてミッションケース5に対して摺動可能であるが相対回転不能に挿入されている。前記フォーク軸43と摺動部分51aは連結部材45を介して連結されてともに摺動し、摺動部分51aの一端(右端)を摺動自在に挿入するミッションケース5の凹部49内にはバネ47が収納され、該摺動部分51aの左端には、側面視略V字状の切欠部51cが設けられている(図5)。回動部分51bの右端には、前記切欠部51cと同形状の突起部51dが突設されている(図5)。また、回動部分51bの中途部はミッションケース5に対して回動自在であるが、止め輪等によって軸方向に摺動不能に支持され、他端(左端)の回動部分51bには振子50が固定されている。そして、前述したデフロック状態では、摺動部分51aと回動部分51bとは、切欠部51cと突起部51dとにおいて係合するように前記バネ47にて付勢している。
前記振子50は、下部のウエイト部50aと連結棒50bとからなっており、前後方向に回動可能であり、ウエイト部50aの重みにより振子50全体が側面視において常に下方を向くように取り付けられている。この際、回動軸としての前記振子軸の回動部分51bとともに回動する。そして、この回動部分51bの回動によって、摺動部分51aが右方へ移動する(図5)。
【0015】
機体の旋回時には、畝を崩さないようにしたり、耕耘爪を土中から出したりするためにロータリー耕耘装置10を地面から持ち上げる必要があり、ハンドル9を押し下げるようにして機体全体を車軸4を中心として前後方向に回動させる(図4)。このとき、前記振子50は下向きを維持したままである。すなわち、振子50はミッションケース5から見ると機体の回動方向と逆向きに回動する。そして、この振子50の回動とともに振子軸の回動部分51bも回動する。振子軸の回動部分51bは回動可能に取り付けられているが、摺動部分51aは回動不能である。このため、回動部分51bの回動により突起部51dと切欠部51cとの係合している角度がずれることで、両者の係合が徐々に解除され、摺動部分51aは右方へ移動する(図5)。同時に、摺動部分51aと連結部材45を介して接続しているフォーク軸43、該フォーク軸43に取り付けられているデフロックフォーク44も右方へ摺動する。
そして、振子50の回動(傾斜)角度が所定角度に達して、摺動部分51aが距離L1だけ、右方へ移動し、デフロックフォーク44も距離L1だけ摺動したとき、前記デフロックスライダ42とスプロケット38との係合が解除され、これにより、デフロックが解除された差動状態となる。
【0016】
このように、機体の旋回時においては、デフロック状態を解除する必要があるが、ロータリー耕耘装置10を持ち上げる操作と連動させて、デフロック解除を行うこととしている。つまり、振子50は機体の傾斜角度を検知するセンサーとして働き、これにより、旋回のたびにデフロックレバーの操作等を行うことなく、デフロックを解除して、差動状態とすることができ、機体旋回時の操作の煩雑さを解消できる。
そして、機体の旋回が完了してロータリー耕耘装置10を降ろすと、振子50の回動により、デフロックスライダ42とスプロケット38とが係合したデフロック状態に戻る。
なお、振子50を、振子軸51等を設けることなく直接フォーク軸43に取り付ける構成としてもよく、ミッションケース5の外側に取り付ける構成としてもよい。
また、ロータリー耕耘装置10を走行車輪15の後方に配置する構成の管理機においても適用可能である。この場合、機体旋回時にロータリー耕耘装置10を持ち上げるには、ハンドル9を持ち上げる必要があり、この操作と連動させて、デフロック解除を行うこととなる。
なお、振子50をセンサーとし、フォーク軸43をモータやシリンダ等のアクチュエータで摺動するように構成し、前記振子軸51の角度をセンサーにより検知して、該センサーとアクチュエータを接続することで、所定角度以上ロータリー耕耘装置10を持ち上げると、デフロック解除を行うように構成することもできる。
【0017】
次に、本発明の別実施例について、図6を用いて説明する。
前述したように機体の旋回をロータリー耕耘装置10の持ち上げた状態で行い、この際、ハンドル9を下方へ押し下げる。本実施例では、ハンドル9に連設される連結部材16下部に回動軸53を設けて、該回動軸53を中心として、ハンドル9と連結部材16とがハンドル9の押し下げ方向に若干の角度だけ一体的に回動できるようにしている。
連結部材16下部の前面にバネ54の一端が連結されており、その他端がミッションケース5の内壁等に取り付けられている。該バネ54により連結部材16は、その回動方向と逆の方向(前方)へ向けて付勢されている。
【0018】
ハンドル9を押し下げたとき、ハンドル9と連結部材16の回動によってバネ54が伸びる。このバネ54の伸びが所定の長さL2に達すると、デフロックスライダ42とスプロケット38との係合を解除するようにフォーク軸43を摺動させるようにする。例えば、連結部材16の先端にアーム56を突出し、該アーム56にワイヤー57の一端を連結し、該ワイヤー57の他端を前記フォーク軸43と連結する。こうして、旋回時にハンドル9を下げるとワイヤー57が引っ張られてフォーク軸43を摺動して、管理機1はデフロックが解除された差動状態となる。逆に、ハンドル9を上げるとフォーク軸43が戻されてデフロック状態となる。
但し、連結部材16下部の前方には、係止ピン等によるストッパー55を設けており、該ストッパー55は作業機レバーと連動連結され、作業機レバーがニュートラル位置ではストッパー55が突出して、ハンドル9は下方へ回動することができず、作業機レバーを「入」またはニュートラル以外の位置に操作すると、ストッパー55を退避させてハンドル9を押し下げることを可能とし、この押し下げによりデフロックを解除する。これにより、旋回のたびにデフロックレバーの操作等を行うことなく、デフロックを解除して、差動状態とすることができ、機体旋回時の操作の煩雑さを解消できる。
【0019】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成したので、以下に示すような効果を奏する。
すなわち、請求項1に示す如く、左右一対の走行駆動軸を有し、該走行軸の前または後に作業機を配置し、該左右走行駆動軸の間にデフ装置とデフロック装置を設けた小型作業車であって、ミッションケース内または近傍に振子を設け、該振子をデフロック装置の解除機構と連動連結したので、小型作業車の旋回時に、デフロックレバーの操作等を行うことなく、作業機を持ち上げる操作と連動させて、デフロック解除を行うことができ、機体旋回時における操作の煩雑さを解消できる。
【0020】
請求項2に示す如く、前記デフロック装置の作動と解除操作を行うデフロック操作軸と振子を取り付けた振子軸とを連結部材を介して連結し、該振子の回動によって、前記デフロック操作軸を移動させて、デフロックの作動と解除を行うので、小型作業車の旋回時に、デフロックレバーの操作等を行うことなく、作業機を持ち上げる操作と連動させて、デフロックの解除を行うことができる。そして、機体旋回時における操作の煩雑さを解消し、操作性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を採用した管理機の全体側面図。
【図2】ミッションケースと振子を示す図。
【図3】デフ装置を示す図。
【図4】機体旋回前と旋回中とにおけるミッションケースの傾きを表す図。
【図5】同じく傾斜センサーの様子を表す図。
【図6】別実施例を示す図。
【符号の説明】
1 管理機
4 車軸
5 ミッションケース
30 デフ装置
40 デフロック装置
43 フォーク軸
44 デフロックフォーク
45 連結部材
50 振子
51 振子軸
Claims (2)
- 左右一対の走行駆動軸を有し、該走行軸の前または後に作業機を配置し、該左右走行駆動軸の間にデフ装置とデフロック装置を設けた小型作業車であって、ミッションケース内または近傍に振子を設け、該振子をデフロック装置の解除機構と連動連結したことを特徴とする小型作業車のデフ装置。
- 前記デフロック装置の作動と解除操作を行うデフロック操作軸と振子を取り付けた振子軸とを連結部材を介して連結し、該振子の回動によって、前記デフロック操作軸を移動させて、デフロックの作動と解除を行うことを特徴とする請求項1記載の小型作業車のデフ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002225922A JP2004066881A (ja) | 2002-08-02 | 2002-08-02 | 小型作業車のデフ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002225922A JP2004066881A (ja) | 2002-08-02 | 2002-08-02 | 小型作業車のデフ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004066881A true JP2004066881A (ja) | 2004-03-04 |
Family
ID=32013420
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002225922A Pending JP2004066881A (ja) | 2002-08-02 | 2002-08-02 | 小型作業車のデフ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004066881A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108506454A (zh) * | 2018-07-05 | 2018-09-07 | 烟台成峰机械科技有限公司 | 一种安装在田园管理机内部带有换向装置的小型差速器 |
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2002
- 2002-08-02 JP JP2002225922A patent/JP2004066881A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN108506454A (zh) * | 2018-07-05 | 2018-09-07 | 烟台成峰机械科技有限公司 | 一种安装在田园管理机内部带有换向装置的小型差速器 |
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